僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 前編

456: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/02(月) 14:53:49.72 ID:1qu/yGTmP
[僧侶ちゃんが試す昔の知恵]


僧侶「夏に魔王さんが作ってくれた夏野菜の数々」

僧侶「本当においしかったですよー」

僧侶「夏の野菜の一部をここに漬けてあります」

僧侶「そうです、ぬか漬けなのです」

僧侶「毎日ぬか床を混ぜ混ぜした甲斐がありましたねー」

僧侶「混ぜたら手が臭くなるのはご愛嬌です」

僧侶「今日のお夕飯に出しましょうか」


―ぬか床は毎日混ぜる…昔の家の日課のようなものでした―

―ぬか床は美味しいですね―

引用元: 僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 



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458: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/03(火) 20:52:23.20 ID:wNHHlbqiP
[賢者ちゃんが試す昔の知恵]


賢者「私が出来る昔の知恵?」

賢者「ならばこれはどうかな」

賢者「魔王様と同じ新聞紙ネタで」

賢者「床を掃く時に新聞紙を湿らせて千切る」

賢者「床の適度な範囲に千切った新聞紙を蒔く」

賢者「その新聞紙を箒で集めるように掃く」

賢者「あら不思議、ホコリがいつも以上に取れてるってやつ」

賢者「昔の知恵って程でもないかな…」


―結構キレイになります―

―特に乾燥するこの時期は特に威力が抜群です―

459: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/03(火) 21:17:32.63 ID:wNHHlbqiP
[勇者が試す昔の知恵]


勇者「うーん、そうだなぁ…」

勇者「あ、これなんかいいかな」

勇者「じゃん!」つ香炉

勇者「これ凄いんだよ」

勇者「魔王が香木を取ってきてくれてね」

勇者「寝る前に焚くと凄く眠くなるんだ」

勇者「いつもは既製品の線香を使うんだけど」

勇者「たまには炭で香木を焚くんだ」

勇者「これはいいよ、本当に」


―お香は本当にリラックスしますよ―

―ただし火の取り扱いにはご用心を…―

461: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/09(月) 23:20:16.44 ID:+dDbpMTuP
[側近ちゃんが試す昔の知恵]


側近「ダンボールでのリクエストがありました。と側近は何か無いかと考えます」

側近「では、知恵を披露します。と側近は行動を開始します」

側近「まず、大きめのダンボールと太めのマジックペンを用意します」

側近「マジックペンでダンボールのフタの所に[拾って下さい]と書きます」

側近「後は拾われたい人の家や部屋の玄関前に行き、ダンボールの中で座って待ちます」

側近「にゃーにゃーと鳴いてみたり、くぅーん…と鼻を鳴らすのも効果的らしいです。と側近は自信を持って言います」

側近「さて、魔王様の部屋の前で試しましょうか。と側近は評価試験に入ります」


―それは昔の知恵じゃなくて昔のネタだ!―

―そう思った人はお願いですから言わないで下さい―

468: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/20(金) 10:34:10.74 ID:6mkDvIkAP
[勇者、故障…?]


勇者「いてて…」

僧侶「どうしましたか、勇者様?」

勇者「腰が痛いんだ、左足の太ももも痛くて…」

魔王「腰と左足…?まさかな…」

賢者「僧侶ちゃん、勇者と病院行ってきてくれる?」

僧侶「分かりましたー」

勇者「大丈夫だよ、寝てれば治るから」

魔王「行ってこい、勇者。賢者の言う通り詳しく診てもらった方がいい」

勇者「…分かったよ、そこまで言うなら行ってくるよ」


―勇者と僧侶ちゃんは病院へ行きました―


魔王「賢者、お前の呪文でも無理そうか?」

賢者「ええ、あの痛みは私の呪文でも治らないと思いますね」

魔王「無理させすぎたかな…?」

賢者「激しい運動は無理でしょうから、しばらくは魔王様ひとりで修行ですかね」

側近「zzz…」スヤスヤ

469: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/20(金) 11:49:31.32 ID:6mkDvIkAP
[勇者、故障!]


―病院で検査してもらいました―


医師「初期の腰椎ヘルニアですね」

勇者「えっ」

医師「ああ、心配しないで。まだ初期の段階です、手術は必要無いし安静にしていれば痛みは改善しますよ」

勇者「そうですか…」

医師「これが腰のレントゲンの画像ですが、第4腰椎と第5腰椎の椎間板が少しだけヘタってます。腰椎の変形もわずかに見られますね、恐らく左足の違和感や痛みはこの変形した腰椎が神経に触れてるから起こってるのでしょう」

勇者「先生、僕は治りますかね?」

医師「この状態ならそこまでしないうちに痛みも消えますから、暫くは痛み止めを飲んで、コルセットを巻いておいて下さい。後は激しい運動も控えておきましょう」

勇者「分かりました」

医師「痛み止めは5日分出しますから、終わる位にまた来て下さい」


―メタです、1のヘルニアネタです―

470: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/20(金) 12:22:13.18 ID:6mkDvIkAP
[勇者、DL入り]


勇者「>>469って事になったよ」

魔王「はやりか…俺のせいだ、すまないな」

勇者「気にするな、その代わりゆっくり休ませて貰うけどね」

魔王「ああ、また相手してくれ」

勇者「良くなったらね」

僧侶「ねえねえ、おねーさん」

賢者「なに、僧侶ちゃん?」

僧侶「タイトルのDL入りって何ですか?」

賢者「故障者リスト、つまりはケガ人の仲間入りって事ね」

僧侶「何の略何ですか?」

側近「Disabled Listの略です、アメリカのメジャーリーグなんかで良く使われます。と側近は知識を披露します」

僧侶「ほえー、物知りですねー」

側近「ちなみにバスケットボールのNBAではInactive Roster、アメリカンフットボールのNFLではInjury Reserveと称しています。と側近は更に知識を披露します」

魔王「どうせGoogle大先生だろ…」ボソッ

側近「おっと、魔力が暴走しました。と側近は魔王様にライデインを当ててしまいます」カッ

魔王「何でだよ…」マックロコゲ


―皆さんも体に無理をさせないようにして下さい―

474: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/21(土) 21:10:07.52 ID:NqhfuHRDP
[闘う講師、魔王様]


勇者「あれ、魔王はいないの?」

僧侶「朝ご飯食べたら出かけましたよ」

側近「魔王様は本日講義が入っております。と側近は魔王様の予定を伝えます」

勇者「講義って…、あいつ何者なんだ…?」

賢者「あまり気にするな、魔王様は魔王様だよ」


―講義会場―


魔王「…になります。つまり、石油類の水溶性と非水溶性の指定数量は、倍の関係で成り立ち、それだけ危険性が違うという事になるのです。ただし、第4石油類と動植物油類には、水溶性と非水溶性の区分はありません。試験で問われる事がありますので、ここは覚えておいて下さい」

魔王「えー、次はテキスト34ページ、貯蔵の形態と保守点検についての法令になります。貯蔵には屋外貯蔵と屋内貯蔵、地下タンクによる貯蔵など…」


―今日は危険物の乙4類の講義です―

475: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/21(土) 21:18:46.16 ID:NqhfuHRDP
[負傷兵の湯治はハーレムだった?]


賢者「湯加減はどうだ?」

勇者「ああ、快適だよ。長く浸かれそうだ」

僧侶「勇者様、上がるときには言って下さいね」

勇者「うん、ありがとう」

側近「湯治はいいですね。と側近はジパングの知識を披露して正解でした」

勇者「そうだね、よく知ってたね。っていうか何で一緒に入ってるの?」

側近「オチ要員でしょうか。と側近は平然と言いのけます」

勇者「オチてないよ、そして風呂の温度が上がってるんだが」

賢者「お前みたいな奴は釜茹でになれ!」メラゾーマ!

僧侶「ズルいですよ!私も入ります!」

勇者「ちよっw何でww」


―結局、4人で入りました―

―勇者はのぼせてしまいました、違う意味で―

476: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/21(土) 21:23:03.06 ID:NqhfuHRDP
[今度は本当に湯治です]


勇者「さっきはえらい目に遭った…」

勇者「風呂に入って休んで…、昔のジパングの人はこうやって病気を治したんだなぁ」

勇者「腰の痛みと闘う事になるけど、こうやって休むのもいいねぇ」

勇者「ふぁー、極楽だ…」


―ヘルニアはまず温める事が第一ですね―

479: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/27(金) 00:22:56.59 ID:eqzBEJL4P
書き込んでしまった、失敗失敗w


[さあ、勇者のリハビリだ]


勇者「プールに来た訳だが」

魔王「ひとまず温水のプールでリハビリだな」

勇者「鍛えてる筈だったんだかなぁ…」

魔王「アスリートは何かしらケガをする、ケガしない方がおかしいのさ」

勇者「そういうもんかね?」

魔王「さて、痛みが出たら言えよ」

勇者「とりあえず水の中を歩くんだろ?」

魔王「そうだ、足腰を保護しながら運動できる良いシステムだぜ」

勇者「ふぉぉ…、結構抵抗あるのな…」ザブザブ

480: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/27(金) 19:25:28.19 ID:eqzBEJL4P
[経過はどうかな?]


医師「まだ痛みは出ますかね?」

勇者「まだ出ます、腰のコルセットをしていないと座った時に特に…」

医師「ふむ、まだまだ痛み止めが必要でしょうね。年末年始の休診にも入りますから、2週間分の痛み止めをまた出しておきましょう」



僧侶「勇者様、良くなりませんねぇ」

勇者「厄介な事になっちゃったね、本当に」

賢者「横になってなよ、とりあえず楽な体勢でいることが重要だ」

勇者「うん、そうしておこうかな」ゴロッ

側近「必要なものがあったら言ってください。と側近はサポートを約束します」

勇者「動けないのも疲れるなぁ…」


―はい、1は寝正月決定です―

483: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/28(土) 13:59:52.91 ID:LhrEmGkXP
[ニャーっと鳴くんですよ]


勇者「何も出来ないのも暇だなぁ…」

勇者「今日はみんな用があって僕ひとりだし」

勇者「スーさんも遊びに行っていないんだよなぁ…」

勇者「ゴロゴロしてろってのも辛いよ、とりあえず天運マラソンでもやってるかな」


ニャー、ニャー


勇者「古おま7個で女王の護石6個とかありえねぇから、とりあえず14代目は僕にごめんなさいしようね」DSリセット


ニャーニャー、ニャー


勇者「ん?ネコかな?」DSソットジ

勇者「14代目もアテにならないし、ネコでも構うかな」


―外に出るとそこには…!―


ドラゴン「ニャー」

勇者「ファッ!?」


―ダンボールの中に体長10cm程の小さなドラゴンがいました―

―なお、一部勇者に相応しくない言動がございました、勇者に代わりましてお詫び申し上げます―

484: ◆5eMN8sHsbY 2013/12/28(土) 16:21:44.80 ID:LhrEmGkXP
[かわいいネコちゃんだと思った?残念、かわいいドラゴンちゃんでした]


ドラゴン「ニャー、ニャー」

勇者「ドラゴンってニャーって鳴いたっけ…?」

ドラゴン「ニャー(鳴くんだよ、俺達は)」

勇者「お前どっから来たの、地上の魔物じゃないよなぁ」ヒョイッ

ドラゴン「ニャー」スリスリ

勇者「はははっ、くすぐったいよ、かわいいなお前は」ナデナデ

ドラゴン「ゴロニャン」ゴロゴロ

勇者「寒くなるし、今日はうちに来い」ナデナデ

ドラゴン「ニャー(よし、今日の宿は確保っと)」スリスリ

486: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/01(水) 23:52:37.04 ID:JqfY/b3BP
[新年明けました]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「新年ですよ、新年」

勇者「そうだね、みんなに挨拶しようね」

僧侶「新年、明けましておめでとうございます」

勇者「昨年は皆様に大変お世話になりました」

僧侶「これからも気の向くまま緩く、投下していきます」

勇者「気長に、そして暖かく見守って下さい」

勇者・僧侶「今年も、宜しくお願いします!」


―本年も宜しくお願いします―

489: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/04(土) 00:45:20.49 ID:Pc5w3XxXP
[新たな家族が増えました]


―勇者は帰ってきた皆に事情を説明しました―


魔王「テノリドラゴンか、地上では珍しいな」

勇者「テノリドラゴンって言うのか」

ドラゴン「ニャー」

僧侶「ニャーって鳴くんですね」

魔王「なぜニャーって鳴くのかは解明されてはいないんだ」

賢者「この子は結構人に懐きますよね」

魔王「ペットとしても魔界では人気だからな、大人しくて大きくなっても20cm届くか届かないかだし」

側近「じゃあ飼わない手は無いですね。と側近は勝手に飼うつもりでいます」

僧侶「そのまま放置する訳にはいかないですからね」

勇者「良かったな、お前」ナデナデ

ドラゴン「ミャア(よろしくな、みんな)」

スーさん「ピィ!(仲良くしようね!)」ポヨポヨ

490: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/04(土) 01:19:16.97 ID:Pc5w3XxXP
[早速名前をつけよう]


僧侶「この子の名前どうしますか?」ナデナデ

ドラゴン「zzz…」スヤスヤ

魔王「魔界じゃタマなんて名前が多かったな」

勇者「ネコかよ」

魔王「鳴き声が鳴き声だし、地上のネコが魔界のテノリドラゴンみたいな位置付けだからな」

側近「名前なら私に候補があります。と側近は妙案を示します」

魔王「ほぉ、どんなのよ」

側近「ドラゴンですからね、ドラちゃんです。と側近は自信に満ちた発表をします」

僧侶「かわいいですね、私は気に入りました」

勇者「そうだね、僕も異論は無いかな」

魔王「どんな名前かと思えばまぁ悪くは無いか…」

側近「ではドラちゃんです。と側近は名付け親に感動します。ドラちゃん…」ナデナデ

ドラゴン改めドラちゃん「zzz…」スヤスヤ


―ドラちゃんです、はい―

494: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/04(土) 19:02:24.35 ID:Pc5w3XxXP
[これは和むお散歩ですね]


僧侶「スーさんとドラちゃんのお散歩に行って来ます」

側近「私も行きます。と側近はお散歩に付き合います」

スーさん「ピィ!(行って来まーす)」ポヨポヨ

ドラちゃん「ニャー!(ちょっと出てくるよ)」ノソノソ


僧侶「寒いですけど気持ちいいですねー」

側近「この遅いペースがたまりません。と側近は思わず和んでしまいます」

スーさん「ピィ!ピィ?(お散歩いいね、ドラちゃん?)」ポヨポヨ

ドラちゃん「ニャー!(ここの人に拾われて良かったよ、本当に)」ノソノソ


―3kmを1時間かけて歩いたみんなでした―

507: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/06(月) 12:16:15.95 ID:RhxxoSMnP
[七草粥を食べよう]


僧侶「今日の夜はお粥にしましょうか」

勇者「どうしたの、急に」

僧侶「胃の調子が悪いようです、お正月に色々食べ過ぎたのかも…」

勇者「あー、魔王もそんな事言ってたな」

僧侶「七草粥には出来ませんが、お野菜たっぷり入れた雑炊にしますね」

勇者「うん、お願い」

508: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/06(月) 12:34:23.04 ID:RhxxoSMnP
[七草、言えるかな?]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「七草って何ですか?」

勇者「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロだね」

僧侶「おー、物知りです」パチパチー

勇者「だろー」ドヤァ

509: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/06(月) 15:21:25.48 ID:RhxxoSMnP
[七草あれこれ]


魔王「勇者の言う七草は関東地方の一般的な七草だ、人日の節句と言われる1月7日に食べるものだな」

魔王「地方によっては1月7日ではなく、小正月に当たる1月15日、16日のどちらかに食べる所もあれば、遅れ正月の2月7日に食べる所もあるらしい」

魔王「また、お粥ではなく餅を入れた雑煮だったり、野菜ではなく魚や肉を使うものなど、それぞれ独特の七草の風習がある」

魔王「しかし、一年の無病息災を願ったり、祝膳や祝杯で弱った胃腸を休める効果を期待している事は全国てみ共通なようだ」

魔王「今はいろいろな情報が手に入る時代だから、地方の七草を試すのも面白いかも知れんな」

520: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/09(木) 22:03:23.71 ID:oYkz9RQVP
[やってみたかった○田一ごっこ]


僧侶「むっ、これは…」ペロッ

勇者「どうしたの?僧侶ちゃん」

僧侶「やっちゃいました、ヨーグルトに間違ってお塩入れちゃいました」

勇者「あるあるあ…るね、うん。たまにやる」

僧侶「もったいないので、夜にカレー作ってその中に入れちゃいます」

勇者「転んでもただでは起きない、これが僧侶ちゃんクオリティ」

521: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/09(木) 22:15:53.45 ID:oYkz9RQVP
[お塩ヨーグルトで出来たカレー]


僧侶「勇者様、カレーの味見して下さい」

勇者「どれどれ…、うん、おいしい」パクッ

僧侶「お塩ヨーグルトの味がしませんでしたね」

勇者「さすが香辛料のオールスターだね」

僧侶「カレー様々です!」

勇者「さて、食べようか」

526: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/15(水) 22:21:00.47 ID:Da1e/6W/P
[一般的なドラクエとここのドラクエはこんなに違う]


―一般的なドラクエ―


町民「たいへんだ!魔王軍だ!ドラゴンが攻めてきたぞ!」

ドラゴン「グアアアアアアアア!」

町民「にっ、逃げろ!」ドタドタ

ドラゴン「ギャオオオオ!」ドカーン バリーン

スライム「ピギイイイ!」

老人「この町も…終わりじゃ…」

魔王「他愛もない…、俺は勇者に用があるのだ!出すまで破壊は止められんぞ!」

町民「勇者はここにはいない!お前を倒す旅をしているんだ、いつか必ずお前は倒されるんだよ!」

魔王「威勢がいいな、大いに結構。だが口のきき方には気をつけろ!」メラゾーマ

町民「うわあああああ!」


―ここのドラクエ―


おじさん「お、ドラちゃん」

ドラちゃん「ミャア!(こんちは!)」トコトコ

おばさん「魔王様とスーさんでお散歩かい?」

ドラちゃん「ニャー(そうだね、気持ちいいよ)」

スーさん「ピピィ!(すっごく気持ちいいよ!)」

魔王「まぁそんなとこだね、白菜ちょうだい」

おばさん「あいよ」

魔王「ありがと、ここんとこ寒いね」

おじさん「嫌んならぁな、寒すぎてよぉ」

魔王「無理しないでね、おじさんの野菜楽しみなんだから」フッ


―比較した結果―


勇者「俺、本当は旅しなきゃいけなかったのか」

賢者「え、今更!?」

530: ◆5eMN8sHsbY 2014/01/16(木) 20:57:18.43 ID:aL6ZkNaWP
[あったかぬくぬく]


ドラちゃん「ニャー」ポン

僧侶「あ、ドラちゃんが火を吐きました」

魔王「小さな火なら吐くんだよ、小さくても火だから燃えないように注意しないといけない」

僧侶「ドラちゃんはいい子ですねー、火はあったかいですよー」ナデナデ

ドラちゃん「ニャン」ゴロゴロ

スーさん「ピィ!(僕もなでてよー)」

僧侶「スーさんもいい子ですねー」ナデナデ

スーさん「ピピィ?(もう少しで凍るかなぁ…?)」

ドラちゃん「ミャア(そしたら僕の火で溶かしてあげるよ)」

544: ◆5eMN8sHsbY 2014/02/10(月) 18:44:05.92 ID:iV1CiLZhP
少し投下します


[湯たんぽ]


僧侶「湯たんぽいいですねー」

勇者「優しい暖かさだね」

僧侶「寝る時にお布団が暖かいって幸せです」

勇者「暑くて布団はいで寝るのはご愛嬌だね」

僧侶「うーん、それは困りものですよ…」

545: ◆5eMN8sHsbY 2014/02/10(月) 19:34:05.28 ID:iV1CiLZhP
[平和平和アンド平和]


魔王「うーん…」ブツブツ

勇者「どうしたの?難しい顔して」

魔王「いやな、昼に焼きうどんとチャーハンどっちを食おうかと思って」

勇者「そこで悩むか」

魔王「勇者はどうする?」

魔王「…、焼きうどんかな」

魔王「じゃ、そうするか」

550: ◆5eMN8sHsbY 2014/02/14(金) 09:11:55.47 ID:5MC+WLC8P
少し投下します、また雪ですよ…


[ベタな展開、だけど好き]


僧侶「おはようございます!」

勇者「僧侶ちゃん、おはよ…おああ!?」

僧侶「ど、どうしましたか、勇者様?」

勇者「僧侶ちゃん!あたまあたま!」

僧侶「頭…?」

勇者「とりあえずこれみて」つ鏡

僧侶「…!?何か耳がある!?」

勇者「僧侶ちゃんに獣耳が生えた」

僧侶「しかもご丁寧に動きますよ」ピコピコ

勇者「ベタだなー、だけど嫌いじゃないなー」


―あえて何の耳かは表記しません―

―皆さんの僧侶ちゃんの像に好きな獣耳を付けてご堪能下さい―

551: ◆5eMN8sHsbY 2014/02/14(金) 09:19:56.48 ID:5MC+WLC8P
[獣耳っていいよね]


僧侶「こまりましたねー」

勇者「何だろう、大して困ってるようには見えない」

僧侶「困ってますよ、私が人間じゃないかもしれないんですから」

勇者「もう魔族と暮らしてるし、その辺は驚かないよ」

僧侶「嫌いになりませんか?」

勇者「当たり前だよ、何であろうと僧侶ちゃんは僧侶ちゃんだよ」

僧侶「良かったですよー」ニパー

勇者(かわいい…)

552: ◆5eMN8sHsbY 2014/02/14(金) 09:41:20.83 ID:5MC+WLC8P
[戻す方法はある?]


魔王「で、俺に相談ってワケね」

勇者「うん、僕じゃ解決出来なくてね」

魔王「別にいいんじゃねーの?本人そこまで困ってるようには見えないけど」

僧侶「うーん、なかなか触り心地がいいですねー」モフモフ

勇者「…、一応助けてくれない?」

魔王「そこまで言うなら方法考えるけどよー…」

勇者「頼むわ」

魔王「ま、焦らず待ってろよ」


僧侶「ふぁ…、はっくしゅ」( >д<)、;'.・

553: ◆5eMN8sHsbY 2014/02/14(金) 10:02:36.25 ID:5MC+WLC8P
[獣耳ネタはまとめて消化させます]


賢者「1の都合で私にも獣耳が生えたんだが」

側近「いい迷惑ですよ。と側近は表面だけ迷惑がります」

魔王「こういうネタはそう使えないからな、そこは仕方ない」

賢者「ま、悪くは無いんですけどね」ピコピコ

側近「いい機会ですよ。と側近はこれはこれでありだと判断します」ピクピク

魔王「強いねー、女ってのは…」

560: ◆5eMN8sHsbY 2014/02/16(日) 22:54:32.71 ID:g1RDMsYFo
1でございます、雪ハンパねぇ…


[開かない!]


