前回 デレジョジョ その2【デレマス&ジョジョ】

2: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)15:54:49 ID:7YU

その1


??「さあ……行きましょう」


悠貴「は、はいっ!!」


??「次のステージに進む為に……」

??「必ず手に入れます……」ゴゴゴゴゴ


悠貴「……」ゴクリッ


??「ものすごい美容効果を発揮するという、伝説の……」



??「『スーパー化粧水』を……!」バァーン


引用元: デレジョジョ その3 前編【デレマス&ジョジョ】 



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3: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)15:55:54 ID:7YU
『スーパー化粧水』
スーパーエイジャの化粧水版的な物。
なんかすごい美容効果。波紋は増幅しない。

4: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)15:58:09 ID:7YU

早苗「『スーパー化粧水』を狙ってる子達がいるって聞いてはいたけどー」

早苗「まさかこんなに早く仕掛けて来るとは思わなかったわ」


巴「そうじゃな……」

巴「しかも、まさか」


悠貴「……」プルプルプル


巴「悠貴一人で来るとは、予想外じゃったな……」

早苗「生まれたてのバンビみたいに、プルプル震えてるわね……」


悠貴「……」プルプルプルプルプル


悠貴(む、むむ、無理ですよぉ……ひ、一人でこの二人と戦うなんてぇ……)プルプルプル

悠貴(ど、どこに行っちゃったんですか……)プルプルプル

悠貴(で、でも二手に別れる作戦だから……と、とりあえずやってみよう……)プルプルプル

5: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:00:52 ID:7YU

悠貴「あ、あの……」プルプル


早苗「ん? なに?」ニコッ

巴「なんじゃ?」ギランッ


悠貴(ひ、ひぃぃぃぃ><)プルプル


悠貴「その、わ、私、かわいくなりたくて……」

悠貴「……なので、その……」


悠貴「すいませんっ!!」バッ!


早苗(おっ、向かってくる)


悠貴「や、やぁ!」

悠貴「『スピード・キnバァァァンンッ!!

