12: 2011/03/28(月) 13:10:16.46 ID:wzLQHTtAO
佐天涙子は街歩いていた

佐天「うーん この辺にはもう無いのかな?」

正確には 最近噂になっているマネーカード探しをしていた

佐天「よし 次はあっちを探してみよ」

佐天は細い路地へと入って行く

注意(能力などは独自の解釈 時系列などはやりやすいように変えて行く)

引用元: 佐天「グラグラの実?」 



13: 2011/03/28(月) 13:26:14.40 ID:wzLQHTtAO
佐天「やった これで七枚目ゲット~」ワァーイ

佐天が七枚目のマネーカードを見つけた時にはもう日が暮れていた

佐天「あっちゃ~ もうこんな時間か 早く帰らないと」

佐天はマネーカードをポケットにしまい
来た道を戻る

佐天(このマネーカード何に使おうかな~ そう言えば欲しい服あったんだ 買っちゃお 買っちゃお~)

ルンルン気分で歩く佐天

そんな佐天に誰かが声を掛ける


14: 2011/03/28(月) 13:44:35.49 ID:wzLQHTtAO
「ちょいとお嬢さん 何か買っていかないかい?」

佐天「…」

佐天(怪しいなーこの人)

「ちょっと ちょっと そんなに警戒しないでよ おじさん傷付くでしょうが」

佐天「いや だってあからさまに怪しいし」

「まあ そう言わず見ていってよ これ何てよくない?」

男は鞄の中から果物のような物を取り出す



15: 2011/03/28(月) 13:55:55.96 ID:wzLQHTtAO
佐天「果物?」

「これはね~悪魔の実と言ってね これを食べると海で泳げなくなる代わりに凄い力を手に入れる事が出来るんだ」

佐天(すごく胡散臭いんですけど…)

「これがピカピカの実 こっちはゴムゴムの実で… 」

男は鞄の中から次々と悪魔の実?を取り出す

「どれにする~?」

佐天「どれにするって… まだ買うとは一言も言ってないんですけど!!」

「…」

佐天「…」

16: 2011/03/28(月) 14:21:14.27 ID:wzLQHTtAO
「君は強くなりたいとは思わないのかい?」

佐天「そりゃあ 私だって御坂さん見たいに強くなって 困っている人を助けてあげたいですけど」

「けど?」

佐天「悪魔の実 でしたっけ? それを食べたら急に強くなるなんて夢のような話あるわけないじゃないですか」

「うーん じゃあ こうしよう 今回はタダでいいよ」

佐天「え?」


17: 2011/03/28(月) 14:44:36.76 ID:wzLQHTtAO
「代金は自分が強くなれたと感じた時に払ってくれればいい それでどうだい?」

佐天(どうしよう でもタダならいっか買っちゃえ)

佐天「じゃあ これください!!」

「まいどあり~」

佐天(買っちゃった 本当に強くなれるのかな?)

