香港の料理店内!
律「しっかし災難だったな~…」
承太郎「…これからは陸路か海路を行った方がいいな」
梓「ですね…」
「また大事故になるかもしれないですし…」
承太郎「…それ以外の理由もあるがな」ボソッ
梓「何か言いました?」
承太郎「…いや」
律「しっかし災難だったな~…」
承太郎「…これからは陸路か海路を行った方がいいな」
梓「ですね…」
「また大事故になるかもしれないですし…」
承太郎「…それ以外の理由もあるがな」ボソッ
梓「何か言いました?」
承太郎「…いや」
引用元: ・承太郎「平沢達との奇妙な冒険」
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355: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:27:19.40 ID:S4NdagKDO
紬「…時間…あとどれくらいかしら」
澪「確か…45日ぐらいじゃないか?」
「憂ちゃんはそれぐらいだったと思う…」
和「とにかく…一刻も早くエジプトに着きたいわね」
ジョセフ「…ああ」
「そして…なるべく早く着くためのルートだが…」
「わしは海路がいいと思う」
「今回は船をチャーターして、わしらだけで行く」
紬「私も海路がいいと思う」
「陸路だとどこかで待ち伏せされているかもしれないわ」
「その分、海だと敵も少ないだろうし…」
澪「確か…45日ぐらいじゃないか?」
「憂ちゃんはそれぐらいだったと思う…」
和「とにかく…一刻も早くエジプトに着きたいわね」
ジョセフ「…ああ」
「そして…なるべく早く着くためのルートだが…」
「わしは海路がいいと思う」
「今回は船をチャーターして、わしらだけで行く」
紬「私も海路がいいと思う」
「陸路だとどこかで待ち伏せされているかもしれないわ」
「その分、海だと敵も少ないだろうし…」
356: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:28:07.51 ID:S4NdagKDO
和「それもそうね」
「でも…海だと逃げ場がないわよ?」
唯「まあ、みんないるし大丈夫だよ」
和「あんたは楽観的ね…」
ジョセフ「それじゃあ…海路で異論はないな?」
梓「はい」
「それと…お昼ご飯頼みませんか…?」
「ちょっとお腹空いちゃって…」
唯「賛成!私も腹ペコさんだよ~」
「でも…海だと逃げ場がないわよ?」
唯「まあ、みんないるし大丈夫だよ」
和「あんたは楽観的ね…」
ジョセフ「それじゃあ…海路で異論はないな?」
梓「はい」
「それと…お昼ご飯頼みませんか…?」
「ちょっとお腹空いちゃって…」
唯「賛成!私も腹ペコさんだよ~」
357: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:38:12.52 ID:S4NdagKDO
律「そんじゃあメニューはっと…」
「よ…読めねえ…」
紬「本当…漢字ばっかり…」
男「そこのお嬢さん」
澪「は、はい!?」
男「俺…フランスからの旅行者なんだが…」
「メニューが読めなくて…助けてくれないか?」
澪「え!?いえ!あの…ジャパニーズ!アイムジャパニーズ!」
「よ…読めねえ…」
紬「本当…漢字ばっかり…」
男「そこのお嬢さん」
澪「は、はい!?」
男「俺…フランスからの旅行者なんだが…」
「メニューが読めなくて…助けてくれないか?」
澪「え!?いえ!あの…ジャパニーズ!アイムジャパニーズ!」
358: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:38:56.28 ID:b857m1aDO
梓「澪先輩は今日も平常運転ですね…」
唯「澪ちゃんが承太郎君達以外の男の人と親しく話すのは想像できないね…」
和「ていうか…澪壊れてるでしょ…」
紬「すみません、私達もメニューが読めなくて困ってたところなんです」
男「そうか…」
ジョセフ「おっと、少し待ってくれ」
「わしは何度か香港には来てるから少しの漢字ならわかる」
「よかったら一緒にどうだ?」
男「本当か?」
「それじゃあお願いするぜ」
澪(マジかよ…)
唯「澪ちゃんが承太郎君達以外の男の人と親しく話すのは想像できないね…」
和「ていうか…澪壊れてるでしょ…」
紬「すみません、私達もメニューが読めなくて困ってたところなんです」
男「そうか…」
ジョセフ「おっと、少し待ってくれ」
「わしは何度か香港には来てるから少しの漢字ならわかる」
「よかったら一緒にどうだ?」
男「本当か?」
「それじゃあお願いするぜ」
澪(マジかよ…)
359: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:39:30.85 ID:S4NdagKDO
ジョセフ「それじゃあ…これとこれと…これも頼む。ああ、これも追加で」
店員「かしこまりましたアル」
花京院「何を頼んだんですか?」
ジョセフ「エビとアヒルとフカのヒレとキノコの料理じゃ」
唯「おお!おいしそ~!」
「楽しみだね、あずにゃん♪」
梓「そうですね」フフッ
店員「かしこまりましたアル」
花京院「何を頼んだんですか?」
ジョセフ「エビとアヒルとフカのヒレとキノコの料理じゃ」
唯「おお!おいしそ~!」
「楽しみだね、あずにゃん♪」
梓「そうですね」フフッ
360: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:40:21.58 ID:S4NdagKDO
少し後!
店員「お待たせしましたアル」コトッ
唯澪律紬梓和承花「……」
承太郎「…何だ…これは」
「…お粥と魚と貝に見えるが」
「…しかもカエルまでいるぞ」
和「カエル…丸焼きかしら…」
唯「こ…これは…」
梓「はい…」
唯梓(食べたくない…)
店員「お待たせしましたアル」コトッ
唯澪律紬梓和承花「……」
承太郎「…何だ…これは」
「…お粥と魚と貝に見えるが」
「…しかもカエルまでいるぞ」
和「カエル…丸焼きかしら…」
唯「こ…これは…」
梓「はい…」
唯梓(食べたくない…)
361: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:40:57.68 ID:S4NdagKDO
ジョセフ「ま、まあいいじゃあないか」
「こういうもの程意外においしかったりするぞ?」
「はは…は…」
澪「私…お粥だけでいいよ…」
律「澪…逃げるな…」
紬「…じゃんけんで決めましょうか…」
梓「わ、私じゃんけん弱いから嫌です!絶対にッ!」
和(必[ピーーー]…)
男「いや…食べてみたら案外いけるかもしれない」
「カエルは鶏肉の味だな」
律(カエル食ったのかよ…)
(ウルルンに出れるんじゃねぇの、この人…)
「こういうもの程意外においしかったりするぞ?」
「はは…は…」
澪「私…お粥だけでいいよ…」
律「澪…逃げるな…」
紬「…じゃんけんで決めましょうか…」
梓「わ、私じゃんけん弱いから嫌です!絶対にッ!」
和(必[ピーーー]…)
男「いや…食べてみたら案外いけるかもしれない」
「カエルは鶏肉の味だな」
律(カエル食ったのかよ…)
(ウルルンに出れるんじゃねぇの、この人…)
362: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:41:28.39 ID:b857m1aDO
男「それに、この店は具の形にすごく手間暇かけている」
「ほら、これ何か見てくれ」スッ
そう言って男が取り出したニンジン…
それは…星の形をしていた…
唯「あ、すごくきれいな形だね」
男「だろう?」フフッ
「しかし…この『星の形』…」
「どこか見覚えがあるな…」
承ジ「……」
「ほら、これ何か見てくれ」スッ
そう言って男が取り出したニンジン…
それは…星の形をしていた…
唯「あ、すごくきれいな形だね」
男「だろう?」フフッ
「しかし…この『星の形』…」
「どこか見覚えがあるな…」
承ジ「……」
363: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:42:27.19 ID:S4NdagKDO
男「ああ…そうだ、思い出した…」
「俺のエジプトにいる知り合いの首筋に…」
「こんな形のアザがあったな…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
承太郎「全員用心しろッ!敵だッ!」
承太郎が叫んだ直後!
男が飲んでいたスープから腕が飛び出したッ!
そして!そこの一番近くにいたのは澪だったッ!
「俺のエジプトにいる知り合いの首筋に…」
「こんな形のアザがあったな…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
承太郎「全員用心しろッ!敵だッ!」
承太郎が叫んだ直後!
男が飲んでいたスープから腕が飛び出したッ!
そして!そこの一番近くにいたのは澪だったッ!
364: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:43:33.34 ID:S4NdagKDO
承太郎「逃げろッ!秋山ァァーーーッ!」
男「遅いぜ!死んでもらうッ!」ブォッ!
澪「えッ…」
男のスタンドは、手に持っていた剣で澪に斬り掛かろうとした!
だがその時!
澪は考えていたッ
驚くほど冷静に…
ジョジョは逃げろと言った…
でも今からじゃあ間に合わない…
何かを盾にするにしても、あの剣を防げそうなものはない…
ジョジョ達が私を助けてくれるのも不可能だ…
…頼ったままじゃあダメだ
私が闘うしかない…
…私が私自身を守る以外に私が助かる方法はないッ!
男「遅いぜ!死んでもらうッ!」ブォッ!
澪「えッ…」
男のスタンドは、手に持っていた剣で澪に斬り掛かろうとした!
だがその時!
澪は考えていたッ
驚くほど冷静に…
ジョジョは逃げろと言った…
でも今からじゃあ間に合わない…
何かを盾にするにしても、あの剣を防げそうなものはない…
ジョジョ達が私を助けてくれるのも不可能だ…
…頼ったままじゃあダメだ
私が闘うしかない…
…私が私自身を守る以外に私が助かる方法はないッ!
365: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:44:30.14 ID:b857m1aDO
澪「青春バイブレーションッ!」ズギュ―z_ン!
「その器を殴れェェエーーーッ!」
澪の前髪が数本切られると同時に器と男は消えた…
その髪がテーブルに落ちた瞬間!
5mほど離れたところに男とスタンドが現れたッ!
そのスタンドは甲冑で身を包み…
さながら西洋の騎士のような姿だった!
「その器を殴れェェエーーーッ!」
澪の前髪が数本切られると同時に器と男は消えた…
その髪がテーブルに落ちた瞬間!
5mほど離れたところに男とスタンドが現れたッ!
そのスタンドは甲冑で身を包み…
さながら西洋の騎士のような姿だった!
366: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:45:46.31 ID:S4NdagKDO
男「これは驚いた…」
「君が一番気が弱そうだと思っていたが…」
「よく反応
梓「油断しましたねッ!」
「オーバー・ザ・スターライトッ!」ズギュ―z_ン!
「オラオラァ!」
男「くッ…」サシュッ!
梓は殴りかかるッ!
しかし、スタンドにわずかにかすっただけだった!
「君が一番気が弱そうだと思っていたが…」
「よく反応
梓「油断しましたねッ!」
「オーバー・ザ・スターライトッ!」ズギュ―z_ン!
「オラオラァ!」
男「くッ…」サシュッ!
梓は殴りかかるッ!
しかし、スタンドにわずかにかすっただけだった!
367: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:46:35.39 ID:S4NdagKDO
男「不意討ちとは…」
梓「私達は…DIOを倒さないといけないんです」
「生きて日本に帰らないといけないんですッ!」
男「その目…覚悟に満ちた目だ…」
「そして…純粋で…かなり澄んだ目だ」
「いいぜ…二人まとめて相手してやるッ!」
梓「澪先輩…大丈夫ですか…?」
澪「うん…大丈夫だ!」
梓「私達は…DIOを倒さないといけないんです」
「生きて日本に帰らないといけないんですッ!」
男「その目…覚悟に満ちた目だ…」
「そして…純粋で…かなり澄んだ目だ」
「いいぜ…二人まとめて相手してやるッ!」
梓「澪先輩…大丈夫ですか…?」
澪「うん…大丈夫だ!」
368: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:47:51.87 ID:S4NdagKDO
男「俺はJ・P・ポルナレフッ!」
「そしてこのスタンドは『シルバーチャリオッツ』だッ!」
梓「私は中野梓ッ!」
「スタンドは『オーバー・ザ・スターライト』ッ!」
澪「あ、えと…」
「あ、秋山澪!です!」
「スタンドは『青春バイブレーション』です!」
律(何で敬語になった…)
ポルナレフ「自己紹介ありがとう」
「外に行こう…」
「その方が君達もやりやすいだろう」
「そしてこのスタンドは『シルバーチャリオッツ』だッ!」
梓「私は中野梓ッ!」
「スタンドは『オーバー・ザ・スターライト』ッ!」
澪「あ、えと…」
「あ、秋山澪!です!」
「スタンドは『青春バイブレーション』です!」
律(何で敬語になった…)
ポルナレフ「自己紹介ありがとう」
「外に行こう…」
「その方が君達もやりやすいだろう」
369: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:49:24.35 ID:S4NdagKDO
タイガーバームガーデン!
律「うわ…」
和「な…何…ここ…」
紬「ここは…タイガーバームガーデンね」
律達が目にしたものは、大量の動物の彫刻だった
だがそれは普通の彫刻ではなく…色彩が異様なものだった
その奇妙な光景に、律達は絶句するしかなかった…
唯「あ、あれかわいいね~」
律(何なんだ、こいつのセンスは…)
律「うわ…」
和「な…何…ここ…」
紬「ここは…タイガーバームガーデンね」
律達が目にしたものは、大量の動物の彫刻だった
だがそれは普通の彫刻ではなく…色彩が異様なものだった
その奇妙な光景に、律達は絶句するしかなかった…
唯「あ、あれかわいいね~」
律(何なんだ、こいつのセンスは…)
370: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:50:07.57 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「話しているところ悪いが…」
「早速いかせてもらうぜッ!」ドドドドドドドドドドドド
澪梓「来いッ!」ドドドドドドドドドドドド
花京院「いいのかい?止めないで」
承太郎「…あいつらの目を見ただろう」
「止めても無駄だ」
「まあ…いざとなったら助けるがな」
「早速いかせてもらうぜッ!」ドドドドドドドドドドドド
澪梓「来いッ!」ドドドドドドドドドドドド
花京院「いいのかい?止めないで」
承太郎「…あいつらの目を見ただろう」
「止めても無駄だ」
「まあ…いざとなったら助けるがな」
371: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:51:42.06 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「こっちからいくぜ!」シュババッ!
澪梓「くッ!」ダッ
シルバーチャリオッツが澪達へ向けて二突き剣を突き出す!
その剣さばきは瞬速と呼ぶにふさわしく…
二人は避けるので精一杯だったッ!
ポルナレフ「チャリオッツの突きをかわすとはなかなかやるな!」
「だがこれならどうだッ!」シュババババババ!
澪梓「ッ!」
澪梓「くッ!」ダッ
シルバーチャリオッツが澪達へ向けて二突き剣を突き出す!
その剣さばきは瞬速と呼ぶにふさわしく…
二人は避けるので精一杯だったッ!
ポルナレフ「チャリオッツの突きをかわすとはなかなかやるな!」
「だがこれならどうだッ!」シュババババババ!
澪梓「ッ!」
372: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:52:29.91 ID:b857m1aDO
チャリオッツは無数の突きを繰り出すッ!
さっきのたった一回の突きでさえ必死で避けた澪達は絶体絶命だと思われた!
しかし…
澪達は姿を消していたッ!
ポルナレフ「いないッ!」
「どこに行ったッ!?」
澪「こっちだッ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「ぐはァッ!」ドグシャア!
澪はすでにポルナレフの背後に回っていた!
自身の能力によって!
さっきのたった一回の突きでさえ必死で避けた澪達は絶体絶命だと思われた!
しかし…
澪達は姿を消していたッ!
ポルナレフ「いないッ!」
「どこに行ったッ!?」
澪「こっちだッ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「ぐはァッ!」ドグシャア!
澪はすでにポルナレフの背後に回っていた!
自身の能力によって!
373: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:53:18.15 ID:b857m1aDO
澪「今なら…許すよ」
ポルナレフ「ふざけるんじゃあねーぜッ!」
「絶対に倒すッ!」
澪「そっか…残念だ」
ポルナレフ「…ん…?」
ポルナレフは…異様な感覚に襲われる
果たして…自分の影はこんなに大きかったのか?
しかも…どんどん大きくなってきていないか…?
ポルナレフ「これはッ…」バッ
ポルナレフは空を見上げる!
しかしッ、視界に入ったのは空ではなく!
あの奇妙な彫刻だったッ!
ポルナレフ「ふざけるんじゃあねーぜッ!」
「絶対に倒すッ!」
澪「そっか…残念だ」
ポルナレフ「…ん…?」
ポルナレフは…異様な感覚に襲われる
果たして…自分の影はこんなに大きかったのか?
しかも…どんどん大きくなってきていないか…?
ポルナレフ「これはッ…」バッ
ポルナレフは空を見上げる!
しかしッ、視界に入ったのは空ではなく!
あの奇妙な彫刻だったッ!
374: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:54:44.93 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「なにィィイーーーッ!」
「真っ二つにしろ!チャリオォォオッツ!」ズバァ!
澪「…よく気づいたな」
ポルナレフ「ハァハァ…」
「なかなか厄介な能力だぜ…」
「テレポートか…」
梓「…これは予想出来なかったみたいですね」ズォォォオオオオオ!
ポルナレフ「こ、こいつはッ…!」
ポルナレフが目をやった方向には
先ほどまでそこにいなかった人物!梓がいた!
その梓は先ほど斬られた彫刻の溝からちょうど出終わったところであったッ!
「真っ二つにしろ!チャリオォォオッツ!」ズバァ!
澪「…よく気づいたな」
ポルナレフ「ハァハァ…」
「なかなか厄介な能力だぜ…」
「テレポートか…」
梓「…これは予想出来なかったみたいですね」ズォォォオオオオオ!
ポルナレフ「こ、こいつはッ…!」
ポルナレフが目をやった方向には
先ほどまでそこにいなかった人物!梓がいた!
その梓は先ほど斬られた彫刻の溝からちょうど出終わったところであったッ!
375: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:55:24.61 ID:b857m1aDO
ポルナレフ「チャリオ
梓「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「ぐはッ…」
梓「遅いですよ」
「いきますよ澪先輩ッ!」
澪「ああ!」
澪梓「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「がぶッ!」ドサァ!
梓「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「ぐはッ…」
梓「遅いですよ」
「いきますよ澪先輩ッ!」
澪「ああ!」
澪梓「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「がぶッ!」ドサァ!
376: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:56:37.85 ID:b857m1aDO
梓「澪先輩!」スッ
澪「やったな、梓!」パァン!
花京院「やるな…彼女達…」
「余裕のハイタッチか」フフッ
承太郎「…ああ」
「これほどとは…」
ジョセフ「まさか…澪ちゃんがこんなに早く成長するとは…」
承太郎「やる時はやるんだ…あいつはな」
ジョセフ「本番に強い、といったところか」
澪「やったな、梓!」パァン!
花京院「やるな…彼女達…」
「余裕のハイタッチか」フフッ
承太郎「…ああ」
「これほどとは…」
ジョセフ「まさか…澪ちゃんがこんなに早く成長するとは…」
承太郎「やる時はやるんだ…あいつはな」
ジョセフ「本番に強い、といったところか」
377: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:57:20.44 ID:S4NdagKDO
梓「さあ、行きましょうか」
「早くエジプトに行かなきゃです」
唯「あずにゃん貫禄あるね~」ナデナデ
梓「何言ってるんですか…」
戦闘が終わり…いつもの軽音部の和やかムードになりかけていた…
だがしかし!そう簡単にはいつもの日常的風景に戻らせてはくれなかったッ!
「早くエジプトに行かなきゃです」
唯「あずにゃん貫禄あるね~」ナデナデ
梓「何言ってるんですか…」
戦闘が終わり…いつもの軽音部の和やかムードになりかけていた…
だがしかし!そう簡単にはいつもの日常的風景に戻らせてはくれなかったッ!
378: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:58:06.90 ID:S4NdagKDO
チャリオッツ「……」ピクッ
和「…どうやら…まだ終わってないみたいね」
律「あ、新手か!?」
和「いいえ…」
「今…動いたわ…シルバーチャリオッツが」
チャリオッツ「……」ボシュオン!
花京院「チ、チャリオッツが甲冑を脱いでいるぞッ!」
「みんな気をつけろッ!」
和「…どうやら…まだ終わってないみたいね」
律「あ、新手か!?」
和「いいえ…」
「今…動いたわ…シルバーチャリオッツが」
チャリオッツ「……」ボシュオン!
花京院「チ、チャリオッツが甲冑を脱いでいるぞッ!」
「みんな気をつけろッ!」
379: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 21:58:51.12 ID:b857m1aDO
ポルナレフ「……」ドヒャン!
ポルナレフは寝たままの姿勢で宙へ浮いた!
よく見ると、傷もそこまで深いものではないッ
まだ戦闘は終わっていなかったのだッ!
ポルナレフ「ブラボー!」
「おお…ブラボー!!」シュタッ
律「おいおい…めっちゃ元気じゃん、あいつ」
ポルナレフは寝たままの姿勢で宙へ浮いた!
よく見ると、傷もそこまで深いものではないッ
まだ戦闘は終わっていなかったのだッ!
ポルナレフ「ブラボー!」
「おお…ブラボー!!」シュタッ
律「おいおい…めっちゃ元気じゃん、あいつ」
380: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:01:04.44 ID:b857m1aDO
紬「それよりも空を飛んだわよ!?」
澪「ムギ…焦るんじゃあない」
「スタンドで自分の体を持ち上げていただけだ」
ポルナレフ「二人ともやるな…」
「女だからってなめちゃあいけないみたいだぜ」
梓「本気でかかってきても結果は一緒ですけどね」フフッ
ポルナレフ「なかなか言うぜ、こいつ…」
「ワッハハハハハハーッ!」ゲラゲラ
梓「ふふっ…あははははは」ゲラゲラ
澪「フフッ…」プルプル
澪「ムギ…焦るんじゃあない」
「スタンドで自分の体を持ち上げていただけだ」
ポルナレフ「二人ともやるな…」
「女だからってなめちゃあいけないみたいだぜ」
梓「本気でかかってきても結果は一緒ですけどね」フフッ
ポルナレフ「なかなか言うぜ、こいつ…」
「ワッハハハハハハーッ!」ゲラゲラ
梓「ふふっ…あははははは」ゲラゲラ
澪「フフッ…」プルプル
381: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:02:09.55 ID:b857m1aDO
ポルナレフ「くたばれッ!」ズヒュオンッ!
梓「くッ!」サシュッ!
速さの表現で
「まばたきをすると見逃す」
このような言い方があるが…
甲冑を脱ぎ捨て…身軽になったチャリオッツは…
「まばたきをしていなくても見逃す!」
それほどまでにスピードが上がっていたッ!
現に梓がかすり傷程度ですんだのは奇跡に等しく…
「次は避けれないッ」
梓はそう考えていたッ!
梓「くッ!」サシュッ!
速さの表現で
「まばたきをすると見逃す」
このような言い方があるが…
甲冑を脱ぎ捨て…身軽になったチャリオッツは…
「まばたきをしていなくても見逃す!」
それほどまでにスピードが上がっていたッ!
現に梓がかすり傷程度ですんだのは奇跡に等しく…
「次は避けれないッ」
梓はそう考えていたッ!
382: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:02:47.48 ID:b857m1aDO
ポルナレフ「よく避けたじゃあないか」
澪「あ、梓…」
「私達じゃあ…」
梓「確かに…ヤツのスタンドは格段に速くなりました」
「だけど…勝てない相手じゃない!」
「勝ちますよッ!澪先輩!」
澪「……」
「私は…」
…澪は考える
なぜ今私は闘っているのか…
すごく大きなケガをするかもしれないし…
最悪…死ぬかもしれない…
痛いのは嫌だ…まだ死にたくない…
澪「あ、梓…」
「私達じゃあ…」
梓「確かに…ヤツのスタンドは格段に速くなりました」
「だけど…勝てない相手じゃない!」
「勝ちますよッ!澪先輩!」
澪「……」
「私は…」
…澪は考える
なぜ今私は闘っているのか…
すごく大きなケガをするかもしれないし…
最悪…死ぬかもしれない…
痛いのは嫌だ…まだ死にたくない…
383: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:05:03.19 ID:b857m1aDO
なぜ今になって恐怖の心がよみがえるのか…
それは…チャリオッツの圧倒的な速さを目にし…
死が脳裏をよぎったからに他ならない…
そして澪は思った…
いっそ…逃げれば…
大体…何で私がこんな怖い目に合いながら闘わないといけないんだ…
憂ちゃんのため…聖子さんのため…
理由だ…それも…
親友の妹で…ジョジョのお母さん…
守れる私達が守らないと…
でも…私までジョジョ達に着いていく理由は…
それは…チャリオッツの圧倒的な速さを目にし…
死が脳裏をよぎったからに他ならない…
そして澪は思った…
いっそ…逃げれば…
大体…何で私がこんな怖い目に合いながら闘わないといけないんだ…
憂ちゃんのため…聖子さんのため…
理由だ…それも…
親友の妹で…ジョジョのお母さん…
守れる私達が守らないと…
でも…私までジョジョ達に着いていく理由は…
384: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:05:40.20 ID:S4NdagKDO
ジョセフ「…承太郎」
「澪ちゃんの目を見ろ…」
「…澪ちゃんは…迷っている」
「このままでは…彼女は間違いなく死ぬ」
「…代わってやれ」
承太郎「…ああ」スタスタ
律「仕方ない…よな…」
「むしろ…あいつが今まで闘えてた方が不思議だったんだよ…」
紬「うん…」
「澪ちゃんにはこの旅…過酷だったかもしれないわね…」
「澪ちゃんの目を見ろ…」
「…澪ちゃんは…迷っている」
「このままでは…彼女は間違いなく死ぬ」
「…代わってやれ」
承太郎「…ああ」スタスタ
律「仕方ない…よな…」
「むしろ…あいつが今まで闘えてた方が不思議だったんだよ…」
紬「うん…」
「澪ちゃんにはこの旅…過酷だったかもしれないわね…」
385: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:06:53.45 ID:b857m1aDO
承太郎「…秋山」
来た…ジョジョが…
怒られるのかな…
何げに初めてかも…
澪「ジョジョ…」
承太郎「…お前には無理だ」
「俺と代われ」
「…いいな?ポルナレフとか言うヤツ」
……………
…………………え?
来た…ジョジョが…
怒られるのかな…
何げに初めてかも…
澪「ジョジョ…」
承太郎「…お前には無理だ」
「俺と代われ」
「…いいな?ポルナレフとか言うヤツ」
……………
…………………え?
386: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:07:34.91 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「構わないぜ」
「てめーの死が早まるだけだからな」
待って…
代われって…
梓「加勢しますよ、承太郎先輩」
見捨てられ…たのか…?
私は…
使えないって…判断したのか…?
承太郎「…足は引っ張るなよ?」
待ってくれよ…
私は…まだ…闘えるんだ…
「てめーの死が早まるだけだからな」
待って…
代われって…
梓「加勢しますよ、承太郎先輩」
見捨てられ…たのか…?
私は…
使えないって…判断したのか…?
承太郎「…足は引っ張るなよ?」
待ってくれよ…
私は…まだ…闘えるんだ…
387: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:08:39.98 ID:S4NdagKDO
梓「そっちこそ」
憂ちゃんと…聖子さんを助けるために…
私が…闘わないと…
承太郎「態度だけはでかくなったな」
澪は…その気持ちを言葉にすることが出来なかった…
自分の不甲斐なさを考えると…唯達の所にも戻れるはずもなく…
ただ…その場に座り込むしかなかった…
承太郎「いくぜッ!」
ポルナレフ「来いッ!」
…その言葉を最後に…澪は戦闘を見ず…聞かず…
ただ…自分の殻にこもり…
ひたすら…戦闘が終わるのを待った…
憂ちゃんと…聖子さんを助けるために…
私が…闘わないと…
承太郎「態度だけはでかくなったな」
澪は…その気持ちを言葉にすることが出来なかった…
自分の不甲斐なさを考えると…唯達の所にも戻れるはずもなく…
ただ…その場に座り込むしかなかった…
承太郎「いくぜッ!」
ポルナレフ「来いッ!」
…その言葉を最後に…澪は戦闘を見ず…聞かず…
ただ…自分の殻にこもり…
ひたすら…戦闘が終わるのを待った…
388: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:09:52.99 ID:b857m1aDO
しかし…間もなくして…
澪は現実に引き戻されることになる
紬「いやあああああああああああああ!」
何だ…一体…
唯「じっ…承太郎君…うわあああああああああああああ!」ポタポタ
澪が目を開けた先には…
…赤く染まった承太郎と梓がいた
…承太郎は地面に倒れ…梓はその上に覆いかぶさるような形であった…
澪は現実に引き戻されることになる
紬「いやあああああああああああああ!」
何だ…一体…
唯「じっ…承太郎君…うわあああああああああああああ!」ポタポタ
澪が目を開けた先には…
…赤く染まった承太郎と梓がいた
…承太郎は地面に倒れ…梓はその上に覆いかぶさるような形であった…
389: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:10:58.19 ID:S4NdagKDO
梓「ごめんなさい!ごめんなざいッ!」ポタポタ
承太郎「いいから…逃げろッ…」
…澪は再び思考する
梓がしきりに謝り…泣き崩れ…ジョジョは血まみれで倒れている…
おそらく…ジョジョは梓をかばい…敵の攻撃を受けたのだろう…
承太郎「いいから…逃げろッ…」
…澪は再び思考する
梓がしきりに謝り…泣き崩れ…ジョジョは血まみれで倒れている…
おそらく…ジョジョは梓をかばい…敵の攻撃を受けたのだろう…
390: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:13:07.42 ID:S4NdagKDO
そして…澪には一つの気持ちが沸き上がる
いや…この状況の承太郎を見て…思い出したと言った方が正確かもしれない
…私は…ジョジョに何て言った?
守るって…言ったよな…
なのに…何だよこれ…
私が迷って…ジョジョが来て…
私に代わって闘って…倒れてる…
…私はジョジョ達が闘っている間…何をしてた…?
自分の殻にこもって…現実から逃げてただけじゃないか…
私は…何も変わってない…
…守るって言ったのに…守れてないじゃないかッ…!
いや…この状況の承太郎を見て…思い出したと言った方が正確かもしれない
…私は…ジョジョに何て言った?
守るって…言ったよな…
なのに…何だよこれ…
私が迷って…ジョジョが来て…
私に代わって闘って…倒れてる…
…私はジョジョ達が闘っている間…何をしてた…?
自分の殻にこもって…現実から逃げてただけじゃないか…
私は…何も変わってない…
…守るって言ったのに…守れてないじゃないかッ…!
391: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:14:18.13 ID:S4NdagKDO
梓「承太郎ぜんばい…」ポタポタ
承太郎「頼む…逃げてくれ…」
梓…あんなになって…死ぬかもしれないのに…
…死ぬ?
ダメだ…それは…
私達は…生きて帰るんだッ…
言ったんだ…ジョジョに…
守るって…私が守るって…
承太郎「頼む…逃げてくれ…」
梓…あんなになって…死ぬかもしれないのに…
…死ぬ?
ダメだ…それは…
私達は…生きて帰るんだッ…
言ったんだ…ジョジョに…
守るって…私が守るって…
392: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:15:49.37 ID:b857m1aDO
澪「怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない…」
「怖くない…絶対に…」
「大丈夫…助けるんだ…私が…」
ポルナレフ「二人重なってるから一気に殺せるぜッ!」スチャッ!
今だ…覚悟を決めるんだッ!
澪「怖くない!怖くッ!ないッ!」
「青春ッ!バイブレーショーーーンッ!」ズギュ―z_ン!
「ジョジョと梓をここに運べェエーーーーーーッ!」
ポルナレフ「二人一緒に死ねッ!」ブォッ!
ドスゥッ!
「怖くない…絶対に…」
「大丈夫…助けるんだ…私が…」
ポルナレフ「二人重なってるから一気に殺せるぜッ!」スチャッ!
今だ…覚悟を決めるんだッ!
澪「怖くない!怖くッ!ないッ!」
「青春ッ!バイブレーショーーーンッ!」ズギュ―z_ン!
「ジョジョと梓をここに運べェエーーーーーーッ!」
ポルナレフ「二人一緒に死ねッ!」ブォッ!
ドスゥッ!
393: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:18:01.73 ID:S4NdagKDO
ポルナレフの剣は…地面を突き刺していたッ!
そして!澪の隣には承太郎と梓がいたッ!
澪の覚悟がチャリオッツの速さを上回ったのだッ!
律「澪ッ!」グスッ
唯「澪…ぢゃあん…」ポタポタ
そして!澪の隣には承太郎と梓がいたッ!
澪の覚悟がチャリオッツの速さを上回ったのだッ!
律「澪ッ!」グスッ
唯「澪…ぢゃあん…」ポタポタ
394: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:18:44.47 ID:S4NdagKDO
承太郎「秋…山…お前…」
澪「大丈夫だ…私は…」
「言ったろ…守るって…」
「闘える…私は…」
「憂ちゃんと…聖子さんと…みんなと…」
「…ジョジョのために」
承太郎「そう…か…」
「それじゃあ…代役…頼むぜッ…」
澪「うん!」
梓「いきましょう…」グスッ
「倒しましょう…絶対にッ!」
澪「大丈夫だ…私は…」
「言ったろ…守るって…」
「闘える…私は…」
「憂ちゃんと…聖子さんと…みんなと…」
「…ジョジョのために」
承太郎「そう…か…」
「それじゃあ…代役…頼むぜッ…」
澪「うん!」
梓「いきましょう…」グスッ
「倒しましょう…絶対にッ!」
395: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:19:41.23 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「くるか…再び…」
澪「ああ…そして…」
「再び負けろッ!」
「オラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「遅い遅い遅いッ!」
甲冑を外したチャリオッツは圧倒的速さだったッ!
チャリオッツは澪のラッシュを容易く避ける!
そしてその時!澪は信じられない光景を見たッ!
澪「ああ…そして…」
「再び負けろッ!」
「オラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「遅い遅い遅いッ!」
甲冑を外したチャリオッツは圧倒的速さだったッ!
チャリオッツは澪のラッシュを容易く避ける!
そしてその時!澪は信じられない光景を見たッ!
396: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:20:34.25 ID:S4NdagKDO
澪「なっ…スタンドが…増えた!?」
梓「違います!あまりもの速さに私達の感覚が追いついてないだけです!」
「だから増えたように見えるだけです!」
ポルナレフ「早速復帰したところ悪いが…」
「お前は串刺しだッ!」シュ…
梓「危ないッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
澪への攻撃を予想していた梓は…
剣が突き出る一瞬前からラッシュを繰り出し…
チャリオッツの剣を殴り、攻撃を止めたッ!
梓「違います!あまりもの速さに私達の感覚が追いついてないだけです!」
「だから増えたように見えるだけです!」
ポルナレフ「早速復帰したところ悪いが…」
「お前は串刺しだッ!」シュ…
梓「危ないッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
澪への攻撃を予想していた梓は…
剣が突き出る一瞬前からラッシュを繰り出し…
チャリオッツの剣を殴り、攻撃を止めたッ!
397: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:21:15.38 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「チッ!」
そしてポルナレフは気づく!
