1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 22:41:05.61 ID:o928Sayyo
ナナ「ええ、だからこうやって希望者を募っているの」
ハチ「誰か、やっても良いという者はいないか?」
イチゴ「あの……前にやったのと同じ実験、ですよね?」
ナナ「いいえ、違うわ」
ハチ「前回の実験では、ステイメンとピスティルの組み合わせを変えただろう」
ナナ「でも、今回は組み合わせはそのままで、位置だけ変える――」
ハチ「――ポジションチェンジだ」
一同「……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526823665
ハチ「誰か、やっても良いという者はいないか?」
イチゴ「あの……前にやったのと同じ実験、ですよね?」
ナナ「いいえ、違うわ」
ハチ「前回の実験では、ステイメンとピスティルの組み合わせを変えただろう」
ナナ「でも、今回は組み合わせはそのままで、位置だけ変える――」
ハチ「――ポジションチェンジだ」
一同「……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526823665
引用元: ・ゼロツー「入れ替え? ボクは嫌だよ」
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 22:44:18.91 ID:o928Sayyo
ゴロー「あの……つまり、どういう事ですか?」
ナナ「今は、ピスティルが前席、ステイメンが後部席に座ってるわよね」
ハチ「今回の実験では、その逆――」
ナナ「――ステイメンが前席、ピスティルが後部席に座って貰うわ」
一同「……?」
ナナ「……なんだか、ピンと来てないみたいね」
ハチ「無理もない。だが、博士の指示には従わなければ」
一同「……」
ナナ「今は、ピスティルが前席、ステイメンが後部席に座ってるわよね」
ハチ「今回の実験では、その逆――」
ナナ「――ステイメンが前席、ピスティルが後部席に座って貰うわ」
一同「……?」
ナナ「……なんだか、ピンと来てないみたいね」
ハチ「無理もない。だが、博士の指示には従わなければ」
一同「……」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 22:47:19.34 ID:o928Sayyo
ミク「はーい! ってことは、私達女子が男子のお尻を見るって事ですか?」
ナナ「そうね……そうなるわ」
ハチ「あくまでも、これは実験だ。強制はしないようにと言われている」
ゼロツー「……ダーリンのお尻をまじまじ眺められるのかぁ」ニンマリ
ヒロ「ぜ、ゼロツー!? 何言ってるんだ!?」
ゼロツー「だってさ、不公平だと思わない?」
一同「不公平?」
ゼロツー「ボク達女子だけ、一方的にジロジロ見られ続けるなんてさ」
一同「……」
ナナ「そうね……そうなるわ」
ハチ「あくまでも、これは実験だ。強制はしないようにと言われている」
ゼロツー「……ダーリンのお尻をまじまじ眺められるのかぁ」ニンマリ
ヒロ「ぜ、ゼロツー!? 何言ってるんだ!?」
ゼロツー「だってさ、不公平だと思わない?」
一同「不公平?」
ゼロツー「ボク達女子だけ、一方的にジロジロ見られ続けるなんてさ」
一同「……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 22:51:32.54 ID:o928Sayyo
イクノ「それは……確かに、そうかも」
イチゴ「い、イクノ?」
イクノ「ゼロツーの言う通り、フェアじゃない部分もあると思うわ」
女子達「……」
ナナ「どう? 無理なようなら、博士には伝えておくわ」
ハチ「女子は乗り気なようだが……男子はどうだ?」
男子達「……」
ゾロメ「……俺、やっても良いですよ」
一同「……ゾロメ?」
