1: 名無しさん@おーぷん 2018/07/26(木)18:41:20 ID:7s6
この物語は本編のこのすばと少し違ったストーリーで進みます。また、省かれる部分もあります。

プロローグ『佐藤和真、その死』

カズマ「ハッ!?」

医者「おっ、気が付かれましたか」

カズマ「えっ、ここは!??」

医者「病院ですよ、佐藤和真さん」

カズマ「病院って俺は確か、女性を助けようとしてトラックに轢かれたはず…」

医者「いえ、トラックではなく、正確にはトラクターですよ」

カズマ「へっ!?」

医者「説明しますとトラックに轢かれると思った貴方は、咄嗟に女性を助けるため突き飛ばした」

医者「はずでしたが、実はそれはトラクターで、トラクターは女性の前で止まりましたよ」

カズマ「はぁっ!?」

医者「そして、貴方はそのままトラックに轢かれたと勘違いし、気絶してしまったという訳です」

カズマ「マジですかっ!?」

引用元: もう一つの、この素晴らしい世界に祝福を! 



35: 名無しさん@おーぷん 2018/07/30(月)02:42:24 ID:j7A
???「うぅ………」


カズマ「おいおい、見ろ。」

アクア「なんだか、あの子だけ扱いが不当ね」


冒険者戦士「まぁまぁ、それくらいにしとけ。それより今度討伐に行くのはなんとあの「初心者殺し」だ!」

その他のパーティメンバーA「ええええぇーーー、初心者殺し!?」

その他のパーティメンバーB「でも、そんなクエスト見なかったような…?」

冒険者戦士「あぁ、俺がギルドに無理言ってクエストにしてもらったもんだからよ」

冒険者戦士「ひとまずレベルアップを兼ねての討伐だけど、一応高めの報酬が出るようになってるから行こうぜ!」

???「ま、任せてください!!我が爆裂魔法で粉々に消滅してやりますよ!」

冒険者戦士「そうだ、その意気だ。紅魔族のお前なら出来る、期待してるぞ」


アクア「あの人たち、まさかの初心者殺しを討伐しに行くとはねぇ……。」

カズマ「なぁ?」

アクア「なによ?」

カズマ「初心者殺しってなんだ?」

アクア「知らないの? 駆け出し冒険者にとっては文字通り天敵となる恐ろしい存在とされるモンスターで、特に知能が高くて狡猾、警戒心が強い上に素早いのが特徴よ!」

36: 名無しさん@おーぷん 2018/07/30(月)22:05:33 ID:j7A
カズマ「この世界に来たばかりで良く分からんが、そんなのが居るっていうのは本当に物騒だな」

アクア「だからこそ、討伐のし甲斐があるってもんよ。そうだ……初心者殺しの討伐報酬の高めなら私達も討伐すれば貰えるって事よね!!」

カズマ「はぁっ?」

アクア「だから、私たちも討伐に行こうっていう意味よ」

カズマ「おまっ、それ本気で!?」

アクア「さぁ、報酬の為に行くわよ!!」グイッ

カズマ「こらぁっ、引っ張るなぁ!?」ズルズル

37: 名無しさん@おーぷん 2018/07/30(月)22:20:48 ID:j7A
~クエスト地~

アクア「さぁてと、初心者殺しは……と」キョロキョロ

カズマ「ま、マジで来ちゃったよ。ってか、この駄女神、簡単な剣術しか使えない俺もそうだが、お前みたいな無鉄砲な奴が討伐なんて夢のまた夢だろ、今は!?」

アクア「ふん!ここは、私の魔法でバンバンやっちゃうから、せいぜい足引っ張るヒキニートは黙って見てなさいよ!」

カズマ「ほんと、ムカつくな、お前ぇ!」



その他のパーティメンバーA「ひええええぇぇーーーーー、初心者殺しだぁーー!?」

その他のパーティメンバーB「やっぱ怖えええぇぇーーーー!!?」


アクア「あの声はさっきのパーティの奴ね! それに今、初心者殺しって言ってたわ!カズマ、行くわよ!!」グイッ

カズマ「おわぁっ!?」ズルズル

38: 名無しさん@おーぷん 2018/07/30(月)23:20:23 ID:j7A
初心者殺し「ガルルルル」ノッシノッシ

???「ほぉー、これが初心者殺し…話は聞いていましたが、実際に見る初めてです」

冒険者戦士「見とれるな、俺の作戦で行くぞ」


アクア「いたいた。あれが初心者殺しよ」

カズマ「あれが、まるでサーベルタイガーじゃねぇか!?」


カキン、カキン、ドンッ

その他のパーティメンバーA「素早いし、いくら何でも無茶苦茶ですよ」

その他のパーティメンバーB「流石に俺達が挑戦するのは、早過ぎますって!?」

冒険者戦士「ガタガタいうな! とにかくこれでいいだろ、おい……止めの爆裂魔法放って!」

???「分かりました!」スッ


アクア「いよいよ、あの子が爆裂魔法ってヤツをお見舞いするのね」

カズマ「………」ゴクッ

39: 名無しさん@おーぷん 2018/07/30(月)23:34:46 ID:j7A
???「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。」

???「覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!」

???「踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。」

???「万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれ!」

???「これが人類最大の威力の攻撃手段、これこそが究極の攻撃魔法」

???「エクスプロージョン!」

ドドッカアアアアアアアアンッ!!


アクア「こ、これは!?」

カズマ「お、大きな威力の爆発だとっ!?(ってか、呪文みたいな唱えてたが、滅茶苦茶なげええぇーー!!?)