眼前に澪がいないことにッ!
ポルナレフ「また後ろかッ!?」
「チャリオッツ!円陣を組んで全方向攻撃だッ!」
澪「残念だな…上だッ!」
ポルナレフ「こ…これはッ…」バッ
ポルナレフが見上げたその先には!
落下してくる澪と無数の彫刻があったッ!
そしてポルナレフは気づく!
眼前に澪がいないことにッ!
ポルナレフ「また後ろかッ!?」
「チャリオッツ!円陣を組んで全方向攻撃だッ!」
澪「残念だな…上だッ!」
ポルナレフ「こ…これはッ…」バッ
ポルナレフが見上げたその先には!
落下してくる澪と無数の彫刻があったッ!
398: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:22:10.37 ID:b857m1aDO
澪「分身するように見えるぐらい速く動くならッ!」
「それでも対応できないぐらいたくさん攻撃をすればいいだけだッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
澪は空中で彫刻を殴りつけるッ!
加速した彫刻はポルナレフめがけ飛んでいったッ!
「それでも対応できないぐらいたくさん攻撃をすればいいだけだッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
澪は空中で彫刻を殴りつけるッ!
加速した彫刻はポルナレフめがけ飛んでいったッ!
399: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:23:37.74 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」シュババババババ
梓「澪先輩ッ!」
ドサァ!
梓は無事、澪をスタンドで受け止める!
澪「ありがとな」
梓「お礼はいいです!」
「澪先輩!仕掛けますよッ!最後は頼みます!」
「オラァ!」ガオン!
梓はポルナレフの足元まで溝を掘り…
その中へ身を隠したッ
梓「澪先輩ッ!」
ドサァ!
梓は無事、澪をスタンドで受け止める!
澪「ありがとな」
梓「お礼はいいです!」
「澪先輩!仕掛けますよッ!最後は頼みます!」
「オラァ!」ガオン!
梓はポルナレフの足元まで溝を掘り…
その中へ身を隠したッ
400: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:24:13.53 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「ハァ…なかなか…厄介…ハァ…だったぜ…」
「かなり…ハァ…体力を…消耗しちまった…」
梓「それじゃあ休ませてあげますッ!」ガシィッ!
梓が溝から突如現れ、チャリオッツを羽織い締めにしたッ!
ポルナレフ「何ィッ!?」
梓「澪先輩!今です!」
「叩き込んでくださいッ!」
ポルナレフ「離しやがれッ!」
澪「覚悟しろッ!ポルナレフ!」
「かなり…ハァ…体力を…消耗しちまった…」
梓「それじゃあ休ませてあげますッ!」ガシィッ!
梓が溝から突如現れ、チャリオッツを羽織い締めにしたッ!
ポルナレフ「何ィッ!?」
梓「澪先輩!今です!」
「叩き込んでくださいッ!」
ポルナレフ「離しやがれッ!」
澪「覚悟しろッ!ポルナレフ!」
401: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:24:52.08 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「何てな…」ニヤッ
澪梓「!」
ポルナレフは…不意に笑みを浮かべた…
まるで…何か秘策でもあるかのように…
ポルナレフ「てめーが俺を捕えることは予想していたッ!」
そう言いつつ、剣を梓の方へ向ける!
澪「梓逃げろォォーーーッ!」
梓「私に構わないで早く殴ってッ!」
「私は大丈夫ですからッ!」
澪「クソッ!」ダダダダ
澪梓「!」
ポルナレフは…不意に笑みを浮かべた…
まるで…何か秘策でもあるかのように…
ポルナレフ「てめーが俺を捕えることは予想していたッ!」
そう言いつつ、剣を梓の方へ向ける!
澪「梓逃げろォォーーーッ!」
梓「私に構わないで早く殴ってッ!」
「私は大丈夫ですからッ!」
澪「クソッ!」ダダダダ
402: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:25:40.61 ID:S4NdagKDO
ポルナレフ「お前だけでも再起不能にしてやるぜッ!」
「チャリオッツ!奥の手だッ!」
澪「間に合えッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「死ねェェエーーーーーーイッ!」カチッ
ポルナレフは剣についていたボタンのようなものを押すッ!
すると、剣先が梓へ向けて勢いよく発射されたッ!
それと全く同時に、青春バイブレーションの拳がポルナレフを撃ったッ!
ポルナレフ「ぐはァァッ!」
「チャリオッツ!奥の手だッ!」
澪「間に合えッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ポルナレフ「死ねェェエーーーーーーイッ!」カチッ
ポルナレフは剣についていたボタンのようなものを押すッ!
すると、剣先が梓へ向けて勢いよく発射されたッ!
それと全く同時に、青春バイブレーションの拳がポルナレフを撃ったッ!
ポルナレフ「ぐはァァッ!」
403: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:26:30.74 ID:S4NdagKDO
ドスゥッ!
瞬間!
ポルナレフは地上から約7mのところへテレポートする!
そして!澪は剣が何かに突き刺さる音を聞いたッ!
澪「梓ァァァアアアアア!」
「…あれ?」
澪の目の前には梓はおらず…
ただ…剣が地面に突き刺さっているだけだった…
ポルナレフ「がッ…」ドシャアッ!
瞬間!
ポルナレフは地上から約7mのところへテレポートする!
そして!澪は剣が何かに突き刺さる音を聞いたッ!
澪「梓ァァァアアアアア!」
「…あれ?」
澪の目の前には梓はおらず…
ただ…剣が地面に突き刺さっているだけだった…
ポルナレフ「がッ…」ドシャアッ!
404: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:27:22.03 ID:S4NdagKDO
澪「梓…?」
梓「無事…倒せたみたいですね」ズォォオオオ
梓はチャリオッツの剣から姿を現したッ!
澪「梓ッ!」タタタタ
「よかった…無事だったんだな…」ギューッ
梓「えへへ…何か照れますね…」
澪「あ!ごめん…」パッ
梓「いいですよ」フフッ
「澪先輩も無事で良かったです」
澪「うん、ありがとな」
「そうだ、梓」
「やったな!」スッ
梓「はい!」パァン!
梓「無事…倒せたみたいですね」ズォォオオオ
梓はチャリオッツの剣から姿を現したッ!
澪「梓ッ!」タタタタ
「よかった…無事だったんだな…」ギューッ
梓「えへへ…何か照れますね…」
澪「あ!ごめん…」パッ
梓「いいですよ」フフッ
「澪先輩も無事で良かったです」
澪「うん、ありがとな」
「そうだ、梓」
「やったな!」スッ
梓「はい!」パァン!
405: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:28:07.16 ID:b857m1aDO
唯「澪ちゃん!あずにゃん!」タタタタ
律「二人とも大丈夫か!?」
澪「まあ…何とか大丈夫」
和「梓ちゃん…ほっぺたケガしちゃってるわね」
「治してあげるわ」ズギュ―z_ン!
梓「あ…ありがとうございます」
花京院「それにしても…」
「何で中野さんはチャリオッツの剣から出てきたんだい?」
律「二人とも大丈夫か!?」
澪「まあ…何とか大丈夫」
和「梓ちゃん…ほっぺたケガしちゃってるわね」
「治してあげるわ」ズギュ―z_ン!
梓「あ…ありがとうございます」
花京院「それにしても…」
「何で中野さんはチャリオッツの剣から出てきたんだい?」
406: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:28:56.54 ID:b857m1aDO
梓「簡単なことですよ」
「澪先輩に対する攻撃を防いだとき、剣に溝を掘っておいたんです」
「私が捕まえたとき、どうにかして私を攻撃してくるだろうと思ったので」
花京院「なるほど…」
「攻撃された瞬間、剣の溝に身を隠した、と」
梓「そういうことです」
「あの速さは避けられないですし」
律「しかし…澪もよく
澪「あ!それよりジョジョは!?」
「ジョジョは大丈夫なのか!?」
律「ああ、あいつは大丈夫だよ」
「和がさっきまで治してくれてた」
「今はムギとジョセフさんが看てる」
澪「そっか…」ホッ
「澪先輩に対する攻撃を防いだとき、剣に溝を掘っておいたんです」
「私が捕まえたとき、どうにかして私を攻撃してくるだろうと思ったので」
花京院「なるほど…」
「攻撃された瞬間、剣の溝に身を隠した、と」
梓「そういうことです」
「あの速さは避けられないですし」
律「しかし…澪もよく
澪「あ!それよりジョジョは!?」
「ジョジョは大丈夫なのか!?」
律「ああ、あいつは大丈夫だよ」
「和がさっきまで治してくれてた」
「今はムギとジョセフさんが看てる」
澪「そっか…」ホッ
407: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:29:34.01 ID:b857m1aDO
和「多分もうすぐ目を覚ますと思うわ」
「私達が彼を見ておくから、二人は承太郎君に報告しに行ってきたら?」
梓「はい、ありがとうございます」
スタスタスタスタ
ジョセフ「二人とも…よくやったな」
澪「ありがとうございます…」
承太郎「……」スースー
澪「ジョジョ…」
承太郎「ん…」パチッ
「私達が彼を見ておくから、二人は承太郎君に報告しに行ってきたら?」
梓「はい、ありがとうございます」
スタスタスタスタ
ジョセフ「二人とも…よくやったな」
澪「ありがとうございます…」
承太郎「……」スースー
澪「ジョジョ…」
承太郎「ん…」パチッ
408: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:30:17.94 ID:S4NdagKDO
紬「承太郎君…傷は大丈夫?」
承太郎「…ああ」
「秋山と中野がいるってことは…」
澪「ジョジョ…勝ったよ、私達」
承太郎「そうか…」
「…頑張ったじゃあないか」フッ
澪「うん…頑張った…すごく…」
「すごく…」
承太郎「…ああ」
「秋山と中野がいるってことは…」
澪「ジョジョ…勝ったよ、私達」
承太郎「そうか…」
「…頑張ったじゃあないか」フッ
澪「うん…頑張った…すごく…」
「すごく…」
409: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:31:08.73 ID:b857m1aDO
澪「なあジョジョ…」
承太郎「…何だ?」
澪「もう…私は大丈夫だよ」
「私は…闘える…」
「もう逃げたりしない…私は…」
「誓うよ…」
承太郎「…秋山」
澪「ん…?」
承太郎「…何だ?」
澪「もう…私は大丈夫だよ」
「私は…闘える…」
「もう逃げたりしない…私は…」
「誓うよ…」
承太郎「…秋山」
澪「ん…?」
410: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:31:47.01 ID:S4NdagKDO
承太郎「…そんなに気張るな」
「…平沢達やじじい…俺もいる」
「つらくなったら…誰かに言えばいい」
「…支えてやるさ」
澪「う…ん…」ウルッ
「怖かった…すごく…」ポタポタ
「すごく…怖かったぁ…」ポタポタ
承太郎「やれやれ…いきなりか」ナデナデ
梓「あの…」
承太郎「どうした?」
梓「私のせいで…すみませんでした…」
「…平沢達やじじい…俺もいる」
「つらくなったら…誰かに言えばいい」
「…支えてやるさ」
澪「う…ん…」ウルッ
「怖かった…すごく…」ポタポタ
「すごく…怖かったぁ…」ポタポタ
承太郎「やれやれ…いきなりか」ナデナデ
梓「あの…」
承太郎「どうした?」
梓「私のせいで…すみませんでした…」
411: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:33:12.50 ID:b857m1aDO
承太郎「…お前のせいじゃあないさ」
梓「でも…私が避けきれなかったから…」
承太郎「いいんだ」
「…お前が無事なら…な」
梓「じょ…たろ…先輩…」ウルッ
「すみまぜんっ…ありがどうございましだっ…」ポタポタ
承太郎「やれやれ…」ナデナデ
梓「でも…私が避けきれなかったから…」
承太郎「いいんだ」
「…お前が無事なら…な」
梓「じょ…たろ…先輩…」ウルッ
「すみまぜんっ…ありがどうございましだっ…」ポタポタ
承太郎「やれやれ…」ナデナデ
412: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:33:58.15 ID:S4NdagKDO
紬「やっぱり…溜まっちゃいますよね…」
「澪ちゃんも梓ちゃんも…」
ジョセフ「澪ちゃんは怖がりで…」
「梓ちゃんは承太郎を傷つけたというショックがあっただろうしな…」
紬「今は…好きにさせてあげないといけないですね」
ジョセフ「ああ…」
(しかし…澪ちゃん…)
(まさか今日一日だけで自分を乗り越えるとはな…)
「澪ちゃんも梓ちゃんも…」
ジョセフ「澪ちゃんは怖がりで…」
「梓ちゃんは承太郎を傷つけたというショックがあっただろうしな…」
紬「今は…好きにさせてあげないといけないですね」
ジョセフ「ああ…」
(しかし…澪ちゃん…)
(まさか今日一日だけで自分を乗り越えるとはな…)
413: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:34:29.72 ID:b857m1aDO
唯「あ!この人のおでこ見て!」
律「これは…肉の芽か…」
和「この人も操られていたってわけね…」
花京院「承太郎に摘出してもらおう」
「まあ…しばらく後になりそうだが」フフッ
律「これは…肉の芽か…」
和「この人も操られていたってわけね…」
花京院「承太郎に摘出してもらおう」
「まあ…しばらく後になりそうだが」フフッ
414: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:35:27.59 ID:b857m1aDO
肉の芽摘出後の翌日!
承太郎「おい、質問がある」
ポルナレフ「何だ?」
承太郎「…お前…DIOには会ったことがあるのか?」
ポルナレフ「ああ」
「少し前になるが…エジプトでな」
花京院「やはり…エジプトか…」
承太郎「おい、質問がある」
ポルナレフ「何だ?」
承太郎「…お前…DIOには会ったことがあるのか?」
ポルナレフ「ああ」
「少し前になるが…エジプトでな」
花京院「やはり…エジプトか…」
415: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:36:05.22 ID:b857m1aDO
承太郎「…一体どういう成り行きで仲間になったんだ?」
ポルナレフ「…その前に一つ質問がある」
「じいさん…あんた手袋してるが…」
「両方『右手』じゃあないよな?」
ジョセフ「わしのこれは…」スッ
「見てのとおり義手じゃ」
ポルナレフ「そうか…すまなかった」
「…俺は両方とも『右手』の男を捜している」
律「両方とも『右手』…?」
ポルナレフ「ああ」
「そいつは…俺の妹を殺したんだッ…」
唯澪律紬梓和花ジ「!」
ポルナレフ「…その前に一つ質問がある」
「じいさん…あんた手袋してるが…」
「両方『右手』じゃあないよな?」
ジョセフ「わしのこれは…」スッ
「見てのとおり義手じゃ」
ポルナレフ「そうか…すまなかった」
「…俺は両方とも『右手』の男を捜している」
律「両方とも『右手』…?」
ポルナレフ「ああ」
「そいつは…俺の妹を殺したんだッ…」
唯澪律紬梓和花ジ「!」
416: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:36:57.89 ID:b857m1aDO
承太郎「…お前が肉の芽を植え付けられたのとどんな関係があるんだ?」
ポルナレフ「…DIOに会ったときに、そのことを言い当てられたんだ」
「そして…ヤツに協力をすれば…両方とも右手の男を捜しだしてやる…」
「あいつはそう言った…」
「…俺はどうしても…妹を殺したヤツをこの手で殺したい」
「妹の魂のやすらぎと尊厳のためにッ!」
唯澪律紬梓和承花ジ「……」
ポルナレフ「だから…協力すると言った」
「そうしたら…肉の芽を植えられ…」
「…お前らを殺すように命令されたんだ」
「俺はそれが正しいことだと信じた…」
承太郎「…なるほどな」
ポルナレフ「…DIOに会ったときに、そのことを言い当てられたんだ」
「そして…ヤツに協力をすれば…両方とも右手の男を捜しだしてやる…」
「あいつはそう言った…」
「…俺はどうしても…妹を殺したヤツをこの手で殺したい」
「妹の魂のやすらぎと尊厳のためにッ!」
唯澪律紬梓和承花ジ「……」
ポルナレフ「だから…協力すると言った」
「そうしたら…肉の芽を植えられ…」
「…お前らを殺すように命令されたんだ」
「俺はそれが正しいことだと信じた…」
承太郎「…なるほどな」
417: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:37:32.23 ID:b857m1aDO
律「あのさ…私達がDIOを倒す旅をしてるって知ってるよな?」
ポルナレフ「…ああ」
律「良かったら…一緒に来ないか?」
ポルナレフ「…気持ちだけ受け取っておくぜ」
「俺は俺で旅を続けるよ」
律「そっか…」
ポルナレフ「…ああ」
律「良かったら…一緒に来ないか?」
ポルナレフ「…気持ちだけ受け取っておくぜ」
「俺は俺で旅を続けるよ」
律「そっか…」
418: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:38:21.42 ID:S4NdagKDO
梓「あの…仮に私達がそいつを見つけた場合…」
「そのときはどうすればいいんですか…?」
ポルナレフ「そのときは…俺に代わって…妹に代わって…」
「ヤツを君達のスタンドで裁いてくれッ!」
梓「わかりました!」
澪「私達も頑張ります!」
ポルナレフ「ああ!」
「君達は強い!これからの旅…困難だらけだろうが…」
「お互い頑張ろうぜ!」
「そのときはどうすればいいんですか…?」
ポルナレフ「そのときは…俺に代わって…妹に代わって…」
「ヤツを君達のスタンドで裁いてくれッ!」
梓「わかりました!」
澪「私達も頑張ります!」
ポルナレフ「ああ!」
「君達は強い!これからの旅…困難だらけだろうが…」
「お互い頑張ろうぜ!」
419: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:39:02.56 ID:b857m1aDO
ジョセフ「わし達は船で行くから、ここらでお別れじゃ」
「健闘を祈っておるぞ」スッ
ポルナレフ「じいさんもな」ガシッ
「それじゃあ、俺は先にエジプト方面へ向かう」
「そうそう、治療してくれて感謝するぜ」
和「いえ、そんな…」
ポルナレフ「それじゃあ本当にさよならだ」
「またどこかで会えたらいいな」スタスタ
「健闘を祈っておるぞ」スッ
ポルナレフ「じいさんもな」ガシッ
「それじゃあ、俺は先にエジプト方面へ向かう」
「そうそう、治療してくれて感謝するぜ」
和「いえ、そんな…」
ポルナレフ「それじゃあ本当にさよならだ」
「またどこかで会えたらいいな」スタスタ
420: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:40:04.03 ID:b857m1aDO
唯「またねー!」
紬「頑張ってくださーい!」
花京院「さあ、僕達も船に乗り込もう」
本体名―J・P・ポルナレフ
スタンド名―シルバーチャリオッツ
―敗北―
―肉の芽摘出後、単身で両方とも『右手』の男の捜索へ―
承太郎一行
―船をチャーターし、シンガポールへ―
To Be Continued…
紬「頑張ってくださーい!」
花京院「さあ、僕達も船に乗り込もう」
本体名―J・P・ポルナレフ
スタンド名―シルバーチャリオッツ
―敗北―
―肉の芽摘出後、単身で両方とも『右手』の男の捜索へ―
承太郎一行
―船をチャーターし、シンガポールへ―
To Be Continued…
421: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/15(土) 22:50:39.32 ID:S4NdagKDO
補足
多分気になったと思うので
ポルナレフ「また後ろかッ!?」
「チャリオッツ!円陣を組んで全方向攻撃だッ!」
澪「残念だな…上だッ!」
ポルナレフ「こ…これはッ…」バッ
ポルナレフが見上げたその先には!
律「澪ォォオーーーーーッ!」
「パンツが見えるぞォォォオオオオオオッ!」
澪「パンツじゃないから恥ずかしくないッ!」
その先には!スパッツがあったッ!
律「あ、そういやみんなそうだった」
紬「便利よね、スパッツ」
唯「だよね~」
「タイツだとちょっと透けちゃうから重宝するよ~」
ジョセフ「オホッ///」
多分気になったと思うので
ポルナレフ「また後ろかッ!?」
「チャリオッツ!円陣を組んで全方向攻撃だッ!」
澪「残念だな…上だッ!」
ポルナレフ「こ…これはッ…」バッ
ポルナレフが見上げたその先には!
律「澪ォォオーーーーーッ!」
「パンツが見えるぞォォォオオオオオオッ!」
澪「パンツじゃないから恥ずかしくないッ!」
その先には!スパッツがあったッ!
律「あ、そういやみんなそうだった」
紬「便利よね、スパッツ」
唯「だよね~」
「タイツだとちょっと透けちゃうから重宝するよ~」
ジョセフ「オホッ///」
429: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:43:27.16 ID:eeEfXpaDO
甲板!
唯「この船おっきいね~」
律「だな~」
「鬼ごっこでもするか?」
澪「アホか…」
梓「疲れちゃいました…」
「すごく眠いです…」
紬「梓ちゃん頑張ってたもんね」フフッ
唯「この船おっきいね~」
律「だな~」
「鬼ごっこでもするか?」
澪「アホか…」
梓「疲れちゃいました…」
「すごく眠いです…」
紬「梓ちゃん頑張ってたもんね」フフッ
430: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:43:57.71 ID:irMUcAvDO
承太郎「おい、シンガポールまでは何日かかるんだ?」
ジョセフ「三日だな」
「だから三日間は船の上での生活になる」
承太郎「お前…酔うなよ」
唯「大丈夫だよ~」
「承太郎君は心配性ですな~」
律「心配性っていうか…」
(唯が夏フェスの時にジョジョを恐怖させたんだけどな…)
ジョセフ「三日だな」
「だから三日間は船の上での生活になる」
承太郎「お前…酔うなよ」
唯「大丈夫だよ~」
「承太郎君は心配性ですな~」
律「心配性っていうか…」
(唯が夏フェスの時にジョジョを恐怖させたんだけどな…)
431: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:44:31.97 ID:eeEfXpaDO
花京院「しかし…今日は風が強いな」
梓「ほんとですね」
船上では敵に襲われる気配もなく…
全員が安心しきっていた
とりとめのない話をしていると…
ビヒュオン!
澪「きゃっ!」バサバサッ
突如、突風が吹いたッ
梓「ほんとですね」
船上では敵に襲われる気配もなく…
全員が安心しきっていた
とりとめのない話をしていると…
ビヒュオン!
澪「きゃっ!」バサバサッ
突如、突風が吹いたッ
432: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:45:11.03 ID:eeEfXpaDO
律「きゃっ!だってよ」ニヤニヤ
澪「う、うるさい!///」
そして…その突風に承太郎の帽子が攫われてしまった
和「あ…承太郎君の帽子…」
ポチャン
紬「落ちちゃったわね…」
承太郎「…やれやれ」
「取ってくるから浮き輪でも投げ込んでくれ」
澪「う、うるさい!///」
そして…その突風に承太郎の帽子が攫われてしまった
和「あ…承太郎君の帽子…」
ポチャン
紬「落ちちゃったわね…」
承太郎「…やれやれ」
「取ってくるから浮き輪でも投げ込んでくれ」
433: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:45:59.52 ID:irMUcAvDO
紬「取ってくるって…かなり高いわよ?」
承太郎「あれしか持ってきてないんだ」
「シンガポールに売っているかも怪しいしな」
花京院「まあ待て承太郎」
「この高さなら僕のハイエロファントグリーンで十分届く」
承太郎「そうか…それじゃあ頼む」
花京院「ハイエロファントグリーン、承太郎の帽子を取ってくるんだ」
ハイエロファントグリーンは承太郎の帽子の方へ向かう
少し離れたところから…何かが向かっていることに気づかずに…
承太郎「あれしか持ってきてないんだ」
「シンガポールに売っているかも怪しいしな」
花京院「まあ待て承太郎」
「この高さなら僕のハイエロファントグリーンで十分届く」
承太郎「そうか…それじゃあ頼む」
花京院「ハイエロファントグリーン、承太郎の帽子を取ってくるんだ」
ハイエロファントグリーンは承太郎の帽子の方へ向かう
少し離れたところから…何かが向かっていることに気づかずに…
434: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:46:53.49 ID:irMUcAvDO
梓「あの…あそこに浮かんでるのって…」
唯「え…あ…あれ…って…」
澪「サ…メ…?」
そう…梓達が見たものは…確かにサメであった…
だが…その周りは真っ赤に染まり…
そのサメはきれいに二等分されていたのだッ
唯「え…あ…あれ…って…」
澪「サ…メ…?」
そう…梓達が見たものは…確かにサメであった…
だが…その周りは真っ赤に染まり…
そのサメはきれいに二等分されていたのだッ
435: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:47:35.82 ID:eeEfXpaDO
そして!紬はハイエロファントの下から何かが迫ってきているのを見るッ!
紬「ハイエロファントグリーンの下から何か迫ってきてる!」
「花京院君!早くハイエロファントグリーンを引き上げて!」
花京院「ああ!すぐに引き上げるッ!」バヒュン!
ザバァッ!
ハイエロファントグリーンを引き上げたのと同時に…
海面が凄まじい水しぶきをあげたッ!
紬「ハイエロファントグリーンの下から何か迫ってきてる!」
「花京院君!早くハイエロファントグリーンを引き上げて!」
花京院「ああ!すぐに引き上げるッ!」バヒュン!
ザバァッ!
ハイエロファントグリーンを引き上げたのと同時に…
海面が凄まじい水しぶきをあげたッ!
436: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:48:10.38 ID:eeEfXpaDO
和「あれは…影の形から見てもサメじゃあなかったわ…」
「敵スタンドよッ!」
「この船内に敵スタンド使いがいるッ!」
花京院「…承太郎、帽子だ」ポイッ
「そして…帽子を被ったら船内に行こう」
承太郎「…ああ」
承太郎達が船内へ行こうとしたその時…
一人の男が現れた…
「敵スタンドよッ!」
「この船内に敵スタンド使いがいるッ!」
花京院「…承太郎、帽子だ」ポイッ
「そして…帽子を被ったら船内に行こう」
承太郎「…ああ」
承太郎達が船内へ行こうとしたその時…
一人の男が現れた…
437: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:48:53.76 ID:eeEfXpaDO
男「随分騒がれているようですが…」
「何かありましたか?」
紬「……」
ジョセフ「…船長」
船長と呼ばれたその男は…
優しい口調で尋ねた…
ジョセフ「いや…特に
ジョセフが船長の問いに答えようとしたその時!
口を挟んだ者がいた!
「何かありましたか?」
紬「……」
ジョセフ「…船長」
船長と呼ばれたその男は…
優しい口調で尋ねた…
ジョセフ「いや…特に
ジョセフが船長の問いに答えようとしたその時!
口を挟んだ者がいた!
438: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:50:10.22 ID:irMUcAvDO
紬「…密航者がいました」
唯澪律梓和承花ジ「!?」
唯達は当然驚く…
何しろ、紬が突然嘘を言いだしたのだ
甲板には密航者などおらず…騒いでいたのは自分達だけ…
唯達には紬の意図が理解できなかった…
唯澪律梓和承花ジ「!?」
唯達は当然驚く…
何しろ、紬が突然嘘を言いだしたのだ
甲板には密航者などおらず…騒いでいたのは自分達だけ…
唯達には紬の意図が理解できなかった…
439: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:50:45.35 ID:irMUcAvDO
澪「おいムギ!そんな
船長「…それは本当かね?」
紬「はい」
「それで、船長に知らせるか揉めていたところなんです」
「そうよね、みんな?」クルッ
紬は唯達の方を振り向き…
小さく頷いた…
私の話に合わせて…
そう訴えるかのように
承太郎「ああ」
「そこの黒髪のヤツ何かが知らせたくないと言い出してな」
律「まったくだよ」
「さっきもムギを非難してさ」
「船長にはお世話になってるんだから、知らせるのが当然だろ」
船長「…それは本当かね?」
紬「はい」
「それで、船長に知らせるか揉めていたところなんです」
「そうよね、みんな?」クルッ
紬は唯達の方を振り向き…
小さく頷いた…
私の話に合わせて…
そう訴えるかのように
承太郎「ああ」
「そこの黒髪のヤツ何かが知らせたくないと言い出してな」
律「まったくだよ」
「さっきもムギを非難してさ」
「船長にはお世話になってるんだから、知らせるのが当然だろ」
440: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:51:58.11 ID:eeEfXpaDO
澪「で、でも…シンガポールにいるお父さんに会いに行くだけなんだろ!?」
唯「……」
唯には理解できなかった…
なぜみんな紬の話に合わせ始めたのか…
そして、紬が一番懸念していたのも唯であった
唯がたった一言…
「何のことを話してるの?」
こう言えば全てが崩れ去る…
そして…今唯が口を開こうとしている…
紬は祈った…
あくびであってッ!
と!
だが!その祈りは天に届かなかったッ!
唯「……」
唯には理解できなかった…
なぜみんな紬の話に合わせ始めたのか…
そして、紬が一番懸念していたのも唯であった
唯がたった一言…
「何のことを話してるの?」
こう言えば全てが崩れ去る…
そして…今唯が口を開こうとしている…
紬は祈った…
あくびであってッ!
と!
だが!その祈りは天に届かなかったッ!
441: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:52:41.33 ID:irMUcAvDO
唯「そうだよ!かわいそうだよ!」
奇跡だったッ!
唯は空気を読んだのだッ!
これでうまくいくッ!
紬は確信したッ!
紬「確かにかわいそうだけど…」
「密航はやったらいけないことなの」
「船長、お願いできますか?」
船長「うむ」
「これから密航者になめられてもいけないしね」
「それで…どこにいるんだい?」
奇跡だったッ!
唯は空気を読んだのだッ!
これでうまくいくッ!
紬は確信したッ!
紬「確かにかわいそうだけど…」
「密航はやったらいけないことなの」
「船長、お願いできますか?」
船長「うむ」
「これから密航者になめられてもいけないしね」
「それで…どこにいるんだい?」
442: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:53:32.54 ID:irMUcAvDO
紬「…私の傍の椅子の後ろに」
「ちょうど船長からは見えない位置です」ズギュ―z_ン!
唯澪律梓和承花ジ「!」
船長「そうか…それなら私が向かおう」
椅子の後ろに紬のスタンドが現れ…たくあんのような眉毛が取れたッ!
そして!紬のスタンドは変形していく!
それを見、唯達はやっと紬の意図を理解したッ!
「ちょうど船長からは見えない位置です」ズギュ―z_ン!
唯澪律梓和承花ジ「!」
船長「そうか…それなら私が向かおう」
椅子の後ろに紬のスタンドが現れ…たくあんのような眉毛が取れたッ!
そして!紬のスタンドは変形していく!
それを見、唯達はやっと紬の意図を理解したッ!
443: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:54:15.82 ID:eeEfXpaDO
船長「……」スタスタ
紬「まだ…後ろにいます」
船長「どれ…」スッ
船長が椅子の後ろを覗き込む…
船長「…こいつか」
紬「みんなッ!この人がスタンド使いよッ!」
唯澪律梓和承花ジ「!」
スタンドが見えるのはスタンド使いだけッ!
紬はこれを利用したのだッ!
紬「まだ…後ろにいます」
船長「どれ…」スッ
船長が椅子の後ろを覗き込む…
船長「…こいつか」
紬「みんなッ!この人がスタンド使いよッ!」
唯澪律梓和承花ジ「!」
スタンドが見えるのはスタンド使いだけッ!
紬はこれを利用したのだッ!
444: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:54:46.66 ID:eeEfXpaDO
紬「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
船長「がべッ!」ドシャアッ!
律「うお…すっげ…」
梓「はい…何もかも圧倒的っていうか…」
花京院「本当に最近まで女子高生だったのかな?」
澪「怪しいな…」
船長「がべッ!」ドシャアッ!
律「うお…すっげ…」
梓「はい…何もかも圧倒的っていうか…」
花京院「本当に最近まで女子高生だったのかな?」
澪「怪しいな…」
446: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:56:08.09 ID:irMUcAvDO
梓「でも、よく船長がスタンド使いってわかりましたね」
紬「船員…みんなに…やるつもりだったの…」
「そして…残念…だけど…」
「まだ…終わって…ない…みたい…」
激しく疲労している紬の手には…
フジツボがびっしり生えていたッ!
澪「ヒ、ヒィィイ…」
律「何かごめんな、澪…」
「ていうか!それどうしたんだよ!?」
紬「船員…みんなに…やるつもりだったの…」
「そして…残念…だけど…」
「まだ…終わって…ない…みたい…」
激しく疲労している紬の手には…
フジツボがびっしり生えていたッ!
澪「ヒ、ヒィィイ…」
律「何かごめんな、澪…」
「ていうか!それどうしたんだよ!?」
447: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:56:47.20 ID:eeEfXpaDO
紬「わか…らない…」
「彼を攻撃したら…いつのまにか…」
「気を…つけて…」
「このフジツボ…エネルギー…を…奪うみたい…」
和「ヤバいわね…」
「急がないと!」
船長「ぐッ…」ムクリ
「してやられたぜ…」
「まさか…こんな方法で見破られるとはな…」
「彼を攻撃したら…いつのまにか…」
「気を…つけて…」
「このフジツボ…エネルギー…を…奪うみたい…」
和「ヤバいわね…」
「急がないと!」
船長「ぐッ…」ムクリ
「してやられたぜ…」
「まさか…こんな方法で見破られるとはな…」
448: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:57:35.90 ID:eeEfXpaDO
花京院「エメラルドスプラッシュ!」ドバァ!
船長「おっと!」スッ
船長は船から飛び降りる!
船長「くっくっ…」
「俺を倒したければ海中にこいッ!」
「水中は俺のホームグラウンドだ!」
「何なら全員でかかってきてもいいぞ!」
バシャァーン!
船長「おっと!」スッ
船長は船から飛び降りる!
船長「くっくっ…」
「俺を倒したければ海中にこいッ!」
「水中は俺のホームグラウンドだ!」
「何なら全員でかかってきてもいいぞ!」
バシャァーン!
449: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:58:03.33 ID:eeEfXpaDO
律「なあ…無視すればよくね?」
和「ダメよ…船を壊されるかもしれないわ」
「それに、フジツボに射程距離があるかもわからない…」
花京院「僕が行こう」
「みんなは琴吹さんを看ていてくれ」スッ
梓「花京院先輩無事に帰ってきてくださいね!」
花京院「ああ!」
ザバァッ!
和「ダメよ…船を壊されるかもしれないわ」
「それに、フジツボに射程距離があるかもわからない…」
花京院「僕が行こう」
「みんなは琴吹さんを看ていてくれ」スッ
梓「花京院先輩無事に帰ってきてくださいね!」
花京院「ああ!」
ザバァッ!
451: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 22:59:20.40 ID:irMUcAvDO
船長「…お前一人だけか」
花京院「僕一人で十分さ」
船長「…随分なめた口をきいてくれるじゃあねえか」
花京院は考えていた…
飛び込んだはいいが…
果たして水中で、呼吸はどれほど保つのか…
小さい頃にお風呂でどれくらい呼吸を止められるかやったりしたが…
時間なんか覚えてないし、覚えていてもあてになるはずがない…
これは…短期決戦に持ち込むしかない…!
