2: ◆uVgYROdadY 2011/03/07(月) 13:22:12.74 ID:b6rWPPHx0
美琴「ちょっと頼みたい事があるんだけど」

御坂妹「何ですか?とミサカは首を45°かしげます」

美琴「私には好きな人がいるんだけど…」

御坂妹「それは既に知っていますが?とミサカは不思議そうなまなざしを向けます」

引用元: 美琴「ちょっと頼みたい事があるんだけど」 



とある科学の超電磁砲 御坂 美琴 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)
グッドスマイルカンパニー(GOOD SMILE COMPANY) (2010-07-27)
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5: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 13:36:45.62 ID:b6rWPPHx0
美琴「ほら、私って本人を前にするとろくに話も出来ないじゃない?」

美琴「そこであんたにやってほしいことがあるの」

御坂妹「?」

6: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 13:37:29.37 ID:b6rWPPHx0
美琴「私の代わりにアイツとの距離をある程度縮めてほしいの」

美琴「どうせアイツのことだからシスターズと私の区別なんてつかないでしょ?」

美琴「先ずは私のふりをしたアンタがアイツと仲良くなる。そしたらアンタの役目はそこで終わり、何事も無かったかの様に私はアイツと…」

8: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 13:49:01.56 ID:b6rWPPHx0
御坂妹「でもすぐにばれますよ?とミサカは計画の再考を薦めます」

美琴「何で?アイツなら気づかないでしょ…」

美琴「…!?そうだった。頭にその機械つけないと駄目か」

御坂妹「これを使って下さい、とミサカは10031号の遺品を手渡します」

9: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 13:49:48.36 ID:b6rWPPHx0
美琴「これって結構重いのね…」フラフラ


上条「(…ん?御坂妹か?)」

上条「どうした?御坂妹 ふらついてるけど体調でも悪いのか?」

美琴「なっ、何でも無いわよ。それよりアンタはこんなところで何やってんのよ」アセアセ

11: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 13:51:02.45 ID:b6rWPPHx0
上条「いや、今日は卵が安いからスーパーに行くところだ。(あれ?ビリビリかよ)」

上条「で、何でお前がそんなのつけてるんだ?御坂妹にしか必要ないんだろ?」

美琴「つ…着けようが着けまいが私の勝手でしょ」アセアセ

上条「あー。コスプレって奴かw お前も忙しい奴だな、前はカエルのお面つけたりしてたよなw…あ
っやべこんな所でもたもたしてられねえ。またな、ビリビリ」

13: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 13:52:37.14 ID:b6rWPPHx0
美琴「…やっぱり普通に会話出来なかった…」

美琴「でもこれで準備は完了。今からわくわくしてきた」

美琴「あとは物陰から妹がうまくやってるか見ておこう」

14: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 13:53:17.28 ID:b6rWPPHx0
道で

美琴「(丁度いい看板が有った。ここに隠れてれば大丈夫かな)」

御坂妹「(私がお姉さまの代わりに上条当麻に告白…か)」

上条「(ん?ビリビリの奴まだこんな所に居たのか…。卵割られそうだから逃げとくか)」

御坂妹「なぜ逃げようとするんですか?とミサカは悲しそうな表情であなたを追いかけます」

上条「ああ、何だ妹のほうか。何か俺に用があるのか?」

御坂妹「妹では有りません本人です。とミサカは誤解を解こうと弁明します」

上条「ん?話し方まで真似てるのか。ややこしいなこれは」

御坂妹「大切な話があります。とミサカはあなたの顔を見つめます」

上条「(かっ、可愛い)」

御坂妹「上条当麻、私はあなたが好きです。と澄んだ瞳であなたのを返事を待ちます」

上条「(マジかよいきなり…上条さんにも心の準備って物が…)」

16: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 13:54:57.08 ID:b6rWPPHx0
上条「ビリビ…いや、御坂。実は俺もお前のことが…!?」ガブ