モクモク

その他のパーティメンバーA「いやはや、いつ見ても凄いよな、エクスプロージョンは…」

その他のパーティメンバーB「まったくだ。これだけの威力を持ちながら、これしか使えないってのももったいねぇなぁ…」

冒険者戦士「いいぞ、いいぞ。この威力だったらいくら初心者殺しでもひとたまりm」

初心者殺し「ウガアアアアア!」

その他のパーティメンバーA・B「「えええええぇぇぇーーーーっ!!?」」


アクア「あ~ぁ、怒ってる。これはヤバいわね…。」

カズマ「あの爆発でも生き延びるとは、どんだけタフなんだよ!!」

40: 名無しさん@おーぷん 2018/07/30(月)23:41:21 ID:j7A
その他のパーティメンバーA「や、奴がまだ生きてるなんてやっぱ文字通りの化けモンだ!リーダー、どうします!?」

冒険者戦士「くっ、俺とした事が甘く見てたぜ…」

その他のパーティメンバーB「それよりどうします!?あいつ、完全怒ってますよ!!?」

冒険者戦士「クエスト失敗か…。チッ、仕方ねぇ、逃げるぞ!!」

その他のパーティメンバーA・B「「へいっ!!」」


アクア「情けないわね~。作戦なんか展開しておいて、結局駄目で、挙句に逃走……無駄足もいいところね」


???「だ、誰かぁ~、私をおんぶしてください……」


カズマ「あれ、あの爆裂魔法の子だけ、力が無くなったみたいにぐったりしてねぇか?」

41: 名無しさん@おーぷん 2018/07/30(月)23:56:33 ID:j7A
その他のパーティメンバーA「あ、リーダー。あいつ、また魔力切れ起こして倒れてますよ」

その他のパーティメンバーB「ほんとだ。リーダー、また背負って逃げますか?」

冒険者戦士「…………いや、よく見ろ」

初心者殺し「ガルルルル」

???「う、動けません、たすけてください……。この黒き破壊獣が、我が体を狙って……」

その他のパーティメンバーA「お、初心者殺しの奴、あいつに目を付けてますねぇ」

冒険者戦士「あぁ、逃げるチャンスだ。気の毒だが、あいつには俺らパーティが生き延びる為の犠牲になってもらおう」

その他のパーティメンバーB「おぉー、最後の最後であいつが役に立ちましたね」


カズマ「なにぃっ!?あいつら、あの子を犠牲にして逃げるってどういう事だよ!?」

アクア「あー、パーティじゃ、たまに自己犠牲って言って自分から仲間を助ける為に犠牲になるって事があるのよ」

カズマ「いやいや、自己犠牲というか、事情は分からないけど、あの子動けないってだけみたいだし、自分から犠牲になるとか言ってねぇだろ!!」

カズマ「いくら何でも酷じゃねぇか!!」

アクア「わ、私に言葉をぶつけられても分からないわよ…。」

42: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)00:09:55 ID:9wY
???「だ、だれでも、いいですから……早く……」

冒険者戦士「悪いな、俺達は逃げる。犠牲になってくれてありがとな!」ダッ

???「えっ!」

その他のパーティメンバーA「短い間だったけど、ありがとう。さらば、な!」ダッ

その他のパーティメンバーB「最後に役に立ってくれてほんとにありがとな。お前の事は忘れねぇからな」ダッ

???「あ、ま、待ってください………!?」

シーーーーーン

???「は、反応なし……。どうやら、私はパーティに見捨てられたようですね……」

初心者殺し「ガルルルル」

???「ふっ。私としたことが、まさかここまでとは……。」

初心者殺し「ウガアアアアア!」

???「組んでいたパーティに見捨てられた挙句、初心者殺しに食われて短き人生に終止符……。悲しき最期でs」


アクア「ゴッドブローーーーーーーーーッ!!!!!」ドゴン

初心者殺し「ウガアアッ!!」グラッ

???「っ!!?」

43: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)00:19:46 ID:9wY
タッタッタ

カズマ「おい、大丈夫か?」スッ

???「あ、あなたがたは!?」

カズマ「話はこのモンスターから逃げ延びた後だ。動けないなら俺が背負ってやるから、この場を離れるぞ!!」ヨイショット

???「っ!」




初心者殺し「ウガアアアアア!」

アクア「起き上がるのが早いわね! こうなったら次は……」

カズマ「おい、アクアー、逃げるぞーーー!」

アクア「ちょっと待ってよ、こいつを討伐しないと!?」

カズマ「そんなもん、またいずれ討伐にし来ればいいだろ!!今は動けないこの子を街まで安全連れて行くのが最優先だ!!」

アクア「なによ、いいわよ。私一人d」

カズマ「あぁ、もう!!」グイッ

アクア「あ、ちょっと、カズマぁ!!?」

カズマ「さっさと逃げるぞ、駄女神!!」ダッ

アクア「ああああぁぁーーーー、私の討伐報酬があああぁぁーーーー!!!」ズルズル

44: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)00:32:33 ID:9wY
~アクセルの街 ギルド~

カズマ「もう大丈夫か?」

???「はい。ずっと背負わされたままですが、ひとまず立てる所までは回復してます」

カズマ「そうか。なら安心だ」

アクア「私の報酬………報酬がぁ………」ズーン、ボソボソ

カズマ「いつまで落ち込んでるつもりだ!」

アクア「だってぇ~、初心者殺しの討伐報酬は今まで手にした報酬よりも一番高かったのに……それをカズマさんがぁ~」ウルウル

カズマ「どんだけがめついんだよ、お前。それに、今の俺らじゃどっちみっち初心者殺しの討伐なんて無理だろ!!」

アクア「うぅ……」ズーン

45: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)00:44:36 ID:9wY
???「危うく食われそうな所を、なんて礼を申せば良いのか分かりません」

