DIO「…承太郎と軽音部…そして生徒会がエジプトに向かっている…か」 前編
420: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:19:02.03 ID:1PFX4zXDO
梓「承太郎先輩ィィイーーーーーーーーッ!」
澪「黙れ梓ッ!」
「承太郎とアヴドゥルさんの犠牲を…」
「無駄にするようなことをするんじゃあない…」
梓「は…いっ…」
「すみません…」
澪「私も…梓の気持ちは痛いほどわかる……」
「敵を倒してから…思う存分心配しよう」
梓「わかりましたっ」
澪「黙れ梓ッ!」
「承太郎とアヴドゥルさんの犠牲を…」
「無駄にするようなことをするんじゃあない…」
梓「は…いっ…」
「すみません…」
澪「私も…梓の気持ちは痛いほどわかる……」
「敵を倒してから…思う存分心配しよう」
梓「わかりましたっ」
引用元: ・DIO「…承太郎と軽音部…そして生徒会がエジプトに向かっている…か」
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421: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:19:33.30 ID:1PFX4zXDO
唯「それで…どうするの…?」
「承太郎君とアヴさん以外はトラックに乗ったけど……」
澪「火を使えるアヴドゥルさんがいなくなったのはキツいな……」
紬「そして……荷台で和ちゃんと花京院君が寝ているこの状況…」
「急がないと……次に攻撃を受けたら……………」
律「守り切る自信はない…か……」
「承太郎君とアヴさん以外はトラックに乗ったけど……」
澪「火を使えるアヴドゥルさんがいなくなったのはキツいな……」
紬「そして……荷台で和ちゃんと花京院君が寝ているこの状況…」
「急がないと……次に攻撃を受けたら……………」
律「守り切る自信はない…か……」
422: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:20:01.81 ID:1PFX4zXDO
憂「私に…考えがあります」
梓「何…?」
憂「……蒸発させる」
律「そんなこと言ってもさ…」
「アヴさんは倒されたぜ……」
憂「大丈夫です」
「ただ……和さんの眼鏡が必要になります」
唯「眼鏡が…?」
梓「何…?」
憂「……蒸発させる」
律「そんなこと言ってもさ…」
「アヴさんは倒されたぜ……」
憂「大丈夫です」
「ただ……和さんの眼鏡が必要になります」
唯「眼鏡が…?」
423: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:20:30.37 ID:1PFX4zXDO
憂「私の策…総力戦になります」
「内容は念のため言いません」
「どうしますか?」
「一種の賭けのようなものですが…」
澪「何も思いつかないからな……」
「私は憂ちゃんに任せるよ」
紬「そうね」
「何かアクションを起こさないとマズイのは変わらないわ」
ジョセフ「それじゃあ…頼むぞ、憂ちゃん」
「内容は念のため言いません」
「どうしますか?」
「一種の賭けのようなものですが…」
澪「何も思いつかないからな……」
「私は憂ちゃんに任せるよ」
紬「そうね」
「何かアクションを起こさないとマズイのは変わらないわ」
ジョセフ「それじゃあ…頼むぞ、憂ちゃん」
424: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:21:37.60 ID:1PFX4zXDO
憂「わかりましたッ」
「みなさん、山中先生が送ってくれたプリントで…」
「紙飛行機…ボール…何でも構いません」
「遠くに飛ぶものをなるだけ作ってください」
唯律「わかった!」
「みなさん、山中先生が送ってくれたプリントで…」
「紙飛行機…ボール…何でも構いません」
「遠くに飛ぶものをなるだけ作ってください」
唯律「わかった!」
425: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:22:22.93 ID:1PFX4zXDO
憂「ジョースターさんはSPW財団の人に」
「この少し先に新しいトラックを用意するように連絡をお願いします」
ジョセフ「よし、少し待ってくれ」
憂「澪さんは和さんの眼鏡を拾ってきてくれませんか?」
「唯一の遠距離型なので…」
澪「いいよ、任せてくれ」ズギュ―z_ン!
「この少し先に新しいトラックを用意するように連絡をお願いします」
ジョセフ「よし、少し待ってくれ」
憂「澪さんは和さんの眼鏡を拾ってきてくれませんか?」
「唯一の遠距離型なので…」
澪「いいよ、任せてくれ」ズギュ―z_ン!
426: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:22:50.74 ID:1PFX4zXDO
唯「うい~」
「まだ作った方がいいの?」
憂「いっぱい作った方が撹乱できるけど…」
「ん~…もうちょっと頑張ろう?私も手伝うから」
唯「ふんす!」
「頑張ろう!」
「まだ作った方がいいの?」
憂「いっぱい作った方が撹乱できるけど…」
「ん~…もうちょっと頑張ろう?私も手伝うから」
唯「ふんす!」
「頑張ろう!」
427: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:23:21.04 ID:1PFX4zXDO
トラックから4km西!
ンドゥール「全員車の上に乗ったか……」
「どうやら俺が音で探知していることに気づいたようだな」
「フフフ…なかなかやるじゃあないか」
「だが…だからと言ってどうにかなるわけじゃあないがな」
ンドゥール「全員車の上に乗ったか……」
「どうやら俺が音で探知していることに気づいたようだな」
「フフフ…なかなかやるじゃあないか」
「だが…だからと言ってどうにかなるわけじゃあないがな」
428: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:23:48.54 ID:1PFX4zXDO
トラック!
ジョセフ「憂ちゃん、SPW財団の者に連絡がついた」
「トラックを置いていてくれるそうじゃ」
澪「私も眼鏡を拾ってきたよ」
憂「ありがとうございます」
「これで…整っ
澪「ただ…」
ジョセフ「憂ちゃん、SPW財団の者に連絡がついた」
「トラックを置いていてくれるそうじゃ」
澪「私も眼鏡を拾ってきたよ」
憂「ありがとうございます」
「これで…整っ
澪「ただ…」
429: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:24:25.85 ID:1PFX4zXDO
憂「ただ……?」
澪「レンズ…両方とも砕けてるんだ……」
憂「そんなッ……」
「それじゃあ…今までやったことが…」
ジョセフ「…憂ちゃんは何がしたいんじゃ?」
「敵は音で探索している」
「話の内容までは認識できんはずじゃ」
澪「レンズ…両方とも砕けてるんだ……」
憂「そんなッ……」
「それじゃあ…今までやったことが…」
ジョセフ「…憂ちゃんは何がしたいんじゃ?」
「敵は音で探索している」
「話の内容までは認識できんはずじゃ」
430: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:25:00.05 ID:1PFX4zXDO
憂「……火を…起こしたいんです」
「そして……それを使って敵を蒸発させる」
ジョセフ「それは…かえってレンズが砕けていて良かったかもしれん」
憂「え…?」
ジョセフ「まあ、これは後で話そう」
「とりあえず火は作れる」
「憂ちゃんは作戦をこなすことだけを考えてくれ」
「ああ、紬ちゃんを貸してほしいんじゃが」
憂「わかりましたッ」
そういって…
ジョセフと紬はトラックの屋根へ上っていった
「そして……それを使って敵を蒸発させる」
ジョセフ「それは…かえってレンズが砕けていて良かったかもしれん」
憂「え…?」
ジョセフ「まあ、これは後で話そう」
「とりあえず火は作れる」
「憂ちゃんは作戦をこなすことだけを考えてくれ」
「ああ、紬ちゃんを貸してほしいんじゃが」
憂「わかりましたッ」
そういって…
ジョセフと紬はトラックの屋根へ上っていった
431: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:25:33.26 ID:1PFX4zXDO
憂「みなさん…もう少し…」
「敵が何かアクションを起こすまで待ってください……」
律「ああ……」
憂「澪さんは紙が入った段ボール全てを屋根に運んでください」
澪「わかっ
その時ッ
トラックが前方に傾きだしたッ
「敵が何かアクションを起こすまで待ってください……」
律「ああ……」
憂「澪さんは紙が入った段ボール全てを屋根に運んでください」
澪「わかっ
その時ッ
トラックが前方に傾きだしたッ
432: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:26:01.55 ID:1PFX4zXDO
唯「い、いったい何ッ!?」
澪「わからない!」
「あのスタンドにトラックごと沈ませるようなパワーはないはずだ!」
憂「澪さんッ!段ボールが最優先ですッ!」
「段ボールを
そして…
突如トラックは後方から地面に向け下がりだしたッ
澪「わからない!」
「あのスタンドにトラックごと沈ませるようなパワーはないはずだ!」
憂「澪さんッ!段ボールが最優先ですッ!」
「段ボールを
そして…
突如トラックは後方から地面に向け下がりだしたッ
433: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:26:47.60 ID:1PFX4zXDO
梓「これは…振り落とされるッ…!」
「みなさん何かに捕まってくださいッ!」
唯「無理みたい……」
唯達はトラック外へ振り落とされたッ
憂「そんなッ…!」
「こんなことって……」
律「憂ちゃん…静かにするんだ」
「そして…誰も絶対に動くなよ」
憂「ッ!」
(律さんッ!)
(そっか…トラックに固定できたんだ)
「みなさん何かに捕まってくださいッ!」
唯「無理みたい……」
唯達はトラック外へ振り落とされたッ
憂「そんなッ…!」
「こんなことって……」
律「憂ちゃん…静かにするんだ」
「そして…誰も絶対に動くなよ」
憂「ッ!」
(律さんッ!)
(そっか…トラックに固定できたんだ)
434: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:28:49.54 ID:1PFX4zXDO
律「段ボールは無事だよ」
「最優先って言ってたから…」
「落ちる前に触って固定しといた」
憂「……」ホッ
ジェムス「シカシ…紙ガ無事トハイエ…」
「ジョセフサント紬サンハ…」
律『あ、スタンドで喋ればいいのか』
『誰かムギ達を確認できないか?』
「最優先って言ってたから…」
「落ちる前に触って固定しといた」
憂「……」ホッ
ジェムス「シカシ…紙ガ無事トハイエ…」
「ジョセフサント紬サンハ…」
律『あ、スタンドで喋ればいいのか』
『誰かムギ達を確認できないか?』
435: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:29:19.94 ID:1PFX4zXDO
唯『私のところから見えるよ!』
『おじいちゃんにムギちゃん、大丈夫!?』
紬『私達は無事だけど……』
『火を起こす道具が水の中に落ちちゃったの……』
澪『う、ウソだろ!?』
ジョセフ『本当じゃ…』
『クソッ…大失態だッ……!』
『おじいちゃんにムギちゃん、大丈夫!?』
紬『私達は無事だけど……』
『火を起こす道具が水の中に落ちちゃったの……』
澪『う、ウソだろ!?』
ジョセフ『本当じゃ…』
『クソッ…大失態だッ……!』
436: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:29:54.59 ID:1PFX4zXDO
梓『あの衝撃だから仕方ありませんよ……』
『それより、その道具って…』
ジョセフ『トラックのサイドミラーを凹面鏡に加工したものじゃ』
律『それならもう片方のサイドミラーを使えば……』
唯『ううん……ダメだよりっちゃん…』
『鏡…割れちゃってる』
『それより、その道具って…』
ジョセフ『トラックのサイドミラーを凹面鏡に加工したものじゃ』
律『それならもう片方のサイドミラーを使えば……』
唯『ううん……ダメだよりっちゃん…』
『鏡…割れちゃってる』
437: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:30:22.73 ID:1PFX4zXDO
憂『どうしよう……』
『鏡も使えなかったら…どうしようもない……』
ジョセフ『……わしが取りに行こう』
梓『危険です!水の中は…』
『違う方法を考えましょう!』
『きっと何かあるはずです!』
ジョセフ『いや……花京院や和ちゃんのことを考えると時間がない』
『一刻を争う事態じゃ…』
『いけッ!ハーミットパープルッ!』
『鏡も使えなかったら…どうしようもない……』
ジョセフ『……わしが取りに行こう』
梓『危険です!水の中は…』
『違う方法を考えましょう!』
『きっと何かあるはずです!』
ジョセフ『いや……花京院や和ちゃんのことを考えると時間がない』
『一刻を争う事態じゃ…』
『いけッ!ハーミットパープルッ!』
438: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:30:54.52 ID:1PFX4zXDO
澪『ジョースターさんッ』
ジョセフは水溜まりへハーミットパープルを伸ばすッ
ジョセフ『ふう……』
『あと少し……』
しかしッ…
ジョセフ「何ッ……!?」ズバァッ!
唯『おじいちゃんッ!』
紬『ジョースターさんッ!?』
ジョセフの体は切り裂かれ…
腕が切り落とされたッ!
ジョセフは水溜まりへハーミットパープルを伸ばすッ
ジョセフ『ふう……』
『あと少し……』
しかしッ…
ジョセフ「何ッ……!?」ズバァッ!
唯『おじいちゃんッ!』
紬『ジョースターさんッ!?』
ジョセフの体は切り裂かれ…
腕が切り落とされたッ!
439: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:31:56.16 ID:1PFX4zXDO
ジョセフ『み……んな…………』ドサァ!
『うけ………とれ……………』
梓『ウソだ……』
『な…何でッ…………』
紬『これは……』
『汗よ!汗の落下音で探知していたわッ!』
『うけ………とれ……………』
梓『ウソだ……』
『な…何でッ…………』
紬『これは……』
『汗よ!汗の落下音で探知していたわッ!』
440: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:32:23.32 ID:1PFX4zXDO
憂「わ………私の…せいだ……………」
「私が……こんな作戦……」
「ジョセフさん…止めなかったからッ………」
唯『憂!静かにしなきゃダメだよ!』
憂「私が……鏡を取
紬『待ってッ!』
『ジョースターさんは残してくれていたわッ』
「私が……こんな作戦……」
「ジョセフさん…止めなかったからッ………」
唯『憂!静かにしなきゃダメだよ!』
憂「私が……鏡を取
紬『待ってッ!』
『ジョースターさんは残してくれていたわッ』
441: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:33:49.69 ID:1PFX4zXDO
律『何をだ!?』
紬『火よッ!』
『ジョースターさんの服が燃えているッ!』
唯『ほんとだ!』
『早くしないと火傷しちゃうよ!』
律『澪ッ!ジョセフさんのところには!?』
紬『火よッ!』
『ジョースターさんの服が燃えているッ!』
唯『ほんとだ!』
『早くしないと火傷しちゃうよ!』
律『澪ッ!ジョセフさんのところには!?』
442: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:34:17.58 ID:1PFX4zXDO
澪『ギリギリ届かないな……』
『憂ちゃんッ!』
憂『は…はい……』
澪『いつまでもぐずぐずしてるんじゃあないッ!』
『火は出来たッ!憂ちゃんの策を続けろッ!』
憂『でも……』
澪『でもじゃあないだろッ!』
『策を成功させることがみんなの望みだッ!』
『だからジョースターさんも体に火をつけたッ!』
『続けるんだ憂ちゃんッ!お前の策をッ!』
『憂ちゃんッ!』
憂『は…はい……』
澪『いつまでもぐずぐずしてるんじゃあないッ!』
『火は出来たッ!憂ちゃんの策を続けろッ!』
憂『でも……』
澪『でもじゃあないだろッ!』
『策を成功させることがみんなの望みだッ!』
『だからジョースターさんも体に火をつけたッ!』
『続けるんだ憂ちゃんッ!お前の策をッ!』
443: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:34:49.26 ID:1PFX4zXDO
律『…お前……ねえ』ニヤッ
『憂ちゃん…澪ももう他人行儀じゃあないってことだ』
『私達は憂ちゃん…お前を信じてる』
『だから憂ちゃんも私達を信じて……』
『自分の策を私達にぶつけるんだッ!』
梓『そうだよ』
『絶対に受けとめて…』
『絶対に成功させるからッ!』
『憂ちゃん…澪ももう他人行儀じゃあないってことだ』
『私達は憂ちゃん…お前を信じてる』
『だから憂ちゃんも私達を信じて……』
『自分の策を私達にぶつけるんだッ!』
梓『そうだよ』
『絶対に受けとめて…』
『絶対に成功させるからッ!』
444: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:35:19.69 ID:1PFX4zXDO
憂『みなさん……』
『律さんッ!律さんは紙飛行機、紙くず、プリント…』
『全てを砂漠に投げてくださいッ!』
『ただしッ!いくつかは必ずジョセフさんのところへ向かうようにッ!』
律『そうこなくっちゃな!』
『律さんッ!律さんは紙飛行機、紙くず、プリント…』
『全てを砂漠に投げてくださいッ!』
『ただしッ!いくつかは必ずジョセフさんのところへ向かうようにッ!』
律『そうこなくっちゃな!』
445: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:35:54.53 ID:1PFX4zXDO
憂『澪さんッ!澪さんは紙がいくつか地面に落ちたら』
『抜き足さし足で少し歩いて…』
『ジョースターさんのところへテレポートし、』
『燃えている服を持って私のところへ!』
澪『ああッ!』
『抜き足さし足で少し歩いて…』
『ジョースターさんのところへテレポートし、』
『燃えている服を持って私のところへ!』
澪『ああッ!』
446: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:36:22.97 ID:1PFX4zXDO
憂『紬さんッ!紬さんは空を飛んでくださいッ!』
『決して紙に当たらないようにですッ!』
紬『わかったわ!』
憂『梓ちゃんは澪さんの援護を!』
『梓ちゃんのスタンド…進化したの知ってるから』
梓『おっけー!』
『決して紙に当たらないようにですッ!』
紬『わかったわ!』
憂『梓ちゃんは澪さんの援護を!』
『梓ちゃんのスタンド…進化したの知ってるから』
梓『おっけー!』
447: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:36:53.31 ID:1PFX4zXDO
憂『お姉ちゃん…』
唯『私は何をすればいいのでしょう!』フンッ
憂『お姉ちゃんは…』
『私のそばにいてほしい…』
唯『そ、それだけ!?』
憂『あのね…お姉ちゃんがそばにいないと……』
『私は何も出来ないから…』
『私のスタンドが…物語ってるように』
唯『私は何をすればいいのでしょう!』フンッ
憂『お姉ちゃんは…』
『私のそばにいてほしい…』
唯『そ、それだけ!?』
憂『あのね…お姉ちゃんがそばにいないと……』
『私は何も出来ないから…』
『私のスタンドが…物語ってるように』
448: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:37:26.07 ID:1PFX4zXDO
唯『ふふっ』
『よし、お姉ちゃんパワーを見せてあげよう!』フンス
憂『ありがとう、お姉ちゃん』ニコッ
その時…
いくつかの紙飛行機が地面に突き刺さった
律『行け澪ッ!』
澪『言われないでも向かってるさ!』
『………』ソロソロ
『…いけるッ』シュンッ
澪はジョセフのところへテレポートしたッ
『よし、お姉ちゃんパワーを見せてあげよう!』フンス
憂『ありがとう、お姉ちゃん』ニコッ
その時…
いくつかの紙飛行機が地面に突き刺さった
律『行け澪ッ!』
澪『言われないでも向かってるさ!』
『………』ソロソロ
『…いけるッ』シュンッ
澪はジョセフのところへテレポートしたッ
449: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:38:12.59 ID:1PFX4zXDO
澪『服は取れたッ!』
『ジョースターさんも呼吸はしてる!』
その時ッ
澪の後方数メートルのところへ紙飛行機が落ち…
敵がそれを切り刻んだッ
『ジョースターさんも呼吸はしてる!』
その時ッ
澪の後方数メートルのところへ紙飛行機が落ち…
敵がそれを切り刻んだッ
450: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:38:46.50 ID:1PFX4zXDO
憂『梓ちゃん…そこからだと狙いやすいんじゃない?』
梓『ベストポジションだよ憂ッ!』
『オラオラオラオラオラァ!』
梓の拳は空中を裂くッ
そして…
敵スタンドが抉れていったッ!
梓『飛ばせるとはいっても…』
『まだまだ命中精度は悪い…か』
梓『ベストポジションだよ憂ッ!』
『オラオラオラオラオラァ!』
梓の拳は空中を裂くッ
そして…
敵スタンドが抉れていったッ!
梓『飛ばせるとはいっても…』
『まだまだ命中精度は悪い…か』
451: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:40:08.37 ID:1PFX4zXDO
憂『連続で撃ちだすからだよ』
『たった一つに集中して…』
『トラックのあの辺りを狙ってみて』
梓『ふぅ……』
『……ッオラァ!』
ガオン!
梓の飛ぶ拳の衝撃波は憂の指定した箇所に命中し…
そこからガソリンが漏れだしたッ
『たった一つに集中して…』
『トラックのあの辺りを狙ってみて』
梓『ふぅ……』
『……ッオラァ!』
ガオン!
梓の飛ぶ拳の衝撃波は憂の指定した箇所に命中し…
そこからガソリンが漏れだしたッ
452: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:40:36.09 ID:1PFX4zXDO
憂『次で最後…』
『紬さんに澪さん!お願いします!』
紬『ええ!』
紬は進路をトラックに向ける
憂『お姉ちゃん、私達は周りにある紙飛行機を投げよう』
『少しでも紬さんから注意を逸らすために』
唯『わかった!』
唯と憂が紙飛行機を投げようとしたその時…
『紬さんに澪さん!お願いします!』
紬『ええ!』
紬は進路をトラックに向ける
憂『お姉ちゃん、私達は周りにある紙飛行機を投げよう』
『少しでも紬さんから注意を逸らすために』
唯『わかった!』
唯と憂が紙飛行機を投げようとしたその時…
453: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:41:19.20 ID:1PFX4zXDO
紬『こ、これは…』
澪『砂だ…』
『砂が降ってきてる……』
憂『マズイ!』
『紬さん!スピードを上げてくださいッ!』
『敵が後ろから近づいてきてます!』
唯『な…何で…』
澪『反射音だ!』
『潜水艦のソナー音みたいにッ…』
澪『砂だ…』
『砂が降ってきてる……』
憂『マズイ!』
『紬さん!スピードを上げてくださいッ!』
『敵が後ろから近づいてきてます!』
唯『な…何で…』
澪『反射音だ!』
『潜水艦のソナー音みたいにッ…』
454: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:41:55.70 ID:1PFX4zXDO
梓『それならッ!』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!』
梓は紬の上空を目がけラッシュを繰り出すッ
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!』
梓は紬の上空を目がけラッシュを繰り出すッ
455: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:42:24.85 ID:1PFX4zXDO
律『やった!』
『これなら砂が削り取られるッ!』
紬『くッ…』スパッ
『助かったわ梓ちゃん…』
『かすり傷程度ですんだ……』
憂『澪さん!準備をッ!』
澪『…火もいいくらいに大きくなったな』
『いつでも大丈夫だ!』
『これなら砂が削り取られるッ!』
紬『くッ…』スパッ
『助かったわ梓ちゃん…』
『かすり傷程度ですんだ……』
憂『澪さん!準備をッ!』
澪『…火もいいくらいに大きくなったな』
『いつでも大丈夫だ!』
456: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:43:01.14 ID:1PFX4zXDO
憂『よしっ…』
『終わらせましょう!この戦いをッ!』
憂の言葉と同時に…
紬はトラックの荷台近くで地面を蹴りあげるッ
紬『りっちゃんッ!』
律『ムギッ!』ガシィッ!
そして…
律を連れて急上昇したッ!
その後、敵スタンドが紬の蹴りあげた地点へ現れるッ
『終わらせましょう!この戦いをッ!』
憂の言葉と同時に…
紬はトラックの荷台近くで地面を蹴りあげるッ
紬『りっちゃんッ!』
律『ムギッ!』ガシィッ!
そして…
律を連れて急上昇したッ!
その後、敵スタンドが紬の蹴りあげた地点へ現れるッ
457: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:43:36.72 ID:1PFX4zXDO
憂『…ひっかかりましたね』
澪『そこには誰もいないッ!』
『燃え尽きろォォオーーーーーーーーッ!!』
澪は火のついたジョセフの服を
ガソリン付近にテレポートさせるッ
そして…
トラックは爆発し、辺りは炎上したッ!
澪『そこには誰もいないッ!』
『燃え尽きろォォオーーーーーーーーッ!!』
澪は火のついたジョセフの服を
ガソリン付近にテレポートさせるッ
そして…
トラックは爆発し、辺りは炎上したッ!
458: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:44:08.12 ID:1PFX4zXDO
律「勝った……のか?」
憂「逃げ道はありませんよ」
「紙もかさばって…文字通り火の海ですから」
唯「さわちゃんに感謝…なのかな」
澪「承太郎ッ!」タタタタ
「大丈夫か!?」
「アヴドゥルさんも!」
律「澪…そっとしといてやろう」
「みんな生きてるからさ」
憂「逃げ道はありませんよ」
「紙もかさばって…文字通り火の海ですから」
唯「さわちゃんに感謝…なのかな」
澪「承太郎ッ!」タタタタ
「大丈夫か!?」
「アヴドゥルさんも!」
律「澪…そっとしといてやろう」
「みんな生きてるからさ」
459: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:44:44.48 ID:1PFX4zXDO
澪「でも……」
律「気持ちはわかるけどさ」
「今はそれどころじゃあない」
「和も気を失ってる今…」
「私達が病院に連れていってやらないと」
澪「そうだな…」
「特に花京院とジョースターさんが…」
律「気持ちはわかるけどさ」
「今はそれどころじゃあない」
「和も気を失ってる今…」
「私達が病院に連れていってやらないと」
澪「そうだな…」
「特に花京院とジョースターさんが…」
460: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:45:16.19 ID:1PFX4zXDO
唯「急いでトラックのところに運ばなきゃ!」
憂「ううん、ここにトラックを持ってこよう」
「さすがに運べそうもないし」
律「そうだな」
「問題は運転だけど…」
梓「それなら私が…」
「間近でジョセフさんの運転見てましたし」
「オートマだったから大丈夫だと思います」
憂「ううん、ここにトラックを持ってこよう」
「さすがに運べそうもないし」
律「そうだな」
「問題は運転だけど…」
梓「それなら私が…」
「間近でジョセフさんの運転見てましたし」
「オートマだったから大丈夫だと思います」
461: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:45:47.85 ID:1PFX4zXDO
紬「それじゃあ私が梓ちゃんを連れていくわ」
「歩くより飛んだほうが何倍も速いから」
澪「そうだな」
「それじゃあ頼むぞ、二人とも!」
本体名―ンドゥール
スタンド名―ゲブ神
―再起不能―
承太郎 ┓
花京院 ┃
和 ┣重傷
ジョセフ ┃
アヴドゥル┛
承太郎一行
―アスワンの病院へ―
「歩くより飛んだほうが何倍も速いから」
澪「そうだな」
「それじゃあ頼むぞ、二人とも!」
本体名―ンドゥール
スタンド名―ゲブ神
―再起不能―
承太郎 ┓
花京院 ┃
和 ┣重傷
ジョセフ ┃
アヴドゥル┛
承太郎一行
―アスワンの病院へ―
462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/04/30(土) 12:48:16.13 ID:1PFX4zXDO
ピザ・モッツァレラ
承太郎達は自己犠牲の心が強いと思うのです
来週は来れるかわからんです
けいおんフェアに向けバイト入れすぎまして
なるべく頑張ります
承太郎達は自己犠牲の心が強いと思うのです
来週は来れるかわからんです
けいおんフェアに向けバイト入れすぎまして
なるべく頑張ります
469: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:35:09.44 ID:dYMSR2EDO
アスワン!
