2: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)13:43:17 ID:aka
昔の話?いいけどそんなに面白いことなんてないと思うよ?
アイドルマスター シンデレラガールズ 水木聖來 耐水ポスター 約515×728mm
posted with amazlet at 18.09.28
中外鉱業 (2018-04-19)
売り上げランキング: 404,546
売り上げランキング: 404,546
3: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)13:43:54 ID:aka
小学生の頃は実はまだダンスに興味があるわけでは無かったんだよね。
どっちかというと友達と一緒に駄菓子屋さんで買い物したり公園で遊んだりしてる方が好きでダンスをやろうなんて少しも考えてなかったよ。
あ、でも、犬好きはこの頃からかな。それまではちょっと怖かったんだよね。
自分より大きい犬がじゃれてきたら食べられるんじゃないかって大泣きしてたの覚えてるよ。
学校の近所の家に大きなゴールデンレトリバーがいてね、登下校のときにいつもビクビクしながら通ってたんだけど、その家の前で後ろから走って来た男の子に突き飛ばされて転んじゃって膝を擦りむいたんだ。
男の子は気付かずそのまま走って行っちゃってアタシが一人残されたんだけど、膝が痛くて立てなくてね...
アタシは大きな犬がいる家の前で動けなくなったから、パニックで涙目になってたんじゃないかな。
でも、そのゴールデンは知らない人が家の前で座り込んでいるのに吠えたりすることなくアタシの前に来て傷を舐めてくれたんだ。
正直すごい染みて痛かったんだけど、その姿を見てたら、なんだかどうにかなるような気がしたんだ。
しばらくして飼い主さんが気づいて手当してくれたから自分で帰れたんだよね。
それからはどういうわけかそのゴールデンだけは怖くなくなって、下校のときは毎日ちょっとだけ一緒に遊んでからかえってたなぁ。
わんこがゴールデンレトリバーなのは実はこのことがあったからなんだよね。
どっちかというと友達と一緒に駄菓子屋さんで買い物したり公園で遊んだりしてる方が好きでダンスをやろうなんて少しも考えてなかったよ。
あ、でも、犬好きはこの頃からかな。それまではちょっと怖かったんだよね。
自分より大きい犬がじゃれてきたら食べられるんじゃないかって大泣きしてたの覚えてるよ。
学校の近所の家に大きなゴールデンレトリバーがいてね、登下校のときにいつもビクビクしながら通ってたんだけど、その家の前で後ろから走って来た男の子に突き飛ばされて転んじゃって膝を擦りむいたんだ。
男の子は気付かずそのまま走って行っちゃってアタシが一人残されたんだけど、膝が痛くて立てなくてね...
アタシは大きな犬がいる家の前で動けなくなったから、パニックで涙目になってたんじゃないかな。
でも、そのゴールデンは知らない人が家の前で座り込んでいるのに吠えたりすることなくアタシの前に来て傷を舐めてくれたんだ。
正直すごい染みて痛かったんだけど、その姿を見てたら、なんだかどうにかなるような気がしたんだ。
しばらくして飼い主さんが気づいて手当してくれたから自分で帰れたんだよね。
それからはどういうわけかそのゴールデンだけは怖くなくなって、下校のときは毎日ちょっとだけ一緒に遊んでからかえってたなぁ。
わんこがゴールデンレトリバーなのは実はこのことがあったからなんだよね。
4: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)13:44:35 ID:aka
中学校に上がったら部活もやり始めてそんな時間もなくなったから一緒に遊ぶことはなくなっちゃったんだけど、2年生の時だったかな、そのゴールデンが亡くなっちゃってね、それを聞いたアタシは久しぶりに飼い主さんに会いに行ったんだ。
そしたら、新しい犬を飼い始めててね、少し怖くて玄関の前で戸惑ってたら、飼い主さんが気づいて門を開けてくれたんだ。
話してるうちにあのゴールデンは老衰だったこと、今飼ってる犬はゴールデンが親代わりをしていた迷い犬だってことが分かったの。
