1: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:05:31 ID:zmS
美優「はい、Pさん、あーん…です…///」

P(目の前にはケーキをすくって俺の口の顔の前に持ってきている美優さんが)

美優「その…照れないでください…///」

P(そうはいってもこれハッキリ言ってかなり恥ずかしい!)

美優「ほらPさん…」

P(そもそもなんでこんな状況に…?)

引用元: 三船美優「Pさんと一緒にケーキを食べに行くんです…!」 



2: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:06:18 ID:zmS
-------回想--------


美優「ふう…今日のレッスンも終わりましたね…」

心「美優ちゃん、おっつ~☆」

美優「心さん、お疲れ様です…」

心「ありゃ、なんか美優ちゃん疲れた顔してない?」

美優「そうでしょうか?」

心「たまにはリフレッシュしてきなよ☆」

心「Pと一緒にどこか出かけるとかさ☆」

美優「え?Pさんと?」

美優「そんな…どこへ行ったらいいかも分からないですし…」

心「えー美優ちゃんはPとどこかへ出かけたりしてないの~?普段からあんだけPさんPさん言ってるのに~?」

美優「はい…なんかこう、誘うのがためらわれてしまって…」

美優「Pさん忙しそうですし、疲れてないかな…とか考えてしまって…」

美優「それになんだか…恥ずかしいですし…///」

3: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:06:55 ID:zmS
心「そんなんじゃダメだぞ☆美優ちゃんと同じユニットの2人もそうだし、この事務所のアイドルの何人がPを狙ってると思ってるの☆」

美優「それは…そうなんですが…」

心「心に決めた人を見つけたらグイグイ行くの☆グワシって心を掴む☆はぁとだけに☆」

心「それにPは結構付き合いいいぞ☆」

美優「そうなんですか?」

心「こないだも一緒にスイーツ食べに行って~☆」

心「Pにあ~んってやったら~あ~んってお返しもされたし~」
※シンデレラガールズ劇場第1083話参照

美優「はい?」

心「あ」

美優「その話、詳しく教えてもらえませんか?」

心「……………」

美優「その話、詳しく教えてもらえませんか?」

心「美優ちゃんどしたの~顔怖いよ~☆ほら笑って笑ってスマ~イル…☆」

美優「そ の 話」

美優「詳 し く 教 え て も ら え ま せ ん か?」

心「はい」

4: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:08:26 ID:zmS
美優「心さんだけずるいです…私もPさんにあーんってしてもらいたいです…」

心「てか思ったんだけどさ~、別にはぁとがPにあーんってしてもらってもいいじゃん?」

心「別にPは美優ちゃんのものじゃないんだし」

美優「……………」ズーン

心「あ゛」

美優「そうですよね別にPさんは私だけのPさんじゃないんですよねいいんです分かっていたんですPさんの周りにはたくさんの可愛い女い子がいますし
Pさんだって私なんかじゃなくてもっと若い子のほうが好きかもしれないですねいつも私のこと気にかけて優しくしてくれるのだって別に私だからってわけじゃなくてほかの子にも…」ブツブツ

心「悪かった☆悪かったから!」

美優「はぁ…Pさん…」ズーン

心「分かったから!はぁとが美優ちゃんとPが一緒にスイーツ食べにいけるよう予定取りつけといてやるから!だから機嫌直して!」

美優「…本当ですか?」パァー

心「そのかわり上手くやるかは美優ちゃん次第だぞ☆そこまで面倒見ないからな☆」

美優「心さん…ありがとうございます…!」

心(本当は面白そうだからこっそり見に行くけどな☆)

5: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:09:22 ID:zmS
美優(というわけで私はPさんと一緒にケーキを食べに行くことになり)

美優(そして今日…)

美優「はい、Pさん、あーん…です…///」

P「み、美優さん!?」

美優「心さんとは、こうやって一緒に食べたって聞きました…」

美優「だから私も…」

P「いやあれはですね…」

美優「私とは…ダメなんですか…?」

P(……ここで拒否したら美優さんが悲しんでしまう!…ここは覚悟を決めるんだ!)

P「分かりました…それじゃあ…お願いします…!」

美優「では…はい、あーん…////」

P「……………」パクッ

美優「……………/////」

P「……………/////」

美優「その…なんとか言ってください…///」

P「いえ…これ…かなり恥ずかしいですね…」

P「でも、こうやって美優さんに食べさせてもらえたのはとても嬉しいですよ…」

P(味なんて全く分からないけど)

美優「Pさん…」

美優「ふふ、じゃあもう一口…♪」

6: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:09:43 ID:zmS
美優「その…Pさん…」

美優「私も…Pさんに…食べさせて欲しいです…私にも…お返しをください…」

P(なんとなくそう来る予感はしていた)

美優「……………」

P(ここまで来てやらないわけにはいかないよな…)

P「その…はい、美優さん」

美優「……………」あーん

美優&P「……………////」

7: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:10:22 ID:zmS
P「でも、こういうの、いいですね」

美優「え?」

P「美優さんと一緒にこうしてのんびり甘いものを食べるの、なんだか落ち着く感じですよ」

美優「Pさん…」

美優「私も、Pさんと一緒で嬉しいです…」

美優(大切な人と一緒に何かを食べるのって、とっても幸せな気持ちになるんですね…)

8: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:10:47 ID:zmS
~そしてしばらくして~


美優「ケーキ…なくなっちゃいましたね…」ショボーン

P(美優さん、ほとんどの分を俺に食べさせてたから、自分ではほとんど食べてないからなあ)

P「美優さん!もう一個頼んじゃいましょう!俺のおごりです!」

美優「いいんですか?」パァァ

P(美優さんの笑顔…かわいい…)

美優「はいPさん、あーん♪」

P「って美優さんが食べるんじゃないんですか!?」

美優「いえいえ私は」

美優「今日はものすごくお腹いっぱいになれましたし…♪」ボソッ

P「?」

美優「いえ、こっちの話です…」

美優「でもPさんがそういうなら、もうちょっとだけ食べちゃいましょうか」

美優「というわけで…」

美優「あーん♪」

9: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:11:10 ID:zmS
美優「その…また、Pさんと一緒に来たいです…」

P「はい、また一緒に…来ましょうね!」

美優「ふふっ、約束ですよ?今日だけじゃなくて…来年も、再来年も、ずっと…」

10: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:11:32 ID:zmS
~一方その頃~


心「ほらほら飛びださない☆これ以上近づいたら普通にバレるぞ☆」

留美「だって…だって…!」

心(マジ大暴れしそうな勢いだわー☆)

心「いーじゃん☆留美ちゃんはPと二人でバッセン行ったりしてるんだろ?」

留美「それとこれとは話が別よ!」

留美「私も!私も今度絶対あーんってしてもらう!してもらうんだから!」ウワーン

心(Pも前途多難だねぇ…)


☆おしまい☆

11: ◆Kr.22uZI4M 2018/10/11(木)05:11:52 ID:zmS
おまけ


一体なんの思い付きかPにラブレターを書くことになった美優、留美、瞳子のバレンタイン反省会の3人
この3人が集まって普通の手紙になるはずもなく…?
受け取ってください…!
想いが詰まったラブレター?重いが詰まったラブレター?
次回「ラブレター反省会」