僧侶「ふわぁ…、これは凄い雪ですよ」

勇者「そうだね、ここはそこまで雪は降らないから凄まじい量だよ」

賢者「魔界でも雪は降るが、ここまで積もったのは初めて見た」

勇者「魔界の雪ってどんなの?」

賢者「こことさして変わらないよ」

魔王「でも人間界の雪の方が綺麗かな」

僧侶「外の様子見てみましょうか」

僧侶「…?玄関が開きませんね」グイグイ

勇者「カギはしたままじゃないの?」

僧侶「カギは取りましたよ、あれぇ…」グイグイ

魔王「ちょっと窓から外に出て見てくるわ」ヒョイッ


魔王「あー、こりゃダメだ。雪が多くて扉が開かないわ」

勇者「まじかよ、どーすんの」

魔王「お前も出て雪かけ、腰やらない程度で雪かきトレーニングだ」

勇者「ふえーい、ま、そうなるよな…」

僧侶「私たちはどうしますか?」

魔王「とりあえず、扉開いてからでいいよ。それまでリラックスしてて」

僧侶「今のうちにお昼たくさん作っておきますね」

賢者「私も手伝うよ、僧侶ちゃん」


―窓から見える屋根の雪の高さが、起きた時に目線と平行に近くてびっくりしました―

―雪国に生まれたつもりは無いのですが…―

561: ◆5eMN8sHsbY 2014/02/16(日) 23:08:34.98 ID:g1RDMsYFo
[雪かき大作戦]


―お城 王の間―


王様「諸君らに集まって貰ったのは他でもない、大雪に対する除雪作業についてだ」

王様「普段の倍以上の雪が降ったために、街は大混乱になっている」

王様「これは、諸君らの訓練の成果を民に見せるまたとないチャンスであり、更に全身のトレーニングでもある」

王様「二人一組になり、街の各所で困っているみんなを助けて差し上げろ」

王様「無論、私も除雪に参加する。近衛兵は私とバディを組め」

王様「近いうちにまた雪が降ると予報士も見ている」

王様「時間はあまり無い。各員、頼んだぞ!」

兵たち「はっ!」ビシッ


―屈強な兵士たちと王様は、街の除雪作業を率先して行うのでした―

―こういう時にいち早く助けるからこそ、王様と兵士たちはみんなから愛されているのかも知れません―

562: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/02(日) 20:57:08.86 ID:Uc57416TP
復帰しましたね、良かった良かった
復帰作業を行った皆様、大変お疲れ様です


[雪はどけてもどけても減りません]


魔王「ふいー、重たい雪だぜ」ザックザック

勇者「前のはもっと軽かったよね」ザックザック

魔王「一番タチが悪いかもな」

勇者「確かに」

ドラちゃん「ニャー(少しは溶けろ
)」ポン

魔王「ははっ、お前も手伝ってくれるのか。ありがとうな」ナデナデ

ドラちゃん「ミャア(ダメだな、溶けない)」ゴロゴロ

勇者「参ったね、雪が減らないよ」

魔王「普段の倍以上なんだろ?それじゃあ仕方ない」

勇者「ヘタすれば3倍に近いかもね…」


―まだ日陰には雪が残ってます―

―そして、また降る予報が出てますね…―

563: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/02(日) 21:09:15.88 ID:Uc57416TP
[屋根の雪も下ろします]


魔王「雪を落とすぞ、いいかー?」

勇者「いーよー」

魔王「これ以上降ったら家が壊れそうだな」ヒョイッ

勇者「うお、結構勢いよく落ちるな」ボサッ

魔王「早いとこやらないと…」ヒョイッ

勇者「落ちた雪をどかして…」ヒョイッ

魔王「うわぁ!?」ツルッ

勇者「どうしっ…うわぁ!?」

魔王「あべしっ」ドサッ

勇者「おい、大丈夫か!?」

魔王「いてて…、滑って落ちた…」

勇者「怪我したのか!?」

魔王「なに、大したことはない」

勇者「それにしてもよく死ななかったな」

魔王「創作の世界だからな、それに魔王が雪下ろしで死ぬなら勇者いらんわ」

勇者「そりゃそうだ」


―後で賢者ちゃんにベホマをかけてもらった魔王様でした―

571: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/04(火) 23:00:21.20 ID:sLsfZ9IIP
[温泉でつなぐシリーズの輪!]


魔王「よし、温泉に行こう」

僧侶「温泉ですか?」

側近「始まりましたよ、魔王様の行き当たりばったりが。と側近はどこの温泉なのか気になります」

勇者「温泉かぁ、僕の腰痛にも効くかなぁ?」

賢者「腰痛は温める事が一番だよ、温泉はよく聞くと思う」

魔王「よし、行くぞ」


―山奥の温泉―


魔王「ここだぜ」

勇者「すげえ、山の中に村がある」

賢者「湯治場みたいだね、ゆっくりするにはいい場所だと思う」

僧侶「広いお風呂、楽しみですよー」

側近「泳ぐのは禁止ですね。と側近はマナーの確認をします」

魔王「宿屋のおじさんと知り合いでな、安く泊めてくれるんだ」


―温泉のある宿屋―

看板娘「いらっしゃい、あら、魔王様じゃないですか」

魔王「いつぞやは世話になった、お父様はいらっしゃるか?」

看板娘「ええ、呼んできますね」

看板娘「お父さーん!魔王様が来たわよー!」

宿屋おじさん「何!?本当か!?」ドタドタ

おじさん「久しぶりだなぁ、よく来てくれたよ」

魔王「ここの温泉は無性に入りたくなるんだよね、今回は仲間を連れてきたよ」

おじさん「これはありがたい、皆様も長旅で疲れたでしょう。今日はうちの宿で疲れを癒やして下さい」

魔王「また世話になるよ、病気はもういいのかい?」

おじさん「まぁね、病気がこわくて宿屋はやってられないよ。おい、看板娘、今日は忙しくなるぜ!」バタバタ


看板娘「久しぶりにお父さんの元気な姿を見たなぁ…」

魔王「お父様の病気はまだ治らないのか?」

看板娘「一生付き合っていく必要があるそうです、少なくともこの村の医師ではどうにもならないそうで…」

魔王「それも辛いな…、川を下った南の町なら高度医療も受けられるだろうに」

看板娘「でも私はここが好きです、空気はおいしいしみんな優しいし。町で宿屋をやってた時とまた違う楽しさがありますから」

魔王「俺で良ければ力になる、遠慮なく言ってくれ」

看板娘「ありがとうございます」ペコリ


―1も今日温泉に入ってきました―

―硫黄泉は強すぎて肌がかゆくなる…w―

―ここに出てる看板娘とおじさんはあの親子です―

573: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/04(火) 23:31:23.99 ID:sLsfZ9IIP
[温泉、その効能は?]


魔王「あ″ぁー…」ザブーン

勇者「おっさん臭いなぁ…」チャプッ

魔王「この声を出すのがたまらんのだろうが」

勇者「ってか、この温泉は何なんだ?ピリピリかゆいんだけど」

魔王「アルカリが少し強いからな、慣れないとピリピリすると思うぞ」

勇者「でも暖まり方が凄いな、常に入れてる足がどんどん温まるよ」

魔王「だろー?ここがこの温泉の凄さよ」

勇者「もう少し頑張って入ろう」チャプッ


―お湯はアルカリ性単純温泉をイメージしています―

―神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進に効果があると期待されています―

575: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/09(日) 09:32:04.96 ID:34X1m6KNo
少し投下します


[最近こういう番組あるよね]


勇者「おじさん、安く泊めて頂いて申し訳ないです。何かお手伝いしますよ」

おじさん「いやいや、お客さんに手伝っていただくなんてとんでもない」

魔王「私がいつも世話になっている、一つ我々の恩返しと思って聞いては貰えないだろうか」

おじさん「そうは言ってもなぁ…」

看板娘「お父さん、私からもお願い」

おじさん「…、分かったよ。そこまで言われちゃなぁ」

勇者「ありがとうございます、出来る事ならなんでも言って下さい」

おじさん「俺は人使い荒いぜぇ?」

魔王「お手柔らかに頼む、そう言えばうちの女どもは何やってるんだ?」

看板娘「あ、湯あたりしたみたいですよ。みんな寝室でダウンしてます」

魔王「全く、あいつらは加減というものをだな…」


賢者「あー…、世界が回ってるわ…」グルグル

僧侶「私もです…」グルグル

側近「世界が回るのは当たり前です。と側近は冷静にツッコミを入れつつ同じ感覚に陥ります…」グルグル

576: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/09(日) 10:03:24.69 ID:34X1m6KNo
[働きます]


おじさん「さて、言われたからには遠慮はしねぇ。キリキリ働いてくれよ」

勇者「分かりました、お願いします」

魔王「とりあえず俺は薪割り、勇者はその薪を運んでくれ」

勇者「うん」

おじさん「何だい、そこの若いのにやらせねぇのか?」

魔王「勇者は一応手負いなもんでね、俺が原因作ったばっかりに無理はさせられないのさ」

おじさん「優しいねぇ、斧は…いらねえやな」

魔王「ああ、手刀で十分だ」トン

勇者「すげえ、本当に手刀で木を割ってる。整骨院にいる武闘家みたいだ」

魔王「魔王だからな、何でも出来なきゃ務まらん」トン

勇者「やっぱりコツ?」

魔王「そうだな。割れる所が見えてくるから、後はそこに力を入れれば割れるよ」

勇者「やっぱりコツかぁ。さて、運ぶか」ガラガラ

魔王「出来るに越したことはないな、武器が使えなくなっても素手で戦えたら強いぞ」トン

勇者「そりゃそうだ」ガラガラ

魔王「あ、そこの手押し車使って運べよ。腰に負担かからないしバランス取るから全身の筋肉鍛えられるぞ」

勇者「分かった」ゴロゴロ


―手刀薪割りは空手バカ一代より…―

577: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/09(日) 10:17:27.39 ID:34X1m6KNo
[復活しました]


賢者「私たちは何をしようか」

僧侶「私はお食事を作るお手伝いをしてきます」

側近「では、私は部屋の掃除と洗濯をします。と側近は三角巾に割烹着を着用します」

賢者「私も掃除しよう、側近ちゃんと手分けしよう」

看板娘「みんなありがとう、本当に助かるわ」

賢者「私たちに遠慮なんていらないよ」パタパタ

僧侶「お料理は楽しいですよー」ジュー

側近「ライデインの威力を調整して水に当てると…電解水の完成です。と側近は科学の力で洗い物をします」ジャブジャブ


―電解水って本当によく落ちる…らしいですね―

579: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/10(月) 11:06:49.68 ID:CtQvyH0yo
[食器用洗剤万能説]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「食器用洗剤って万能なんですか?」

勇者「食器用って言う位だから食器にしか使えないんじゃないの?」

僧侶「1の人は色々な物を洗ってますよ?」

勇者「え、そうなの?」

僧侶「車全般とか自転車のヘルメットとかサングラスとか、洗ってるのを見ました」

勇者「食器以外に使っていいのかな?」

僧侶「どうなんでしょう…?」

582: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/11(火) 11:04:59.22 ID:GLa0favvo
間があいた時に少し投下します


[こういう話は盛り上がります]


おじさん「お客さんなのに働いて貰って済まないねぇ」

魔王「普通のお客ならご法度だろうけど、俺たちは別に構わないよ」

僧侶「働いて食べるご飯はおいしいですから」

勇者「本当に温まるお湯ですね、湯あたりしそうですよ」

看板娘「ありがとう、湯治で結構有名だからね、こんな山奥でも人気があるのよ」

賢者「私はとりあえず本を持って入るのはやめるよ、湯あたりでまた迷惑かけるのはまずい」

側近「目指せカラスの行水ですね。と側近は早風呂も芸のうちだと提唱してみます」

おじさん「それにしてもよ、僧侶ちゃんは料理がうまいねぇ。うちの娘のとは大違いだよ」

看板娘「ちょっと、私の努力を否定しないでよ」

おじさん「だから幼なじみの男取られたんだろ、お金持ちの娘さんだから料理うまくても勝ち目あったかはしらねーがな」ガハハ

看板娘「それはもう済んだ話でしょ!」

魔王「おじさん、酒飲みながら聞かせてよ。面白い話なんだろ?」ニヤニヤ

看板娘「魔王様もやめてってば!」

おじさん「おーおー、いくらでも話してやるよ。その娘さんもまぁべっぴんさんだけど強気でキツーイ人でな、妹さんは反対にお嬢様って感じのおしとやかな…」

看板娘「(∩゚д゚)アーアーきこえなーい」

賢者「いいじゃん、私にも聞かせてよ」ニヤニヤ

看板娘「(∩;д;)アーアーきこえませーん」


―こうして、宿の夜は更けていくのでした―

583: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/11(火) 23:35:54.11 ID:mCN6cCEEo
[ひっそりと入浴]


―一行が宴会をしている頃、温泉では…―


ドラちゃん「フニャー…(あったかいお湯だな)」チャプ

スーさん「ピィ?(ボク溶けないかな?)」ポヨポヨ

ドラちゃん「ミャア(大丈夫だとは思うけどね)」

スーさん「ピィ!(よし、入っちゃうぞ!)」ポチャン

ドラちゃん「ニャー(大丈夫そう?)」

スーさん「ピピィ(今のところは)」チャプ


―一応連れてきていた2匹もお湯を堪能しました―

585: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/12(水) 23:07:23.68 ID:6d7pERx/o
[一度はやりたかったネタ]


勇者「仕方ないなぁ、僕がやるよ」

僧侶「いえいえ、私がやりますよ」

賢者「私がやろうか?」

側近「私もやりますよ?と側近は立候補します」

魔王「じゃあ俺がやるよ」

他4人「どうぞどうぞ」

魔王「お前らww」


勇者「やっぱり僕がやるよ」

僧侶「いえいえ、やっぱり私がやりますよ」

賢者「やっぱり私もやろうか?」

側近「やっぱり私もやりますよ?と側近は再び立候補します」

魔王「だったら俺がやるよ」

他4人「どうぞどうぞ」

魔王「クッソwwお前らww」


―鉄板かつ安定のネタですね―

588: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/15(土) 16:53:56.05 ID:qhcKT2VDo
[よい子の皆はマネしないでね!]


魔王「押すなよ!絶対押すなよ!?」プルプル

勇者「大丈夫だって、そんなことしないよー」ドンッ

魔王「ちょっ」ドッボン

魔王「○>>0�?@↓<≦-+」 バチャバチャ

魔王「あっつ!」ビターン ゴロゴロ

他4人「wwwwwww」

魔王「こっ…殺す気か!」

勇者「悪い悪い、押すなと言う割に目は押してくれと訴えてくるからさw」

魔王「お前なぁ!ありがとう」

勇者「おいしかっただろ?」

魔王「まあな」


―この芸は専門家の監修・指示のもと企画しております―

―決してマネをしないで下さい―

590: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/15(土) 23:55:20.53 ID:qhcKT2VDo
[得意技はイオナズン]


王様「魔王よ、少し聞きたい事がある」

魔王「なんだ?」

王様「イオナズンは使えるか?」

魔王「ああ、使えるが?たまに連発してやってプレイヤーから罵倒されるがな」

王様「それは可哀想だからやめてやれ。実はな、町の仕事で求人を出す中でイタズラが発生していてな」

魔王「うん?それとイオナズンでなにか関係が?」

王様「出来もせんのに得意技にイオナズンと書いてあるそうだ」

魔王「それはただの冷やかしではないのか?」

王様「最初はそう思ったのだけどな、如何せん件数が多くなってきていてる」

魔王「ふむ、それは少し灸を据えてやらねばならんか。して、俺は何をすれば良いのだ?」

王様「城の魔術師団候補生で募集をかける、魔王はその愉快犯をここに連れてきて欲しい」

魔王「それは構わんが…どうやって?」

王様「愉快犯の所在はほぼ割れている、その愉快犯とコンタクトを取って何とか言いくるめられないか?」

魔王「交渉屋か…、まあいいだろう」

王様「頼んだ、そこで私の前で愉快犯にイオナズンをさせる」

魔王「イオナズンをさせる?奴は出来ないんだろう?」

王様「お前程の腕なら死角から奴の動きに合わせてイオナズンを唱えた風に魔力を飛ばす事も出来るだろ、実際にイオナズンを出させてそれで一泡吹かせてやりたい」

魔王「なるほど…王も人が悪いな」フッ…

王様「ま、大掛かりなドッキリだな。お、それだ。一通ドラドラ、満貫だ」

魔王「ちっ、相変わらず嫌な待ちしやがって…」

592: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/20(木) 09:32:24.26 ID:xfBKst0Oo
[交渉人(ネゴシエイター)]


愉快犯「特技でイオナズンと言っても信じてはくれないよな…」

愉快犯「さて、次でダメならイオナズンはやめるか…」

魔王「よう」

愉快犯「誰だお前?」

魔王「そう尖るなよ、俺は地上に住むケチな魔族さ」

愉快犯「そのケチな魔族が俺に何の用だ?」

魔王「ちょっとしたツテであんたが就職に困ってる話を聞いてな、俺が少し斡旋しようかと思っていてな」

愉快犯「余計な世話だ、魔族に世話焼かれるほど俺は落ちぶれちゃあいねぇ」

魔王「話くらいは聞いても損は無いとおもうぞ?今日な、城から魔術師団の候補生を募集する張り紙が出た」

愉快犯「それは知っている」

魔王「なら話は早い、その募集に乗ってみないか?あんたの腕ならまず通ると思うが…」

愉快犯(こいつの話に嘘は無さそうだ、それに王様なら理解していただけるかも知れない)

魔王「返事は近い内にまた聞きに来る」

愉快犯「いや、今答えよう。受けてやる」

魔王「分かった、張り紙記載の日に城へ行ってくれ」

愉快犯「ああ」


魔王(とりあえずは完了だが、イタズラとは雰囲気が違うような…)

593: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/20(木) 10:28:22.08 ID:xfBKst0Oo
[実は凄かった]


王様「魔術師団の募集に応えてくれた事、感謝申し上げる」

愉快犯「いえ、勉強させていただきます」

王様「早速だが、特技はあるか?」

愉快犯「…、イオナズンです」

王様「その若さでイオナズンとは素晴らしい、早速だが見せては貰えぬか?」

愉快犯(仕方ない、やってダメなら詫びよう…)

愉快犯「分かりました」

王様「師団長、刮目して見よ」

師団長「はっ!」


―愉快犯はイオナズンを唱えた!―


―辺りは大爆発を起こした!―


王様(うわ、魔王のやつ、やり過ぎだぞ!)

師団長(王室にダメージがないよう魔術防護してあるが…、私の防護術ですらギリギリか。さすがは魔王…)

愉快犯「出来た…」

王様「何?」

師団長「!?」

愉快犯「久々に…出来ました…」

王様「…どういう事だ?」

愉快犯「イオナズンは元々出来ました、魔力が日によって増減するからできる日出来ない日がありますが…」

師団長「違っていたら済まない、君のお父様かお爺様が魔術師団で働いてはいなかったか?」

愉快犯「そう言えば爺さんが働いていた記憶が…」

師団長「やはりか…」

王様「師団長、どうした?」

師団長「昔、魔力の極端に少ない魔術師がいまして、火力が凄まじいかわりに一発しか撃てなかったとの言い伝えがあります。短期決戦では大変活躍したとか…」

王様「この者がその魔術師の孫だと?」

師団長「十中八九間違いないかと、彼のイオナズンは私の魔術防護ですら防ぐのが手一杯の火力です」

王様「疑うようだが、最近の街で求人の応募があった際、イオナズンを特技にしていたのは本当なのだな?」

愉快犯「はい、その時には出来なかったのでイタズラ扱いをされてましたが…」

王様「師団長、どう見る?」

師団長「魔力のムラは本当でしょう、それにこの火力を出せる者は他国を含めほぼいないでしょう。間違いなく伝説の再来です」

王様「なら決まりだな。君を魔術師団として歓迎する、君にイタズラされたと報告してきた皆には、私の方から責任を持って誤解を解いておく」

愉快犯「…、ありがとうございます…」


―その後、王様は各所に説明に回りました―

―その愉快犯は伝説の再来として、本人自身も後世に語り継がれる魔術師として活躍しました―


魔王「俺の出番無しかよ!?」


―ありません―

594: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/20(木) 11:18:22.86 ID:xfBKst0Oo
[大反省会]


王様「色眼鏡で見るとは、正にこの事か…」

魔王「正直驚きだったな、あんなイオナズンは俺でも撃てない」

王様「報告を受けてもこちらでもっと精査するべきだったな」

魔王「仕方ないと思うぞ?こればっかりは」

王様「私が謝って事が済んだのが唯一の救いだった」

魔王「これからまた頑張る事だ。リーチ」

王様「そうだな、それしか無いな」

魔王「ロン、リーチ一発、ピンフ純チャン三色ドラで16000。どうした?らしくない放銃だな」

王様「ノリが悪いとこんなものだよ、自分の読みが少し信じられなくなってるのも大きいな」

598: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/21(金) 00:20:52.98 ID:tSUrwvyQo
[簡単レシピ 鶏肉篇]


僧侶「鶏肉を沢山貰っちゃいましたねー」

僧侶「あ、前から作りたかったタンドリーチキンを仕込みますか」

僧侶「鶏肉を食べやすい大きさに切って…」スッスッ

僧侶「生姜とにんにくをおろして…」ガリガリ

僧侶「塩こしょうをして…」フリフリ

僧侶「1時間くらい寝かせましょうか」


―1時間後―


僧侶「そしたら袋にお肉を入れて…」バサバサ

僧侶「ヨーグルトとカレー粉とチリヘッパーとパプリカを入れます」

僧侶「また塩こしょうをして揉んで寝かせておきます」モミモミ

僧侶「これで明日焼けばすぐできますね」

僧侶「少し多めに作って後は冷凍しておきましょうか」


―ステンレスの串に刺して焼くと火が通りやすいです―

―鶏肉が柔らかくておいしかったです―

605: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/24(月) 11:22:22.60 ID:uw5LYk6oo
[へっくしょん]


賢者「へっくしょん!」( >ε<)

勇者「どうしたの、風邪?」

賢者「いや、花粉症」

勇者「魔族も花粉症になるんだ?」

賢者「基本は人間と変わらないよ、これが中々の重症でね…」

勇者「大変だね…」

賢者「ああ、鼻水も凄くて大変だよ」ズズーッ

勇者「はい、ティッシュ」

賢者「悪いね」チーン


―中々キツいです、花粉症―

606: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/24(月) 12:47:20.03 ID:uw5LYk6oo
[甘い、ただそれだけ]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「1の人からお菓子貰いました」

勇者「お、どんなの?」

僧侶「1の人から必ずお茶を用意してねと言われました」

勇者「じゃあ、紅茶入れようか」トポトポ

僧侶「食べてみましょう」パクッ

勇者「そうしよう」パクッ

勇者・僧侶「!?!?」

僧侶「あっ…甘い…」プルプル

勇者「しかも甘い以外に味が無い…」プルプル

僧侶「紅茶飲みます」ゴクゴク

勇者「俺も」ゴクゴク

僧侶「甘すぎますよ!」

勇者「これまともなお菓子か!?」


―プロのロードレース用補給食はこんな砂糖の塊のようなのが多いです―

―最近は美味しいものも出ています―

―ハッキリ言ってコンビニで売ってるシリアルバーの方が安いし効果も十分です―

607: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/24(月) 14:37:01.88 ID:1Ar8OgKro
[紅茶で見るあれこれ]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「紅茶にも色々な使い方があるんですねぇ」

勇者「へー、飲むだけじゃないんだ?」

僧侶「普通に入れて飲むのは一般的ですよね」

勇者「そうだね、ストレート、レモン、ミルクなどなど」


某特命の警部殿「おや、紅茶ですか。私もお話に加えてはいただけませんかねぇ?」

勇者「あ、警部殿はまたの機会で」

警部殿「これは残念、またの機会を楽しみにしてますよ」


僧侶「料理にも使いますよね」

勇者「お菓子とか、お肉の煮込み料理で使うね」


警部殿「その通り、紅茶は出がらしですら料理に使えるのです。お茶として味を楽しみ、茶葉は料理でも楽しめる…本当に無駄の無い食材と言えるでしょう!そもそも、紅茶は古くから…」

某捜査一課の巡査部長「警部殿ぉ!こんな所で油売ってないで下さいよ!」

警部殿「おや、良いところに。今紅茶の歴史を講義している所ですよ」

巡査部長「いいから来てください!警部殿にはまた協力していただきますからね!」

警部殿「着いてくるなと言ったり、協力しろと言ったり…忙しい人ですねぇ」


僧侶「あの人たちは…?」

勇者「有名人らしいけど…誰だろ?」


―紅茶と言えば、この人ですねw―

609: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/24(月) 16:05:35.89 ID:1Ar8OgKro
[紅茶で見るあれこれ その2]


僧侶「気を取り直して行きましょうか」

勇者「そうだね」

僧侶「紅茶の使い方って他にあるんですか?」

勇者「うーん、出がらしは肥料にしたりとか、たまにフローリングに撒いて掃いたりとかしてるかな」

僧侶「あ、それやってるの勇者様だっんですね。たまに部屋が紅茶の匂いがするんですよ」

勇者「これがまたホコリがよく取れるんだよ」

僧侶「へー、そうなんですね」

勇者「そう言えばね、温かい紅茶を給水にするスポーツもあるね」

僧侶「え、そうなんですか?」

勇者「寒い時期に行う自転車レースは温かい紅茶を給水にするね」

僧侶「運動してるのに暑くないんですかね?」

勇者「自転車って、坂を下る時は漕がないでしょ?」

僧侶「そうですね」

勇者「その時は運動しないで風を切るだけだから、本当に体の芯から冷えるんだよね」

僧侶「それは寒いですね…」

勇者「その時に温かい紅茶を給水にするんだよ、紅茶自体に体を温める効果もあるから結構重宝されてるみたいだよ」

僧侶「甘くしたりすれば飲みやすそうですね」

勇者「そうだね、砂糖どっぷり入れてエネルギー源にもしてるみたいだよ」

僧侶「使うのは自転車だけですか?」

勇者「冬のマラソン大会だと結構出してる所もあるみたいだね、寒い中飲むとすごく温まるって」

僧侶「ティータイムに飲むだけじゃないんですねー」

勇者「スポーツ選手もレース中に愛用してるんだよ」


―私は紅茶無くして冬は走れません…―

610: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/25(火) 09:27:06.81 ID:2CQUuzUAo

[朝風呂]


魔王「はぁー…朝風呂やめらんねぇな」チャプ

魔王「そろそろ春の農作物を植える準備しなきゃな…」

魔王「今日から少しずつやるかな」チャプ


―オチはありません―

611: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/26(水) 09:53:00.86 ID:+DneEi81o
[鶏と卵どっちが先か論争]


勇者「魔力ってさ、人間と魔族どっちが先に扱い始めたんだろうな?」

魔王「俺としてはどっちでも無いような気がする」

勇者「多分だけど、どこか遠い昔に俺たちみたいに人間と魔族が仲良く暮らした時があったんだろうね」

魔王「その時に呪文を教え合ったって事か?」

勇者「うん、共通する呪文を使うってそういう事なんじゃないかな?」

魔王「なる程な、お互いの見識を共通化させたワケか」

勇者「じゃないとしたら、本当に神が与えた力なのかも」

魔王「答えは出そうにねーな」
 
勇者「不思議だねー」

魔王「鶏と卵はどっちが先かってのと同じだな」

勇者「あれもどっちが先なんだろうね?」

魔王「色んな論文見たけど、その論文も卵が先とか鶏が先とかてんでバラバラだからな、俺は両方だと思ってるよ」

勇者「両方?」

魔王「理論付けて説明しても、結局どちらも同じ理論である程度説明できるからな。だから両方って事で納得させているよ」

勇者「これも本当にどっちなんだろうね」

魔王「わからねー事が沢山あるよな、ホント」


―鶏と卵、きのこたけのこは話題に出しちゃいけない気がします―

615: ◆5eMN8sHsbY 2014/03/30(日) 18:37:05.87 ID:GtBQGRfgo
[ラジオもネットで聴く時代です]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「ラジオってインターネットで聴く時代ですねー」

勇者「そうだね、少しタイムラグがあるけど良い音で聴けるよね」

僧侶「普通のラジオだと雑音が酷くて聞きづらい局も、凄く聞きやすくて良いですよー」

勇者「近県のFMラジオも聴けて良いよね」

僧侶「ラジオ大好きです」

勇者「うん、僕も大好きだよ」


―1の住処は文化放送が弱いのですが、本当に良く聴けてありがたいです―

616: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/03(木) 11:15:31.73 ID:fPLzWmnlo
[生活感丸出しの会話]


勇者「r○dikoに有料版が出たんだってね」

僧侶「そうみたいですね、月350円と言ってましたかね」

勇者「全国のラジオが聴けるって良いかもね」

僧侶「面白い番組いっぱいあるでしょうし、何より野球の放送が充実してますよね」

勇者「地元の球団の為に局を上げて熱い応援してるしね」

僧侶「そうなると、ス○パー!の契約どうしましょう?」

勇者「調べてみて、radi○oである程度カバーできるなら○スポーツとフジテレ○ONEだけでいいかな」

僧侶「あー、その辺だけで良いでしょうねー」

勇者「ニコニ○で4球団の主催試合も見られるもんね、いくらくらいになるかな?」

僧侶「4千位ですかね、今が6千位です」

勇者「よし、契約変更して節約しようか」

僧侶「そうですね、節約しましょう」


魔王「それでスキーは見られるのか?」

勇者「問題ない、Jスポー○で見られる」

賢者「プロ野○ニュースは?」

僧侶「フジテ○ビONEで問題無し、似たような番組をJ○ポーツでもやるよ」

側近「○野課長は?と側近は疑問を呈します」

勇者「フジテレビ○NEだから大丈夫…てかその番組側近ちゃんが録画してたのか」


―節約です、何事も…―

618: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/05(土) 09:55:36.21 ID:M6k1lARBo
[株式会社 魔王の城?]