イチゴ「い、イクノ?」
イクノ「ゼロツーの言う通り、フェアじゃない部分もあると思うわ」
女子達「……」
ナナ「どう? 無理なようなら、博士には伝えておくわ」
ハチ「女子は乗り気なようだが……男子はどうだ?」
男子達「……」
ゾロメ「……俺、やっても良いですよ」
一同「……ゾロメ?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 22:55:31.56 ID:o928Sayyo
ミク「な、何よアンタ……そんなにミクにお尻を見せたいわけ……!?」
ゾロメ「ば、バッカちげーよ! そんなんじゃねえっつーの!」
ミク「な、なら……なんでよ」
ゾロメ「……」
ゾロメ「その……痛みは、前席の奴が引き受けるんですよね?」
ナナ「ええ、そうなるわ」
ゾロメ「俺、あの……うまく言えねーんだけど」
ゾロメ「こんな奴でも俺のパートナーだし、その……」
ゾロメ「……痛がってる姿は、もう、見たくないっていうか……です」
一同「……」
ミク「ちょ……ちょっと……何言ってるのよ……?///」
ゾロメ「ば、バッカちげーよ! そんなんじゃねえっつーの!」
ミク「な、なら……なんでよ」
ゾロメ「……」
ゾロメ「その……痛みは、前席の奴が引き受けるんですよね?」
ナナ「ええ、そうなるわ」
ゾロメ「俺、あの……うまく言えねーんだけど」
ゾロメ「こんな奴でも俺のパートナーだし、その……」
ゾロメ「……痛がってる姿は、もう、見たくないっていうか……です」
一同「……」
ミク「ちょ……ちょっと……何言ってるのよ……?///」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:00:28.34 ID:o928Sayyo
ゼロツー「良いなぁー、ミクってパートナーに大切にされてて」
ミク「ぜっ、ゼロツーまで何言ってるの!///」
ゼロツー「あっ、赤くなった」
ミク「なってない!///」
ゴロー「……だけど、確かにゾロメの言う通りかもしれない」
ミツル「ええ……僕達にも、出来る事があるのだったら……」
ヒロ「上手くいくかはわからないけど……試してみる価値はある」
フトシ「そうだよ! 俺、もうココロちゃんの痛がる姿は見たくないよ!」
イクノ「……ねえ、今のパートナーは私なんだけど?」
フトシ「うん。だから、俺は実験には参加しないよ」
一同「……」
ミク「ぜっ、ゼロツーまで何言ってるの!///」
ゼロツー「あっ、赤くなった」
ミク「なってない!///」
ゴロー「……だけど、確かにゾロメの言う通りかもしれない」
ミツル「ええ……僕達にも、出来る事があるのだったら……」
ヒロ「上手くいくかはわからないけど……試してみる価値はある」
フトシ「そうだよ! 俺、もうココロちゃんの痛がる姿は見たくないよ!」
イクノ「……ねえ、今のパートナーは私なんだけど?」
フトシ「うん。だから、俺は実験には参加しないよ」
一同「……」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:04:58.77 ID:o928Sayyo
ゼロツー「面白そうだから、ボクはやってみても良いよ!」
ヒロ「俺も、ゼロツーと同じ気持ち……じゃないけど、やります」
ゼロツー「おっ、さっすがダーリン! 話がわかるぅー!」
ヒロ「……キミにだけ、痛い思いはさせられないからね」
ゼロツー「……」
ヒロ「? どうしたの、ゼロツー?」
ゼロツー「――ダァーリンッ♪」
ぎゅっ!
ヒロ「う、うわっ!?」
ゼロツー「ダーリン♪ ダーリン♪ ダーリンっ♪」
一同「……」
ヒロ「俺も、ゼロツーと同じ気持ち……じゃないけど、やります」
ゼロツー「おっ、さっすがダーリン! 話がわかるぅー!」
ヒロ「……キミにだけ、痛い思いはさせられないからね」
ゼロツー「……」
ヒロ「? どうしたの、ゼロツー?」
ゼロツー「――ダァーリンッ♪」
ぎゅっ!
