1: 名無しさん@おーぷん 2018/05/14(月)12:56:16 ID:NJ0
引用元: ・佐藤心「心が叫びたがってるんだ」
アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 佐藤心 アクリルキーホルダー 1
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2: 名無しさん@おーぷん 2018/05/14(月)12:56:52 ID:NJ0
事務所
菜々「ありがとうございます! 本当に、ありがとうございますぅ~!」
心「あー、もうせっかくのお祝いなんだから泣いちゃダメですって☆」
菜々「は゛ぁ゛と゛ぢゃ~ん゛ん゛……!」
心「ちょっ、今のどうやって発音したんだ☆」
菜々「ナナ、ナナ……! ついについにここまで来たんですよおおぉぉぉぉ……!」
心「わかってますって☆」
心「ほら、ハンカチ貸してあげるんで涙拭いてください☆」
菜々「あ゛り゛が゛と゛う゛ぅぅぅ~……!」
心「菜々先輩」
菜々「うえぇぇ~……?」
心「第7回総選挙、1位おめでとうございます。シンデレラガール、本当におめでとうございます!」
菜々「ありがとう……! ありがとうございます、はぁとちゃん!!!」
菜々「はぁとちゃんもPa5位おめでとうございます!」
心「ありがとうございます☆」
菜々「ありがとうございます! 本当に、ありがとうございますぅ~!」
心「あー、もうせっかくのお祝いなんだから泣いちゃダメですって☆」
菜々「は゛ぁ゛と゛ぢゃ~ん゛ん゛……!」
心「ちょっ、今のどうやって発音したんだ☆」
菜々「ナナ、ナナ……! ついについにここまで来たんですよおおぉぉぉぉ……!」
心「わかってますって☆」
心「ほら、ハンカチ貸してあげるんで涙拭いてください☆」
菜々「あ゛り゛が゛と゛う゛ぅぅぅ~……!」
心「菜々先輩」
菜々「うえぇぇ~……?」
心「第7回総選挙、1位おめでとうございます。シンデレラガール、本当におめでとうございます!」
菜々「ありがとう……! ありがとうございます、はぁとちゃん!!!」
菜々「はぁとちゃんもPa5位おめでとうございます!」
心「ありがとうございます☆」
3: 名無しさん@おーぷん 2018/05/14(月)12:57:16 ID:NJ0
菜々「夢じゃ、ないんですね……」
心「ひっぱたきましょうか?」
菜々「いえ、それはちょっと……」
心「大丈夫大丈夫☆ 加減はするから☆」
心「なーんて……ね」
菜々「はぁとちゃん?」
心「大丈夫ですよ、菜々先輩」
菜々「はぇ?」
心「これは夢でも幻でもなんでもありません」
心「菜々先輩が見続けてきた、諦めなかった夢が叶ったんだぞ☆」
心「だから、胸張って! いつもみたいにウサミンよろしくお願います♪」
菜々「はぁとちゃん……!」
菜々「はいっ! ナナ、ウサミン星人として頑張りますよ!」
心「うんうん。それでこそ菜々先輩☆ とってもスウィーティーですよ☆」
菜々「はいっ!」
心「ひっぱたきましょうか?」
菜々「いえ、それはちょっと……」
心「大丈夫大丈夫☆ 加減はするから☆」
心「なーんて……ね」
菜々「はぁとちゃん?」
心「大丈夫ですよ、菜々先輩」
菜々「はぇ?」
心「これは夢でも幻でもなんでもありません」
心「菜々先輩が見続けてきた、諦めなかった夢が叶ったんだぞ☆」
心「だから、胸張って! いつもみたいにウサミンよろしくお願います♪」
菜々「はぁとちゃん……!」
菜々「はいっ! ナナ、ウサミン星人として頑張りますよ!」
心「うんうん。それでこそ菜々先輩☆ とってもスウィーティーですよ☆」
菜々「はいっ!」
4: 名無しさん@おーぷん 2018/05/14(月)12:57:32 ID:NJ0
心「さ、早くパーティ会場行ってください☆ みんな菜々先輩をお祝いしたくてきっとウズウズしてますよ☆」
