1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 19:27:34.16 ID:ftSvRkADO
上条「……もう一度言ってみろよてめぇ」
上条当麻は…目の前に佇む男を睨みつけ、…先程その男が口にした台詞に対して不快感を顕わにする。
一方「…良いぜ? 何度でも言ってやる…」
その男、一方通行もまた、上条を睨むように…その紅い眼に敵意を宿す。
そして…一方通行はその言葉、争いの火種となる言葉を紡ぐ。
一方「テメェよりは…たけのこよりきのこの方が遥かに上だっつってンだよたけのこ野郎ォ…!!」
上条「………ッッ…!!」
その言葉が放たれた直後。
上条は射られた矢のように一方通行に飛び掛かる。
上条「…てめぇにだけは言われたくねぇんだよきのこ野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
その眼に宿すのは……憎しみ。
対極の立場にいながら、二人の男は同じ眼をしていた。
一方「…上等ォだ、覚悟しやがれたけのこォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」
上条一方「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」
それは哀しき宿命なのか。
憎しみは消えぬのか。
きのことたけのこが交差する時、闘いは再び始まる。
上条当麻は…目の前に佇む男を睨みつけ、…先程その男が口にした台詞に対して不快感を顕わにする。
一方「…良いぜ? 何度でも言ってやる…」
その男、一方通行もまた、上条を睨むように…その紅い眼に敵意を宿す。
そして…一方通行はその言葉、争いの火種となる言葉を紡ぐ。
一方「テメェよりは…たけのこよりきのこの方が遥かに上だっつってンだよたけのこ野郎ォ…!!」
上条「………ッッ…!!」
その言葉が放たれた直後。
上条は射られた矢のように一方通行に飛び掛かる。
上条「…てめぇにだけは言われたくねぇんだよきのこ野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
その眼に宿すのは……憎しみ。
対極の立場にいながら、二人の男は同じ眼をしていた。
一方「…上等ォだ、覚悟しやがれたけのこォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」
上条一方「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」
それは哀しき宿命なのか。
憎しみは消えぬのか。
きのことたけのこが交差する時、闘いは再び始まる。
引用元: ・【哀しき】一方「オレ達のキノコ」 上条「たけのこ戦争…!」【闘いの記録】
劇場版とある魔術の禁書目録エンデュミオンの奇蹟
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15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 20:25:49.89 ID:ftSvRkADO
…時は少し遡り、早朝。
禁書「………とうま」
上条「………何でしょうか」
禁書「……なんでとうまのあそこにたけのこのおかしがついてるの?」
上条「」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 20:26:40.28 ID:ftSvRkADO
上条(……状況を説明しましょうか皆さん、わたくし上条当麻はいつものように自身の寝室たる風呂場で着替えをしておりました)
上条(…そこでハプニングです、いつもならキチンと鍵を掛けているのに今日はそれをうっかり忘れてしまいました)
上条(…はい、そうですこんな時にかぎってインデックスが突入して来ましたよ…丁度パンツを脱いだタイミングで)
禁書「ねぇとうま? これってたけのこのちょこだよね? …色は肌色だけどそっくりなんだよ」
上条「……さて、本日一発目の叫びをやりますか」
禁書「…?」キョトン
上条「不幸だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 20:27:40.99 ID:ftSvRkADO
…一方その頃一方さん。
打ち止め「ねーねーってミサカはミサカはアナタに聞いてみる!」
一方「………………なンだよ」
打ち止め「なんでアナタのあそこにきのこのお菓子がついてるの? ってミサカはミサカ素朴な疑問を口に出してみる!」
一方「」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 20:28:38.45 ID:ftSvRkADO
打ち止め「これってイチゴチョコタイプのきのこのお菓子だよね? ってミサカはミサカはアナタに聞いてみる!」
一方「」
一方(…状況を説明すンぞ、…朝いつものように誰も居ないタイミングを見計らって着替えをしてたンだが…)
一方(今日に限って打ち止めが遊びに行きやがらねェでオレに張り付いて離れやがらなかった…)
一方(仕方ねェから打ち止めを部屋から閉め出して着替えを始めたンだが)
一方(…このクソガキいつの間にかオレの部屋の合鍵持っていやがった)
一方(そンで丁度オレがパンツを脱いだ瞬間に突入だクソが…!)
