3: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 22:47:50.59 ID:uw0KyEfEO
小鳥「えーっと……みんなが、ですか」
P「はい……って、信じてませんね?」
小鳥「あ、いや……そういう訳じゃ……」
P「俺は本気なんです!」
小鳥(やっと気づいたのね……じ、じゃあ……私のことも……?)
P「噂をすれば……ほら!」
小鳥「え……誰も……あれ? こんな所に穴が……」
ヒュン!
小鳥(そんな時。穴から何かがーーいいえ。誰かが飛び出して来ました)
P「はい……って、信じてませんね?」
小鳥「あ、いや……そういう訳じゃ……」
P「俺は本気なんです!」
小鳥(やっと気づいたのね……じ、じゃあ……私のことも……?)
P「噂をすれば……ほら!」
小鳥「え……誰も……あれ? こんな所に穴が……」
ヒュン!
小鳥(そんな時。穴から何かがーーいいえ。誰かが飛び出して来ました)
引用元: ・P「みんなが俺を狙っているんですよ」小鳥「はい?」
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4: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 22:49:20.80 ID:uw0KyEfEO
P「くっ……雪歩か!」
雪歩「えへへ……一緒に、穴の中で暮らしませんかぁ?」
P「暗いところは苦手なんだ」
小鳥(見ると雪歩ちゃんはスコップを振り下ろし、プロデューサーさんがそれを受け止めてました)
雪歩「すぐに慣れますよ♪ プロデューサーと一緒に埋まってますうぅぅぅぅ♪」
P「壁の中に……埋まった!?」
小鳥「プロデューサーさん!」
P「上か!?」
雪歩「えへへ……一緒に、穴の中で暮らしませんかぁ?」
P「暗いところは苦手なんだ」
小鳥(見ると雪歩ちゃんはスコップを振り下ろし、プロデューサーさんがそれを受け止めてました)
雪歩「すぐに慣れますよ♪ プロデューサーと一緒に埋まってますうぅぅぅぅ♪」
P「壁の中に……埋まった!?」
小鳥「プロデューサーさん!」
P「上か!?」
5: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 22:52:28.26 ID:uw0KyEfEO
ガキン!
P「くっ……」
雪歩「プロデューサー……えへへ」
小鳥「また床に!」
P「このままだと……そうだ!」
小鳥(プロデューサーさんが目を閉じて……深呼吸を……?)
P(雪歩の飛び出してから埋まるまでのスピードは確かに速い……飛び出してから埋まるまで、一秒もないだろう)
P(だが……予測できれば、捕まえられないスピードじゃない!)
P「くっ……」
雪歩「プロデューサー……えへへ」
小鳥「また床に!」
P「このままだと……そうだ!」
小鳥(プロデューサーさんが目を閉じて……深呼吸を……?)
P(雪歩の飛び出してから埋まるまでのスピードは確かに速い……飛び出してから埋まるまで、一秒もないだろう)
P(だが……予測できれば、捕まえられないスピードじゃない!)
7: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 22:56:27.79 ID:uw0KyEfEO
雪歩「プロデューサー!」
P「ぐあっ!」
雪歩「良い加減に」
P「ぐっ!?」
雪歩「諦めて」
P「がは……!」
雪歩「私と一緒に埋まってくれませんかぁ?」
小鳥(速すぎる! 反撃も出来てないじゃない!)
P「……」
小鳥「!?」
P「ぐあっ!」
雪歩「良い加減に」
P「ぐっ!?」
雪歩「諦めて」
P「がは……!」
雪歩「私と一緒に埋まってくれませんかぁ?」
小鳥(速すぎる! 反撃も出来てないじゃない!)
P「……」
小鳥「!?」
9: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 22:59:18.77 ID:uw0KyEfEO
雪歩「プロデューサー? 観念したんですかぁ? ……痛いのは一瞬だけだから、我慢して下さいね?」
P(……音。音だ)
P(音を一切出さずに動ける人間なんていない……)
……。
雪歩「埋まってますうぅぅぅぅ!!」
P「そこだ!」
ガシッ
雪歩「!?」
小鳥「雪歩ちゃんを捕まえた!?」
雪歩「うぅ……」
P「更に! とう!」
小鳥「雪歩ちゃんを抱えたまま穴に飛び込んだ!?」
P(……音。音だ)
P(音を一切出さずに動ける人間なんていない……)
……。
雪歩「埋まってますうぅぅぅぅ!!」
P「そこだ!」
ガシッ
雪歩「!?」
小鳥「雪歩ちゃんを捕まえた!?」
雪歩「うぅ……」
P「更に! とう!」
小鳥「雪歩ちゃんを抱えたまま穴に飛び込んだ!?」
11: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 23:01:23.10 ID:uw0KyEfEO
「ぁん、そ、そこは駄目ですぅ……!」
「そんなこと言って、こうして欲しかったんだよな?」
「ち、ちがっ……うぅ……」
「ほら、こんなにしている……変態だなぁ……」
「ぁあん! プロデューサー……だ、だめぇ!」
「駄目なら抵抗したらどうだ? ほら」
「ひやあぁぁぁぁん! だ、だめですぅ……こんなの、知っちゃったら、私、私ぃ……!」
「そんなこと言って、こうして欲しかったんだよな?」
「ち、ちがっ……うぅ……」
「ほら、こんなにしている……変態だなぁ……」
「ぁあん! プロデューサー……だ、だめぇ!」
「駄目なら抵抗したらどうだ? ほら」
「ひやあぁぁぁぁん! だ、だめですぅ……こんなの、知っちゃったら、私、私ぃ……!」
12: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 23:03:44.91 ID:uw0KyEfEO
P「ふぅ……もう大人しくしてろよ」
雪歩「は……はい……」ぴくぴく
小鳥「な、何をやったんですか!? やるならカメラの前で! 是非!」
雪歩「そ、それは……」
小鳥「それは……?」
P「……」
雪歩「い、言えないですぅ!」
小鳥「……ちっ!(チッ!)」
雪歩「は……はい……」ぴくぴく
小鳥「な、何をやったんですか!? やるならカメラの前で! 是非!」
雪歩「そ、それは……」
小鳥「それは……?」
P「……」
雪歩「い、言えないですぅ!」
小鳥「……ちっ!(チッ!)」
15: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 23:10:42.86 ID:uw0KyEfEO
P「まあ、前からこんな感じなんですよ。今までは適当にあしらってたんですけど」
小鳥「まさかの物理!?」
雪歩「私達がアピールしてもプロデューサーは気づいてくれませんから……」
P「……」
雪歩「わ、私はもうやりませんから……! あ、あの……また……」
P「ああ。良い子にしてたらな」
雪歩「は、はい……」
小鳥(だから何をしたんですか。ナニをしたんですか)
小鳥「まさかの物理!?」
雪歩「私達がアピールしてもプロデューサーは気づいてくれませんから……」
P「……」
雪歩「わ、私はもうやりませんから……! あ、あの……また……」
P「ああ。良い子にしてたらな」
雪歩「は、はい……」
小鳥(だから何をしたんですか。ナニをしたんですか)
16: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 23:13:05.68 ID:uw0KyEfEO
P「おっと……そろそろ、打ち合わせの時間だ」
小鳥「あ、そうですね……でも社長が車を使っちゃってますよ?」
P「自分の車があるんで……じゃあ、雪歩」
雪歩「はい……」
P「……行ってくるな」
雪歩「……はい」
小鳥(プロデューサーさんが居ない間に、聞いておこう)
小鳥「あ、そうですね……でも社長が車を使っちゃってますよ?」
P「自分の車があるんで……じゃあ、雪歩」
雪歩「はい……」
P「……行ってくるな」
雪歩「……はい」
小鳥(プロデューサーさんが居ない間に、聞いておこう)
17: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 23:15:08.05 ID:uw0KyEfEO
P「決めた自分の意思を貫いて♪」
Pは完全に油断をしていた。自分の車、自分しかいない空間に。
キーを差し、回した瞬間。
P「……! しまっ……!?」
ドカーン!