「これ僕の電話番号ね 何か分からない事があったら聞いてね んじゃ ばぁ~い」

謎の男は一瞬で消えた

佐天「テレポーター? まぁ いいや 帰ろっと」

21: 2011/03/28(月) 23:07:30.05 ID:wzLQHTtAO
窓のないビル

アレイスター「どこに行っていたエイワス?」

エイワス「ふむ 暇潰しにその辺をぶらぶらとしていただけだよ」

アレイスター「そうか ならいいのだが」
エイワス「ああ けして悪魔の実を作って無能力者の少女に売ったりしていたわけではないよアレイスター」

アレイスター「えっ?」

エイワス「んっ?」

アレイスター「…」

エイワス「売っちゃった」テヘッ

アレイスター「」



22: 時系列てけとぉー 2011/03/28(月) 23:17:19.86 ID:wzLQHTtAO
佐天の家

佐天「ただいまー って誰もいないか」

佐天「それよりこれどうしようかな」

佐天は怪しい男から買った悪魔の実を机の上に置く

佐天「これを食べたら凄い力が手に入るらしいんだけど… 海で泳げないのは嫌だしなぁ」

佐天は悪魔の実を手に取り匂いを嗅いでみる

佐天「クンクン んー 何の匂いもしない ちょっとだけ味見をしてみよっと」

佐天は悪魔の実を一口だけかじる

23: 2011/03/28(月) 23:28:35.38 ID:wzLQHTtAO
佐天「モグモグ ん これは中々」

佐天はもう一口かじる

佐天「おお 結構美味しいな これ」モグモグ
悪魔の実をどんどん食べていく

佐天「…って 私のバカぁ!! 全部食べてどうするのよ 佐天涙子!!」

佐天「あの人の話が本当だと 私一生海で泳げないじゃない あぁ もう どうすんのよ 私!!」シクシク

佐天「ああ もう 寝ちゃえ 寝ちゃえ」

半ば投げやりになってベットに飛び込む佐天

佐天が食べた実の名前はピカピカの実

佐天はまだ気付いていないが ピカピカの実を食べた事により佐天は世界でもトップクラスの力を手に入れた事となる

佐天「Zzzz」



24: 2011/03/28(月) 23:38:45.67 ID:wzLQHTtAO
またまた窓のないビル

エイワス「心配しなくても大丈夫だよアレイスター 君のプランには何も影響しないさ」

アレイスター「…本当だろうな? アナタの言う事はいまいち信用できない」

エイワス「信用できないとは酷いなアレイスター 私が言うのだから大丈夫に決まっているだろう?」

エイワス「…たぶん」ボソ

アレイスター「…」

エイワス(こいつのプラン壊れても私には全く関係ないし~)

アレイスター(本当に大丈夫なのか? プラン壊れたら泣くよ俺…)

エイワス(っていうかアレイスターのプラン壊れないかなwwwwww)

25: 原作とかなり矛盾します 2011/03/28(月) 23:53:55.93 ID:wzLQHTtAO
次の日

佐天「ここでアドリブの効かない奴は… 勝てない!!」

悪魔の実を食べてやけくそになりそのまま眠ってしまった佐天は意味の分からない寝言と共に目を覚ました

佐天「もう朝かぁ そう言えば私 悪魔の実を食べちゃったんだよねー アハハ」

佐天「…」

自分の体を確認する

佐天「特に変わりなしっと」

次は手をブンブンと振ってみる


26: 2011/03/29(火) 00:00:07.05 ID:yarDuLXAO
佐天「何も起こらないなぁー」

手を振るのを止める
佐天「本当に凄い力が手に入ったのかな?」

手を頬に当て首を傾げる佐天

佐天「もしかして私… 騙された?」

沈黙

佐天「ああ なんか 腹が立ってきた 次会ったらアイツ ぶん殴ってやるんだから!!」プンプン



27: 2011/03/29(火) 00:12:54.70 ID:yarDuLXAO
ぐぅぅ

お腹の音がなる

佐天「うぅ 怒ったらお腹が空いたよ 何か食べよっと」

朝食の準備

佐天(昨日 マネーカードたくさん拾ったし 今日は買い物しちゃおっと♪)

先ほどまでの怒りは何処へ行ったのか

パンをかじりながら超ご機嫌の佐天

朝食を終え シャワーを浴び お出かけ用の服に着替えて佐天は家を出た

35: 2011/03/29(火) 11:22:38.47 ID:yarDuLXAO
佐天「今日もいい天気だな~」

マネーカードを換金しセブンスミストへ向かう

佐天「五千円が七枚で三万五千円~♪♪ 今日の私はお金持ち♪♪」

自作の歌を口ずさみながら人目を気にせずスキップで歩く

スキルアウト1「へえ あのガキ三万以上持ってるらしいぜ」

スキルアウト2「俺ら金ねぇーし カツアゲすっか?」

スキルアウト3「あの子の◯◯◯◯、◯◯◯◯したいおww」

スキルアウト2「」

スキルアウト1「」


36: 2011/03/29(火) 11:33:58.22 ID:yarDuLXAO
佐天を囲むスキルアウト達

スキルアウト3「◯◯◯◯◯◯せろ!!」

佐天「」

スキルアウト1「バカちげぇーよ ドアホ」

スキルアウト2「おい お前金持ってんだろ? 俺ら金ねぇから金くれよ」

佐天(うわ 最悪絡まれるなんとついてないな)

佐天「おっ お金なんて持ってません」オドオド


37: 2011/03/29(火) 11:40:54.77 ID:yarDuLXAO
スキルアウト2「お前さっきマネーカードがなんちゃら~って歌ってたじゃん 嘘はダメだぜ?」

佐天(私のバカぁぁぁ!!)

