前回 DIO「…承太郎と軽音部…そして生徒会がエジプトに向かっている…か」 後編
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:33:19.59 ID:cqr4XCMDO
・承太郎「…俺はボーカル」内の12月の澪事件後のパラレル
・みんな乾燥ヒトデ持ち
・ジョジョ三部準拠
・タフなのもジョジョ準拠
・けいおんキャラの顔もジョジョ準拠
・みんな乾燥ヒトデ持ち
・ジョジョ三部準拠
・タフなのもジョジョ準拠
・けいおんキャラの顔もジョジョ準拠
引用元: ・承太郎「遥かなる旅路」唯澪律紬梓「これからも一緒に」
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 Blu-ray コレクターズ・エディション
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5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:43:34.50 ID:cqr4XCMDO
登場人物
―海外組―
空条承太郎(Vo)
平沢唯(Gtr)
秋山澪(Ba)
田井中律(Drm)
琴吹紬(Key)
中野梓(Gtr)
真鍋和(生徒会長)
平沢憂(妹)
花京院典明(生徒会役員)
ジョセフ・ジョースター(祖父)
モハメド・アヴドゥル(占い師)
DIO(敵)
―国内組―
鈴木純(Ba)
山中さわ子(Gtr、音楽教師)
エンリコ・プッチ(桜ヶ丘高校校長)
―海外組―
空条承太郎(Vo)
平沢唯(Gtr)
秋山澪(Ba)
田井中律(Drm)
琴吹紬(Key)
中野梓(Gtr)
真鍋和(生徒会長)
平沢憂(妹)
花京院典明(生徒会役員)
ジョセフ・ジョースター(祖父)
モハメド・アヴドゥル(占い師)
DIO(敵)
―国内組―
鈴木純(Ba)
山中さわ子(Gtr、音楽教師)
エンリコ・プッチ(桜ヶ丘高校校長)
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:44:12.75 ID:cqr4XCMDO
【スタンド名】サンデイ・シエスタ
【本体】平沢唯
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】殴ったものは、数秒間現実の続きのような夢を見る
破壊力-D スピード-B 射程距離-D
持続力-C 精密動作性-C 成長性-A
【本体】平沢唯
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】殴ったものは、数秒間現実の続きのような夢を見る
破壊力-D スピード-B 射程距離-D
持続力-C 精密動作性-C 成長性-A
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:45:00.89 ID:cqr4XCMDO
【スタンド名】青春バイブレーション
【本体】秋山澪
【タイプ】遠距離型
【特徴】人型
【能力】触れたものを任意の場所(20m以内)にテレポートできる
破壊力-D スピード-B 射程距離-B
持続力-C 精密動作性-B 成長性-A
【本体】秋山澪
【タイプ】遠距離型
【特徴】人型
【能力】触れたものを任意の場所(20m以内)にテレポートできる
破壊力-D スピード-B 射程距離-B
持続力-C 精密動作性-B 成長性-A
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:45:27.59 ID:cqr4XCMDO
【スタンド名】GS3(Girly Storm 疾走 Stick)
【本体】田井中律
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】GS3が触れたものをその場に固定する
固定したものに触れたら、触れたものも固定する
破壊力-C スピード-B 射程距離-D
持続力-A 精密動作性-E 成長性-A
【本体】田井中律
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】GS3が触れたものをその場に固定する
固定したものに触れたら、触れたものも固定する
破壊力-C スピード-B 射程距離-D
持続力-A 精密動作性-E 成長性-A
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:46:06.13 ID:cqr4XCMDO
【スタンド名】ハミング・バード
【本体】琴吹紬
【タイプ】近距離型
【特徴】鳥人型
【能力】触れたものをゲル状にする
破壊力-B スピード-D 射程距離-E
持続力-B 精密動作性-B 成長性-A
【本体】琴吹紬
【タイプ】近距離型
【特徴】鳥人型
【能力】触れたものをゲル状にする
破壊力-B スピード-D 射程距離-E
持続力-B 精密動作性-B 成長性-A
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:48:08.62 ID:cqr4XCMDO
【スタンド名】オーバー・ザ・スターライト
【本体】中野梓
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】触れたものに溝を掘ることができる
溝に入ったり、入り込ませることができる
破壊力-D スピード-B 射程距離-D
持続力-A 精密動作性-A 成長性-A
【本体】中野梓
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】触れたものに溝を掘ることができる
溝に入ったり、入り込ませることができる
破壊力-D スピード-B 射程距離-D
持続力-A 精密動作性-A 成長性-A
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:48:36.14 ID:cqr4XCMDO
【スタンド名】プロローグ
【本体】真鍋和
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】壊されたものや人をなおす
破壊力-C スピード-B 射程距離-E
持続力-B 精密動作性-A 成長性-A
【本体】真鍋和
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】壊されたものや人をなおす
破壊力-C スピード-B 射程距離-E
持続力-B 精密動作性-A 成長性-A
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:49:24.21 ID:cqr4XCMDO
【スタンド名】シャイニー・ジェムス
【本体】平沢憂
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】夢を見ている者にしか発現しない
夢と違った行動をとると、夢を見ていた最初の時に戻る
破壊力-C スピード-B 射程距離-D
持続力-C 精密動作性-A 成長性-A
【本体】平沢憂
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】夢を見ている者にしか発現しない
夢と違った行動をとると、夢を見ていた最初の時に戻る
破壊力-C スピード-B 射程距離-D
持続力-C 精密動作性-A 成長性-A
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/12(日) 15:50:15.65 ID:cqr4XCMDO
【スタンド名】ユー・アンド・アイ
【本体】平沢唯・平沢憂
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
唯と憂が危機的な状況に陥り、スタンドが合体したことで出現した
【能力】ダメージを受けた箇所(腕等)が、
受けたダメージに比例してパワー、速さ等上昇する
破壊力-E スピード-E 射程距離-D
持続力-E 精密動作性-E 成長性-E
(※唯、憂とも無傷の場合、射程距離、成長性以外は全てEからスタート)
【本体】平沢唯・平沢憂
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
唯と憂が危機的な状況に陥り、スタンドが合体したことで出現した
【能力】ダメージを受けた箇所(腕等)が、
受けたダメージに比例してパワー、速さ等上昇する
破壊力-E スピード-E 射程距離-D
持続力-E 精密動作性-E 成長性-E
(※唯、憂とも無傷の場合、射程距離、成長性以外は全てEからスタート)
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:22:01.07 ID:JPh/X6jDO
昼―DIOの館前―!
律「ここが……DIOの館……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
澪「何だ……このすごく重い……」
「ドス黒い感覚はッ……」
ジョセフ「DIOが……この館にいる証拠じゃ…」
「わかる…わしの感覚がそう訴えておるッ!」
梓「…どうしますか」
「このまま館に入るのは……」
「例えるなら…ネズミが自分からネズミ獲りに入るようなものですよ…?」
律「ここが……DIOの館……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
澪「何だ……このすごく重い……」
「ドス黒い感覚はッ……」
ジョセフ「DIOが……この館にいる証拠じゃ…」
「わかる…わしの感覚がそう訴えておるッ!」
梓「…どうしますか」
「このまま館に入るのは……」
「例えるなら…ネズミが自分からネズミ獲りに入るようなものですよ…?」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:22:34.86 ID:JPh/X6jDO
承太郎「……ここが俺達の旅の終点なんだ」
「終点なら…降りるしかない」
梓「まあ…それしか方法はありません…ね」
律「梓~、まさかびびってんじゃないだろうな~?」
梓「そ、そういう律先輩こそ!」
律「ああ…すっげえ怖えよ……」
「終点なら…降りるしかない」
梓「まあ…それしか方法はありません…ね」
律「梓~、まさかびびってんじゃないだろうな~?」
梓「そ、そういう律先輩こそ!」
律「ああ…すっげえ怖えよ……」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:23:08.78 ID:JPh/X6jDO
梓「え……」
律「私が…あと10歳ぐらい若けりゃ足下に水溜まりができてたかもな…」
「それぐらい怖いんだよ……」
「いったい何なんだ……この邪悪さは……」
「さわちゃんが赤ちゃんみたいじゃねーか…」
ジョセフ「律ちゃん……今なら
律「だけどな…それは私があと10歳若ければの話だ」
「18歳の今の私には……みんながいる」
「だからかわかんねーけど……不思議と勇気が湧いてくるんだよ」
律「私が…あと10歳ぐらい若けりゃ足下に水溜まりができてたかもな…」
「それぐらい怖いんだよ……」
「いったい何なんだ……この邪悪さは……」
「さわちゃんが赤ちゃんみたいじゃねーか…」
ジョセフ「律ちゃん……今なら
律「だけどな…それは私があと10歳若ければの話だ」
「18歳の今の私には……みんながいる」
「だからかわかんねーけど……不思議と勇気が湧いてくるんだよ」
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:23:52.06 ID:JPh/X6jDO
梓「律先輩……」
律「全く怖くないかって言われたら…ウソになる」
「もしかしたら……この闘いで……」
「……誰かいなくなるかもしんない」
「それが……一番怖い……」
梓「はぁ……」
「そんな心配ですか」
律「全く怖くないかって言われたら…ウソになる」
「もしかしたら……この闘いで……」
「……誰かいなくなるかもしんない」
「それが……一番怖い……」
梓「はぁ……」
「そんな心配ですか」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:24:34.68 ID:JPh/X6jDO
律「そんなって……」
梓「断言します」
「私達は死にません…誰一人として」
「だから私達の心配なんかしないで自分の心配をしてください」
律「梓……」
アヴ「大丈夫だ、律さん」
「我々もいるんだ」
「みんなは自分の心配だけしておけばいいさ」
梓「断言します」
「私達は死にません…誰一人として」
「だから私達の心配なんかしないで自分の心配をしてください」
律「梓……」
アヴ「大丈夫だ、律さん」
「我々もいるんだ」
「みんなは自分の心配だけしておけばいいさ」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:25:07.70 ID:JPh/X6jDO
承太郎「…わかったな」
「それが……俺達にとっても助けになるんだ」
「……自分の身が最優先だ」
「助けに行って…両方死んじまうのが最悪のパターンだからな」
唯「わかった……」
ジョセフ「…日が出ている間に決着をつける」
「行くぞッ!」
「それが……俺達にとっても助けになるんだ」
「……自分の身が最優先だ」
「助けに行って…両方死んじまうのが最悪のパターンだからな」
唯「わかった……」
ジョセフ「…日が出ている間に決着をつける」
「行くぞッ!」
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:25:52.70 ID:JPh/X6jDO
スタスタ
紬「…門どころか…玄関も開いてるなんて……」
承太郎「……DIOのヤロー…歓迎してくれてるみたいじゃあねーか」
花京院「この廊下……」
「終わりが見えない……」
「いったいどういうことだ……」
紬「…門どころか…玄関も開いてるなんて……」
承太郎「……DIOのヤロー…歓迎してくれてるみたいじゃあねーか」
花京院「この廊下……」
「終わりが見えない……」
「いったいどういうことだ……」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:26:24.49 ID:JPh/X6jDO
和「……本物の廊下じゃあないことは確かね」
唯「幻覚を見せるスタンド……かも…」
シュウウ……
アヴ「おいッ!何か来るぞッ!」
シュゴオォ―――z___ッ!
澪「スタンド使いだなッ!」ズギュ―z_ン!
男「……………」ビッタァァアッ
唯「幻覚を見せるスタンド……かも…」
シュウウ……
アヴ「おいッ!何か来るぞッ!」
シュゴオォ―――z___ッ!
澪「スタンド使いだなッ!」ズギュ―z_ン!
男「……………」ビッタァァアッ
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:27:10.19 ID:JPh/X6jDO
憂「う、浮いてますよ……この人……」
男「ようこそジョースター御一行様」
「お待ちしておりました」
「私はこの館の執事…ダービーと申します」
承太郎「……そこをどけ」
「……てめーの相手をしてる暇はないんでな」
男「ようこそジョースター御一行様」
「お待ちしておりました」
「私はこの館の執事…ダービーと申します」
承太郎「……そこをどけ」
「……てめーの相手をしてる暇はないんでな」
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:27:45.45 ID:JPh/X6jDO
ダービー「それは出来ません」
「DIO様のもとへ行かれるなら…」
「私を倒してからにしていただきたい」
律「めんどくさいヤツだな……」
「やっちまえ、ジョジョ!」
承太郎「……ああ」ズギュ―z_ン!
ダービー「ほう…最初の相手はスタープラチナか」ズギュ―z_ン!
紬「ま、まさか…スタープラチナと真っ向勝負を!?」
「DIO様のもとへ行かれるなら…」
「私を倒してからにしていただきたい」
律「めんどくさいヤツだな……」
「やっちまえ、ジョジョ!」
承太郎「……ああ」ズギュ―z_ン!
ダービー「ほう…最初の相手はスタープラチナか」ズギュ―z_ン!
紬「ま、まさか…スタープラチナと真っ向勝負を!?」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:28:18.43 ID:JPh/X6jDO
ダービー「賭けよう……」
「スタープラチナの私への第一撃は…」
「まず『左腕』を繰りだす」
承太郎「………」
(YES!YES!YES!)
ダービー「第一攻撃はまず左腕のパンチ」
「賭けよう」
花京院「やるんだ承太郎ッ!」
「そいつが君のスピードに着いてこれるはずがないッ!」
「スタープラチナの私への第一撃は…」
「まず『左腕』を繰りだす」
承太郎「………」
(YES!YES!YES!)
ダービー「第一攻撃はまず左腕のパンチ」
「賭けよう」
花京院「やるんだ承太郎ッ!」
「そいつが君のスピードに着いてこれるはずがないッ!」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:28:59.17 ID:JPh/X6jDO
ダービー(私のスタンドは心が読める……)
(承太郎は左腕で攻撃をすると言ったッ!)
(先が分かっているなら…避けるのは容易いッ!)スッ…
承太郎「オラァ!」ゴッ!
唯澪律紬梓和憂花ジア「なッ!?」
(承太郎は左腕で攻撃をすると言ったッ!)
(先が分かっているなら…避けるのは容易いッ!)スッ…
承太郎「オラァ!」ゴッ!
唯澪律紬梓和憂花ジア「なッ!?」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:29:30.51 ID:JPh/X6jDO
憂「避け
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ダービー「オラオラですかァァァアアアアアアアアアアアアアアアア!」ドサッ
承太郎「……第一撃が…左腕のラッシュだぜ」
ドオォ―――z___ン!
本体名―テレンス・T・ダービー
スタンド名―アトゥム神
―再起不能―
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ダービー「オラオラですかァァァアアアアアアアアアアアアアアアア!」ドサッ
承太郎「……第一撃が…左腕のラッシュだぜ」
ドオォ―――z___ン!
本体名―テレンス・T・ダービー
スタンド名―アトゥム神
―再起不能―
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:29:59.89 ID:JPh/X6jDO
DIOの部屋!
コンコン…
DIO「入れ……アイス……」
アイス「失礼いたします」ガチャッ
「……ご存知だと思いますが…」
「1分程前にジョースター共が館に侵入……」
「……ダービーがやられました」
コンコン…
DIO「入れ……アイス……」
アイス「失礼いたします」ガチャッ
「……ご存知だと思いますが…」
「1分程前にジョースター共が館に侵入……」
「……ダービーがやられました」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:30:25.62 ID:JPh/X6jDO
DIO「……ダービーは……足止めにすらならんか」
「……思うに…あいつは承太郎達を軽視しすぎていた」
「…その程度のみそっかすだということだろう」
アイス「………」
DIO「アイス……私の首の傷を見ろ」
「おそらく……あと一人の血を吸えば……」
「この体はこのDIOに馴染み…首の傷も治癒する」
「アイスよ………お前の生き血をくれないか?」
「……思うに…あいつは承太郎達を軽視しすぎていた」
「…その程度のみそっかすだということだろう」
アイス「………」
DIO「アイス……私の首の傷を見ろ」
「おそらく……あと一人の血を吸えば……」
「この体はこのDIOに馴染み…首の傷も治癒する」
「アイスよ………お前の生き血をくれないか?」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:30:56.08 ID:JPh/X6jDO
アイス「喜んで……」
「お受け取りくださいッ!」スパァ!
ブシュ―――z___ッ!
DIO「自ら首をはねるとは……」
「アイス……お前ほどの者の生き血は受け取れんな」ビッ
「他のヤツの生き血で傷は完治させるとしよう」ボタ…ボタ…
「このDIOの血で……甦るがいい……」
アイス「……DIO…様」
「お受け取りくださいッ!」スパァ!
ブシュ―――z___ッ!
DIO「自ら首をはねるとは……」
「アイス……お前ほどの者の生き血は受け取れんな」ビッ
「他のヤツの生き血で傷は完治させるとしよう」ボタ…ボタ…
「このDIOの血で……甦るがいい……」
アイス「……DIO…様」
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:31:32.30 ID:JPh/X6jDO
DIO「やはり…自分の体はすぐに馴染む」
「いけ……ヴァニラ・アイスよ……」
「お前なら……ジョースター共に勝てる」
アイス「……はい」
「必ずや仕留めて……」ズギュ―z_ン!
「……ごらんに……………いれます」
ガオン!
DIO「ドアぐらい開けて出ていけ……」
「奥の部屋だから良いものを……」
「……日光が入ってきたらどうするつもりだ」
「いけ……ヴァニラ・アイスよ……」
「お前なら……ジョースター共に勝てる」
アイス「……はい」
「必ずや仕留めて……」ズギュ―z_ン!
「……ごらんに……………いれます」
ガオン!
DIO「ドアぐらい開けて出ていけ……」
「奥の部屋だから良いものを……」
「……日光が入ってきたらどうするつもりだ」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:32:02.09 ID:JPh/X6jDO
DIOの館―玄関―!
アヴ「いいな……」
「まずは自分の身を第一に考えるんだ……」
「全滅だけは避けなくてはならない」
唯澪律紬梓和憂「…はい」
花京院「……承太郎」
承太郎「……ああ」
「…全滅だけはさせないさ」
アヴ「いいな……」
「まずは自分の身を第一に考えるんだ……」
「全滅だけは避けなくてはならない」
唯澪律紬梓和憂「…はい」
花京院「……承太郎」
承太郎「……ああ」
「…全滅だけはさせないさ」
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:32:36.67 ID:JPh/X6jDO
唯「みんな生き残ろう……」
「生き残って……演奏して……」
「おじいちゃん達に聞いてもらおう!」
澪律「ああ!」紬「ええ!」梓「はい!」
アヴ「フッ…何がなんでも生き残らなくてはいけませんね」
ジョセフ「…ああ」
承太郎「よし…行くぞッ!」
「生き残って……演奏して……」
「おじいちゃん達に聞いてもらおう!」
澪律「ああ!」紬「ええ!」梓「はい!」
アヴ「フッ…何がなんでも生き残らなくてはいけませんね」
ジョセフ「…ああ」
承太郎「よし…行くぞッ!」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:33:07.83 ID:JPh/X6jDO
ズギュ―――z___ン!
花京院「……廊下に異常はないな」
承太郎達が先に進むと…
延々と続く迷路のような場所に出た
澪「これは……」
「しらみつぶしに捜すしかないのか……」
梓「日が暮れますよ……それじゃあ……」
アヴ「マジシャンズレッド!」ズギュ―z_ン!
花京院「……廊下に異常はないな」
承太郎達が先に進むと…
延々と続く迷路のような場所に出た
澪「これは……」
「しらみつぶしに捜すしかないのか……」
梓「日が暮れますよ……それじゃあ……」
アヴ「マジシャンズレッド!」ズギュ―z_ン!
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:33:42.43 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「アヴドゥル?」
「何だ…その六つの炎の塊は……」
アヴ「これは…生物探知機です」
「あらゆる生物の気配…スタンドのエネルギーを感じ取り…」
「感知したらその方向の炎が反応する……という仕組みです」
ジョセフ「なるほど…」
「それを見て進めば多少なりとも安全じゃな」
「何だ…その六つの炎の塊は……」
アヴ「これは…生物探知機です」
「あらゆる生物の気配…スタンドのエネルギーを感じ取り…」
「感知したらその方向の炎が反応する……という仕組みです」
ジョセフ「なるほど…」
「それを見て進めば多少なりとも安全じゃな」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:34:18.75 ID:JPh/X6jDO
紬「さあ…上か下か……」
「どっちに行きましょうか……」
承太郎「上だ」
「…ヤツの性格からしてな」
ジョセフ「わしもそう思う」
「階段を上るぞ」
スタスタ…
唯「それにしても広いね……」
和「そうね……」
「これはちょっと骨が折れそう…」
「どっちに行きましょうか……」
承太郎「上だ」
「…ヤツの性格からしてな」
ジョセフ「わしもそう思う」
「階段を上るぞ」
スタスタ…
唯「それにしても広いね……」
和「そうね……」
「これはちょっと骨が折れそう…」
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:36:51.53 ID:JPh/X6jDO
ボッ!
アヴ「炎が反応した……」
「左前方に何かいるぞ……」
梓「左前方……ですね」ズギュ―z_ン!
その時…
澪「ん……」
澪は壁に書かれた文字を発見した
アヴ「炎が反応した……」
「左前方に何かいるぞ……」
梓「左前方……ですね」ズギュ―z_ン!
その時…
澪「ん……」
澪は壁に書かれた文字を発見した
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:37:25.74 ID:JPh/X6jDO
澪(『このラクガキを見て』)
(『うしろをふり向いた時』)
(『おまえらは』……)
(おまえらは……何だ…?)スッ
澪は最後の一文を読むべく…
それを隠しているであろう自身の親指をずらす
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
澪「ッ~~~!?」ゾォッ…
「『死ぬ』ッ!?」
(『うしろをふり向いた時』)
(『おまえらは』……)
(おまえらは……何だ…?)スッ
澪は最後の一文を読むべく…
それを隠しているであろう自身の親指をずらす
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
澪「ッ~~~!?」ゾォッ…
「『死ぬ』ッ!?」
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:38:01.08 ID:JPh/X6jDO
花京院「秋山さん…どうしたんだい?」
澪「アヴドゥルさんッ!炎は依然左前方しか反応してませんかッ!」
アヴ「ああ…どうかしたのか?」
アイス「…………」ズォォオオオ…
澪「それじゃあ……」
「たった今私の背後に現れたこの男は何なんだッ~~~!」
「みんな私に近寄れェェエーーーーーーーッ!!」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」シュン!
