1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 01:15:09 ID:i41BJeos
1.FF4

純「……」ピコピコ

純「行け! サンダラ!」ピコピコ

純「やったー! カイナッツォ倒したー!」

純「ふわあ……ひと仕事したら眠くなっちゃった」

純「……あ、シド出てき……」zzz 



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2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 01:16:10 ID:i41BJeos
……


梓「さあ、こっちです!」

純「……むにゃ?」

憂「どうしたの純ちゃん?」

純「え、何で憂が……しかも何、そのカッコ? かわいいけど」

唯「純ちゃん、早くいこうよ!」

純「唯先輩!? 憂と同じカッコ……?」

純(よく見たら、私もなんかすごいカッコ……あ、これパラディンだ!)

純(憂と唯先輩が魔法使い、向こうに歩いていったのは……さわ子先生? 先生も魔法使いみたい)

純(先頭は梓か……何あの変なメガネ)

さわ子「純ちゃん、早くしなさい?」ガチャ

純「まあいいや、ついてこっと」ガチャ 

3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 01:17:33 ID:i41BJeos
ゴォォォ……

純「え? なんか悪寒が……」

トンちゃん『クカカカカ……死してなお凄まじいこの水のトンちゃんの恐ろしさ……とくと味わいながら死ねい!』

ゴゴゴゴ……

純「ちょ、何!? 壁が迫ってくる!!」

梓「扉が開きません!」

さわ子「こっちもよ!」

純「ど、どうしよう……このままじゃ潰されちゃう」

唯「……憂」サッ

憂「……うん」サッ 

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 01:17:51 ID:i41BJeos
憂「純ちゃん、今までありがとう」

唯「もう一人の妹が出来たみたいでうれしかったよ!」

純「え? ちょっと、どういうこと――」

さわ子「二人とも、何を!?」

唯「みんなをここで死なせたりはしない!」

憂「さわ子先生、純ちゃんをお願いします」

純「や、やめ――」

唯憂「「ブレイク!!」」カチーン! 

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 01:18:28 ID:i41BJeos
純「うそ……そんな」

梓「え、憂、唯先輩……?」

さわ子「待ってて、今助けるから……エスナ!」キュルリン

二人の意志により石化しているので効果がない……

さわ子「バカ……死ぬのは私でよかったじゃない……!」

梓「弔い合戦です! むったんプライズを出しましょう!」

純「待ってろぉ……、―――――」


…… 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 01:18:55 ID:i41BJeos
純「ハッ!?」ガバッ

純「……夢か」

純「あ、イベント終わってるし……どんな話だったんだろ? まあいっか」

純「憂、唯先輩……うーん。あの二人ならやりかねないかも」

純「……」カチカチ ピロリン

純「よし! 眠いし今日はもうやめよっと! セーブセーブ……」

……

憂「……? 純ちゃんからメール……どういうこと?」

『ありがと!でも命は大事にね!』

おわり 

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 01:19:55 ID:i41BJeos
ネタを思いつき次第、追加していきます 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 08:21:15 ID:oaK1X9II
ほほう 

9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 01:38:57 ID:HjadITE6
2.サガフロンティア レッド編 

純「……あーもう、改造四天王連戦とか勘弁して……」ピコピコ

純「よーし、三人目倒したー!! でも次ってメタルブラックだよね」

純「疲れた……勝てるかなあ……ふわあ」

純「あ、回復してくれた……なかなか紳士……じゃん……」zzz 

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 01:39:35 ID:HjadITE6
……


純「むにゃ? あれ、何この体……機械?」

アズカイザー「みなさん、相手は強敵です。行きますよ!」

唯律澪紬「「お~!!」」

純「え、なにこの状況? 梓がアルカイザーで、まさか私が、メタル――」

アズカイザー「さあ、決着をつけましょう、メタルボンバー!」

純「――って、誰がボンバーだっ!!」

アズカイザー「な……違うというのですか?」

純「え、あ……えっと、フハハハ! 私はもはや今までの私ではない! お前の能力をコピーして生まれ変わった、メタルアズカイザーだっ!!」

純(こんな感じでいいか……うひゃー恥ずかしい)

アズカイザー「そんな……そんな力、間違っています! 行きますよ、覚悟してください!!」

純(これ、なにげにやばくない? 相手五人もいるし……ボス敵っていつもこんな気持ちだったのか……)

純「……ええい、やるしかない! 行くぞー!!」 

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 01:40:39 ID:HjadITE6
Battle #5


律「くらえー、二刀烈風剣!」シャキンシャキン

純「ぐえっ!? ……あれ、意外と痛くない。さすが改造されてるだけあるか」

澪「跳弾!」カキンカキンカキンカキンドゴッ!!

