1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 18:48:15.86 ID:15+SvjG90

P「俺の名は346プロ所属プロデューサーのP」


P「担当アイドルである新田美波と遊園地で遊びにいってたところ」

P「黒ずくめな怪しいお城のような建物を目撃した」

P「建物に入って興奮してた俺は、背後から近づいて来る店員に気づかなかった」


P「俺はその店員に部屋に案内され、目が覚めたら………」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1535190495

引用元: モバP「美波と一線を越えまくってしまっただとぉ―――ッッ!!??」 



2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 18:49:09.78 ID:15+SvjG90


P「美波と朝チュンな状態になってしまっていた!!」




3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 18:50:36.73 ID:15+SvjG90

P「担当アイドルと関係を持ってしまったことがバレたら、周りからパッシングを受け、社会的制裁を受けてしまう」

P「そこで俺は、いつも仕事面で俺の事を支えてくれてる、緑の服着た美人アシスタントの助言に従い」

P「みんなには内緒で美波と付き合うことになった」


P「たった一つの真実見抜く! 見た目は大人。中身は最低」

P「名プロデューサーモバP!」


P「真実はいつも一つ!!」


美波「あの……誰に向かって説明しているのですか?」



4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 18:52:31.10 ID:15+SvjG90

美波「ほ、本当にもう………プロデューサーさんったら……」

美波「私が何も知らないことをいい事に、お城みたいな建物に連れ込むなんて……///」カァァァ

美波「ひ、酷いです!!」


P(美波も割とノリノリだったと思うけどなぁ)



美波「私はアイドルで、おまけに未成年なんですよ? それなのに………」

P「ああ、本当に悪かった! お前があまりにもカワイイんでつい自制が効かなくて……」

美波「も、もう………」


美波「ずるいですよ。そう言われたら怒るに怒れないじゃないですか……///」

P「すまん」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 18:53:17.63 ID:15+SvjG90

美波「と、とにかく! もう金輪際こんなことはしないで下さいね!」

美波「こ、こんな○○○な事はもう……///」

P「わ、わかった! もう二度としない! 本当にすまなかった!」

美波「………ならいいんです」



美波「………」

P「………」


美波「で、でも………///」チラリ


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 18:55:27.77 ID:15+SvjG90

美波「よくよく考えたら、芸能人なんて未成年の内からこういうことたくさんするものですよね!」

P「おっ、そうだな」

美波「むしろ、してない方がおかしいです! 芸能人なのに○○だとか恥もいいとこですよ!」

P「色々荒れそうな話題だが、まぁ確かにそうかもな」」


美波「だからアイドルである私も、未成年の内からこういう勉強はたくさんした方がいいってことですよね!」

美波「ねっ、プロデューサーさん?」

P「えーと………まぁ……そうかも?」


美波「だから………もう一回しても………///」ポッ

P「美波………」



美波「………」

P「………」


P「そういや仮眠室のベッドが空いてたな」

美波「行きましょう!」

P「了解!」


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 18:56:54.20 ID:15+SvjG90
――――――――――――――

―――――――

―――


美波「ハァハァ……美波………イッテしまいました///」

P「あぁ~~達するゥ……達するゥ!!」


美波「もう、プロデューサーさんったら、本当野獣のように襲いかかって来るんですから///」

P「お前が可愛い声出すのがいけないんやで?」チュッ

美波「んっ///」


美波「………」



美波「でも……もうこんなことしてはいけませんよね」

美波「私達は、アイドルとプロデューサーなわけですし」

P「そうだな………」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 18:58:07.95 ID:15+SvjG90