澪は承太郎達を殴りテレポートさせたッ
澪「アヴドゥルさんッ!炎は依然左前方しか反応してませんかッ!」
アヴ「ああ…どうかしたのか?」
アイス「…………」ズォォオオオ…
澪「それじゃあ……」
「たった今私の背後に現れたこの男は何なんだッ~~~!」
「みんな私に近寄れェェエーーーーーーーッ!!」ズギュ―z_ン!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」シュン!
澪は承太郎達を殴りテレポートさせたッ
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:38:29.96 ID:JPh/X6jDO
ガオン!
澪「くッ!」ビリィ!
アイス「…間一髪……テレポートして逃げた……か」
律「おい澪ッ!」
「お前……背中側のブレザーと髪の毛が……」
澪「ああ……切られたというより……削り取られたような……」
「髪はショートにすればいい……」
「これだけで済んで良かった……」
澪「くッ!」ビリィ!
アイス「…間一髪……テレポートして逃げた……か」
律「おい澪ッ!」
「お前……背中側のブレザーと髪の毛が……」
澪「ああ……切られたというより……削り取られたような……」
「髪はショートにすればいい……」
「これだけで済んで良かった……」
42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:39:05.51 ID:JPh/X6jDO
唯「あ、あれは……」
唯が指を差した先には…
腕が二本…右腕と左腕がセットになって転がっていた…
ジョセフ「いつの間にか幻覚も消えておる…」
「いったいどういうことだ……」
アイス「ケニーGは………」ガシィ!
アイスは落ちていた両腕を拾い……
アイス「こなみじんになって死んだ」
スタンドでそれを貪ったッ
本体名―ケニーG
スタンド名―ティナー・サックス
―死亡―
唯が指を差した先には…
腕が二本…右腕と左腕がセットになって転がっていた…
ジョセフ「いつの間にか幻覚も消えておる…」
「いったいどういうことだ……」
アイス「ケニーGは………」ガシィ!
アイスは落ちていた両腕を拾い……
アイス「こなみじんになって死んだ」
スタンドでそれを貪ったッ
本体名―ケニーG
スタンド名―ティナー・サックス
―死亡―
43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:39:35.63 ID:JPh/X6jDO
律「お前……いつの間に……」
アヴ「……私達が……澪さんにテレポートされる前だ」
「一瞬だが……炎が我々の後方に反応した」
ボゴォ!
和「自分のスタンドで……自分を食べてる……」
アイス「私の口の中はどこに通じているのか自分でも知らぬが」
「暗黒の空間になっている……………」
「ひとりひとり……順番に順番に」
「きさま達をこのヴァニラ・アイスの暗黒空間にバラまいてやる」
アヴ「……私達が……澪さんにテレポートされる前だ」
「一瞬だが……炎が我々の後方に反応した」
ボゴォ!
和「自分のスタンドで……自分を食べてる……」
アイス「私の口の中はどこに通じているのか自分でも知らぬが」
「暗黒の空間になっている……………」
「ひとりひとり……順番に順番に」
「きさま達をこのヴァニラ・アイスの暗黒空間にバラまいてやる」
44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:40:11.72 ID:JPh/X6jDO
梓「ハァッ…ハァッ…!」ダラダラ
「ヤバいですよこいつはッ!」ダラダラ
「私の本能が…邪悪すぎると告げてるッ…!」ダラダラ
花京院「ハァッ…ハァーーッ……」ダラダラ
「エメラルドスプラァァアーーーーーッシュ!」ドバァ!
アイス「フンッ!」ガオン!
花京院「す…全て…消された……だとッ……」
「ヤバいですよこいつはッ!」ダラダラ
「私の本能が…邪悪すぎると告げてるッ…!」ダラダラ
花京院「ハァッ…ハァーーッ……」ダラダラ
「エメラルドスプラァァアーーーーーッシュ!」ドバァ!
アイス「フンッ!」ガオン!
花京院「す…全て…消された……だとッ……」
45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:40:37.56 ID:JPh/X6jDO
承太郎「…直に叩き込むしかないようだな」
「……お前らは先に行け」
「必ず……追いつく」
澪「……承太郎……お前が先に行くべきだ」
「ジョースター家とDIOの……因縁を断ち切るんだろ?」
承太郎「……やかましい」
「それは……じじいにもできる」
「……お前らは先に行け」
「必ず……追いつく」
澪「……承太郎……お前が先に行くべきだ」
「ジョースター家とDIOの……因縁を断ち切るんだろ?」
承太郎「……やかましい」
「それは……じじいにもできる」
46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:41:20.31 ID:JPh/X6jDO
澪「それじゃあ……私も残るよ」
律「澪が残るってんなら私も残らないとな!」
和「はぁ…あんたらケガしたらどうすんのよ」
「私も残らせてもらうわ」
承太郎「やかましいぞッ!」
「いいから先に行けッ!」
律「澪が残るってんなら私も残らないとな!」
和「はぁ…あんたらケガしたらどうすんのよ」
「私も残らせてもらうわ」
承太郎「やかましいぞッ!」
「いいから先に行けッ!」
47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:41:50.88 ID:JPh/X6jDO
澪「うるさいのはお前だッ!」
「さっきお前は私に助けられたッ!」
「お前には私が必要なんだッ!」
律「それに…みんなで力を合わせた方が早く終わる」
「その分DIOとの闘いに時間を割けるってもんだ」
承太郎「……………」
「……じじい…俺達が追いつくまでにDIOの部屋を見つけておけ」
ジョセフ「……ああ」
「さっきお前は私に助けられたッ!」
「お前には私が必要なんだッ!」
律「それに…みんなで力を合わせた方が早く終わる」
「その分DIOとの闘いに時間を割けるってもんだ」
承太郎「……………」
「……じじい…俺達が追いつくまでにDIOの部屋を見つけておけ」
ジョセフ「……ああ」
48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:42:23.09 ID:JPh/X6jDO
承太郎「それから……じじい…花京院……アヴドゥル」
「平沢と琴吹……中野と平沢を頼むぜ」
花京院「ああ」ジア「うむ」
紬「みんな……待ってるから……」
唯「ケガしちゃダメだよ……」
梓「絶対に……死なないでくださいよ!」
憂「信じてますから……!」
ジョセフ「行くぞッ!」
タタタタ……
「平沢と琴吹……中野と平沢を頼むぜ」
花京院「ああ」ジア「うむ」
紬「みんな……待ってるから……」
唯「ケガしちゃダメだよ……」
梓「絶対に……死なないでくださいよ!」
憂「信じてますから……!」
ジョセフ「行くぞッ!」
タタタタ……
49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:42:52.45 ID:JPh/X6jDO
和「……行ったわね」
律「これで……心置きなく…全力で闘える」
「11人は多すぎるんだよ」
澪「……承太郎……勝率は…?」
承太郎「…分かっていることを聞くな」
澪「……野暮だったよ」フフッ
律「これで……心置きなく…全力で闘える」
「11人は多すぎるんだよ」
澪「……承太郎……勝率は…?」
承太郎「…分かっていることを聞くな」
澪「……野暮だったよ」フフッ
50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:43:22.59 ID:JPh/X6jDO
アイス「………いくぞ」グォォオオオ…
律「ジー・エス・スリィィイーーーーーーッ!」
ドオォ―――z___ン!
律「私が全てを固定した……」
「お前は……これで終わりだッ」
承太郎(いやッ!ダメだ田井中ッ!)
――一秒経過
律「さあ…再起不能になってもらうぞッ!」
律がアイスに近寄ったその時…
律「ジー・エス・スリィィイーーーーーーッ!」
ドオォ―――z___ン!
律「私が全てを固定した……」
「お前は……これで終わりだッ」
承太郎(いやッ!ダメだ田井中ッ!)
――一秒経過
律「さあ…再起不能になってもらうぞッ!」
律がアイスに近寄ったその時…
51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:43:44.99 ID:JPh/X6jDO
アイス「……………」ググッ…
アイスはわずかに動いたッ
律「何ッ!?」ザッ!
アイス「死ねィ!」ガオン!
――二秒経過
律「ぐぅッ!」ブシュウ!
澪「律ッ!」
律「チクショオ……少し……腕の肉を持っていかれちまった……」
「それにしてもッ…あいつ動きやがったぞッ!」
アイスはわずかに動いたッ
律「何ッ!?」ザッ!
アイス「死ねィ!」ガオン!
――二秒経過
律「ぐぅッ!」ブシュウ!
澪「律ッ!」
律「チクショオ……少し……腕の肉を持っていかれちまった……」
「それにしてもッ…あいつ動きやがったぞッ!」
52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:44:21.02 ID:JPh/X6jDO
承太郎「……あいつは……削り取るんだ」
「……お前が固定した空気を………削り取った」
「…削り取りながら移動しやがった」
和「……律が全てを固定したら…」
「………逆に私達がカモにされるって訳ね」
律「……今回は封印だな」
「……お前が固定した空気を………削り取った」
「…削り取りながら移動しやがった」
和「……律が全てを固定したら…」
「………逆に私達がカモにされるって訳ね」
律「……今回は封印だな」
53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:44:46.71 ID:JPh/X6jDO
アイス「……………」グォォオオオ…
澪「消えたぞッ!」
承太郎「全員固まれッ!」
バッ!
承太郎「……背中は……任せたぜ」
澪「……そのセリフ……そっくりそのまま返すよ」
和「よそ見するんじゃあないわよ…律……」
律「……了解」
澪「消えたぞッ!」
承太郎「全員固まれッ!」
バッ!
承太郎「……背中は……任せたぜ」
澪「……そのセリフ……そっくりそのまま返すよ」
和「よそ見するんじゃあないわよ…律……」
律「……了解」
54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:46:25.48 ID:JPh/X6jDO
シィーーーン……
律「……来ないな」
その時……
ポッ!
承太郎「何ィーーッ!?」
床の溝から現れたッ
承太郎「チィッ!」
律「ぐッ!?」ドゴッ
承太郎は澪達を殴り飛ばすッ
律「……来ないな」
その時……
ポッ!
承太郎「何ィーーッ!?」
床の溝から現れたッ
承太郎「チィッ!」
律「ぐッ!?」ドゴッ
承太郎は澪達を殴り飛ばすッ
55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:46:59.33 ID:JPh/X6jDO
そして…
アイス「……一手……遅れたな」
ガオン!
承太郎「くッ!!」ブシュウ!
承太郎の太ももが削り取られたッ
アイス「その脚では……避けることもままならないはずだ」
「もうすぐで……DIO様の望みが満たされる」
承太郎「ッオラァ!」
しかしッ
承太郎はその脚で踏み込み…
アイス「……一手……遅れたな」
ガオン!
承太郎「くッ!!」ブシュウ!
承太郎の太ももが削り取られたッ
アイス「その脚では……避けることもままならないはずだ」
「もうすぐで……DIO様の望みが満たされる」
承太郎「ッオラァ!」
しかしッ
承太郎はその脚で踏み込み…
56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:47:33.41 ID:JPh/X6jDO
アイス「ぐぼッ!?」ドサァ!
ヴァニラ・アイスの顔面を殴り抜けたッ
承太郎「やれやれ……」
「勝手に……俺が逃げることを前提にするんじゃあねえ」
「ッ……!」フラッ…
律「ジョジョッ!」
承太郎「……お前は自分の心配をしてろ」
ヴァニラ・アイスの顔面を殴り抜けたッ
承太郎「やれやれ……」
「勝手に……俺が逃げることを前提にするんじゃあねえ」
「ッ……!」フラッ…
律「ジョジョッ!」
承太郎「……お前は自分の心配をしてろ」
57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:48:03.58 ID:JPh/X6jDO
アイス「クッ……」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
アイス「クソッ!」グォォオオオ……
ドゴォォオオオン!
ガラガラッ……
和「消えたわね……」
「……破壊できたのは壁だけってところかしら」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
アイス「クソッ!」グォォオオオ……
ドゴォォオオオン!
ガラガラッ……
和「消えたわね……」
「……破壊できたのは壁だけってところかしら」
58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:48:30.89 ID:JPh/X6jDO
アイス「……………」ズォォオオオ!
澪「後ろだ和ァァァアアアアアアアアアアア!」
和「くぅッ!」ガシィ!
和はガレキを手に取り…
和「間に合えッ!」ズギュ―z_ン!
ガレキをなおすッ
そして、その力で移動したッ
澪「後ろだ和ァァァアアアアアアアアアアア!」
和「くぅッ!」ガシィ!
和はガレキを手に取り…
和「間に合えッ!」ズギュ―z_ン!
ガレキをなおすッ
そして、その力で移動したッ
59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:49:01.69 ID:JPh/X6jDO
アイス「……逃げることには……長けて……いるな」
律「それはお前のご主人様もじゃあないか?」
「ずっとこそこそして出てこないでよ…引きこもりなのか?」
「あげく……たくさんの命をちり紙みたいに捨てやがって……」
「正真正銘のクズ野郎だよな」
アイス「きさま……今……何と言った……?」
律「クソッタレのDIOとッ!」
「そいつを溺愛しているブルマ野郎はッ!」
「地獄すら生ぬるいっつったんだよッ!」
律「それはお前のご主人様もじゃあないか?」
「ずっとこそこそして出てこないでよ…引きこもりなのか?」
「あげく……たくさんの命をちり紙みたいに捨てやがって……」
「正真正銘のクズ野郎だよな」
アイス「きさま……今……何と言った……?」
律「クソッタレのDIOとッ!」
「そいつを溺愛しているブルマ野郎はッ!」
「地獄すら生ぬるいっつったんだよッ!」
60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:49:30.71 ID:JPh/X6jDO
アイス「……きさま」
律(さあ……きやがれ……)
(今は……和から目を逸らさせないと)
アイス「二度も……DIO様を侮辱したなッ!!」ヒュンッ!
律「消え澪「目の前だ律ゥゥウーーーーーッ!」
律(さあ……きやがれ……)
(今は……和から目を逸らさせないと)
アイス「二度も……DIO様を侮辱したなッ!!」ヒュンッ!
律「消え澪「目の前だ律ゥゥウーーーーーッ!」
61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:50:08.44 ID:JPh/X6jDO
承太郎「逃げろッ!削り取られるぞッ!」
アイス「よくも!このデコッパチがッ!」
「二度もDIO様を侮辱したなァァア―――――z_____ッ!」
律「うるせェェエ―――z___ッ!」
「二回目はお前が聞いてきたんだろうがァァ―――――z_____ッ!」
アイス「思い知れッ!」律「オラァ!」
ボッギャ―――z___ッ
アイス「よくも!このデコッパチがッ!」
「二度もDIO様を侮辱したなァァア―――――z_____ッ!」
律「うるせェェエ―――z___ッ!」
「二回目はお前が聞いてきたんだろうがァァ―――――z_____ッ!」
アイス「思い知れッ!」律「オラァ!」
ボッギャ―――z___ッ
62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:50:39.67 ID:JPh/X6jDO
律「グハァッ!」ドゴォォオン!
アイス「……………」ピタァッ!
和「……自分の身と引き換えに…大チャンスを作った………」
承太郎「やれやれ……部長が体を張ってチャンスを作ったんだ」スタスタ
「……部員は……これを生かさないとな」スタスタ
アイス「……………」ピタァッ!
和「……自分の身と引き換えに…大チャンスを作った………」
承太郎「やれやれ……部長が体を張ってチャンスを作ったんだ」スタスタ
「……部員は……これを生かさないとな」スタスタ
63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:51:07.05 ID:JPh/X6jDO
アイス「……り……やる…」ググッ…
承太郎「何ッ!?」ピタッ!
「固定したら……動けないんじゃあないのかッ!」
アイス「蹴り殺してやるッ!」ブシュウ!
「このド畜生がァーーーーーッ!」バキィッ!
ヴァニラ・アイスは……
身体のあらゆる部位を破壊し…
皮膚を裂き…大出血しながらも…
律のもとへ歩み出したッ
承太郎「何ッ!?」ピタッ!
「固定したら……動けないんじゃあないのかッ!」
アイス「蹴り殺してやるッ!」ブシュウ!
「このド畜生がァーーーーーッ!」バキィッ!
ヴァニラ・アイスは……
身体のあらゆる部位を破壊し…
皮膚を裂き…大出血しながらも…
律のもとへ歩み出したッ
64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:51:35.84 ID:JPh/X6jDO
澪「ウソだろッ!?」
和「承太郎君ッ!律のもとへ行かせないでッ!」
承太郎「オラァ!」
アイス「ガブッ!」ベキィ!
承太郎のパンチはアイスの口内を捕えるッ!
和「承太郎君ッ!律のもとへ行かせないでッ!」
承太郎「オラァ!」
アイス「ガブッ!」ベキィ!
承太郎のパンチはアイスの口内を捕えるッ!
65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:52:15.06 ID:JPh/X6jDO
そして……
承太郎「スターーー……」
「フィンガァァア―――――z_____ッ!」ドシュン!
アイス「ゲボッ!」グチャア!
ヴァニラ・アイスの頭部を貫いたッ!
承太郎「くたばりやがれッ!」
承太郎が更に腕を押し込もうとしたその時…
承太郎「スターーー……」
「フィンガァァア―――――z_____ッ!」ドシュン!
アイス「ゲボッ!」グチャア!
ヴァニラ・アイスの頭部を貫いたッ!
承太郎「くたばりやがれッ!」
承太郎が更に腕を押し込もうとしたその時…
66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:52:44.22 ID:JPh/X6jDO
アイス「くぁぁあああ………」ガシィ!
承太郎「うぐっ!」
首根っこと左腕を捕えられたッ
承太郎「こ…このパワーはッ……」
「うぉぉぉおおおおおおおお!」グリッ
アイス「俺は死なん……」
「苦痛を意に介しているヒマもない………」
「必ずきさまを仕留めるッ!」
「ジョースターどもを殺すッ!」
「俺が死ぬのはその後でいいッ!」ググッ!
承太郎「うぐっ!」
首根っこと左腕を捕えられたッ
承太郎「こ…このパワーはッ……」
「うぉぉぉおおおおおおおお!」グリッ
アイス「俺は死なん……」
「苦痛を意に介しているヒマもない………」
「必ずきさまを仕留めるッ!」
「ジョースターどもを殺すッ!」
「俺が死ぬのはその後でいいッ!」ググッ!
67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:53:16.21 ID:JPh/X6jDO
アイスは承太郎の左腕をスタンドの口内へ引き寄せるッ
澪「け、削り取られるッ!」
承太郎「……やれやれ」
「自分から……頭を貫かれることを選ぶとはな」
「スターーーッ!フィンガァァァアアアアアアアアッ!」
アイス「ぐおおッ!」ドスゥ!
承太郎の左手のスターフィンガーは…
ヴァニラ・アイスの頭部を突き刺したッ
澪「け、削り取られるッ!」
承太郎「……やれやれ」
「自分から……頭を貫かれることを選ぶとはな」
「スターーーッ!フィンガァァァアアアアアアアアッ!」
アイス「ぐおおッ!」ドスゥ!
承太郎の左手のスターフィンガーは…
ヴァニラ・アイスの頭部を突き刺したッ
68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:55:17.89 ID:JPh/X6jDO
澪「やったッ!」
アイス「……やった……な」
「これで……両腕を封じたぞ……承太郎………」
承太郎「なッ!何ィィイーーーーーーッ!」
澪「なん……で……」
アイス「この両腕が……俺を突き刺した悪い腕かッ!」
「フン!」
承太郎「ぐあッ!」ドギャッ!
アイス「……やった……な」
「これで……両腕を封じたぞ……承太郎………」
承太郎「なッ!何ィィイーーーーーーッ!」
澪「なん……で……」
アイス「この両腕が……俺を突き刺した悪い腕かッ!」
「フン!」
承太郎「ぐあッ!」ドギャッ!
69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:55:52.09 ID:JPh/X6jDO
アイス「フン!フン!フン!フン!フン!」
承太郎「ぐぅッ………!」バキ!バキ!バキ!バキ!バキ!
アイス「どうだ…思い知ったか…」
承太郎「……仕返しだぜ」
「お前の体に……目…耳…鼻…口…ケツ以外に…」
「……もう一つ穴を開けてやるぜ」
承太郎「ぐぅッ………!」バキ!バキ!バキ!バキ!バキ!
アイス「どうだ…思い知ったか…」
承太郎「……仕返しだぜ」
「お前の体に……目…耳…鼻…口…ケツ以外に…」
「……もう一つ穴を開けてやるぜ」
70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:56:38.18 ID:JPh/X6jDO
アイス「……まだ……お仕置きが足りんようだな」
承太郎「オラァ!」アイス「フンッ!」
承太郎「グッ!」バキィッ!
承太郎の右腕は不自然な方向へ曲がり……
アイス「がぼッ!」ボゴォ!
ヴァニラ・アイスの腹部にはスタープラチナの脚が貫通していたッ!
承太郎「オラァ!」アイス「フンッ!」
承太郎「グッ!」バキィッ!
承太郎の右腕は不自然な方向へ曲がり……
アイス「がぼッ!」ボゴォ!
ヴァニラ・アイスの腹部にはスタープラチナの脚が貫通していたッ!
71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:57:29.25 ID:JPh/X6jDO
澪「す……ご……」
和「…あんたがこんな光景を見て平気でいられるなんてね」
澪「和ッ!律は大丈夫なのかッ!?」
和「ええ…さっき治療が終わったわ」
「そこの壁に寄り掛からせてる……」
和「…あんたがこんな光景を見て平気でいられるなんてね」
澪「和ッ!律は大丈夫なのかッ!?」
和「ええ…さっき治療が終わったわ」
「そこの壁に寄り掛からせてる……」
72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:57:59.15 ID:JPh/X6jDO
アイス「ぐ………」フラッ…
グォォオオオ……
澪「なッ…ウソだろッ!?」
「まだ闘うのかよッ!?」
アイス「きさまだけは……殺さなくてはな……」
「承太郎……きさまらは二の次だ」
グォォオオオ……
澪「なッ…ウソだろッ!?」
「まだ闘うのかよッ!?」
アイス「きさまだけは……殺さなくてはな……」
「承太郎……きさまらは二の次だ」
73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:58:25.13 ID:JPh/X6jDO
律「う……………」
「きやがったか……」
「まだ……体痛えんだけど……」
アイス「DIO様を侮辱したきさまが悪いんだッ!」
「思い
ヴァニラ・アイスが脚を振り上げたその時…
アイス「知ガッ!」ドゴッ!
