1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 16:47:14 ID:XPDNBxRY
まどか「うん?」
さやか「んで思いつくままに書きためていってさ」
まどか(へー、さやかちゃんSSなんて書いてたんだ)
さやか「やりたいことをだいたいテキストに直したあたりで」
さやか「いつもオチに困るんだよね。終わり方が思い浮かばない」
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 美樹さやか ~始まりの物語/永遠の物語~ 1/8スケール ABS&PVC製 塗装済み完成品フィギュア
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2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 16:48:11 ID:XPDNBxRY
まどか「わたしよく分かんないけど、そういうものなの?」
さやか「分かんない。あたしだけかも」
さやか「それでね、終わりをどうするか分からないまま書いてるとグダグダになるから」
さやか「いったんそこで放置しちゃうのよ」
さやか「最悪の場合そのまま投下しない」
まどか「なんかもったいないね」
さやか「だよね」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 16:49:01 ID:XPDNBxRY
さやか「ある日パッとオチが思い浮かぶこともあるけど」
まどか「うん」
さやか「思いつくのはオチだけなんだよね」
まどか「???」
さやか「だからその終着点までどうつなげるかが難しいわけ」
さやか「でもせっかく書いたSSだし投下したい」
さやか「だから頑張ってつなげるんだけど」
さやか「ここで展開に無理が出たりキャラが崩壊してたりするんだよね」
まどか「へー」
さやか「しかもそのことに気づかない。SSが完成してうれしいから」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 16:50:04 ID:XPDNBxRY
さやか「誤字脱字がないかぐらいの見直しをして」
さやか「さあ投下開始」
まどか「うん」
さやか「序盤は支援されたり「続けろ」とか言われたりするぐらいなんだけど」
さやか「ちょっとすすんだあたりで具体的な賞賛が出てきたりする」
さやか「ここで気づく。この後の展開に無理があることに」
まどか「じゃあそこから別の話を考えたら……」
さやか「それができたら書きためなんかしないよ!」
まどか「そ、そう……」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 16:53:00 ID:XPDNBxRY
さやか「だから続きを投下するしかない」
さやか「微妙な展開に書き込みが少なくなる」
まどか「悲しいね」
さやか「スレが落ちずに最後まで投下した時」
さやか「『乙。もうちょっと〇〇して欲しかった』みたいな書き込みをして
くれる人が毎回いるんだけど」
さやか「この〇〇がしたくてこのSSを書き始めたんだ」
さやか「この〇〇こそがこのSSの主軸だったんだ」
さやか「なのになんでこんなんにしちゃったんだろう…」
さやか「そう痛感した頃には、もうなにもかもが終わってる……」
まどか「そっか……」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 16:56:37 ID:XPDNBxRY
さやか「それでね、なんでこんなスレを立てたのかというと!」
まどか「あ、うん」
さやか「『VIP等で作ったSSをここでリメイクしてもいいか
それを聞こうとしたけどやめました!』
ってことを言いたい!」
まどか「………えっ?」
まどか「やめちゃったの?」
さやか「色々考えたけど、やめといたほうがいいと思うよこれ」
まどか「やめたならこんなスレ立てなくてよかったんじゃ……」
さやか「いや、まあそうなんだけどさ」
さやか「その考えた色々を聞いて欲しいわけ」
さやか「つまりここまでは前置き!ここからが本番!」
まどか「暗い前置きだったね……」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 17:16:13 ID:XPDNBxRY
さやか「まず一つは、
作りなおしたものがもとより面白いとは限らないってこと」
まどか「あれ?そうなの?」
さやか「方向性を固めれば面白いとは限らないし
やっぱりうまく終わらせるのは難しいよ」
さやか「元のSSだって自分が面白いと思ったから投下したわけだし」
まどか「うーん……」
さやか「作り直しってだけでハードルも上がるしね」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 17:18:32 ID:XPDNBxRY
さやか「2つめは、
他人のSSを勝手に使っても第三者には分からないってこと」
まどか「あー…」
さやか「自分の作品が勝手に変えられたらいやって人はいるよね」
まどか「あれ?さやかちゃんはいやじゃないの?」
さやか「あたしはむしろ歓迎するよ?それだけ考えて自分のSSを見てもらえたってことだし」
さやか「それで面白くなかったらブーブー言えばいいし」
まどか「……」
さやか「でもね」
さやか「それだと傑作といえるSSの三次創作だらけになっちゃう」
まどか「それって悪いことなの?」
さやか「どうだろう……でもマンネリしちゃうよね」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 17:20:22 ID:XPDNBxRY
さやか「理想を言えばね」
さやか「誰かの考えた荒削りなSSにいろんな人が手を加えていって……
最終的にめちゃくちゃ面白いSSになる」
さやか「ってのができるといいよね」
まどか「素敵だねー」
さやか「まあ絶対無理だけど」
まどか「なんで?」
さやか「上書きで変えていく形になるから」
さやか「最初から同じ人数が集まって1から作っていかないと
まとまりのある作品にはならないよ」
まどか「そうかなぁ……」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 17:23:35 ID:XPDNBxRY
さやか「そして最後の3つめは完全に主観なんだけど」
さやか「やっぱりSSは一期一会だよねってこと」
まどか「いちごいちえ?」
さやか「書き直せないからこそ気合を入れて考えるし」
さやか「読む人が「なんか読みにくいなこれ。だれかが書きなおすの待つか」とか
考えるのはやっぱり嫌じゃない?」
まどか「それはそうかもしれないけど……」
さやか「ていうか冒頭の悩みなんか読む人からすればどうでもいいわけ」
さやか「面白いなら見る、面白くないなら見ない。ってだけだし
つまらないと思ったやつが作り直されててもやっぱり見ないと思う」
まどか「作品が面白ければいいなら、その方法としてリメイクもありなんじゃ……」
さやか「面白くなるって確証があればいいんだけどねぇ……」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/25(水) 17:25:29 ID:XPDNBxRY
さやか「あ、これで終わりね」
まどか「あ、うん」
まどか「…………」
さやか「???」
まどか「このSSのオチは?」
さやか「えっと」
さやか「投下してる途中に管理人さんが「いいよー」って書き込みしてくれたら」
さやか「いいのかよ!って突っ込むつもりでした」
まどか「10レスでそれを期待するのは無理だよ……」
おしまい
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