美波「だからもう、これで終わりにしましょう。金輪際しないということで」

美波「いいですね? プロデューサーさん」

P「わかった」

美波「うん、そう。これで……これっきりの関係で終わりましょう」


美波「………」

P「………」



美波「………プロデューサーさん。今手に持っているのはなんですか?」

P「近藤さんだけど?」


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:00:19.25 ID:15+SvjG90

美波「その近藤さん………まだいくつか数が残ってますね」

P「まぁ、そうだな」

美波「その残った近藤さんはどうする予定ですか?」

P「今後使う予定もないし、処分しちゃうかもなぁ」

美波「それって勿体ないですよね?」


美波「資源の無駄使いです。アイドルたるもの、そんなことしたら評判が下がってしまうのではないでしょうか?」

P「確かに。環境破壊だなんだとか難癖つけられて、意識高い系のツイッター警察から炎上させられてしまうかもしれない!」

美波「その通りです!」


美波「だから………その近藤さんは使い切らないといけませんよね………///」

P「美波………」



P「ちなみに近藤さんはあと一パック分も残ってるのですが?」

美波「全部使い切りましょう!」

P「!?」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:01:41.94 ID:15+SvjG90
―――――――――――――

―――――――――――

―――――――


美波「ハァハァ………美波、天国にイッちゃいました………///」

P「ほー! ほー! お、オレもマジモンの天国にイキかけました………」


P「み、美波……俺もそんなに若くはないんだから、あんま無理させんでくれ………」

美波「でも、その割りには元気そうに見えましたけど?」

P「そりゃお前を抱けるんだぞ? どんな男でもタッスルパフするに決まってるじゃないか!」

美波「も、もう………プロデューサーさんったら///」ポッ


美波「………」



美波「近藤さん、なくなったんですね」

P「ああ。だからもうこれでお終い。俺達の関係もここまでだ」

美波「そうですね………その方がお互いのためですものね」

P「うん………」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:02:47.54 ID:15+SvjG90

美波「………」

P「………」



美波「近くにコンビニありましたよね?」

P「ちょっと近藤さん買って来る!」シュタッ!!

美波「流石は私のプロデューサーさん♪」



13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:03:47.42 ID:15+SvjG90
―――――――――――――

―――――――――


☆数日後★



P「おーい、美波。ちょっといいか?」

美波「はい、何でしょうか?」


P「ちょっと『打ち合わせ』をしたいのだが時間はあるか? 『打ち合わせ』をしたいのだが?」

美波「ああはい。『打ち合わせ』ですね。もちろん『打ち合わせ』する時間は今ありますよ」

P「よかった。それじゃあ仮眠室で『打ち合わせ』をしようか? 今丁度誰も使ってないの確認したし」

美波「仮眠室ですね。わかりました。『打ち合わせ』をするのには持って来いの場所ですね♪」

P「ははははっ、じゃあ行こうか」

美波「はい……///」



光「えっ、打ち合わせするんだって? だったらアタシもやるよ」


P&美波『!?』


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:08:21.43 ID:15+SvjG90

光「丁度、仕事の事でプロデューサーに聞きたいことがあったんだ。いいよね?」

P「あっ、いやえっと……」アセアセ


P「わ、悪いが光。この『打ち合わせ』は個別にやりたいんでな」

P「だからお前との打ち合わせは美波との『打ち合わせ』が終わった後でな?」


光「ふーん、そっか。じゃあ、何分後ぐらいにやる?」

P「えーと、そうだな………30分後ぐらい?」

美波「いえ、一時間です!」

P「!?」


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:09:11.26 ID:15+SvjG90

P「い、一時間か………なるほど、それなら頑張れば三回『打ち合わせ』が出来るな」

美波「プロデューサーさんと私なら4回出来ます」

P「!?」


P「4回か………なら、俺も頑張らなきゃな!!」


P「そういうわけで光。俺は美波と4回『打ち合わせ』してくるんでちょっと待っててくれ!」

美波「ごめんね光ちゃん。『打ち合わせ』終わったらちゃんとプロデューサーさんをそっちに渡すからね」

タッタタタタタッ


光「打ち合わせを4回もする?」


光「何だかよくわからないけど、二人共仕事熱心だなぁ~」

ちひろ(いかがわしいことこの上ないんだよなぁ)



