1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:29:50 ID:HweFh1k2
「スクールアイドルを始めたきっかけですか?」
「学校が廃校になるのを止めたくてーっていうのではなく」
「どうしてスクールアイドルだったのか、ですか」
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2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:30:41 ID:HweFh1k2
「A-RISEを見たから、ですね」
「実は私、スクールアイドルのこと全然知らなかったんです。A-RISEのことも、本当に知らなくて」
「学校が廃校になる! どうしよう! ってなってるときに、妹が持ってたUTXのパンフレットを見つけちゃって」
「それで色々あったんですけど、初めてA-RISEのことを知ったんです。それで、スクールアイドルってどんなものなんだろうって」
「早起きしてUTXまで行ったんです。学校に行く前に」
「実は私、スクールアイドルのこと全然知らなかったんです。A-RISEのことも、本当に知らなくて」
「学校が廃校になる! どうしよう! ってなってるときに、妹が持ってたUTXのパンフレットを見つけちゃって」
「それで色々あったんですけど、初めてA-RISEのことを知ったんです。それで、スクールアイドルってどんなものなんだろうって」
「早起きしてUTXまで行ったんです。学校に行く前に」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:31:17 ID:HweFh1k2
「凄い衝撃でした。歌も、ダンスも凄く上手で、なにより楽しそうで」
「これだ! って思ったんです。これをやりたい! これならいけそうな気がする! って」
「だから、スクールアイドルを選んだんです。あとは……」
「……」
「……あとは、そうですね。これ、まだ誰にもいったことがなくて。恥ずかしいから内緒話、で大丈夫ですか?」
「……はい、じゃあ記事にはしないってことで」
「これだ! って思ったんです。これをやりたい! これならいけそうな気がする! って」
「だから、スクールアイドルを選んだんです。あとは……」
「……」
「……あとは、そうですね。これ、まだ誰にもいったことがなくて。恥ずかしいから内緒話、で大丈夫ですか?」
「……はい、じゃあ記事にはしないってことで」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:32:01 ID:HweFh1k2
「実はもうひとつあるんです。スクールアイドルを選んだのはさっきの通りなんですけど」
「スクールアイドルをやろう! っていったとき、断られちゃったんですよね。軽率に始めるものじゃないって」
「たしかにそうだなーって。いけると思ったんだけどなぁって。そんな風に、振り出しに戻りかけたんです。それで、どうしようかなーって屋上で考えてたら」
「歌が聴こえてきたんです。ピアノの音と一緒に」
「スクールアイドルをやろう! っていったとき、断られちゃったんですよね。軽率に始めるものじゃないって」
「たしかにそうだなーって。いけると思ったんだけどなぁって。そんな風に、振り出しに戻りかけたんです。それで、どうしようかなーって屋上で考えてたら」
「歌が聴こえてきたんです。ピアノの音と一緒に」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:32:54 ID:HweFh1k2
「気になって音楽室に行ったら、また凄い衝撃を受けちゃって」
「凄い子がいたんです。ピアノも歌もとっても上手で、歌う姿が楽しそうで、キラキラしてて。私、いてもたってもいられなくて」
「それで、一人でもやろう! 頑張ろう! って思ったんです」
「だから、私がスクーアイドルになれたのは——」
「凄い子がいたんです。ピアノも歌もとっても上手で、歌う姿が楽しそうで、キラキラしてて。私、いてもたってもいられなくて」
「それで、一人でもやろう! 頑張ろう! って思ったんです」
「だから、私がスクーアイドルになれたのは——」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:33:31 ID:HweFh1k2
にこ「いや、これ絶対載せてもらった方が美味しいでしょ」
希「でも穂乃果ちゃんは内緒話いうてるしなぁ」
にこ「録音した音声の書き起こしを私たちが見てる時点で意味ないでしょ」
希「それはそうやけど……」
真姫「……なにやってるのよ」
希「真姫ちゃん」
にこ「この間雑誌の取材があったでしょ。ラブライブ本戦出場グループへの。それの確認」
真姫「ああ……」
希「でも穂乃果ちゃんは内緒話いうてるしなぁ」