打ち止め「……?」キョトン
一方「チックショォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 20:32:01.85 ID:ftSvRkADO
-上条さんサイド-
上条「これはですね違うんですよインデックスさん」
禁書「ふぇ?」
上条「お菓子じゃあ無いんですよ? ええ…」
禁書「でもそっくりなんだよ」ツンツン
上条「…あ////」ムクリ
禁書「あ! おっきくなったかも!!」
上条「///////」カァァァァ
禁書「でもそっくりなままなんだよ」
上条「……………」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 20:33:55.82 ID:ftSvRkADO
-一方さんサイド-
一方「…いつまで見てンだよ」
打ち止め「……溶けかけなの? …ちょっと柔らかいね。ってミサカはミサカは指でつついた感想を言ってみたり」ツンツン
セロリ「あっ…!?///」ビクッ!
打ち止め「あれ? 急に硬くなったよ? ってミサカはミサカは観察を続行してみる!!」ジー
一方「…このクソガキいい加減に…!!」
打ち止め「でも大きさは一口サイズのままだね。ってミサカはミサカは観察結果を述べてみる」
一方「……………」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 20:35:02.78 ID:ftSvRkADO
………
その日、学園都市に住まう少年…上条当麻と一方通行は知らぬ間に共鳴した。
上条一方((……泣いて良いか?))
表と裏。
白と黒。
光と闇。
互いに相反する存在は交わらぬが故に、…斯くも近しい存在だった。
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 20:54:50.95 ID:ftSvRkADO
-上条さんサイド-
上条「…いいかよく聞くんだインデックス」
禁書「なにとうま?」
上条「確かに俺のアレは某たけのこのチョコ菓子にそっくりだ…!」
禁書「……うんそうだね、見れば見るほどそっくりなんだよ」
上条「…」グスン
禁書「本物のたけのこは皮を取ると食べられる部分はほんの少ししか無いんだよ?」
上条「……っ」グサッ
禁書「たけのこのおかしもチョコがメインだけど…くっきーの所はちょっとだよね!」
上条「がふっ!?」グササッ
禁書「とうまはそんなかんじでチョコの所がメインなのかな?」
上条「うわーん!! インデックスのばかーーーー!!!!!!」タタタタタタッッ!!
禁書「とうま!? どこいくのとうまーーー!!」
上条「どうせチョコ(皮)がメインだよ!! クッキーなんてほとんどねーよインデックスのばかーーーー!!!」ウワーン
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 21:19:08.40 ID:ftSvRkADO
-一方さんサイド-
一方「……良いか打ち止め良く聞け」
打ち止め「なーに?」
一方「…確かにオレのアレは某きのこのチョコ菓子(期間限定イチゴチョコ)にそっくりだァ…!」
打ち止め「…そうだね!ってミサカはミサカはアナタの言葉を肯定してみる!」
一方「…」グスン
打ち止め「しかも普通のチョコじゃなくてイチゴだし!ってミサカはミサカはどピンクなきのこを見つめてみたり!」ジー
セロリ「………」キュン
打ち止め「でも本物のきのこに例えるならこの色のきのこは食べちゃダメかな?ってミサカはミサカは疑問に思ってみる」
セロリ「………なン…だと?」ガーン
打ち止め「だって絶対毒きのこだもん! …しかもまずそうってミサカはミサカはハッキリ宣言してみる!」
一方「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ガタガタガタガタブルブルブルブル
打ち止め「どうしたの!? ってミサカはミサカは突然のアナタの発狂に戸惑ってみる!?」
一方「チックショォ仕方なねェンだよ!! こンなミニマムきのこ(Max3cm)じゃあ怖くて見せらンねェンだよ黒くするなンて無茶言うンじゃねェよ打ち止めのバカーーーーーー!!!!」ウワーン
34: ◆QsM9ueLMyk 2011/05/31(火) 20:26:58.97 ID:tfZeki1DO
-上条さんサイド-
上条「インデックスのばかーーーー!!」タタタッ
バタン!