車が爆発し、炎に包まれたのだった。
その光景を見ていた人影が二つ。
Pは完全に油断をしていた。自分の車、自分しかいない空間に。
キーを差し、回した瞬間。
P「……! しまっ……!?」
ドカーン!
車が爆発し、炎に包まれたのだった。
その光景を見ていた人影が二つ。
18: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 23:22:25.36 ID:uw0KyEfEO
亜美「いぇーい!」
真美「やったー!」
亜美&真美「大・成・功!!」
亜美「これで流石の兄ちゃんも身動き取れないっしょー」
真美「動けない兄ちゃんをお持ち帰りして→」
亜美「治療しつつ、あの部屋で監禁すれば……」
亜美&真美「んっふっふー」
真美「やったー!」
亜美&真美「大・成・功!!」
亜美「これで流石の兄ちゃんも身動き取れないっしょー」
真美「動けない兄ちゃんをお持ち帰りして→」
亜美「治療しつつ、あの部屋で監禁すれば……」
亜美&真美「んっふっふー」
20: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 23:33:35.95 ID:uw0KyEfEO
亜美「んじゃ、そろそろ兄ちゃんを回収しょっかー」
真美「だねー」
P「……全く」
亜美&真美「!?」
P「やってくれたな」
亜美「ちょっと! 話が違うくない!?」
真美「足りなかったかな? まあ、予想の範囲内だし、やることは一緒だよ」
亜美「あ……そっかー」
P「まあ……済んだ事は仕方ないけれど……悪戯にはそれなりの報いが必要だな」
真美「だねー」
P「……全く」
亜美&真美「!?」
P「やってくれたな」
亜美「ちょっと! 話が違うくない!?」
真美「足りなかったかな? まあ、予想の範囲内だし、やることは一緒だよ」
亜美「あ……そっかー」
P「まあ……済んだ事は仕方ないけれど……悪戯にはそれなりの報いが必要だな」
21: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 23:39:50.47 ID:uw0KyEfEO
亜美「行くよ→真美!」
真美「あいあいさ→亜美!」
P「速い!」
真美「突撃!」
ドカッ!
P「くっ……捕まえたぞ!」
ガシッ
真美「ありゃ?」
亜美「ガラ空きだよ→兄ちゃん!」
ドカッ!
P「くっ……鋭い一撃だ」
亜美「諦めて」
真美「真美たちと帰ろうよー」
真美「あいあいさ→亜美!」
P「速い!」
真美「突撃!」
ドカッ!
P「くっ……捕まえたぞ!」
ガシッ
真美「ありゃ?」
亜美「ガラ空きだよ→兄ちゃん!」
ドカッ!
P「くっ……鋭い一撃だ」
亜美「諦めて」
真美「真美たちと帰ろうよー」
22: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/02(土) 23:54:15.64 ID:uw0KyEfEO
P「まだまだ……!」
亜美「兄ちゃんは相変わらず、強情ですなー」
真美「ちかたないね」
P「……くっ!」
亜美「実力で行くしか」
真美「ないっしょー」
ドカッ!
バキッ!
P「ぐっ……(亜美も真美もパワーとスピードは雪歩程じゃないが……完璧なコンビネーションで補っている……どうする?)」
亜美「兄ちゃんは相変わらず、強情ですなー」
真美「ちかたないね」
P「……くっ!」
亜美「実力で行くしか」
真美「ないっしょー」
ドカッ!
バキッ!
P「ぐっ……(亜美も真美もパワーとスピードは雪歩程じゃないが……完璧なコンビネーションで補っている……どうする?)」
30: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/05(火) 18:41:11.68 ID:Hxc0ESY9O
亜美「えいや!」
真美「てや!」
P(……?)
真美「亜美、次で決めるよ!」
亜美「オッケー」
P(……次だ。次でわかる)
亜美&真美「これで……終わりだあぁぁぁぁ!」
P「そこか!」
スカッ
亜美「あり?」
真美「ぐ、偶然だよ! もう一回行くよ!」
真美「てや!」
P(……?)
真美「亜美、次で決めるよ!」
亜美「オッケー」
P(……次だ。次でわかる)
亜美&真美「これで……終わりだあぁぁぁぁ!」
P「そこか!」
スカッ
亜美「あり?」
真美「ぐ、偶然だよ! もう一回行くよ!」
31: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/05(火) 22:01:20.58 ID:NflAfRcIO
P(やっぱり……亜美と真美のコンビネーションは完璧。だが、攻撃のパターンは多くない)
亜美「兄ちゃん!」
真美「覚悟!」
P「……!」
ガシッ!
亜美「んな!?」
真美「二人同時に捕まるなんて……」
P「さて、残った車のローン分。二人の身体で楽しませて貰おうか」
亜美「えっ……兄ちゃん?」
真美「そ、そこはだめ……」
亜美&真美「ーー!!」
亜美「兄ちゃん!」
真美「覚悟!」
P「……!」
ガシッ!