唯「ふぃ~…」
「みんな間に合って良かった~」
紬「そうね」
「命があっただけでも良かった…」
澪「だけどみんな重傷だからな……」
「花京院とジョースターさんは腕が無くなったし…」
「和にいたっては目をやられたからな…」
唯「ふぃ~…」
「みんな間に合って良かった~」
紬「そうね」
「命があっただけでも良かった…」
澪「だけどみんな重傷だからな……」
「花京院とジョースターさんは腕が無くなったし…」
「和にいたっては目をやられたからな…」
470: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:35:50.64 ID:dYMSR2EDO
憂「やっぱり…心配ですね」
「もしかしたら何人かリタイアしちゃうかも…」
律「ったく…」
「そんな陰気くさい話ばっかしてたらどうにかなっちまう」
「こういう話をして治るんなら別だけどさ」
「私達は私達でできることを精一杯やろう」
「それがあいつらにとっても最善だろ」
梓「それもそうですね」
「私達がやられて…」
「みんなが治ったときに帰る場所がないなんて冗談になりません」
「もしかしたら何人かリタイアしちゃうかも…」
律「ったく…」
「そんな陰気くさい話ばっかしてたらどうにかなっちまう」
「こういう話をして治るんなら別だけどさ」
「私達は私達でできることを精一杯やろう」
「それがあいつらにとっても最善だろ」
梓「それもそうですね」
「私達がやられて…」
「みんなが治ったときに帰る場所がないなんて冗談になりません」
471: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:36:23.92 ID:dYMSR2EDO
唯「私がケガしても、あずにゃんが帰ってくる場所を守っててくれるよね~」
梓「何言ってるんですか」
唯「え~…」
律「唯、それは梓語でな…」
「『絶対にケガしないでください、唯先輩』って意味だぞ」ニヤッ
梓「何言ってるんですか」
唯「え~…」
律「唯、それは梓語でな…」
「『絶対にケガしないでください、唯先輩』って意味だぞ」ニヤッ
472: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:36:55.89 ID:dYMSR2EDO
唯「え!?ほんと、あずにゃん!?」
梓「ち、違いますよ!」
律「お~、照れてる照れてる」ニヤニヤ
梓「田井中~っ!」グリグリ
律「いだだだだだ!」
唯「あずにゃん、暴力はダメだよ~」ギューッ
梓「はうっ!」ピタッ
澪「やれやれ…」
梓「ち、違いますよ!」
律「お~、照れてる照れてる」ニヤニヤ
梓「田井中~っ!」グリグリ
律「いだだだだだ!」
唯「あずにゃん、暴力はダメだよ~」ギューッ
梓「はうっ!」ピタッ
澪「やれやれ…」
473: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:37:25.77 ID:dYMSR2EDO
紬「ねえ、みんな」
律「どした?」
紬「久しぶりの町だし、どこかに寄って行かない?」
「病院の時間もまだだし」
唯「賛成~!」
「私の体内時計もお昼を差してるし!」
澪「それじゃあ喫茶店にでも寄るか」
律「どした?」
紬「久しぶりの町だし、どこかに寄って行かない?」
「病院の時間もまだだし」
唯「賛成~!」
「私の体内時計もお昼を差してるし!」
澪「それじゃあ喫茶店にでも寄るか」
474: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:37:57.78 ID:dYMSR2EDO
憂「いっぱい喫茶店ありますね」
「どのお店にしましょうか」
律「一番近いところで良くないか?」
唯「え~、私あそこがいい!」
「猫がいっぱいいるもん!」
梓「ね、猫カフェ…?」
澪「かわいいな…」
梓(澪先輩が唯先輩寄りだ…)
紬「確かにかわいいね♪」
「ん~、悩む…」
「どのお店にしましょうか」
律「一番近いところで良くないか?」
唯「え~、私あそこがいい!」
「猫がいっぱいいるもん!」
梓「ね、猫カフェ…?」
澪「かわいいな…」
梓(澪先輩が唯先輩寄りだ…)
紬「確かにかわいいね♪」
「ん~、悩む…」
475: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:38:30.87 ID:dYMSR2EDO
唯「あずにゃんと憂はどっちがいいの?」
梓「私は別にどっちでも構いませんけど…」
憂「私もお姉ちゃん達が行きたいところでいいよ」
梓「私は別にどっちでも構いませんけど…」
憂「私もお姉ちゃん達が行きたいところでいいよ」
476: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:39:06.31 ID:dYMSR2EDO
律「ん~…」
「そんじゃあ猫カフ
男「ちょっとそこのお嬢ちゃん達!」
律「私らのこと?」
男「そうそう!」
「茶店なら俺のところに来ないか?」
「サービスしちゃうよ」
律「だってさ。どうする?」
唯紬「断固猫カフェで!」
澪「私も猫カフェの方がいい…」ボソッ
「そんじゃあ猫カフ
男「ちょっとそこのお嬢ちゃん達!」
律「私らのこと?」
男「そうそう!」
「茶店なら俺のところに来ないか?」
「サービスしちゃうよ」
律「だってさ。どうする?」
唯紬「断固猫カフェで!」
澪「私も猫カフェの方がいい…」ボソッ
477: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:39:35.27 ID:dYMSR2EDO
律「らしいからさ」
「ごめんよ、お兄さん」
男「あ、ああ」
「また今度頼むよ」
紬「楽しみね、猫カフェ♪」スタスタ
憂「そうですね」フフッ
「どんな猫がいるんだろう」スタスタ
澪「かわいい猫がたくさんいれば…」スタスタ
「ごめんよ、お兄さん」
男「あ、ああ」
「また今度頼むよ」
紬「楽しみね、猫カフェ♪」スタスタ
憂「そうですね」フフッ
「どんな猫がいるんだろう」スタスタ
澪「かわいい猫がたくさんいれば…」スタスタ
478: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:40:06.45 ID:dYMSR2EDO
唯「私達も帰ったら猫カフェやろっか」スタスタ
「名付けて『あずにゃんカフェ』!」スタスタ
梓「却下です」スタスタ
律「梓が擦り寄ってきたり、膝に乗ってきたりするのか~」スタスタ
梓「だから却下です」スタスタ
律「ん…待てよ……」スタスタ
「それを商売にしたら…かなり儲かるんじゃないか!?」スタスタ
梓「聞いちゃいない…」スタスタ
「名付けて『あずにゃんカフェ』!」スタスタ
梓「却下です」スタスタ
律「梓が擦り寄ってきたり、膝に乗ってきたりするのか~」スタスタ
梓「だから却下です」スタスタ
律「ん…待てよ……」スタスタ
「それを商売にしたら…かなり儲かるんじゃないか!?」スタスタ
梓「聞いちゃいない…」スタスタ
479: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:40:37.47 ID:dYMSR2EDO
女「待ってーーー!」タタタタ
紬「どうかされましたか?」
女「私、そこの猫カフェの店員なんですけど…」
「猫がたくさん逃げちゃって…」
憂「本当だ…」
「結構減っちゃってますね」
紬「どうかされましたか?」
女「私、そこの猫カフェの店員なんですけど…」
「猫がたくさん逃げちゃって…」
憂「本当だ…」
「結構減っちゃってますね」
480: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:41:09.66 ID:dYMSR2EDO
梓「あのー…私達今からそこにお邪魔しようかと思ってたんですけど…」
女「すみません、さっき店を閉めちゃったんです」
「従業員総出で猫を捕まえてるので」
唯「そんなぁ~…」
澪「まあ…残念だけど仕方ないよ」
「引き止めてすみませんでした」
女「いえ、ではこれで」タタタタ
女「すみません、さっき店を閉めちゃったんです」
「従業員総出で猫を捕まえてるので」
唯「そんなぁ~…」
澪「まあ…残念だけど仕方ないよ」
「引き止めてすみませんでした」
女「いえ、ではこれで」タタタタ
481: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:41:49.30 ID:dYMSR2EDO
律「さて、どうすっかな~」
紬「さっきの人のお店に戻る?」
澪「そうだな」
「声かけてもらったし、そこにするか」
唯「私…喫茶店に着いたらいちごパフェを頼むんだ…」
梓「変なこと言ってないでさっさと行きますよ」スタスタ
唯「あーん…あずにゃんのいけずぅ~…」
紬「さっきの人のお店に戻る?」
澪「そうだな」
「声かけてもらったし、そこにするか」
唯「私…喫茶店に着いたらいちごパフェを頼むんだ…」
梓「変なこと言ってないでさっさと行きますよ」スタスタ
唯「あーん…あずにゃんのいけずぅ~…」
482: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:42:20.29 ID:dYMSR2EDO
紬「すみませ~ん」
男「ん?どうしたんだ?」
紬「実は前のお店閉まっちゃってて…」
「お邪魔してもいいですか?」
男「そういうことか」
「大歓迎だよ。6人で…いいのかな」
「あの席へどうぞ」
唯律「は~い」
男「ん?どうしたんだ?」
紬「実は前のお店閉まっちゃってて…」
「お邪魔してもいいですか?」
男「そういうことか」
「大歓迎だよ。6人で…いいのかな」
「あの席へどうぞ」
唯律「は~い」
483: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:42:48.87 ID:dYMSR2EDO
男「何を…注文なさいますか?」
唯「いちごパフェで!」
梓「回避しましたね」
唯「なにが?」
梓「こっちの話です」
律「それと紅茶を6つに…」
「ん~…適当にお茶菓子とケーキを」
澪紬「えっ」
唯「いちごパフェで!」
梓「回避しましたね」
唯「なにが?」
梓「こっちの話です」
律「それと紅茶を6つに…」
「ん~…適当にお茶菓子とケーキを」
澪紬「えっ」
484: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:43:16.49 ID:dYMSR2EDO
紬「太っちゃう…」
澪「うん…私らはいいよ…」
唯「大丈夫だよ~」
「今までずっと動きっぱなしだったんだし」
律「そうそう」
「たまにはパーッとしないと」
男「それでは少々お待ちください」
憂「あの~…紅茶はやめませんか?」
「それと食べ物も…」
男「なっ!」
澪「うん…私らはいいよ…」
唯「大丈夫だよ~」
「今までずっと動きっぱなしだったんだし」
律「そうそう」
「たまにはパーッとしないと」
男「それでは少々お待ちください」
憂「あの~…紅茶はやめませんか?」
「それと食べ物も…」
男「なっ!」
485: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:43:53.44 ID:dYMSR2EDO
唯「え~!なんで~!?」
「いちごパフェが止まらないのに!」
梓「ちょっと意味がよくわからないです」
「それにしても憂、いったいどういうこと?」
憂「紅茶とか、人が作るものだと…」
「『毒』が盛られる可能性があるんじゃあないかと思って」
「いちごパフェが止まらないのに!」
梓「ちょっと意味がよくわからないです」
「それにしても憂、いったいどういうこと?」
憂「紅茶とか、人が作るものだと…」
「『毒』が盛られる可能性があるんじゃあないかと思って」
486: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:44:26.29 ID:dYMSR2EDO
澪「確かにな…」
「いつ襲われるかわからないし、気をつけた方がいいかも」
紬「そうね!気をつけた方がいいわ、うん!」
律「ん~…」
「そこまで言うならキャンセルするか」
「すみません、さっきの全部キャンセルで」
男「は、はい…」
「いつ襲われるかわからないし、気をつけた方がいいかも」
紬「そうね!気をつけた方がいいわ、うん!」
律「ん~…」
「そこまで言うならキャンセルするか」
「すみません、さっきの全部キャンセルで」
男「は、はい…」
487: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:44:59.38 ID:dYMSR2EDO
梓「それじゃあどうしますか?」
澪「ん~…出る?」
憂「あ、だけどビンとか缶は大丈夫だと思います」
律「それじゃあビンのコーラでも飲むか」
「みんなはどうする?」
唯「私もコークで!」
梓「何で言い直したんですか…」
唯「コークの方が外国っぽいもん」
梓「はあ…」
「あ、私は……メロンソーダで」
澪「ん~…出る?」
憂「あ、だけどビンとか缶は大丈夫だと思います」
律「それじゃあビンのコーラでも飲むか」
「みんなはどうする?」
唯「私もコークで!」
梓「何で言い直したんですか…」
唯「コークの方が外国っぽいもん」
梓「はあ…」
「あ、私は……メロンソーダで」
488: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:45:36.76 ID:dYMSR2EDO
澪「わ、私はオレンジジュースを……」
紬「私はウーロン茶を~♪」
憂「私もウーロン茶をお願いします」
男「何ィッ!?」
澪「ヒッ…」
紬「ど、どうかしましたか?」
男「い、いえ…」
「それでは少々お待ちください…」
憂「あ、栓は自分で抜きますから」
男「…わかりました」
紬「私はウーロン茶を~♪」
憂「私もウーロン茶をお願いします」
男「何ィッ!?」
澪「ヒッ…」
紬「ど、どうかしましたか?」
男「い、いえ…」
「それでは少々お待ちください…」
憂「あ、栓は自分で抜きますから」
男「…わかりました」
489: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:46:19.44 ID:dYMSR2EDO
客1「おいッ!」
「全然コーラ冷えてねーじゃあねえか!」
「俺は生ぬるいコーラを飲みにきたんじゃあない!」
「金は払わないぜッ!」
客2「こっちのオレンジジュースもよ!」
「よくこんなものを客に出そうと思ったわねッ」
「クソッタレよ!この店ッ!」
澪「ヒィィ~~…」
律「怖ぇ~…」
憂「考えられないですね、日本じゃあ…」
「全然コーラ冷えてねーじゃあねえか!」
「俺は生ぬるいコーラを飲みにきたんじゃあない!」
「金は払わないぜッ!」
客2「こっちのオレンジジュースもよ!」
「よくこんなものを客に出そうと思ったわねッ」
「クソッタレよ!この店ッ!」
澪「ヒィィ~~…」
律「怖ぇ~…」
憂「考えられないですね、日本じゃあ…」
490: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:46:48.02 ID:dYMSR2EDO
唯「ねぇねぇ、ジュース全部冷たくないの?」
男「はい…」
「冷蔵庫が壊れちまってました…」
澪「ぬるいのはあまり飲みたくないな…」
唯「いいこと思いついた!」
律「お前のいいことは大抵悪いことなんだけどな」
男「はい…」
「冷蔵庫が壊れちまってました…」
澪「ぬるいのはあまり飲みたくないな…」
唯「いいこと思いついた!」
律「お前のいいことは大抵悪いことなんだけどな」
491: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:47:20.82 ID:dYMSR2EDO
唯「まあまあ、そう言わずに聞いてよ」
律「いったいなんだよ?」
唯「ピクニックに行こうよ!」
「みんなで買い物してさ、公園に行って」
「そしたらムギちゃんのお茶も飲めるよ~♪」
律「唯にしてはいい意見だな…」
梓「確かに…」
「お菓子も自分達で買えば安心です」
律「いったいなんだよ?」
唯「ピクニックに行こうよ!」
「みんなで買い物してさ、公園に行って」
「そしたらムギちゃんのお茶も飲めるよ~♪」
律「唯にしてはいい意見だな…」
梓「確かに…」
「お菓子も自分達で買えば安心です」
492: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:47:54.86 ID:dYMSR2EDO
澪「ムギと憂ちゃんはこれでいいのか?」
紬「ええ、たまにはお茶を淹れないと腕がなまっちゃうし♪」
憂「私も賛成です」
「紬さんのお茶も久しぶりにいただきたいですし」フフッ
律「そんじゃあ決定!」
「ごめん、お兄さん!」
男「い、いや…いいさ」
唯「それじゃあまたね~」
男「あ…ああ……」
紬「ええ、たまにはお茶を淹れないと腕がなまっちゃうし♪」
憂「私も賛成です」
「紬さんのお茶も久しぶりにいただきたいですし」フフッ
律「そんじゃあ決定!」
「ごめん、お兄さん!」
男「い、いや…いいさ」
唯「それじゃあまたね~」
男「あ…ああ……」
493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:48:22.94 ID:dYMSR2EDO
公園!
律「ん~、いい天気だな~!」
唯「ほんとだね~」
「何だか眠くなっちゃうよ」
紬「サンデイ・シエスタって感じね♪」
律「前から思ってたけど、どういう意味なんだ?」
唯「ん~…」
「わかんない!」
「この子にそう呼んでって言われた気がしたからそう呼んでるんだ~」
律「ん~、いい天気だな~!」
唯「ほんとだね~」
「何だか眠くなっちゃうよ」
紬「サンデイ・シエスタって感じね♪」
律「前から思ってたけど、どういう意味なんだ?」
唯「ん~…」
「わかんない!」
「この子にそう呼んでって言われた気がしたからそう呼んでるんだ~」
494: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:48:51.93 ID:dYMSR2EDO
律「まあ、お前には期待してないからいいけどさ」
紬「シエスタは確かスペイン語で『お昼寝』みたいな意味だったわ」
澪「日曜日…お昼寝…」
「スタンド能力も考えると、すごく唯らしいスタンドだな」フフッ
唯「え~!」ブー
紬「シエスタは確かスペイン語で『お昼寝』みたいな意味だったわ」
澪「日曜日…お昼寝…」
「スタンド能力も考えると、すごく唯らしいスタンドだな」フフッ
唯「え~!」ブー
495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:49:46.97 ID:dYMSR2EDO
律「そういえば、さわちゃんとか純ちゃんはスタンド発現してないのかな」
「結構ジョジョの影響受けてそうな感じするけど」
澪「さわ子先生のスタンドって、絶対に凶悪…邪悪だよな…」
紬「お面とかかぶってそうね」
「何だろう…なまはげみたいな」
「結構ジョジョの影響受けてそうな感じするけど」
澪「さわ子先生のスタンドって、絶対に凶悪…邪悪だよな…」
紬「お面とかかぶってそうね」
「何だろう…なまはげみたいな」
496: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:50:17.85 ID:dYMSR2EDO
憂「純ちゃんはどうだろうね?」
梓「絶対おちゃらけた感じだよ」
「ていうか、純は自分のスタンドで遊びそう…」
憂「それはありそう…」
唯「そういえばさ」
「前にもこんなことやったよね」
澪「ん~…」
「あ、梓が入部したばっかりの時か」
律「あの頃は大変だったな~」
梓「面目ない…」
梓「絶対おちゃらけた感じだよ」
「ていうか、純は自分のスタンドで遊びそう…」
憂「それはありそう…」
唯「そういえばさ」
「前にもこんなことやったよね」
澪「ん~…」
「あ、梓が入部したばっかりの時か」
律「あの頃は大変だったな~」
梓「面目ない…」
497: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:50:47.19 ID:dYMSR2EDO
唯「何ていうか、あずにゃんも最初に比べたらダメになったよね」
梓「うぐっ…否定できない……」
憂「いい感じに手懐けられちゃったんだね」フフッ
「そういえば梓ちゃんって、何で軽音部に入ったの?」
律「私に憧れ
梓「違います」
唯「お菓子が
梓「違います」
澪(遮った!)
梓「うぐっ…否定できない……」
憂「いい感じに手懐けられちゃったんだね」フフッ
「そういえば梓ちゃんって、何で軽音部に入ったの?」
律「私に憧れ
梓「違います」
唯「お菓子が
梓「違います」
澪(遮った!)
498: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:51:18.78 ID:dYMSR2EDO
紬「私も気になるな、梓ちゃんが入ってくれた理由」
梓「あの~…何と言いますか…」
「前はそうでも無かったんですけど……」
「今言うと語弊が生じるというか何というか…」
唯「大丈夫!ごへーバッチ来いだよ!」
梓「絶対に語弊の意味わかってませんよね」
梓「あの~…何と言いますか…」
「前はそうでも無かったんですけど……」
「今言うと語弊が生じるというか何というか…」
唯「大丈夫!ごへーバッチ来いだよ!」
梓「絶対に語弊の意味わかってませんよね」
499: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:51:53.25 ID:dYMSR2EDO
憂「それで、入った理由は?」ニコニコ
梓「うっ……」
「いや~、やっぱり承太郎先輩がいないと寂しいですね」
「何せずっと一緒にいましたし」
憂(はぐらかした…)
紬「確かにそれはあるね」
「やっぱり何か物足りないというか…」
澪「何もかもでかいからな、あいつは」
梓「うっ……」
「いや~、やっぱり承太郎先輩がいないと寂しいですね」
「何せずっと一緒にいましたし」
憂(はぐらかした…)
紬「確かにそれはあるね」
「やっぱり何か物足りないというか…」
澪「何もかもでかいからな、あいつは」
500: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:53:28.71 ID:dYMSR2EDO
律「まあしかし、澪も変わったよな~」
澪「私が?」
律「そう、お前が」
「最初はジョジョのことかなり怖がって避けてたのにさ」
「今じゃあジョジョにべったりじゃん」
澪「そ、そんなことない!」
律「そんなことあるよな?」
唯紬「うん」
澪「私が?」
律「そう、お前が」
「最初はジョジョのことかなり怖がって避けてたのにさ」
「今じゃあジョジョにべったりじゃん」
澪「そ、そんなことない!」
律「そんなことあるよな?」
唯紬「うん」
501: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:54:01.70 ID:dYMSR2EDO
梓「はい」
「私が見てきた二年間でも顕著ですよ」
澪「だああああああああああああああ!」
「私の話はもういい!」
律「そんなこと言ってもな~」
「男の人とまともにコミュニケーションとれなかったお前がさ」
「ここまで進歩するとなると」
「幼なじみとして感慨深いものがあるんだよ」
澪「お前は私の保護者か……」
「私が見てきた二年間でも顕著ですよ」
澪「だああああああああああああああ!」
「私の話はもういい!」
律「そんなこと言ってもな~」
「男の人とまともにコミュニケーションとれなかったお前がさ」
「ここまで進歩するとなると」
「幼なじみとして感慨深いものがあるんだよ」
澪「お前は私の保護者か……」
502: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:55:28.84 ID:dYMSR2EDO
紬「そういえば、ものすごく気になることがあるの」
唯「なに~?」
紬「承太郎君と花京院君って、どうやって仲良くなったのかしら」
憂「確かに気になりますね…」
澪「花京院はゲーマーだけど、承太郎はあまりゲームしないって言ってたな」
唯「なに~?」
紬「承太郎君と花京院君って、どうやって仲良くなったのかしら」
憂「確かに気になりますね…」
澪「花京院はゲーマーだけど、承太郎はあまりゲームしないって言ってたな」
503: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:56:13.96 ID:dYMSR2EDO
梓「花京院先輩が積極的に話しかけたとか」
律「あんな風貌のヤツに積極的に話しかけようと思うか~?」
「それに、やかましいの一言で一蹴されそうなんだけど」
唯「あ、前にクラスの女の子が話してたんだけどね」
「やかましいって言われるの、決まって女の子なんだって」
憂「ということは、男子はやかましいと言われない…」
澪「これの意味することは……」
唯澪律紬梓憂「……………」
「……………ッ!?」ドドドドドドドドドドドド
律「あんな風貌のヤツに積極的に話しかけようと思うか~?」
「それに、やかましいの一言で一蹴されそうなんだけど」
唯「あ、前にクラスの女の子が話してたんだけどね」
「やかましいって言われるの、決まって女の子なんだって」
憂「ということは、男子はやかましいと言われない…」
澪「これの意味することは……」
唯澪律紬梓憂「……………」
「……………ッ!?」ドドドドドドドドドドドド
504: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:56:46.96 ID:dYMSR2EDO
律「な、ないない!」
紬「だ、だけど趣味は人それぞれだし!」
梓「ちょちょちょちょちょちょ!」
「あまりにもぶっ飛びすぎですよ!」
「一旦冷静になりましょう!クールに!」
澪「ふふっ…そっか~…」
「私達って男子にも負けてるのか~……」
「あはははははははははは………」
紬「だ、だけど趣味は人それぞれだし!」
梓「ちょちょちょちょちょちょ!」
「あまりにもぶっ飛びすぎですよ!」
「一旦冷静になりましょう!クールに!」
澪「ふふっ…そっか~…」
「私達って男子にも負けてるのか~……」
「あはははははははははは………」
505: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:57:26.35 ID:dYMSR2EDO
唯「そんな~…」
「澪ちゃんは出てるところは出てるし、ナイスバディだよ…」
澪「ははっ…こいつぅ~…」
「ほめても何も出ないぞぉ~…」
憂「みなさん…一番手っ取り早いのは…」
律「聞くか……今日…病院で」
梓「い、いいんですかね…」
律「仕方ないだろっ…」
「これはHTTの問題なんだ!」
「澪ちゃんは出てるところは出てるし、ナイスバディだよ…」
澪「ははっ…こいつぅ~…」
「ほめても何も出ないぞぉ~…」
憂「みなさん…一番手っ取り早いのは…」
律「聞くか……今日…病院で」
梓「い、いいんですかね…」
律「仕方ないだろっ…」
「これはHTTの問題なんだ!」
506: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:58:21.66 ID:dYMSR2EDO
紬「みんな…」
「どんな結果でも…」
「きっと…絶対に承太郎君を受け入れよう!」
澪「大丈夫…覚悟はできてる」
唯「うん…人それぞれだから」
憂(何か確定っぽい雰囲気!)
「どんな結果でも…」
「きっと…絶対に承太郎君を受け入れよう!」
澪「大丈夫…覚悟はできてる」
唯「うん…人それぞれだから」
憂(何か確定っぽい雰囲気!)
507: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:59:12.87 ID:dYMSR2EDO
律「さあ、気を取り直して飲むぞーーー!」
唯澪紬梓憂「おーーーーー!」
律「食べるぞーーー!」
澪紬「いやあああああああああ…」
律(おもしろっ)ニヤッ
唯「そういえば、エジプトって何かあるのかな?」
梓「ピラミッドとかスフィンクスとかあるじゃないですか」
唯「違うよ~、食べ物の話」
梓「また食べ物…」
「でも、確かにパッとしませんね」
唯澪紬梓憂「おーーーーー!」
律「食べるぞーーー!」
澪紬「いやあああああああああ…」
律(おもしろっ)ニヤッ
唯「そういえば、エジプトって何かあるのかな?」
梓「ピラミッドとかスフィンクスとかあるじゃないですか」
唯「違うよ~、食べ物の話」
梓「また食べ物…」
「でも、確かにパッとしませんね」
508: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 13:59:45.78 ID:dYMSR2EDO
律「一回レストランでも行かなきゃだな!」
唯「だね!」
「それぞれの国の食文化にふれることは」
「それはそれは、とっても素晴らしいことだよ」
澪「要するに食べたいだけだろ」
唯「えへへ~♪」
唯「だね!」
「それぞれの国の食文化にふれることは」
「それはそれは、とっても素晴らしいことだよ」
澪「要するに食べたいだけだろ」
唯「えへへ~♪」
509: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:00:24.57 ID:dYMSR2EDO
紬「あ、もうそろそろ病院の時間ね」
「そろそろ病院に行こっか」
憂「そうですね」
「ヤカンとかガスコンロはどうしますか?」
律「荷物になるし、どっかで売ってくか」
梓「そういうお店ありますかね?」
律「なかったら道行く人に売ればいいさ」
「一回しか使ってないんだから多分売れるだろ」
澪「そうだな」
「そろそろ病院に行こっか」
憂「そうですね」
「ヤカンとかガスコンロはどうしますか?」
律「荷物になるし、どっかで売ってくか」
梓「そういうお店ありますかね?」
律「なかったら道行く人に売ればいいさ」
「一回しか使ってないんだから多分売れるだろ」
澪「そうだな」
510: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:01:05.71 ID:dYMSR2EDO
律「そんじゃあ澪、売るのは頼むな」
澪「何で私なんだよ」
律「そりゃあ、軽音部のデンジャラスクイーンであり、」
「ダイナマイトボディの持ち主の澪の色仕掛けで
澪「誰がやるか!」
律「いてっ!」ゴチン!
唯「そういえばさ」
「ムギちゃんも澪ちゃんに負けないぐらいのピラミッド持ってるよね」
紬「ゆ、唯ちゃん!///」
澪「何で私なんだよ」
律「そりゃあ、軽音部のデンジャラスクイーンであり、」
「ダイナマイトボディの持ち主の澪の色仕掛けで
澪「誰がやるか!」
律「いてっ!」ゴチン!
唯「そういえばさ」
「ムギちゃんも澪ちゃんに負けないぐらいのピラミッド持ってるよね」
紬「ゆ、唯ちゃん!///」
511: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:01:45.00 ID:dYMSR2EDO
梓「ふむ…確かに」
「澪先輩の影に隠れがちですがなかなかのものですよ」
律「お前はサバンナだよな」
梓「私がサバンナなら何ですか、律先輩は月面ですか」
律「抉れてるじゃねえか!」
憂「まあ…世の中には色んな人がいますし」
「やっぱり梓ちゃんや律さんにも需要はありますよ」
梓「何だろう…この敗北感」
律「憂ちゃん…慰めになってない…」
憂「す、すみません!」
「澪先輩の影に隠れがちですがなかなかのものですよ」
律「お前はサバンナだよな」
梓「私がサバンナなら何ですか、律先輩は月面ですか」
律「抉れてるじゃねえか!」
憂「まあ…世の中には色んな人がいますし」
「やっぱり梓ちゃんや律さんにも需要はありますよ」
梓「何だろう…この敗北感」
律「憂ちゃん…慰めになってない…」
憂「す、すみません!」
512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:02:47.55 ID:dYMSR2EDO
澪「ったく…」
「ほら、バカなこと言ってないで行くぞ」
唯律「ほ~い」
紬「ほ~い♪」
梓(ムギ先輩ってなんでこんなにかわいいんだろ)
「ほら、バカなこと言ってないで行くぞ」
唯律「ほ~い」
紬「ほ~い♪」
梓(ムギ先輩ってなんでこんなにかわいいんだろ)
513: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:03:23.15 ID:dYMSR2EDO
道!
唯「ちかれた~…」
「もう歩きたくないよ~…」
律「なあ…バスで行こうぜ…」
梓「まだ若いんですからシャキッとしてください」
「置いて行っちゃいますよ?」
律「何でこんなに元気なんだ……」
唯「あずにゃん私達より若いもん…」
梓「たった一歳違いじゃないですか…」
唯「ちかれた~…」
「もう歩きたくないよ~…」
律「なあ…バスで行こうぜ…」
梓「まだ若いんですからシャキッとしてください」
「置いて行っちゃいますよ?」
律「何でこんなに元気なんだ……」
唯「あずにゃん私達より若いもん…」
梓「たった一歳違いじゃないですか…」
514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:03:57.43 ID:dYMSR2EDO
澪「喉かわいたな…」
紬「オレンジ食べる?」
澪「あ、そういえばさっき物々交換したんだったな」
「一個もらうよ」
憂「あの、私お手洗いに行きたいんですけど…」
律「それじゃあ私らはここで待っとくよ」
憂「すみません、すぐに戻ってきます」タタタタ
紬「オレンジ食べる?」
澪「あ、そういえばさっき物々交換したんだったな」
「一個もらうよ」
憂「あの、私お手洗いに行きたいんですけど…」
律「それじゃあ私らはここで待っとくよ」
憂「すみません、すぐに戻ってきます」タタタタ
515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:04:25.73 ID:dYMSR2EDO
唯「そういえばさ、何でトイレに行くのを」
「『お花を摘みに行く』なんて言うんだろうね」
梓「やっぱり、トイレって言ったら印象悪いんじゃないですか?」
澪「それに、お花を摘みに行くってかわいいしな」
梓(果たしてそういう問題なのだろうか)
「『お花を摘みに行く』なんて言うんだろうね」
梓「やっぱり、トイレって言ったら印象悪いんじゃないですか?」
澪「それに、お花を摘みに行くってかわいいしな」
梓(果たしてそういう問題なのだろうか)
516: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:05:11.61 ID:dYMSR2EDO
唯「りっちゃん、かわいく言ってみてよ~」
律「無茶ぶりじゃね…?」
「あの~…お花を摘みに行ってもよろしいかしら……」
梓(律先輩が淑やかだ!)
(そして顔をやや下に向けての上目遣い…)
(なるほど…)フムフム
紬(梓ちゃん……何を一人で納得してるんだろう…)
唯「あはは、りっちゃんきも~い」
律「おい、ちょっと待て」
律「無茶ぶりじゃね…?」
「あの~…お花を摘みに行ってもよろしいかしら……」
梓(律先輩が淑やかだ!)
(そして顔をやや下に向けての上目遣い…)
(なるほど…)フムフム
紬(梓ちゃん……何を一人で納得してるんだろう…)
唯「あはは、りっちゃんきも~い」
律「おい、ちょっと待て」
517: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:05:41.15 ID:dYMSR2EDO
澪「いきなりだけどさ」
梓「何ですか?」
澪「承太郎って帽子と一体化してるだろ?」
梓「ほんとにいきなりだった…」
澪「あの帽子をムギが被ったらどうなるんだろうな」
紬「私が?」
澪「ムギの髪ってクリーム色だろ?」
「それに帽子が合体したらどうなるのかと思ってさ」
梓「何ですか?」
澪「承太郎って帽子と一体化してるだろ?」
梓「ほんとにいきなりだった…」
澪「あの帽子をムギが被ったらどうなるんだろうな」
紬「私が?」
澪「ムギの髪ってクリーム色だろ?」
「それに帽子が合体したらどうなるのかと思ってさ」
518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:06:17.24 ID:dYMSR2EDO
律「確かに気になるな…」
唯「黒色とクリーム色が夢と夢のコラボレーションするんじゃない?」
梓「だけど絶対に黒が勝ちますよね」
律「ということは…」
「黒に侵食されてムギが黒髪になるのか!?」
唯「黒色とクリーム色が夢と夢のコラボレーションするんじゃない?」
梓「だけど絶対に黒が勝ちますよね」
律「ということは…」
「黒に侵食されてムギが黒髪になるのか!?」
519: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:06:52.09 ID:dYMSR2EDO
唯「おお!見てみたいかも!」
「いっそのこと学ランも着て承太郎君の真似してみようよ!」
紬「……やれやれだわ」
唯律「うおお~~~!」
唯「その立ち方!すごく承太郎君っぽい!」
律「いける!病院行ったらジョジョから服全部借りようぜ!」
梓(すっごい迷惑でしょ…)
澪「梓、これって私が悪いのか…?」
梓「いや…澪先輩の話題からこうはなりませんよ普通…」
「いっそのこと学ランも着て承太郎君の真似してみようよ!」
紬「……やれやれだわ」
唯律「うおお~~~!」
唯「その立ち方!すごく承太郎君っぽい!」
律「いける!病院行ったらジョジョから服全部借りようぜ!」
梓(すっごい迷惑でしょ…)
澪「梓、これって私が悪いのか…?」
梓「いや…澪先輩の話題からこうはなりませんよ普通…」
520: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:07:28.24 ID:dYMSR2EDO
律「って、あそこ…」
「猫が倒れてないか?」
唯「ほんとだ!」
「猫ちゃん、大丈夫?」
猫「にゃあ……」
梓「ケガしちゃってますね…」
「どうしましょうか……」
「猫が倒れてないか?」
唯「ほんとだ!」
「猫ちゃん、大丈夫?」
猫「にゃあ……」
梓「ケガしちゃってますね…」
「どうしましょうか……」
521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:08:18.79 ID:dYMSR2EDO
紬「動物病院があるかどうかもわからないし…」
「とりあえず消毒して、包帯でも巻いてあげよう」
律「だな」
「ちょっとしみるぞ」フキフキ
猫「にゃっ!」ガブッ
律「いてっ!」
「こんにゃろ~!」
澪「猫相手にムキになるな」
「消毒が痛かったんだろ」グルグル
「よし、できた」
猫「にゃあ~」ペロ
梓「わっ!」
「くすぐったいよ~♪」
「とりあえず消毒して、包帯でも巻いてあげよう」
律「だな」
「ちょっとしみるぞ」フキフキ
猫「にゃっ!」ガブッ
律「いてっ!」
「こんにゃろ~!」
澪「猫相手にムキになるな」
「消毒が痛かったんだろ」グルグル
「よし、できた」
猫「にゃあ~」ペロ
梓「わっ!」
「くすぐったいよ~♪」
522: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:09:32.12 ID:dYMSR2EDO
澪「それにしても、綺麗な猫だな」
唯「もしかしたら猫カフェの子かもね」
律「どうする?」
「あそこの店員に渡しに行くか?」
紬「だけど店員さんがどこにいるかわからないし…」
律「まあ…大丈夫だろ」
「どうにかなるさ」
猫「にゃっ!」タタタタタタタタ
唯「もしかしたら猫カフェの子かもね」
律「どうする?」
「あそこの店員に渡しに行くか?」
紬「だけど店員さんがどこにいるかわからないし…」
律「まあ…大丈夫だろ」
「どうにかなるさ」
猫「にゃっ!」タタタタタタタタ
523: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:09:59.51 ID:dYMSR2EDO
梓「あ、どこか行っちゃった」
唯「元気になったってことだね」
「良かったよ~♪」
憂「お待たせ~!」タタタタ
紬「あ、憂ちゃんが来たみた………」
「憂……ちゃん……………よね…」
憂「そ、そうですけど……」
唯「元気になったってことだね」
「良かったよ~♪」
憂「お待たせ~!」タタタタ
紬「あ、憂ちゃんが来たみた………」
「憂……ちゃん……………よね…」
憂「そ、そうですけど……」
524: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:11:22.22 ID:dYMSR2EDO
唯「おお!憂がファンキーになってる!」
律「ものすごくデジャヴを感じるんだけど……」
「…夏期講習の時あたりに」
紬「あ!えへへ///」
律「ものすごくデジャヴを感じるんだけど……」
「…夏期講習の時あたりに」
紬「あ!えへへ///」
525: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:13:59.11 ID:dYMSR2EDO
梓「えっと……これは…突っ込んでいいんです……か……ね?」
律「まあ、そういう反応になるよな……」
澪「と、とりあえず病院に行こう」
「病院に行きながらゆっくり話を聞こう」
「憂ちゃん、私達で良ければ相談に乗るからな…?」
憂「えっと…はい…」
律「まあ、そういう反応になるよな……」
澪「と、とりあえず病院に行こう」
「病院に行きながらゆっくり話を聞こう」
「憂ちゃん、私達で良ければ相談に乗るからな…?」
憂「えっと…はい…」
526: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 14:14:40.43 ID:dYMSR2EDO
ちょいと後できます
527: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:48:04.26 ID:dYMSR2EDO
道中!