ヒロ「う、うわっ!?」
ゼロツー「ダーリン♪ ダーリン♪ ダーリンっ♪」
一同「……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:09:15.40 ID:o928Sayyo
ミク「……ミクは、やらなくてもいいです」
ゾロメ「あぁ!? お前、俺の話聞いてたのか!?」
ミク「聞いてたわよ、うっさいわね!」
ゾロメ「だったら良いじゃねーか! やるぞ!」
ミク「やーらーなーいーって言ってるでしょ!」
ゾロメ「なんでだよ!」
ミク「そ、それは……その……///」
ミク「アンタが、そんな風に思ってくれてたとか……その……///」
ミク「だったら、ミクもその分頑張らなきゃって思えたし、あの……///」
ミク「……とっ、とにかく! アンタは操縦に専念してれば良いの!///」
ミク「わかった!?///」
ゾロメ「意味わかんねえよ!」
一同「……わかれよ」
ゾロメ「あぁ!? お前、俺の話聞いてたのか!?」
ミク「聞いてたわよ、うっさいわね!」
ゾロメ「だったら良いじゃねーか! やるぞ!」
ミク「やーらーなーいーって言ってるでしょ!」
ゾロメ「なんでだよ!」
ミク「そ、それは……その……///」
ミク「アンタが、そんな風に思ってくれてたとか……その……///」
ミク「だったら、ミクもその分頑張らなきゃって思えたし、あの……///」
ミク「……とっ、とにかく! アンタは操縦に専念してれば良いの!///」
ミク「わかった!?///」
ゾロメ「意味わかんねえよ!」
一同「……わかれよ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:13:57.63 ID:o928Sayyo
イチゴ「……まぁ、ミクの言う通りかもしれないわね」
ゴロー「イチゴ?」
イチゴ「私も頑張るから、ゴローも操縦頑張れってこと」
ゴロー「良いのか?」
イチゴ「そもそも、操縦の練習なんかしたことないしね」
ゴロー「ま、俺たちは今のやり方が一番合ってるだろうしな」
イチゴ「そういう事。さすがゴロー、わかってるじゃない」
ゴロー「お前の尻を眺めるのも悪くない、ってこった」
イチゴ「……ゴロー?」
ゴロー「じょ、冗談だよ、冗談! マジになるなって!」
一同「……」
ゴロー「イチゴ?」
イチゴ「私も頑張るから、ゴローも操縦頑張れってこと」
ゴロー「良いのか?」
イチゴ「そもそも、操縦の練習なんかしたことないしね」
ゴロー「ま、俺たちは今のやり方が一番合ってるだろうしな」
イチゴ「そういう事。さすがゴロー、わかってるじゃない」
ゴロー「お前の尻を眺めるのも悪くない、ってこった」
イチゴ「……ゴロー?」
ゴロー「じょ、冗談だよ、冗談! マジになるなって!」
一同「……」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:18:46.22 ID:o928Sayyo
ミツル「ココロさん……僕達は、やってみませんか?」
ココロ「み、ミツルくん……///」
ミツル「その方が、その……お互いの気持ちを理解しあえると思うんです」
ココロ「はうぅ……///」
ミツル「もし失敗しても、この経験は今後必ず活きるはずです」
ココロ「経験を……今後に活かす……?」
ミツル「はい……そうは、思いませんか?」
ココロ「……」
ナナ「……話はまとまったみたいね」
ハチ「実験に参加するのは、二組か」
ココロ「――あっ、あのっ! 実験にあたって、その、試して欲しい事が!」
ココロ「それが出来るなら、えっと……色んなデータが取れると思うんです!」
一同「……?」
ココロ「み、ミツルくん……///」
ミツル「その方が、その……お互いの気持ちを理解しあえると思うんです」
ココロ「はうぅ……///」
ミツル「もし失敗しても、この経験は今後必ず活きるはずです」
ココロ「経験を……今後に活かす……?」
ミツル「はい……そうは、思いませんか?」
ココロ「……」
ナナ「……話はまとまったみたいね」
ハチ「実験に参加するのは、二組か」
ココロ「――あっ、あのっ! 実験にあたって、その、試して欲しい事が!」