亜美「んな!?」
真美「二人同時に捕まるなんて……」
P「さて、残った車のローン分。二人の身体で楽しませて貰おうか」
亜美「えっ……兄ちゃん?」
真美「そ、そこはだめ……」
亜美&真美「ーー!!」
32: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/05(火) 22:20:43.85 ID:NflAfRcIO
亜美「に、兄ちゃんめ……」ぴくぴく
真美「よ、よくも……」ぴくぴく
P「全く……反省しろよ?」
亜美&真美「ごめんなさい……」
P「おっと……急がないと、遅れるな」
亜美「……行っちゃったね」
真美「……うん」
亜美「凄かっね」
真美「うん」
亜美「イタズラしたら、またしてくれるかな?」
真美「よ、よくも……」ぴくぴく
P「全く……反省しろよ?」
亜美&真美「ごめんなさい……」
P「おっと……急がないと、遅れるな」
亜美「……行っちゃったね」
真美「……うん」
亜美「凄かっね」
真美「うん」
亜美「イタズラしたら、またしてくれるかな?」
34: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/10(日) 22:24:32.82 ID:wlkvWSqVO
P「予想外に時間かけちゃったな……」
響「ん? お、プロデューサー! はいさーい」
P「げっ……響」
響「げって何さ? 自分と会ったのがそんなに嫌なの?」
P「いや、そういう訳じゃ……」
響「……まあ、いいや。プロデューサー急いでるんじゃないの?」
P「え?」
響「え?」
P「響は何もして来ないのか?」
響「確かに、プロデューサーとは遊びたいけど……プロデューサーを困らせてまで、やりたい事じゃないぞ」
P「……響」
響「ん? お、プロデューサー! はいさーい」
P「げっ……響」
響「げって何さ? 自分と会ったのがそんなに嫌なの?」
P「いや、そういう訳じゃ……」
響「……まあ、いいや。プロデューサー急いでるんじゃないの?」
P「え?」
響「え?」
P「響は何もして来ないのか?」
響「確かに、プロデューサーとは遊びたいけど……プロデューサーを困らせてまで、やりたい事じゃないぞ」
P「……響」
35: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/10(日) 22:29:49.32 ID:wlkvWSqVO
P「響……」
響「どうしたの?」
P「響!」
響「え……わっ」
なでなで
響「ぷ、プロデューサー! 何を……撫でるなぁ!」
なでなで
響「もう、プロデューサーは仕方ないぞ……えへへ」
響「どうしたの?」
P「響!」
響「え……わっ」
なでなで
響「ぷ、プロデューサー! 何を……撫でるなぁ!」
なでなで
響「もう、プロデューサーは仕方ないぞ……えへへ」
36: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/10(日) 22:34:08.65 ID:wlkvWSqVO
P「結局。時間を使ってしまった……おのれ、響!」
P「何と言う作戦を……!」
プロデューサーは無事に打ち合わせに行くことが出来るのだろうか。
P「何と言う作戦を……!」
プロデューサーは無事に打ち合わせに行くことが出来るのだろうか。
39: ◆IIiEuGs1j. 2014/08/14(木) 15:32:06.84 ID:YUDwVBVyO
??「次。あんたの番じゃないの?」
?「あれ? 響はもう負けちゃったの?」
??「最初から戦う気無かったんじゃない?」
?「まあ、確かに……響は能力の割りには好戦的じゃないかなぁ」
??「そうね……それより」
ズドン!
??「そのサンドバック。何個目?」
?「あ、ごめん。数えてないや」
?「あれ? 響はもう負けちゃったの?」
??「最初から戦う気無かったんじゃない?」
?「まあ、確かに……響は能力の割りには好戦的じゃないかなぁ」
??「そうね……それより」
ズドン!
??「そのサンドバック。何個目?」
?「あ、ごめん。数えてないや」
40: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/14(木) 15:39:54.03 ID:MpKKx34mO
?「あ、気をつけてね」
??「え?」
ぶくぶく……バーン!
??「サンドバックが膨れ上がって……破裂した!?」
?「よーし、ウォーミングアップ完了っと!」
真「待ってて下さいね! プロデューサー!」
??「え?」
ぶくぶく……バーン!
??「サンドバックが膨れ上がって……破裂した!?」
?「よーし、ウォーミングアップ完了っと!」
真「待ってて下さいね! プロデューサー!」
45: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/17(日) 10:44:30.82 ID:XQCyh/5uO
P「何事も無ければ間に合いそうだ……」
モヒカンA「ヒヤッハー! 火事だー! 消防車呼べ!」
モヒカンB「ヒヤッハー! 女の子が取り残されてるぞ!」
P「……えー」
数分後。
モヒカンA「ヒヤッハー! あの兄ちゃん。単身で炎の海に飛び込んで嬢ちゃんを助けたぞ!」
モヒカンB「ヒヤッハー! まるで炎から道を空けているみたいだったぜ……」
母親「あなたは……」
P「通りすがりのプロデューサーです」
モヒカンA「ヒヤッハー! 火事だー! 消防車呼べ!」
モヒカンB「ヒヤッハー! 女の子が取り残されてるぞ!」
P「……えー」
数分後。
モヒカンA「ヒヤッハー! あの兄ちゃん。単身で炎の海に飛び込んで嬢ちゃんを助けたぞ!」
モヒカンB「ヒヤッハー! まるで炎から道を空けているみたいだったぜ……」
母親「あなたは……」
P「通りすがりのプロデューサーです」
46: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/17(日) 10:48:08.91 ID:XQCyh/5uO
P「電話で遅れる訳を話したら、まさか助けた女の子が監督さんの娘さんだったなんてな……」
真「……」
P「ん? まこ……」
ドカッ!
P「……!?」
真「プロデューサーらしくて好きですけど……人助けした後に気を抜く癖はやめた方が良いですよ」
P「……真」
真「へぇ? ボクの攻撃に合わせて、自分自身に拳を叩き込むことで……ダメージを殺したんですか」
P「伊達や酔狂でプロデュースしてる訳じゃないからな」
真「……」
P「ん? まこ……」
ドカッ!
P「……!?」
真「プロデューサーらしくて好きですけど……人助けした後に気を抜く癖はやめた方が良いですよ」
P「……真」
真「へぇ? ボクの攻撃に合わせて、自分自身に拳を叩き込むことで……ダメージを殺したんですか」
P「伊達や酔狂でプロデュースしてる訳じゃないからな」
47: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/17(日) 11:00:37.15 ID:XQCyh/5uO
P「……退いてくれると助かるんだけれど」
真「連戦で疲れているプロデューサーを見逃す手はありませんよ」
シュンッ
P「消えた……!?」
真「てや!」
シュッ!
P「うぉ……! 蹴りで電柱がバターのように切れた!?」
真「今の当たってたら、一生歩けなくなったプロデューサーをボクが永遠に連れ添う予定だったのになぁ……ちぇっ」
P「真は真っ直ぐだなぁ」
真「へへっ」
真「連戦で疲れているプロデューサーを見逃す手はありませんよ」
シュンッ
P「消えた……!?」
真「てや!」
シュッ!
P「うぉ……! 蹴りで電柱がバターのように切れた!?」
真「今の当たってたら、一生歩けなくなったプロデューサーをボクが永遠に連れ添う予定だったのになぁ……ちぇっ」
P「真は真っ直ぐだなぁ」
真「へへっ」
52: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/17(日) 21:49:12.66 ID:lGnliNT4O
P(目に映らないスピード。一撃でも貰ったら終わり……)
真「後になれば後になるほど、見た目が酷くなりますから……早目に当たった方が楽ですよ?」
シュンッ
真「ま、プロデューサーがどんな形になっても……ボクはプロデューサーなら愛せますけど!」
P「くっ……!」
ガッ!
P(非常に厄介だ……)
真「まだ手足が付いてるなんて……流石はプロデューサー。やりますね! 」
P「何ならもう少しスピード上げても良いぞ?(さて、どうしたものか)」
真「後になれば後になるほど、見た目が酷くなりますから……早目に当たった方が楽ですよ?」
シュンッ
真「ま、プロデューサーがどんな形になっても……ボクはプロデューサーなら愛せますけど!」
P「くっ……!」
ガッ!