律「まず…制服は?」
憂「あっ…えーと…」
「あ、アイスを持った子供とぶつかっちまって…」
紬「え?『ちまって』…?」
憂「かみました」
紬「でも…」
憂「かみました」
紬「そ、そう……」
律「まず…制服は?」
憂「あっ…えーと…」
「あ、アイスを持った子供とぶつかっちまって…」
紬「え?『ちまって』…?」
憂「かみました」
紬「でも…」
憂「かみました」
紬「そ、そう……」
528: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:49:52.47 ID:dYMSR2EDO
梓「えっと…それで…」
「その服は…買ったの?」
憂「そ、そう!」
梓「そうなんだ…」
(憂ってこんなセンスだったっけ……)
(もっと自分を分かってるような感じだった気がするけど…)
(ていうか……)
澪律紬梓(Tシャツに書いてる『オインゴ』って何だろう……)
「その服は…買ったの?」
憂「そ、そう!」
梓「そうなんだ…」
(憂ってこんなセンスだったっけ……)
(もっと自分を分かってるような感じだった気がするけど…)
(ていうか……)
澪律紬梓(Tシャツに書いてる『オインゴ』って何だろう……)
529: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:50:34.98 ID:dYMSR2EDO
澪(確か…前に唯の家に泊まったとき…)
(唯も『オーシャン』だか『ポリスマン』って書いてるの着てたな…)
(姉妹だから感覚が似てるのか……?)
唯「憂~、何でオレンジ持ってるの?」
憂「あ、こ、これは……」
「さっき通り掛かった人にもらったんだよ!」
「いっぱいあるから一袋あげるって言われて…」
律「愛媛県かここは……」
(唯も『オーシャン』だか『ポリスマン』って書いてるの着てたな…)
(姉妹だから感覚が似てるのか……?)
唯「憂~、何でオレンジ持ってるの?」
憂「あ、こ、これは……」
「さっき通り掛かった人にもらったんだよ!」
「いっぱいあるから一袋あげるって言われて…」
律「愛媛県かここは……」
530: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:51:20.93 ID:dYMSR2EDO
唯「愛媛県に行ったらミカンもらえるの!?」
律「私の想像だけどな…」
「まあ…憂ちゃんの件はこれでいいだろ」
澪「そうだな」
「ごめんな、憂ちゃん」
律「私の想像だけどな…」
「まあ…憂ちゃんの件はこれでいいだろ」
澪「そうだな」
「ごめんな、憂ちゃん」
531: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:52:24.06 ID:dYMSR2EDO
紬「あれ?そういえばクリーニング代はどうしたの?」
唯「そういえば…」
「お金は全部澪ちゃんが管理してるんだよね?」
憂「え、ええ~~~~~っ!?」
梓「う、憂!?何をそんなに驚いて…」
憂「とお~~~!」
梓(あ、驚いてたわけじゃないんだ)
(やけに長い『えーっと』だったな)
唯「そういえば…」
「お金は全部澪ちゃんが管理してるんだよね?」
憂「え、ええ~~~~~っ!?」
梓「う、憂!?何をそんなに驚いて…」
憂「とお~~~!」
梓(あ、驚いてたわけじゃないんだ)
(やけに長い『えーっと』だったな)
532: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:53:33.55 ID:dYMSR2EDO
憂「え~…」
「子供のお母さんが出してくれたんです!」
紬「そう」
「ジョースターさんがいないからお小遣い貰えてなかったから…」
「ちょっと心配しちゃった」
澪「ていうか…」
「何か憂ちゃんおかしくないか?」
律「確かにさっきから何か妙なんだよな~」
「子供のお母さんが出してくれたんです!」
紬「そう」
「ジョースターさんがいないからお小遣い貰えてなかったから…」
「ちょっと心配しちゃった」
澪「ていうか…」
「何か憂ちゃんおかしくないか?」
律「確かにさっきから何か妙なんだよな~」
533: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:54:16.87 ID:dYMSR2EDO
唯「憂の偽者だったりして~」
憂「ええっ!?」
「そ、そんなわけないじゃん!」
「やだな~もう。あははははは…」
唯「だよね~」
律「ま、こんな日もあるか」
「憂ちゃんも完璧超人じゃないからな」
澪「限りなく完璧に近いけどな」
憂「ええっ!?」
「そ、そんなわけないじゃん!」
「やだな~もう。あははははは…」
唯「だよね~」
律「ま、こんな日もあるか」
「憂ちゃんも完璧超人じゃないからな」
澪「限りなく完璧に近いけどな」
534: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:55:00.64 ID:dYMSR2EDO
紬「病院ってまだだったっけ」
「今何時かしら?」
梓「今は2時前ですね」
「ここからだといいぐら
憂「に、2時っ!!?」
「今2時って言ったの!?」
「今何時かしら?」
梓「今は2時前ですね」
「ここからだといいぐら
憂「に、2時っ!!?」
「今2時って言ったの!?」
535: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:55:35.99 ID:dYMSR2EDO
梓「言ったけど…」
「どうかしたの?」
憂「マズいッ…」ボソッ
「あ、わ…私!用事があるからっ!」
「ちょっと抜けます!」
唯「用事ってなに~?」
憂「えっ!?」
「えっと…」
「ち…ちょっと欲しいものがあるの!」
「どうかしたの?」
憂「マズいッ…」ボソッ
「あ、わ…私!用事があるからっ!」
「ちょっと抜けます!」
唯「用事ってなに~?」
憂「えっ!?」
「えっと…」
「ち…ちょっと欲しいものがあるの!」
536: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:56:14.93 ID:dYMSR2EDO
律「それじゃあさ、お見舞いが終わったらみんなで行こーぜ」
憂「それじゃあダメなんです!」
「間に合わなくなるんです!本当に!」
「私一人で行きますから!」
「お願いします!行かせてくださいっ!」
澪「う、憂ちゃん……」
梓(澪先輩ちょっと引いてる…?)
憂「それじゃあダメなんです!」
「間に合わなくなるんです!本当に!」
「私一人で行きますから!」
「お願いします!行かせてくださいっ!」
澪「う、憂ちゃん……」
梓(澪先輩ちょっと引いてる…?)
537: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:56:58.32 ID:dYMSR2EDO
澪「ま、まあいいだろ」
「憂ちゃんがこれだけ言うんだから、よっぽど欲しいんだろ」
「私達だけでお見舞いに行こう」
紬「そうね」
「憂ちゃんはまた後日ってことで」
憂「ありがとうございますっ!」ダダダダ!
律「速っ!」
梓「全力疾走ですね、あれは…」
「憂ちゃんがこれだけ言うんだから、よっぽど欲しいんだろ」
「私達だけでお見舞いに行こう」
紬「そうね」
「憂ちゃんはまた後日ってことで」
憂「ありがとうございますっ!」ダダダダ!
律「速っ!」
梓「全力疾走ですね、あれは…」
538: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:57:50.99 ID:dYMSR2EDO
唯「そういえば何が欲しかったんだろ」
澪「わからずじまいだったな」
紬「あっ!みんな、あそこ!」
律「うわ…かなりの数の猫だな」
「みんな走ってどこに向かってるんだろ」
「憂ちゃんと同じ方に行ってるけど」
澪「わからずじまいだったな」
紬「あっ!みんな、あそこ!」
律「うわ…かなりの数の猫だな」
「みんな走ってどこに向かってるんだろ」
「憂ちゃんと同じ方に行ってるけど」
539: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:58:23.90 ID:dYMSR2EDO
梓「憂みたいに、何か欲しい
「きゃっ!」
唯「あずにゃんっ!」
梓「わ、私は大丈夫です」
「びっくりした~…」
紬「カラスに袋ごとオレンジを盗られちゃったね…」
澪「まったく…」
「カラスはタチが悪いな」
「って…重すぎて袋ごと地面に落としちゃったよ」
唯「誰にも当たらなければいいけど…」
「きゃっ!」
唯「あずにゃんっ!」
梓「わ、私は大丈夫です」
「びっくりした~…」
紬「カラスに袋ごとオレンジを盗られちゃったね…」
澪「まったく…」
「カラスはタチが悪いな」
「って…重すぎて袋ごと地面に落としちゃったよ」
唯「誰にも当たらなければいいけど…」
540: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:59:04.31 ID:dYMSR2EDO
紬「そろそろ行きましょうか」
ボーンボーン!
律「お、2時か」
ドッガァア―――z___ン!
唯「うおっ!なんの音だろ」
澪「工事でもしてるんじゃないか?」
憂「みなさ~~~ん!」タタタタ
唯「あ、憂~」
「買い物はどうしたの?」
梓「それに、クリーニングももう終わったんだ」
ボーンボーン!
律「お、2時か」
ドッガァア―――z___ン!
唯「うおっ!なんの音だろ」
澪「工事でもしてるんじゃないか?」
憂「みなさ~~~ん!」タタタタ
唯「あ、憂~」
「買い物はどうしたの?」
梓「それに、クリーニングももう終わったんだ」
541: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 15:59:39.21 ID:dYMSR2EDO
憂「買い物?クリーニング?」
「何のこと…?」
律「え?」
「だってさっき買い物に行くって言って走ってどっかに行ったじゃん」
紬「制服も汚れたからクリーニングに出したって言ってたよ」
憂「えっと……」
「私……置いて行かれてたんですけど……」
「何のこと…?」
律「え?」
「だってさっき買い物に行くって言って走ってどっかに行ったじゃん」
紬「制服も汚れたからクリーニングに出したって言ってたよ」
憂「えっと……」
「私……置いて行かれてたんですけど……」
542: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 16:00:25.26 ID:dYMSR2EDO
澪「どういうことだ?」
憂「トイレの場所が分からなくて迷って…」
「やっと見つけて戻ったら、みなさんがいなくなってて…」
「今やっと追いついたんです」
唯「でもさっきまで憂はいたよ?」
律「そうそう」
「『オインゴ』って書かれたTシャツ着てさ」
憂「そ、そんなはずありませんよ」
憂「トイレの場所が分からなくて迷って…」
「やっと見つけて戻ったら、みなさんがいなくなってて…」
「今やっと追いついたんです」
唯「でもさっきまで憂はいたよ?」
律「そうそう」
「『オインゴ』って書かれたTシャツ着てさ」
憂「そ、そんなはずありませんよ」
543: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 16:01:07.57 ID:dYMSR2EDO
紬「憂ちゃんの言ってることが正しいかも」
「クリーニング屋さんもあっちの方にあるなら、」
「走って戻ってこれる時間じゃないし」
梓「確かに……」
「じゃあさっきまでの憂は…」
律「ドッペルゲンガーとか……」
澪「へ、変なこと言うなよぉ……」
「クリーニング屋さんもあっちの方にあるなら、」
「走って戻ってこれる時間じゃないし」
梓「確かに……」
「じゃあさっきまでの憂は…」
律「ドッペルゲンガーとか……」
澪「へ、変なこと言うなよぉ……」
544: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 16:01:44.63 ID:dYMSR2EDO
唯「あ、病院に着いたね」
ピーポーピーポー
紬「救急車…急患かしら」
梓「あれ…あの服…」
(オインゴだ……)
律「さてと、みんなの様子を見に行くか」
ピーポーピーポー
紬「救急車…急患かしら」
梓「あれ…あの服…」
(オインゴだ……)
律「さてと、みんなの様子を見に行くか」
545: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 16:02:16.38 ID:dYMSR2EDO
病室!
唯「みんな大丈夫?」
承太郎「…俺とアヴドゥルは軽傷だ」
「近々お前らと合流できる」
和「私も失明の危険はないみたい」
「何日かたったらみんなに追いつくわ」
唯「みんな大丈夫?」
承太郎「…俺とアヴドゥルは軽傷だ」
「近々お前らと合流できる」
和「私も失明の危険はないみたい」
「何日かたったらみんなに追いつくわ」
546: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 16:02:51.07 ID:dYMSR2EDO
花京院「僕とジョースターさんはSPW財団に義手を作ってもらうよ」
「時間はかかるかもしれないが…」
「必ず合流するよ」
梓「そうですか…」
「誰も欠けずに旅が続けられそうですね」
律「ジョジョ」
承太郎「…何だ」
「時間はかかるかもしれないが…」
「必ず合流するよ」
梓「そうですか…」
「誰も欠けずに旅が続けられそうですね」
律「ジョジョ」
承太郎「…何だ」
547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 16:03:24.85 ID:dYMSR2EDO
律「梓が聞きたいことあるってさ」
梓「私ですかっ!?」
律「とぼけるなよー」ニヤッ
梓「絶対にいつかあのデコしめてやる」
(えーっと…何と言いますか…)
承太郎「おい」
梓「何ですか」
承太郎「言うことと考えてることが逆転してるぞ」
梓「私ですかっ!?」
律「とぼけるなよー」ニヤッ
梓「絶対にいつかあのデコしめてやる」
(えーっと…何と言いますか…)
承太郎「おい」
梓「何ですか」
承太郎「言うことと考えてることが逆転してるぞ」
548: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 16:04:05.35 ID:dYMSR2EDO
梓「大丈夫です」
「心の奥の奥から思ってることなので」
承太郎「そうか」
律「おい」
花京院「それで、承太郎に聞きたいことは何なんだい?」
梓「あ~~………」
「あの~…何と言いますか……」
澪「梓、湾曲に!」ボソッ
唯「変化球主体だよ、あずにゃん!」ボソボソ
「心の奥の奥から思ってることなので」
承太郎「そうか」
律「おい」
花京院「それで、承太郎に聞きたいことは何なんだい?」
梓「あ~~………」
「あの~…何と言いますか……」
澪「梓、湾曲に!」ボソッ
唯「変化球主体だよ、あずにゃん!」ボソボソ
549: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 16:04:40.35 ID:dYMSR2EDO
梓「湾曲…湾曲…」ボソッ
「じ、承太郎先輩は何人子どもが欲しいですか!?」
憂(こ、これはッ!)
(湾曲に女性に興味があるかを聞き出しつつ…)
(更には将来設計すらも確認することができるッ!)
(梓ちゃん…こんなに恐ろしい子だったんだ…)
律(いや…無理あるだろ…)
「じ、承太郎先輩は何人子どもが欲しいですか!?」
憂(こ、これはッ!)
(湾曲に女性に興味があるかを聞き出しつつ…)
(更には将来設計すらも確認することができるッ!)
(梓ちゃん…こんなに恐ろしい子だったんだ…)
律(いや…無理あるだろ…)
550: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 16:05:12.55 ID:dYMSR2EDO
承太郎「…なぜそんなことを聞くのか分からないんだが」
梓「そ、それは…」
「たまにはこういう話もいいかと思いまして!」
「未来予想図とか言っちゃって!あはは…」
承太郎「……やれやれ」
「娘が……一人でいいな」
唯澪律紬梓憂「!」
律「疑惑が晴れたな!」ボソッ
紬「本当…良かった…」ボソッ
梓「そ、それは…」
「たまにはこういう話もいいかと思いまして!」
「未来予想図とか言っちゃって!あはは…」
承太郎「……やれやれ」
「娘が……一人でいいな」
唯澪律紬梓憂「!」
律「疑惑が晴れたな!」ボソッ
紬「本当…良かった…」ボソッ
551: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 18:35:06.36 ID:dYMSR2EDO
唯「それにしても、女の子が欲しいだなんて意外だね~」
「男の子の方が欲しそうだと思ったけど」
承太郎「…今までお前らと付き合ってきたからな」
「女の扱いの方に慣れただけだ」
澪「お役にたてたようで何よりだ…」
アヴ「まあ、承太郎は子供以前の問題だろうな」
「男の子の方が欲しそうだと思ったけど」
承太郎「…今までお前らと付き合ってきたからな」
「女の扱いの方に慣れただけだ」
澪「お役にたてたようで何よりだ…」
アヴ「まあ、承太郎は子供以前の問題だろうな」
552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 18:35:37.95 ID:dYMSR2EDO
花京院「僕もそれだけが心配ですね」
「承太郎を理解してくれる女性が現れるかどうか…」
承太郎「大きなお世話だ……」
憂「まあ…私は理解してますけどね」
澪「わ、私も理解してるぞ!」
唯「当然私もしてるよ!」
律「なんたって部長ですので!」
梓「私だって理解してます!」
紬「私も理解してま~す♪」
「承太郎を理解してくれる女性が現れるかどうか…」
承太郎「大きなお世話だ……」
憂「まあ…私は理解してますけどね」
澪「わ、私も理解してるぞ!」
唯「当然私もしてるよ!」
律「なんたって部長ですので!」
梓「私だって理解してます!」
紬「私も理解してま~す♪」
553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 18:36:12.17 ID:dYMSR2EDO
花ア「……………」
花京院「エメラルドスプラッシュ…してもいいですかね」
アヴ「…ああ」
承太郎「まあ…この話は終わりだ」
「花京院、散歩にでも行くぜ」スタスタ
花京院「ああ」スタスタ
花京院「エメラルドスプラッシュ…してもいいですかね」
アヴ「…ああ」
承太郎「まあ…この話は終わりだ」
「花京院、散歩にでも行くぜ」スタスタ
花京院「ああ」スタスタ
554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 18:36:54.03 ID:dYMSR2EDO
律「え~、行っちゃうのかよ~」
和「…承太郎君は」
唯「和ちゃん?」
和「承太郎君は……あなた達のことをすごく心配していたわ」
「看護師さんに何回も女子高生が運びこまれていないか尋ねて…」
澪「承太郎が……」
和「あなた達に会えて…ほっとしたのよ」
「さっきまで、口を開けばあなた達のことばかり」
紬「私達のこと……?」
和「…承太郎君は」
唯「和ちゃん?」
和「承太郎君は……あなた達のことをすごく心配していたわ」
「看護師さんに何回も女子高生が運びこまれていないか尋ねて…」
澪「承太郎が……」
和「あなた達に会えて…ほっとしたのよ」
「さっきまで、口を開けばあなた達のことばかり」
紬「私達のこと……?」
555: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 18:37:34.96 ID:dYMSR2EDO
ジョセフ「承太郎は…」
「君達のことをとても大事に思っておる」
「これからは、君達だけで先に進んでもらうが…」
唯澪律紬梓憂「……………」
ジョセフ「あいつの祖父としてのお願いじゃ」
「承太郎の思いを…」
「裏切るようなことだけにはならないでくれ」
「君達のことをとても大事に思っておる」
「これからは、君達だけで先に進んでもらうが…」
唯澪律紬梓憂「……………」
ジョセフ「あいつの祖父としてのお願いじゃ」
「承太郎の思いを…」
「裏切るようなことだけにはならないでくれ」
556: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 18:38:07.64 ID:dYMSR2EDO
梓「…大丈夫です」
「そんなことには…なりませんっ」
澪「そうだな」
「私は…例え……世界を裏切ることになっても……」
「承太郎だけは裏切らない」
律「それは言いすぎだろ」
「ま、同感なんだけどさ」
アヴ「承太郎は…いい子達に恵まれましたね」
ジョセフ「ああ」
「あいつにはもったいないぐらいの…な」
「そんなことには…なりませんっ」
澪「そうだな」
「私は…例え……世界を裏切ることになっても……」
「承太郎だけは裏切らない」
律「それは言いすぎだろ」
「ま、同感なんだけどさ」
アヴ「承太郎は…いい子達に恵まれましたね」
ジョセフ「ああ」
「あいつにはもったいないぐらいの…な」
557: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 18:38:37.44 ID:dYMSR2EDO
アヴ「ただ……」
「一占い師として思うところがあるのですが…」
ジョセフ「何じゃ?」
アヴ「彼女達のことですが……」
「どこか…不思議な感じがするのです」
「上手くは言えないのですが…」
「何か……イレギュラーとでも言うような……」
「一占い師として思うところがあるのですが…」
ジョセフ「何じゃ?」
アヴ「彼女達のことですが……」
「どこか…不思議な感じがするのです」
「上手くは言えないのですが…」
「何か……イレギュラーとでも言うような……」
558: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 18:39:07.33 ID:dYMSR2EDO
ジョセフ「ふむ……」
「アヴドゥル、わしは君の占いを信じておるが…」
「深く考えすぎなんじゃあないか?」
「そもそも、お前は女子高生に対する免疫が無いからそう感じるだけかもな」
アヴ「フッ…」
「そうならいいんですが」
本体名―オインゴ
スタンド名―クヌム神
本体名―ボインゴ
スタンド名―トト神
―再起不能―
唯一行
―コム・オンボへ―
「アヴドゥル、わしは君の占いを信じておるが…」
「深く考えすぎなんじゃあないか?」
「そもそも、お前は女子高生に対する免疫が無いからそう感じるだけかもな」
アヴ「フッ…」
「そうならいいんですが」
本体名―オインゴ
スタンド名―クヌム神
本体名―ボインゴ
スタンド名―トト神
―再起不能―
唯一行
―コム・オンボへ―
559: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/15(日) 18:41:11.46 ID:dYMSR2EDO
おしまい
原作準拠でいつの間にか敵を倒しているということで
愛媛県の人ごめんなさい
原作準拠でいつの間にか敵を倒しているということで
愛媛県の人ごめんなさい
563: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:21:35.42 ID:yK67jmhDO
コム・オンボ!
梓「はあ……」テクテク
(見失っちゃった…)
(さっきまでそこにいたはずなのに…)
男「お嬢ちゃん、パピルス買わない?」
「パピルスは紙の起源ね」
梓「結構です」
「それより、女の子5人組を見ませんでしたか?」
男「さあ、見てないね」
「そんなことより、ちょっとこのパピルス見てよ」
「正真正銘パピルスね。旅の記念にどう?」
梓「……そんなことじゃあないので」テクテク
(はあ……)
(あ、遺跡……あの中にいるかも……)
梓「はあ……」テクテク
(見失っちゃった…)
(さっきまでそこにいたはずなのに…)
男「お嬢ちゃん、パピルス買わない?」
「パピルスは紙の起源ね」
梓「結構です」
「それより、女の子5人組を見ませんでしたか?」
男「さあ、見てないね」
「そんなことより、ちょっとこのパピルス見てよ」
「正真正銘パピルスね。旅の記念にどう?」
梓「……そんなことじゃあないので」テクテク
(はあ……)
(あ、遺跡……あの中にいるかも……)
564: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:22:54.57 ID:yK67jmhDO
遺跡!
梓「憂ー!せんぱーい!」
「どこですかーーー!」
シーン…
梓(いないのかな……)
その時…一人の男が梓へと近づいてきた
梓「憂ー!せんぱーい!」
「どこですかーーー!」
シーン…
梓(いないのかな……)
その時…一人の男が梓へと近づいてきた
565: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:23:44.88 ID:yK67jmhDO
梓「こんなところで攻撃をしかけようなんて…」
「それにしても…ストレートな人ですね」
「なかなかお目にかかれないような敵です」
男「名はチャカ……」
「スタンドは『冥界の神アヌビス』…」
「中野梓…お前の命もらいうける」
梓「ふふっ」
「すごく真っ直ぐ……承太郎先輩を思い出します」
「オーバー・ザ・スターライトッ!」ズギュ―z_ン!
「いきますよッ!」
「それにしても…ストレートな人ですね」
「なかなかお目にかかれないような敵です」
男「名はチャカ……」
「スタンドは『冥界の神アヌビス』…」
「中野梓…お前の命もらいうける」
梓「ふふっ」
「すごく真っ直ぐ……承太郎先輩を思い出します」
「オーバー・ザ・スターライトッ!」ズギュ―z_ン!
「いきますよッ!」
566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:24:23.67 ID:yK67jmhDO
チャカ「…………」ススッ
梓(これはッ……)
(ポルナレフさんと戦ったからわかる……)
(剣の握りも構えも…全てが素人だ…)
「いけるッ!」ダッ
梓はチャカのもとへ踏み込むッ
しかし…
チャカ「……」スッ
チャカは遺跡の柱の陰へ隠れてしまったッ
梓(これはッ……)
(ポルナレフさんと戦ったからわかる……)
(剣の握りも構えも…全てが素人だ…)
「いけるッ!」ダッ
梓はチャカのもとへ踏み込むッ
しかし…
チャカ「……」スッ
チャカは遺跡の柱の陰へ隠れてしまったッ
567: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:25:04.13 ID:yK67jmhDO
梓「そんなことしても…」ダッ
「ッ!?」
梓が回り込もうとすると…
柱から剣筋が現れたッ
梓「くッ!」
「澪先輩なら確実に胸が切られてましたね……」
(危なかった…咄嗟に体の一部を溝にしなかったらやられてたッ)
(それにしても……剣が柱を通り抜けて……)
「ッ!?」
梓が回り込もうとすると…
柱から剣筋が現れたッ
梓「くッ!」
「澪先輩なら確実に胸が切られてましたね……」
(危なかった…咄嗟に体の一部を溝にしなかったらやられてたッ)
(それにしても……剣が柱を通り抜けて……)
568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:25:50.02 ID:yK67jmhDO
チャカ「どうやったか見えなかったが…」
「よく避けたじゃあないかッ!」ブオッ!
梓「オラァ!」キィン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
梓はチャカの攻撃を拳で防ぐが…
梓「ぐッ!」ズバァ!
(速いッ…防ぎきれないッ!)
(一旦引かなくては…)ズギュ―z_ン!
「よく避けたじゃあないかッ!」ブオッ!
梓「オラァ!」キィン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
梓はチャカの攻撃を拳で防ぐが…
梓「ぐッ!」ズバァ!
(速いッ…防ぎきれないッ!)
(一旦引かなくては…)ズギュ―z_ン!
569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:26:29.16 ID:yK67jmhDO
チャカ「フンッ…隠れたか…」
「だがそれは…命取りだ……」
梓(確かに……あの人がどの柱の陰に隠れたかわからなくなる…)
(それより…切られたところ…服は切れないで体だけ切られてる……)
(物質を透過して…肉体だけを切るスタンド…)
(どうする……)
(とりあえず外に出ないことには変わらないか…)ズギュ―z_ン!
梓が外に出ると……
梓(案の定……いないか)
(あ、あれは…!)タタタタ
梓は折れた柱に駆け寄り…
その上によじ登った
「だがそれは…命取りだ……」
梓(確かに……あの人がどの柱の陰に隠れたかわからなくなる…)
(それより…切られたところ…服は切れないで体だけ切られてる……)
(物質を透過して…肉体だけを切るスタンド…)
(どうする……)
(とりあえず外に出ないことには変わらないか…)ズギュ―z_ン!
梓が外に出ると……
梓(案の定……いないか)
(あ、あれは…!)タタタタ
梓は折れた柱に駆け寄り…
その上によじ登った
570: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:26:57.52 ID:yK67jmhDO
梓「どうですか!」
「ここなら柱がそばにないから攻撃できないはずです!」
チャカ「クククククククク」
梓「何を…」クルッ
「これはッ!」
梓が振り向くと…
すぐ目の前に柱が迫ってきていたッ!
チャカ「通り抜けるだけじゃあねえ」
「柱だって切れるんだぜ!」
「ここなら柱がそばにないから攻撃できないはずです!」
チャカ「クククククククク」
梓「何を…」クルッ
「これはッ!」
梓が振り向くと…
すぐ目の前に柱が迫ってきていたッ!
チャカ「通り抜けるだけじゃあねえ」
「柱だって切れるんだぜ!」
571: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:27:34.79 ID:yK67jmhDO
梓「これは…好都合です」
「あなたに私が見えないという点も含め…」ズギュ―z_ン!
チャカ「ハッタリに決まってる!」
「死ねィ!」
チャカは剣を振り下ろすッ
しかしッ…
チャカ「手応え無し…」
「また溝の中に逃げやがったか」
「あなたに私が見えないという点も含め…」ズギュ―z_ン!
チャカ「ハッタリに決まってる!」
「死ねィ!」
チャカは剣を振り下ろすッ
しかしッ…
チャカ「手応え無し…」
「また溝の中に逃げやがったか」
572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:28:13.00 ID:yK67jmhDO
梓「残念…」
「私はここですよ」
チャカ「何ィィィーーーーーーーッ!」
梓はチャカの背後にいたッ!
梓「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
チャカ「ぐはッ!」ドサァ!
「私はここですよ」
チャカ「何ィィィーーーーーーーッ!」
梓はチャカの背後にいたッ!
梓「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
チャカ「ぐはッ!」ドサァ!
573: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:28:42.64 ID:yK67jmhDO
梓「ふぅ……」
「柱のありきたりなデザイン…」
「柱を一周する円……」
「これが作り出す溝がなかったら…死んでた…」
「あれ…あの剣、鞘に収まってる。すごい偶然……」
「それにしても…きれい……」
澪「梓、こんなところにいたのか」
梓「あ、みなさん」
唯「いつの間にかいなくなっちゃったから心配したよ~」
「柱のありきたりなデザイン…」
「柱を一周する円……」
「これが作り出す溝がなかったら…死んでた…」
「あれ…あの剣、鞘に収まってる。すごい偶然……」
「それにしても…きれい……」
澪「梓、こんなところにいたのか」
梓「あ、みなさん」
唯「いつの間にかいなくなっちゃったから心配したよ~」
574: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:29:11.01 ID:yK67jmhDO
梓「いつの間にかいなくなったのは先輩達ですよ!」
唯「ムギちゃん怒られた~…」
紬「よしよし♪」ナデナデ
律「あれ、お前が持ってるの何だ?刀?」
梓「ああ、これは…」カチンッ
「…………」クラッ
律「梓?」
梓「す、すみません…ちょっと立ちくらみが…」
唯「ムギちゃん怒られた~…」
紬「よしよし♪」ナデナデ
律「あれ、お前が持ってるの何だ?刀?」
梓「ああ、これは…」カチンッ
「…………」クラッ
律「梓?」
梓「す、すみません…ちょっと立ちくらみが…」
575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:29:40.61 ID:yK67jmhDO
憂「大丈夫…?」
梓「うん…」
「この剣は敵のです……」
唯「敵っ!?あずにゃんケガしてない!?」
梓「私はちょっと切られたぐらいですみました」
梓「うん…」
「この剣は敵のです……」
唯「敵っ!?あずにゃんケガしてない!?」
梓「私はちょっと切られたぐらいですみました」
576: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:30:58.74 ID:yK67jmhDO
紬「どんなスタンドだったの?」
梓「物質を通り抜けて切るスタンドでした」
「名前はアヌビス神でしたね」
律「色んなスタンドがあるもんだな~」
澪「とりあえず梓の治療をしてから先に進もう」
憂「次はエドフでしたよね」
「今日までには着かないと」
梓「物質を通り抜けて切るスタンドでした」
「名前はアヌビス神でしたね」
律「色んなスタンドがあるもんだな~」
澪「とりあえず梓の治療をしてから先に進もう」
憂「次はエドフでしたよね」
「今日までには着かないと」
577: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:31:28.13 ID:yK67jmhDO
エドフ!
澪「あれ、梓、その剣持ってきたんだ」
梓「はい」
「念のため警察に届けようと思って」
律「警察なんかより、どっかに売ろうぜ」
「かなりの値打ちものっぽくないか?」
憂「買い取ってくれる場所があればいいですけど…」
澪「あれ、梓、その剣持ってきたんだ」
梓「はい」
「念のため警察に届けようと思って」
律「警察なんかより、どっかに売ろうぜ」
「かなりの値打ちものっぽくないか?」
憂「買い取ってくれる場所があればいいですけど…」
578: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:32:02.24 ID:yK67jmhDO
唯「なんでも鑑定団とかよくない?」
澪「ダメだろ…」
「ていうか、売る方向に話をすすめるな」
律「いいじゃんいいじゃん」
「売ったお金でジョースターさんにお返しとかすれば」
澪「う~ん……」
唯「あずにゃん、ちょっと貸して」
梓「いいですけど…変なことしないでくださいよ?」
澪「ダメだろ…」
「ていうか、売る方向に話をすすめるな」
律「いいじゃんいいじゃん」
「売ったお金でジョースターさんにお返しとかすれば」
澪「う~ん……」
唯「あずにゃん、ちょっと貸して」
梓「いいですけど…変なことしないでくださいよ?」
579: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:32:44.39 ID:yK67jmhDO
唯「大丈夫だよ~」チャキッ
澪「だあああああああ!」
「街中で出すなっ!」バッ
「あっ……」シャキィィン!