16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:10:03.07 ID:15+SvjG90
――――――――――――

――――――――

――――――



P「あのさ美波………実は今度の『打ち合わせ』でお願いがあるんだけど………」

美波「何ですか?」


P「実はその……競泳水着で『打ち合わせ』してくれないかなーって………」

美波「あーなるほど。そっち系ですか」

P「ほら、もうすぐ夏も終わるじゃん? だから今の内に水着で『打ち合わせ』したいなーって………」

美波「もう、プロデューサーさんってば○○○なんですから!」

P「たはは………それで、どう?」

美波「うーん、水着ですか………別に着てもいいですけど、私としては浴衣の方がいいかなって」

P「浴衣!! いいねそれも!!」

美波「もしくは過去に着たライブ衣装とかでも?」

P「おおっ、確かにお前のライブ衣装は○○○なの多いしな!!」

美波「着させてるのは貴方じゃないですか!」

P「そ、そうでした………」



17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:10:43.49 ID:15+SvjG90

美波「この中ならどれがいいですか?」

P「うーむ、悩むな………水着に浴衣にライブ衣装………」


P「この中なら一つ選ぶとしたら―――うん、やっぱりこれだな」



P「全部だな!!」

美波「全部!?」 


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:12:16.67 ID:15+SvjG90

美波「全部をご所望ですか………」

P「どうだ美波? やっぱり嫌か?」

美波「うーん、流石にそれは………」


P「無理ぽい?」

美波「無理ですよ………」


P「………」

美波「………」


P「本当は?」

美波「余裕ですね。たかが三回ですし」

P「うーん、逞しくなってしまったなぁ………」



19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:13:29.29 ID:15+SvjG90

美波「それじゃあ、早速やりましょう♪ まずは浴衣で『打ち合わせ』ですね♪」

P「OK! ちゃんと上手く脱がせるから任せろ!」

美波「もう、プロデューサーさんったら♪///」


アハハハハ ウフフフ♪


光「なんで浴衣の打ち合わせで脱がせるんだ………?」


光「あっ、そっか! 採寸とかを図るためか。うん。流石二人は真面目だなぁ~」

ちひろ「本当に光ちゃんはいい子だなぁ」



20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:14:43.00 ID:15+SvjG90
―――――――

――――

―――


美波「プロデューサーさん♪ 今丁度時間が空いてますよね? 『打ち合わせ』しましょ♪」


P「ああ、すまん美波。これから光と打ち合わせをするんでな。ちょっと待っててくれ」


美波「はぁ!?」

P「えっ」ビクッ


21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:16:37.36 ID:15+SvjG90

美波「う、浮気ですか!? しかも光ちゃんはまだ14歳ですよ!?」

美波「そんな子供と『打ち合わせ』するなんて………この最低男ッッ!!」パシッ

P「あうち!?」

美波「酷いです! 私とは遊びだったというわけですか!?」

美波「プロデューサーさんは○○○だけど、一途で誠実な人だと、私は信じていたのに………ううっ」ポロポロポロ

P「ち、違うっての美波! これは本当の打ち合わせ!! 今度やる特撮ヒーロー番組のオーディションへの対策やらの打ち合わせをするの!!」

美波「………えっ?」


光「そうだよ美波さん。アタシはこのオーディションに受かって、仮面ライダージオウと共演するんだ!」ビシッ!