ココロ「それが出来るなら、えっと……色んなデータが取れると思うんです!」
一同「……?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:22:54.88 ID:o928Sayyo
・ ・ ・
ナナ『――二人共、配置にはついた?』
ヒロ「はい!」
ゼロツー「うん、ボクは問題ないよ。ダーリンは?」
ヒロ「ちょっと……落ち着かないかな、はは」
ゼロツー「大丈夫だよ、ダーリン。すぐに慣れるから♪」
ヒロ「……そうかなぁ」
…ぷりんっ♪
ゼロツー「……ダーリンのお尻」ボソッ
ヒロ「? ゼロツー?」
ゼロツー「う、ううんっ! 何でも無い! 何でも!」
ヒロ「……?」
ナナ『――二人共、配置にはついた?』
ヒロ「はい!」
ゼロツー「うん、ボクは問題ないよ。ダーリンは?」
ヒロ「ちょっと……落ち着かないかな、はは」
ゼロツー「大丈夫だよ、ダーリン。すぐに慣れるから♪」
ヒロ「……そうかなぁ」
…ぷりんっ♪
ゼロツー「……ダーリンのお尻」ボソッ
ヒロ「? ゼロツー?」
ゼロツー「う、ううんっ! 何でも無い! 何でも!」
ヒロ「……?」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:25:42.96 ID:o928Sayyo
・ ・ ・
ハチ『――二人共、配置についたか』
ココロ「はいっ!」
ミツル「待ってくださいよ! おかしいですよ、こんなの!」
ハチ『何がだ』
ミツル「どうして、僕は仰向けの体勢なんですか!?」
ミツル「普通は、うつ伏せでお尻を向けるだけでしょう!?」
ミツル「操縦桿も、真ん中に一本あるだけだし!」
ハチ『問題は無いようだな』
ココロ「はいっ! ありません! 何にも問題ないです!」
ミツル「ココロさん!? あの、ココロさん!?」
ハチ『――二人共、配置についたか』
ココロ「はいっ!」
ミツル「待ってくださいよ! おかしいですよ、こんなの!」
ハチ『何がだ』
ミツル「どうして、僕は仰向けの体勢なんですか!?」
ミツル「普通は、うつ伏せでお尻を向けるだけでしょう!?」
ミツル「操縦桿も、真ん中に一本あるだけだし!」
ハチ『問題は無いようだな』
ココロ「はいっ! ありません! 何にも問題ないです!」
ミツル「ココロさん!? あの、ココロさん!?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:30:14.29 ID:o928Sayyo
ココロ「? どうしたの、ミツルくん?」
ミツル「どうしたの、じゃないですよ! 何故、この体勢で!?」
ココロ「……」
ミツル「な、何か言ってくださいよ……!?」
ココロ「……」
ミツル「仰向けでも、モニターが邪魔で顔が見えないんですから、その……」
ココロ「……えっ? 何か言った?」
ミツル「き、聞いてなかったんですか?」
ココロ「ご、ごめんね……」
ココロ「あまりの良い眺めに、意識が飛びそうになっちゃって」
ミツル「……!?」
ミツル「どうしたの、じゃないですよ! 何故、この体勢で!?」
ココロ「……」
ミツル「な、何か言ってくださいよ……!?」
ココロ「……」
ミツル「仰向けでも、モニターが邪魔で顔が見えないんですから、その……」
ココロ「……えっ? 何か言った?」
ミツル「き、聞いてなかったんですか?」
ココロ「ご、ごめんね……」
ココロ「あまりの良い眺めに、意識が飛びそうになっちゃって」
ミツル「……!?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:35:55.82 ID:o928Sayyo
・ ・ ・
ナナ「……ポジティブパルス、ネガティブパルスが共に増大しています」
博士「ふむ……326と556は起動までいくかも知れんな」
ハチ「ですが……あの様子では」
ナナ「それに……いつの間にあんなスーツを?」
博士「研究者とは、いついかなる時も探求する心を忘れんもんじゃ」
博士「奴ら……コード556も中々の研究心を持っておる」
ナナ・ハチ「……」