純「……ぐっ! ふふ、まだまだ――」

唯「逆風のギー太!」ジャキン

純「あうっ!? ちょっ……」

紬「超風!」ズガガガガ

純(あーもう、いくら私が頑丈でも五人相手とか無理だって!)

純「こんの……タイガーランページ!!」ドゴオオン!!

アズカイザー「きゃあっ!? くっ……さすがメタルアズカイザー。みなさん、ここは一気に決めましょう!」

純「え、それってまさか……」 

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 01:41:26 ID:HjadITE6
アズカイザー「行きますよ、5連携!」パアーンパアーンパアーンパアーンパアーン

アズカイザー 律    澪    紬         唯
「アズ・」  「神速」 「十字」 「ヴァーミリオン」 「ギー太!!」ズガガガガガアン!!!!

純「ぎゃあああああっ!?」

純(やば、死ぬ……とにかく向こうの人数減らさなきゃ!!)

純「……うおおおっ! ムーンスクレイパー!!!」ブーン ジャキンジャキンジャキンジャキンジャキン!!!!!

唯律澪紬「「きゃあああっ!?」」ドサッ

アズカイザー「きゃあっ!? ……みなさん! しっかり!!」

純「はあ、はあ……これであとはあんただけだよ、梓! これでとどめだ! ダーク・フェニックス!!」ゴオオオン

アズカイザー「くうっ……!! 正義は、正義は……負けるわけにはいかないんです!」

アズカイザー「!!」ピコーン

アズカイザー「真……アズ・フェニックス!」ゴオオオ

純「な……」

アズカイザー「たあああああっ!!!」

純(負け、る……)

――ドゴオオオオン!! 

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 01:42:49 ID:HjadITE6
……


純(ああ、私の体が……消えていく……負けたんだ、私)キラキラキラキラ

アズカイザー「……メタルアズカイザー」

アズカイザー「あなたは強かったよ」

アズカイザー「でも間違った強さだった」


……


純(あれ、私死んだのにまだ意識残ってる……そっか、夢だし)

ゴゴゴゴ……

アズカイザー「な、何!?」

憂「I am the real master of Wakaba Girls. I control everything. I rule every instruments. You shall die!!」

純(ちょ、憂、めっちゃ強そう―――――) 

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 01:43:41 ID:HjadITE6
……



純「ハッ!?」ガバッ

純「……夢か」

純「あっ!! ゲームオーバーになってる!!」

純「うわあ……もういいや、やーめよっと……」

純「しっかし、アズカイザーねえ……ぷっ」

純「あーでも、負けたの思い出したらなんかむかついてきた」

純「今度楽器で勝負でも挑むかな……よーし、練習しよっと!」

おわり 

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:04:49 ID:9O3/CXZw
3.スターオーシャン2nd

純「……」ピコピコ

<スピキュール!

純「あっ、しまった……!」

<うおーっ! あっちー! ドゴォォォン
<ぐああああっ!

純「あーもう! またやられたよ……」

純「どーしよう、レベル上げに戻るかな~」

純「めんど……ふわぁ、眠くなってきた」

純「もう一回、ダメもとで……やって……」zzz 

19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:05:18 ID:9O3/CXZw
……

The Ultimate Terror 

梓「この先に、先輩たちが……」

純「……むにゃ?」 

さわ子「いよいよね……」

和「絶対に、止めてみせるわ」

純(あれ、ここどこ? あ、今度はクロードのカッコだ! また夢か……)

梓「純……行こう」

純「ちょ、梓! 何その髪!」 

20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:06:16 ID:9O3/CXZw
梓「え? 何、急に……ギョロとウルルンに失礼でしょ」

純(梓のツインテールが赤と青の竜に……! やば、笑うって!)

純(まずいまずい、笑ってるようなシーンじゃないや、これ今からミカエルとハニエルと戦うとこだよね)

純(梓はアシュトン……さわ子先生はバズーカ持ってるからオペラ? うわ、三つ目になってる! 和先輩は……うおっ、耳長い! レナかな?)

さわ子「純ちゃん、どうしたの? ……もう引き返せないわ、行きましょう」

純「あ、はい……」

和「相手が誰だろうと、手加減は無用よ」

純(え、相手って十賢者でしょ? うーん、まぁいいや、行こう!) 