上条「痛ぇぇぇぇー不幸だー(しかも良いところで)」

イン「とーまっ!私のご飯のことも忘れて何で女の子口説いてるの?ねーどうして」

美琴「(あのチビまた邪魔しやがって…)」

上条「いやこれには深いわけが…ってあそこに居るのは小萌先生!」

上条「インデックス、今日は小萌先生の所で焼肉らしいからそこで好きなだけ食って来い」

イン「焼肉…」キラキラ
イン「とうま!後でその深いわけとやらをきかせてもらうからね」

上条「(よし、走っていった。これでひとまず安心だ)」
美琴「(ってこっちに向かってくる。どうしよどうしよ)」アセアセ

イン「あー短髪、さっき向こうにい…」

美琴「ちょっと黙れよこいつ」ビリビリ

イン「…(意識不明)」


18: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 13:59:44.88 ID:b6rWPPHx0
上条「御坂、俺もお前のことが好きだ///」

御坂妹「(…ミサカは頼まれて告白しただけ…だけどミサカ自身も上条当麻が好き。)」

御坂妹「(彼に告白したのはミサカ。先手必勝、上条当麻はミサカのもの…フフ)」

御坂妹「お互いの同意の下に私たちは付き合う、という事で決まりですね?とミサカは確認します///」

上条「ああ、決まりだ。これから宜しくな。」

美琴「(良し、うまくいったみたいね)」

上条「後、そろそろ普段のお前に戻れよ。御坂妹と付き合ってる気しかしないぜ」

御坂妹「…もしミサカが御坂妹だったら今までの話は無し、ということになりますか?」

美琴「!?(そんな事聞いて何になるのよ)」

上条「まあ俺と御坂妹はそんなに付き合いも長くないしな」

御坂妹「そうですか…。私は急用を思い出したのでいったん帰ります。あ。それと私は御坂妹の方ではありません。と釘を打っておきます」

21: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 14:03:36.12 ID:b6rWPPHx0
上条「(今日の御坂、明らかに様子がおかしかったな…いや、いつも変かアイツは。)」

上条「(そういえば御坂妹がなんだとか言ってたけど…まあいっか)」




御坂妹「(まだ付き合いが長くない…ですか。だったらこれから付き合いを長くすれば良いだけのこと。これからの計画を練ってみよう、とミサカは必死に考えます)」



美琴「うまくいったみたいね。ありがとう。もう自由にしてていいわよ」

御坂妹「分かりました、とミサカは首を縦に振ります(自由…先に上条当麻をミサカのものにしようと自由…フフ)」

24: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 14:09:30.34 ID:b6rWPPHx0
美琴「(ちょっとその辺歩いてれば会えるかな)」

美琴「いない…流石にアイツもそこまで暇じゃないわよね。 ん?…このチビまだ転がってるのか」

-そのころ上条宅で…
上条「あれ?インデックスはまだ帰ってないのか…」

上条「小萌先生に電話してみるか」プルルルル

上条「小萌先生、今日はいきなりインデックスを任せてしまってすみません」

小萌「何のことですか上条ちゃん。インデックスちゃんはきてないのですよ?」

上条「…あ、何でもないですすみません(んじゃ、インデックスはとこに?)」

上条「…?そういえばなんか冬なのに暑いな。なんだこれ」

ステ「インデックスが行方不明…上条当麻!!インデックスの身に何かあったら…分かってるんだろうな」

上条「わ、分かってる。い、今すぐ探すから家燃やさないでくれよ(一食抜いた程度じゃ死なないよな… ってか何で俺の家に居るんだよコイツ)」

25: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 14:12:24.45 ID:b6rWPPHx0


上条「インデックス!どうしたんだよ」

イン「…あの短髪に電撃されて気を失ってたんだよ」

イン「とーま、あんな奴嫌いだよね」

上条「ああ、嫌いだあんな危険な奴(アイツ…インデックスに何かあったら俺はステイルに殺されるんだ、こっちの身にもなってくれよな)」

ステ「おい、インデックスが攻撃されたようだね。君はインデックスを守れなかったようだね」

上条「ちょっと待ってくれ、犯人は分かってい」

ステ「問答無用、 灰は灰に-塵は塵に-吸血殺しの紅十字!!」

上条「待てっていってるだろっ ピヨン(幻想殺しの効果音)」

ステ「…話を聞こうか」

31: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 14:32:27.60 ID:b6rWPPHx0

