提督「安価でもっとみんなと遊ぶ」 前編

511: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 00:50:05.20 ID:7btFK5BHo
皆が居る前で比叡にケッコンを申し込む

513: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 01:04:30.96 ID:b/RC23rPo
―金剛型の部屋―

提督「比叡、ケッコンを申し込む!」

比叡「ひえええええええええ!?」

金剛「ヒエエエエエエエエエ!?」

霧島「なんで金剛お姉さまが比叡お姉さまと同じ驚き方をしているんですか。って、榛名は」

榛名「」

霧島「気を失ってる……」

提督「それで、返事は?」

金剛「ノー! ノーデース!」

霧島「金剛お姉さま、これは二人が決めることでしょう。口出しはダメですよ」

金剛「うぅ……確かにそうデース……」

比叡「……分かりました」

提督「と、いうことは」

比叡「司令がそこまで言うのでしたら、私も腹を決めます」

提督「そうか、ようやく頷いてくれたか」

金剛「もしかして、もう二人は……」

霧島「……」

金剛「……悔しいけど、認めるしかないネー。おめでとうネ、提督に比叡」

END

514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 01:20:20.12 ID:b/RC23rPo
比叡「って、全然おめでたくないですよー……」

金剛「ワッツ?」

提督「比叡カレーから謎の血痕が出たんだ。本人が認めないから、鑑識にも回しづらかったんだが……」

霧島「つまり、ケッコンを申し込むとは、血痕を(鑑識に)申し込むと」

提督「微妙なニュアンスの違いだな。まあ、そういう事だ」

比叡「金剛お姉さまの目の前でも認めないと、私がわがままみたいじゃないですか……」

金剛「な、なーんだ、そういうことネー」

提督「決まったなら早速回そう。多分妖精さんなら一晩でやってくれる」

比叡「ひえぇ……」

金剛「でも、なんで比叡はそんなに嫌がってるデース?」

提督「次に何か問題起こしたら、一年間厨房に入れないって間宮から言われてるから」

霧島「確かに禁止した方が安全ですね」

比叡「私にも身に覚えがないのに……」

515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 01:21:01.19 ID:b/RC23rPo
―執務室―

提督「妖精さんに頼んだら、一晩と言わずに一瞬で答えてくれた」

提督「どうやら、血抜きをせずに入れた獣の血みたいだ」

提督「……十分やばいぞそれ! ていうか狩って来たのか!?」

↓2

517: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 01:26:01.63 ID:HPCNTwXAO
榛名に膝枕耳掻きを頼む

521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 20:17:52.81 ID:b/RC23rPo
榛名「提督、榛名に何かご用ですか?」

提督「榛名、耳かきしてもらってもいいか?」

榛名「……」

提督「どうした、何時もなら二つ返事でしてくれると思ったが」

榛名「……提督、今は比叡お姉さまと言ういい人がいるじゃないですか」

提督「いい人?」

榛名「榛名は、幸せそうなお二人を見るだけで……」

提督「ちょっと榛名が何を言ってるのか分からない」

榛名「わ、分からないって……ついさっき提督が言ったんじゃないですか。結婚を申し込むと」

提督「……は? ちょっとよく分からんな……言っとくけどあれは、かくかくしかじかで」

榛名「け、血痕ですか……榛名は何て間違いを……」

提督「まあ間違えは誰にもあることだ。それで榛名、耳かきをしてくれるか?」

榛名「はい、榛名に任せてください!」

522: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 20:18:24.02 ID:b/RC23rPo
――――――――


提督「すっきりした」

提督「榛名が勘違いしたままなのは、気を失っていたからだろう」

↓2

525: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 20:47:35.16 ID:b/RC23rPo
金剛「提督、来たデース!」ガチャ

提督「呼んでから来るのが早い気がするぞ」

金剛「だって、提督に呼ばれてくるのはここ最近じゃ初めてネー!」

提督「え、そんな馬鹿な……いや、確かにそうだ……」

金剛「呼んでくれたから、その辺の事はもういいネー。提督はの用事はなんですかー?」

提督「実家から送られてきた見合いの相手を選んでもらおうかと」

金剛「」

提督「どうした金剛、固まって」

金剛「酷いデース提督! そうやって乙女のハートをブレイクして楽しんでいるデース!」

提督「ブレイクして楽しんでいないが……」

526: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 20:48:02.67 ID:b/RC23rPo
金剛「じゃあどうして私に選ばせるノー?」

提督「親の都合で、誰か一人は選ばなきゃならないんだ」

金剛「フムフム」

提督「もちろん断るんだが……断るために、自分で選ぶのはなんか嫌でな」

金剛「……」

提督「普段は秘書官にあみだくじで決めてもらうんだが、今回は断られたから代わりに決めてほしいなーと」

金剛「……分かったデース。あんまり気は進まないけど、提督のためなら……」

提督「それは良かった。じゃあ、この中から選んでくれ」ズラッ

金剛(……あれ、写真の中に見たことあるような……そういうことネ)

金剛「提督、これにするネー」

提督「悪いな。わざわざ断る相手を決めさせて」

金剛「そう思うのなら、自分で決めてほしいデース」

提督「う、うむ、努力はしよう」

527: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 20:48:29.41 ID:b/RC23rPo


提督「……金剛は部屋に戻ったが……どうしてこれにしたんだろうか」

提督「まあ、他の写真はどことなく、朝潮型に似ているような顔ばかりだけど」

下2

529: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 20:50:15.03 ID:mME5hF5zo
青葉を尾行

532: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 22:40:14.12 ID:b/RC23rPo
―廊下―

青葉「さあ、今日もスクープを探しますよ!」


提督(青葉、まるで記者みたいなことを言って出発、向かう先は食堂)

衣笠「何してるの、提督」

提督「青葉の弱点さがし」

衣笠「はあ……」


―食堂―

青葉「やっぱり間宮の料理はおいしいですね」


提督「と言うわけで間宮、何か弱点となることを知らないか」

間宮「ううん……あんまりそういう事はしないほうがいいと思いますよ」

提督「いいや、絶対にあきらめない」

間宮(人を呪わば……ともいうんですけど)

533: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 22:40:40.74 ID:b/RC23rPo
―演習―

青葉「敵はまだこちらに気付いてませんよ!」


提督「いや、気付いてるだろ、何言ってるんだ」

妖精「おや、そこにいるのは」

提督「今日の演習の旗艦は青葉。様子はどうだ?」

妖精「かもなく、ふかもなくです」

提督「敵が気付いてないとか言ってるのに?」

妖精「いつものことです、はい」


―廊下―

提督「くっ、ここまできても青葉の弱点一つ見つけられないとは……ん?」

新聞[司令官、ついに青葉のストーカー!]

提督「な、なんじゃこりゃ!」

青葉「ふっふっふ、最初から青葉を尾行していたのには気付いていました」

提督「なっ、尾行ってわかっていたのに、なぜストーカーと書いている!」

青葉「そっちの方が面白いからに決まってるんじゃないですか」

提督「青葉ぁ!」

青葉(そりゃあ、周りで聞き込みされたら、ばれるに決まってますよ)

534: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 22:41:22.91 ID:b/RC23rPo
―執務室―

提督「やはりダンボールを使わねばならなかったか……いや、青葉を侮っていたのも一因か」

提督「次に仕返しする時はこうはいかないぞ……」

↓2

536: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 22:44:08.43 ID:Zx51Kh3go
霧島とお茶を楽しむ

537: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 23:21:55.40 ID:b/RC23rPo
―金剛型の部屋―

霧島「入り浸り過ぎではないですか?」

提督「まあいいじゃないの。今は霧島一人か」

霧島「そうですけど。まったく、提督はお暇なようで」

提督「そうでもない」

霧島「……それで、用件は一体なんですか?」

提督「お茶をしよう」

霧島「……」

提督「ティータイムだって。よくやってるだろう」

霧島「そういうのは、金剛お姉さまがいるときにしてください」

提督「まあまあ、少しくらいいいじゃないか」

霧島「はぁ……」

538: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 23:22:21.97 ID:b/RC23rPo
提督「――で、準備してくれる霧島が好きだ」

霧島「そういうのも、金剛お姉さまがいるときにしてください」

提督「そういうのって?」

霧島「たまに、分かってて行ってるんじゃないかと思うときがあって腹立たしくなります」

提督「何を言っているのか。……ふぅ、霧島のいれてくれたお茶もいいな」

霧島「はいはい」

提督「本当の事だぞ。少なくとも比叡のいれたやつよりはいい」

霧島「一気に嬉しくなくなりました」

提督「嬉しくなくなったって……ん? つまり、本当は嬉しかったって事か?」

霧島「……本当に、司令は分かってて言ってるんじゃないかと思うときがあって、腹立たしくなりますね」

提督「ええ、何それ……」

539: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 23:23:31.70 ID:b/RC23rPo
―執務室―

提督「霧島とお茶を楽しんだ」

提督「一方的に楽しんでいただけなような……いやいや、そこは大丈夫でしょ」

↓2

541: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 23:27:07.44 ID:PYXQ9uy4o
金剛と共に浦風を遊びに連れて行く

543: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 23:58:55.69 ID:b/RC23rPo
―廊下―

提督「浦風を誘いに行こうと思ってるんだけど」

金剛「私と?」

提督「そうそう。護衛任務受けてたんだろ? それつながりで」

金剛「私は良いけどネー。浦風は大丈夫?」

提督「トラウマがあるとすれば、流れ弾に当たることになった長門の方だろう」

金剛「救助が……ううん、提督が決めたのなら、別にいいデース」

提督「そうか。……お、ちょうどいいところに浦風。おーい」

浦風「提督さんに金剛姉さん? どうしたん、二人そろって」

提督「浦風を遊びに誘おうと思って」

浦風「うちを? 別にええんじゃが、いきなりどうしたんね」

提督「いつも誰かを遊びに誘っているじゃないか」

浦風「それもそうじゃね。提督さんがこうして誘う事は珍しい事じゃないか」

金剛「……提督ー、誘ってくれたのは嬉しいけど、何の役に立ってないネー」

提督「ここまで浦風があっさり頷くとは思わなかったんだ」

浦風「あー……一回断った方が、えかったみたいじゃな」

544: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 23:59:45.69 ID:b/RC23rPo
―執務室―

提督「そのあとは何をするか考えて公園に出かけたに出かけた」

提督「三人って微妙に出来ること少ないよな……」

↓2

546: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/01(月) 00:20:37.33 ID:kHPo1NdS0
出会い頭に長門型の顔面にいきなりパイ投げ。そしてエスケープ

548: なんか恥ずかしいミスしてたから、追加して貼り直しておきますね 2014/09/01(月) 00:22:04.58 ID:Ptx5vv0Do
―公園―

浦風「なんで公園なんじゃ?」

提督「三人で出来ることと言ったら、外で遊ぶだろ」

浦風「子どもか!」

金剛「公園と言っても、何をするネ?」

提督「グローブとミットを持ってきた。キャッチボールウをしよう」

浦風「まるで日曜日のお父さんみたいな内容じゃな」

金剛「日曜日のお父さん……! お母さんは私デース!」

提督「金剛お姉ちゃん、投げるぞー」シュッ

金剛「オウ! 提督酷いデース!」パシッ

提督「ナイスキャッチ!」

金剛「ムー……」シュッ

浦風「それだとうちは何になるんじゃろうなぁ……」パシッ


―執務室―

提督「そのあとは何をするか考えて公園に出かけたが……」

提督「三人って微妙に出来ること少ないよな」

549: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 00:29:26.62 ID:Ptx5vv0Do
―長門型の部屋―