21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:07:35 ID:9O3/CXZw
……

律「お、来たな」

澪「無駄だっていうのに……」

純(ちょ!? この二人が相手!?)

梓「律先輩、澪先輩……覚悟してください!」

律「覚悟だぁ? はっ、あたしらに勝てると思ってるのか?」

さわ子「やってみなきゃわかんないわ」

澪「いえ、わかります。どうやったって、私達には勝てるはずがないんだ。私たちは、最強の体を手に入れたんだから」

和「なめないで頂戴……こっちにも反物質武器があるんだから」

純(うーん、イマイチ話が飲み込めないんだけど……そもそも十賢者ってなんだったっけ。確かナントカ博士が作って――)

梓「行くよ、純!」

純「え? あ、うん!」 

22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:08:17 ID:9O3/CXZw
Mighty Blow


律「骨まで焦がしてやるぜ!」メラメラ

純(うーん、なんで先輩たちが敵に? 最強の体がどうとか……って、やば! アレが来る、止めなきゃ!)ダッ

律「スピキューーーーール!!!」ピョン

純「しまっ……!」

律「うおおおおっ! あっちーーーーー!!!」ドゴォォォォォン!!

純梓和さわ子「「きゃあああああああっ!?」」

純「ちょ、反則級っしょ……うう」

律「燃え尽きれ~い!」メラメラ

梓「また来る! 純、行くよ!」ダッ

純「う、うん! うおお~っ!」

純「鏡面刹! おりゃおりゃおりゃ~!!」ザクザクザクザク

梓「ソードダンス! たああああっ!!」ザクザクザクザク

律「うわあ! うわうわうううわうわうわうわううわうあうわあああっ!!」フルボッコ 

23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:08:51 ID:9O3/CXZw
澪「おとなしく死ね……!」ゴオオ

さわ子「落ちろ!」バンバンバン

澪「きゃあっ!」

和「フェアリーライト!」キュルリン

純「よし回復! おりゃおりゃ~!!」

律「うわあ! うわううわうわ……燃えろ!」ブン ゴチン!!

純梓「「きゃあっ!?」」

律「今だぜっ! スピキューーーーール!!」ピョン

律「このあたしは強えだろうが!!」ドゴォォォォォン!!

純梓和さわ子「「きゃあああああああっ!?」」

澪「おとなしく死ね! マインドブラスト!」キュイイン……ドゴォォォォォン!!

和さわ子「「きゃあああっ!?」」ドサッ

純「やばっ……」 

24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:09:20 ID:9O3/CXZw
律「とどめだ!」メラメラ

梓「とにかく律先輩を止めないと……大いなる創造神トライアよ、全ての敵を滅せよ! トライエース!」ドゴォォォォォン!!

律澪「「うわああっ!?」」

純「空破斬! からの、鏡面刹!」ザクザクザクザク

律「うわあ! うわううわうわうわあ!」

梓「もう一回挟み撃ちです! たあああっ――」ダッ

澪「……マインドブラスト!」キュイイン……ドゴォォォォォン!!

梓「いやあああっ!?」ドサッ

純「ちょっ……」

律「終わりだな! 燃え尽きれーい!」メラメラ

澪「おとなしく死ね!」ゴオオ 

25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:09:46 ID:9O3/CXZw
純「かくなる上は……それっ!」つスーパーボール  三〇 三〇 三〇 三〇

律澪「「うわあっ!?」」

純「今だ! おりゃおりゃ~!!」ザクザクザクザク

律「うわあああああっ!?」ドサッ

澪「り、律っ!」

純「よし、隙あり! 吼竜破!」ゴオオ

澪「きゃあっ!」

純「壁際追い詰めたー! 吼竜破! 吼竜破! 吼竜破!」ゴオオゴオオゴオオ

澪「いやああああああっ!?」ドサッ

純「危なかったぁ……」 

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:10:10 ID:9O3/CXZw
……

The Ultimate Terror

律「そんなばかな……お前らが、私たちを倒すなんて……」ガクッ

澪「計算が違う……」ガクッ

梓「……すいません、先輩方。でも、あなたたちは間違ってます……!」

和「行きましょう。仕方ないわ……」

さわ子「早く、あの子たちを止めなきゃ」

純(いつの間にかみんな復活してるし……まあRPGじゃお約束か。てか未だに話が見えないな……まあいいか)

純「行こう、みんな!」ダッ 

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:10:29 ID:9O3/CXZw
……

紬「……あなたたちがここに来たということは、りっちゃんと澪ちゃんはやられたのね」

和「そうよ。ムギ、あなたも観念しなさい」

さわ子「もうバカなことはやめて?」

紬「そう……やられたの……ふふ、これであとは憂ちゃんを倒せば全宇宙はコトブキグループの手に落ちるわ」

梓「なっ……? 何を考えているんですか!?」

純(いや、それより憂って……この先に憂が?)