ステ「でその美琴とかいう奴がインデックスを攻撃したのか、なら話は早い。僕はそいつを許さない」

上条「(…でもアイツ、自分からインデックスを攻撃するのはありえない、…インデックスが何やったに違いない)」

上条「(ちょっと待てステイル。ステイルはインデックスを守っててくれ。超電磁砲は俺が殺る)…まあ実際は何もしないけどな、俺は美琴が好きなんだ」

ステ「ん?美琴が好き…だと。お前はそいつがインデックスの敵と分かっているのにそいつが好きなのか?おい」

上条「(しまったぁぁぁ、本心のほうを口に出してしまった)」

ステ「もういい。魔女狩りの王 イノケンティウス!!…?あれ、発動しない?こんな事もあろうかとルーンは貼っておいたはずだが」

33: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 14:38:15.48 ID:b6rWPPHx0

打ち止め「変なカードみたいのたくさん拾ったけどこれなんだろうね?ってミサカはミサカは首を傾げてみる」

一方「余り余計なものに触れるなよこのクソガキが…」

打ち止め「ごめんなさいってミサカはミサカはしょんぼりしてみたり…」

34: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 14:46:34.17 ID:b6rWPPHx0

ステ「何で発動しないんだよ!!まあいいやもう疲れた、おい、上条当麻!!インデックスは僕が預かる。その美琴とかいうのを倒すまでは返さないよ」

上条「うい(そりゃ好都合だぜ)」


上条「よし、御坂に会いに行くか…とその前に。万が一の事態(kissとか…)に備えて歯磨きしておこ
う。口臭対策にね…歯磨き粉歯磨き粉。ゴシゴシ」

上条「あれ?そういやさっきの二人ってなんだったんだろ…忘れたことはどうでもいいか」

35: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 14:48:15.69 ID:b6rWPPHx0
上条「おう、ビリビリ…いや、美琴って呼んでいいか?」

美琴「(やっと名前で呼ばれた…うれしい///)」

上条「なんかこの間とまた様子が違うなお前」

(美琴の顔を覗き込む上条)

美琴「なっ、何よ///。私の顔に何かついてるわけ?」

上条「いや、やっぱり可愛いなと思って…」

美琴「///」(恥ずかしさの余り逃走)

上条「なんだアイツ…やっぱ変だわ」

36: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 14:49:59.75 ID:b6rWPPHx0
御坂妹「急に逃げてすみません。とミサカは謝罪の気持ちを言葉に表します」

上条「あ…ああ。さっきはどうしたんだ?(また御坂妹の真似か?こいつも飽きねーやつだなw)」

御坂妹「トイレに行きたかっただけです。と照れを隠しながらミサカは報告します///」

上条「(隠せてねーwでも可愛いよ御坂妹。!? あれ?俺は御坂妹が好きなのか?
それとも御坂妹の真似をしている美琴が好きなのか?って上条さんは自分の心を分析します)」

御坂妹「具合でも悪いのですか?とミサカはあなたを落ち着かせようと抱きしめます」

上条「(抱きつかれてるのか…俺は。 好きな奴に抱きしめられるのって何かいいな///)」

美琴「(私の当麻に何抱きついてんのよ)」

上条「(…でも間違いない。俺が好きなのは御坂妹の方だ)」

37: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 14:55:38.19 ID:b6rWPPHx0
上条「すまない御坂、俺は好きな人にだけ抱きしめられたい。俺が好きなのは御坂妹であって
お前-御坂ではないんだ。ここまでしてきたのに振られるのは辛いと思う。でも俺は-」

美琴「(え?)」

御坂妹「(勝った…)」

御坂妹「その御坂妹はここにいますがとミサカは自分が御坂妹である事をアピールします…///」

上条「!?」

御坂妹「ちょっと状況が把握できていないようなので詳しく話しますね、とミサカは舞い上がる気持ちを抑えつつ説明を開始します」

38: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 15:06:32.49 ID:b6rWPPHx0