唯「澪ちゃん……」
律「柄だけ握って引っ張るからだよ……」
紬「澪ちゃん、隠して隠して!」
澪「だあああああああ!」
「街中で出すなっ!」バッ
「あっ……」シャキィィン!
唯「澪ちゃん……」
律「柄だけ握って引っ張るからだよ……」
紬「澪ちゃん、隠して隠して!」
580: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:33:11.59 ID:yK67jmhDO
澪「……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
憂「澪……さん……?」
澪「死ねィ!」ブオッ!
梓「なッ!」ズサッ!
「澪先輩!?いきなりなにするんですかッ!!」
澪「フッフッ…」
「俺だよマヌケ」
「アヌビス神だッ!」
憂「澪……さん……?」
澪「死ねィ!」ブオッ!
梓「なッ!」ズサッ!
「澪先輩!?いきなりなにするんですかッ!!」
澪「フッフッ…」
「俺だよマヌケ」
「アヌビス神だッ!」
581: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:33:40.92 ID:yK67jmhDO
唯「澪ちゃんッ!」
「いくら私でも、やっていい冗談と悪い冗談はわかる!」
「澪ちゃんは冗談のつもりかもしれないけど…」
「今のはやっちゃいけない冗談だよッ!」
澪「うるせーぞッ!」
「冗談なんかじゃあないッ!」
「俺は正真正銘、アヌビス神だッ!」
「いくら私でも、やっていい冗談と悪い冗談はわかる!」
「澪ちゃんは冗談のつもりかもしれないけど…」
「今のはやっちゃいけない冗談だよッ!」
澪「うるせーぞッ!」
「冗談なんかじゃあないッ!」
「俺は正真正銘、アヌビス神だッ!」
582: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:34:09.50 ID:yK67jmhDO
律「やれやれ…」
「どうやらマジに敵スタンドみたいだ」
「……澪の目が違う」
紬「敵スタンドは……あの剣と考えるのが自然ね」
「あの剣が…剣を持った者の心を乗っ取る…」
「こんな感じかしら」
憂「それじゃあ……」
「あの剣をへし折りましょうッ!!」ブオッ!
憂は澪の持つ剣へ殴りかかるッ
「どうやらマジに敵スタンドみたいだ」
「……澪の目が違う」
紬「敵スタンドは……あの剣と考えるのが自然ね」
「あの剣が…剣を持った者の心を乗っ取る…」
「こんな感じかしら」
憂「それじゃあ……」
「あの剣をへし折りましょうッ!!」ブオッ!
憂は澪の持つ剣へ殴りかかるッ
583: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:34:51.42 ID:yK67jmhDO
澪「おっと」キィン!
憂「くッ…」
澪「パワーは…さっきのヤツと同じくらいか」
「中野梓…さっきの続きだッ」
「貴様はそこの電柱のように俺達の闘いを眺めてろッ!」
憂「うぐッ…」ドゴッ
憂「くッ…」
澪「パワーは…さっきのヤツと同じくらいか」
「中野梓…さっきの続きだッ」
「貴様はそこの電柱のように俺達の闘いを眺めてろッ!」
憂「うぐッ…」ドゴッ
584: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:35:32.13 ID:yK67jmhDO
梓「憂ッ……!」
「………わかりました」
「…受けて立ちましょう」
「やればやるだけ…」
「あなたに『敗北』の烙印が押されるだけですッ!」
「オラオラァ!」
梓は剣に殴りかかるッ!
澪「クックッ…」パシィ!
梓「なッ!」
(捕えられたッ!?)
澪「貴様のパワーやスピードはさっきの闘いで覚えたッ!」
「ウシャアーーーーーーーッ!」ブオッ!
梓(速いッ!)キィン!
梓はかろうじて澪の剣を防ぐッ
「………わかりました」
「…受けて立ちましょう」
「やればやるだけ…」
「あなたに『敗北』の烙印が押されるだけですッ!」
「オラオラァ!」
梓は剣に殴りかかるッ!
澪「クックッ…」パシィ!
梓「なッ!」
(捕えられたッ!?)
澪「貴様のパワーやスピードはさっきの闘いで覚えたッ!」
「ウシャアーーーーーーーッ!」ブオッ!
梓(速いッ!)キィン!
梓はかろうじて澪の剣を防ぐッ
585: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:36:03.84 ID:yK67jmhDO
澪「クフフフ」
「もうお前がどれほどの威力まで耐えられるか覚えたぜ」
「今度の攻撃には耐えられるかな?」
「ウシャアアアーーーーーーーッ!」ドシュッ!
澪は再び剣を振り下ろすッ
ただ…
先ほどとは威力が段違いであったッ
梓「うッ!」
(これはッ……)
「これはッーーーーー!」
「もうお前がどれほどの威力まで耐えられるか覚えたぜ」
「今度の攻撃には耐えられるかな?」
「ウシャアアアーーーーーーーッ!」ドシュッ!
澪は再び剣を振り下ろすッ
ただ…
先ほどとは威力が段違いであったッ
梓「うッ!」
(これはッ……)
「これはッーーーーー!」
586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:36:56.28 ID:yK67jmhDO
律「避けろ梓ァァアーーーーーッ!」
澪の剣は……
空を切ったッ!
澪「何ッ!?」
「どこに行ったんだ!」
梓「やれやれです」
「澪先輩には悪いですが…」
「背後からだと澪先輩の気を失わせるしかないですね」
澪「後ろかッ!」
澪の剣は……
空を切ったッ!
澪「何ッ!?」
「どこに行ったんだ!」
梓「やれやれです」
「澪先輩には悪いですが…」
「背後からだと澪先輩の気を失わせるしかないですね」
澪「後ろかッ!」
587: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:38:05.21 ID:yK67jmhDO
梓「振り向いて防ぐのと私の攻撃!どちらが速いか明らかだッ!」
「あなたは必ず一手遅れ……………」
「………………ゴブッ………」ビチャア!
梓は言い終わらぬうちに…
鮮血を吐き出し…
その場に崩れ落ちたッ
唯「え……………」
「な………に…………ッ……が……………」
梓の腹部には…
アヌビス神が突き刺さっていたッ!
「あなたは必ず一手遅れ……………」
「………………ゴブッ………」ビチャア!
梓は言い終わらぬうちに…
鮮血を吐き出し…
その場に崩れ落ちたッ
唯「え……………」
「な………に…………ッ……が……………」
梓の腹部には…
アヌビス神が突き刺さっていたッ!
588: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:38:46.61 ID:yK67jmhDO
紬「あ……あず……さ………ちゃん……………?」
梓「や…やられ……ました……」
「まさか……澪せんぱ…いの………スタンドまで……」
澪「心を乗っ取るとは……そういうことだ」
律「……唯……梓の側にいてやれ」
「梓は死なない……」
「急所は外れてる」
梓「や…やられ……ました……」
「まさか……澪せんぱ…いの………スタンドまで……」
澪「心を乗っ取るとは……そういうことだ」
律「……唯……梓の側にいてやれ」
「梓は死なない……」
「急所は外れてる」
589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:39:20.67 ID:yK67jmhDO
梓「律先輩……」
「敵は………強いです……」
「一撃で……倒さなくては………」
律「……私があいつをすぐに倒してやる」
「だから……それまで待ってろ」
紬「りっちゃん、私も…」
律「いや……」
「ムギは梓を唯一治療できるはずだ」
「ゲル状にして…何とかしてくれ」
「憂ちゃんも……頼むッ」
「敵は………強いです……」
「一撃で……倒さなくては………」
律「……私があいつをすぐに倒してやる」
「だから……それまで待ってろ」
紬「りっちゃん、私も…」
律「いや……」
「ムギは梓を唯一治療できるはずだ」
「ゲル状にして…何とかしてくれ」
「憂ちゃんも……頼むッ」
590: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:39:47.15 ID:yK67jmhDO
紬「……わかった」
「早くしてね、りっちゃん!」
憂「絶対に梓ちゃんを治しておきます!」
律「頼むな」
「……さて」
「おい……お前………」
「私の親友のスタンドを利用して…」
「私の唯一の後輩を傷つけやがったな……」
「早くしてね、りっちゃん!」
憂「絶対に梓ちゃんを治しておきます!」
律「頼むな」
「……さて」
「おい……お前………」
「私の親友のスタンドを利用して…」
「私の唯一の後輩を傷つけやがったな……」
591: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:40:25.82 ID:yK67jmhDO
澪「だから何
律「それにッ!」
「お前は澪を泣かしやがったッ!」
「許さねえッ……お前はッ………!」
澪「泣かしただと?」
「こいつの心は俺が乗っ取っているッ!」
「貴様にわかるはずないッ!」
律「それにッ!」
「お前は澪を泣かしやがったッ!」
「許さねえッ……お前はッ………!」
澪「泣かしただと?」
「こいつの心は俺が乗っ取っているッ!」
「貴様にわかるはずないッ!」
592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:41:04.88 ID:yK67jmhDO
律「お前ごとき虫けらのような存在に!」
「私達放課後ティータイムの精神が屈すると思うなッ!」
澪「ダメだ…話が通じねえ」
「お前は死ねッ!」
「ウシャアアアーーーーーッ!」ドシュッ!
律「いいのかよ…そんなに自分を振り回してさ」
「オラァ!」キィン!
澪「中野梓よりパワーはあるのか……」
「しかし!今ので覚えたぞッ!」シュンッ!
「私達放課後ティータイムの精神が屈すると思うなッ!」
澪「ダメだ…話が通じねえ」
「お前は死ねッ!」
「ウシャアアアーーーーーッ!」ドシュッ!
律「いいのかよ…そんなに自分を振り回してさ」
「オラァ!」キィン!
澪「中野梓よりパワーはあるのか……」
「しかし!今ので覚えたぞッ!」シュンッ!
593: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:48:18.49 ID:yK67jmhDO
律「くッ…消えやがった…」
(どこだ…どこから現れる……)
「……………」
その時…
律の背後から物音が聞こえたッ
律「そこだァァァアアアアアアアアアアアアアアア!」クルッ!
「何ッ!?」バサッ!
律が振り返ると、目の前が真っ暗になるッ
(どこだ…どこから現れる……)
「……………」
その時…
律の背後から物音が聞こえたッ
律「そこだァァァアアアアアアアアアアアアアアア!」クルッ!
「何ッ!?」バサッ!
律が振り返ると、目の前が真っ暗になるッ
594: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:48:49.90 ID:yK67jmhDO
唯「み、澪ちゃんの制服をりっちゃんの頭にッ!」
紬「りっちゃん上よォォオーーーーーッ!」
澪「頭上がお留守だぜッ!」
「貴様は首を落として死ねェェーーーーーッ!」
律「やれやれ……」
「居留守使ってんだよ」
澪「ハッタリなどきかんわッ!」
紬「りっちゃん上よォォオーーーーーッ!」
澪「頭上がお留守だぜッ!」
「貴様は首を落として死ねェェーーーーーッ!」
律「やれやれ……」
「居留守使ってんだよ」
澪「ハッタリなどきかんわッ!」
595: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:49:20.50 ID:yK67jmhDO
律「……お前は…最悪なヤローだぜ」
「ただの悪じゃあない……」
「……『最もゲスな悪』だ」ドドドドドドドド
憂「り、律さん……」
「この……律さんの…背中から感じる威圧感………」
梓「『スゴ味』だ……」
「これほどまで…」
紬「りっちゃんが背中で私達に訴えてる!」
「『今のうちに息をなるべく吸え』って!」
憂「一体何が……」
「ただの悪じゃあない……」
「……『最もゲスな悪』だ」ドドドドドドドド
憂「り、律さん……」
「この……律さんの…背中から感じる威圧感………」
梓「『スゴ味』だ……」
「これほどまで…」
紬「りっちゃんが背中で私達に訴えてる!」
「『今のうちに息をなるべく吸え』って!」
憂「一体何が……」
596: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:52:24.36 ID:yK67jmhDO
澪「ウシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」ヒュッ!
律「ジー・エス・スリィィィィィイイイイイイイイイッ!」ズギュ―z_ン!
澪「なッ……」ピタァ!
律が叫んだ瞬間……
律「ジー・エス・スリィィィィィイイイイイイイイイッ!」ズギュ―z_ン!
澪「なッ……」ピタァ!
律が叫んだ瞬間……
597: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:53:10.42 ID:yK67jmhDO
澪(こ、これは一体!)
(体が動かないッ!)
紬(ッ…!?)
(空気が吸えない!)
(まさかりっちゃん!)
世界が停止したッ!
律「どうだ?」
「体は全く動かないのに、頭は動く…」
「そして……私は動けるこの状況は」スタスタ
――一秒経過
(体が動かないッ!)
紬(ッ…!?)
(空気が吸えない!)
(まさかりっちゃん!)
世界が停止したッ!
律「どうだ?」
「体は全く動かないのに、頭は動く…」
「そして……私は動けるこの状況は」スタスタ
――一秒経過
598: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:53:39.92 ID:yK67jmhDO
澪(ヤ…ヤバい……)
(体が…指先一本……ピクリとも動かねえッ!)
律「今の私だと…2秒が限界ってところか」
「空気は多すぎるな、まったく」
「だけど…お前を倒すのには十分だッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
――二秒経過
(体が…指先一本……ピクリとも動かねえッ!)
律「今の私だと…2秒が限界ってところか」
「空気は多すぎるな、まったく」
「だけど…お前を倒すのには十分だッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
――二秒経過
599: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:54:07.81 ID:yK67jmhDO
アヌビス神「ぎゃあああああああああああああああああああ!」
律「……『最悪』」
「…こう言うんだ…お前のようなヤツを……日本じゃあな」
澪「………」ドサァ!
律「澪っ!」タタタタ
「大丈夫か澪!?」
澪「ん……」
律「……『最悪』」
「…こう言うんだ…お前のようなヤツを……日本じゃあな」
澪「………」ドサァ!
律「澪っ!」タタタタ
「大丈夫か澪!?」
澪「ん……」
600: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:54:50.13 ID:yK67jmhDO
律「そっか…良かった…」
澪「良いわけ……」ウルッ
「ないだろっ!」ポタッ
「私が……梓を傷つけてしまったんだ!私の手でっ……」ポタポタ
「梓に……何て謝ればっ……」ポタポタ
律「澪……」
澪「私の気持ちが弱かったからだ!」ポタポタ
「あんなヤツに乗っ取られたから…」ポタポタ
「意識はあったんだっ!」
「私が……ヤツを止めなかったから……」
澪「良いわけ……」ウルッ
「ないだろっ!」ポタッ
「私が……梓を傷つけてしまったんだ!私の手でっ……」ポタポタ
「梓に……何て謝ればっ……」ポタポタ
律「澪……」
澪「私の気持ちが弱かったからだ!」ポタポタ
「あんなヤツに乗っ取られたから…」ポタポタ
「意識はあったんだっ!」
「私が……ヤツを止めなかったから……」
601: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:55:17.81 ID:yK67jmhDO
梓「澪先輩…」
「そんなに自分を責めないでください」
澪「あず……さ………?」グスッ
「ケガは…ケガは大丈夫なのか!?」
梓「大丈夫ですよ。ただの切り傷ですから」
「料理してたらたまにつくような切り傷です」
「そんなに自分を責めないでください」
澪「あず……さ………?」グスッ
「ケガは…ケガは大丈夫なのか!?」
梓「大丈夫ですよ。ただの切り傷ですから」
「料理してたらたまにつくような切り傷です」
602: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:55:44.19 ID:yK67jmhDO
澪「そ、そんなはずはっ」
梓「……その程度の傷だった」
「そう認識してくれたら嬉しいです」ニコッ
澪「梓……………」
「梓ぁぁぁっ~~~……………」ギューッ
梓「はあ…やれやれです」ナデナデ
「まさか澪先輩を撫でることになるなんて」フフッ
紬「どっちが年上なんだろうね」フフッ
梓「……その程度の傷だった」
「そう認識してくれたら嬉しいです」ニコッ
澪「梓……………」
「梓ぁぁぁっ~~~……………」ギューッ
梓「はあ…やれやれです」ナデナデ
「まさか澪先輩を撫でることになるなんて」フフッ
紬「どっちが年上なんだろうね」フフッ
603: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:56:13.98 ID:yK67jmhDO
澪「あの……」
「み、みんなもごめん!」ペコリ
唯「いーよいーよ~」
「気にしないで、澪ちゃん♪」
憂「そうですよ」
「もう終わったことなんですから」
紬「気に病んだらダメだよ?」
澪「みんな……」プルプル
「みんなぁ~~~………」ウルウル
「み、みんなもごめん!」ペコリ
唯「いーよいーよ~」
「気にしないで、澪ちゃん♪」
憂「そうですよ」
「もう終わったことなんですから」
紬「気に病んだらダメだよ?」
澪「みんな……」プルプル
「みんなぁ~~~………」ウルウル
604: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:57:17.94 ID:yK67jmhDO
唯「それにしてもさ」
「私達だけでも案外やれるもんだね~」
律「今回はたまたまだと思った方がいいぞ」
「運良く勝てた…そう思ってないと」
「必ず痛い目をみることになる」
「確かに私達は力がついてきてるけどさ…」
「絶対に自分の力だけは過信しちゃあいけない」
「自分の出せる力を自覚して……」
「それからだ。自分を信じてやるのは」
「私達だけでも案外やれるもんだね~」
律「今回はたまたまだと思った方がいいぞ」
「運良く勝てた…そう思ってないと」
「必ず痛い目をみることになる」
「確かに私達は力がついてきてるけどさ…」
「絶対に自分の力だけは過信しちゃあいけない」
「自分の出せる力を自覚して……」
「それからだ。自分を信じてやるのは」
605: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:57:52.33 ID:yK67jmhDO
唯「り、りっちゃん?」
律「何もわからない自分のことを信じるな…」
「自分の力を過信しすぎるな」
「思い通りにできなくて自分を恨み…自分で自分を裏切ることになる」
「こうならないために自分の出せる力を自分自身でしっかり理解しておく」
「力がついてきた今……これがこれから最も大切なことだ」
唯澪紬梓「………」
憂「み、みなさん?」
澪「あ、ああ…」
「律がまともなことを言ってるからつい……」
律「何もわからない自分のことを信じるな…」
「自分の力を過信しすぎるな」
「思い通りにできなくて自分を恨み…自分で自分を裏切ることになる」
「こうならないために自分の出せる力を自分自身でしっかり理解しておく」
「力がついてきた今……これがこれから最も大切なことだ」
唯澪紬梓「………」
憂「み、みなさん?」
澪「あ、ああ…」
「律がまともなことを言ってるからつい……」
606: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:58:51.33 ID:yK67jmhDO
梓「律先輩、熱があるんじゃないですか?」
「ちょっとおでこを…あ、もう出てますね」
唯「こんなのりっちゃんじゃないよ……」
紬「て、敵スタンドとか……」
律「ムギ…お前もか…」
「つーか梓。お前さりげなくケンカ売ってただろ」
梓「あ、私トイレに行ってきます」タタタタ
律「逃げやがった!」
「待て中野ぉーーーっ!」タタタタ
憂(律さんの扱いって……)
「ちょっとおでこを…あ、もう出てますね」
唯「こんなのりっちゃんじゃないよ……」
紬「て、敵スタンドとか……」
律「ムギ…お前もか…」
「つーか梓。お前さりげなくケンカ売ってただろ」
梓「あ、私トイレに行ってきます」タタタタ
律「逃げやがった!」
「待て中野ぉーーーっ!」タタタタ
憂(律さんの扱いって……)
607: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 12:59:23.86 ID:yK67jmhDO
澪「やれやれ……」
「おいかけっこしてる場合じゃないんだけどな」
紬「えいっ!」ムギュッ
澪「わっ!///ど、どどどこ触ってるんだよっ!」
紬「わー!」タタタタ
「あ、あれ……?」ピタッ
「おいかけっこしてる場合じゃないんだけどな」
紬「えいっ!」ムギュッ
澪「わっ!///ど、どどどこ触ってるんだよっ!」
紬「わー!」タタタタ
「あ、あれ……?」ピタッ
608: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 13:00:06.36 ID:yK67jmhDO
澪「え…?ど、どうかしたのか?」
紬「……」シュン…
「……」イジイジ
唯「澪ちゃん澪ちゃん」ボソッ
澪「なんだ?」
唯「ムギちゃん、たぶんおいかけっこしたいんだよ」ボソボソ
「りっちゃんとあずにゃんをずっと見てたし」ボソボソ
澪「そういうことか…」
唯「ということで頼んます!」
紬「……」シュン…
「……」イジイジ
唯「澪ちゃん澪ちゃん」ボソッ
澪「なんだ?」
唯「ムギちゃん、たぶんおいかけっこしたいんだよ」ボソボソ
「りっちゃんとあずにゃんをずっと見てたし」ボソボソ
澪「そういうことか…」
唯「ということで頼んます!」
609: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 13:00:42.10 ID:yK67jmhDO
澪「そ、そうだな……」
「こ、こらーー」
「さっきは何してくれたんだムギーーー」タタタタ
紬「!」
「きゃーーーっ♪」タタタタ
憂「澪さんすっごい棒読みだったね」フフッ
唯「文化祭はすごかったんだけどね~」
憂「あ~、あれはすごかったね!」
「心残りがあるなら、承太郎さんの女言葉を聞きたかったや」
「せっかくのジュリエット役だったんだし」
「こ、こらーー」
「さっきは何してくれたんだムギーーー」タタタタ
紬「!」
「きゃーーーっ♪」タタタタ
憂「澪さんすっごい棒読みだったね」フフッ
唯「文化祭はすごかったんだけどね~」
憂「あ~、あれはすごかったね!」
「心残りがあるなら、承太郎さんの女言葉を聞きたかったや」
「せっかくのジュリエット役だったんだし」
610: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 13:01:40.34 ID:yK67jmhDO
唯「それは承太郎君が嫌だって言ったからね」
「だけど楽しかったな~、文化祭♪」
憂「お姉ちゃん、軽音部に入って思い出がいっぱいだね」ニコッ
唯「大人の階段の~ぼる~♪ってね」
「みんなには感謝感謝だよ~♪」
憂「本当、私からも感謝しなくちゃ」
「私もみなさんのおかげで作られた思い出もたくさんあるし♪」
「だけど楽しかったな~、文化祭♪」
憂「お姉ちゃん、軽音部に入って思い出がいっぱいだね」ニコッ
唯「大人の階段の~ぼる~♪ってね」
「みんなには感謝感謝だよ~♪」
憂「本当、私からも感謝しなくちゃ」
「私もみなさんのおかげで作られた思い出もたくさんあるし♪」
611: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 13:02:15.43 ID:yK67jmhDO
唯「みんなが聞いてたらきっと喜んだだろうな~」
「あ、この剣どうするんだろ」
憂「ちりとりか何かに入れてから海に捨てよっか」
「そしたら錆びると思うよ」
唯「おー、頭いいね~」
「それじゃあそうしよっか」
「たぶんりっちゃん達ももうすぐ疲れて帰ってくるだろうし」
「あ、この剣どうするんだろ」
憂「ちりとりか何かに入れてから海に捨てよっか」
「そしたら錆びると思うよ」
唯「おー、頭いいね~」
「それじゃあそうしよっか」
「たぶんりっちゃん達ももうすぐ疲れて帰ってくるだろうし」
612: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 13:02:57.25 ID:yK67jmhDO
澪「つ、疲れた…」
紬「楽しかった~♪」
律「あー疲れた……」
梓「粘りすぎですよ……」
「早く諦めないからです……」
律「全力疾走で乙女は暴走なんだよ……」
梓「乙女……」
「ぷっ」
律「中野ーーーーーっ!」タタタタ
梓「うそっ!」タタタタ
紬「楽しかった~♪」
律「あー疲れた……」
梓「粘りすぎですよ……」
「早く諦めないからです……」
律「全力疾走で乙女は暴走なんだよ……」
梓「乙女……」
「ぷっ」
律「中野ーーーーーっ!」タタタタ
梓「うそっ!」タタタタ
613: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/21(土) 13:03:36.15 ID:yK67jmhDO
唯「また行っちゃった」
澪「ほっとけ……」
憂(梓ちゃん喧嘩腰…?)
澪「さて、この剣をどうすることか…」
唯「それならね、憂がちりとりで取って海に捨てようだって」
澪「なるほど、いいアイディアだよ」
紬「それじゃあ、りっちゃん達が走り回ってる間に済ませよっか」
憂「そうですね」
「早く済ませて次の町に向かいましょう」
スタンド名―アヌビス神
―再起不能―
唯一行
―ルクソールへ―
澪「ほっとけ……」
憂(梓ちゃん喧嘩腰…?)
澪「さて、この剣をどうすることか…」
唯「それならね、憂がちりとりで取って海に捨てようだって」
澪「なるほど、いいアイディアだよ」
紬「それじゃあ、りっちゃん達が走り回ってる間に済ませよっか」
憂「そうですね」
「早く済ませて次の町に向かいましょう」
スタンド名―アヌビス神
―再起不能―
唯一行
―ルクソールへ―
618: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:08:02.55 ID:aVL2R+RDO
ルクソール!
律「たぶん…この辺だよな」
澪「ああ」
「この建物以外にそれらしいものはない」
唯「だけど…本当にくるのかな…?」
律「たぶん…この辺だよな」
澪「ああ」
「この建物以外にそれらしいものはない」
唯「だけど…本当にくるのかな…?」
619: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:08:46.54 ID:aVL2R+RDO
梓「あの人が私達に嘘をついたことがありますか?」
律「ああ…あるな…たくさん」
「片手じゃあ数えきれない…両手でも数えきれない…」
「足の指を足しても数えきれない……」
「とにかくたくさんな」
梓「冗談と嘘を切り離してくださいよ…」
律「切り離してるけどな…」
梓「あー……」
律「ああ…あるな…たくさん」
「片手じゃあ数えきれない…両手でも数えきれない…」
「足の指を足しても数えきれない……」
「とにかくたくさんな」
梓「冗談と嘘を切り離してくださいよ…」
律「切り離してるけどな…」
梓「あー……」
620: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:09:23.09 ID:aVL2R+RDO
憂「あ!もしかしたらあのこっちに歩いてくる人…!」
紬「あの帽子にあの学ラン…」
「間違いないわ!」
承太郎「…待ったか?」
唯紬「承太郎君っ!」澪「承太郎っ!」律「ジョジョ!」梓「承太郎先輩!」憂「承太郎さん!」
紬「あの帽子にあの学ラン…」
「間違いないわ!」
承太郎「…待ったか?」
唯紬「承太郎君っ!」澪「承太郎っ!」律「ジョジョ!」梓「承太郎先輩!」憂「承太郎さん!」
621: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:10:04.72 ID:aVL2R+RDO
承太郎「…やれやれ……やかましいヤツらだぜ」
澪「ケガは大丈夫なのか?」
承太郎「まあな」
「しかし……全員元気そうで何よりだぜ」
唯「私達は元気だけが取り柄だからね~♪」
承太郎「それもそうだな」フッ
律「そこは否定しろよ」
澪「ケガは大丈夫なのか?」
承太郎「まあな」
「しかし……全員元気そうで何よりだぜ」
唯「私達は元気だけが取り柄だからね~♪」
承太郎「それもそうだな」フッ
律「そこは否定しろよ」
622: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:11:54.06 ID:aVL2R+RDO
承太郎「否定のしようがないんだが」
律「何言ってんだよ~」
「こんなにプリチーな
承太郎「さて……先に進むか」
律「ボケ殺しだけはやめてくれ……」
承太郎「…それならマシなボケをすることだな」
梓「この二人は相変わらずですね」フフッ
澪「まあ、そこがこの二人のいいところなんだろうな」フフッ
律「何言ってんだよ~」
「こんなにプリチーな
承太郎「さて……先に進むか」
律「ボケ殺しだけはやめてくれ……」
承太郎「…それならマシなボケをすることだな」
梓「この二人は相変わらずですね」フフッ
澪「まあ、そこがこの二人のいいところなんだろうな」フフッ
623: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:12:40.66 ID:aVL2R+RDO
唯「そういえばアヴさんは?」
「アヴさんももうすぐ退院だって言ってたよね?」
承太郎「あいつはもうじきだな」
「明日ぐらいには合流できるはずだ」
唯「そっか~」
「早くみんな揃わないかな」
紬「そうね」
「私も、みんなで旅がしたいわ」
「アヴさんももうすぐ退院だって言ってたよね?」
承太郎「あいつはもうじきだな」
「明日ぐらいには合流できるはずだ」
唯「そっか~」
「早くみんな揃わないかな」
紬「そうね」
「私も、みんなで旅がしたいわ」
624: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:13:47.46 ID:aVL2R+RDO
律「病院組のためにもなるべく先に進んでないとな」
「病み上がりに闘いはちとキツいからな」
承太郎「その割には、あまり進んでいないみたいだな」
律「お前は例外だよ例外」
「これから大進撃するんだよ」
承太郎「やれやれ……」
「病み上がりに闘いはちとキツいからな」
承太郎「その割には、あまり進んでいないみたいだな」
律「お前は例外だよ例外」
「これから大進撃するんだよ」
承太郎「やれやれ……」
625: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:14:39.17 ID:aVL2R+RDO
紬「それじゃあそろそろ行こっか♪」
梓「あ、その前にちょっとトイレに行ってきます」
承太郎「…一人になるのはマズい」
「誰か着いて行ってやれ」
紬「それじゃあ私が行くわ」
梓「すみません、ムギ先輩」
紬「いいのよ。行きましょう」
梓「あ、その前にちょっとトイレに行ってきます」
承太郎「…一人になるのはマズい」
「誰か着いて行ってやれ」
紬「それじゃあ私が行くわ」
梓「すみません、ムギ先輩」
紬「いいのよ。行きましょう」
626: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:15:08.38 ID:aVL2R+RDO
スタスタ
梓「あ、案外近くにありましたね」
紬「そうね」
「それじゃあ私はここで待っとくね」
梓「ありがとうございます」スタスタ
梓「あ、案外近くにありましたね」
紬「そうね」
「それじゃあ私はここで待っとくね」
梓「ありがとうございます」スタスタ
627: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:16:14.15 ID:aVL2R+RDO
紬「ふぅ……」
(それにしても…何もないところね)
(あ…あれ……?)
(どうして岩にコンセントが埋め込まれてるのかしら……)スッ
「きゃっ!」ビリッ!
梓「どうかしましたか!?」タタタタ
紬「このコンセントを触ったらビリッときちゃって……」
梓「電気が通ってたんですね」
「電線なんかない気がしますけど…」
(それにしても…何もないところね)
(あ…あれ……?)
(どうして岩にコンセントが埋め込まれてるのかしら……)スッ
「きゃっ!」ビリッ!
梓「どうかしましたか!?」タタタタ
紬「このコンセントを触ったらビリッときちゃって……」
梓「電気が通ってたんですね」
「電線なんかない気がしますけど…」
628: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:17:18.98 ID:aVL2R+RDO
紬「おかしなところね」
梓「まったくです」
「それじゃあそろそろ戻りましょうか」
紬「いいの?」
梓「ここのトイレ……穴が掘ってあるだけで紙も無いので……」
「ホテルまで我慢します」
紬「そっか」
「それじゃあ急がなきゃね!」
梓「まったくです」
「それじゃあそろそろ戻りましょうか」
紬「いいの?」
梓「ここのトイレ……穴が掘ってあるだけで紙も無いので……」
「ホテルまで我慢します」
紬「そっか」
「それじゃあ急がなきゃね!」
629: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:18:12.26 ID:aVL2R+RDO
ホテル!
