1: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)03:54:56 ID:cTG
引用元: ・【デレマスSS】美優「仁奈ちゃんがママって呼んでくれないんです」乃々「はぁ……」
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2: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)03:55:08 ID:cTG
美優「私今、寮生活じゃないですか。よくお隣の仁奈ちゃんが、ご飯を食べに来たり、お泊まりしに来たりするんですよ」
乃々「……以前は仁奈ちゃんが寮に慣れるまでってことで一部屋をシェアして一緒に住んでたんですよね。
別々の部屋になっても変わらず仲が良いのはいいことだと思います……。
そもそも、食事が用意されるとはいえ、9歳の子に一人暮らしは無理がありますし」
乃々(どうも。私、森久保乃々です。
いつものようにPさんの机の下で漫画を読んでいたら出入り口を同僚の三船美優さんに塞がれました。
そして突然の人生相談なんですけど……。
なんでよりにもよって、もりくぼに相談しようと思ったんでしょう。
ちなみに土曜早朝なのでPさんはまだ来ていません)
乃々「……以前は仁奈ちゃんが寮に慣れるまでってことで一部屋をシェアして一緒に住んでたんですよね。
別々の部屋になっても変わらず仲が良いのはいいことだと思います……。
そもそも、食事が用意されるとはいえ、9歳の子に一人暮らしは無理がありますし」
乃々(どうも。私、森久保乃々です。
いつものようにPさんの机の下で漫画を読んでいたら出入り口を同僚の三船美優さんに塞がれました。
そして突然の人生相談なんですけど……。
なんでよりにもよって、もりくぼに相談しようと思ったんでしょう。
ちなみに土曜早朝なのでPさんはまだ来ていません)
3: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)03:57:07 ID:cTG
美優「そうですね。とても仲が良くて……先日、Pさんと一緒に私の部屋で3人、お鍋を囲んだ時もとても喜んでくれました」
乃々「微妙に聞き捨てならないんですけど……女子寮ですよね?」
美優「その時、見て、聞いてしまったんです。
ごく自然に、仁奈ちゃんが『パパ! このおとうふ、うめえーでごぜーますよ!』ってPさんに微笑みかけるのを…….」
乃々「あー……。仁奈ちゃん、Pさんには特に懐いてますから…….」
乃々(とりあえず実子という線はないはずです。Pさん独身ですし、年齢差的にも無理がありますし)
美優「Pさんは苦笑しながら仁奈ちゃんの頭を撫でるだけで、特に訂正もしなくて……ああ、もう呼ばれ慣れてるんだな、と」
乃々「はぁ……」
美優「だから私も驚きよりも微笑ましさが先立って、いいな、できたら私も仁奈ちゃんに……そう思って言ってみたんです。
『私のことはママって呼んでみて』って……」
乃々「うわぁ……」
乃々「微妙に聞き捨てならないんですけど……女子寮ですよね?」
美優「その時、見て、聞いてしまったんです。
ごく自然に、仁奈ちゃんが『パパ! このおとうふ、うめえーでごぜーますよ!』ってPさんに微笑みかけるのを…….」
乃々「あー……。仁奈ちゃん、Pさんには特に懐いてますから…….」
乃々(とりあえず実子という線はないはずです。Pさん独身ですし、年齢差的にも無理がありますし)
美優「Pさんは苦笑しながら仁奈ちゃんの頭を撫でるだけで、特に訂正もしなくて……ああ、もう呼ばれ慣れてるんだな、と」
乃々「はぁ……」
美優「だから私も驚きよりも微笑ましさが先立って、いいな、できたら私も仁奈ちゃんに……そう思って言ってみたんです。
『私のことはママって呼んでみて』って……」
乃々「うわぁ……」
4: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)03:57:53 ID:cTG
美優「そうしたら仁奈ちゃん、すごく不思議そうな顔をして、『美優おねーさんは美優おねーさんでごぜーますよ。ママじゃねーです』って…….うぅっ」ぶぁっ!
乃々(泣いた~!? 泣き出したんですけどっ!!)