シュンッッ!!!
悠貴「!!?」ビクゥッ


悠貴(……い、今……首筋を……何かが……)サー



巴「『エンペラー』」シュゥゥ



巴「妙な動きはすんなや、悠貴」デェン



悠貴「……」ガタガタガタガタ

6: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:05:13 ID:7YU

早苗「あー、ほら、驚かせすぎよ。巴ちゃん」

早苗「プルプル通り越して、ガタガタ震えて動かなくなっちゃったじゃない」

巴「お、おう……威嚇射撃がここまで効くとは思わなかったんじゃ」

早苗「普通、撃たれたらこうなるわよ……」

早苗「私達は『スーパー化粧水』を守る使命があるけど、無要な暴力を振るうのは違うんだからね」

巴「わ、分かっとる……」

7: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:33:06 ID:7YU

早苗「というか、悠貴ちゃんのスタンドって『スピード・キング』ってヤツよね」

巴「そうだったと思うが……?」

早苗「流石にあの能力で、私達二人を相手にするのは無謀だと思うのよ」

巴「たしか、触れた一点に熱を持たせる。だったか?」

早苗「そうよ。大きな血管とかに触れられたら脅威だけど、射程距離は極少」

早苗「そこで疑問」

巴「ん?」


8: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:35:31 ID:7YU

早苗「私たちのスタンドがガチガチの武闘派なのは、悠貴ちゃんも知ってたはず」

早苗「それなのに、一人で戦いを挑んで来るかしら」


巴「ああ、たしかにのう……」


早苗「それに悠貴ちゃんは、人と争ってまで『スーパー化粧水』を奪いに来ないと思うの」


巴「! それはつまり……」


早苗「誰かが悠貴ちゃんの手引きをした、と考えるのが自然……」



??「その通りですよ」


9: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:36:17 ID:7YU


ボワァァッッッ


早苗「!!」

巴「!!」


モワモワモワモワ


早苗「煙!?」

早苗「こ、これは!?」


シワシワシワ


巴「な、なんじゃ!? 肌が!」シワシワ


巴「老いていくっ!?!?」ダーーン


早苗「このスタンドは!! まさかっ!!」




「『ザ……』」




菜々「『グレイトフル・デッド』……!!」




早苗悠貴「菜々ちゃん(さん)!!」


10: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:38:29 ID:7YU

巴「ど、どうなっとるんじゃ!! これはっ!?」

早苗「巴ちゃん! まずいわ! 菜々ちゃんのスタンドは!!」


早苗「老化ガスを発生させるスタンドなのよ!!」バァーン


巴「老化じゃと!?」

巴「じゃ、じゃが! 悠貴はなんともなっとらんぞ!!」


悠貴「あっ、私は氷を持っているので……すいません……」ヒンヤリー


巴「氷?」

早苗「菜々ちゃんのスタンド能力は、氷で冷やす事で老化を食い止めることができるの!」

巴「そうなんかっ!」


早苗「このままじゃ、巴ちゃんの喋り方に違和感が無くなっちゃう……それに、アイドルがこんな顔……見せられないわっ!!」


菜々「すいません、早苗さん。でも、急いだ方がいいんじゃないですか……?」


早苗「くっ!」


早苗「巴ちゃん! 氷を持って来てくれない?」


巴「なんじゃと!?」


早苗「ここは私が食い止める! だからっ!」


巴「じゃ、じゃが!! 早苗の姉御がっ!」


早苗「私はさっきまで冷たい飲み物を飲んでたから、まだ戦えるわ!」


早苗「でも、それも時間の問題……絶対に氷は必要なの! お願い!!」

11: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:40:48 ID:7YU

巴「…… 分かった!! 武運を祈っとるけぇ!!」ダッッ


菜々「巴ちゃんに氷を取りに行かせて、その間は自分が『スーパー化粧水』を守り通す」


菜々「良い判断ですねぇ……早苗さん」ゴゴゴゴ


早苗「菜々ちゃん……!」

悠貴「菜々さん!!」

12: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:41:41 ID:7YU

菜々「悠貴ちゃんが頑張ってくれたお陰で、ひっそりとこの部屋の冷房をOFFにできましたよ。作戦は成功です」

悠貴「え、えへへ」

菜々「ですが、悠貴ちゃん」

悠貴「は、はい?」

菜々「さっき、かわいくなりたい。と言っていましたね」

悠貴「は、はい」


菜々「……」

菜々「いいですか? 悠貴ちゃん」


菜々「『かわいくなる』そんな言葉は使う必要は無いんです……」

菜々「なぜなら菜々や菜々の仲間達は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!」

菜々「実際にもうすでに、かわいくなっているからですッ!!」バァーーーン


悠貴「!!」



菜々「『かわいくなる』と心の中で思ったならッ!」ドドドドド



菜々「その時スデに行動は終わっているんですッ!!!」バァァァン!!



悠貴「!!!!」


13: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:42:25 ID:7YU

菜々「『成長』するんです! 悠貴ちゃん!」

菜々「『成長』しなければ、菜々達は『栄光』をつかめません!」


悠貴「せ、成長と言っても……菜々さん……私のこんな能力じゃ……」

菜々「……」


菜々「悠貴ちゃん 悠貴ちゃん 悠貴ちゃん 悠貴ちゃ~~~ん……」


悠貴「!?」


菜々「菜々は悠貴ちゃんを信じてるんですよ」

菜々「悠貴ちゃんの『スピード・キング』はその気になれば、何者にも負けない能力です!」

菜々「『自信』を持っていいんですよ! あなたの能力にッ!」


悠貴「そ、そうですかっ!」

菜々「そうですとも」

悠貴「え、えへへ」

14: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:43:06 ID:7YU

菜々「あとは……ええーと、そうですね。悠貴ちゃん」

悠貴「はい?」

菜々「……」


菜々「コホンッ」


菜々「菜々達のチームの他の人ならッ!」

菜々「あとちょっとで決着をつけられるって、『スタンド』を決して解除したりしませんッ!」

菜々「例え、ライブで失敗をした直後だったり、ハードなレッスンを受けようともですッ!」


悠貴「……」

菜々「……」

菜々「ということです……」

悠貴「あっ、はい……」

15: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:48:58 ID:7YU

早苗「切羽詰まってるから、来ないならこっちから行くわよ!!」バッ!