カズマ「お礼はいいよ。助けるのはまぁ、当然だしな」

アクア「かっこつけちゃってぇーー、助けると思わせて実は戦わずして逃げる為の口実にしてただけなんでしょww」プークスクス

カズマ「戦略的撤退って言うんだよ、駄女神」ゴンッ

アクア「いったぁ!?ちょっと、この高貴な女神を殴るなんてどういうつもりよ!」

???「女神?」

カズマ「あ、こいつ、そう思い込んでる痛い奴だから」

アクア「だから、本物の女神だってばぁーっ!?」

46: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)00:54:10 ID:9wY
???「あのぅ、一つ聞いていいですか?」

カズマ「なんだ?」

???「ギルドで出会って少しだけ話をしただけなのに、なぜわざわざ私を助けてくれたんですか?」

???「あの初心者殺しです…。私を見捨てたパーティみたいに、私など放って置けばよいのに、なんで初心者殺しに立ち向かってでも私を助けに??」

カズマ「あぁ、そういう事か。簡単だよ………ただ、自分の目の前で危ない目に遭いそうな奴が居たから当たり前だと割り切って助けた、それだけだよ!」

???「目の前で危ない目に遭いそうだから助けた………ありきたりの答えですね…。」

カズマ「うっ……」

アクア「ぷっ!!」クスクス

カズマ「………」ゴンッ

アクア「イタッ!?また、やったわねぇ!!」

???「ふっ………」クスッ

カズマ・アクア「「んっ?」」

47: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)01:08:16 ID:9wY
???「ありきたりの考えを持ってこそどんな状況でも見捨てずに助けられる……。まったく、人を犠牲にするようなどっかのパーティにも見習ってほしいものです」

カズマ「あぁ、それはお前が入ってt」

???「これ以上は言わないで下さい」

カズマ「あぁ、悪い」

???「それより、あなたがたはパーティメンバーの募集を張り出していましたよね?」

アクア「えぇ、もちろん!!」

???「では、決めました!!」

カズマ「なにがだ?」

???「あなたがたのパーティに入る事です。いえ、私をこのパーティに入れてはもらえませんか?」




カズマ「えええぇーーーっ!!?」

48: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)01:28:48 ID:9wY
???「むろん、条件も満たしていますよ。上級職のアークウィザードですから」

カズマ「アークウィザードって言ったな? もしやとは思うけど、パーティの話を聞いたり、遠目で見ていたが、爆裂魔法しか使えないのか?」

???「はい。私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード。爆発系の魔法が好きなんじゃありません、爆裂魔法が好きなのです。」

カズマ「他の魔法も本当に一切使えないのか?」

???「野暮な事を聞きますねぇ…もちろん使えません。私は爆裂魔法しか愛せないのです!」

カズマ「で、もう一つ聞くが、エクスプロージョンってヤツを使用したら倒れたが、あれは?」

???「むろん、我が奥義である爆裂魔法はその絶大な威力ゆえ、消費魔力もまた絶大。要約すると身動きが取れなくなります」

カズマ「まさに一撃必殺ってヤツか…。爆裂魔法一択、それも一回しか使えないアークウィザード………あのパーティをお前を雑に扱う理由が分かったような気がしたよ」

???「おい、私の爆裂道及び私に対する文句があると言うのなら聞こうじゃないか!」

49: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)01:35:19 ID:9wY
カズマ「う~ん、いくら上級職とはいえ、足手まとい確定だからな。心配という前に不安だらけだ」

???「我が望みは魔法を放つこと。報酬などおまけに過ぎず、なんなら山分けでなく、食事とお風呂とその他雑費を出してもらえるなら、我は無報酬でもいいと考えている。アークウィザードである我が力が今なら食事とちょっとだけでいい。」

???「あ、でも、食事の量はなるべく大目でお願いしますが…」

カズマ「う~ん……」

???「まだ不安でいっぱいなんですね。まぁ、もちろん他の魔法を習得すれば冒険が楽になるでしょう。火、水、土、風。この基本の四属性だけでも取っているだけでも違います。」

???「…ですが、ダメなんです。私は爆裂魔法しか愛せない。たとえ一日一回の魔法でも私は爆裂魔法しか愛せないのです!」

アクア「いいわよ」

カズマ「おい、アクア!?」

50: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)01:38:30 ID:9wY
???「い、入れてもらえるのですか!?」

アクア「もちろんよ。上級職の条件を満たしていて、尚且つここまでロマンを語れる所、はっきり言って気に入ったわ」

???「あ、ありがとうございます」

カズマ「アクアーー」

アクア「あ、カズマさんも、もちろんOKよね?」

カズマ「うぅ…でもなぁ……」チラッ

???「………………」ドキドキ

カズマ「……………」





カズマ「はぁ、しょうがねぇな!」

51: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)01:43:39 ID:9wY
???「で、では!?」

カズマ「あぁ、いいよ。助けたって事もあるし、何かの縁だ。もう俺達のパーティに入れ!」

???「!!!……………はい、ありがとうございます♪」ニコリ

カズマ(お、笑うともっと可愛いな!)


カズマ「いやいや、俺のほうこそよろしくな、えぇと………?」

???「あ、自己紹介がまだでしたね。」

52: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)01:49:46 ID:9wY
めぐみん「我が名はめぐみん。紅魔族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操りし者。」

カズマ「……………めぐみん? 冷やかしか??」

めぐみん「ち、ちがわい!?」

アクア「カズマー」

カズマ「なんだ?」

アクア「紅魔族は皆、変わった名前をしているのよ。だから、そこのめぐみんも…」

カズマ「あぁ、そういう事か」

めぐみん「何をどう納得されているかは分かりませんが、私からすれば街に居る人達の方がよっぽど変な名前に聞こえますがねぇ…。」

カズマ「ちなみに両親の名前は?」

めぐみん「母はゆいゆいで、父がひょいざぶろー」

カズマ「うん。納得だ」

めぐみん「おい、両親の名前に関して言いたい事があるのなら聞こうじゃないか!」

53: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)01:55:49 ID:9wY
カズマ「俺は佐藤和真、カズマでいいぞ。で、冒険者だ」