美優「その通りなんですけどね。私はあくまで仲の良いお姉さんであって、仁奈ちゃんのお母さんじゃない……。
分かってはいる。分かってはいるんです。けど、Pさんはパパで私はお姉さん……。
なんだか何かが否定されたみたいで、何かを拒絶されたみたいで……すごく悲しくなって……」
乃々(それで何で、もりくぼなんですか。何で、もりくぼ相談室なんですか。
お隣さん、助けてくださいっ……!!)
輝子(フヒッ……。頑張れ乃々……)
※早朝のキノコのお世話中
乃々(薄情者ぉ~……。こんな風に泣きつかれても、むぅーりぃー……)
乃々(泣いた~!? 泣き出したんですけどっ!!)
美優「その通りなんですけどね。私はあくまで仲の良いお姉さんであって、仁奈ちゃんのお母さんじゃない……。
分かってはいる。分かってはいるんです。けど、Pさんはパパで私はお姉さん……。
なんだか何かが否定されたみたいで、何かを拒絶されたみたいで……すごく悲しくなって……」
乃々(それで何で、もりくぼなんですか。何で、もりくぼ相談室なんですか。
お隣さん、助けてくださいっ……!!)
輝子(フヒッ……。頑張れ乃々……)
※早朝のキノコのお世話中
乃々(薄情者ぉ~……。こんな風に泣きつかれても、むぅーりぃー……)
5: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)03:58:47 ID:cTG
美優「さて、そこで乃々ちゃんに相談です」ぴたり
乃々「なんで急にラジオのお便り調!?」
美優「どうすれば私は仁奈ちゃんにママと呼んでもらえて、Pさんとの外ぼr……げふんげふん。
……もっと仲良くなれるでしょうか?」
乃々「なんか大人の思惑とか打算とか、汚い部分が垣間見えたんですけどっ!?」
美優「気のせいですよ」
乃々「いや、でも」
美優「気のせいですよ」
乃々「いや、その」
美優「気のせいですよ」
乃々「……………」
美優「気のせいです」
乃々「……はい」
輝子(うわぁ……)
乃々「なんで急にラジオのお便り調!?」
美優「どうすれば私は仁奈ちゃんにママと呼んでもらえて、Pさんとの外ぼr……げふんげふん。
……もっと仲良くなれるでしょうか?」
乃々「なんか大人の思惑とか打算とか、汚い部分が垣間見えたんですけどっ!?」
美優「気のせいですよ」
乃々「いや、でも」
美優「気のせいですよ」
乃々「いや、その」
美優「気のせいですよ」
乃々「……………」
美優「気のせいです」
乃々「……はい」
輝子(うわぁ……)
6: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:00:03 ID:cTG
美優「で、先程の相談なんですけど、乃々ちゃんは、どうしたらいいと思います?」
乃々「えー、えっーと……。その前になんで私に相談にきたのかな……って。
ぶっちゃけ、もっと良い相談相手がいるんじゃないでしょうか……」
(逃げたいです。逃げ出したいです。
ていうか、机の出入り口さえ塞がれてなければとっくに逃げ出してます。
こんな重い想い相談なんて、ほんと、むぅーりぃー……)
美優「Pさんの周りで、Pさんと特に仲が良くて、かつ話しかけやすくて頼りになりそうだと感じたのが乃々ちゃんだったからですよ」
輝子(頼りになりそう……?)
乃々「そ、そんな……。Pさんと、な、仲良くなんて……ないんですけど……。
別にもりくぼ話しかけやすくもないですし……」////
輝子(乃々、ちょろいな……。
まぁ、美優さんも人見知り気味だから内気な乃々の方が話しかけられやすかったってのは本音だろうけど)
乃々「えー、えっーと……。その前になんで私に相談にきたのかな……って。
ぶっちゃけ、もっと良い相談相手がいるんじゃないでしょうか……」
(逃げたいです。逃げ出したいです。
ていうか、机の出入り口さえ塞がれてなければとっくに逃げ出してます。
こんな重い想い相談なんて、ほんと、むぅーりぃー……)
美優「Pさんの周りで、Pさんと特に仲が良くて、かつ話しかけやすくて頼りになりそうだと感じたのが乃々ちゃんだったからですよ」
輝子(頼りになりそう……?)