スキルアウト1「手荒な事はしねーから財布だせ」

スキルアウト3「ついでにパンツ脱いじゃおうww」

スキルアウト1「だぁぁ いい加減にしろこのドアホ!!」

スキルアウト2「キショイんだよ ロリコン野郎!!」

スキルアウト3「ロリコンをバカにするなぁぁぁ!!」

佐天を囲んだまま言い争いを始めるスキルアウト達

佐天(今のうちに逃げてもいいの… かな?)


38: 2011/03/29(火) 11:56:26.51 ID:yarDuLXAO
佐天(助けてくれそうな人は…)

周りを見回す佐天

だが周囲の人達は皆目を反らすだけで助けてくれそうになかった

佐天(ですよねー… 私だって絡まれてる人がいても助けないと思うし)

佐天「…」

スキルアウト2「おまっ一番はナースに決まってんだろ!!」

スキルアウト1「ちげぇーし 一番は女教室ですぅー!!」

スキルアウト3「ロリ一筋!!」

佐天を囲んだまま 全くカツアゲとは関係のない話をするスキルアウト達



39: 2011/03/29(火) 12:18:06.66 ID:yarDuLXAO
佐天(はぁ 私も能力があったらなぁ こんな感じで目からレーザービームが出ればいいのに)

佐天は右手で目の横にピースを作る 左手は腰におく

佐天(はは 何やってんだろ私 ポーズ作ってみてもレーザービームなんか出る訳ないのにな)

佐天(ああ もう なるようになっちゃえ)

佐天「涙子ビーム」

佐天はポーズを決めたまま 大きい声で叫んだ

叫けび終わるのと同時に目から レーザービームが飛びだした

スキルアウト1「」チーン

スキルアウト2「」ピクピク

佐天「うそぉーん…」


48: 涙子たんは人を殺しません!! 2011/03/29(火) 23:44:28.88 ID:yarDuLXAO
高速で発射されたレーザービームはスキルアウト1と2の間を抜け近くの建物に当たり爆発した

発射されたレーザービームの衝撃によりスキルアウト1・2は失神

スキルアウト3「あばbbb」

スキルアウト3は恐れをなして逃げ出した

佐天(倒しちゃった… ていうか 何でレーザービームが出たのよ…)

呆然とする周囲の人達

失神するスキルアウト

爆発した建物

あまりのカオスに佐天は逃げ出した



52: 2011/03/30(水) 00:01:47.28 ID:iF/nCFZAO
走って逃げる佐天は近くの公園にたどり着いた

走るのを止め息を切らしながら叫んだ

佐天「なんでレーザービームが出るのよぉぉぉぉ!!」

ジョギングをしていた女性が何事かと佐天の方を見てくるが

それを気にせず近くのベンチに腰を掛けた


53: 2011/03/30(水) 00:17:59.24 ID:iF/nCFZAO
佐天(捕まったらどうしよ…)

自分が白井黒子に手錠をかけられ連行される想像をし 頭をふる

佐天(ないない 白井さんなら事情を説明すれば分かってくれるはずだよね? だって友達だもん!!)

佐天は初春や白井の事を思い浮かべにやける

佐天(って 今はそんな事考えてる場合じゃないのよ私!!)