上条「そうか、俺に告白したのも御坂妹だったのか。」

上条「もう一度きちんと言わせてくれ、俺はお前が好きだ///」

御坂妹「ミサカも上条当麻-あなたが好きです、と自分の感情を素直に伝えます///」

上条「///あ、もうこんな時間だ、俺は帰るよまたアイツに噛み付かれたら困るからな」

御坂妹「///では明日の8時にあの自販機の前に来てください」

上条「ああ、分かった。気をつけて帰れよ」

美琴「(ちょっと何あの二人でいい雰囲気になってんのよ)」

39: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 15:07:55.08 ID:b6rWPPHx0
上条「…ってインデックスはステイルが預かってるんだった。もっと御坂妹と居ればよかった

な」

45: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 15:21:53.41 ID:b6rWPPHx0
美琴「ちょっと!御坂妹、そんなことまで頼んでないわよ勝手に行動しないでよ」

御坂妹「自由にしていいと言われたので私は自由に行動しただけです。と勝ち誇った目で、かつあなたに対する哀れみの目を向けながら主張します」

御坂妹「それに上条当麻が好きなのはあなたではなく私です、と再び勝ち誇った目であなたを見下します」

美琴「そんなの見てたら分かるわよ。…でもアンタにアイツは渡さない」

御坂妹「渡さない…ですか。しかし現状、ミサカと上条当麻は相思相愛ですよ?と説明します」

美琴「だったらその御坂妹が好きとか言うふざけた感情をぶっ飛ばす」

47: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 15:27:13.46 ID:b6rWPPHx0
次の日、自販機前で


美琴「(自販機蹴ってストレス発散)」ガン

御坂妹「(…あんなところに居られると困りますね)」

上条「おう、御坂妹。今日はゲームセンターでも行こうぜ(何か緊張するな///)」

御坂妹&美琴「分かりました行きましょう、とミサカは賛成します」

上条「(二人いる…どっちが御坂妹だ?)」

御坂妹&美琴「私が御坂妹ですよ、とあなたと手をつなぎます」(右手:御坂妹、左手:美琴)

上条「(ど、どっちが御坂妹だ?)」

51: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 15:50:25.34 ID:b6rWPPHx0
黒子「お姉さまーー」

御坂妹「?」美琴「げっ、黒子」

黒子「ん?お姉さまが二人///この際お姉さま二人と黒子で3Pが楽しもうと思いますの///」

美琴「黒子ーーー」ビリビリ

黒子「やめて…いや、やめないで下さいですの///」ハアハア


上条「じゃああっちは美琴か。良し、御坂妹早く遊びに行こうぜ」

御坂妹「はい、とミサカはあなたと手をつなぎなおします///」

上条「じゃあなビリビリ」

美琴「ちょっと待ってよ って黒子ー、放しなさいよー」テレポート

上条「アイツも落ち着かない奴だなww」

52: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:08:23.97 ID:b6rWPPHx0

ゲームセンターで

御坂妹「あの機械で記念撮影しませんか?とミサカは提案します」

上条「お、良いなこれ一度撮ってみたかったんだよ(インデックスが居ないおかげで金が余ってるんだよな、今日は思い切り楽しめるな)」

上条「こ、こんな感じで良いかな?」

御坂妹「せっかく好き同士なのでもっとくっついてみませんか?とミサカは提案します///」

上条「えっ俺まだ初めてだからいきなりそれはきついと思うんだけど///」

御坂妹「その行為をするのは当分先だと思いますが?とミサカは性的な意味でとらえてあなたをからかいます」

上条「///」
(上条に抱きつく御坂妹)

御坂妹「じゃあ撮りますね…とミサカはボタンを押します///」
パシャ

53: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:09:20.30 ID:b6rWPPHx0
上条「(いきなり抱きつかれてびびった)」ドキドキ