P(非常に厄介だ……)
真「まだ手足が付いてるなんて……流石はプロデューサー。やりますね! 」
P「何ならもう少しスピード上げても良いぞ?(さて、どうしたものか)」
53: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/17(日) 21:57:12.54 ID:lGnliNT4O
真「そうですね……そろそろ終わりにしようかな?」
シュンッ
真「へへっ! 殺ーりぃ♪」
グサッ!
P「が……は……!」
真「あぁ……ボクの手がプロデューサーのお腹の中に……」
真「本当なら、下半身が吹き飛ぶはずだけど……?」
ガシッ
P「……つか……まえた……!」
真「!?」
P「どんなに早くても……物理的に消えている訳じゃない……こうなったら、動けないだろ?」
真「ぷ、プロデューサー……!」
シュンッ
真「へへっ! 殺ーりぃ♪」
グサッ!
P「が……は……!」
真「あぁ……ボクの手がプロデューサーのお腹の中に……」
真「本当なら、下半身が吹き飛ぶはずだけど……?」
ガシッ
P「……つか……まえた……!」
真「!?」
P「どんなに早くても……物理的に消えている訳じゃない……こうなったら、動けないだろ?」
真「ぷ、プロデューサー……!」
54: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/17(日) 21:59:50.93 ID:lGnliNT4O
「うわっ! そ、そんなとこ……!?」
「だ、だめ……ですってば!?」
「ぷ、プロデューサーの……お姫様にされちゃう……!」
「あああ……ああ……♪」
「だ、だめ……ですってば!?」
「ぷ、プロデューサーの……お姫様にされちゃう……!」
「あああ……ああ……♪」
56: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/17(日) 22:02:48.61 ID:lGnliNT4O
真「」ぴくぴく
P「大人しく事務所に帰るんだぞ?」
真「は、はい……」
P「真……常識外れな奴だったな……」
P「大人しく事務所に帰るんだぞ?」
真「は、はい……」
P「真……常識外れな奴だったな……」
60: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/21(木) 17:54:17.22 ID:NUxFA1upO
某テレビ局
P「よし、無事に打ち合わせは終了したぞ!」
スタッフ「Pさん」
P「あれ? まだ何か……」
スタッフ「くふひ!」
シュッ
P「な、ナイフ!? 」
スタッフ「連れて行かなきゃ連れて行かなきゃ……」ぶつぶつ
P(目が正気じゃない!)
スタッフ「うっうー!」
P(くっ……誰に操られているんだ!)
P「よし、無事に打ち合わせは終了したぞ!」
スタッフ「Pさん」
P「あれ? まだ何か……」
スタッフ「くふひ!」
シュッ
P「な、ナイフ!? 」
スタッフ「連れて行かなきゃ連れて行かなきゃ……」ぶつぶつ
P(目が正気じゃない!)
スタッフ「うっうー!」
P(くっ……誰に操られているんだ!)
69: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/23(土) 20:55:23.19 ID:6k6xSnEUO
スタッフA「プロデューサーは強いから」
スタッフB「無傷では無理かなーって」
スタッフC「大怪我しても」
スタッフD「私が看病してあげます!」
P「いや、誰だよ。お前ら……にしても」
P「操られている割には統率が取れているな……なら」
ズドーン!
スタッフ「」
P「纏めて倒すまでだ」
スタッフB「無傷では無理かなーって」
スタッフC「大怪我しても」
スタッフD「私が看病してあげます!」
P「いや、誰だよ。お前ら……にしても」
P「操られている割には統率が取れているな……なら」
ズドーン!
スタッフ「」
P「纏めて倒すまでだ」
70: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/23(土) 20:58:36.01 ID:6k6xSnEUO
スタッフE「うっうー」
P「まだ居たのか!?」
スタッフF「うっうー↓」
P「だが……丁度良い」
スタッフ「?」
P「俺を連れて行ってくれ。どちらにしろ……ここまでされて、黙っている訳にもいかないさ」
P「まだ居たのか!?」
スタッフF「うっうー↓」
P「だが……丁度良い」
スタッフ「?」
P「俺を連れて行ってくれ。どちらにしろ……ここまでされて、黙っている訳にもいかないさ」
71: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/23(土) 21:22:04.52 ID:6k6xSnEUO
???「あ、プロデューサー!」
P(仮面? 変声機か)
???「来てくれて嬉しいかなーって……えへへ」
P「あんなアプローチされたらな……」
???「ありがとうございます!」がるーん
P(くっ……あの仮面の下は天使ぽいあ少女は誰なんだ!?)
P(仮面? 変声機か)
???「来てくれて嬉しいかなーって……えへへ」
P「あんなアプローチされたらな……」
???「ありがとうございます!」がるーん
P(くっ……あの仮面の下は天使ぽいあ少女は誰なんだ!?)
72: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/23(土) 21:24:50.67 ID:6k6xSnEUO
??「ちょっと……勝手に話を進めるんじゃないわよ」
74: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 12:52:44.85 ID:ixvHj7NgO
??「ちょっと、約束を忘れてるんじゃないでしょうね?」
P(二人目の仮面か! あのうさぎのぬいぐるみを抱えた少女……何者なんだ……?)
???「覚えているよ? プロデューサーを監禁して、三人で暮らすって!」
??「そ、そう……だったら、良いのよ……」
???「でも、でも」
??「何よ?」
P(二人目の仮面か! あのうさぎのぬいぐるみを抱えた少女……何者なんだ……?)
???「覚えているよ? プロデューサーを監禁して、三人で暮らすって!」
??「そ、そう……だったら、良いのよ……」
???「でも、でも」
??「何よ?」
75: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 12:55:50.89 ID:ixvHj7NgO
???「やっぱり……プロデューサーは」
??「!」
???「独り占めしたい、かなーって」
シュッ!
ドン!
??「!」
???「独り占めしたい、かなーって」
シュッ!
ドン!
78: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 15:05:49.96 ID:EDApuMycO
??「にひひっ」
???「えへへ」
パキパキ……。
P(二人の仮面にひびが……!?)
パリーン!
P(割れ……な、なんだと……!?)
伊織「お互い……気が合うじゃない。私もそう思ってた所よ」
やよい「そうなんだ! 伊織ちゃんと同じなのは、それは嬉しいかなーって!」
P(まさか……伊織とやよいだったなんて……)
???「えへへ」
パキパキ……。
P(二人の仮面にひびが……!?)
パリーン!
P(割れ……な、なんだと……!?)
伊織「お互い……気が合うじゃない。私もそう思ってた所よ」
やよい「そうなんだ! 伊織ちゃんと同じなのは、それは嬉しいかなーって!」
P(まさか……伊織とやよいだったなんて……)
79: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 15:12:49.79 ID:EDApuMycO
やよい「うっうー!」
伊織「!?」
やよい「プロデューサーを譲ってくれたら、嬉しいかなーって」
伊織「何バカな……」
やよい「だめ……?」
伊織「も、勿論良いわ……」
伊織「……は!?」
ズシュ!
P(伊織が自分自身に攻撃を……まさか、あれが洗脳の正体か!)