唯「ふぅ~…」ドサッ
「やっと着いたって感じだよ……」
澪「全然やっとじゃないだろ」
唯「やっとだよ~」
「疲れがとれなくてとれなくて……」
唯「ふぅ~…」ドサッ
「やっと着いたって感じだよ……」
澪「全然やっとじゃないだろ」
唯「やっとだよ~」
「疲れがとれなくてとれなくて……」
630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:19:14.54 ID:aVL2R+RDO
承太郎「やれやれ…」
「明日まではこのホテルに泊まっていくか」
「一日も休んだら疲れも取れるはずだ」
唯「いいの!?」
承太郎「…疲れたまま闘って死なれたら気分が悪いだけだ」
「ジョースター家の者としてな」
憂「ジョースター家とDIOの100年越しの因縁…ですか…」
「明日まではこのホテルに泊まっていくか」
「一日も休んだら疲れも取れるはずだ」
唯「いいの!?」
承太郎「…疲れたまま闘って死なれたら気分が悪いだけだ」
「ジョースター家の者としてな」
憂「ジョースター家とDIOの100年越しの因縁…ですか…」
631: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:19:44.79 ID:aVL2R+RDO
律「ジョースター家の因縁ってならさ」
「これは田井中家に平沢家、秋山家、琴吹家と中野家」
「さらに真鍋家と花京院家とDIOの因縁なんだよ」
承太郎「………」
梓「確かに……」
「軽音部は家族みたいですからね。それに憂達も」フフッ
唯「それじゃあ私達って大家族のテレビに出れるかな!?」
澪「出れるわけないだろ……」
「これは田井中家に平沢家、秋山家、琴吹家と中野家」
「さらに真鍋家と花京院家とDIOの因縁なんだよ」
承太郎「………」
梓「確かに……」
「軽音部は家族みたいですからね。それに憂達も」フフッ
唯「それじゃあ私達って大家族のテレビに出れるかな!?」
澪「出れるわけないだろ……」
632: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:20:52.89 ID:aVL2R+RDO
律「いやー、しかしビンコーラはうまいな」
憂「ビンだと一味違う気がしますよね」
唯「そう…『一味』…違うよね」
梓「そういえば、バニラが入ったコーラってもう発売しないんですかね」
「あれ結構好きだったんですけど」
憂「ビンだと一味違う気がしますよね」
唯「そう…『一味』…違うよね」
梓「そういえば、バニラが入ったコーラってもう発売しないんですかね」
「あれ結構好きだったんですけど」
633: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:21:27.37 ID:aVL2R+RDO
澪「ああ、あれか」
「かなり前に出てたな」
「確かに結構おいしかったけど、いきなり消えたよな」
紬「すべてのものは移り変わっていくのよ」
「そう…この世は諸行無常だから…」
澪「また懐かしいものを……」
「何かで出たよな」
「かなり前に出てたな」
「確かに結構おいしかったけど、いきなり消えたよな」
紬「すべてのものは移り変わっていくのよ」
「そう…この世は諸行無常だから…」
澪「また懐かしいものを……」
「何かで出たよな」
634: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:21:56.97 ID:aVL2R+RDO
承太郎「…平家物語だな」
澪「あー、そんなんだったかも」
「どんなのだったか忘れたけど」
憂「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」
「おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」
「猛き者もついには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ」
「だと思います」
澪「あー、そんなんだったかも」
「どんなのだったか忘れたけど」
憂「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」
「おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」
「猛き者もついには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ」
「だと思います」
635: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:22:31.94 ID:aVL2R+RDO
澪「よく覚えてるな~」
「私なんかもう忘れちゃったよ」
憂「今授業で平家物語を習ってるんです」
唯「りっちゃん…今の憂の言ってるの聞き取れた…?」
律「わからん…ネイティブすぎてわからん……」
梓「日本語なんですけどね…」
「その点、律先輩もネイティブなはずなんですけどね…」
「私なんかもう忘れちゃったよ」
憂「今授業で平家物語を習ってるんです」
唯「りっちゃん…今の憂の言ってるの聞き取れた…?」
律「わからん…ネイティブすぎてわからん……」
梓「日本語なんですけどね…」
「その点、律先輩もネイティブなはずなんですけどね…」
636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:23:09.53 ID:aVL2R+RDO
承太郎「おい…服にビンの蓋がついてるぜ」
紬「あ、本当だ」
律「どういう状況だよ…」
紬「制服にひっかかっちゃってたのかも」
唯「ふぁ~あ…」
「眠たい……」
梓「時間も時間ですし、今日はもう寝ましょうか」
律「そうだな」
「私らは二人部屋だったよな」
紬「あ、本当だ」
律「どういう状況だよ…」
紬「制服にひっかかっちゃってたのかも」
唯「ふぁ~あ…」
「眠たい……」
梓「時間も時間ですし、今日はもう寝ましょうか」
律「そうだな」
「私らは二人部屋だったよな」
637: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:24:54.22 ID:aVL2R+RDO
紬「そうね」
「それじゃあ承太郎君、おやすみ♪」
唯澪律「おやすみ~」
梓憂「おやすみなさい」ペコリ
承太郎「ああ」
ガチャッバタン
スタスタスタスタ
承太郎(……見事に人のベッドをめちゃくちゃにしていったな)
(やれやれ……俺も寝るか)
「それじゃあ承太郎君、おやすみ♪」
唯澪律「おやすみ~」
梓憂「おやすみなさい」ペコリ
承太郎「ああ」
ガチャッバタン
スタスタスタスタ
承太郎(……見事に人のベッドをめちゃくちゃにしていったな)
(やれやれ……俺も寝るか)
638: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:26:34.63 ID:aVL2R+RDO
翌日!
紬「……………」スースー
梓「ムギ先輩、朝ですよ」ユサユサ
「唯先輩と律先輩が朝ごはんだーってうるさいですよ」ユサユサ
紬「ん……」パチッ
「ふぁ~~…」
「おはよう、梓ちゃん……」ゴシゴシ
梓「おはようございます、ムギ先輩」
「唯先輩達が朝ごはん食べに行こうって騒いでますよ」
「準備できたら行きましょうか」
紬「……………」スースー
梓「ムギ先輩、朝ですよ」ユサユサ
「唯先輩と律先輩が朝ごはんだーってうるさいですよ」ユサユサ
紬「ん……」パチッ
「ふぁ~~…」
「おはよう、梓ちゃん……」ゴシゴシ
梓「おはようございます、ムギ先輩」
「唯先輩達が朝ごはん食べに行こうって騒いでますよ」
「準備できたら行きましょうか」
639: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:27:33.11 ID:aVL2R+RDO
紬「そうね」
「梓ちゃんは先に行って、すぐに向かうって伝えといてくれる?」
梓「わかりました」
「そういえばムギ先輩、寝相すごいんですね」
紬「?」
梓「わからないって顔してるから言いますけど、」
「体が180度回転して北枕になってますよ」
「梓ちゃんは先に行って、すぐに向かうって伝えといてくれる?」
梓「わかりました」
「そういえばムギ先輩、寝相すごいんですね」
紬「?」
梓「わからないって顔してるから言いますけど、」
「体が180度回転して北枕になってますよ」
640: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:28:07.01 ID:aVL2R+RDO
紬「あ、本当!」
「お恥ずかしい…///」
「み、みんなには内緒にしててね?」
梓「大丈夫ですよ」フフッ
「それじゃあ先に行ってますね」スタスタ
紬「う~ん……」
(何かおかしい…)
(今まで180度も回転するなんてなかった…)
(自分が思っている以上に疲れてるのかしら…)
「お恥ずかしい…///」
「み、みんなには内緒にしててね?」
梓「大丈夫ですよ」フフッ
「それじゃあ先に行ってますね」スタスタ
紬「う~ん……」
(何かおかしい…)
(今まで180度も回転するなんてなかった…)
(自分が思っている以上に疲れてるのかしら…)
641: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:29:14.20 ID:aVL2R+RDO
紬(とりあえずご飯を食べに行って…今日はゆっくりしよう)
(さて、まずは顔を洗わなきゃ)スタスタ
ガシャーーン!
紬「きゃっ!」
「な、何で椅子が滑ってくるのかしら…」
「とりあえず洗面所に…」ガチャッ
(心なしか…手をノブから離すのに力がいるような…)
(さて、まずは顔を洗わなきゃ)スタスタ
ガシャーーン!
紬「きゃっ!」
「な、何で椅子が滑ってくるのかしら…」
「とりあえず洗面所に…」ガチャッ
(心なしか…手をノブから離すのに力がいるような…)
642: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:30:17.54 ID:aVL2R+RDO
少し後!
紬「はぁ……」
(顔を洗うだけなのにこんなに疲れるなんて…)
(何で物が私の方に落ちてくるのかしら…)
(考えても仕方ないよね)
(早く承太郎君達のところに向かわないと!)
ガチャッ
男「…どうも」スタスタ
紬「おはようございます♪」スタスタ
紬「はぁ……」
(顔を洗うだけなのにこんなに疲れるなんて…)
(何で物が私の方に落ちてくるのかしら…)
(考えても仕方ないよね)
(早く承太郎君達のところに向かわないと!)
ガチャッ
男「…どうも」スタスタ
紬「おはようございます♪」スタスタ
643: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:31:16.38 ID:aVL2R+RDO
ジャラッ
紬「あ、車の鍵を落とされましたよ」
男「おや、本当だ」
紬「よいしょっと」スッ
男「!?」ジィーッ
(ズボンのチャックが降り…降ろされただとッ!?)
紬「はい、どう……」
「あっ……///」ポッ
紬「あ、車の鍵を落とされましたよ」
男「おや、本当だ」
紬「よいしょっと」スッ
男「!?」ジィーッ
(ズボンのチャックが降り…降ろされただとッ!?)
紬「はい、どう……」
「あっ……///」ポッ
644: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:32:12.78 ID:aVL2R+RDO
男「なかなか…顔に似合わず大胆なお嬢さんだ」
「俺の部屋は519だ」
「準備して待ってるよ」スタスタ
紬(な、何の準備かしら……)
(よくわからないけど…行かない方が良さそうってのは確かね)
スタスタ
紬(あ、ナイフにフォーク)
(ここで食べる人達用のかしら)
「あれ……」
「ナイフとフォークが浮かんで…」
「きゃあああああああああああああああああ!」タタタタタタタタ
「と、飛んできてるッ!」タタタタタタタタ
「いったいどういうことッ!?」タタタタタタタタ
「俺の部屋は519だ」
「準備して待ってるよ」スタスタ
紬(な、何の準備かしら……)
(よくわからないけど…行かない方が良さそうってのは確かね)
スタスタ
紬(あ、ナイフにフォーク)
(ここで食べる人達用のかしら)
「あれ……」
「ナイフとフォークが浮かんで…」
「きゃあああああああああああああああああ!」タタタタタタタタ
「と、飛んできてるッ!」タタタタタタタタ
「いったいどういうことッ!?」タタタタタタタタ
645: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:33:21.09 ID:aVL2R+RDO
紬「いたっ!」ブスッ
「いたたたたたたたたたたた!」ブスブスッ
女「きゃああっ!」バサッ
紬「ごめんなさい!」タタタタ
「あ!エスカレーター!」タタタタ
「あれで下に降りなきゃ!」スタッ
「ふぅ…もうナイフとフォークは飛んでこな……」
「あ、あれ……体が……」
「エスカレーターのタラップに引き寄せられるッ!」
「椅子にナイフといい…私の体は磁石になったの!?」
「いったいいつ…!?」
「いたたたたたたたたたたた!」ブスブスッ
女「きゃああっ!」バサッ
紬「ごめんなさい!」タタタタ
「あ!エスカレーター!」タタタタ
「あれで下に降りなきゃ!」スタッ
「ふぅ…もうナイフとフォークは飛んでこな……」
「あ、あれ……体が……」
「エスカレーターのタラップに引き寄せられるッ!」
「椅子にナイフといい…私の体は磁石になったの!?」
「いったいいつ…!?」
646: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:34:32.53 ID:aVL2R+RDO
女「ふふっ…」
「触れてはいけない物とは、触れてしまいたくなるものね」
「ねえ…琴吹紬さん?」
紬「ま…まさかあなたがスタンド使い…!」
「そして…最近触れた奇妙なものは、あのコンセント…」
「あれを触ったときから…!」
女「ご名答よ」
「そんなあなたにはプレゼントをあげるわ」シュッ
「触れてはいけない物とは、触れてしまいたくなるものね」
「ねえ…琴吹紬さん?」
紬「ま…まさかあなたがスタンド使い…!」
「そして…最近触れた奇妙なものは、あのコンセント…」
「あれを触ったときから…!」
女「ご名答よ」
「そんなあなたにはプレゼントをあげるわ」シュッ
647: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:35:20.39 ID:aVL2R+RDO
紬「なッ!」ガシィッ!
「チェーンが巻き付いて…」
「体がエスカレーターに引きずりこまれるッ!」
「だ、誰か助けてッ!」
女「ふふふ…」
「それじゃあごゆっくり…」スタスタ
紬「くッ…」
「ど、どうすれば……」
「ハッ!エスカレーターには緊急停止ボタンがついてる!」
「けど…押す方法が…」
梓「……」
「チェーンが巻き付いて…」
「体がエスカレーターに引きずりこまれるッ!」
「だ、誰か助けてッ!」
女「ふふふ…」
「それじゃあごゆっくり…」スタスタ
紬「くッ…」
「ど、どうすれば……」
「ハッ!エスカレーターには緊急停止ボタンがついてる!」
「けど…押す方法が…」
梓「……」
648: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:36:11.75 ID:aVL2R+RDO
紬「やむを得ないわ…」
「ゲル状になってエスカレーター内を回らなくてはッ!」
「ハミング・バード!」ズギュ―z_ン!
梓「……あの…」
紬「とにかく柔らかいゲルにならないと!」
梓「……ムギ先輩?」
紬「何梓ちゃん!?」
「今それどころじゃないの!」
「ゲル状になってエスカレーター内を回らなくてはッ!」
「ハミング・バード!」ズギュ―z_ン!
梓「……あの…」
紬「とにかく柔らかいゲルにならないと!」
梓「……ムギ先輩?」
紬「何梓ちゃん!?」
「今それどころじゃないの!」
649: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:36:54.99 ID:aVL2R+RDO
梓「えーっと…何してるんですか?」
紬「何ってエスカレーターに巻き込まれて…」
「あれ?」
梓「さっき私が止めました」
紬「お恥ずかしいところを…///」
紬「何ってエスカレーターに巻き込まれて…」
「あれ?」
梓「さっき私が止めました」
紬「お恥ずかしいところを…///」
650: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:38:06.79 ID:aVL2R+RDO
梓「いえ…それは構わないんですけど…」
「いったい何事ですか?」
紬「…スタンド攻撃よ」
「いたっ!」ゴツン
梓「は、灰皿がムギ先輩目がけて飛んできた…」
紬「こんな感じにスティールが引っ付いてくるの」
「私の体が磁石になっちゃったみたいで…」
「良かったら灰皿を取ってくれない?」
梓「あ、はい」
「いったい何事ですか?」
紬「…スタンド攻撃よ」
「いたっ!」ゴツン
梓「は、灰皿がムギ先輩目がけて飛んできた…」
紬「こんな感じにスティールが引っ付いてくるの」
「私の体が磁石になっちゃったみたいで…」
「良かったら灰皿を取ってくれない?」
梓「あ、はい」
651: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:38:54.58 ID:aVL2R+RDO
紬「ありがとう、梓ちゃん」
「何だか磁力も強くなってきてるみたいで…」
女「……」スタスタ
紬「あ!」
「あの女の人がスタンド使いよ!」
梓「あの人が…ッ!」
「ムギ先輩危ないッ!」ドンッ!
紬「きゃっ!」ドサッ
ゴドォーーーン!
「何だか磁力も強くなってきてるみたいで…」
女「……」スタスタ
紬「あ!」
「あの女の人がスタンド使いよ!」
梓「あの人が…ッ!」
「ムギ先輩危ないッ!」ドンッ!
紬「きゃっ!」ドサッ
ゴドォーーーン!
652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:39:27.48 ID:aVL2R+RDO
紬「ど、銅像が…」
梓「さすがにこの重さだと、急激な動きについてこれないみたいですね」
「ただ…今のところはですけど…」
紬「そうね…」
「早く倒さなきゃ!」
梓「そうですね!」
「急ぎましょう!」
梓「さすがにこの重さだと、急激な動きについてこれないみたいですね」
「ただ…今のところはですけど…」
紬「そうね…」
「早く倒さなきゃ!」
梓「そうですね!」
「急ぎましょう!」
653: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:40:09.12 ID:aVL2R+RDO
外!
梓「あ!あそこを歩いてますよ!」
紬「あ、梓ちゃん…」
梓「どうかしましたか?」
紬「ちょっと近い気がするんだけど…」
梓「あれ…いつの間に…」
(何かいい匂いがすると思ったらムギ先輩か)
「すみません、すぐに離れ…」
「……られません」
梓「あ!あそこを歩いてますよ!」
紬「あ、梓ちゃん…」
梓「どうかしましたか?」
紬「ちょっと近い気がするんだけど…」
梓「あれ…いつの間に…」
(何かいい匂いがすると思ったらムギ先輩か)
「すみません、すぐに離れ…」
「……られません」
654: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:42:32.62 ID:aVL2R+RDO
紬「梓ちゃん…まさかコンセントみたいなのを触ったことは…」
梓「エスカレーターの非常停止ボタンの隣にあって…」
「うっかり当たっちゃってビリッと…」
紬「それじゃあ早く離れないと!」
「磁石と磁石は…引かれあうッ!」
「いたっ!」ビダン!
梓「いだっ!」ビダン!
「す…すみません……」
梓「エスカレーターの非常停止ボタンの隣にあって…」
「うっかり当たっちゃってビリッと…」
紬「それじゃあ早く離れないと!」
「磁石と磁石は…引かれあうッ!」
「いたっ!」ビダン!
梓「いだっ!」ビダン!
「す…すみません……」
655: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:43:00.39 ID:aVL2R+RDO
紬「仕方ないわ、梓ちゃん」
「とにかく私達が生き残るためには彼女を倒すしかないわね」
「とりあえず一旦離れましょう」
梓「でもどうやって…」
「私達の力じゃあ離れるのは難しいですよ?」
紬「私達の顔同士が引っ付いてるということは」
「それはお互いに違う極だということよ」
「だから、どちらかが顔を足に移動させたら…」
「同じ極同士、反発して離れられるはずよ」
「とにかく私達が生き残るためには彼女を倒すしかないわね」
「とりあえず一旦離れましょう」
梓「でもどうやって…」
「私達の力じゃあ離れるのは難しいですよ?」
紬「私達の顔同士が引っ付いてるということは」
「それはお互いに違う極だということよ」
「だから、どちらかが顔を足に移動させたら…」
「同じ極同士、反発して離れられるはずよ」
656: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:43:42.75 ID:aVL2R+RDO
梓「なるほど…」
「それじゃあ私が動きます」
「ムギ先輩はそこの柵にでも捕まって、動かないようにしててください」
紬「ええ、わかったわ」
梓「それじゃあいきますよ…」
紬「うん…」
「それじゃあ私が動きます」
「ムギ先輩はそこの柵にでも捕まって、動かないようにしててください」
紬「ええ、わかったわ」
梓「それじゃあいきますよ…」
紬「うん…」
657: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:44:19.49 ID:aVL2R+RDO
梓「く……」ズルズル
紬「頑張って……!」
梓「うぅ……」ズルズル
「うっ!?」ムニュッ
「こ…こ…」
(この感触はァーーーッ!)ウヒョルン
紬「あ、梓ちゃん?」
「何で止まったの…?」
梓「ふぅ……」
「すみません、少し休憩してました」
紬「頑張って……!」
梓「うぅ……」ズルズル
「うっ!?」ムニュッ
「こ…こ…」
(この感触はァーーーッ!)ウヒョルン
紬「あ、梓ちゃん?」
「何で止まったの…?」
梓「ふぅ……」
「すみません、少し休憩してました」
658: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:44:54.35 ID:aVL2R+RDO
紬「そっか、動くの大変そうだもんね」
梓「いえいえ、ムギ先輩のためならえんやこらです」
「それじゃあ続きいきますよ」ズルズル
紬「うん!」
梓「……」ズルズル
「今…お腹ぐらいですか」
「もう少し……」ズルズル
紬「んっ……///」ビクッ
梓「いえいえ、ムギ先輩のためならえんやこらです」
「それじゃあ続きいきますよ」ズルズル
紬「うん!」
梓「……」ズルズル
「今…お腹ぐらいですか」
「もう少し……」ズルズル
紬「んっ……///」ビクッ
659: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:45:52.51 ID:aVL2R+RDO
梓「ッ!?」
「ど、どどどどどどうしたんですか!?」
「そんなちょっと危ない声出しちゃって!」
紬「ご、ごめんなさい…///」
「あの…その……」
「下半身はくすぐったいの…///」
梓「おほっ!」
(照れてるムギ先輩かわいいィィーーー!)
「ごめんなさい!」
「す、すぐに終わらせますから!」ズルッ!
「ど、どどどどどどうしたんですか!?」
「そんなちょっと危ない声出しちゃって!」
紬「ご、ごめんなさい…///」
「あの…その……」
「下半身はくすぐったいの…///」
梓「おほっ!」
(照れてるムギ先輩かわいいィィーーー!)
「ごめんなさい!」
「す、すぐに終わらせますから!」ズルッ!
660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:46:36.41 ID:aVL2R+RDO
ドパッ!
紬「やった!離れた!」
梓「ゴフッ!」ゴツン!
紬「梓ちゃん大丈夫!?」タタタタ
梓「近づかないで!」
紬「!」ピタッ
梓「あ!すみません…」
「その…今優しくされたら…ひかれちゃうじゃないですか……」
紬「やった!離れた!」
梓「ゴフッ!」ゴツン!
紬「梓ちゃん大丈夫!?」タタタタ
梓「近づかないで!」
紬「!」ピタッ
梓「あ!すみません…」
「その…今優しくされたら…ひかれちゃうじゃないですか……」
661: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:47:09.93 ID:aVL2R+RDO
紬「あっ」
「そっか、また梓ちゃんとひっついちゃうところだったわ」
「ごめんなさい…」
梓「いえ…そんなに落ち込まないでも…」
紬「ありがとう、梓ちゃん」ニコッ
「それじゃああの人を追いかけましょう!」
「あそこ…ここを下りたところにいるわ!」タタタタ
梓「呑気にタバコを吸って…」
「DIO側についたことを後悔させてやります!」タタタタ
「そっか、また梓ちゃんとひっついちゃうところだったわ」
「ごめんなさい…」
梓「いえ…そんなに落ち込まないでも…」
紬「ありがとう、梓ちゃん」ニコッ
「それじゃああの人を追いかけましょう!」
「あそこ…ここを下りたところにいるわ!」タタタタ
梓「呑気にタバコを吸って…」
「DIO側についたことを後悔させてやります!」タタタタ
662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:48:06.51 ID:aVL2R+RDO
紬「ここら辺から慎重に行かないと…多分罠があるはず…」
梓「む、ムギ先輩…」
「すでに罠にかかってました……」
紬「これは…」
「線路ッ!」
「引き寄せられるッ!」ズズッ
梓「うぐっ!」ズズッ
「しまった!」ビダン!
梓「む、ムギ先輩…」
「すでに罠にかかってました……」
紬「これは…」
「線路ッ!」
「引き寄せられるッ!」ズズッ
梓「うぐっ!」ズズッ
「しまった!」ビダン!
663: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:48:41.73 ID:aVL2R+RDO
コトトーン…コトトーン…
梓「こ、この音は……!」
「マズい!電車が来ますよ!」
紬「そうね…線路を破壊できないし…」
梓「くっ!線路の切れ目のところに届かない!」
「私が溝を掘らなくてはッ!」
梓「こ、この音は……!」
「マズい!電車が来ますよ!」
紬「そうね…線路を破壊できないし…」
梓「くっ!線路の切れ目のところに届かない!」
「私が溝を掘らなくてはッ!」
664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:49:21.85 ID:aVL2R+RDO
紬「いいえ…梓ちゃん」
「この状況を利用するのよ」
梓「利用するって…」
「もう電車はすぐそこまで迫ってきてますよ!」
紬「だから電車を利用するの」
「私達は今から電車に轢かれるわ」
梓「は!?」
「言ってる意味がわかりません!」
「この状況を利用するのよ」
梓「利用するって…」
「もう電車はすぐそこまで迫ってきてますよ!」
紬「だから電車を利用するの」
「私達は今から電車に轢かれるわ」
梓「は!?」
「言ってる意味がわかりません!」
665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:50:31.55 ID:aVL2R+RDO
紬「梓ちゃん…あなたは今…電車に轢かれるという未来を知った」
「だから…覚悟できるはずよ!」
梓「ムギ先輩は私に死ねって言ってるんですかァァアーーーーーー!」
「いくらどうしようもないからと言って…」
「私を無理心中の相手に選ばないでくださいィィイーーーーーーッ!」
紬「やれやれだわ、梓ちゃん」
「誰も…死ねだなんて言ってない」
「私を信じて」ニコッ
ドグチャア!
「だから…覚悟できるはずよ!」
梓「ムギ先輩は私に死ねって言ってるんですかァァアーーーーーー!」
「いくらどうしようもないからと言って…」
「私を無理心中の相手に選ばないでくださいィィイーーーーーーッ!」
紬「やれやれだわ、梓ちゃん」
「誰も…死ねだなんて言ってない」
「私を信じて」ニコッ
ドグチャア!
666: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:51:09.34 ID:aVL2R+RDO
女「勝ったッ!」
紬「ほら、大丈夫だったでしょ?」
梓「は、はい!」
「まさかゲル状になってあえて轢かれることで…」
「また離れるようにするとは…」
女「こ…このッ!」
「ビチグソどもがァァーーーッ!」
紬「ほら、大丈夫だったでしょ?」
梓「は、はい!」
「まさかゲル状になってあえて轢かれることで…」
「また離れるようにするとは…」
女「こ…このッ!」
「ビチグソどもがァァーーーッ!」
667: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:51:49.80 ID:aVL2R+RDO
梓「今からそっちに向かいます」ズギュ―z_ン!
「一歩でも動いたら…ただじゃあおきませんよ」
女「……」ボインッ!
紬梓「!?」
紬「胸が…膨らんで…」
「成長期ってわけじゃあなさそうだけど…」
女「ふふっ…羨ましいかい?」
梓「……」イラッ
「一歩でも動いたら…ただじゃあおきませんよ」
女「……」ボインッ!
紬梓「!?」
紬「胸が…膨らんで…」
「成長期ってわけじゃあなさそうだけど…」
女「ふふっ…羨ましいかい?」
梓「……」イラッ
668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:52:55.87 ID:aVL2R+RDO
女「ただ…これは私の胸がでっかくなったんじゃあない」
「あんた達の磁力がでっかくなってるのよ」
梓「あ、あれは…」
「ネジにボルト…ナット…」
「ヤバいッ!ムギ先輩は私より磁力が強い!」
「ゲル状になって体を守ってくださいッ!」
「あんた達の磁力がでっかくなってるのよ」
梓「あ、あれは…」
「ネジにボルト…ナット…」
「ヤバいッ!ムギ先輩は私より磁力が強い!」
「ゲル状になって体を守ってくださいッ!」
669: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:54:01.56 ID:aVL2R+RDO
紬「それじゃあダメよ…」
「ゲルから戻る時にあれが体に埋め込まれることになるッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
梓「くっ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ガオン
紬「うぐっ!」ドスドスゥ!
「ゲルから戻る時にあれが体に埋め込まれることになるッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
梓「くっ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ガオン
紬「うぐっ!」ドスドスゥ!
670: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:54:42.63 ID:aVL2R+RDO
梓「ムギ先輩大丈夫ですか!?」
紬「ええ…梓ちゃんのおかげで、かなりボルトの数を減らせたわ…」
「それより、あの人を追いかけなくちゃ…」
梓「町の方に行きましたよね」
「ムギ先輩…無理はダメですよ…?」
紬「大丈夫…急がないと…」
「動けなくなってしまうわ」
「行こう!梓ちゃん!」タタタタ
梓「はい!」タタタタ
紬「ええ…梓ちゃんのおかげで、かなりボルトの数を減らせたわ…」
「それより、あの人を追いかけなくちゃ…」
梓「町の方に行きましたよね」
「ムギ先輩…無理はダメですよ…?」
紬「大丈夫…急がないと…」
「動けなくなってしまうわ」
「行こう!梓ちゃん!」タタタタ
梓「はい!」タタタタ
671: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:55:22.05 ID:aVL2R+RDO
町中!
梓「待てーーーッ!」タタタタ
女「待てと言われて待つヤツがいるかッ!」タタタタ
紬「梓ちゃん!缶が飛んできてるわ!」タタタタ
梓「あだっ!」ガンッ
「くうっ…」タタタタ
「い、色んなものがひっついてきて…」タタタタ…
「ムギ先輩ィィイッーーーーー!」タタタ…
梓「待てーーーッ!」タタタタ
女「待てと言われて待つヤツがいるかッ!」タタタタ
紬「梓ちゃん!缶が飛んできてるわ!」タタタタ
梓「あだっ!」ガンッ
「くうっ…」タタタタ
「い、色んなものがひっついてきて…」タタタタ…
「ムギ先輩ィィイッーーーーー!」タタタ…
672: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:57:04.46 ID:aVL2R+RDO
紬「ハミング・バードッ!」ズギュ―z_ン!
「すぐに行くわ!」バサァッ!
女「空を飛んで…」
梓「挟み撃ちですッ!」
女「これを待ってたわ」ニヤッ
「高圧電流で感電させる時をッ!」ヒュッ
梓「な、ナイフを上空の高圧電線に!」
女「電線は磁力の方に引っ張られる!」
「高圧電線で感電!黒焦げになるがいいわ!」
紬「くっ!」
「すぐに行くわ!」バサァッ!
女「空を飛んで…」
梓「挟み撃ちですッ!」
女「これを待ってたわ」ニヤッ
「高圧電流で感電させる時をッ!」ヒュッ
梓「な、ナイフを上空の高圧電線に!」
女「電線は磁力の方に引っ張られる!」
「高圧電線で感電!黒焦げになるがいいわ!」
紬「くっ!」
673: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 17:59:05.90 ID:aVL2R+RDO
梓「ムギ先輩!私のところに来て下さい!」ガオン!
「じゃないとムギ先輩の分の電線まで捌けないんです!」ガオン!
「ムギ先輩の方まで気を回せないんですッ!」ガオン!
女「中野梓は電線を削り取ることができるが…」
「それもかろうじて自分の分だけにすぎない」
「そして!琴吹紬は自分の身を電線から守る術はないッ!」
「琴吹紬!貴様は再起不能だァァアーーーーー!」
「じゃないとムギ先輩の分の電線まで捌けないんです!」ガオン!
「ムギ先輩の方まで気を回せないんですッ!」ガオン!
女「中野梓は電線を削り取ることができるが…」
「それもかろうじて自分の分だけにすぎない」
「そして!琴吹紬は自分の身を電線から守る術はないッ!」
「琴吹紬!貴様は再起不能だァァアーーーーー!」
674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 18:00:10.23 ID:aVL2R+RDO
紬「やれやれね」
「私も…これは舐められてると思っていいのかしら」
「よく見なさい…高圧電線はすでにッ!」
「使用できないッ!」
女「何ッ!?」
「高圧電線の切れ目同士がひっついて…」
紬「他愛もないことだったわ…」
「電線をゲル状にして……ひっつけるのは」
「私も…これは舐められてると思っていいのかしら」
「よく見なさい…高圧電線はすでにッ!」
「使用できないッ!」
女「何ッ!?」
「高圧電線の切れ目同士がひっついて…」
紬「他愛もないことだったわ…」
「電線をゲル状にして……ひっつけるのは」
675: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 18:00:55.19 ID:aVL2R+RDO
梓「そしてあなたは今…私達の直線上にいる」
「…チェックメイトです」
「楽しい楽しい追いかけっこはこれにて…」
「終了ゥゥウーーーーーーーーッ!」ズギュ―z_ン!
女「何ィィイイイイイイイ!」
「じ、地面の溝から線路が出てきただと!?」
梓「線路は続いてるんですよ…」グイッ
「どこまでも……ね」ズズッ
「…チェックメイトです」
「楽しい楽しい追いかけっこはこれにて…」
「終了ゥゥウーーーーーーーーッ!」ズギュ―z_ン!
女「何ィィイイイイイイイ!」
「じ、地面の溝から線路が出てきただと!?」
梓「線路は続いてるんですよ…」グイッ
「どこまでも……ね」ズズッ
676: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 18:01:35.40 ID:aVL2R+RDO
紬「そしてこの線路はッ!」
「私と梓ちゃんを繋ぐ『道』よッ!」ズズッ
女「せ、線路でお互いに引き寄せられて…」
「この位置はマズい!」
「この位置はッーーーーー!」
ドグシャ―――z___ン!!
女「ぎゃああああああああああああああああああああああ!」バキバキ
梓「よし」
「今何時ですかね?」
紬「今は9時ちょっと前ね」
「走り回ったからお腹空いちゃった♪」
梓「同感です」
「早く行きましょうか」
「絶対に唯先輩と律先輩と承太郎先輩がうるさいですから」
「私と梓ちゃんを繋ぐ『道』よッ!」ズズッ
女「せ、線路でお互いに引き寄せられて…」
「この位置はマズい!」
「この位置はッーーーーー!」
ドグシャ―――z___ン!!