上条「良し、携帯にも転送っと。そういえば御坂妹は携帯持ってないんだっけ」

御坂妹「はい、持っていれば今のを待ち受け画面に設定したかったのですが…とミサカは少しがっかりします」

携帯ショップ店員「ただいまペア契約をしますとディ○ニーランドペアチケットを差し上げます」

上条「…御坂妹、ペア契約しようぜ///」

御坂妹「いえ、でもお金がかかります。とミサカはあなたの財布を心配します」

上条「お前といつでも話せるっていうならその程度の金を俺は払う!!」

御坂妹「///」

54: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:10:30.50 ID:b6rWPPHx0

上条「…でディズ○ーランド行こうぜ 来週の月曜あたりで良いか?」
御坂妹「はい、でも月曜日あなたは学校に行かなければなりません。とミサカはあなたの心配をします」
上条「学校?もし学校が俺と御坂妹のデートを邪魔すると言うなら、先ずはそのふざけた幻想をぶち壊す」
御坂妹「ぶち壊す、とミサカはあなたの真似をしてみます///」


55: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:12:31.00 ID:b6rWPPHx0
月曜日

御坂妹「…今日は人が少ないですね、とミサカは不思議そうに周りを見渡します」

上条「少ないというより人が居ないな」


ステ「(二人の愛に感動した俺は、あに二人だけの世界を作ってやろうと人よけのルーンを使っておいたんだよ。俺って優しい奴だな)」


御坂妹「今日は定休日なんでしょうか、とミサカはがっかりします」


上条「いやそんなはずはない。 って何であんなところにルーンが貼ってあるんだ?」ピヨン


人ごみ「ざわざわ」


上条「人よけのルーン…ステイルの奴、まだインデックスの事で怒ってるのかな…」


御坂妹「開園したみたいですね。とミサカはうれしそうにあなたに抱きつきます///」


上条「ああ、開いたみたいだな(ステイルの奴、この後も何かしてきたりしないだろうな)」


ステ「(あれ?俺って邪魔だった?)」

56: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:13:48.71 ID:b6rWPPHx0



打ち止め「こんな楽しい所に来れてうれしいってミサカはミサカははしゃいで見たり」


一方「くっだらね、携帯電話の契約についてきたタダのおまけじゃねえか」


打ち止め「何でそんなにつまらなそうなの?自分のキャラとかそういうの気にしないでもっと楽しもうよってミサカはミサカは言ってみる」


一方「(自分のキャラ…か)」

57: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:15:08.55 ID:b6rWPPHx0
(ミサカはミサカは…)


上条「ん?」


御坂妹「(打ち止め…?なんでこんなところに?)」


御坂妹「あ、あのスペースマウンテンとか言うのに乗ってみませんか?とミサカは提案します」


上条「長い列だな…他から回ろうぜ(上条さんはジェットコースターは苦手なんだよな)」


御坂妹「恋人同士なら待ち時間もまた良いものなんですよ、とミサカは照れながら言います」


上条「ハハ…そうだな(マズいぞこれは。いや、でもここは男らしいとこ見せるぞ)」


上条「(上条当麻、お前がジェットコースターが怖いというなら先ずはそのふざけた幻想をぶち壊す)」

58: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:16:29.51 ID:b6rWPPHx0
美琴「あんた達なんでココにいるのよ」


上条「デートしに来た。それより何でお前がココに?一人か?」


美琴「ちっ違うわよ、か…家族と来てるのよ悪い?(御坂妹…まさかココまでやるとは)」


美鈴「フフっ。夫婦喧嘩?まるで将来のあなたたちを見ているようね」


美琴「ちがーう」アセアセ


上条「あ、俺たちはあのスパースマウンテンに乗ってくるんで、さよなら」


美鈴「ほら、美琴。彼が好きなら追いかけなさい」


美琴「違うわよ。変な事言わないでよ」


美琴「(好きなんかじゃない…私はあんな奴…あんな奴…)」ウワーン


美琴「(どうして自分に素直になれないんだろ。私は当麻が好きなのに)」

59: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:17:47.48 ID:b6rWPPHx0
打ち止め「どうして素直になれないのってミサカはミサカはあなたに問い詰めてみる」