紬「全宇宙の破壊なんて、無駄なことよ。全宇宙は、私たちの支配下で管理する。それが一番いいの」

紬「あなたたちはよくやってくれたわ……ご褒美に私たちのグループで、地位を与えてあげようかしら?」

紬「ふふ……不満そうね。じゃあ、やっぱり死んでもらおうかしら♪」

純「……来るっ!!」 

28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:10:57 ID:9O3/CXZw
The Incarnation of Devil 


紬「さて、地獄巡りの片道切符は、あなたたちの命で――」

純「鏡面刹!」

梓「ソードダンス!」

さわ子「ハイパーランチャー!」

紬「きゃあっ!? きゃあきゃあきゃきゃきゃあきゃあきゃあ!?」

純(あれ、これ楽勝じゃん……?)

紬「きゃあっきゃあきゃあきゃあきゃきゃあ うふふふ……」キンキンキン

純「え、無敵状態?」

紬「亡びの風をその身に受けるがいいわ!」サッ

紬「どうしたの? かかってこないのかしら……♪」

紬「――小物ね」ゴオオオオオオ……ドゴォォォォォン!!

純梓和さわ子「「きゃあああああああっ!?」」 

29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:11:38 ID:9O3/CXZw
純「……ああもう! やっぱ強すぎ! たあああっ!」ザクザクザクザク

和「フェアリーライト!」キュルリン

さわ子「攻撃の手を休めないで!」ズガンズガン

紬「きゃあっ!? うふふふ……」

梓「ダメです、無効化されます……!」キンキンキン

紬「亡びの風をその身に受けるがいいわ!」サッ

紬「もう少し楽しませてもらいたいのだけど……」

紬「――死になさい」ゴオオオオオオ……ドゴォォォォォン!!

梓和さわ子「「きゃあああああああっ!?」」ドサッ

純「うわあっ!? み、みんな! またピンチなんですけど……」

紬「……うふふ」 

30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:12:55 ID:9O3/CXZw
純(つ、次来たら死ぬ……でも回復してもどんどん亡びの風連発してくるし……風?)

純「そういや、あれが……」ガサゴソ

純「あった! ルーンシューズ!」ハキハキ

紬「亡びの風をその身に受けるがいいわ!」サッ

紬「本気を出したらどうかしら。まさか、それで本気なの?」

紬「――クズね」ゴオオオオオオ……ドゴォォォォォン!!

純「へへーん、効かないよ! 風属性無効だもん!」

紬「……そんな!?」

純「それそれそれーっ!!」ザクザクザクザク

紬「きゃあああっ!?」ドサッ

純「ふう、またギリギリだったよ……」 

31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:13:22 ID:9O3/CXZw
……

The Ultimate Terror 


紬「あと少し、あと少しだったのに……」ガクッ

梓「ムギ先輩……」

和「……あと一人、よ。心して行きましょう」

さわ子「終わらせましょう。この悲劇を……」

純(うーん、次は憂かあ……悲劇ってなんだろ) 

32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:13:49 ID:9O3/CXZw
……


憂「……」

梓「憂……お願い、もうやめて、こんなこと」

憂「ううん、もう遅いよ、梓ちゃん。崩壊紋章はもう完成しちゃったもん」

和「やめて、憂! 世界を破壊して、何になるっていうの!?」

憂「こんな、世界……お姉ちゃんを殺した世界なんて、いらないよ!!」

純(な!?)

さわ子「唯ちゃんのことは残念だったわ……でも、だからってこんなことをするのは間違ってる」

憂「……私だってこんなことのために『十賢者』を作ったわけじゃありません。星の平和のために、強い生体兵器を作る計画だったのに……」

憂「でも、反対派のテロに巻き込まれてお姉ちゃんが死んじゃって……上層部はお姉ちゃんの死を隠蔽しようとして……!」

憂「十賢者なんかあってもなくても、人間は、世界は、こんなものなんです。もう、滅ぼすしかないんです……!」

純「……だからって……なら、そうならないように努力すればいいじゃない! なんで全部破壊しなきゃいけないのさ!」

憂「無駄だよ、純ちゃん。きっと、お姉ちゃんみたいな悲劇は繰り返されるの」

純「憂……今、目を覚ましてあげる! 行くよ!!」チャキッ 

33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:14:32 ID:9O3/CXZw
Integral Body And Imperfect Soul 