飼い主さんはアタシが犬全般を好きだと思ってたんだろうね、あのゴールデンの代わりに今飼ってる犬と遊んでくれって頼まれちゃったんだよ。
アタシは怖かったんだけど「あのゴールデンの代わりに」なんて言われたら断れなくてね、おっかなびっくり遊んでたんだけど、すごい大人しい子で、吠えたり噛み付いたりすることも無くて、いつのまにか可愛いなんて思い始めてたんだ。
そこからかな、犬が好きになったのは。
それまでちゃっと避けてた分もあってすれ違う犬を見かけたらすぐに触りに行ってたきがするなぁ。
そうそう、ダンスをやりたいと思い始めたのもこの頃かな。
あの頃流行った曲のダンスを見様見真似でやってみたらすごい楽しくて、何時間でも踊ってられるような気がしてたよ。
まあ、中学校にダンス部が無かったから基礎練習とかも何したらいいか分からないし、技術が無くても楽しかったから調べようともしてなくて、ただダンサーの真似をしてるだけだったんだけどね。
そしたら、新しい犬を飼い始めててね、少し怖くて玄関の前で戸惑ってたら、飼い主さんが気づいて門を開けてくれたんだ。
話してるうちにあのゴールデンは老衰だったこと、今飼ってる犬はゴールデンが親代わりをしていた迷い犬だってことが分かったの。
飼い主さんはアタシが犬全般を好きだと思ってたんだろうね、あのゴールデンの代わりに今飼ってる犬と遊んでくれって頼まれちゃったんだよ。
アタシは怖かったんだけど「あのゴールデンの代わりに」なんて言われたら断れなくてね、おっかなびっくり遊んでたんだけど、すごい大人しい子で、吠えたり噛み付いたりすることも無くて、いつのまにか可愛いなんて思い始めてたんだ。
そこからかな、犬が好きになったのは。
それまでちゃっと避けてた分もあってすれ違う犬を見かけたらすぐに触りに行ってたきがするなぁ。
そうそう、ダンスをやりたいと思い始めたのもこの頃かな。
あの頃流行った曲のダンスを見様見真似でやってみたらすごい楽しくて、何時間でも踊ってられるような気がしてたよ。
まあ、中学校にダンス部が無かったから基礎練習とかも何したらいいか分からないし、技術が無くても楽しかったから調べようともしてなくて、ただダンサーの真似をしてるだけだったんだけどね。
5: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)13:45:13 ID:aka
高校はもちろんダンス部がある高校をえらんだよ。
入部してからは大変だったよ。
今まで真似してやってきたことは何一つとして役に立たなかったし、周りは小学生からやってる人も多かったからね。
でも、好きだったから一生懸命練習したなぁ。
朝は誰よりも早く練習を始めて、放課後も誰よりも遅くまで個人練習してたし、自分より上手い後輩にアドバイスをもらいに行ったこともあったよ。
大会とかも2年生までは出られなかったんだけど3年生の時には一番目立つところをやらせてもらったし、努力が実を結んだのかもね。
プロデューサーさんと初めて会った時に一緒にダンスしてたのはこの時の友達が多いんだ。
今はみんな応援してくれてるけど、アイドルやり始めた頃はみんな少し心配してたよね。
話を戻そうか。
高校時代のアタシの生活はほとんど部活だけなんだけど、学校の決まりで日曜日だけは部活が出来なかったんだよね。
普段やってない分この日に勉強したりしてたんだけど、よくペットショップに行ったりもしてたかな。
家がペット禁止だったから、買いに行くってわけじゃないんだけど、ケージに入れられた犬たちを見て1時間くらい過ごしたこともあったよ。
もちろんあのゴールデンのいた家にも行って遊んだりもしてたけどね。
入部してからは大変だったよ。
今まで真似してやってきたことは何一つとして役に立たなかったし、周りは小学生からやってる人も多かったからね。
でも、好きだったから一生懸命練習したなぁ。
朝は誰よりも早く練習を始めて、放課後も誰よりも遅くまで個人練習してたし、自分より上手い後輩にアドバイスをもらいに行ったこともあったよ。
大会とかも2年生までは出られなかったんだけど3年生の時には一番目立つところをやらせてもらったし、努力が実を結んだのかもね。