アクア「私はアクア、水を司る女神よ。上級職のアークプリーストよ」

めぐみん「カズマにアクア、ですね。よろしくお願いします」



めぐみん「それで、そのいきなりですが、アクアに伝えたい事があります」

アクア「何かしら?」

めぐみん「その、私とぶつかった時や先ほどの話の中でも自分を女神だと言ってましたが、流石に自分でも痛いとは思わないんですか?」

アクア「なっ!?」ガーン

カズマ「ぷっ!!」プルプル

54: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)02:02:02 ID:9wY
めぐみん「私やカズマの前では良いのですが、流石に他者や初対面などに対してはあまりよくないかと…」

アクア「何言ってるの、私は正真正銘の女神d!?」

めぐみん「えぇ。痛い子だという事は十分伝わりましたので……」

カズマ「ぶふっ!」プルプル

アクア「なんでよおおおぉぉーーーーーー、なんで女神だと信じてくれないのよおおおぉぉーーーー!!!?」

カズマ「くっくっく……」プルプル

カズマ(なんだかんだあって、パーティに新しくアークウィザードのめぐみんが加わった、とさ…。)





第二章『迷えるアークウィザード、我が名はめぐみん』終わり

55: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)22:03:46 ID:9wY
第三章『突如現るドMクルセイダー、名はダクネス』


カズマ「さぁて、今日はどうっすか?」

めぐみん「カズマ、クエスト行きましょう、クエスト!!今こそ我が爆裂魔法を思う存分、味わわせてやりたいのです」

アクア「私もクエストに行きたいわ。まだ返せていない借金もあるし」

カズマ「やる気があるのは結構だが、今の俺らに見合うクエストがあるのかどうか……ムッ!」

めぐみん「どうしましたか?」

カズマ「これ見ろ!」



クエスト募集の張り紙『最近、盗賊の被害に遭っていてとても困っております。
           そこで撃退をお願いしたのですが、なるべく腕っ節に自信がある人でお願いします。
                                          報酬 60万エリス』


アクア「たくさんのクエストの中で、討伐報酬が一番高額じゃない。これにするわ!!」バッ

めぐみん「盗賊ですか…。まぁ、たまにはモンスター以外の爆裂もいいですね」

カズマ「おい、待て、腕っ節に自信がある奴だろ? 俺らにそんな自信ある訳g」

めぐみん「カズマ、アクアがもう受付に行ってしまいましたよ」

カズマ「ええぇぇーーっ!!!」

56: 名無しさん@おーぷん 2018/07/31(火)22:16:18 ID:9wY
カズマ「結局、無理矢理受ける事になるとは……」

アクア「クエストの詳細によると盗賊のアジトがこの周辺にあって、直接アジトに乗り込んでから退治してもらいたいそうよ」

めぐみん「そういえば、盗賊で思い出しましたが、最近相次いで周辺の村々が盗賊に襲われ、金品を強奪される事件が起きているそうです。」

カズマ「でも、盗賊ってそんなに強いのか?こんなに事件が起きれば、もっと腕っ節の強い連中が退治に行くと思ったけどよ」

めぐみん「聞いた話ですが、最近盗賊には護衛という者が存在するそうで、しかもその護衛自ら盾となってあらゆる攻撃を防ぐ事が出来る程の強い防御力を誇るとか…」

めぐみん「盗賊からしてみれば、『最強の壁』と言った所でしょう」

カズマ「なんだよそりゃあ!? 護衛が最強の壁って、どこからその護衛呼んできたって話になるな!」

アクア「まぁ、この高貴な最強女神の私が居るんだから、100%大丈夫よ。勝ち誇った気でいるといいわ」

カズマ「おーーい、その100%と思える確率はどこから来てるんだよ…」

57: 名無しさん@おーぷん 2018/08/01(水)00:12:31 ID:DUg
ゾロゾロ

めぐみん「あ、カズマ、アクア…向こうから何か来ますよ」

カズマ「おい、あれって!!」

アクア「間違いないわ。服装からして盗賊たちね」

アクア「アジトを探す前に現れるなんて好都合よ。まぁ、アジトに乗り込んでから退治してもらいたいって話だけど、ひとまずこの場で退治しても一緒よね」

めぐみん「人数はまぁまぁいるようです。これは爆裂魔法のし甲斐がありますね」

カズマ「待ってよ!クエストを受けた後で言うのもアレだが、本当にやるつもりかよ!?」

アクア「なによ?ここで逃げ腰になったのかしら、プークスクス。カズマサン、情けな~い!」クスクス

めぐみん「ここでヘタレになってどうするんですか、と言いたいところですが、ヘタレになるのならどうぞご勝手に。私とアクアだけでもやってやりますから」シャキ

カズマ「いつも馬鹿にするアクアはおいといて、めぐみんがそう言うなら俺は本気で何もしない。二人で出来るなら頑張ってくれ、俺は近くで応援でもしてるからよ」

めぐみん「本気ですか!?今のは、カズマに発破をかける為に言ったつもりなのですが!!」

カズマ「どっちみち俺はこのクエスト、乗り気じゃねえしな」

アクア「まったく!めぐみん、もうほっといて私たちだけでやっちゃいましょう」

めぐみん「はぁ~、カズマはどうしてこう、どうしようもないヘタレなのでしょうか…」ジト目

58: 名無しさん@おーぷん 2018/08/01(水)21:43:18 ID:DUg
アクア「あなた達!!」

盗賊の首領「あぁん、なんだてめぇら?」

めぐみん「数々の悪行、聞いてますよ。なので、私たちが退治します」

盗賊の首領「へっ、退治だぁ?いいだろう、おい……護衛出番だぜ」

???「任せろ!」ダッダッ

アクア「!………えっ!?」

???「ほぅ。我ら盗賊に牙を向けるのは誰かと思えば、私と同じ女性とはなぁ…」

めぐみん「なっ、なんですか!?護衛と聞いたから男かと思えば、私達と同じ女じゃないですか!」

???「別に珍しくはない。女だって盗賊はやってる」




カズマ(隠れて見てっけど、護衛がまさかの女性とは…。だけど、あの護衛良く見たら……)