提督「ここにパイがある」ガチャ

長門「いきなりなんだ」

陸奥「……なんとなく身構えちゃうのは、なんでかしらね」

提督「くらえ! パイ投げ!」シュッ

長門「うぷっ」グシャッ

陸奥「危なっ」スッ

提督「ではさらばだ!」ダッ

長門「……」

陸奥「……大丈夫?」

長門「これ、美味しくない」

陸奥「まあ、投げる用のパイは美味しくなかったりするから……」

長門「くっ、このビックセブンにこんな美味しくないパイを投げつけるとは!」

陸奥「美味しければいいの?」

長門「あ、陸奥、そこに綺麗に落ちたパイも食べないならくれないか」

陸奥「美味しくないって言いながら食べるの!?」

長門「食べ物に罪は無い!」ドン

550: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 00:30:20.48 ID:Ptx5vv0Do
―執務室―

提督「……」コソッ

提督「てっきり、追いかけて砲撃をぶちかましてくるとばかり思っていたんだが……うん」

提督「今日はかっこいい長門ではなかったようだ」

↓2

552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 00:34:41.25 ID:/QBPwFmfO
夕立と山菜取り

553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 00:47:40.00 ID:Ptx5vv0Do
提督「夕立、山菜取りに行くぞ」

夕立「呼んでいきなりっぽい!」

提督「実際いきなりだけどな」

夕立「提督さんが行くならいくよ!」

提督「それならさっそく準備だ!」

夕立「分かったっぽい!」

提督(こんなにストレートに話が進むのいつぶりだろう……)

夕立「っぽい?」

554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 00:48:09.64 ID:Ptx5vv0Do
―近くの山―

提督「明るい時に来れば、ただの人気のない山だよなぁ……」

夕立「ここ、動物とかでるっぽい?」

提督「野生の動物なら結構出るって話だ。姿を現すことは滅多にないらしいけどな」

夕立「じゃあじゃあ、仮に出てきても、夕立が提督さんを守ってあげるから!」

提督「さすが夕立だな、頼りになる。じゃあ……」

熊「……」ガサガサ

提督「さっそく守ってくれないかな……あはは」

夕立「うん! ソロモンの悪夢、見せてあげる!」ガシャン

熊?「ま、待つクマ! 球磨は本物の熊じゃ無いクマ!」

提督「……球磨?」

夕立「野生の熊ね! わかったっぽい!」ドーン

球磨「クマーーーーー!」

提督「……山菜取りに出かけるときは、野生(と見間違えないように)に注意しよう」

夕立「夕立、何か間違えたっぽい?」

提督「いや……冥福を祈ろう」

555: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 00:48:40.74 ID:Ptx5vv0Do
―執務室―

提督「球磨に後で聞いたら、本物の熊を一目見てみようと山に行ったらしい」

提督「メンバーは熊野、三隈、阿武隈……なんて言って、そんなネタメンバーを集めたんだ……」

提督「山菜取り自体はつつがなく終わった。帰ってくる時に夕立が毒キノコ入れて全部だめになったけど、ははは」

↓2

547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 00:20:42.67 ID:LzAthIu0o
金剛型皆と飲み会

558: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 01:24:33.93 ID:Ptx5vv0Do
―金剛型の部屋―

霧島「入り浸り過ぎです」

提督「は、入ってきた瞬間に言われた……」

金剛「霧島、おさえるデース」

霧島「怒ってるわけじゃないですけど、あんまり遊びすぎますと、また秘書官の方が……」

提督「勘違いするな。今日の分はもう終わらせてある」

比叡「ひえーって、驚けばいいんでしょうか」

提督「それは酷くないか」

榛名「それで提督、ご用事があるのですよね?」

提督「そうだった。ティータイムに混ぜてくれたお詫びに、酒を用意した。今日は飲もう」

金剛「達磨?」

榛名「えっと、那智さんが好きなお酒でしたっけ?」

提督「そうだ。鳳翔が間違えてたくさん発注してしまったらしくてな。在庫を減らすために直売りしてた」

霧島(鳳翔さんが間違えますかね?)

提督「とにかく、それにつられてこっちもたくさん買ってしまった。減らすためにも協力してくれ」

金剛「そっちが本音っぽいネー。でも、提督と飲むのなら、喜んでいただくデース!」

榛名「榛名は良いですよ、飲みましょう」

比叡「金剛お姉さまが飲むのでしたら! 気合! 入れて! 飲みます!」

霧島「一人だけ飲まないのも、いけませんからね」

559: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 01:25:18.44 ID:Ptx5vv0Do
~数時間後~

提督「まだまだあるぞー! ははははは!」

金剛「ていとくぅ~、ちゅーしてもいいデス?」

比叡「金剛おねえさま! するのなら、このひえいに!」

榛名「ていとく、いつもはるなのことを……ぐすっ……」

霧島(セーブして飲んでましたけど、これはまた大変なことに……)

提督「きりしまぁ? おまえのんでないなぁ……」

霧島「えっ、いえ、これはその」

提督「おれのさけがのめないっていうのか!」

霧島(完全に悪酔いしてるじゃないですか!)

金剛「わたしがかわりにのんであげるデース!」ゴクゴク

提督「いいのみっぷりだ! ほれたぞこんごう! けっこんかっこかりしよう!」

金剛「じゃあさっそくちゅーするネー!」

比叡「わたしがします!」

榛名「え? あっ……やっぱり、はるなはおいてけぼりです……」

霧島(……私も悪酔いしたくなってきたわ……)

560: 今日はここまで 2014/09/01(月) 01:25:49.63 ID:Ptx5vv0Do
~次の日~

提督「……俺、昨日何してたんだっけ」

金剛「ムニャ……けっこんするデース……」

比叡「いいえ……比叡と……ムニャムニャ」

榛名「どうせはるなは……スー……」

霧島「zzz……」

提督「……とりあえず、布団かけておこう」




―執務室―

提督「体が痛い……はぁ、少し休憩したら、次に行こうか……」

↓2

562: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 01:28:18.52 ID:+Y+5mouzo
比叡が御召艦に呼ばれたので全力でおめかしさせる

564: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 14:48:12.94 ID:Ptx5vv0Do
比叡「金剛型二番艦比叡、ただいま参りました」ガチャ

提督「伝達で聞いたと思うが、今回は真面目な要件だ」

比叡「はい。御召艦に呼ばれたと聞きました。でも、その……」

提督「今は軍艦ではなく、艦娘。なぜ呼ばれたのか分からないのか」

比叡「はい……」

提督「俺も知らん」

比叡「ええっ!?」

提督「まあ、戦艦比叡は五回も御召艦に使われたと聞く。天皇様の御前に出ることに、格としては問題ないからじゃないか」

比叡「……物として扱われている、と言うわけじゃないんですよね」

提督「なんだ、お前の背中にでも乗せるのか?」

比叡「そういう意味じゃないです!」

提督「まあ心配するな。お前には、ちゃんとおめかししてもらうさ」

比叡「おめかし?」

提督「心配するな。俺が素敵な女性に見れるように、ちゃんと見てやるから」

比叡「ひ、必要なんですか?」

提督「別にその服でも駄目とは言わんが、せっかくだからちゃんとした方がいいだろ。イメージアップにもつながるだろうし」

比叡「ひ、ひえぇ……」

565: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 14:49:01.11 ID:Ptx5vv0Do
~数時間後~

提督「……言葉には言い表せないほど、似合ってるぞ」

比叡「その言い方、いい意味か悪い意味か分からないんですけど……」

提督「おいおい、何時もの気合はどうした?」

比叡「なれない服を着てたら、身も引き締まりませんよ……」

提督「むぅ……心配だなぁ」

比叡「……分かりました。ひいてはお姉さまのためにもなりますからね!」

提督「そうだ、その調子だ!」

比叡「気合! 入れて! 行きます! ……ところで、一体いつからなんですか?」

提督「今からだ」

比叡「ひえっ!?」

提督「頑張ってこい。そのドレスなら、きっとただの兵器には見られないはずだ」

比叡「そんな無責任な……って、司令は行かないんですか?」

提督「呼ばれたのは比叡一人だからな。余計なものが行くべきではないだろう」

比叡「ひえぇ……」

提督「ど、どうした、いきなり意気消沈して」

比叡「司令もいないんじゃ、流石に不安だからですよ……ひぇぇ……」

提督「まあ気を付けてくれ? 迎えは少ししたら来ると思うから」

比叡「本当に突然じゃないですかぁ……」

バタン

566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 14:49:34.87 ID:Ptx5vv0Do
提督「なんか、悪いことしたような気分になるな……」

提督「笑顔で送り出した比叡が……まあ、何ともなければいいや」

↓2

568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 15:00:17.43 ID:Bfe4uaEf0
監視が厳しすぎるのでサーモン海に逃走

569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 17:21:15.52 ID:Ptx5vv0Do
提督「なんか最近、上からの監視が入っているんだよね」

霞「はぁ!? また何をやったのよ」

提督「いや、どうやら俺がしたわけじゃないらしくてな」

霞「じゃあなんで監視なんか入るのよ。また勘違い?」

提督「……比叡が御召艦に呼ばれたのは知ってるよな」

霞「軍艦じゃなくて、来賓扱いって聞いたわ」

提督「なんでも、招待された比叡は淑やかで、大和撫子のような女性だったらしい」

霞「……ちょっと耳が遠くなったかしら」

提督「霞も大概ひどいよな」

霞「それで、どう監視がひどくなることにつながるのよ」

提督「どうやら、その状況でよく呟いていた言葉が……司令の馬鹿、らしい」

霞「妙な誤解を受けたという訳ね」

提督「こんな女性に寂しい思いをさせるとは、からのコンボで監視が入った」

霞「本当、余計なもめごとばかり招き入れるんだから」

提督「今回は怒らないのか」

霞「まるでいつもいつも怒っているみたいに……それに、またいつものように出かけるんでしょ。関係ないわ」

570: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 17:22:35.81 ID:Ptx5vv0Do
―サーモン海域北方―

提督「……いや、俺はそのまま放置しておこうっていうつもりだったのに、なんでこんなところに来たんだろうか」

提督「監視されるのも面倒だし、このままゆったりするのも……」

提督「……よくないな。監視が薄まる場面を狙って戻るか。とりあえず、それまで次に何をするか考えるか」

↓2

572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 17:27:22.60 ID:co24HeGUO
童心に還って雪風と遊ぶ

575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 19:59:29.27 ID:Ptx5vv0Do
―執務室―

雪風「しれぇ、呼びましたか?」

提督「ああ。陽炎型の部屋に行くと、余計な奴と出会うからな」

雪風「余計なやつ、ですか?」

提督「べ、別に初風のこととは言ってないぞ」

雪風「しれぇ、雪風は何も言ってません」

提督「……じゃあ雪風、何かして遊ぼうか」

雪風「しれぇ……」

提督「と、とにかく雪風、遊びたいものがあれば、好きに選んでいいんだぞ」

雪風「……雪風は、みんなと遊びたいです。せっかく、みんなが揃ったのですから」

提督「うっ、何だこの光は! これが幸運の女神パワーとでもいうのか!」

雪風「しれぇ?」

提督「……分かった、また今度考えておく」

雪風「ありがとうございますっ、しれぇ!」

576: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 20:00:18.50 ID:Ptx5vv0Do
提督「結局何も遊ばないでいいのか? こっちとしては、何か遊んで童心に還りたくも……」

雪風「じゃあその……前に提督がお人形を作ってましたよね」

提督「わら人形か。それが?」

雪風「皆の分も作ってあげたいんです!」

提督「皆って言ったら、第十六駆逐艦の三人か。いいぞ」

雪風「いえ、違いますよ」

提督「え?」

雪風「陽炎型全員ですっ!」

提督「」

雪風「しれぇ?」

提督「それはまた……時間がかかりそうだな」

雪風「そう思います。でも、雪風としれぇは何時でも遊べますから!」

提督「……うんうん、雪風は女神だなぁ」

雪風「?」

577: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 20:00:49.32 ID:Ptx5vv0Do
――――――――