禁書「とうま…! ……出てっちゃったんだよ」
ギャハハハハハハ!? タッ…タケノコゼヨ!
ツ…ツチミカド!?
ギャハハハハハハ!!カミヤンタケノコダニャー!! ブハハハハハハハハハ!?
禁書「………」
…ガチャリ
禁書「…おかえりとうま」
上条「……ただいま」グスン
禁書「何もはかないで外なんか行くから…」
上条「………うぇ…ふぐ…っ…あぅ……」サメザメ
35: ◆QsM9ueLMyk 2011/05/31(火) 20:29:03.69 ID:tfZeki1DO
-一方さんサイド-
一方「打ち止めのバカーーーーーー!!」
バタン!
打ち止め「あ…! ……行っちゃった。ってミサカはミサカは呟いてみる」
ア…アクセラレータ!? オマエ…!?
ヨミカワ!?
オ…オンナダッタジャン!?
打ち止め「……」
ナンデソォナル!?
ダッテ…チンチンナイジャン…ナゼカキノコハハエテルケド。
………。
…ガチャリ
打ち止め「…まあそのうち良い事あるよ。ってミサカはミサカはフォローしてみる」
一方「…………」シクシク
36: ◆QsM9ueLMyk 2011/05/31(火) 20:44:16.87 ID:tfZeki1DO
-上条さんサイド-
上条「…なあインデックス……魔術でたけのこが立派なタケにならないかな?」
禁書「…それを女の子に聞くのはどうかと思うんだよ……う~ん、…出来ると思う」
上条「まじで!? どうやるの!? ちゃんとにょきにょき伸びる!?」
禁書「でもとうまにはむりだよ? だって右手で術式壊しちゃうもん」
上条「……えーと、斧…いやのこぎりでもいいや………どっかに…」ガサゴソ
禁書「なんとなく分かるけどそんなものさがしてどうするの?」
上条「だってこんな右手いらないし…うん」
禁書「…とうま? 主からの試練から目を逸らしても苦しみからは解放されないんだよ?」
上条「…こんな試練くそ喰らえだ……!」orz
37: ◆QsM9ueLMyk 2011/05/31(火) 21:01:04.91 ID:tfZeki1DO
-一方さんサイド-
打ち止め「そんなに気になるならアナタの能力で大きくしたら? ってミサカはミサカは進言してみる」
一方「…実はよォ、もう試した事あンだよ」
打ち止め「ふーん?」
一方「…オレのきのこを松茸にクラスチェンジさせよォと…それこそ必死になって演算したさ」
打ち止め「……」
一方「……でもなァ、………どォしてもこれ以上は無理だった……さらにデカくしよォとすると……血が出てくンだ」
打ち止め「…うわぁ」
一方「…それでも構わずに強行した事もあるンだが………危うく破裂しかけた」
打ち止め「……そこまでしたんだ。ってミサカはミサカはアナタの執念に戦慄してみたり」
一方「……松茸か…憧れるぜ……誰でもそォだろ?」
38: ◆QsM9ueLMyk 2011/05/31(火) 21:21:03.87 ID:tfZeki1DO
…後日。
黄泉帰し「……で、僕の所へと来たと」
上条「…orz」ドゲザ
一方「…orz」ドゲザ
黄泉帰し「……」
上条「お願いします…! どうか俺のたけのこを…!」
一方「オレのきのこを……頼む…!」
上条一方「「立派にして下さい……!!」」
39: ◆QsM9ueLMyk 2011/05/31(火) 21:40:03.67 ID:tfZeki1DO
黄泉帰し「……残念ながら無理だね」
上条「…なん」
一方「…だとォ!?」
黄泉帰し「……まず上条くん、君はまあ…治せるんだが」
上条「…」ゴクリ
黄泉帰し「…まずはツケにしてある入院費を払ってくれないと」
上条「払います! 幾らですか?」
黄泉帰し「……えーと…これ位だね」つ伝票
上条「…えーと、0がひーふーみー……orz」ガクッ
黄泉帰し「…これを払わないで緊急でも無いのに治療はちょっと非常識じゃないかな?」