菜々「はい!」
菜々「あれ? はぁとちゃんは行かないんですか?」
心「ん? あぁ、はぁとはちょっと忘れ物しちゃって☆」
心「せっかくこんなに綺麗なドレスなんですから、ぴったりの小物をって思ってたんですけど忘れちゃって☆」
心「すぐに追いつきますから」
菜々「……へ?」
心「すぐに追いつくんで先行っててください☆」
菜々「……えと、わかりました」
菜々「……??」
心「……」
心「はー……。やっと行ってくれた」
心「ちょっとだけ一人になりたかったんだよね☆」
心「……屋上いこ」
菜々「はい!」
菜々「あれ? はぁとちゃんは行かないんですか?」
心「ん? あぁ、はぁとはちょっと忘れ物しちゃって☆」
心「せっかくこんなに綺麗なドレスなんですから、ぴったりの小物をって思ってたんですけど忘れちゃって☆」
心「すぐに追いつきますから」
菜々「……へ?」
心「すぐに追いつくんで先行っててください☆」
菜々「……えと、わかりました」
菜々「……??」
心「……」
心「はー……。やっと行ってくれた」
心「ちょっとだけ一人になりたかったんだよね☆」
心「……屋上いこ」
5: 名無しさん@おーぷん 2018/05/14(月)12:57:56 ID:NJ0
◆
屋上
心「やっぱ菜々先輩はすげぇなぁ……☆」
心「本当に夢を諦めずにシンデレラになっちゃうんだもん☆」
心「それに比べてはぁとは……」
心「いやいや。みんなの中で22位だし、属性別なら5位だぞ☆ はぁとだって充分にすごいじゃん☆」
心「すごいんだよ……私だって……。しゅがーはぁとだってすごいんだ……」
心「なのに……どうして……こんなにもっ……!」
モバP(以下P)「あぁ、居た居た」
心「っ!? えっ、プロデューサー?」
P「はい。俺ですよ」
心「んも~☆ こんなとこでどうしたんだ☆ 早くパーティ会場行けよ☆」
心「菜々先輩も待ってるだろ☆」
P「心さん」
心「ん?」
P「俺は心さんのプロデューサーなんですよ」
心「お、おう……? 知ってるけど?」
屋上
心「やっぱ菜々先輩はすげぇなぁ……☆」
心「本当に夢を諦めずにシンデレラになっちゃうんだもん☆」
心「それに比べてはぁとは……」
心「いやいや。みんなの中で22位だし、属性別なら5位だぞ☆ はぁとだって充分にすごいじゃん☆」
心「すごいんだよ……私だって……。しゅがーはぁとだってすごいんだ……」
心「なのに……どうして……こんなにもっ……!」
モバP(以下P)「あぁ、居た居た」
心「っ!? えっ、プロデューサー?」
P「はい。俺ですよ」
心「んも~☆ こんなとこでどうしたんだ☆ 早くパーティ会場行けよ☆」
心「菜々先輩も待ってるだろ☆」
P「心さん」
心「ん?」
P「俺は心さんのプロデューサーなんですよ」
心「お、おう……? 知ってるけど?」
6: 名無しさん@おーぷん 2018/05/14(月)12:58:24 ID:NJ0
P「だから、俺はここに来たんです」
心「んん……?」
P「心さん。改めて全体22位、属性別5位おめでとうございます」
心「ありがと☆」
P「……俺は悔しいですよ」
心「えっ……?」
P「心さんなら絶対にシンデレラになれるって確信してます」
P「夢を諦められなかった心さんに俺は惚れました」
心「ほ、惚れたって……☆」
P「だから……その夢を叶えてあげられなかったのがすごく悔しいです」
P「あ、もちろんですが、今回も嬉しいですけどね」
心「はぁとだって嬉しいに決まってんだろ☆」
P「でも、心さんはまだまだ上に行けますよね?」
心「……」
P「もっと上に……シンデレラガールにまでいけるはずの心さんにガラスの靴を履かせてあげられなかったのが俺は悔しいです」
心「はぁとだってっ……! 私だって……!」
P「心さん……」
心「んん……?」
P「心さん。改めて全体22位、属性別5位おめでとうございます」