勇者「なあ、魔王」

魔王「なんだ?」

勇者「城の警備ってどうしてんの?」

魔王「城?この国の?」

勇者「魔王のいた城でもいいよ、何か気になってさ」

魔王「ここも同じだろうけど、守衛室でカメラで監視だろ」

勇者「え、それだけ?」

魔王「それだけって言うけどさ、特に夜なんかやることねーんだよ。夜勤者は健康診断なんて年2回やらなきゃいけないし、人件費は割増だし最低限の人数じゃなきゃ赤字だっての」

勇者「そうなのか、夜の城っていうと兵士が見回ってるイメージなんだけどね」

魔王「カメラの死角は定期的に見回るけどさ、基本的に何もねーよ」

勇者「だって魔王の城だよ?お宝目当てでとかそういう人が沢山いそうじゃん」

魔王「お宝ハンターなんて島流しした犯人ズ以来いないよ、たまに酔っ払った魔族が入ってくる位かな」

勇者「平和だね…」

魔王「事業主としては悩みの種が尽きないけどな…」

勇者「よく考えたら魔王って社長じゃん」

魔王「ま、そうなるのかな」

勇者「土日も警備してるの?」

魔王「土日は俺が見てるよ、自分の家だし部下にも家庭もあれば家族もいるしな」

勇者「偉いじゃん」

魔王「普段迷惑かけてっからな、その位はするさ」

勇者「僧侶ちゃんの言うとおり、良い奴だな」

魔王「うるせーやい」

620: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/07(月) 12:51:25.57 ID:IqXBAVPxo
[ペナントレース開幕で犯人ズは…?]


犯人55「おい!>>616見ろ!」

犯人3「ん?なになに…radi○oが有料でエリアフリーだと!?」

犯人55「ネットはここあんだろ!?毎日野球聴けるぞ!」

犯人3「ktkr!捨てる神あれば拾う神ありじゃん!」

犯人55「俺さあ…、野球聴けないからここで死のうと思ってたけどさ…、生きててこんなに嬉しいと思った事ないよ…」グズッ

犯人3「泣ぐなよバガヤドー…」グズッ



犯人1「アホくせっ…」←野球には興味無い人

天の門番「ウガー(野球野球ってうるさかったもんなー)」

犯人1「まーな、ヤツらがこれでマジメに働いてくれるなら問題ないけどな」

キラークラブ「ブクブク(あーあ、泣いちゃってるよ)」

犯人1「その位嬉しかったって事だろ」

ダークトロル「グゥ?
(お兄ちゃんたちどこか痛いの?)」

犯人1「頭が痛いかな、特にデキの方で」


犯人3・55「闘魂こーめーてー♪」

621: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/08(火) 09:19:38.72 ID:gA3m0RIto
[社長同士の会話ってこんな感じかと思う]


魔王「王よ、城の警備はどうしてる?」

王様「警備会社を入れてるな、私の知り合いの会社ゆえ、それなりの値段にはしてもらっているが」

魔王「やはり警備会社か、魔界にもあるんだが何かと料金が高くてな」

王様「魔界は危険手当てやら出張費の割増がかさむであろう、人間経営の会社なら特にな」

魔王「人間経営の警備会社は1社しか無い、独占状態だから料金も高めな気がするよ」

王様「危険さえ目を瞑れば儲かる場所だからな、一世一代の勝負なんだろうて」

魔王「今の魔界もそこまで危険じゃ無いんだがなぁ…、野生の魔物だって魔族や人間と暮らしてる位だし」

王様「それは警備会社入れる意味があるのかね?」

魔王「夜勤者を減らせるからな、健診の費用も浮くし人件費も減らせるからな」

王様「確かにな、健康管理させるなら夜勤を無くした方が良いわな」

魔王「夜は門の鍵かけてはいお休みって訳に行かないのがな…」

王様「悩みは同じか、私の知り合いに話しておこう。後で見積を出させて送るよ、リーチ」

魔王「済まない、頼むよ」

王様「気にするな、拳で語らう仲であろう?」

魔王「ふっ、そうだな」

王様「ほいきた、ツモ!メンタンピン、2600・1300」

魔王「まてまて、フリテンリーチとかあり得ねえからw」

王様「ツモれば関係ないわw」



勇者「俺達は何の為にいるのかな?」

側近「単なる頭数合わせですよ。と側近は一方的に毟られる役を演じます」

623: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/17(木) 04:00:35.50 ID:IN7f+QK6o
[農家の朝は…]


魔王「…」ムクリ

魔王「ふぁーあ…、もうこんな時間か…」ショボショボ

魔王「さて、やることやるか…」

魔王「春キャベツ、出来てるかな」

―収穫時期は本当に早いです―

624: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/17(木) 10:52:38.53 ID:prKA3Sayo
[別のゲームだとこんなキャラ!? スパロボ篇]


勇者「行くぜ!こいつを受けてみろ!」

―勇者は一撃必殺、ダメージソースのスーパー系―


僧侶「修理と補給は任せて下さい!」

スーさん「ピィ!(みんな頑張れ!)」

―僧侶ちゃんとスーさんは戦場に欠かせない精神タンクの補助系―


賢者「どこを見ている、私はここだ」

―賢者ちゃんはおとり役もできる冷静なリアル系―


側近「右舷居住区に火災発生。と側近は的確に報告します」

艦長「消火班は消火作業急げ!」

―側近ちゃんは艦のオペレーター―


魔王「ボロッ○パーンチ、だわさ!」

ドラちゃん「ミャア!(やったれやったれ!)」

―魔王様とドラちゃんは使い方次第では凄く強いネタキャラ―



魔王「おかしいぞ、これはやり直しだろ!」

賢者「何でですか?魔王様は極めプレイには欠かせない重要な役柄じゃないですか」

魔王「もっとカッコいい役よこせよ!」

賢者「なら私と交換しますか?避けらて当たり前、一発もらったらほぼ終わりの削り役ですけど」

魔王「えっ、それはいいや…」

僧侶「勇者様は合ってますね、そのまんまですよ」

勇者「僧侶ちゃんも合ってるよ、回復凄く大事だよね」

側近「私はオペ子属性ですね。と側近は美味しい立場を理解します」

625: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/17(木) 11:00:08.85 ID:prKA3Sayo
[甘くて温まります]


僧侶「ココアを作ります」

僧侶「カップの中に100%のココアを入れます」バサッ

僧侶「お湯を少しずつ入れながら溶けるまでスプーンで練ります」ネリネリ

僧侶「砂糖を好みの量入れて、温めておいた牛乳を入れます」トポトポトポ

僧侶「ココアの完成です!」


僧侶「おいひい…」コクッ

626: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/17(木) 20:29:19.02 ID:IN7f+QK6o
[仕事後の一杯]


魔王「ビール飲みます」ゴクゴク

魔王「ビールうまい!」ゲップ

魔王「仕事後の一杯って本当に極楽だな」

魔王「生きてるって感じがするな…」

魔王「久々にビール飲んだな」

魔王「八百屋のおじさんから貰った肉焼いて食うかな」

魔王「明日もまた頑張るか…」ジュー


―1がさっきやった事をまんまネタにしました―

629: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/18(金) 22:34:20.62 ID:zwMPbIXLo
SSつけるの忘れましたw


[小籠包は危険な食べ物です]


賢者「賢者学会の帰りにお土産買ってきたよ」

僧侶「ありがとうございます!」

勇者「これなに?」

賢者「小籠包、前から食べたかったんだ」

僧侶「魔王さんと側近さんは今日はいないので、早速いただきましょうか」


―小籠包を蒸し上げました―


勇者「いただきまーす」ハムッ

勇者「ハグフォゴボッ!?」

僧侶「ど…どうしました!?」

勇者「中から熱いの出た!」

僧侶「それは熱いから仕方ないと…」ハムッ

僧侶「アフハフホフ!?」アフアフ

賢者「そんなに熱いの!?」ハムッ

賢者「フォフホハ?≪÷∈⊃≧?!?」


勇者「口痛い」

僧侶「やけどしました…」ウルウル

賢者「ごめん、こんな危険な食べ物だって知らなかった…」


―口のやけどの原因第一位です(DQ3医療精度管理統計調査より)―

―1は小籠包の汁で口が満たされ溺れかけたことがあります―

631: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/20(日) 09:58:09.03 ID:xafX1afao
[市民マラソン大会]


僧侶「マラソン大会ですね」

勇者「道路をいっぱいに使って走るからね、気持ち良さそう」

賢者「活気があるな」

勇者「王様も走るからね、王様は人気者だよ」

魔王「王ならさっきサイン攻めにあってたぞ」

賢者「助けて差し上げなかったのですか?」

魔王「人気者なのは結構だが、何か悔しいから助けを求められても無視するけどな」

側近「あとで文句言われますね。と側近は王様の顔が目に浮かびます」

魔王「たまには苦しみゃいいんだ」ケッ

勇者「何かさ、魔王が本当の魔王に見えてきたわ」

魔王「ホンモノだっての」


―一方、その王様は…―


王様「お互い頑張ろうな」サラサラ

女性ランナー1「ありがとうございますー」

王様「出来そうな身体だな、私と張り合わんか?」サラサラ

男性ランナー「王様とですか!?宜しいのですか?」

王様「今の私はアスリートの一人に過ぎんよ、共に上を目指そうじゃないか」

女性ランナー2「王様ー、一緒に写真とりませんかー?」

王様「おーいいぞいいぞ、一緒に取ろうか」カシャッ

女性ランナー2「キャーッ、ありがとうございますー!」

王様「皆で完走しような」


―楽しんでいました―

634: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/23(水) 19:41:00.31 ID:VgFIAPDoo
[王様に必要な素質は何だろうか?]


魔王「王よ」

王様「何だね?」

魔王「王は部下が今まで戦死した人数を覚えているか?」

王様「もちろんだ、昨日までの時点では99822人だ」

魔王「本当に覚えているのか」

王様「済まない、嘘だ。私の代では戦争は起きておらん、戦死者は0だ」

魔王「そうか、そうなると俺も0だな」

王様「人間と魔族、理解して歩み寄って生きてる。良いことだよ」

魔王「平和過ぎな気もするがな」

王様「その平和で最初は死の商人共がうるさかった、でも私が黙らせた」

魔王「商売の斡旋でもしたか?」

王様「いや、私が一人で連中の所に出向いて交渉したけど、そのままケンカだよ。私に勝てたら国をやる条件を出してな」

魔王「ここにいるって事は負けなかった訳だ」

王様「大体は私の本気さが分かると黙ったよ、こいつ狂ってるなんて目で私を見てな。中には血の気が多いのもいて、30人位とはやり合ったよ」

魔王「ほお、その30人にも勝ったわけだ」

王様「1対5でも私に1回も触れられず負けた連中がほとんど、タイマンで唯一私に一発入れられたのが今の近衛兵だ」

魔王「なんだ、奴は商人上がりか」

王様「見どころはあったよ、私直々に鍛え上げてやったら今や兵の中で一番強くなりよった」

魔王「王も自分の立場をわきまえろよ、何かあったら国の問題だぞ?」

王様「平和と言う割に手荒な事もしてたのは反省してる、若気の至りで済ますには到底許されん蛮行だろう。だが、この程度で負けるようでは国を治める者として、これまで安定した政治が出来なかったとも思ってはいるよ」

魔王「王たるもの、強くあれ…か」

王様「国が危機になれば、私が矢面に立って民を守らねばならんしな」

魔王「それは言えてるな」

王様「これからもそうならない事を私は強く願うよ」

638: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/24(木) 20:35:23.20 ID:T9ohqBiFo
[バカには見えない服、もといカワイイ娘にしか見えない服]


王様「やあ、みんな」

魔王「おう…ブフォ!?」

勇者「あ、王さむぁぁぁ!?」

王様「ん?どうしたかね?」

魔王「パンイチで外歩くとか頭がおかしくなったか?」

王様「パンイチ?服着てるだろうに」

勇者「いやいやいやいやいや、着てませんよ!?」

王様「勇者もおかしな事を言うな、私は服着てるだろう」

魔王「おい賢者、王は服着てないよな?」

賢者「着てますよ、黒のパーカーに灰色のジーパンですね」

王様「ほら、賢者には見えてるだろが」

勇者「僧侶ちゃん、王様の服見える?」

僧侶「着てますね、確かに黒のパーカーに灰色のジーパンですよ」

側近「私も同じ服が見えます。と側近はラフな格好の王様に新鮮さを感じます」

勇者・魔王「???」

王様「どうやらカワイイ娘にしか見えない服のようだな」ワハハ

639: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/24(木) 20:48:28.40 ID:T9ohqBiFo
[見えない服の裏に隠された苦労話]


魔術師団長「全く、王様の思い付きには本当に困った物だな」ブツブツ

魔術師団兵「どうしたんです?」

師団長「服にカワイイ娘以外にしか見えなくなる呪文をかけろなんて…、王様は私の魔術を何だと思ってるんだ!」イライラ

師団兵「出来たんすか…、それはそれでスゲェ」

師団長「師団兵!今の私は魔術師か!?それとも手品師か!?」

師団兵「えっと…、今は手品師…かなぁ…?」

師団長「そうか!なら私はここを辞める!」

師団兵「ちょっ!?落ち着いて下さいよ!」

師団長「止めるな!私は手品師になった覚えは一切無い!」ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!

師団兵「いや、ホントすいません!師団長は凄い魔術師ですって!」

師団長「もう遅いわぁぁぁぁぁぁ!」ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!


―魔術師団長は典型的な苦労人…―

643: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/28(月) 08:58:04.53 ID:teP1yYxmo
[野球だけでなく、サッカーも最近は見ます]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「たまたまサッカーを見てましたが、よく分かりません」

勇者「困ったな…、僕も分からないんだ」

僧侶「勇者様でもですか…」

勇者「専ら野球だからなぁ…」


―プレミアリーグを見てました、チーム名は忘れました―

―根本的に動きが日本人とは違う事だけは分かりました―

644: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/28(月) 13:02:25.43 ID:nq2DU0eAo
[ドラちゃんのお留守番]


ドラちゃん「」ムフー…


パキッ


ドラちゃん「!?」ビクッ

ドラちゃん「?」キョロキョロ

ドラちゃん「」ムフー…

ドラちゃん「」ウトウト…

ドラちゃん「」スヤスヤ…


―ひとりの時に不意に鳴るあの音はマジで怖いです―

645: ◆5eMN8sHsbY 2014/04/28(月) 21:45:27.81 ID:u/lA4mwEo
[がおー!]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「がおー!」ヽ(゚皿゚)ヽ

勇者「? ライオンの真似かな?」

僧侶「がっ…がおー…///」

勇者「そんなに恥ずかしかったの?」

僧侶「やらなければ良かった…」

勇者「…ドンマイ」ポンポン

646: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/01(木) 22:50:08.51 ID:b9w/Scy3o
[雨の日は…]


おおがらす<アサダゾ、ミンナオキロヤ


勇者「」zzz…

僧侶「」スースー

賢者「」スヤスヤ

側近「」スピースピー

魔王「ぐごーぐごーフガッ」ムニュムニュ


―雨の音って何でこんなに眠れるんでしょうね?―

648: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/02(金) 10:53:33.32 ID:Id5hUlAzo
>>647
早速ググりました
雨音のアプリの紹介がたくさんありました
とりあえず雨音はよく寝られるという事は分かりました


[雨の日は…魔物篇]


スーさん「」スヤスヤ

ドラちゃん「」グーグー

おおがらす<ダレモオキナイナ…

いっかくうさぎ<レンシュウダヨ、キョウモハシリコミダネ

フロッガー<ジメジメ、ダイスキ


―一部を除いて、魔物もお休み―

649: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/02(金) 15:04:35.94 ID:Id5hUlAzo
[大型連休、皆のご予定は?]


僧侶「家をお掃除します、いつも通りですね」

勇者「武闘家の所でマッサージ受けてくるよ、もう少し筋肉を柔らかくしないとだって」

賢者「本を読むよ、今まで積んでたのまとめて相手しようと思う」

側近「ネットですかね、側近スレで一日中話が盛り上がると思います」

魔王「農家に連休もクソもねえよ、畑の世話だ」


―激しくいつも通りでした―

―1は今日の夜から5日まで自転車漬けです―

650: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/05(月) 22:33:52.43 ID:UEbowHilo
[予定とは、思ったようにはいかないものです]


僧侶「家の片付けをしてたのはいいですが、これが思うように捗りませんねー」


武闘家「勇者様、今日はハムストリングスと内転筋と深層外旋六筋…、特に梨状筋のPNFをやりますよ」

勇者「わかった…っていてててて!」

武闘家「伸張反射の出が早いですね、また硬くなってますよ」ギュー

勇者「だからいろいろと…アギャー!?」


賢者「」コックリコックリ

本<ケンジャチャン、ハヤクヨンデヨ…


側近「側近鯖がエラー…?また何かトラブルですかね。と側近はため息をつきます」フゥ…


魔王「うっわ、こんな所に堅い岩がいくつも…」ゴロゴロ

ばくだんいわ<ワルイワルイ、イマドクヨ

魔王「頼むぜ、後で安心できるいい場所教えるからよ」

ばくだんいわ<ワカッタヨ、マタスコシネルカラ、ソノトキオコシテネ


―1もそこまで自転車漬けにはなりませんでした―

―ちなみにこのSSのばくだんいわは単なる岩です、爆発しません―

652: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/06(火) 09:46:14.51 ID:5+C///ySo
[武闘家くんの挨拶]


武闘家「初めまして、いきなり出てきましたが僕は武闘家と言います」

武闘家「今は整骨院に勤務しながら勇者様のストレッチも担当しています」

武闘家「勇者様が行っているPNFとは主にリハビリで用いられる促通手技の一つです」

武闘家「伸張反射という筋肉が千切れる前に神経がブレーキをかける作用を利用して、関節の可動範囲や筋肉の柔軟性を高められます」

武闘家「このストレッチは筋力も鍛えられるのです」

武闘家「詳しい事は長くなりそうなのでインターネットでPNFストレッチと検索してみて下さい」

武闘家「では、今後とも宜しくお願いします」

653: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/06(火) 18:24:04.51 ID:5+C///ySo
[下ごしらえは地味なものです]


僧侶「お味噌汁のダシを取っておきましょう」

僧侶「いりこと昆布を適当にお鍋に入れて」カラカラ

僧侶「水を入れます」ジャー

僧侶「後は6時間くらいほっときましょう」


―煮出さないダシの方が何となく美味しい気がします―

654: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/11(日) 21:53:51.16 ID:8D4kRL0do
[トレーニング再開]


勇者「担当医からトレーニング再開してもいいって許可もらったよ」

魔王「OK分かった、今日は手始めに有酸素運動でもしようか」

勇者「有酸素運動?走るの?」

魔王「いや、自転車を用意した」

勇者「サイクリングか」

魔王「今回はロードバイクを用意した」

勇者「あー、速い自転車だ。1の趣味で見たことがある」

魔王「物は試しだ、早速乗ろう」

勇者「どの位の速さで走るの?」

魔王「会話が成り立つ速度だから…まぁ時速25km位かな」

勇者「ひさびさの運動だ」

魔王「無理はするんじゃねーぞ」


―ロード選手のトップクラスは時速45kmがその会話が成り立つ速度です―

655: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/11(日) 22:11:23.84 ID:8D4kRL0do
[王様もトレーニング再開]


王様「なに?勇者と魔王がトレーニングを再開した?」

メイド「はい、街の見回りで走り込みをしていた兵から、ロードバイクに乗る二人を見たとの報告があったようです」

王様「勇者の運動が解禁されたか、ならば私もトレーニング再開としようか」

メイド「飽きたからではなかったのですか?」

王様「魔王を出し抜いて勝っても嬉しくも何とも無い、私は最後まで力の一滴を絞り出して魔王に勝つ、これが理想なのだ」

メイド「はあ、私には理解しかねる事ですが…」

王様「なに分からなくともよい、これは男…いや、漢としてのこだわりなのだ」

メイド「こだわり…ですか」

王様「漢というのはな、端から見れば下らん事にこだわりを持つものなのだよ」フフツ


―漢と書いておとこと読む、多分常識ですよね?―

657: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/14(水) 22:41:13.99 ID:Hl4+ZpXEo
[懐かしいゲーム]


全員「たけのこたけのこニョッキッキ!」

僧侶「1ニョッキ!」

側近「2ニョッキ!」

勇者「3ニョッキ!」

魔王「4ニョッ賢者「4ニョッキ!」

勇者「魔王と賢者ちゃんアウトー」

側近「罰ゲームはお二人ですね。と側近は罰ゲームのネタを楽しみにします」

魔王「賢者ぁー、お前カブるなよー!」

賢者「その台詞、そっくりそのままお返ししますよ!」

658: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/14(水) 22:42:31.09 ID:Hl4+ZpXEo
[罰ゲーム 賢者ちゃん篇]


賢者「えー、じゃああのネタを出すしか無いなあ」

僧侶「凄いんですか?」

賢者「一瞬だよ?二度はやんないからね!?」

勇者「いいよいいよ、行こうか」


賢者「ボビー・○ロゴンだよ」←声及び目を見開いた顔マネ


全員「www」ブッ

賢者「もう穴があったら入りたい…」


―こんな方向で頑張る賢者ちゃんはアリですか?―

659: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/14(水) 22:56:31.31 ID:Hl4+ZpXEo
[罰ゲーム 魔王様篇]