乃々「そ、そんな……。Pさんと、な、仲良くなんて……ないんですけど……。
別にもりくぼ話しかけやすくもないですし……」////
輝子(乃々、ちょろいな……。
まぁ、美優さんも人見知り気味だから内気な乃々の方が話しかけられやすかったってのは本音だろうけど)
7: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:00:57 ID:cTG
乃々「そ、そういうことなら、真面目に相談に乗らざるを得ないんですけど……!!」
輝子(うーん。ほんと、ちょろい……)
ありす(こんなにちょろいと将来が心配ですね)
輝子(逆どなりの机下!? なんで!?)
ありす(学校がお休みなのでPさんに構ってもらおうと朝イチで来て待機してました!!)
輝子(頭にブーメラン突き刺して出社するのやめないか?)
ありす(私はちょろくないですよ。豊臣秀吉の一夜城なみに難攻不落です)
輝子(それ、あくまで応急設置の陣城で、普通の城ですらないからな。
いや、逆に色々相応しいかもしれないけれど)
輝子(うーん。ほんと、ちょろい……)
ありす(こんなにちょろいと将来が心配ですね)
輝子(逆どなりの机下!? なんで!?)
ありす(学校がお休みなのでPさんに構ってもらおうと朝イチで来て待機してました!!)
輝子(頭にブーメラン突き刺して出社するのやめないか?)
ありす(私はちょろくないですよ。豊臣秀吉の一夜城なみに難攻不落です)
輝子(それ、あくまで応急設置の陣城で、普通の城ですらないからな。
いや、逆に色々相応しいかもしれないけれど)
8: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:01:26 ID:cTG
乃々「こほん。どうやって仁奈ちゃんやPさんともっと仲良くなるか、どうしたら仁奈ちゃんにママって呼んでもらえるか、というご相談でしたよね」きりっ!
美優「はい。そうです」正座
乃々「結論から言わせてもらえば、今のままで充分。
……これ以上を無理に求める必要はないと思うんですけど」
ありす(バッサリいきましたね)
輝子(正論だが、果たしてそれが今の美優さんに通用するのか……)
美優「そ、そんな!ののさん! それでも私はっ!!」
乃々「まぁ、聞いてください美優さん。ついでに某みのさんっぽい呼び方はやめてください」
輝子(いつの番組だよ……)
ありす(ノリノリやないかい)
美優「はい。そうです」正座
乃々「結論から言わせてもらえば、今のままで充分。
……これ以上を無理に求める必要はないと思うんですけど」
ありす(バッサリいきましたね)
輝子(正論だが、果たしてそれが今の美優さんに通用するのか……)
美優「そ、そんな!ののさん! それでも私はっ!!」
乃々「まぁ、聞いてください美優さん。ついでに某みのさんっぽい呼び方はやめてください」
輝子(いつの番組だよ……)
ありす(ノリノリやないかい)
9: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:03:39 ID:cTG
乃々「あなたはママと『呼ばれる』ことに固執し過ぎてるのではないでしょうか。
私から見たらあなたは充分に仁奈ちゃんの母親がわりを務めているように思えますし、きっと呼び方がどうあれ、仁奈ちゃんもそう感じているはずです」
美優「そ、そう……でしょうか?」
輝子(おお、乃々が本気だモードだ……)
乃々「そうです。あなたは充分に良き『お母さん』です。
しかし、それと同時に、あなたには仁奈ちゃんの内心を、その機微を思う心遣いが少し欠けているようにも感じられます」
美優「どういうことですか……!」
乃々「落ち着いて下さい……。簡単な話なのです。
……仁奈ちゃんのお母さん……本当のお母さん……ご健在ですよね?」
美優「………!!」はっ!
私から見たらあなたは充分に仁奈ちゃんの母親がわりを務めているように思えますし、きっと呼び方がどうあれ、仁奈ちゃんもそう感じているはずです」
美優「そ、そう……でしょうか?」
輝子(おお、乃々が本気だモードだ……)
乃々「そうです。あなたは充分に良き『お母さん』です。
しかし、それと同時に、あなたには仁奈ちゃんの内心を、その機微を思う心遣いが少し欠けているようにも感じられます」
美優「どういうことですか……!」
乃々「落ち着いて下さい……。簡単な話なのです。
……仁奈ちゃんのお母さん……本当のお母さん……ご健在ですよね?」
美優「………!!」はっ!