博士「なんじゃ、その目は?」
博士「……まあ、あの台詞を言うのが正解かもしれんな」
博士「――こんな事もあろうかと!」
ナナ「……ポジティブパルス、ネガティブパルスが共に増大しています」
博士「ふむ……326と556は起動までいくかも知れんな」
ハチ「ですが……あの様子では」
ナナ「それに……いつの間にあんなスーツを?」
博士「研究者とは、いついかなる時も探求する心を忘れんもんじゃ」
博士「奴ら……コード556も中々の研究心を持っておる」
ナナ・ハチ「……」
博士「なんじゃ、その目は?」
博士「……まあ、あの台詞を言うのが正解かもしれんな」
博士「――こんな事もあろうかと!」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:44:45.30 ID:o928Sayyo
博士「しかし……それに比べて、あのじゃじゃ馬め」
博士「今にも我を忘れそうではないか」
ナナ・ハチ「……」
ゼロツー『だ……ダーリン……はぁ……はぁ……!』
ヒロ『ど、どうしたんだゼロツー? 息が荒いけど……』
ゼロツー『ぷりぷり……ぷりんぷりんしてるんだ……!』
ヒロ『……は?』
ナナ「……ゼロツーのポジティブパルス……振り切れそうです」
ハチ「超ポジティブ……ということか」
博士「お前さんら、ああいうのを何と言うか知らんのか?」
ナナ・ハチ「は?」
ゼロツー『ダーリン、めっちゃ、プリンケツ!』
ヒロ『ゼロツー!? や、やめっ……何を――』
博士「――ありゃ、阿呆と言うんじゃ」
博士「今にも我を忘れそうではないか」
ナナ・ハチ「……」
ゼロツー『だ……ダーリン……はぁ……はぁ……!』
ヒロ『ど、どうしたんだゼロツー? 息が荒いけど……』
ゼロツー『ぷりぷり……ぷりんぷりんしてるんだ……!』
ヒロ『……は?』
ナナ「……ゼロツーのポジティブパルス……振り切れそうです」
ハチ「超ポジティブ……ということか」
博士「お前さんら、ああいうのを何と言うか知らんのか?」
ナナ・ハチ「は?」
ゼロツー『ダーリン、めっちゃ、プリンケツ!』
ヒロ『ゼロツー!? や、やめっ……何を――』
博士「――ありゃ、阿呆と言うんじゃ」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:52:25.61 ID:o928Sayyo
・ ・ ・
ゼロツー「ダーァリンっ♪ 良いよね? 良いよね?」
ヒロ「何!? こっちから見えないから……なっ、何をする気!?」
ゼロツー「何って……そんなの決まってるじゃないか」ニンマリ
ヒロ「決まってるの!?」
ゼロツー「……んっふっふ! ちょっと強引にいこうかなぁー」ニンマリ
ヒロ「怖い怖い怖い怖い! 強引って!?」
ぷりぷりんっ♪
ゼロツー「暴れるとお尻がぷりぷり……が、我慢できない!」
ヒロ「や、やめ――」
ゼロツー「ダーリンは、ボクのダーリンだ」
ゼロツー「つまり、ダーリンのお尻もボクのものだ」
ヒロ「――い、いやああああっ!」
ゼロツー「ダーァリンっ♪ 良いよね? 良いよね?」
ヒロ「何!? こっちから見えないから……なっ、何をする気!?」
ゼロツー「何って……そんなの決まってるじゃないか」ニンマリ
ヒロ「決まってるの!?」
ゼロツー「……んっふっふ! ちょっと強引にいこうかなぁー」ニンマリ
ヒロ「怖い怖い怖い怖い! 強引って!?」
ぷりぷりんっ♪
ゼロツー「暴れるとお尻がぷりぷり……が、我慢できない!」
ヒロ「や、やめ――」
ゼロツー「ダーリンは、ボクのダーリンだ」
ゼロツー「つまり、ダーリンのお尻もボクのものだ」
ヒロ「――い、いやああああっ!」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 23:59:02.65 ID:o928Sayyo
・ ・ ・
ミツル「こ、こんな僕を見て……感想がそれですか!?」
ココロ「うん、そうだよ?」
ミツル「あっ、貴女はどうかしている!」
ココロ「……そんな……ひどい」
ミツル「あっ、す、すみません!……言い過ぎました」
ココロ「……ううん、良いの……でもね?」
がしっ!