花京院「僕一人で十分さ」
船長「…随分なめた口をきいてくれるじゃあねえか」
花京院は考えていた…
飛び込んだはいいが…
果たして水中で、呼吸はどれほど保つのか…
小さい頃にお風呂でどれくらい呼吸を止められるかやったりしたが…
時間なんか覚えてないし、覚えていてもあてになるはずがない…
これは…短期決戦に持ち込むしかない…!
452: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:00:34.34 ID:eeEfXpaDO
花京院「エメラルドスプラァアーーーッシュ!」ドババァ!
船長「きかねえよ!」ズバァ!
いつもより倍以上のエメラルドスプラッシュを放つ!
しかし!それは船長のスタンドにより全て切断されたッ!
花京院「なッ…」
船長「フフフ…メロンのゼリーでも投げたのか?」
「あまりにも切りやすかったぜ」
船長「きかねえよ!」ズバァ!
いつもより倍以上のエメラルドスプラッシュを放つ!
しかし!それは船長のスタンドにより全て切断されたッ!
花京院「なッ…」
船長「フフフ…メロンのゼリーでも投げたのか?」
「あまりにも切りやすかったぜ」
453: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:01:25.74 ID:eeEfXpaDO
船長「そして…更に驚かせてやろう」
「俺のスタンド!ダークブルームーンはッ!」
船長のスタンド、ダークブルームーンは船のスクリューに近づき…
自身の水掻きをスクリューにぶち当てたッ!
バキィン!
するとッ!
スクリューは見るも無惨な姿に変わっていたッ!
船長「回転しているスクリューすら破壊できる…」
「お前に勝ち目はなァァアーーーいッ!」
「俺のスタンド!ダークブルームーンはッ!」
船長のスタンド、ダークブルームーンは船のスクリューに近づき…
自身の水掻きをスクリューにぶち当てたッ!
バキィン!
するとッ!
スクリューは見るも無惨な姿に変わっていたッ!
船長「回転しているスクリューすら破壊できる…」
「お前に勝ち目はなァァアーーーいッ!」
454: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:02:19.88 ID:eeEfXpaDO
花京院は思う…
確かに…今の状況では勝ち目がない…
ヤツがあそこまで自信を持っていた理由がわかる…
とりあえず…今は水面に行こう
呼吸を整えて…それから考えよう、ヤツを倒す方法は…
幸いにも今、ヤツのスタンドはスクリューの方にいる…
今しかチャンスはない!
そして花京院は水面へ向けて泳ぎ出す!
船長「ククク…」
「水面へ逃れるつもりか?」
「その前に…周りを見た方がいいぜッ!」
花京院「こ、これはッ!」
確かに…今の状況では勝ち目がない…
ヤツがあそこまで自信を持っていた理由がわかる…
とりあえず…今は水面に行こう
呼吸を整えて…それから考えよう、ヤツを倒す方法は…
幸いにも今、ヤツのスタンドはスクリューの方にいる…
今しかチャンスはない!
そして花京院は水面へ向けて泳ぎ出す!
船長「ククク…」
「水面へ逃れるつもりか?」
「その前に…周りを見た方がいいぜッ!」
花京院「こ、これはッ!」
455: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:02:59.37 ID:eeEfXpaDO
花京院が見たものは、唯達も船上で見ていたッ!
梓「何ですか!この大きい渦!」
ジョセフ「これはヤツのスタンドが作りだしたものだ!」
「わしは他の船員にこのことを伝えるッ」
「船もヤバいことになるかもしれんッ!」ダダダダ
梓「何ですか!この大きい渦!」
ジョセフ「これはヤツのスタンドが作りだしたものだ!」
「わしは他の船員にこのことを伝えるッ」
「船もヤバいことになるかもしれんッ!」ダダダダ
456: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:05:04.23 ID:irMUcAvDO
唯「花京院君…助けに行かなきゃ!」
承太郎「…無理だ」
唯「ど、どうして…」
承太郎「渦をよく見るんだ」
「何か光っているものがある」
律「本当だ…」
「何だあれ…」
承太郎「おそらく…ヤツの鱗でも流してるんだろう」
「今飛び込めば俺達がズタズタになっちまう」
澪「じゃあ…どうすることも…」
承太郎「…ああ」
「…全て…花京院に任せるしかない」
承太郎「…無理だ」
唯「ど、どうして…」
承太郎「渦をよく見るんだ」
「何か光っているものがある」
律「本当だ…」
「何だあれ…」
承太郎「おそらく…ヤツの鱗でも流してるんだろう」
「今飛び込めば俺達がズタズタになっちまう」
澪「じゃあ…どうすることも…」
承太郎「…ああ」
「…全て…花京院に任せるしかない」
457: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:05:50.61 ID:eeEfXpaDO
その頃…花京院は水面に行くことを諦めていた
この渦の中…無駄に泳いで体力を消耗するわけにはいかない…
そして再び…海中でどう倒すかを思案していた
だが!花京院にあるものが襲い掛かるッ
花京院「これは…鱗かッ!」
船長「その通り!」
「鱗でぶつ切りになれッ!」
この渦の中…無駄に泳いで体力を消耗するわけにはいかない…
そして再び…海中でどう倒すかを思案していた
だが!花京院にあるものが襲い掛かるッ
花京院「これは…鱗かッ!」
船長「その通り!」
「鱗でぶつ切りになれッ!」
458: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:06:59.27 ID:eeEfXpaDO
花京院「うおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
「エメラルドスプラァァアアアーーーーーーッシュ!」ドバババババァ!
花京院はエメラルドスプラッシュで鱗を弾こうとする!
しかし!鱗の量はあまりにも多く!的が小さすぎたッ!
エメラルドスプラッシュは全ての鱗には当てられず…
結果!外した分無駄に体力を消耗することになったのだッ!
「エメラルドスプラァァアアアーーーーーーッシュ!」ドバババババァ!
花京院はエメラルドスプラッシュで鱗を弾こうとする!
しかし!鱗の量はあまりにも多く!的が小さすぎたッ!
エメラルドスプラッシュは全ての鱗には当てられず…
結果!外した分無駄に体力を消耗することになったのだッ!
459: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:08:15.22 ID:irMUcAvDO
花京院「ぐはッ!」ズバババ!
花京院は鱗に切り刻まれるッ!
そして…意識を失いそうになっていた!
呼吸が限界に近づいてきたのだ!
しかし…花京院は希望を捨ててはいなかったッ!
船長「さて…もうすぐ決着をつけるか…」
「他のヤツも相手しないといけないしな」
花京院「そう…だな…」
「これから…何人…か…わから…ないが…」
「DIOの…手下…を…倒さな…いと…いけない…」
船長「てめえ…まだなめた口をきくか…」
「ぶっ殺すッ!」
この時船長は何かが背後から近づいてきているのに気づいていなかったッ
花京院は鱗に切り刻まれるッ!
そして…意識を失いそうになっていた!
呼吸が限界に近づいてきたのだ!
しかし…花京院は希望を捨ててはいなかったッ!
船長「さて…もうすぐ決着をつけるか…」
「他のヤツも相手しないといけないしな」
花京院「そう…だな…」
「これから…何人…か…わから…ないが…」
「DIOの…手下…を…倒さな…いと…いけない…」
船長「てめえ…まだなめた口をきくか…」
「ぶっ殺すッ!」
この時船長は何かが背後から近づいてきているのに気づいていなかったッ
460: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:09:00.25 ID:irMUcAvDO
花京院「くら…え…」
「エメラルド…スプラッシュだッ…」
船長「な…」クルッ
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」ドゴドゴドゴドゴォ!
背後から迫っていたのはエメラルドスプラッシュだった!
外れたかと思っていたエメラルドスプラッシュは…
渦によって迂回しッ!船長に直撃したのだッ!
「エメラルド…スプラッシュだッ…」
船長「な…」クルッ
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」ドゴドゴドゴドゴォ!
背後から迫っていたのはエメラルドスプラッシュだった!
外れたかと思っていたエメラルドスプラッシュは…
渦によって迂回しッ!船長に直撃したのだッ!
461: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:10:03.15 ID:irMUcAvDO
花京院「お前の…敗因…を教えて…やる…」
「…『ぶっ殺す』…お前が…行動する…より…」
「先に…それ…を…言ったのが…間違い…だ…」
「承太郎…達に…『ぶっ殺した』…」
「後でそう…言っていたら…お前の勝ち…だった…」
「その…一瞬の…差だった…」
船長「……………」パクパク
「…『ぶっ殺す』…お前が…行動する…より…」
「先に…それ…を…言ったのが…間違い…だ…」
「承太郎…達に…『ぶっ殺した』…」
「後でそう…言っていたら…お前の勝ち…だった…」
「その…一瞬の…差だった…」
船長「……………」パクパク
462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:10:35.11 ID:eeEfXpaDO
その頃の船上では、渦の消滅が確認されていた
和「消えた…わね…」
律「花京院を助けに…」
承太郎「待て…もしかしたら渦を止めただけかもしれない」
紬「大丈夫…花京院君は倒してくれたわ…」
「フジツボが…消えていってる」
梓「本当だ…良かった…」
和「消えた…わね…」
律「花京院を助けに…」
承太郎「待て…もしかしたら渦を止めただけかもしれない」
紬「大丈夫…花京院君は倒してくれたわ…」
「フジツボが…消えていってる」
梓「本当だ…良かった…」
463: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:11:18.11 ID:irMUcAvDO
澪「それじゃあ私が助けにいくよ」
「多分この距離でも届くと思う」
「青春バイブレーション、花京院をここにテレポートさせてくれ」
唯「便利だね~、澪ちゃんのスタンド」
律「学園祭の前に発現してたら楽器運ぶ必要なかったのにな」
承太郎「…お前らは軽いのしか運ばなかっただろう」
律「てへっ♪」
「多分この距離でも届くと思う」
「青春バイブレーション、花京院をここにテレポートさせてくれ」
唯「便利だね~、澪ちゃんのスタンド」
律「学園祭の前に発現してたら楽器運ぶ必要なかったのにな」
承太郎「…お前らは軽いのしか運ばなかっただろう」
律「てへっ♪」
465: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:12:27.64 ID:irMUcAvDO
澪「…来るッ」
シュン!
花京院「ゲホッゲホッ!」
和「花京院君!」タタタタ
梓「大丈夫ですか!?」
花京院「ああ…」
「少し…切り傷があるぐらいさ」
和「それじゃあ治すから傷口を見せて」
花京院「ああ…」バサッ
シュン!
花京院「ゲホッゲホッ!」
和「花京院君!」タタタタ
梓「大丈夫ですか!?」
花京院「ああ…」
「少し…切り傷があるぐらいさ」
和「それじゃあ治すから傷口を見せて」
花京院「ああ…」バサッ
466: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:13:09.61 ID:eeEfXpaDO
澪「うわ…ひどい…」
花京院「大丈夫さ…そこまで痛くないし」
和「それじゃあ…治すわよ」ピトッ
花京院「痛ッ!」
梓「痛いんじゃないですか…」
唯「がまんしすぎだよ~」
花京院「大丈夫さ…そこまで痛くないし」
和「それじゃあ…治すわよ」ピトッ
花京院「痛ッ!」
梓「痛いんじゃないですか…」
唯「がまんしすぎだよ~」
467: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:14:26.09 ID:irMUcAvDO
ジョセフ「オーマイゴォォオーーーッド!」ダダダダ
承太郎「どうした?」
ジョセフ「あいつ、船内に爆弾を仕掛けていた!」
「いきなり起動しやがったぞ!」
紬「倒されたら…起動する仕掛けだったのね」
ジョセフ「お!花京院はヤツを倒したのか!よくやった!」
「治療は早くしてくれ!間に合わないッ!」
和「はいッ!」ババババババババババババ
花京院「痛たたたたたたたたたたたたたたたたた!」
律(ラッシュか…容赦ねえ…)
(仕方ないけどさ…)
承太郎「どうした?」
ジョセフ「あいつ、船内に爆弾を仕掛けていた!」
「いきなり起動しやがったぞ!」
紬「倒されたら…起動する仕掛けだったのね」
ジョセフ「お!花京院はヤツを倒したのか!よくやった!」
「治療は早くしてくれ!間に合わないッ!」
和「はいッ!」ババババババババババババ
花京院「痛たたたたたたたたたたたたたたたたた!」
律(ラッシュか…容赦ねえ…)
(仕方ないけどさ…)
468: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/19(水) 23:15:28.43 ID:eeEfXpaDO
ジョセフ「全員走れッ!」
「救命ボートに乗り込めェェーーーッ!」
和「早く走ってッ!」タタタタ
花京院「さっきまで怪我人だったのにッ!」ダダダダ
和「今は元気でしょッ!」タタタタ
承太郎「全員乗ったぞッ!」
ジョセフ「よしッ!落とすぞォォオーーーーーーッ!」
バシャァーン!
ボンボンドゴォーン!
本体名―キャプテン・テニール
スタンド名―ダークブルームーン
―再起不能―
承太郎達が乗っていた船
―再起不能―
承太郎一行
―救命ボートにて助けを待つ―
To Be Continued…
「救命ボートに乗り込めェェーーーッ!」
和「早く走ってッ!」タタタタ
花京院「さっきまで怪我人だったのにッ!」ダダダダ
和「今は元気でしょッ!」タタタタ
承太郎「全員乗ったぞッ!」
ジョセフ「よしッ!落とすぞォォオーーーーーーッ!」
バシャァーン!
ボンボンドゴォーン!
本体名―キャプテン・テニール
スタンド名―ダークブルームーン
―再起不能―
承太郎達が乗っていた船
―再起不能―
承太郎一行
―救命ボートにて助けを待つ―
To Be Continued…
488: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:49:26.92 ID:PioxgS9DO
救命ボート!
澪「つ、疲れた…」
ジョセフ「救助されたら街のホテルに泊まろう」
「救難信号はうったし、もうすぐ助けがくるはずだ」
律「それにしてもいい天気だな~」
唯「だね~」
「水着でも持ってくれば良かったよ」
梓「寒中水泳でもするつもりですか…」
唯「やだな~あずにゃん」
「冗談だよ~♪」
梓「唯先輩はどれが冗談か分からないんですよ…」
澪「つ、疲れた…」
ジョセフ「救助されたら街のホテルに泊まろう」
「救難信号はうったし、もうすぐ助けがくるはずだ」
律「それにしてもいい天気だな~」
唯「だね~」
「水着でも持ってくれば良かったよ」
梓「寒中水泳でもするつもりですか…」
唯「やだな~あずにゃん」
「冗談だよ~♪」
梓「唯先輩はどれが冗談か分からないんですよ…」
489: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:50:35.45 ID:PioxgS9DO
船員1「なあ…」
紬「どうかしましたか?」
船員1「君達はいったい何なんだ…?」
紬「えっと…世界一周旅行の途中です」
船員2「だが…君達はあの海に浮かんでたヤツを倒したんだろう?」
紬「まあ…彼は…悪い人なので…」
船員3「悪い人…?」
紬「…すみません」
「…この話はもう…」
紬「どうかしましたか?」
船員1「君達はいったい何なんだ…?」
紬「えっと…世界一周旅行の途中です」
船員2「だが…君達はあの海に浮かんでたヤツを倒したんだろう?」
紬「まあ…彼は…悪い人なので…」
船員3「悪い人…?」
紬「…すみません」
「…この話はもう…」
490: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:51:10.17 ID:PioxgS9DO
船員4「…最後に一つだけ聞かせてくれ」
紬「…何ですか?」
船員4「ヤツは俺達の船長の服を着ていた…」
「俺達の船長は…どこにいるんだ?」
紬「それは…」
ジョセフ「船長は…我々が捜索する」
「だが…あまり期待しないでくれ…」
船員4「そう…か…」
紬「…何ですか?」
船員4「ヤツは俺達の船長の服を着ていた…」
「俺達の船長は…どこにいるんだ?」
紬「それは…」
ジョセフ「船長は…我々が捜索する」
「だが…あまり期待しないでくれ…」
船員4「そう…か…」
491: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:52:14.11 ID:PioxgS9DO
唯「……」
律「あれ?唯、どした?」
唯「よ…酔った…」
承太郎「やれやれ…」
「学ランなら貸してやるから寝ておけ」スッ
唯「ありがと…」バサッ
紬「唯ちゃん、ひざ枕してあげよっか?」
唯「あ…お言葉に甘えて…」トスッ
律「あれ?唯、どした?」
唯「よ…酔った…」
承太郎「やれやれ…」
「学ランなら貸してやるから寝ておけ」スッ
唯「ありがと…」バサッ
紬「唯ちゃん、ひざ枕してあげよっか?」
唯「あ…お言葉に甘えて…」トスッ
492: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:52:57.79 ID:PioxgS9DO
澪「寝心地良さそうだな」
紬「澪ちゃんも今度してあげる♪」
澪「わ、私は…」
律「そんじゃあ私がしてもらお~」
梓「あ、それじゃあ私もいいですか?」
紬「ええ、いいわよ♪」
澪「え…」
「こ、子どもだな~、二人とも!」
律「まだ子どもだも~ん!」
紬「澪ちゃんも今度してあげる♪」
澪「わ、私は…」
律「そんじゃあ私がしてもらお~」
梓「あ、それじゃあ私もいいですか?」
紬「ええ、いいわよ♪」
澪「え…」
「こ、子どもだな~、二人とも!」
律「まだ子どもだも~ん!」
493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:53:46.18 ID:PioxgS9DO
和「本当は澪もしてもらいたいんじゃない?」
紬「してあげるよ、澪ちゃん?」
澪「ム、ムギがそこまで言うなら…」
律梓和「……」ニヤニヤ
花京院「承太郎はしてもらわないでいいのかい?」
承太郎「…アホか」
ジョセフ「それじゃあわしが…」
承太郎「…花京院…サメってやつは服も食うのか?」
ジョセフ「冗談じゃ冗談!」
「この状況じゃあシャレにならんぞ!」
紬「してあげるよ、澪ちゃん?」
澪「ム、ムギがそこまで言うなら…」
律梓和「……」ニヤニヤ
花京院「承太郎はしてもらわないでいいのかい?」
承太郎「…アホか」
ジョセフ「それじゃあわしが…」
承太郎「…花京院…サメってやつは服も食うのか?」
ジョセフ「冗談じゃ冗談!」
「この状況じゃあシャレにならんぞ!」
494: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:54:46.32 ID:PioxgS9DO
船員5「おいッ!後ろを見てくれッ!」
船員の一人が突然叫びだした…
全員が後ろを振り向いたその先にはッ
巨大な貨物船があったッ!
船員3「た、助かった!」
澪「救難信号を受けてくれたんだ!」
「本当に良かった…」
船員の一人が突然叫びだした…
全員が後ろを振り向いたその先にはッ
巨大な貨物船があったッ!
船員3「た、助かった!」
澪「救難信号を受けてくれたんだ!」
「本当に良かった…」
495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:55:31.06 ID:PioxgS9DO
律「階段がある!早く上ろう!」
承太郎「…じじい」
ジョセフ「何だ?」
承太郎「この船…何かおかしくないか?」
ジョセフ「お前…何を考えている?」
承太郎「…タラップが降りているのに誰も来ねえ」
「普通…何か声をかけるはずだぜ」
承太郎「…じじい」
ジョセフ「何だ?」
承太郎「この船…何かおかしくないか?」
ジョセフ「お前…何を考えている?」
承太郎「…タラップが降りているのに誰も来ねえ」
「普通…何か声をかけるはずだぜ」
496: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:56:01.44 ID:PioxgS9DO
ジョセフ「…これが幽霊船だとでも?」
承太郎「そういうことじゃあないが…」
「そこを奇妙に感じただけだ」
梓「大丈夫じゃないですか?」
「仮にもここまで来てくれたんです」
「船員はいますよ、きっと」
ジョセフ「とりあえず乗り込もう」
「あのボートにずっといるのはどっちみち危険だ」
承太郎「…ああ」
紬「承太郎君、唯ちゃんをお願いできる?」
承太郎「ああ」
「平沢、腕を首に回しておけ」
唯「うん…」ギュッ
承太郎「そういうことじゃあないが…」
「そこを奇妙に感じただけだ」
梓「大丈夫じゃないですか?」
「仮にもここまで来てくれたんです」
「船員はいますよ、きっと」
ジョセフ「とりあえず乗り込もう」
「あのボートにずっといるのはどっちみち危険だ」
承太郎「…ああ」
紬「承太郎君、唯ちゃんをお願いできる?」
承太郎「ああ」
「平沢、腕を首に回しておけ」
唯「うん…」ギュッ
497: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:57:07.99 ID:PioxgS9DO
甲板!
律「この船…やっぱおかしくね…?」
花京院「ああ…」
「人の気配がしない…」
ジョセフ「操舵室はッ…」ダダダダ
ジョセフ達は操舵室へ向けて走りだす…
操舵室に着き…扉を開けた瞬間…
ジョセフは自身の目を疑った…
ジョセフ「誰も…おらん…」
「それなのに…計器が正常に作動しているだとッ…!?」
律「この船…やっぱおかしくね…?」
花京院「ああ…」
「人の気配がしない…」
ジョセフ「操舵室はッ…」ダダダダ
ジョセフ達は操舵室へ向けて走りだす…
操舵室に着き…扉を開けた瞬間…
ジョセフは自身の目を疑った…
ジョセフ「誰も…おらん…」
「それなのに…計器が正常に作動しているだとッ…!?」
498: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:58:12.10 ID:PioxgS9DO
紬「これは…いったい…」
「みんな…こっちの部屋に…」
紬は操舵室の隣室を指差す…
そこには…檻に入れられた猿がいたッ
律「マ…マンドリル…?」
和「いいえ…オランウータンよ…」
「かなり…大きいわ…」
そう…そのオランウータンはかなり大きく…
花京院と同じくらいの身長であった
ジョセフ「とりあえず…今は船員を捜そう」
「そいつが生きてるってことは…誰か餌を与える者がいるはずだ」
「みんな…こっちの部屋に…」
紬は操舵室の隣室を指差す…
そこには…檻に入れられた猿がいたッ
律「マ…マンドリル…?」
和「いいえ…オランウータンよ…」
「かなり…大きいわ…」
そう…そのオランウータンはかなり大きく…
花京院と同じくらいの身長であった
ジョセフ「とりあえず…今は船員を捜そう」
「そいつが生きてるってことは…誰か餌を与える者がいるはずだ」
499: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 17:58:52.86 ID:PioxgS9DO
ジョセフが操舵室から出ようと身を反したその時!
甲板にあったクレーンが外で待機していた承太郎と唯を襲おうとしていたッ!
ジョセフ「承太郎ッ!後ろだッ!」
「クレーンが迫ってきているッ!」
承太郎「…平沢…少し揺れるぞ」
「スタープラチナッ!」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
承太郎はクレーンを破壊したッ!
唯「うぷッ…」
承太郎「悪かった」
甲板にあったクレーンが外で待機していた承太郎と唯を襲おうとしていたッ!
ジョセフ「承太郎ッ!後ろだッ!」
「クレーンが迫ってきているッ!」
承太郎「…平沢…少し揺れるぞ」
「スタープラチナッ!」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
承太郎はクレーンを破壊したッ!
唯「うぷッ…」
承太郎「悪かった」
500: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:00:08.56 ID:PioxgS9DO
突然破壊されたクレーン…
それを見て…疑問を抱く者が当然いた…
船員6「おい…何でいきなりクレーンが壊れたんだ…」
承太郎「…運が良かっただけさ」
船員1「…本当にそれだけなのか?」
承太郎「…全員そこら辺に固まってくれ」
「…死にたくなかったらな」
船員7「死ぬって…どういうことだよ…」
船員8「まさか…俺達の船長が消えたのも…関係あるのか?」
承太郎「…さあな」
それを見て…疑問を抱く者が当然いた…
船員6「おい…何でいきなりクレーンが壊れたんだ…」
承太郎「…運が良かっただけさ」
船員1「…本当にそれだけなのか?」
承太郎「…全員そこら辺に固まってくれ」
「…死にたくなかったらな」
船員7「死ぬって…どういうことだよ…」
船員8「まさか…俺達の船長が消えたのも…関係あるのか?」
承太郎「…さあな」
501: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:01:10.64 ID:PioxgS9DO
梓「承太郎先輩、私達は船内を探してきます」
「澪先輩と律先輩はここに残るので、唯先輩と船員の皆さんをお願いします」
承太郎「ああ…気をつけろ」
梓「はいッ」タタタタ
梓達が捜索に行った直後…
先ほどオランウータンがいた部屋から物音が聞こえた
承太郎達が見に行くと…オランウータンが檻を叩いていた
承太郎達を呼ぶかのように…
そして…承太郎達を確認すると…
今度はしきりに檻についている錠を指で叩き始めた
「澪先輩と律先輩はここに残るので、唯先輩と船員の皆さんをお願いします」
承太郎「ああ…気をつけろ」
梓「はいッ」タタタタ
梓達が捜索に行った直後…
先ほどオランウータンがいた部屋から物音が聞こえた
承太郎達が見に行くと…オランウータンが檻を叩いていた
承太郎達を呼ぶかのように…
そして…承太郎達を確認すると…
今度はしきりに檻についている錠を指で叩き始めた
502: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:01:56.23 ID:PioxgS9DO
澪「なん…だ…?」
律「開けてほしいんじゃね…?」
承太郎「まあ…開ける気はさらさらないがな」
承太郎達が開ける気がないと察したのか…
今度はリンゴとタバコを取り出し…差し出してきた…
律「くれる…のか…?」
承太郎「…あいにく俺はタバコはやめたんだ」
律「開けてほしいんじゃね…?」
承太郎「まあ…開ける気はさらさらないがな」
承太郎達が開ける気がないと察したのか…
今度はリンゴとタバコを取り出し…差し出してきた…
律「くれる…のか…?」
承太郎「…あいにく俺はタバコはやめたんだ」
503: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:03:00.93 ID:PioxgS9DO
澪「それよりこのリンゴ…」
「きれいに二等分されてる…」
「ナイフでも使ったみたいに…」
承太郎「…誰かいるってことか」
「おそらく…そいつがスタンド使いだろうな」
律「…ああ」
「さっき…ジョジョと唯を狙ったヤツ…」
澪「そうだ、唯達は…」クルッ
唯「う~ん…」
律「大丈夫そうだな」
「きれいに二等分されてる…」
「ナイフでも使ったみたいに…」
承太郎「…誰かいるってことか」
「おそらく…そいつがスタンド使いだろうな」
律「…ああ」
「さっき…ジョジョと唯を狙ったヤツ…」
澪「そうだ、唯達は…」クルッ
唯「う~ん…」
律「大丈夫そうだな」
504: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:04:04.12 ID:PioxgS9DO
承太郎達は再びオランウータンへ目を向ける…
オランウータンは…
タバコを吸い…人間の裸の女性のピンナップを眺めていたッ!
その表情はどこか嬉しそうでもあったッ!
澪律「///」ボンッ
承太郎「…やれやれ…お前もか」
律「だ!だってっ!///」
承太郎「お前はこういうのは平気だと思ったがな」
律「う~…///」モジモジ
承太郎「冗談だ、そんな目で見るな」
「そろそろ出るぞ」
「ここにはまだ17歳のヤツが二人もいる」
「…この部屋は学生の健やかな成長によろしくないぜ」
オランウータンは…
タバコを吸い…人間の裸の女性のピンナップを眺めていたッ!
その表情はどこか嬉しそうでもあったッ!
澪律「///」ボンッ
承太郎「…やれやれ…お前もか」
律「だ!だってっ!///」
承太郎「お前はこういうのは平気だと思ったがな」
律「う~…///」モジモジ
承太郎「冗談だ、そんな目で見るな」
「そろそろ出るぞ」
「ここにはまだ17歳のヤツが二人もいる」
「…この部屋は学生の健やかな成長によろしくないぜ」
505: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:04:43.04 ID:PioxgS9DO
しばらく後!
承太郎「それで、誰か見つかったのか?」
花京院「いや…」
「僕や中野さんのスタンドで隙間も捜したが…人の気配すらなかった」
律「何だってんだ一体…」
ジョセフ「とりあえず…今日はここに泊まるしかない」
「わしは船員のみんなに伝えてくる」
紬「それと…シャワーは使えたわ」
「交代で使いましょう」
承太郎「それで、誰か見つかったのか?」
花京院「いや…」
「僕や中野さんのスタンドで隙間も捜したが…人の気配すらなかった」
律「何だってんだ一体…」
ジョセフ「とりあえず…今日はここに泊まるしかない」
「わしは船員のみんなに伝えてくる」
紬「それと…シャワーは使えたわ」
「交代で使いましょう」
506: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:06:36.71 ID:PioxgS9DO
シャワー室!
シャワー
花京院はシャワーで今までの疲れを洗い落としていた…
今日一日で溜まった疲労は尋常ではなく…
それが…この旅の過酷さを物語っていた…
花京院「ふぅ…」シャワー
ガチャッ…
一通り洗い終わった時…
シャワー室のノブを回す音がした…
シャワー
花京院はシャワーで今までの疲れを洗い落としていた…
今日一日で溜まった疲労は尋常ではなく…
それが…この旅の過酷さを物語っていた…
花京院「ふぅ…」シャワー
ガチャッ…
一通り洗い終わった時…
シャワー室のノブを回す音がした…
507: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:07:33.74 ID:PioxgS9DO
花京院「ジ…ジョースターさん…ですか?」
その問は答えられることなく…
徐々に…扉が開かれていくことがわかった…
花京院「誰だッ!」クルッ
振り向くとッ!
そこには檻に入っていたはずのオランウータンがいたッ!
花京院「う、うわあああああああああああああああああああ!」
花京院は後退る!
オランウータンは人間の5倍の力があるッ
どこかで聞いたこの話を思い出したのだッ!
その問は答えられることなく…
徐々に…扉が開かれていくことがわかった…
花京院「誰だッ!」クルッ
振り向くとッ!
そこには檻に入っていたはずのオランウータンがいたッ!
花京院「う、うわあああああああああああああああああああ!」
花京院は後退る!
オランウータンは人間の5倍の力があるッ
どこかで聞いたこの話を思い出したのだッ!
508: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:08:15.94 ID:PioxgS9DO
猿「……」ヒタヒタ
だが!花京院を視覚したオランウータンは!
中に入ることなくシャワー室に背を向けたッ!
そして花京院はある事を考えていたッ
確か…ヤツは檻に入れられていたはず…
この状況だ…誰もあいつを出すはずがない…
それに…さっき承太郎から聞いた話だが…
あいつはやましい本を読んでいたらしい…
あいつが入ってこなかったのは僕が男だからだ!
このままではみんなが危ないッ!
だが!花京院を視覚したオランウータンは!
中に入ることなくシャワー室に背を向けたッ!
そして花京院はある事を考えていたッ
確か…ヤツは檻に入れられていたはず…
この状況だ…誰もあいつを出すはずがない…
それに…さっき承太郎から聞いた話だが…
あいつはやましい本を読んでいたらしい…
あいつが入ってこなかったのは僕が男だからだ!
このままではみんなが危ないッ!
509: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:10:13.94 ID:PioxgS9DO
花京院「エメラルドスプラッシュ!」ドバァ!
花京院は決意した!
唯達の純潔な魂を守るためならッ!
僕の裸は見られても構わないとッ!
花京院は丸裸でオランウータンと闘うことを選んだのだッ!
猿「ギャッ!」ドゴォ!
エメラルドスプラッシュはオランウータンに直撃するッ!
怒ったオランウータンは身を翻し…
今にも花京院を襲おうとしていたッ!
花京院は決意した!
唯達の純潔な魂を守るためならッ!
僕の裸は見られても構わないとッ!
花京院は丸裸でオランウータンと闘うことを選んだのだッ!
猿「ギャッ!」ドゴォ!
エメラルドスプラッシュはオランウータンに直撃するッ!
怒ったオランウータンは身を翻し…
今にも花京院を襲おうとしていたッ!
510: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:11:03.26 ID:PioxgS9DO
しかし!今度は何かを殴打する音が花京院の耳に入るッ
次の瞬間!オランウータンは前のめりに倒れた!
和「何みっともない声で叫んでるのよ」
花京院「こ、この声は…」
「真鍋さんッ!?」
「なぜここに!?」
和「散歩してたら花京院君の叫び声が聞こえたから寄ったの」
「それより早く服を着て」
「ジョースターさん達に報告に行きましょう」
花京院「ああ」
次の瞬間!オランウータンは前のめりに倒れた!
和「何みっともない声で叫んでるのよ」
花京院「こ、この声は…」
「真鍋さんッ!?」
「なぜここに!?」
和「散歩してたら花京院君の叫び声が聞こえたから寄ったの」
「それより早く服を着て」
「ジョースターさん達に報告に行きましょう」
花京院「ああ」
511: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:13:19.71 ID:PioxgS9DO
猿「……」ギロッ
ギギッ…
花京院「ん…?」
花京院は不思議なものを目にする…
オランウータンが天井のプロペラを睨んだ直後から…
プロペラが和の方に偏っているのである…
今にも和に襲いかかりそうなほどに…
そして…花京院は直感するッ
花京院「真鍋さんッ!」
「しゃがむんだァァアーーッ!」
和「え?」
ギギッ…
花京院「ん…?」
花京院は不思議なものを目にする…
オランウータンが天井のプロペラを睨んだ直後から…
プロペラが和の方に偏っているのである…
今にも和に襲いかかりそうなほどに…
そして…花京院は直感するッ
花京院「真鍋さんッ!」
「しゃがむんだァァアーーッ!」
和「え?」
512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:14:31.60 ID:PioxgS9DO
バキィン!
直後ッ!
ファンが高速回転をしながら和へ向けて飛んでいったッ!
花京院「エメラルドスプラァァーーーッシュ!」ドバババァ!
和の肩に刺さろうとした瞬間!
エメラルドスプラッシュがファンを弾き飛ばした!
和「何!?」
花京院「スタンド攻撃だ!」
「そのオランウータンがスタンド使いだったッ!」
和「でもスタンドなんかいないわよッ!」
花京院「それが謎なんだッ!」
和「くッ…!」
「一旦距離をおきましょうッ」
直後ッ!
ファンが高速回転をしながら和へ向けて飛んでいったッ!
花京院「エメラルドスプラァァーーーッシュ!」ドバババァ!
和の肩に刺さろうとした瞬間!
エメラルドスプラッシュがファンを弾き飛ばした!
和「何!?」
花京院「スタンド攻撃だ!」
「そのオランウータンがスタンド使いだったッ!」
和「でもスタンドなんかいないわよッ!」
花京院「それが謎なんだッ!」
和「くッ…!」
「一旦距離をおきましょうッ」
513: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:15:26.67 ID:PioxgS9DO
数mほどオランウータンとの距離をとる…
少しして…ゆっくりとオランウータンは起き上がった
猿「ウキィ!」ギンッ
オランウータンが花京院達の近くのガラスを睨む!
すると…ガラスは割れ…花京院達に破片となって襲い掛かった!
和「プロロォオーーーグッ!」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
花京院「エメラルドスプラァァーーーッシュ!」ドバババァ!
和はガラスを対処し…花京院はオランウータンを攻撃するッ
お互いに背を任せる形となったが…
もちろん言葉で意思の疎通はしていないッ!