ガレキがアイスの頭を直撃したッ
「きやがったか……」
「まだ……体痛えんだけど……」
アイス「DIO様を侮辱したきさまが悪いんだッ!」
「思い
ヴァニラ・アイスが脚を振り上げたその時…
アイス「知ガッ!」ドゴッ!
ガレキがアイスの頭を直撃したッ
74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:58:55.25 ID:JPh/X6jDO
和「……そうやすやすと……律に攻撃させるわけないでしょ?」
「ダメージがひどすぎて……まともな思考ができないみたいね」
律「勝手に…囮にしやがって」
和「それは違うわ……」
「言いたいこと……わかるでしょ?」
律「……ああ」
「ダメージがひどすぎて……まともな思考ができないみたいね」
律「勝手に…囮にしやがって」
和「それは違うわ……」
「言いたいこと……わかるでしょ?」
律「……ああ」
75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:59:26.66 ID:JPh/X6jDO
アイス「くッ……頭痛がするッ……」
「頭部に…ダメージを食らいすぎたかッ…」フラッ…
律「オラァ!」
アイス「ゴブッ!」ピタァッ!
和「…絶好の的よ…律」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
和はガレキを殴り…
もとに戻るべく移動したガレキは全てアイスに直撃したッ!
「頭部に…ダメージを食らいすぎたかッ…」フラッ…
律「オラァ!」
アイス「ゴブッ!」ピタァッ!
和「…絶好の的よ…律」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
和はガレキを殴り…
もとに戻るべく移動したガレキは全てアイスに直撃したッ!
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 00:59:58.70 ID:JPh/X6jDO
澪「律ッ!」シュンッ!
律「サンキュ、澪」
「ジー・エス・スリーッ!固定解承太郎「まだだッ!」
律「えッ…?」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
承太郎はアイスを殴り…
律「サンキュ、澪」
「ジー・エス・スリーッ!固定解承太郎「まだだッ!」
律「えッ…?」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
承太郎はアイスを殴り…
77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:00:28.64 ID:JPh/X6jDO
承太郎「……固定解除だ」
ズギュ―――z___ン!
アイス「グハァッ!」ボゴォ!
ガレキはアイスの全身を貫通し…
身体の数ヶ所が破裂したッ
アイス「ハァッ…ハァッ……」ズルッ…
「クソどもがァ~~~ッ……」ズルッ…
澪「不死身かよッ……」
ズギュ―――z___ン!
アイス「グハァッ!」ボゴォ!
ガレキはアイスの全身を貫通し…
身体の数ヶ所が破裂したッ
アイス「ハァッ…ハァッ……」ズルッ…
「クソどもがァ~~~ッ……」ズルッ…
澪「不死身かよッ……」
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:01:10.71 ID:JPh/X6jDO
律「執念……なのか……これは……」
「下半身どころか……」
「上半身の半分も無いようなもんなんだぞッ…!」
承太郎「……こいつ……」
「おそらく……DIOに何かされたな」
「……話に聞いた吸血鬼だ」
和「倒す方法は……」
承太郎「……じじいの波紋か…」
「太陽にさらせば塵になる」
「下半身どころか……」
「上半身の半分も無いようなもんなんだぞッ…!」
承太郎「……こいつ……」
「おそらく……DIOに何かされたな」
「……話に聞いた吸血鬼だ」
和「倒す方法は……」
承太郎「……じじいの波紋か…」
「太陽にさらせば塵になる」
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:01:40.85 ID:JPh/X6jDO
律「そ…それだけで……」
澪「……それじゃあ……私が外にテレポートさせるよ」
和「……少し待って、澪」
「こいつには……承太郎君の脚の肉を返してもらわないと」
澪「できるのか…?」
和「この人…『暗黒空間にばらまく』って言ってたわ」
「一番最初……梓ちゃんの攻撃を受けた花京院君も治せた」
律「そういえば……」
澪「……それじゃあ……私が外にテレポートさせるよ」
和「……少し待って、澪」
「こいつには……承太郎君の脚の肉を返してもらわないと」
澪「できるのか…?」
和「この人…『暗黒空間にばらまく』って言ってたわ」
「一番最初……梓ちゃんの攻撃を受けた花京院君も治せた」
律「そういえば……」
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:02:15.75 ID:JPh/X6jDO
和「もしかしたら…梓ちゃんのスタンドも『暗黒空間』に通じてるのかも」
「だから……試してみる価値はあるわ」
澪「そう……だな」
承太郎「……頼む」
ズギュ―――z___ン!
アイス「ゲボッ!」
律「す、すげぇ……」
「治ったッ!」
承太郎「……腕の方も頼むぜ」
和「はいはい」ズギュ―z_ン!
澪「それじゃあ……」
「……いくぞ」
「だから……試してみる価値はあるわ」
澪「そう……だな」
承太郎「……頼む」
ズギュ―――z___ン!
アイス「ゲボッ!」
律「す、すげぇ……」
「治ったッ!」
承太郎「……腕の方も頼むぜ」
和「はいはい」ズギュ―z_ン!
澪「それじゃあ……」
「……いくぞ」
81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:02:53.72 ID:JPh/X6jDO
アイス「クソッ……」
「きさまらなんぞに…」
「きさまらなああんぞにィィィィィィーッ……」
律「一ついいこと教えてやるよ」
「日本じゃあな……ブルマは廃止されたんだぜ」
ズギュ―――z___ン!
ヴァニラ・アイスは……
……塵になった
本体名―ヴァニラ・アイス
スタンド名―クリーム
―死亡―
「きさまらなんぞに…」
「きさまらなああんぞにィィィィィィーッ……」
律「一ついいこと教えてやるよ」
「日本じゃあな……ブルマは廃止されたんだぜ」
ズギュ―――z___ン!
ヴァニラ・アイスは……
……塵になった
本体名―ヴァニラ・アイス
スタンド名―クリーム
―死亡―
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:05:57.60 ID:JPh/X6jDO
DIOの館―承太郎一行―!
和「なかなか……見つからないわね……」
律「ああ……道間違ったんじゃないか……」
澪「それは…ないだろ……多分」
承太郎「……待て」
「…右前方に……何かいるぜ」
和「なかなか……見つからないわね……」
律「ああ……道間違ったんじゃないか……」
澪「それは…ないだろ……多分」
承太郎「……待て」
「…右前方に……何かいるぜ」
83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:07:03.88 ID:JPh/X6jDO
女「ハァ……ハァ……」
澪「女の人……」
女「ひいいいっ!」
「ゆ、ゆるしてください……~~~っ」
「もう逃げようとしませんから!」
律「おい…落ち着いてくれ!」
女「命だけは……お願いですゥゥゥーーーーーッ!」
澪「女の人……」
女「ひいいいっ!」
「ゆ、ゆるしてください……~~~っ」
「もう逃げようとしませんから!」
律「おい…落ち着いてくれ!」
女「命だけは……お願いですゥゥゥーーーーーッ!」
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:07:31.34 ID:JPh/X6jDO
澪「私たちは味方です!」
「だから落ち着いてください!」
「助けてあげますから!」
女「味方……?」
「本当に味方なのですか?」
「本当に助けてくれるのですか?」
承太郎「そうだ、味方だぜ」
メシァッ!
女「きゃああああああ!」ドゴォォォン!
「だから落ち着いてください!」
「助けてあげますから!」
女「味方……?」
「本当に味方なのですか?」
「本当に助けてくれるのですか?」
承太郎「そうだ、味方だぜ」
メシァッ!
女「きゃああああああ!」ドゴォォォン!
85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:08:00.63 ID:JPh/X6jDO
承太郎「ただし正義の………味方だ…」
女「うげ……うげごげっ!」クルッ
男「ばっ!ばかなッ!」
「どうして俺の無敵の能力がばれたんだァーーーッ!?」
和「頭の後ろに女の人の顔が……」
澪「……裏返るなら……手も逆にしないとな」
男「そ、そうか!」
「気づかなかった……」
女「うげ……うげごげっ!」クルッ
男「ばっ!ばかなッ!」
「どうして俺の無敵の能力がばれたんだァーーーッ!?」
和「頭の後ろに女の人の顔が……」
澪「……裏返るなら……手も逆にしないとな」
男「そ、そうか!」
「気づかなかった……」
86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:08:25.77 ID:JPh/X6jDO
承太郎「おいヌケサク……DIOの部屋まで案内しな」
ヌケサク「てめー……俺のことをヌケサクと呼んだな……!」
「ぶっ殺してやるッ!俺はDIO様の血が体内に入って不死身なのだッ!」
律「……ジー・エス・スリー」ズギュ―z_ン!
ヌケサク「ぐべッ!」ピタァッ!
律「私らは……今さっき…不死身の男を倒してきたばっかりだ」
「吸血鬼の倒し方は心得てる」
「それでも……やるか?」
ヌケサク「てめー……俺のことをヌケサクと呼んだな……!」
「ぶっ殺してやるッ!俺はDIO様の血が体内に入って不死身なのだッ!」
律「……ジー・エス・スリー」ズギュ―z_ン!
ヌケサク「ぐべッ!」ピタァッ!
律「私らは……今さっき…不死身の男を倒してきたばっかりだ」
「吸血鬼の倒し方は心得てる」
「それでも……やるか?」
87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:09:31.49 ID:JPh/X6jDO
ヌケサク「あが……が……」
(やら……な……)
律「……やるってさ」
ヌケサク(なぁぁああああああ!?)
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ヌケサク「びべぶッ!」グチャア!
承太郎「……案内……してくれるな?」
ヌケサク「は……はい……」
(やら……な……)
律「……やるってさ」
ヌケサク(なぁぁああああああ!?)
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ヌケサク「びべぶッ!」グチャア!
承太郎「……案内……してくれるな?」
ヌケサク「は……はい……」
88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:10:33.23 ID:JPh/X6jDO
DIOの館―ジョセフ一行―!
梓「なかなか……見つかりませんね……」
紬「ええ……」
「今が3階……」
「この階段を上ったら……もう終わりのはず……」
DIO「……ご名答だ……琴吹紬よ」パチパチ
唯紬梓憂花ジア「DIOッ!?」
アヴ「いつの間にッ!?」
「さっき……階段を見上げた時はいなかったはずッ!」
梓「なかなか……見つかりませんね……」
紬「ええ……」
「今が3階……」
「この階段を上ったら……もう終わりのはず……」
DIO「……ご名答だ……琴吹紬よ」パチパチ
唯紬梓憂花ジア「DIOッ!?」
アヴ「いつの間にッ!?」
「さっき……階段を見上げた時はいなかったはずッ!」
89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:11:43.13 ID:JPh/X6jDO
DIO「アヴドゥル……久しぶりだな」
「前に会ったのは…いつだったかな……」
「忘れてしまった……所詮……お前はその程度の男だということよ」
ジョセフ「DIOッ……!」
DIO「ジョナサンの孫……ジョセフか」
「どうだ……祖父の体を目の当たりにして」
ジョセフ「こいつッ…!」
「前に会ったのは…いつだったかな……」
「忘れてしまった……所詮……お前はその程度の男だということよ」
ジョセフ「DIOッ……!」
DIO「ジョナサンの孫……ジョセフか」
「どうだ……祖父の体を目の当たりにして」
ジョセフ「こいつッ…!」
90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:12:09.69 ID:JPh/X6jDO
花京院「ジョースターさんおさえてッ!」
DIO「花京院か……」
「おとなしく……このDIOに仕えておけば良かったものを」
花京院「誰がきさまなんかに……」
「ヘドが出るッ!」
DIO「花京院か……」
「おとなしく……このDIOに仕えておけば良かったものを」
花京院「誰がきさまなんかに……」
「ヘドが出るッ!」
91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:14:53.98 ID:JPh/X6jDO
DIO「フフフ……」
「……この慈悲深いDIOが……きさまらに最後のチャンスをやろう」
「その階段を二段おりろ」
「そうすれば…私の仲間になり……共に承太郎達を殺そうではないか」
「逆に死にたければ……………」
「その足を上げて階段を上ってこい」
唯紬梓憂花ジア「……………」
ザッ!
唯達は……
階段を上った……
はずだったッ
「……この慈悲深いDIOが……きさまらに最後のチャンスをやろう」
「その階段を二段おりろ」
「そうすれば…私の仲間になり……共に承太郎達を殺そうではないか」
「逆に死にたければ……………」
「その足を上げて階段を上ってこい」
唯紬梓憂花ジア「……………」
ザッ!
唯達は……
階段を上った……
はずだったッ
92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:17:19.32 ID:JPh/X6jDO
唯紬梓憂花ジア「えッ!?」
しかしッ
DIO「フフフ……」
「全員階段を『降りた』な」
「このDIOの仲間になりたいというわけだな」
花京院「た…確かに足を上げてッ…」
ザッ!
全員再び足を上げて…
階段を上ったはずだったッ
しかしッ
DIO「フフフ……」
「全員階段を『降りた』な」
「このDIOの仲間になりたいというわけだな」
花京院「た…確かに足を上げてッ…」
ザッ!
全員再び足を上げて…
階段を上ったはずだったッ
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:19:43.80 ID:JPh/X6jDO
DIO「また階段を降りるとは……」
「そんなにこのDIOの仲間になりたいか」
ジョセフ「な…なんだこれはッ…」
「これが……『ザ・ワールド』なのかッ!?」
DIO「フフフ……」
「『上らなくてはならない』と心では思っているが」
「あまりに恐ろしいので無意識のうちに逆に体は降りた……」
「といったところかな……?」
「そんなにこのDIOの仲間になりたいか」
ジョセフ「な…なんだこれはッ…」
「これが……『ザ・ワールド』なのかッ!?」
DIO「フフフ……」
「『上らなくてはならない』と心では思っているが」
「あまりに恐ろしいので無意識のうちに逆に体は降りた……」
「といったところかな……?」
94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:20:27.04 ID:JPh/X6jDO
アヴ「違う!我々は確かに階段を上ったッ!」
「DIOのスタンド攻撃だッ!」
梓「DIOのスタンド能力を見極めなくてはッ!」
「オラオラオラオラァ!」ガオン!
DIO「……歯向かう……か」
「ザ・ワールドッ!」ズギュ―z_ン!
梓はDIOに向け…
空気の溝を飛ばしたッ
はずだったッ!
「DIOのスタンド攻撃だッ!」
梓「DIOのスタンド能力を見極めなくてはッ!」
「オラオラオラオラァ!」ガオン!
DIO「……歯向かう……か」
「ザ・ワールドッ!」ズギュ―z_ン!
梓はDIOに向け…
空気の溝を飛ばしたッ
はずだったッ!
95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:21:57.82 ID:JPh/X6jDO
ブシュウ!
梓「えッ……」
「な……なんで……私が……」
「撃ち出した私が……自分のスタンド攻撃を……」フラッ…
梓はかつてDIOが立っていたところに立っており…
自身のスタンド攻撃を受けたッ
そして……
DIO「ほう……削り取るとは本当のようだな」
「多少やっかいかもしれん」
梓がいた場所にDIOが立っていたッ
梓「えッ……」
「な……なんで……私が……」
「撃ち出した私が……自分のスタンド攻撃を……」フラッ…
梓はかつてDIOが立っていたところに立っており…
自身のスタンド攻撃を受けたッ
そして……
DIO「ほう……削り取るとは本当のようだな」
「多少やっかいかもしれん」
梓がいた場所にDIOが立っていたッ
96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:23:09.97 ID:JPh/X6jDO
紬「オラオラオラオラァ!」
紬はDIOに向けラッシュを繰り出すッ
花京院「ぐはッ!」ドゴォ!
しかし……
そこにはDIOはおらず…
代わりに花京院に命中したッ
紬「ご、ごめんなさい!」
唯「いったい……なんでッ……!」
紬はDIOに向けラッシュを繰り出すッ
花京院「ぐはッ!」ドゴォ!
しかし……
そこにはDIOはおらず…
代わりに花京院に命中したッ
紬「ご、ごめんなさい!」
唯「いったい……なんでッ……!」
97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:24:38.68 ID:JPh/X6jDO
DIO「……きさまらで遊ぶのも飽きたな」
「……殺すとするか」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ジョセフ「こ…この殺気はッ……!」
ドゴォォオン!
DIO「むう……壁が……」
承太郎「……たまには日光をいれないとな」
「……部屋がカビだらけになるぜ」
「DIOッ!」
「……殺すとするか」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ジョセフ「こ…この殺気はッ……!」
ドゴォォオン!
DIO「むう……壁が……」
承太郎「……たまには日光をいれないとな」
「……部屋がカビだらけになるぜ」
「DIOッ!」
98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:25:54.26 ID:JPh/X6jDO
DIO「きたか……承太郎」ニヤッ
ブワヮヮァア…
DIOは階段を上り…姿を消した……
ジョセフ「全員……無事だったみたいじゃな」
律「おかげさまで」
「それより……今のがDIO……」
澪「すごかった……殺気が……」
アヴ「我々はこれからDIOを追いかけるが……」
「その前にDIOの能力について話しておく」
「ついてというより……はるかに理解を超え…体験談になるが」
ブワヮヮァア…
DIOは階段を上り…姿を消した……
ジョセフ「全員……無事だったみたいじゃな」
律「おかげさまで」
「それより……今のがDIO……」
澪「すごかった……殺気が……」
アヴ「我々はこれからDIOを追いかけるが……」
「その前にDIOの能力について話しておく」
「ついてというより……はるかに理解を超え…体験談になるが」
99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:27:45.99 ID:JPh/X6jDO
澪律和承「……………」
アヴ「我々は……確かに階段を上った」
「しかし……いつの間にか降りていた」
「そして……『いた』はずの人が『おらず』……」
「『いなかった』はずの人が『いる』んだ」
「何を言ってるのかわからないだろうが……」
「……これが我々が体験したDIOの能力だ」
アヴ「我々は……確かに階段を上った」
「しかし……いつの間にか降りていた」
「そして……『いた』はずの人が『おらず』……」
「『いなかった』はずの人が『いる』んだ」
「何を言ってるのかわからないだろうが……」
「……これが我々が体験したDIOの能力だ」
100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:28:59.04 ID:JPh/X6jDO
律「とにかく……ヤバい能力だってのはわかったよ」
ジョセフ「日が沈みかけているな……」
「……急ぐぞ」
承太郎「……おいヌケサク」ポイッ
ヌケサク「ヒィッ!」ドサッ
承太郎「……階段の上はどうなっている」
ジョセフ「日が沈みかけているな……」
「……急ぐぞ」
承太郎「……おいヌケサク」ポイッ
ヌケサク「ヒィッ!」ドサッ
承太郎「……階段の上はどうなっている」
101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:31:27.37 ID:JPh/X6jDO
ヌケサク「と、塔です」
「てっぺんに一つ部屋があって……」
「DIO様は昼はいつもそこにいます」
承太郎「……これ以外に塔に続く階段は?」
ヌケサク「あ、ありません……」
承太郎「……案内しろ」
「……お前が先頭でな」
ヌケサク「ぶべッ!」ドゴォ!
「は、はぃぃい……」
「てっぺんに一つ部屋があって……」
「DIO様は昼はいつもそこにいます」
承太郎「……これ以外に塔に続く階段は?」
ヌケサク「あ、ありません……」
承太郎「……案内しろ」
「……お前が先頭でな」
ヌケサク「ぶべッ!」ドゴォ!
「は、はぃぃい……」
102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:32:58.34 ID:JPh/X6jDO
DIOの部屋!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
承太郎達は先ほどの階段を上り……
DIOの部屋にたどり着いた
そこは……日の光は遮断され…
部屋の真ん中にポツンと棺桶が置かれているだけであった
ジョセフ「承太郎…その窓を破壊しろ」
承太郎「オラァ!」
バゴォン!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
承太郎達は先ほどの階段を上り……
DIOの部屋にたどり着いた
そこは……日の光は遮断され…
部屋の真ん中にポツンと棺桶が置かれているだけであった
ジョセフ「承太郎…その窓を破壊しろ」
承太郎「オラァ!」
バゴォン!