一方「ガキには分かんねえよ(俺は今までこのキャラで生きてきたんだ。いまさらキャラを変えるなんてとても出来ねぇよ)」


打ち止め「またガキって言われた、ってミサカはミサカは落ち込んでみたり」


一方「…おい、あそこにあるスペースマウンテンって奴に乗るぞ(今日くらいはキャラ崩壊でも良いか)」


打ち止め「えー本当ーーー?ってミサカはミサカはうれしそうにしてみたり」



60: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:22:27.78 ID:b6rWPPHx0

打ち止め「そっちは出口だよ?ってミサカはミサカは…」


一方「大丈夫だ、問題ない」


打ち止め「(エルシャダイ?)」


一方「ベクトル変換で入り口と出口を逆にしてやればいいんだ。並ぶの面倒だしこのレールに働く力の向きを反転!!」ピヨン


一方「これは…幻想殺し? まさか三下、これに乗ってるとか言うんじゃねぇだろうな」


上条「ん?」


御坂妹「どうしたのですか?とミサカは聞いてみます」


上条「いま、俺の幻想殺しが何かの力を打ち消したんだ(なんだったんだろう)」

61: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:23:52.37 ID:b6rWPPHx0
ゴォォォ
打ち止め「あ、戻って来た。早く乗ろうよーってミサカはミサカは行列を無視して飛び乗ってみたり」


係員「きちんと並んでから乗ってくださいね、あ、身長が足りてないので乗れませんよ」


一方「馬鹿やろう」


一方「(あ?あそこにいるのは三下…誰と来てやがるんだ?)」


御坂妹「あれ、あの方は…と恐怖の余りミサカは上条当麻にしがみつきます」


一方「あ?何やってンだお前、彼女が出来ないからって量産型の奴とデートですか?残念な奴だな」


上条「そういうお前は誰と来てるんだよ」


一方「俺はこの量産型の最終固体…(あ、俺もだった)」

62: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:25:09.63 ID:b6rWPPHx0
打ち止め「ミサカもそれ欲しいーってミサカはミサカは小さな外見を最大級に利用した駄々っ子交渉術を行使してみたり」


御坂妹「可愛いとおもっているのでしょうが同性がそれを見ても腹が立つだけです、とミサカは懇切丁寧に解説します」


打ち止め「ねえちょっとお辞儀してみて?」


御坂妹「こうですか?」ペコリ


ガシャ
打ち止め「わーいお辞儀作戦成功ー悔しかったら取り返してみろーってミサカはミサカは勝利の余韻に浸ってみたり」


打ち止め「革命の時は来ましたとミサカはここに宣言します」ガチャ(銃装備)

63: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:26:30.21 ID:b6rWPPHx0
一方「お前が打ち止めを殺すってンなら俺がお前を殺す」


上条「ちょっと待て、今のは打ち止めが悪いだろ絶対俺の彼女を殺すなー」


一方「うるせぇ黙れ三下ーー」


上条「理不尽だーーー」ピヨン


上条「打ち止め、早くそれを返すんだ!! あと御坂妹もちょっと止まれ、やりすぎだぞ」

64: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:28:11.72 ID:b6rWPPHx0
打ち止め「ごめんなさいってミサカはミサカは誠意を込めて誤ってみる、それに私には大きすぎて使えなかったみたいって結果論を述べてみる」