早苗「『ストーン・フリー』!!」



悠貴「ひぃっ!」




早苗「オラオラオラオラオラァ!!」バババババ


菜々「『グレイトフル・デッド』!!」


グレイトフル・デッド『……』ガシィッ!!


早苗「! 止められた!?」


菜々「ふふふ、早苗さんのスタンドは近距離パワー型……しかし!」


菜々「老化でスタンドパワーが落ちていますよっ!!」


菜々「ハァァァッ!!」


グレイトフル・デッド『!!』ブンブンブンッ!!

ストーン・フリー『!!』パンチパンチパンチ

16: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:50:12 ID:7YU

早苗「い、意外と素早いわねぇ!」


菜々「悠貴ちゃん! 二人である利点を生かすんです!」

菜々「菜々が早苗さんを抑えている間に!『スーパー化粧水』を!!」


悠貴「は、はいっ!!」ダッ!!


早苗「! そうは……」


早苗「させないわよっ!!」


早苗「『ストーン・フリィィィ』!!」


ストーン・フリー『シュルシュルシュル』バッ!


ガシィンッ!!


悠貴「!?」チラッ

悠貴「こ、これはっ! 手錠!?」

悠貴「手錠が私の左腕にっ!」ジャラジャラ


早苗「『ストーン・フリー』の糸で手錠を作ったわ!!」


早苗「そして、もう片方を私の手に付ければ、悠貴ちゃんはここから離れられないっ!!」ドォーン


悠貴「あわわ! ど、どうしましょう!!」

17: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:55:00 ID:7YU

菜々「……隙を、見せましたねっ!!」シュバッ!


早苗「くぅっ!!!」


菜々「ウサウサウサウサウサウサァ!!ミンッ!!!」


早苗「オラオラオラオラオラオラオラァ!!!」


グレイトフル・デッド『!!』ガガガンッッ!

ストーン・フリー『!!』ガシガシガシィッ!!


菜々「まだ堪えるとは……流石は早苗さんですね……」ハァハァ


早苗「一応、元婦警さんだからねぇ……」


菜々「ですが、息切れ、してますよね……」ハァハァ

菜々「早苗さんも……スタンドのエネルギーを全力疾走のように使いましたから……体が温まってるはずです……」


早苗「……」ハァハァハァ


菜々「早苗さんにはもうわかりますよね……体が温まったらどうなるかを……!」


早苗「……ッ!! 」



早苗「老化がっ……!」シワシワシワ


18: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:56:16 ID:7YU

菜々「悠貴ちゃんへの手錠も緩んでいますよ……!」ドンッ!


悠貴「よいしょよいしょ……」

悠貴「あっ! 取れました!!」


早苗(ま、まずい! 力が……!) ガクッ


菜々「大丈夫ですよ、早苗さん。少しの間、眠ってもらうだけですから……!」


菜々「これで菜々達の勝ちですッ!!」グワァッ!!



ガシィッ!!



菜々「!? だ、誰ですか!?」クルッ



「ずいぶんと……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ




マスタートレーナー「元気みたいだな? 安部?」バァーーーン



菜々「まっ、マストレさんっ!?!?」

19: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:58:35 ID:7YU

マスタートレーナー「そんなに元気なら、私が直々に、スペシャルメニューのレッスンをしてやろうじゃないか……!!」


菜々「な、なんでですか!? 菜々の『グレイトフル・デッド』が発動しているのに!?」

菜々「なぜそんなにピンピンしているんですかっ!?」



マスタートレーナー「体力には自信があるからな」ワカワカシー



菜々「そういう問題じゃ無いんですけどっ!?」ガーン


マスタートレーナー「まあ、いいから来い」ガシッ


菜々「ひ、ひいいい!」

菜々「ご勘弁を! スペシャルメニューだけは勘弁を~~~」ズルズルズル


マスタートレーナー「ダメだ」


菜々「のーーうっ!! あああああ~~~~~~」ズルズルズル


バタンッ!