にこ「録音した音声の書き起こしを私たちが見てる時点で意味ないでしょ」
希「それはそうやけど……」
真姫「……なにやってるのよ」
希「真姫ちゃん」
にこ「この間雑誌の取材があったでしょ。ラブライブ本戦出場グループへの。それの確認」
真姫「ああ……」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:34:04 ID:HweFh1k2
真姫「で、なにか問題があったの?」
希「問題っていうか……」
にこ「見ればわかるわ」
……………………
真姫「……ふぅん」
にこ「うわ」
希「めっちゃニヤニヤしてる」
真姫「してないわよ」
希「鏡持ってこよか?」
真姫「……それで、載せるの?」
希「問題っていうか……」
にこ「見ればわかるわ」
……………………
真姫「……ふぅん」
にこ「うわ」
希「めっちゃニヤニヤしてる」
真姫「してないわよ」
希「鏡持ってこよか?」
真姫「……それで、載せるの?」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:35:37 ID:HweFh1k2
希「どうしよかって話やね」
にこ「載せた方が話題にはなると思うわ。どうせみんな似たり寄ったりの内容なんだし」
希「穂乃果ちゃんは内緒にしたいっぽいけど」
真姫「……なんで恥ずかしがってるんだか。今更じゃない?」
希「誰にもいったことがないから、とか」
にこ「あるわよね、そういうの。別に秘密にしたいわけじゃなかったけど言い出せなくなるやつ」
にこ「載せた方が話題にはなると思うわ。どうせみんな似たり寄ったりの内容なんだし」
希「穂乃果ちゃんは内緒にしたいっぽいけど」
真姫「……なんで恥ずかしがってるんだか。今更じゃない?」
希「誰にもいったことがないから、とか」
にこ「あるわよね、そういうの。別に秘密にしたいわけじゃなかったけど言い出せなくなるやつ」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:36:12 ID:HweFh1k2
希「真姫ちゃんはどう思う?」
真姫「なんで私に振るのよ」
希「言及されてるから?」
真姫「載せちゃっていいんじゃない」
にこ「あっさりいうわねー」
真姫「それで話題作れるならやるべきでしょう? 正直私も恥ずかしいんだから」
にこ「ま、それもそうね。じゃあ、載せてもらいましょうか」
希「……あ、そだ。真姫ちゃんもなにか書けば?」
真姫「なんで私に振るのよ」
希「言及されてるから?」
真姫「載せちゃっていいんじゃない」
にこ「あっさりいうわねー」
真姫「それで話題作れるならやるべきでしょう? 正直私も恥ずかしいんだから」
にこ「ま、それもそうね。じゃあ、載せてもらいましょうか」
希「……あ、そだ。真姫ちゃんもなにか書けば?」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:37:17 ID:HweFh1k2
真姫「はぁ?」
希「だってこれ私信みたいなもんやん」
にこ「たしかに。そっちの方が面白そうね」
真姫「えぇ……。なに書けっていうのよ」
希「なんでもええやん?」
真姫「……なら」
……………………
希「なんでもいいとはいったけど……」
にこ「よくこんなの書けるわね」
真姫「書けって言ったのあなたたちじゃない!」
希「もっと無難に書くと思って」
真姫「ならそういう風に書き直すわよ」
にこ「はい残念もう送っちゃいましたー」
真姫「……穂乃果にはにこちゃんが面白がってやったって言っておくから」
にこ「告げ口は卑怯でしょ!
希「だってこれ私信みたいなもんやん」
にこ「たしかに。そっちの方が面白そうね」
真姫「えぇ……。なに書けっていうのよ」
希「なんでもええやん?」
真姫「……なら」
……………………
希「なんでもいいとはいったけど……」
にこ「よくこんなの書けるわね」
真姫「書けって言ったのあなたたちじゃない!」
希「もっと無難に書くと思って」
真姫「ならそういう風に書き直すわよ」
にこ「はい残念もう送っちゃいましたー」
真姫「……穂乃果にはにこちゃんが面白がってやったって言っておくから」
にこ「告げ口は卑怯でしょ!
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:37:54 ID:HweFh1k2
「だから、私がスクールアイドルになれたのはあの時のピアノと歌のお陰なんです」
私がスクールアイドルになれたのは、あなたのおかげよ ——あなたのピアニストより
私がスクールアイドルになれたのは、あなたのおかげよ ——あなたのピアニストより
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/14(金) 22:38:56 ID:HweFh1k2
おしまい
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