女「ぎゃああああああああああああああああああああああ!」バキバキ
梓「よし」
「今何時ですかね?」
紬「今は9時ちょっと前ね」
「走り回ったからお腹空いちゃった♪」
梓「同感です」
「早く行きましょうか」
「絶対に唯先輩と律先輩と承太郎先輩がうるさいですから」
677: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 18:02:06.23 ID:aVL2R+RDO
レストラン!
梓「ということがありまして」モグモグ
律「それじゃあ遅くなったのも仕方ないな~」モグモグ
唯「そんなことよりこれおいしいよ~♪」モグモグ
梓「敵との闘いがそんなことですか…」
承太郎「それで……ケガはいいのか?」
紬「うん」
「梓ちゃんが手当てしてくれたから♪」
承太郎「そうか」
「それならいいんだ」
梓「ということがありまして」モグモグ
律「それじゃあ遅くなったのも仕方ないな~」モグモグ
唯「そんなことよりこれおいしいよ~♪」モグモグ
梓「敵との闘いがそんなことですか…」
承太郎「それで……ケガはいいのか?」
紬「うん」
「梓ちゃんが手当てしてくれたから♪」
承太郎「そうか」
「それならいいんだ」
678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 18:02:44.23 ID:aVL2R+RDO
澪「しかし、朝ごはんがこんなレストランって…」
「お金とかはいいのか…?」
承太郎「ん……まあ…SPW財団の金だからな」
「好きなだけ食っていいぜ」
澪「ダメだろ……」
「ジョースターさん、かなり節約してるんだぞ?」
承太郎「今日ぐらい構わないさ」
「たまの休みだからな」
「…少しぐらいなら許されるさ」
澪「そんなもんなのかな…」
承太郎「…そんなもんだ」
「お金とかはいいのか…?」
承太郎「ん……まあ…SPW財団の金だからな」
「好きなだけ食っていいぜ」
澪「ダメだろ……」
「ジョースターさん、かなり節約してるんだぞ?」
承太郎「今日ぐらい構わないさ」
「たまの休みだからな」
「…少しぐらいなら許されるさ」
澪「そんなもんなのかな…」
承太郎「…そんなもんだ」
679: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 18:03:23.82 ID:aVL2R+RDO
律「それじゃあ久しぶりの休みってことだしさ」
「今日は思いっきり遊ぼうぜ!」
唯「さんせー!」
澪「せめて体を休めろよ…」
律「そんじゃあ澪は来ないんだな?」
澪「そ、それは……」
唯「え~!澪ちゃんも行こうよ~!」
紬「そうよ!みんなで行った方がきっと楽しいわ!」
「今日は思いっきり遊ぼうぜ!」
唯「さんせー!」
澪「せめて体を休めろよ…」
律「そんじゃあ澪は来ないんだな?」
澪「そ、それは……」
唯「え~!澪ちゃんも行こうよ~!」
紬「そうよ!みんなで行った方がきっと楽しいわ!」
680: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 18:04:05.80 ID:aVL2R+RDO
澪「ゆ、唯とムギがそこまで言うなら……」
律(澪のヤツ…唯とムギに救われたな)
憂「それで、どこに行くんですか?」
律「ん~…」
「名所とかもわかんないからシックスセンスで決める!」
梓「適っ当だな~…」
律(澪のヤツ…唯とムギに救われたな)
憂「それで、どこに行くんですか?」
律「ん~…」
「名所とかもわかんないからシックスセンスで決める!」
梓「適っ当だな~…」
681: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 18:04:34.85 ID:aVL2R+RDO
律「それじゃあ一旦帰って、10時ぐらいに集合な」
「集合場所は帰りながら決めればいいだろ」
承太郎「そうだな」
「それじゃあ……戻るか」
唯澪律紬梓憂「ごちそうさまでした~♪」
本体名―マライヤ
スタンド名―バステト女神
―再起不能―
承太郎一行
―一旦ホテルへ―
「集合場所は帰りながら決めればいいだろ」
承太郎「そうだな」
「それじゃあ……戻るか」
唯澪律紬梓憂「ごちそうさまでした~♪」
本体名―マライヤ
スタンド名―バステト女神
―再起不能―
承太郎一行
―一旦ホテルへ―
682: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/28(土) 18:07:52.28 ID:aVL2R+RDO
梓「この中野梓には夢があるッ!」
ダービー兄弟戦とボインゴホルホル戦は無しでいきます
ダービー兄は承太郎がさわ子から攻略法習いましたし(前のSSで)
ガチにゃんではないですよ、多分
ダービー兄弟戦とボインゴホルホル戦は無しでいきます
ダービー兄は承太郎がさわ子から攻略法習いましたし(前のSSで)
ガチにゃんではないですよ、多分
686: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:09:14.28 ID:5htVNDkDO
町中!
律「いやー、何もないな~」
唯「ほんとだね~」
「もうちょっと何かあると思ってたけど…」
紬「これからどうしよっか?」
澪「特にやることもないし…帰るか?」
律「いやー、何もないな~」
唯「ほんとだね~」
「もうちょっと何かあると思ってたけど…」
紬「これからどうしよっか?」
澪「特にやることもないし…帰るか?」
687: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:10:45.42 ID:5htVNDkDO
律「そんじゃあ帰ってからだべっとくか」
「ジュースとかお菓子とか買ってさ」
紬「まさかガールズトークってやつ!?」
澪「まあ…放課後と変わんないけどな」フフッ
梓「それじゃあお店に寄ってから帰りましょうか」
承太郎「…その前にトイレに行ってくる」スタスタ
憂「あ、私も…」スタスタ
「ジュースとかお菓子とか買ってさ」
紬「まさかガールズトークってやつ!?」
澪「まあ…放課後と変わんないけどな」フフッ
梓「それじゃあお店に寄ってから帰りましょうか」
承太郎「…その前にトイレに行ってくる」スタスタ
憂「あ、私も…」スタスタ
688: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:15:29.06 ID:5htVNDkDO
唯「あらら」
律「まあ仕方ないさ」
「ホテルまで少し距離もあるからな。待っとこうぜ」
男「……」ジーッ
澪「ん?」
「何か視線が……」クルッ
「ヒッ!」
律「まあ仕方ないさ」
「ホテルまで少し距離もあるからな。待っとこうぜ」
男「……」ジーッ
澪「ん?」
「何か視線が……」クルッ
「ヒッ!」
689: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:17:52.26 ID:5htVNDkDO
唯「あらら」
律「まあ仕方ないさ」
「ホテルまで少し距離もあるからな。待っとこうぜ」
男「……」ジーッ
澪「ん?」
「何か視線が……」クルッ
「ヒッ!」
律「まあ仕方ないさ」
「ホテルまで少し距離もあるからな。待っとこうぜ」
男「……」ジーッ
澪「ん?」
「何か視線が……」クルッ
「ヒッ!」
690: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:20:02.67 ID:5htVNDkDO
梓「澪先輩、どうか…」クルッ
「……何ですか、あなた…」
男「う…うーむ」
「え、えーと」
「小銭を…落として……えーと」
「どこかなあ~~」
律「…いくらだよ」
男「は…?」
「……何ですか、あなた…」
男「う…うーむ」
「え、えーと」
「小銭を…落として……えーと」
「どこかなあ~~」
律「…いくらだよ」
男「は…?」
691: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:27:49.79 ID:5htVNDkDO
律「いくら落としたんだって聞いてるんだ」
「恵んでやるから私らの目の前から消えろッ…!」
男「どういう……」
律「おいッ!」
「質問してんのはこっちだぜ…」
「てめーはまず私の質問に答える義務がある」
「それを理解しろ…」
「恵んでやるから私らの目の前から消えろッ…!」
男「どういう……」
律「おいッ!」
「質問してんのはこっちだぜ…」
「てめーはまず私の質問に答える義務がある」
「それを理解しろ…」
692: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:28:25.52 ID:5htVNDkDO
男「あ!コインあったぞ」
律「…良かったな」
「それじゃあ向こうへ行け…ぶっ飛ばすぞ」
「お前も…コインを見つけたハッピーな気分のまま家に帰りたいだろ?」
唯「澪ちゃんが怯えた理由もわかる」
「この人……目にすごく殺気が宿ってる」
律「…良かったな」
「それじゃあ向こうへ行け…ぶっ飛ばすぞ」
「お前も…コインを見つけたハッピーな気分のまま家に帰りたいだろ?」
唯「澪ちゃんが怯えた理由もわかる」
「この人……目にすごく殺気が宿ってる」
693: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:29:02.80 ID:5htVNDkDO
梓「やむを得ない場合…」
「あなたがどうしてもここを動かないって場合は…」
「律先輩の言った通りにするのも仕方ありませんよ?」
男「な……なんのことだか……」
「両親にもらった目でしてェ…殺気だなんて…」
紬「私達も両親からもらった目で、あなたに殺気があると判断したわ」
「あなたの今の発言は…」
「私達の両親を侮辱したのと同義よ…」
「あなたがどうしてもここを動かないって場合は…」
「律先輩の言った通りにするのも仕方ありませんよ?」
男「な……なんのことだか……」
「両親にもらった目でしてェ…殺気だなんて…」
紬「私達も両親からもらった目で、あなたに殺気があると判断したわ」
「あなたの今の発言は…」
「私達の両親を侮辱したのと同義よ…」
694: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:29:52.66 ID:5htVNDkDO
律「やれやれ…」
「スタンド使いであるにしろないにしろ…」
「その殺気を持って尾行されたら落ちつかねー」
「再起不能になってもらう!」
「ジー・エス・スリィィイーーーーーーッ!」ズギュ―z_ン!
「固定しろッ!全てをだッ!」
紬「ッ!」
(やっぱり…固定されるのは慣れないわね…)
「スタンド使いであるにしろないにしろ…」
「その殺気を持って尾行されたら落ちつかねー」
「再起不能になってもらう!」
「ジー・エス・スリィィイーーーーーーッ!」ズギュ―z_ン!
「固定しろッ!全てをだッ!」
紬「ッ!」
(やっぱり…固定されるのは慣れないわね…)
695: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:31:21.45 ID:5htVNDkDO
律「……いいか」スタスタ
「私達はお前に時間をたっぷりやった」スタスタ
「それでも私達の前から消えなかった過去のお前を恨めッ!」スタスタ
――一秒経過
男「ッ…」
「ッ!」ズギュ―z_ン!
梓(あ、あれは…)
(あの男から影みたいなものがッ!)ズギュ―z_ン!
「私達はお前に時間をたっぷりやった」スタスタ
「それでも私達の前から消えなかった過去のお前を恨めッ!」スタスタ
――一秒経過
男「ッ…」
「ッ!」ズギュ―z_ン!
梓(あ、あれは…)
(あの男から影みたいなものがッ!)ズギュ―z_ン!
696: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:31:56.39 ID:5htVNDkDO
律「さあ…歯をくいしばれ…」
「それぐらいはできるだろ」
梓(間に合えッ!)ガオン!
律「うおわっ!」シュンッ!
――二秒経過
澪「よくやった梓!」
「あの影ッ!あいつはスタンド使いだ!」
「それぐらいはできるだろ」
梓(間に合えッ!)ガオン!
律「うおわっ!」シュンッ!
――二秒経過
澪「よくやった梓!」
「あの影ッ!あいつはスタンド使いだ!」
697: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:33:12.22 ID:5htVNDkDO
紬「梓ちゃんの成長がここにきて目まぐるしいわね」
「足で溝を掘って、りっちゃんをその中に隠すなんて」
梓「褒めてもらって光栄ですが…」
「とりあえず今はあの男を倒しましょう」
「律先輩、出てきてください」ズギュ―z_ン!
りつ「う…こ、ここは……」
「足で溝を掘って、りっちゃんをその中に隠すなんて」
梓「褒めてもらって光栄ですが…」
「とりあえず今はあの男を倒しましょう」
「律先輩、出てきてください」ズギュ―z_ン!
りつ「う…こ、ここは……」
698: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:35:07.18 ID:5htVNDkDO
唯「り…りっちゃん……?」
澪「律!?いったい……」
りつ「あ!みおちゃんだ!」
「あれ?なんかみおちゃんおっきいね!」
紬「りっちゃんが…小さくなってるわッ!」
梓「あの男のスタンド能力ですね…」
「やっかいですよ…これは…」
澪「律!?いったい……」
りつ「あ!みおちゃんだ!」
「あれ?なんかみおちゃんおっきいね!」
紬「りっちゃんが…小さくなってるわッ!」
梓「あの男のスタンド能力ですね…」
「やっかいですよ…これは…」
699: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:36:21.89 ID:5htVNDkDO
りつ「あれ?わたし、この人たちみたことあるよ!」
「えっと…ゆ、ゆ……」
唯「りっちゃん……」
澪「律…」
「あの男に見覚えはあるか?」
りつ「う~ん…」
「なんだかちかづいたらいけないようなきがする」
「それより、みおちゃんのはなしかたかっこよくなったね!」
「えっと…ゆ、ゆ……」
唯「りっちゃん……」
澪「律…」
「あの男に見覚えはあるか?」
りつ「う~ん…」
「なんだかちかづいたらいけないようなきがする」
「それより、みおちゃんのはなしかたかっこよくなったね!」
700: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:37:25.70 ID:5htVNDkDO
澪「ありがとう、律。お前のおかげだよ」
「あの男の記憶はわずかながらあるのか…」
「危機感を持ってるだけだいぶマシだな」
男「死ねッ!」ドンドンドンッ!
紬「拳銃!?」
澪「危ない律ッ!」ズギュ―z_ン!
りつ「みおちゃん?」シュンッ
「あの男の記憶はわずかながらあるのか…」
「危機感を持ってるだけだいぶマシだな」
男「死ねッ!」ドンドンドンッ!
紬「拳銃!?」
澪「危ない律ッ!」ズギュ―z_ン!
りつ「みおちゃん?」シュンッ
701: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:37:54.57 ID:5htVNDkDO
男「ククク…」ズギュ―z_ン!
唯「やば…敵スタンドに触れ…」
男「今全員俺のスタンドと交わったぞ!」
「お前らは全員ガキに戻る!」
澪「こ、これはッ…」
紬「小さくなる前にみんなで逃げましょう!」
タタタタタタタタタタタタタタタタ
男「弱い者いじめ……大ィィィー好きッ」
「俺ってえらいネェーーー」
唯「やば…敵スタンドに触れ…」
男「今全員俺のスタンドと交わったぞ!」
「お前らは全員ガキに戻る!」
澪「こ、これはッ…」
紬「小さくなる前にみんなで逃げましょう!」
タタタタタタタタタタタタタタタタ
男「弱い者いじめ……大ィィィー好きッ」
「俺ってえらいネェーーー」
702: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:38:22.69 ID:5htVNDkDO
路地裏!
りつ「はぁ…はぁ…」
「みおちゃん、あの人は……」
みお「わ、わからないよぉ……」
「い、いきなりてっぽうをうってきて…ひっく…」グスッ
ゆい「ねぇねぇ、だいじょうぶ?」
みお「う、うん…ありがとう」グスッ
りつ「はぁ…はぁ…」
「みおちゃん、あの人は……」
みお「わ、わからないよぉ……」
「い、いきなりてっぽうをうってきて…ひっく…」グスッ
ゆい「ねぇねぇ、だいじょうぶ?」
みお「う、うん…ありがとう」グスッ
703: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:38:53.40 ID:5htVNDkDO
つむぎ「ん~…なんだかみんなみたことあるような…」
「わたしたちってはじめてあったよね?」
あずさ「はじめて…なのかな…」
「わたしたちって、いつもみんなでいたような…」
ゆい「とりあえず、じこしょーかいしよーよ!」
「わたしは、ひらさわゆい!」
「よろしくね!」
「わたしたちってはじめてあったよね?」
あずさ「はじめて…なのかな…」
「わたしたちって、いつもみんなでいたような…」
ゆい「とりあえず、じこしょーかいしよーよ!」
「わたしは、ひらさわゆい!」
「よろしくね!」
704: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:39:28.98 ID:5htVNDkDO
りつ「わたしはたいなかりつ!」
「みおちゃんからは、りっちゃんってよばれてるよ!」
ゆい「かわいいね~」
「わたしもりっちゃんってよんでいい!?」
りつ「いいよ~!」
つむぎ「えっと、わたしはことぶきつむぎです」
「みんなよろしくね♪」
「みおちゃんからは、りっちゃんってよばれてるよ!」
ゆい「かわいいね~」
「わたしもりっちゃんってよんでいい!?」
りつ「いいよ~!」
つむぎ「えっと、わたしはことぶきつむぎです」
「みんなよろしくね♪」
705: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:40:54.35 ID:5htVNDkDO
りつ「それじゃあ、つむぎちゃんはむぎちゃんだね!」
つむぎ「むぎちゃん……」
「わぁ~~♪」キラキラ
あずさ「わたしは、なかのあずさです」
「なかよくしてください」ペコリ
ゆい「よろしくね~♪」ギュッ
あずさ「はぅっ!」
つむぎ「むぎちゃん……」
「わぁ~~♪」キラキラ
あずさ「わたしは、なかのあずさです」
「なかよくしてください」ペコリ
ゆい「よろしくね~♪」ギュッ
あずさ「はぅっ!」
706: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:41:27.19 ID:5htVNDkDO
りつ「ほら、さいごはみおちゃんのばんだよ」
みお「うぅ……」
「ぁ……あき……やま…みおでひゅ……………」
「ぁ……///」
(か、かんじゃった……)
りつ「みおちゃんみんなのまえでしゃべれたね!」
「がんばったね!」ナデナデ
みお「りっちゃん……///」
みお「うぅ……」
「ぁ……あき……やま…みおでひゅ……………」
「ぁ……///」
(か、かんじゃった……)
りつ「みおちゃんみんなのまえでしゃべれたね!」
「がんばったね!」ナデナデ
みお「りっちゃん……///」
707: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:41:57.95 ID:5htVNDkDO
あずさ「あの…みんなでいっしょにここにきたよね…?」
つむぎ「うん」
「みんなではしって…あまりしらないのに、なんでみんなと…」
みお「へ、へんなひとにおいかけられてたんだよ…」
ゆい「あ!」
「てっぽうがズキューンってなって、はしってきたんだ!」
つむぎ「うん」
「みんなではしって…あまりしらないのに、なんでみんなと…」
みお「へ、へんなひとにおいかけられてたんだよ…」
ゆい「あ!」
「てっぽうがズキューンってなって、はしってきたんだ!」
708: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:42:56.06 ID:5htVNDkDO
りつ「みんなおいかけられたってことは、みんなのてきだね!」
「わたしたちでやっつけちゃおーよ!」
みお「だ、だいじょうぶかな……」
「あぶないとおもう……」
あずさ「そうだよ……」
「おとなのひとにかてるわけないよ…」
「わたしたちでやっつけちゃおーよ!」
みお「だ、だいじょうぶかな……」
「あぶないとおもう……」
あずさ「そうだよ……」
「おとなのひとにかてるわけないよ…」
709: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:43:26.64 ID:5htVNDkDO
りつ「さいしょっからあきらめてたらダメだよ!」
ゆい「でもでも、おばあちゃんがみんななかよくしなきゃダメだって」
りつ「あのひとはあぶないひとだよ!」
「だって、わたしたちにてっぽうをうってきたんだよ!」
男「フフフ…見つけたぜ」
みお「ひっ……」ブルブル
ゆい「でもでも、おばあちゃんがみんななかよくしなきゃダメだって」
りつ「あのひとはあぶないひとだよ!」
「だって、わたしたちにてっぽうをうってきたんだよ!」
男「フフフ…見つけたぜ」
みお「ひっ……」ブルブル
710: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:43:54.23 ID:5htVNDkDO
あずさ「このひとだ!」
「ど、どうするの!?」
りつ「い、いまは……」
「にげろーーーっ!」
男「おっと!逃がさねぇぜ」
つむぎ「わっ!」トテッ
男「大きい声じゃあ言えねーがな……」
「俺は弱い者をいじめるとスカッとする性格なんだ…」
「自分でも変態な性格かなァと思うんだがね…」
「ど、どうするの!?」
りつ「い、いまは……」
「にげろーーーっ!」
男「おっと!逃がさねぇぜ」
つむぎ「わっ!」トテッ
男「大きい声じゃあ言えねーがな……」
「俺は弱い者をいじめるとスカッとする性格なんだ…」
「自分でも変態な性格かなァと思うんだがね…」
711: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:44:23.23 ID:5htVNDkDO
みお「ぁ……か………か……」
あずさ「!」
「か、かじだぁぁあーーーーーっ!」
男「何だ?」
あずさ「せまいところでかじがおきてる!」
承太郎「……どうした?」スタスタ
男「ッ!?」バッ
あずさ「!」
「か、かじだぁぁあーーーーーっ!」
男「何だ?」
あずさ「せまいところでかじがおきてる!」
承太郎「……どうした?」スタスタ
男「ッ!?」バッ
712: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:44:55.70 ID:5htVNDkDO
りつ「こっちにきて!」
承太郎「…構わないが……」
「…火事と聞こえたんだが」
みお「せ、せんせいが…へんなひととあったら『かじだ!』っていえって…」
「それで…わたしがいえなかったら、あずさちゃんがかわりに……」
あずさ「みおちゃんがいいかけてたからだよ」
「だからみおちゃんのおかげだよ」
みお「あ、ありがと……///」
承太郎「…構わないが……」
「…火事と聞こえたんだが」
みお「せ、せんせいが…へんなひととあったら『かじだ!』っていえって…」
「それで…わたしがいえなかったら、あずさちゃんがかわりに……」
あずさ「みおちゃんがいいかけてたからだよ」
「だからみおちゃんのおかげだよ」
みお「あ、ありがと……///」
713: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:45:31.11 ID:5htVNDkDO
承太郎「それで…その変なヤツはどこだ?」
ゆい「おにいちゃんがきたらどこかにいっちゃった」
承太郎「…そうか」
「しかし…みおにあずさか…外見も似ているな…」
「ドッペルゲンガーか何かか…?」
つむぎ「どっぺるげんがー?」
承太郎「いや…独り言だ」
「ん……お前ら……その服は…」
ゆい「これはがっこーのせーふくだよ!」
「かわいいでしょ!?」
ゆい「おにいちゃんがきたらどこかにいっちゃった」
承太郎「…そうか」
「しかし…みおにあずさか…外見も似ているな…」
「ドッペルゲンガーか何かか…?」
つむぎ「どっぺるげんがー?」
承太郎「いや…独り言だ」
「ん……お前ら……その服は…」
ゆい「これはがっこーのせーふくだよ!」
「かわいいでしょ!?」
714: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:46:06.86 ID:5htVNDkDO
承太郎「ああ…そうだな」フッ
(制服か……)
(まあ…世界中なら似てる制服があってもおかしくはないか)
りつ「それじゃあ、おにーさんありがとー!」
ゆい「またね~!」
つあ「ありがとうございました~」
みお「ぁ、あの……」
「ありがとう…承……ジョ……」
「承………太……………」
(制服か……)
(まあ…世界中なら似てる制服があってもおかしくはないか)
りつ「それじゃあ、おにーさんありがとー!」
ゆい「またね~!」
つあ「ありがとうございました~」
みお「ぁ、あの……」
「ありがとう…承……ジョ……」
「承………太……………」
715: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:46:39.15 ID:5htVNDkDO
承太郎「おい…お前……」
ゆい「みおちゃーーーん!」
「おいてくよーーーーー!」
みお「あっ……」
「ま、まって………!」タタタタ
承太郎「あいつ…どこか俺のことを知っているかのような……」
「……まさかな」
憂「お待たせしました~」
承太郎「……ああ……………」
ゆい「みおちゃーーーん!」
「おいてくよーーーーー!」
みお「あっ……」
「ま、まって………!」タタタタ
承太郎「あいつ…どこか俺のことを知っているかのような……」
「……まさかな」
憂「お待たせしました~」
承太郎「……ああ……………」
716: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:47:07.75 ID:5htVNDkDO
憂「どうかしましたか?」
承太郎「いや……あいつらに…似たガキがいてな……」
憂「軽音部のみなさんが恋しくてそう見えたとか」フフッ
承太郎「まだドッペルゲンガーの方が可能性がありそうな話だ」
憂「どうですかね?」
「私と…軽音部のみなさんと」
「どっちかと一緒にいても、同じように楽しいですか?」
承太郎「いや……あいつらに…似たガキがいてな……」
憂「軽音部のみなさんが恋しくてそう見えたとか」フフッ
承太郎「まだドッペルゲンガーの方が可能性がありそうな話だ」
憂「どうですかね?」
「私と…軽音部のみなさんと」
「どっちかと一緒にいても、同じように楽しいですか?」
717: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:47:45.94 ID:5htVNDkDO
承太郎「やれやれ……」
「…平沢家は…そういうことを聞くルールでもあるのか?」
憂「?」
承太郎「まあいい…とりあえずあいつらの所に戻るぜ」
憂「そう…ですね」
「待たせちゃあ悪いですし」
「……………」
「…平沢家は…そういうことを聞くルールでもあるのか?」
憂「?」
承太郎「まあいい…とりあえずあいつらの所に戻るぜ」
憂「そう…ですね」
「待たせちゃあ悪いですし」
「……………」
718: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:48:16.93 ID:5htVNDkDO
憂「…あ、あのっ」
承太郎「…何だ」
憂「も、もし…お姉ちゃん達がいいって言ってくれたら…」
「今日…その……私と……………」
「……………」
「や、やっぱりなんでもないです!」
「さ、早く戻りましょう!」
承太郎「?」
「ああ…そうだな」
承太郎「…何だ」
憂「も、もし…お姉ちゃん達がいいって言ってくれたら…」
「今日…その……私と……………」
「……………」
「や、やっぱりなんでもないです!」
「さ、早く戻りましょう!」
承太郎「?」
「ああ…そうだな」
719: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:48:48.05 ID:5htVNDkDO
町中!
りつ「みおちゃん、あのおにーさんのことしってるの?」
みお「う……ん……」
「わ、わかんない…」
りつ「それじゃあしってるひとだよ」
「みおちゃんがおとこのひとと、」
「あんなにいっぱいおはなししてるとこはじめてみたもん!」
りつ「みおちゃん、あのおにーさんのことしってるの?」
みお「う……ん……」
「わ、わかんない…」
りつ「それじゃあしってるひとだよ」
「みおちゃんがおとこのひとと、」
「あんなにいっぱいおはなししてるとこはじめてみたもん!」
720: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:49:15.87 ID:5htVNDkDO
みお「そ、そうかも…」
「なんだか…あのひとのちかくだとあんしんできて…」
「とっても…たいせつなひとみたいなかんじがしたし…」
あずさ「わたしも…あのおにいちゃんとだと…」
「なんでもできるようなきがした…」
つむぎ「あのひととは、はじめてじゃない…」
「ずっといっしょにいたような…」
「なんだか…あのひとのちかくだとあんしんできて…」
「とっても…たいせつなひとみたいなかんじがしたし…」
あずさ「わたしも…あのおにいちゃんとだと…」
「なんでもできるようなきがした…」
つむぎ「あのひととは、はじめてじゃない…」
「ずっといっしょにいたような…」
721: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:49:42.09 ID:5htVNDkDO
ゆい「みんな…あのおにいちゃんのところにいこうよ!」
「きっと…あのおにいちゃんはわたしたちをまもってくれるよ!」
りつ「そうだね!」
「わたしも…なんだか…」
「あのおにーさんにいっかいだけ……」
「まもってもらったような……」ボソッ
「きっと…あのおにいちゃんはわたしたちをまもってくれるよ!」
りつ「そうだね!」
「わたしも…なんだか…」
「あのおにーさんにいっかいだけ……」
「まもってもらったような……」ボソッ
722: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:50:47.90 ID:5htVNDkDO
みお「りっちゃんはまもってもらうようなこじゃないよー」フフッ
りつ「う、うるさーい!」
男「うるさいのはお前だぜ、ガキ」
「全ッ然えらくない!」
みお「ひっ…」
あずさ「い、いつのまに!」
りつ「う、うるさーい!」
男「うるさいのはお前だぜ、ガキ」
「全ッ然えらくない!」
みお「ひっ…」
あずさ「い、いつのまに!」
723: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:51:54.79 ID:5htVNDkDO
男「今この通りに誰もいなくなったから今出てきたんだよボケッ!」
あずさ「っ~~~!?」ドゴッ!
「う……ひっく…」グスッ
「うわあああああああああああああん!」ポタポタ
男「黙りやがれッ!」
「お前が騒いだら大人が来ちまうだろうがッ!」
あずさ「うわああああああああああああああああん!」ポタポタ
みお「ぅう……ひっく……」ポタポタ
「あ、あずさちゃんがぁ……」ポタポタ
あずさ「っ~~~!?」ドゴッ!
「う……ひっく…」グスッ
「うわあああああああああああああん!」ポタポタ
男「黙りやがれッ!」
「お前が騒いだら大人が来ちまうだろうがッ!」
あずさ「うわああああああああああああああああん!」ポタポタ
みお「ぅう……ひっく……」ポタポタ
「あ、あずさちゃんがぁ……」ポタポタ
724: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:52:31.51 ID:5htVNDkDO
つむぎ「あずさちゃん!みおちゃん!」
「だいじょうぶだよ!きっとあのおにいさんがたすけてくれるよ!」
男「…承太郎のことか」
「だが…さっき会って…承太郎はお前らに気づかなかっただろ?」
ゆみりつあ「!」
みお「じょう……たろう……」グスッ
「そうだよ!じょうたろうだよ!」
「だいじょうぶだよ!きっとあのおにいさんがたすけてくれるよ!」
男「…承太郎のことか」
「だが…さっき会って…承太郎はお前らに気づかなかっただろ?」
ゆみりつあ「!」
みお「じょう……たろう……」グスッ
「そうだよ!じょうたろうだよ!」
725: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:53:26.44 ID:5htVNDkDO
つむぎ「じょうたろうくんなら、きっとわたしたちをたすけてくれる!」
「このスタンドつかいのひとからっ!」
男「本当に…ガキってのは人の話を聞かね~よなァーーー」
「シカトしやがってよォ~~~」
「本当は一人一人なぶり殺す予定だったが…」
「承太郎のことを思い出したのなら話は別だぜ」
「あいつはやっかいだからな……」
「呼ばれる前にお前らを殺してやるッ!」チャキッ!
「このスタンドつかいのひとからっ!」
男「本当に…ガキってのは人の話を聞かね~よなァーーー」
「シカトしやがってよォ~~~」
「本当は一人一人なぶり殺す予定だったが…」
「承太郎のことを思い出したのなら話は別だぜ」
「あいつはやっかいだからな……」
「呼ばれる前にお前らを殺してやるッ!」チャキッ!
726: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:54:24.68 ID:5htVNDkDO
ゆい「て、てっぽうだっ!」
みお「ぅっ………」ガクガク
りつ「みんなはしって!」
「てっぽうにあたったらっ!すっごくいたいんだよ!」
あずさ「も、もういたいのはいやだよぉ!」グスッ
みお「あっ…みん…な…」ガクガク
みお「ぅっ………」ガクガク
りつ「みんなはしって!」
「てっぽうにあたったらっ!すっごくいたいんだよ!」
あずさ「も、もういたいのはいやだよぉ!」グスッ
みお「あっ…みん…な…」ガクガク
727: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:55:08.06 ID:5htVNDkDO
ゆい「あっ!みおちゃんがまだあそこにいるよ!」
あずさ「みおちゃんはやくっ!」
みお「た、たてないよぉ……」ガクガク
男「クフフ…」
「まずはお前から殺してやるッ!」ガシィッ!
みお「うっ!」
「うぅ………」ポタポタ
「いた……くる…しい…………」ポタポタ
あずさ「みおちゃんはやくっ!」
みお「た、たてないよぉ……」ガクガク
男「クフフ…」
「まずはお前から殺してやるッ!」ガシィッ!
みお「うっ!」
「うぅ………」ポタポタ
「いた……くる…しい…………」ポタポタ
728: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:55:38.16 ID:5htVNDkDO
りつ「う……」タジッ…
「うわああああああああああああああああああああああ!」タタタタ
「みおちゃんをっ!はなせぇぇぇぇぇえええええええええええええええ!」
みお「りっ………ちゃん……」ポタポタ
男「自分から殺されにくるとは…」
「えらいネェ~~~!」ガシィッ!
りつ「うぐっ!」
ゆい「りっちゃんっ!」
「うわああああああああああああああああああああああ!」タタタタ
「みおちゃんをっ!はなせぇぇぇぇぇえええええええええええええええ!」
みお「りっ………ちゃん……」ポタポタ
男「自分から殺されにくるとは…」
「えらいネェ~~~!」ガシィッ!
