2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:52:06.50 ID:aOJgpRrVO
インタビュアー「雑誌『月刊戦車道』ですけど、西住みほさん、逸見エリカさん、本日は取材の方よろしくお願いします」
みほ・エリカ「「よろしくお願いします」」
――今日は「第63回戦車道全国高校生大会」の優勝校、準優勝校の新隊長のお二人の仲についてですが
みほ「二人の仲、ですか?」
――スポーツ界ではよく、名門校同士の部長、キャプテン同士は顔なじみで仲もいいと聞きますが、お二人の仲はどうなんですか?
エリカ「ああ…そうですね、この子とは以前、同じ学校で一緒に戦車道を履修していましたけど、ホントに性格が合わなくて」
みほ「そうですね…逸見さんは私とは性格が正反対なんですよね」
エリカ「反りが合わないというか、見ててイライラすることも多いですし…ぶっちゃけ嫌いですね」
みほ「そうですね…あっ!」お茶コボシー
エリカ「すみませんおしぼり下さい」
エリカ「仲は悪いですね」
――なんだか見てる感じ仲良さそうですね
みほ「え、いや」
エリカ「仲…」
みほ・エリカ「「良くはないですよね(わよね)??」」
みほ・エリカ「「よろしくお願いします」」
――今日は「第63回戦車道全国高校生大会」の優勝校、準優勝校の新隊長のお二人の仲についてですが
みほ「二人の仲、ですか?」
――スポーツ界ではよく、名門校同士の部長、キャプテン同士は顔なじみで仲もいいと聞きますが、お二人の仲はどうなんですか?
エリカ「ああ…そうですね、この子とは以前、同じ学校で一緒に戦車道を履修していましたけど、ホントに性格が合わなくて」
みほ「そうですね…逸見さんは私とは性格が正反対なんですよね」
エリカ「反りが合わないというか、見ててイライラすることも多いですし…ぶっちゃけ嫌いですね」
みほ「そうですね…あっ!」お茶コボシー
エリカ「すみませんおしぼり下さい」
エリカ「仲は悪いですね」
――なんだか見てる感じ仲良さそうですね
みほ「え、いや」
エリカ「仲…」
みほ・エリカ「「良くはないですよね(わよね)??」」
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:53:05.07 ID:aOJgpRrVO
――では、お互いの趣味を教えてもらえますか?
エリカ「私は休日とかに、よくボクササイズとかしてますね」
みほ「趣味ですか。私はボコられグマのボコっていうキャラクターが好きで、そのぬいぐるみ集めとかDVDとか観てますね」
みほ「あ!この前ですね、家でボコの劇場版DVD観てたんですけど、逸見さん途中で寝ちゃってたんですよ!酷いですよね!」
――一緒に居たんですか?
エリカ「いやいや、一緒に居ましたけど私はボコになんて全く興味ないですからね!?もう!アナタがどうしてもって言うからただ横に居ただけじゃない!」
――そうですか
エリカ「私は休日とかに、よくボクササイズとかしてますね」
みほ「趣味ですか。私はボコられグマのボコっていうキャラクターが好きで、そのぬいぐるみ集めとかDVDとか観てますね」
みほ「あ!この前ですね、家でボコの劇場版DVD観てたんですけど、逸見さん途中で寝ちゃってたんですよ!酷いですよね!」
――一緒に居たんですか?
エリカ「いやいや、一緒に居ましたけど私はボコになんて全く興味ないですからね!?もう!アナタがどうしてもって言うからただ横に居ただけじゃない!」
――そうですか
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:53:39.06 ID:aOJgpRrVO
――お互い「仲が悪い」とか「嫌い」と言ってますが、具体的にどういったところが嫌いなんですか?
エリカ「この子は本当に時間にルーズなんですよ。この間も、ウチと大洗女子の学園艦の寄港場所が重なったから、一応会う約束してたんですよ」
エリカ「待ち合わせ場所に10時に集合だったんですけど、この子何時に来たと思います?11時ですよ!1時間も遅刻してきたんですよ!」
エリカ「まあプライベートだったから良かったんですけど」
――あれ?プライベートだったんですか!?戦車道とか関係無かったんですか?