魔王「ちょっとネタ長くなるけどいい?」

勇者「いいよ、もう好きなだけ」

魔王「分かった、少しマニアックになるけどカンベンな」


魔王「いやー、今週も始まりましたけどね、スペシャルウィークだからいつものお台場から離れてね、本能寺からお送りしてますよ」←北野武のモノマネ声で


全員「!?」


魔王「ゲストでね、明智光秀を2時半くらいに呼んでるんだけど、何か嫌な予感がするんだよ」

魔王「まぁいいや、今週もいくか。織田信長の、オールナイトニッポン!」

魔王「この番組は、楽市楽座友の会、鉄砲種子島友の会、他各社の提供でお送りします」


―以下、こんなネタが5分位続きました―

661: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/15(木) 09:51:39.61 ID:WLkOESfpo
[原点回帰]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「久しぶりですね、この掛け合い」

勇者「最近魔王とばっかりだったからな…」

僧侶「1の人も忘れてたんですかね?」

勇者「それは無いとは思うけど、魔王は便利キャラだからね」

僧侶「私も便利になった方がいいんてしょうか?」

勇者「僧侶ちゃんはそのままで良いよ、ネタや汚れ仕事は魔王にやらせれば大丈夫」

僧侶「勇者様、少し悪い顔してますよ」

勇者「そんなことないよ?」


―僧侶ちゃんを少し出さなかった罰は腹痛と下痢いう形で受けています―

665: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/17(土) 06:10:39.16 ID:bYYIw3Flo
[つぶあんとこしあん]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「こしあんとつぶあん、どっちが好きですか?」

勇者「こしあんかな」

僧侶「え、そうなんですか?」

勇者「つぶあんも食べるけどね、どっちかと言えばこしあん」

僧侶「私と逆ですね、私はつぶあんです」

勇者「え、そうなの?」

僧侶「こしあんも食べますけど、どっちかと言えばつぶあんです」

勇者「結局どっちもおいしいんだよね」

僧侶「そうですねー」

666: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/21(水) 08:22:29.24 ID:ZMlWN8D9o
[目玉焼き、再び]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「ベーコンエッグの焼き加減、どうしますか?」

勇者「カリカリでお願い」

僧侶「はい、よーく焼いちゃいますね」

667: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/21(水) 21:25:08.22 ID:+SUXnaXuo
[DQ3はプレイヤーの性格が出るゲームだと思っています]


勇者「僕たちのゲーム、やってみようか」

僧侶「そう言えば初めてですね、これやるの」


―実際にやってみました―


勇者「僕はこんなパーティーにしてみたよ」

勇者・武闘家・僧侶・魔法使い

僧侶「私を入れてくれたんですね」

勇者「回復大事、これ常識」

僧侶「そうですね、やられないことが第一ですね」

勇者「ありきたり過ぎるかな?」

僧侶「そんなことないですよ、バランス取れてる良いチームです」


僧侶「私はこんなパーティーにしました」

勇者・僧侶・遊び人・魔法使い

勇者「僧侶ちゃんチャレンジャー」

僧侶「ダブル賢者作戦です!」

勇者「これ最初苦労するけど、2人賢者になると一気に楽になるタイプだ」

僧侶「最初は、勇者様に頼りきりですね」

勇者「大丈夫、後半は僧侶ちゃんたちにいっぱいお世話になるし」

僧侶「私は呪文をを全部覚えたら、武闘家になるつもりです」

勇者「MP足らなそうじゃない?」

僧侶「あくまで私の呪文は補助ですからね、あと性格をきれものにしておけばある程度稼げますから」

勇者「考えてるねー」

僧侶「会心の一撃、大事です」


―1は勇者・戦士・武闘家・僧侶でした―

669: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/22(木) 20:43:12.28 ID:BFosJgpAo
[猫に小判、豚に真珠、ここでは何?]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「猫に小判って言葉がありますよね」

勇者「うん、価値の分からない人に与えても意味のない事…だね」

僧侶「この世界だとどんな言葉になるんですかね?」

勇者「うーん…、トロルに賢さの種…?」

僧侶「それですかねー、他にもありそうですが…」

勇者「思いつかないなぁ、他にあるかな?」

僧侶「4コママンガ(※)ではボストロールさんは種を一応理解してましたよね」

勇者「あれ種を植えて増やそうとしたけど、植えた場所を忘れてたね」

僧侶「おちゃめさんですね」

勇者「だから憎めないんだ、トロルのみんなは」


※今から約20年前の古い4コママンガです、知ってる人はオッサンに片足突っ込んでるのではないでしょうか?

672: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/27(火) 16:21:53.82 ID:Y+SVA4tOo
[担々麺、大失敗篇]


僧侶「汁無し担々麺を作りました」

勇者「お、美味しそう。いただきまーす」マゼマゼ

僧侶「よくマゼマゼしてから食べて下さい」

勇者「よーし、食べるか」ズルズル

僧侶「どうですか?」

勇者「うん、おいし…辛っ!?えっ!?かっら!!」

僧侶「えぇ!?そんなはずは…フゴッ、辛い!!」

勇者「辛い…」ヒリヒリ

僧侶「久々に大失敗ですね…」ヒリヒリ

勇者「この前買ってきた四川豆板醤って辛いんだね」

僧侶「いつもの豆板醤とは違うんですね…」


―四川豆板醤はガチ―

676: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/30(金) 08:54:29.80 ID:M8R7oWo2o
SSを書き忘れました、投下します
内容なんてあってないようなものだけど…


[勇者だから解決できる!!]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「このナメちゃったネジ山って復活できるんですか?」

勇者「うーん、そのナメちゃったネジが取れれば交換するだけだから話は早いんだけどね…」

僧侶「どうやって取りますか?」

勇者「ちょっとネジの横から叩いて緩めてみよう」トントン

僧侶「緩みますかね?」

勇者「少しでも動けば…」トントントントン


―5分後―


勇者「ダメだ、これはガッチリ食ってるね」

僧侶「困りました…」

勇者「しかし、僕には秘密兵器があるんだよ」

僧侶「え、そうなんですか?」

勇者「ネジ山が復活するドライバー」ピカピカピカー!

僧侶「おぉー!」パチパチパチー

勇者「これでネジ山を作るよ」

僧侶「何でそんな道具を持ってるんですか?」

勇者「それは勇者だからだね」

僧侶「どこで売ってるんですか?」

勇者「工具専門店ならあると思うけど、楽で確実なのはAmaz○nかな」


―1も公私で愛用しています―

677: ◆5eMN8sHsbY 2014/05/30(金) 09:27:41.42 ID:M8R7oWo2o
[勇者には必要な道具…らしい]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「他にも道具はあるんですか?」

勇者「うん、この工具箱の中に入ってるよ」

僧侶「ちょっと見させてください」パカッ


―工具箱の中には、各種ドライバーやレンチ、潤滑油や錆びとりなど、最低限の工具が入っていた―


僧侶「勇者様の道具ですか、これ…?」

勇者「うん、旅してる時に現地で直せる最低限の道具は入ってるよ」

僧侶「まぁ、そうですが…」

勇者「勇者の名前で威張る訳にもいかないしね、できる事はしないとだよ」

679: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/01(日) 22:56:56.20 ID:4Uol1eDfo
[とある異世界の勇者と僧侶ちゃん]


僧侶「さて、買うものも買ったし、帰りましょうかね」

老人「あー、そこの僧侶さん」

僧侶「私ですか?」

老人「そう、君の事だ」

僧侶「失礼ですが、どなたですか?」

老人「ああ、名乗らず申し訳ない。未来から来た君の知り合い…と言っても信じてはくれないよな」

僧侶「未来…?タイムスリップですか?」

老人「まぁそうなるかな」

僧侶(話し方といい容姿といい…未来の勇者様ではない気がする)

老人「そう警戒せんでもいいよ、僕の世界では勇者くんと僧侶さんは英雄なんだ」

僧侶「そうなんですか?」

老人「まぁ立ち話も何だ、少し座ってお話に付き合ってくれるかな?」

僧侶「…いいですよ」

680: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/01(日) 23:00:22.63 ID:4Uol1eDfo
[異世界、それは無限の可能性]


―二人は公園でお茶を飲みながらお話を始めました―


お茶露店商<久しぶり、俺の事忘れてなかったのは嬉しいよ


老人「さて、どこから話せば良いのやら…」

僧侶「私が英雄なんですか?多分、英雄は勇者様で私は単なるお付きの人間ですよ」

老人「とんでもない、勇者くんと僧侶さん二人だけで世界に平和をもたらしたんだ。英雄と言わず何と言うかね?」

僧侶「勇者様と私だけ…ですか?」

老人「不殺の勇者と呼ばれていてね、勇者くんは魔王も魔物も殺すことなく平和にしたんだよ」

僧侶「優しい勇者様らしいですね」

老人「無血開城…は意味合いが違うかもしれんが、その言葉に近い事はやってのけただろうな」

僧侶「私たちは世界を変えられたのですね」

老人「この世界では人間と魔物はいがみ合ってるのかね?」

僧侶「いえ、仲良く暮らしてますよ」

老人「そうかそうか、すでに平和なのだな」

僧侶「スライムさんも、一角うさぎさんも、みんな仲良しですよ」

老人「良いことだ、街を歩かせて貰ったが、街に独特の殺気立った空気が無かった。俺もこんな世界に住みたかったよ」

僧侶「それに、私は魔王さんやその側近さんと暮らしてますよ」

老人「なんと!すでに魔族とすら共存しているのか」

僧侶「魔王さんも側近さんも、賢者になった元側近おねーさんもみんな良い人です」

老人「羨ましい、俺の思い描く理想の世界だよ。さて、そろそろ帰る時間だ。俺は元の世界に帰るよ」

僧侶「あのっ、そちらの勇者様に宜しくお伝え下さい」

老人「確かに伝えておくよ、また機会があったら会おう」

僧侶「はい、お気をつけて」


―老人は公園から出るとスーッと消えるように去っていきました―


僧侶「あのおじいさん、まさかとは思うけど…」

僧侶「おっと、帰ってお夕飯の支度しなきゃ」パタパタ


―タイムスリップじゃなくてパラレルワールドと書いた方が良かった気がする…―

681: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/03(火) 22:01:52.94 ID:L3NCk4gVo
[意思疎通できる不思議]


勇者「僧侶ちゃん、あれ取って」

僧侶「はい」つラー油

勇者「ありがと」


僧侶「勇者様、あれ取ってください」

勇者「はい」つ塩

僧侶「ありがとうございます」


勇者「何で分かるんだろうね?」

僧侶「自分の事なのに不思議ですねー」

682: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/03(火) 23:28:42.29 ID:L3NCk4gVo
[懐かしいアレ]


勇者「ぬるぽ」

僧侶「ガッ」


勇者「ハニワ幻人して」

僧侶「1時間シネェ!されなかったら」

勇者・僧侶「全滅だ!」


勇者「モナー」

僧侶「8頭身モナー」


勇者「10秒で1スレ消費」

僧侶「1003レス」


勇者「漏れ」

僧侶「藁」


勇者「---------- 終了 -----------」

僧侶「---------- 再開 -----------」



―ネタが多すぎるので、今回はこの辺で…―

683: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/04(水) 20:46:46.69 ID:75+gGbXFo
[PCを変えるって面倒ですね]


僧侶「あれ、勇者様は新しいパソコン買ったんですか?」

勇者「いや、王様からOSのサポートが切れたから交換するようにって送られてきてね」

僧侶「あー、そんなに古いの使ってたんですね」

勇者「そこまで必要無いからね、使えれば十分だったし」

僧侶「今までのデータはどうするんですか?」

勇者「とりあえず外付けのHDDに入れて移植するよ」

僧侶「作業、がんばってくださいね」

勇者「まずはアップデートからだ、先は長いな…」


―1も新しいPCを買いました、設定は面倒なんで古いのからは引き継ぎません―

684: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/04(水) 22:15:32.88 ID:75+gGbXFo
[地味にハマってます]


僧侶「勇者様、進んでますか?」

勇者「うん、もう少しだよ」

僧侶「アイスどうぞ」パキツ

勇者「ありがとう」

僧侶「この二つに折るアイスって何て名前何てしょうかね?」

勇者「え?ポッキンアイスじゃないの?」

僧侶「その名前ですよねぇ」

勇者「おいしいからいいんだけどね」ガリガリ

僧侶「そうですねー」シャクシャク


―これは名前を言えば出身地が分かるらしいですね―

685: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/10(火) 12:05:05.61 ID:ZFwx8BZ0O
[梅雨の晴れ間]


僧侶「暑いですねー…」

勇者「この季節が来たね…」

僧侶「でも晴れてるのでお布団とか干しちゃいますね」ヨッコシイョ

勇者「うん、手伝うよ」ヨッコラショ

686: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/10(火) 21:15:45.57 ID:RJBHtW/Jo
[夕立ゆうだち]


僧侶「雨が降ってきました」

勇者「大粒の雨だね、夏場特有の夕立の雨だ」

僧侶「雷は鳴りますかね?」

勇者「怖い?」

僧侶「…大丈夫です…?」

勇者「無理はしなくてもいいよ、おいで」チョイチョイ

僧侶「…」ピトッ

勇者「雷は怖くないよ」ナデナデ

僧侶「はい…」ギューッ

690: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/16(月) 19:27:28.28 ID:PHgK3fwSo
[大人の事情は便利なものです]


僧侶「そういえば、魔王さんたちはどこへ?」

勇者「大人の事情でニフラムったよ」

僧侶「ええ!?消えちゃったんですか!?」

勇者「僕と僧侶ちゃんの強化月間だからね」

僧侶「はぁ…、強化月間ですか…」

勇者「特に魔王は今まで出し過ぎてたしね」

僧侶「別に消さなくても…」

勇者「なに、またそのうちひょっこり顔出して来るよ」

僧侶「ニフラムってそんな呪文でしたっけ…?」

勇者「大人の事情ってやつだよ」ニッコリ

僧侶「勇者様、悪い顔ですよ」

勇者「そんなことないよ」


―強化月間です(ひと月だけとは言っていない)―

693: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/16(月) 20:36:38.07 ID:PHgK3fwSo
[案外近くにいる消えた3人の近況]


賢者「ふん…、城の書庫は面白いね。人間の文献は見てて飽きない」

兵士「あ、賢者様。訓練にて傷ついた兵の治療をお願いしたいのですが」

賢者「分かった、今そちらへ行くよ」

兵士「お手を煩わせて申し訳ありません…」

賢者「気にしないで、どうせウチの大将が暴れてるんだしね」


―賢者ちゃんは城で医療活動―



魔王「どうした!踏み込みが甘い!」ドゴッ

兵士23「がぁ!ゲホッ…」ゼエゼエ

魔王「丈夫になったじゃねぇか、俺の城にいる兵よりよっぽど使えるぜ」

魔術師「魔王様、覚悟!」メラゾーマ

魔王「喝!」ボン

魔術師「ちぃ!マホカンタで防御…」

魔王「詠唱に時間がかかりすぎだ!」メラ

魔術師「ぐわあああ!」ボオオオオ

魔王「強くなってるぜ、気合いで消すのがキツくなってきたぞ」

魔術師「くそっ…、メラですらこの威力…」ハアハア


賢者「まーた弱いものイジメですか?」

魔王「何言ってんだ、王が殺す一歩手前まで追い込めと言ってるから付き合ってるだけだろ」

賢者「全く、治療するこちらの身にもなっていただきたいですね」

魔王「いいじゃねぇか、勘が鈍らずにすむだろ」

賢者「ま、ほどほどにして下さいよ?」


―賢者ちゃんはベホマを唱えた―

―兵士23のキズが回復した―

―魔術師のキズが回復した―


―魔王様は城で今作一番の魔王らしさを発揮―

694: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/16(月) 20:51:58.89 ID:PHgK3fwSo
[案外近くにいる消えた3人の近況 その2]


側近「メイドさん、このニンジンは?」

メイド「すりおろしましょう、何せニンジン嫌いがいますから」

側近「子供かよ。と側近はツッコミを入れます」

メイド「本当ですね」クスクス

側近「して、そのニンジン嫌いとは一体?」

メイド「言えませんけど、ヒントはここの中でも一二を争うお偉いさんですよ」

側近「好き嫌いはよくありません。と側近は何気なくしいたけを遠ざけます」

メイド「ここにもしいたけ嫌いが…、なぜ美味しさを理解いただけないのでしょう」シクシク


―側近ちゃんは食事の準備―



王様「ニンジン、いらないよ」

メイド「ニンジン食べないと、ビールはお預けですよー」

王様「何だと!?鬼!悪魔!メイド!」ウガー


側近「鬼と悪魔が可哀想です。と側近は甚だしい風評被害を目の当たりにします」

鬼「分かってくれる?」

悪魔「俺たちだってここまで酷いことしないよ」

697: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/23(月) 11:07:28.76 ID:0YDNr6fPO
[コロコロペタペタ]


僧侶「このコロコロっていうやついいですね」

勇者「掃除道具として単純だけど凄い効果のものだよね」

僧侶「掃除してもゴミって残ってるものなんですねー」コロコロ

勇者「僧侶ちゃんハマってるね」


―掃除機の後にコロコロはカーペット掃除の定番…ですかね?―

698: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/23(月) 11:16:09.73 ID:0YDNr6fPO
[梅雨の晴れ間は掃除日和]


僧侶「よく晴れてくれましたね」

勇者「こうなるとお掃除かな?」

僧侶「そうですね、とっととやっちゃいましょう」

勇者「こうなった僧侶ちゃんは誰も止められないね」

僧侶「やりますよー」フンス

699: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 20:08:28.82 ID:PdRf4+0fo
[ゲームにいたら間違いなく設定ミスと言われます]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「前に魔王さんが言ってたんですけど」

勇者「うんうん」

僧侶「私の魔翌力ってマホカンタが効かないらしいですよ」

勇者「…ん?」

僧侶「マホカンタがあっても、私の魔翌力は届くみたいです」

勇者「それマホカンタ内に地面から穴か何かで通って、そこで唱えたとかじゃなくて?(※)」

僧侶「いえ、外から私のホイミがマホカンタを張った賢者おねーさんに届いたんですよ」

勇者「それゲームにいたらチートキャラじゃん」

僧侶「私がいたら作業ゲー乙とか言われるんですかね…?」

勇者「バランスブレイカーなのは確かだねー」

僧侶「困りますよぉ…」ウルウル

勇者「…かわいいから使われるんじゃないかな?」


※ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場より

700: ◆5eMN8sHsbY 2014/06/30(月) 20:24:19.55 ID:PdRf4+0fo
さがり忘れましたw


[実際にあった嘘のような本当の話]


勇者「ねえねえ、僧侶ちゃん」

僧侶「何ですか?勇者様」

勇者「もしもだよ?もしも僕がルーラを覚えたレベルの時点で、ルーラ1回分のMPしか無いと言ったら信じる?」

僧侶「信じませんよぉ、勇者様はもっと魔力があるはずじゃないですか」ケラケラ

勇者「(´;ω;`)」グズッ

僧侶「えっ…」


―FC版でこっこという名前の勇者にしたとき、ルーラを覚えたレベルで最大MP8でした―

―最近のルーラは消費MPが少ないですね―

702: ◆5eMN8sHsbY 2014/07/01(火) 23:27:46.06 ID:0s2+ltm7o
[最近流行りのアレ]


僧侶「道具屋さんに行ってみましょう」

勇者「あー、自動販売機のね」


―道具屋―


僧侶「あれ、何か増えてますよ」


貼り紙「道具をお買い求めの方にオススメ!コーヒーで一息いれませんか?その場で豆から挽くおいしいドリップコーヒーです!」


僧侶「前にこんなのありましたっけ?」

勇者「無かったよ、新しい事業なんだろうなぁ…」


―コンビニのRサイズのカップでLサイズの量が溢れないらしいですね…―

704: ◆5eMN8sHsbY 2014/07/10(木) 22:44:33.66 ID:DgS4Olmpo
[台風が来たら!]


僧侶「台風が来ますね」

勇者「コロッケの準備は?」

僧侶「バッチリです!」


ラジオ「大型で強い台風は、勢力を弱めながら速度を上げ、明日未明から朝のうちに最接近する見込みです。その後は天気が回復し次第に暑くなる事が予想され、気象庁では熱中症の対策を…」


僧侶「」

勇者「」

僧侶「…きっ、今日はコロッケパーティーです!」

勇者「よ…よっしゃー!」


―その後、胃もたれで苦しむ二人でした―

708: ◆5eMN8sHsbY 2014/07/24(木) 23:53:34.23 ID:RBjl7ZXko
[ジリジリムシムシ]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「この暑さはなんとかなりませんか?」

勇者「自然には勝てないよ…」

僧侶「暑いだけならまだいいんですが…」

勇者「蒸すのは困るね、うん」

僧侶「むむぅ…」パタパタ

勇者「こらこら、年頃の女の子がはしたない」

709: ◆5eMN8sHsbY 2014/07/25(金) 00:01:18.29 ID:5CBeqBb2o
[夏になると始まるアレ]


僧侶「冷やし中華を作ってみました」

勇者「おおー、おいしそう」

僧侶「冷えてますよー」

勇者「いただきまーす」ズルズル

僧侶「うん、美味しいですね」チュルチュル

勇者「よく考えるよね、こんなメニュー」

僧侶「これも夏を生きる知恵なんでしょうねぇ…」

716: ◆5eMN8sHsbY 2014/07/30(水) 20:16:38.16 ID:h7diaRHjo
[戦争勃発!!]


―扇風機でドラちゃんが涼んでいます―


ドラちゃん「ムフー」ソヨソヨ


僧侶「ドラちゃん、そろそろ扇風機を貸して下さい」

ドラちゃん「ミャア(もう少しね)」

僧侶「もうその言葉は聞き飽きました、実力行使に出ますよ」

ドラちゃん「ナーオ(僧侶ちゃんには似合わない言葉だね)」

僧侶「ムムッ、そっちがそうなら遠慮はいりませんね。ドラちゃんにバシルーラをします」


―僧侶ちゃんはバシルーラをとなえた!―

―ドラちゃんは扇風機の前から持ち上げられてどかされてしまった!―


ドラちゃん「ニ゙ャー!(バシルーラだとぉ!?)」ジタバタ

僧侶「少しは暑さにもなれて貰わなければ困るのです!」ソヨソヨ

ドラちゃん「フーツ!(ボクだって黙ってはいないよ!)」ハーッ


―ドラちゃんは冷たい息を吐いた!―

―僧侶ちゃんは少し寒くなった!―


僧侶「ちょっ、寒つ…」

ドラちゃん「ミャウ(涼んだでしょ、さぁどいたどいた)」ソヨソヨ

僧侶「エアコンに弱いのを知ってて、私に意地悪するんですか!」プンスコ

ドラちゃん「ミャア(ボクにだって引けない時はあるんだよ)」

僧侶「ムムムー!」

ドラちゃん「フーツ!(やるかぁ!?)」


勇者「平和だねぇ…」ソヨソヨ

717: ◆5eMN8sHsbY 2014/07/30(水) 20:34:27.58 ID:h7diaRHjo
[激闘!]


―僧侶ちゃんとドラちゃんが激しく闘っている!―

―僧侶ちゃんはバギクロスをとなえた!―


僧侶「今日のお夕飯は無いですよ!」

ドラちゃん「ミッ!?(なんだとぉ!?)」


―ドラちゃんの精神に15のダメージ!―

―ドラちゃんは激しい炎を吐いた!―


ドラちゃん「ミャウ!(寒けりゃ暖めてやるよ!)」カーッ

僧侶「ここだけ37℃に!?」ダラダラ


―僧侶ちゃんの精神に9のダメージ!―

―僧侶ちゃんはルカニを唱えた!―


僧侶「この位、熱くもなんともありません!」

ドラちゃん「ナーオ…(さすが、暑さには強い…)」


―ドラちゃんは少し動揺した!―

―ドラちゃんは激しく体当たりをした!―


ドラちゃん「ニャー!(こっちも実力行使だ!)」ドン!