???「」ボン、キュッ、ボン

カズマ(スタイルがマジでええぇぇーーーっ!!?//////)

???「」キラキラ

カズマ(しかも中々の美人だ!!///)ポォーーー

59: 名無しさん@おーぷん 2018/08/01(水)21:47:33 ID:DUg
アクア「アンタが例の盗賊の護衛かしら?」

ダクネス「そうだ。名はダクネス、クルセイダーで、盗賊に雇われた護衛だ」

めぐみん「クルセイダー………私達と同じ上級職ですか」

ダクネス「ほぉ、お前達も上級職か?」

アクア「当然よ。私はアクア、アークプリーストよ」

めぐみん「我が名はめぐみん、アークウィザードです」

ダクネス「ふむ。アークプリーストにアークウィザードか。」

ダクネス「なら……………」






ダクネス「極上の痛みを味わわせてくれるのだなっ!!/////」ドキドキ

アクア・めぐみん「「っ!?」」

カズマ(っ!!!)

60: 名無しさん@おーぷん 2018/08/01(水)21:56:10 ID:DUg
盗賊の首領「おい、ダクネス。」

ダクネス「アークプリーストはその杖を使って、そしてアークウィザードは魔法だ……きっとあんな事やこんな目に遭わされ、挙句にボロボロのズタボロに……くぅぅ、たまらん?」ビクビク

盗賊の首領「おーーい」

めぐみん「ヤバいです!?あれ、ヤバいですよ!!」

アクア「彼女、凄い○○の持ち主みたいね…」

アクア「あんな奴、私のゴッドブローでおしまいにしましょう」


ダクネス「おっ、来るか!」

アクア「ゴッドブローーーーーーっ!!!」

ガキン

アクア「って、ええぇーーー、なにこれ!?」

めぐみん「出ましたか、例の護衛の高い防御力が……。」



カズマ(マジか。普通の人には大抵効くゴッドブローが無効化されるとは。どんだけ硬いんだよ…。)

61: 名無しさん@おーぷん 2018/08/01(水)22:00:15 ID:DUg
ダクネス「あぁ………鎧を伝って体中に響くこの感じ………いいっ??」ゾゾッ

ダクネス「もっとだ、もっと打ってこい!!」ハァハァ

アクア「はぁっ!?」

盗賊の首領「見たか。護衛のダクネス、性格はアレだが、防御面は一流だ」

盗賊の首領「護衛ならぬ盾として扱えば、どんな攻撃に対抗できる。まぁ、武器の扱いはヘタで、攻撃が当たらないのが玉に瑕だけどな」

ダクネス「うぅ……盾としての考えと玉に瑕だという罵倒が心に沁みてくるぅ~///」ゾクゾク

62: 名無しさん@おーぷん 2018/08/01(水)22:19:42 ID:DUg
めぐみん「防御のみ特化していて、攻撃が不器用とは一体?!」

ダクネス「奴の言った通りだ。私は不器用だから攻撃は当てられないが、防御だけは長けている。だからこそ、盾として好き勝手に扱ってもいい/////」

アクア「そんなにお望みなら、鎧ごと破壊されるまでやってあげるわよ!!」

ダクネス「おおおぉぉーーーーー、頼むぞ?」ハァハァ

盗賊の首領「お、おい、何だか主旨が変わってきてないか!?」



カズマ(確かに…)

63: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)00:09:53 ID:h6I
~そして~

アクア「はぁはぁ…」

ダクネス「ハァハァッ/////」ビクビク

めぐみん「あ、あのぅ、アクア?」

アクア「なに?」

めぐみん「私はいつ爆裂魔法を放てばよいのでしょう?」

ダクネス「そうだ!!次は爆裂魔法を撃ってくれえぇーー!!」

めぐみん「なっ!?」

アクア「くっ、あんなにゴッドブローを連続食らわせたのに、まったく効果が無いなんて……」

64: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)00:26:03 ID:h6I
盗賊の首領「おい、ダクネス!いつまで勝手な事をやってるつもりだ!!」

盗賊の首領「攻撃は俺達に任せて、お前はさっさと全員の守りに徹しろ!!」

ダクネス「断る!!」

盗賊の首領「なにぃっ!!?」

ダクネス「私はクルセイダーとなってからずっとたくさんの攻撃を受け続けた。だが、それなりに満足感が得られず、以降は自分なりに満足ある攻撃が出来る者を求め続けるようになった」

ダクネス「その目的の為だけに私は盗賊の護衛となり、様々な場所での人々の応戦を受ける事で探し続けた。そして、私は遂にピッタリな者を見つけた………そう、目の前に居るアクアを!!」

アクア「はあぁぁーーっ!?」

めぐみん「な、なんですか、それ!?」

カズマ(あの変態クルセイダー、素材は良いのに、中身は残念だ、本当…。)

65: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)00:34:42 ID:h6I
ダクネス「お前のゴッドブロー、凄い威力だったぞ。あれを連続で受けたら、今までにない感覚を味わった気分だ///」