みほ「その後逸見さん、ずっと機嫌悪くて…戦車道喫茶とか行っても機嫌直してくれなくて」
みほ「まあ、ハンバーグをあーんで食べさせたら機嫌直したから良かったんですけど」
――デートですか!?
エリカ「この子は本当に時間にルーズなんですよ。この間も、ウチと大洗女子の学園艦の寄港場所が重なったから、一応会う約束してたんですよ」
エリカ「待ち合わせ場所に10時に集合だったんですけど、この子何時に来たと思います?11時ですよ!1時間も遅刻してきたんですよ!」
エリカ「まあプライベートだったから良かったんですけど」
――あれ?プライベートだったんですか!?戦車道とか関係無かったんですか?
みほ「その後逸見さん、ずっと機嫌悪くて…戦車道喫茶とか行っても機嫌直してくれなくて」
みほ「まあ、ハンバーグをあーんで食べさせたら機嫌直したから良かったんですけど」
――デートですか!?
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:54:15.13 ID:aOJgpRrVO
――あー、西住さんは逸見さんのどういったところが嫌いなんですか?
みほ「逸見さんはですね、返信が遅いんですよ。練習試合の連絡とかしても返信が遅いので困るんですよね」
みほ「この間もすっごい返ってくるの遅かったんですよ、交換日記!」
――交換日記までしてるんですか!?
エリカ「いやいやいや、まあしてますけど最近はホント手抜きですよ?さっきのボコとかいうキャラクターの顔の部分をみほの顔にしたりして、手抜きですよ」
みほ「エリカさん、あれホント手抜きだから!」
エリカ「うっさいわよ」
――やっぱり仲いいですね~
みほ・エリカ「「いや、悪いですよ(わよ)!!」」
――またピッタリですね
みほ「逸見さんはですね、返信が遅いんですよ。練習試合の連絡とかしても返信が遅いので困るんですよね」
みほ「この間もすっごい返ってくるの遅かったんですよ、交換日記!」
――交換日記までしてるんですか!?
エリカ「いやいやいや、まあしてますけど最近はホント手抜きですよ?さっきのボコとかいうキャラクターの顔の部分をみほの顔にしたりして、手抜きですよ」
みほ「エリカさん、あれホント手抜きだから!」
エリカ「うっさいわよ」
――やっぱり仲いいですね~
みほ・エリカ「「いや、悪いですよ(わよ)!!」」
――またピッタリですね
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:55:37.63 ID:aOJgpRrVO
――じゃあ西住さんから今後の抱負を聞かせて下さい
みほ「抱負ですか、そうですね…私は戦車道から逃げて大洗に来ましたけど、そのおかげで友達もできて自分の戦車道を見付けることができましたし…まだ今後の抱負と言えるものはないですね」
みほ「強いて言うなら、隊長として、これから入ってくる新入生や初めて戦車道を始める人達に「大洗女子で戦車道をやってて良かった」って思えるような戦車道をできるようになりたいです」
エリカ「はああああああああああああ~~~~????」
エリカ「馬鹿じゃないのアンタ!」
みほ「へぇっ!?」
エリカ「「大洗女子で戦車道をやってて良かった」って思えるように?アンタそれ本気で言ってるの!?馬鹿じゃないのホント!」
みほ「…」
エリカ「みほの下でやる戦車道がやってて良くないわけないじゃない!馬鹿じゃないの!逆にそう思ってる奴連れてきなさいよ!ボコボコにしてあげるわ!」
みほ「うう…」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:56:22.70 ID:aOJgpRrVO
――え~…じゃあ逸見さんの抱負は?