20: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:59:17 ID:7YU

早苗「……」

悠貴「……」

早苗「……」

悠貴「……」


早苗「……あっ、老化解けた」ワカワカー


悠貴「……」ダラダラダラ

21: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:02:00 ID:7YU

ガチャッ

巴「氷があまり無くてのう、コップに入れて来たんじゃが……」


巴「もう終わったみたいじゃな」


悠貴「……」ダラダラダラダラダラ


早苗「……さぁて」

早苗「悠貴ちゃん?」


悠貴「……!!」ビクーーーーン


早苗「悠貴ちゃんも一応、加担した訳だからー」


早苗「すこーし、お仕置きよ♪」ニッコリ


悠貴「……」ガタガタガタガタガタガタ


巴「まあ、しょうがないのう……」


悠貴(あ、あわわわわわ)ガタガタガタガタ

悠貴(うう……でも、しょうがないよね……)


ボワァッ!


巴「!? なんじゃ!?」


早苗「!? こ、これは!?」

22: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:03:27 ID:7YU

早苗「こ……この疲労感……」


早苗「ま……また始まったわッ!!」


悠貴「え?」キョトン


早苗「終わっていないわ!!」


早苗「まさか……まさか!菜々ちゃん!!」シワシワシワ

巴「!!」シワシワシワ


悠貴「ッ!!」


悠貴「あ、あそこ!! レッスン室を見てくださいっ!!」


早苗巴「チラッ」


早苗「な、なにぃ~~~?」

23: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:04:31 ID:7YU





菜々「『グレイト…………フル・』」ゼェゼェ




菜々「『デッド………………』」ゼェゼェハァハァ





悠貴「なっ、菜々さんんんんんん!!!」




早苗「な、なんてこと……」

巴「……見上げた根性じゃのう……」





悠貴「本当に……菜々さん……ううっ……」

悠貴「その通りだったんですね……」

悠貴「『いったん食らいついたら、ライブで失敗してても、ハードなレッスンを受けても、決してスタンド能力は解除しない』と、私に言った事は……!!!」

24: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:05:48 ID:7YU

悠貴「菜々さん……ギリギリのところでレッスンについて行ってる……」

悠貴「あんな状態じゃ、意識を失うのも時間の問題です……」

悠貴「だのに、菜々さんは、自分の『グレイトフル・デッド』を解除しない……」


ゴゴゴゴ



悠貴「……何があろうとも私達は『スーパー化粧水』を手に入れるんですね……菜々さん……」



悠貴「私達はもう後には戻れないんですねッ!!」バァン!!



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


悠貴「わかりました菜々さんッ!!」


悠貴「菜々さんの覚悟が!」




悠貴「『言葉』でなく『心』で理解できましたッ!!!」バァァァン!!!




悠貴「かわいくなるって思った時は! 菜々さんッ!!」




悠貴「スデに行動は終わっているんですね!!!」ドォーン!



早苗「あの目……こ、これがさっきまでプルプル震えてた悠貴ちゃんなの……?」

25: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:09:43 ID:7YU


悠貴「……行きます!」バッッ!!


早苗(む、向かってきた!)


巴「ッ!!『エンペラー』!!!」カチャッ!!


巴「!?」


悠貴「……!」タタタタタタ


巴(じゅ、銃口に向かって、真っ直ぐ!?)


悠貴「……撃てませんよね。直接、私には……!!」


巴「くっ!!」


バァァァンンッ!!


シュンッッ!!!
悠貴「『スピード・キング』!!」シュバッ!!


巴(や、やられるっ!)


早苗「危ないっ! 巴ちゃん!!」ガバッ!!