りつ「うぐっ!」
ゆい「りっちゃんっ!」
729: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:56:20.00 ID:5htVNDkDO
みお「りっ……ちゃん……………!」ポタポタ
りつ「だい…じょうぶ……?」
「いま……たすけて……あげる…」
男「首を締めあげているんだぜ!」
「お前みたいなスタンドすら使えないただのガキに何ができるッ!」
「唯一できるのはこの俺に助けを乞うだけだッ!」
「まあもっとも、助けるつもりなど毛頭ないがね」
りつ「だい…じょうぶ……?」
「いま……たすけて……あげる…」
男「首を締めあげているんだぜ!」
「お前みたいなスタンドすら使えないただのガキに何ができるッ!」
「唯一できるのはこの俺に助けを乞うだけだッ!」
「まあもっとも、助けるつもりなど毛頭ないがね」
730: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:56:54.32 ID:5htVNDkDO
りつ「うるっ……さい!」
「たすかる『みち』は……どうろこうじのおじちゃんじゃない…」
「わたしがつくるっ!!」ペッ
男「ゲッ!」
「汚え!ツバを俺の顔にィィイーーーーーッ!」
りつ「ゆだんしたな!」
「くらえっ!めつぶし!」ドスッ!
男「ぎゃああああああああああああああああああああああ!」
「目がッ!目がぁぁああああ!」
「痛いッ!すごくッ!チクショオオオーーーーーッ!」
「たすかる『みち』は……どうろこうじのおじちゃんじゃない…」
「わたしがつくるっ!!」ペッ
男「ゲッ!」
「汚え!ツバを俺の顔にィィイーーーーーッ!」
りつ「ゆだんしたな!」
「くらえっ!めつぶし!」ドスッ!
男「ぎゃああああああああああああああああああああああ!」
「目がッ!目がぁぁああああ!」
「痛いッ!すごくッ!チクショオオオーーーーーッ!」
731: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:57:27.54 ID:5htVNDkDO
みり「うっ!」ドサッ!
「ゲホッゲホッ!」
りつ「みおちゃん…だいじょうぶ?」
みお「うん……」
「ありがとう…りっちゃん……!」ウルッ
りつ「いいよいいよ~」ニコッ
「みおちゃんがぶじでよかった!」
「みんな!いったんにげよう!」
ゆみつあ「うん!」
「ゲホッゲホッ!」
りつ「みおちゃん…だいじょうぶ?」
みお「うん……」
「ありがとう…りっちゃん……!」ウルッ
りつ「いいよいいよ~」ニコッ
「みおちゃんがぶじでよかった!」
「みんな!いったんにげよう!」
ゆみつあ「うん!」
732: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:58:02.05 ID:5htVNDkDO
みお「あっ……」
「あしが…まだ……」ガクガク
つむぎ「みおちゃん、わたしのせなかにのって!」
みお「あ、ありがと!」ギュッ
タタタタタタタタ
男「あああああああああ!」
「目が痛ええよおおおおおおおおおおおお!」
「大人の面子にかけてなぶり殺してやるゥ~~~!」
「あしが…まだ……」ガクガク
つむぎ「みおちゃん、わたしのせなかにのって!」
みお「あ、ありがと!」ギュッ
タタタタタタタタ
男「あああああああああ!」
「目が痛ええよおおおおおおおおおおおお!」
「大人の面子にかけてなぶり殺してやるゥ~~~!」
733: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:58:42.52 ID:5htVNDkDO
町中!
あずさ「ど、どうしよっか…」
「じょうたろうおにいちゃんのところにいってるあいだに…」
「あのひとにみつかっちゃったら……」
りつ「そのときは、わたしがまたやっつけるよ!」
みお「ううん…もうダメだよ」
「おなじことがつうようするとはおもえない…」
あずさ「ど、どうしよっか…」
「じょうたろうおにいちゃんのところにいってるあいだに…」
「あのひとにみつかっちゃったら……」
りつ「そのときは、わたしがまたやっつけるよ!」
みお「ううん…もうダメだよ」
「おなじことがつうようするとはおもえない…」
734: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 00:59:33.62 ID:5htVNDkDO
つむぎ「だけど…やっぱり…」
「わたしたちでやっつけるしかないよね…」
ゆい「うん…」
「こわいけど……やっつけなきゃ……」
りつ「だいじょうぶ!わたしたちならできるよ!」
つむぎ「それで、どうやってやっつける?」
ゆみりあ「う~ん……」
りつ「あ!いいことおもいついた!」
「わたしたちでやっつけるしかないよね…」
ゆい「うん…」
「こわいけど……やっつけなきゃ……」
りつ「だいじょうぶ!わたしたちならできるよ!」
つむぎ「それで、どうやってやっつける?」
ゆみりあ「う~ん……」
りつ「あ!いいことおもいついた!」
735: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:00:04.20 ID:5htVNDkDO
路地裏!
男「くそッ!」
「どこに行きや
りつ「おりゃ!」
男「ぐほッ!」ガツン!
「あのガキ…この俺に石をォ………」
りつ「くやしかったらつかまえてみなよ!」タタタタ
男「待ちやがれッ!」タタタタ
男「くそッ!」
「どこに行きや
りつ「おりゃ!」
男「ぐほッ!」ガツン!
「あのガキ…この俺に石をォ………」
りつ「くやしかったらつかまえてみなよ!」タタタタ
男「待ちやがれッ!」タタタタ
736: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:00:34.21 ID:5htVNDkDO
りつ「のろまーー!」タタタタ
「あっかんべー!」タタタタ
男「クッ!道が複雑すぎるッ!」タタタタ
「ッ!しまった!」
「ここは大通りじゃあねえか!」
りつ「おらーっ!バーカバーカ!」キコキコ
男「チャリに乗ってやがるッ…」
「あっかんべー!」タタタタ
男「クッ!道が複雑すぎるッ!」タタタタ
「ッ!しまった!」
「ここは大通りじゃあねえか!」
りつ「おらーっ!バーカバーカ!」キコキコ
男「チャリに乗ってやがるッ…」
737: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:01:11.78 ID:5htVNDkDO
男「あのクソガキ…全然えらくないッ!」
「待ちやがれッ!てめえはお仕置きだッ!」ダダダダ!
りつ「はやっ!」キコキコ
「みんなーーーっ!」
つむぎ「どんとこいです!」タタタタ
ゆい「むぎちゃんがんばって!」
男「なッ!リヤカーに乗ってきやがった!」ダダダダ
「むぎちゃんってガキ…どんな力だッ!」ダダダダ
「待ちやがれッ!てめえはお仕置きだッ!」ダダダダ!
りつ「はやっ!」キコキコ
「みんなーーーっ!」
つむぎ「どんとこいです!」タタタタ
ゆい「むぎちゃんがんばって!」
男「なッ!リヤカーに乗ってきやがった!」ダダダダ
「むぎちゃんってガキ…どんな力だッ!」ダダダダ
738: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:01:41.88 ID:5htVNDkDO
あずさ「はっしゃよーい!」
男「リ、リヤカーに乗ってるのは……」
みお「ほ、ほんとにいいのかな…」
「ひとにむけてうったらダメって…」
あずさ「うたないとわたしたちがやられるんだよ!」
「それに、わたしきいたことあるもん」
「これは『せーとーぼーえー』だからだいじょうぶ!」
みお「そ、それなら…」
男「リ、リヤカーに乗ってるのは……」
みお「ほ、ほんとにいいのかな…」
「ひとにむけてうったらダメって…」
あずさ「うたないとわたしたちがやられるんだよ!」
「それに、わたしきいたことあるもん」
「これは『せーとーぼーえー』だからだいじょうぶ!」
みお「そ、それなら…」
739: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:02:18.85 ID:5htVNDkDO
つむぎ「み…みんな……」タタタタ
「は………はやく……」タタタタ
あずさ「うてーーーっ!」
男「ロケット花火だとォォオーーーーーッ!」
シュボッ!
男「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」ダダダダ!
「は………はやく……」タタタタ
あずさ「うてーーーっ!」
男「ロケット花火だとォォオーーーーーッ!」
シュボッ!
男「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」ダダダダ!
740: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:02:58.77 ID:5htVNDkDO
あずさ「まだまだっ!」
「つぎのはなびセットよーい!」
つむぎ「も……だめ……」ヘトッ…
ゆい「むぎちゃんだいじょうぶ!?」
つむぎ「ごめんね……もう…はしれない……」
あずさ「むぎちゃんはがんばったよ!」
みお「あ、あのひと…りっちゃんをおいかけていったよ?」
ゆい「た、たいへんだ!」
「わたしたちもはやくつぎのところにいかなきゃ!」
「つぎのはなびセットよーい!」
つむぎ「も……だめ……」ヘトッ…
ゆい「むぎちゃんだいじょうぶ!?」
つむぎ「ごめんね……もう…はしれない……」
あずさ「むぎちゃんはがんばったよ!」
みお「あ、あのひと…りっちゃんをおいかけていったよ?」
ゆい「た、たいへんだ!」
「わたしたちもはやくつぎのところにいかなきゃ!」
741: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:03:29.15 ID:5htVNDkDO
みお「むぎちゃん…じぶんでじてんしゃこげる……?」
つむぎ「ちょっと…むりかも……」
みお「そ、それじゃあ……」
「わ、わ……」
「わたしのうしろがあいてるよっ!」
つむぎ「みおちゃん…」
「ありがとう♪」ニコッ
みお「!」パァッ
「ううん!むぎちゃんはおやすみしてて!」
あずさ「それじゃあいこう!」
つむぎ「ちょっと…むりかも……」
みお「そ、それじゃあ……」
「わ、わ……」
「わたしのうしろがあいてるよっ!」
つむぎ「みおちゃん…」
「ありがとう♪」ニコッ
みお「!」パァッ
「ううん!むぎちゃんはおやすみしてて!」
あずさ「それじゃあいこう!」
742: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:04:00.52 ID:5htVNDkDO
町中!
りつ「ぐぬぬ~~~!」キコキコ
男「待ちやがれェェエーーーーーッ!」ダダダダ
りつ「しつこいひとはモテないんだよ!」キコキコ
男「やかましいィィーーーッ!」ダダダダ
りつ「ぐぅ……!」キコキコ
「きつい………!」キコキコ
「あっ!」
(このかどだっ!)ガチャッ!
りつ「ぐぬぬ~~~!」キコキコ
男「待ちやがれェェエーーーーーッ!」ダダダダ
りつ「しつこいひとはモテないんだよ!」キコキコ
男「やかましいィィーーーッ!」ダダダダ
りつ「ぐぅ……!」キコキコ
「きつい………!」キコキコ
「あっ!」
(このかどだっ!)ガチャッ!
743: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:04:29.49 ID:5htVNDkDO
男「チャリを乗り捨てやがった…」ダダダダ
りつ「じゃーな!バーカ!」タタタタ
男「お前はバカしか言えねえのかッ!」ダダダダ
「このクサレガキャァアアーーーーーーッ!」ダダダダ
クイッ!
男「うおッ!」
「か、階段だッ!」
「止まらなくてはッ!」
りつ「じゃーな!バーカ!」タタタタ
男「お前はバカしか言えねえのかッ!」ダダダダ
「このクサレガキャァアアーーーーーーッ!」ダダダダ
クイッ!
男「うおッ!」
「か、階段だッ!」
「止まらなくてはッ!」
744: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:05:08.17 ID:5htVNDkDO
りつ「いまだっ!」
ゆあ「せーのっ」ビーン!
男「ゲッ!」ガシィ
「ロープにひっかかって…」グラッ!
「ぎゃあああああああああああああああああああ!」ゴロゴロ
ゆい「さいごだよっ!」
みつ「うんしょ!うんしょ!」ゴロンゴロン
ゆあ「せーのっ」ビーン!
男「ゲッ!」ガシィ
「ロープにひっかかって…」グラッ!
「ぎゃあああああああああああああああああああ!」ゴロゴロ
ゆい「さいごだよっ!」
みつ「うんしょ!うんしょ!」ゴロンゴロン
745: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:05:49.66 ID:5htVNDkDO
つむぎ「せーのっ!」
みつ「えいっ!」ドンッ!
ゴロゴロ!
男「うおわあああああああああああああああ!」ゴロゴロ
「ド、ドラム缶が迫ってきやがるッ!」ゴロゴロ
「子、子どもだから…加減を
ゆみりつあ「いっけぇぇーーーーーっ!」
ドグチャア!
男「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!」
みつ「えいっ!」ドンッ!
ゴロゴロ!
男「うおわあああああああああああああああ!」ゴロゴロ
「ド、ドラム缶が迫ってきやがるッ!」ゴロゴロ
「子、子どもだから…加減を
ゆみりつあ「いっけぇぇーーーーーっ!」
ドグチャア!
男「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!」
746: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:10:45.56 ID:5htVNDkDO
りつ「みんな!てもちのロケットはなびはもった!?」
ゆみつあ「うん!」
りつ「よ~し!」
「はっしゃよーい!」
男「ウ……ソ…………だろ……」
りつ「ってぇーーーー!」
シュボッシュボッシュボッシュボッシュボッ!
男「ぎゃああああああああああああああああああああああ……………」
ゆみつあ「うん!」
りつ「よ~し!」
「はっしゃよーい!」
男「ウ……ソ…………だろ……」
りつ「ってぇーーーー!」
シュボッシュボッシュボッシュボッシュボッ!
男「ぎゃああああああああああああああああああああああ……………」
747: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:11:18.89 ID:5htVNDkDO
りつ「おらー!つぎはばくちくだーっ!」
承太郎「やれやれ……」
「そこら辺にしておけ」
梓「あ!承太郎おにいちゃん!」
承太郎「……………何………?」
梓「う、うわあああああああああああああああああああ!」
「違います!違うんです今のは!」
承太郎「やれやれ……」
「そこら辺にしておけ」
梓「あ!承太郎おにいちゃん!」
承太郎「……………何………?」
梓「う、うわあああああああああああああああああああ!」
「違います!違うんです今のは!」
748: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:12:06.18 ID:5htVNDkDO
憂「梓ちゃん」
梓「なに………」
憂「いいと思うよ」ニコッ
梓「あああああああああああああああああああああ!」
「だから違うんだってば!///」
律「後輩キャラの上に妹キャラまで…」
「何て贅沢なヤツなんだ…くわばらくわばら」
梓「なに………」
憂「いいと思うよ」ニコッ
梓「あああああああああああああああああああああ!」
「だから違うんだってば!///」
律「後輩キャラの上に妹キャラまで…」
「何て贅沢なヤツなんだ…くわばらくわばら」
749: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:12:34.16 ID:5htVNDkDO
梓「あーそうですか、そういう態度を取りますか」
「律先輩もさっきまで『おにいちゃん』って呼んでたじゃないですか」
「律先輩どころかみなさんもですよ」
澪「あれは名前がわからなかったからな」
紬「そうそう」
「名前を思い出したら、みんないつも通りの呼び方で呼んでたわ」
唯「あずにゃんだけは『じょうたろうおにいちゃん』だったけどね」
「律先輩もさっきまで『おにいちゃん』って呼んでたじゃないですか」
「律先輩どころかみなさんもですよ」
澪「あれは名前がわからなかったからな」
紬「そうそう」
「名前を思い出したら、みんないつも通りの呼び方で呼んでたわ」
唯「あずにゃんだけは『じょうたろうおにいちゃん』だったけどね」
750: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:13:03.68 ID:5htVNDkDO
梓「うぐっ!」
「そ…それは…『先輩』って言葉を知りませんでしたし!」
澪「そういえば敬語でもなかったな」
梓「あんな小さい子に敬語って文化はわかりませんよ…」
律「おい梓…」
「お前…子どもの時から戻ってないところがあるぞ…」
「まだ子どものままだ!」
梓「えっ!?どこですか!?」
律「……」ジーッ
梓「田井中ーーっ!」タタタタ
律「のわっ!」タタタタ
「そ…それは…『先輩』って言葉を知りませんでしたし!」
澪「そういえば敬語でもなかったな」
梓「あんな小さい子に敬語って文化はわかりませんよ…」
律「おい梓…」
「お前…子どもの時から戻ってないところがあるぞ…」
「まだ子どものままだ!」
梓「えっ!?どこですか!?」
律「……」ジーッ
梓「田井中ーーっ!」タタタタ
律「のわっ!」タタタタ
751: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:13:49.98 ID:5htVNDkDO
承太郎「やれやれ……」
澪「本当にやれやれだ…」
承太郎「そういえばお前ら……」
「花火を大量に買ってたが、どうしたんだ?」
唯「あれは買ったんだよ~」
「他にも、自転車5台にリヤカーにロープに、あとドラム缶!」
「澪ちゃんがカードで買ってくれました!」
澪「必要だったんだからな!?」
澪「本当にやれやれだ…」
承太郎「そういえばお前ら……」
「花火を大量に買ってたが、どうしたんだ?」
唯「あれは買ったんだよ~」
「他にも、自転車5台にリヤカーにロープに、あとドラム缶!」
「澪ちゃんがカードで買ってくれました!」
澪「必要だったんだからな!?」
752: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:14:22.09 ID:5htVNDkDO
承太郎「ん……まあな」
「しかし…カードがあるのか……」
「食い物でも買って帰るか」
唯「おお!」
「ティータイムっ♪ティータイムっ♪」
紬「さ、りっちゃん達を呼んでから買いに行こっか♪」
澪(SPW財団のお金なんだけどな……)
本体名―アレッシー(独身)
スタンド名―セト神
―再起不能―
承太郎一行
―カイロへ―
「しかし…カードがあるのか……」
「食い物でも買って帰るか」
唯「おお!」
「ティータイムっ♪ティータイムっ♪」
紬「さ、りっちゃん達を呼んでから買いに行こっか♪」
澪(SPW財団のお金なんだけどな……)
本体名―アレッシー(独身)
スタンド名―セト神
―再起不能―
承太郎一行
―カイロへ―
753: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:16:29.58 ID:5htVNDkDO
最初の二重投稿すみません
重すぎでした
ちなみに、あとDIO戦とエピローグ書き溜めれば終わりです
6月13日にはDIO戦を投下できればいいですね
では
重すぎでした
ちなみに、あとDIO戦とエピローグ書き溜めれば終わりです
6月13日にはDIO戦を投下できればいいですね
では
754: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/04(土) 01:21:54.94 ID:5htVNDkDO
備考:ロケット花火について
一番最初のロケット花火
・何本かまとめたものを発射。手には持ってません。台かなんかに乗せてます
二番目のロケット花火
・手持ちのロケット花火って言ってますけど、円筒状で、火を着けたら6発ぐらい何か発射されるヤツです。正式名称知らないので、手持ちのロケット花火と書かせてもらいました
ちなみに
・クイッ=角を曲がる効果音
一番最初のロケット花火
・何本かまとめたものを発射。手には持ってません。台かなんかに乗せてます
二番目のロケット花火
・手持ちのロケット花火って言ってますけど、円筒状で、火を着けたら6発ぐらい何か発射されるヤツです。正式名称知らないので、手持ちのロケット花火と書かせてもらいました
ちなみに
・クイッ=角を曲がる効果音
761: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:12:24.92 ID:cqr4XCMDO
カイロ!
澪「来たな…とうとう……」
紬「ええ……」
唯「長い……長い……道のりだったね……」
律「学校も休んで……色んな人を犠牲にしやがって……」
唯澪律紬梓憂「DIOッ……!」ギリッ…
澪「来たな…とうとう……」
紬「ええ……」
唯「長い……長い……道のりだったね……」
律「学校も休んで……色んな人を犠牲にしやがって……」
唯澪律紬梓憂「DIOッ……!」ギリッ…
762: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:12:58.82 ID:cqr4XCMDO
承太郎「……気持ちはわかるが……落ち着くんだ」
「まずは……DIOの館を見つけないとな」
梓「そうですね……」
承太郎「……しかし…平沢も琴吹も怒りを顕にするとはな」
「3年間付き合ってきたが……珍しい光景だぜ」
唯「だって…DIOのこと大っ嫌いだもん!」
紬「私も唯ちゃんに同じね」
「ここまで嫌いになる人なんて、これから出会うかどうか……」
憂「本当…そうですよね」
「まずは……DIOの館を見つけないとな」
梓「そうですね……」
承太郎「……しかし…平沢も琴吹も怒りを顕にするとはな」
「3年間付き合ってきたが……珍しい光景だぜ」
唯「だって…DIOのこと大っ嫌いだもん!」
紬「私も唯ちゃんに同じね」
「ここまで嫌いになる人なんて、これから出会うかどうか……」
憂「本当…そうですよね」
763: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:13:34.23 ID:cqr4XCMDO
澪「いいよ…DIOの話は」
「…どうせ近々私達に倒されるんだ」
律「お、澪が好戦的だな」
澪「そんなんじゃないさ…」
「ただ…DIOの話をしたくない……それだけさ」
承太郎「いや……残念だがさせてもらう」
「…どうせ近々私達に倒されるんだ」
律「お、澪が好戦的だな」
澪「そんなんじゃないさ…」
「ただ…DIOの話をしたくない……それだけさ」
承太郎「いや……残念だがさせてもらう」
764: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:14:22.83 ID:cqr4XCMDO
承太郎「DIOの館のことだが…今から捜索に入る」
「せっかく写真もあることだしな」
唯澪律紬梓憂「……」ゴクリ…
承太郎「…とりあえず…三手に別れて捜索だ」
「能力的に…平沢と平沢は同じ方がいいだろう」
「そうだな…」
「俺と……中野…平沢姉妹に琴吹……秋山と田井中でいいだろう」
澪「それがいいかもな」
「せっかく写真もあることだしな」
唯澪律紬梓憂「……」ゴクリ…
承太郎「…とりあえず…三手に別れて捜索だ」
「能力的に…平沢と平沢は同じ方がいいだろう」
「そうだな…」
「俺と……中野…平沢姉妹に琴吹……秋山と田井中でいいだろう」
澪「それがいいかもな」
765: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:14:59.16 ID:cqr4XCMDO
承太郎「いいか…DIOの館を見つけても……絶対に入るんじゃあないぞ」
唯紬「うん!」澪律「ああ!」憂「はい!」
承太郎「…それじゃあ行くぜ」スタスタ
梓「はいッ!」スタスタ
唯「私達も行こうッ!」
唯紬「うん!」澪律「ああ!」憂「はい!」
承太郎「…それじゃあ行くぜ」スタスタ
梓「はいッ!」スタスタ
唯「私達も行こうッ!」
766: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:15:42.20 ID:cqr4XCMDO
町中!
唯「それにしても見つけられるのかな~」
憂「カイロ中からあの館を捜すのは骨が折れそうだね」
紬「それでも…やるしかないってのがつらいところね」
憂「それが…私達の選んだ道ですからね…」
唯「それにしても見つけられるのかな~」
憂「カイロ中からあの館を捜すのは骨が折れそうだね」
紬「それでも…やるしかないってのがつらいところね」
憂「それが…私達の選んだ道ですからね…」
767: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:16:30.09 ID:cqr4XCMDO
唯「あれ…」
「ねえ…二人とも…」
紬「どうしたの?」
唯「この家って……」
紬憂「!」
憂「これはッ!」
「お手柄だよお姉ちゃん!」
「写真と一致する!」
「DIOの館だッ!」
「ねえ…二人とも…」
紬「どうしたの?」
唯「この家って……」
紬憂「!」
憂「これはッ!」
「お手柄だよお姉ちゃん!」
「写真と一致する!」
「DIOの館だッ!」
768: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:17:13.25 ID:cqr4XCMDO
紬「どこか入り口は…」スタスタ
「あ!門が……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
紬「ッ……………!?」
「何?…この…威圧感はッ……」
唯「これは…館に入ろうなんて気が吹っ飛ぶね……」
憂「一旦…戻りましょうか……」
「本当に危険ですよ……ここに長居するのは……」
「あ!門が……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
紬「ッ……………!?」
「何?…この…威圧感はッ……」
唯「これは…館に入ろうなんて気が吹っ飛ぶね……」
憂「一旦…戻りましょうか……」
「本当に危険ですよ……ここに長居するのは……」
769: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:17:51.62 ID:cqr4XCMDO
その時…
紬「あら……何か急に暗く…」
紬が空を見上げると…
巨大な氷が視界を覆ったッ
紬「これはッ~~!」ズギュ―z_ン!
「二人とも捕まってェェエーーーーーーッ!」バサッ!
ドゴオォォオオン!
氷は唯達がいた地点へ落下したッ
紬「あら……何か急に暗く…」
紬が空を見上げると…
巨大な氷が視界を覆ったッ
紬「これはッ~~!」ズギュ―z_ン!
「二人とも捕まってェェエーーーーーーッ!」バサッ!
ドゴオォォオオン!
氷は唯達がいた地点へ落下したッ
770: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:18:38.40 ID:cqr4XCMDO
鳥「キョオーーーーーン!」
紬「二人とも無事ッ!?」
唯「私は大丈夫だけど……」
「憂がッ……」
憂「だッ…大丈…夫ですッ……!」ドクッ…
「ぐぅッ……………」ドクドク
憂は…左腕が吹き飛ばされていたッ
紬「二人とも無事ッ!?」
唯「私は大丈夫だけど……」
「憂がッ……」
憂「だッ…大丈…夫ですッ……!」ドクッ…
「ぐぅッ……………」ドクドク
憂は…左腕が吹き飛ばされていたッ
771: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:19:10.70 ID:cqr4XCMDO
紬「くッ……」
「急がなくてはッ!!」バサッ!
紬は憂の左腕に向け飛び立つッ
鳥「キョオーーン!」ドウッドウッドウッ!
唯「ムギちゃんッーーー!」
「後ろから氷のミサイルが飛んできてるよッ!」
紬「くっ!」ドヒュン!
「あまり…急上昇とかはしたくないわね……」
「急がなくてはッ!!」バサッ!
紬は憂の左腕に向け飛び立つッ
鳥「キョオーーン!」ドウッドウッドウッ!
唯「ムギちゃんッーーー!」
「後ろから氷のミサイルが飛んできてるよッ!」
紬「くっ!」ドヒュン!
「あまり…急上昇とかはしたくないわね……」
772: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:19:49.40 ID:cqr4XCMDO
紬「唯ちゃんッ!私がこの鳥の相手をしてる間に憂ちゃんの左腕をッ!」
唯「わかった!」タタタタ
紬「さあ…鳥同士…一騎討ちね……」
「もっとも……言葉がわかるかどうかわからないけど…」
鳥「………」
「キョキョーーーーーン!」ドウッドウッドウッ!
唯「わかった!」タタタタ
紬「さあ…鳥同士…一騎討ちね……」
「もっとも……言葉がわかるかどうかわからないけど…」
鳥「………」
「キョキョーーーーーン!」ドウッドウッドウッ!
773: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:20:38.40 ID:cqr4XCMDO
紬「ふぅ………」ドクン…ドクン…
「ッ!」ドヒュン!
紬は氷のミサイルから逃げることはせず…
逆に突っ込んでいったッ!
憂「紬さんッ!」
「今なら間に合うッ!引き返してください!」
「それは…自殺行為ですよォォオーーーーーーッ!」
紬「うぐっ!」ブシュッ!
紬はかすりながらもミサイルを避けていくッ
「ッ!」ドヒュン!
紬は氷のミサイルから逃げることはせず…
逆に突っ込んでいったッ!
憂「紬さんッ!」
「今なら間に合うッ!引き返してください!」
「それは…自殺行為ですよォォオーーーーーーッ!」
紬「うぐっ!」ブシュッ!
紬はかすりながらもミサイルを避けていくッ
774: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:21:15.38 ID:cqr4XCMDO
唯「違うよ……」
「ムギちゃんは……もう闘いを終わらせるつもりなんだよ」
「憂のために……」
紬「これで……」
「最後ッ!」
鳥「グゲゲ…」ニタァ
紬「なッ…」
(笑ったッ!?)
唯憂「あれはッ!」
紬の目には…
自分の体を真正面から貫こうとするミサイルが映ったッ!
「ムギちゃんは……もう闘いを終わらせるつもりなんだよ」
「憂のために……」
紬「これで……」
「最後ッ!」
鳥「グゲゲ…」ニタァ
紬「なッ…」
(笑ったッ!?)
唯憂「あれはッ!」
紬の目には…
自分の体を真正面から貫こうとするミサイルが映ったッ!
775: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:22:02.98 ID:cqr4XCMDO
紬「これはッ…私が避けた時の保険で…」
「時間差でミサイルを発射していたッ!」
グチャアアア!
紬の体は…
皮一枚でつながっている状態だった
「時間差でミサイルを発射していたッ!」
グチャアアア!
紬の体は…
皮一枚でつながっている状態だった
776: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:23:08.12 ID:cqr4XCMDO
唯「ムギちゃァァアーーーーーーーーんッ!!」憂「紬さァァアアアアんッ!」
紬「……やれやれだわ」
唯憂「!?」鳥「ギョッ!?」
紬「さっき……ミサイルが当たる直前……」
「自分の体をゲル状にして…自分で引きちぎったの」
紬「……やれやれだわ」
唯憂「!?」鳥「ギョッ!?」
紬「さっき……ミサイルが当たる直前……」
「自分の体をゲル状にして…自分で引きちぎったの」
777: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:23:56.85 ID:cqr4XCMDO
鳥「キョオーーーーーン!」ドウッ!
紬「……奥の手よ」ギュゥゥウーーーッ…
鳥が氷を発射したその時ッ
紬は体を捻りに捻って振り絞り…
紬「オラァ!」ドシュンッ!
ブチィン!
一気に解放するッ
すると…
紬の右腕が発射されたッ!
紬「……奥の手よ」ギュゥゥウーーーッ…
鳥が氷を発射したその時ッ
紬は体を捻りに捻って振り絞り…
紬「オラァ!」ドシュンッ!
ブチィン!
一気に解放するッ
すると…
紬の右腕が発射されたッ!
778: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:24:30.38 ID:cqr4XCMDO
紬「クッ!」ドスッ!
鳥「ギャーーーーース!」ドゴォ!
唯「おっと!」トスッ
「ムギちゃんの腕も取ったよ!」
紬「ありがとう唯ちゃん!」バサッ!
「腕を二つとも貸してくれるかしら?」
唯「はい!」スッ
鳥「ギャーーーーース!」ドゴォ!
唯「おっと!」トスッ
「ムギちゃんの腕も取ったよ!」
紬「ありがとう唯ちゃん!」バサッ!
「腕を二つとも貸してくれるかしら?」
唯「はい!」スッ
779: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:25:42.08 ID:cqr4XCMDO
紬「憂ちゃん…今治してあげるから…」ズギュ―z_ン!
憂「ありがとうございます……」
紬「とりあえず…それは応急処置にすぎないわ」
「ゲルでひっつけただけだから…」
「たぶん…もうすぐ和ちゃん達がくるから…その時に治療しましょう」
憂「はい…すみません…何から何まで……」
憂「ありがとうございます……」
紬「とりあえず…それは応急処置にすぎないわ」
「ゲルでひっつけただけだから…」
「たぶん…もうすぐ和ちゃん達がくるから…その時に治療しましょう」
憂「はい…すみません…何から何まで……」
780: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:27:36.68 ID:cqr4XCMDO
唯「ムギちゃん…私からもありがとね…」
「私じゃあどうしようもなくて……」
紬「唯ちゃんには唯ちゃんの…」
「私には私にしかできないことがあるわ」
「たまたま…今回は私ができることだっただけ」
唯「私にしか……」
「私じゃあどうしようもなくて……」
紬「唯ちゃんには唯ちゃんの…」
「私には私にしかできないことがあるわ」
「たまたま…今回は私ができることだっただけ」
唯「私にしか……」
781: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:28:21.43 ID:cqr4XCMDO
紬「そう…」
「あの鳥は…きっとまた起き上がってくるわ…」
「停止したから私の攻撃…かなり威力が落ちたの」
「だから…次は…唯ちゃんの出番かもしれない」
唯「うんっ……!」
「ムギちゃんみたいに飛べたり…ロケットパンチはできないけど…」
「私には私に与えられたことを…」
「絶対にやり通すよッ!」
紬「いい覚悟だわ、唯ちゃん」
「憂ちゃんも…3人で勝ちにいこう!」
唯「うん!」憂「はい!」
「あの鳥は…きっとまた起き上がってくるわ…」
「停止したから私の攻撃…かなり威力が落ちたの」
「だから…次は…唯ちゃんの出番かもしれない」
唯「うんっ……!」
「ムギちゃんみたいに飛べたり…ロケットパンチはできないけど…」
「私には私に与えられたことを…」
「絶対にやり通すよッ!」
紬「いい覚悟だわ、唯ちゃん」
「憂ちゃんも…3人で勝ちにいこう!」
唯「うん!」憂「はい!」
782: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:29:06.08 ID:cqr4XCMDO
鳥「ググッ……」ヨロッ…
唯「……きたね」
憂「待って……これは…」
「空気が冷たくなってきてる……」
紬「一度距離を置いた方が良さそうね…」
3人は後退りをしようとするが…
唯「……きたね」
憂「待って……これは…」
「空気が冷たくなってきてる……」
紬「一度距離を置いた方が良さそうね…」
3人は後退りをしようとするが…
783: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:29:35.36 ID:cqr4XCMDO
憂「なッ!?」グイッ!