提督「でもわらが無かったから、また今度と言うことになった」

提督「でも、本気で十三人分全員作るつもりなんだろうか……どれだけ時間がかかるのやら」

↓2

579: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 20:02:33.78 ID:LdxnoiI9o
比叡に日ごろの感謝と愛の詩を書いた手紙を送る

580: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 20:57:29.80 ID:Ptx5vv0Do
霞「ついに例の監視の件が私の所に来たんだけど」

提督「マジでか」

霞「はぁ……前にも言ったけど、私の手を煩わせるようなら……」ガシャン

提督「ま、待て! せめてどうすればいいのかヒントをくれ!」

霞「……まあ、そうね。多分本人も誤解を受けていることは分かってるから、適当に感謝と愛の詩を書き連ねた手紙でも渡せばいいと思うわ」

提督「え、それでいいの?」

霞「監視と言うより、報告者の目をごまかせばいいからよ。常に見ているわけじゃないんだから、その場しのぎで十分よ」

提督「秘書官がそう言うならそうしておく」

霞「じゃあね。これ以上、絶対に、私の手を煩わせないでよ」

提督「イエスマム!」

バタン

提督「……さて、書くか。めんどくさいから――」

581: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 20:58:12.03 ID:Ptx5vv0Do
―金剛型の部屋―

提督「というわけで、比叡に手紙を送ろう」

比叡「はあ、ありがとうございます」

金剛「うぅ~、詳細を知っているだけに、余計に羨ましいデース」

霧島「見方を変えれば、おうえの方々公認って事ですからね」

榛名「ぅ……」

金剛「アア、榛名が気を失う一歩手前デース!」

提督「何を慌てているのか……と言うわけで比叡、後のごまかしは全部任せた」

比叡「もともと私が悪いですからね。分かっています」

霧島「なんだか、思ったよりあっさりのような……」

比叡「お姉さまならいざ知らず、司令ですから!」

金剛「これが、物欲センサーってやつネ!」

榛名「榛名も、もっと欲を捨てなければ……!」

霧島(そういう訳でもないような……)

582: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 20:58:40.22 ID:Ptx5vv0Do
―執務室―

提督「……比叡があっさりしてたのって、もしかして万葉集の詩をパクったからかもしれない」

提督「感謝の手紙も、母の日に送る手紙を参考にしたし……」

提督「あれ、内容は根本的に間違えたかな」

↓2

144: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 19:23:39.06 ID:UpT7yexGO
夕張と明石を巻き込んで執務室を魔改造する

586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 22:12:58.36 ID:Ptx5vv0Do
―工廠―

提督「最近爆破されることは少なくなってきたが、執務室を魔改造したい」

夕張「魔改造ですか?」

明石「あんまりやり過ぎると、また秘書官に怒られるんじゃないの?」

提督「よく壊れて修理費も馬鹿にならないって言ったら、許してくれた」

明石「それならいいのですけど」

夕張「執務室の改造……心が躍りますね」

明石「私は修理専門だから、魔改造は得意じゃないんだけど」

提督「夕張一人に任せるよりいいだろう」

明石「そう、ですか」

夕張「一応聞いておきますけど、どういう風にしたいんですか?」

588: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 22:13:53.63 ID:Ptx5vv0Do
提督「回転扉に、隠し通路……」

夕張「ふむふむ」

明石(修理費がどうってことで魔改造するんじゃ……)

提督「トラップに……自爆機能とか」

夕張「ふむふむ」

明石(それ、絶対秘書官に怒られる……)

提督「最後に男のロマンのロボットになる!」

夕張「……」

明石「どうするんですか? 受けますか?」

夕張「受けますかって、そりゃあ……」

提督「遠慮せずに言っていいんだぞ」

夕張「無理です」

提督「ですよねー」

589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 22:14:34.92 ID:Ptx5vv0Do

―執務室―

提督「頑丈にするくらいに留めておいた。これで、大型戦艦の主砲でもない限り吹き飛ばすことは無いだろう」

提督「無い……といいが」

↓2

591: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/01(月) 22:15:29.64 ID:kHPo1NdS0
時雨、夕立、時津風と犬っぽいことして遊ぶ(フリスビーやボールを投げて取ってこさせる、お手やおすわり等の芸、もふもふ、etc...)

592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 22:38:09.05 ID:Ptx5vv0Do
―廊下―

提督「時津風発見!」

時津風「しれー? ……なんで二人を抱えてるの?」

時雨「出会いがしらに突然にね」

夕立「っぽい!」

提督「さあ時津風も行くぞ!」

時津風「どこに?」

提督「公園だ!」

593: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 22:39:11.41 ID:Ptx5vv0Do
―公園―

提督「ほら、フリスビーを投げるぞ!」

夕立「夕立、準備はいいっぽい!」

提督「ほれ!」シュッ

夕立「わー!」ダッ

提督「……時雨と時津風は行かないのか?」

時雨「僕はいいかな。こうして見ているだけで十分さ」

提督「時津風は?」

時津風「しれーはわたしに何をさせようとしてるのー?」

提督「時津風の元気に走り回る姿が見たい」

時津風「しれー、そんなことばかり言ってるから変態って言われるんだよ」

提督「い、言ってるのは時津風だけだ!」

時雨「……」

提督「ちょっと待て時雨。なぜ目を逸らした」

時雨「ぼ、僕から言えることは何もないよ。何もね」

提督「え、もしかしていろんな奴から言われてんの?」

594: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 22:39:38.90 ID:Ptx5vv0Do
夕立「提督さん、とってきたよ!」

提督「ああ、夕立だけが心の清涼剤だ……」

夕立「??」

提督「……あ、そうだ。時雨と時津風、ちょっと手を出してくれない?」

時雨「なんだい?」スッ
時津風「何かくれるの?」スッ

提督「はい、お手」ポンッ

時雨「……はぁ」

時津風「しれー、なんなの? ……ぶつよ」

提督「冗談だって。はい、飴だ」

時雨「良い飴だね」

時津風「……しれーが変なのは最初からだもんね」

提督「……待て」

時雨「……」ピタッ
時津風「……」ピタッ

提督「あっはっは……ちょ、ちょっと待て、公園で砲撃戦なんて――」

595: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 22:40:06.68 ID:Ptx5vv0Do
―執務室―

提督「ぶつなんてレベルじゃなかった。ガチの砲撃が飛んできた」

提督「行う冗談は限度を設けよう」

↓2

597: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 22:43:50.75 ID:F9MMM8kkO
赤城と翔鶴、加賀と瑞鶴をそれぞれ相部屋にしてみる

601: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:11:41.45 ID:Ptx5vv0Do
提督「――まあ、最近他の空母にも相談されてるんだが……お前らぎすぎすし過ぎ」

赤城「私はそんなつもりはないのですけど」

翔鶴「私も一航戦のお二人とは仲良くしているつもりなんですが……」

瑞鶴「そう見えるのって……」チラッ

加賀「……なんですか」

提督「そこだそこ。赤城と翔鶴は良いんだが、加賀と瑞鶴はどっちも引くタイプじゃないから、ちょっと関係が微妙なんだよ」

加賀「それで、どうするというのですか?」

瑞鶴「まさか、親睦を深めるために相部屋にするとか……まさかね」

提督「あ、それいいな、採用」

『えっ』

602: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:12:08.45 ID:Ptx5vv0Do
― 一航戦の部屋 ―

赤城「こうして話す事も、滅多にありませんでしたね」

翔鶴「はい、そうですね」

赤城「この日一日だけですが、たくさんお話ししましょうね」

翔鶴「はい!」


―翔鶴型の部屋―

加賀「……」

瑞鶴「……」

加賀(私としては、特別悪く扱ったことは無いのですが。いったいなぜそう思われたのでしょうか)

瑞鶴(こっちだって、別に空気悪くするほど険悪だとは思ってないんだけど)

加賀(私はこうして観察しているだけなんですが)ジー

瑞鶴(たまに、こうして鋭い視線を送ってくることがあるのよね……)

加賀(この機会に、もっとよく見ておこうかしら)ジーーー

瑞鶴(うう……今日は寝られそうにないみたい……)

603: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:13:10.72 ID:Ptx5vv0Do
―執務室―

提督「それで、一日過ごしてみた感想は?」

赤城「楽しかったですよ。こうして一緒に寝泊まりするのもいいものですね」

翔鶴「私もためになるお話をたくさん聞かせていただきました!」

提督「そうか。まあ、二人に関しては間違いなく失敗することは無いと思っていた。問題は……」

加賀「……ふぅ」

瑞鶴「うぅ……」

提督「こりゃあ、よほど大変だったらしい」

加賀(まさか完徹するなんて……それでもしっかりしている辺り、よく使われる要因はそこかしら)

瑞鶴(ずっと私のこと見てくるなんて……眠った後でも、ゆっくりすることが出来なかった……)

提督「二人の関係は根深いようだ。この話題は今度にすることにしよう」

赤城「そうした方がいいみたいですね……」

翔鶴「瑞鶴も限界みたい……」

604: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:13:37.97 ID:Ptx5vv0Do
――――――――


提督「根深いって言っても、表面上だけのような気がするんだよなぁ」

提督「まあ、特別問題は発生してないし、放っておいてもいいんだが」

↓2

585: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 21:02:21.66 ID:CqUEqYAyo
監視を完璧に誤魔化すために比叡とデート

607: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:31:36.73 ID:Ptx5vv0Do
比叡「なぜか、近くの喫茶店の割引券を貰いました」

提督「金剛と行ってくれば? ……っていうのは、野暮か。俺のところに来た理由があるんだろ」

比叡「それが、割引券が入っていた手紙の中に、写真を入れて返信してと書いてあったんです!」

提督「……本当、日本人っておせっかいが多いよな」

比叡「今回ばかりは、ちょっと思いました……返信さえなければお姉さまと行ったのに……」

提督「嘆いてもしょうがない。上からの言葉なら、従うしかないだろう」

比叡「そうですね……」

提督「そんな、見るからにやる気のなさそうな顔をされても……」

比叡「……確かに、私らしくないですね。気合! 入れて! 行きます!」

提督「ちなみに、それってなんの割引券なんだ?」

比叡「カップル用のパフェです。ツーショットのサービス付き」

提督「それかぁ……」

608: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:32:04.92 ID:Ptx5vv0Do
―喫茶店―

提督「じゃあさっそく、この割引使って、パフェを一つ」

店員「かしこまりましたー」

比叡「ひえぇ……緊張してきました」

提督「カップルでもないのに頼むことに、ちょっと躊躇いがあったぞ……」

比叡「……司令は平気なんですか?」

提督「何が?」

比叡「一つのパフェを二人で分け合い、その姿を写真に撮られることです」

提督「取り合うところを写真に残すだけだろ。別に、魂が吸われるわけでもないし」

比叡「司令は……」

店員「お待たせしましたー」カチャン

提督「思ったより早かったな。さて、写真を送らなければならないんだっけ」

比叡「勝手にとってくれるらしいですよ。モグモグ……お姉さまと来たかったなぁ」

609: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:32:57.33 ID:Ptx5vv0Do
店員「あ、あのぉ~」

提督「なんですか?」

店員「できればカップルらしいことをしてほしいんですけど」

提督「カップルらしいこと?」

比叡「あーんとかですかね」

店員「それでいいですよ」

提督「じゃあ比叡、あーん」

比叡「ひえっ!? 私が食べる方ですか!?」

提督「どっちでも問題なかろう。ほれ」

比叡「司令は……あ、あーん……」パクッ

カシャ

店員「はい、お疲れ様でしたー」

提督「……なんかあっさりだったな」

比叡「あちらは仕事でやってますからね」

提督「それは夢が無さすぎるだろう……」

610: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:33:27.42 ID:Ptx5vv0Do
―執務室―