ダクネス「あ、後、そこのめぐみんという者の爆裂魔法にも興味が湧いている!!」

めぐみん「爆裂魔法が、変態の快楽というのに使われそうで、怖いです」

ダクネス「という訳で盗賊たちには攻撃させず、こいつらを生かして私がずっと攻撃を受け続けていられる状況のままにしたい。だから盗賊のサポートは断る!!」

盗賊の首領「てめぇ、まさか裏切るつもりか?」

ダクネス「裏切るも何も貴様らの護衛になったのは、私自身の思いを満たす者を探す為だ。」

ダクネス「そして、その者が見つかった今、貴様らの護衛として盾になる必要もなくなった…そういう事だ」

66: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)00:44:36 ID:h6I
盗賊の首領「くっそぅ、ならてめぇはもう用済みだ。そいつら、ごと始末してやる!!」

アクア「いよいよ、来るって訳ね」

めぐみん「では、もう爆裂魔法の準備をしましょうか」

ダクネス「私の身の危険もそうだが、お前たちまで危険に晒されたらせっかく果たされた目的も無になってしまおう……。」

ダクネス「だから、ひとまず私はお前たちの盾となろう!!」

アクア・めぐみん「「えっ、さっきまで敵対関係だったのに(だったはずでは)!!」」

ダクネス「細かい事は気にするな。いいから、こいつらを撃退するぞ」



盗賊の首領「おい、お前らやっちまえぇーー!」

オオオォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




カズマ(なんだか、急というか、変な展開になったぞ。大丈夫か!?)

67: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)00:53:20 ID:h6I
アクア「ゴッドブローーーーーーー!!!」

ギャアアアアアアアーーーーーー

盗賊の首領「おい、あそこにいるアークウィザードから始末しろ」

めぐみん「くっ、まだ準備中ですので、隙が生まれてしまいます」

ダクネス「任せろ。お前は私が守ってやる」バッ

ガキン、ガキン、ガキン

めぐみん「た、助かりました。」

ダクネス「なに、これぐらいh……ハッ、危ない!?」

めぐみん「えっ?」クルッ

スキアリィィィーーーーー

めぐみん「うわぁ!?べ、別の方から盗賊がぁ!!」

アクア「めぐみーーーん!!?」





カズマ「スティール!!!」シュパァ

68: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)00:58:56 ID:h6I
スカッ

ッテ、アレェ!?ブキガナイッ!!?

アクア「隙あり、ゴッドブローーー!」ドゴッ

ギャアアーーーーー

アクア「めぐみん、大丈夫?」

めぐみん「え、えぇ。ですが、今私に襲い掛かろうとした盗賊が持つ短刀が急に無くなったおかげで斬られずに済みました」


カズマ「ったく、世話をかけるなっての!」グッ

めぐみん「カズマっ!」

アクア「もしかして、今のカズマが?」

カズマ「あぁ。こうなる状況も考えて、スキルを覚えてたんだよ」

69: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)01:04:48 ID:h6I
ダクネス「なんだ、もう一人居たのか! しかも今度は男か」

盗賊の首領「チッ、仲間が居たのは想定外だ。しかもあれは俺達、盗賊の特有スキル「スティール(窃盗)」じゃねぇか!!」

ダクネス「スティールが使えるという事は盗賊と言いたい所だが、その服装からしてお前は冒険者だな?」

カズマ「あぁ、その通りだ!」

盗賊の首領「最弱職だが、様々なスキルを覚える事が出来るアレか…。」

盗賊の首領「えぇい、面倒だ。まとめてやっちまえ!!」

70: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)01:12:22 ID:h6I
アクア「まだ数は居るわね」

めぐみん「後もう少しで準備が終わります」

カズマ「乗りかかった船だ。途中だが、ここからは俺も手助けしてやる」

アクア「カズマ、あんた最初は逃げ腰だった癖に本当に大丈夫ー?」

カズマ「あ、あぁ。まぁ、スティールでめぐみんを助けたから、どっちみち俺も盗賊に目を付けられたし、このまま逃げても追われるだけだからな」

カズマ「だったら、逃げるよりもうやるしかねえだろ!」

めぐみん「カズマ…結局、最後は見捨てずに助けてくれる、私はそう信じていましたよ」ニコリ

カズマ「止めろ。褒められるのは、照れくさい//」カァーー

ダクネス「フッ。中々良いパーティではありそうだな」

71: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)01:18:38 ID:h6I
……………………………………

めぐみん「準備は整いました」

アクア「ったく、ようやくね」

ダクネス「おぉ、いよいよ爆裂魔法が見られるのか。どうせならどのような威力かを直に楽しみたい所だが、今回は見てから判断しようじゃないか」

カズマ「よし、めぐみん、盗賊のボスもろともやれええぇーーー!」

めぐみん「任されました」


盗賊の首領「ちくしょー、食らってたまるか。一人だけでも逃げてやる」ダッ

アクア「あっ!」

ダクネス「このまま逃がせば、爆裂魔法の餌食に出来なくなるぞ!!」


カズマ「させるか、バインド!」シュパァ

72: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)01:37:03 ID:h6I
盗賊の首領「なにぃ、急に動けなくなっただとっ!?」

アクア「バインドって、相手を拘束するスキルよね?いつの間に覚えたのよっ?!」

カズマ「それは後々説明するから、今は勘弁してくれ」

ダクネス「うむ。先ほどの剥ぎ取るといい、相手を拘束するといい、私をそそらせるようなスキルばかりではないか!?//////」ゾクゾク

カズマ「おい、そんな変な事するためのスキルじゃねぇぞ?」

ダクネス「とにかく、スキル自体は気に入った。それと、貴様はカズマとか言ったな?」

カズマ「あ、あぁ」

ダクネス「カズマ、お前もグッドだ。アクアと同様、私の思いを満たせる者の一人として認識しよう」

カズマ「いや、そんなものにグッドと褒められたり、認識されても嬉しくないぞ!?」

73: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)01:42:10 ID:h6I
めぐみん「おい、私を忘れるな」

カズマ「悪い。めぐみん、ボスも含めて全員動けないようにしたから、さっさと例の爆裂魔法で止めを刺せ」

めぐみん「言われなくてもそうしますよ」





めぐみん「エクスプロージョン!!!!!!」

ドドッカアアアアアアアアンッ!!

ギャアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

74: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)01:48:35 ID:h6I
モクモク

ダクネス「おおぉーーーー、これがめぐみんの爆裂魔法だな!響く程の大爆発とクレーターが出来る程の威力、気に入った。」

ダクネス「めぐみんも私の思いを満たせる者の一人として認識しよう。そして、次はぜひ私にそのエクスプロージョンをっ///」ハァハァ

カズマ「こんな時でもド変態になるんじゃねえよ!!」

ダクネス「ひっぐぅ…………ド、ド変態……だとぉ!?/////」ビクビク

ダクネス「ば、罵倒するその鬼畜さも中々良いな、カズマは!!」

カズマ「どんだけ自分の○○に持ち込む気なんだよ……」

75: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)01:53:35 ID:h6I
アクア「カズマー、見て見て。盗賊たちが見事に全滅よ。これで報酬60万エリスは頂きね♪」

めぐみん「カズマぁ~、またいつものようにおぶってくださぁ~い」

カズマ「で、一方は浮かれ、もう一方は魔力を使い切って倒れてるし…。」



~ギルド~

カズマ「なぁ、ダクネス?」

ダクネス「なんだ?」

カズマ「なんでお前、ついてきてんの?」

ダクネス「? ついてきては駄目なのか?」

カズマ「いや、駄目とは言ってねえけど、ついてくる意味が分からないんだよ?」

ダクネス「そういう事か。」

76: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)02:05:36 ID:h6I
ダクネス「単刀直入に申そう。私をパーティに入れてくれないか?」

カズマ「訳を聞こうか!」

ダクネス「先ほどアクアとめぐみんから聞いたが、酷い目に遭わされることが多いそうじゃないか」

カズマ「酷い目って、例えばジャイアント・トードに呑み込まれそうになったとか…?」

ダクネス「それだ。ジャイアント・トードに呑み込まれそうになった挙句、粘液まみれだと聞いた!!」

ダクネス「それを聞いて、私もぜひ味わってみたい、その粘液○○○というのものを……////」ハァハァ

カズマ「おい!!」

ダクネス「それに私の思いを満たしてくれる者が三人も居て、それがパーティ全員ならば、むしろ入る他ないだろぉっ!!」グイッ

カズマ「うぉっ、顔が近い!?」

77: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)13:29:11 ID:h6I
ダクネス「それに先ほど募集を見たのだが、条件は上級職とあった。私はクルセイダー、上級職であって条件にもピッタリと当てはまるぞ!」

カズマ「た、確かにそうかもしれないが、俺のパーティには今、足手まといで役に立たない駄目なアークプリーストに爆裂魔法を一日一回しか放てないアークウィザードがいるんだ!」

カズマ「そこに武器を使用しても全く当たらない変態クルセイダーが加わったらチームパーティの勝率はグーンと下がる上、事実上リーダーである俺の負担が更にヤバい事になるんだぞ!?」

ダクネス「はうわぁっ!?/// へ、変態…クルセイダー……だとぉ!!」ビクッ

ダクネス「いい……///他者に対する罵倒に乗じて私まで巻き込むとはっ…………いい、ハァハァ。中々の鬼畜っぷりだな、カズマはっ/////」ビクビク

カズマ「おい、こんなとこでそれ、言ったら俺まで変態みたいに見られるから止めろ!?」

ダクネス「そうか。カズマも鬼畜な上にかなりの変態なのだなっ///」ゾクゾク

カズマ「そうは言ってねえだろがっ!?(まぁ、ダクネスが今放った言葉はある意味そうだが…)」

78: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)13:37:23 ID:h6I
ダクネス「うん、ますます気に入った!是が非でもこのパーティに入れてほしい!!」

カズマ「うん、断る」ニコリ

ダクネス「笑顔で断れたっ!?…………だが、それもまたイイっ??」ゾクゾク


アクア「ちょっと先から何やってるのよ?」

めぐみん「先ほどから周囲の目があまりにもゴミを見るような雰囲気でしたので、見かけて来ちゃいましたよ」

カズマ「おう、アクアにめぐみん。ちょっといいか?」

アクア「なによ?セクハラしたいって言うのならお断りよ?」

カズマ「いやいや、何も言ってねえのに、勝手に決め付けるのはよくねぇぞ!!?」

めぐみん「カズマの日頃の行いと性格が悪いんですよ」

カズマ「俺、そこまでか?」

アクア・めぐみん「「うん」」コクリ

カズマ「マジで泣いていいか?」

ダクネス「おぉぉーーい、カズマだけじゃなく、私も罵ってくれええぇぇーーー/////」

79: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)21:05:42 ID:h6I
…………………………………………

めぐみん「成る程。私たちのパーティに入りたいという訳ですか」

カズマ「あぁ。それでお前らの意見も聞きたいんだけど?」

アクア「私は構わないわ。上級職のクルセイダーなら大歓迎よ」

めぐみん「私もです。それに盗賊との戦いの時も、ダクネスを身を挺して私を守ってくれましたし、役に立つとは思いますよ」

ダクネス「そうか。だったら、私を入れてくれるだろう?」

カズマ「う~ん」

めぐみん「カズマ、理由はどうであれ、私たちのパーティに守りは必要です。ならば、ダクネスは適任ですよ」

アクア「そうよ。いくらリーダーでも、役に立つ人を入れないというのは酷じゃないかしら?」

カズマ(まぁ、確かにダクネスは○○は酷いし、攻撃も当たらない程の不器用だけど、その分防御でカバーできるなら………いいかな?)