「あ、足が動かないッ!」
「私達がしゃべっている時に地面を凍らせていたんだ!」
唯「わっ!」トテッ
紬「唯ちゃんッ!?」
「早く立って!鳥が攻撃してくるわッ!」
唯「む、無理だよ!」
「手のひらとお尻が地面に引っ付いて…ッ!」
「あ、足が動かないッ!」
「私達がしゃべっている時に地面を凍らせていたんだ!」
唯「わっ!」トテッ
紬「唯ちゃんッ!?」
「早く立って!鳥が攻撃してくるわッ!」
唯「む、無理だよ!」
「手のひらとお尻が地面に引っ付いて…ッ!」
784: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:30:42.87 ID:cqr4XCMDO
鳥「キョキョーーーーーン!」ドウッドウッドウッ!
唯「う、うわああああああああああああああああああああああああ!」
憂「お姉ちゃァァア―――――z_____んッ!」
紬「くッ!」バサッ!
ドゴオォォオオン!
氷のミサイルが着弾した先には…
3人の靴と唯のスカート…そして唯の両手のみ残されていたッ
唯「う、うわああああああああああああああああああああああああ!」
憂「お姉ちゃァァア―――――z_____んッ!」
紬「くッ!」バサッ!
ドゴオォォオオン!
氷のミサイルが着弾した先には…
3人の靴と唯のスカート…そして唯の両手のみ残されていたッ
785: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:31:31.69 ID:cqr4XCMDO
紬「ごめんなさい唯ちゃん……」
「氷が溶けて…手が取れるようになったら治すから……」
「少しの間はそれで我慢してね」
唯「ううん、ありがとうムギちゃん」
「ムギちゃんが私の手をゲルにしてちぎってくれなかったら…」
「考えただけでもゾッとするよ…」
「氷が溶けて…手が取れるようになったら治すから……」
「少しの間はそれで我慢してね」
唯「ううん、ありがとうムギちゃん」
「ムギちゃんが私の手をゲルにしてちぎってくれなかったら…」
「考えただけでもゾッとするよ…」
786: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:32:11.08 ID:cqr4XCMDO
憂「お姉ちゃん、今下はスパッツとタイツだけなんだから破いたらダメだよ」
唯「おっけー!」
「スカートが無くなって機動性バツグン!」
「いこうッ!」
唯「サンデイ・シエスタッ!」ズギュ―z_ン!
憂「シャイニー・ジェムスッ!」ズギュ―z_ン!
唯憂「オラオラオラオラオラオラァ!」
唯「おっけー!」
「スカートが無くなって機動性バツグン!」
「いこうッ!」
唯「サンデイ・シエスタッ!」ズギュ―z_ン!
憂「シャイニー・ジェムスッ!」ズギュ―z_ン!
唯憂「オラオラオラオラオラオラァ!」
787: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:32:53.66 ID:cqr4XCMDO
鳥「キョキョ!」ヒョイッ
鳥は二人のラッシュを容易く避け…
鳥「グギギゲゲ…」ビキ…ビキ…
紬「あれはッ…」
「氷が大きすぎるッ!」
「ここからじゃあ……間に合…」
「いいえ…間に合わせるッ!」バサッ!
紬は全速力で唯達のもとへ飛び立つッ!
鳥は二人のラッシュを容易く避け…
鳥「グギギゲゲ…」ビキ…ビキ…
紬「あれはッ…」
「氷が大きすぎるッ!」
「ここからじゃあ……間に合…」
「いいえ…間に合わせるッ!」バサッ!
紬は全速力で唯達のもとへ飛び立つッ!
788: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:33:48.20 ID:cqr4XCMDO
ズドォォオオオオン!
紬「ウ……ソ……」
しかし…紬の目の前で…
氷は唯達に落下したッ
紬「唯ちゃんッ!憂ちゃんッ!」
鳥「グゲゲ…」ニタァ
紬「……ッ!」ギリッ…
紬「ウ……ソ……」
しかし…紬の目の前で…
氷は唯達に落下したッ
紬「唯ちゃんッ!憂ちゃんッ!」
鳥「グゲゲ…」ニタァ
紬「……ッ!」ギリッ…
789: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:34:24.88 ID:cqr4XCMDO
唯「…ムギちゃん…私達は平気だよ」
憂「ごめんなさい…心配かけちゃって…」
紬「ふ、二人共ッ…!」ホッ
唯「穴を掘って…そこに逃げ込んだんだよ」
憂「私達は……こういうことをしないと生き残れませんから…」
憂「ごめんなさい…心配かけちゃって…」
紬「ふ、二人共ッ…!」ホッ
唯「穴を掘って…そこに逃げ込んだんだよ」
憂「私達は……こういうことをしないと生き残れませんから…」
790: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:34:55.18 ID:cqr4XCMDO
紬「何にしても無事で良か……」
「……え……?」
紬の目に入ったのは…
『唯と憂の』スタンドであった
唯憂「『ユー・アンド・アイ』……」
唯「これが…私達のスタンドだよ」
紬「そう……見たら分かる…」
「合体したのね…スタンドが……」
「それぞれのスタンドの特徴だった…」
「U字の角と一本角…それがあるからはっきりとわかる」
「……え……?」
紬の目に入ったのは…
『唯と憂の』スタンドであった
唯憂「『ユー・アンド・アイ』……」
唯「これが…私達のスタンドだよ」
紬「そう……見たら分かる…」
「合体したのね…スタンドが……」
「それぞれのスタンドの特徴だった…」
「U字の角と一本角…それがあるからはっきりとわかる」
791: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:36:18.66 ID:cqr4XCMDO
紬「でも……こんなことって……」
唯「現実に起こっちゃってるけどね」
憂「お姉ちゃん…手はどんな感じ?」
唯「冷たいけど…」グッパッグッパッ
「大丈夫!」
「いくよ憂ッ!」ギュッ
憂「うんッ!」ギュッ
二人は…
手を繋いで駆け出したッ!
唯「現実に起こっちゃってるけどね」
憂「お姉ちゃん…手はどんな感じ?」
唯「冷たいけど…」グッパッグッパッ
「大丈夫!」
「いくよ憂ッ!」ギュッ
憂「うんッ!」ギュッ
二人は…
手を繋いで駆け出したッ!
792: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:37:10.65 ID:cqr4XCMDO
鳥「キョオーーーーーン!」ドウッドウッドウッ!
唯「もう逃げないよ…」
憂「私達は立ち向かえる……」
唯憂「「憂(お姉ちゃん)が傍にいるからッ!」」
「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」」
二人は氷のミサイルへラッシュをたたき込むッ
すると…ミサイルは鳥の方へ跳ね返り…
鳥「ギャーーース!」ブシュウ!
羽に突き刺さったッ
唯「もう逃げないよ…」
憂「私達は立ち向かえる……」
唯憂「「憂(お姉ちゃん)が傍にいるからッ!」」
「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」」
二人は氷のミサイルへラッシュをたたき込むッ
すると…ミサイルは鳥の方へ跳ね返り…
鳥「ギャーーース!」ブシュウ!
羽に突き刺さったッ
793: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:37:55.10 ID:cqr4XCMDO
しかし…
唯憂「「くッ…」」ブシッ
紬「あのラッシュ…左腕では氷を跳ね返せていたわ…」
「だけど……右腕では跳ね返せず…ダメージを受けた……」
「単に押し負けていたような感じだったけど……」
憂「なるほど……」
「ありがとうございます、紬さん」
「おかげで…私達の能力がわかりました」
紬「え……?」
唯憂「「くッ…」」ブシッ
紬「あのラッシュ…左腕では氷を跳ね返せていたわ…」
「だけど……右腕では跳ね返せず…ダメージを受けた……」
「単に押し負けていたような感じだったけど……」
憂「なるほど……」
「ありがとうございます、紬さん」
「おかげで…私達の能力がわかりました」
紬「え……?」
794: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:38:59.09 ID:cqr4XCMDO
鳥「ギギ……」
「キョキョオーーーーーーン!」ドウッドウッドウッ!
唯憂「ぐうッッ~~~!」ドズゥ!
二人の腕…脚には…
何本もの氷の柱が突き刺さっていたッ!
紬「な、何で避けなかったのッ!?」
「私も手伝わなきゃ…」
「だけど……またあの手が通じるか……」
「キョキョオーーーーーーン!」ドウッドウッドウッ!
唯憂「ぐうッッ~~~!」ドズゥ!
二人の腕…脚には…
何本もの氷の柱が突き刺さっていたッ!
紬「な、何で避けなかったのッ!?」
「私も手伝わなきゃ…」
「だけど……またあの手が通じるか……」
795: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:39:39.37 ID:cqr4XCMDO
唯「よ、避けなかったのには…理由があるんだよ……」
憂「これが……私達のスタンド能力を……」
「最大限に引き出すんです……」
「そして……紬さんはそこで見ていてください」
「もう……終わりますッ!」
憂「これが……私達のスタンド能力を……」
「最大限に引き出すんです……」
「そして……紬さんはそこで見ていてください」
「もう……終わりますッ!」
796: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:40:20.87 ID:cqr4XCMDO
鳥「キョキョオーーーーーン!」ドウッドウッドウッ!
唯「もう…それは通用しないよッ!」
唯憂「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」」
バキィィイン!
鳥「ギョッ!?」
氷は……二人の体を撃ち抜きもせず…
二人によって跳ね返りもせず…
ただシンプルに…
全て破壊されたッ!
唯「もう…それは通用しないよッ!」
唯憂「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」」
バキィィイン!
鳥「ギョッ!?」
氷は……二人の体を撃ち抜きもせず…
二人によって跳ね返りもせず…
ただシンプルに…
全て破壊されたッ!
797: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:42:56.13 ID:cqr4XCMDO
紬「な、何で……」
「さっきは……跳ね返すだけで……」
「それより……力強さが遥かに上がって…」
憂「さあ……次は私達の番だね」
唯「私達は飛べないけど…」
「跳べるッ!!」ダンッ!
唯と憂は地面を蹴りあげるッ
その跳躍力は凄まじく…
二人の目の前には鳥が現れたッ
「さっきは……跳ね返すだけで……」
「それより……力強さが遥かに上がって…」
憂「さあ……次は私達の番だね」
唯「私達は飛べないけど…」
「跳べるッ!!」ダンッ!
唯と憂は地面を蹴りあげるッ
その跳躍力は凄まじく…
二人の目の前には鳥が現れたッ
798: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:43:23.43 ID:cqr4XCMDO
紬「何て跳躍力……」
「人間じゃあ無理…それにケガもしてるのに…」
「あれがスタンド能力……?」
鳥「グゲッ!」ピキ…ピキ…
唯「憂…少しヤバいかもね…」
「口の中で氷を作ってる……」
「超至近距離だよッ……」
「人間じゃあ無理…それにケガもしてるのに…」
「あれがスタンド能力……?」
鳥「グゲッ!」ピキ…ピキ…
唯「憂…少しヤバいかもね…」
「口の中で氷を作ってる……」
「超至近距離だよッ……」
799: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:44:10.49 ID:cqr4XCMDO
憂「大丈夫ッ!」
鳥「キョキョオーーー憂「オラァァアーーーーーッ!」ビシィッ!
鳥が口内からミサイルを発射しようとした瞬間…
憂は髪留めのリボンで鳥のくちばしを縛ったッ
そして…
鳥「~~~ッ!」グシャァァアアア!
くちばしは自身の攻撃で破壊されたッ!
鳥「キョキョオーーー憂「オラァァアーーーーーッ!」ビシィッ!
鳥が口内からミサイルを発射しようとした瞬間…
憂は髪留めのリボンで鳥のくちばしを縛ったッ
そして…
鳥「~~~ッ!」グシャァァアアア!
くちばしは自身の攻撃で破壊されたッ!
800: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:45:13.05 ID:cqr4XCMDO
鳥「ギャアアアーーーーーース!」ピキ…ピキ…
唯「ウソッ!?」
「まだ闘うの!?」
「しかも今度はくちばしが無いから防げないよッ!」
憂「もうやけくそだね…」
「だけど…最後まで諦めなかった心に敬意を表して…」
「私達の全力をもってッ!圧倒的な程の再起不能とするッ!」ガシィッ!
鳥「アギッ!」ドウッ!
唯「ウソッ!?」
「まだ闘うの!?」
「しかも今度はくちばしが無いから防げないよッ!」
憂「もうやけくそだね…」
「だけど…最後まで諦めなかった心に敬意を表して…」
「私達の全力をもってッ!圧倒的な程の再起不能とするッ!」ガシィッ!
鳥「アギッ!」ドウッ!
801: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:45:46.28 ID:cqr4XCMDO
憂は鳥の頭をわしづかみにし…
氷を別の方向へ発射させるッ
そして二人は急降下したッ
憂「お姉ちゃんッ!」
唯「オラァ!」ドゴォ!
唯はマンホールの蓋を破壊し…
二人は中へ侵入するッ
そして…
氷を別の方向へ発射させるッ
そして二人は急降下したッ
憂「お姉ちゃんッ!」
唯「オラァ!」ドゴォ!
唯はマンホールの蓋を破壊し…
二人は中へ侵入するッ
そして…
802: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:46:39.92 ID:cqr4XCMDO
憂「ああああああああああああああああああああああああああああああ!」
侵入したと同時に…
鳥の顔を壁面に押し付けたッ!
鳥「ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ!」ズザザザ!
唯「『敵』である『君』がいたから『私』は勝てた…」
「『敵』の『君』と『私』で成り立つスタンド…」
「そういう意味もあるんだよ…『ユー・アンド・アイ』には」
憂「あああああああああああああああッ!」
鳥「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
侵入したと同時に…
鳥の顔を壁面に押し付けたッ!
鳥「ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ!」ズザザザ!
唯「『敵』である『君』がいたから『私』は勝てた…」
「『敵』の『君』と『私』で成り立つスタンド…」
「そういう意味もあるんだよ…『ユー・アンド・アイ』には」
憂「あああああああああああああああッ!」
鳥「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
803: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:47:17.40 ID:cqr4XCMDO
スタッ!
紬「二人とも無事ッ!?」
唯「大丈夫だよ!」
「だけど……」
鳥「グ………ギ……………」ピクピク
憂「大丈夫だよ、お姉ちゃん」
「死んだりなんかしない……」
「ただ…これ程までの状態にしないと怖かったから…」
「それほど強力な敵だった…」
紬「二人とも無事ッ!?」
唯「大丈夫だよ!」
「だけど……」
鳥「グ………ギ……………」ピクピク
憂「大丈夫だよ、お姉ちゃん」
「死んだりなんかしない……」
「ただ…これ程までの状態にしないと怖かったから…」
「それほど強力な敵だった…」
804: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:47:47.98 ID:cqr4XCMDO
唯「そう…だね…」
「強かった……本当に……」
紬「二人とも上がってこれる?」
「無理なら私が治療しに行くけど…」
憂「すみません……闘いが終わったら急に……ッ……」
唯「お願い……ムギちゃんッ……」
紬「わかったわ」
「今から下りるから待ってて!」
「強かった……本当に……」
紬「二人とも上がってこれる?」
「無理なら私が治療しに行くけど…」
憂「すみません……闘いが終わったら急に……ッ……」
唯「お願い……ムギちゃんッ……」
紬「わかったわ」
「今から下りるから待ってて!」
805: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:48:26.36 ID:cqr4XCMDO
町中!
承太郎「…遅すぎる」
「何かあったんじゃあないだろうな……」
花京院「確かに……」
「僕達より遅いとは……」
アヴ「まさか…DIOの館を見つけ…」
「中に入ってしまったんじゃあ……」
承太郎「…遅すぎる」
「何かあったんじゃあないだろうな……」
花京院「確かに……」
「僕達より遅いとは……」
アヴ「まさか…DIOの館を見つけ…」
「中に入ってしまったんじゃあ……」
806: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:48:59.50 ID:cqr4XCMDO
澪「アヴドゥルさん…それはあり得ない」
「あのチームにはムギ……ましてや憂ちゃんまでいるんです」
「そんな愚かな判断はしないはず……」
アヴ「確かに……」
律「おい…あれは……」
唯憂紬「はぁ…はぁ…」スタ…スタ…
「あのチームにはムギ……ましてや憂ちゃんまでいるんです」
「そんな愚かな判断はしないはず……」
アヴ「確かに……」
律「おい…あれは……」
唯憂紬「はぁ…はぁ…」スタ…スタ…
807: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:49:36.51 ID:cqr4XCMDO
梓「三人ともすごいケガじゃないですかッ!」
和「これはッ…」
「急がないと手遅れになるわね…」ズギュ―z_ン!
ジョセフ「三人とも何があったんじゃ!?」
和「これはッ…」
「急がないと手遅れになるわね…」ズギュ―z_ン!
ジョセフ「三人とも何があったんじゃ!?」
808: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:50:06.66 ID:cqr4XCMDO
憂「見つけました……DIOの館……」
澪律梓和承花ジア「!」
紬「それで……門番のスタンド使いと闘いになって……」
ジョセフ「それでその傷か……」
承太郎「…どこだ?……DIOの館は」
ジョセフ「待つんじゃ承太郎」
「気持ちはわかるが…落ち着け」
澪律梓和承花ジア「!」
紬「それで……門番のスタンド使いと闘いになって……」
ジョセフ「それでその傷か……」
承太郎「…どこだ?……DIOの館は」
ジョセフ「待つんじゃ承太郎」
「気持ちはわかるが…落ち着け」
809: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:50:43.75 ID:cqr4XCMDO
ジョセフ「わし達はまだ万全の状態じゃあない」
「それに日も暮れだしている」
「明日じゃ……」
「明日で全てを終わらそう」
承太郎「……ああ」
律「明日か……」
澪「ああ……終わるんだな…明日で……」
「それに日も暮れだしている」
「明日じゃ……」
「明日で全てを終わらそう」
承太郎「……ああ」
律「明日か……」
澪「ああ……終わるんだな…明日で……」
810: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:51:13.10 ID:cqr4XCMDO
唯「やっと……日本に帰れるんだね……」
紬「帰ったら演奏しよっか♪」
梓「まずは休憩しましょうよ……」
唯「え~!演奏しようよ演奏!」
律「そうだそうだ~!」
澪「普段の練習の時にそれくらいやる気を出してくれ……」
紬「帰ったら演奏しよっか♪」
梓「まずは休憩しましょうよ……」
唯「え~!演奏しようよ演奏!」
律「そうだそうだ~!」
澪「普段の練習の時にそれくらいやる気を出してくれ……」
811: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:51:52.67 ID:cqr4XCMDO
紬「承太郎君はどっちがいい?」
承太郎「ん………そうだな………」
「……演奏………だな」
唯「はい、多数決で決~まり!」
律「民主主義サイコーーー!」
承太郎「ん………そうだな………」
「……演奏………だな」
唯「はい、多数決で決~まり!」
律「民主主義サイコーーー!」
812: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:52:25.38 ID:cqr4XCMDO
梓「まったく…」フフッ
「私は唯先輩達のことを思って休憩って言ったのに」
律「言い訳は見苦しいぞ~~梓ちゅわぁん♪」
梓「い、言い訳なんかじゃないですよ!」
花京院「しかし……承太郎も演奏と言うとはね」
承太郎「まあ…楽しいもんだぜ」
花京院「承太郎の口からそんな言葉が聞けるとは…」
「えらく彼女達に肩入れするじゃあないか」
「私は唯先輩達のことを思って休憩って言ったのに」
律「言い訳は見苦しいぞ~~梓ちゅわぁん♪」
梓「い、言い訳なんかじゃないですよ!」
花京院「しかし……承太郎も演奏と言うとはね」
承太郎「まあ…楽しいもんだぜ」
花京院「承太郎の口からそんな言葉が聞けるとは…」
「えらく彼女達に肩入れするじゃあないか」
813: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:53:00.26 ID:cqr4XCMDO
承太郎「……俺は……放課後ティータイムのボーカルである前に」
「……こいつらの…ファン第一号だからな」
花京院「そうでもないと……入部なんてしないか」フフッ
本体名―ペット・ショップ
スタンド名―ホルス神
―再起不能―
承太郎一行
―翌日、DIOの館へ―
「……こいつらの…ファン第一号だからな」
花京院「そうでもないと……入部なんてしないか」フフッ
本体名―ペット・ショップ
スタンド名―ホルス神
―再起不能―
承太郎一行
―翌日、DIOの館へ―
814: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:53:45.06 ID:cqr4XCMDO
桜ヶ丘高校―軽音部部室―!
さわ子「はぁ……」
純「なかなか帰ってきませんね……」
「もうすぐで……」
さわ子「ええ……聖子さんが……」
さわ子「はぁ……」
純「なかなか帰ってきませんね……」
「もうすぐで……」
さわ子「ええ……聖子さんが……」
815: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:54:17.98 ID:cqr4XCMDO
純「とりあえず……承太郎先輩達は無事…なんですよね?」
さわ子「ええ」
「SPW財団の方が教えてくれたわ」
純「それじゃあ……大丈夫ですね」
「きっと……明日ぐらいにはひょっこり部室に顔を出しますよ!」
さわ子「それならいいけど…」
さわ子「ええ」
「SPW財団の方が教えてくれたわ」
純「それじゃあ……大丈夫ですね」
「きっと……明日ぐらいにはひょっこり部室に顔を出しますよ!」
さわ子「それならいいけど…」
816: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:55:31.98 ID:cqr4XCMDO
さわ子「……………」
純「どうか……しましたか…?」
さわ子「やっぱり……」
純「やっぱり…?」
さわ子「教え子が命を懸けてるのに……」
「日本で待っているだけというのは……」
「……すごく……もどかしいわ」
純「……なにも…」
さわ子「?」
純「どうか……しましたか…?」
さわ子「やっぱり……」
純「やっぱり…?」
さわ子「教え子が命を懸けてるのに……」
「日本で待っているだけというのは……」
「……すごく……もどかしいわ」
純「……なにも…」
さわ子「?」
817: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:56:08.03 ID:cqr4XCMDO
純「なにも……みんながみんな…スタンド使いになる必要はありませんよ」
「承太郎先輩達がDIOを倒して日本に帰ってくるとき…」
「帰れる場所が…受けとめてくれる人が必要なんです」
「さわ子先生は……それなんじゃあないでしょうか」
さわ子「純ちゃん……」
純「そして……」
「私も……帰れる場所……落ち着ける場所…受けとめる人になりたい」スッ
「承太郎先輩達がDIOを倒して日本に帰ってくるとき…」
「帰れる場所が…受けとめてくれる人が必要なんです」
「さわ子先生は……それなんじゃあないでしょうか」
さわ子「純ちゃん……」
純「そして……」
「私も……帰れる場所……落ち着ける場所…受けとめる人になりたい」スッ
818: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:57:21.46 ID:cqr4XCMDO
さわ子「これは……」
純「そして…何より…」
「大親友の梓を……ひとりぼっちにさせたくありませんから」
「これからよろしくお願いします」
「顧問の山中先生」ニッ
さわ子「純ちゃん……」
「きっと……梓ちゃんも…みんなも喜ぶわ!」
純「そして…何より…」
「大親友の梓を……ひとりぼっちにさせたくありませんから」
「これからよろしくお願いします」
「顧問の山中先生」ニッ
さわ子「純ちゃん……」
「きっと……梓ちゃんも…みんなも喜ぶわ!」
819: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:57:54.82 ID:cqr4XCMDO
コンコン……
さわ子「はい」
ガチャッ
校長「……失礼する」
純「校長先生!こんにちは」
さわ子「プッチ校長!どうしてここに?」
さわ子「はい」
ガチャッ
校長「……失礼する」
純「校長先生!こんにちは」
さわ子「プッチ校長!どうしてここに?」
820: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:58:39.12 ID:cqr4XCMDO
プッチ「話し声が聞こえたものでね……」
「おや……いい香りがするな」
純さ「ヤバッ!」
プッチ「これは……紅茶か……」
さわ子「ち、違うんです!こ、これは…その~……」
プッチ「私も……一杯いただいてもいいかな?」
純さ「えっ?」
「おや……いい香りがするな」
純さ「ヤバッ!」
プッチ「これは……紅茶か……」
さわ子「ち、違うんです!こ、これは…その~……」
プッチ「私も……一杯いただいてもいいかな?」
純さ「えっ?」
821: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 14:59:47.18 ID:cqr4XCMDO
プッチ「……一杯いただいてもいいか?と聞いたんだが…」
さわ子「は、はい!喜んで!」
純「ど、どうぞ!」スッ
プッチ「……ありがとう」ズズッ
「……いい腕じゃあないか」
純「あ、ありがとうございます!」
さわ子「でも……校長……」
「いいんですか…?校長までこんなことして……」
さわ子「は、はい!喜んで!」
純「ど、どうぞ!」スッ
プッチ「……ありがとう」ズズッ
「……いい腕じゃあないか」
純「あ、ありがとうございます!」
さわ子「でも……校長……」
「いいんですか…?校長までこんなことして……」
822: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:00:31.54 ID:cqr4XCMDO
プッチ「こんなこと……というのは?」
さわ子「お茶飲んだり……お茶菓子を食べたり……」
プッチ「運動部は……グラウンドや……体育館で飲み物を飲む」
「それは…汗をかいているからだ」
「水分を摂取しなくては危険だからな」
さわ子「はあ……」
さわ子「お茶飲んだり……お茶菓子を食べたり……」
プッチ「運動部は……グラウンドや……体育館で飲み物を飲む」
「それは…汗をかいているからだ」
「水分を摂取しなくては危険だからな」
さわ子「はあ……」
823: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:01:10.67 ID:cqr4XCMDO
プッチ「しかし……だ」
「君たちのような文化部……例えば軽音部が…だ…」
「飲み物を飲んではいけないのか?」
「飲み物を飲むという行為は……」
「誰しもが平等に持っている権利ではないのか?」
さわ子「そ、そう言われれば……」
純「それじゃあ、この食器棚も撤去しなくていいんですか!?」
「君たちのような文化部……例えば軽音部が…だ…」
「飲み物を飲んではいけないのか?」
「飲み物を飲むという行為は……」
「誰しもが平等に持っている権利ではないのか?」
さわ子「そ、そう言われれば……」
純「それじゃあ、この食器棚も撤去しなくていいんですか!?」
824: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:01:58.32 ID:cqr4XCMDO
プッチ「私は……運動部に飲み物を入れる容器を買い与えた覚えはない」
「彼らが……部費でどこかそこら辺のスポーツ用品店で買い……」
「勝手に校内に持ち込んだものだ」
「聞けばこの棚は……ええと……」
「そうだ…琴吹さんが自腹で持ち込んだものらしいじゃあないか」
「部費と……自腹の違いだ」
純(この人……すごくいい人だ……)
さわ子(校長は……)
純さ(軽音部の味方だ!)
「彼らが……部費でどこかそこら辺のスポーツ用品店で買い……」
「勝手に校内に持ち込んだものだ」
「聞けばこの棚は……ええと……」
「そうだ…琴吹さんが自腹で持ち込んだものらしいじゃあないか」
「部費と……自腹の違いだ」
純(この人……すごくいい人だ……)
さわ子(校長は……)
純さ(軽音部の味方だ!)
825: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:02:35.71 ID:cqr4XCMDO
プッチ「そこで……だ」
「君たちは……私のこの行為を……」
「……どう思う?」
純「どうって……」
「私たちと同じ土俵に立ってくれて…」
「すごく親切というか何というか…」
さわ子「そうね」
「許してもらえたようなものだし……」
「君たちは……私のこの行為を……」
「……どう思う?」
純「どうって……」
「私たちと同じ土俵に立ってくれて…」
「すごく親切というか何というか…」
さわ子「そうね」
「許してもらえたようなものだし……」
826: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:03:08.82 ID:cqr4XCMDO
プッチ「……人に対して……何かをしてあげるという事は」
「何かの『見返り』を期待しての行為だ」
さわ子「……というと?」
プッチ「君はさっき……『許す』と言ったな?」
さわ子「ええ…」
「何かの『見返り』を期待しての行為だ」
さわ子「……というと?」
プッチ「君はさっき……『許す』と言ったな?」
さわ子「ええ…」
827: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:04:33.97 ID:cqr4XCMDO
プッチ「その通りだ」
「これから私が行うことを……許してくれ」
純さ「え?」
プッチ「『ホワイトスネイク』ッ!」ズギュ―z_ン!
純さ「……………」フラッ…
プッチ「…二人の記憶のDISCを抜き取った…」
「少し……読ませてもらうぞ」
ズギュ―――z___ン!
「これから私が行うことを……許してくれ」
純さ「え?」
プッチ「『ホワイトスネイク』ッ!」ズギュ―z_ン!
純さ「……………」フラッ…
プッチ「…二人の記憶のDISCを抜き取った…」
「少し……読ませてもらうぞ」
ズギュ―――z___ン!
828: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:05:08.99 ID:cqr4XCMDO
プッチ「……やはり……承太郎達はエジプトに向かっていたか」
「全員……事故にあい……面会謝絶」
「……おかしいと思ったのだ」
「そして……DIO……すまない」
「……今からエジプトに行っても間に合いそうにない」
「しかし……一巡したこの世界ならあるいは……」
「全員……事故にあい……面会謝絶」
「……おかしいと思ったのだ」
「そして……DIO……すまない」
「……今からエジプトに行っても間に合いそうにない」
「しかし……一巡したこの世界ならあるいは……」
829: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:05:53.83 ID:cqr4XCMDO
プッチ「DIO……もし君が敗北した場合は……」
「私は私で……時を待ってから決着をつけるとするよ」
「……このDISCは返すとするか」
バシュウ!
純さ「ん……」
プッチ「それでは……私は失礼する」
さわ子「はい」
「また後ほど」
「私は私で……時を待ってから決着をつけるとするよ」
「……このDISCは返すとするか」
バシュウ!
純さ「ん……」
プッチ「それでは……私は失礼する」
さわ子「はい」
「また後ほど」
830: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:06:27.09 ID:cqr4XCMDO
プッチ「いや……今日は帰るとするよ」
「少し……気分が悪い」
さわ子「そうですか…」
「それでは…お大事にしてください」
純「校長先生!」
「また遊びに来てくださいね!」
プッチ「……ああ」
「少し……気分が悪い」
さわ子「そうですか…」
「それでは…お大事にしてください」
純「校長先生!」
「また遊びに来てくださいね!」
プッチ「……ああ」
831: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:07:52.40 ID:cqr4XCMDO
ガチャッ
バタン
プッチ「……許してほしいことだが……」
「……いずれ……君たちの敵になることを…許してくれ」
「フッ……私だけ二つは……割に……合わないな」
校長が失踪したとの知らせが
純とさわ子の耳に入ったのは……
この翌日のことであった
バタン
プッチ「……許してほしいことだが……」
「……いずれ……君たちの敵になることを…許してくれ」
「フッ……私だけ二つは……割に……合わないな」
校長が失踪したとの知らせが
純とさわ子の耳に入ったのは……
この翌日のことであった
832: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:10:24.04 ID:cqr4XCMDO
【スタンド名】ユー・アンド・アイ
【本体】平沢唯・平沢憂
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
唯と憂が危機的な状況に陥り、スタンドが合体したことで出現した
【能力】二人のダメージを受けた箇所(腕等)が、
受けたダメージに比例してパワー、速さ等上昇する
破壊力-E スピード-E 射程距離-D
持続力-E 精密動作性-E 成長性-E
(※唯、憂とも無傷の場合射程距離、成長性以外は全てEからスタート)
【本体】平沢唯・平沢憂
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
唯と憂が危機的な状況に陥り、スタンドが合体したことで出現した
【能力】二人のダメージを受けた箇所(腕等)が、
受けたダメージに比例してパワー、速さ等上昇する
破壊力-E スピード-E 射程距離-D
持続力-E 精密動作性-E 成長性-E
(※唯、憂とも無傷の場合射程距離、成長性以外は全てEからスタート)
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