10: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:05:44 ID:cTG
乃々「確かにご自宅住まいだった頃の、幼い仁奈ちゃんをひとり、部屋に放置していた疑惑や、
物心ついてから誕生日を祝ってあげたことがない説、
お年玉をあげたことがない説、
それに、Pさんとの初対面の日、アイドルになる前の仁奈ちゃんを出先で残し、仕事へ向かってしまったという疑いがあるのは確かです」
美優「………….」
乃々「虐げられて、蔑ろにされて喜ぶ子はいないでしょう。いるわけがありません。
それでも仁奈ちゃんにとっては、きっとかけがえのない、大切なお母さん、ママなのではないでしょうか。
たとえあまり会えなくても、たとえ寂しい思いをさせられても、そうそう『居なかったこと』になどできやしない、そんな大切な、大事な『ママ』なのではないでしょうか……!」
ありす(おお……っ。いや、もはや誰ですかあなたは)
物心ついてから誕生日を祝ってあげたことがない説、
お年玉をあげたことがない説、
それに、Pさんとの初対面の日、アイドルになる前の仁奈ちゃんを出先で残し、仕事へ向かってしまったという疑いがあるのは確かです」
美優「………….」
乃々「虐げられて、蔑ろにされて喜ぶ子はいないでしょう。いるわけがありません。
それでも仁奈ちゃんにとっては、きっとかけがえのない、大切なお母さん、ママなのではないでしょうか。
たとえあまり会えなくても、たとえ寂しい思いをさせられても、そうそう『居なかったこと』になどできやしない、そんな大切な、大事な『ママ』なのではないでしょうか……!」
ありす(おお……っ。いや、もはや誰ですかあなたは)
11: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:06:23 ID:cTG
美優「……そう、ですよね。大切な、ホンモノのママ……。
仁奈ちゃんにはちゃんとお母さんがいるのに、私ってばなんて酷いことを…….」
乃々「それをいうとパパの方はどうなんだ、という話になるかもしれませんが、そこはそれ。
出張はフェイクで実は他界している説が流れたり、たまに会っているというのも実はイマジナリーペアレントである説が流れたりする位ですから、あんま気にしなくていいと思います」
ありす(台無しですね)
輝子(ヒデェ)
乃々「まぁ、色々言いましたが、結局は無理に仲良くなろうとせず、今まで通りゆっくりいけばいいんじゃないか、というのが結論です」
(別にPさんとの仲を妨害する意図はありません。……本当です)
美優「そ、そうですよね。私、焦り過ぎてたのかもしれません。
ありがとうございます。ののさん」
乃々「だから、その呼び方……」
仁奈ちゃんにはちゃんとお母さんがいるのに、私ってばなんて酷いことを…….」
乃々「それをいうとパパの方はどうなんだ、という話になるかもしれませんが、そこはそれ。
出張はフェイクで実は他界している説が流れたり、たまに会っているというのも実はイマジナリーペアレントである説が流れたりする位ですから、あんま気にしなくていいと思います」
ありす(台無しですね)
輝子(ヒデェ)
乃々「まぁ、色々言いましたが、結局は無理に仲良くなろうとせず、今まで通りゆっくりいけばいいんじゃないか、というのが結論です」
(別にPさんとの仲を妨害する意図はありません。……本当です)
美優「そ、そうですよね。私、焦り過ぎてたのかもしれません。
ありがとうございます。ののさん」
乃々「だから、その呼び方……」
12: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:07:06 ID:cTG
美優「この前、乃々ちゃんが朝から晩まで事務所のPさんに●●●●の形でしがみついて生活していたのを見て、少し焦り過ぎていたのかもしれません」にっこり。
乃々「 」
輝子(●●●●ってなんだ?)
ありす(ググってみますね。画像検索……と。 …………!?)//// ぼん。
輝子(あれ? 逆どなりさんの霊圧が……消えた?)