提督「それっぽい写真が撮れたので、後は秘書官に任せることにした。きちんと送ってくれるだろう」

提督「そう言えば、俺の分の一枚は青葉に渡したけど、何に使うんだろうか」

提督「……渡したの失敗したかも」

↓2

611: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:35:55.30 ID:Lql6Ra60o
例の写真をみたlove勢が殴り込みに来た

613: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 00:07:40.20 ID:ptyb46wpo
大和「話は聞きました!」バンッ

提督「ど、どうした、珍しく乱暴にドアを開けて」

大和「今回の青葉新聞を読んだんです!」

提督「……あ、青葉ぁ!」

大和「今回は私一人だと思わない事ですね!」

提督「へ? 今回は一人じゃないって……」チラッ

614: 一部LOVE勢(必ずしもLOVEまで行ってるわけではない) 2014/09/02(火) 00:09:20.29 ID:ptyb46wpo


大鳳「私にはセクハラばかりして……」

瑞鳳「わたしにもあんなことなかったですよね……」

鬼怒「一緒にマラソンとかどう?」

夕張「そろそろ私にご褒美のひとつくらいは無いんでしょうか」

雪風「でーとってなんですかしれぇ!」

天津風「べ、別に気になってきたわけじゃ……!」

初風「ただのつきそいよ」

時津風(しれーに対してはツンデレだなぁ)

早霜「私も……」

夕雲(なんかたくさん来てるけど……目立ちそうなあの人がいないわね)

168(司令官と二人きりになったのは私だけのはず)

58(とりあえず、もうオリョクルについてきてくれないのならどうでもいいでち)

龍鳳「す、すごい集まりです」

鳳翔「提督、大丈夫かしら」

間宮「ここからじゃ扉も見えませんしね」


615: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 00:12:12.88 ID:ptyb46wpo
提督「多い!」

大和「今回は一人で暴走せずに、新聞を広めてから来ましたから!」

提督「大和ぉ! 余計なことを!」

大和「それで、どう言い訳するんですか」

提督「……比叡に聞いたらすぐにわかる」

大和「逃げるわけじゃありませんよね」

提督「この騒ぎになって秘書官が放置している理由を考えてくれれば分かる」

大和「秘書官が放置している理由……ですか」

明石「順当に考えれば、秘書官も認めているということですか」

大和「……ちょっと行ってきます!」

ドドドド

提督「なんで女性の足音で地響きが鳴るんだよ……」

616: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 00:12:41.71 ID:ptyb46wpo
酒匂「ねーねー司令」

提督「ん、酒匂……に、阿賀野型全員?」

阿賀野「今度、私たちと行きましょ!」

矢矧「この物体が美味しそうに見えたもので、少し食べたく思ってしまいました」

能代「みんな言い出したら聞かないから……まあ、青葉新聞は八割嘘だから、そっちに目が向くのは当然かしら」

酒匂「どう、司令?」

提督「……よし、今度行くときは四人とも連れて行ってやろう!」

阿賀野「約束ね!」

矢矧「それが聞けたのなら満足です。では、私はトレーニングに戻るわ」

能代「そうね。酒匂、行くわよ」

酒匂「司令、楽しみしておくからー!」

バタン

617: 今日はここまで 2014/09/02(火) 00:13:09.77 ID:ptyb46wpo
提督「……なんとなく信じてもらったことに感動したけど、良く考えたらどうでもいいってだけなのね」

提督「それにあれ、カップル専用だろ……間宮さんに作ってもらうか……」

↓2

619: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/02(火) 00:34:25.88 ID:/7iHsThC0
ダンボール被ってスニーキングミッション 長門型編

622: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 19:30:05.11 ID:ptyb46wpo
―長門型の部屋―

ダンボール「いない隙を狙って侵入成功。今は朝食時だからすぐに戻ってくるはず」


~数時間後~

ダンボール「……おかしい、誰も入ってこようとしない」

ダンボール「こうしてずっとダンボールにこもってるのも疲れるんだけど……」

ダンボール「今日は非番だよな……あれぇ?」


~夕方~

ダンボール「……はっ、寝てた」

ダンボール「まだ帰ってこない……どうしたことか」

ダンボール「心配だなぁ……」


~夜~

ダンボール「もう我慢できん。探しに行くぞ」

ガチャ

ダンボール「……!」サッ

623: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 19:30:32.23 ID:ptyb46wpo
陸奥「はぁ、ようやく帰って来たわ」

長門「すまなかったな。陸奥しか頼めるものが居なかったんだ」

陸奥「それは良いんだけど」

長門「限定スイーツを食べに行くなんて、ビックセブンのわたしが言えるわけないしな」

陸奥(イメージを気にしているんだったら、今更な気がするんだけど)

長門「なんだ、その何か言いたそうな顔して」

陸奥「いいえ、何も。ただ、幸せそうな顔してるなって」

長門「あのパフェが美味しかったからな」

ダンボール(あのパフェって……まさか、この二人であれを?)

長門「はぁ……また食べたいものだ」

陸奥「もう私は行かないから」

長門「なにっ!?」

陸奥(カップルなんて聞いてないわよ……)

ダンボール(なるほど。潜入はこれくらいでいいか。後は夕食に出たところを狙って脱出しよう)

陸奥「外で夜は食べてきたし、私はゆっくりしておくわ」

長門「分かった。私はこれからトレーニングに行ってくるとする」

ダンボール(なん……だと……)

624: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 19:31:00.85 ID:ptyb46wpo
―深夜・執務室―

提督「ようやく外に出ることが出来た。まさか陸奥が寝た直後に長門が戻ってくるなんてな」

提督「熱心なのはいいが、あのタイミングだと俺が困る……」

↓2

626: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 19:39:16.18 ID:aYpFxzFIo
大営の命令で比叡と舞踏会へ

628: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 20:57:08.98 ID:ptyb46wpo
霞「いいこと、これは上からの命令だから、逃げられないわよ」

提督「はい……」

霞「次に逃げようとしたら、大和の砲撃食らわせるから」

提督「え、今ニュアンスが食べるだったような……」

霞「何か」

提督「イエ、ナンデモナイデス」

629: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 20:58:15.95 ID:ptyb46wpo
―舞踏会―

提督「ただの提督に上流の方々と舞踏会に出ろとか、どんだ無茶振りだよ」

比叡「そうですね。私もそう思います」

提督「……」

比叡「どうかしましたか?」

提督「なんか、口調が柔らかい。比叡じゃない」

比叡「うふふ、そうですか?」

提督「キモい」

比叡「ひえっ……司令、それは酷くないですか」

提督「だってお前もキャラ違うし、なんだか居づらい」

比叡「しょうがないですよ。こういう場は合わせないといけませんから」

提督「そもそも俺が呼ばれたのがおかしいんだよ。海軍からなら、大本営の方が行けばいいんだよ」

比叡「そうですよね。わざわざ司令が呼ばれる必要性は無いですよね」

提督「だよなぁ。ダンスなんか踊れないし、ただの立食パーティと何も変わらないぞ」

比叡「私が教えてあげましょうか?」

提督「いや、いい」

630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 20:59:02.42 ID:ptyb46wpo
―次の日・執務室―

霞「……まあ、無理やりに行かせた身だから、あんまりどうこうは言わないわ」

提督「はい」

霞「ただ一つ言うとするならば、隠す努力くらいしないわけ?」

提督「滅相もない」

霞「はぁ……まあダンス一つしないでも、二人でそろって並んでる姿は絵になったらしいから、いいとするわ」

バタン

提督「……ちょっと怖かった。でも、絵になるってなんだろうな」

提督「次からは秘書官で断ってもらうようにしよう……」

↓2

632: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 21:06:10.54 ID:nCaXHPSIO
雲龍と海水浴

633: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 23:39:23.28 ID:ptyb46wpo
―雲龍型の部屋―

提督「海水浴行こうぜ」

雲龍「海水浴?」

提督「海軍ならば泳げなければならないしな」

雲龍「それで海水浴の意味は分からないけど……分かりました、いいですよ」

提督「ならば早速用意をしようか」

雲龍「用意なんているの?」

提督「うん?」

雲龍「このままでいいと思います」

提督「……水着とか」

雲龍「この服でも問題ないですよね。艦娘って海で戦うものですし」

提督「ほら、遠くに行く準備とか」

雲龍「近くに海水ならいっぱいありますよ」

提督「……」

雲龍「どうかしました?」

提督「……そっちがそうなら、そのまま行ってやる!」

634: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 23:39:54.20 ID:ptyb46wpo
―母港―

提督「ひゃっほう!」ボチャン

雲龍「提督、張り切ってますね」

提督「整備とかされてないけど、全然行けるってことを教えてやるぜ!」

雲龍「……いいですね、提督。楽しそうです」

提督「楽しまなきゃ損だろ!」

雲龍「だったら私も行きますよ」

提督「おう、飛び込んで来い!」

雲龍「わー」ボチャン

提督「無表情なのはいただけないな」

雲龍「そうですか、すみません」


明石「あの二人楽しんでますけど、ここの近くの海は燃料とかで綺麗じゃないんですよね」

夕張「燃料船使ってないし、泳げるくらいには綺麗なんじゃないですか」

妖精「かんむすですので」

635: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 23:40:22.31 ID:ptyb46wpo
―執務室―

提督「雲龍と海水浴した」

提督「……ん? なんか海水浴した気持ちにならないな」

↓2

637: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 23:43:02.63 ID:of/iPjNSo
阿武隈の髪を整えて上げる

639: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 00:22:42.30 ID:O1pg5QCKo
―長良型の部屋―

提督「阿武隈」

阿武隈「はい、何ですか? 今は私しかいませんけど」

提督「それは狙った。それで、ちょっと撫でさせてくれないか?」

阿武隈「提督が? 珍しいですね」

提督「そうだっけ。うーん……前に撫でたとき、北上さんみたいと言われて以来してなかったか」

阿武隈「もしかして、気にしてました? すみません……」

提督「いや、忘れてた」

阿武隈「そんな事だろうと思いました……」

提督「まあまあ、ほれ」ナデナデ

阿武隈「もう……誤魔化されませんからね」

提督「そんなつもりはない」ナデナデ…ワシャ

阿武隈「……」

提督「……」ワシャワシャ

640: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 00:23:38.39 ID:O1pg5QCKo
阿武隈「気のせいか、なで方荒くないですか」

提督「気のせいだ」ワシャ…ワシャシャシャ

阿武隈「あっ、もう! 提督、本当に北上さんみたいに乱暴です!」

提督「わっはっは、すまんすまん……お詫びに髪を整えてやろう」

阿武隈「えっ?」

提督「大丈夫だ。その複雑な髪は理解している。まかせておけ」

阿武隈「なんで理解してるのは聞きませんけど……」

提督「大丈夫だ、俺を信じろ」

阿武隈「信じろと言われましても……分かりました。提督に任せてみます」

提督「よしっ!」

阿武隈「……もしかして、始めからこのために?」

提督「……櫛は用意したぞ!」

阿武隈「提督!」

641: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 00:24:06.20 ID:O1pg5QCKo

―執務室―

提督「崩すよりも作り上げる方が大変とはよくいったものだと感じた」

提督「多分、みんなの中で一番あの髪型が難しいんじゃないだろうか」

↓2

643: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 00:27:20.72 ID:ZILsPq7ao
ビス子

644: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 00:37:32.44 ID:O1pg5QCKo
提督「お菓子はやっぱりビスコ。小さな子供でも美味しくいただくことが出来る」

提督「……よし、名前も似てるからビスマルクと遊ぼう。何しようかな」

↓2

646: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 00:39:42.59 ID:YurWSworo
不幸の手紙を送りつけて反応をみる

647: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 01:04:50.89 ID:O1pg5QCKo
提督「ビスマルクで遊ぼう。不幸の手紙送ったらどういう反応してくれるかなー」


―ビスマルクの部屋―

ビスマルク「……あれ、何かしらこれ。机の上にあったけど……」

ビスマルク「アンハッピーレターって書いてある。英語ならチェーンレターだと思うんだけど」ビリビリ

ビスマルク「……この手紙を三日以内に送らないと、不幸が訪れる、ですって。今更こんなの信じる人いるのかしら」

ビスマルク「というより、こんなのに引っかかる人が居たら、それはそれで滑稽ね」

ビスマルク「はぁ、心配して損したわ。食堂に行こうかしら」


―食堂―

間宮「ごめんなさい。丁度食材が切れてて……」

ビスマルク「そう……じゃあ、鳳翔の店の方に行ってみるわ」


―鳳翔の店―

鳳翔「すみません、ちょうど仕入れ時で、軽食も無いんです」

ビスマルク「……たしか、売店に何か売っていたはず」


―売店―

明石「普段ならおにぎりとかあるんだけど……多分分かってるように、みんな買っていったわ」

ビスマルク「これが……不幸」

山城「おにぎりも無いの? 不幸だわ……」

648: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 01:05:57.25 ID:O1pg5QCKo
―廊下―

ビスマルク「まさか、ここまで間が悪いなんて……」

ビスマルク(あの不幸の手紙、まさか本物?)