僧侶「うわっ!」コテッ


―僧侶ちゃんは転がってしまった!―

―僧侶ちゃんはすぐ起きあがった!―


――――

――





―こんな戦闘がしばらく続きました―

―断っておきますが、双方共にケガは一切していません―

718: ◆5eMN8sHsbY 2014/07/30(水) 20:42:52.34 ID:h7diaRHjo
[争いは、結局時間と労力の無駄]


僧侶「疲れました…」ゼェゼェ

ドラちゃん「ミャア…(何も解決しなかったなぁ…)」

僧侶「…一緒に扇風機にあたりましょう」

ドラちゃん「ミャウ(それが一番だね)」

僧侶「ドラちゃん、乗って下さい」ポンポン

ドラちゃん「ニャー(うん)」ノソノソ

僧侶「気持ちいいですねぇ」ソヨソヨ

ドラちゃん「ナーオ(涼しいなぁ)」ソヨソヨ


勇者「やっぱ戦争はダメだね」

スーさん「ピィ(見苦しい光景だったよ)」

勇者「スーさんヒンヤリで気持ちいいね」ダキッ

スーさん「ヒピィ?(でしょー?)」


―後に、この戦いは聖戦と呼ばれたとか呼ばれないとか…―

727: ◆5eMN8sHsbY 2014/08/21(木) 14:49:23.15 ID:DT6e6o/FO
[冒険の旅]


勇者「ねえねえ、僧侶ちゃん」

僧侶「何ですか?勇者様」

勇者「王様からね、いい所を教わったんだ」

僧侶「へぇ、どこですか?」

勇者「少し遠いんだけどね、自然溢れる農業の村だって」

僧侶「行きたいですねぇ、自然たっぷりなのは良いことですよ」

勇者「じゃあ、行こうか」

僧侶「今からですか?」

勇者「うん、スーさんとドラちゃんは王様が見てくれるから心配いらないって」

僧侶「分かりました、行きましょう」


―大冒険の始まりです―

728: ◆5eMN8sHsbY 2014/08/21(木) 15:02:01.24 ID:DT6e6o/FO
[遥かなる旅路]


勇者「天気いいねー」

僧侶「そうですねー」

勇者「あ、装備持ってくるの忘れた」

僧侶「必要ありませんよ、魔物さんはお友達ですから」

勇者「そうだね、お金と食料があればどうにでもなるか」


さそりばち<ア、ユウシャクンダ。キヲツケテネー


―旅は何の危険も無く続きます―

729: ◆5eMN8sHsbY 2014/08/21(木) 15:20:52.46 ID:DT6e6o/FO
[恐怖の洞窟?]


勇者「洞窟を通らないといけないみたいだね」

僧侶「あまり得意じゃないです…」

勇者「大丈夫だよ、僕がいる」

僧侶「…はい」


―勇者は宝箱を見つけた―


勇者「開けてみる?」

僧侶「何が入ってるんですかね…」


―勇者は宝箱を開けた―

―なんと!宝箱はミミックだった!―


ミミック<ドーン!!


僧侶「きゃぁぁぁ!」ビクッ!!

勇者「おおう!?」ビクッ!!

ミミック<ア、ユウシャクン

勇者「びっくりしたじゃん!」ベチッ

ミミック<イテッ

僧侶「ふぇぇ…」グズッ

ミミック<ナ…ナカナイデ…


―ミミックはうろたえている!―

―当SSのミミックはザラキを忘れたびっくり箱です―

737: ◆5eMN8sHsbY 2014/08/24(日) 21:39:35.42 ID:/73zsF0Ro
[広野を行く]


―僧侶ちゃんはミミックを許せずにいます―


僧侶「…」

勇者「まぁまぁ、許してあげようよ」

僧侶「…私はまだ納得がいってません」

勇者「十分仕返ししたじゃん」


―洞窟にて―


ミミック<ユルシテヨクレル?

僧侶「」ペチッ

ミミック<アイタッ

僧侶「」ペチペチッ

ミミック<イタタッ

僧侶「」ペチペチペチペチペチペチペチ

ミミック<イテッアイヤーアウチ


―僧侶ちゃんはミミックを叩き続けました―


ミミック<フルコンボダドン…


―更に僧侶ちゃんはミミックをひっくり返しにして地面に置きました―


ミミック<モゴモゴ…モガー!



勇者「これだけやれば十分じゃない」

僧侶「いいえ、これでも足りないくらいです」

勇者(僧侶ちゃんを怒らせるのは気を付けよう…)

738: ◆5eMN8sHsbY 2014/08/24(日) 21:46:51.64 ID:/73zsF0Ro
[足どりも軽やかに]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「この道はどこまで続くんでしょうね?」

勇者「どこまでもかな、すぐ終わる事もあるだろうけど」

僧侶「終わる終わらないは人それぞれって事ですか?」

勇者「そういう事じゃないかな、歩みをやめればそこが終点になるんだし」

僧侶「私は、見られる所なら全て見たいです」

勇者「良いことだね、僕もとことん付き合うよ」

僧侶「知りたい事がいっぱいあります」

勇者「何でも見て経験、だね」

僧侶「はい」


―ふたりの足どりは、とても力強く軽やか―

739: ◆5eMN8sHsbY 2014/08/24(日) 21:55:10.02 ID:/73zsF0Ro
[野を越え山を越え]


勇者「あ、別れ道だ」

僧侶「右か左か…どっちにしますか?」

勇者「地図ではどっちも同じ道に出るみたいだね。右は…山を越える最短の道、左は…山の裾野を通る遠回りの道か」

僧侶「どっちもかかる時間は一緒…かも知れませんね」

勇者「今回は右の山道に行こう、帰りは裾野の道を行こうか」

僧侶「はい」


―別れ道があったらとりあえず両方通りたくなるのは僕だけですか?―

740: ◆5eMN8sHsbY 2014/08/24(日) 22:10:18.73 ID:/73zsF0Ro
[暗い道の奥で]


勇者「山道だから大変だと思ったけど、案外整備されてて歩きやすいね」

僧侶「誰か整備してるんですね」

勇者「魔物が整備してたりしてね」

僧侶「魔物さんがですか?」

勇者「魔物も道はいい方が歩きやすいでしょ」

僧侶「そう言われればそうですね」


ヒートギズモ<オレガ、ユキヲトカシテイルカラナ

フロストギズモ<オレガ、ユキヲドケテイルカラナ

ヒートギズモ<オレノオカゲダロガ!!

フロストギズモ<オレノオカゲダバカヤロウ!!

ヒートギズモ<ンダトー!?テメーオモテデロ!!

フロストギズモ<スデニオモテダボケェ!!


僧侶「あの魔物さんたちは何でケンカしてるんですか?」

勇者「大方、道の整備の手柄を取り合いしてるんでしょ」

僧侶「あの方々のおかげなんですね」

勇者「ま、気が済むまでやらせておけばいいよ」

741: ◆5eMN8sHsbY 2014/08/24(日) 22:27:54.84 ID:/73zsF0Ro
[木洩れ日の中で]


勇者「山の上に村があるんだね」

僧侶「山を越えるには便利ですねー」

勇者「今日はここで休もうか」

僧侶「そうしましょう」


宿屋「いらっしゃいませ、お二人様で一泊10ゴールドです」

勇者「えっ、そんなに安いんですか?」

宿屋「素泊まり形式でのご提供になりますからね、お食事はご自身で用意いただく事になります」

勇者「そうなんですね、分かりました。今日はお世話になります」

宿屋「はい、ごゆっくりと」

僧侶「お世話になります」

宿屋「ええ、疲れを癒やしていって下さい。炊事場は自由にお使い下さって結構ですよ」


―山の中で1人5ゴールドの宿屋があったらヌルゲー確定でしょうねw―

747: ◆5eMN8sHsbY 2014/09/29(月) 23:28:54.35 ID:4G/hPNQ1o
[日常生活はやはり良いものです]


―勇者と僧侶ちゃんが旅するその一方で―

兵士18「賢者様、あまり根詰めて本を読まれては…」

賢者「ああ、済まないね。書庫で寝泊まりしたら一週間も経ってたよ」

賢者「久しぶりにお風呂入ってお布団で寝よう」

兵士18(なん…だと…!?)クンクン

賢者「露骨に嗅ぐとは、クンカーの風上にもおけないな」メラゾーマ

兵士18「…失礼しました」マックロコゲ

賢者「ま、私は嫌いじゃないよ。ただバレずに嗅ぐのが紳士の嗜み…だと思ってはいるけどね」


―【速報】賢者ちゃんはクンカー肯定派と判明、ただしスマート(?)な方法に限る―

751: ◆5eMN8sHsbY 2014/10/02(木) 20:10:27.45 ID:Mpb1KTtyo
[子供の発想は自由かつ無限大]


幼女「にゃんにゃん!」

ドラちゃん「ニャー(にゃんにゃんジャナイヨー)」

母親「この子はにゃんにゃんじゃないでしょ?」

幼女「にゃんにゃん!」ドヤァ

母親「もう…、この子大きくなったらどうなるのやら…」

魔王「まぁまぁお母様、そう案ずる事も無いでしょう」

母親「そうでしょうか…」

魔王「賢者、アレを」

賢者「はい。幼女ちゃん、この子はだぁれ?」ヒョイ


つキャットフライ>ニャンニャンダヨー


幼女「…ねこちゃん!お空を飛ぶねこちゃん!」

母親「えっ!?」

魔王「ほら大丈夫ですよ、ちゃんと分かってます」

母親「まぁ…、この子ったらいつの間に…」

賢者「この子は?」ヒョイ


つ ねこ>ニャンニャンダヨー?


幼女「ねこちゃん!お空を飛ばないの!」

賢者「じゃあこの子は?」ヒョイ


つ ドラちゃん「ニャー」


幼女「にゃんにゃん!」


魔王「ドラちゃんをにゃんにゃんに改名させるか」

賢者「にゃんにゃんなんてかわいい名前じゃないですか」

ドラちゃん「ミィ…(にゃんにゃんねぇ…)」

―ドラちゃんは一部でにゃんにゃんと呼ばれるようになりました―

759: ◆5eMN8sHsbY 2014/12/11(木) 22:08:46.59 ID:sncLyWCZ0
[食事はいつもと変わりません]


勇者「夕ご飯どうしようか?」

僧侶「そうですねぇ、ここで手に入る食材で作りましょうか」

勇者「いつもの僧侶ちゃんのごはんだね」

僧侶「そうですね、いつものです」

勇者「変わった事はあるの?」

僧侶「このフライパンで全て作ること位ですかね」

勇者「おおー、旅人の料理って感じだね」

僧侶「あまりお水を使うのも悪いですから、フライパンの汚れはスープ仕立てにして飲んじゃいましょうか」

勇者「なんか越冬隊の人みたいだねー」

僧侶「それじゃ、作りますね」


ー1もよくやるフライパンの汚れはスープにして飲む掃除方法ですー

760: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/16(火) 10:39:42.53 ID:3++3+qL+O
[新作について]


勇者「ドラクエの新作が出るね」

僧侶「アクションRPGなんですよね」

勇者「僕たちは出ないんだろうけどね…」

僧侶「私たちには固定の名前がありませんから…」

勇者「プレイする?」

僧侶「うーん…、詳細が出てからまた考えます」

766: ◆5eMN8sHsbY 2014/12/22(月) 21:20:56.34 ID:hsSdU8dC0
[宿屋には付き物のゴロツキです]


勇者「ご馳走様、美味しかったよ」

僧侶「お粗末様です、良かったです」

勇者「僧侶ちゃんのご飯はやっぱ最高だね」

僧侶「勇者様は美味しそうに食べるので作り甲斐がありますよ」


ーそこに酔っ払いのゴロツキが現れましたー


ゴロツキ1「なんだなんだぁ?ガキがイチャイチャしてよお」

ゴロツキ2「そこのお嬢ちゃん、そんな男といないで俺たちと仲良く飲もうよ」

勇者「よし、僧侶ちゃん。部屋に行こうか」

僧侶「そうですね、行きましょう」

ゴロツキ2「シカトしてんなゴラァ!」

宿屋「ちょっと、モメ事はカンベンして下さいよ」

ゴロツキ1「うるせぇなぁ、金払ってんだからちったぁ目ぇつぶれや!」


ーゴロツキ1の攻撃! 宿屋は10のダメージをうけた!ー


宿屋「痛っ!」

勇者「宿屋さん!」

僧侶「大丈夫ですか!?」

ゴロツキ1「もっと痛い目にあいたいか、ああ!?」

勇者「お前ら!いい加減に…」


???「やめなよ」


ーまた少し他の作品と共演しますー

767: ◆5eMN8sHsbY 2014/12/22(月) 21:36:28.41 ID:hsSdU8dC0
[闇のゲーム]


???「やめなよ、そこで殴ったらそこのクズと同じだよ」


勇者「君は…」


???「俺かい?俺は自分を探して旅をしてる者さ、ま、ファラオとでも呼んでくれ」


勇者「ファラオ…」


ファラオ「いざこざはゴメンだけど、白黒つけないのも気持ち悪いだろう?ここはゲームで決めようじゃないか」


ゴロツキ1「ゲームだぁ?」


ファラオ「そうさ、そこにある麻雀があるだろう?それで勝負したらどうだい?」


ゴロツキ2「麻雀か、おもしれぇ」


ファラオ「なら決まりだ、早速準備しよう」


宿屋(凄い、荒れてたあの場を一瞬で制した。あのファラオとかいう男は何者…)


ファラオ「宿屋さん、少し場所を借りるぜ」


宿屋「ああ、分かった。俺にも見届けさせてくれ」

768: ◆5eMN8sHsbY 2014/12/22(月) 22:23:31.74 ID:hsSdU8dC0
[ドラクエという名の麻雀放浪記]


ファラオ「早速始めようぜ、持ち点は各25000、ハコ割れが出たらその時点で終わりだ。俺が審判してやるよ」


ゴロツキ2「お嬢ちゃんには振り込む度に脱いで貰うかなぁ、ヘッヘヘ」


僧侶「私が貴方がたに振り込む?冗談はもっと面白い事を言うものですよ」


ゴロツキ2(なんだ?卓に着いたら急に雰囲気が…?)


勇者(スイッチが入った、僧侶ちゃんの圧勝だ。俺なんていてもいなくても変わらない)


ー東一局 親ゴロツキ1ー


僧侶「ロン。西、対々、ドラ3。12000です」


ゴロツキ1「ああ!?勇者のクソガキが打った西をスルーだと!?」残り13000


僧侶「ドラ暗刻の破壊力、分かりましたか?」残り37000


ー東二局 親ゴロツキ2ー


僧侶「ツモ。メンピンツモ一発三色、裏ドラドラ。8000、4000です」


ゴロツキ2「5巡ツモ和了かよ!イカサマじゃねぇだろうな!?」残り17000


ファラオ「イカサマもクソも無い、お前らは牌に嫌われているだけだ」


ゴロツキ1「クソッタレが!」残り9000


勇者「…」残り21000


僧侶「終わらせましょう、次で」残り53000



ー東三局 親僧侶ちゃんー



僧侶「リーチ」


ゴロツキ2「ポン!」


ファラオ(ムダな事をしたな、一発消しのつもりだろうが…)


僧侶「カン。カンドラを開けます」


ゴロツキ1「ゲェ!カンにドラが乗った!」


僧侶「そしてツモです。嶺上開花、ドラ4つに裏8つ。16000オールで終わりですね」


ファラオ(カンでドラ12、麻雀の神が溺愛する者か)



ー実は雀姫の僧侶ちゃんでしたー

769: ◆5eMN8sHsbY 2014/12/22(月) 22:28:27.32 ID:hsSdU8dC0
[今夜はお楽しみですね!]



ーゴロツキどもはまた暴れたので憲兵隊のオネエさんに連行されましたー



憲兵隊「いい男ねぇ、今夜は楽しくなりそうだわぁ」


ゴロツキ2「寄るな!気持ち悪い!」



ーオネエさん(女性だとは言っていない)ー

770: ◆5eMN8sHsbY 2014/12/22(月) 22:47:13.06 ID:hsSdU8dC0
[いつもの優しい僧侶ちゃんに戻ります]



宿屋「お嬢ちゃん、強いねぇ」


僧侶「お恥ずかしい所を見せてすみません…」


ファラオ「ムダなツモが無かった、麻雀の神に溺愛されているんだろうな」


勇者「凄いよね、僧侶ちゃんと麻雀して勝てた事無いもん」


僧侶「麻雀は出来るならやりたくないです、牌がどんどん入ってきてしまって…」


宿屋「贅沢な悩みだねぇ、俺なんて満貫だってやっとなのに」


ファラオ「仕方がないさ、強い者には強い者の苦労があるからね」


僧侶「ファラオさん、私はどうすれば…」


ファラオ「君は君さ、麻雀が強い僧侶。それだけじゃないか」


勇者「そうだねぇ、みんな同じじゃつまんないし」


宿屋「俺と打って教えてくれない?久々に面白い麻雀になりそうだよ」


僧侶「…はい!」


ファラオ「俺も入れてくれ、たまには闇のゲームを抜きにして遊ぶのもいい」


勇者「闇のゲームなんてあるの?」


ファラオ「ああ、喰うか喰われるかの闇のゲームさ」



ーやっぱり麻雀は実際に牌を握ると面白さ倍増ですねー

773: ◆5eMN8sHsbY 2015/01/01(木) 00:20:27.45 ID:UW8APUnm0
[明けましておめでとうございます]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「年が明けましたね」

勇者「そうだね」

僧侶「新年、明けましておめでとうございます」

勇者「おめでとうございます」

僧侶「今年もよろしくお願いします」

勇者「こちらこそ、よろしく」


ー皆様におかれましては、幸多き一年になりますようお祈り申し上げますー

775: ◆CvHTA3.yvo.w 2015/01/01(木) 01:39:24.14 ID:UW8APUnm0
[おみくじ]


勇者「おみくじ引いてみようか」

僧侶「そうですね」

勇者「どうかなぁ…よっ!」

僧侶「私も行きますね…はい!」

勇者「せーので開こうか」

僧侶「そうしましょう」

勇者・僧侶「せーの!」

勇者「華丸!」

僧侶「大吉!」

勇者「博多かよ!」

僧侶「こんな所でお笑い要素はいりません!」


ー地元の神社であったお笑いおみくじのお話でしたー

790: ◆5eMN8sHsbY 2015/02/11(水) 19:42:56.82 ID:/ylWWBQy0
[またまた勇者に大問題!]


ー>>770の翌日ー


勇者「宿屋さん、お世話になりました」

僧侶「なりました」

宿屋「またいつでもどうぞ」


勇者「僧侶ちゃんの本気、久しぶりに見たよ」

僧侶「麻雀はまた当分やめておきます」


ーしばらくして勇者に異変がー


勇者「いてて…」

僧侶「どうしました?」

勇者「いや、右足首の内側が痛んできて…」

僧侶「…引き返しましょう」

勇者「大丈夫だって」

僧侶「ムリはいけません、メッ!ですよ」

勇者「…分かったよ、僧侶ちゃんには敵わないや」


ー僧侶ちゃんはキメラのつばさを放り投げたー

ー勇者たちは故郷へと舞い戻ったー


僧侶「早速お医者さんに行きましょう」

勇者「うん」


ー勇者が病院で検査した結果ー



医師「ふむ、有痛性外脛骨ですね」

勇者「それは何ですか?」

医師「足のレントゲンを撮りましたが、足の関節に余分な骨があります」

勇者「余分な骨?」

医師「人の15から20%に見られまして、生まれ持って存在する骨なんです。それが腱に引っ張られて痛むのでしょう」

勇者「僕にはそんなのが…」

医師「痛まなければ良いのですが、痛むと色々対策しなくてはなりません」

勇者「どうすればいいのです?」

医師「自分の足に合ったオーダーの靴の中敷きやふくらはぎの筋肉の柔軟にする事、あとは土踏まずの筋肉…足底筋の強化ですね」

勇者「万が一、それでも治らない時はどうするんですか?」

医師「その時は骨を取る手術も視野に入れて下さい、痛みが度々出ては出来る事も出来ませんからね」

勇者「…そうなんですね」

医師「今は安静にしておきましょう、また1週間後に来てください」


ー嘘のような本当の話ですー

792: ◆5eMN8sHsbY 2015/02/11(水) 19:53:18.47 ID:/ylWWBQy0
[とりあえず様子見しましょう]


勇者「とまぁ、こういう事なんだ」

僧侶「余分な骨ですか…」

賢者「仕方ないね、生まれ持った物だし」

魔王「さて、どうしたもんかな」

側近「手術したら12週間は運動への復帰が難しいそうですよ。と側近は得意のインターネットで検索します」

勇者「こうなったらやれる事は全部やるよ」

魔王「当分は幹部外トレーニングだな、こればかりはしゃーない」

賢者「手術は出来るなら回避したいけどね」

勇者「そうだよねぇ」

僧侶「頑張りましょう!」


ー頑張れ勇者、俺も頑張るー

808: ◆5eMN8sHsbY 2015/03/10(火) 10:50:08.79 ID:C/yKeeGlo
[春眠、暁を覚えず]


僧侶「うーん…」

勇者「僧侶ちゃん、どうしたの?」

僧侶「春先って何でこんなにダルいんですかね?」

勇者「何でだろう?」

僧侶「寝ても寝ても寝たりなくて…」

勇者「困ったよね」


―1が眠いのはアレルギーの薬を飲んでるせい(?!)だ、間違いない―

809: ◆5eMN8sHsbY 2015/03/10(火) 10:54:43.80 ID:C/yKeeGlo
[暦ってすごい]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「もう春なんですよね」

勇者「そうだね、まだ寒いけどね」

僧侶「冷たいものが食べたくなるんですよ」

勇者「体はもう春になってきてるんだね」

僧侶「昔の人って凄いですねー」

勇者「そうだねー」

810: ◆5eMN8sHsbY 2015/03/10(火) 11:29:18.66 ID:C/yKeeGlo
[雨が降るのは季節が変わってきてる証拠です]


テレビ「今日は一日中雲が取れない天気になりそうです。全国的に雨か雪が降りやすく、所により夕方から夜にかけて雪の舞う事があるでしょう。では、詳しい天気を見ていき…」


僧侶「どんよりですねー」

勇者「季節の変わり目は仕方ないねー」

811: ◆5eMN8sHsbY 2015/03/10(火) 11:33:31.34 ID:C/yKeeGlo
[心配は無用!]