伊織「……やってくれるわね」
やよい「えへへ」
伊織「!?」
やよい「プロデューサーを譲ってくれたら、嬉しいかなーって」
伊織「何バカな……」
やよい「だめ……?」
伊織「も、勿論良いわ……」
伊織「……は!?」
ズシュ!
P(伊織が自分自身に攻撃を……まさか、あれが洗脳の正体か!)
伊織「……やってくれるわね」
やよい「えへへ」
80: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 15:25:47.64 ID:EDApuMycO
伊織「今度はこっちから行くわよ!」
P「シャルル……うさちゃんを置いた?」
やよい「?」
伊織「行くわよ」
うさちゃん「……」むくっ
やよい「!?」
P「シャルル……うさちゃんを置いた?」
やよい「?」
伊織「行くわよ」
うさちゃん「……」むくっ
やよい「!?」
81: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 15:32:46.80 ID:EDApuMycO
うさちゃん「……」
ドカッ!
やよい「うぅ……」
伊織「背中がガラ空きよ!」
ドカッ!
やよい「うわっ!」
P(あのぬいぐるみ……まるで生きているみたいだ……操られている動きじゃない)
やよい「うー……皆さん。お願いしまーす!」がるーん
スタッフ達「うっうー!」
うさちゃん「……」
ドカッ! バキッ! グシャッ!
スタッフ達「」
P(圧倒的過ぎる……)
ドカッ!
やよい「うぅ……」
伊織「背中がガラ空きよ!」
ドカッ!
やよい「うわっ!」
P(あのぬいぐるみ……まるで生きているみたいだ……操られている動きじゃない)
やよい「うー……皆さん。お願いしまーす!」がるーん
スタッフ達「うっうー!」
うさちゃん「……」
ドカッ! バキッ! グシャッ!
スタッフ達「」
P(圧倒的過ぎる……)
88: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 22:21:24.79 ID:wUY8oL+WO
伊織「……やよい」
やよい(負けちゃうの……?)
伊織「正直……こんな形で別れたくなかったわ」
やよい(そうだよね……私が……伊織ちゃんに勝てるわけ、ないよね……)
伊織「……少し眠ってなさい。殺しはしないわ」
伊織「辛くならないよう。プロデューサーの思い出を消してあげるから」
うさちゃん「……」
やよい(嫌だなぁ……)
やよい(負けちゃうの……?)
伊織「正直……こんな形で別れたくなかったわ」
やよい(そうだよね……私が……伊織ちゃんに勝てるわけ、ないよね……)
伊織「……少し眠ってなさい。殺しはしないわ」
伊織「辛くならないよう。プロデューサーの思い出を消してあげるから」
うさちゃん「……」
やよい(嫌だなぁ……)
89: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 22:26:41.28 ID:wUY8oL+WO
P『君が高槻やよいさん?』
やよい『はわっ!? どうして私の名前を
知っているんですか?』
P『それはね……俺が君のプロデューサーだからだよ』
やよい『プロデューサー? す、すっごーいです!』
P『あはは……まあ、お互いに頑張ろうな?』
やよい(あれ……これは……?)
やよい『はわっ!? どうして私の名前を
知っているんですか?』
P『それはね……俺が君のプロデューサーだからだよ』
やよい『プロデューサー? す、すっごーいです!』
P『あはは……まあ、お互いに頑張ろうな?』
やよい(あれ……これは……?)
90: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 22:33:47.20 ID:wUY8oL+WO
やよい『うぅ……ひっく……』
P『お、こんな所に居たのか?』
やよい『ぷ、プロデューサー!?』
P『お、おう……そんなに驚かなくても……』
やよい『こ、来ないで下さい!』
P『やよい……』
やよい『今の私……すごく変な顔してます……プロデューサー言ってくれました……私の笑顔が好き、って……』
P『……』
やよい『だ、だから……こんな顔……プロデューサーには見せたくないんです!』
P『やよいの笑顔を早く見たいからそっちに行くんだよ』
やよい『プロデューサー……?』
P『言ったろ?』
P『お、こんな所に居たのか?』
やよい『ぷ、プロデューサー!?』
P『お、おう……そんなに驚かなくても……』
やよい『こ、来ないで下さい!』
P『やよい……』
やよい『今の私……すごく変な顔してます……プロデューサー言ってくれました……私の笑顔が好き、って……』
P『……』
やよい『だ、だから……こんな顔……プロデューサーには見せたくないんです!』
P『やよいの笑顔を早く見たいからそっちに行くんだよ』
やよい『プロデューサー……?』
P『言ったろ?』
91: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 22:35:27.53 ID:wUY8oL+WO
ーーお互いに、一緒に頑張って行こうってな。
92: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 22:40:23.53 ID:wUY8oL+WO
P「……全く」
バキッ!
伊織「なっ……!?」
うさちゃん「!?」
P「どちらかに片方を倒させてから、残った方を……って思ってたのに」
やよい「ぷろ……でゅー……さー……?」
P「つい、動いてしまったな……」
バキッ!
伊織「なっ……!?」
うさちゃん「!?」
P「どちらかに片方を倒させてから、残った方を……って思ってたのに」
やよい「ぷろ……でゅー……さー……?」
P「つい、動いてしまったな……」
94: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 22:44:48.78 ID:wUY8oL+WO
伊織「ふん……次はあんたが相手ってわけ?」
うさちゃん「……」
伊織「こっちの方が手っ取り早いのよ!」
P「やよい」
やよい「……?」
P「……俺が伊織を倒そうか?」
やよい「……!」
やよい「……」
やよい「……いいえ!」
やよい「まだやれます!」
うさちゃん「……」
伊織「こっちの方が手っ取り早いのよ!」
P「やよい」
やよい「……?」
P「……俺が伊織を倒そうか?」
やよい「……!」
やよい「……」
やよい「……いいえ!」
やよい「まだやれます!」
95: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 22:52:50.12 ID:wUY8oL+WO
伊織「やよい!?」
やよい「えへへ……伊織ちゃん! まだ終わってないよ!」
伊織「……そうよね。私の知っているやよいはそうじゃなきゃ」
伊織「私も全力で応えるわ。うさちゃん……バトルモード」
うさちゃん「……yes sir」
やよい「……うさちゃんが巨大化していく……凄いね」
伊織「にひひっ♪ 当然よ!」
やよい「えへへ……伊織ちゃん! まだ終わってないよ!」
伊織「……そうよね。私の知っているやよいはそうじゃなきゃ」
伊織「私も全力で応えるわ。うさちゃん……バトルモード」
うさちゃん「……yes sir」
やよい「……うさちゃんが巨大化していく……凄いね」
伊織「にひひっ♪ 当然よ!」
96: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/24(日) 23:04:12.67 ID:wUY8oL+WO
伊織「やよいに勝ち目なんて……」
やよい「うっうー!!」
伊織「な!? 消え……」
やよい「ハイ! ターッチ!」
伊織「うさちゃん!」
うさちゃん「ーー!?」
やよい「イェーイ!!」
ズドーン!
うさちゃん「! ……!?」
伊織「うさちゃんが一撃で……!?」
やよい「うっうー」
伊織「くっ……私だって、負けられないのよ!」
やよい「うっうー!!」
伊織「な!? 消え……」
やよい「ハイ! ターッチ!」
伊織「うさちゃん!」
うさちゃん「ーー!?」
やよい「イェーイ!!」
ズドーン!