ビスマルク「も、戻ったら送らないと……」

提督「何を送るって?」

ビスマルク「アトミラール? その、恥ずかしい話になるのだけど……チェーンレターが届いたのよ」

提督「ふむふむ」

ビスマルク「最初は私も笑っていたんだけど、その……さっきから不幸なことばかり起こって……」

提督「たまたまだろう」

ビスマルク「これだけ続いて、たまたまなんて思えないわ」

提督「心配性な奴だな」

ビスマルク(この鎮守府に、知らないもう一人の提督がいる時点で心配もするわよ……)

提督「なんか弱気になってるな。しょうがない、幸せのおすそ分けをしてやろう」

ビスマルク「これ、サンドウィッチ?」

提督「そうだ。これで、馬鹿な考えはよしとけ」

ビスマルク「……分かったわ。余計なことはしないでおくことにするわ」

649: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 01:06:39.19 ID:O1pg5QCKo
―執務室―

提督「まさかここまでうまくいくとは……間宮が発注ミスで食材を切らしていたのは知っているが、まさか鳳翔までないとは」

提督「買いだめしておいたサンドウィッチが無かったら広まってたところだったな……」

提督「さすがに、あれを流されるのはまずいだろう」

↓2

651: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 01:10:38.88 ID:khjOBSIVO
鳳翔を全力で労う

652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 01:33:46.61 ID:O1pg5QCKo
―鳳翔の店―

鳳翔「手伝ってくれるんですか?」

提督「何か労わろうと思ってな」

鳳翔「お気持ちは嬉しいんですけど……」

提督「りょ、料理は出来ないけど、接客ならできるぞ!」

鳳翔「うーん……分かりました。少しだけ手伝ってもらう事にします」

提督「よし来た」

鳳翔「では、仕入れを手伝ってもらいますね」

提督「まかせ……え?」

鳳翔「重いものが多いので、すみませんけど頼めますか?」

提督「……なんか違う気がするけど、まかせろ!」

653: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 01:35:16.47 ID:O1pg5QCKo
鳳翔「お酒を一ケース、ここに置いてください」

提督「お、おう……」

鳳翔「お疲れなら、無理にとは言わないですけど……」

提督「ま、まかせろ。このくらい何とでもない」

鳳翔「そうですか?」


提督「はぁ、疲れた……」

鳳翔「お疲れ様です。はい、お茶ですよ」

提督「ありがとう、鳳翔」

鳳翔「いえいえ」

提督「……労わるってこういうことを言うんじゃないだろうか」

鳳翔「うふふ、出来ることを出来る人に任せることは重要ですよ」

提督「そう? それもそうか。うん、鳳翔のいれたお茶は美味しいな」

鳳翔「ありがとうございます、提督」

654: 今日はここまで 2014/09/03(水) 01:35:49.55 ID:O1pg5QCKo
―執務室―

提督「……なんだかんだで、やっぱり労わられた気がする」

提督「おかしいなぁ? 労わったつもりなんだけど」

↓2

656: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 01:37:35.86 ID:x/3XJ6nXo
雷を愛でる

659: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 17:30:18.93 ID:O1pg5QCKo
―暁型の部屋―

提督「雷、ちょっといいか?」

雷「何かしら」

提督「膝の上に乗ってくれ」

雷「いいわよ!」

響「ストレートに言ったね」

電「司令官はどうかしてるのです」

暁「私がいう事じゃないんだけど、二人ともちょっと辛口になった?」

提督「思春期ってやつだ。きっと素直になれないだけだ」

電「ふっ」

響「……電ほどすれていないつもりだけどね」

雷「もう司令官、私がいるんだから、もっと私を相手にしてよ!」

提督「おおすまんすまん。かわいいなぁ雷」

雷「うふふっ、もっと褒めてもいいのよ!」

提督「ううん、あまりに愛らしいものだから、秘書官にしてしまいそう――」
「へぇ……」

提督「!」

雷「どうしたの、司令官」

提督「い、いや……なんでもない」

雷「そう? 困ったことがあれば、何時でも頼っていいのよ!」

660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 17:30:47.51 ID:O1pg5QCKo
―執務室―

提督「一瞬、恐ろしい予感がした」

提督「離れていても強い気配をさせるとは……秘書官、恐ろしい……」

↓2

662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 17:35:11.82 ID:riR9HTjDO
いすゞの対潜を利用してコキブリ退治

663: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 18:45:08.12 ID:O1pg5QCKo
提督「五十鈴、最近食堂にゴキ……Gが出たのは知っているか?」

五十鈴「いきなり呼んできて、一体何の話? 間宮さんがGを出すとは思えないのだけど」

提督「それが出てしまったんだ。まあ、Gはどこから入ってくるか分かんないからな」

五十鈴「ふーん、それで私を呼んで何をさせようっていうの?」

提督「その対潜を使って、Gを退治してほしい」

五十鈴「……あのねえ、対潜でGが分かるわけないでしょ」

提督「なんだと……」

五十鈴「驚くところおかしいでしょ」

提督「じゃああのGをどうしろというんだ」

五十鈴「バルサンでも炊けばいいんじゃないかしら」

提督「食堂にか」

五十鈴「あー……しょうがないわね、成果が出なくても文句言わないでよね」

提督「やってくれるのか! でも、Gは平気なのか?」

五十鈴「子どもじゃないんだから、そんなの怖いわけないじゃない」

バタン

664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 18:45:36.74 ID:O1pg5QCKo
提督「……まあ、どちらかと言えば男の方が怖い人が多いか」

提督「お、俺は大丈夫だぞ!」

↓2

642: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 00:26:48.58 ID:wtCmoEDbO
翔鶴としっぽり語り明かす

667: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 19:41:56.16 ID:O1pg5QCKo
―翔鶴型の部屋―

翔鶴「語りたいって、珍しいですね」

提督「まあ、たまには瑞鶴の居ないところでしっぽりとな」

翔鶴「しっぽりって、ふふ、提督も冗談がお好きですね」

提督「冗談って……まあ、いいか」ゴト

翔鶴「それはお酒ですか?」

提督「やっぱり話すときは必要だろ」

翔鶴「私は無くても大丈夫ですよ」

提督「じゃあ訂正だ。俺が必要なんだ」

翔鶴「それなら、しょうがないですね」

提督「……翔鶴はこの艦隊にいて楽しいか?」

翔鶴「もちろんです。きっと、この艦隊が明るいのは提督があってこそだと思っていますから」

提督「そう言われると、少し恥ずかしいな」

翔鶴「でも、あんまり遊び過ぎないようにしてくださいね」

提督「それはまあ、分かっているつもりだ」

翔鶴「……こうしてゆっくりできる日が、いつまで続きますかね」

提督「ずっと続くに決まっているだろう。翔鶴が暗いと、俺が瑞鶴に怒られる」

翔鶴「まあ……」

提督「だから……うん、そういう暗いことは気にせずにしとけ。考えるだけ無駄だ」

翔鶴「はい、提督がそういうのであれば」

668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 19:43:04.40 ID:O1pg5QCKo
―執務室―

提督「その後静かに飲み明かした」

提督「しっぽり、静かなという意味もあるし、冗談なんかじゃなかったんだけどな」

↓2

670: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 19:47:50.66 ID:+6DalF6S0
扶桑にマッサージ

671: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 21:00:16.35 ID:O1pg5QCKo
―扶桑型の部屋―

提督「――そんなわけで、マッサージ師の資格を取った俺がマッサージをしてやろう」

扶桑「本当ですか? お願いします」

山城「許しません! 姉さまにマッサージをするのは私の仕事です!」

扶桑「山城?」

提督「ほう、山城そんなことを言っていいのか?」

山城「な、なんですか提督。どうせマッサージ師とか嘘に決まってるんですから」

提督「じゃあ、山城で試してやろうか?」

山城「……や、やってみなさいよ!」

扶桑(私、置いて行かれてますね。……でも、山城が楽しそうなら、それでいいかしら)


提督「って、俺は扶桑をマッサージしに来たんだった」

山城「はぁ……はぁ……資格はしりませんが……凄かったです……」トロン

扶桑「……わ、私もああなるのかしら」ドキドキ

672: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 21:00:53.72 ID:O1pg5QCKo
―執務室―

提督「将を射るにはなんとやら、扶桑に対しては山城からだな」

提督「……って、馬にかまけすぎて扶桑の相手全然して無かった……」

↓2

674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 21:02:26.29 ID:EuNwod7Zo
比叡と舞台観賞

675: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 21:44:28.24 ID:O1pg5QCKo
提督「比叡呼ばれ過ぎじゃないか?」

霞「あっちもイメージアップに忙しいのよきっと」

提督「適当になってきたな」

霞「今回はあんまり上は関係ないからよ。ただ呼ばれた以上はね」

提督「ふぅん。それじゃ比叡行くぞ」

比叡「えっ、いつから気づいていたんですか」


―舞台鑑賞終了後―

提督「ふわぁ……」

比叡「退屈そうですね」

提督「まあ、こうやってゆっくり見るのは苦手だからな」

比叡「そうなんですか? 舞台中は真面目に見てましたよね」

提督「そりゃあ、前列で退屈そうに見てる客はまずいだろう。しかも招待されてだ」

比叡「気合を入れていたって事ですね!」

提督「別に気合は……なんでもいいや」

比叡「でもやっぱりお姉さまときたかったです」

提督「こんど誘ってみたらどうだ」

比叡「そうします!」

676: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 21:44:54.73 ID:O1pg5QCKo
―執務室―

提督「舞台鑑賞は最近マナーの悪い客がいるようなので、そのあたりは考えよう」

提督「……いや、基本的に静かに見るだけでいいんだけど。比叡は金剛ときたらはしゃぐんだろうか」

提督「そこは関知することでもないけど。休暇中は自由だし」

↓2

678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 21:49:04.98 ID:IR9JJ2E+O
最近提督と比叡が一緒にいる事をよく思わない金剛が愚痴を言いに来る

681: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 22:17:33.98 ID:O1pg5QCKo
金剛「最近、提督と比叡が一緒にいるデース」

霞「……なんで私に言いに来るの」

金剛「二人に言うと、ただの文句になるデース」

霞「愚痴なら鳳翔さんのお店に行った方がいいんじゃないかしら」

金剛「もう言ってきたデース」

霞「ああ、そう」

金剛「比叡ばっかりずるいネー、提督と出かけられて」

霞「比叡がかまってるからいいんじゃない」

金剛「全部提督と行ったところばかりで、逆に自慢されている気分デース」

霞「まあ、気持ちは分からないでもないわね」

金剛「それに、比叡と提督は違うネー」

霞「ふーん……」


682: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 22:17:59.84 ID:O1pg5QCKo
金剛「どうすれば二人に混ぜてもらえるのかナー?」