言うならば心で通じていたのだッ!
それほどまでに生徒会で二人の信頼は築かれていたのだったッ!
少しして…ゆっくりとオランウータンは起き上がった
猿「ウキィ!」ギンッ
オランウータンが花京院達の近くのガラスを睨む!
すると…ガラスは割れ…花京院達に破片となって襲い掛かった!
和「プロロォオーーーグッ!」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
花京院「エメラルドスプラァァーーーッシュ!」ドバババァ!
和はガラスを対処し…花京院はオランウータンを攻撃するッ
お互いに背を任せる形となったが…
もちろん言葉で意思の疎通はしていないッ!
言うならば心で通じていたのだッ!
それほどまでに生徒会で二人の信頼は築かれていたのだったッ!
514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:17:29.82 ID:PioxgS9DO
和「こっちは終わったわ…」
「割られる前のガラスと間違い探しをしても間違いは見つからない」
花京院「…僕はダメだった」
「見てくれ…あの壁を…」
和「あれは…」
和が見た先では…オランウータンが壁にめり込み…
今まさに姿を隠そうとしていた!
「割られる前のガラスと間違い探しをしても間違いは見つからない」
花京院「…僕はダメだった」
「見てくれ…あの壁を…」
和「あれは…」
和が見た先では…オランウータンが壁にめり込み…
今まさに姿を隠そうとしていた!
515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:18:52.72 ID:PioxgS9DO
猿「ウキッ!」シュン…
和「消えた…わね…」
「壁の中に…」
花京院「中に入る…」
「中野さんのスタンドに似ている…のか…?」
和「…今までのスタンド像は全て消し去りましょう」
花京院「どういうことだい?」
和「私達は…今まで人型のスタンドしか見てこなかったわ…」
「それで…勝手にスタンドは『人型』だと思い込んでいたの…」
和「消えた…わね…」
「壁の中に…」
花京院「中に入る…」
「中野さんのスタンドに似ている…のか…?」
和「…今までのスタンド像は全て消し去りましょう」
花京院「どういうことだい?」
和「私達は…今まで人型のスタンドしか見てこなかったわ…」
「それで…勝手にスタンドは『人型』だと思い込んでいたの…」
516: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:20:05.95 ID:PioxgS9DO
花京院「つまり…」
和「…この貨物船がスタンドよ」
「プロペラやガラスが私達に向かってきたこと…」
「あのオランウータンが壁へ消えたことを考えると…」
「それで全てつじつまが合うッ!」
花京院「それじゃあ平沢さん達はッ!」
和「ヤバいかもしれないわッ」
「私達が早く倒さないとッ!」
和「…この貨物船がスタンドよ」
「プロペラやガラスが私達に向かってきたこと…」
「あのオランウータンが壁へ消えたことを考えると…」
「それで全てつじつまが合うッ!」
花京院「それじゃあ平沢さん達はッ!」
和「ヤバいかもしれないわッ」
「私達が早く倒さないとッ!」
517: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:21:37.25 ID:PioxgS9DO
その時!二人の体に消火用のホースが巻き付き…
壁に押しつけられッ
身動きがとれない状態となったッ!
花京院「ぐッ!」
そして…オランウータンが壁から姿を現した!
花京院「エメラルドスプ
猿「ウキャッ!」
オランウータンが吠える!
そして!花京院の腕は船の手すりで押さえつけられたッ!
花京院「くそッ…」
壁に押しつけられッ
身動きがとれない状態となったッ!
花京院「ぐッ!」
そして…オランウータンが壁から姿を現した!
花京院「エメラルドスプ
猿「ウキャッ!」
オランウータンが吠える!
そして!花京院の腕は船の手すりで押さえつけられたッ!
花京院「くそッ…」
518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:22:20.82 ID:PioxgS9DO
オランウータンは和の方へ歩み寄るッ
あの本を読んでいた時以上の表情を浮かべながらッ!
それはゲスと呼ぶにふさわしい表情だったッ!
そして再び花京院は承太郎の話を思い出したッ!
花京院「真鍋さんンンッ!」
「逃げるんだッーーー!」
和「無理よ…」
「私の腕も固定されてる…」
あの本を読んでいた時以上の表情を浮かべながらッ!
それはゲスと呼ぶにふさわしい表情だったッ!
そして再び花京院は承太郎の話を思い出したッ!
花京院「真鍋さんンンッ!」
「逃げるんだッーーー!」
和「無理よ…」
「私の腕も固定されてる…」
519: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:23:03.13 ID:PioxgS9DO
オランウータンは和の目の前に立つ!
花京院からは和が全く見えない状態となった!
花京院の動悸が激しくなる…
和が見えなくなり…花京院はさらに焦った!
そして…花京院は一つの行動を取った!
それは…
「和を助けたいッ!」
そのたった一つの気持ちが起こさせたものだった!
花京院からは和が全く見えない状態となった!
花京院の動悸が激しくなる…
和が見えなくなり…花京院はさらに焦った!
そして…花京院は一つの行動を取った!
それは…
「和を助けたいッ!」
そのたった一つの気持ちが起こさせたものだった!
520: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:23:43.00 ID:PioxgS9DO
花京院「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ミシ…ミシ…
「おおおおおおおおおあああああああああああああああああああああ」ミシ…ミシ…
和「ちょっと何してるのよッ!?」
「何なのこの音ッ!?」
花京院「少し…待ってくれッ…」ミシ…ミシ…
「今…そっちに行くッ…!」ミシ…ミシ…
「おおおおおおおおおあああああああああああああああああああああ」ミシ…ミシ…
和「ちょっと何してるのよッ!?」
「何なのこの音ッ!?」
花京院「少し…待ってくれッ…」ミシ…ミシ…
「今…そっちに行くッ…!」ミシ…ミシ…
521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:25:48.95 ID:PioxgS9DO
和「まさか…」
「やめてッ!花京院君の腕がッ…!」
そう…花京院は自分の腕を犠牲にし…
和を助けようとしたのだッ!
そして…すでに花京院の手は出血していたッ…
和「やめてって言ってるでしょ!?」ウルウル
「お願いだからやめて!花京院君ッ!」ポタッ…
「やめてッ!花京院君の腕がッ…!」
そう…花京院は自分の腕を犠牲にし…
和を助けようとしたのだッ!
そして…すでに花京院の手は出血していたッ…
和「やめてって言ってるでしょ!?」ウルウル
「お願いだからやめて!花京院君ッ!」ポタッ…
522: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:27:37.41 ID:PioxgS9DO
猿「ウキッ♪」ビリィ!
オランウータンは和の衣類を破き始めたッ!
花京院「それはッ…」ミシッ…
「無理なお願いだッ!!」ブシュウッ!
花京院の片腕から勢いよく血が噴き出すッ!
その血は…オランウータンの頭に降り掛かるッ!
幸いにも…その血は和には見えていなかったッ
オランウータンは和の衣類を破き始めたッ!
花京院「それはッ…」ミシッ…
「無理なお願いだッ!!」ブシュウッ!
花京院の片腕から勢いよく血が噴き出すッ!
その血は…オランウータンの頭に降り掛かるッ!
幸いにも…その血は和には見えていなかったッ
523: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:28:31.05 ID:PioxgS9DO
猿「……」クルッ
オランウータンは花京院の方へ振り返る…
その顔には先ほどまでの表情はなく…
怒りに満ちた表情へと変わっていた…
和「いったい何が…」
花京院「…先に僕をいただこうってところかな?」
オランウータンは花京院の方へ歩きだす…
そして…その時、和はあるものを足元に見つけた
オランウータンは花京院の方へ振り返る…
その顔には先ほどまでの表情はなく…
怒りに満ちた表情へと変わっていた…
和「いったい何が…」
花京院「…先に僕をいただこうってところかな?」
オランウータンは花京院の方へ歩きだす…
そして…その時、和はあるものを足元に見つけた
524: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:29:05.01 ID:PioxgS9DO
和「花京院君…勝ちましょう…二人で…」
和の視線はどこか下を見ていた
花京院は和の視線を辿る
その先には…プロペラがあったッ!
花京院「ああ…勝とう…」
「二人でッ…!」ビシュッ…
それからの二人に言葉はいらなかったッ!
花京院はオランウータンに気づかれぬように触脚を伸ばし…プロペラを拾った
そして…和の手元にそれを運んだッ!
花京院はもう一本の触脚を伸ばし、オランウータンの脚をかける!
猿「ギャッ」ドサァ
和の視線はどこか下を見ていた
花京院は和の視線を辿る
その先には…プロペラがあったッ!
花京院「ああ…勝とう…」
「二人でッ…!」ビシュッ…
それからの二人に言葉はいらなかったッ!
花京院はオランウータンに気づかれぬように触脚を伸ばし…プロペラを拾った
そして…和の手元にそれを運んだッ!
花京院はもう一本の触脚を伸ばし、オランウータンの脚をかける!
猿「ギャッ」ドサァ
525: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:30:11.33 ID:PioxgS9DO
そして!肩を触脚で叩き…
オランウータンを振り向かせたッ!
和「…所詮猿ね」
「それじゃあ…くたばりなさいッ!」ドゴッ
和はプロペラを殴るッ!
すると!プロペラは激しく回転し…
アッパーのような形でオランウータンの顎に突き刺さったッ!
オランウータンは痛みに悶え…
和と花京院の拘束を解いたッ!
オランウータンを振り向かせたッ!
和「…所詮猿ね」
「それじゃあ…くたばりなさいッ!」ドゴッ
和はプロペラを殴るッ!
すると!プロペラは激しく回転し…
アッパーのような形でオランウータンの顎に突き刺さったッ!
オランウータンは痛みに悶え…
和と花京院の拘束を解いたッ!
526: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:31:22.34 ID:PioxgS9DO
花京院「やっと…自由になれたね…」
和「…あんたはあいつを倒した後に説教よ」
花京院「え!?」
和「…とりあえず行くわよ」
和達がオランウータンへ歩み寄ると…
震えだし…助けを求めるかのように何か叫び始めた
猿「ヒッ…」ガクガク
「ウキッ…ウキウキャッ…」ガクガク
和「…あんたはあいつを倒した後に説教よ」
花京院「え!?」
和「…とりあえず行くわよ」
和達がオランウータンへ歩み寄ると…
震えだし…助けを求めるかのように何か叫び始めた
猿「ヒッ…」ガクガク
「ウキッ…ウキウキャッ…」ガクガク
527: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:32:02.03 ID:PioxgS9DO
和「…何?」
「私は人間で…日本人なの」
「日本語じゃあないとわからないわ」
猿「ウキャーッ…」ガクガク
和「…もういいわ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
猿「ギニャーッ!」ドグシャア!
「私は人間で…日本人なの」
「日本語じゃあないとわからないわ」
猿「ウキャーッ…」ガクガク
和「…もういいわ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
猿「ギニャーッ!」ドグシャア!
528: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:32:54.92 ID:PioxgS9DO
和「…次はあんたね」
花京院「…え?」ガクガク
和「ほら、手を出して」ニコッ
花京院「あ、ああ…そっちか…」スッ
和「……」パァンパァン!
花京院「いぎゃああああああああああああああああああああああ!」
和「…治ったわよ」
花京院「ありがとう…」
花京院「…え?」ガクガク
和「ほら、手を出して」ニコッ
花京院「あ、ああ…そっちか…」スッ
和「……」パァンパァン!
花京院「いぎゃああああああああああああああああああああああ!」
和「…治ったわよ」
花京院「ありがとう…」
529: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:33:24.19 ID:PioxgS9DO
和「……」スタスタ
花京院「お、怒ってる…?」
和「…別に」スタスタ
花京院「…すまない」
和「…何に対して謝ったの?」
花京院「それは…」
和「…わからない?」
花京院「…ああ」
花京院「お、怒ってる…?」
和「…別に」スタスタ
花京院「…すまない」
和「…何に対して謝ったの?」
花京院「それは…」
和「…わからない?」
花京院「…ああ」
530: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:34:52.48 ID:PioxgS9DO
和「あんたが…無茶したからよッ…」
「私のために…」
「やめてって…お願いしたのにッ…」
「日本語がわかんないなんて…」
「あの猿と一緒よッ…あんたは…」
和は…震えていた…
声も…体も…
何か…堪えるかのように…
「私のために…」
「やめてって…お願いしたのにッ…」
「日本語がわかんないなんて…」
「あの猿と一緒よッ…あんたは…」
和は…震えていた…
声も…体も…
何か…堪えるかのように…
531: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:35:49.25 ID:PioxgS9DO
花京院「僕はただ…助けようと…」
和「花京院君が傷ついたら意味ないのよッ!」
花京院「真鍋…さん…」
花京院は和の震えの理由に気づく…
涙を堪えているのだ、と…
そして…震えを止めるべく抱き寄せようとした瞬間…
和が振り返った!
和「何て、深刻になりすぎよ」ニコッ
花京院は驚愕する
和は笑っていた…
笑いをこらえていたのだ!
和「花京院君が傷ついたら意味ないのよッ!」
花京院「真鍋…さん…」
花京院は和の震えの理由に気づく…
涙を堪えているのだ、と…
そして…震えを止めるべく抱き寄せようとした瞬間…
和が振り返った!
和「何て、深刻になりすぎよ」ニコッ
花京院は驚愕する
和は笑っていた…
笑いをこらえていたのだ!
532: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:37:14.43 ID:PioxgS9DO
和「…何、その手?」
花京院「これは…」スッ
指摘され、花京院は慌てて手を戻す
和「……」フフッ
和は再び笑みを浮かべた
今度はイタズラっ子のするような笑みではなく…
優しいとしか形容のできない笑みだった
和「…疲れたわ」トスッ
花京院「!」
そして…そっと…花京院に身を委ねた
花京院「これは…」スッ
指摘され、花京院は慌てて手を戻す
和「……」フフッ
和は再び笑みを浮かべた
今度はイタズラっ子のするような笑みではなく…
優しいとしか形容のできない笑みだった
和「…疲れたわ」トスッ
花京院「!」
そして…そっと…花京院に身を委ねた
533: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:37:52.99 ID:PioxgS9DO
和「私が言ったこと…一つ以外全部本当のことよ…」
花京院「え…?」
「どういう…」
和「自分で考えなさい」
花京院「ああ…」
和「本当に…疲れた…」
「後は…私のこと…よろしくね」ニコッ
花京院「ああ、任せてくれ」フフッ
唯澪律紬梓承ジ船員「……」ニヤニヤ
花京院「え…?」
「どういう…」
和「自分で考えなさい」
花京院「ああ…」
和「本当に…疲れた…」
「後は…私のこと…よろしくね」ニコッ
花京院「ああ、任せてくれ」フフッ
唯澪律紬梓承ジ船員「……」ニヤニヤ
534: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:39:38.22 ID:PioxgS9DO
甲板!
花京院「お待たせ」スタスタ
ジョセフ「お、花京院」ニヤニヤ
「和ちゃんは眠っているのか?」ニヤニヤ
花京院「はい」
(何でみんなにやけているんだ…?)
「そうだ、スタンド使いはあのオランウータンでした」
律「へ、へー」
「それでどうだったんだー」
花京院(棒読み…?何か怪しい…)
「何か隠してないか…?」
花京院「お待たせ」スタスタ
ジョセフ「お、花京院」ニヤニヤ
「和ちゃんは眠っているのか?」ニヤニヤ
花京院「はい」
(何でみんなにやけているんだ…?)
「そうだ、スタンド使いはあのオランウータンでした」
律「へ、へー」
「それでどうだったんだー」
花京院(棒読み…?何か怪しい…)
「何か隠してないか…?」
535: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:40:34.78 ID:PioxgS9DO
律「な、何が!?」
承太郎「真鍋の叫び声が聞こえたから様子を見に行っただけだ」
律(何で言うんだこいつは…)
花京院「見たのか…」
「まあ…そういう関係じゃあないからいいさ」
澪「花京院って何かあれだな」
梓「ですね」
「何かあれです」
花京院「いやいや…」
承太郎「真鍋の叫び声が聞こえたから様子を見に行っただけだ」
律(何で言うんだこいつは…)
花京院「見たのか…」
「まあ…そういう関係じゃあないからいいさ」
澪「花京院って何かあれだな」
梓「ですね」
「何かあれです」
花京院「いやいや…」
536: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/30(日) 18:41:17.03 ID:PioxgS9DO
紬「花京院君の話は後でゆっくりしましょう」
「多分あの猿を倒したから…」
「スタンドの形が歪んできてる」
唯「ほんとだ…」
「船がぐにゃぐにゃになってきてる…」
承太郎「…もうすぐ沈むな」
「急いで救命ボートに乗るぞッ!」
本体名―フォーエバー
スタンド名―ストレングス
―再起不能―
承太郎一行
―再び救命ボートにて漂流―
―しばらく後に無事救助、シンガポールへ―
「多分あの猿を倒したから…」
「スタンドの形が歪んできてる」
唯「ほんとだ…」
「船がぐにゃぐにゃになってきてる…」
承太郎「…もうすぐ沈むな」
「急いで救命ボートに乗るぞッ!」
本体名―フォーエバー
スタンド名―ストレングス
―再起不能―
承太郎一行
―再び救命ボートにて漂流―
―しばらく後に無事救助、シンガポールへ―
542: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:05:23.56 ID:xA0+NBoDO
シンガポール!
唯「来たよりっちゃん!」
律「来たな唯!」
唯律「シンガポールだ~っ!」
澪「修学旅行気分か…お前らは…」
唯「来たよりっちゃん!」
律「来たな唯!」
唯律「シンガポールだ~っ!」
澪「修学旅行気分か…お前らは…」
543: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:06:00.11 ID:xA0+NBoDO
唯「あっ!あれ何!?」
「人魚がいるよ!」
梓「あれはマーライオンですね」
紬「マーメイドとライオンを足したのかしら?」
唯「何かそのまんまだね~
「人魚がいるよ!」
梓「あれはマーライオンですね」
紬「マーメイドとライオンを足したのかしら?」
唯「何かそのまんまだね~
544: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:06:41.82 ID:xA0+NBoDO
ジョセフ「そうだ。日常生活でもだが、この国では特にポイ捨てをせんように」
「見つかったら罰金が課せられるぞ」
承太郎「だそうだ、田井中」
律「何で名指し!?」
唯「ねぇねぇ、早くホテルに行こうよ!」
「ちょっと疲れが溜まっちゃったよ~」
和「忙しないわね、あんた…」
ジョセフ「それじゃあホテルに行くか」
「見つかったら罰金が課せられるぞ」
承太郎「だそうだ、田井中」
律「何で名指し!?」
唯「ねぇねぇ、早くホテルに行こうよ!」
「ちょっと疲れが溜まっちゃったよ~」
和「忙しないわね、あんた…」
ジョセフ「それじゃあホテルに行くか」
545: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:07:12.00 ID:xA0+NBoDO
ホテル!
承太郎「結構きれいだな」
唯「あ、部屋割りは!?」
律「本当に修学旅行気分だな…」
ジョセフ「とりあえず女の子は二人部屋かな」
「男は一人部屋でいいだろう」
承太郎「結構きれいだな」
唯「あ、部屋割りは!?」
律「本当に修学旅行気分だな…」
ジョセフ「とりあえず女の子は二人部屋かな」
「男は一人部屋でいいだろう」
546: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:07:49.39 ID:xA0+NBoDO
唯「どうせならみんなでくじにしない?」
梓「てことは…二人部屋4つに一人部屋1つですか?」
ジョセフ「いや…仮に全員でくじをするなら、一人部屋は作らない方がいい」
「わしら男勢が一人になるとは限らん」
和「じゃあ二人部屋3つに三人部屋1つですか?」
ジョセフ「それでいいだろう」
梓「てことは…二人部屋4つに一人部屋1つですか?」
ジョセフ「いや…仮に全員でくじをするなら、一人部屋は作らない方がいい」
「わしら男勢が一人になるとは限らん」
和「じゃあ二人部屋3つに三人部屋1つですか?」
ジョセフ「それでいいだろう」
547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:08:28.19 ID:xA0+NBoDO
ジョセフ「みんなはくじでいいのか?」
澪「私はいいです」
律「私も!おもしろそうだし」
紬「私も賛成~♪」
和「みんなに同じです」
梓「それじゃあ私も…」
花京院「僕も構いません」
承太郎「…賛成しないといけない雰囲気だな」
「じじい、くじを作ってくれ」
ジョセフ「ああ」
澪「私はいいです」
律「私も!おもしろそうだし」
紬「私も賛成~♪」
和「みんなに同じです」
梓「それじゃあ私も…」
花京院「僕も構いません」
承太郎「…賛成しないといけない雰囲気だな」
「じじい、くじを作ってくれ」
ジョセフ「ああ」
548: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:09:11.59 ID:xA0+NBoDO
承太郎「それと…」
「仮にあいつらとなった場合…」
「何かしたらタダじゃあおかねーぜ…?」
ジョセフ「わ、わかっとるわ!」
「よし、それじゃあくじを引いてくれ」
「みんな引いたらひとまず解散しよう」
「今日はゆっくり休んでくれ」
「仮にあいつらとなった場合…」
「何かしたらタダじゃあおかねーぜ…?」
ジョセフ「わ、わかっとるわ!」
「よし、それじゃあくじを引いてくれ」
「みんな引いたらひとまず解散しよう」
「今日はゆっくり休んでくれ」
549: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:10:08.22 ID:xA0+NBoDO
廊下!
唯「また二人っきりだね~♪」
承太郎「またも何も初めてだが」
唯「え~、覚えてないの?」
承太郎「……」
「記憶にないな」
唯「ぶ~…」
「一年生の時の帰り道は二人だったし…」
「修学旅行の夜に二人で話したのに~」
承太郎「…そういうことでは『また』とは言わない」
唯「え~、言うよ~」
承太郎「お前だけだ」
唯「また二人っきりだね~♪」
承太郎「またも何も初めてだが」
唯「え~、覚えてないの?」
承太郎「……」
「記憶にないな」
唯「ぶ~…」
「一年生の時の帰り道は二人だったし…」
「修学旅行の夜に二人で話したのに~」
承太郎「…そういうことでは『また』とは言わない」
唯「え~、言うよ~」
承太郎「お前だけだ」
550: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:10:44.04 ID:xA0+NBoDO
承太郎「1127号室…ここか」
唯「よし、入ろう!」
ガチャッ
唯「おお~!」
「すごくきれいだね♪」
承太郎「…まあな」
部屋は確かにきれいであった…
しかし…どこかに奇妙な違和感があった…
そして…承太郎はすぐにその違和感の原因に気づくこととなる
唯「よし、入ろう!」
ガチャッ
唯「おお~!」
「すごくきれいだね♪」
承太郎「…まあな」
部屋は確かにきれいであった…
しかし…どこかに奇妙な違和感があった…
そして…承太郎はすぐにその違和感の原因に気づくこととなる
551: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:12:14.11 ID:xA0+NBoDO
唯「ねえ…あれ…気味が悪いよ…」
唯の視線の先には一つの人形があった…
それはインディアンのような外観であり…
顔には奇妙なデザインが施され…
部屋に異様な空気を漂わせていた…
唯の視線の先には一つの人形があった…
それはインディアンのような外観であり…
顔には奇妙なデザインが施され…
部屋に異様な空気を漂わせていた…
552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:13:28.29 ID:xA0+NBoDO
承太郎「確かに気味が悪いが…」
「…今は違う方に気をつけろ」
「このホテル…ルームサービスにスタンド使いってのがあるらしい」
唯「本当だ…」
「…なかなかおもしろいルームサービスだね」
「スタンド使いは冷蔵庫で保存しないといけないのかな?」
違和感の正体…
それは…飲み物であったッ
本来ならば冷蔵庫の中に入っているはずの飲み物が…
冷蔵庫の上に乗っていたのだ!
「…今は違う方に気をつけろ」
「このホテル…ルームサービスにスタンド使いってのがあるらしい」
唯「本当だ…」
「…なかなかおもしろいルームサービスだね」
「スタンド使いは冷蔵庫で保存しないといけないのかな?」
違和感の正体…
それは…飲み物であったッ
本来ならば冷蔵庫の中に入っているはずの飲み物が…
冷蔵庫の上に乗っていたのだ!
553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:14:36.89 ID:xA0+NBoDO
承太郎「おい…出てきたらどうだ?」
承太郎のその言葉の後に冷蔵庫が開く…
その中からは…一人の男が出てきた
男「…よくこの『呪いのデーボ』が冷蔵庫の中にいるとわかったな」
承太郎「お前…それは本気で言ってるのか?」
「本気なら…あまりにも脳ミソが可哀想すぎるぜ」
承太郎のその言葉の後に冷蔵庫が開く…
その中からは…一人の男が出てきた
男「…よくこの『呪いのデーボ』が冷蔵庫の中にいるとわかったな」
承太郎「お前…それは本気で言ってるのか?」
「本気なら…あまりにも脳ミソが可哀想すぎるぜ」
554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:15:30.65 ID:xA0+NBoDO
唯「やろう…承太郎君」
承太郎「ああ」
「スタープラチナ!」ズギュ―z_ン!
唯「サンデイ・シエスタッ!」ズギュ―z_ン!
デーボ「エボニーデビル!」ズギュ―z_ン!
唯承「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
デーボ「ガバブベッ!」ドグシャア!
呪いのデーボという男は…
あまりにも弱すぎた…
いや…それ以前に反撃をしてこなかったのだッ…
承太郎「ああ」
「スタープラチナ!」ズギュ―z_ン!
唯「サンデイ・シエスタッ!」ズギュ―z_ン!
デーボ「エボニーデビル!」ズギュ―z_ン!
唯承「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
デーボ「ガバブベッ!」ドグシャア!
呪いのデーボという男は…
あまりにも弱すぎた…
いや…それ以前に反撃をしてこなかったのだッ…
555: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:16:26.74 ID:xA0+NBoDO
承太郎「…もう終わりか」
「…お前には仲間のスタンド使いのことを
デーボ「グヒヒ…」
唯「え…」ゾクッ
デーボは笑いはじめた…
二人がかりで叩きのめされ…
笑える状況ではないはずなのに笑ったのだ…
しかも…その声は徐々に大きくなっていった…
「…お前には仲間のスタンド使いのことを
デーボ「グヒヒ…」
唯「え…」ゾクッ
デーボは笑いはじめた…
二人がかりで叩きのめされ…
笑える状況ではないはずなのに笑ったのだ…
しかも…その声は徐々に大きくなっていった…
556: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:17:55.57 ID:xA0+NBoDO
デーボ「ウヘッ…ウヘヘヘヘヘ…」
「ギャハハハハハハハハ」
「痛え!痛えよォォーーー!」
「とっても痛えよぉぉぉおおおおおウハハハハハハハハハハハハハ」
承太郎「なんだ…こいつは…」
「イカれてるのか?この状況で…」
唯「わかんないよ…」ギュッ…
「ギャハハハハハハハハ」
「痛え!痛えよォォーーー!」
「とっても痛えよぉぉぉおおおおおウハハハハハハハハハハハハハ」
承太郎「なんだ…こいつは…」
「イカれてるのか?この状況で…」
唯「わかんないよ…」ギュッ…
557: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:18:39.01 ID:xA0+NBoDO
デーボ「フハッ!やりやがったな!俺をッ!」
「これでお前らを思う存分恨めるゥゥウーーーハハハハハ!」
承太郎「俺達を呪い殺す気か?」
「ずいぶん古典的な方法だな」
デーボ「違えよッ!このマヌケがァ!」
「俺のスタンド『エボニーデビル』はッ!」
「恨めば恨むほど強くなるんだよォォーーー!」
「これでお前らを思う存分恨めるゥゥウーーーハハハハハ!」
承太郎「俺達を呪い殺す気か?」
「ずいぶん古典的な方法だな」
デーボ「違えよッ!このマヌケがァ!」
「俺のスタンド『エボニーデビル』はッ!」
「恨めば恨むほど強くなるんだよォォーーー!」
558: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:20:58.26 ID:xA0+NBoDO
承太郎「…やれやれ」
「だそうだ、平沢」
「こいつのご機嫌とりでもするか?」
唯「そ…そんな余裕ないよ…」ガクガク
承太郎「…トラウマになりそうな勢いだな」
デーボ「トラウマなど関係ないッ!なぜならッ!」
「貴様らは今ここで死んじまうからだァァーーーッ!ヒヒヒヒヒヒ」
「だそうだ、平沢」
「こいつのご機嫌とりでもするか?」
唯「そ…そんな余裕ないよ…」ガクガク
承太郎「…トラウマになりそうな勢いだな」
デーボ「トラウマなど関係ないッ!なぜならッ!」
「貴様らは今ここで死んじまうからだァァーーーッ!ヒヒヒヒヒヒ」
559: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:22:47.99 ID:xA0+NBoDO
承太郎「…一つ忠告してやる」
「…今のうちに俺達のご機嫌とりをしといたほうがいいぜ」
デーボ「やかましいぃぃいいい!」
「この恨みッ!必ず晴らしてやる!」
「ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」バッ!
男はベランダから飛び降りたッ!
11階の高さだ…無事ではないと思いながら承太郎は外をのぞく…
しかし!男はどこにもいなかったッ!
そして唯の声が部屋に響き渡るッ!
「…今のうちに俺達のご機嫌とりをしといたほうがいいぜ」
デーボ「やかましいぃぃいいい!」
「この恨みッ!必ず晴らしてやる!」
「ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」バッ!
男はベランダから飛び降りたッ!
11階の高さだ…無事ではないと思いながら承太郎は外をのぞく…
しかし!男はどこにもいなかったッ!
そして唯の声が部屋に響き渡るッ!
560: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:24:28.76 ID:xA0+NBoDO
唯「承太郎君ッ!跳んでェェーーーッ!」
承太郎「クッ!」ズダッ!
承太郎は飛び上がる!
その瞬間!足を切られたかのような感覚がしたッ!
承太郎「チッ!」ズバァッ
唯「大丈夫!?」
承太郎「…大丈夫じゃあないな」
「二万円もするズボンが破れちまったぜ…」
唯「大丈夫ってことだね…」
承太郎「…まあな」
承太郎「クッ!」ズダッ!
承太郎は飛び上がる!
その瞬間!足を切られたかのような感覚がしたッ!
承太郎「チッ!」ズバァッ
唯「大丈夫!?」
承太郎「…大丈夫じゃあないな」
「二万円もするズボンが破れちまったぜ…」
唯「大丈夫ってことだね…」
承太郎「…まあな」
561: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:25:20.69 ID:xA0+NBoDO
承太郎「ところで…一体何が起こったんだ?」
唯「…あの人形だよ」
唯が指を差した先には…
唯が気味悪がっていた人形が寝そべっていた…
唯「あの人形が…動いたんだ…」
承太郎「…あれをヤツのスタンドが乗っ取ったってところか」
人形「うけけ…」ムクッ
「やっぱり…二人相手だと見られちまうか…」
人形は起き上がった…
唯「…あの人形だよ」
唯が指を差した先には…
唯が気味悪がっていた人形が寝そべっていた…
唯「あの人形が…動いたんだ…」
承太郎「…あれをヤツのスタンドが乗っ取ったってところか」
人形「うけけ…」ムクッ
「やっぱり…二人相手だと見られちまうか…」
人形は起き上がった…
562: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:27:27.92 ID:xA0+NBoDO
承太郎「…いくぞ」ズギュ―z_ン!
唯「うん…!」ズギュ―z_ン!
デーボ「うけ!」シュン!
「うけけけけけけけけけけけ」シュンシュン!
人形はかなりのスピードで部屋を駆け巡るッ!
承太郎「オラァ!」
デーボ「遅いなァ承太郎!」
「くらえィ!」
人形は持っていた槍を突き出す!
承太郎が足を引いて避けようとした瞬間!
何かが足にひっかかった!
唯「うん…!」ズギュ―z_ン!
デーボ「うけ!」シュン!
「うけけけけけけけけけけけ」シュンシュン!
人形はかなりのスピードで部屋を駆け巡るッ!
承太郎「オラァ!」
デーボ「遅いなァ承太郎!」
「くらえィ!」
人形は持っていた槍を突き出す!
承太郎が足を引いて避けようとした瞬間!
何かが足にひっかかった!
563: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:28:24.15 ID:xA0+NBoDO
承太郎「何ッ!?」ドサァ!
承太郎は床に倒れるッ!
その一瞬で人形は承太郎の手足を縛った!
デーボ「俺が何も考えないで動き回ってると思ったのか!」
「部屋にコードを張り巡らし
唯「オラオラァ!」
唯は人形に攻撃を仕掛けるッ
だが難なく避けられてしまった!
承太郎は床に倒れるッ!
その一瞬で人形は承太郎の手足を縛った!
デーボ「俺が何も考えないで動き回ってると思ったのか!」
「部屋にコードを張り巡らし
唯「オラオラァ!」
唯は人形に攻撃を仕掛けるッ
だが難なく避けられてしまった!
564: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:29:07.14 ID:xA0+NBoDO
デーボ「まだ俺が喋ってるだろうがよォォーーー!」
「この…ボゲがぁぁあああ!」
人形は冷蔵庫の上にあったビンを取り、唯の方へ走りだす!
デーボ「このビンとてめーの頭…」
「どっちが硬いか試してやるッ!」
「この…ボゲがぁぁあああ!」
人形は冷蔵庫の上にあったビンを取り、唯の方へ走りだす!
デーボ「このビンとてめーの頭…」
「どっちが硬いか試してやるッ!」
565: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:31:04.81 ID:xA0+NBoDO
唯「どいて!承太郎君のコードを解かないとッ!」
唯はベッドにあった布団を手に取り、人形に投げつけ…
人形をくるんだッ!
唯「承太郎く
承太郎「こっちにくるな!逃げろッ!」
ビリィ!
人形は槍で布団を切り裂き出てきたッ
唯はベッドにあった布団を手に取り、人形に投げつけ…
人形をくるんだッ!
唯「承太郎く
承太郎「こっちにくるな!逃げろッ!」
ビリィ!
人形は槍で布団を切り裂き出てきたッ
566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:32:17.82 ID:xA0+NBoDO
デーボ「てめーにはこの槍が見えねえのか?」
承太郎「逃げろ平沢ッ!」
「じじい達を呼んでくるんだ!」
唯「それじゃあ承太郎君はどうするの!?」
「大丈夫!私が倒す!憂のためにもッ!」
デーボ「倒すだと!?」
「ぶぁかかてめーはッ!」
「周りをよく見てからものを言え!このトンチキが!」
唯「これ…」
唯は床に目をやる…
先ほどのビンが割れたのだろう…
床は…少しだが濡れていた
承太郎「逃げろ平沢ッ!」
「じじい達を呼んでくるんだ!」
唯「それじゃあ承太郎君はどうするの!?」
「大丈夫!私が倒す!憂のためにもッ!」
デーボ「倒すだと!?」
「ぶぁかかてめーはッ!」
「周りをよく見てからものを言え!このトンチキが!」
唯「これ…」
唯は床に目をやる…
先ほどのビンが割れたのだろう…
床は…少しだが濡れていた
567: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:33:17.96 ID:xA0+NBoDO
デーボ「一ついいことを教えてやる…」
「床がびしょ濡れになった瞬間…」
「承太郎は死ぬぜッ!」
人形は冷蔵庫へ走る!