エリカ「私はもちろん、黒森峰の王者としての復権です。全国大会2年連続の準優勝という辛酸をこれ以上舐めるわけには行きません。悲願の優s
みほ「はいいいいいいいいいいいい~~~~????」
みほ「馬鹿ですかエリカさん!」
エリカ「なっ!?」
みほ「何が王者の復権ですか?馬鹿じゃないですか!?」
みほ「そんな王者の風格なんか漂わせて言うセリフじゃないですよ!?」
――お互い認め合ってて、いい関係ですね
エリカ「私はもちろん、黒森峰の王者としての復権です。全国大会2年連続の準優勝という辛酸をこれ以上舐めるわけには行きません。悲願の優s
みほ「はいいいいいいいいいいいい~~~~????」
みほ「馬鹿ですかエリカさん!」
エリカ「なっ!?」
みほ「何が王者の復権ですか?馬鹿じゃないですか!?」
みほ「そんな王者の風格なんか漂わせて言うセリフじゃないですよ!?」
――お互い認め合ってて、いい関係ですね
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:57:18.91 ID:aOJgpRrVO
みほ「…す、すみません、ちょっとお手洗いに…」
エリカ「それくらい済ましときなさいよ、まったく……」
エリカ「…ん!うわ!ご、ゴキブリ!!」
――あ~いやいや逸見さん、ただのシミですよ。
エリカ「えっ、あっ、ホントだ……す、すみません、普通こんなの間違えませんよね…びっくりした~…」
――あれ?逸見さん、顔色悪くありません?
エリカ「いや実はですね、昨日牡蠣を食べに行きまして、それに当たったんですよ…だからお腹が痛くて」
――お二人で行ったんですか?
エリカ「え?そ、そんなわけないですよ~、全く…」
エリカ「…いやー、でもどうせ当たるんだったら牡蠣じゃなくて、宝くじとかの方が嬉しかったんですけどね、ハハ」
――……
エリカ「…」
――……
エリカ「…」
エリカ「それくらい済ましときなさいよ、まったく……」
エリカ「…ん!うわ!ご、ゴキブリ!!」
――あ~いやいや逸見さん、ただのシミですよ。
エリカ「えっ、あっ、ホントだ……す、すみません、普通こんなの間違えませんよね…びっくりした~…」
――あれ?逸見さん、顔色悪くありません?
エリカ「いや実はですね、昨日牡蠣を食べに行きまして、それに当たったんですよ…だからお腹が痛くて」
――お二人で行ったんですか?
エリカ「え?そ、そんなわけないですよ~、全く…」
エリカ「…いやー、でもどうせ当たるんだったら牡蠣じゃなくて、宝くじとかの方が嬉しかったんですけどね、ハハ」
――……
エリカ「…」
――……
エリカ「…」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:57:54.43 ID:aOJgpRrVO
みほ「ご、ごめんなさい、昨日食べた牡蠣に当たっちゃっt
エリカ「あっコラッ!」
――やっぱり一緒だったんですね。
エリカ「そ、そそんなわけないですよ、ねえみほ、一緒じゃなかったわよね?」
みほ「え、エリカさん何言って……!そ、そうです!一緒なわけ無いですよ!」
エリカ「ホントにもう、冗談じゃないですよ全く」
みほ「でもあれですね、どうせ当たるんだったら牡蠣じゃなくて宝くじとかの方が嬉しいんですけど」
エリカ「は、はは……」
――あ、あはは、そうですね。
みほ「……ん!?きゃ!ご、ゴキブリ!!」
エリカ「違う違う、それただのシミだから…」
みほ「えっ、あっ、ホントだ……」
――仲、良いんですね
みほ・エリカ「「だから良くないです(わよ)!!」」
エリカ「あっコラッ!」
――やっぱり一緒だったんですね。
エリカ「そ、そそんなわけないですよ、ねえみほ、一緒じゃなかったわよね?」
みほ「え、エリカさん何言って……!そ、そうです!一緒なわけ無いですよ!」
エリカ「ホントにもう、冗談じゃないですよ全く」
みほ「でもあれですね、どうせ当たるんだったら牡蠣じゃなくて宝くじとかの方が嬉しいんですけど」
エリカ「は、はは……」
――あ、あはは、そうですね。
みほ「……ん!?きゃ!ご、ゴキブリ!!」
エリカ「違う違う、それただのシミだから…」
みほ「えっ、あっ、ホントだ……」
――仲、良いんですね
みほ・エリカ「「だから良くないです(わよ)!!」」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:58:37.08 ID:aOJgpRrVO