103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:34:22.26 ID:JPh/X6jDO
律「……やっと明るくなったな」
「明るいと言っても……さっきに比べたら、の話だけど」
律の言うとおり…部屋内はわずかに明るくなったほどであった
それほどまでに太陽は…その姿を隠していた
承太郎「……棺桶を囲むぞ」
「ヌケサク…てめーが棺桶を開けな」
「明るいと言っても……さっきに比べたら、の話だけど」
律の言うとおり…部屋内はわずかに明るくなったほどであった
それほどまでに太陽は…その姿を隠していた
承太郎「……棺桶を囲むぞ」
「ヌケサク…てめーが棺桶を開けな」
104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:35:37.25 ID:JPh/X6jDO
ヌケサク「ひ、ひいいえええ…」
「DIO様ァ…私はあなたを裏切ったわけではないのですから~~~」
「あなた様の勝利を確信しているからこそ、こいつらを案内したのですゥ」
「風の強い時に◯◯◯◯◯したらズボンにかかるってことと」
「同じくらい確信していますゥ……」
花京院「口じゃあなくて手を動かせッ!」
「DIO様ァ…私はあなたを裏切ったわけではないのですから~~~」
「あなた様の勝利を確信しているからこそ、こいつらを案内したのですゥ」
「風の強い時に◯◯◯◯◯したらズボンにかかるってことと」
「同じくらい確信していますゥ……」
花京院「口じゃあなくて手を動かせッ!」
105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:36:49.38 ID:JPh/X6jDO
ヌケサク「DIO様ァァ~~」
「こいつらをぶっ殺してやっておくんなさいましよおおおおおお!」
ギギギギギギギギ……
ヌケサクは棺桶に手をかけ…
徐々にフタをずらしていった
そして…棺桶の中が確認できるか、というところで……
確かな異変が承太郎達の目に映るッ
「こいつらをぶっ殺してやっておくんなさいましよおおおおおお!」
ギギギギギギギギ……
ヌケサクは棺桶に手をかけ…
徐々にフタをずらしていった
そして…棺桶の中が確認できるか、というところで……
確かな異変が承太郎達の目に映るッ
106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:37:47.30 ID:JPh/X6jDO
ヌケサク「え!?……………………………」
「な……中にいたのは………」
承太郎達は……棺桶の中にはDIOがいるか…空っぽだと思い込んでいた
しかし……そこにいたのは…
ヌケサク「俺だったァァーーーーー!」
輪切りにされたヌケサクであったッ
先ほどまで棺桶を開けていたヌケサクが入っていた上に……
DIOがいる…もしくは空っぽ……そう思い込んでいた承太郎達は……
予想以上の衝撃を受けたッ
「な……中にいたのは………」
承太郎達は……棺桶の中にはDIOがいるか…空っぽだと思い込んでいた
しかし……そこにいたのは…
ヌケサク「俺だったァァーーーーー!」
輪切りにされたヌケサクであったッ
先ほどまで棺桶を開けていたヌケサクが入っていた上に……
DIOがいる…もしくは空っぽ……そう思い込んでいた承太郎達は……
予想以上の衝撃を受けたッ
107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:39:30.25 ID:JPh/X6jDO
澪「ウソだろッ!?」
「何でさっきまで棺桶を開けていたヤツが棺桶の中にいるんだッ!!」
花京院「これだッ!『いなかった』はずのものが『いる』んだッ!」
「さっき僕たちはこれを体験したんだッ!」
和「これが……ザ・ワールドだっていうのッ…!?」
「どういう理屈でこんなことが実行できるのよッ!」
「何でさっきまで棺桶を開けていたヤツが棺桶の中にいるんだッ!!」
花京院「これだッ!『いなかった』はずのものが『いる』んだッ!」
「さっき僕たちはこれを体験したんだッ!」
和「これが……ザ・ワールドだっていうのッ…!?」
「どういう理屈でこんなことが実行できるのよッ!」
108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:40:21.31 ID:JPh/X6jDO
アヴ「誰か今こいつが棺桶に入れられたところを見た者はッ!」
紬「いいえ……」
「しっかり見てたはずなのに…」
「いつの間にかっていう表現がかなりしっくりくる状況でしたッ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
承太郎「これはッ……」
「この殺気はッーーーーー!」
ピッキィ―――z___ン
承太郎「逃げろォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
承太郎達は窓から飛び出すッ
紬「いいえ……」
「しっかり見てたはずなのに…」
「いつの間にかっていう表現がかなりしっくりくる状況でしたッ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
承太郎「これはッ……」
「この殺気はッーーーーー!」
ピッキィ―――z___ン
承太郎「逃げろォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
承太郎達は窓から飛び出すッ
109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:48:13.21 ID:JPh/X6jDO
律「クソッ!なんだってんだ今のはッ!」
ジョセフ「わしも感じたぞ!凄まじい殺気ってヤツだ!」
「◯◯◯◯◯にツララを突っ込まれた気分だ……」
「今…あのままあそこにいたら確実に一人ずつやられていた!」
梓「何なんですかあれはッ…」
「承太郎先輩を超えるほどのスゴ味でしたよッ!?」
ズギュ―――z___ン!
承太郎達は各々のスタンドを発現させ、館の壁にしがみつく
そして……澪の助けもあり、何とか全員ひさしに昇ることができた
ジョセフ「わしも感じたぞ!凄まじい殺気ってヤツだ!」
「◯◯◯◯◯にツララを突っ込まれた気分だ……」
「今…あのままあそこにいたら確実に一人ずつやられていた!」
梓「何なんですかあれはッ…」
「承太郎先輩を超えるほどのスゴ味でしたよッ!?」
ズギュ―――z___ン!
承太郎達は各々のスタンドを発現させ、館の壁にしがみつく
そして……澪の助けもあり、何とか全員ひさしに昇ることができた
110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:49:32.78 ID:JPh/X6jDO
憂「これは……いよいよマズいかもしれませんね……」
憂の懸念は……太陽であった
すでに太陽は…カイロの街並みに飲み込まれそうなほどであった
そして……それは同時に……
DIOを倒す方法がジョセフの波紋のみになったことを表すッ
唯「太陽が……ほとんど見えないよ……」
澪「始まったな……DIOの時間……」
「……DIOの世界が」
憂の懸念は……太陽であった
すでに太陽は…カイロの街並みに飲み込まれそうなほどであった
そして……それは同時に……
DIOを倒す方法がジョセフの波紋のみになったことを表すッ
唯「太陽が……ほとんど見えないよ……」
澪「始まったな……DIOの時間……」
「……DIOの世界が」
111: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:50:29.47 ID:JPh/X6jDO
紬「ジョースターさん……これからどうするつもりですか?」
花京院「まさか……このまま朝まで逃げるってことはありませんよね?」
「もしそうなら……僕はみんなと別行動をとらなくてはならない」
律「……そうだな」
「ここまできたら……突っ走るしかねえよ」
花京院「まさか……このまま朝まで逃げるってことはありませんよね?」
「もしそうなら……僕はみんなと別行動をとらなくてはならない」
律「……そうだな」
「ここまできたら……突っ走るしかねえよ」
112: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:51:00.39 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「……花京院……律ちゃん」
「わしだって同じ気持ちだ」
「しかし状況が変わった!」
「……我々はヤツのスタンド、『ザ・ワールド』に出会った」
「それなのにどんな能力なのか見当もつかない!」
「山を登る時、ルートもわからん!頂上がどこかもわからん!」
「それじゃあ遭難は確実なんじゃ!」
「確実!」
「そう、コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!」
「わしだって同じ気持ちだ」
「しかし状況が変わった!」
「……我々はヤツのスタンド、『ザ・ワールド』に出会った」
「それなのにどんな能力なのか見当もつかない!」
「山を登る時、ルートもわからん!頂上がどこかもわからん!」
「それじゃあ遭難は確実なんじゃ!」
「確実!」
「そう、コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!」
113: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:51:25.65 ID:JPh/X6jDO
律「だからって逃げることはないだろ!」
「どうせ今夜はDIOに追いかけ回されるんだッ!」
「それなら私らから出迎えてやろうって話なんだよ!」
アヴ「それが危険なんだ!」
「真っ向勝負をしてDIOには勝てないとさっきわかったはずだ!」
「わざわざ真っ向勝負をする必要はないッ!」
「機を伺うッ!そのうちにヤツのスタンドの正体をあばくチャンスがあるッ!」
「そのチャンスを待つんだッ!」
「どうせ今夜はDIOに追いかけ回されるんだッ!」
「それなら私らから出迎えてやろうって話なんだよ!」
アヴ「それが危険なんだ!」
「真っ向勝負をしてDIOには勝てないとさっきわかったはずだ!」
「わざわざ真っ向勝負をする必要はないッ!」
「機を伺うッ!そのうちにヤツのスタンドの正体をあばくチャンスがあるッ!」
「そのチャンスを待つんだッ!」
114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:51:54.98 ID:JPh/X6jDO
律「それじゃあそのチャンスってのはいつだよッ!?」
「今夜か!?明日の朝か!?」
「もしそのチャンスがこなかったらどうするんだよ!」
「聖子さんが死ぬんだぞッ!」
「私はいつ訪れるかわからないチャンスなんて待たないッ!」
「そんなんなら私がこの手でチャンスを作りだしてやるッ!」
「私がッ!この暗闇の荒野に道を作りだしてやるッ!」タタタタ
花京院「ジョースターさん…僕も…逃げるという案だけには賛成できない」
「すみません……田井中さんに着いていきますッ」タタタタ
「今夜か!?明日の朝か!?」
「もしそのチャンスがこなかったらどうするんだよ!」
「聖子さんが死ぬんだぞッ!」
「私はいつ訪れるかわからないチャンスなんて待たないッ!」
「そんなんなら私がこの手でチャンスを作りだしてやるッ!」
「私がッ!この暗闇の荒野に道を作りだしてやるッ!」タタタタ
花京院「ジョースターさん…僕も…逃げるという案だけには賛成できない」
「すみません……田井中さんに着いていきますッ」タタタタ
115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:52:48.10 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「律ちゃんッ!花京院ッ!」
「待つんじゃァァアーーーーーッ!」
承太郎「……止めても無駄だぜ」
「田井中のヤツ……直情バカすぎだぜ……花京院もな」
「まあ……おふくろがここまで思われてるとは予想外だったが」
和「承太郎君ッ!あなたの意見を聞くわッ!」
承太郎「……そうだな」
「田井中と花京院は追いながらヤツと闘う………」
「俺達は逃げながらヤツと闘う」
「つまり……ハサミ討ちの形になるな…」
「待つんじゃァァアーーーーーッ!」
承太郎「……止めても無駄だぜ」
「田井中のヤツ……直情バカすぎだぜ……花京院もな」
「まあ……おふくろがここまで思われてるとは予想外だったが」
和「承太郎君ッ!あなたの意見を聞くわッ!」
承太郎「……そうだな」
「田井中と花京院は追いながらヤツと闘う………」
「俺達は逃げながらヤツと闘う」
「つまり……ハサミ討ちの形になるな…」
116: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:54:16.83 ID:JPh/X6jDO
館の傍―茂み―!
律花「……ハァ………ハァッ…」
律と花京院は…
DIOの動向を探るべく、館の傍の茂みに身を隠していた
律「出て…来ない……な」
花京院「静かにッ……」
花京院は律の口を押さえる
その目は……遥か上、DIOの部屋を捕えていた
律は…花京院の瞳に映った光景で……状況を把握するッ
律花「……ハァ………ハァッ…」
律と花京院は…
DIOの動向を探るべく、館の傍の茂みに身を隠していた
律「出て…来ない……な」
花京院「静かにッ……」
花京院は律の口を押さえる
その目は……遥か上、DIOの部屋を捕えていた
律は…花京院の瞳に映った光景で……状況を把握するッ
117: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:54:48.21 ID:JPh/X6jDO
DIO「……………」
DIOは塔のてっぺんから街を眺めていた
律は花京院の手をどかし……
律「DIOだ……」
花京院「ああ……出てきたぞッ……」
DIO「……………」バッ
DIOは塔から飛び降り…街の方向を目指して歩みだした
DIOは塔のてっぺんから街を眺めていた
律は花京院の手をどかし……
律「DIOだ……」
花京院「ああ……出てきたぞッ……」
DIO「……………」バッ
DIOは塔から飛び降り…街の方向を目指して歩みだした
118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:55:21.47 ID:JPh/X6jDO
律「追う……か……?」
花京院「ああ……スタンドの正体がわからない以上……」
「僕たちに残されたのは暗殺しかない」
「街中なら……幾分か楽になるかもしれない」
澪「……待て」
律「澪ッ!」
「それに……唯に憂ちゃん…アヴさんも!」
花京院「ああ……スタンドの正体がわからない以上……」
「僕たちに残されたのは暗殺しかない」
「街中なら……幾分か楽になるかもしれない」
澪「……待て」
律「澪ッ!」
「それに……唯に憂ちゃん…アヴさんも!」
119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:56:19.06 ID:JPh/X6jDO
花京院「いったい…」
アヴ「ジョースターさんと承太郎についていてやれと言われてな」
花京院「そうですか……!」
律「唯…憂ちゃん……ボロボロじゃないか……」
「何かあったのかよ……?」
唯「少し……ね……」
憂「……行きましょう」
「DIOは……承太郎さん達を追ってます」
アヴ「ジョースターさんと承太郎についていてやれと言われてな」
花京院「そうですか……!」
律「唯…憂ちゃん……ボロボロじゃないか……」
「何かあったのかよ……?」
唯「少し……ね……」
憂「……行きましょう」
「DIOは……承太郎さん達を追ってます」
120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:56:45.56 ID:JPh/X6jDO
街中―承太郎一行―!
承太郎達は……
DIOから離れるべく、車で逃亡していた
紬「どうですか、ジョースターさん……?」
ジョセフ「……ヤツが醸し出しているドス黒い雰囲気は…遠くならん」
「ヤツも追ってきている……」
「おそらく……車を強奪してな」
梓「今……DIOはどこら辺にいるんですか?」
ジョセフ「それはわからん……」
「何となく……近くにいるということがわかる程度なんじゃ」
梓「なかなか……厳しいものがありますねッ……」
承太郎達は……
DIOから離れるべく、車で逃亡していた
紬「どうですか、ジョースターさん……?」
ジョセフ「……ヤツが醸し出しているドス黒い雰囲気は…遠くならん」
「ヤツも追ってきている……」
「おそらく……車を強奪してな」
梓「今……DIOはどこら辺にいるんですか?」
ジョセフ「それはわからん……」
「何となく……近くにいるということがわかる程度なんじゃ」
梓「なかなか……厳しいものがありますねッ……」
121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:57:18.68 ID:JPh/X6jDO
街中―唯一行―!
唯達は……
DIO……そして承太郎達を追うべく…
移動方法を思案していた
澪「車か……」
「車に追いつくには……」
花京院「……車しかないな」
ドゴォ!
花京院は駐車していた車のドアを破壊し……
花京院「みんな急いで乗るんだッ!」
唯達は……
DIO……そして承太郎達を追うべく…
移動方法を思案していた
澪「車か……」
「車に追いつくには……」
花京院「……車しかないな」
ドゴォ!
花京院は駐車していた車のドアを破壊し……
花京院「みんな急いで乗るんだッ!」
122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:57:44.30 ID:JPh/X6jDO
憂「乗るって言ってもエンジンはどうするんですか!?」
「鍵がないことにはどうしようもありません!」
花京院はおもむろに車の配線をいじりだす
花京院「僕を誰だと思っている……」
「あの……筋金入りの不良だった……空条承太郎とつるんでいる……」
ドルルン!
律「エ、エンジンがかかったッ!」
花京院「……花京院典明だぞ」
「これぐらい……君たちが承太郎と出会うより前に習ったさ」
アヴ「よしッ!追うぞッ!」
「鍵がないことにはどうしようもありません!」
花京院はおもむろに車の配線をいじりだす
花京院「僕を誰だと思っている……」
「あの……筋金入りの不良だった……空条承太郎とつるんでいる……」
ドルルン!
律「エ、エンジンがかかったッ!」
花京院「……花京院典明だぞ」
「これぐらい……君たちが承太郎と出会うより前に習ったさ」
アヴ「よしッ!追うぞッ!」
123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:58:10.88 ID:JPh/X6jDO
街中―承太郎一行―!
承太郎「近づかれてるぞッ!」
「もっと飛ばせッ!」
承太郎達は……焦っていた
突如……自分達を追う猛スピードの車が現れ……
その後部座席にはDIOが座っていたのだ
ジョセフ「これが限界じゃッ!」
「これ以上はどうしようもないッ!」
承太郎「近づかれてるぞッ!」
「もっと飛ばせッ!」
承太郎達は……焦っていた
突如……自分達を追う猛スピードの車が現れ……
その後部座席にはDIOが座っていたのだ
ジョセフ「これが限界じゃッ!」
「これ以上はどうしようもないッ!」
124: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:59:12.60 ID:JPh/X6jDO
紬「どうするべきなのッ……」
「このまま接近を許したら……」
「確実に殺されるッ!」
梓「……承太郎先輩……私の体……支えてください」
梓はそう言うと…
車のドアを開けた
承太郎「何……?」
梓「あの車の……タイヤを削りとります」
「そのためには……しっかりとした基盤が必要なんです」
「このまま接近を許したら……」
「確実に殺されるッ!」
梓「……承太郎先輩……私の体……支えてください」
梓はそう言うと…
車のドアを開けた
承太郎「何……?」
梓「あの車の……タイヤを削りとります」
「そのためには……しっかりとした基盤が必要なんです」
125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 01:59:42.28 ID:JPh/X6jDO
承太郎「……わかった」
承太郎は梓を後方から抱きしめ……
梓「ふぅ……………ふぅッ……………」
……梓は思い出していた
承太郎と出会い……
今まで知らず知らずのうちに……
承太郎に支えられてきた人生を
そして……
今度は自分が承太郎を守るべき時なのだと……
意を決し……
承太郎は梓を後方から抱きしめ……
梓「ふぅ……………ふぅッ……………」
……梓は思い出していた
承太郎と出会い……
今まで知らず知らずのうちに……
承太郎に支えられてきた人生を
そして……
今度は自分が承太郎を守るべき時なのだと……
意を決し……
126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:00:28.38 ID:JPh/X6jDO
梓「外すものかッ!絶対にッ!」
「………オラァッ!!」
ガオン!
空気の溝を発射したッ
そして……それは見事タイヤに命中するッ
DIOの乗った車はスリップし……停止したッ
「………オラァッ!!」
ガオン!
空気の溝を発射したッ
そして……それは見事タイヤに命中するッ
DIOの乗った車はスリップし……停止したッ
127: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:00:54.61 ID:JPh/X6jDO
梓「ふぅ……良かった……」
承太郎「……よくやった」
「やろうと思えば横転でもさせれたはずだが……」
「……お前は……運転手の命を守った」
梓「私達の闘いで……」
「……これ以上の犠牲は出したくないですから」
ジョセフ「しかしこれで……十分に距離を離すことができるな」
紬「そうです……」
「あ、あれは……?」
承太郎「……よくやった」
「やろうと思えば横転でもさせれたはずだが……」
「……お前は……運転手の命を守った」
梓「私達の闘いで……」
「……これ以上の犠牲は出したくないですから」
ジョセフ「しかしこれで……十分に距離を離すことができるな」
紬「そうです……」
「あ、あれは……?」
128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:01:25.10 ID:JPh/X6jDO
紬は……
停止した車の方から何かが飛んできたのを捕えたッ
紬「何かが後方から飛んでくるわッ!」
「みんな伏せてッ!」
ドグワシャ!
車に突っ込んできたのは……
梓が守った運転手であったッ
梓「ウ、ウソでしょッ!?」
和「死んでる……わね……」
ジョセフ「何ということだッ……!」
停止した車の方から何かが飛んできたのを捕えたッ
紬「何かが後方から飛んでくるわッ!」
「みんな伏せてッ!」
ドグワシャ!
車に突っ込んできたのは……
梓が守った運転手であったッ
梓「ウ、ウソでしょッ!?」
和「死んでる……わね……」
ジョセフ「何ということだッ……!」
129: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:01:52.80 ID:JPh/X6jDO
承太郎「じじいッ!前を見て運転しろッ!」
「激突するぞォォオーーーーーッ!」
ドグォォオオオン!
承太郎達の車は……
建物に激突したッ
そして……
その後方からは……
DIO「……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIOが殺気を纏い……
静かに近づいてきていたッ
「激突するぞォォオーーーーーッ!」
ドグォォオオオン!
承太郎達の車は……
建物に激突したッ
そして……
その後方からは……
DIO「……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIOが殺気を纏い……
静かに近づいてきていたッ
130: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:02:23.10 ID:JPh/X6jDO
DIO「……………」バギバギ!
DIOが大破した車をこじ開けると……
DIO「………逃げた……か」
上空を見上げたDIOの視線の先には……
建物の屋上へ登っていく承太郎達の姿があった
DIO「フフフ……鬼ごっこか」シュッ!
DIOが大破した車をこじ開けると……
DIO「………逃げた……か」
上空を見上げたDIOの視線の先には……
建物の屋上へ登っていく承太郎達の姿があった
DIO「フフフ……鬼ごっこか」シュッ!
131: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:02:52.56 ID:JPh/X6jDO
DIOが承太郎達を追いかけ、屋根に登った少し後……
唯達がそこへ到着した
唯「これは……」
律「車が二台……」
「普通じゃあない……大破だ……」
アヴ「上だ!」
「承太郎達はおそらく上に行ったッ!」
「急いで追うぞッ!」
唯達がそこへ到着した
唯「これは……」
律「車が二台……」
「普通じゃあない……大破だ……」
アヴ「上だ!」
「承太郎達はおそらく上に行ったッ!」
「急いで追うぞッ!」
132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:03:24.80 ID:JPh/X6jDO
屋根上―DIO―!
DIO「ヌゥ……どこだ……」
DIOは…承太郎達を追って屋根に上ったはいいものの…
承太郎達の姿を見失っていた
そして…ジョセフの存在…
この策士の存在が……DIOの動きを抑制していた
DIO「……ジョセフ……ヤツは…必ず何か罠を張っている」
「ザ・ワールドッ!」ズギュ―z_ン!
DIOがそう叫んだと同時に……
この世界の運動しているあらゆる物体……
そして生物が動きを停止したッ
DIO「ヌゥ……どこだ……」
DIOは…承太郎達を追って屋根に上ったはいいものの…
承太郎達の姿を見失っていた
そして…ジョセフの存在…
この策士の存在が……DIOの動きを抑制していた
DIO「……ジョセフ……ヤツは…必ず何か罠を張っている」
「ザ・ワールドッ!」ズギュ―z_ン!
DIOがそう叫んだと同時に……
この世界の運動しているあらゆる物体……
そして生物が動きを停止したッ
133: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:03:51.81 ID:JPh/X6jDO
DIO「しかし……止まっている時の世界……」
「ここでは……全ての罠が意味をなさない」
「フフフ……このDIOだけの時間だッ!」
――一秒経過
DIO「さて……承太郎達の捜索にはいるとしよう」
DIOは建物の屋根から屋根へ飛び移り…
承太郎達の捜索を開始した
「ここでは……全ての罠が意味をなさない」
「フフフ……このDIOだけの時間だッ!」
――一秒経過
DIO「さて……承太郎達の捜索にはいるとしよう」
DIOは建物の屋根から屋根へ飛び移り…
承太郎達の捜索を開始した
134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:04:18.45 ID:JPh/X6jDO
時を止めてから四秒ほど経った頃……
DIO「見つけたぞ……ジョセフよ……」
「ついでに真鍋もいるが……」
「おや……もう時間か」
「……時は動き出すッ」
和ジ「なッ!?」
ジョセフ「DI、DIOッ!いつの間にッ!」
和「さっきまではいなかったはずよッ!?」
DIO「見つけたぞ……ジョセフよ……」
「ついでに真鍋もいるが……」
「おや……もう時間か」
「……時は動き出すッ」
和ジ「なッ!?」
ジョセフ「DI、DIOッ!いつの間にッ!」
和「さっきまではいなかったはずよッ!?」
135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:04:51.65 ID:JPh/X6jDO
DIO「フフフ……恐怖しているな」
「果たして……その状態で……満足に闘えるのか?」
ジョセフ「ああ……何事にも……適度な緊張感は大事だからな」
DIO「苦しいぞッ!ジョセフ・ジョースター!」ニタァ
ジョセフ「ハーミットパープルッ!」シュバァ!
ギシィッ!