プロデューサーさんと初めて会った時に一緒にダンスしてたのはこの時の友達が多いんだ。
今はみんな応援してくれてるけど、アイドルやり始めた頃はみんな少し心配してたよね。
話を戻そうか。
高校時代のアタシの生活はほとんど部活だけなんだけど、学校の決まりで日曜日だけは部活が出来なかったんだよね。
普段やってない分この日に勉強したりしてたんだけど、よくペットショップに行ったりもしてたかな。
家がペット禁止だったから、買いに行くってわけじゃないんだけど、ケージに入れられた犬たちを見て1時間くらい過ごしたこともあったよ。
もちろんあのゴールデンのいた家にも行って遊んだりもしてたけどね。
6: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)13:45:51 ID:aka
大学の受験校選びはすごい悩んだなぁ。
アタシはダンスの専門学校に行ってもっとダンスしたかったんだけど両親に反対されちゃったんだ。
結局東京の普通の4年制大学に行くことになったんだけど、一人暮らしがしたかったのと、犬を飼いたかったのもあって実家から通える距離だったんだけど、上京することにしたんだ。
わんこを飼い始めたのはこの時からだよ。
ただ、あの時のアタシは一人暮らしも、ペットを飼うってことも舐めてたんだよね。
まずお金が全然足りなかったな。
両親には学費を払ってもらう代わりに仕送りは断ってたからそれ以外は全部アルバイトで稼がないといけなかったからサークルに入ったり、友達と遊んだりすることもあまりできなかったんだ。
それから家事だね。実家でも手伝いくらいはしてたけど、全部自分でやるとなると、分からないこと、大変なことがたくさんあって、随分とズボラな生活をしてた気がするよ。
あと、わんこの世話とかも大変だったね。
それまでは犬を叱ったことなんてなかったから上手くしつけられないし、バイトばかりしてたからなかなか懐かないしで、何回か捨てちゃおうかなんて思ったこともあったかな。
あ、この話わんこには内緒にしててね。
でも2年生に上がる頃にはそんな生活にも慣れて、余裕が出てきたんだ。
だからダンスサークルに入ろうとしたんだけど、1年生しか入れないって言われちゃって、どうしてもって食い下がったんだけど、結局入れなかったんだ。
だから高校のダンス部の仲間で上京してる子たちに連絡してストリートで踊るようになったんだ。
ストリートで踊ってなければプロデューサーさんと出会ってなかったって考えると、サークルに入らなくて正解だったのかもね。
運が良かったのか就職も東京の会社にすんなり決まって、就活中あまりできなかったダンスがまた出来るって思ってたんだけど、友達を誘っても全員集まる日が段々と少なくなっていったんだ。
みんな仕事が忙しいんだって最初は思ってたんだけど、実は違って、ダンスを見てほしいって気持ちがなくなっちゃったんだって気付いちゃったんだよね。
それに気付いてから一人でストリートで踊ったりもしてたんだけど、誰も見てくれなかった。
今まで立ち止まって見てくれてた人たちは、アタシ達のダンスが見たくて見てたんじゃなくて、大勢で何かやってるから見てただけってことが分かってすごく悔しかった。
完成度もモチベーションも一人でやってる方が高いのになんでって苛立ってた。
だから友達にもう1回やる気を出させようとしたんだ。
でも上手くいかなかった。
何回本気でやりたいって言っても、そんな歳じゃないなんて返されてた。
そんな時にプロデューサーさんと出会った。
実はちょっと胡散臭いなんて思ってたけど、ステージに立ちたいかなんて聞かれて、すぐに飛びついてたよね。
今になって考えると、初めて会った人について行ってアイドル始めるなんてなかなか大胆というか無鉄砲な判断したよね、アタシ。
でも、その無鉄砲のおかげで今があるんだからすごいよね。
ステージに立って思いっ切りダンス出来たし、沢山の仲間も増えたし、 そして何より信頼し合える人に出会えた。
って、最後の方は昔の話関係なくなってたね。
大体アタシはこんな感じで今まできたんだけど、こんなこと聞いてどうするの?