ミツル「うんんっ!? 急に操縦桿を握らな――」
ココロ「ミツルくんも、これからどうかなっちゃんだよ?」
ぐいんぐいんっ!
ミツル「うああっ!? や、やめてくださ……っ!」ビクンッ!
ミツル「あ……ひっ……!」ビクンッ!
ミツル「ヒロ――ッ!」ビクーンッ!
ミツル「こ、こんな僕を見て……感想がそれですか!?」
ココロ「うん、そうだよ?」
ミツル「あっ、貴女はどうかしている!」
ココロ「……そんな……ひどい」
ミツル「あっ、す、すみません!……言い過ぎました」
ココロ「……ううん、良いの……でもね?」
がしっ!
ミツル「うんんっ!? 急に操縦桿を握らな――」
ココロ「ミツルくんも、これからどうかなっちゃんだよ?」
ぐいんぐいんっ!
ミツル「うああっ!? や、やめてくださ……っ!」ビクンッ!
ミツル「あ……ひっ……!」ビクンッ!
ミツル「ヒロ――ッ!」ビクーンッ!
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/21(月) 00:06:06.39 ID:eLv5E9jAo
・ ・ ・
ナナ「――結論から言うわ」
ハチ「今回の実験は失敗だった」
ゼロツー「えーっ? あんなに楽しかったのに?」
ココロ「は、はいっ! 実験、続けるべきだと思います!」
ナナ「……あのね、貴女達。楽しければ良いってものじゃないの」
ハチ「二人はこう言っているが……お前たちはどうだ?」
ヒロ「お尻のほっぺたが取れそうです」
ミツル「実験後、物凄く怒られるので二度とゴメンですね」
ハチ「……だ、そうだ」
ゼロツー・ココロ「……」
ナナ「――結論から言うわ」
ハチ「今回の実験は失敗だった」
ゼロツー「えーっ? あんなに楽しかったのに?」
ココロ「は、はいっ! 実験、続けるべきだと思います!」
ナナ「……あのね、貴女達。楽しければ良いってものじゃないの」
ハチ「二人はこう言っているが……お前たちはどうだ?」
ヒロ「お尻のほっぺたが取れそうです」
ミツル「実験後、物凄く怒られるので二度とゴメンですね」
ハチ「……だ、そうだ」
ゼロツー・ココロ「……」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/21(月) 00:12:08.27 ID:eLv5E9jAo
ゼロツー「ダーリン、ボクは楽しかったよ?」
ヒロ「うん。だけどゼロツー、俺のお尻は真っ赤だよ」
ゼロツー「へへへ、ボクのツノとお揃いだね♪」ニコッ
ヒロ「うん。だけどゼロツー、笑い事じゃないんだ」
ゼロツー「ダーリン、実験じゃなくてもお尻●●●いい?」
ヒロ「ゼロツー? 話聞いてる? ゼロツー?」
ココロ「ミツルくん、私、怒ってないよ?」ニコニコ
ミツル「嘘ですね」
ココロ「本当に怒ってないよ? ミツルくん」ニコニコ
ミツル「……すみませんでした」
ココロ「ねえ、どうして謝るの? ミツルくん」ニコニコ
ミツル「それは……あの……」
ココロ「わからないのに謝ってたの? ふふっ、それって変だよね?」ニコニコ
ココロ「わからないのに怒られて、そんなの、納得出来るわけないよね?」ニコニコ
ミツル「……ひっ!?」
ナナ・ハチ「……」
ヒロ「うん。だけどゼロツー、俺のお尻は真っ赤だよ」
ゼロツー「へへへ、ボクのツノとお揃いだね♪」ニコッ
ヒロ「うん。だけどゼロツー、笑い事じゃないんだ」
ゼロツー「ダーリン、実験じゃなくてもお尻●●●いい?」