うさちゃん「! ……!?」
伊織「うさちゃんが一撃で……!?」
やよい「うっうー」
伊織「くっ……私だって、負けられないのよ!」
99: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/25(月) 22:22:59.39 ID:Dpa+XWXWO
『伊織……お前は水瀬の人間だ』
『恥ずべき行動を取れば、水瀬の人間全ての顔に泥を塗ることになる……』
伊織(それじゃ私の意思はどこにあるの……? 心は?)
『お前は死ぬまで……水瀬の者なのだ』
伊織『ええ……わかっていますわ……お爺様』
伊織(……そうか……私は……水瀬の人間じゃない……人形なのね……)
『恥ずべき行動を取れば、水瀬の人間全ての顔に泥を塗ることになる……』
伊織(それじゃ私の意思はどこにあるの……? 心は?)
『お前は死ぬまで……水瀬の者なのだ』
伊織『ええ……わかっていますわ……お爺様』
伊織(……そうか……私は……水瀬の人間じゃない……人形なのね……)
100: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/25(月) 22:23:53.45 ID:Dpa+XWXWO
『アイドルだと? ふむ……好きにするが良い』
伊織『本当!?』
『だが……結果が出なければ……わかるな?』
伊織(勿論……今までだって……そうして来たんだから……)
伊織(私の家じゃ、努力しても、結果が出ないと認められなかった……)
伊織(結果が実らない努力なんて……努力じゃないのよ!)
伊織『本当!?』
『だが……結果が出なければ……わかるな?』
伊織(勿論……今までだって……そうして来たんだから……)
伊織(私の家じゃ、努力しても、結果が出ないと認められなかった……)
伊織(結果が実らない努力なんて……努力じゃないのよ!)
101: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/25(月) 22:27:23.18 ID:Dpa+XWXWO
P『今日から俺が君のプロデューサーだ』
伊織(でも……あんたは違ったわね)
P『惜しかったな……でも、あそこのアピールは良かったと思うぞ!』
伊織(失敗しても……私の良い所は褒めてくれた……悪い所は一緒に反省もしてくれた……)
伊織(何でかしらね……たったそれだけなのに……)
伊織(いいえ……だからこそ……あんたは私の特別になってしまった)
伊織(小さい頃から欲しい物は大抵買ってもらえたけれど……あんたは無理でしょうね)
伊織(だから……欲しいの)
伊織(でも……あんたは違ったわね)
P『惜しかったな……でも、あそこのアピールは良かったと思うぞ!』
伊織(失敗しても……私の良い所は褒めてくれた……悪い所は一緒に反省もしてくれた……)
伊織(何でかしらね……たったそれだけなのに……)
伊織(いいえ……だからこそ……あんたは私の特別になってしまった)
伊織(小さい頃から欲しい物は大抵買ってもらえたけれど……あんたは無理でしょうね)
伊織(だから……欲しいの)
102: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/25(月) 22:35:24.15 ID:Dpa+XWXWO
やよい「うっうー!!」
ズゴン!
伊織(やよい……あなたの事も好きよ)
やよい「そこです!」
伊織(やよいの笑顔にはいつも救われてたわ……あなたにだったら、私の持っている物を譲ってもいいぐらい……でも)
ガシッ
伊織(あいつだけは……ダメ)
ドーン!
やよい「うー……伊織ちゃん……強いなぁ」
伊織「何言ってんのよ。やよいも強いじゃない」
ズゴン!
伊織(やよい……あなたの事も好きよ)
やよい「そこです!」
伊織(やよいの笑顔にはいつも救われてたわ……あなたにだったら、私の持っている物を譲ってもいいぐらい……でも)
ガシッ
伊織(あいつだけは……ダメ)
ドーン!
やよい「うー……伊織ちゃん……強いなぁ」
伊織「何言ってんのよ。やよいも強いじゃない」
103: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/25(月) 22:39:33.05 ID:Dpa+XWXWO
伊織「……」
やよい「……」
伊織「……にひひっ」
やよい「……えへへ」
伊織(次が最後の一撃……多分。どちらかは生きて帰れないでしょうね)
やよい(友達だから……迷わないよ……伊織ちゃん)
伊織「……!」
やよい「……!」
ズドン!
やよい「……」
伊織「……にひひっ」
やよい「……えへへ」
伊織(次が最後の一撃……多分。どちらかは生きて帰れないでしょうね)
やよい(友達だから……迷わないよ……伊織ちゃん)
伊織「……!」
やよい「……!」
ズドン!
108: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/26(火) 17:44:49.15 ID:Q1mpBBWwO
P「……」
伊織「なっ……」
やよい「プロ……デューサー……?」
P「強くなったな……二人とも……いいや」
やよい「そ、そんな……」
伊織「嘘よ……こんなの……誰も望んで……」
P(お前達は……最初から強かった……)
伊織「いやあぁぁぁぁ!!」
伊織「なっ……」
やよい「プロ……デューサー……?」
P「強くなったな……二人とも……いいや」
やよい「そ、そんな……」
伊織「嘘よ……こんなの……誰も望んで……」
P(お前達は……最初から強かった……)
伊織「いやあぁぁぁぁ!!」
109: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/26(火) 17:46:50.24 ID:Q1mpBBWwO
P「まあ、それはそれとして……」
伊織「え」
やよい「?」
P「喧嘩なんて良くないぞ。ちょっと話し合いをしないとな!」
伊織「」
伊織「え」
やよい「?」
P「喧嘩なんて良くないぞ。ちょっと話し合いをしないとな!」
伊織「」
112: ◆Yhyk1z6v2k 2014/08/26(火) 22:07:19.05 ID:6Su4WVgIO
「ちょっと……や、やめなさいってば……」
「な、なんでそんな所ばっかり……」
「だ、だめ……だめって言ってるでしょ! あぅ……あ……!」
「あんたの手で……おかしくなっちゃう! おかしくなっちゃうの……!」
「あぁぁん! だ、だめえぇぇぇ!」
P「よし」
伊織「」ぴくぴく
「な、なんでそんな所ばっかり……」
「だ、だめ……だめって言ってるでしょ! あぅ……あ……!」
「あんたの手で……おかしくなっちゃう! おかしくなっちゃうの……!」
「あぁぁん! だ、だめえぇぇぇ!」
P「よし」
伊織「」ぴくぴく
116: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/01(月) 16:29:46.43 ID:EChoa+zcO
やよい「……」ぼー
P「さて……っと」
やよい「!?」
P「……おいで」
やよい「は……はい……」
P「さて……っと」
やよい「!?」
P「……おいで」
やよい「は……はい……」
118: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/03(水) 18:29:09.65 ID:3Sb10JwIO
アイドル同士の戦いは伊織とやよいだけじゃなかった。
貴音「……美希」
美希「あふぅ……選りに選って、貴音が相手なんてめんどくさいって思うな」
貴音「……面倒、ですか」
美希「うん」
貴音「その言い方だと、私に勝てない訳ではないーーという意味に聞こえますよ?」
美希「だからそう言ってるの」