ジョセフはスタンドでDIOを捕えるッ
「果たして……その状態で……満足に闘えるのか?」
ジョセフ「ああ……何事にも……適度な緊張感は大事だからな」
DIO「苦しいぞッ!ジョセフ・ジョースター!」ニタァ
ジョセフ「ハーミットパープルッ!」シュバァ!
ギシィッ!
ジョセフはスタンドでDIOを捕えるッ
136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:05:27.03 ID:JPh/X6jDO
DIO「ヌゥ……」
ジョセフ「そしてくらえッ!」
「太陽のエネルギー『波紋』ッ!」
波紋を茨を伝ってDIOに流し込もうとしたその時……
DIO「老いぼれが…!」
「きさまのスタンドが一番…」
「なまっちょろいぞッ!」
ブチィッ!
DIOは茨をひきちぎったッ
ジョセフ「そしてくらえッ!」
「太陽のエネルギー『波紋』ッ!」
波紋を茨を伝ってDIOに流し込もうとしたその時……
DIO「老いぼれが…!」
「きさまのスタンドが一番…」
「なまっちょろいぞッ!」
ブチィッ!
DIOは茨をひきちぎったッ
137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:05:58.57 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「……DIO…スタンドに…強い、弱いの概念は無い」
「使い方次第で……」
「どうとでもなるということを教えてやろうッ!」
和「プロロォォーーーグッ!」
ジョセフが言い終わると同時に……
和はジョセフの茨を握り締めたッ
「使い方次第で……」
「どうとでもなるということを教えてやろうッ!」
和「プロロォォーーーグッ!」
ジョセフが言い終わると同時に……
和はジョセフの茨を握り締めたッ
138: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:06:25.71 ID:JPh/X6jDO
すると……
ガシィッ!
DIO「何ィッ!」
茨は繋がり…
再びDIOに巻きついたッ
和「私が茨を握っている限り……」
「あんたは解放されないわ」
ガシィッ!
DIO「何ィッ!」
茨は繋がり…
再びDIOに巻きついたッ
和「私が茨を握っている限り……」
「あんたは解放されないわ」
139: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:06:55.29 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「決着じゃ……DIOッ!」
「オーバードライブッ!」ズギュ―z_ン!
ジョセフは茨に波紋を流し込むッ
DIOは波紋を流され……
ボロボロに崩れるはずだったッ
DIO「どうした?」
「そんなものなのか?きさまの波紋は……」
ジョセフ「な、何ィーーーッ!?」
「波紋が流れておらんッ!」
和「い、いったい何でッ!」
「オーバードライブッ!」ズギュ―z_ン!
ジョセフは茨に波紋を流し込むッ
DIOは波紋を流され……
ボロボロに崩れるはずだったッ
DIO「どうした?」
「そんなものなのか?きさまの波紋は……」
ジョセフ「な、何ィーーーッ!?」
「波紋が流れておらんッ!」
和「い、いったい何でッ!」
140: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:07:27.53 ID:JPh/X6jDO
その時……
ジョセフは自身のスタンドに起こっている異変に気づいた
ジョセフ「ハッ!」
「和ちゃん手を離すんじゃッ!」
「茨が徐々に凍らされておるッ!」
和「ッ!」バッ!
ジョセフの言葉通り……
茨はDIOに巻き付いている側から凍ってきていたッ
ジョセフは自身のスタンドに起こっている異変に気づいた
ジョセフ「ハッ!」
「和ちゃん手を離すんじゃッ!」
「茨が徐々に凍らされておるッ!」
和「ッ!」バッ!
ジョセフの言葉通り……
茨はDIOに巻き付いている側から凍ってきていたッ
141: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:07:57.29 ID:JPh/X6jDO
DIO「気化冷凍法だ……」
「100年ぶりだが……使えるものだな」
ジョセフ「こ、これでは波紋も流し込めんッ……!」
「直接叩き込むしかないッ!」
ジョセフが意を決し…
DIOに殴りかかろうとしたその時…
「100年ぶりだが……使えるものだな」
ジョセフ「こ、これでは波紋も流し込めんッ……!」
「直接叩き込むしかないッ!」
ジョセフが意を決し…
DIOに殴りかかろうとしたその時…
142: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:08:26.05 ID:JPh/X6jDO
承太郎「待てじじいッ!」
ジョセフ達と別れたはずの承太郎達が現れ…
ジョセフを制止させたッ
承太郎「DIOの能力が分かったぞッ!」
ジョセフ「何ッ!?」
承太郎「DIOはッ……」
「時を止めるッ!」
DIO「ほう……」
「どうして……そう思うのだ?」
ジョセフ達と別れたはずの承太郎達が現れ…
ジョセフを制止させたッ
承太郎「DIOの能力が分かったぞッ!」
ジョセフ「何ッ!?」
承太郎「DIOはッ……」
「時を止めるッ!」
DIO「ほう……」
「どうして……そう思うのだ?」
143: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:08:54.88 ID:JPh/X6jDO
紬「ジョースターさん達と別れてから……」
「私は…二、三件の屋根を全てゲル状にしたわ」
「あなたの行動を制限するために……」
「そして……気づいたら……」
「全く同じタイミングで屋根がへこんだッ!」
梓「こんなことは……時を止めなくてはできないッ」
「そして……時を止めたら……今までの現象全てに説明がつくッ」
「私は…二、三件の屋根を全てゲル状にしたわ」
「あなたの行動を制限するために……」
「そして……気づいたら……」
「全く同じタイミングで屋根がへこんだッ!」
梓「こんなことは……時を止めなくてはできないッ」
「そして……時を止めたら……今までの現象全てに説明がつくッ」
144: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:09:29.77 ID:JPh/X6jDO
DIO「フフフフフフフフフフフフフフフ……」
紬「やはり……」
DIO「だから何だと言うのだ?」
紬梓「ッ!」
DIO「きさまらが……このDIOの能力を当てたこと……」
「それは評価に値する」
「だがしかし……だ……」
「きさまらは……我が止まった時の世界に入門できるのか?」
紬「それはッ……」
紬「やはり……」
DIO「だから何だと言うのだ?」
紬梓「ッ!」
DIO「きさまらが……このDIOの能力を当てたこと……」
「それは評価に値する」
「だがしかし……だ……」
「きさまらは……我が止まった時の世界に入門できるのか?」
紬「それはッ……」
145: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:09:57.26 ID:JPh/X6jDO
紬が言葉に詰まっていると……
DIO「……答えは……『ノー』だ」
すでにDIOは……
紬の背後に立っていたッ
紬「ッ~~~!?」ビクゥ!
DIO「きさまらにこの能力が分かったところで……」
「その脅威は……ミジンコのクソにも匹敵しないのだ……琴吹紬よ」
DIO「……答えは……『ノー』だ」
すでにDIOは……
紬の背後に立っていたッ
紬「ッ~~~!?」ビクゥ!
DIO「きさまらにこの能力が分かったところで……」
「その脅威は……ミジンコのクソにも匹敵しないのだ……琴吹紬よ」
146: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:10:30.05 ID:JPh/X6jDO
紬は……
DIOの吐息を耳元で感じ…
…初めてDIOに背後を取られていたことに気づいた
その出来事で……DIOの言っていることは事実なのだと…
身をもって実感したッ
そして同時に……
『敗北』の二文字が頭をよぎる
時を止められて……その中はDIOしか動けない
どう考えても絶望的な未来しか見えなかった……
DIOの吐息を耳元で感じ…
…初めてDIOに背後を取られていたことに気づいた
その出来事で……DIOの言っていることは事実なのだと…
身をもって実感したッ
そして同時に……
『敗北』の二文字が頭をよぎる
時を止められて……その中はDIOしか動けない
どう考えても絶望的な未来しか見えなかった……
147: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:10:57.36 ID:JPh/X6jDO
しかし……
紬「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
DIO「無駄ァ!」
バキィッ!
紬「うぐッ!」
果敢にもDIOにラッシュを叩き込もうとしたッ
彼女は……
諦めない心を知っているのだッ
紬「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
DIO「無駄ァ!」
バキィッ!
紬「うぐッ!」
果敢にもDIOにラッシュを叩き込もうとしたッ
彼女は……
諦めない心を知っているのだッ
148: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:11:27.92 ID:JPh/X6jDO
紬「……絶望的でも……足掻くわ」
「何が何でも足掻いて…足掻いて……」
「死んでしまうなら……」
「死ぬほど足掻いてから死ぬことを選ぶッ!」
DIO「絶望的だと分かっていて……」
「なおもこのDIOに歯向かうか」
「人間の考えていることは…よくわからんな」
「何が何でも足掻いて…足掻いて……」
「死んでしまうなら……」
「死ぬほど足掻いてから死ぬことを選ぶッ!」
DIO「絶望的だと分かっていて……」
「なおもこのDIOに歯向かうか」
「人間の考えていることは…よくわからんな」
149: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:12:00.67 ID:JPh/X6jDO
承太郎「やれやれ……」
「……俺達は死なないと……何度言えばわかるんだ?」
「なあ……アヴドゥル」
承太郎は……
この場にいないはずのアヴドゥルに語りかける
すると……
クロスファイアーハリケーンッ!スペシャルッ!!
突如声が聞こえ……
DIO「こ……これはッ……」
ボウッ!
DIOは火だるまになったッ
「……俺達は死なないと……何度言えばわかるんだ?」
「なあ……アヴドゥル」
承太郎は……
この場にいないはずのアヴドゥルに語りかける
すると……
クロスファイアーハリケーンッ!スペシャルッ!!
突如声が聞こえ……
DIO「こ……これはッ……」
ボウッ!
DIOは火だるまになったッ
150: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:12:50.78 ID:JPh/X6jDO
承太郎「…もうそろそろ来る頃だと思ったぜ」
澪「間に合った……みたいだな」
唯「ギリギリ……って訳でもなさそうだね」
ジョセフ「揃った……ッ!」
「みんなよく聞けッ!」
「DIOのスタンドの正体……」
「それは時を止める能力ッ!」
「十分に気をつけるんじゃッ!」
澪「間に合った……みたいだな」
唯「ギリギリ……って訳でもなさそうだね」
ジョセフ「揃った……ッ!」
「みんなよく聞けッ!」
「DIOのスタンドの正体……」
「それは時を止める能力ッ!」
「十分に気をつけるんじゃッ!」
151: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:14:04.93 ID:JPh/X6jDO
律「と、時を……」
DIO「ぐぅぅううう……ッ!」
「アヴドゥルめ……よくもッ……」
DIOに着いていた火は
すでにおさまりつつあった……
憂「これが……不死身ッ……」
承太郎「屋根は足場が悪いッ」
「下に降りるぞッ!」
承太郎達は地面へ飛び降りるッ
DIO「……皆殺しだ」
「全員……苦痛を覚える暇すら与えずに殺す」
DIO「ぐぅぅううう……ッ!」
「アヴドゥルめ……よくもッ……」
DIOに着いていた火は
すでにおさまりつつあった……
憂「これが……不死身ッ……」
承太郎「屋根は足場が悪いッ」
「下に降りるぞッ!」
承太郎達は地面へ飛び降りるッ
DIO「……皆殺しだ」
「全員……苦痛を覚える暇すら与えずに殺す」
152: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:14:36.65 ID:JPh/X6jDO
承太郎達のあとを追い…
DIOも飛び降りようとしたその時ッ
DIO「ん……?」グイッ
何かが足にひっかかったッ
その瞬間ッ
DIOに向け……
エメラルドスプラッシュが発射されたッ
DIOも飛び降りようとしたその時ッ
DIO「ん……?」グイッ
何かが足にひっかかったッ
その瞬間ッ
DIOに向け……
エメラルドスプラッシュが発射されたッ
153: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:15:09.47 ID:JPh/X6jDO
DIO「これはッ……」
「……ハイエロファントか」
DIOは避けるべく飛び上がろうとするが……
飛び上がることができなかったッ
DIO「クソッ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
DIOは辛うじてエメラルドスプラッシュを全弾防ぐッ
「……ハイエロファントか」
DIOは避けるべく飛び上がろうとするが……
飛び上がることができなかったッ
DIO「クソッ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
DIOは辛うじてエメラルドスプラッシュを全弾防ぐッ
154: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:15:41.88 ID:JPh/X6jDO
DIO「何だったのだ……今のは……」
「……まあいい」バッ
DIOは飛び上がり…
地面に降り立とうとした
だがしかしッ
カチッ!
上空で何かに触れ……
再び固定されるッ
そしてッ
またもやエメラルドスプラッシュが発射されたッ
「……まあいい」バッ
DIOは飛び上がり…
地面に降り立とうとした
だがしかしッ
カチッ!
上空で何かに触れ……
再び固定されるッ
そしてッ
またもやエメラルドスプラッシュが発射されたッ
155: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:16:09.36 ID:JPh/X6jDO
DIO「何ィィイーーーーーーーーッ!」
「ザ・ワールドッ!時よ止まれッ!」
バァア―――z___ン!
DIO「……ハイエロファントの結界か」
「しかし……なぜ動けない……」
――一秒経過
DIO「……そうか」
「田井中律の……GS3とやらか」
「飛び降りる直前……花京院がハイエロファントの触脚で結界を張り…」
――二秒経過
「ザ・ワールドッ!時よ止まれッ!」
バァア―――z___ン!
DIO「……ハイエロファントの結界か」
「しかし……なぜ動けない……」
――一秒経過
DIO「……そうか」
「田井中律の……GS3とやらか」
「飛び降りる直前……花京院がハイエロファントの触脚で結界を張り…」
――二秒経過
156: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:16:40.00 ID:JPh/X6jDO
DIO「それに田井中律が固定する能力を与えた……というところか」
「まさか……このDIOに気づかれずにやってみせるとはな」
「だが……」
――三秒経過
DIO「それも……このDIOの前では無意味だ」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
DIOは目前に迫ったエメラルドスプラッシュを殴り飛ばすッ
――四秒経過
「まさか……このDIOに気づかれずにやってみせるとはな」
「だが……」
――三秒経過
DIO「それも……このDIOの前では無意味だ」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
DIOは目前に迫ったエメラルドスプラッシュを殴り飛ばすッ
――四秒経過
157: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:17:11.50 ID:JPh/X6jDO
DIO「さて……この触れたら固定される結界……」
「まるで蜘蛛の巣のようだが……」
「……100年前の技で破れるッ」
「きさまらは100年前の俺にすら追いついていないのだッ!」
「スペースリパー・スティンギーアイズッ!」
DIOは…
目から体液を発射し…
ハイエロファントの触脚を全て切断したッ
「まるで蜘蛛の巣のようだが……」
「……100年前の技で破れるッ」
「きさまらは100年前の俺にすら追いついていないのだッ!」
「スペースリパー・スティンギーアイズッ!」
DIOは…
目から体液を発射し…
ハイエロファントの触脚を全て切断したッ
158: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:17:38.05 ID:JPh/X6jDO
DIO「むぅ……少し精度が落ちたな」
――五秒経過
DIO「……時間だ」
「時は動き出すッ!」
バァア―――z___ン!
――五秒経過
DIO「……時間だ」
「時は動き出すッ!」
バァア―――z___ン!
159: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:18:09.48 ID:JPh/X6jDO
街中!
時が動き出した同時刻……
花京院は、結界が破られたことを感じとった
花京院「クッ……結界が破られたッ!」
律「マジかよ……」
「二人で話し合って……最高傑作だったのに……」
承太郎「……落ち込んでいる場合じゃあない」
「来るぞッ!」
時が動き出した同時刻……
花京院は、結界が破られたことを感じとった
花京院「クッ……結界が破られたッ!」
律「マジかよ……」
「二人で話し合って……最高傑作だったのに……」
承太郎「……落ち込んでいる場合じゃあない」
「来るぞッ!」
160: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:18:40.42 ID:JPh/X6jDO
その瞬間ッ
DIOは承太郎達の眼前に姿を現したッ
DIO「……見つけたぞ」
承太郎「……お前らは……下がってろ」
紬「そう言われて……」
「私達が首を縦に振ったことがある?」
唯「みんなで力を合わせないと……」
「いくら承太郎君とは言っても……」
「…DIOには勝てないよ」
DIOは承太郎達の眼前に姿を現したッ
DIO「……見つけたぞ」
承太郎「……お前らは……下がってろ」
紬「そう言われて……」
「私達が首を縦に振ったことがある?」
唯「みんなで力を合わせないと……」
「いくら承太郎君とは言っても……」
「…DIOには勝てないよ」
161: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:19:22.53 ID:JPh/X6jDO
承太郎「……やれやれ」
「……二回だ」
梓「二回…?」
承太郎「……二回までなら足を引っ張ってもいい」
「……俺の足は…二つしかないからな」
律「……こっちのセリフだ」
澪「全力で行くぞッ!」
「青春バイブレーションッ!」ズギュ―z_ン!
澪は近くにあった看板に触れるッ
「……二回だ」
梓「二回…?」
承太郎「……二回までなら足を引っ張ってもいい」
「……俺の足は…二つしかないからな」
律「……こっちのセリフだ」
澪「全力で行くぞッ!」
「青春バイブレーションッ!」ズギュ―z_ン!
澪は近くにあった看板に触れるッ
162: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:19:53.72 ID:JPh/X6jDO
それと全く同時に…
DIO「ザ・ワールドッ!」
バァア―――z___ン!
DIOは時を止めたッ
それは……
澪のただならぬ殺気を感じとったからであった
DIO「……さて……」
「こいつは……看板をテレポートさせ……」
「……何をしようとしていたのか?」
DIO「ザ・ワールドッ!」
バァア―――z___ン!
DIOは時を止めたッ
それは……
澪のただならぬ殺気を感じとったからであった
DIO「……さて……」
「こいつは……看板をテレポートさせ……」
「……何をしようとしていたのか?」
163: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:20:30.00 ID:JPh/X6jDO
DIOは紬のもとに歩み寄り……
一番近くにいた紬を抱き上げる
DIO「それを……こいつで見てみるとするか」
そして……
かつてDIOが立っていた場所に紬を立たせようとした瞬間ッ
ピクゥ!
DIO「何ッ!?」
承太郎の手がわずかに動いたのをDIOは見逃さなかったッ
一番近くにいた紬を抱き上げる
DIO「それを……こいつで見てみるとするか」
そして……
かつてDIOが立っていた場所に紬を立たせようとした瞬間ッ
ピクゥ!
DIO「何ッ!?」
承太郎の手がわずかに動いたのをDIOは見逃さなかったッ
164: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:21:02.74 ID:JPh/X6jDO
DIO「動いた……だと……?」
「この時の止まった世界で……」
「見間違いではない……」
「まさかッ!」
「チィッ……時は動き出すッ」
バァア―――z___ン!
「この時の止まった世界で……」
「見間違いではない……」
「まさかッ!」
「チィッ……時は動き出すッ」
バァア―――z___ン!
165: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:21:38.16 ID:JPh/X6jDO
次の瞬間……
ズバァッ!
紬の体……
わき腹が看板によって切断されていたッ
紬「ああああああああああああッ~~~~~!!」ブシュゥ!
憂「紬さんッ!?」
ズバァッ!
紬の体……
わき腹が看板によって切断されていたッ
紬「ああああああああああああッ~~~~~!!」ブシュゥ!
憂「紬さんッ!?」
166: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:22:21.08 ID:JPh/X6jDO
澪「ムギッ!ご、ごめ……」
和「謝るのは後よッ!」
「ムギを助けたければあんた達は闘いに集中してッ!」
DIO「承太郎……きさま……………」
「………見えているのか?」
承太郎「……何がだ?」
「お前が何を言いたいのかが分からないな」
DIO「フン……まあいい」
「きさまがこのDIOに殺されることに変わりはないッ!」
和「謝るのは後よッ!」
「ムギを助けたければあんた達は闘いに集中してッ!」
DIO「承太郎……きさま……………」
「………見えているのか?」
承太郎「……何がだ?」
「お前が何を言いたいのかが分からないな」
DIO「フン……まあいい」
「きさまがこのDIOに殺されることに変わりはないッ!」
167: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:22:53.24 ID:JPh/X6jDO
承太郎「……吸血鬼ってのは……」
「……もう少しまともな冗談は言えないのか?」
DIO「フハハ……」
「無駄ァ!」
ドオオオン!
承太郎「ぐッ!」
承太郎はDIOのパンチを受けるッ
同じタイプとは言え……
それを受けた承太郎は…
確かな『差』を感じ取っていたッ
「……もう少しまともな冗談は言えないのか?」
DIO「フハハ……」
「無駄ァ!」
ドオオオン!
承太郎「ぐッ!」
承太郎はDIOのパンチを受けるッ
同じタイプとは言え……
それを受けた承太郎は…
確かな『差』を感じ取っていたッ
168: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:23:25.54 ID:JPh/X6jDO
承太郎「オラオラオラオラオラオラァ!」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
両者の拳と拳が風を切り…
ぶつかり合うッ
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
DIO「ラッシュの速さ比べか…」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
両者の拳と拳が風を切り…
ぶつかり合うッ
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
DIO「ラッシュの速さ比べか…」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:24:16.56 ID:JPh/X6jDO
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
二人は一歩も譲らないラッシュの応酬を続けるッ
時折、相手のパンチが顔…体を掠めることもあったが……
二人が手を止めることは無かったッ
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
二人は一歩も譲らないラッシュの応酬を続けるッ
時折、相手のパンチが顔…体を掠めることもあったが……
二人が手を止めることは無かったッ
170: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:24:57.59 ID:JPh/X6jDO
アヴ「こ……れは……」
ジョセフ「わ…我々が……ついていける世界じゃあない……」
「何て速さじゃ……」
律「おい……今なら……」
「承太郎がDIOをひきつけてる今なら……」
「DIOのヤローを叩けるんじゃないか……?」
ジョセフ「わ…我々が……ついていける世界じゃあない……」
「何て速さじゃ……」
律「おい……今なら……」
「承太郎がDIOをひきつけてる今なら……」
「DIOのヤローを叩けるんじゃないか……?」
171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:25:46.20 ID:JPh/X6jDO
梓「いいえ……ダメです」
「DIOは……承太郎先輩とラッシュの応酬をしながらも……」
「こっちの動向にも気をかけています」
「今は……DIOが楽しんでるからいいですけど……」
「私達が横槍を入れたら……」
「……時を止められ……承太郎先輩から殺されるはずです」
澪「それに……あいつには遠距離攻撃は効かない……」
「時止めのせいで……私はムギを……」
「近づくにしても……今近づくにはリスクが大きすぎる……」
「だから……」
「DIOは……承太郎先輩とラッシュの応酬をしながらも……」
「こっちの動向にも気をかけています」
「今は……DIOが楽しんでるからいいですけど……」
「私達が横槍を入れたら……」
「……時を止められ……承太郎先輩から殺されるはずです」
澪「それに……あいつには遠距離攻撃は効かない……」
「時止めのせいで……私はムギを……」
「近づくにしても……今近づくにはリスクが大きすぎる……」
「だから……」
172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:26:17.96 ID:JPh/X6jDO
唯「今は……承太郎君を見守ることしかできない……ね……」
唯達が承太郎に託すことを決めた時……
その時もいまだにラッシュの応酬は続いていた
そして……承太郎にわずかな異変が起こっていた
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
唯達が承太郎に託すことを決めた時……
その時もいまだにラッシュの応酬は続いていた
そして……承太郎にわずかな異変が起こっていた
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:26:52.85 ID:JPh/X6jDO
DIO「おや……」
「心なしか……スピードが落ちたんじゃあないか?」
「我がザ・ワールドがきさまのスタープラチナより……」
「精密性、パワーともに勝っていることもわかったし……」
「……終わらせるか」
「ザ・ワールドの真の能力でな」
花京院「マズいッ!」
「心なしか……スピードが落ちたんじゃあないか?」
「我がザ・ワールドがきさまのスタープラチナより……」
「精密性、パワーともに勝っていることもわかったし……」
「……終わらせるか」
「ザ・ワールドの真の能力でな」
花京院「マズいッ!」
174: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:27:21.87 ID:JPh/X6jDO
DIO「時よ止まれィ!ザ・ワールドッ!」
バァア―――z___ン!