巴「ッ!!」


悠貴「……」サッ!


ゴロンッ!


26: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:10:51 ID:7YU

早苗「あ、危ない……菜々ちゃんの老化スタンドには、熱を持たせる悠貴ちゃんのスタンドはなかなかに相性がいい……!」


巴「た、助かった……すまん、姉御!」

早苗「いいのよ! 躱せてよかった……!!」



悠貴「……いいえ、躱せていませんよ……」



悠貴「……私は、巴さんを狙っていた訳ではないですから……」


早苗「な、なにを…… !?」


早苗「こ、これはっ!」シワシワ


早苗「老化が進んでいるっ!?」シワシワシワ


早苗「な、なぜ……」

チラッ
巴「ハッッ!!」

巴「あ、姉御!!!」シワシワ


巴「こ、コップの氷が溶けとる!!!」シワシワシワ


早苗「な、なんですって!?」

27: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:13:12 ID:7YU


悠貴「『スピード・キング』で狙っていたのは、そのコップです……!」


早苗「!? まさか!!」



悠貴「コップの底に……熱を持たせましたっ!!」バァーーン!!



悠貴「最初から巴さんが持っていた、氷の入ったコップを狙っていたんです!!」デェーーン!!



早苗「ううっ……熱を持ったら……当然、氷は溶ける……」シワシワシワ

巴「うぬぅ……た、立てん……」シワシワ


ガクッ



悠貴「私と菜々さんの勝利です……」


悠貴「……菜々さん、やりましたよ……!!」


悠貴「……それでは、『スーパー化粧水』を探しn」ポンッ!


悠貴「ぽんっ?」チラッ

28: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:14:33 ID:7YU



マスタートレーナー「お前もずいぶんと元気みたいじゃないか? 乙倉?」ゴゴゴゴゴ



悠貴「!? マストレさんっ!?!? な、なんでっ!?」


悠貴「なんで動けるんですか!? 菜々さんがスタンドパワーを振り絞っているのに!!」


悠貴「そ、それに、菜々さんにあのハードなレッスンを受けさせていましたよね! 当然、体温は上がっているはず……それなのに!!」


マスタートレーナー「私はあの程度では汗一かかん」ドォーン!!


悠貴「!?!?!?」


マスタートレーナー「さて、乙倉。お前も一緒にスペシャルメニューのレッスンがしたいようだな」ガシィ!


悠貴「ひ、ひぃぃぃぃ! いやぁぁぁぁん!!」ズルズル


マスタートレーナー「そして安部!! まだスタンドを使う体力が残っているようだな!! 乙倉と再レッスンだ!!!」


菜々「!?!?!?」ゼェゼェハァハァ



マスタートレーナー「時間はたっぷりある……今日は、とことん付き合ってやろう……!!」



菜々悠貴「「ひやぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」」



29: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:17:02 ID:7YU




早苗「……」

巴「……」


早苗「これ……私達、居る必要……あったかしら……?」


巴「……さぁのう……」




[安部菜々&乙倉悠貴 リタイア]

<アイドル続行>



to be continued?

30: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:30:14 ID:7YU


『エンペラー』
『皇帝』の暗示のスタンド。銃の形をしていて、銃本体と銃弾はどちらもスタンド。弾道を本体の意思で操れる。
お嬢のお家柄によって発現した。


『ザ・グレイトフル・デッド』
老化ガスを発生させるスタンド。体温が高いと老化が進む。
自分以外が歳を取れば相対的に~的なアレ。


『ストーン・フリー』
糸のスタンド。肉体を糸にして解いたり、糸を集めて人型になれたりする。応用が効く。
手錠が唯一の警官要素。


『スピード・キング』
触れた一点に熱を持たせるスタンド。射程は10cm程度。まだ謎が多い。
スピードで乙倉ちゃんが想起されたので発現した。

31: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:36:14 ID:7YU


菜々さんをやっと本編?で出せてうれしいです。


後編に続きます。バトル一辺倒です。