上条「…あ、もしもし御坂か? 実はちょっとばかりお金を貸して戴きたいんですが…あれ? …おーいもしもし? 美琴さーん?」
ツー、ツー、ツー
一方「…中学生から金借りようとすンな
黄泉帰し「もはや恥も外聞も気にせずか、…見るに堪えないね…」
上条「…なん」
一方「…だとォ!?」
黄泉帰し「……まず上条くん、君はまあ…治せるんだが」
上条「…」ゴクリ
黄泉帰し「…まずはツケにしてある入院費を払ってくれないと」
上条「払います! 幾らですか?」
黄泉帰し「……えーと…これ位だね」つ伝票
上条「…えーと、0がひーふーみー……orz」ガクッ
黄泉帰し「…これを払わないで緊急でも無いのに治療はちょっと非常識じゃないかな?」
上条「…あ、もしもし御坂か? 実はちょっとばかりお金を貸して戴きたいんですが…あれ? …おーいもしもし? 美琴さーん?」
ツー、ツー、ツー
一方「…中学生から金借りようとすンな
黄泉帰し「もはや恥も外聞も気にせずか、…見るに堪えないね…」
40: ◆QsM9ueLMyk 2011/05/31(火) 21:55:03.74 ID:tfZeki1DO
黄泉帰し「…次に一方通行」
一方「…」
黄泉帰し「…君、自分の能力で試したんだろう?」
一方「…あァ」
黄泉帰し「……それでは僕に出来る事は無いよ」
一方「あン? なンでだ?」
黄泉帰し「…だって限界まで膨らました状態じゃないか、…つまり君はもう術後と同じ状態って事だよ」
一方「」
黄泉帰し「それをさらにいじくるとしたら一旦切り落として別のにするしかないね…いいのかい?」
一方「…きるの?」ガタガタ
黄泉帰し「…だね」
一方「………やだ、…………こわい」ガタガタブルブル
上条「…一方通行、…なんか情けないぞ」
48: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 18:36:33.60 ID:RE2eeTODO
-病院ロビー-
上条「……」ショボーン
一方「……」ショボーン
上条「……お前なんで居るの?」
一方「テメェこそなンで居るンだよ…」
上条「………」
一方「………」
シーン…
上条「…お前も?」
一方「…もって事ァテメェもか」
※両方とも自分の事に必死過ぎてお互い相手が何故居るのか気にしてませんでした。
上条「……」
一方「……」
シーン……
上条「…インデックスにさ…そっくりって言われたんだ」
一方「…オレも、…打ち止めにそっくりってな…」
上条「………」…グスッ
一方「………」フルフル…
シィーーン…
49: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 18:41:50.35 ID:RE2eeTODO
上条「……辛いな」
一方「………あァ」
上条「なんで」
一方「オレ達は…」
上条一方「(たけのこ)(きのこ)なんだ…!」
上条「…ん?」
一方「…はっ?」
シィーーーン…
50: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 18:49:23.18 ID:RE2eeTODO
上条「……お前、きのこなの?」
一方「……テメェこそたけのこなのかァ?」
上条「………ふーん? …きのこ…か(…そういえばそう言ってたな)」
一方「……たけのこ……ねェ……?(たしかンな事言ってたか…」
上条(……まあ)
一方(…あれだ)
上条一方((こいつよかマシだな…))
禁書「……お互い通じ合ってるかも」
打ち止め「すごいシンクロ率だねってミサカはミサカは感嘆の声をあげてみたり」
51: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 18:56:22.66 ID:RE2eeTODO
上条「…じゃあ、あれか…打ち止めにきのこ見られたんだな?」