ありす「……………」ぷしゅ~。
乃々「あ、あれは急に甘えたくなったというか、しばらく構って貰えてなくて、寂しさが積もりに積もった結果の反動と言いますか……」////
美優「ふふ」
乃々「そう! プロデュニウムが不足したから補充するですよ!って感じだったんですよ!
決してやましい気持ちじゃ……!!」////
輝子(なんか危険そうな物質だな)
美優「ふふ。別に責めてませんよ。
ただ、すごく積極的に……素直に甘えられて、羨ましいなって……。
今度私もお願いしようかしら」
乃々「 」
輝子(●●●●ってなんだ?)
ありす(ググってみますね。画像検索……と。 …………!?)//// ぼん。
輝子(あれ? 逆どなりさんの霊圧が……消えた?)
ありす「……………」ぷしゅ~。
乃々「あ、あれは急に甘えたくなったというか、しばらく構って貰えてなくて、寂しさが積もりに積もった結果の反動と言いますか……」////
美優「ふふ」
乃々「そう! プロデュニウムが不足したから補充するですよ!って感じだったんですよ!
決してやましい気持ちじゃ……!!」////
輝子(なんか危険そうな物質だな)
美優「ふふ。別に責めてませんよ。
ただ、すごく積極的に……素直に甘えられて、羨ましいなって……。
今度私もお願いしようかしら」
13: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:07:45 ID:cTG
乃々(それは絵的に完全アウトだと思うんですけど……)
輝子(乃々でもアウトだったぞ……)
美優「ふふ……。冗談です。
けど、本当にありがとうございます。
相談にのってもらえて、心が少し楽になりました」
乃々「いえ、お役に立てたようで……何よりです……」
美優「どうやらライバルみたいですけど……これからもよろしくお願いしますね?」
乃々「そ、そんな、ら、ライバルなんて……もりくぼおこがましいんですけど……。
そ、それに私は別にPさんの事なんか……」
美優「でも普段から寂しくなったり、構って欲しくなった時は机の下でPさんの脚を『くいくい』『ぺしぺし』って、すごく甘えて……」
乃々「な、なななな何を!? なんで知ってるんですかっ!? 誰がバラしたんですかっ!?」////
美優「……たりしそうだなー、と思ったのでカマをかけてみたんですが」
乃々「……!?」
美優「ふふ。やっぱりライバル、ですね?」
乃々「あうあうあう」////
美優「うふふ…….」
ガチャ
輝子(乃々でもアウトだったぞ……)
美優「ふふ……。冗談です。
けど、本当にありがとうございます。
相談にのってもらえて、心が少し楽になりました」
乃々「いえ、お役に立てたようで……何よりです……」
美優「どうやらライバルみたいですけど……これからもよろしくお願いしますね?」
乃々「そ、そんな、ら、ライバルなんて……もりくぼおこがましいんですけど……。
そ、それに私は別にPさんの事なんか……」
美優「でも普段から寂しくなったり、構って欲しくなった時は机の下でPさんの脚を『くいくい』『ぺしぺし』って、すごく甘えて……」
乃々「な、なななな何を!? なんで知ってるんですかっ!? 誰がバラしたんですかっ!?」////
美優「……たりしそうだなー、と思ったのでカマをかけてみたんですが」
乃々「……!?」
美優「ふふ。やっぱりライバル、ですね?」
乃々「あうあうあう」////
美優「うふふ…….」
ガチャ
14: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:08:16 ID:cTG
仁奈「おはよーごぜーます!! 仁奈が来やがりましたですよ!!」
美優「あら? 噂をすれば仁奈ちゃん……が……!?」
乃々「?」
P「だからきちんとペース配分を考えて……俺がノルウェーに行ってる間、1週間ちょいだからな。
知らない人が来ても鍵を開けちゃダメだぞ。
あ。おはようございまーす」
イヴ「大丈夫ですよ~。Pさんは心配性ですね~。
おはようございま~す」
乃々「3人で……同伴出勤なんですけど。
しかも仁奈ちゃん真ん中で手を繋いでるんですけど」ちらり。
美優「…………………………」
乃々(目に虹彩がないんですけど! ハイライトオフなんですけど!
身の危険を感じるんですけどっ!!) ダッ!!シュバッ!!
輝子(逃げたっ!? 一瞬の隙と僅かな隙間をついて逃げ出したっ!? なんだその技術!?)