霞「……それが目的なの?」

金剛「ワッツ?」

霞「二人に混ざりたいだけなんでしょ」

金剛「……そうかもしれませんネー」

霞「だったら、それを伝えることね。じゃなきゃ、何も伝わらないわよ」

金剛「そうしマース! ありがとネー!」

霞「もう来ないようにしなさい」

金剛「秘書官はいい人デース! 皆にも、伝えておきマース!」

霞「……え? よ、余計なこと……!」

金剛「グッバーイ!」

バタン

霞「……まさか、誰も来ないわよね」

683: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 22:18:26.10 ID:O1pg5QCKo
―執務室―

提督「金剛から物申されたけど、全部上からの物なんだよなぁ……」

提督「まあ、どこか適当に時間をとってやるか。多分くっついて比叡も来るだろうし」

↓2

677: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 21:48:53.02 ID:EuNwod7Zo
隼鷹と改二祝いをする

686: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 23:01:08.26 ID:O1pg5QCKo
―飛鷹型の部屋―

提督「そう言えば祝ってなかったな。改二おめでとう」

隼鷹「あのときはいきなり説教されるとは思わなかった……」

提督「まあ、愛の説教とでも思っとけ」

隼鷹「それで、祝いに何もないってことは無いだろ。何を持ってきたんだ?」

提督「鬼ころし」

隼鷹「酒? なんか、珍しいな。鬼ころしを選んでくることも」

提督「隼鷹にはこれくらいじゃなきゃダメかと思ってな」

隼鷹「そうか。じゃあ、一緒に呑むか」

提督「でもこれ辛いんだよなぁ……」

隼鷹「持ってきたのは提督だろ」

提督「……まあ、しょうがないか」

隼鷹「へへっ、じゃあ乾杯!」


飛鷹(絶対からまれるから、今のうちに逃げておこう)

687: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 23:01:38.33 ID:O1pg5QCKo
―執務室―

提督「ううん、自分で選んだものとはいえ、やっぱりあれはなぁ……」

提督「隼鷹は気にいってたから良かったけど」

↓2

689: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/03(水) 23:05:49.01 ID:vAG8wu8aO
摩耶にドッキリ仕掛けて、泣かす

690: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 00:03:27.19 ID:RzvMtvDXo
提督「泣かす。そんなキャラだとは思えないんだが」

提督「……いや、でも、前にもクールキャラを泣かせたことがあるな。よし」


―食堂―

摩耶「間宮さん、アイス」

「はい、どうぞ」

摩耶「ん、なんか声がおかしいような……まあいいや。パクッ」

提督「ニヤリ」

摩耶「……! 提督って辛っ! な、なんだこれ!」

提督「アイスだと思ったか? タバスコつきの間宮アイスだ!」

摩耶「て、てめぇ!」

提督「おいおい、天下の摩耶様がアイスごときで? キャラの肩書が泣くぞ?」

摩耶「はあ? アイスはこの艦隊誰でも楽しみにしてるだろうが」

提督「まあ悲運に泣くんだな! いや、もう泣いてるか!」

摩耶「たしかに悲運だったな……お前がな!」ガシャン

提督「ふっ、そんなのいつものように避けて……手錠?」カチン

間宮「食べ物で遊ぶことは、許しませんよ?」

提督「……。摩耶、ここはお互い謝って――」
摩耶「謝るのはお前だ!」

ドーン

691: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 00:03:54.02 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「ある意味泣かされたのは俺だな」

提督「まさか、間宮まで敵対しようとは……予想外だった」

↓2

693: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/04(木) 00:13:12.59 ID:7+rWRr/80
大和の前で突如苦しみだし、「や、大和・・・!あ、『アレ』を・・・『アレ』を・・・は、早く・・・!ぐっ!ああああああああああ!!」と何かの禁断症状で悶え苦しむ演技をしてどうするか反応を見る。(『アレ』について聞かれたら苦しむ演技でゴリ押す)

695: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 00:15:57.76 ID:LpmiH1yXO
さすがのSSLだな
レベルが違う

696: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 00:20:53.60 ID:RzvMtvDXo
―廊下―

提督「ぐっ……」

大和「提督、そんなところで胸を押さえて行った何を……?」

提督「ぐうっ……! や、大和! アレを……あれを持ってきてくれ!」

大和「あ、アレ? あれとは……」

提督「ぐああああああ!1 は、早くしてくれ大和! ぐうううううっ!!」ドサッ

大和「アレ……わ、分かりました! すぐにとってきますから、絶対に動かないでください!」ダッ

提督「ぐっ……ん? 大和は一体何が分かったというのだろうか。まあ、しばらくここで倒れておこう」


大和「取ってきました!」

提督「ぐわああああああ!!」

大和「た、大変です! どうぞ、提督!」

提督「く、薬?」

大和「はい。比叡さんの料理でこうなったんですよね」

提督「……あ、うん。そうだよ、ありがとう」

大和「お役にたててうれしいです。では提督、しばらく安静にしてくださいね」スタスタ

提督「……比叡の料理、よほど変人になるみたいだな」

697: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 00:21:19.29 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「もとはと言えば俺が悪いのかもしれないけど、ちょっと扱い酷いよな」

提督「……まあ、数々の飯マズの軌跡を残したから、無理もないとはいえるが」

↓2

699: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 00:38:08.12 ID:dP8vr6JvO
蒼龍の胸を目の前でガン見してみる

700: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 01:24:19.21 ID:RzvMtvDXo
―二航戦の部屋―

提督「おーっす」ガチャ

蒼龍「ノックくらいしないんですか?」

飛龍「いつもの事なんですけどねぇ」

提督「そうだ、いつものことだ」ジー

蒼龍「……」

飛龍「今回は何をしに来たんですか?」

提督「まあ、ちょっと話にな」ジー

飛龍「それだけのために?」

提督「まあな」ジー

蒼龍「……」

701: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 01:24:46.27 ID:RzvMtvDXo
飛龍「蒼龍、どうしたの?」

蒼龍「気付いてるんでしょ」

飛龍「まあ、提督が何で蒼龍の胸を見てるのか分からないけど、まあ突っ込むことではないかなって」

蒼龍「つっこむことじゃないって……」

提督「……」ジー

蒼龍「それで、なんで提督は見ているんですか?」

提督「いや、小さいといわれてるけど、そんな風に見えないなと」

蒼龍「誰が言ってるんですか!」

飛龍「あ、ごめんそれ私」

蒼龍「飛龍!?」

提督「飛龍、ちょっと間違えじゃないか?」ジー

蒼龍「提督は見てくるのをやめてください!」

702: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 01:25:29.09 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「なんだかんだで有耶無耶になったな」

提督「それにしても、女性が視線に敏感というのは本当だったのか。一瞬で気付いてきたぞ」

↓2

705: 多分足りないといいたいんだよね… 2014/09/04(木) 13:57:40.78 ID:RzvMtvDXo
――>>671の続き

提督「……」モニモニ

扶桑「ぁっ……ん……」

提督「……」コリコリ

扶桑「ふっ…………あ……そこ……です」

提督「……」グニッ

扶桑「ぃぃ……気持ち……いいです……」

提督「……」ガシガシ

山城(どうしよう、姉さまが凄くアレな雰囲気だけど、提督が真面目なせいで茶化せない)

提督「……」ゴリッ

扶桑「ふぁっ!」

提督「……」グッグッ

扶桑「はげ……っ……しい……です……っ」

提督「……あ、終わりだ」

扶桑「ふぅっ……ふぅっ……」

提督「はぁ、疲れたー。じゃあな」

バタン

扶桑「山城……気持ち良かったです」ハァハァ

山城「そ、それは良かったですね」

山城(姉さまのあんなところが見れたから、提督には悔しいけどGJをあげるわ)

↓2

707: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 14:11:57.16 ID:1GOjmU19o
その様子を青葉が聴いていた

709: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 14:51:40.95 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

青葉「青葉、聞いちゃいました」

提督「聞いたって……何をだ?」

青葉「扶桑姉妹から漏れ聞こえる声です!」

提督「マッサージの時のか。それで、何か?」

青葉「声だけ聴くと、何に聞こえると思います?」

提督「……普通にマッサージの時の声だよな」

青葉「いえいえ、そんな甘いものじゃないでしょう」

提督「はぁ? じゃあ何に聞こえるんだ、青葉は」

青葉「え? そ、それは……セクハラされたかのような……」

提督「セクハラされて気持ちよさそうな声が出るわけないだろう。もっと嫌がるはずだ」

青葉「そ、それは司令官だから……」

提督「意図がつかめんな……結局、青葉はなんだと思ってるんだ」

青葉「せ、セクハラに……」

提督「もっと具体的に」

青葉「……あ、青葉が不純みたいじゃないですかぁ!」ダッ

バタン

710: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 14:52:10.04 ID:RzvMtvDXo
提督「よし、勝った!」

提督「まったく、青葉も揚げ足を取るなよ。これがマッサージ以外の何に聞こえるんだろうか」

提督「もしかしたら、青葉も疲れが溜まっているのかもしれない。今度マッサージしてあげよう」

↓2

712: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 14:55:54.79 ID:/O9BgcUtO
話を聞いてた金剛がマッサージに興味示す

713: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 15:08:31.15 ID:RzvMtvDXo
金剛「提督ぅー! 私もマッサージしてほしいデース!」ガチャ

提督「嫌だよ」

金剛「シット! 酷いネー!」

提督「だって金剛、元気じゃないか」

金剛「それが?」

提督「やりごたえないじゃないか。やっぱり凝ってそうなひとをやりたいからな」

金剛「ということは、凝ってくればいいんですネー!」

提督「わざわざ凝ってくるのか。大変だな」

金剛「次に私が来たときは、ノーとは言わせないんだかからネ!」

提督「まあ、そこまで訓練することに対しては、俺は何も言わない。練度も上がるしな」

金剛「じゃあ比叡たち誘ってトレーニングしてくるデース!」

バタン

714: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 15:09:01.94 ID:RzvMtvDXo
提督「……まあ、霧島がいるし、ほどほどで止めてくれるだろう」

提督「マッサージ、人気になるようならこの鎮守府にも取り入れた方がいいかなー。俺一人だと手が回らなくなりそうだ」

↓2

715: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 15:12:34.11 ID:40pFDRRAO
青葉にさっそくマッサージ(きつめの

717: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 16:27:14.88 ID:RzvMtvDXo
―青葉型の部屋―

提督「疲れているだろう、マッサージをしてやろう」

青葉「何か嫌な予感がしますから、遠慮しておきます」

提督「まあまあ」

青葉「いえ、まあまあじゃなくてですね……って、迫ってこないでください!」

提督「俺の手で喘いでみないか」

青葉「言葉が○○です!」

提督「なんで?」

青葉「くっ……! 分かりました、下心が無いというのなら、受けて立ちましょう」

提督「では、遠慮なく」

青葉(あ、青葉もああなっちゃうんでしょうか……!)ドキドキ

718: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 16:27:46.40 ID:RzvMtvDXo
提督「……」ゴリッ

青葉「痛ぁ!」

提督「……」ゴリュドグッ

青葉「や、やめ、痛いですからやめ、ゴリゴリいって痛っ!」

提督「……」ボギッドゴッ

青葉「痛い痛い! マッサージの音じゃないです! あぐぅ!」


提督「ふぅ、満足」

青葉「ううっ……酷すぎですよぉ」

提督「でも、すっきりしただろう」

青葉「そんなわけ……あ、あれ?」

提督「ふっ」ニヤリ

青葉「痛みが無いどころか、疲れが取れています!」

提督「心無い記事など、流行らせないようにな」

バタン

青葉「……でも、青葉も気持ちいいマッサージの方が良かったです」

青葉「青葉にだけあんなマッサージなんて、記事にするしかないですね!」

719: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 16:28:45.18 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「これで青葉も少しは懲りただろう」