一方「………あァ、…期間限定イチゴチョコって言われちまった」
上条「……ブフッW…」
一方「…テメェ今笑ったか?」
上条「いえ? なんの事ですか?」
一方「…………………」
上条「…………………」ニヤッ
シィーーーーーン…
52: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 19:00:31.82 ID:RE2eeTODO
一方「…まあ良い、で…テメェはあの白チビになンて言われたンだよ?」
上条「チョコ(皮)がメインでクッキー(本体)がおまけって言われた…」
一方「…ッ…くッ…W…!」
上条「……お前今吹き出しそうになったろ」
一方「……気のせいだろォよ」
上条「…………………」
一方「…………………」ニタリ
シィーーーーーーーーン…
禁書「すごく似ている二人だね…」
打ち止め「全く違う二人なのに…不思議。ってミサカはミサカはなんだか複雑な気持ちだったり」
53: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 19:12:53.35 ID:RE2eeTODO
上条「……しかし、お前も大変だな?」
一方「…何がだ」
上条「…だって」
~~~~~~~~~~~~
打ち止め「……うん…もうして良いよってミサカはミサカはアナタを促してみる…///」
一方「…お…おォ…///」
打ち止め「……ん……///」
一方「…っ…! 打ち止めァ…っ…!///」ヘコヘコヘコヘコ
打ち止め(……………………あれ?)キョトン
一方「…ハァー…ハァー…! 打ち…止めァ……!///」ヘコヘコヘコヘコヘコヘコ…
打ち止め(……これって入ってるのかな?…???)
一方「…あ…ぅ…はっ…! …どォだ? …気持ちィかよ…ハァー…ハァー…!」ヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ…
54: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 19:16:30.35 ID:RE2eeTODO
打ち止め「う…うん…(…すごい気持ち良さそうな顔してるかもってミサカはミサカはやっぱりこれで入ってるんだって確認してみる……)
一方「…っ!! はゥ……!…打ち止め…!」ヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ…
打ち止め「…あん……あん……気持ちいい~…!(…一応演技しておこっと…。ってミサカはミサカはとりあえず喘いでみたり…)」
~~~~~~~~~~~~
上条「…と、こうなるって事だろきのこって事は」
一方「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
打ち止め「………うぇ~」
禁書「そんな想像してるとうまの方が気持ち悪いかも」
55: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 19:18:41.35 ID:RE2eeTODO
一方「……っ! テメェはどうなンだァ…!!」
上条「…何がだよ?」
一方「テメェがたけのこってェ事は…!」
~~~~~~~~~~~~
上条「インデックス……なぁ………良いだろ?」
禁書「…う…うん」
上条「……ハァ…ハァ…!…インデックス…!!」ヘコヘコ
禁書(…これあんまり好きじゃないかも…)
56: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 19:21:00.94 ID:RE2eeTODO
上条「インデックス…!! インデックスぅぅ!!」ヘコヘコヘコヘコヘコヘコ
禁書(…とうまだけしかきもち良さそうじゃないし)
上条「………うぅ!!」ビクン!