...まあ答えないのは何か理由があるんだろうからもう聞かないけど、言える時になったら教えてね。
じゃあアタシもうレッスンの時間だからもう行くね。
アタシはダンスの専門学校に行ってもっとダンスしたかったんだけど両親に反対されちゃったんだ。
結局東京の普通の4年制大学に行くことになったんだけど、一人暮らしがしたかったのと、犬を飼いたかったのもあって実家から通える距離だったんだけど、上京することにしたんだ。
わんこを飼い始めたのはこの時からだよ。
ただ、あの時のアタシは一人暮らしも、ペットを飼うってことも舐めてたんだよね。
まずお金が全然足りなかったな。
両親には学費を払ってもらう代わりに仕送りは断ってたからそれ以外は全部アルバイトで稼がないといけなかったからサークルに入ったり、友達と遊んだりすることもあまりできなかったんだ。
それから家事だね。実家でも手伝いくらいはしてたけど、全部自分でやるとなると、分からないこと、大変なことがたくさんあって、随分とズボラな生活をしてた気がするよ。
あと、わんこの世話とかも大変だったね。
それまでは犬を叱ったことなんてなかったから上手くしつけられないし、バイトばかりしてたからなかなか懐かないしで、何回か捨てちゃおうかなんて思ったこともあったかな。
あ、この話わんこには内緒にしててね。
でも2年生に上がる頃にはそんな生活にも慣れて、余裕が出てきたんだ。
だからダンスサークルに入ろうとしたんだけど、1年生しか入れないって言われちゃって、どうしてもって食い下がったんだけど、結局入れなかったんだ。
だから高校のダンス部の仲間で上京してる子たちに連絡してストリートで踊るようになったんだ。
ストリートで踊ってなければプロデューサーさんと出会ってなかったって考えると、サークルに入らなくて正解だったのかもね。
運が良かったのか就職も東京の会社にすんなり決まって、就活中あまりできなかったダンスがまた出来るって思ってたんだけど、友達を誘っても全員集まる日が段々と少なくなっていったんだ。
みんな仕事が忙しいんだって最初は思ってたんだけど、実は違って、ダンスを見てほしいって気持ちがなくなっちゃったんだって気付いちゃったんだよね。
それに気付いてから一人でストリートで踊ったりもしてたんだけど、誰も見てくれなかった。
今まで立ち止まって見てくれてた人たちは、アタシ達のダンスが見たくて見てたんじゃなくて、大勢で何かやってるから見てただけってことが分かってすごく悔しかった。
完成度もモチベーションも一人でやってる方が高いのになんでって苛立ってた。
だから友達にもう1回やる気を出させようとしたんだ。
でも上手くいかなかった。
何回本気でやりたいって言っても、そんな歳じゃないなんて返されてた。
そんな時にプロデューサーさんと出会った。
実はちょっと胡散臭いなんて思ってたけど、ステージに立ちたいかなんて聞かれて、すぐに飛びついてたよね。
今になって考えると、初めて会った人について行ってアイドル始めるなんてなかなか大胆というか無鉄砲な判断したよね、アタシ。
でも、その無鉄砲のおかげで今があるんだからすごいよね。
ステージに立って思いっ切りダンス出来たし、沢山の仲間も増えたし、 そして何より信頼し合える人に出会えた。
って、最後の方は昔の話関係なくなってたね。
大体アタシはこんな感じで今まできたんだけど、こんなこと聞いてどうするの?
...まあ答えないのは何か理由があるんだろうからもう聞かないけど、言える時になったら教えてね。
じゃあアタシもうレッスンの時間だからもう行くね。
7: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)13:46:17 ID:aka
彼女の茨城凱旋ライブが決まったこと、彼女に内緒でその招待状を送る相手を決めるために昔の話を聞いたことを彼女が知るのはもう少し後の話。
8: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)13:46:52 ID:aka
以上です。最後まで見てくださり、ありがとうございます。
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。