貴音「この四条貴音を……甘く見られたものですね」
貴音「……美希」
美希「あふぅ……選りに選って、貴音が相手なんてめんどくさいって思うな」
貴音「……面倒、ですか」
美希「うん」
貴音「その言い方だと、私に勝てない訳ではないーーという意味に聞こえますよ?」
美希「だからそう言ってるの」
貴音「この四条貴音を……甘く見られたものですね」
119: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/03(水) 18:35:18.94 ID:3Sb10JwIO
響「うわあぁぁ!?」
あずさ「響ちゃん? あまり動き回れると手加減が出来ないわ?」
響「何で!」
あずさ「?」
響「何でこんなことするんだよ! あずささんと自分は……仲間じゃなかったの!?」
あずさ「あらあら、ごめんなさいね? 私だって響ちゃんの事は大好きだけど……仕方ないのよ」
響「だから何で!?」
あずさ「……例えば」
響「?」
あずさ「響ちゃん? あまり動き回れると手加減が出来ないわ?」
響「何で!」
あずさ「?」
響「何でこんなことするんだよ! あずささんと自分は……仲間じゃなかったの!?」
あずさ「あらあら、ごめんなさいね? 私だって響ちゃんの事は大好きだけど……仕方ないのよ」
響「だから何で!?」
あずさ「……例えば」
響「?」
120: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/03(水) 18:42:12.99 ID:3Sb10JwIO
あずさ「一つしかないもの、みんなで分けることの出来ない物をみんなが狙っていたどうする?」
響「それって……」
あずさ「他の物なら何だって譲るし、我慢もする……だけど」
響(あずささん……泣いてる……)
あずさ「これだけはダメなの!」
響(本当は嫌なのに、止まれないんだ……だったら)
響「自分が止めて見せるぞ!」
響「それって……」
あずさ「他の物なら何だって譲るし、我慢もする……だけど」
響(あずささん……泣いてる……)
あずさ「これだけはダメなの!」
響(本当は嫌なのに、止まれないんだ……だったら)
響「自分が止めて見せるぞ!」
121: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/03(水) 18:54:00.30 ID:3Sb10JwIO
春香「……」
ギユッ
千早「これは……!」
春香「対象者のアイドルランクが高ければ高い程、強度を増すリボン……じゃあね」
千早「……トドメを指す価値はないとでも言うの?」
春香「みんなの戦いを止めないと……」
千早「ふざけないで!」
春香「声でリボンを縛り付けている建物を……口も塞ぐべきだったかな」
千早「春香!」
春香「……千早ちゃん」
千早「……?」
春香「私達がどれだけ争っても……最後に決めるのは、プロデューサーさんなんだよ?」
千早「言わないで……!」
ギユッ
千早「これは……!」
春香「対象者のアイドルランクが高ければ高い程、強度を増すリボン……じゃあね」
千早「……トドメを指す価値はないとでも言うの?」
春香「みんなの戦いを止めないと……」
千早「ふざけないで!」
春香「声でリボンを縛り付けている建物を……口も塞ぐべきだったかな」
千早「春香!」
春香「……千早ちゃん」
千早「……?」
春香「私達がどれだけ争っても……最後に決めるのは、プロデューサーさんなんだよ?」
千早「言わないで……!」
124: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/04(木) 09:15:52.07 ID:gG5OkL8mO
P「……おかしい」
P「幾ら何でもこれはーー」
コンビニ店員「765円になります」
P「えーっと1065円で」
コンビニ店員「ありがとうございました」
P「それで何だっけ……そうそう。裏で操ってる奴が居そうなんだよな」
P「アイドル達のスケジュールを把握して、ある程度の操作が出来て、アイドル達を言葉巧みに操れる奴か……」
コンビニ店員「……」
P「幾ら何でもこれはーー」
コンビニ店員「765円になります」
P「えーっと1065円で」
コンビニ店員「ありがとうございました」
P「それで何だっけ……そうそう。裏で操ってる奴が居そうなんだよな」
P「アイドル達のスケジュールを把握して、ある程度の操作が出来て、アイドル達を言葉巧みに操れる奴か……」
コンビニ店員「……」
125: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/04(木) 09:21:46.74 ID:gG5OkL8mO
ーー事務所。
P「ただいま戻りーー」
コンビニ店員「遅いご帰還ですね……プロデューサー殿?」
P「君は……」
コンビニ店員「残った子達を始末に来たんですけど……逃げられたみたいですね」
P「……! どういう意味だ!?」
コンビニ店員「おかしいと思いませんでしたか?」
P「ただいま戻りーー」
コンビニ店員「遅いご帰還ですね……プロデューサー殿?」
P「君は……」
コンビニ店員「残った子達を始末に来たんですけど……逃げられたみたいですね」
P「……! どういう意味だ!?」
コンビニ店員「おかしいと思いませんでしたか?」
126: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/04(木) 09:25:41.64 ID:gG5OkL8mO
コンビニ店員「気配を殺しながらテレビ局に向かっていたプロデューサーが……何故、アイドルと出会ったのか」
コンビニ店員「どうして都合良く続け様にあの子たちの襲撃を受けたのか」
P「……まさか」
コンビニ店員「そう。私が教えてあげたからですよ」
コンビニ店員「どうして都合良く続け様にあの子たちの襲撃を受けたのか」
P「……まさか」
コンビニ店員「そう。私が教えてあげたからですよ」
127: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/04(木) 09:40:09.81 ID:ml2NpZqOO
コンビニ店員「そう」
律子「全ては、私の戯言なんですよ」
律子「全ては、私の戯言なんですよ」
142: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 21:07:01.55 ID:ZZZyTMs9O
P「……!」
律子「構える前に……避けたらどうですか?」
P「くっ……!」
バキッ!
律子「距離を取る……と見せかけて、詰めてからの一撃ですか?」
P「な……」
律子「情報収集は得意何ですよ。私」
律子「構える前に……避けたらどうですか?」
P「くっ……!」
バキッ!
律子「距離を取る……と見せかけて、詰めてからの一撃ですか?」
P「な……」
律子「情報収集は得意何ですよ。私」
143: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 21:18:11.92 ID:ZZZyTMs9O
律子「右かと思えば左。左かと思えば右……良い意味で予想を裏切る才能は、流石はあの娘達のプロデューサーを勤められるだけのことはあります」
P「……!」
律子「でもパターンのない人間なんて居ないんですよ?」
ドン!
P「ぐは……!?」
律子「あなたはプロデューサー(強者の道を導く者)……アイドル(強者の道を征く者)にはどうしても、不利になります」
律子「あの子達は、あなたが育てたからある程度手も読めたでしょうけど……私はどうでしょうか? プロデューサー殿?」
P「……!」
律子「でもパターンのない人間なんて居ないんですよ?」
ドン!