DIO「……一つ忘れていた」
「きさまが……この止まった時の世界に入門しているか……」
「……少し気になるところだ」
――一秒経過
DIO「果たして……動けるのかどうか……」
「試してやってもいいが……」
承太郎「……………」
――二秒経過
バァア―――z___ン!
DIO「……一つ忘れていた」
「きさまが……この止まった時の世界に入門しているか……」
「……少し気になるところだ」
――一秒経過
DIO「果たして……動けるのかどうか……」
「試してやってもいいが……」
承太郎「……………」
――二秒経過
175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:28:02.62 ID:JPh/X6jDO
DIO「仮にお前が動けたら……もしかしたらピンチに陥るかもしれん」
「そんな危険を犯したくないのでな」
――三秒経過
DIO「それに……ジョセフ達もいる」
「承太郎……お前は……」
「安全に殺そう」
――四秒経過
「そんな危険を犯したくないのでな」
――三秒経過
DIO「それに……ジョセフ達もいる」
「承太郎……お前は……」
「安全に殺そう」
――四秒経過
176: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 02:30:05.87 ID:JPh/X6jDO
DIO「スペースリパー・スティンギーアイズッ!」
DIOが体液を発射した瞬間……
承太郎「……………」スッ
承太郎の体は沈むッ
そして…DIOに突っ込んだッ
承太郎「オラァ!」
ドゴォッ!
DIOが体液を発射した瞬間……
承太郎「……………」スッ
承太郎の体は沈むッ
そして…DIOに突っ込んだッ
承太郎「オラァ!」
ドゴォッ!
177: 一時休止。また後できます 2011/06/13(月) 02:30:59.10 ID:JPh/X6jDO
DIO「ぐはッ!」ヨロッ……
承太郎の拳は……
DIOの腹を貫通し……
DIOはレストラン内へ吹っ飛んでいったッ
バァア―――z___ン!
承太郎「……やれやれ」
「DIOのヤツ……目からビームを出しやがった」
承太郎の拳は……
DIOの腹を貫通し……
DIOはレストラン内へ吹っ飛んでいったッ
バァア―――z___ン!
承太郎「……やれやれ」
「DIOのヤツ……目からビームを出しやがった」
178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:46:31.60 ID:JPh/X6jDO
唯「ハッ!DIOはッ!?」
承太郎「あいつなら……あの建物の中だぜ」
花京院「承太郎ッ!」
「君は……まさか……」
「止まった時の世界を動けるのかッ!?」
承太郎「……まあな」
ジョセフ「そうか……」
「……真っ暗なところに……明かりが灯った気分じゃ」
「勝てるぞ……」
承太郎「あいつなら……あの建物の中だぜ」
花京院「承太郎ッ!」
「君は……まさか……」
「止まった時の世界を動けるのかッ!?」
承太郎「……まあな」
ジョセフ「そうか……」
「……真っ暗なところに……明かりが灯った気分じゃ」
「勝てるぞ……」
179: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:47:00.41 ID:JPh/X6jDO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
アヴ「ん…?」
「これは……」
アヴドゥルは……
異様なプレッシャーを感じた
アヴドゥルだけでなく……
また…唯達も……徐々にプレッシャーを感じとっていた
アヴ「ん…?」
「これは……」
アヴドゥルは……
異様なプレッシャーを感じた
アヴドゥルだけでなく……
また…唯達も……徐々にプレッシャーを感じとっていた
180: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:47:38.66 ID:JPh/X6jDO
澪「なん……だ……これは……」
シュゥゥウ……
承太郎「……この音は…」
承太郎は…
微かな……何かが飛んでくるような音を耳にする
そして……音の発信源をはっきりと認識した時には……
それは…律を貫こうとしていたッ
シュゥゥウ……
承太郎「……この音は…」
承太郎は…
微かな……何かが飛んでくるような音を耳にする
そして……音の発信源をはっきりと認識した時には……
それは…律を貫こうとしていたッ
181: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:48:04.97 ID:JPh/X6jDO
承太郎「田井中ぁぁぁあああッ!」
「どけェェエ―――――z_____ッ!」
ドンッ!
律「えッ……」
承太郎は律を押し退け……
ビスゥ!
承太郎「ッ!」
建物内から飛んできていた…
DIOの体液がその身を貫いたッ
「どけェェエ―――――z_____ッ!」
ドンッ!
律「えッ……」
承太郎は律を押し退け……
ビスゥ!
承太郎「ッ!」
建物内から飛んできていた…
DIOの体液がその身を貫いたッ
182: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:48:32.78 ID:JPh/X6jDO
律「ジョジョォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
梓「じ、承太郎先輩ッ!」
承太郎「騒……ぐな……」
「前を……見ろ………」
「来る………ぜ………」
DIO「……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIOは……
ゆっくりと…建物から姿を現した
梓「じ、承太郎先輩ッ!」
承太郎「騒……ぐな……」
「前を……見ろ………」
「来る………ぜ………」
DIO「……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIOは……
ゆっくりと…建物から姿を現した
183: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:49:44.24 ID:JPh/X6jDO
DIO「……外したか」
「やはり……精度は落ちているな」
梓「この距離なら………」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ガオン!
梓はDIOに向け、空気の溝を発射するッ
遠距離に対して……しかももともと命中精度は悪いので…
いい具合に溝は散らばっていったッ
「やはり……精度は落ちているな」
梓「この距離なら………」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ガオン!
梓はDIOに向け、空気の溝を発射するッ
遠距離に対して……しかももともと命中精度は悪いので…
いい具合に溝は散らばっていったッ
184: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:50:13.64 ID:JPh/X6jDO
DIO「……劣化…ヴァニラ・アイスのようだな」
「我がスタンドを使うにも値しない」
DIOは遥か上空に飛び立つッ
溝は…建物の壁を削り取るのみであった
花京院「待っていたぞ……」
「お前が身動きをとれなくなるこの時をッ!」
DIO「何……?」
「我がスタンドを使うにも値しない」
DIOは遥か上空に飛び立つッ
溝は…建物の壁を削り取るのみであった
花京院「待っていたぞ……」
「お前が身動きをとれなくなるこの時をッ!」
DIO「何……?」
185: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:51:11.03 ID:JPh/X6jDO
アヴ「クロスファイヤーハリケーン!」
「スペシャルッ!!」
アヴドゥルは空中…
DIOの方向へ巨大な炎を放つッ
その直後……
花京院「エメラルドスプラァァアーーーーーッシュ!」
花京院は炎とDIOが自分にとって一直線になった瞬間ッ
エメラルドスプラッシュを発射したッ
「スペシャルッ!!」
アヴドゥルは空中…
DIOの方向へ巨大な炎を放つッ
その直後……
花京院「エメラルドスプラァァアーーーーーッシュ!」
花京院は炎とDIOが自分にとって一直線になった瞬間ッ
エメラルドスプラッシュを発射したッ
186: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:51:42.63 ID:JPh/X6jDO
澪「こ、これはッ」
憂「エメラルドスプラッシュが炎をまとっているッ!」
「威力はかなり跳ね上がるはずッ!」
DIO「フン……」
「何をしようと……所詮…何かしらに毛が生えたようなものよ」
花京院「それが……そうじゃあないんだな」
憂「エメラルドスプラッシュが炎をまとっているッ!」
「威力はかなり跳ね上がるはずッ!」
DIO「フン……」
「何をしようと……所詮…何かしらに毛が生えたようなものよ」
花京院「それが……そうじゃあないんだな」
187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:52:14.65 ID:JPh/X6jDO
DIO「無……」
「これはッ!」
「止まれィ!時よォォオーーーーーッ!」
バァア―――z___ン!
DIO「これは……」
「時を止められずにはいられなかったぞ……花京院にアヴドゥル」
DIOの目前には……
炎によってドロドロに溶けたエメラルドスプラッシュが散らばっていた
「これはッ!」
「止まれィ!時よォォオーーーーーッ!」
バァア―――z___ン!
DIO「これは……」
「時を止められずにはいられなかったぞ……花京院にアヴドゥル」
DIOの目前には……
炎によってドロドロに溶けたエメラルドスプラッシュが散らばっていた
188: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:52:52.45 ID:JPh/X6jDO
DIO「このDIOが…跳ね返すであろうことを予想し……」
「炎を持たせて溶かしていたとは……」
「うっかり跳ね返すと……大火傷じゃあすまないぞ」
「これには触れず……」
「このまま着地させてもらうとしよう」
スタッ!
バァア―――z___ン!
アヴ「チッ!見切られたかッ……」
花京院「あの一瞬で見抜くとは……」
「炎を持たせて溶かしていたとは……」
「うっかり跳ね返すと……大火傷じゃあすまないぞ」
「これには触れず……」
「このまま着地させてもらうとしよう」
スタッ!
バァア―――z___ン!
アヴ「チッ!見切られたかッ……」
花京院「あの一瞬で見抜くとは……」
189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:53:35.82 ID:JPh/X6jDO
唯「和ちゃん……」
「承太郎君は……」
和「まだ……時間がかかりそうね……」
梓「どうにかしてもたせないとッ……」
DIO「今ふと思ったのだが……」
DIOは…
唯達に語り掛けながら近寄ってきた
「承太郎君は……」
和「まだ……時間がかかりそうね……」
梓「どうにかしてもたせないとッ……」
DIO「今ふと思ったのだが……」
DIOは…
唯達に語り掛けながら近寄ってきた
190: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:54:09.43 ID:JPh/X6jDO
そして……
唯達との距離が10m程になった頃…
歩みをとめた
DIO「この距離だ……」
「この距離を保てば……」
「きさまらを安全に殺せる」
「遠すぎると避けられるしな」
ジョセフ「……何が言いたい」
DIO「……こういうことだ」
DIOは……
懐から大量のナイフを取り出した
唯達との距離が10m程になった頃…
歩みをとめた
DIO「この距離だ……」
「この距離を保てば……」
「きさまらを安全に殺せる」
「遠すぎると避けられるしな」
ジョセフ「……何が言いたい」
DIO「……こういうことだ」
DIOは……
懐から大量のナイフを取り出した
191: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:54:49.21 ID:JPh/X6jDO
花京院「あれは……」
「まさかッ!」
DIO「感づいたようだな」ニタァ
「だが……感づいたところで逃げられないぞッ」
花京院「みんな気をつけろッ!」
「次の瞬間ナイフが
DIO「ザ・ワールドッ!」
バァア―――z___ン!
DIO「五秒前ッ!」
ドッバアアッ!
DIOはナイフを唯達に向け投げ飛ばすッ
「まさかッ!」
DIO「感づいたようだな」ニタァ
「だが……感づいたところで逃げられないぞッ」
花京院「みんな気をつけろッ!」
「次の瞬間ナイフが
DIO「ザ・ワールドッ!」
バァア―――z___ン!
DIO「五秒前ッ!」
ドッバアアッ!
DIOはナイフを唯達に向け投げ飛ばすッ
192: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:55:18.52 ID:JPh/X6jDO
――一秒経過
DIO「花京院……お前は最高の仕事をしたぞ」
「お前の一言で……」
「全員ナイフに注意がいったからな」
――二秒経過
DIO「ジョセフよ……」
「きさまも……ナイフに対する何かしらの対策を考えたはずだ」
「だが……」
――三秒経過
DIO「花京院……お前は最高の仕事をしたぞ」
「お前の一言で……」
「全員ナイフに注意がいったからな」
――二秒経過
DIO「ジョセフよ……」
「きさまも……ナイフに対する何かしらの対策を考えたはずだ」
「だが……」
――三秒経過
193: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:55:57.01 ID:JPh/X6jDO
DIO「WRYYYYYY!」
ドシュッ!
DIOは体液を発射するッ
それは……ジョセフに向かっているナイフの後方で停止したッ
――四秒経過
DIO「この傷を癒すには…」
「ジョースターの血が一番だからな」
「お前にはさっさと退場してもらう」
「そして…このDIOの礎となるがいいッ!」
ドシュッ!
DIOは体液を発射するッ
それは……ジョセフに向かっているナイフの後方で停止したッ
――四秒経過
DIO「この傷を癒すには…」
「ジョースターの血が一番だからな」
「お前にはさっさと退場してもらう」
「そして…このDIOの礎となるがいいッ!」
194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:56:37.02 ID:JPh/X6jDO
バァア―――z___ン!
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!
唯達は各々ナイフを弾き飛ばすッ
何本かは刺さった者もいるが……
致命的なダメージとはならなかった
ただ……
それはジョセフ以外の話で…
ジョセフ「ぐああッ!」
ドスゥ!
ジョセフは……
喉元の下あたりに体液が貫通した穴ができていたッ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!
唯達は各々ナイフを弾き飛ばすッ
何本かは刺さった者もいるが……
致命的なダメージとはならなかった
ただ……
それはジョセフ以外の話で…
ジョセフ「ぐああッ!」
ドスゥ!
ジョセフは……
喉元の下あたりに体液が貫通した穴ができていたッ
195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:57:10.94 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「……………」ドサァッ!
唯「おじいちゃんッ!」
律「クッ………」ドクッ…
「ジョセフさんッ!大丈夫かッ!?」
ジョセフ「……大…丈夫じゃ………ない……な…」
DIO「……さて……そこをどいてもらおうか」
「ジョースターの血で……傷を治癒させなくてはならん」
唯「おじいちゃんッ!」
律「クッ………」ドクッ…
「ジョセフさんッ!大丈夫かッ!?」
ジョセフ「……大…丈夫じゃ………ない……な…」
DIO「……さて……そこをどいてもらおうか」
「ジョースターの血で……傷を治癒させなくてはならん」
196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:57:55.93 ID:JPh/X6jDO
唯「誰が……どくもんかッ!」
憂「こんなにされて……」
「もう……怒りが有頂天を遥かに突破したよ」
「行こう…お姉ちゃんッ!」
DIO「きさまらに何ができるッ!」
「きさまらのスタンドも……」
「このDIOにとってとるに足らないスタンドなんだよッ!」
唯憂「「それはどうかな?」」ズギュ―z_ン!
憂「こんなにされて……」
「もう……怒りが有頂天を遥かに突破したよ」
「行こう…お姉ちゃんッ!」
DIO「きさまらに何ができるッ!」
「きさまらのスタンドも……」
「このDIOにとってとるに足らないスタンドなんだよッ!」
唯憂「「それはどうかな?」」ズギュ―z_ン!
197: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:58:45.03 ID:JPh/X6jDO
DIO「何だ……このスタンドは……」
「二人で一つ……」
「話に聞いていたのと違うぞ……」
唯憂「「オラァ!」」
ドゴォ!
DIO「むッ!?」
唯達のパンチを受けたDIOは……
わずかに驚いていた
パンチを受けた腕が…痺れたのだッ
能力だとかそんなものではなく……
純粋なパワーによるものだと理解するのに時間はいらなかった
「二人で一つ……」
「話に聞いていたのと違うぞ……」
唯憂「「オラァ!」」
ドゴォ!
DIO「むッ!?」
唯達のパンチを受けたDIOは……
わずかに驚いていた
パンチを受けた腕が…痺れたのだッ
能力だとかそんなものではなく……
純粋なパワーによるものだと理解するのに時間はいらなかった
198: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:59:21.08 ID:JPh/X6jDO
唯憂「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
律「お、おい……唯と憂ちゃん…」
「DIOと互角じゃあねーかッ!」
梓「二人が……ボロボロだからですよ」
律「え……?」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
律「お、おい……唯と憂ちゃん…」
「DIOと互角じゃあねーかッ!」
梓「二人が……ボロボロだからですよ」
律「え……?」
199: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 09:59:50.66 ID:JPh/X6jDO
梓「あの二人のスタンドの特性は……知っての通りです」
「初期の状態じゃあ役に立たないからって……」
「あんなになるまで承太郎先輩のスタープラチナに殴られたんです」
花京院「冗談だろう……?」
澪「それはあの二人を見ればわかるだろ?」
「あれだけボロボロなんだから……」
「スタープラチナのパワーとスピード…精密性を覚えたのと同じだ」
「初期の状態じゃあ役に立たないからって……」
「あんなになるまで承太郎先輩のスタープラチナに殴られたんです」
花京院「冗談だろう……?」
澪「それはあの二人を見ればわかるだろ?」
「あれだけボロボロなんだから……」
「スタープラチナのパワーとスピード…精密性を覚えたのと同じだ」
200: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:00:31.11 ID:JPh/X6jDO
花京院「だが……スタープラチナじゃあ負けていたッ」
紬「進化……するのよ、唯ちゃん達のスタンドは……」
澪「ムギッ!大丈夫なのか?」
紬「もう大丈夫」
「それで……今は……若干押し負けてるけれど……」
唯憂「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」」
DIO「ぬぅ…ッ!」
紬「進化……するのよ、唯ちゃん達のスタンドは……」
澪「ムギッ!大丈夫なのか?」
紬「もう大丈夫」
「それで……今は……若干押し負けてるけれど……」
唯憂「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」」
DIO「ぬぅ…ッ!」
201: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:01:03.57 ID:JPh/X6jDO
紬「今度はザ・ワールドのパワー…スピード…精密性を覚え……」
「それはDIOすらをも超えるッ!」
唯憂「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」」
バキィッ!
DIO「グハァッ!」
唯と憂の拳は……
DIOの顔面を殴り抜けたッ!
「それはDIOすらをも超えるッ!」
唯憂「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」」
バキィッ!
DIO「グハァッ!」
唯と憂の拳は……
DIOの顔面を殴り抜けたッ!
202: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:02:01.95 ID:JPh/X6jDO
DIO「くっ……」
「このDIOが……こんな小娘に押し負けただとッ!」フラッ…
律「いけるッ!いけるぞッ!」
「頭をぶち抜いてやれェェエーーーーーーッ!」
唯憂「「オラァ―――――z_____ッ!」」
唯と憂は……
渾身の一撃をDIOに叩きこむッ
「このDIOが……こんな小娘に押し負けただとッ!」フラッ…
律「いけるッ!いけるぞッ!」
「頭をぶち抜いてやれェェエーーーーーーッ!」
唯憂「「オラァ―――――z_____ッ!」」
唯と憂は……
渾身の一撃をDIOに叩きこむッ
203: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:02:33.77 ID:JPh/X6jDO
DIO「ザ・ワールドッ!止まれィ時よオオオオオオオオオオオオ!」
バァア―――z___ン!
メリィッ!
DIOは……
唯と憂の拳がわずかに頭にめり込んだが…
何とか撃ち抜かれる一歩手前で時を止めることに成功したッ
バァア―――z___ン!
メリィッ!
DIOは……
唯と憂の拳がわずかに頭にめり込んだが…
何とか撃ち抜かれる一歩手前で時を止めることに成功したッ
204: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:03:17.12 ID:JPh/X6jDO
DIO「クソッ……」
「まさか……このDIOがここまで追い詰められるとはな……」
「少し……頭がクラクラするぞ……」
――一秒経過
DIO「今なら……こいつらを殺すことができるが……」
「この傷だと……その後まともに闘えん……」
――二秒経過
「まさか……このDIOがここまで追い詰められるとはな……」
「少し……頭がクラクラするぞ……」
――一秒経過
DIO「今なら……こいつらを殺すことができるが……」
「この傷だと……その後まともに闘えん……」
――二秒経過
205: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:03:52.67 ID:JPh/X6jDO
DIO「こいつらを殺していたら時間が足りんッ!」
DIOは唯達を横目に…
ジョセフへ向け走りだすッ
――三秒経過
DIO「ジョセフの血を吸わなくては……」
「先にジョースターの血を吸って完全に治癒しなくてはッ!」
――四秒経過
バッ!
DIOはジョセフを抱き上げ…
そのまま唯達の背後に走り抜けたッ
――五秒経過
DIOは唯達を横目に…
ジョセフへ向け走りだすッ
――三秒経過
DIO「ジョセフの血を吸わなくては……」
「先にジョースターの血を吸って完全に治癒しなくてはッ!」
――四秒経過
バッ!
DIOはジョセフを抱き上げ…
そのまま唯達の背後に走り抜けたッ
――五秒経過
206: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:04:26.58 ID:JPh/X6jDO
バァア―――z___ン!
唯「ハッ!」
「DIOがいないよッ!?」
DIO「フフフ……後ろだ」
唯達は一斉に後ろを振り返るッ
そこには……ジョセフを抱えたDIOが…
不敵な笑みを浮かべて立っていた
唯「ハッ!」
「DIOがいないよッ!?」
DIO「フフフ……後ろだ」
唯達は一斉に後ろを振り返るッ
そこには……ジョセフを抱えたDIOが…
不敵な笑みを浮かべて立っていた
207: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:05:00.00 ID:JPh/X6jDO
和「な、何をするつもりよ!」
DIO「どうすると……思う?」
承太郎「ぐッ……」
「DIO……てめぇッ……」
DIO「こうするのだッ!」
ドスゥ!