提督「でも強いマッサージは疲れる。元々、華奢な女性に対するマッサージじゃないし」

↓2

721: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 16:30:22.61 ID:Uwy+JXzaO
トレーニング後の大鳳に今までの非礼を詫びてマッサージ

725: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 17:35:22.61 ID:RzvMtvDXo
―トレーニング場―

大鳳「ふぅ……」

提督「お疲れのようだな大鳳」

大鳳「あ、提督じゃないですか。ええ、トレーニングの後なので」

提督「ふむ……そうだ、マッサージでもしてやろうか?」

大鳳「本当ですか? ではお願……」

提督「何故止まる」

大鳳「……また、セクハラとかしませんよね」

提督「し、しないって! 今までの事は悪かったからさ」

大鳳「……分かりました。では、お願いします」


提督「……」グッグッ

大鳳「ん……はぁ……」

提督(なんか、効いてないな……凝るのが直らないみたいな……)

大鳳「そこぉ……いいです……」

726: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 17:36:14.50 ID:RzvMtvDXo
提督「……これだ」ゴリッ

大鳳「!?!?」

提督「……」グリッメリッ

大鳳「て、提督!? それ、痛っ!」

提督「……」クリッサワッ

大鳳「ふぅっ……!? あ、なんかそれ……!」

提督「……」グキッドスッ

大鳳「痛いのと、気持ちいいのが……合わさって……っ」

提督「……」モミッサスッ

大鳳「あっ……だ、ダメ、私……――」


提督「……ふぅ、こんなものだろう。大鳳、どうだった。……大鳳?」

大鳳「」

提督「……なんだ、寝たのか。マッサージはゆったり出来るのが一番だからな。どうやら楽しんでくれたようだ」

提督「だがこのままも忍びない。部屋に運んでおいてやろう」

727: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 17:36:59.75 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「まさか、こんなところで才能を開花させているなど、誰も思うまい」

提督「ふっふっふ、こりゃマッサージの免許皆伝も近いな!」

↓2

729: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 17:40:43.41 ID:bU2OakZBO
監査の為、比叡とイチャラブする

730: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 17:55:02.96 ID:RzvMtvDXo
提督「監査?」

霞「いつもの定期監査よ。後は言わなくても分かってるわよね」

提督「めんどくさいなぁ……自分らしい方法でいいんだろ」

霞「まあ、そうね。やり方は押し付けないけど、仕事だけは増やさないでよね」

提督「イエス。分かっておりますとも」


―母港―

提督「ふむ、風がいい気持ちだ」

比叡「はい、そうですね」

監査員「……」


―食堂―

提督「うむ、今日もおいしいな」

比叡「はい、そうですね」

監査員「……」

731: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 17:55:34.70 ID:RzvMtvDXo
―工廠―

提督「今日もいつものやつだったな」

比叡「はい、そうですね」

監査員「……」


―執務室―

提督「では、今日も出撃を頼んだ」

比叡「気合! 入れて! 行きます!」

監査員「……急に元気になりましたね」

提督「し、士気は高めていかないといけませんからなぁ」

比叡「そ、そうですよ」

監査員「……まあ、私は監査も終わったので帰ります」

提督「お疲れ様でした」

732: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 17:56:02.66 ID:RzvMtvDXo
~次の日~

霞「なぜか好評価だったわ」

提督「そういう風にしたしな」

霞「なぜ? 普通はいちゃいちゃするものじゃないの?」

提督「頭のお固い上の人は、どちらかといえば三歩さがって見てくれる女性の方が受けはいいだろ。そういう風にみられてたし」

霞「言われてみればそうね……」

提督「ていうか秘書官、いちゃいちゃなんて言うんだな」

霞「――忘れなさい、いいわね」ゴオッ

提督「ハイ」

バタン

提督「……監査の評価ってなんだろうな」

↓2

734: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/04(木) 18:05:02.70 ID:7+rWRr/80
多摩を本格的に猫扱いする

736: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 18:26:20.78 ID:RzvMtvDXo
―食堂―

提督「多摩、ここにいたか」

多摩「何にゃ?」

提督「ほら、プレゼントをやろうと思って……はい、またたび」

多摩「!?」

提督「もしかして気に入らなかったか?」

多摩「多摩は猫じゃないにゃ!」

提督「そんな、怒らなくても……そうだ、きっとお腹が空いて機嫌が悪いんだな」

多摩「そんな動物みたいな理由なわけないにゃ!」

提督「じゃあ、はいキャットフード」

多摩「にゃあああああ!! 多摩の言葉を完全に無視してるにゃ!」

提督「まあまあ」ナデナデ

多摩「ゴロゴロ……って、首を撫でるにゃあああああああ!!」

737: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 18:26:48.72 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「マジ怒になった。怖くは無かったけど」

提督「多摩はいじりやすいやつだ。うん」

↓2

739: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 18:28:04.05 ID:bU2OakZBO
龍田と竜田揚げを作る

740: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 19:04:54.95 ID:RzvMtvDXo
―食堂―

提督「龍田、竜田揚げを作ろう」

龍田「……まあ、いいですけど。でも提督、から揚げと竜田揚げの違いは分かっていますよね」

提督「何か違うのか?」

龍田「下味をつけて片栗粉で揚げたものが竜田揚げです。一説では、私の前世の中で作られた料理だからというものもあります」

提督「へぇ、それは本当なのか?」

龍田「そこまで把握しているわけじゃないから、分からないわ~」

提督「というか、よく分かってるな」

龍田「……天龍ちゃんが喜ぶから」

提督「天龍が?」

龍田「龍田の竜田揚げだって」

提督「あいつオヤジかよ……」

龍田「これに関しては、私もそう思います」

提督「……まあ、作るか」

龍田「そうね~」

741: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 19:05:21.52 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「飯マズ集団と違って、普通においしくできた」

提督「しかし、つまんないギャグで受けるのは、天龍のいつも通りともいえるか」

下2

743: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 19:12:29.06 ID:/O9BgcUtO
運動しすぎて金剛が倒れた

744: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 20:05:12.88 ID:RzvMtvDXo
榛名「大変です! 金剛お姉さまが倒れました!」

提督「ふぅん……」

榛名「……」

提督「……え、マジで?」

榛名「はい!」

提督「一瞬冗談かと思ったけど、榛名がそんなこと言うはずないと思い返してつい反応が遅れてしまった」

榛名「金剛お姉さまの健康に絶対の信頼を置いているのか、榛名の言葉に信頼を置いているのか……」

提督「両方があったからこそのタイミングだ。それで、金剛は何で倒れたんだ?」

榛名「運動のし過ぎです」

提督「……なんとなく、理由が分かってしまった」

榛名「そうなんですか? 流石提督です!」

提督「いやぁ、うん……じゃあ、少しお見舞いに行くことにする」

榛名「はい! きっと金剛お姉さまも喜びます!」

745: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 20:05:47.74 ID:RzvMtvDXo
―医務室―

提督「ほら、バケツ」

霧島「ドックじゃないんですから」

提督「それで、金剛は無事なのか?」

霧島「比叡お姉さまが凄く心配そうに見ていますけど、実際には全く問題ありません。ただの過労です」

提督「数日で過労って、なにやってたんだよ……」

金剛「提督ぅ……」

提督「金剛、起きたか」

金剛「ま、マッサージを……」

提督「……いや、寝てろよ」

金剛「無念……」ガクッ

比叡「お姉さまーーーーーー!」

提督「いや、なんで最後わざわざキャラブレイクしたんだ」

746: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 20:06:22.39 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「マッサージされたいのなら、体力使う運動じゃなくて、筋力使う運動しろよ……」

提督「いや、榛名も霧島も止めなかっと見ると、金剛が勝手に暴走し過ぎただけか」

↓2

747: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 20:08:16.99 ID:oJePt07w0
加賀さんの頬を無言で引っ張る

750: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 21:31:41.87 ID:RzvMtvDXo
― 一航戦の部屋 ―

提督「……」ムニー

加賀「……」

提督「……」ムニー

加賀「……」

赤城「……なぜ、二人は反応しないんですか?」

提督「加賀の反応待ち」ムニー

加賀「すぐに反応しようとしましたが、提督の思い通りになるのではと」

赤城「もう……」

提督「それで、いう事は?」

加賀「暇なんですか。秘書官に言いつけますよ」

提督「い、今は自由時間だし」

加賀「じゃあ、間宮さんに言いつけますよ」

提督「へ、兵糧攻めだと!?」

加賀「提督は搦め手を使った方が反省しますから」

赤城(よく分かってますね、提督の事)

提督「こ、今度はこうはいかないからな!」

加賀「いえ、もうしないでください」

751: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 21:32:48.82 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「さすがクール系キャラは一味違った」

提督「加賀のああいうところは、好きなところではあるけどな」

↓2

753: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 21:33:48.52 ID:/0OiO+D+O
愛宕にマッサージ

754: >>752 一回聞き返す感じで見れば修正はいらないはず…! 2014/09/04(木) 21:54:07.55 ID:RzvMtvDXo
―高翌雄型の部屋―

提督「肩凝ってそうだから肩もみしようか」

愛宕「あら~じゃあ、よろしく頼むわねー」

摩耶「なんだ、セクハラか?」

提督「だって、こんな脂肪ついてるんだぜ」

摩耶「脂肪……」

鳥海「いつもの提督といいますか……」

提督「なんだかわからないが……どうだ、俺の肩もみ」モミモミ

愛宕「……」

提督「愛宕?」

愛宕「脂肪……」

提督(あの愛宕がこうなるとは……どうやら言葉をミスったかもしれないな)

高翌雄「脂肪って……」

提督(って、あっちにもショック受けてる人がいるんだけど……)

愛宕「提督、提督は小さい子の方が好きなんですかー?」

摩耶(流石に脂肪は堪えたか、気にしてるな。だけど、多分提督に聞いてもなぁ)

提督「どうでもよくね」

鳥海(この返しだろうと思いました)

愛宕「……うふふ、提督の肩もみ、気持ちいいわぁ」

提督「そうか、良かった」

摩耶(ショックが大きすぎて、すべてを投げ出したか……)

鳥海(悲しきは提督の鈍感さといったところですね)

755: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 21:54:33.63 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「なんか愛宕の目のハイライトずっと消えてたが、大丈夫だろうか」

提督「働かせ過ぎてるのだろうか、肩も凝ってたし。うーむ」

↓2

757: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 21:59:13.00 ID:ljU0JsUqo
高雄にもマッサージ(強め)

760: 修正 2014/09/04(木) 22:13:40.84 ID:RzvMtvDXo
―高雄型の部屋―

提督「忘れてたけど、高雄にもマッサージするつもりだったんだ」

高雄「なんですか提督。そのためだけに来たんですか」

提督(何だか辛辣……)

提督「ま、まあ高雄、機嫌治してくれ。俺のマッサージは最高だぞぅ」

高雄「……いいですけどね。してくれるというなら、頼みます」

提督「よし来た」

高雄(どうせ、ただ機嫌を取るだけで……っ!?)

提督「……」ムニムニ

高雄(こ、これ……凄い……だ、ダメ……)

761: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 22:14:11.48 ID:RzvMtvDXo
高雄「んっ……ふっ……」

提督「……」モニョモヨ

高雄(声……抑えられない……っ!)