勇者「何となくなんだけどさ…」

僧侶「どうしました?」

勇者「次スレの心配をしたほうが良いと思う、って言わなきゃいけない気がしてね」

僧侶「それは何の事でしょうかね?」

勇者「僕にもよく分からなくてね、言葉が浮かんだだけなんだ」


―その心配は990位で良いと思っています―

812: ◆5eMN8sHsbY 2015/03/10(火) 11:37:53.27 ID:C/yKeeGlo
[頭の中でそろばんが浮かぶ感覚]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「頭の中にそろばんがある感覚ってわかりますか?」

勇者「分からないなぁ、よく聞くけどね」

僧侶「相当凄い修行した人なんでしょうね」

勇者「多分そうだと思う」


―あの感覚っていつ覚えられるんでしょうね?―

813: ◆5eMN8sHsbY 2015/03/10(火) 11:44:30.03 ID:C/yKeeGlo
[ホーホー、ホッホー]


―ホーホー、ホッホー、ホーホー、ホッホー、ホーホー、ホッホー、ホーホー、ホッホー、ホッ…―


僧侶「鳥さんが鳴いてますね」

勇者「こいつ来ると春って感じするなー」


―キジバトが来ると本格的に春を感じます―

814: ◆5eMN8sHsbY 2015/03/10(火) 11:49:58.00 ID:C/yKeeGlo
[大者の引退]


勇者「カデル・エヴアンス引退かー」

僧侶「誰ですか?」

勇者「自転車界では有名な人だよ」

僧侶「…野球で例えると誰ですか?」

勇者「高橋由伸とかアライバとかかな」

僧侶「おおー、凄い所ですね」


―書かずにはいられませんでした、すみません―

815: ◆5eMN8sHsbY 2015/03/10(火) 11:58:47.28 ID:C/yKeeGlo
[タブレット、始めました]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「タブレット便利ですねー」

勇者「大きい画面は良いね」

僧侶「最近通信料も安いプランがあって良いですね」

勇者「嘘みたいに安いもんね、僕もそうしようかな」


―ステマではありませんが、本当に便利です―

821: ◆5eMN8sHsbY 2015/03/23(月) 18:24:50.92 ID:n/I02tASo
[ドラちゃんのおうた]


僧侶「ゆきのふるーこーのーまちにも」ニャーニャー

「あたたかいひーかーりがさし」ニャーニャー

「おれたはねーをいーやしてる」ニャーニャー

「きずついたここーろのおく」ニャーニャー

「あしおとがきーこーえてくる」ニャーニャー

「あすへのとーびらーたたいて」ニャーニャー

「めのまえのみーちーをすすむ」ニャーニャー

「きせつがめーぐーるときのなーかーでー」ニャーニャーニャー


僧侶「ドラちゃんもお歌が上手ですねー」ナデナデ

ドラちゃん「ミャア(たまには…ね)」


ーFripSide PC game compilation vol.1から whisper of winterでしたー

826: ◆5eMN8sHsbY 2015/04/02(木) 09:49:41.35 ID:2xGZR3xoo
[運動後に咳が止まらない]


魔王「勇者、足の痛みはどうだ?」

勇者「うん、無いよ。暖かくなってきたら消えてきた」

魔王「それは良かった、ならば今日は久しぶりに高強度のトレーニングをしようか」

勇者「うわー、キツいのやだなー」

魔王「地獄を見せてやろう、たっぷりとな」

勇者「久しぶりに魔王が活き活きとしてる…」ハァ…


ー勇者と魔王は自転車で走っていますー


勇者「今日どんくらい走るの?」

魔王「60kmといったところか、ただ速度を上げるからな。35km/hは割らないようにしろよ」

勇者「それキツいよ!」

魔王「言っただろう、高強度のトレーニングだと!」


ー約2時間、二人はペダルを回し続けましたー


勇者「ハアハア…おえっ…」(´ж`;)・・・・・

魔王「いい追い込みぶりだ、我ながら地獄だと思うぜ」

勇者「…ゲーホッゲッホ」

魔王「これを徐々に距離を伸ばしていくぞ」

勇者「ハアハア…ゲホッゲッホゴホッ」

魔王「勇者、どうした?」

勇者「昔からだけ…ゲッホ…ど、運動後に深呼吸する…ゲッホゲーホッ…と、咳が止まらないんだよ…」

魔王「(こいつ…喘息か?いや、薬は常用していないからそれは無いか…)」

勇者「ハアハア、ゲッホ」

魔王「落ち着いたら帰るぞ、そしてすぐ医者な」

827: ◆5eMN8sHsbY 2015/04/02(木) 10:14:05.10 ID:2xGZR3xoo
[また1の病気を移された勇者]


ー帰った後、二人は病院へ行きましたー


医師「なるほど、お話を聞く限り運動誘発性喘息でしょう。負荷試験を行ってないので確定診断ではありませんが十中八九間違いないでしょう」

勇者「喘息?喘息と言われた事は今までないですよ?」

医師「普段は何ら問題が無くても、運動で呼吸の数が増えると起こるのがこの運動誘発性喘息です。まだ乾燥して冷たい空気の今でも起きる人は多いんですよ」

魔王「喘息という事は運動は出来ないということか?」

医師「いえ、この喘息は体が運動に慣れると起きなくなる事が多いんですよ。ウォームアップを入念にして軽く喘息の症状を出すと結果的に予防へと繋がるんです」

魔王「ならば運動は問題ないのだな、良かった」

医師「魔王様もあまりいじめてあげないで下さい、あくまでも徐々に慣らす事が重要ですからね。それでも止まらないようならお薬で止める方法を取りますので、また来て下さい」

勇者「先生、この魔王を倒す薬はありませんか?マオウイナクナールみたいなの」

医師「ありません、それは勇者様のお仕事ですよ」アハハ

勇者「ですよねー…」

魔王「ばい菌やウイルスと一緒にすんなコノヤロウ」


ばい菌「一緒にされちゃ困るよー」

ウイルス「全くだね、風評被害も甚だしい」


ーますます運動しないといけない勇者でしたー

835: ◆5eMN8sHsbY 2015/04/16(木) 09:09:49.60 ID:Xao9SPmoo
[マオウイナクナールの成分について]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「マオウイナクナールってどうやって作るんですか?」

勇者「あらぬ誹謗中傷でもすれば効くんじゃない?」

僧侶「それいじめですよ…」

勇者「うーん、魔王の嫌いなものって知らないしなぁ」

僧侶「魔王さんって苦手なものが無いんですね」

勇者「まぁゲームで言えばラスボスだしね」


魔王「何だ、俺の悪口か?」

勇者「まぁね、そんなとこ」

魔王「そうかそうか、お前ら今日はしいたけ地獄な」

勇者「それは勘弁」

836: ◆5eMN8sHsbY 2015/04/16(木) 10:30:04.73 ID:Xao9SPmoo
[生主]


側近「こんにちは。と側近は挨拶をします」

棒読みちゃん「コンニチハ キター 乙 カワイイ」

側近「ありがとうございます。今日は棒読みちゃんに『側近』と書くと『てっかめん』と読む学習をさせた人を探す放送をします。正直に挙手で名乗り出て下さい」
だし
棒読みちゃん「ノ ノ ノノノノノノ ノシ 酷いw」

側近「犯人多すぎです。と側近は確信犯に苦言を呈します」

棒読みちゃん「今日は何の話するの?」

側近「犯人も分かったので、今日は小○進次郎議員の魅力について語りましょうか。と側近は話を展開します」

837: ◆5eMN8sHsbY 2015/04/16(木) 10:49:56.27 ID:Xao9SPmoo
[書庫を部屋にする計画]


兵士18「あの…賢者様?」

賢者「ん?なんだい?」

兵士18「お願いですから書庫に私物を増やすのはやめて下さい」

賢者「ああ、悪いね。だんだん増えてしまった」

兵士18「よろしくお願いします」

賢者「今日は片付けをするか…」イソイソ

838: ◆5eMN8sHsbY 2015/04/16(木) 10:56:55.96 ID:Xao9SPmoo
[ひさびさの晴れだ!]


-日向ぼっこをしています-


ドラちゃん「ミャア(暖かいね)」ポカポカ

スーさん「ピィ(久しぶりに晴れたからね)」ポカポカ


-今日も平和です-

846: ◆5eMN8sHsbY 2015/05/09(土) 00:34:45.04 ID:YsM8AbJdo
[わんわん、わーん」


ーワンワンー


僧侶「おはようございます!」

勇者「おはよう」

僧侶「朝から暖かいですね」

勇者「急に暖かくなったねー」


ーワンワン!ー


僧侶「…わんちゃんが鳴いてます」

勇者「家の前にいるのかな?」


ー勇者がドアをあけると、そこには子犬がいましたー


勇者「おまえかー、どこから来たの?」

子犬「ワン!わふ」

僧侶「少し汚れてますね、野良でしょうか?」

勇者「とりあえず中にいれてあげようか」


ーこの後、めちゃくちゃシャンプーしてブラッシングしてご飯食べさせてツヤッツヤにしたー

847: ◆5eMN8sHsbY 2015/05/09(土) 01:07:13.59 ID:YsM8AbJdo
>>846のタイトルのカッコを間違えました
気にしない(・ε・)キニシナイ!!


[わふわふ、もふもふ]


ー魔族のみんなも起きてきたので、事情を話しましたー


魔王「迷い犬か何かか?」

勇者「どうだろう」

賢者「首輪無いし野良の線もあるな」

僧侶「それにしては毛並み良いですよね」ダッコ モフモフ

子犬「キューン」シッポフリフリ

側近「国の情報サイトでは今のところ迷い犬の報告は無いようです。と側近は確認をとります」

魔王「この類の情報は提供受けてから7分前後で確認して発信とかなり早くしてるらしいしな、情報が無いなら野良の線が濃厚と見るべきだな」

側近「探し人の情報では女の子の魔法使いがいなくなってるとの事です、2日前からだそうです。と側近は無関係でも少し心配な情報を読み上げます」

賢者「人攫いか何かじゃなきゃいいけど」

魔王「人攫いの線なら王から俺に話が来そうなもんだがな」

勇者「心配だね、その女の子の魔法使い」

僧侶「魔法使いさんも無事だといいですね」

勇者「うん」

側近「子犬は私が保護の情報を提供しておきましょう。と側近は早速作業に入ります」


子犬「わふ!」シッポパタパタ

ドラちゃん「ミャア!(やあ、良く来たね)」シッポフリフリ

スーサン「ピィ(仲良くしてね)」ポヨポヨ

853: ◆5eMN8sHsbY 2015/06/01(月) 15:03:00.65 ID:MBcqpkBYO
[生主デビュー!]


僧侶「あれ、これもう放送してるんですか?」

側近「してますよ」

僧侶「はわっ!?」

賢者「僧侶ちゃん、慌てすぎだよ」

側近「えー、皆さんこんにちは」

棒読みちゃん「乙 コンニチハ 僧侶ちゃんキタ――(゚∀゚)――!! 僧侶ちゃんカワイイ 天使こうりん」

側近「今日はシルチケをいくつか貰ったので、延長出来るだけしてみます。と側近は初の30分以上の放送をしてみます」

賢者「あれー、みんな私には何か言うこと無いかな?」

棒読みちゃん「賢者ちゃんはカワイイじゃなくて綺麗 クールビューティ 天才」

賢者「みんな分かってるね、もの分かりの良いみんなが大好きだぞー」

棒読みちゃん「告白キタ――(゚∀゚)――!! 付き合ってー 燃やしてー」

賢者「いやいや、燃やさないからw」

側近「生主は初めてと言う割に慣れてますね」

賢者「別に緊張する程でも無いしね、問題は僧侶ちゃんだよ」

僧侶「」ガチガチ

棒読みちゃん「僧侶ちゃん頑張れー 緊張しなくていいよ 応援してます」

僧侶「はっ…はひ!よろしゅくおねらいしましゅ!」

側近「重症ですねぇ。と側近は現状を冷静に分析します」

賢者「そのうち慣れてくると思うけどね」

854: ◆5eMN8sHsbY 2015/06/01(月) 15:03:46.98 ID:MBcqpkBYO
[はやおき]


-午前5時-


魔王「ふぁーあ…」アクビ

子犬「わん!」

魔王「ん?お前も起きたのか」ナデナデ

子犬「わふ」

魔王「よし、畑見にいくから一緒に行くか」

子犬「!」ピョンピョン

魔王「嬉しいかー、可愛いやつめ」


-首輪とリードを着けて出かけました-

855: ◆5eMN8sHsbY 2015/06/01(月) 15:04:37.57 ID:MBcqpkBYO
[くんくん]


魔王「ゆっくり歩くとまた風景が違って見えるな」

子犬「」トコトコ クンクン

子犬「?」ピタッ クンクン

魔王「ん?どうした?」

子犬「??」クンクンクンクン

魔王「タンポポだな、タンポポの匂いが好きなのか?」

子犬「」ウロウロ クンクン

魔王「いやまて、これ古代種のタンポポだ。こんな所で見つけるとは…」


-ガサガサッ-


子犬「!!?」ビクッ

おおありくい<ア、ビックリサセチャッタカナ?

子犬「わう!わん!きゃん!わん!わん!」

おおありくい<オオ!ケイカイサレテル

魔王「うーん、魔物にはまだ慣れが必要か…」

856: ◆5eMN8sHsbY 2015/06/01(月) 15:05:37.24 ID:MBcqpkBYO
[犬の習性]


-畑に着きました-


魔王「よし、着いたぞー」

魔王「思いっきり遊んでこいよ」


-魔王は子犬のリードを外しました-


子犬「わんわん!」ダダー

魔王「おお、元気元気。やっぱり自由に遊びたいもんだよな」


-魔王は少し作業に入りました-


魔王「ウサギィ、キャベツしこたま食いやがって!」プンプン

いっかくうさぎ<オイシクテ、トマラナカッタンダ…

魔王「今度はもう少し残しとけよ」

いっかくうさぎ<ハーイ


魔王「お、レタスはいい感じだ」

魔王「いくつか取って帰るか、僧侶ちゃんに何か作って貰おう」


-ワン!-


魔王「ん?どうした?」

子犬「わふ」ホジホジ

魔王「なんだ、掘ればいいのか」ザクザク

子犬「わん」フセ ムフー

魔王「犬って掘った穴の中で満足そうにしてくつろぐよなー」


-うちの犬も穴掘ってはそこですまし顔してます-

857: ◆5eMN8sHsbY 2015/06/01(月) 15:06:25.20 ID:MBcqpkBYO
[わんわんただいま]


-子犬は掘った穴でリラックスしています-


子犬「」ムフー

魔王「お前満足そうだなぁ、そろそろ帰るぞ」


-子犬にリードを付けて帰路につきました-


魔王「着いたー、よく歩いたなぁ」

子犬「わふ」ヘッヘッヘッ

魔王「水たっぷり飲めよー」

子犬「」ペロ


-魔王様の日課になりそうです-

858: ◆5eMN8sHsbY 2015/06/01(月) 15:08:39.52 ID:MBcqpkBYO
[王様の憂さ晴らし]


魔王「奴隷ブローカー?」

王様「うむ、この国でも闇に包まれた部分はあるからな。人知れずこういう事は行われておるのだ」

魔王「奴隷の売買か、胸糞悪くて反吐が出らぁ」

王様「最近タレ込みがあってな、現場を押さえてブローカー連中を少し締め上げて来たのだ」

魔王「解決済みか、なら俺の出る幕もないな」

王様「最近政治に忙しかったものでな、身体を動かていなかったのもあって少し憂さ晴らしもさせてもらったわ」フハハ

魔王「ブローカー共も運が悪い、王の本気じゃあ勝ち目は無いだろう」

王様「やはり現場はいいな、あの独特な緊張感がたまらんよ」

魔王「しかし王様が暴力振るってもいいのかよ、やり過ぎてはいないだろうな?」ニヤリ

王様「当たり前だ、抵抗されたから戦力を奪っただけだが?」ニヤリ

魔王「なら問題ないな」

王様「勿論だとも」

魔王「王が自ら問題解決とは、国民の信頼も厚い訳だ」

王様「王は国民を守ってナンボだ、危機になれば矢面に立って国民の為に戦わねばならんのだ」

魔王「その通りだな」

王様「決して安くない税にも文句をいわず、私の拙い政治に全幅の信頼を置いてくれる国民を私は心から誇りに思うぞ」

魔王「謙遜するな、王ほど国民の為に働いている奴は他でも見たことがない」


魔王「ロン。タンのみ…いや、ドラ一つ切り忘れたな」

王様「1役縛りって思ったより難しいもんだな」


メイド「良い話のはずが麻雀で台無しだよお前ら」

メイド「ちなみにですが、ブローカー連中は王様からトラウマレベルの恐怖を味わったようですよ」

859: ◆5eMN8sHsbY 2015/06/01(月) 15:10:38.16 ID:MBcqpkBYO
[王様だからイタくないんです!]


―奴隷取引の現場―


ブローカー「やめられないな、奴隷どもを攫っては売るだけで使いきれん程の金が手に入る…」

???「待てい!」

ブローカー「!?」


???「 力と己の欲のみで、いつまでも人の心を惑わせると思うな。固く握り合った手は、暴力では離れない…人、それを絆という…! 」

ブローカー「何だ!?何だ貴様は!」

王様「貴様達に名乗る名前は無い!」



王様「という感じだったんだが」

魔王「イタい上にパクリかよ、それはダメだろー」

王様「そうかー、ダメかー」


―マシンロボ クロノスの大逆襲より―

872: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:46:37.84 ID:ixIQ/jWmo
[改正道路交通法で思ったこと]


勇者「一言だけ、まだまだこれからだね」


-無灯火携帯逆走がまだまだ減りません-

873: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:47:03.56 ID:ixIQ/jWmo
[近い将来こうなると思う―ドラクエ1の場合―]


―竜王の城―


勇者の子孫「竜王、覚悟!」バーン

竜王(ドラちゃん本人)「ミャア(良く来たね)」

子孫「…あれ?」

ドラちゃん「フミャー(どうした?)」

子孫「竜王はいないか?」ナデナデ

ドラちゃん「ゴロゴロ(僕なんだけどね)」

子孫「お前なで心地いいなー」ナデナデ

ドラちゃん「ミィ…(まぁいいか…)」シッポフリフリ

子孫「ここじゃ寂しいだろ、一緒に行こう」ヒョイッ


―お城―


子孫「ご覧のように竜王は逃げ出し、このような小さな竜を身代わりにした模様です」

後代の王様「そうか、事態は完全な解決とはならなかったか。大変御苦労であった、ゆっくり休んでくれたまえ。よくやってくれた」

子孫「はっ、失礼します」


後代「お前が身代わりか、かわいそうに…」ナデナデ

ドラちゃん「ニャー(だから竜王は僕…)」

後代「スベスベ感がたまらないなぁ」スベスベ

ドラちゃん「ゴロゴロ…(なんか世界とか別にいいや…)」シッポフリフリ


-ドラゴンって長生きしそうなイメージです-

874: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:47:41.37 ID:ixIQ/jWmo
[わんわんちかみち]


―午前6時―


僧侶「今日は私とお散歩しましょう」

子犬「!」ピョンピョン


―今日は川沿いの道をお散歩します―


僧侶「この時間から暑いですねー…」ジリジリ

子犬「」トコトコ ハッハッ

僧侶「わんちゃんも可哀想ですから、今日は手抜きしちゃいます」

子犬「わふっ」ハッハッ


―朝から暑い今日は近道で帰りました―

875: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:48:13.04 ID:ixIQ/jWmo
[一時間100mmの雨]


ラジオ「…では一時間に105mmの雨が観測され、土砂災害に警戒を強めています。濁った水が流れて来たり、斜面からメキメキと音がしたりなど、必ず土砂崩れには前兆があります。斜面には近づかないなど…」


僧侶「一時間に100mmの雨ってどんな感じなんでしょうか…」

勇者「人から聞いた話だけど、水の中にいるのと変わりが無いらしいね。呼吸が出来ないって」

僧侶「えぇ…」

勇者「怖いよね、どんどん浸水してくるみたいだし」

僧侶「そんな事になったらここもひとたまりもないですよ」

勇者「そうなったら2階に避難してお城にルーラしかないね」

僧侶「そうならないように祈りたいです」

勇者「そうだね、自然を労ってあげないといけないよね」


―最近100mmの雨を経験しましたが、雨に殺されるかと思いました―

876: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:48:44.04 ID:ixIQ/jWmo
[暑いけど熱いお茶]


僧侶「勇者様、お茶入りました」

勇者「ありがとう、これ熱いやつ?」

僧侶「はい、たまには熱いお茶もいいかと…」

勇者「冷たいものばかりだったからね、僧侶たゃんは気が利くなぁ」

僧侶「…熱くしすぎちゃいましたね」フーフー

勇者「うーん、汗が出る出る」ズズーッ

877: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:49:22.66 ID:ixIQ/jWmo
[勝負]


幼女「にゃんにゃん、ねんね?」

ドラちゃん「」スヤァ…

幼女「にゃんにゃんと遊べない、寂しい…」

ドラちゃん「(悪いけど、たまには世の中の厳しさを教えないとね)」スヤッスヤ


賢者「にゃんにゃんが寝てるの?」

幼女「うん、つまんない…」

賢者「じゃあね、これもって行ってにゃんにゃんの前で振ってみて?」スッ

幼女「これ?うん」トテトテ


幼女「にゃんにゃん、おきてー」フリフリ

ドラちゃん「!!?」ガバッ

幼女「にゃんにゃん、おいでー」フリフリ

ドラちゃん「フガッ!(それは鮭とば!しかも鮭児で作った希少品だと!)」

幼女「おいでー」フリフリ

ドラちゃん「ニギャー!(振るんじゃぬぁーい!その匂いをまき散らすなぁぁ!)」ジタバタ

幼女「おいでー」フリフリ

ドラちゃん「フギュー!(体の言うことがきかん!そんなのには釣られん!そんなのに釣られる僕じゃない!これでは奴の思うツボだ!)」ズルズル

幼女「にゃんにゃん、苦しそう…」フリフリ

賢者「大丈夫、その匂いが嬉しすぎて自分をおさえきれないだけだから」

ドラちゃん「ミャウ…(ちくしょう…、ちくしょう…)」パクッ

幼女「きたー、おいで」ヒョイッ

ドラちゃん「…」アグアグ ムシャムシャ

幼女「にゃんにゃん、スベスベ」ナデナデ


賢者(素直になれば楽なものを…)


時間無制限1本勝負
×ドラちゃん vs 幼女ちゃん○
0分17秒
シザースフリフリ→鮭とば(鮭児)固め

878: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:50:09.96 ID:ixIQ/jWmo
[勇者と僧侶ちゃんがなんJ民だったら]



僧侶「おはD」

勇者「おはヤク」

僧侶「暑くて寝られなかったンゴ」

勇者「エアコン付けてクレメンス」

僧侶「この暑さはいかんやろ…(震え声)」

勇者「毎晩熱帯夜とかこれもうわかんねぇな」

僧侶「スーさんが暑さで半分溶けてて草」

勇者「大草原不可避」

僧侶「この暑さぐう畜やな」

勇者「そら(毎日こんなのが続けば)そう(いいたくもなる)よ」

僧侶「朝ご飯から冷汁ですまんな」

勇者「ええんやで」

僧侶「イッヌは?」

勇者「そらもうスヤッスヤよ」


側近「失望しました、魔王様の側近辞めます」

魔王「えっ、ひどくない…?」

賢者「それなんJじゃない」

879: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:50:39.59 ID:ixIQ/jWmo
[凝り性なんです]


僧侶「今日のお昼はつけ麺ですよ」

勇者「これ僧侶ちゃんがつくったの?」

僧侶「はい、麺もスープもタレも全部作りました」

勇者「凄いなぁ、僧侶ちゃん凝り出すと止まらないからなぁ…」

僧侶「有名な○勝軒さんの味とは違いますが美味しいと思ってます」

勇者「おおー、自信作なんだね」

僧侶「勇者様は冷盛りと熱盛りとどっちにしますか?」

勇者「熱盛りでお願い」

僧侶「分かりました、すぐ温めますね」

勇者「すげぇ、本当に一から作ったんだなぁ…」


-麺や 僧侶の開店です-

880: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:51:10.98 ID:ixIQ/jWmo
[麺や 僧侶 ○郎系篇]


-また別の日-


僧侶「すみません、麺が余ってて今日もラーメンです」

勇者「気にしないで、僧侶ちゃんの料理だったら何でも美味しいんだから」

僧侶「ありがとうございます!今日は少し趣向を変えてみました」ドン

勇者「…え?」

僧侶「二○系を作ってみました」

勇者「もやしのタワーが凄い事に…これ一人分?」

僧侶「本来は一人分ですが大丈夫です、食べきれないのは見越して私の分は作ってません。半分こにしましょう」

勇者「…だよねだよね、焦ったよー」アセアセ

僧侶「半分でも食べられるかな…」

勇者「たまーに僧侶ちゃんは見切り発車するよね、しかも凄いバクチ打って」

僧侶「作ったからには食べます、はい」

勇者「頑張ろう、うん」


-何とか完食しましたが、二人ともしばらく身動きが取れなかったとか-

881: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:51:54.31 ID:ixIQ/jWmo
[救世主(?)、現る]


僧侶「麺がまだ残ってます」ウーン…

勇者「僕はしばらく入らないよ…」ゲップ

僧侶「久々に作りすぎちゃいましたね…」


賢者「あれ、二人ともどうしたの?」

僧侶「あ、賢者おねーさん」

賢者「何か余ってるの?」

勇者「ラーメンともやし」

賢者「あー、二○系のやつね」

僧侶「ちょっと作りすぎちゃいまして…」

賢者「麺はどれくらい残ってる?」

僧侶「700g位です、生麺だから茹でたら増えますよね」

賢者「もやしは?」

僧侶「500g位です」

賢者「うん、全部茹でて、食べるよ」

勇者「いやいやいや、食べられるワケ無いじゃん」

賢者「いいから、僧侶ちゃん。お願い」

僧侶「はっ、はい」


-スープ含め2.5kgはあろうかというラーメンが出来ました-

882: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:52:26.39 ID:ixIQ/jWmo
[食闘士、賢者]


-ラーメンに賢者ちゃんが挑みます-


賢者「いただきまーす」

僧侶「そんな無理しなくても…」

賢者「うん、美味しい。無理してないから大丈夫」モグモグ

勇者「一口でっか!」

賢者「んふっ、見てなって」ムグムグ


-10分経過-


勇者「すげぇ、3割は減ってる」

僧侶「もう私と勇者様が二人して食べた量は超えてますよ」

賢者「あっつ…」フーフー

勇者「水飲まないの?」

賢者「水は後々苦しくなるんだよ、暑さに負けて水飲んだら終わりなんだ」ズルズル

勇者「負けって…アスリートじゃん、フードアスリート」

僧侶「おねーさん凄い…」

勇者「もやし食べて麺食べるんだね」

賢者「味にメリハリつけると入るんだ、味が濃いから茹でもやしは良いアクセントになるよ」モグモグモグモグ

僧侶「だんだん、麺が伸びませんか?」

賢者「太麺だからまだ猶予はある、確実に片付ければそう難敵じゃ無い」


-35分後-


賢者「ごちそうさま、おいしかった」

勇者「スープまで全部飲んだ…」

僧侶「ほぇー…」

賢者「あー、久々に食べたなぁ。オレンジジュース飲まなきゃ」

勇者「まだ入るの!?」

賢者「ああ、まだ入るよ。ただ塩分がすごいからね、オレンジジュースでカリウム取らないと」ゴクゴク

僧侶「…私のいつものごはんじゃ量足らなかったですかね?」

賢者「いやいや、普段は普通だよ。ただ本気で食べるとこんな感じだけどね」


-食闘士:土山しげる先生の食いしん坊より-

883: ◆5eMN8sHsbY 2015/08/09(日) 18:53:02.73 ID:ixIQ/jWmo
[ゴーレムだって可愛いほうがいいでしょ?]