P「ぐは……!?」
律子「あなたはプロデューサー(強者の道を導く者)……アイドル(強者の道を征く者)にはどうしても、不利になります」
律子「あの子達は、あなたが育てたからある程度手も読めたでしょうけど……私はどうでしょうか? プロデューサー殿?」
145: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 21:29:17.38 ID:A6WAJCWeO
P「ふん!」
バシッ
P「……な……」
律子「本格的な戦闘になれば、プロデューサー殿でも私どころか、あの子達にも勝てないんですよ?」
律子「……それが導く者と往く者の差なんですから」
ドーン!
P「ぐふ……!?」
バシッ
P「……な……」
律子「本格的な戦闘になれば、プロデューサー殿でも私どころか、あの子達にも勝てないんですよ?」
律子「……それが導く者と往く者の差なんですから」
ドーン!
P「ぐふ……!?」
146: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 21:31:47.22 ID:A6WAJCWeO
そうだ。
律子「だから諦めませんか?」
今の俺ーーいや。俺では律子には勝てない。
俺では勝てないーーならば
律子「だから諦めませんか?」
今の俺ーーいや。俺では律子には勝てない。
俺では勝てないーーならば
147: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 21:36:42.55 ID:A6WAJCWeO
今の弱い俺より、強い俺になれば良いだけのことだ。
ーーそれは
P「俺自身をプロデュースすることだ」
律子「な……なにを……」
P「場所を移そう。律子」
ーーそれは
P「俺自身をプロデュースすることだ」
律子「な……なにを……」
P「場所を移そう。律子」
149: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 21:43:05.35 ID:A6WAJCWeO
961プロダクション付近。
律子「自分自身をプロデュース?」
P「俺はプロデューサーである上に俺自身をアイドルとしてプロデュースする」
律子「血迷いましたか!」
律子「自分自身をプロデュース?」
P「俺はプロデューサーである上に俺自身をアイドルとしてプロデュースする」
律子「血迷いましたか!」
150: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 21:58:31.67 ID:A6WAJCWeO
P「……」
律子「……!」
ズザーン!
律子「見ましたか? 私の手刀であの961プロのビルが真っ二つになりました」
律子「これが私とプロデューサーの差……自分自身をプロデュースなんて馬鹿なことを」
P「……違うな。あのビルを破壊したのは律子じゃない」
律子「……!」
ズザーン!
律子「見ましたか? 私の手刀であの961プロのビルが真っ二つになりました」
律子「これが私とプロデューサーの差……自分自身をプロデュースなんて馬鹿なことを」
P「……違うな。あのビルを破壊したのは律子じゃない」
151: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 22:03:56.75 ID:A6WAJCWeO
P「俺だよ」
律子「……な……!」
P「……」
律子「そ、そんなに嬉しいですか!? たまたま、偶然に私より力が上回っていたのが!」
律子「鏡の中♪ 溜め息が一つ♪(以下略)」
P「……」
ドカーン!
律子「どうですか! 魔法をかけて! のフルコーラスですよ? これならーー」
P「……」
律子「!?」
律子「……な……!」
P「……」
律子「そ、そんなに嬉しいですか!? たまたま、偶然に私より力が上回っていたのが!」
律子「鏡の中♪ 溜め息が一つ♪(以下略)」
P「……」
ドカーン!
律子「どうですか! 魔法をかけて! のフルコーラスですよ? これならーー」
P「……」
律子「!?」
152: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 22:08:03.91 ID:A6WAJCWeO
P「終わりにしよう……」
律子「そ、そんな……」
ーーこうして、一つの戦いに終止符が打たれた。
律子「そ、そんな……」
ーーこうして、一つの戦いに終止符が打たれた。
153: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 22:12:09.50 ID:A6WAJCWeO
数日後。
春香「プロデューサーさん! ライブですよ! ライブ!」
千早「一番手はプロデューサーですか……ふふふ」
伊織「しっかりと盛り上げて来なさいよね!」
やよい「うっうー! みんなでライブ、楽しいです!」
響「プロデューサーがミスしても、後に自分達がいるから……なんくるないさー」
春香「プロデューサーさん! ライブですよ! ライブ!」
千早「一番手はプロデューサーですか……ふふふ」
伊織「しっかりと盛り上げて来なさいよね!」
やよい「うっうー! みんなでライブ、楽しいです!」
響「プロデューサーがミスしても、後に自分達がいるから……なんくるないさー」
155: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 22:18:32.56 ID:A6WAJCWeO
雪歩「あんなに練習したんですから……大丈夫ですぅ!」
真「そうですよ! プロデューサーなら、絶対に大丈夫ですって!」
亜美「兄ちゃーん! 失敗したら、罰ゲームだかんね?」
真美「それが嫌なら、全力を出すのDA!」
貴音「あなた様なら、必ず道を切り開けるでしょう……心配などしておりません」
美希「今さっき、おろおろしてたの」
貴音「み、美希!?」
あずさ「あらあら、貴音ちゃんたら……うふふ」
貴音「……二人ともいけずなのですね」
真「そうですよ! プロデューサーなら、絶対に大丈夫ですって!」
亜美「兄ちゃーん! 失敗したら、罰ゲームだかんね?」
真美「それが嫌なら、全力を出すのDA!」
貴音「あなた様なら、必ず道を切り開けるでしょう……心配などしておりません」
美希「今さっき、おろおろしてたの」
貴音「み、美希!?」
あずさ「あらあら、貴音ちゃんたら……うふふ」
貴音「……二人ともいけずなのですね」
156: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 22:22:03.37 ID:A6WAJCWeO
P「みんな……ありがとうな」
律子「何を言ってるんですか。一番努力してたあなたが」
P「……律子」
律子「行って来て下さい。今はプロデューサーとしてではなく……一人の往く物として!」
P「……ああ!」
律子「何を言ってるんですか。一番努力してたあなたが」
P「……律子」
律子「行って来て下さい。今はプロデューサーとしてではなく……一人の往く物として!」
P「……ああ!」
157: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 22:25:10.72 ID:A6WAJCWeO
???
北斗「チャオー!」
バキッ!
北斗「ぐはっ!?」
翔太「北斗君!? この……!」
バキッドカッ!
翔太「……」
冬馬「北斗! 翔太! こいつ……!」
北斗「チャオー!」
バキッ!
北斗「ぐはっ!?」
翔太「北斗君!? この……!」
バキッドカッ!
翔太「……」
冬馬「北斗! 翔太! こいつ……!」
158: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 22:28:49.96 ID:A6WAJCWeO
冬馬「すまねぇ……二人と……も……」
ドサッ
??「足りない」
??「……オーバランクに足りない」
??「……ん? テレビ……ライブの中継かな」
??「……ふふふ……あはははは……!」
ドサッ
??「足りない」
??「……オーバランクに足りない」
??「……ん? テレビ……ライブの中継かな」
??「……ふふふ……あはははは……!」
159: ◆Yhyk1z6v2k 2014/09/06(土) 22:32:33.32 ID:A6WAJCWeO
??「良い眼をしている」
??「765プロかぁ……ここなら……アタシのオーバーランクの戦いについて来れるかも知れない」
??「必ず会おう。好敵手君♪」
??「765プロかぁ……ここなら……アタシのオーバーランクの戦いについて来れるかも知れない」
??「必ず会おう。好敵手君♪」
END
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