上に乗せてあるビンを取るためにッ
唯「え!?どういうこと!?」
デーボ「そこまで教えるかッ!」
「床がびしょ濡れになった瞬間…」
「承太郎は死ぬぜッ!」
人形は冷蔵庫へ走る!
上に乗せてあるビンを取るためにッ
唯「え!?どういうこと!?」
デーボ「そこまで教えるかッ!」
568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:34:05.17 ID:xA0+NBoDO
承太郎「いいから平沢!じじい達を呼んでこいッ!」
「少しの間なら何とかなる!」
デーボはビンを取り、床にぶちまけようとする!
しかし!唯が動いたッ!
唯「何かよくわかんないけどダメェェエーーーッ!」
デーボ「おっと待て!」
「お前が攻撃してきたらビンは割れちまうなぁぁあああ!」
唯「あっ!」
「少しの間なら何とかなる!」
デーボはビンを取り、床にぶちまけようとする!
しかし!唯が動いたッ!
唯「何かよくわかんないけどダメェェエーーーッ!」
デーボ「おっと待て!」
「お前が攻撃してきたらビンは割れちまうなぁぁあああ!」
唯「あっ!」
569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:34:47.45 ID:xA0+NBoDO
デーボ「うけけけけけ…」
「さあ…どうする?」
「どうするぅぅうううハハハハハハハハハハ」
唯の動きが一瞬止まる!
だがッ!次の瞬間には再び動き出していたッ!
唯「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
デーボ「がべッ!?」ドゴドゴドゴォ!
人形は吹き飛ぶ!
しかし…同時にビンが割れ…
中身が床にぶちまけられたッ
唯「待っててね!承太郎君ッ!」タタタタ
唯は部屋から出ていったッ
少しの時間稼ぎをしてからジョセフ達を呼びに行ったのだ!
だがそれは相手の時間短縮にもなったッ!
「さあ…どうする?」
「どうするぅぅうううハハハハハハハハハハ」
唯の動きが一瞬止まる!
だがッ!次の瞬間には再び動き出していたッ!
唯「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
デーボ「がべッ!?」ドゴドゴドゴォ!
人形は吹き飛ぶ!
しかし…同時にビンが割れ…
中身が床にぶちまけられたッ
唯「待っててね!承太郎君ッ!」タタタタ
唯は部屋から出ていったッ
少しの時間稼ぎをしてからジョセフ達を呼びに行ったのだ!
だがそれは相手の時間短縮にもなったッ!
570: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:35:16.57 ID:xA0+NBoDO
デーボ「うけけ…」
「時間稼ぎをしたつもりだろうが…」
「わざわざビンを割る手間が省けたぜ」
「どうだ?置いていかれた気持ちはッ!?」
承太郎「……」
デーボ「…まあいい」
「しかし…まだ量が足りないな」
「もう少し追加するか」
人形は冷蔵庫の方へ歩く…
縛られた承太郎だけになったからであろう…
デーボにはかなりの余裕ができていた
「時間稼ぎをしたつもりだろうが…」
「わざわざビンを割る手間が省けたぜ」
「どうだ?置いていかれた気持ちはッ!?」
承太郎「……」
デーボ「…まあいい」
「しかし…まだ量が足りないな」
「もう少し追加するか」
人形は冷蔵庫の方へ歩く…
縛られた承太郎だけになったからであろう…
デーボにはかなりの余裕ができていた
571: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:36:29.99 ID:xA0+NBoDO
デーボ「さて…何本か残してたはずだぜ」
人形は冷蔵庫の戸に手をかける…
冷蔵庫の扉を開けた瞬間…
冷気と共に声が冷蔵庫から出てきたッ!
唯「…ルームサービス…使うの?」
「高いよ…私は…」
声の持ち主は唯であった!
唯は冷蔵庫に潜んでいたのだッ!
人形は冷蔵庫の戸に手をかける…
冷蔵庫の扉を開けた瞬間…
冷気と共に声が冷蔵庫から出てきたッ!
唯「…ルームサービス…使うの?」
「高いよ…私は…」
声の持ち主は唯であった!
唯は冷蔵庫に潜んでいたのだッ!
572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:37:45.44 ID:xA0+NBoDO
デーボ「何ィィイーーーッ!?」
「どういうことだァァァアアーーーーーーッ!」
唯「私に教えてくれなかったから君にも教えないッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
デーボ「だばらッ!」ドシャアン!
人形は再び吹き飛んだ!
そして…今度は起き上がることはなかったッ
「どういうことだァァァアアーーーーーーッ!」
唯「私に教えてくれなかったから君にも教えないッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
デーボ「だばらッ!」ドシャアン!
人形は再び吹き飛んだ!
そして…今度は起き上がることはなかったッ
573: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:38:16.45 ID:xA0+NBoDO
承太郎「やれやれ…」ブチィ!
今まで大人しくしていた承太郎だが…
もう一度人形が吹き飛んだ瞬間、コードをひきちぎった!
唯「あれ?」
「自分で…できたの?」
承太郎「ああ」
「あいつが油断して近づいてきたところを捕まえるつもりだったが…」
「それをする前に終わらせられちまったぜ」
今まで大人しくしていた承太郎だが…
もう一度人形が吹き飛んだ瞬間、コードをひきちぎった!
唯「あれ?」
「自分で…できたの?」
承太郎「ああ」
「あいつが油断して近づいてきたところを捕まえるつもりだったが…」
「それをする前に終わらせられちまったぜ」
574: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:38:44.53 ID:xA0+NBoDO
唯「何か一言言ってよ~…」
「心配したんだからね!」
承太郎「お前に言ったらヤツにも聞こえるだろう」
唯「ん~…」
「テレパシーとか!」
承太郎「できるわけないだろう」
唯「え~、私と承太郎君ならできるよ~♪」
承太郎「…好きに言っててくれ」
「心配したんだからね!」
承太郎「お前に言ったらヤツにも聞こえるだろう」
唯「ん~…」
「テレパシーとか!」
承太郎「できるわけないだろう」
唯「え~、私と承太郎君ならできるよ~♪」
承太郎「…好きに言っててくれ」
575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:40:12.33 ID:xA0+NBoDO
唯「……」
「何か…嬉しかったな」
承太郎「…どうした?」
唯「あのね…私のスタンド…みんなみたいに闘えるのかなって不安だったんだ」
「でも…みんなと同じように闘えて…役に立てた」
「闘うのはもちろん嫌だけど…」
「それ以上に…」
「みんなに並べたことが嬉しいな~、って」
「何か…嬉しかったな」
承太郎「…どうした?」
唯「あのね…私のスタンド…みんなみたいに闘えるのかなって不安だったんだ」
「でも…みんなと同じように闘えて…役に立てた」
「闘うのはもちろん嫌だけど…」
「それ以上に…」
「みんなに並べたことが嬉しいな~、って」
576: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:41:31.11 ID:xA0+NBoDO
承太郎「お前もいろいろ考えるんだな」フッ
唯「何それ~」ブー
承太郎「そんな心配をしないでも…」
「俺達はいつでも同じ舞台にいるさ」
唯「そっか…」
「承太郎君…」
承太郎「何だ?」
唯「ありがとね♪」ニコッ
承太郎「ああ」フッ
唯「何それ~」ブー
承太郎「そんな心配をしないでも…」
「俺達はいつでも同じ舞台にいるさ」
唯「そっか…」
「承太郎君…」
承太郎「何だ?」
唯「ありがとね♪」ニコッ
承太郎「ああ」フッ
577: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/20(日) 01:42:08.22 ID:xA0+NBoDO
承太郎「それじゃあ、じじい達に報告するか」
「部屋の弁償はそいつにさせればいいだろう」
唯「行こう行こう!」
「そのあとはご飯食べて~…」
「夜は語り明かしちゃおっか♪」
承太郎「…少しなら付き合ってやる」フッ
本体名―呪いのデーボ
スタンド名―エボニーデビル
―再起不能―
承太郎一行
―シンガポールのホテルに滞在中―
「部屋の弁償はそいつにさせればいいだろう」
唯「行こう行こう!」
「そのあとはご飯食べて~…」
「夜は語り明かしちゃおっか♪」
承太郎「…少しなら付き合ってやる」フッ
本体名―呪いのデーボ
スタンド名―エボニーデビル
―再起不能―
承太郎一行
―シンガポールのホテルに滞在中―
583: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:26:11.29 ID:CxISo47DO
翌日ジョセフ達の部屋!
唯「ふぁ~」
「眠い…」
紬「眠れなかったの?」
唯「承太郎君とお話してたら明るくなっちゃってて…」
「完全徹夜ってやつです…」
梓「何やってるんですか…」
唯「ふぁ~」
「眠い…」
紬「眠れなかったの?」
唯「承太郎君とお話してたら明るくなっちゃってて…」
「完全徹夜ってやつです…」
梓「何やってるんですか…」
584: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:27:13.88 ID:CxISo47DO
ジョセフ「それにしても唯ちゃんはよくやったよ」
「さっき、承太郎もほめていたしな」
承太郎「…いらんことを言うな」
唯「えへへ~♪」
紬「それにしても…」
「次から次にスタンド使いがくるね」
「私達を休ませないつもりかしら…」
梓「そうかもしれませんね…」
「でも…よく居場所がわかりますよね」
ジョセフ「DIOの肉体はジョナサン・ジョースターのものじゃからな…」
梓「ジョースター家の血筋…ですか」
「さっき、承太郎もほめていたしな」
承太郎「…いらんことを言うな」
唯「えへへ~♪」
紬「それにしても…」
「次から次にスタンド使いがくるね」
「私達を休ませないつもりかしら…」
梓「そうかもしれませんね…」
「でも…よく居場所がわかりますよね」
ジョセフ「DIOの肉体はジョナサン・ジョースターのものじゃからな…」
梓「ジョースター家の血筋…ですか」
585: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:27:48.72 ID:CxISo47DO
ジョセフ「しかし、それは逆にヤツの行動もわかるってことじゃ」
梓「そっか!」
「念写するんですね!」
ジョセフ「そうだ」
承太郎「カメラはどうするんだ?」
ジョセフ「別にカメラじゃあなくても構わないさ」
「こいつがあればな」
唯「テレビ…?」
梓「そっか!」
「念写するんですね!」
ジョセフ「そうだ」
承太郎「カメラはどうするんだ?」
ジョセフ「別にカメラじゃあなくても構わないさ」
「こいつがあればな」
唯「テレビ…?」
586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:28:19.66 ID:CxISo47DO
ジョセフ「そうじゃ」
「もっとも、この場合は念写というより念聴になるがな」
唯「?」ポカーン
ジョセフ「まあ、見ていたらわかるよ」
「ハーミットパープル!」ズギュ―z_ン!
ジョセフはスタンドをテレビにまとわりつかせ、電源をつけたッ
『マイケルはまだか?』
『今週の第三位は』
唯「あれ…?」
『本日の金相場は一オンス』
『おーい、ネコドラくーん』
紬(いろいろ大丈夫なのかしら…この番組…)
「もっとも、この場合は念写というより念聴になるがな」
唯「?」ポカーン
ジョセフ「まあ、見ていたらわかるよ」
「ハーミットパープル!」ズギュ―z_ン!
ジョセフはスタンドをテレビにまとわりつかせ、電源をつけたッ
『マイケルはまだか?』
『今週の第三位は』
唯「あれ…?」
『本日の金相場は一オンス』
『おーい、ネコドラくーん』
紬(いろいろ大丈夫なのかしら…この番組…)
587: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:29:03.27 ID:CxISo47DO
梓「何かすごくチャンネルが変わってますね」
「まるで、何も面白い番組がない日みたいに」
ジョセフ「チャンネルごとに話している言葉を探して」
「文章にしようとしているんじゃ」
唯「なるほど…」
『われわれの』
『中に』
承太郎「何か…言ってるぜ」
『裏』
『切り』
『者』
『がいる』
唯紬梓「えっ!?」
「まるで、何も面白い番組がない日みたいに」
ジョセフ「チャンネルごとに話している言葉を探して」
「文章にしようとしているんじゃ」
唯「なるほど…」
『われわれの』
『中に』
承太郎「何か…言ってるぜ」
『裏』
『切り』
『者』
『がいる』
唯紬梓「えっ!?」
588: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:29:35.27 ID:CxISo47DO
梓「これはどういうことですか!?」
ジョセフ「わしにもわからん!」
『カ』
紬「待ってッ!まだ念聴は終わってないわ!」
『キョー』
『イン!』
『に!』
『気を』
『つけろ』
唯「花京院君!?」
ジョセフ「わしにもわからん!」
『カ』
紬「待ってッ!まだ念聴は終わってないわ!」
『キョー』
『イン!』
『に!』
『気を』
『つけろ』
唯「花京院君!?」
589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:30:27.07 ID:CxISo47DO
承太郎「…どういうことだ」
「肉の芽はちゃんと取り除いたぜ?」
その時!テレビにあの男が現れるッ!
DIO「ジョセフ・ジョースター!」
「きさま!見ているなッ!」
その男はDIO!
DIOが現れた直後!テレビから煙があがったッ!
承太郎「…ヤバイな」
「全員伏せろッ!」
承太郎達が伏せた直後、テレビは爆発したッ
画面のガラスが飛び散ったが、唯達にケガはなかった
「肉の芽はちゃんと取り除いたぜ?」
その時!テレビにあの男が現れるッ!
DIO「ジョセフ・ジョースター!」
「きさま!見ているなッ!」
その男はDIO!
DIOが現れた直後!テレビから煙があがったッ!
承太郎「…ヤバイな」
「全員伏せろッ!」
承太郎達が伏せた直後、テレビは爆発したッ
画面のガラスが飛び散ったが、唯達にケガはなかった
590: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:31:02.17 ID:CxISo47DO
梓「危なかった…」
紬「でも…本当にどういうことかしら…」
「花京院君が裏切り者って…」
承太郎「…俺にはあいつが俺達を裏切るとは考えられない」
「てめーのスタンドがおかしいんじゃあないか?」
ジョセフ「…それはない」
「それに…確かに裏切り者と言ったんだ…」
「何か…理由があるはずじゃ」
「何か裏がある…そうとしか考えられん」
唯「そういえば花京院君は…?」
梓「花京院先輩なら…唯先輩達がここに来る少し前にホテルを出ました」
「澪先輩に律先輩、和先輩とインド行きの切符を買いに…」
紬「でも…本当にどういうことかしら…」
「花京院君が裏切り者って…」
承太郎「…俺にはあいつが俺達を裏切るとは考えられない」
「てめーのスタンドがおかしいんじゃあないか?」
ジョセフ「…それはない」
「それに…確かに裏切り者と言ったんだ…」
「何か…理由があるはずじゃ」
「何か裏がある…そうとしか考えられん」
唯「そういえば花京院君は…?」
梓「花京院先輩なら…唯先輩達がここに来る少し前にホテルを出ました」
「澪先輩に律先輩、和先輩とインド行きの切符を買いに…」
591: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:31:40.38 ID:CxISo47DO
街中!
澪「暑いな…」
律「だな…」
和「シンガポールは季節の変化がないらしいわ」
澪「そうなのか」
「やっぱり四季は感じたいよな」
律「まあな」
「良かったよ、日本人で」
澪「暑いな…」
律「だな…」
和「シンガポールは季節の変化がないらしいわ」
澪「そうなのか」
「やっぱり四季は感じたいよな」
律「まあな」
「良かったよ、日本人で」
592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:32:25.99 ID:CxISo47DO
律「あ!あそこにアイス売ってんじゃん!」
和「本当ね」
「食べながら行きましょうか」
澪「そうだな」
律「すみませーん!アイス4つ!」
店員「お姉ちゃん、アイスもいいがこいつはどうだい?」
和「本当ね」
「食べながら行きましょうか」
澪「そうだな」
律「すみませーん!アイス4つ!」
店員「お姉ちゃん、アイスもいいがこいつはどうだい?」
593: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:33:02.30 ID:CxISo47DO
澪「ヤシの実?」
店員「そう!」
「お姉ちゃん達ここの人じゃあないだろう?」
「ヤシの実のジュースは飲んだことあるかい?」
和「はい、日本からちょっと旅行に」
「ヤシの実は日本には無いので飲んだことはないです」
店員「それは勿体ないな!」
「どうだい、記念に」
「今なら安くしとくよ」
澪「どうする?」
和「私はヤシの実でいいわ」
律「そんじゃあ私もヤシの実な」
店員「そう!」
「お姉ちゃん達ここの人じゃあないだろう?」
「ヤシの実のジュースは飲んだことあるかい?」
和「はい、日本からちょっと旅行に」
「ヤシの実は日本には無いので飲んだことはないです」
店員「それは勿体ないな!」
「どうだい、記念に」
「今なら安くしとくよ」
澪「どうする?」
和「私はヤシの実でいいわ」
律「そんじゃあ私もヤシの実な」
594: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:34:22.93 ID:CxISo47DO
澪「じゃあ私も」
「花京院はどうする?」
花京院「…同じでいい」
律「じゃあ、ヤシの実4つ!」
店員「はいよ!」
「みんな合わせて4シンガポールドルでいいよ」
花京院「ここは俺が出そう」
澪律和「え…?」
澪、律、和は花京院の放った言葉に違和感を覚えた…
しかし、お互いに違和感の正体を確かめる暇もなく…
事件が起こったッ
「花京院はどうする?」
花京院「…同じでいい」
律「じゃあ、ヤシの実4つ!」
店員「はいよ!」
「みんな合わせて4シンガポールドルでいいよ」
花京院「ここは俺が出そう」
澪律和「え…?」
澪、律、和は花京院の放った言葉に違和感を覚えた…
しかし、お互いに違和感の正体を確かめる暇もなく…
事件が起こったッ
595: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:34:54.82 ID:CxISo47DO
花京院「4ドル…だったな」スッ
男「貰ったッ」バッ
花京院が財布を取り出し、支払いを済ませようとしたその時ッ
男に財布を盗られてしまったのだ!
男「あばよ!」ダダダダ
律「待てこのヤローッ!」
花京院「……」ズギュ―z_ン!
「…捕まえろ」
花京院は男に向けてスタンドを放つッ
スタンドは男の脚を掴み!
転倒させたッ!
男「貰ったッ」バッ
花京院が財布を取り出し、支払いを済ませようとしたその時ッ
男に財布を盗られてしまったのだ!
男「あばよ!」ダダダダ
律「待てこのヤローッ!」
花京院「……」ズギュ―z_ン!
「…捕まえろ」
花京院は男に向けてスタンドを放つッ
スタンドは男の脚を掴み!
転倒させたッ!
596: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:35:35.94 ID:CxISo47DO
花京院「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
男「げ…ヤバ…」
花京院「てめー…俺から財布を盗めるとでも思ったのか?」
「この…」
「ビチグソがァーーーーーッ!」
澪「ウソ…」
律「キレた…のか…?」
和「かもしれないわ…」
花京院「ヘドぶち吐きなッ!」
男「ふげッ!」グチャア!
花京院の膝蹴りが男の顔面に命中するッ!
しかし…花京院の攻撃はこれでは終わらなかったッ!
男「げ…ヤバ…」
花京院「てめー…俺から財布を盗めるとでも思ったのか?」
「この…」
「ビチグソがァーーーーーッ!」
澪「ウソ…」
律「キレた…のか…?」
和「かもしれないわ…」
花京院「ヘドぶち吐きなッ!」
男「ふげッ!」グチャア!
花京院の膝蹴りが男の顔面に命中するッ!
しかし…花京院の攻撃はこれでは終わらなかったッ!
597: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:36:30.56 ID:CxISo47DO
花京院「この…こえだめで生まれたゴキブリの◯◯◯◯野郎のくせに…」
「俺の財布を!」
「その◯◯◯◯拭いた指でぎろうなんてよォォオーーー!」
男「うぎゃぁぁぁあああああ!」メキャメキャ
花京院は男にバックブリーカーをかけたのだッ
「俺の財布を!」
「その◯◯◯◯拭いた指でぎろうなんてよォォオーーー!」
男「うぎゃぁぁぁあああああ!」メキャメキャ
花京院は男にバックブリーカーをかけたのだッ
598: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:37:30.36 ID:CxISo47DO
澪「やめろ花京院ッ!」
花京院「こいつはメチャゆるさんよなあああああ!」
男「ゲボッ!」バギョン!
律「やめろって花京院!」
「その人死んじまうぞッ!」
花京院「ほらほーらほーら」ニヤニヤ
男「がッ…」ブシュウ!
男の口から血が吐き出されるッ!
バックブリーカーをかけている花京院の表情は…
怒っているというより…楽しんでいるようであったッ!
花京院「こいつはメチャゆるさんよなあああああ!」
男「ゲボッ!」バギョン!
律「やめろって花京院!」
「その人死んじまうぞッ!」
花京院「ほらほーらほーら」ニヤニヤ
男「がッ…」ブシュウ!
男の口から血が吐き出されるッ!
バックブリーカーをかけている花京院の表情は…
怒っているというより…楽しんでいるようであったッ!
599: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:38:02.09 ID:CxISo47DO
和「仕方ないわね…」ズギュ―z_ン!
「やめなさいって…」
「言ってるでしょッ!」
花京院「うげッ!」ドゴォ!
和の一撃が花京院の顔面へはいるッ!
花京院は吹き飛び、男は地面に落ちたッ!
律「大丈夫か!?」
男「……」
澪「和!この人の治療を!」
和「ええ!」
「やめなさいって…」
「言ってるでしょッ!」
花京院「うげッ!」ドゴォ!
和の一撃が花京院の顔面へはいるッ!
花京院は吹き飛び、男は地面に落ちたッ!
律「大丈夫か!?」
男「……」
澪「和!この人の治療を!」
和「ええ!」
600: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:39:03.96 ID:CxISo47DO
花京院「僕の治療はしてくれないのかい?」
和「するわけないでしょバカ!」
花京院「少し待ってくださいよ」
「その男は僕の財布を盗もうとしたんですよ?」
「そんな悪いヤツをこらしめちゃあいけないんですか?」
律「お前はやりすぎだ!」
「あと少しでこの人死んでたぞ!」
和「するわけないでしょバカ!」
花京院「少し待ってくださいよ」
「その男は僕の財布を盗もうとしたんですよ?」
「そんな悪いヤツをこらしめちゃあいけないんですか?」
律「お前はやりすぎだ!」
「あと少しでこの人死んでたぞ!」
601: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:39:30.95 ID:CxISo47DO
澪「そうだ!」
「こらしめるのは私達の役目じゃあないッ」
「警察にでも連れて行けば良かっただろ!」
花京院「みんな怖いなぁ」
「僕はちょっと盗人を痛め付けただけじゃあないですか」
「あれは僕の心の痛みのぶんですよ」
澪律和「……」
「こらしめるのは私達の役目じゃあないッ」
「警察にでも連れて行けば良かっただろ!」
花京院「みんな怖いなぁ」
「僕はちょっと盗人を痛め付けただけじゃあないですか」
「あれは僕の心の痛みのぶんですよ」
澪律和「……」
602: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:40:24.09 ID:CxISo47DO
子供1「あ、カブトムシだ!」
子供2「え~?どこ~?」
子供1「ほら、木の上!」
子供3「あ!コーカサスオオカブトじゃん!」
子供達が木の周りに集まる
木を見ると、コーカサスオオカブトを含め…
カブトムシが5、6匹集まっていた
子供2「え~?どこ~?」
子供1「ほら、木の上!」
子供3「あ!コーカサスオオカブトじゃん!」
子供達が木の周りに集まる
木を見ると、コーカサスオオカブトを含め…
カブトムシが5、6匹集まっていた
603: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:41:26.01 ID:CxISo47DO
花京院「みんな、そんな大げさに考えないでくれ」
「旅に疲れて今日は機嫌が悪かったんだ」
和「…確かに悪かったみたいね」
「この人に八つ当たりしたらスッキリしたみたいだけど」
「楽しそうだったわよ、あなたの顔」
花京院「……」
澪「…行こう」
「…早く切符を買って帰ろう」
澪、律、和は三人並んで駅へ向かう
三人になったのは理由もあった
今日の花京院について話すためだが…
それが実現することはなかった…
「旅に疲れて今日は機嫌が悪かったんだ」
和「…確かに悪かったみたいね」
「この人に八つ当たりしたらスッキリしたみたいだけど」
「楽しそうだったわよ、あなたの顔」
花京院「……」
澪「…行こう」
「…早く切符を買って帰ろう」
澪、律、和は三人並んで駅へ向かう
三人になったのは理由もあった
今日の花京院について話すためだが…
それが実現することはなかった…
604: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:42:15.10 ID:CxISo47DO
子供1「後でカブトムシ採りにこようぜ!」ダダダダ
子供3「だな!」ダダダダ
ガリガリッ!ジュルジュルバリバリ!
一人後ろにいた花京院の方から、何かを貪るような音が聞こえた
気になった律は振り返る
律「おい花京院、ココナッツが好きなのはわかるけどさ」
「早くしないと置いて行くぞ?」
花京院「ああ…すぐに追いつくさ…」
子供3「だな!」ダダダダ
ガリガリッ!ジュルジュルバリバリ!
一人後ろにいた花京院の方から、何かを貪るような音が聞こえた
気になった律は振り返る
律「おい花京院、ココナッツが好きなのはわかるけどさ」
「早くしないと置いて行くぞ?」
花京院「ああ…すぐに追いつくさ…」
605: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:43:07.99 ID:CxISo47DO
律「追いつくって言っても、道わかんないだろ?」
花京院「……」クルッ
律「なッ…」
花京院が振り向き…律は驚愕した…
花京院の口から…
カブトムシの脚のようなものが出ていたのだッ!
花京院「……」チュルン
「……」バリバリ
「…ぷっ」ビチャッ
律「どういうことだ…」クルッ
律は先ほどカブトムシがとまっていた木を確認するッ
木には1匹もカブトムシの姿がなかったッ!
花京院「……」クルッ
律「なッ…」
花京院が振り向き…律は驚愕した…
花京院の口から…
カブトムシの脚のようなものが出ていたのだッ!
花京院「……」チュルン
「……」バリバリ
「…ぷっ」ビチャッ
律「どういうことだ…」クルッ
律は先ほどカブトムシがとまっていた木を確認するッ
木には1匹もカブトムシの姿がなかったッ!
606: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:43:40.74 ID:CxISo47DO
律(ウソだろ…カブトムシって食えるのかよ…)
(いや、そうじゃない…見間違いだ…)
(あれはココナッツの筋だ…私のココナッツも筋あったもんな…)
(そうだ…筋だよ筋…)
(何か吐き出したもん…脚っぽい筋もあるよな、うん)
花京院「僕も地図を持ってるから大丈夫さ」
「しかし…美味しかったな」
「…ココナッツ」ニタァ
(いや、そうじゃない…見間違いだ…)
(あれはココナッツの筋だ…私のココナッツも筋あったもんな…)
(そうだ…筋だよ筋…)
(何か吐き出したもん…脚っぽい筋もあるよな、うん)
花京院「僕も地図を持ってるから大丈夫さ」
「しかし…美味しかったな」
「…ココナッツ」ニタァ
607: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:45:16.08 ID:CxISo47DO
ケーブルカー乗り場!
澪「このソフトクリーム美味しいな」ペロ
「買って良かったかも」
和「そうね」
「それにしても律はどうかしたの?」
「ソフトクリーム買わないなんて」
律「いや…何でも…」
澪「このソフトクリーム美味しいな」ペロ
「買って良かったかも」
和「そうね」
「それにしても律はどうかしたの?」
「ソフトクリーム買わないなんて」
律「いや…何でも…」
608: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:46:06.05 ID:CxISo47DO
澪「何でもないようには見えないぞ?」
「ジョースターさんから貰ったお小遣い無くしちゃったのか?」
律「持ってるよ…」
和「高い所が苦手とか?」
律「何でもないからさ、心配しないでくれ…」
確かに…澪達のいる場所は高かった…
そこから見下ろすと、人が蟻のように見えるほどであったッ
花京院「なあ、そのチェリー食べないのかい?」
「食べないなら恵んでくれないかな」
澪「…いいけど」スッ
「ジョースターさんから貰ったお小遣い無くしちゃったのか?」
律「持ってるよ…」
和「高い所が苦手とか?」
律「何でもないからさ、心配しないでくれ…」
確かに…澪達のいる場所は高かった…
そこから見下ろすと、人が蟻のように見えるほどであったッ
花京院「なあ、そのチェリー食べないのかい?」
「食べないなら恵んでくれないかな」
澪「…いいけど」スッ
609: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:46:52.69 ID:CxISo47DO
花京院「ありがとう」ヒョイッ
「おっと!体全体が滑ったぁぁあああ!」ドンッ!
澪「きゃっ!」
花京院はチェリーを貰った直後、澪を柵の外に押し出した!
滑ったとは口だけで、明らかに手のみで押し出したのだッ!
律和「澪ッ!」ガシィッ!
律と和が澪を捕まえるッ
澪は何とか落下を免れたッ!
「おっと!体全体が滑ったぁぁあああ!」ドンッ!
澪「きゃっ!」
花京院はチェリーを貰った直後、澪を柵の外に押し出した!
滑ったとは口だけで、明らかに手のみで押し出したのだッ!
律和「澪ッ!」ガシィッ!
律と和が澪を捕まえるッ
澪は何とか落下を免れたッ!
610: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:47:50.26 ID:CxISo47DO
澪「ハッ…ハァッ…ッ…ハァ…」
律「お前一体どういうつもりだよッ!」
花京院「冗談だよぉ~」
「君達は冗談も通じないんですかぁ~?」
律「冗談で済む話じゃないだろッ!」
「あと少しで澪は死んだかもしれなかったんだぞッ!?」
和「…頭のネジ外れたの?」
「…いい加減にしなさいよ」
律「お前一体どういうつもりだよッ!」
花京院「冗談だよぉ~」
「君達は冗談も通じないんですかぁ~?」
律「冗談で済む話じゃないだろッ!」
「あと少しで澪は死んだかもしれなかったんだぞッ!?」
和「…頭のネジ外れたの?」
「…いい加減にしなさいよ」
611: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:48:44.85 ID:CxISo47DO
花京院「やだなぁ~~」
「二人して説教しようってつもりじゃあないでしょうねぇ~」
和「…もうあんたは黙ってて」
花京院「ひどいなぁ~」
「それじゃあ僕は澪ちゃんから貰ったチェリーでも食べますか」
澪律和(澪ちゃん…?)
「二人して説教しようってつもりじゃあないでしょうねぇ~」
和「…もうあんたは黙ってて」
花京院「ひどいなぁ~」
「それじゃあ僕は澪ちゃんから貰ったチェリーでも食べますか」
澪律和(澪ちゃん…?)
612: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:49:34.89 ID:CxISo47DO
花京院「いただきます」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
613: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:51:13.41 ID:CxISo47DO
和「あんた…花京院君じゃあないわね」ズギュ―z_ン!
「オラァ!」
花京院「レロレロレロレロレロレロ」ドゴォ!
和の拳が花京院に直撃したッ
しかしッ!それでもチェリーを舌で転がす行為は止めなかったッ!
そして…
澪「い…いやあああああああああああ!」
律「何ィィーーーッ!」
「どういうことだよッ!これッ!」
殴られた顔面は顎が裂けッ!大きく変形していたのだッ!
「オラァ!」
花京院「レロレロレロレロレロレロ」ドゴォ!
和の拳が花京院に直撃したッ
しかしッ!それでもチェリーを舌で転がす行為は止めなかったッ!
そして…
澪「い…いやあああああああああああ!」
律「何ィィーーーッ!」
「どういうことだよッ!これッ!」
殴られた顔面は顎が裂けッ!大きく変形していたのだッ!
614: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:51:51.91 ID:CxISo47DO
花京院「いきなり殴るなんて酷いなぁ」レロレロレロレロ
「しかも一回目とは違って本気だったじゃあないですか」レロレロレロレロ
和「…あんたが本物の花京院君じゃないって確信が持てたからよ」
花京院「…なぜそう思ったんだ?」
和「花京院君のチェリーを舌で転がす特技…」
「私達が本気で嫌がったって彼は分かってるから…」
「二度と私達の目の前でやるはずないわッ!」
「しかも一回目とは違って本気だったじゃあないですか」レロレロレロレロ
和「…あんたが本物の花京院君じゃないって確信が持てたからよ」
花京院「…なぜそう思ったんだ?」
和「花京院君のチェリーを舌で転がす特技…」
「私達が本気で嫌がったって彼は分かってるから…」
「二度と私達の目の前でやるはずないわッ!」
615: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:52:37.20 ID:CxISo47DO
花京院「花京院の情報を集めたのが間違いだったな…」
律「てめー何者だッ」
「自分の顔を見せろ!」
花京院「俺のスタンドは食らった肉と同化しているから一般人にも見えるし触れる」
「無敵のスタンドッ!イエローテンパランス(黄の節制)!」
「そしてッ、これが本体、ラバーソウルのハンサム顔だッ!」ババァン!
花京院の顔が弾け飛び…本体の顔が明らかになった!
律「てめー何者だッ」
「自分の顔を見せろ!」
花京院「俺のスタンドは食らった肉と同化しているから一般人にも見えるし触れる」
「無敵のスタンドッ!イエローテンパランス(黄の節制)!」
「そしてッ、これが本体、ラバーソウルのハンサム顔だッ!」ババァン!
花京院の顔が弾け飛び…本体の顔が明らかになった!
616: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:53:03.55 ID:CxISo47DO
和「わざわざ説明ありがとう」
ソウル「もう一つ教えてやる」
「その手を見ろ!」
ラバーソウルに言われて初めて和は気づいた!
先ほどラバーソウルを殴った右手に何かついていたのだッ
和「くッ…これは…」
ソウル「それは俺のスタンドの肉だ」
「どんどん食われちまうぜ」
澪「和!スタンドで治さないと!」
和「…そうさせてもらうわ」ズギュ―z_ン!
ソウル「もう一つ教えてやる」
「その手を見ろ!」
ラバーソウルに言われて初めて和は気づいた!
先ほどラバーソウルを殴った右手に何かついていたのだッ
和「くッ…これは…」
ソウル「それは俺のスタンドの肉だ」
「どんどん食われちまうぜ」
澪「和!スタンドで治さないと!」
和「…そうさせてもらうわ」ズギュ―z_ン!
617: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:53:40.34 ID:CxISo47DO
和がスタンドを出した瞬間、ラバーソウルが口を開いた!
ソウル「おまけにもう一つ教えてやる」
「それに触ると、左手にも食らい付くぜ」
「俺のスタンドを大きくさせたいなら話は別だがな」
和「…何を勘違いしてるのか分からないけど、私が治すのは右手じゃあないわ」
「あんたのその腐った性根を叩き直してあげるのよッ!」
「オラオラオラオラオラァ!」
ラバーソウルへラッシュをたたき込む!
しかしッ!それはイエローテンパランスによって防がれたッ!