DIOはジョセフの肉体に指を突き刺すッ
すると……
徐々にジョセフの体から血色が無くなり…
干からびていった……
DIO「どうすると……思う?」
承太郎「ぐッ……」
「DIO……てめぇッ……」
DIO「こうするのだッ!」
ドスゥ!
DIOはジョセフの肉体に指を突き刺すッ
すると……
徐々にジョセフの体から血色が無くなり…
干からびていった……
208: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:05:27.44 ID:JPh/X6jDO
そして…その時……
承太郎達は……上空にジョセフの魂を見ることとなる
ジョセフ『みんな……わしは……こんなことになってしまった…』
『おそらく……DIOのヤツは…凄まじいパワーを身につけたことじゃろう』
『……本当にすまないと思っている』
梓「ジョースターさんッ!そんなこと言わないでくださいッ!」
承太郎達は……上空にジョセフの魂を見ることとなる
ジョセフ『みんな……わしは……こんなことになってしまった…』
『おそらく……DIOのヤツは…凄まじいパワーを身につけたことじゃろう』
『……本当にすまないと思っている』
梓「ジョースターさんッ!そんなこと言わないでくださいッ!」
209: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:06:07.81 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ『……すまない』
『承太郎……お前は……止まった時の中を二、三秒動ける』
『それを大切に使え……』
『みんなを守れるのは……お前しかいないんじゃ』
承太郎「……………」
ジョセフ『50日間という短い間の旅だったが……』
『みんなと過ごせて楽しい旅になったよ』
『礼を言うよ……ありがとう』
『承太郎……お前は……止まった時の中を二、三秒動ける』
『それを大切に使え……』
『みんなを守れるのは……お前しかいないんじゃ』
承太郎「……………」
ジョセフ『50日間という短い間の旅だったが……』
『みんなと過ごせて楽しい旅になったよ』
『礼を言うよ……ありがとう』
210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:06:46.78 ID:JPh/X6jDO
律「ジョセフさんッ!」ウルッ
「最後みたいなこと言うなよッ!」ポタッ…
「勝手に諦めてんじゃねえよ!」ポタッ…ポタッ…
ジョセフ『残念じゃが……もうどうにもできん……』
『これから……DIOがわしの体に何をしても……』
『……決して逆上だけはするなよ』
『それじゃあ……わしは行くよ』
『世話になった』ニィッ
ピカッ!
ジョセフが笑うと……
上空が光りだした…
「最後みたいなこと言うなよッ!」ポタッ…
「勝手に諦めてんじゃねえよ!」ポタッ…ポタッ…
ジョセフ『残念じゃが……もうどうにもできん……』
『これから……DIOがわしの体に何をしても……』
『……決して逆上だけはするなよ』
『それじゃあ……わしは行くよ』
『世話になった』ニィッ
ピカッ!
ジョセフが笑うと……
上空が光りだした…
211: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:07:16.95 ID:JPh/X6jDO
澪「ジョースターさん……?」
そこにはすでに……
ジョセフの姿は無かった…
唯「おじいちゃんンンン―――z___ッ!」
DIO「やはり……ジョセフの血は馴染むぞ…予想通りだ」
「この肉体にじっくり馴染んでパワーが今まで以上に回復できた…」
「馴染む!実に!馴染むぞッ!」ボリボリ
DIOは突如頭をかきむしる……
そこにはすでに……
ジョセフの姿は無かった…
唯「おじいちゃんンンン―――z___ッ!」
DIO「やはり……ジョセフの血は馴染むぞ…予想通りだ」
「この肉体にじっくり馴染んでパワーが今まで以上に回復できた…」
「馴染む!実に!馴染むぞッ!」ボリボリ
DIOは突如頭をかきむしる……
212: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:07:54.00 ID:JPh/X6jDO
DIO「フハハハハハフフフフハフハフハフハフハフハ」ボリボリ
「最高に『ハイ!』ってやつだアアアアアアハハハハハハハーーッ」ボリボリ
それは頭から血が出るほどであり…
それでいて笑いだし…
非常におぞましい光景だった
紬「よくもッ!ジョースターさんをォォォォォオオオオオオオオオオッ!」
「最高に『ハイ!』ってやつだアアアアアアハハハハハハハーーッ」ボリボリ
それは頭から血が出るほどであり…
それでいて笑いだし…
非常におぞましい光景だった
紬「よくもッ!ジョースターさんをォォォォォオオオオオオオオオオッ!」
213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:08:34.81 ID:JPh/X6jDO
DIO「ジョースター?」
「ああ……この絞りカスのことだな」
「カスはカスらしく……」
「処分しないとなッ!」
ズバァ!
DIOは……
ジョセフの体を二等分したッ
プッツン……
その光景を目の当たりにした承太郎達は…
決定的な何かが切れたッ
「ああ……この絞りカスのことだな」
「カスはカスらしく……」
「処分しないとなッ!」
ズバァ!
DIOは……
ジョセフの体を二等分したッ
プッツン……
その光景を目の当たりにした承太郎達は…
決定的な何かが切れたッ
214: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:09:10.79 ID:JPh/X6jDO
承太郎「……じじい」
「……悪いが……お前の言うことは聞けねえ」
唯「こんな光景を見せられて……」
「……怒らない人なんていないよッ!」
承太郎「……お前らは下がってろ」
「……人が多すぎても邪魔だ」
「……悪いが……お前の言うことは聞けねえ」
唯「こんな光景を見せられて……」
「……怒らない人なんていないよッ!」
承太郎「……お前らは下がってろ」
「……人が多すぎても邪魔だ」
215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:09:45.50 ID:JPh/X6jDO
澪「誰が下がるかよッ!」
承太郎「……誰がお前に言った?」
「俺は……花京院…真鍋……平沢……アヴドゥル」
「こいつらに言ったんだぜ」
梓「それって……」
承太郎「……俺に……お前らの命を預けてくれ」
「……俺にはお前らが必要だ」
唯澪律紬梓「!」
承太郎「……誰がお前に言った?」
「俺は……花京院…真鍋……平沢……アヴドゥル」
「こいつらに言ったんだぜ」
梓「それって……」
承太郎「……俺に……お前らの命を預けてくれ」
「……俺にはお前らが必要だ」
唯澪律紬梓「!」
216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:10:30.29 ID:JPh/X6jDO
唯「憂ッ!少しの間離れるからッ」
「サンデイ・シエスタッ!」ズギュ―z_ン!
憂「お姉ちゃん!私もッ……」
アヴ「憂さん……」
「ここは……承太郎達に託そう」
花京院「そうですね」
「承太郎達が負ける時は…」
「僕達が負ける時だ」
憂「そう……ですね……」
「サンデイ・シエスタッ!」ズギュ―z_ン!
憂「お姉ちゃん!私もッ……」
アヴ「憂さん……」
「ここは……承太郎達に託そう」
花京院「そうですね」
「承太郎達が負ける時は…」
「僕達が負ける時だ」
憂「そう……ですね……」
217: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:11:04.08 ID:JPh/X6jDO
DIO「クックックッ」
「最終ラウンドだッ!」
承太郎「行くぜッ!」
ダッ!
承太郎達とDIOは……
互いに突っ込むッ
DIO「ザ・ワールド!WRYYYYYYーーーーーッ!」
バァア―――z___ン!
「最終ラウンドだッ!」
承太郎「行くぜッ!」
ダッ!
承太郎達とDIOは……
互いに突っ込むッ
DIO「ザ・ワールド!WRYYYYYYーーーーーッ!」
バァア―――z___ン!
218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:11:38.25 ID:JPh/X6jDO
DIO「時は止まった……」
「これで……動ける者は承太郎だけだッ!」
――一秒経過
DIOは……ゆっくり承太郎達に歩み寄る
――二秒経過
DIO「さあ……死んでもらうぞッ」
――三秒経過
承太郎「こいつらには……手は出させねえぜ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
――四秒経過
「これで……動ける者は承太郎だけだッ!」
――一秒経過
DIOは……ゆっくり承太郎達に歩み寄る
――二秒経過
DIO「さあ……死んでもらうぞッ」
――三秒経過
承太郎「こいつらには……手は出させねえぜ」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
――四秒経過
219: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:12:09.22 ID:JPh/X6jDO
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
――五秒経過
承太郎「オラァ―――――z_____ッ!」
DIO「無駄ァ―――――z_____ッ!」
グシャア!
承太郎はDIOの拳を破壊するッ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
――五秒経過
承太郎「オラァ―――――z_____ッ!」
DIO「無駄ァ―――――z_____ッ!」
グシャア!
承太郎はDIOの拳を破壊するッ
220: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:12:45.52 ID:JPh/X6jDO
DIO「ウグゥ!」
――六秒経過
承太郎「何ッ!?」
DIO「まだまだパワーを感じる……」
「まだまだ止めていられるぞ…」
「やはりジョースターの血はよく馴染む!」
「そして……お前らはすでに全員動けないッ!」
――七秒経過
――六秒経過
承太郎「何ッ!?」
DIO「まだまだパワーを感じる……」
「まだまだ止めていられるぞ…」
「やはりジョースターの血はよく馴染む!」
「そして……お前らはすでに全員動けないッ!」
――七秒経過
221: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:13:19.44 ID:JPh/X6jDO
DIO「実に!清々しい気分だッ!」
「歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ!フフフハハハ!」
「どれ……このDIOの美声を聞かせてやろう」
「Rain drops降りだす~雨♪」
「なんてきれいな~の~♪」
その時……
唯澪律紬梓承「……」ブチィッ!
――八秒経過
ググッ……
「歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ!フフフハハハ!」
「どれ……このDIOの美声を聞かせてやろう」
「Rain drops降りだす~雨♪」
「なんてきれいな~の~♪」
その時……
唯澪律紬梓承「……」ブチィッ!
――八秒経過
ググッ……
222: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:13:54.94 ID:JPh/X6jDO
DIO「何ッ……!」
承太郎達は……
わずかながら動いたのだッ
承太郎「DIO……てめぇ……」
「放課後ティータイムの歌を……」
「汚してるんじゃあねえッ!」
承太郎は……
拳を振り上げたッ
承太郎達は……
わずかながら動いたのだッ
承太郎「DIO……てめぇ……」
「放課後ティータイムの歌を……」
「汚してるんじゃあねえッ!」
承太郎は……
拳を振り上げたッ
223: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:14:28.78 ID:JPh/X6jDO
DIO「WRRRRRYYYYYYYYYY―――――z_____ッ!」
バキィッ!
承太郎は顔面を殴られて吹っ飛び…
唯達にぶつかるッ
――九秒経過
DIO「九秒経過ッ!九秒も止められたぞッ!」
「しかし今は九秒が限界といったところか…」
「承太郎……まさかきさまが再び動けるようになったのには驚いたが…」
「それも所詮さっきの一瞬だけよッ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「WRYYAAAAAAAA!」
バキィッ!
承太郎は顔面を殴られて吹っ飛び…
唯達にぶつかるッ
――九秒経過
DIO「九秒経過ッ!九秒も止められたぞッ!」
「しかし今は九秒が限界といったところか…」
「承太郎……まさかきさまが再び動けるようになったのには驚いたが…」
「それも所詮さっきの一瞬だけよッ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「WRYYAAAAAAAA!」
224: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:15:24.49 ID:JPh/X6jDO
バァア―――z___ン!
承太郎「ぐぅおおッ…」
承太郎はDIOのラッシュを一身に受け……
律「だ、ダメだッ!」
「承太郎を支えきれないッ!」
唯「うわぁぁぁああああああああああああああ!」
唯達もろとも吹き飛ぶッ
しかし…なおもDIOは承太郎達を追ってきたッ
承太郎「ぐぅおおッ…」
承太郎はDIOのラッシュを一身に受け……
律「だ、ダメだッ!」
「承太郎を支えきれないッ!」
唯「うわぁぁぁああああああああああああああ!」
唯達もろとも吹き飛ぶッ
しかし…なおもDIOは承太郎達を追ってきたッ
225: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:16:04.72 ID:JPh/X6jDO
DIO「スタンドパワー全開だッ!」
「きさまらはさっき頭にきたと言ったが……」
「きさまらの怒りなどこのDIOの野望の…」
「足元にすら及ばないんだよォォォォォオオオオオオオオオオオ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーーッ!」
澪「ガブゥ!?」
梓「ガハァッ………」
DIOのラッシュは…
正確に全員を殴り抜けるッ
「きさまらはさっき頭にきたと言ったが……」
「きさまらの怒りなどこのDIOの野望の…」
「足元にすら及ばないんだよォォォォォオオオオオオオオオオオ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーーッ!」
澪「ガブゥ!?」
梓「ガハァッ………」
DIOのラッシュは…
正確に全員を殴り抜けるッ
226: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:16:52.05 ID:JPh/X6jDO
DIO「ダメ押しだァァァアアアアアアア!」
「WRRRRRYYYYYYYYYYY―――――z_____ッ!」
DIOは……
落下していく承太郎達に向け…
体液を発射するッ
ビスゥ!
体液が突き刺さった音と共に…
承太郎達は道路に落下したッ
「WRRRRRYYYYYYYYYYY―――――z_____ッ!」
DIOは……
落下していく承太郎達に向け…
体液を発射するッ
ビスゥ!
体液が突き刺さった音と共に…
承太郎達は道路に落下したッ
227: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:17:59.24 ID:JPh/X6jDO
DIO「ん……」
落下した承太郎達に止めをすべく、空中を降下していると…
DIO「我が体液が……肉片に突き刺さったまま固定されている……」
「敢えて腕に受け……当たった瞬間固定したといったところか」
ズダッ!
DIOは道路に着地し…
承太郎達のもとへ駆け出したッ
落下した承太郎達に止めをすべく、空中を降下していると…
DIO「我が体液が……肉片に突き刺さったまま固定されている……」
「敢えて腕に受け……当たった瞬間固定したといったところか」
ズダッ!
DIOは道路に着地し…
承太郎達のもとへ駆け出したッ
228: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:18:42.70 ID:JPh/X6jDO
DIO「だがそんなことはどうでもいいッ!」
「最後の攻撃だッ!正真正銘最後の時間停止だッ!」
「これより静止時間九秒以内にッ!カタをつけるッ!」
「ザ・ワールドッ!」
バァア―――z___ン!
DIO「フッフッフッ……」
シュンッ!
承太郎(何……?)
(なぜ姿を消しやがったッ……)
「最後の攻撃だッ!正真正銘最後の時間停止だッ!」
「これより静止時間九秒以内にッ!カタをつけるッ!」
「ザ・ワールドッ!」
バァア―――z___ン!
DIO「フッフッフッ……」
シュンッ!
承太郎(何……?)
(なぜ姿を消しやがったッ……)
229: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:19:11.89 ID:JPh/X6jDO
時が止まって七秒が経過した頃……
ふと承太郎達の倒れているところに巨大な影が映った
その上空には……
今にもロードローラーを承太郎達に投げ落とさんとするDIOがいたッ
DIO「ロードローラーだッ!」
ロードローラーは……
承太郎達のすぐ目の前まで接近するッ
ふと承太郎達の倒れているところに巨大な影が映った
その上空には……
今にもロードローラーを承太郎達に投げ落とさんとするDIOがいたッ
DIO「ロードローラーだッ!」
ロードローラーは……
承太郎達のすぐ目の前まで接近するッ
230: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:19:49.14 ID:JPh/X6jDO
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
DIO「もう遅いッ!脱出不可能よッ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
――八秒経過
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
DIO「WRYYYYYAAAAAAAAAAAッ!」
「ぶっ潰れよォォオ―――――z_____ッ!」
承太郎「オラァ―――――z_____ッ!」
ドグシアァ!
承太郎の応戦虚しく……
ロードローラーは地面に叩き込まれたッ
DIO「もう遅いッ!脱出不可能よッ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
――八秒経過
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
DIO「WRYYYYYAAAAAAAAAAAッ!」
「ぶっ潰れよォォオ―――――z_____ッ!」
承太郎「オラァ―――――z_____ッ!」
ドグシアァ!
承太郎の応戦虚しく……
ロードローラーは地面に叩き込まれたッ
231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:27:35.51 ID:JPh/X6jDO
DIO「九秒経過……!」
「やった…!終わったのだッ!」
「桜ヶ丘高校軽音部御一行様は我が『世界』のもとに破れ去ったッ!」
「残りの花京院達はこのDIOにとってそこら辺の犬のクソと一緒だッ!」
「これでこのDIOを超える者はいないことが証明されたッ!」
「とるにたらぬ人間どもよ!支配してやるぞッ!」
――十秒経過
DIO「フフフ…」
「そして時を静止させることも十秒を超えた……」
「どれ……このまま承太郎の死体を確認して血を吸い取っておくか」
「ついでに軽音部のヤツらのもな」
「やった…!終わったのだッ!」
「桜ヶ丘高校軽音部御一行様は我が『世界』のもとに破れ去ったッ!」
「残りの花京院達はこのDIOにとってそこら辺の犬のクソと一緒だッ!」
「これでこのDIOを超える者はいないことが証明されたッ!」
「とるにたらぬ人間どもよ!支配してやるぞッ!」
――十秒経過
DIO「フフフ…」
「そして時を静止させることも十秒を超えた……」
「どれ……このまま承太郎の死体を確認して血を吸い取っておくか」
「ついでに軽音部のヤツらのもな」
232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:28:46.51 ID:JPh/X6jDO
DIOがロードローラーから降りようとしたその時……
ググッ……
DIO「なに……?」
「う……動きが鈍い……」
「ち、違うッ!動けんッ!」
「なぜだッ!なぜ動かんッ!?」
唯「……十一秒経過だよ」
DIO「なッ!何ィィイーーーーーッ!」
DIOの背後には……
軽音部六名が立っていたッ
ググッ……
DIO「なに……?」
「う……動きが鈍い……」
「ち、違うッ!動けんッ!」
「なぜだッ!なぜ動かんッ!?」
唯「……十一秒経過だよ」
DIO「なッ!何ィィイーーーーーッ!」
DIOの背後には……
軽音部六名が立っていたッ
233: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:29:21.47 ID:JPh/X6jDO
律「何で私らが止まった時の世界を動けるんだって顔してるな」
紬「せっかくだから教えてあげるわ」
「……承太郎君が時を止めた世界の中だからよ」
梓「『スタンド』は……心からの思いを具現化してる……」
「あなたにも……心当たりがあると思います」
「それ……なんですよ」
DIO「……………」
紬「せっかくだから教えてあげるわ」
「……承太郎君が時を止めた世界の中だからよ」
梓「『スタンド』は……心からの思いを具現化してる……」
「あなたにも……心当たりがあると思います」
「それ……なんですよ」
DIO「……………」
234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:29:55.74 ID:JPh/X6jDO
澪「私達軽音部は……承太郎と…この六人とずっと一緒にいたいと思ってる」
「時間が止まってくれたら、って…」
「それほど一瞬一瞬が楽しいんだ、みんなといると……」
「そしてそれは…本当の本当に……心からの願いだ」
唯「だから私達は……」
「承太郎君が時間を止めた世界の中だけでは動いていられる」
「時間が止まってくれたら、って…」
「それほど一瞬一瞬が楽しいんだ、みんなといると……」
「そしてそれは…本当の本当に……心からの願いだ」
唯「だから私達は……」
「承太郎君が時間を止めた世界の中だけでは動いていられる」
235: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:30:29.27 ID:JPh/X6jDO
律「要するにだな…」
「お前が時を止めた世界で動き回るなんて……」
「こっちから願い下げだってことなんだよッ」
承太郎「さて……お仕置きの時間だぜ、DIO」
「オラァ!」
バキィッ!
承太郎はDIOの膝を蹴り砕いたッ
「お前が時を止めた世界で動き回るなんて……」
「こっちから願い下げだってことなんだよッ」
承太郎「さて……お仕置きの時間だぜ、DIO」
「オラァ!」
バキィッ!
承太郎はDIOの膝を蹴り砕いたッ
236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:31:03.13 ID:JPh/X6jDO
承太郎「……時は動き出す」
バァア―――z___ン!
DIO「うぐぉッ…」ブシュウ!
承太郎「お前らは下がってな」
「ジョースター家とDIOの因縁は……」
「俺がケリをつける」
唯澪律紬梓「……………」コクッ
唯達は静かに頷き…
承太郎の背中を見守った
バァア―――z___ン!
DIO「うぐぉッ…」ブシュウ!
承太郎「お前らは下がってな」
「ジョースター家とDIOの因縁は……」
「俺がケリをつける」
唯澪律紬梓「……………」コクッ
唯達は静かに頷き…
承太郎の背中を見守った
237: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:31:38.60 ID:JPh/X6jDO
承太郎「さて……今お前をなぶり殺してやってもいいが……」
「それじゃあ俺の心に後味の悪いものが残るんでな……」
「てめーの脚が治ったと同時にぶちのめすッ」
DIO「こ……こけにしやがって……」
「だが承太郎……やはりお前は人間だ……」
「お前の考えは便所のネズミのクソにも匹敵するッ」
「このDIOにはそれはない……あるのはたった一つのシンプルな思想だけだ」
「『勝利して支配する』!それだけが満足感よ!」
「それじゃあ俺の心に後味の悪いものが残るんでな……」
「てめーの脚が治ったと同時にぶちのめすッ」
DIO「こ……こけにしやがって……」
「だが承太郎……やはりお前は人間だ……」
「お前の考えは便所のネズミのクソにも匹敵するッ」
「このDIOにはそれはない……あるのはたった一つのシンプルな思想だけだ」
「『勝利して支配する』!それだけが満足感よ!」
238: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:32:11.72 ID:JPh/X6jDO
承太郎「……言いたいことは言い終わったか?」
DIOは立ち上がり……
DIO「過程や……!」
「方法なぞ……!」
「どうでもよいのだァ―――z___ッ!」
ブシュウ!
DIOは砕かれた膝を曲げ…
血を承太郎の顔面に撒き散らしたッ
DIOは立ち上がり……
DIO「過程や……!」
「方法なぞ……!」
「どうでもよいのだァ―――z___ッ!」
ブシュウ!