カズマ「分かったよ」

ダクネス「!………じゃあ!?」

カズマ「俺らのパーティに入れ!そんで、その自慢の防御力で俺達の役に立ってくれよ」

ダクネス「了解したぞ。今後、よろしく頼む」

80: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)21:45:43 ID:h6I
アクア「ダクネスが私たちのパーティに入るのが決まったのなら、ダクネスの歓迎会を開かないとね!」

めぐみん「いいですね。」

アクア「シュワシュワ四つと料理はここからここまで全部持ってきなさい!!」

カズマ「おい待ってよ!いくら歓迎会でも頼み過ぎだろ!?」

アクア「今日はいっぱい飲んで、いっぱい食べたい気分なのよ!空気を読みなさいよ、ヒキニート!!」

カズマ「そんなんで空気読んでたら、あっという間に金が無くなりそうで、怖いんだよ!?」

ダクネス「まぁまぁ、せっかく私の為にアクアが歓迎会を提案してくれたんだ。今日だけはいいんじゃないか?」

カズマ「………はぁ、しょうがねえな。今日だけだ、今日だけ遠慮しなくていいぞ」

めぐみん「そうです、カズマ。そうこなくては!」

アクア「やったわ!!じゃあ、シュワシュワをじゃんじゃん持ってきなさーーい!」

カズマ「だけど、お前は少しは遠慮しろよなぁ!?」

ダクネス「まぁまぁ。」

カズマ(今回も色々あったが、パーティに新しくクルセイダーのダクネスが加わり、メンバー四人。俺以外は全員上級職に恵まれた、とさ…。)






第三章『突如現るドMクルセイダー、名はダクネス』終わり

81: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)21:58:59 ID:h6I
エピローグ『カズマ達よ、永遠に』


カズマ「ふわぁ~、もう朝かぁ…」

アクア「むにゃむにゃ………ZZZ」

カズマ「おい、起きろ。いつまで寝てんだ」コツン

アクア「んっ………んんっ………あ、おはよう」

カズマ「おはよう。だが、めぐみんもダクネスももう起きて、先にギルドに行ってるぞ」

アクア「あ、ダクネスの歓迎会でお金使い過ぎて……」

カズマ「そうだよ。お前、頼み過ぎやがって…。お蔭でツケになっちまったじゃねえか」

アクア「あ、えぇと、カズマさん、そのツケも何とか支払っt」

カズマ「知るか。自分の蒔いた種だ、自分でクエストで稼いで払え!!」

アクア「わあああぁーーーん。一人じゃ到底難しいわよ!!!」

カズマ「まぁ、あの時許した俺も俺だから今回ばかりはツケの支払いに協力してやる」

アクア「もぅ~、最初から手伝ってくれるのなら素直に言えばいいのにwww」

カズマ「やっぱ、止めようk」

アクア「わああぁぁーーー、ごめんなさい!?だから、止めてないでええぇっ!!?」

82: 名無しさん@おーぷん 2018/08/02(木)22:17:20 ID:h6I
~ギルド~

カズマ「おーい!」

アクア「………」

ダクネス「お、カズマ。それにアクアも起きたか」

めぐみん「お先にクエスト探していましたよ」

アクア「楽して稼げそうなクエストはあった?」

ダクネス「カズマみたいな事を言うな、アクアは」

カズマ「いや、俺も最初は楽して稼げそうなって考えたには考えたが、今は金も無いし、ピンチだからそこまで楽しようとは考えてないぞ!?」

めぐみん「今はという事は、いずれ安定した収入が入った場合は楽をしようとしますね」

カズマ「おい!?」

83: 名無しさん@おーぷん 2018/08/03(金)00:43:12 ID:1kq
ダクネス「こらこら、無駄話は終わりにしてクエストを探そう。そうだな、なるべく一撃一撃が強いモンスターが出てくるクエストにしないかっ!///」ハァハァ

めぐみん「いえいえ、ここはモンスターの数が一番多いクエストにしましょう。私の爆裂魔法で綺麗さっぱり吹き飛ばして」キリッ

カズマ「それぞれ、欲望丸出しだな…」

アクア「だったら、私はこれにしようっと!」

カズマ「ちょっと見せろ!」

アクア「あっ、ちょっとぉ!?」


クエスト『マンティコアとグリフォンが縄張り争いをしている場所があります。2匹同時に討伐して下さい。報酬は50万エリス』


カズマ「却下」

アクア「なんでよおおおぉぉーーー!?」

カズマ「俺達にはまだレベルが高すぎるからだ」

アクア「なによ、じゃあ、カズマはどのクエストを受けるのよ?!」

カズマ「そうだな………俺は……」

84: 名無しさん@おーぷん 2018/08/03(金)00:58:35 ID:1kq
~クエストの場所~

カズマ「じゃあ、軽く討伐して報酬を貰うとするか」

アクア「あ~ぁ、報酬は安いけど、まぁ早く終わりそうだし、いいかしらね」

めぐみん「カズマー、爆裂魔法の準備をしますから、足止めをお願いします」

カズマ「あぁ、またいつもの爆裂、頼んだぞ」

ダクネス「どんなクエストでも受ければ一緒だ。今日もどのような快感を味わえるかが楽しみ、さぁ、私を盾にしろおおぉぉーー!!///」

カズマ「お、おぉ。なるべく守りは任せたぞ」

アクア「さぁ、女神の一撃、見せてあげるわ。ほら、行くわよ、カズマ…モタモタしない!!」ダッ

カズマ「おい、待ってよ!?」

カズマ「はぁ、ったく。んじゃあ、今日もやるかああぁーーーっ!!!」ダッ


モンスター「ぐおおおおぉぉぉーーーーー!!!」

カズマ・アクア・めぐみん・ダクネス「「「「はあああああぁぁーーーーーっ!!!!」」」」



カズマ(俺達の冒険は魔王討伐を果たすまで、続く!!!!)