ソウル「おまけにもう一つ教えてやる」
「それに触ると、左手にも食らい付くぜ」
「俺のスタンドを大きくさせたいなら話は別だがな」
和「…何を勘違いしてるのか分からないけど、私が治すのは右手じゃあないわ」
「あんたのその腐った性根を叩き直してあげるのよッ!」
「オラオラオラオラオラァ!」
ラバーソウルへラッシュをたたき込む!
しかしッ!それはイエローテンパランスによって防がれたッ!
618: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:54:33.06 ID:CxISo47DO
イエローテンパランスは瞬時に広がり…
プロローグの打撃を受けとめたのだッ!
和「なッ…」
ソウル「俺のスタンドは言うなれば『力を吸い取る鎧』ッ」
和「打撃は無意味って訳ね…」
ソウル「物分かりがいいじゃあねえか」
「それじゃあケーブルカーで一旅行こうぜッ」
「もっとも、てめーの行き先はあの世だがなぁぁあああガハハハハハ」
プロローグの打撃を受けとめたのだッ!
和「なッ…」
ソウル「俺のスタンドは言うなれば『力を吸い取る鎧』ッ」
和「打撃は無意味って訳ね…」
ソウル「物分かりがいいじゃあねえか」
「それじゃあケーブルカーで一旅行こうぜッ」
「もっとも、てめーの行き先はあの世だがなぁぁあああガハハハハハ」
619: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:55:31.77 ID:CxISo47DO
ラバーソウルは和をケーブルカーへ投げ飛ばすッ!
和「かはッ…」ドグシャアアアン!
ソウル「お前ら二人は後で相手してやるッ!」
「そこで指かお互いの◯でもしゃぶって待ってろッ!」
ラバーソウルはケーブルカーへ乗り込む!
ソウル「おや、澪ちゃんのスタンドもイエローテンパランスか?」
「そっちは確か律ちゃんだったな」
「律ちゃんの◯を食らっちまってんじゃあねえのか?ガハハハハハハハハ」
和「かはッ…」ドグシャアアアン!
ソウル「お前ら二人は後で相手してやるッ!」
「そこで指かお互いの◯でもしゃぶって待ってろッ!」
ラバーソウルはケーブルカーへ乗り込む!
ソウル「おや、澪ちゃんのスタンドもイエローテンパランスか?」
「そっちは確か律ちゃんだったな」
「律ちゃんの◯を食らっちまってんじゃあねえのか?ガハハハハハハハハ」
620: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:56:02.08 ID:CxISo47DO
澪「最ッ低だな…」
律「…ぶっ飛ばす」
ソウル「またなッ!ビチグソ共ォォーーー!」
律「乗り込むぞ澪ォォォオオオオオ!」ダダダダ
澪「ああ!そいつはボコボコにしないと気が済まないッ!」ダダダダ
ソウル「アホがッ!」
「もう遅いッ!跳んでも届かねえぜッ!」
律「てめえは黙ってろッ!セクハラ大魔人がァァアーーーーーッ!」
澪「青春!バイブレーションッ!」ズギュ―z_ン!
澪と律はテレポートでケーブルカーへ乗り込んだッ!
律「…ぶっ飛ばす」
ソウル「またなッ!ビチグソ共ォォーーー!」
律「乗り込むぞ澪ォォォオオオオオ!」ダダダダ
澪「ああ!そいつはボコボコにしないと気が済まないッ!」ダダダダ
ソウル「アホがッ!」
「もう遅いッ!跳んでも届かねえぜッ!」
律「てめえは黙ってろッ!セクハラ大魔人がァァアーーーーーッ!」
澪「青春!バイブレーションッ!」ズギュ―z_ン!
澪と律はテレポートでケーブルカーへ乗り込んだッ!
621: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:56:48.94 ID:CxISo47DO
ソウル「どうやらスタンドはイエローテンパランスじゃあないみたいだな」
澪「お前みたいなゲス野郎と同じスタンドなら死んだ方がマシだッ!」
ソウル「威勢がいいじゃあねえかッ!」
「てめーらは自分から死にに来たってのによォォオーーー!」
和「…くたばるのはあんたよ」
「澪!律!ケーブルカーの上に行きなさいッ!」
澪「わかった!」
澪と律はケーブルカーの上へ消えるッ!
澪「お前みたいなゲス野郎と同じスタンドなら死んだ方がマシだッ!」
ソウル「威勢がいいじゃあねえかッ!」
「てめーらは自分から死にに来たってのによォォオーーー!」
和「…くたばるのはあんたよ」
「澪!律!ケーブルカーの上に行きなさいッ!」
澪「わかった!」
澪と律はケーブルカーの上へ消えるッ!
622: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:57:49.20 ID:CxISo47DO
和「…これで大丈夫ね」ズギュ―z_ン!
「ぶっ倒れなさいッ!」
和が投げ飛ばされた時に砕け散っていたガラスを殴るッ!
ガラスは凄まじい速さで直っていく!
ソウル「これはッ!」
和「打撃がダメなら切り裂くまでよッ!」
ソウル「チッ…」ズバァ!
イエローテンパランスにガラスが食い込むッ!
そして…切り裂いたッ!
「ぶっ倒れなさいッ!」
和が投げ飛ばされた時に砕け散っていたガラスを殴るッ!
ガラスは凄まじい速さで直っていく!
ソウル「これはッ!」
和「打撃がダメなら切り裂くまでよッ!」
ソウル「チッ…」ズバァ!
イエローテンパランスにガラスが食い込むッ!
そして…切り裂いたッ!
623: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:58:34.24 ID:CxISo47DO
和「私からも一つ教えてあげるわ」
「あんた…全然ハンサムじゃあないわよ」
「はっきり言えばブ男ってやつね」
ソウル「少しばかり傷を負わせたからってよぉ…」
「調子に乗ってんじゃあねえぞクソアマがァァァアアア!」
ケーブルカー内をイエローテンパランスが覆う!
和に逃げ場はなかったッ!
ある一点を除いてッ!
和「…心の底から良かったって思うわ」
「澪のスタンドが遠距離型で…」
「澪ッ!下にスタンドをッ!」ボゴォ!
叫んだ直後、和は床に穴を開け落下したッ!
そこには青春バイブレーションが待ち構え…
和はケーブルカーの上へテレポートしたッ!
「あんた…全然ハンサムじゃあないわよ」
「はっきり言えばブ男ってやつね」
ソウル「少しばかり傷を負わせたからってよぉ…」
「調子に乗ってんじゃあねえぞクソアマがァァァアアア!」
ケーブルカー内をイエローテンパランスが覆う!
和に逃げ場はなかったッ!
ある一点を除いてッ!
和「…心の底から良かったって思うわ」
「澪のスタンドが遠距離型で…」
「澪ッ!下にスタンドをッ!」ボゴォ!
叫んだ直後、和は床に穴を開け落下したッ!
そこには青春バイブレーションが待ち構え…
和はケーブルカーの上へテレポートしたッ!
624: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:59:23.10 ID:CxISo47DO
和「ありがとう、澪」
澪「お礼はいいよ」
「今は次のことを考えよう」
「直にヤツのスタンドが私達の所にくるはずだ」
律「…私に考えがある」
和「何?」
パリィーン!
ケーブルカーのガラスが割れ…
窓からイエローテンパランスがはい上がってきたッ!
澪「お礼はいいよ」
「今は次のことを考えよう」
「直にヤツのスタンドが私達の所にくるはずだ」
律「…私に考えがある」
和「何?」
パリィーン!
ケーブルカーのガラスが割れ…
窓からイエローテンパランスがはい上がってきたッ!
625: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 00:59:59.48 ID:CxISo47DO
ソウル「お前らに逃げ道はないッ!」
「ドゥーユゥーアンダスタンンンドゥ!」
「大人しく消化されろッ!」
律「澪ッ!上のケーブルまでテレポートだッ!」
澪「ああッ!」
「律!和!ケーブルに掴まる用意をしとけよ!」
律「急げ澪ォォーーーッ!」
澪「行くぞッ!」
三人はケーブルへテレポートするッ!
その直後にケーブルカーの天井はイエローテンパランスで埋めつくされたッ
「ドゥーユゥーアンダスタンンンドゥ!」
「大人しく消化されろッ!」
律「澪ッ!上のケーブルまでテレポートだッ!」
澪「ああッ!」
「律!和!ケーブルに掴まる用意をしとけよ!」
律「急げ澪ォォーーーッ!」
澪「行くぞッ!」
三人はケーブルへテレポートするッ!
その直後にケーブルカーの天井はイエローテンパランスで埋めつくされたッ
626: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:00:48.60 ID:CxISo47DO
ソウル「それで逃げたつもりかァ!?」
「まだイエローテンパランスの射程内だぜッ!」
律「だろうな…」
「まあ、これから射程外に行っちまうんだけどな」
「…お前が」
ソウル「何…」
律「澪…和…」
「しっかり掴まってろよぉぉお…」
「まだイエローテンパランスの射程内だぜッ!」
律「だろうな…」
「まあ、これから射程外に行っちまうんだけどな」
「…お前が」
ソウル「何…」
律「澪…和…」
「しっかり掴まってろよぉぉお…」
627: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:03:38.88 ID:CxISo47DO
和「え…何を…」
律「GS3ッ!」
「ケーブルを切断しろォォォオオオオオ!」
澪「何言ってるんだ律ゥゥウーーーーーッ!」
GS3はケーブルカーより先へ向かい、ケーブルを切断したッ!
ケーブルカーは落下するッ!
ソウル「チッ…いっぱい食わされたか…」
「下で待ってるぜッ!」
律「よし!」
「和ッ!ケーブルを直してくれッ!」
澪「ヤバイ!乗り場の壁にぶつかるッ!」
和「澪…安心して…」
「既に直したわ…」
律「GS3ッ!」
「ケーブルを切断しろォォォオオオオオ!」
澪「何言ってるんだ律ゥゥウーーーーーッ!」
GS3はケーブルカーより先へ向かい、ケーブルを切断したッ!
ケーブルカーは落下するッ!
ソウル「チッ…いっぱい食わされたか…」
「下で待ってるぜッ!」
律「よし!」
「和ッ!ケーブルを直してくれッ!」
澪「ヤバイ!乗り場の壁にぶつかるッ!」
和「澪…安心して…」
「既に直したわ…」
628: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:04:21.80 ID:CxISo47DO
和「二人共衝撃に備えてッ!」
澪「ヤバい…手が…」プルプル
律「大丈夫…落ちないからさ、絶対に」
ガシャァアン!
ケーブルが直るッ
激しく上下に揺さ振られたが、誰一人として落ちることはなかった
律「よし!作戦成功だな!」
澪「死ぬかと思った…」
和「律が私達の手を固定してくれてたのね」
澪「ヤバい…手が…」プルプル
律「大丈夫…落ちないからさ、絶対に」
ガシャァアン!
ケーブルが直るッ
激しく上下に揺さ振られたが、誰一人として落ちることはなかった
律「よし!作戦成功だな!」
澪「死ぬかと思った…」
和「律が私達の手を固定してくれてたのね」
629: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:04:51.02 ID:CxISo47DO
澪「これからはなるべく作戦を先に言ってくれ…」
律「ま、なるべくな」
「そんじゃあさっさと切符買ってホテルに戻ろうぜ」
和「残念だけど…まだ終わってないみたい…」
「私の右手からヤツのスタンドが消えてないわ…」
澪「本当だ…」
「ムギのスタンドみたいだな…ここまで衝撃を吸収するなんて…」
律「ムギの方が強いさ」
「…よし、行こうぜ…第二ラウンドだ」
律「ま、なるべくな」
「そんじゃあさっさと切符買ってホテルに戻ろうぜ」
和「残念だけど…まだ終わってないみたい…」
「私の右手からヤツのスタンドが消えてないわ…」
澪「本当だ…」
「ムギのスタンドみたいだな…ここまで衝撃を吸収するなんて…」
律「ムギの方が強いさ」
「…よし、行こうぜ…第二ラウンドだ」
630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:05:27.21 ID:CxISo47DO
街中!
澪「ここは…」
ケーブルカーが落下した場所は、カブトムシを発見した所だったッ
ケーブルカーは木に落下し、木はめちゃくちゃになっていた…
律「木がめちゃくちゃだ…」
和「木も衝撃を緩和してくれたのかしら…」
「…運はいいみたいね」
澪「ここは…」
ケーブルカーが落下した場所は、カブトムシを発見した所だったッ
ケーブルカーは木に落下し、木はめちゃくちゃになっていた…
律「木がめちゃくちゃだ…」
和「木も衝撃を緩和してくれたのかしら…」
「…運はいいみたいね」
631: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:06:27.66 ID:CxISo47DO
ガチャッ…
ケーブルカーの扉が開く…
中からは多少の出血をしたラバーソウルが出てきた
その出血は打撲によるものではなく
ケーブルカーのガラスによる切り傷からのものであったッ
和「澪…お願いがあるの…」ボソッ
澪「ああ…わかった」
澪はそれだけ返し…
あとはただ…立っているだけだった
ケーブルカーの扉が開く…
中からは多少の出血をしたラバーソウルが出てきた
その出血は打撲によるものではなく
ケーブルカーのガラスによる切り傷からのものであったッ
和「澪…お願いがあるの…」ボソッ
澪「ああ…わかった」
澪はそれだけ返し…
あとはただ…立っているだけだった
632: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:08:35.53 ID:CxISo47DO
ソウル「くそッ…こんなに切れちまうとは…」
和「あら…顔も悪ければ頭も悪いのね」
「単純にケーブルカーから脱出すれば良かっただけなのに」
「…あんたを見てるだけでこっちも惨めな気持ちになってくるわ」
ソウル「てめえ…そんなに死にたいのか…?」
和「こんなに若いうちに死にたいわけないでしょ?」
「あんたバカなの?あ、ごめんなさい…頭悪いんだったわね」
ソウル「ぶち殺すッ!」ダダダダ
ラバーソウルは和の元へ走るッ!
その時の形相はあまりにもハンサムとは程遠かったッ!
和「あら…顔も悪ければ頭も悪いのね」
「単純にケーブルカーから脱出すれば良かっただけなのに」
「…あんたを見てるだけでこっちも惨めな気持ちになってくるわ」
ソウル「てめえ…そんなに死にたいのか…?」
和「こんなに若いうちに死にたいわけないでしょ?」
「あんたバカなの?あ、ごめんなさい…頭悪いんだったわね」
ソウル「ぶち殺すッ!」ダダダダ
ラバーソウルは和の元へ走るッ!
その時の形相はあまりにもハンサムとは程遠かったッ!
633: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:09:16.15 ID:CxISo47DO
和「こんなに安い挑発に乗るなんて…」
「私の右手にあるもの…何かわかる?」
和の右手には光るものがあったッ
それは一片のガラスであったッ!
和「あんなに高い所から落ちたら…」
「辺り一面にガラスが砕け散ってて当然よね」
ソウル「しまったッ…」
澪「和ッ!あらかた集め終わったぞ!」
澪のスタンドの手には大量のガラスがあった!
和がラバーソウルを挑発している間に集めていたのだッ
「私の右手にあるもの…何かわかる?」
和の右手には光るものがあったッ
それは一片のガラスであったッ!
和「あんなに高い所から落ちたら…」
「辺り一面にガラスが砕け散ってて当然よね」
ソウル「しまったッ…」
澪「和ッ!あらかた集め終わったぞ!」
澪のスタンドの手には大量のガラスがあった!
和がラバーソウルを挑発している間に集めていたのだッ
634: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:10:13.48 ID:CxISo47DO
和「すごくいいタイミングよ、澪…」
「さて、覚悟はいいかしら、ハンサムさん?」
「この距離じゃあ避けようがないわよ」
ソウル「くッ…」
「俺を包みこめイエローテンパランスッ!」
ラバーソウルはイエローテンパランスに覆われるッ!
和「プロロォォオーーーグッ!」ズギュ―z_ン!
それに構わず和はガラスを直したッ!
「さて、覚悟はいいかしら、ハンサムさん?」
「この距離じゃあ避けようがないわよ」
ソウル「くッ…」
「俺を包みこめイエローテンパランスッ!」
ラバーソウルはイエローテンパランスに覆われるッ!
和「プロロォォオーーーグッ!」ズギュ―z_ン!
それに構わず和はガラスを直したッ!
635: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:14:29.36 ID:CxISo47DO
そして…ガラスはイエローテンパランスに食い込むッ!
ソウル「くそがぁ~~ッ!」
和「…いくら頑張っても無駄よ」
「あんたのスタンドは私のスタンドにはかなわない…」
「直るってことは…その物体の時間が逆行してるってことなの」
「それに抗うってことは…過去の世界にケンカを売ってることと同義よ…」
「ドゥーユゥーアンダスタン?」
「あなたは…時間に勝てるのかしら?」
ソウル「くそがぁ~~ッ!」
和「…いくら頑張っても無駄よ」
「あんたのスタンドは私のスタンドにはかなわない…」
「直るってことは…その物体の時間が逆行してるってことなの」
「それに抗うってことは…過去の世界にケンカを売ってることと同義よ…」
「ドゥーユゥーアンダスタン?」
「あなたは…時間に勝てるのかしら?」
636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:15:01.06 ID:CxISo47DO
ソウル「ぐッ…」
「この…田ゴ作がァァアーーーーーッ!」
和「…哀れね」
ソウル「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ズバババババァ!
ラバーソウルはスタンドごと切り裂かれ…
その場に倒れ伏したッ!
律「よくやった和!」
「手は大丈夫なのか?」
和「ええ…ヤツのスタンドは消えたみたい」
澪「こいつには色々聞かないとな」
「律、固定してくれ」
律「オッケー」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ソウル「がべぶッ!」ドゴドゴドゴォ!
「この…田ゴ作がァァアーーーーーッ!」
和「…哀れね」
ソウル「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ズバババババァ!
ラバーソウルはスタンドごと切り裂かれ…
その場に倒れ伏したッ!
律「よくやった和!」
「手は大丈夫なのか?」
和「ええ…ヤツのスタンドは消えたみたい」
澪「こいつには色々聞かないとな」
「律、固定してくれ」
律「オッケー」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ソウル「がべぶッ!」ドゴドゴドゴォ!
637: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:16:14.66 ID:CxISo47DO
律「おい、他のスタンド使いは何人いるんだ?」
ソウル「誰が言うかボゲッ!」
律「お前…自分の置かれてる状況を理解して発言しろよ…?」
ソウル「え…」
「なッ…動けないッ…」
律「ドゥーユゥーアンダスタン?」
ソウル「わ、わかった!」
「『死神』、『女帝』、『吊られた男』、『皇帝』の4人がお前らを追っている!」
ソウル「誰が言うかボゲッ!」
律「お前…自分の置かれてる状況を理解して発言しろよ…?」
ソウル「え…」
「なッ…動けないッ…」
律「ドゥーユゥーアンダスタン?」
ソウル「わ、わかった!」
「『死神』、『女帝』、『吊られた男』、『皇帝』の4人がお前らを追っている!」
638: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:17:19.00 ID:CxISo47DO
律「能力は?」
ソウル「知らねえ…」
「スタンド使いは能力を他人には見せない…」
「お前らだって弱点は教えたくないだろ?」
律「…まあな」
ソウル「そうだ…DIOにスタンドを教えた魔女がいる」
澪「DIOに…?」
ソウル「知らねえ…」
「スタンド使いは能力を他人には見せない…」
「お前らだって弱点は教えたくないだろ?」
律「…まあな」
ソウル「そうだ…DIOにスタンドを教えた魔女がいる」
澪「DIOに…?」
639: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:17:59.30 ID:CxISo47DO
ソウル「ああ」
「何でも最近まで日本に住んでいたらしい」
「そして…そいつは再び日本に渡ったと聞いた」
和「何で…?」
ソウル「おそらく…お前らの素性を調べるためだな」
「俺達は承太郎、ジョセフ、花京院の存在しか知らなかった」
「お前らの存在なんか知らされていなかったんだ」
「どういう方法かで…お前らの存在を確認したんだろう」
「何でも最近まで日本に住んでいたらしい」
「そして…そいつは再び日本に渡ったと聞いた」
和「何で…?」
ソウル「おそらく…お前らの素性を調べるためだな」
「俺達は承太郎、ジョセフ、花京院の存在しか知らなかった」
「お前らの存在なんか知らされていなかったんだ」
「どういう方法かで…お前らの存在を確認したんだろう」
640: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:18:45.20 ID:CxISo47DO
律「念写…か…」
「他には何かないのか?」
ソウル「その魔女だが…息子がいてな」
「名前はJ・ガイル…両手とも右手の男だ」
澪律和「!」
澪「それは本当なのか!?」
ソウル「ああ」
「ここから先は噂で聞いたんだが…」
「スタンド名は『ハングドマン』」
「何か…『鏡』を使う能力らしい」
澪「鏡…か…」
「他に知ってることはないのか?」
ソウル「そいつは…」
「ポルナレフの妹を殺したらしい…」
律「そうだ…」
「両方とも右手の男…」
「聞いたんだ…ポルナレフ本人から…」
「他には何かないのか?」
ソウル「その魔女だが…息子がいてな」
「名前はJ・ガイル…両手とも右手の男だ」
澪律和「!」
澪「それは本当なのか!?」
ソウル「ああ」
「ここから先は噂で聞いたんだが…」
「スタンド名は『ハングドマン』」
「何か…『鏡』を使う能力らしい」
澪「鏡…か…」
「他に知ってることはないのか?」
ソウル「そいつは…」
「ポルナレフの妹を殺したらしい…」
律「そうだ…」
「両方とも右手の男…」
「聞いたんだ…ポルナレフ本人から…」
641: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:19:32.70 ID:CxISo47DO
和「…他には?」
ソウル「これで終わりだ」
「早く能力を解除してくれないか?」
「動きたくて仕方ねーぜ」
律「それもそうだな」
「澪、こいつを木の真ん中に運んでくれ」
澪「ああ」ズギュ―z_ン!
ラバーソウルは砕かれた木の真ん中に移動され…
ソウル「おい…何する気だ…?」
律「和、木を直してくれ」
和「わかったわ」ズギュ―z_ン!
徐々に木に潰されていったッ
ソウル「ぐへッ!?」
ソウル「これで終わりだ」
「早く能力を解除してくれないか?」
「動きたくて仕方ねーぜ」
律「それもそうだな」
「澪、こいつを木の真ん中に運んでくれ」
澪「ああ」ズギュ―z_ン!
ラバーソウルは砕かれた木の真ん中に移動され…
ソウル「おい…何する気だ…?」
律「和、木を直してくれ」
和「わかったわ」ズギュ―z_ン!
徐々に木に潰されていったッ
ソウル「ぐへッ!?」
642: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:20:51.77 ID:CxISo47DO
律「ほい、能力解除」
「顔は木から出てるからさ、そっから助け呼べばいいよ」
ソウル「……」
律「聞いちゃいねえ」
和「気絶してるんでしょ」
澪「さて、切符を買いに行くか」
「出発は明日だったな」
律「なあ和…」ボソッ
和「何?」ボソッ
律「どうすれば胸って大きくなんのかな…?」ボソボソ
和「あいつに言われたこと…気にしてるの?」ボソボソ
「顔は木から出てるからさ、そっから助け呼べばいいよ」
ソウル「……」
律「聞いちゃいねえ」
和「気絶してるんでしょ」
澪「さて、切符を買いに行くか」
「出発は明日だったな」
律「なあ和…」ボソッ
和「何?」ボソッ
律「どうすれば胸って大きくなんのかな…?」ボソボソ
和「あいつに言われたこと…気にしてるの?」ボソボソ
643: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:23:55.26 ID:CxISo47DO
律「いや…まあ…」
「何と言いますか…」ボソボソ
和「はあ…」フフッ
「澪みたいな胸の子が好きな人もいれば」ボソボソ
「律みたいな胸の子が好きな人もいるわよ」ボソボソ
律「そう…かな…」
和「あいにく…」ボソッ
「承太郎君はどっちが好きか何て私には分からないけどね」フフッ
律「なっ…///」
「何でジョジョが出てくるんだよぉ…!」ボソボソ
澪(?)
(何を話してるんだ、あの二人?)
「何と言いますか…」ボソボソ
和「はあ…」フフッ
「澪みたいな胸の子が好きな人もいれば」ボソボソ
「律みたいな胸の子が好きな人もいるわよ」ボソボソ
律「そう…かな…」
和「あいにく…」ボソッ
「承太郎君はどっちが好きか何て私には分からないけどね」フフッ
律「なっ…///」
「何でジョジョが出てくるんだよぉ…!」ボソボソ
澪(?)
(何を話してるんだ、あの二人?)
644: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:25:14.40 ID:CxISo47DO
澪「って!カブト虫の脚が!」
律「あれ?澪の手にあったのは和が全部直したよな?」
(つーかその脚…マジであいつ食べてたのかよ…)
和「ええ…」
「その脚の持ち主…どうなってるのかしら」
律「死んだよ…見てた…」
澪「もしかして…死んだものは戻せない…とか?」
律「あれ?澪の手にあったのは和が全部直したよな?」
(つーかその脚…マジであいつ食べてたのかよ…)
和「ええ…」
「その脚の持ち主…どうなってるのかしら」
律「死んだよ…見てた…」
澪「もしかして…死んだものは戻せない…とか?」
645: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:25:49.86 ID:CxISo47DO
和「そうかもしれないわ」
「私のスタンド…ビデオテープで考えたらいいかも」
律「テープが切れたら…巻き戻せない…か」
和「おそらくそうだと思う」
澪「…絶対に死ぬことになっちゃあダメだな」
律「まあ…今まで通り身体を大切にしていこう」
「私のスタンド…ビデオテープで考えたらいいかも」
律「テープが切れたら…巻き戻せない…か」
和「おそらくそうだと思う」
澪「…絶対に死ぬことになっちゃあダメだな」
律「まあ…今まで通り身体を大切にしていこう」
646: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:29:00.69 ID:CxISo47DO
夜!
律「……」ジーッ
澪「何ジッと見てるんだよ…」
律「……」ジーッ
澪「おい律…」
律「くそぉぉぉおおおおお!」
「イエローテンパランス!」モミモミ
澪「ちょっ…!///」
「何するんだバカ律!」ガンッ
律「…すみません」プクーッ
律「……」ジーッ
澪「何ジッと見てるんだよ…」
律「……」ジーッ
澪「おい律…」
律「くそぉぉぉおおおおお!」
「イエローテンパランス!」モミモミ
澪「ちょっ…!///」
「何するんだバカ律!」ガンッ
律「…すみません」プクーッ
647: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:29:32.42 ID:CxISo47DO
翌日の列車内!
梓「次はインドですか」
「何かすごいですね、この旅」
唯「世界を股にかけてるって感じだよね!」
花京院「しかし…シンガポールでのスタンド…」
「僕に化けていたのか…嫌な気分だ…」
律「私達からの評判がた落ちだったぞ~」
「ものすごく最低だったからな、あいつ」
梓「次はインドですか」
「何かすごいですね、この旅」
唯「世界を股にかけてるって感じだよね!」
花京院「しかし…シンガポールでのスタンド…」
「僕に化けていたのか…嫌な気分だ…」
律「私達からの評判がた落ちだったぞ~」
「ものすごく最低だったからな、あいつ」
648: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:30:17.34 ID:CxISo47DO
花京院「良かったよ、見破ってくれて」
「僕の評判も一緒に落ちる気がする」
澪「私はまだお前を軽蔑してるけどな」
花京院「えッ!?」
「それは偽物だったんだろう!?」
澪「冗談だよ」フフッ
唯「花京院君慌てすぎ~」フフッ
花京院「慌てるさ…」
「僕の評判も一緒に落ちる気がする」
澪「私はまだお前を軽蔑してるけどな」
花京院「えッ!?」
「それは偽物だったんだろう!?」
澪「冗談だよ」フフッ
唯「花京院君慌てすぎ~」フフッ
花京院「慌てるさ…」
649: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:30:55.41 ID:CxISo47DO
花京院「おや、琴吹さんはチェリーを食べないのかい?」
紬「ええ」
「良かったら食べる?」
花京院「ああ、ありがとう」スッ
「……」パクッ
「……」モグモグ
「うん、やっぱりチェリーはおいしいな」
和(…ほらね)フフッ
本体名―ラバーソウル
スタンド名―イエローテンパランス
―木から救出されるも重傷、再起不能―
承太郎一行
―列車でインドへ―
紬「ええ」
「良かったら食べる?」
花京院「ああ、ありがとう」スッ
「……」パクッ
「……」モグモグ
「うん、やっぱりチェリーはおいしいな」
和(…ほらね)フフッ
本体名―ラバーソウル
スタンド名―イエローテンパランス
―木から救出されるも重傷、再起不能―
承太郎一行
―列車でインドへ―
650: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:31:24.35 ID:CxISo47DO
エジプト!
コンコン
DIO「…入れ」
ガチャッ
エンヤ婆「DIO様…ただいま戻りました」
DIO「……ご苦労だったな」
「それで…結果は?」
コンコン
DIO「…入れ」
ガチャッ
エンヤ婆「DIO様…ただいま戻りました」
DIO「……ご苦労だったな」
「それで…結果は?」
651: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:31:53.12 ID:CxISo47DO
エンヤ婆「はい…」
「この小娘達…わしの住んでいた町に住んでいたみたいで…」
「いたって普通の女子高生だったみたいですじゃ…」
「ただし…それは約一週間程前までの話」
DIO「……何?」
エンヤ婆「小娘の一人がトラックに轢かれそうになった瞬間…」
「トラックが小娘の前方に瞬間移動した、という目撃情報があります」
DIO「…スタンド使い……か」
エンヤ婆「おそらく…全員スタンド使いでしょう」
「この小娘達…わしの住んでいた町に住んでいたみたいで…」
「いたって普通の女子高生だったみたいですじゃ…」
「ただし…それは約一週間程前までの話」
DIO「……何?」
エンヤ婆「小娘の一人がトラックに轢かれそうになった瞬間…」
「トラックが小娘の前方に瞬間移動した、という目撃情報があります」
DIO「…スタンド使い……か」
エンヤ婆「おそらく…全員スタンド使いでしょう」
652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:32:34.03 ID:CxISo47DO
DIO「やはり……」
「スタンド使いでなければ…連れてくるはずがないからな」
「で…それだけ…か…?」
エンヤ婆「後は名前がわかりましたが…」
DIO「ほう…」
「念写をした写真だ…説明しろ…」ピラッ
エンヤ婆「この茶髪が平沢唯…」
「長い黒髪が秋山澪」
「髪を上げている茶髪が田井中律…」
「金髪が琴吹紬」
「黒髪を二つに分けているのが中野梓」
「メガネが真鍋和です」
「何でも、真鍋と花京院以外全員軽音部だとか」
DIO「けいおん……?」
「スタンド使いでなければ…連れてくるはずがないからな」
「で…それだけ…か…?」
エンヤ婆「後は名前がわかりましたが…」
DIO「ほう…」
「念写をした写真だ…説明しろ…」ピラッ
エンヤ婆「この茶髪が平沢唯…」
「長い黒髪が秋山澪」
「髪を上げている茶髪が田井中律…」
「金髪が琴吹紬」
「黒髪を二つに分けているのが中野梓」
「メガネが真鍋和です」
「何でも、真鍋と花京院以外全員軽音部だとか」
DIO「けいおん……?」
653: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:34:07.58 ID:CxISo47DO
エンヤ婆「バンド活動をする部活ですじゃ」
「それと…平沢唯には…日本に妹がいるらしいですじゃ」
「今は高熱で入院しとるそうですが…」
DIO「…スタンド使いに……なれなかったんだろう」
「しかし…この人数…か……」
エンヤ婆「DIO様、ご安心を…」
「ヤツらはインドに向かっておるんでしたね?」
DIO「……ああ」
「それと…平沢唯には…日本に妹がいるらしいですじゃ」
「今は高熱で入院しとるそうですが…」
DIO「…スタンド使いに……なれなかったんだろう」
「しかし…この人数…か……」
エンヤ婆「DIO様、ご安心を…」
「ヤツらはインドに向かっておるんでしたね?」
DIO「……ああ」
654: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/26(土) 01:37:42.15 ID:CxISo47DO
エンヤ婆「インドには…わしの息子のコンビがおります」
「ヤツらは全滅でしょう」
DIO「J・ガイルに…ホル・ホースか……」
「……期待しておこう」
エンヤ婆「そうそう…念のため…」
「ヤツらの新歓と文化祭のDVDを手に入れましたが…」
「御覧になられますか?」
DIO「……うむ…もしかしたら……何かわかるかもしれん」
「…早急に……準備をするんだ」
エンヤ婆「…わかりました」
「ヤツらは全滅でしょう」
DIO「J・ガイルに…ホル・ホースか……」
「……期待しておこう」
エンヤ婆「そうそう…念のため…」
「ヤツらの新歓と文化祭のDVDを手に入れましたが…」
「御覧になられますか?」
DIO「……うむ…もしかしたら……何かわかるかもしれん」
「…早急に……準備をするんだ」
エンヤ婆「…わかりました」
662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:29:17.53 ID:Gz189OKDO
インド!
澪「インド…か…」
ジョセフ「しかし…不安じゃな…」
梓「何がですか?」
ジョセフ「いや、わしはインドは初めてでな…」
「インドは乞食とか泥棒ばかりいて、熱病なんかにかかりそうなイメージがな…」
花京院「確かにそうですね…」
澪「インド…か…」
ジョセフ「しかし…不安じゃな…」
梓「何がですか?」
ジョセフ「いや、わしはインドは初めてでな…」
「インドは乞食とか泥棒ばかりいて、熱病なんかにかかりそうなイメージがな…」
花京院「確かにそうですね…」
663: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:30:09.81 ID:Gz189OKDO
唯「私はカレーのイメージしかないな~」
「『カレーのちライス』の舞台だよ~」
律「プロになったらPVはインドで撮るか」
承太郎「エキストラには困らないだろうな」
澪「全くだな」フフッ
「よし、そろそろ行くか」
「『カレーのちライス』の舞台だよ~」
律「プロになったらPVはインドで撮るか」
承太郎「エキストラには困らないだろうな」
澪「全くだな」フフッ
「よし、そろそろ行くか」
664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:31:28.15 ID:Gz189OKDO
外!
子供「バクシーシ!バクシーシ!」
和「何…これ…」
男「イレズミ彫らない?」
紬「そういうのはちょっと…」
男「女の子紹介するよ」
「ベリィヤングだよ」
承太郎「…消えろ」
子供「バクシーシ!バクシーシ!」
和「何…これ…」
男「イレズミ彫らない?」
紬「そういうのはちょっと…」
男「女の子紹介するよ」
「ベリィヤングだよ」
承太郎「…消えろ」
665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:32:39.53 ID:Gz189OKDO
牛「モォ~~」ノッシノッシ
男「……」グーグー
澪「道で寝てる…」
「ひゃっ///」サワッ
(お…お尻触られた…)
律「いい◯◯してるな~姉ちゃん」ニヤニヤ
澪「……」ニコッ
律「え?」
澪「オラァ!」
律「あでっ!」ゴツン!