佐天はカバンから携帯と怪しい男の番号が書いてある紙を取り出す

55: 2011/03/30(水) 00:28:11.81 ID:iF/nCFZAO
窓のないビル

エイワス「ここは少々退屈過ぎではないかねアレイスター?」

アレイスター「我慢をしてくれるとありがたい」

エイワス「ふむ 退屈は人を[ピーーー]と言うが 守護天使の私まで死んでしまいそうだよ」

ミミミラクルミクルンルン♪

ミミミラクルミクルンルン♪

アレイスター「携帯が鳴っているぞエイワス」


59: 白石は>>1の連れです… 2011/03/30(水) 00:40:07.30 ID:iF/nCFZAO
場所は戻って公園

佐天は紙に書いてある番号に電話を掛ける

佐天「あのー 昨日 悪魔の実を買った者なんですけど」

エイワス「ふむ 何かようかね?」

佐天(あれ? 何か昨日の人と違うような…)

エイワス「気にすることはない こっちが本来の私だ」

佐天「あっ そうなんですか…」

佐天(私何も言ってないよね…?)

エイワス「悪魔の実は気に入って貰えたかね?」

佐天「その事なんですけど」

60: 2011/03/30(水) 00:47:55.75 ID:iF/nCFZAO
エイワス「何々 スキルアウトに絡まれて 目からレーザービームが出たと言う事でいいのかね?」

佐天「えっ まだ何も言ってないんですけど…」

佐天(何で知ってるのよぉぉぉ)

エイワス「違うのかね?」

佐天「いえ その通りです… って 何でその事知ってるんですか?」

エイワス「ふむ 私は禁書SSの世界において最強のチートキャラだからだよ」

佐天「…?」

エイワス「まあ 要するに気にするなと言うことだよ」

61: 2011/03/30(水) 00:49:02.53 ID:iF/nCFZAO
白石は俺の友達

白井は佐天の友達

寝ます

68: 2011/03/30(水) 19:49:25.74 ID:iF/nCFZAO
佐天「…」

エイワス「話がそれてしまったね 君が食べた実はピカピカの実 つまり君の体は光になったのだよ」

佐天「えっと どういう事ですか?」

佐天(光…?)

エイワス「ふむ 試しにその辺の物をおもいっきり蹴ってみたまえ どういう事か分かるはずだ」

佐天「分かりました」

佐天は言われた通りに近くにあった外灯に向けて蹴りを放った

佐天「!!」



69: 2011/03/30(水) 19:59:50.91 ID:iF/nCFZAO
佐天の蹴りはあっさりと外灯をへし折った

佐天「…折れました」

エイワス「光は速さ 速さは重さ つまり今の君は蹴り一発でビルをへし折る事が出来るのだよ」

佐天「…すごい」

エイワス「それだけではないよ 光をレーザービームのように飛ばす事も出来るし 鍛えれば光の速さで移動出来るようになる」

佐天「…本当ですか?」

エイワス「私が言うのだから間違いないだろう」

佐天「…」

70: 2011/03/30(水) 20:09:26.19 ID:iF/nCFZAO
佐天は無言でしゃがみ込む

少し沈黙した後 大きい声で

佐天「やったぁぁぁぁ!!」

嬉しさのあまりしゃがんだ状態から大の字ジャンプ

大きい声で携帯に喋り掛ける

佐天「本当の本当の本当の本当の本当の本当にそんな事が出来るんですか!?」

エイワス「嬉しいのは分かるが あまり大きな声を出さないで貰いたい」

佐天「あっ すいません」

佐天は声のトーンを落とし再度たずねる

エイワス「ああ 間違いないよ」


71: 2011/03/30(水) 20:18:25.98 ID:iF/nCFZAO
佐天は嬉しさのあまり携帯を持ったまま小踊りする

佐天(やったぁ!! ついに ついに 私も 私だけの能力手に入れた!! イヤッホォー)

エイワス「提案なのだが 私は今暇を持てあましていてね 今から君に能力の使い方をレクチャーしようと思うのだが どうかね?」

佐天「是非お願いします!!」

エイワス「ふむ 実はすでに君の後ろにいるのだがね」

佐天は驚きのあまり携帯を落とす

エイワス「やあ 1日ぶりだね 佐天涙子」


72: 2011/03/30(水) 20:41:30.72 ID:iF/nCFZAO
佐天「ちょっ いつからそこにいたんですか!?」

佐天(昨日と見た目違うし 何か光ってる!?)