学者「今は平和ですが、また魔物が暴れ出すかも知れません」

学者「私は街を守るモンスターの研究をしていまして、成功した暁にはゴーレムと名付けようとしています」

学者「ですが、ただただ守るだけの無骨なモンスターでは意味がありません」

学者「攻撃の対象を理解して判別し、皆からも受け入れられるものにしないといけないでしょう」

学者「そこで、私は可愛い女の子の姿が良いと考えています」

学者「攻撃の対象を理解させ、困った人には手を差し伸べる。こんなモンスターを作りたいのです!」

学者「そして、有事の際には…」アレコレ


-学者は、持論を熱弁している-


魔王「ふーん、せいぜい頑張れや」


-イメージとしてはさくらえびちま先生のごー・れむを検索して下さい-

893: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:38:17.70 ID:Wc6yHLLRo
[わんわんばんけん]


-夜10時-


子犬「わう!わん!ウゥーーー!わん!」

僧侶「わんちゃん、どうしたんですか?」


-家の軒下にケガをしたハクビシンがいました-


子犬「わん!わん!わう!」

僧侶「ハクビシンさんですね、少しケガをしてます」


-僧侶ちゃんはホイミを唱えた-

-ハクビシンのキズが回復した-

-ハクビシンは山へと帰って行った-


子犬「わふっ」

僧侶「番犬出来て偉いですね、ハクビシンさんも元気に帰って良かったです」ナデナデ

子犬「わう」フンス


-小さくたって、立派な番犬-

894: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:39:06.42 ID:Wc6yHLLRo
[側近になる条件]


-ニコ生放送中-


側近「質問のTwitterが来たので紹介します。と側近は皆様からの質問を受け付けている事をアピールします」


-魔王様の側近という事ですが、側近になるにはどうしたらいいですか?私も側近になれるでしょうか?-


側近「簡単です、なりたいと言えばなれました。と側近はありのままで答えます」

側近「世の中、案外そんなもんですよ。と側近は世の中勢いが大事だと主張します」


魔王「厳密には違うけど、半ば合ってるのが悔しいな」


-側近の募集については>>136ー>>144をご覧ください-

895: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:39:35.17 ID:Wc6yHLLRo
[ジャーハン]


僧侶「ご飯ですよー」

勇者「今日はチャーハン?」

僧侶「いえ、ジャーハンです」

勇者「ジャーハン…?」

僧侶「炊飯器で作るチャーハンの事です」

勇者「炒めないんだ?」

僧侶「そうですね、炒めないです。炊き上げて作るんですよ」

勇者「へーぇ、それでジャーハンか」

僧侶「食べてみて下さい、びっくりですよが」

勇者「いただきまーす…おぉ!チャーハンになってる」ムグムグ

僧侶「そうなんですよー、炒めてないのに不思議です」

896: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:40:25.66 ID:Wc6yHLLRo
[おいしい麦茶]


勇者「ふむ…」

僧侶「あれ、勇者様は何をしてるんです?」

勇者「麦茶炊いてるの、魔王が一から全部作った丸麦の麦茶」

僧侶「魔王さんの麦茶ですか」

勇者「焙煎の善し悪しを判断してくれってさ」

僧侶「魔王さんも何かと凝って作りますよね」

勇者「1時間蒸らしたら水で冷やそう」

僧侶「温かくなった水はとっといて下さいね」

勇者「うん、お風呂のお湯の足しにでもしようか」


-丸麦の麦茶は本当においしいんです-

897: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:41:24.13 ID:Wc6yHLLRo
[麦茶で作るカフェオレ]


勇者「僧侶ちゃん、カフェオレ飲みたくない?」

僧侶「飲みたいです」

勇者「実はね、もう作ってあるんだ」

僧侶「おぉー、勇者様素晴らしいです」

勇者「飲んでみてよ」

僧侶「いただきます…わっ、美味しい」ゴクッ

勇者「実はね、コーヒーは一切使ってないんだよ」

僧侶「え、コーヒーの味してますよ?」

勇者「これ、濃く出した麦茶に牛乳と甘さを加えたんだよ」

僧侶「はわー、不思議ですね、言われないと分かりませんよ」

勇者「カフェインゼロのカフェオレ、カフェインに弱い人でも安心の一品」


-焙煎が強めの麦茶を使うとよりカフェオレっぽくなります-

898: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:41:50.17 ID:Wc6yHLLRo
[朝から雨の日は]


-外は雨が降っています-


ドラちゃん「」スヤスヤ

スーさん「」スピースピー

子犬「」スウスウ


-涼しい今日はお休み-

899: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:42:41.88 ID:Wc6yHLLRo
[安心と信頼の○イリー]



報○「王様初制覇!世界異種格闘技選手権 皆が応援してくれたから勝てた!!」

ニッ○ン「世界異種格闘技選手権 王様 全てKO勝ち!」

○ンスポ「文句なし全KO!王様格闘技選手権初制覇」

東○ポ「有言実行 頂点取り! 王様 皆強くてギリギリだった」

スポニ○「人間界の魔王再び!王様 世界戦制覇」

デイ○ー「若きエースがセ界制覇!13K149球完投13勝目 ○浪 セ・リーグ5チームより勝利達成 王様世界戦初制覇…2面」


近衛兵「デ○リーは失礼にも程がある!!担当と責任者をよべ!」

王様「いいじゃねえか、俺の話題ばっかりじゃつまらんだろ」

近衛兵「しかしですね!国のトップの名誉を一面に報じないなど不敬罪に相当しますぞ!」イライラ

王様「いいから頭冷やせや、俺は気にしてないと言ってるんだ。藤○13勝か…○神は今年こそ優勝を期待してるんだけどね、○谷と頂点でまた投げ合って欲しいものだ」


-王様は阪○ファン-

900: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:43:30.68 ID:Wc6yHLLRo
[わんわんおるすばん]


-少しの間だけ、子犬はお留守番を任されました-

-でも、頼もしい仲間と一緒なので寂しくありません-


子犬「わふ」ムフー

スーさん「ピィ(お留守番頑張ろうね)」

ドラちゃん「ミャア(怪しい奴らはまぁ任せてよ)」


-3時間後、何事もなく僧侶ちゃんが帰って来ました-


僧侶「ただいまー」

子犬「!」タダーッ

僧侶「わんちゃんただいまです」ナデナデ


ドラちゃん「フミャッ(そこは何か起こせよ)」フゥ


-このSSに何かなんてものは起きない-

901: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:45:12.26 ID:Wc6yHLLRo
[わんわんみつめる]


子犬「」ジーッ

僧侶「わんちゃん、何かみえますか?」


-子犬は月をじっと見つめている-


勇者「月のウサギでも見てるのかな?」

僧侶「さっきからずーっと見てます、何なんでしょうね?」


-その頃月面では-


カミー○「なんだろう、誰かに見られている」

シ○ア「カミ○ユ、どうした?」

カミー○「いえ、誰かに見られている気がして…」

アム○「カ○ーユは鋭いからな、警戒は厳にした方がいい。万が一の時は○ャア、○ミーユのサポートを頼む」

○ャア「うむ、その方がいいな。○ムロは艦長に連絡してくれ、ア○ロ、期待しているぞ」

ア○ロ「ああ、○ャアこそ期待している」

カミー○「見ている君は、一体誰なんだ…?」


-まさか地上からわんこに見られてるとは思うまい-

-1は白と赤のエースタッグが大好きです、またシャ○表記も1の趣味でわざとです-

902: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:46:19.25 ID:Wc6yHLLRo
[100%は作るもの]


王様「成功率50%?」

近衛兵「はい、万全の体制を整え希望的観測を含めても50%です」

王様「…なるほどな、一筋縄ではいかんか」

近衛兵「50%という数値は高くとも低くとも取れますからね…」

王様「ならば俺が10%何とか引き上げるよう努力する」

近衛兵「はい…は?」

王様「後はみんなで40%出してくれ、そうすれば100%だ」

近衛兵「…100%ですか?」

王様「100%だ」

近衛兵「いやいや、100%じゃないです」

王様「正真正銘の100%だ、何ら問題ない」キリッ


-何の確率だったのかは分かりませんでした-

903: ◆5eMN8sHsbY 2015/09/20(日) 23:48:07.38 ID:Wc6yHLLRo
[王様だってコンビニくらい行くさ]


王様「コンビニ行ってくらぁ」

近衛兵「なりません、おいそれとコンビニへ行ける身分ではない事をご理解いただけませんか」

王様「なんでだよー、国の流行り廃りを理解するのも王の務めだろー?」

近衛兵「そうやって以前は午前様をされました、居酒屋で若いOLの女子会に混ざって調子よく飲んでましたな。しかも飲み代全て持つと行って2軒目まで行って」

王様「おまえよー、誘われたんだから飲まない訳にはいかんだろうよ。安くない税にみんな納得して従ってくれてるんだから、形変われど還元するのも王の責務だっての」

近衛兵「いいですか!王様は常に命を狙われている立場なのですぞ!この国のトップが殺害されたというような話は何の冗談にもなりません!その立場を王様は理解しておいでか!」クワッ

王様「それでいいのさ、何をしようと生きる奴は生きる、死ぬ奴は死ぬ。だからこそ精一杯今を生きたいのさ、国民の為に死ねたら本望だよ。そのための命なんて安いものさ、特に俺のはな」キッ

近衛兵「うぐっ…、しかしですね…」

王様「だからコンビニ行ってくらぁ」

近衛兵「話を戻しては困りますぞー!」ウガー

王様「今日はちゃんと帰るから安心しろよ、多分な」ヒラヒラ


-今日は女子大生と飲んでいた目撃談があったとか無かったとか…-

917: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:08:02.70 ID:nPQ4gMspo
[イケメンな王様はこちらです]


近衛兵「王様、ネットにこんな書き込みが」


「野球観戦に娘と出かけたが、運悪く豪雨で中止になった。片道4時間のドライブがただのドライブになってしまい悔しい、楽しみにしていた娘もどこか残念そうだ。今日は観光して帰る事にしよう」


王様「この書き込みをどこかのものか割り出せ、特定したらすぐ報告しろ」

近衛兵「はっ!」


-30分後-


近衛兵「書き込みをした親子を特定、連れて参りました」

父親「あの…私が何かしましたでしょうか…」

王様「ネットの書き込みを拝見しました、残念な結果でしたな」

父親「ああ、野球観戦の。確かに残念でしたが致し方ありません」

王様「このまま帰るのもまた4時間は辛いでしょう、本日は一泊されてはいかがですかな?」

父親「そうしたいですがホテルは取ってませんから、このまま帰るつもりです」

王様「ならば、この城で泊まってはいかがです?」

父親「…?」

王様「客室でよろしければ今からでもご用意しましょう、もちろん食事もご心配いりません」

父親「あの…言ってる意味が…」

王様「今日はここで泊まっていただき、明日野球観戦をして帰っていただこうという事です。明日の観戦チケットも手配してありますからな」

父親「私たちにそこまでしていただいても…」

王様「気になさるな、全てはそのご息女に良い思い出を作らせるため。私の勝手なお節介ですがな」フフッ

父親「!!…ありがとうございます、王様。ほら、お礼しなさい」

娘「おじちゃん、ありがとう!」

父親「バカ!王様にそんな口をきくんじゃない!」

王様「お嬢ちゃんから見ればおじちゃんなのは間違いなわな、怒らんでやって下さい」ガハハ


王様「メイド、今日は食事を豪華に振る舞ってくれ」

メイド「仰せのままに」


-親子は一生忘れない思い出と共に、翌日野球観戦を楽しみ家路につきました-


-十数年後、その娘がお酒と野球好きのアイドルとして活躍したのはまた別のお話…-

918: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:08:35.41 ID:nPQ4gMspo
[わんわんごきげん]


子犬「わん!」フリフリ

賢者「なに、散歩いきたいの?」

子犬「!」ピョンピョン


-誰もいない広場-


子犬「わふ」

賢者「このボール取ってくるんだよ?」ポイッ

子犬「!」ダダーッ

賢者「えらいぞー、今度は遠いぞー」ポイーッ

子犬「!!」ダダーッ

賢者「あはっ、賢いなーお前は!」ワシャワシャ

子犬「わう!」ヘッヘッ


-一番遊んでくれるのが実は賢者ちゃんという風潮、アリですか?-

919: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:09:15.02 ID:nPQ4gMspo
[サイコロは置くもの]


僧侶「よっ」コロコロ

勇者「狙った目出せる?」

僧侶「出せますよ」

勇者「2の2」

僧侶「はい」スッ スッ

勇者「5の3」

僧侶「ほい」スッ スッ

勇者「サイコロはひとまず振るものだよね、それ置いてない?」

僧侶「一応振ってます、殆ど置いてるようなもんですけど」


-真・雀鬼シリーズより、置きサイネタでした-

920: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:09:45.73 ID:nPQ4gMspo
[入る前には必ず確認を]


勇者「しまったー!まさかのトイレに紙が無い!」

勇者「僧侶ちゃーん!紙持ってきてー!」

僧侶「はーい!」パタパタ


-自宅限定でたまーにやらかします-

921: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:10:23.30 ID:nPQ4gMspo
[ソウルフード]


勇者「僧侶ちゃん、お昼なに?」

僧侶「カレーにしました」

勇者「…カレー?ニラのあんかけご飯に見えるよ?」

僧侶「スタカレーという料理だそうです、味付けはマーボー豆腐に近いものにしてあります」

勇者「へーえ、食べてみようか」ムグムグ

僧侶「どうですか?」

勇者「あー、マーボー豆腐分かる。マーボー豆腐の豆腐がニラになった感じかなー」

僧侶「上尾という場所のソウルフードだと聞きました」

勇者「これ美味しい、ご飯進むよー」モグモグ

僧侶「良かったです」ニパーッ


-娘娘という中華料理店で食べて感動、思わずネタにしました-

922: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:10:54.61 ID:nPQ4gMspo
[十五夜]


僧侶「うーさぎうさぎ、なに見てはねる♪」

勇者「十五夜お月様みてはねるんだっけ」

僧侶「いっかくうさぎさんも跳ねてますかね?」

勇者「流石に寝てんじゃない?」


-当の本人は-


いっかくうさぎ<ハネナイヨ、ハネテルノミタコトナイ

923: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:11:25.89 ID:nPQ4gMspo
[今年は秋が長いよ]


僧侶「今年は秋らしい秋があっていいですねー」

勇者「そうだね、今まで夏の次は冬みたいな感じだったもんね」

僧侶「食欲の秋ですね」

勇者「スポーツの秋だよね」

僧侶「読書の秋です」

勇者「実りの秋もだ」

僧侶「秋さんお久しぶりです」

勇者「今年は秋を満喫しなきゃ」

924: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:11:57.04 ID:nPQ4gMspo
[必殺の骨抜き]


勇者「あ、サンマだ」

僧侶「はい、サンマですよ」

勇者「いただきまーす」

僧侶「いつものやつ、やってください」

勇者「うん、やるよ」モミモミ ズルズルズル

僧侶「おおー、骨が綺麗に取れますねー」

勇者「これやりたい為にサンマ食べたくなるんだよね」

925: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:13:28.53 ID:nPQ4gMspo
[爆弾低気圧、再び! 民家篇]


ラジオ「…から夜遅くにかけて、最大風速30mを超える風が予想され、気象庁は暴風に警戒を強めています。また、雨が激しく降る事も予想され、所により一時間に50mmを超える雨も…」


僧侶「また騒がしくなりそうですねー…」

勇者「今のうちに雨戸閉めておこうか」

魔王「雨戸閉めたら俺の呪文で雨戸を強化させておくからな、閉まったら教えてくれ」

勇者「わかったよ」

926: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:14:00.22 ID:nPQ4gMspo
[爆弾低気圧、再び! 王室篇]


王様「台風並に発達か、無事に済むとは思えんな」

近衛兵「はい警戒は強めた方がよろしいかと」

王様「兵士たちに連絡、今夜は街中を歩いて警戒してくれと伝えろ。休息も適宜取るようともな」

近衛兵「はっ!」

王様「装備は防御重視、スカラで更に防御は強化、あまりの暴風時には指定の家屋に避難も許可する。住民への手はずは全て私が整えておく」


-吹き荒ぶ嵐の中、鉄壁の兵士たちが危険個所を見回りました-

-その甲斐もあってか、何事も無く嵐は過ぎ去っていきました-

927: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:15:37.18 ID:nPQ4gMspo
[爆弾低気圧、再び!動物・魔物篇]


-魔物たちは近くの人家に避難しています-


いっかくうさぎ<カゼ、スゴイナー

おおがらす<キノウエジャ、トバサレテタヨ

キャタピラー<イヤー、ヨカッタヨー

おばさん「ゆっくりしていきな」

おじさん「野菜は売りもんだ、食うんじゃねえぞ。こっちの余り物ならたらふく食っていいぞ」


フロッガー<タイフウミタイ…

おおありくい<ワンコ、オイデオイデー

子犬「わふっ!」ピョンピョン

さそりばち<アシタハ、ハレルトイイナー

僧侶「良かったですねー、皆さん無事で」

勇者「予報じゃ明日は天気良くなるってさ」


-次の日、みんな無事に帰っていきました-

928: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:16:20.63 ID:nPQ4gMspo
[わんわんがまんだ!]


側近「わんこ、待つのです。と側近は待てを命令します」

子犬「」ピタッ

側近「ここにわんこの大好きなドッグフードがあります、でも待つのです。と側近はさらに命令します」

子犬「」ピタッ ウズウズ

側近「ドッグフードを近づけますが、さらに待つのです。と側近は意地悪をします」

子犬「」ウズウズソワソワ

側近「よ…やっぱり待つのです。と側近はまたまた命令します」

子犬「!」ビクッ ソワソワソワソワ


-待てを守り通した子犬でした-


側近「やはりわんこは頭が良いのですね。と側近は最大の褒め言葉を贈ります」ナデナデ

子犬「」バクバク

929: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:16:56.39 ID:nPQ4gMspo
[器は大きく広く、そして深く]


僧侶「王様ー」トテトテ

王様「僧侶ちゃんか、元気かね?」

僧侶「はい!王様も世界一おめでとうございます!」

王様「ありがとう、僧侶ちゃんに言われるのが一番嬉しいよ」

僧侶「あ、でもお祝いが遅れてすみません…」

王様「なに、気にはせんよ。その位で怒るような器の小ささではないつもりだ」

僧侶「王様流石です、魔王さんも王様を褒めてました」

王様「なに、魔王がか?明日槍でも降らんだろうな」ワハハ

僧侶「王様は器が大きいから、王様のキープしてるボトルを空けても怒らないって言ってました」

王様「そうかそうか、ちょっと魔王に電話させてくれ」


-王様は魔王に電話をかけました-


王様「私のボトルを空けてくれたのはやはり貴様か、僧侶ちゃんという天使がリークしてくれなかったら犯人は不特定のままだった。今日という今日は貴様の息の根を止めねばならん、今すぐ楽にしてやる、念仏でもあげて待ってるんだな」ビキビキ


-王様は電話を切りました-


王様「すまないね、魔王は今日家にいるかね?」

僧侶「魔王さんですか?今日は家で寝てますよ、二日酔いだそうです」

王様「これからお邪魔させてもらうよ、魔王に少し用が出来たものでね」

僧侶「わかりました、一緒に行きましょう」


-その後、オモテに出ていつもの河川敷で死闘が繰り広げられたとか…-


僧侶「王様は器が大きいはずなのに、何を怒ってたんでしょう?」

930: ◆5eMN8sHsbY 2015/11/19(木) 10:22:31.72 ID:nPQ4gMspo
[僧侶ちゃんは今日お休みです]


-午前8時-


勇者「僧侶ちゃんまだ寝てるね」

魔王「普段俺たちの為に働いてくれてるんだ、寝たいときは寝かせてやれ」

勇者「うん、そうだね」

魔王「さて、たまには俺が飯を作るか」

勇者「作れんの?」

魔王「まあな、何だかんだ言って大概の物は作ったしな」

勇者「へーえ、すげーなぁ」

魔族「趣味の延長みたいなもんだ、パパッと作るかな」


賢者「魔王様の料理は美味しいよ、部下からは信頼が厚くなるし魔物にも料理を出してよく手懐けていたしね」

勇者「やっぱ魔王って凄いんだなぁ…」

945: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:03:31.17 ID:92gVBN1so
[はちみつは重要です]


僧侶「柚子のはちみつ漬け作りました」

勇者「はちみつって高いよねー」

僧侶「国産にこだわるとそうなんですよー、蜜の種類に拘ったら更にです」

勇者「はちみつは最後の1滴まで使わないとだね」

僧侶「そうですね、蜂さんが頑張って集めてくれた蜜ですから」

勇者「そう言えば、アカシアのはちみつが安く売ってる所あったよ」

僧侶「えっ、どこですか?」

勇者「○○の道の駅、地元の養蜂場が作ったやつだったかな」

僧侶「行きましょう、また柚子のはちみつ漬けを作ります」

勇者「運動がてら僕が行ってくるよ」


-勇者はロードバイクに乗って道の駅まではちみつを買いに行きました-

-片道27kmのちょうど良い運動になりそうです-

946: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:04:04.48 ID:92gVBN1so
[運動後に食べる柚子はちみつは最高です]


-3時間後、勇者が帰ってきました-


勇者「ただいまー、買ってきたよ」

僧侶「お帰りなさい、おっきい瓶で買ったんですね」

勇者「うん、アカシア蜂蜜が1250gで39ゴールドだった」

僧侶「安いです!1000gで40ゴールドでもかなり安いのに…」

勇者「地産地消の強み…かもね」

僧侶「お疲れさまです、前に漬けた柚子はちみつをどうぞ」

勇者「あー、苦味と甘酸っぱさがいいなぁ…」モグモグ


-今年も柚子はちみつを漬け込む季節になりました-

-1ゴールド=100円として計算しています-

947: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:04:35.93 ID:92gVBN1so
[はちみつネタ、おかわり]


魔王「うーん、うまく行かない」

王様「魔王よ、何をやっておる?」

魔王「分蜂だよ、はちみつを取りたくてな」

王様「なかなか分蜂は難しいと聞く、自分の手ではどうにもならんらしいな」

魔王「女王蜂が寄ってくれんと始まりすらしない、色々手を変え品を変え来てもらうようにはしているが…」

王様「自然相手じゃ仕方あるまい、何事も上手くはいかんものだ」

魔王「来年はうまくいくといいんだけどね」

王様「後で城の書庫から養蜂の文献が無いか探してみよう、私に出来るのはこれくらいだ」

魔王「ありがたい、あったら連絡してくれ」

948: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:05:26.86 ID:92gVBN1so
[クリスマス大作戦]


王様「なに、子供たちにプレゼントをしたいとな?」

僧侶「はい、いつの時代も子供は夢を見る事が大切ですので」

王様「なるほどな…、こうなれば私が一肌脱ぐかね」


-クリスマスの当日-

-皆(魔物も含む)がサンタのコスプレをして集まりました-


王様「皆の者、よく集まってくれた」

兵士18「えー…、我々は何でサンタのコスプレをしてるのです?」 

王様「決まっておろう、これから国民の子供にプレゼントを配る為だ」

近衛兵「まさかの私もですか…」

魔術師団長「ボヤくな、俺もだぞ…」

メイド「サンタさんを信じてた時が懐かしいです、この時期はワクワクしてましたから」

勇者「でも王様らしいよね、大きくなんでもやる所が」

僧侶「まさかの子供さんの希望を聞いて全て応えてますからねー」

賢者「何かさ、少し○○いのとか着させられると思った自分を恥じたいね」

側近「それを着て喜ぶのは大きなお友達だけです。と側近は冷静にツッコミを入れます」

魔王「それで、今日中に配り終えんの?」

王様「皆が協力してくれるからな、一人10件程度だよ。親御さんの了解も得ているのでな、安心して配ってきて欲しい」

いっかくうさぎ<ボクタチモ、クバルヨ

ドラちゃん「ミャア(頑張らないとね)」

子犬「きゃん」シッポパタパタ

僧侶「わんちゃんは私と行きましょう」


-翌朝には、国中から子供の喜ぶ声があがったとか-

949: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:06:03.15 ID:92gVBN1so
[ヒーローズを見て思った事]


僧侶「ク○フトさんがドラクエ5の兵士さんに見えます」

勇者「あー、それ僕も思った」

950: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:06:33.98 ID:92gVBN1so
[白菜がドン!キャベツもドン!]


