1: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:04:20.19 ID:NoJM9ofs0
ここは宇宙漫画要塞、ユメノス・フロンティア。

漫画家を目指している人達を日々育成している要塞である。

野崎(そしてこの俺、野崎アルトも晴れて漫画家デビューだ)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1525777459

引用元: 野崎「マクロスしよっ」 



2: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:05:10.65 ID:NoJM9ofs0
男「おい見ろあれ!!」

男「ユメノス・ラブハンターだ!!」

野崎「何……?」










御子柴「よおテメーら。 遊びに来てやったぜ」

女「キャー!! トップシンガーのシェリル・御子柴よーー!!///」

女「カッコいいー!!///」

御子柴「漫画家のアシスタントなんてやめて……俺のアシスタントになっちまえよ☆」

女「「きゃーーーーー!!!///」」

御子柴「……///」

野崎(なんだあいつは……?)

3: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:05:47.81 ID:NoJM9ofs0
御子柴「……つーわけで、誰かエア・アクロバットに参加したい奴はいねぇか?」

野崎「はい」

御子柴「なんだ野郎か……いいけど後悔するぜ」

御子柴「何もかもがお前に勝ってる俺を見て……自分に自信をなくしちまうからな☆」

野崎「アイドルの近くで頑張る女子の姿をネタにしたいからな。 俺も自ら参加して観察したい」

御子柴「勝手にしろ///」

4: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:07:21.35 ID:NoJM9ofs0
御子柴「♪~」

ファン「かっこいいーー!!///」

野崎「今日も大盛況だな」

ガン!!

佐倉「わっ!!」

野崎「あ、すいません」

佐倉「!!!///」ドキッ

野崎「……?」

佐倉「ス、スタッフの人ですか!?」

野崎「ええ、まぁ」

佐倉(かっこいい///)

野崎「すいません、では」

佐倉「あ!! ……」

佐倉(行っちゃった……)

5: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:07:50.70 ID:NoJM9ofs0
御子柴(今日も子羊ちゃん達は俺に惚れてるな)

ドゴオオオオン!!!

御子柴「!!!?」

タヌキ「グオオオ……」

野崎「あれは……巨大異星生命体タヌキ!!」

ファン「うわあーーーー!!!」

野崎「皆さん!! 安全な場所へ!!」

野崎「くそ……どうすれば……」

『俺に乗れ!!』

野崎「誰だ!!?」

バイオレンス可変戦闘機HR-100081『お前なら……俺を乗りこなせるはずだ!!』

野崎「ロボが喋った!!?」

6: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:08:16.88 ID:NoJM9ofs0
HR『行くぞ!!』

野崎「はい!!」

ドドドドド!!!

タヌキ「グオオ……」

野崎「なっ……全く効かない」

HR『歌だ!! 奴らの弱点は歌だ!!』

野崎「歌!? ……そうだ!!」

野崎「御子柴!! 歌ってくれ!!」

御子柴「怖えよお……」ガグガク

野崎「ダメだ……それどころじゃない」

HR『てめえが歌わなかったら……誰が歌うんだ!!』

佐倉「私が歌います!!」

野崎「君はさっきの!!?」

7: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:08:42.26 ID:NoJM9ofs0
佐倉「私の歌……届いて!! 銀河の果てまで!!」

佐倉(見ててね……さっきの人!!)

佐倉「♪~」

タヌキ「グオオ……」

野崎「タヌキが弱ってる!!」

HR『……やればできるじゃねえか!!』

佐倉「キラッ☆」

HR『今だ野崎!!』

野崎「はい!!」

ドドドドド!!!

野崎「全タヌキ撃破!!」

佐倉「やった!!」

8: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:09:11.76 ID:NoJM9ofs0
野崎「君のお陰で勝てた、ありがとう。 綺麗な歌声だったな」

佐倉「そ、そんな!! 私なんか……///」

御子柴「なんだよ……俺のは綺麗じゃねえのかよ」ムスー

野崎「お前の場合はかっこいいが合うな」

御子柴「ほ、本当か!!?///」パァァ

佐倉(二人の距離が近い……私のライバル!!)

9: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:09:46.33 ID:NoJM9ofs0
また別の日

男「また巨大異星生命体だ!!」

野崎「何!!?」

HR『あれは……タヌキじゃない!!』

ワカマツ「グオオ……」

野崎「あれは巨大異星生命体……ワカマツ!!」

佐倉「私達の歌で……」

御子柴「弱らせてやるぜ!!」

佐倉・御子柴「♪~」

ワカマツ「グオオ……」

野崎「効かない!!?」

佐倉「ど、どうして!!?」

10: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:10:26.27 ID:NoJM9ofs0
瀬尾「お前らああああああ!!!」

瀬尾「私の歌を聴けえええええ!!」

野崎「あれは……人気バンド、BASKET BOMBERのボーカル、瀬尾バサラ!!」

瀬尾「♪~」

ワカマツ「zzz……」バタッ

HR『今だ!!』

野崎「はい!!」

ドドドドド!!

佐倉「やったーー!!」

11: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:10:55.00 ID:NoJM9ofs0
鹿島「ワカマツでもダメか……」

御子柴「マネージャー!!」

鹿島「正直に話すね……私はこの事件の黒幕だよ」

御子柴「はぁ!!?」

鹿島「私の目的は……HR-100081を自分の物にする事!!」

野崎「そうか……だから俺のいるユメノス・フロンティアばかりにタヌキが……」

鹿島「100081に一番気に入られたいのは私なのに……君ばっかり乗ってずるい!!」

HR『お前……』

野崎(これは怒るな)

HR『お前……いいヒーローになれるぜ!!』

野崎「!!?」

12: ◆LYNKFR8PTk 2018/05/08(火) 20:11:23.52 ID:NoJM9ofs0
鹿島「本当ですか!!?」

HR『ああ!! こんな遠回りな事しなくても俺に直接言えばいいのによ!!』

HR『ほら、早く乗れ!! 行くぞ!!』

鹿島「わーい!!」

ゴオオオオ……

野崎「……」

野崎「次はロボと人間の純愛物にしよう」

こうして宇宙に平和が訪れた。

佐倉「みこりん……野崎くんは渡さないよ!!」

御子柴「いや、別に野崎狙ってねぇから」

終わり