美波「あっ、そ、そういうこと………」


22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:17:32.18 ID:15+SvjG90

美波「そ、そうだったんですね!/// 本当の打ち合わせだったんですか。私ったらてっきり………」

美波「ご、ごめんなさいプロデューサーさん! 私思いっきり引っ叩いてしまって………」

P「いやまぁ、平気だよ。あはははは………」

光「本当の打ち合わせ? 打ち合わせに本物と偽物なんてあるの?」

P「えっ、その……あはははは」

美波「そ、それじゃ私は退散しますね! 光ちゃん、打ち合わせ頑張ってね?」


美波「で、では失礼します―――!」ピュ~

タッタタタタタタ


光「何だか様子がおかしかったなぁ、美波さん」

P「そ、そうかな?」


23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:19:09.08 ID:15+SvjG90

光「そういえば最近、Pさんと美波さんってしょっちゅう打ち合わせしてるよね?」

P「そ、そんなこともないんじゃ………?」

光「いやそうだよ! 一日三回以上打ち合わせしてるじゃないか! いくらなんでも多すぎるよ!」


光「ハッ!! もしかして―――」

P「ひっ――」



光「美波さん、仕事上で重大な問題を抱えてるのか!? それで何度もPさんと打ち合わせしてるってこと?」

光「もしそうなら、アタシも及ばずながら力を貸すよ! 同じ事務所の仲間だもん。遠慮なく言ってよね」

P「………お前は本当に純粋でいい子だなぁ~」



P「どうかそのままのお前でいてくれな?」ナデナデナデ

光「???」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:20:27.85 ID:15+SvjG90
―――――――――

―――――――

―――――


美波「ダメですプロデューサーさん! もうダメです!!」

P「どうした急に?」


美波「私達、もうこのままじゃどんどんダメになっていきますよ!? 今日、何回『打ち合わせ』しましたか?」

P「ええと、3回?」

美波「5回ですよ5回!!」

美波「しかもロケ先でまでこっそりしちゃいましたし………これはもう病気レベルですよ!?」

美波「いい加減に自重しないと、このままじゃ待つのは破滅です!」

P「でも大抵誘ってくるのお前の方だし………」

美波「とにかくこのままじゃダメです! このままじゃ泥沼にハマッて抜け出せなくなってしまいます!」


美波「だからプロデューサーさん………私と別れて下さい」

P「えっ………」


25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:22:23.61 ID:15+SvjG90

P「で、でも美波それは――」

美波「勝手で一方的な話だというのは重々承知しています。でも、これも私達二人のためなんです!」

美波「だから………別れましょう………プロデューサーさん」

P「美波………」


美波「………さよなら!」

P「あっ、美波………美波ィィィィ!!!???」


タッタタタタタタ


P「………………」


26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:23:21.01 ID:15+SvjG90

P「さて、何秒持つか」


タッタタタタタタ


美波「うわぁ~~ん! やっぱり別れるのなんて嫌ですぅ~!」抱きッ

P「よしよし。今回は25秒しか持たなかったな」

美波「うううっ、自分が情けないです………」シクシク


美波「うううっダメなのに………このままじゃドツボにハマるのが見え見えなのに………」


美波「このままでは私、歩く○○○○って呼ばれてしまいます!!」

P(もうだいぶ前からそう呼ばれてるんだけどなぁ)