エイワス「0、5秒位前だよ 君はこっちの姿の方がいいのかね?」

一瞬でエイワスの姿が変わる

佐天「そういう訳ではないんですけど」

エイワス「ふむ そうかね」

一瞬で元の姿に戻るエイワス

佐天(どういう仕組みなんだろ…)


73: 2011/03/30(水) 20:52:19.46 ID:iF/nCFZAO
佐天「えーっと 名前を教えて貰ってもいいですか?」

エイワス「まだ名乗っていなかったね 私はエイワスと言う者だ 好きに呼んでくれたまえ」

佐天(エイワス? 変わった名前だなー)

佐天「分かりましたぁ じゃあ エイワスで」

エイワス「ふむ もう一つ名前があるがそっちの方はいいだろう」

佐天「もう一つ?」


74: 2011/03/30(水) 21:02:06.83 ID:iF/nCFZAO
エイワス「うむ 学園都市国家機密ドラゴンだ」

佐天「国家機密!!!? それって言っても良かったんですか!?」

エイワス「一般人が知ったら猟犬部隊に命を狙われるだろうね」

佐天「え?」

エイワス「ん?どうかしたかね?」

佐天「何してくれてるんですかぁぁぁぁぁぁ!!」

佐天(私の人生オワタ)シクシク

エイワス「こまけえこたあry」

佐天「」


82: 2011/03/31(木) 01:39:53.77 ID:o3bZlP7AO
エイワス「冗談はこれくらいにしておこう」

佐天「ハァ 本気で人生あきらめる所でしたよ」

エイワス「さてと 場所を移そう ここでは君の能力を鍛えるには不便過ぎる」

佐天「どこかに行くんですか?」

エイワス「うむ 少し目を瞑りたまえ」

佐天「??」

言われた通りに目を閉じる


83: 2011/03/31(木) 01:54:43.94 ID:o3bZlP7AO
三秒位たっただろうか

エイワス「目を開けたまえ」

佐天が目を開けるとそこは知らない場所だった

佐天「ここはどこなんですか?」

エイワス「説明するのがめんどうなので省略するが 簡単に言えばあの世とこの世の間と言った所だよ」

佐天(この人まじチート… 突っ込むのもうやめよ)

エイワス「そうしてくれるとありがたい」

佐天「心を読まないでください!!」

84: 2011/03/31(木) 02:10:29.67 ID:o3bZlP7AO
エイワス「私のする事に一々突っ込んでいては身が持たんよ それとも君は漫才師でも目指しているのかね?」

佐天「頼むから心を読むのだけはやめてください!! 私のプライバシーがないじゃないですかー!!」

エイワス「ふむ そろそろ修行を始めようか」

佐天「人の話を聞けー!!」

エイワス「君は私に話を聞いて貰いたいのか それとも能力を使いこなせるようレクチャーして貰いたいのか 一体どっちなのだね?」

佐天「はぁ もういいです 早く能力の使い方を教えてください」

エイワス「分かった 君の心を読むのはやめよう」

佐天「うぉい!!」



85: 2011/03/31(木) 02:24:10.65 ID:o3bZlP7AO
エイワス「少し落ち着きたまえ」

佐天「誰のせいだと思ってるんですかぁー!!」

エイワス「ふむ まったく見当もつかんな」

佐天「あなたのせいですよ!!あなたの!!」

エイワス「何でも他人のせいにするのはよくないと小学校で教わらなかったのかね?」

佐天「教わりましたけど… って完璧に悪いのはエイワスの方じゃないですか!!」


86: 2011/03/31(木) 02:32:32.75 ID:o3bZlP7AO
エイワス「うむ それは失礼した」

佐天「今さら謝ったって許しませんからね あっかんべーだ」

エイワス「ないわ 今時それは… うん ないわ」

佐天「ちょ いきなりなにその反応!! 冷た過ぎますよ」

エイワス「やれやれ」

佐天「うわー スゲーむかつく 何そのドヤ顔」


87: もはやキャラ崩壊ってレベルじゃねぇ… 2011/03/31(木) 02:40:27.17 ID:o3bZlP7AO
エイワス「ふむ だいぶ無駄な時間を過ごしてしまったみたいだ」