ヒロ「ゼロツー? 話聞いてる? ゼロツー?」
ココロ「ミツルくん、私、怒ってないよ?」ニコニコ
ミツル「嘘ですね」
ココロ「本当に怒ってないよ? ミツルくん」ニコニコ
ミツル「……すみませんでした」
ココロ「ねえ、どうして謝るの? ミツルくん」ニコニコ
ミツル「それは……あの……」
ココロ「わからないのに謝ってたの? ふふっ、それって変だよね?」ニコニコ
ココロ「わからないのに怒られて、そんなの、納得出来るわけないよね?」ニコニコ
ミツル「……ひっ!?」
ナナ・ハチ「……」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/21(月) 00:18:13.12 ID:eLv5E9jAo
ゼロツー「ねえ、良いでしょダーリン」
ヒロ「駄目だってば! わかってくれよ!」
ゼロツー「なんで?」
ヒロ「お尻が取れそうなんだって!」
ゼロツー「それじゃあ、ボクのお尻を半分あげるよ。それで解決だね♪」
ヒロ「何言ってるんだ!?」
ゼロツー「ダーァリンッ♪」
ココロ「ねえ、どうして怖がってるの? ねえ、ミツルくん」ニコニコ
ミツル「す……すみません」
ココロ「どうしてって聞いてるんだよ? ねえ、ねえ?」ニコニコ
ミツル「あ……ひ……ヒロ――ッ! ヒロ――ッ!」
ココロ「……ミツルくん?」
ナナ・ハチ「……」
ヒロ「駄目だってば! わかってくれよ!」
ゼロツー「なんで?」
ヒロ「お尻が取れそうなんだって!」
ゼロツー「それじゃあ、ボクのお尻を半分あげるよ。それで解決だね♪」
ヒロ「何言ってるんだ!?」
ゼロツー「ダーァリンッ♪」
ココロ「ねえ、どうして怖がってるの? ねえ、ミツルくん」ニコニコ
ミツル「す……すみません」
ココロ「どうしてって聞いてるんだよ? ねえ、ねえ?」ニコニコ
ミツル「あ……ひ……ヒロ――ッ! ヒロ――ッ!」
ココロ「……ミツルくん?」
ナナ・ハチ「……」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/21(月) 00:26:16.80 ID:eLv5E9jAo
ナナ「……やっぱり、今までの配置には意味があったのね」
ハチ「ああ。やはり、パパの言うことに間違いはないな」
ナナ「ええ。あの四人を見てると、本当にそう思うわ」
ハチ「……彼らが特殊なだけな気もするが」
ゼロツー「大人しくしなよ、ダーリン」ニンマリ
ココロ「大人しくして、ミツルくん」ニコニコ
ナナ「……今回の実験は、刺激が強すぎたみたいね」
ハチ「他の子供達に影響が出ないよう、気をつけねば」
ナナ・ハチ「二度と……悲しみを繰り返さないために」
ヒロ・ミツル「あっ……いっ……!」
ヒロ・ミツル「イヤアアアアアアアアアッ!!?」
おわり
ハチ「ああ。やはり、パパの言うことに間違いはないな」
ナナ「ええ。あの四人を見てると、本当にそう思うわ」
ハチ「……彼らが特殊なだけな気もするが」
ゼロツー「大人しくしなよ、ダーリン」ニンマリ
ココロ「大人しくして、ミツルくん」ニコニコ
ナナ「……今回の実験は、刺激が強すぎたみたいね」
ハチ「他の子供達に影響が出ないよう、気をつけねば」
ナナ・ハチ「二度と……悲しみを繰り返さないために」
ヒロ・ミツル「あっ……いっ……!」
ヒロ・ミツル「イヤアアアアアアアアアッ!!?」
おわり
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