27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:24:38.10 ID:15+SvjG90

P「そう深刻に考えるなよ美波。要は回数減らせばいいんだよ」

P「今までは平均して一日3回ペースでしていたけど、そこか少しずつ回数を減らしていけばいいんだよ」

P「まずは一日一回からするようにとかね」

美波「な、なるほど………確かにそうすれば………」


P「そこから徐々に減らしていって、最終的には一週間に一回のペースを目指すとか」

美波「プロデューサーさん、いくらなんでもそれは少な過ぎだと思いますが?(真顔)」

P「アッハイ」


28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:25:29.80 ID:15+SvjG90

美波「でも、確かにこうしてゆっくりと回数を減らしていけば………」

P「あっそうだ。朗報だけど、丁度今は近藤さんがキレてる!」

美波「わぁ、それならもう今日はこれ以上しなくて済みますね♪」

P「がははははっ、そういうことだ」


美波「………」

P「………」



美波「プロデューサーさん、一つ質問があるのですが」

P「ん? なんだ?」




美波「近藤さんなしで『打ち合わせ』すると、物凄く気持ちがいいって本当ですか?///」

P「!?」


29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:26:52.26 ID:15+SvjG90

美波「大学の友達から聞いたのですけど………ほ、本当ですか?///」

P「待て美波! これ以上この話題をするのはいけない!」

美波「気持ちいいんですか?」

P「さ、さぁ………お兄さんわかんないなぁ~~あははは………」

美波「友達が言ってました。なんでも近藤さんあるとないとでは、快感の差が天と地程違うって………」

P「いや、それはちょっと話盛り過ぎじゃないかな?」


美波「つまり、気持ちいいのは本当なんですね」

P「………」


30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:27:46.22 ID:15+SvjG90

美波「プロデューサーさん……///」スッ

P「よせ、近づくな美波! あとセクシーポーズで誘惑して来るのをやめろぉ!!」

美波「み、ミナミ………我慢できません!!///」


P「だ、ダメだ美波! 流石に○○無しはアカン! 今すぐコンビニで買って来るから待っ―――」


P「のわああああああああああああああ!?!??!