佐天「言っときますけど 私のせいじゃないですからね」

エイワス「仕方がない ここは私が大人になるとしよう」

佐天「その言い方だと私のせいなのに私が私のせいじゃないって言い張ってるみたいに聞こえるんですけどー」イライラ

エイワス「さて 始めるとしようか 人類補完計画ならぬ 佐天涙子補完計画を」

佐天「ねぇよ んな計画!!」


92: エイワス以外の何かとか言うな(泣) 2011/03/31(木) 22:15:14.34 ID:o3bZlP7AO
エイワス「君 キャラが崩壊してきてるぞ まるで刀語最終回の否定姫だな」

佐天「西尾維新ファンを敵に回すような事は言わないでください!! エイワスだってエイワスの皮をかぶった何かとか言われてるじゃないですか!!」

エイワス「それは作者に技量がないから仕方がないと言うものだよ 涙子」

佐天「凄い説得力のある発言ですね それ」

エイワス「まあ 所詮は素人の事故満足SSと言う事だよ」

佐天「ですよねー」

93: 2011/03/31(木) 22:25:03.62 ID:o3bZlP7AO
エイワス「!!」

突如体を振るわせるエイワス

佐天「…? どうかしたんですか?」

エイワス「早く話を進めろという宇宙の電波をキャッチした」

佐天「宇宙の電波?」

エイワス「気にするな そろそろ本当に始めようではないか」

佐天「何をすればいいですか?」



94: 2011/03/31(木) 22:39:05.60 ID:o3bZlP7AO
エイワス「まず 自分は光であると強く念じたまえ 悪魔の実の能力は超能力とは違い演算は必要ない その代わり念じる事が必要だ」

佐天「強く念じる?」

エイワス「簡単に言えば超能力のパーソナルリアリティー見たいなものだ 自分は~で ~だから ~が出来る 要は思い込む事が重要だ もっとも超能力と言うよりは魔術に近いだろうが」

佐天「分かりました」

佐天(私は光 私は光 私は光 私は…)

エイワス「その状態でレーザービームを撃ってみたまえ」



95: 2011/03/31(木) 22:51:29.94 ID:o3bZlP7AO
佐天は強く念じたまま 構えをとる

右手で目の横にピースを作り

左手を腰におく

そう佐天の必殺技となるであろう構え

佐天「涙子ビーム!!」

佐天の目からレーザービームが飛び出した

エイワス「ふむ 上出来だ ネーミングセンスは最悪だがね」

佐天「えぇー 結構ナイスなネーミングじゃないですか?」


96: 2011/03/31(木) 23:07:42.58 ID:o3bZlP7AO
エイワス「…」

佐天「黙らないでくださいよ」

エイワス「一度頭の中を見て貰った方がいいのではないかね? いい医者を紹介するが…」

佐天「私のネーミングセンスはそこまで重症!!!?」

エイワス「大丈夫 阿良々木暦君の変態的思考よりかは多少ましというものだ」

佐天「だから西尾ファンを敵にry」

エイワス「心配ない>>1は西尾維新が大好きだ!!」

佐天「知らねぇよ!!!!!!」

97: 2011/03/31(木) 23:29:04.98 ID:o3bZlP7AO
この後も佐天はエイワスのレクチャーにより能力の使い方を学んでいった

内容はめんどくさい&話が進まないので省略する

エイワス「ふむ ある程度使いこなせるようになったみたいだね」

佐天「私強くなった…のかな? もしかしたら御坂さんにも勝てちゃったりして なんちゃって」テヘッ

エイワス「ふむ 君が能力を完璧に使えるようになれば 御坂美琴どころか大天使ガブリエルと互角に戦えるようになる」

佐天「ほぉ~ 天使とかぁー それは楽しみだな~」

佐天(天使って可愛いんだろうな~)

エイワス「君は天使について誤解しているようだが まあ気にしないでおこう」

エイワス「ある程度能力が使いこなせるようになった所で 次は模擬戦でもしてみるかね?」

佐天「はぁーい やってみたいです!!」

佐天(どれ位 強くなったのか楽しみだよー)ワクワク


105: 2011/04/02(土) 21:09:17.94 ID:ep1szprAO
エイワス「私と戦ってみるかね?」

佐天「えー エイワス戦えるんですかぁ?」

佐天(この人強いの?)