心「ありがと☆」
P「……俺は悔しいですよ」
心「えっ……?」
P「心さんなら絶対にシンデレラになれるって確信してます」
P「夢を諦められなかった心さんに俺は惚れました」
心「ほ、惚れたって……☆」
P「だから……その夢を叶えてあげられなかったのがすごく悔しいです」
P「あ、もちろんですが、今回も嬉しいですけどね」
心「はぁとだって嬉しいに決まってんだろ☆」
P「でも、心さんはまだまだ上に行けますよね?」
心「……」
P「もっと上に……シンデレラガールにまでいけるはずの心さんにガラスの靴を履かせてあげられなかったのが俺は悔しいです」
心「はぁとだってっ……! 私だって……!」
P「心さん……」
7: 名無しさん@おーぷん 2018/05/14(月)12:58:50 ID:NJ0
心「悔しいに決まってんだろ! やっと見えた菜々先輩の背中だったのに! やっと追いついて! やっと隣に立てそうになったのに!」
心「菜々先輩は私が必死に追いかけたのにどんどん先に行っちゃって!」
心「あと少し、あと少しで手が届くはずだったのに! もう少しで安部菜々に並べたのに!」
心「悔しい……! 悔しい……よ……!」
P「心さん。次こそは……次こそはトップに立ちましょう! 夢の先へ行きましょう! 俺と心さんならできます! いや、俺が必ず心さんをシンデレラガールにしてみせます!」
心「プロデューサー……」
P「心さんは一人じゃないんです。俺も居ます。だから二人で頑張りましょう。覚めない夢は始まったばかりなんでしょう!?」
心「……うん☆」
心「そうだよな……。うじうじしたってしょうがない☆ はぁとはやれることをやるしかないもんな☆」
P「その意気です!」
心「よっしゃ! じゃあいっちょやってやるとしますか☆」
心「プロデューサーも頼むぞ☆ トップまで、シンデレラまで☆」
心「歳が歳なんで、ね♪」
P「はいっ!」
P「じゃあ涙拭いてください。ハンカチ持ってますか?」
心「当然っしょ☆ 女子の嗜みだし♪」
心「菜々先輩は私が必死に追いかけたのにどんどん先に行っちゃって!」
心「あと少し、あと少しで手が届くはずだったのに! もう少しで安部菜々に並べたのに!」
心「悔しい……! 悔しい……よ……!」
P「心さん。次こそは……次こそはトップに立ちましょう! 夢の先へ行きましょう! 俺と心さんならできます! いや、俺が必ず心さんをシンデレラガールにしてみせます!」
心「プロデューサー……」
P「心さんは一人じゃないんです。俺も居ます。だから二人で頑張りましょう。覚めない夢は始まったばかりなんでしょう!?」
心「……うん☆」
心「そうだよな……。うじうじしたってしょうがない☆ はぁとはやれることをやるしかないもんな☆」
P「その意気です!」
心「よっしゃ! じゃあいっちょやってやるとしますか☆」
心「プロデューサーも頼むぞ☆ トップまで、シンデレラまで☆」
心「歳が歳なんで、ね♪」
P「はいっ!」
P「じゃあ涙拭いてください。ハンカチ持ってますか?」
心「当然っしょ☆ 女子の嗜みだし♪」
8: 名無しさん@おーぷん 2018/05/14(月)12:59:11 ID:NJ0
心「あ」
P「はい?」
心「ごめん☆ ハンカチ貸して☆ 菜々先輩に貸したままだった☆」
P「はいはい」
心「さんきゅ☆」
心「……ねぇ、プロデューサー」
P「はい?」
心「このハンカチ、返なきゃダメ?」
P「えぇ……。ハンカチくらい返してくださいよ。ジャイアンですか。あなた」
心「んだと☆」
心「というか! 一生返さないんじゃなくて、しばらく借りててもいいかってこーとー☆」
P「別に構いませんが。ハンカチなんてどうするんですか?」
心「……んっふっふ☆」
心「はぁとがシンデレラガールになった時、プロデューサーは大泣きするでしょ?」
P「……えぇ、まぁ。しますね。大泣き」