禁書(…しかも早過ぎかも)
~~~~~~~~~~~~
一方「…こォなるって事だろォが…!」
上条「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
禁書「………」
打ち止め「これはひどいってミサカはミサカは呟いてみる」
57: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 19:33:47.14 ID:RE2eeTODO
上条「………オーケェ上等だ…! お前がそう言うならこっちも言わせて貰うぞ…!」
一方「………」
上条「……ミニマム」ボソッ
一方「…………ふゥーん?」ビキビキ
禁書「………」
打ち止め「………」
一方「………ヘルメット付き」ボソリ
上条「………ほぉーう?」ギリギリ
禁書「まさしく同レベルかも」
打ち止め「…哀しい闘いだね。ってミサカはミサカは涙ぐんでみたり…」
一方「………」
上条「……ミニマム」ボソッ
一方「…………ふゥーん?」ビキビキ
禁書「………」
打ち止め「………」
一方「………ヘルメット付き」ボソリ
上条「………ほぉーう?」ギリギリ
禁書「まさしく同レベルかも」
打ち止め「…哀しい闘いだね。ってミサカはミサカは涙ぐんでみたり…」
58: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 19:38:42.87 ID:RE2eeTODO
一方「……はン、まァ…なンて言ォがたけのこよりかはきのこの方がマシだろォよ」
上条「……もう一度言ってみろよてめぇ」
上条当麻は…目の前に佇む男を睨みつけ、…先程その男が口にした台詞に対して不快感を顕わにする。
一方「…良いぜ? 何度でも言ってやる…」
その男、一方通行もまた、上条を睨むように…その紅い眼に敵意を宿す。
そして…一方通行はその言葉、争いの火種となる言葉を紡ぐ。
一方「テメェよりは…たけのこよりきのこの方が遥かに上だっつってンだよたけのこ野郎ォ…!!」
上条「………ッッ…!!」
その言葉が放たれた直後。
上条は射られた矢のように一方通行に飛び掛かる。
上条「…てめぇにだけは言われたくねぇんだよきのこ野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
その眼に宿すのは……憎しみ。
対極の立場にいながら、二人の男は同じ眼をしていた。
一方「…上等ォだ、覚悟しやがれたけのこォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」
上条一方「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」
59: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 19:46:07.30 ID:RE2eeTODO
人は何故、争うの?
人は何故、憎しみ合うの?
人は何故…互いに傷つけ合うの?
判り逢う事だって出来るのに。
…何故?
上条「う…がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
一方「…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
……二人は闘うの?
打ち止め「……なんで?」
人は何故、憎しみ合うの?
人は何故…互いに傷つけ合うの?
判り逢う事だって出来るのに。
…何故?
上条「う…がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
一方「…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
……二人は闘うの?
打ち止め「……なんで?」
60: ◆QsM9ueLMyk 2011/06/13(月) 20:01:00.59 ID:RE2eeTODO
禁書「…人はね、その存在が近すぎると……それを拒絶するんだよ」
打ち止め「…え?」
禁書「分かりあえる程に近いのに…、それを拒絶するの」
打ち止め「……どうして?」
禁書「……それは、…自分自身を見ているように…自らの嫌な部分が、はっきりと感じられてしまうから」
打ち止め「…………」
禁書「二人はね、全く違うのにすごく似ている二人なんだよ……ちょうどきのことたけのこのお菓子見たいに」
打ち止め「……だから、闘うの?」
禁書「……うん、誰にも止められないかも……だってこれは……」
一方「俺達のキノコ」
上条「たけのこ戦争…!」
禁書「…なんだから」
打ち止め「終わりなき…永遠の闘い…!」
完ッ!!
打ち止め「…え?」
禁書「分かりあえる程に近いのに…、それを拒絶するの」
打ち止め「……どうして?」
禁書「……それは、…自分自身を見ているように…自らの嫌な部分が、はっきりと感じられてしまうから」
打ち止め「…………」
禁書「二人はね、全く違うのにすごく似ている二人なんだよ……ちょうどきのことたけのこのお菓子見たいに」
打ち止め「……だから、闘うの?」
禁書「……うん、誰にも止められないかも……だってこれは……」
一方「俺達のキノコ」
上条「たけのこ戦争…!」
禁書「…なんだから」
打ち止め「終わりなき…永遠の闘い…!」
完ッ!!
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