エリカ「だって考えてみてくださいよ、高校生にもなってあのボコとかいうのにドハマリしてるんですよ!?お子ちゃまですよお子ちゃま!」
みほ「あ!そんなエリカさんだってワニワニばっかり言ってるじゃないですか!」
エリカ「一回だけじゃない!しかもアレは噛んだだけよ!」
みほ「あとは狂ったようにハンバーグハンバーグ!」
エリカ「そんなに言ってないわよ!このバカみほ!」
みほ「あ!バカって言った!このアホエリカ!」
みほ「あ!そんなエリカさんだってワニワニばっかり言ってるじゃないですか!」
エリカ「一回だけじゃない!しかもアレは噛んだだけよ!」
みほ「あとは狂ったようにハンバーグハンバーグ!」
エリカ「そんなに言ってないわよ!このバカみほ!」
みほ「あ!バカって言った!このアホエリカ!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 15:59:34.46 ID:aOJgpRrVO
みほ「…あー、もう怒った。そんな事言うんならもういいです、こっちにも手があります」
みほ「もう二度と私が着てた黒森峰のパンツァージャケット貸してあげない!返して!」
エリカ「…!!あ、ああいいわよ!もうみほの匂いも無くなってきてたし、返してあげるわよ!」
みほ「あと泊まりに来たって、二度とハンバーグ作ってあげない!」
エリカ「それは作りなさいよ!毎週土曜の楽しみ奪うんじゃないわよ!」
みほ「もう知りません!」
エリカ「…あーだったらいいわよ。じゃあ私も毎週持っていってる手作りマカロン、あれ今度から持ってくのやめるから」
みほ「なんで!?私もあれ毎週楽しみにしてるのに!」
エリカ「知らないわよ、飢え死にしなさい」
みほ「もう二度と私が着てた黒森峰のパンツァージャケット貸してあげない!返して!」
エリカ「…!!あ、ああいいわよ!もうみほの匂いも無くなってきてたし、返してあげるわよ!」
みほ「あと泊まりに来たって、二度とハンバーグ作ってあげない!」
エリカ「それは作りなさいよ!毎週土曜の楽しみ奪うんじゃないわよ!」
みほ「もう知りません!」
エリカ「…あーだったらいいわよ。じゃあ私も毎週持っていってる手作りマカロン、あれ今度から持ってくのやめるから」
みほ「なんで!?私もあれ毎週楽しみにしてるのに!」
エリカ「知らないわよ、飢え死にしなさい」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 16:00:05.43 ID:aOJgpRrVO
みほ「…ああわかりました、それだったらもう今年の冬はマフラー編んであげないから!」
エリカ「……編みなさいよぉ!!今年の冬どう乗り越えたらいいのよ!!」
エリカ「ああもういいわ。それだったら泊まりの時、もう布団の中で手握って寝てあげないから」
みほ「握ってよぉ!!アレ無しでどうやって心地良い眠りに付けばいいの!?」
エリカ「うっさいわね、不眠症になればいいのよ」
エリカ「……編みなさいよぉ!!今年の冬どう乗り越えたらいいのよ!!」
エリカ「ああもういいわ。それだったら泊まりの時、もう布団の中で手握って寝てあげないから」
みほ「握ってよぉ!!アレ無しでどうやって心地良い眠りに付けばいいの!?」
エリカ「うっさいわね、不眠症になればいいのよ」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 16:01:01.26 ID:aOJgpRrVO
みほ「むぅ~!!」ドン
エリカ「あっ!何すんのよ!!」ドン
みほ「なんですか!」ドン
エリカ「なによ!」ドン
エリカ「あーすみません取材中なのに、もう切れちゃいました」プチプチ(PJのボタン取る音)
みほ「受けて立ちます!」プチプチ
エリカ「来なさい!」バッ(ボコTシャツ着用)
みほ「望むところです!」バッ(ボコTシャツ着用)
――ペアルックで、本当仲いいんですねぇ…
みほ・エリカ「「だから、悪いです(わよ)!!」」
終わり
エリカ「あっ!何すんのよ!!」ドン
みほ「なんですか!」ドン
エリカ「なによ!」ドン
エリカ「あーすみません取材中なのに、もう切れちゃいました」プチプチ(PJのボタン取る音)
みほ「受けて立ちます!」プチプチ
エリカ「来なさい!」バッ(ボコTシャツ着用)
みほ「望むところです!」バッ(ボコTシャツ着用)
――ペアルックで、本当仲いいんですねぇ…
みほ・エリカ「「だから、悪いです(わよ)!!」」
終わり
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