――――――――――――

―――――――――

―――――

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:29:06.11 ID:15+SvjG90

☆数日後★


美波「プロデューサーさん♪ 『打ち合わせ』しましょう♪」

P「おう、いいぞぉ! でもちょっと待ってくれ」


P「近藤さん用意するから」ゴソゴソゴソ

美波「それはもう必要ないです♪」ポイッ

P「ああっ、捨てちゃダメェ!!」


32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:30:41.64 ID:15+SvjG90

P「ダメだよ美波! 流石に近藤さんはしないと!」

美波「だ、大丈夫ですよ。今日は安全な日ですし………」

P「それでも間違いとか起きるかもしれないし! どっちにしろ近藤さんを――」

美波「だ、ダメです! ない方が気持ちいいですし!」

P「美波聞き分けてくれ………お前だってわかるだろう? お前はアイドルなんだし、万が一があってはいけない身体なんだから」

美波「わかってます………で、でも………!」


美波「そもそも、プロデューサーさんが悪いじゃないですか!!」

P「うっ………!」



33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:31:35.20 ID:15+SvjG90

美波「貴方が私を変えたんです………こんな○○○な身体になったのも、全部プロデューサーさんが悪いんです!」

P「美波………」


美波「だから責任とって下さいよ………うううっ」


P「………………」


P「そうだな。元はといえば俺が全ての元凶だよな」

P「わかった。責任を取ろう………美波!」ガシッ

美波「えっ?」ビクッ



P「愛してる!! 結婚してくれ!」

美波「えっ、ええええっ!?!?」


34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:33:28.38 ID:15+SvjG90

美波「な、なんですか急にプロポーズだなんて……///」ドキドキドキ

P「責任取ってくれと言っただろう?」

美波「そ、そういう意味で言ったわけでは………」

P「それに、ここいらで関係をハッキリさせなきゃとも思ったしな」

美波「そ、そこまで考えてくれていたなんて………///」


P「美波………初めて出会った時からお前に一目ぼれでときめいていた!」

P「もうお前がいない人生なんて考えられない! だからずっと俺の傍にいて欲しい………」

美波「そ、そんなド直球で想いを伝えられたら、私……///」


35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:34:33.96 ID:15+SvjG90

P「俺と結婚してくれ美波」

P「そして毎日『打ち合わせ』をしよう!」


美波「ああっ、プロデューサーさん!」抱きッ

美波「美波………嬉しいです!///」


P「それじゃ美波、返事は―――」

美波「もちろんOK―――あっ、ダメです!!」

P「えっ、どうして?」


美波「もし私と結婚するだなんて話になったら………プロデューサーさん、パパに殺されます!!」

P「あー………」


36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:36:24.52 ID:15+SvjG90

美波「それ以前にこうして毎日『打ち合わせ』している事を知られたら…パパは間違いなくプロデューサーさんを………」ガタガタガタ

P「いいさ美波。それで構わない」

美波「で、でも!」

P「当然の報いだ。俺はお前の御両親の信頼を裏切ったんだ。殺されても文句は言えない立場だよ」

美波「プロデューサーさん………」


P「でも、もし俺がお前の御両親に許されてかつ、生きて帰ることが出来たのなら………その時は―――」


P「俺と結婚してくれ、美波」

美波「プロデューサーさん………///」キュン



美波「でもパパは素手で吸血鬼を殴り殺したこともあるという伝説を持っているんのですが………」

P「そ、それでも何とか生きて帰ってみせるから………」ガタブルガタブル

――――――――――――――

―――――――

――――

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:37:54.02 ID:15+SvjG90

――――――――

―――――

―――


P「ま、前が見えねぇ………ううっ、いてててて………」ズキズキズキ

美波「だ、大丈夫ですかプロデューサーさん!?」


美波「ああっ、もうパパったら! 何もこんなにまで顔を殴り続けることなかったのに!」

P「いや、大事な娘さんをキズモノにしたんだ。これぐらいされて当然。むしろ命あるだけ温情かけてくれたようなものだよ」


P「で、でも……お義父さんがあんなにもお強いとは………まるで時を止めてるかのようなスピードで殴られ続けたぜ………」ガクッ

美波「プロデューサーさんしっかり!!」


38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:40:50.13 ID:15+SvjG90

美波「ああっ、酷い………顔中がパンパンに腫れてますね………充血もいっぱいしてます」

美波「それに瞼も潰れちゃって……だ、大丈夫ですか?」

P「顔動かすたびにズキズキするけど何とか平気………でも、鼻の方どうなってる?」

美波「L時型になっちゃってますね………」

P「やっぱり鼻が曲がっていたか………これ治せるかなぁ~」


美波「本当、パパがすみませんでした………」

P「いや、いいんだよ。その甲斐あってか、こうしてお前との関係も認めてくれたわけだしさ。あはははっ……」

美波「プロデューサーさん………///」ポッ


39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:41:22.54 ID:15+SvjG90

美波「本当にありがとうございます。正直、凄く嬉しかったです」

美波「プロデューサーさんがそこまで私の事を想っていてくれてたなんて……///」

P「美波………」


美波「それじゃあプロデューサーさん。パパとママに認めてもらった記念として」

美波「『打ち合わせ』………しませんか?///」

P「えっ、今!?」


40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:42:25.67 ID:15+SvjG90

P「でも俺、顔がこんなアンパンマンみたいに腫れてるんだよ? おまけに鼻も曲がってるし………」

美波「………男は顔じゃありません///」チュッ

P「おおん………」


P「そんな嬉しいこと言われたら、俺の○○の心火に炎が灯ってしまうじゃないか!」

美波「それじゃプロデューサーさん………」抱きッ


P「あっ、でもちょっと待ってくれ」


P「『打ち合わせ』する前に顔をちょっと冷やしとくわ。実はさっきからズキズキ痛くて痛くて………」

美波「わかりました。では、仮眠室で待ってますね♪」

P「ああ。待っていてくれ


P「うぅ~~痛い痛い! 氷、氷!」タッタタタタ


41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/25(土) 19:44:51.64 ID:15+SvjG90

光「あー、レッスン疲れたぁ~……仮眠室で休憩しよっと」

光「誰か今使ってるかな? どれどれ」コンコン


『ウフフ、待ってました♪ さぁ入って下さい♪』


光「あれ、美波さんの声? 待ってたって何だろ………?」


ガチャリ


光「ぎゃああああああああああああああああ!?!?!??」

美波「ひゃあああああ!?!?!? ひ、光ちゃん!?!?」


美波「ご、ごめんなさい光ちゃん! てっきりプロデューサーさんかと思って―――」


光「み、美波さんが……は、裸で……あ、あんなポーズを………」

光「うわああああああああぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」タッタタタタタ

美波「ひ、光ちゃん、待って―――!!!」




その後、これがキッカケで美波との関係が公になってしまったPは
美城専務の逆鱗に触れてしまい、一か月間、広州に飛ばされる事になったとさ



おわり