唯「あ、りっちゃんが人の群れの中にテレポートした」
男「……」グーグー
澪「道で寝てる…」
「ひゃっ///」サワッ
(お…お尻触られた…)
律「いい◯◯してるな~姉ちゃん」ニヤニヤ
澪「……」ニコッ
律「え?」
澪「オラァ!」
律「あでっ!」ゴツン!
唯「あ、りっちゃんが人の群れの中にテレポートした」
666: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:33:41.67 ID:Gz189OKDO
子供「バクシーシ!バクシーシ!」
男「バクシーシ!」
女「バクシーシ!子供がいるんです!」
律「う、うわぁぁぁああああああああ」
「ごめん澪ぉぉおおお!」
「私が悪かったァアーーーーーッ!」
澪「しばらくそこにいろバカ律!」
梓「でも、犯人が律先輩で良かったですね」
男「バクシーシ!」
女「バクシーシ!子供がいるんです!」
律「う、うわぁぁぁああああああああ」
「ごめん澪ぉぉおおお!」
「私が悪かったァアーーーーーッ!」
澪「しばらくそこにいろバカ律!」
梓「でも、犯人が律先輩で良かったですね」
667: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:34:31.64 ID:Gz189OKDO
承太郎「まったく…」
「おい、どこか建物に行くぜ」
ジョセフ「そうじゃな…」
「一刻も早くここから逃げたいわ…」
スタスタ
律「え?いやいや…」
子供「バクシーシ!バクシーシ!」
スタスタ
律「ちょっと待てェェエーーーーーーッ!!」
「おい、どこか建物に行くぜ」
ジョセフ「そうじゃな…」
「一刻も早くここから逃げたいわ…」
スタスタ
律「え?いやいや…」
子供「バクシーシ!バクシーシ!」
スタスタ
律「ちょっと待てェェエーーーーーーッ!!」
668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:35:32.48 ID:Gz189OKDO
飲食店!
律「なあ…早くインド出ようぜ…」
承太郎「バクシーシ」
律「ヒィィ…」
紬「トラウマになっちゃったみたいね…」
澪「ちょっとやりすぎたかな…」
律「助けてくれたからいいよ…」
梓(律先輩がおかしい…)
律「なあ…早くインド出ようぜ…」
承太郎「バクシーシ」
律「ヒィィ…」
紬「トラウマになっちゃったみたいね…」
澪「ちょっとやりすぎたかな…」
律「助けてくれたからいいよ…」
梓(律先輩がおかしい…)
669: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:36:25.37 ID:Gz189OKDO
梓「それにしても…インドってすごいですね…」
ジョセフ「ああ…想像以上だった…」
澪「私お手洗い行ってくるな」ガタッ
唯「いってらっしゃ~い」
梓「それにしても、この飲み物おいしいですね」
花京院「チャーイって言うらしいね」
「何を使ってるんだろうか…」
ジョセフ「ああ…想像以上だった…」
澪「私お手洗い行ってくるな」ガタッ
唯「いってらっしゃ~い」
梓「それにしても、この飲み物おいしいですね」
花京院「チャーイって言うらしいね」
「何を使ってるんだろうか…」
670: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:39:21.84 ID:Gz189OKDO
澪「いやあああああああああ!」ダダダダ
和「どうしたの?」
澪「ト、トイレ!豚!」
唯律紬梓和承花ジ「?」
梓「み、澪先輩…何かいけないものを…」
澪「私はそんなのに手を出してない!」
「本当にいたんだよ!豚が!」
店員「ああ、豚ですか」
「一緒にいらしてください」
和「どうしたの?」
澪「ト、トイレ!豚!」
唯律紬梓和承花ジ「?」
梓「み、澪先輩…何かいけないものを…」
澪「私はそんなのに手を出してない!」
「本当にいたんだよ!豚が!」
店員「ああ、豚ですか」
「一緒にいらしてください」
671: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:40:14.71 ID:Gz189OKDO
トイレ!
豚「フゴッ!」
律「マジで豚じゃねーか…」
店員「こいつはですね、ほら、そこに棒があるでしょ?」
「この棒で…」
「こうするんですッ!」
店員は棒を豚の眉間に思いっきり突き出したッ!
豚「ブギーッ!」ボグッ
梓「痛った…」
豚「フゴッ!」
律「マジで豚じゃねーか…」
店員「こいつはですね、ほら、そこに棒があるでしょ?」
「この棒で…」
「こうするんですッ!」
店員は棒を豚の眉間に思いっきり突き出したッ!
豚「ブギーッ!」ボグッ
梓「痛った…」
672: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:40:46.12 ID:Gz189OKDO
店員「突きを食らわして、ひるんだ隙に用を足してください」
「それではごゆっくり」
ジョセフ「わし…インドはもういい…」
紬「はい…私もちょっと…」
律「そんじゃあ澪、私達は戻るな」
スタスタ
澪「え!?ちょっと待って!」
承太郎「一緒にいるわけにもいかないだろう」
「それではごゆっくり」
ジョセフ「わし…インドはもういい…」
紬「はい…私もちょっと…」
律「そんじゃあ澪、私達は戻るな」
スタスタ
澪「え!?ちょっと待って!」
承太郎「一緒にいるわけにもいかないだろう」
673: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:41:20.96 ID:Gz189OKDO
澪「じゃあせめてドアの外で待っててくれ!」
承太郎「やれやれ…」
「早く済ませてくれ」
澪「ありがと…」
バタン!
澪「はあ…」
(どうしよ…まさか豚がいるとは…)
(豚…出てこないよな…)
豚「プギッ」ヒョコッ
澪「きゃっ!」
(出てきちゃったよ…)
(叩くわけにもいかないしな…)
承太郎「やれやれ…」
「早く済ませてくれ」
澪「ありがと…」
バタン!
澪「はあ…」
(どうしよ…まさか豚がいるとは…)
(豚…出てこないよな…)
豚「プギッ」ヒョコッ
澪「きゃっ!」
(出てきちゃったよ…)
(叩くわけにもいかないしな…)
674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:42:29.76 ID:Gz189OKDO
豚「ブヒッ」
澪「さっき…痛かったよな…」スッ…
(…やっぱりなでるのはよしとこう)
承太郎「豚か?」
澪「うん…出てきちゃったんだ」
承太郎「どうする?店員でも呼ぶか?」
澪「ううん…また叩かれるのも気が引けるし、ホテルまで我慢するよ」
承太郎「そうか」
澪「さっき…痛かったよな…」スッ…
(…やっぱりなでるのはよしとこう)
承太郎「豚か?」
澪「うん…出てきちゃったんだ」
承太郎「どうする?店員でも呼ぶか?」
澪「ううん…また叩かれるのも気が引けるし、ホテルまで我慢するよ」
承太郎「そうか」
675: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:43:50.00 ID:Gz189OKDO
澪「あ、ちょっと待って」
「手は洗っておくからさ」
承太郎「ああ」
この時点で澪は心身ともにかなり疲労していた
押し寄せる群衆に、便器から豚が出てきたのだ…
澪「はぁ…」
承太郎「まだか?」
澪「ん…あと少し」
少しでも気を紛らわせようと、顔を洗う…
顔を拭き、身だしなみを整える
やはり一介の女子高生である…気になるところがあるのであろう
「手は洗っておくからさ」
承太郎「ああ」
この時点で澪は心身ともにかなり疲労していた
押し寄せる群衆に、便器から豚が出てきたのだ…
澪「はぁ…」
承太郎「まだか?」
澪「ん…あと少し」
少しでも気を紛らわせようと、顔を洗う…
顔を拭き、身だしなみを整える
やはり一介の女子高生である…気になるところがあるのであろう
676: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:44:43.63 ID:Gz189OKDO
澪「よし、出るか」
最終確認をすべく、もう一度鏡を見る…
するとッ!そこには今まで映っていなかった男が存在していたッ!
その男は全身を包帯で包み…顔のパーツは削ぎ落としたかのようであったッ!
澪「何…だよ…これ…」クルッ
澪は振り返るッ!
しかしッ!鏡に映っていた男はいなかったッ!
最終確認をすべく、もう一度鏡を見る…
するとッ!そこには今まで映っていなかった男が存在していたッ!
その男は全身を包帯で包み…顔のパーツは削ぎ落としたかのようであったッ!
澪「何…だよ…これ…」クルッ
澪は振り返るッ!
しかしッ!鏡に映っていた男はいなかったッ!
677: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:45:10.87 ID:Gz189OKDO
澪「え…?」クルッ
再び鏡へ顔を向けるッ!
澪の目に映ったものはッ!
男が窓を開け!今まさに部屋へ侵入しようとしているところであったッ!
澪「えっ!?」クルッ
澪は再び振り返るッ
窓はッ!開いていなかったッ!
澪「これが…鏡のスタンドッ…!」クルッ
鏡の中にいる男は!
既に澪のすぐ傍まで来ており、切り掛かろうとしていたッ
再び鏡へ顔を向けるッ!
澪の目に映ったものはッ!
男が窓を開け!今まさに部屋へ侵入しようとしているところであったッ!
澪「えっ!?」クルッ
澪は再び振り返るッ
窓はッ!開いていなかったッ!
澪「これが…鏡のスタンドッ…!」クルッ
鏡の中にいる男は!
既に澪のすぐ傍まで来ており、切り掛かろうとしていたッ
678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:45:41.61 ID:Gz189OKDO
澪「ヤバいッ!」
「青春バイブレーションッ!」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
鏡は砕け散るッ
何とか危機を免れたッ!
澪「本体はッ!」
トイレの窓を開け広げるが…
その先には人の群れがあり、本体は分からなかった
澪「くそ…」
「人が多すぎる…」
「青春バイブレーションッ!」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
鏡は砕け散るッ
何とか危機を免れたッ!
澪「本体はッ!」
トイレの窓を開け広げるが…
その先には人の群れがあり、本体は分からなかった
澪「くそ…」
「人が多すぎる…」
679: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:46:15.45 ID:Gz189OKDO
ガチャッ!
承太郎「何があった!」
澪「来た…鏡のスタンド…」
承太郎「何…」
澪「ポルナレフさんの妹の仇…」
「…私達が先に会うみたいだな」
承太郎「…そうだな」
「…行くぞ…じじい達に報告だ」
承太郎「何があった!」
澪「来た…鏡のスタンド…」
承太郎「何…」
澪「ポルナレフさんの妹の仇…」
「…私達が先に会うみたいだな」
承太郎「…そうだな」
「…行くぞ…じじい達に報告だ」
680: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:46:47.52 ID:Gz189OKDO
テーブル!
澪「来ました…鏡のスタンド…」
ジョセフ「そうか…」
「ポルナレフには悪いが…わし達が倒すことになったか」
梓「とうとう…ですね…」
花京院「…捜しますか?」
ジョセフ「…明日な」
「今日はもう遅い」
律「強い…だろうな…」
承太郎「…今までのヤツらとは比べものにならないだろう」
「こいつが鏡を破壊しても…手応えが無かったらしいからな」
澪「来ました…鏡のスタンド…」
ジョセフ「そうか…」
「ポルナレフには悪いが…わし達が倒すことになったか」
梓「とうとう…ですね…」
花京院「…捜しますか?」
ジョセフ「…明日な」
「今日はもう遅い」
律「強い…だろうな…」
承太郎「…今までのヤツらとは比べものにならないだろう」
「こいつが鏡を破壊しても…手応えが無かったらしいからな」
681: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:47:17.47 ID:Gz189OKDO
紬「鏡があるところだと危険ね…」
ジョセフ「…ああ」
「わし達はこれからホテルに向かうが…」
「部屋内の鏡は全て外に出そう」
承太郎「いや…鏡だけじゃあない」
「姿を映し出すもの全てだ」
ジョセフ「そうだな、その方がいいだろう」
和「とりあえず…早急に移動しましょう」
「暗くなったら自分が何に映ってるかわからなくなるわ」
ジョセフ「…ああ」
「わし達はこれからホテルに向かうが…」
「部屋内の鏡は全て外に出そう」
承太郎「いや…鏡だけじゃあない」
「姿を映し出すもの全てだ」
ジョセフ「そうだな、その方がいいだろう」
和「とりあえず…早急に移動しましょう」
「暗くなったら自分が何に映ってるかわからなくなるわ」
682: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:47:45.52 ID:Gz189OKDO
ホテルの部屋内!
梓「何とかホテルに着きましたね…」
澪「ああ…」
「とりあえず鏡とかを外に出すか」
承太郎「…お前らは休んでおけ」
「俺がやっておく」
梓「ありがとうございます…」
澪「ありがとな」
梓「何とかホテルに着きましたね…」
澪「ああ…」
「とりあえず鏡とかを外に出すか」
承太郎「…お前らは休んでおけ」
「俺がやっておく」
梓「ありがとうございます…」
澪「ありがとな」
683: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:48:25.60 ID:Gz189OKDO
梓「鏡のスタンド…何で澪先輩と戦わなかったんでしょうね?」
澪「何か不利な状況だったのかな…」
承太郎「シンプルなことだ」
「…いつでも殺せる」
「…そういうことだろう」
梓「そんなに自信が…」
澪「何か不利な状況だったのかな…」
承太郎「シンプルなことだ」
「…いつでも殺せる」
「…そういうことだろう」
梓「そんなに自信が…」
684: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:48:56.01 ID:Gz189OKDO
澪「…自信がある理由もわかる」
「本当に手応えが無かった…」
梓「勝てます…かね…」
承太郎「…そんなに弱気でどうする」
「ポルナレフも言っていただろう?」
「お前らは強い、自信を持て」
澪「そうだな」
「今から弱気になっちゃあダメだ!」
梓「そうですね!」
「倒しましょう!絶対!」
「本当に手応えが無かった…」
梓「勝てます…かね…」
承太郎「…そんなに弱気でどうする」
「ポルナレフも言っていただろう?」
「お前らは強い、自信を持て」
澪「そうだな」
「今から弱気になっちゃあダメだ!」
梓「そうですね!」
「倒しましょう!絶対!」
685: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:49:33.98 ID:Gz189OKDO
承太郎「今日は疲れただろう」
「寝るとするか」
梓「でもベッド二つしかありませんよ?」
承太郎「無理を言って三人にしてもらったからな」
「俺はソファーで寝るからいいさ」
「寝るとするか」
梓「でもベッド二つしかありませんよ?」
承太郎「無理を言って三人にしてもらったからな」
「俺はソファーで寝るからいいさ」
686: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:50:01.14 ID:Gz189OKDO
澪「私と梓が二人で寝れば…」
承太郎「大丈夫だ、ソファーで寝るのには慣れてる」
梓「そんなわけ…」
承太郎「何回も言わせるな」
「電気消すぜ」
カチッ
梓「あ…」
「あの…すみません…おやすみなさい」
澪「ごめんな…ありがとう、おやすみ」
承太郎「気にするな」
承太郎「大丈夫だ、ソファーで寝るのには慣れてる」
梓「そんなわけ…」
承太郎「何回も言わせるな」
「電気消すぜ」
カチッ
梓「あ…」
「あの…すみません…おやすみなさい」
澪「ごめんな…ありがとう、おやすみ」
承太郎「気にするな」
687: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:50:28.72 ID:Gz189OKDO
夜!
梓「……」スースー
承太郎「……」グーグー
澪「ん…」パチッ
ザァァアアアアア
澪(雨降ってる…)
(ちょっと冷えるかも…)
承太郎「……」グーグー
澪(ジョジョ…学ラン掛けてるだけなんだ…)
(毛布あげないと…)パタパタ
「しょっと…」スタスタ
梓「……」スースー
承太郎「……」グーグー
澪「ん…」パチッ
ザァァアアアアア
澪(雨降ってる…)
(ちょっと冷えるかも…)
承太郎「……」グーグー
澪(ジョジョ…学ラン掛けてるだけなんだ…)
(毛布あげないと…)パタパタ
「しょっと…」スタスタ
688: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:50:57.72 ID:Gz189OKDO
承太郎「……」グーグー
澪(よく寝てる…)
(ジョジョも絶対に疲れてるはずなのに…)
(ベッド…意地でも使わせたら良かった…)
(とりあえず…先に毛布を…)ファサッ
承太郎「……」パチッ
「何だ…?」
澪「ごめん…起こしちゃったな…」
澪(よく寝てる…)
(ジョジョも絶対に疲れてるはずなのに…)
(ベッド…意地でも使わせたら良かった…)
(とりあえず…先に毛布を…)ファサッ
承太郎「……」パチッ
「何だ…?」
澪「ごめん…起こしちゃったな…」
689: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:51:35.55 ID:Gz189OKDO
承太郎「これは…毛布か…」
澪「うん…寒かったから…」
承太郎「悪かったな…」
「だが、これはお前がかぶっておけ」
澪「ダメだ…!寒いだろ…?」
承太郎「お前が寒いと思ったから俺にお前の毛布をわけてくれたんだろう?」
「お前も寒いってことだ、お前がかぶっておけ」
澪「ち、違う!寒くない!」
承太郎「さっき寒いって言っただろう」
澪「あ…それは…」
澪「うん…寒かったから…」
承太郎「悪かったな…」
「だが、これはお前がかぶっておけ」
澪「ダメだ…!寒いだろ…?」
承太郎「お前が寒いと思ったから俺にお前の毛布をわけてくれたんだろう?」
「お前も寒いってことだ、お前がかぶっておけ」
澪「ち、違う!寒くない!」
承太郎「さっき寒いって言っただろう」
澪「あ…それは…」
690: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:52:27.48 ID:Gz189OKDO
承太郎「気持ちだけ受け取っておく、悪かったな」
澪「やだ…」
承太郎「…駄々をこねるな」
澪「じ、じゃあ…」
「ジョジョが毛布受け取るまで…」
「ね…寝ないからな!」
承太郎「何でそうなる…」
澪「じゃあ毛布を…」
承太郎「やれやれ…」
「……」ジャラッ
澪「やだ…」
承太郎「…駄々をこねるな」
澪「じ、じゃあ…」
「ジョジョが毛布受け取るまで…」
「ね…寝ないからな!」
承太郎「何でそうなる…」
澪「じゃあ毛布を…」
承太郎「やれやれ…」
「……」ジャラッ
691: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:53:02.81 ID:Gz189OKDO
澪「どうしたんだ?学ランの鎖取って…」
承太郎「交換だ…毛布と…」
「それなら俺も納得する」
澪「それでいいなら…」モゾモゾ
「わ…おっきい…」
(ていうか…体温で温かい…)
承太郎「毛布…悪かったな」
澪「ううん…おやすみ、ジョジョ」ニコッ
承太郎「ああ」フッ
承太郎「交換だ…毛布と…」
「それなら俺も納得する」
澪「それでいいなら…」モゾモゾ
「わ…おっきい…」
(ていうか…体温で温かい…)
承太郎「毛布…悪かったな」
澪「ううん…おやすみ、ジョジョ」ニコッ
承太郎「ああ」フッ
692: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:53:55.50 ID:Gz189OKDO
朝!
梓「ふぁ~あ…」ノビッ
「おはようございます…」ゴシゴシ
澪「おはよう梓」
梓「あれ…?その学ラン…」
澪「ああ…これには理由が…」
梓「かわいいです!すごく似合ってます!」
澪「あ、ありがとう…///」
梓「ふぁ~あ…」ノビッ
「おはようございます…」ゴシゴシ
澪「おはよう梓」
梓「あれ…?その学ラン…」
澪「ああ…これには理由が…」
梓「かわいいです!すごく似合ってます!」
澪「あ、ありがとう…///」
693: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:55:05.51 ID:Gz189OKDO
承太郎「……」ムクリ
梓「おはようございます承太郎先輩」
澪「おはようジョジョ」
承太郎「…ああ」ゴシゴシ
「お前ら…ずいぶん早いじゃあないか」
梓「私はさっき起きました」
澪「私もだけどな」
承太郎「…それじゃあ準備するぜ」
「飯を食って…」
梓「捜索…ですね…」
承太郎「…ああ」
梓「おはようございます承太郎先輩」
澪「おはようジョジョ」
承太郎「…ああ」ゴシゴシ
「お前ら…ずいぶん早いじゃあないか」
梓「私はさっき起きました」
澪「私もだけどな」
承太郎「…それじゃあ準備するぜ」
「飯を食って…」
梓「捜索…ですね…」
承太郎「…ああ」
694: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:55:51.37 ID:Gz189OKDO
外!
ジョセフ「全員集まったな」
花京院「そうですね」
ジョセフ「それでは、これから捜索に入る」
「ホテルの部屋で一チームだ」
「最初は13時にここで落ち合おう」
「20分過ぎても来なかった場合、集合した者で残りの者の捜索に向かう」
唯澪律紬梓和承花「……」
ジョセフ「全員集まったな」
花京院「そうですね」
ジョセフ「それでは、これから捜索に入る」
「ホテルの部屋で一チームだ」
「最初は13時にここで落ち合おう」
「20分過ぎても来なかった場合、集合した者で残りの者の捜索に向かう」
唯澪律紬梓和承花「……」
695: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:56:29.58 ID:Gz189OKDO
ジョセフ「いいか…」
「絶対に一人にはなるな!」
「トイレに行くときもだ!澪ちゃんの件があるッ」
「わかったなッ!?」
唯澪律紬梓和花「はいッ!」
ジョセフ「そして…一番大切なことだ」
「いつものことだが…」
「…絶対に死ぬな」
唯澪律紬梓和花「はい!」
ジョセフ「それじゃあ…」
「捜索開始じゃッ!」
「絶対に一人にはなるな!」
「トイレに行くときもだ!澪ちゃんの件があるッ」
「わかったなッ!?」
唯澪律紬梓和花「はいッ!」
ジョセフ「そして…一番大切なことだ」
「いつものことだが…」
「…絶対に死ぬな」
唯澪律紬梓和花「はい!」
ジョセフ「それじゃあ…」
「捜索開始じゃッ!」
696: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:57:07.49 ID:Gz189OKDO
町外れ!
ドドドドドドドド
町の外れを一頭の象が駆けていたッ
それには一人の男と若い女が乗っていた
男「川を渡る…落ちるなよ」
バシャバシャ
川を渡り少ししてから象は停止した
ドドドドドドドド
町の外れを一頭の象が駆けていたッ
それには一人の男と若い女が乗っていた
男「川を渡る…落ちるなよ」
バシャバシャ
川を渡り少ししてから象は停止した
697: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:58:29.65 ID:Gz189OKDO
男「俺は友人に用がある」
「ここからは歩いて帰りな」
女「私をあなたの妻にしてください!」
「あなたに一生仕えます!」
男「俺はただの風来坊だ」
「そんな俺と、名門貴族のおめーが結婚するなんざ考えちゃいけねー」
「いくらお互いが愛し合っていてもだ」
女「!」
「私を愛してくれているのですか!?」
男「愛しているから結婚しちゃいけねーのさ」
「わかってくれ…」
女「うう…」グスッ
「ここからは歩いて帰りな」
女「私をあなたの妻にしてください!」
「あなたに一生仕えます!」
男「俺はただの風来坊だ」
「そんな俺と、名門貴族のおめーが結婚するなんざ考えちゃいけねー」
「いくらお互いが愛し合っていてもだ」
女「!」
「私を愛してくれているのですか!?」
男「愛しているから結婚しちゃいけねーのさ」
「わかってくれ…」
女「うう…」グスッ
698: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 15:59:38.64 ID:Gz189OKDO
男「でも時々こうやって抱き締めてやるよ」ギュッ
女「!」
男「俺は…それで幸せだ」
女「はい…」
男「……」ニヤッ
「じゃあな、愛してるぜ」
男は再び象に乗り、どこかへ走らせた…
男「ククク…」
男の耳に笑い声が入る
それはボロボロの建造物の敷地内から聞こえた…
男「盗み聞きたぁ趣味がよくないな、J・ガイルの旦那」
女「!」
男「俺は…それで幸せだ」
女「はい…」
男「……」ニヤッ
「じゃあな、愛してるぜ」
男は再び象に乗り、どこかへ走らせた…
男「ククク…」
男の耳に笑い声が入る
それはボロボロの建造物の敷地内から聞こえた…
男「盗み聞きたぁ趣味がよくないな、J・ガイルの旦那」
699: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:00:28.08 ID:Gz189OKDO
ガイル「ククッ…」
「相変わらず回りくどいことをするな、ホル・ホース」
ホース「あんな女が世界中にいたら色々と便利なのさ」
ガイル「…ジョセフ・ジョースター達が俺を捜し回っている」
ホース「ジョセフ、承太郎、花京院の三人だろ?」
ガイル「いや…女がいる」
ホース「何?」
「相変わらず回りくどいことをするな、ホル・ホース」
ホース「あんな女が世界中にいたら色々と便利なのさ」
ガイル「…ジョセフ・ジョースター達が俺を捜し回っている」
ホース「ジョセフ、承太郎、花京院の三人だろ?」
ガイル「いや…女がいる」
ホース「何?」
700: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:01:07.29 ID:Gz189OKDO
ガイル「昨日あたりに写真が届いてな…」ピラッ
ホース「ほぉ…べっぴんさんばかりじゃあねーか」
「殺すにはちと惜しいぜ」
ガイル「…行くぞ」
ホース「アイアイサー」
「皆殺しってやつか」
「まあそれも…」
「『ハングドマン(吊られた男)』のお前と…」
「『エンペラー(皇帝)』の俺がいたら簡単な仕事か」
ホース「ほぉ…べっぴんさんばかりじゃあねーか」
「殺すにはちと惜しいぜ」
ガイル「…行くぞ」
ホース「アイアイサー」
「皆殺しってやつか」
「まあそれも…」
「『ハングドマン(吊られた男)』のお前と…」
「『エンペラー(皇帝)』の俺がいたら簡単な仕事か」
701: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:01:45.75 ID:Gz189OKDO
町中!
承太郎「おい…俺達は理由あって両方とも右手の男を捜している」
「この辺りで見かけたりしなかったか?」
男「見た…さっき…」
澪梓承「!」
梓「本当ですか!?」
男「ああ…あそこ…」
男は町中を指差す…
そこは相変わらず群衆がいたが…
ただ一人…こちらへ向かってくる者がいた
承太郎「おい…俺達は理由あって両方とも右手の男を捜している」
「この辺りで見かけたりしなかったか?」
男「見た…さっき…」
澪梓承「!」
梓「本当ですか!?」
男「ああ…あそこ…」
男は町中を指差す…
そこは相変わらず群衆がいたが…
ただ一人…こちらへ向かってくる者がいた
702: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:02:13.72 ID:Gz189OKDO
澪「あいつかッ…!」
男「あれぇ?」
「あいつじゃあない…」
「あいつと一緒にいたヤツだったんだけど…」
「見失ってしまっただ…」
承太郎「何…」
一人の男は尚も近づいてくるッ
承太郎「おいてめー…」
「そこで止まりやがれ…」
男「……」ザッ
「銃は拳よりも強し」
「まあ、当然っちゃあ当然だわな」
男「あれぇ?」
「あいつじゃあない…」
「あいつと一緒にいたヤツだったんだけど…」
「見失ってしまっただ…」
承太郎「何…」
一人の男は尚も近づいてくるッ
承太郎「おいてめー…」
「そこで止まりやがれ…」
男「……」ザッ
「銃は拳よりも強し」
「まあ、当然っちゃあ当然だわな」
703: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:02:41.74 ID:Gz189OKDO
澪「何だ…お前は…」
男「俺はホル・ホース」
「スタンド名は『エンペラー』…」
「あんたらを始末するためにDIO様に金で雇われた」
梓「あなたの自己紹介はどうでもいいです…」
「両方右手の男…どこにいるんですか?」
ホース「そこの姉ちゃんが聞いたから答えたんだが…」
「ヤツとは一緒に来た…」
「近くにいるぜ」
男「俺はホル・ホース」
「スタンド名は『エンペラー』…」
「あんたらを始末するためにDIO様に金で雇われた」
梓「あなたの自己紹介はどうでもいいです…」
「両方右手の男…どこにいるんですか?」
ホース「そこの姉ちゃんが聞いたから答えたんだが…」
「ヤツとは一緒に来た…」
「近くにいるぜ」
704: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:03:17.23 ID:Gz189OKDO
梓「どの人ですか!?」
ホース「そいつは言う必要がねーな」
「お前らはこのホル・ホースが始末するからな」
承太郎「ほぉ…」
「お前一人で俺達に勝てるとは思わないがな」
ホース「フフフ…」
「今までやられたヤツらのケガから見て…」
「お前らのスタンドは拳か剣だな…」
「どちらもハジキには勝てない」
澪「…何が言いたい」
ホース「そいつは言う必要がねーな」
「お前らはこのホル・ホースが始末するからな」
承太郎「ほぉ…」
「お前一人で俺達に勝てるとは思わないがな」
ホース「フフフ…」
「今までやられたヤツらのケガから見て…」
「お前らのスタンドは拳か剣だな…」
「どちらもハジキには勝てない」
澪「…何が言いたい」
705: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:04:56.89 ID:Gz189OKDO
ホース「俺のスタンドはハジキだ」
「お前らは俺に勝てねえ」
承太郎「おハジキ?」
「お前のスタンドは算数でも教えてくれるのか?」
「微分方程式を教えてくれるなら話を聞いてやるが」
澪梓「ぷっ…」
ホース「イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
「ぶっ殺すッ!」メギャン
ホル・ホースは右手を承太郎達へ向けるッ
その手からは拳銃が現れたッ!
「お前らは俺に勝てねえ」
承太郎「おハジキ?」
「お前のスタンドは算数でも教えてくれるのか?」
「微分方程式を教えてくれるなら話を聞いてやるが」
澪梓「ぷっ…」
ホース「イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
「ぶっ殺すッ!」メギャン
ホル・ホースは右手を承太郎達へ向けるッ
その手からは拳銃が現れたッ!
706: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:05:34.49 ID:Gz189OKDO
ホース「てめーらの負けだッ!」ドゴォン!
一発の弾丸が発射される!
それは承太郎のもとへ直線軌道を描き飛んできたッ!
承太郎「スタープラチナッ」ズギュ―z_ン!
「オラァ!」
弾丸を受け止めるべく拳を突き出すッ!
しかし!弾丸はそれをかわしたッ!
澪梓「あッ!」
一発の弾丸が発射される!
それは承太郎のもとへ直線軌道を描き飛んできたッ!
承太郎「スタープラチナッ」ズギュ―z_ン!
「オラァ!」
弾丸を受け止めるべく拳を突き出すッ!
しかし!弾丸はそれをかわしたッ!
澪梓「あッ!」
707: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:06:03.62 ID:Gz189OKDO
ホース「弾丸だってスタンドなんだぜ!」
承太郎「ああ」
「…お前が拳銃がスタンドってことを教えてくれなかったら死んでたな」
「オラァ!」
スタープラチナは残っていた左手で弾丸を止めたッ!
ホース「なるほど…予想していたってわけか…」
「なかなかやるねえ、あんさん…」
澪「がはッ…」ドサッ
突然澪は倒れるッ!
澪のまわりには血だまりができていたッ…
承太郎「ああ」
「…お前が拳銃がスタンドってことを教えてくれなかったら死んでたな」
「オラァ!」
スタープラチナは残っていた左手で弾丸を止めたッ!
ホース「なるほど…予想していたってわけか…」
「なかなかやるねえ、あんさん…」
澪「がはッ…」ドサッ
突然澪は倒れるッ!
澪のまわりには血だまりができていたッ…
708: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:06:34.32 ID:Gz189OKDO
承太郎「な…に…」
承太郎は澪の背後にあった水溜まりへ目を向ける…
そこには…昨日澪が見たスタンドがいたッ!
梓「澪先輩ッ!」
ホース「これは予想できてなかったみたいだな」ニヤッ
梓「くッ…」
「オラ…」
梓は水溜まりを殴ろうとしたが…
手が止まったッ…
承太郎は澪の背後にあった水溜まりへ目を向ける…
そこには…昨日澪が見たスタンドがいたッ!