DIOは砕かれた膝を曲げ…
血を承太郎の顔面に撒き散らしたッ
239: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:32:43.26 ID:JPh/X6jDO
澪「なッ!?」
DIO「どうだ!この血の目潰しはッ!」
「勝ったッ!死ねいッ!」
DIOはハイキックを……
承太郎「オラァッ!」
承太郎はそれにパンチで対応したッ
目が潰されているのにDIOのハイキックを探知できたのは…
承太郎のスゴ味としか言いようがないッ
DIO「どうだ!この血の目潰しはッ!」
「勝ったッ!死ねいッ!」
DIOはハイキックを……
承太郎「オラァッ!」
承太郎はそれにパンチで対応したッ
目が潰されているのにDIOのハイキックを探知できたのは…
承太郎のスゴ味としか言いようがないッ
240: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:33:10.90 ID:JPh/X6jDO
ドグァシィイン!
脚と拳がぶつかり合うッ
しかし……
承太郎の拳には徐々にひびが入ってきていたッ
DIO「……………」ニヤッ
DIOが勝利を確信したその時……
ピカァッ!
脚と拳がぶつかり合うッ
しかし……
承太郎の拳には徐々にひびが入ってきていたッ
DIO「……………」ニヤッ
DIOが勝利を確信したその時……
ピカァッ!
241: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:34:14.46 ID:JPh/X6jDO
突如…唯、澪、律、紬、梓のスタンドが光り…
近距離型だとか遠距離型だとかそういうのは無関係に……
スタープラチナのもとへ歩みだしたのだッ
DIO「何ッ!?どういうことだッ!」
近距離型だとか遠距離型だとかそういうのは無関係に……
スタープラチナのもとへ歩みだしたのだッ
DIO「何ッ!?どういうことだッ!」
242: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:34:48.82 ID:JPh/X6jDO
唯「……星のアザ……星がジョースター家の証なら…」
唯、澪、律、紬、梓はそれぞれ懐から……
あるものを取り出したッ!
唯、澪、律、紬、梓はそれぞれ懐から……
あるものを取り出したッ!
243: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:35:15.77 ID:JPh/X6jDO
唯「私達もジョースター家だよ」
それは……
去年の合宿で承太郎が軽音部にあげた……
あの乾燥ヒトデであったッ!
それは……
去年の合宿で承太郎が軽音部にあげた……
あの乾燥ヒトデであったッ!
244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:36:01.46 ID:JPh/X6jDO
そして……
唯「ひとつになろう……承太郎君」ニコッ
五人のスタンドは……
スタープラチナに取り込まれたッ
承太郎「うおおおおおおおおおおお!」
DIO「ぐおッ…!」
「パ、パワーが段違いだッ……」
DIOの脚にひびが入りだすッ
唯「ひとつになろう……承太郎君」ニコッ
五人のスタンドは……
スタープラチナに取り込まれたッ
承太郎「うおおおおおおおおおおお!」
DIO「ぐおッ…!」
「パ、パワーが段違いだッ……」
DIOの脚にひびが入りだすッ
245: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:36:36.63 ID:JPh/X6jDO
唯澪律紬梓「いっけェェエ―――――z_____ッ!」
承太郎「オラァ―――――z_____ッ!」
DIO「うぐおおおおおおおああああああああああああ!」
「このDIOがァ~~~~~~~ッ!」
ドッパァ―――z___ン!
DIOは砕け散ったッ
承太郎「オラァ―――――z_____ッ!」
DIO「うぐおおおおおおおああああああああああああ!」
「このDIOがァ~~~~~~~ッ!」
ドッパァ―――z___ン!
DIOは砕け散ったッ
246: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:37:11.47 ID:JPh/X6jDO
承太郎「このまま朝日を待てばちりになる……」
「てめーの敗因は…たったひとつだぜ……DIO…」
「たったひとつのシンプルな答えだ………」
「てめーは……」
唯澪律紬梓承「軽音部を怒らせた」
ドォオ―――z___ン!
本体名―DIO
スタンド名―ザ・ワールド
―完全敗北―
「てめーの敗因は…たったひとつだぜ……DIO…」
「たったひとつのシンプルな答えだ………」
「てめーは……」
唯澪律紬梓承「軽音部を怒らせた」
ドォオ―――z___ン!
本体名―DIO
スタンド名―ザ・ワールド
―完全敗北―
247: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:37:42.14 ID:JPh/X6jDO
少し後―SPW財団車内―!
唯「うぐぅっ……おじいちゃんっ……」ポタポタ
「返事してよっ…おじいちゃんっ!」ポタポタ
紬「ゆっ……唯ちゃん……」ポタポタ
「ジョースターさんは……もうっ……」ポタポタ
澪「ジョースターさんっ~~………」ポタポタ
唯「うぐぅっ……おじいちゃんっ……」ポタポタ
「返事してよっ…おじいちゃんっ!」ポタポタ
紬「ゆっ……唯ちゃん……」ポタポタ
「ジョースターさんは……もうっ……」ポタポタ
澪「ジョースターさんっ~~………」ポタポタ
248: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:44:00.10 ID:JPh/X6jDO
承太郎「やれやれ……これから葬式でもするのか?」
梓「でっ、でもっ……SPW財団の人がっ」グスッ
承太郎「……死体から死体への輸血をする」
「そのためにDIOの死体も乗せたんだ」
医師「不、不可能だッ!脈拍がないんだぞッ!」
梓「でっ、でもっ……SPW財団の人がっ」グスッ
承太郎「……死体から死体への輸血をする」
「そのためにDIOの死体も乗せたんだ」
医師「不、不可能だッ!脈拍がないんだぞッ!」
249: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:44:29.03 ID:JPh/X6jDO
承太郎「その脈拍ってのは……心臓を動かせばいいのかな?」
医師「ああ…だが無理だ!」
承太郎「無理だとか無駄だとかは聞き飽きたぜ」
「特に無駄はさっき聞きまくって耳にタコができるところだ」
医師「ああ…だが無理だ!」
承太郎「無理だとか無駄だとかは聞き飽きたぜ」
「特に無駄はさっき聞きまくって耳にタコができるところだ」
250: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:45:00.73 ID:JPh/X6jDO
律「それで……どうするつもりなんだ……?」
承太郎「……スタンドでじじいの心臓を動かす」ズギュ―z_ン!
医師「そんなこと……」
承太郎「……黙ってろ」
承太郎「……スタンドでじじいの心臓を動かす」ズギュ―z_ン!
医師「そんなこと……」
承太郎「……黙ってろ」
251: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:45:31.89 ID:JPh/X6jDO
ドクン……
医師「う、動いたッ!心拍音だッ!」
「急いでDIOの死体から輸血するぞッ!」
梓「ジョセフさん……お願いっ……」
ジョセフ「ん……」パチッ
医師「やった!目を覚ました!心拍音も正常だッ!」
医師「う、動いたッ!心拍音だッ!」
「急いでDIOの死体から輸血するぞッ!」
梓「ジョセフさん……お願いっ……」
ジョセフ「ん……」パチッ
医師「やった!目を覚ました!心拍音も正常だッ!」
252: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:46:01.92 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「わしは……」
唯「おじいちゃーーーーーん!」ギュッ
ジョセフ「おほっ」
「ここは……天国か」
承太郎「やれやれ……」
「生き返ってすぐそれか、じじい」フッ
梓「良かった…本当に……」グスッ
紬「ええっ……!」グスッ
唯「おじいちゃーーーーーん!」ギュッ
ジョセフ「おほっ」
「ここは……天国か」
承太郎「やれやれ……」
「生き返ってすぐそれか、じじい」フッ
梓「良かった…本当に……」グスッ
紬「ええっ……!」グスッ
253: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:46:30.28 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「承太郎…みんな……」
「よくやったな」フフッ
承太郎「ああ……」
「こいつらは……よくやった」フッ
キィッ
運転手「着きましたよ」
「みなさん……お疲れさまでした」
唯澪律紬梓「ありがとうございました~!」
「よくやったな」フフッ
承太郎「ああ……」
「こいつらは……よくやった」フッ
キィッ
運転手「着きましたよ」
「みなさん……お疲れさまでした」
唯澪律紬梓「ありがとうございました~!」
254: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:46:58.66 ID:JPh/X6jDO
ガチャッ
花京院「承太郎ッ!」
「ジョースターさんだけそっちの車に乗ったのは……」
ジョセフ「呼んだか?」
和憂花ア「えっ……」
憂「こ…これは……ゾンビですか……?」
花京院「承太郎ッ!」
「ジョースターさんだけそっちの車に乗ったのは……」
ジョセフ「呼んだか?」
和憂花ア「えっ……」
憂「こ…これは……ゾンビですか……?」
255: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:47:39.11 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「失礼な!」
「正真正銘ジョセフ・ジョースターじゃ!」
和「い、生き返ったんですか?」
ジョセフ「承太郎のおかげでな」フッ
「孫に助けられてばかりで情けない祖父じゃ」
アヴ「孫というのは……みんなのことですか」
ジョセフ「当然じゃ」フッ
「正真正銘ジョセフ・ジョースターじゃ!」
和「い、生き返ったんですか?」
ジョセフ「承太郎のおかげでな」フッ
「孫に助けられてばかりで情けない祖父じゃ」
アヴ「孫というのは……みんなのことですか」
ジョセフ「当然じゃ」フッ
256: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:48:08.89 ID:JPh/X6jDO
翌朝……
承太郎達はDIOを日光のもとにさらし……
100年にも及ぶジョースター家とDIOの因縁を断ち切った
承太郎達はDIOを日光のもとにさらし……
100年にも及ぶジョースター家とDIOの因縁を断ち切った
257: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:48:39.53 ID:JPh/X6jDO
日本の空港!
唯「うおっ!日本語だよりっちゃん!」
律「何か帰ってきたって実感わくなー」
承太郎「ん……あれは……」
さわ子「みんな~~~!」
純「おかえりなさ~い!」
唯「うおっ!日本語だよりっちゃん!」
律「何か帰ってきたって実感わくなー」
承太郎「ん……あれは……」
さわ子「みんな~~~!」
純「おかえりなさ~い!」
258: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:49:17.53 ID:JPh/X6jDO
梓「さわ子先生に純!」
さわ子「みんな……心配ばっかりかけて……」
ジョセフ「先生……すまなかった」
「この子らに非はない……全てわしの責任じゃ」
さわ子「みんな……心配ばっかりかけて……」
ジョセフ「先生……すまなかった」
「この子らに非はない……全てわしの責任じゃ」
259: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:49:48.93 ID:JPh/X6jDO
さわ子「そんな……」
「ジョースターさんには……ずっと面倒を見ていただいて……」
「大変だったでしょう?」
律「おい」
ジョセフ「大変と言えば大変だったが……」
「みんなのおかげで楽しい旅だったよ」
さわ子「そうですか……良かった……」
「ジョースターさんには……ずっと面倒を見ていただいて……」
「大変だったでしょう?」
律「おい」
ジョセフ「大変と言えば大変だったが……」
「みんなのおかげで楽しい旅だったよ」
さわ子「そうですか……良かった……」
260: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:50:24.75 ID:JPh/X6jDO
さわ子「………フフッ」
承太郎「何笑ってやがる」
さわ子「みんな……大きくなったわね」ニコッ
澪「先生……」
さわ子「澪ちゃんは特にむ律「セクハラかっ!」
承太郎「何笑ってやがる」
さわ子「みんな……大きくなったわね」ニコッ
澪「先生……」
さわ子「澪ちゃんは特にむ律「セクハラかっ!」
261: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:51:23.97 ID:JPh/X6jDO
さわ子「あら、そちらの方は……」
アヴ「申し遅れた、モハメド・アヴドゥルと申します」
「話はみんなから聞いてます、山中さわ子先生に鈴木純さん」
さわ子「そうでしたか……」
「この子達がお世話になりました」
アヴ「申し遅れた、モハメド・アヴドゥルと申します」
「話はみんなから聞いてます、山中さわ子先生に鈴木純さん」
さわ子「そうでしたか……」
「この子達がお世話になりました」
262: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:52:37.76 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「ちなみにこいつは独身でな」
「さわ子先生、どうじゃ?」ニヤッ
さア「ジ、ジョースターさんっ!」
梓「息ぴったりですね」フフッ
憂「ほんとだね」フフッ
「さわ子先生、どうじゃ?」ニヤッ
さア「ジ、ジョースターさんっ!」
梓「息ぴったりですね」フフッ
憂「ほんとだね」フフッ
263: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:53:08.15 ID:JPh/X6jDO
純「あ、あのっ!」
紬「どうしたの?」
純「ほ、本日はみなさまに重大なお知らせがございます!」
唯「なになに~?」
純「わたくし、鈴木純は……」
「今後…7人目の軽音部部員として活動させていただきます!」
紬「どうしたの?」
純「ほ、本日はみなさまに重大なお知らせがございます!」
唯「なになに~?」
純「わたくし、鈴木純は……」
「今後…7人目の軽音部部員として活動させていただきます!」
264: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:53:40.77 ID:JPh/X6jDO
唯澪律紬梓承「………………」
憂「それじゃあ…私は8人目ってことでお願いします♪」
唯澪律紬梓承「………………」
「………………え?」
澪「軽音部に……入るってこと?」
憂純「はいっ!」
憂「それじゃあ…私は8人目ってことでお願いします♪」
唯澪律紬梓承「………………」
「………………え?」
澪「軽音部に……入るってこと?」
憂純「はいっ!」
265: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:54:16.95 ID:JPh/X6jDO
律「承太郎っ!」梓「承太郎先輩っ!」
律梓「確保ぉぉおーーーーーっ!」
承太郎「わかってるぜッ!」ガシィッ!
憂純「うわあああああああああああああ!」
律梓「確保ぉぉおーーーーーっ!」
承太郎「わかってるぜッ!」ガシィッ!
憂純「うわあああああああああああああ!」
266: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:54:45.01 ID:JPh/X6jDO
紬「お菓子たくさん持ってこなくっちゃ♪」
唯「お菓子!?」キラキラ
花京院「これだな……」
「これこそが軽音部だ」フフッ
和「そうね」フフッ
唯「お菓子!?」キラキラ
花京院「これだな……」
「これこそが軽音部だ」フフッ
和「そうね」フフッ
267: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:55:27.15 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「こんなところで立ち話もなんじゃ」
「せっかくだし、みんなで承太郎の家へ行こう」
「ホリィもわしらの帰りを待ってるはずじゃ」
アヴ「それじゃあ……外のバスで行きますか」
「せっかくだし、みんなで承太郎の家へ行こう」
「ホリィもわしらの帰りを待ってるはずじゃ」
アヴ「それじゃあ……外のバスで行きますか」
268: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:56:04.15 ID:JPh/X6jDO
律「よーし!バスまで競争な!」
「ビリのヤツは一位になんかおごり!」
「よーいスタート!」
ダダダダ!
アヴ「元気ですね……」フフッ
さわ子「そうですね」フフッ
「いくら大きくなっても……やっぱりあの子達なんだわ…」
「ビリのヤツは一位になんかおごり!」
「よーいスタート!」
ダダダダ!
アヴ「元気ですね……」フフッ
さわ子「そうですね」フフッ
「いくら大きくなっても……やっぱりあの子達なんだわ…」
269: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:56:39.13 ID:JPh/X6jDO
ジョセフ「さて……確かビリのヤツはおごりじゃったな」ニヤッ
アヴ「ジョースターさん!?」
ジョセフ「冗談じゃ、さすがにこの歳で競争なんかしたくないわい」
「子供組があんなに頑張ったんじゃ……」
「我々大人組は同率ビリになって……」
「今晩は何か豪勢な食事をおごってやろう」
さわ子「それがいいですね」フフッ
アヴ「さてと……それではのんびり行きますか」フッ
アヴ「ジョースターさん!?」
ジョセフ「冗談じゃ、さすがにこの歳で競争なんかしたくないわい」
「子供組があんなに頑張ったんじゃ……」
「我々大人組は同率ビリになって……」
「今晩は何か豪勢な食事をおごってやろう」
さわ子「それがいいですね」フフッ
アヴ「さてと……それではのんびり行きますか」フッ
270: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:57:20.95 ID:JPh/X6jDO
――三年後~軽音部21歳~
とある教会!
花京院「いやぁ……まさかだよ」
和「そのセリフ……招待状が来てから何回言ってるのよ……」
アヴ「花京院に和さん……久しぶりだな」
花京院「アヴドゥルさん……お久しぶりです」
和「お久しぶりです」ペコリ
とある教会!
花京院「いやぁ……まさかだよ」
和「そのセリフ……招待状が来てから何回言ってるのよ……」
アヴ「花京院に和さん……久しぶりだな」
花京院「アヴドゥルさん……お久しぶりです」
和「お久しぶりです」ペコリ
271: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:57:54.42 ID:JPh/X6jDO
アヴ「どうだ、調子の方は?」
花京院「すこぶる快調ですよ」
アヴ「そっちじゃあないさ」
「そっちだ、そっち」
和「私……ですか……?」
花京院「すこぶる快調ですよ」
アヴ「そっちじゃあないさ」
「そっちだ、そっち」
和「私……ですか……?」
272: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:58:25.44 ID:JPh/X6jDO
アヴ「そうそう、何か進展はあったのか?」ニヤッ
花京院「な、何もないですよ!ねえ和さん!」
和「そ、そうね!何にもないです!」
アヴ「フッフッ……」
「今回の件で焦ってるんじゃあないか?」
花京院「そんなことはないですよ」
「僕たちはまだ学生ですからね」
花京院「な、何もないですよ!ねえ和さん!」
和「そ、そうね!何にもないです!」
アヴ「フッフッ……」
「今回の件で焦ってるんじゃあないか?」
花京院「そんなことはないですよ」
「僕たちはまだ学生ですからね」
273: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:58:59.66 ID:JPh/X6jDO
和「そういえば、アヴドゥルさんはどうなんですか?」ニヤッ
アヴ「うッ……」
「まあ……いいお友達だ」
スタスタ
さわ子「あら、花京院君に和ちゃん、久しぶりね」
「ところで誰の話をしてたの?」
花京院「さあ……誰ですかね」ニヤッ
さわ子「何よそれ~」ブーッ
アヴ「うッ……」
「まあ……いいお友達だ」
スタスタ
さわ子「あら、花京院君に和ちゃん、久しぶりね」
「ところで誰の話をしてたの?」
花京院「さあ……誰ですかね」ニヤッ
さわ子「何よそれ~」ブーッ
274: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 10:59:38.79 ID:JPh/X6jDO
憂純「みなさんこんにちは~」
ジョセフ「お、揃っとるな」
花京院「憂さんに純さんにジョースターさん」
「ごぶさたしてます」
憂「こちらこそ、お久しぶりです」
ジョセフ「お、揃っとるな」
花京院「憂さんに純さんにジョースターさん」
「ごぶさたしてます」
憂「こちらこそ、お久しぶりです」
275: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 11:00:15.33 ID:JPh/X6jDO
純「いやあ~~~」
「しっかし、あの承太郎先輩が結婚するなんてな~」
「学生結婚だよ!?学生結婚!」
さわ子「まさかあの子と結婚するなんてね」フフッ
純「スタンド使いは惹かれあう~、なんて」
「しっかし、あの承太郎先輩が結婚するなんてな~」
「学生結婚だよ!?学生結婚!」
さわ子「まさかあの子と結婚するなんてね」フフッ
純「スタンド使いは惹かれあう~、なんて」
276: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 11:01:10.99 ID:JPh/X6jDO
花京院「そうそう、子どももお腹にいるみたいじゃあないか」
「何でも女の子で、『徐倫』という名前をつけるらしいが」
ジョセフ「まさかこんなに早くひ孫の顔を見ることになるとはな」
「何でも女の子で、『徐倫』という名前をつけるらしいが」
ジョセフ「まさかこんなに早くひ孫の顔を見ることになるとはな」
277: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 11:01:53.19 ID:JPh/X6jDO
純「プロポーズって……」
「承太郎先輩がしたんですかね……?」
和「さあ?」
「そこら辺は二人だけの秘密だーって教えてくれないわ」
アヴ「そういえば他のみんなは?」
花京院「今は初代軽音部だけで記念撮影してるみたいです」
「承太郎先輩がしたんですかね……?」
和「さあ?」
「そこら辺は二人だけの秘密だーって教えてくれないわ」
アヴ「そういえば他のみんなは?」
花京院「今は初代軽音部だけで記念撮影してるみたいです」
278: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 11:02:30.41 ID:JPh/X6jDO
ピンポンパンポーン
『花京院典明さん、真鍋和さん、平沢憂さん』
『鈴木純さん、山中さわ子さん、モハメド・アヴドゥルさん』
『ジョセフ・ジョースターさんは広間へお集まりください』
花京院「おや、僕たちも呼ばれたみたいだね」
純「私達だけのけ者扱いだったらどうしようかと…」
『花京院典明さん、真鍋和さん、平沢憂さん』
『鈴木純さん、山中さわ子さん、モハメド・アヴドゥルさん』
『ジョセフ・ジョースターさんは広間へお集まりください』
花京院「おや、僕たちも呼ばれたみたいだね」
純「私達だけのけ者扱いだったらどうしようかと…」
279: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 11:03:10.67 ID:JPh/X6jDO
さわ子「アヴドゥルさん、ネクタイが曲がってるわよ」クイッ
アヴ「おや、すまないな」
和「あんたもよ、まったく」クイッ
花京院「ありがとう」
ジョセフ「さあ……それじゃあ行こう」
スタスタスタスタスタスタ……
アヴ「おや、すまないな」
和「あんたもよ、まったく」クイッ
花京院「ありがとう」
ジョセフ「さあ……それじゃあ行こう」
スタスタスタスタスタスタ……
280: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/13(月) 11:03:54.18 ID:JPh/X6jDO
けいおん!×ジョジョの奇妙な冒険
承太郎「…俺がボーカル?」
承太郎「…俺はボーカル」
唯紬「承太郎君が!」澪律梓「ボーカル!」
承太郎「平沢達との奇妙な冒険」
DIO「…承太郎と軽音部…そして生徒会がエジプトに向かっている…か」
承太郎「遥かなる旅路」唯澪律紬梓「これからも一緒に」
完ッ!
承太郎「…俺がボーカル?」
承太郎「…俺はボーカル」
唯紬「承太郎君が!」澪律梓「ボーカル!」
承太郎「平沢達との奇妙な冒険」
DIO「…承太郎と軽音部…そして生徒会がエジプトに向かっている…か」
承太郎「遥かなる旅路」唯澪律紬梓「これからも一緒に」
完ッ!
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