美優「あら? 噂をすれば仁奈ちゃん……が……!?」
乃々「?」
P「だからきちんとペース配分を考えて……俺がノルウェーに行ってる間、1週間ちょいだからな。
知らない人が来ても鍵を開けちゃダメだぞ。
あ。おはようございまーす」
イヴ「大丈夫ですよ~。Pさんは心配性ですね~。
おはようございま~す」
乃々「3人で……同伴出勤なんですけど。
しかも仁奈ちゃん真ん中で手を繋いでるんですけど」ちらり。
美優「…………………………」
乃々(目に虹彩がないんですけど! ハイライトオフなんですけど!
身の危険を感じるんですけどっ!!) ダッ!!シュバッ!!
輝子(逃げたっ!? 一瞬の隙と僅かな隙間をついて逃げ出したっ!? なんだその技術!?)
15: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:08:50 ID:cTG
仁奈「昨日はパパのお家にお泊まりできて楽しかったでごぜーます。お風呂も一緒でした!
今度はママも一緒に入りやがるです!」
イヴ「えーっ。それはちょっと恥ずかしいですよ~」
美優「…………………………」
仁奈「パパとママが一緒にいて、仁奈はしあわせでごぜーます!
クリスマスには、しょるいも用意してあるですよ!
ほんとの家族になるんでごぜーます!」
イヴ「私の20歳の誕生日ですね~。まだまだだいぶ先、気が早いと思いますが~」
仁奈「それでも楽しみです!!」
美優「…………………………」のそり。
もぞもぞ……。
美優「……ソウイウヒトダッタンデスネ……」
今度はママも一緒に入りやがるです!」
イヴ「えーっ。それはちょっと恥ずかしいですよ~」
美優「…………………………」
仁奈「パパとママが一緒にいて、仁奈はしあわせでごぜーます!
クリスマスには、しょるいも用意してあるですよ!
ほんとの家族になるんでごぜーます!」
イヴ「私の20歳の誕生日ですね~。まだまだだいぶ先、気が早いと思いますが~」
仁奈「それでも楽しみです!!」
美優「…………………………」のそり。
もぞもぞ……。
美優「……ソウイウヒトダッタンデスネ……」
16: 名無しさん@おーぷん 2016/04/24(日)04:10:51 ID:cTG
輝子(お隣さんの住処が乗っ取られた !?
三角座りでなんかブツブツ言ってる!?
独り言、ちょっと怖いな!?)
ありす(あなたがそれを言いますか……)
美優「……むぅーりぃー……」
ありす(あなたがそれを言っちゃいますか……)
仁奈「今日も一日、頑張るでごぜーます!!」
その数日後、Pはノルウェーへ海外出張に。その影響で乃々が憑きくぼになったり、マゾ久保になったり、
ありすが苺で仁奈を餌付けして自分をママと呼ばせたり、元気になった美優さんが婚姻届でビール瓶を切断するという技を編み出し三重士筆頭に名乗りを上げたりするが、それはまた別のお話。
なお、仁奈の言う書類とは、クリスマスのサンタさんへのお願い事を書いた手紙であったこと、そして、イヴとは道中偶然合流しただけであり、特にやましい事実はなかったことを補足しておく。(フォロー)
おしまい。
三角座りでなんかブツブツ言ってる!?
独り言、ちょっと怖いな!?)
ありす(あなたがそれを言いますか……)
美優「……むぅーりぃー……」
ありす(あなたがそれを言っちゃいますか……)
仁奈「今日も一日、頑張るでごぜーます!!」
その数日後、Pはノルウェーへ海外出張に。その影響で乃々が憑きくぼになったり、マゾ久保になったり、
ありすが苺で仁奈を餌付けして自分をママと呼ばせたり、元気になった美優さんが婚姻届でビール瓶を切断するという技を編み出し三重士筆頭に名乗りを上げたりするが、それはまた別のお話。
なお、仁奈の言う書類とは、クリスマスのサンタさんへのお願い事を書いた手紙であったこと、そして、イヴとは道中偶然合流しただけであり、特にやましい事実はなかったことを補足しておく。(フォロー)
おしまい。
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