梓「澪先輩ッ!」
ホース「これは予想できてなかったみたいだな」ニヤッ
梓「くッ…」
「オラ…」
梓は水溜まりを殴ろうとしたが…
手が止まったッ…
709: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:07:24.75 ID:Gz189OKDO
梓「いな…い…」
「承太郎先輩…消えましたッ!敵スタンドがッ」
承太郎「移動…できるのか…」
「くそッ…」ガバッ
承太郎は澪へ覆いかぶさるッ
いつどこから襲ってくるか分からない鏡のスタンド…
そして目の前にいるホル・ホース…
この両方から澪を守るためにはこれしかないと判断したのだろう…
承太郎「中野ッ!真鍋を呼んできてくれッ!」
梓「でもッ…」
梓がいなくなれば承太郎達を守れる者がいなくなり…
また…和を呼びに行かなくては澪が危険になる
梓にはどうするべきか…判断出来なかった…
「承太郎先輩…消えましたッ!敵スタンドがッ」
承太郎「移動…できるのか…」
「くそッ…」ガバッ
承太郎は澪へ覆いかぶさるッ
いつどこから襲ってくるか分からない鏡のスタンド…
そして目の前にいるホル・ホース…
この両方から澪を守るためにはこれしかないと判断したのだろう…
承太郎「中野ッ!真鍋を呼んできてくれッ!」
梓「でもッ…」
梓がいなくなれば承太郎達を守れる者がいなくなり…
また…和を呼びに行かなくては澪が危険になる
梓にはどうするべきか…判断出来なかった…
710: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:08:52.81 ID:Gz189OKDO
澪「ジョ…ジョ…?」
「どうした…んだ…?」
承太郎「何でもないッ…話すな!」
澪「なあ…何…か…背中…熱いんだ…」
「どう…なって……る…?」
承太郎「少し引っ掻かれただけだ!」
「もうこれ以上喋るなッ」
「どうした…んだ…?」
承太郎「何でもないッ…話すな!」
澪「なあ…何…か…背中…熱いんだ…」
「どう…なって……る…?」
承太郎「少し引っ掻かれただけだ!」
「もうこれ以上喋るなッ」
711: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:09:28.07 ID:Gz189OKDO
澪「そっ……か…」
「優…しい……な…ジョジョ……」
「何…か…血……出てる…わかる…んだ……」
承太郎「くッ……」
澪「ジョ…ジョ…」
「お願…い…あるん…だ」
承太郎「闘いが終わったら聞いてやるッ」
「頼むから黙ってくれッ!」
「優…しい……な…ジョジョ……」
「何…か…血……出てる…わかる…んだ……」
承太郎「くッ……」
澪「ジョ…ジョ…」
「お願…い…あるん…だ」
承太郎「闘いが終わったら聞いてやるッ」
「頼むから黙ってくれッ!」
712: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:10:05.46 ID:Gz189OKDO
澪「日……本…にっ…帰……れたら…さっ…」
「二人……っきり…で遊び…行こ……」
承太郎「わかったッ!どこにでも連れていくッ!」
「だから喋るな!大人しくしろッ!」
澪「も…一つ……」
「これ…からさ…じょっ…たろうって…呼ん…で…いい?」
承太郎「わかったッ…」
「わかったから…頼む…」
澪「承…太郎…」
「ふふっ…何か…変…な感じ……」
「二人……っきり…で遊び…行こ……」
承太郎「わかったッ!どこにでも連れていくッ!」
「だから喋るな!大人しくしろッ!」
澪「も…一つ……」
「これ…からさ…じょっ…たろうって…呼ん…で…いい?」
承太郎「わかったッ…」
「わかったから…頼む…」
澪「承…太郎…」
「ふふっ…何か…変…な感じ……」
713: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:10:39.81 ID:Gz189OKDO
澪「承太郎…はさ……わた…し……」
「澪……って…呼んで…」
承太郎「頼む…」
「何も話すな…」
「……澪…」
澪「あこ…がれてた…」ウルウル
「承太郎にっ…澪って……呼ん…でもら……うの…」ポタッ
「ありがと…承太郎…」ポタポタ
梓「みっ…みおぜんばいぃぃ~…」ポタポタ
澪「あずさ…ごめっ…んな…」
「頼りない…せんぱいで…」
梓「ぞんなごどないです!」ポタポタ
「だがらっ!そんなごど言わないで!」ポタポタ
「澪……って…呼んで…」
承太郎「頼む…」
「何も話すな…」
「……澪…」
澪「あこ…がれてた…」ウルウル
「承太郎にっ…澪って……呼ん…でもら……うの…」ポタッ
「ありがと…承太郎…」ポタポタ
梓「みっ…みおぜんばいぃぃ~…」ポタポタ
澪「あずさ…ごめっ…んな…」
「頼りない…せんぱいで…」
梓「ぞんなごどないです!」ポタポタ
「だがらっ!そんなごど言わないで!」ポタポタ
714: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:11:51.92 ID:Gz189OKDO
澪「あり…がと…」
「じょっ…たろ……さい…ごの…おねがい…」
「ほんと…は…まだ…いっぱいある…けど…」
承太郎「最後じゃあない!」
「あいつらを倒したらいくらでも聞いてやるッ!」
澪「おね…がい…」
「きい……て…ちゃん…と…」
承太郎「何だ…」
「じょっ…たろ……さい…ごの…おねがい…」
「ほんと…は…まだ…いっぱいある…けど…」
承太郎「最後じゃあない!」
「あいつらを倒したらいくらでも聞いてやるッ!」
澪「おね…がい…」
「きい……て…ちゃん…と…」
承太郎「何だ…」
715: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:14:23.74 ID:Gz189OKDO
澪「わ…すれ……ないっ…で…」
「わたっ…しの…ことっ……」
「ふわ……ふわ…たいむの…かし…を…」
「それ……が……わたし…の……きもちっ…」
「びっくり…した……けど……」
「わた……しの…きせき……だから…」
承太郎「………ああ」
「…忘れるわけないさ」
「…俺はボーカルだ…放課後ティータイムの」
澪「だな……」フフッ
「わたっ…しの…ことっ……」
「ふわ……ふわ…たいむの…かし…を…」
「それ……が……わたし…の……きもちっ…」
「びっくり…した……けど……」
「わた……しの…きせき……だから…」
承太郎「………ああ」
「…忘れるわけないさ」
「…俺はボーカルだ…放課後ティータイムの」
澪「だな……」フフッ
716: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:14:55.11 ID:Gz189OKDO
ホース「やっと終わったか」メギャン!
「二人とも安心しな…」
「二人ともあの世で感動の対面をさせてやるからよ!」
「まずは承太郎ッ!てめーが死ねッ!」ドガァァン!
ホル・ホースは承太郎へ銃口を向け…引き金を引いたッ…
だが…発砲音を聞いても承太郎は動かなかった…
承太郎が死んでも…澪を守れるように…
澪の上を動こうとしなかった…
「二人とも安心しな…」
「二人ともあの世で感動の対面をさせてやるからよ!」
「まずは承太郎ッ!てめーが死ねッ!」ドガァァン!
ホル・ホースは承太郎へ銃口を向け…引き金を引いたッ…
だが…発砲音を聞いても承太郎は動かなかった…
承太郎が死んでも…澪を守れるように…
澪の上を動こうとしなかった…
717: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:15:29.72 ID:Gz189OKDO
ホース「ヒヒッ…アホが…」
「これで一人終わりか…」
「安い仕事だぜ」
ホル・ホースは安心しきっていた
承太郎を殺せば…
手負いの澪と、泣き崩れている梓を撃てば終わる…
反撃できる者が見当たらなかった…
慢心し、弾丸は直線的にしか動かさなかった
それが…仇となるッ
「これで一人終わりか…」
「安い仕事だぜ」
ホル・ホースは安心しきっていた
承太郎を殺せば…
手負いの澪と、泣き崩れている梓を撃てば終わる…
反撃できる者が見当たらなかった…
慢心し、弾丸は直線的にしか動かさなかった
それが…仇となるッ
718: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:16:28.74 ID:Gz189OKDO
澪「ゆだん…した…な…」
「せい…しゅん…バイ…ブレー…ション…!」ズギュ―z_ン!
「だん…がん…を…テレポー……ト…だ…」
承太郎の前へ青春バイブレーションが現れるッ
青春バイブレーションは弾丸を触り…
テレポートさせたッ…!
「せい…しゅん…バイ…ブレー…ション…!」ズギュ―z_ン!
「だん…がん…を…テレポー……ト…だ…」
承太郎の前へ青春バイブレーションが現れるッ
青春バイブレーションは弾丸を触り…
テレポートさせたッ…!
719: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:18:30.80 ID:Gz189OKDO
ホース「しまった!」
「どこにいきやがった!」
弾丸はホル・ホースの背後に現れるッ
次の瞬間!弾丸はホル・ホースの腹を貫通したッ!
ホース「がはッ…」ドバァ
澪「承太郎…を…まもっ…て…」
「しんで…ほん…もう……だ……」ニコッ
「……………」
澪の全身から力が抜け…
…動かなくなった
「どこにいきやがった!」
弾丸はホル・ホースの背後に現れるッ
次の瞬間!弾丸はホル・ホースの腹を貫通したッ!
ホース「がはッ…」ドバァ
澪「承太郎…を…まもっ…て…」
「しんで…ほん…もう……だ……」ニコッ
「……………」
澪の全身から力が抜け…
…動かなくなった
720: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:19:21.47 ID:Gz189OKDO
梓「澪ぜんばいッ!」ポタポタ
「起きで!起きてくだざい!」ポタポタ
承太郎「秋…山……」
「日本に…帰るんじゃあないのか…?」
澪「……………」
承太郎「…お前なりの冗談か?」
「澪か?そうか…澪って呼ばなかったから返事しないんだな?」
「おい澪ッ!起きろッ!」
澪「……………」
「起きで!起きてくだざい!」ポタポタ
承太郎「秋…山……」
「日本に…帰るんじゃあないのか…?」
澪「……………」
承太郎「…お前なりの冗談か?」
「澪か?そうか…澪って呼ばなかったから返事しないんだな?」
「おい澪ッ!起きろッ!」
澪「……………」
721: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:19:57.08 ID:Gz189OKDO
承太郎「目を覚ませッ!俺はお前の願いを叶えたッ!」
「俺の願いも叶えろ!起きるんだッ!」
「じゃないとさっきの約束は破棄だッ!」
澪「……………」
承太郎「おいッ……」
「秋山ァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
澪は…目を覚まさなかった…
最後の力を振り絞り…承太郎を守ったのだ…
残酷にも…承太郎の願いは…澪に届かなかった…
「俺の願いも叶えろ!起きるんだッ!」
「じゃないとさっきの約束は破棄だッ!」
澪「……………」
承太郎「おいッ……」
「秋山ァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
澪は…目を覚まさなかった…
最後の力を振り絞り…承太郎を守ったのだ…
残酷にも…承太郎の願いは…澪に届かなかった…
722: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:21:54.02 ID:Gz189OKDO
承太郎「く…そ…ッ!」
承太郎は立ち上がり…ホル・ホースを見据える…
その時…梓は初めての光景を目にした…
承太郎の…激しい怒りに歪んだ顔を…
承太郎「てめーら…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「スタァァーーープラチナッ!!」ズギュ―z_ン!
「徹底的にぶちのめすッ!」ダダダダ
梓「お前達はッ…」ポタポタ
「絶対にッ…!」ポタポタ
「許ざないッ!!」ズギュ―z_ン!
「うああああああああああああああああああああああああああああ!」ダダダダ
承太郎と梓は凄まじい気迫をまとい…
ホル・ホースに突っ込んだッ!
承太郎は立ち上がり…ホル・ホースを見据える…
その時…梓は初めての光景を目にした…
承太郎の…激しい怒りに歪んだ顔を…
承太郎「てめーら…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「スタァァーーープラチナッ!!」ズギュ―z_ン!
「徹底的にぶちのめすッ!」ダダダダ
梓「お前達はッ…」ポタポタ
「絶対にッ…!」ポタポタ
「許ざないッ!!」ズギュ―z_ン!
「うああああああああああああああああああああああああああああ!」ダダダダ
承太郎と梓は凄まじい気迫をまとい…
ホル・ホースに突っ込んだッ!
723: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:22:27.30 ID:Gz189OKDO
ホース「マヌケが…」メギャン!
「ハジキに突っ込んできて勝てると思うのかッ!」ドガァァン!
発砲した瞬間、承太郎と梓は姿を消すッ!
ホース「何ッ!?」
そして…ホル・ホースの眼前に承太郎と梓が姿を現したッ!
ホース「チッ!」メギャン!
承太郎「オラオラオラオラオラオラァ!」
再び弾丸を発射しようとした瞬間!
承太郎は拳銃を持つ右手を破壊したッ!
「ハジキに突っ込んできて勝てると思うのかッ!」ドガァァン!
発砲した瞬間、承太郎と梓は姿を消すッ!
ホース「何ッ!?」
そして…ホル・ホースの眼前に承太郎と梓が姿を現したッ!
ホース「チッ!」メギャン!
承太郎「オラオラオラオラオラオラァ!」
再び弾丸を発射しようとした瞬間!
承太郎は拳銃を持つ右手を破壊したッ!
724: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:23:01.66 ID:Gz189OKDO
ホース「がッ!」
「骨が…砕け…やがったッ…」
梓「うるざいッ!」ポタポタ
「澪ぜんばいは死んだッ!」ポタポタ
「お前のその腕だけじゃあ全然足りないッ!」ポタポタ
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ポタポタ
梓は涙を流しながら…ホル・ホースの左腕にラッシュをたたき込んだ…
その腕には無数の溝が掘られ…
少し引っ張るとちぎれそうな程であったッ…
「骨が…砕け…やがったッ…」
梓「うるざいッ!」ポタポタ
「澪ぜんばいは死んだッ!」ポタポタ
「お前のその腕だけじゃあ全然足りないッ!」ポタポタ
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ポタポタ
梓は涙を流しながら…ホル・ホースの左腕にラッシュをたたき込んだ…
その腕には無数の溝が掘られ…
少し引っ張るとちぎれそうな程であったッ…
725: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:24:04.93 ID:Gz189OKDO
ホース「ぐふッ…」
「クソ…が…」
承太郎「…それでお得意のおハジキは使えないな」
ホース「す…すまなかった…」
「俺は金で雇われただけなんだ…」
「謝る…見逃してくれ…」
梓「…もう喋らないで」
「…低脳がうつる」
「クソ…が…」
承太郎「…それでお得意のおハジキは使えないな」
ホース「す…すまなかった…」
「俺は金で雇われただけなんだ…」
「謝る…見逃してくれ…」
梓「…もう喋らないで」
「…低脳がうつる」
726: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:24:43.32 ID:Gz189OKDO
吊男「何だ…このザマは…」
承太郎達の近くの建物から声がする…
その方向には鏡があり…そこにはハングドマンの姿があったッ
ホース「すまねえ、J・ガイルの旦那…」
「俺は…再起不能だ…」
承太郎「とうとう現れやがったかッ!」ダダダダ
承太郎は鏡へ走りだす!
承太郎達の近くの建物から声がする…
その方向には鏡があり…そこにはハングドマンの姿があったッ
ホース「すまねえ、J・ガイルの旦那…」
「俺は…再起不能だ…」
承太郎「とうとう現れやがったかッ!」ダダダダ
承太郎は鏡へ走りだす!
727: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:25:41.25 ID:Gz189OKDO
吊男「バカめ…死ににきたのと同じだッ!」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
承太郎は鏡を粉砕するッ!
鏡は地面へ散らばった!
吊男「ククク…」
「俺の移動できる場所を増やしてくれるとはな…」
その時…割れた鏡と鏡の間に一筋の光が見えたッ
承太郎「なるほど…な…」
「てめー…鏡から鏡…姿が映る物に高速で移動し…中に潜んでいるのか」
「中の世界って所にな」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
承太郎は鏡を粉砕するッ!
鏡は地面へ散らばった!
吊男「ククク…」
「俺の移動できる場所を増やしてくれるとはな…」
その時…割れた鏡と鏡の間に一筋の光が見えたッ
承太郎「なるほど…な…」
「てめー…鏡から鏡…姿が映る物に高速で移動し…中に潜んでいるのか」
「中の世界って所にな」
728: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:26:14.34 ID:Gz189OKDO
吊男「能力がわかったところで何になる!」
「貴様達は鏡の中へは入れないッ!」
「大人しく…殺されろッ!」
ハングドマンは鏡の中で承太郎の首を掴むッ!
すると…普通の世界の承太郎の首にも掴まれている跡がついたッ!
梓「承太郎先輩逃げてッ!」グスッ
承太郎「違う…今逃げたらダメだ…」
「この状況…これを逃したらチャンスはないッ!」
「貴様達は鏡の中へは入れないッ!」
「大人しく…殺されろッ!」
ハングドマンは鏡の中で承太郎の首を掴むッ!
すると…普通の世界の承太郎の首にも掴まれている跡がついたッ!
梓「承太郎先輩逃げてッ!」グスッ
承太郎「違う…今逃げたらダメだ…」
「この状況…これを逃したらチャンスはないッ!」
729: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:26:55.00 ID:Gz189OKDO
承太郎「中野ッ!鏡を一枚残して他は全て溝に入れるんだッ!」
梓「はいッ!」ズギュ―z_ン!
「オラァ!」ガオン!
梓は地面に溝を掘り…
中へ鏡を入れたッ!
吊男「何をしたいのかわからねーが…」
「死んでもらうッ!」
承太郎「中野ッ!最後の一枚を溝に入れろッ!」
「その瞬間に目の前にラッシュだッ!」
そう言って承太郎は目を閉じるッ
承太郎は全てを梓に任せたのだッ!
梓「はいッ!」ズギュ―z_ン!
「オラァ!」ガオン!
梓は地面に溝を掘り…
中へ鏡を入れたッ!
吊男「何をしたいのかわからねーが…」
「死んでもらうッ!」
承太郎「中野ッ!最後の一枚を溝に入れろッ!」
「その瞬間に目の前にラッシュだッ!」
そう言って承太郎は目を閉じるッ
承太郎は全てを梓に任せたのだッ!
730: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:27:27.86 ID:Gz189OKDO
吊男「死ねィ!」ブォッ…
梓「させないッ!」
最後の一枚を溝に入れるッ!
梓「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ギャアアアアアアアア!
梓がラッシュを放った直後…
町の外れから叫び声が聞こえたッ!
梓「手応え…ありましたッ!」
梓「させないッ!」
最後の一枚を溝に入れるッ!
梓「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ギャアアアアアアアア!
梓がラッシュを放った直後…
町の外れから叫び声が聞こえたッ!
梓「手応え…ありましたッ!」
731: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:27:55.12 ID:Gz189OKDO
承太郎「やはりな…」
「最後の一枚が隠れ…俺が目をつぶったら…」
「お前の瞳に移るしかなかったからな…」
梓「なるほど…」
承太郎「…行くぞ」
「…あっちから声が聞こえた」
梓「…はい」
澪「……………」
承太郎「待ってろ…秋山…」
「最後の一枚が隠れ…俺が目をつぶったら…」
「お前の瞳に移るしかなかったからな…」
梓「なるほど…」
承太郎「…行くぞ」
「…あっちから声が聞こえた」
梓「…はい」
澪「……………」
承太郎「待ってろ…秋山…」
732: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:28:25.62 ID:Gz189OKDO
町外れ!
ガイル「ハァ…ハァ…」
承太郎「…てめーがJ・ガイルか」
そこには…両方とも右手の男が血塗れで倒れていた…
全身に溝が掘られ…鼻は削り取られていたッ
梓「…澪先輩…ポルナレフさん」
「見つけましたよ…」
「仇を…絶対に…許しちゃあいけないヤツを…」
ガイル「ハァ…ハァ…」
承太郎「…てめーがJ・ガイルか」
そこには…両方とも右手の男が血塗れで倒れていた…
全身に溝が掘られ…鼻は削り取られていたッ
梓「…澪先輩…ポルナレフさん」
「見つけましたよ…」
「仇を…絶対に…許しちゃあいけないヤツを…」
733: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:29:04.77 ID:Gz189OKDO
ガイル「ハァッ…ハァ…」
「グ…ククッ…」
承太郎「…何がおかしい」
ガイル「死…ね…」
承太郎「ぐッ…!」ドスゥ!
承太郎の背中に何かが突き刺さるッ!
背後に空き瓶が置いてあり…そこからハングドマンが攻撃したのだッ!
梓「承太郎先輩ッ!」
承太郎「俺に構うなッ…」
「やれッ!中野ォォオーーーーーッ!!」
「グ…ククッ…」
承太郎「…何がおかしい」
ガイル「死…ね…」
承太郎「ぐッ…!」ドスゥ!
承太郎の背中に何かが突き刺さるッ!
背後に空き瓶が置いてあり…そこからハングドマンが攻撃したのだッ!
梓「承太郎先輩ッ!」
承太郎「俺に構うなッ…」
「やれッ!中野ォォオーーーーーッ!!」
734: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:29:40.75 ID:Gz189OKDO
梓「わかりましたッ!」ズギュ―z_ン!
「オラァ!」ガオン!
梓は空き瓶の一部…
ハングドマンの右腕の付け根の部分を削り取るッ!
すると…ハングドマンとJ・ガイルの右腕が地面に落下したッ!
ガイル「何ィィイーーーッ!?」
「中に…入れるのかッ!」
梓「…あんたのスタンドと一緒にしないで」
「私は…あんたの弱点に気づいただけ…」
ガイル「弱点…だと…?」
「移動中の軌道しかないはずだッ!」
「オラァ!」ガオン!
梓は空き瓶の一部…
ハングドマンの右腕の付け根の部分を削り取るッ!
すると…ハングドマンとJ・ガイルの右腕が地面に落下したッ!
ガイル「何ィィイーーーッ!?」
「中に…入れるのかッ!」
梓「…あんたのスタンドと一緒にしないで」
「私は…あんたの弱点に気づいただけ…」
ガイル「弱点…だと…?」
「移動中の軌道しかないはずだッ!」
735: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:31:03.68 ID:Gz189OKDO
梓「…最後だから教えてあげる」
「…鏡の中の世界を削り取られた経験って…ある?」
ガイル「何…」
梓「今まで…お前を倒そうとした人は…鏡を割ってきた」
「でも…それじゃあダメ」
「ただ…鏡の世界が分断しただけ」
「割れた鏡を全部集めたら…また1に戻る…まだ全て世界が残ってる」
「…それじゃあ…削り取ったら?」
「1を…0.9に…0.8に……」
ガイル「……鏡の世界が消えるってことかッ…!」
「…鏡の中の世界を削り取られた経験って…ある?」
ガイル「何…」
梓「今まで…お前を倒そうとした人は…鏡を割ってきた」
「でも…それじゃあダメ」
「ただ…鏡の世界が分断しただけ」
「割れた鏡を全部集めたら…また1に戻る…まだ全て世界が残ってる」
「…それじゃあ…削り取ったら?」
「1を…0.9に…0.8に……」
ガイル「……鏡の世界が消えるってことかッ…!」
736: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:31:34.58 ID:Gz189OKDO
梓「…そう」
「良かったね、新しい弱点がわかって…」
「もっとも…あんたは二度と闘えないけど」
ガイル「わ…悪かった…」
梓「…承太郎先輩…本体はお願いします」
承太郎「…ああ」
「…ポルナレフの妹の魂の名誉のために」
「…秋山の魂のやすらぎのためにッ」
「俺達がッ!てめーをぶちのめすッ!」
「良かったね、新しい弱点がわかって…」
「もっとも…あんたは二度と闘えないけど」
ガイル「わ…悪かった…」
梓「…承太郎先輩…本体はお願いします」
承太郎「…ああ」
「…ポルナレフの妹の魂の名誉のために」
「…秋山の魂のやすらぎのためにッ」
「俺達がッ!てめーをぶちのめすッ!」
737: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:32:49.20 ID:Gz189OKDO
梓承「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ガイル「ガボッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ガイル「ガボッ!」
738: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:33:37.51 ID:Gz189OKDO
梓承「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ガイル「ひべッ…」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ガイル「ひべッ…」
739: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:34:12.60 ID:Gz189OKDO
梓承「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ガイル「が…はッ…」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ガイル「が…はッ…」
740: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:34:52.20 ID:Gz189OKDO
梓承「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ガイル「………」グチャッ!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ガイル「………」グチャッ!
741: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:35:30.05 ID:Gz189OKDO
梓承「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
ガイル「……………」ドグチャア!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
ガイル「……………」ドグチャア!
742: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:36:08.22 ID:Gz189OKDO
梓「終わり…ましたね…」
承太郎「…ああ」
「…戻るか…秋山のところへ」
澪が倒れてた場所!
唯「承太郎君!あずにゃん!」
梓「唯先輩…澪先輩は…?」
花京院「秋山さんは君達と一緒のチームだろう?」
「まさか…はぐれたのか!?」
承太郎「…あいつは…死んだ」
唯紬花「え!?」
承太郎「…ああ」
「…戻るか…秋山のところへ」
澪が倒れてた場所!
唯「承太郎君!あずにゃん!」
梓「唯先輩…澪先輩は…?」
花京院「秋山さんは君達と一緒のチームだろう?」
「まさか…はぐれたのか!?」
承太郎「…あいつは…死んだ」
唯紬花「え!?」
743: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:36:41.39 ID:Gz189OKDO
唯「どういう…こと…?」
承太郎「…鏡のスタンドに…やられた」
紬「ウソでしょ!?」
「本当はどこかに置いてきて迷子にさせてるんだよね!?」
花京院「承太郎ッ!」
「そういう冗談は感心しないぞッ!」
梓承「……」
紬「まさ…か…ほんとに…」ウルッ
唯「やだ…澪…ぢゃん…」グスッ
花京院「ウソだと言ってくれ…承太郎ッ…中野さん…」ウルウル
承太郎「…鏡のスタンドに…やられた」
紬「ウソでしょ!?」
「本当はどこかに置いてきて迷子にさせてるんだよね!?」
花京院「承太郎ッ!」
「そういう冗談は感心しないぞッ!」
梓承「……」
紬「まさ…か…ほんとに…」ウルッ
唯「やだ…澪…ぢゃん…」グスッ
花京院「ウソだと言ってくれ…承太郎ッ…中野さん…」ウルウル
744: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:37:12.04 ID:Gz189OKDO
承太郎「すまなかった…」
「俺の…不注意だった…」
梓「そん…な…」グスッ
「あんなの…予想でぎまぜんよ…」ポタポタ
紬「はっ…あ…」ポタポタ
唯「ううっ…みお…ぢゃん…」ポタポタ
花京院「秋山…さん…」ポタポタ
「俺の…不注意だった…」
梓「そん…な…」グスッ
「あんなの…予想でぎまぜんよ…」ポタポタ
紬「はっ…あ…」ポタポタ
唯「ううっ…みお…ぢゃん…」ポタポタ
花京院「秋山…さん…」ポタポタ
745: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:37:45.01 ID:Gz189OKDO
スタスタ
ジョセフ「みんな…」
承太郎「じじい…秋山はッ…」
「秋山はどこにいるッ!?」
ジョセフ「澪ちゃんなら…」
「わし達が唯ちゃん達より先に見つけてな…」
「簡易にだが…埋葬したよ…」
紬「ふっ…ふぅっ……っ…」ポタポタ
唯「あ…っ…うぐっ…」ポタポタ
梓「はぁっ…っく…」ポタポタ
花京院「くっ…ふぅっ…」ポタポタ
ジョセフ「みんな…」
承太郎「じじい…秋山はッ…」
「秋山はどこにいるッ!?」
ジョセフ「澪ちゃんなら…」
「わし達が唯ちゃん達より先に見つけてな…」
「簡易にだが…埋葬したよ…」
紬「ふっ…ふぅっ……っ…」ポタポタ
唯「あ…っ…うぐっ…」ポタポタ
梓「はぁっ…っく…」ポタポタ
花京院「くっ…ふぅっ…」ポタポタ
746: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:38:16.68 ID:Gz189OKDO
ジョセフ「わし達は…」
「先へ…向かおう…」
「澪ちゃんもきっと…DIOを倒すこと…」
「それを…望んでいるはずだッ…」
唯「ふっ…ううっ…」ポタポタ
唯「うわあああああああああああああああああああああああああ」ポタポタ
紬梓花「うわあああああああああああああああああああああああああ」ポタポタ
和「ジョースターさん…」
ジョセフ「……」
「先へ…向かおう…」
「澪ちゃんもきっと…DIOを倒すこと…」
「それを…望んでいるはずだッ…」
唯「ふっ…ううっ…」ポタポタ
唯「うわあああああああああああああああああああああああああ」ポタポタ
紬梓花「うわあああああああああああああああああああああああああ」ポタポタ
和「ジョースターさん…」
ジョセフ「……」
747: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:39:04.99 ID:Gz189OKDO
律「ジョジョ…」
「一つ…いいか?」
承太郎「…ああ」
律「…これ…お前が持っててくれ…」スッ
「澪のポケットに入ってた…」
「ジョジョ…お前が…持っててくれッ…」
それは…乾燥ヒトデであった…
裏には澪の文字で、『空条君より』という字が書かれていたが…
それには横線が引かれ…
その下に『ジョジョより』…
そして、承太郎が乾燥ヒトデをあげた日にちが書いてあった…
「一つ…いいか?」
承太郎「…ああ」
律「…これ…お前が持っててくれ…」スッ
「澪のポケットに入ってた…」
「ジョジョ…お前が…持っててくれッ…」
それは…乾燥ヒトデであった…
裏には澪の文字で、『空条君より』という字が書かれていたが…
それには横線が引かれ…
その下に『ジョジョより』…
そして、承太郎が乾燥ヒトデをあげた日にちが書いてあった…
748: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:40:46.81 ID:Gz189OKDO
承太郎「……」
「……そうか……持っててくれたのか」
律「ああ…澪は…肌身離さずにそれを持ってた」
「すっごく…大事にしてたッ…」
承太郎「……ああ」
律「…私達が見つけた時もさ…それ…握ってたんだぜ」ポタッ…
「感じたよ…澪の思いを…」ポタポタ
承太郎「……そうか」
「……そうか……持っててくれたのか」
律「ああ…澪は…肌身離さずにそれを持ってた」
「すっごく…大事にしてたッ…」
承太郎「……ああ」
律「…私達が見つけた時もさ…それ…握ってたんだぜ」ポタッ…
「感じたよ…澪の思いを…」ポタポタ
承太郎「……そうか」
749: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:41:19.61 ID:Gz189OKDO
ジョセフ「それで…そこで気絶している男は?」
梓「ホル…ホース…」グスッ
「鏡の男とコンビを組んでた…スタンド使いです…!」
花京院「起きろッ!」
花京院は…スタンドを使わなかった…
己の拳に…怒り…悲しみを…
全て乗せ…ホル・ホースを殴り起こした…
梓「ホル…ホース…」グスッ
「鏡の男とコンビを組んでた…スタンド使いです…!」
花京院「起きろッ!」
花京院は…スタンドを使わなかった…
己の拳に…怒り…悲しみを…
全て乗せ…ホル・ホースを殴り起こした…
750: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:42:08.47 ID:Gz189OKDO
ホース「かはッ…」
花京院「…お前…も…秋山さんを…殺したのか」
ホース「お、俺はやってねえ!」
「やったのは全てJ・ガイルの旦那だッ!」
梓「ウソをつくなッ!」
「お前が最後に撃ったからッ…」
「澪先輩は力尽きたんだッ!」
花京院「…お前…も…秋山さんを…殺したのか」
ホース「お、俺はやってねえ!」
「やったのは全てJ・ガイルの旦那だッ!」
梓「ウソをつくなッ!」
「お前が最後に撃ったからッ…」
「澪先輩は力尽きたんだッ!」
751: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:42:39.84 ID:Gz189OKDO
律「それじゃあてめーも澪を傷つけたんだなッ…」
「許さねえ…絶対にッ…」
「澪を…私の親友をッ…」
「あんな目に合わせたヤツはッ!」
和「同感ね…」
「あんたには…澪以上の苦痛を味わわせるッ!」
承太郎「……やめておけ」
「許さねえ…絶対にッ…」
「澪を…私の親友をッ…」
「あんな目に合わせたヤツはッ!」
和「同感ね…」
「あんたには…澪以上の苦痛を味わわせるッ!」
承太郎「……やめておけ」
752: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:43:15.28 ID:Gz189OKDO
梓「こいつも…鏡の男もッ…!」
「死んでッ…当然ですッ!」
「澪先輩をあんなにしたんですよッ!?」
承太郎「…おい…『死んで当然』なんて言葉…二度と言うんじゃあねーぜ」
梓「でも…澪先輩は殺されたッ!」
「承太郎先輩は悲しくないんですかッ!」
「失われた生命はッ…同じ生命をもって償わなければならないッ!」
「違いますかッ!?」
承太郎「ああ…大間違いだ」
「まず…秋山とそいつの命を同等に扱っているところがな」
梓「ッ!」
「死んでッ…当然ですッ!」
「澪先輩をあんなにしたんですよッ!?」
承太郎「…おい…『死んで当然』なんて言葉…二度と言うんじゃあねーぜ」
梓「でも…澪先輩は殺されたッ!」
「承太郎先輩は悲しくないんですかッ!」
「失われた生命はッ…同じ生命をもって償わなければならないッ!」
「違いますかッ!?」
承太郎「ああ…大間違いだ」
「まず…秋山とそいつの命を同等に扱っているところがな」
梓「ッ!」
753: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:44:24.99 ID:Gz189OKDO
承太郎「…そいつと秋山の魂だが…」
「それは同じ魂だ…」
「だが…人間は必ず線引きをしている」
「…お前にとって…そいつの価値は…」
「秋山と同等…もしくは…秋山以上なのか?」
梓「澪先輩の方が大事に決まってます…」
承太郎「そういうことだ……」
「塵もたった一つじゃあ山にならない」
「それに…だ…」
「お前らがそいつを殺したら…」
「そいつらと同じ人殺しになるッ」
「それは…そいつらと同じゲスに成り下がることと同じだ…」
「あいつがそんなことを望むと思うのか?」
梓和花「あ…」
「それは同じ魂だ…」
「だが…人間は必ず線引きをしている」
「…お前にとって…そいつの価値は…」
「秋山と同等…もしくは…秋山以上なのか?」
梓「澪先輩の方が大事に決まってます…」
承太郎「そういうことだ……」
「塵もたった一つじゃあ山にならない」
「それに…だ…」
「お前らがそいつを殺したら…」
「そいつらと同じ人殺しになるッ」
「それは…そいつらと同じゲスに成り下がることと同じだ…」
「あいつがそんなことを望むと思うのか?」
梓和花「あ…」
754: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:44:53.20 ID:Gz189OKDO
承太郎「あいつ…泣くぜ…」
「お前らが人を殺しちまったら…」
梓「ごめ…ん…なさい…」
承太郎「いいんだ…わかったら」
「……」ギロッ
ホース「…ッ……!」
承太郎「…消えろ…今すぐに…だ」
ホース「………」ガクガク
ジョセフ「…逃げれんみたいじゃな」
「結構な傷を負ってるしの」
「お前らが人を殺しちまったら…」
梓「ごめ…ん…なさい…」
承太郎「いいんだ…わかったら」
「……」ギロッ
ホース「…ッ……!」
承太郎「…消えろ…今すぐに…だ」
ホース「………」ガクガク
ジョセフ「…逃げれんみたいじゃな」
「結構な傷を負ってるしの」
755: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:45:25.52 ID:Gz189OKDO
承太郎「…一つ聞いてくれ」
紬「何…?」
承太郎「俺は…お前らを誰一人として人殺しにはさせないし…」
「…二度と…仲間を失いたくない」
「危険になったら…逃げてくれ…全力で」
唯「絶対に死なない…」
「二度と…こんな悲劇は繰り返さないッ!」
梓「大丈夫です…承太郎先輩…」
「絶対に…殺したりなんかしません…」
「私達は…絶対にッ…」
「堕ちませんッ!」
紬「何…?」
承太郎「俺は…お前らを誰一人として人殺しにはさせないし…」
「…二度と…仲間を失いたくない」
「危険になったら…逃げてくれ…全力で」
唯「絶対に死なない…」
「二度と…こんな悲劇は繰り返さないッ!」
梓「大丈夫です…承太郎先輩…」
「絶対に…殺したりなんかしません…」
「私達は…絶対にッ…」
「堕ちませんッ!」
756: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:46:27.76 ID:Gz189OKDO
承太郎「まだ…エジプトまではかなり距離がある」
「気を引き締めなおすぞ!」
唯「うん!」
律花「ああ!」
紬和「ええ!」
梓「はい!」
ジョセフ「さあ、気分を入れ替えよう」
「澪ちゃんも…我々が暗くなることは願っていないはずじゃ」
唯「そう…だね!」
「気を引き締めなおすぞ!」
唯「うん!」
律花「ああ!」
紬和「ええ!」
梓「はい!」
ジョセフ「さあ、気分を入れ替えよう」
「澪ちゃんも…我々が暗くなることは願っていないはずじゃ」
唯「そう…だね!」
757: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/03/20(日) 16:47:36.25 ID:Gz189OKDO
梓「頑張りましょう!澪先輩の分まで!」
承太郎「……」
「…ああ」
この闘いは…あまりにも大きなものを失い…
承太郎達の心にあまりにも大きな傷痕を残し…
終結したッ…
本体名―ホル・ホース
スタンド名―エンペラー
―再起不能(瀕死)―
本体名―J・ガイル
スタンド名―ハングドマン
―再起不能(瀕死)―
承太郎一行
―聖地ベナレスへ―
To be continued…
承太郎「……」
「…ああ」
この闘いは…あまりにも大きなものを失い…
承太郎達の心にあまりにも大きな傷痕を残し…
終結したッ…
本体名―ホル・ホース
スタンド名―エンペラー
―再起不能(瀕死)―
本体名―J・ガイル
スタンド名―ハングドマン
―再起不能(瀕死)―
承太郎一行
―聖地ベナレスへ―
To be continued…
次回 承太郎「平沢達との奇妙な冒険」 後編
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