憂「……行くよ」

純「――はああああああっ!!」ダッ

憂「ディヴァインウェーブ」

純「あだだだだだだだだだっ!?」ドサッ

梓「ちょ、純のバカ!」

和「レイズデッド!」キュルリン

純「あいたたた……何よ今の攻撃」

さわ子「むやみに近づかないで。いくわよ……落ちろ!」バンバンバン

憂「うっ!?」

梓「今です! リーフスラッシュ!」

純「パターン持ち込め~! 吼竜破! 吼竜破!」

憂「うっ!? うっうっうううっ!?」 

34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:14:56 ID:9O3/CXZw
憂「……甘いよ」サッ キュイイン……

純「やば――」

和「プレス!」ヒュウウウウ……ドシン!

憂「うっ!?」

さわ子「ナイスアシスト、和ちゃん! それそれ!」ズドンズドン

梓「逃がさないよ、ソードダンス!」

純(ここまでは順調か……勝てるかな)

純「ソードボンバー!」

憂「うっ!? 滅びを拒むの……? でも、運命が変わることなんてないよ」――タイムオブトゥルース――

憂「お姉ちゃん……力を貸して」ゴオオオオオオ……

シャキン! 

35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:16:14 ID:9O3/CXZw
唯憂『デリートするよ!!』

純「な!? 唯先輩の……霊……!?」

梓「唯先輩……!」

唯憂『耐えられるかな? ……チャント!!』ゴオオ

唯憂『運命の時だよ』ドゴォォォォォン!!

純梓和さわ子「「きゃあああああああっ!?」」

純「な、なんて強さ……」

和「まずいわね……フェアリーライト!」キュルリン

純「攻撃させないようにしなきゃ……鏡面刹!」

唯憂『ううっ!? ……遅いよ』サッ キュイイン……

梓「逃がさない! トライエース!!」ドゴォォォォォン!!

唯憂『ううっ!? ……どうして、どうして』 

36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:16:48 ID:9O3/CXZw
さわ子「フレイムランチャー!」ズドオオン

唯憂『うっ!? どうして運命に逆らうの? ……滅びて。チャント!』ゴオオ

唯憂『聖なる音色を聴いて』ドゴォォォォォン!!

梓和さわ子「「きゃあああああああっ!?」」ドサッ

純「うわあっ!? またこの展開か……!」

純「憂! お姉さんが亡くなって自暴自棄になってんのかもしんないけど……だからって全部が全部悪いわけじゃないでしょ! たあっ!」ザクザクザクザク

唯憂『くうっ……いいの。私は、[お姉ちゃん][憂]と永遠に生きるの……誰もいない、宇宙の残骸で』

純「勝手に巻き添えにするなー! 憂、いまからでも遅くないから、やめてよ!!」 

37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:17:14 ID:9O3/CXZw
唯憂『ダメだよ……こんな、宇宙は……いらない。――ノア』ザアアアアア

純「うわあっ!? ……負けるか! 双破斬!」

唯憂『きゃあっ!?』

純「吼竜破! 吼竜破!」

唯憂『……純ちゃん……お願い、私を――』

純「――! ……たあああああっ!」シャキン!!

唯憂『うっ!?』

唯憂『……ありがとう、純ちゃん。私を止めてくれて……』キュイイン……

唯憂『――あああああああっ!!!』ドゴォォォォォン!!


純「……はあ、はあ。憂の……バカ―――――」 

38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/20(月) 00:17:40 ID:9O3/CXZw
……


純「ハッ!?」ガバッ

純「……夢か……後味悪っ」

純「憂……お姉さん大好きそうだもんなー。もし亡くなっちゃったら……まあ宇宙崩壊とまではいかないだろうけど」

純「……」カチカチ prrr

憂『もしもし、純ちゃん? どうしたの?』

純「あー、憂。もし、さ。なんか悩みとか嫌なこととかあったら、一人で抱え込まないで相談しなよ?」

憂「え? どうしたの突然」

純「えっと……ごめん、ふと思っただけ。いくらでも話は聞くから! 友達をばんばん頼っちゃってね!」

憂「……ふふ、変な純ちゃん。そうするね、ありがとう」

純「うん! 話はそれだけ、じゃーね」ピッ

純「……よーし、なんかむしゃくしゃするから十賢者ぶちのめしてやる!! 覚悟しろ~!」ピコピコ

おわり