心「その時にハンカチ必要でしょ? だから、その時に返す」
P「心さん……!」
心「それまでこのハンカチははぁとが借りておくね☆」
心「はぁとがシンデレラガールになった時、一緒に泣いて、一緒に涙を拭こ♪」
心「約束ね♪ プロデューサー☆」
P「はい。約束です」
P「はい?」
心「ごめん☆ ハンカチ貸して☆ 菜々先輩に貸したままだった☆」
P「はいはい」
心「さんきゅ☆」
心「……ねぇ、プロデューサー」
P「はい?」
心「このハンカチ、返なきゃダメ?」
P「えぇ……。ハンカチくらい返してくださいよ。ジャイアンですか。あなた」
心「んだと☆」
心「というか! 一生返さないんじゃなくて、しばらく借りててもいいかってこーとー☆」
P「別に構いませんが。ハンカチなんてどうするんですか?」
心「……んっふっふ☆」
心「はぁとがシンデレラガールになった時、プロデューサーは大泣きするでしょ?」
P「……えぇ、まぁ。しますね。大泣き」
心「その時にハンカチ必要でしょ? だから、その時に返す」
P「心さん……!」
心「それまでこのハンカチははぁとが借りておくね☆」
心「はぁとがシンデレラガールになった時、一緒に泣いて、一緒に涙を拭こ♪」
心「約束ね♪ プロデューサー☆」
P「はい。約束です」
9: 名無しさん@おーぷん 2018/05/14(月)12:59:42 ID:NJ0
◆
心「で!」
P「はい?」
心「どーして菜々先輩はそこに居るんですかぁー?」
菜々「!?」
菜々「あ、あはは……えっと、その……ですね?」
心「盗み聞きとは中々良い趣味してますねぇ~☆ 菜々せ・ん・ぱ・い♪」
菜々「いや! そのっ! えっと……!」
菜々「ナ、ナナだけ行ったら変じゃないですか!」
菜々「ナナに嬉しい事があったら自分の事のように喜んでくれるはぁとちゃんが一緒に居てくれなきゃ、ナナの楽しい事が減っちゃいます!」
菜々「だから、迎えに来たんですよ」
菜々「聞いちゃったのは……その、ごめんない……」
心「……まったく菜々先輩はこれだから☆」
P「あはは……」
心「ま、聞いちゃったものは仕方ないですね☆」
心「菜々先輩が聞いた通りです」
心「しゅがーはぁとは……佐藤心はまだまだ安部菜々を追い続けます」
心「その背中、追い越してやるから覚悟しとけよ☆」
菜々「ナナだってまだまだはぁとちゃんに追いつかれるわけにはいきません!」
菜々「頂上で待ってますから。必ず追いついてくださいね」
心「任せとけ☆」
心「何せこっちは……」
心「プロデューサーとしゅがーはぁとの最強タッグなんだから☆」
End
心「で!」
P「はい?」
心「どーして菜々先輩はそこに居るんですかぁー?」
菜々「!?」
菜々「あ、あはは……えっと、その……ですね?」
心「盗み聞きとは中々良い趣味してますねぇ~☆ 菜々せ・ん・ぱ・い♪」
菜々「いや! そのっ! えっと……!」
菜々「ナ、ナナだけ行ったら変じゃないですか!」
菜々「ナナに嬉しい事があったら自分の事のように喜んでくれるはぁとちゃんが一緒に居てくれなきゃ、ナナの楽しい事が減っちゃいます!」
菜々「だから、迎えに来たんですよ」
菜々「聞いちゃったのは……その、ごめんない……」
心「……まったく菜々先輩はこれだから☆」
P「あはは……」
心「ま、聞いちゃったものは仕方ないですね☆」
心「菜々先輩が聞いた通りです」
心「しゅがーはぁとは……佐藤心はまだまだ安部菜々を追い続けます」
心「その背中、追い越してやるから覚悟しとけよ☆」
菜々「ナナだってまだまだはぁとちゃんに追いつかれるわけにはいきません!」
菜々「頂上で待ってますから。必ず追いついてくださいね」
心「任せとけ☆」
心「何せこっちは……」
心「プロデューサーとしゅがーはぁとの最強タッグなんだから☆」
End
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