僧侶「魔王さんの白菜おっきいですねー」

勇者「キャベツもでかいよなぁ」

僧侶「どんどん出来るそうです」

勇者「まいったなぁ、白菜とキャベツが続くのか…」


―家の畑でもキャベツと白菜がどんどん出来て来てます―

951: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:07:05.04 ID:92gVBN1so
[白菜とキャベツを減らすには…]


僧侶「今日は白菜とキャベツ満載のお鍋です」

僧侶「ついでに浅漬けにもしておきましょう」


―次の日―


僧侶「今日は味噌汁にキャベツと白菜を入れました」

僧侶「マーボー白菜も作りました」


―そのまた次の日―


僧侶「白菜とキャベツと豚肉の蒸し物です」

僧侶「白菜とキャベツの味噌汁は今日もです」


―キャベツと白菜を使い切りました―


僧侶「やっと終わりました…」

魔王「終わったのか、次のやつだぞ」ドンッ

僧侶「」


―キャベツと白菜地獄は終わらない…―

952: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:07:49.41 ID:92gVBN1so
[賢者ちゃん、勉強をする]


―お得意の書庫での籠城が始まりました―


兵士23「また賢者様の籠城が始まった…」

兵士18「いや、今回は仕方ないと思うぞ」

兵士23「何で」

兵士18「賢者様は魔界で医師免許に相当する資格を持っておられるらしい、王様から医師国家試験の受験が許可されたので来年に試験を受けるそうだ」

兵士23「受かるのか?医師試験とか普通じゃ受からんでしょ」

兵士18「頭は凄くいいからな、何とかしてしまうかも知れん」

兵士23「もう頭が良い人の事はよく分かんないよ…」


賢者「あーもう、人間の薬の名前ややこしすぎ面倒くさい…」ブツブツ


―受験生の皆様、体調にお気をつけの上、勉強に励んで下さい―

953: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:08:18.70 ID:92gVBN1so
[電子マネー、導入しました]


勇者「道具屋の販売機が電子マネー対応になったんだって」

僧侶「電子マネーって便利ですからねー」


―久々に東京に出たら、1円単位で売ってる電子マネー専用自販機にビックリしました―

―お察しの通り、1は田舎もんです―

954: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:08:54.88 ID:92gVBN1so
[契約更改]


勇者「ちょっと僧侶ちゃんとお城行ってくる」

魔王「うん?何か用があったか?」

勇者「王様と来年の契約を結んでくるんだよ」

僧侶「私達は王様から依頼されて協力体制を敷いてるので、一応個人事業主になるんですよ」

魔王「ほーお、王から雇われてる訳ではないのか」

勇者「この方が自由に動けるしね、何かあった時には特にかな」

僧侶「魔物さんもお友達なので何も無いとは思いますけど、王様の判断でこうなってるんですよ」

魔王「なるほどね、ここは俺が留守番してるから行って来い」

勇者「うん」

955: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:09:25.77 ID:92gVBN1so
[わんわん、はつゆき]


―冷たい北風に雪が混ざって飛んで来ました―


僧侶「わー、雪飛んでますよ。寒い訳です」

勇者「凄いな、雪のまま飛んでるよ」

僧侶「いつも水に変わってからこっち来てますよね」

勇者「うん、今の時期じゃそう見ないかな」

子犬「?」シッポパタパタ

僧侶「わんちゃん、これが雪ですよ」ダッコ

子犬「」ジーッ


―わんこに見えていたかは、分かりませんが、寒い事だけは分かったようです―

956: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:09:58.30 ID:92gVBN1so
[脳筋だってノーベル賞が欲しい!]


王様「ノーベル筋肉学賞があればなー」

近衛兵「何で筋肉から離れられないんだよこの人…」

メイド「魔族と和平実現なんて平和賞待ったなしなんですけどねぇ」


-今年もノーベル賞受賞者が出ましたね、それも複数の部門で素晴らしい事です-

957: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:10:45.47 ID:92gVBN1so
[新しいカルピス]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「ヨーグルト&カルピスのももが美味しいです」

勇者「あー、これ美味しいよね」

僧侶「箱買いしますか!」

勇者「よっしゃ、明日買いに行こう」


―久々に水道から出て欲しいジュースに出会いました―

958: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:11:11.15 ID:92gVBN1so
[新幹線あるある]


王様「この前新幹線に乗った時なんだがな」

メイド「はい」

王様「座面が自動でスライドするんだよ」

メイド「はい」

王様「おかしいと思ったらさ、俺の体格が良すぎてスライドのボタンが太ももで押されっ放しだったんだよ」

メイド「はい」

王様「いくら節約とは言えさ、もう少し広いグリーン車に乗りたいなーって…」

メイド「いいから仕事してください」

王様「…え?」

メイド「え?じゃないでしょ、さっさとやりなさいよ」

王様「…いやっ、面白い話したら仕事しなくていいんじゃ…」

メイド「あ″?寝言言ってないでとっととやれ、とっとと」

王様「はい…」ショボーン…


―世界一の王様も、メイドちゃんの監視には勝てません―

959: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:11:37.51 ID:92gVBN1so
[冬の農家も実は仕事がたくさん]


魔王「これを…こうして…と」ヨジリヨジリ

僧侶「魔王さん、何してるんですか?」

魔王「ん?これは藁を編んで紐作ってるんだよ」

僧侶「紐ですか!」

魔王「ロープ買っても良いんだけどさ、おじさんの所から藁貰ったから自分で編んでみるのも良いと思ってな」

僧侶「ロープ代が浮きますね」

魔王「まーな、農業の道具って手間かけりゃ大概のもんは作れるしなー」

僧侶「すごいですねー、本当の農家です」

魔王「他にも色々やってるけど、用があったらいつでも声かけてな」

僧侶「わかりました!」

960: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:12:12.02 ID:92gVBN1so
[結べれば、何だっていいんです]


おじさん「なに、魔王さん藁で紐編んでるんか」

僧侶「はい、一日中ずっとやってますよ」

おじさん「いやぁ、俺も藁の処分に困ってたから魔王さんに半ば押し付ける形でくれたんだけどさ、まさか遊び道具にするとは思わんかったよ」

僧侶「面白がって作ってますよ、捨てても自然を汚さない紐だってこの上ないドヤ顔で」

おじさん「俺がガキの頃は藁で編むのは当たり前だったからな、工業品の麻紐が出てから一気にそっちへ変わっちまったよ」

僧侶「便利になったけど、何か大切な物を無くした気がしますね…」

おじさん「いざって時にさ、今の若い連中に藁を紐にするなんて発想が出てくるかねぇ?」

僧侶「難しいと思います、少なくとも私は思いつかないですよ」

おじさん「ま、年寄りもたまには役に立つって事で」ワハハ

961: ◆5eMN8sHsbY 2015/12/25(金) 21:12:44.41 ID:92gVBN1so
[兵士採用トライアウト]


王様「寒い中、諸君らのトライアウト参加に心から感謝申し上げる!」

王様「午前は体力テスト、そして午後に私との1対1の面談にて採用の可否を伝える!後は兵士長よりトライアウトの詳細を説明する!」


-午前中の体力テストは無事終了しました-


王様「兵士長、どうだね?」

兵士長「全員能力が高いですね、動きも故障の前兆が無くとても良い。持久力に長ける者、瞬発力に長ける者、その他特徴も良く出ています」

王様「今回は当たりかねぇ、募集の条件を厳しくしたのも効いたかな」


-午後の面談が始まりました-


王様「単刀直入に問おう、兵士となり成し遂げたい事を一言で申してみよ」


-各々目標を言う中、特徴的な受験者も…-


受験者7「王様と麻雀を打ち、直撃を取った上で勝ちたいです」

受験者2「王様とサシの時間無制限1本勝負を希望します」

受験者12「僧侶ちゃんとイチャイチャしたいです!あ、他の女の人でも可です!」


-面談はこの1問で終わるため、全員で30分もかかりませんでした-


王様「お前ら面白いな、全員合格だ!!」


-ここに、12名の兵士が新たに誕生しました-


兵士長「王様、落とす気がありませんでしたな?」

王様「体力テストも動きを見て故障の有無の確認だけだからな、余程の事が無い限りを落とさんよ」

兵士長「面談もふざけたのが数人いましたな」

王様「大変面白いじゃないか、私に面と向かってケンカ売ってきた奴もいたぞ。もちろん買った上で遠慮なく叩き潰すがね」フハハ

兵士長「おかげで私は頭が痛いですよ、えぇ…」

王様「いやー、楽しみ楽しみ」

969: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/01(金) 00:38:46.38 ID:DQppj2Jdo
[年が明けました 魔族篇]


-魔王様は-


魔王「新年明けましておめでとう」

王様「うむ、明けましておめでとう」

魔王「これから1局だけ打ってどっちが早く上がるか勝負だ!」

王様「いいだろう、早速やろうか」


-7巡目-


魔王「ロン、タンピン一通ドラ、8000だ」

王様「私もだ、メンピン三色、8000」

魔王「ふん、同時か」

王様「上がり牌どころか点数すら一緒とはな」

魔王「今年もお前は厄介だな」ニヤリ

王様「そのまま言い返してやろう」ニヤリ


-賢者ちゃんは-


兵士18「賢者様、新年明けましておめでとうございます」

賢者「ああ、おめでとう」

兵士18「賢者様、本日くらいは勉強をやめられては…」

賢者「そうするか、4日は寝てなかったよ」

兵士18「書庫の掃除は私がやりますから、賢者様はお休み下さい」

賢者「とか言って、残り香を楽しむのではあるまいな?」

兵士18「…いけませんか?」

賢者「正直言って変態だ、それは」

兵士18「…褒め言葉です、はい」

賢者「ふふっ、じゃあ後は頼んだよ」


-側近ちゃんは-


側近「皆さん明けましておめでとうございます。と側近は生放送で年明けのあいさつをします」

棒読みちゃん「おめでとうー キター 明けましておめでとうございます」

側近「今日は貯まったシルチケを消費する為に朝まで放送してみましょうか」

棒読みちゃん「朝まで生側近キター 今年の世相をズバリ 側近ちゃんテレビ進出か? ゲストはいないの?」

側近「さて、まずは今年一年の理想をこれからダラダラと語りましょう。と側近はとりあえずいつものスタイルで進めていきます」

977: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:02:52.57 ID:kRZTeFKZo
[餅つき]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「お餅をつきましょう」

勇者「そっか、もうそんな時期だね」

僧侶「魔王さんから餅米を貰ってきます」

勇者「なら臼の準備だね」

978: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:03:31.37 ID:kRZTeFKZo
[ホームランバーに代わる何か]


王様「砂糖水を凍らせたもので犠牲バントバーはどうだろうか」

メイド「仕事」

王様「…はい」

メイド「国のトップが詐欺紛いな事やってどうするんですか…」

王様「お前は分かってないな、最高の水で作った氷に混ぜ物など無用。昔はスイと言ってかき氷に濃い砂糖水をかけたと…」

メイド「し・ご・と!」イラッ

王様「…はい」

メイド「はっきり言いますよ、この仕事終わるまで年末年始は無いものと思って下さい」

王様「えー…」

メイド「はい、でしょ」

王様「はいはい…」

メイド「はい、は一回!」

王様「すみません!はいは一回にするから焼きゴテだけは…」

メイド「人聞きの悪い事は言わないで下さい!」


―王様の仕事納めはいつになるやら…―

―良い子のみんな、悪いことするとメイドちゃんから焼きゴテの刑だぞ!―

979: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:04:09.80 ID:kRZTeFKZo
[実は好きなCMです]


勇者「臼重てぇ…」ゴロゴロ

僧侶「相変わらず立派な臼ですねぇ」

勇者「魔王ですらひとりで持てなかったもんなぁ…」

僧侶「頑張りましょう、お餅ペッタンするのをおじさんたちが楽しみにしてますから」

勇者「そうだね、もう一頑張りしようか」


勇者「タイーヤ○ゼン、タイヤ○ゼン」ゴロゴロ

僧侶「ホイール○ゼン、ホイル○ゼン」ゴロゴロ

980: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:04:48.88 ID:kRZTeFKZo
[王様、なりふり構わない]


王様「くっそー、仕事終わんない…」

王様「仕方ない、助けを呼ぶか」


―王様は魔王に電話をかけました―


王様「魔王、助けて」

魔王「は?助けなんざいらんだろ」

王様「違うんだよ、仕事が終わらなくて正月が迎えられないんだ」

魔王「自業自得って言葉をそのま贈るわ」

王様「おまっ…悪魔か!?」

魔王「悪魔だろ、混じりっ気無しの」

王様「そうだった…」

魔王「真面目な話、俺は王族でも公務員でもないんだぜ?その俺が見ちゃマズい資料とか文書もあるだろ」

王様「俺は王だよ?そんなの俺の一声でどうにでもなるんだよ?」

魔王「やーい小物」

王様「小物でもいいからマジ助けて」

魔王「わーったよ、今行くよ」

王様「くるよ」

魔王「ふざけんな、いかねーぞ」

王様「ごめんなさい本当にごめんなさい」


―魔王はルーラでお城まで行きました―

981: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:05:30.75 ID:kRZTeFKZo
[仕事を終わらせるぞ!]


魔王「お前仕事溜めすぎ」

王様「何かさ、王の仕事以外の事が多い気がするんだけどな」

魔王「王だって事務仕事はあるだろ」

王様「王様ってのはさ、色々判断して部下を動かして、自ら国民の暮らしの最前線を見るのが仕事だろ?」

魔王「間違っちゃいねーけど、王じゃなきゃ判断出来ない事だって多いんだからさ、事務仕事は避けられんわなぁ」

王様「もう書類書類ショルイshorui…おかしくなるわ!」ウガー

魔王「いいからやるぞ、俺もこれに時間を割くのはマズいんだ」

王様「早くも老眼が始まってる私の身にもなって貰いたいものだな!」


―魔王はピオリムを唱えた―


魔王「よし、てっぺん(24時)回る前には終わらせるぞ」

王様「仕方ない、やるか」


―何とか23時56分に終わらせました―

982: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:06:05.81 ID:kRZTeFKZo
[ささやかなお礼]


―お城は無事何とか年越し出来そうです―

―王様は白くなって倒れ込んでます―


魔王「つっかれた…」グダー

メイド「申し訳ありません、王様をカバーしていただいて何とお礼すれば良いのか…」

魔王「気にするな、政治の勉強にもなったから中々良い経験が出来たよ」

メイド「お夜食とお酒でもお持ちしますね」

魔王「気を使わせて悪い、そこまで気にかけんでもいいぞ?」

メイド「今回は魔王様がいらっしゃらなかったら、年越し出来ませんでした。この位はお礼させて下さい」

魔王「そうか…、なら甘えさせて貰おうかね」

メイド「お酒はいかがいたしますか?」

魔王「ウィスキーを貰おうか、水割り…いや、お湯割りで頼む」

メイド「お湯割り…ホットウィスキーですね、魔王様も冷たいのはダメですか?」

魔王「寒空の中帰るんでな、トワイスアップも考えたが今回は温まって行こうかと」

メイド「ならば竹鶴の25年をご用意しますね、王様の隠し蔵から頂戴しちゃいます」

魔王「25年だと?中々値の張る限定品なはずだ、こいつ生意気な…」ペシペシ

王様だったもの「」チーン

メイド「情けない話ですが、王様は味の判別は出来ません」

魔王「何だ、こいつバカ舌か」

メイド「甲類焼酎にカラメルを混ぜたやつをウィスキーと思い込んで飲んでた時は、それはそれは涙無しでは見られませんでしたわ…」オヨヨ

魔王「えー…」

メイド「今回は本物の竹鶴25年です、少々お待ち下さい」パタパタ


魔王「お前ちゃんと味わかるようにしろよー」ツンツン

王様だったもの「」チーン

983: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:06:40.39 ID:kRZTeFKZo
[味の分かる人はカッコいいですね]


メイド「お待たせしました、ホットウィスキーでございます」

魔王「いただきまーす」ズズッ

メイド「繰り返しますが、本物ですよ」

魔王「おお、香りがフローラルと言うか…10年とかその位のウィスキーとは風味が全く違うな」

メイド「香りは本当に違いが出てますよね、これ。飲まなくてもよく分かります」

魔王「甘さも凄く引き立つけど…これハチミツか何か入れてる?」

メイド「流石ですわ、ハチミツを少々入れてあります。ウィスキーの甘味とはまた違う柔らかい甘味も出るんですよ」

魔王「ウィスキーにハチミツ良いね、疲れた時に凄くリラックス出来るよ。そしてこれはウィスキー1にお湯3、お湯の温度は75℃から80℃とみた。ホットウィスキーの定番な作り方だ」

メイド「ああ…、味の分かる方に給仕するのって、やりがいがありますねぇ」ゾクゾク

魔王「ま、こいつにも悪いようにはしてやらんでくれ」ポムポム

コイツ(王様)「」チーン


―それからしばらくは、魔王様とメイドちゃんの会話が続きました―

―少し良いムードな二人と王様だったものでした―

984: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:07:12.04 ID:kRZTeFKZo
[餅つき大会、開幕]


―魔王は二日酔いで寝ています―


勇者「あれ、魔王は?」

僧侶「昨日王様のお仕事を手伝って、お礼にお酒を頂いてきたそうですよ。飲みすぎたようで休んでます」

勇者「何しに行ったんだろうね…」

僧侶「王様のお仕事を半分以上片付けたようですね、メイドさんから先ほどお礼の連絡がありました」

勇者「へーえ、じゃあ今日は動けないね」

僧侶「私たちでお餅つきましょうか」


―蒸かし上がった餅米を臼に入れました―


おじさん「なんだ、魔王さん二日酔いか。今日は俺がこねるかな、勇者くんもよーく見とけよ」

勇者「うん」

おじさん「このこねで餅の8割が決まるからな、地味だけど重要な工程だぞ」コネコネグリグリ

勇者「簡単そうに見えて難しいんだろうなぁ…」

985: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:07:41.84 ID:kRZTeFKZo
[王様はにゃんこを拾う]


王様「あー、ようやく年越しできるな…」

王様「少し走ってくるか」


―王様はかるーく20kmを走り始めました―


王様「いい、体を動かすのは本当にいいな!私の筋肉がエキサイトしている!」


―街を外れた所で捨てられた子猫を発見しました―


王様「ん?お前、捨てられたのか?」

子猫「にゃー」

王様「まだ捨てられて間もないようだな、なんとも許し難い行為だ。私が拾ってやろう」ヒョイ

子猫「みゃう」

王様「メイドの奴が怒るかもなー、勝手なことするなって…」


―王様はジャージの中に子猫を入れて帰りました―


王様「もどったぞー」

メイド「お帰りなさいませ…あら?その子猫ちゃんは…」

王様「捨てられてはおったのだ、保護してきたよ」

メイド「…かわいい!」

王様「だろう?」

子猫「みゃー」

メイド「やーん、この子かわいい!どっから来たの?何でそんなにかわいいの?もうだっこしてスリスリしたい」

王様「おっ…、おお…」ドンビキ

メイド「…ハッ!?…オホン、この子はお城で保護いたしましょう。規定に則り迷い猫の情報はすぐ更新します」

王様「あっ…、ああ。頼んだ」


―お城のアイドル、ここに爆誕―

986: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:08:19.98 ID:kRZTeFKZo
[餅つきぺったん]


勇者「やっと練りあがった…」フゥー…

おじさん「こりゃ来年も俺がこねないとな、勇者くんのへっぴり腰じゃ餅が出来ねぇぞ」

勇者「おじさん、難しいよこれ…」

おじさん「勇者くんが覚えてくれんと俺が楽できねぇぞ、おじさんの年じゃこれはキツいんだからよ」ガハハ

勇者「うひぃぃ…」

僧侶「お疲れ様です、後はつくだけなんですね」

おじさん「よーし、勇者くんと僧侶ちゃんは俺達をよくみとけよ。かあちゃん、始めるぞ」

おばさん「あいよ、待ってました」

おじさん「いよいしょ!」ポン

おばさん「はいっ!」コネッ

おじさん「それっ!」ポン

おばさん「あいよ!」コネッ

勇者「息が合ってるなぁ」

僧侶「一つの芸ですよね、これ」


―なんと、おじさんとおばさんは恐ろしい速度で餅をついてこねている―


おじさん「よし、勇者くんもやってみろ」

勇者「いやいや、こんなの無理だし」

おじさん「速さはどうでもいいんだ、腰据えてつけばいいんだよ」

勇者「…うん、分かった。じゃあ、僧侶ちゃんこねるのお願い」

僧侶「はい、分かりました」

勇者「よーし、はい!」ペタッ

おじさん「もっと体全体で杵を振るんだよ、またへっぴり腰だぞ」

勇者「はっ!」ペタッ

僧侶「勇者様、頑張って下さい」コネッ

おじさん「いいか、腰を深く落として、杵を真っ直ぐ振り抜くんだ」

勇者「やっ!」ポンッ

僧侶「音が変わってきましたね」コネッ

おじさん「いいぞ、その調子だ」


-おいしいお餅が出来上がりました-

987: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:08:48.41 ID:kRZTeFKZo
[年始警戒]


―年越しの麻雀が終わってすぐ、王様は兵士たちと見回りに出ました―


王様「毎年恒例の年始警戒を行う、各人催し事のトラブルや怪我人等の対応を宜しく頼む」


-みんなの頑張りもあってか、大きなトラブルは無かったそうです-

988: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:09:14.35 ID:kRZTeFKZo
[正月の駅伝を見ながらやる事と言えば…]


勇者「ずっと応援してるよ、頑張ってる人は凄くカッコ良く見えるね」

僧侶「いつも通りですね、家事してないと落ち着かないです」

賢者「勉強、今年は特にかな」

魔王「寝てる、悪いけど駅伝はそこまで見ない」

側近「生放送ですね、ニコ生です。と側近は平常運転をアピールします」

王様「仕事、年始挨拶の対応な」

メイド「王様の応対をサポートしてます、忙しい時期ですからねぇ」


-ちなみに、魔物や動物たちは元気に外で遊んでいます-

989: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:09:47.18 ID:kRZTeFKZo
[お雑煮のお餅は何個?]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「お雑煮のお餅は何個入れますか?」

勇者「2個でお願い」

僧侶「焼きますか?そのまま煮ますか?」

勇者「僧侶ちゃんはそのま煮る派だっけ?」

僧侶「そうですね」

勇者「僧侶ちゃんと同じでいいよ」


-お雑煮のお餅数は以下の通り-


勇者:2
僧侶ちゃん:2
賢者ちゃん:20
魔王:7
側近ちゃん:1

990: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:10:47.07 ID:kRZTeFKZo
[仕事始め]


勇者「今日から仕事始めだね」

僧侶「私たちはいつも通りですね」

勇者「通勤する訳じゃないしね」

僧侶「でも街の雰囲気がいつも通りに戻った感じがします」


-年末年始、皆様は如何様に過ごされましたか?-

991: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:11:16.76 ID:kRZTeFKZo
[わんわん、おおゆき]


子犬「きゃん!」

勇者「降ったなー、結構積もったよ」

子犬「」ウズウズ

勇者「遠くに行っちゃダメだよ?」


-勇者は子犬を外に出しました-


子犬「わん!」ゴソゴソ

勇者「ははっ、埋まりそうじゃん」

子犬「わふっ」ブルブルッ


-子犬の毛には雪が沢山付いています-


勇者「水分が多い雪だからね、毛に付いちゃってるよ」

勇者「お風呂に入って暖まろうか、お前雪だるまみたいだなぁ」ヒョイッ


-初めての積雪に、走らずにはいられなかったわんこでした-

992: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:11:50.11 ID:kRZTeFKZo
[ニャンニャン、にゃんにゃん]


王様「おいしいか?」ナデナデ

子猫「」モグモグ

メイド「子猫っていいですねぇ…」ウットリ


-僧侶ちゃんとドラちゃんが遊びに来ました-


僧侶「こんにちは」

ドラちゃん「ニャン(ネコがいるんだって?)」

王様「おー、よく来たね。ドラちゃんに子猫を見せてやりたくてな」

子猫「みゃう」

ドラちゃん「ミャア(やあ)」

子猫「にゃー」

ドラちゃん「ナーオ(よろしく)」

僧侶「鳴き声が本当にネコそのものですね」

メイド「これでドラゴンなんですからね、不思議なものです」


-今日からドラちゃんと子猫はお友達-

993: ◆5eMN8sHsbY 2016/01/31(日) 22:12:13.56 ID:kRZTeFKZo
[独立騒動から見る雇用形態の在り方]


王様「アイドルグループの独立騒動が話題だな」

メイド「ええ、ひとりを除いて独立宣言したものの、あっさり潰されましたわね」

王様「生中継して謝罪してたよな、憔悴しきった顔で」

メイド「あれじゃほぼ公開処刑でしょうねぇ、自分たちの株は上げつつ反逆者の体面は徹底的に叩き潰す。芸能人を殺すには一番効果的かと」

王様「あのまま芸能界から葬り去っても良かったんじゃないか?」

メイド「それはインパクトはあるでしょうけど、一時的に騒がれるだけで何も残りませんから」

王様「ふむ、ならば辱めつつ飼い殺しが一番だと?」

メイド「ええ、人気商売では尚更ですわ。身動きが取れず他に対策も打てない、八方塞がりとはこの事でしょう」

王様「怖いねぇ」

メイド「よろしいのですか?もしかしたら勇者様たちや兵士から反逆が出るかも知れませんよ?」

王様「その時は遠慮なく相手しよう、私とて命の危険があれば手加減出来んよ。追い詰められて人の心配が出来るほど、お人好しではないつもりだ」

メイド「あら、王様こそ怖い」

王様「そうならんよう努めていくつもりさ、言葉だけでなく行動で示してな」

メイド「私もそうならないよう致します」

王様「お前は剣技があるからなぁ、私では勝てないかも」

メイド「片手で摘まむように白刃取りするお方が言うセリフではありませんねぇ」