御坂妹「はい今度から気をつけてください、とミサカは厳重に注意します。」


上条「仲直りしたみたいだしこれで一件落着っと」


一方「次なんかあったら許さねぇからな」


上条「そういや腹減ったな。お前らも一緒に食わねーか?」


一方「遠慮しとくよお前に打ち止め喰われたら困るしな、って言うのは冗談で俺達はさっき食って来たからな」


上条「笑えねー冗談だな、上条さんは決してロリコンでは無いんだぜ」


一方「なら良いんだ。俺が喰うから」


上条「えーと警察は…1、1、0と」プルルル


一方「冗談だって言ってンだろうが三下ァ」

65: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:29:11.79 ID:b6rWPPHx0

上条「このレストランで良いよな。」


御坂妹「イタリアンですか?おいしそうですね、とミサカは率直な感想を述べます」


上条「(しかし女の子と二人きりでレストランか…初めてだから緊張するぜ)」


上条「(いや、初めてじゃねえかインデックスと食ったこと有ったな)」


上条「注文は決まったか?」


ミサカ「はい、この冷製トマトパスタが食べたいです、とミサカは言います」


上条「じゃあ俺もそれ。」


ミサカ「同じものでは駄目です。食べ比べとかしたいです、とミサカはあなたとの間接キスを狙います///」


66: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:30:22.00 ID:b6rWPPHx0

ピポピポン…ピポピポン…


店員「いらっしゃいませー。二名様ですね?どうぞこちらの席へ…」


美琴「!!!」


美鈴「どうしたの?美琴。 あ、あれはあなたの気になっている…」


美琴「わーわーわー(よりによって隣のテーブルがこいつらだなんて)」アセアセ


美琴「ね、ねえお母さん。今日は私、イタリアンの気分じゃないんだよね。他の店に…」


美鈴「上条君?美琴と一緒に食べてあげてくれる?(ここでは私は邪魔よね。美琴と上条君だけで居たほうがいいわよね)」


上条「あ、はい是非ご一緒させていただきます(え?なぜビリビリがここに?)」


美琴「(どうしよう、あれ?御坂妹が居ない。もう別れたのかな。だとしたら今度は私が…)」


美琴「ねえ、アンタ一人なの?」

67: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:31:12.18 ID:b6rWPPHx0
上条「いや、いま御坂妹は…」


御坂妹「あなたの分の飲み物も持ってきましたよと言いつつ両方のコップに口をつけます///」


御坂妹「!!(この女また居るよ、ストーカーかよ)」


美琴「もう何でもないわよ。私はもう帰る」


御坂妹「どこにでも出没しますね、とミサカはあきれた顔をします」


上条「まあ気にするなよ、今は俺とお前だけのデートなんだ///」


御坂妹「///」

68: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:32:05.74 ID:b6rWPPHx0
御坂妹「そうですね、とミサカはさっきの女の事を忘れます」


上条「ところで俺の飲み物はどっちだ?両方とも飲んだ形跡があるけど…」


御坂妹「どちらを飲もうとあなたが私と間接キスすることには変わりありません、とミサカは照れるのを必死に隠しながら言います」


上条「なあ御坂妹///」


御坂妹「はい?とミサカはその言葉の続きに期待します///」

69: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:32:54.08 ID:b6rWPPHx0
上条「間接なんかじゃなくても普通にキスしようぜ。俺たちそういう仲だろ?///」


御坂妹「分かりました、とミサカは顔をそっとあなたに近づけます///」


上条「(ついにこんな日が…)」

(キスする二人)

ヒューーー パーン バチバチバチ


上条「(このタイミングで花火か)」


上条「俺は全然不幸なんかじゃなかったんだ」


上条「俺は今、最高に幸せだーーーー」


-Fin-

71: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:35:31.53 ID:b6rWPPHx0
-Fin-


そのころファミレスでは…


イン「こんなんじゃ足りないんだよ。まだ食べたいんだよ」


ステ「勘弁してくれもう十分食っただろう…」


イン「全然足りないもん (カブッ)」


ステ「不幸だーーーーー」

72: ◆Ja/7VpeHJ2 2011/03/07(月) 16:37:17.10 ID:b6rWPPHx0
常盤台中学女子寮では…


黒子「お姉さまー。」


美琴「…」


黒子「あんな類人猿に振られたからってそんなに気を落とす事はありませんの」


黒子「お姉さまは黒子と一緒に楽しみましょう」
(服を脱がそうとする黒子)


美琴「く…黒子ーーーーーーーーー」ビリビリ


黒子「あ…お姉さま、もっとやって下さいですのー(いつものお姉さまに戻って良かった)」ハアハア


寮監「寮の中で超能力を使うなと」


美琴&黒子「」ガタガタガタ


寮監「何度言ったら分かるんだぁー」


-Fin-