エイワス「戦ってみれば分かる事だよ 涙子」

佐天「じゃあ お願いします」

佐天(先手必勝!!)

佐天はお願いしますと言い終えた瞬間 エイワスに向けて光速の蹴りを放った


106: 2011/04/02(土) 21:20:37.84 ID:ep1szprAO
佐天の蹴りは空を切る

エイワス「今のは中々 70点と言った所か」

佐天「いつのまに!?」

エイワスはいつ動いたのか佐天の背後に回っていた

佐天「これなら 当たるはず」

佐天の指が光り 光線が飛ぶ

エイワス「ふむ 悪くない これならレベル4クラスの相手なら余裕で勝てるだろう」

そう言いながらも佐天の放った光線を全てかわすエイワス

佐天(何で当たらないのよ~ 全部光の早さなのに!!)


107: 2011/04/02(土) 21:33:25.99 ID:ep1szprAO
エイワス「確かに君の攻撃は全て光の早さでおこなわれる しかし 君は戦闘においてシロートだ 熟練したプロが見れば君の動きなどすぐに読まれてしまう」

佐天「どういう事ですか?」

エイワス「君の攻撃が光の早さで飛んで来ようとも ある程度予測していれば絶対に当たらないと言うことだ そして残念な事に君には戦闘に関しての才能が全くと言っていい程備わっていない」

佐天「…」

108: 2011/04/02(土) 21:42:21.45 ID:ep1szprAO
エイワス「そんなに落ち込む事はないよ涙子 戦闘に関しては実戦経験を積めばある程度の実力は付くものだ そして君はその才能のなさを打ち消す程の能力を持っている」

佐天「なんか自信が出てきました もっと頑張ります!!」

佐天(よぉーし 頑張るぞ~ 今日から毎日走り込みだぁ!!)

エイワス「ふむ その勢いで頑張りたまえ」

エイワス「おっと少し喋り過ぎてしまったね 今は模擬戦中だ どこからでもかかってきたまえ」



109: 2011/04/02(土) 21:50:19.45 ID:ep1szprAO
佐天はエイワスが喋り終えるのと同時にエイワスに向かって飛び込む

それをかわすエイワス

エイワス「動きがワンパターンだ 少しフェイントを入れてみたまえ」

佐天は攻撃を続ける

打撃の嵐

それを全てかわすエイワス

エイワス「せめて一撃でも攻撃を当ててみたまえ」

110: 2011/04/02(土) 21:57:22.71 ID:ep1szprAO
佐天(絶対当ててやるんだから!!)

佐天の猛攻は続く

エイワス「五分経過 君の実力はその程度かね?」

挑発するエイワス

佐天「これならどうよ!!」

右回し蹴り

エイワス「それはもう見飽きたよ」

ひらりとかわされる

しかし かわされた直後に右の踵から光の光線をエイワスに向け放つ

発射された光線はエイワスの頬をかする


112: 2011/04/02(土) 22:10:38.91 ID:ep1szprAO
エイワス「今の攻撃は実戦でも十分に使えそうだ ふむ 90点」

佐天「やったぁ 当たった!!」

少しとはいえ当たった事に喜ぶ佐天

エイワス「避けるのにも飽きた そろそろ私も攻撃させて貰うよ」

エイワスの真上に巨大なエネルギーの塊が出現する

エイワス「君の体が光でも銀河を消滅させる程のエネルギーを君にぶつければダメージはあるだろう?」

佐天「えっ ちょっ…」

模擬戦で銀河消滅規模の力を使うエイワス

エイワスは巨大なエネルギーの塊を佐天に向けて放り投げる

佐天(あっ たぶん 私死んだ…)

巨大なエネルギーの塊は佐天に直撃した


佐天涙子 消滅