高雄「っ……ぁっ……」

提督「……」モミモミ

高雄「っふ……! あっ……!」

高雄(て、提督……やめ――)


提督「……はい終了」

高雄「はぁん……はぁっ……」

提督「うむ、満足してくれたようだな」

高雄「満足……と、いいますか……はぁ……」

762: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 22:15:34.12 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「俺、本当にマッサージの才能あるかもしれないな。提督やめても生きていけそうだ」

提督「まっ、まだ戦争は続くだろうから、そんなことは大分先になるだろうけど」

↓2

758: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 21:59:15.62 ID:fGA260VpO
大本営が作った比叡Tシャツをみんなに配布

768: 本人が出るとは書いていない 2014/09/04(木) 22:38:57.11 ID:RzvMtvDXo
提督「……なにこれ」

霞「比叡のTシャツらしいわ」

提督「見れば……まあ、分からんでもないけど、なんでこんなものが作られたんだ」

霞「……あんまり私も想像したくないけど、もしかしたら上でファンみたいなものが出来ているのかも」

提督「比叡の? ファン? まっさかー」

霞「そう思いたいのだけど、最近の動向を見てるとどうもね……」

提督「それで、この段ボール何箱ももらって、本当にどうするんだ」

霞「全員分あるらしいわ」

提督「へぇ、何が?」

霞「このTシャツ」

提督「……マジかよ」

769: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 22:39:27.00 ID:RzvMtvDXo
―食堂―

提督「お願いだ。いらないのは重々承知だが、これを皆に行きわたらせなければならない」

鳳翔「なんだか、グッズTシャツみたいになってますね……」

間宮「理由は分かったので、ここに配布物でおいておくのは良いんですが……」

提督「そうか! 良かった……艦隊全員分配るなんて、呼び出すだけ時間の無駄だよ……」

間宮「いえ、その……自分でおっしゃったように、これを自主的に持ち帰る人は少ないと思いますよ」

提督「……だよなぁ」

鳳翔「ところで、ご本人は?」

提督「言ったら、お姉さまのTシャツが欲しかったといって、金剛に着てとせがむだけだった」

間宮「そうですか……」

龍鳳「……なら、全体通告をして、自主的にとらせるようにするのはどうでしょうか」

提督「それだ龍鳳! ありがとう、今度お前のTシャツ作ってやるからな!」

龍鳳「いえ、いらないです」

770: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 22:40:16.44 ID:RzvMtvDXo
―執務室―

提督「こっそり様子を見に行ったら、みんな渋い顔してとっていた」

提督「まあ、近しい人のシャツなんかもらっても、嬉しくないよな……」

提督「普通にプレゼントされたら、俺でも処分するかもしれん……」

↓2

771: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 22:41:08.78 ID:uSuTltA+o
大元帥から比叡を頼むと手紙が来る

775: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 22:55:21.87 ID:RzvMtvDXo
霞「もはや何様よって感じよね」

提督「なあ、その案件俺のところに持ってくる必要なかっただろ」

霞「一応上の言葉よ。伝えておく義務があるわ」

提督「だよなぁ……この誤解を解く方法ないか? 流石に……」

霞「私もそう思っているところよ。真面目に仕事していてこれが来ると、頭が痛くなりそう……」

提督「……まあ、ここまで放っておいたせいとも言えるし」

霞「なによ、クズ。何か考えたの?」

提督「何も言ってないんだから、クズで呼ばないで。ええと、正面から誤解を解かない?」

霞「珍しいわね。絶対正攻法は使わないと思っていたのに」

提督「今回は手紙を当てるだけでいいからな。さーて、書くか」

霞「大丈夫かしら……」

776: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 22:55:51.24 ID:RzvMtvDXo
~次の日~

霞「……最悪よ」

提督「え゛、何か俺まずったことをした?」

霞「今回も違うというか……ああもう! あの人、比叡のガチのファンだったのよ! それでまた一目見たいって!」

提督「正直に話せ。あれだけしつこかった人が、それだけで済むはずないだろう」

霞「無駄に鋭いわね! 見たいじゃなくて、サインと握手してくださいって!」

提督「……那珂ちゃんなんかよりも、先にアイドル化しちゃったかー」

霞「多分、上は完全に染まってるわ。今回誤解を解いたせいで輪にかけてね」

提督「もう分かんねえな」

霞「じゃあ、伝えることは伝えたから」

バタン

777: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 22:56:25.85 ID:RzvMtvDXo
提督「サイン会に握手会って……いや、艦娘の評価が上がっていることに喜んだ方がいいのか」

提督「……どうにでもなるか」

↓2

779: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 23:01:00.35 ID:1GOjmU19o
中間棲姫にマッサージ

781: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 23:23:23.72 ID:RzvMtvDXo
~回想~

提督「ある程度は殲滅したか……ん?」

中間棲姫「くっ……私としたことが、慢心したとでもいうの……?」

提督「なーんか、雰囲気が……ああいや、あいつは敵だ敵。よし」

中間棲姫「だれ! ……人間?」

提督「え、えっと……」

中間棲姫「こんなところに、人間……? もしかして……」

提督「わ、私はしがないマッサージ屋です!」

中間棲姫「マッサージ?」

提督「へ、へい!」

提督(とにかく、敵対心が無いというところを見せなければ……やられる!)

中間棲姫「……なら、やってみてくれない?」

提督「わ、分かった」

782: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 23:23:51.04 ID:RzvMtvDXo
中間棲姫「はぁ……んっ……」

提督「……」ヌルヌル

中間棲姫(なんだか、気持ちいいわ……気持ちが、炎が鎮火していくよう)

提督「……」ニュルニュル

中間棲姫(そう……ね、この人は……)

中間棲姫「んくっ……ふぅ……」

提督「終わり……です」

中間棲姫「……そう。私はまた戻るわ」

提督(な、何とか生きて帰れそうだ。ふぅ)

中間棲姫「さようなら。提督、ここは見逃すけど、次に会った時……」ザパァッ

提督「ば……バレてたぁ!」

783: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 23:24:24.80 ID:RzvMtvDXo
~~~~~~~~


提督「次なんてないって、次なんて」

赤城「すみません、ボーキサイトは……」ガチャ

提督「あ、すまん、大型建造に全部使ったわ」

赤城「空母を出撃させないつもりですか!?」

提督「しばらくは休みだ。じゃあな」

赤城「あっ、もう……」

バタン

提督「さて、こんな思い出にすがってないで、未来を見ることにしよう」

↓2

698: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 00:38:00.12 ID:vRKVeGmEO
秘書官に甘いもの買ってあげる

786: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 23:51:16.21 ID:RzvMtvDXo
提督「おい秘書官」

霞「何、カス」

提督「……いつもより口調が厳しくないか」

霞「気のせいじゃない? 別に、あんたが空母が出せなくなるくらい建造に資材を使うのは自由だしね」

提督「やっぱり怒ってる!」

霞「……それで、何か用なの?」

提督(ここで適当なことを言うと、すぐに叱咤の声と砲撃が飛んでくるだろう。ならば、まずは機嫌をよくさせる)

提督「な、なんか甘いものが欲しくないか?」

霞「まさか、間宮アイスで私の機嫌を良くさせようって魂胆?」

提督「そ、そんなわけあろうはずがございません!」

霞「じゃあ何よ」

提督「……一緒にパフェ食べないか?」

霞「はぁ?」

提督「ま、間宮が試作品でくれるって言ってたんだ。だから、いつもお世話になっている秘書官を誘おうかなーって」

霞「……」

提督「駄目か?」

霞「いえ、いいわ。付き合ってあげる。たまには休息しないといけないし」

提督「よしっ!」

霞「でも、もちろんパフェは私のよね」

提督(食べたかった……)

787: 今日はここまで 2014/09/04(木) 23:51:48.84 ID:RzvMtvDXo
~一時間後~

提督「目の前でパフェが食べられていく姿、みごとに辛いものだった」

提督「俺も欲しかったな、新作パフェ。たまに甘いものが食べたくなるのは女の子だけじゃないんだぞ」

↓2

789: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 00:01:22.48 ID:wxkGMBc30
金剛に5分に1回好きだよと囁く遊び

791: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 21:54:32.91 ID:1IcOQS/vo
―金剛型の部屋―

提督「――という遊びをしようかと思う」

霧島「それは、言わないほうが良かったのでは?」

提督「先に言っておかないと、騒ぎ出しそうなやつばかりだからさぁ」

比叡「遊びでお姉さまに好きっていうなんて、信じられません!」

榛名「好きって、言ってもらえるのならば……」

金剛「喜んでいいのか微妙デース……」

提督「ではさっそく……好きだ、金剛」

金剛「っ!!」

比叡「一瞬でお姉さまの顔が真っ赤に!」

霧島「結構純朴ですよね」

榛名「うぅ、お姉さま……」

金剛(て、提督の好きは、多分そういう事じゃないデース。平常心平常心……)

792: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 21:55:39.49 ID:1IcOQS/vo
~五分後~

提督「好きだぞ、金剛」

金剛「て、提督っ」ドキッ


~一五分後~

提督「金剛、好きだ」

金剛「うぅ……」

~一時間後~

提督「好き――って、金剛はどこに行った」

霧島「気持ちが止められなくなったとかで、どこか出て行きました」

榛名「比叡お姉さまも一緒に飛び出していきましたね」

提督「なんというか……押すのは良いけどおされると苦手っていういい例だった」

霧島(自分の好きと提督の好きの違いに気がつきつつも、ずれた感情にもやもやして駆けだしてしまったというところでしょう)

793: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 21:56:15.67 ID:1IcOQS/vo
―執務室―

提督「別に好きって逃げ出す言葉じゃないよな。だれにも好意を持つ事はあるはずだ」

提督「その逆もまたしかり……だよな」

↓2

795: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 22:00:00.64 ID:0043YdgYo
初春型とお茶会

796: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 22:36:13.37 ID:1IcOQS/vo
―初春型の部屋―

提督「何気に初めてだなぁ……」ガチャ

初春「なんじゃ。わらわに用でもあるのか」

提督「初春一人にじゃなくて、みんなとお茶会しようと」

若葉「お茶会か……悪くない」

初霜「私も大丈夫ですよ!」

子日「子日、お茶会の日ー!」

初春「まあ、皆がそういうのであれば、わらわも断るなんてマネはしまい」

提督「だったらいいって事だな」

初春「たまにはいいじゃろう」

子日「やったぁ!」

初霜「じゃあ準備しますね」



797: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 22:36:48.91 ID:1IcOQS/vo

提督「――というわけで準備は終わった」

初春「して、だれが茶をたてるのじゃ」

若葉「私は無理だ」

子日「子日もだよー!」

初霜「わ、私もそういう経験が無いものですから」

初春「いきなり、破綻しておらぬか」

提督「しょうがないな、俺がする」

初春「できるのか?」

提督「百聞は一見にしかず。ほれ、早速たててみた、どうだ?」

初春「……濃いな」

若葉「和菓子が無いと少々きついな」

初霜「あ、なら持ってきます」

子日「子日も行くー!」

提督「ふぅ……確かにこれだけだと辛いな」

初春「ま、たまにはこんな日もいいじゃろう」

798: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 22:40:39.69 ID:1IcOQS/vo
―執務室―

提督「その後めちゃくちゃお茶会を楽しんだ」

↓2

800: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 22:42:29.80 ID:PxhDq03zO
伊168と浮き輪を買いに行く

802: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 23:31:37.25 ID:1IcOQS/vo
168「司令官、オリョールから帰還したわよ」

提督「ご苦労、今日はもう休んでて……」

168「どうかした、司令官」

提督「いや、お前の浮き輪ももう古くなってきたなぁと」

168「そうかしら?」

提督「一緒に買いに行くか」

168「えっ?」

提督「じゃあ、行こうか。多分あるだろ」

168「え、ええー?」

803: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 23:32:05.50 ID:1IcOQS/vo
―売店―

明石「あ、珍しいですね。提督がここに来るのも」

提督「あんまり使わないから」

明石「今回は何のご用事で?」

提督「イムヤ、好きに決めていいぞ。妖精さんの作った物なら、戦闘でも耐えれるものだろうし」

168「ガッカリよ!」

提督「な、なんでだ?」

168「ううん、司令官は何時もの事だからね……」

提督「は、はあ……」

168「でも司令官、ここにあるもの全部高いけど」

提督「妖精さん製だし、普通だな」

168「まあいいんだけど、はぁ……」

提督(戦闘に使う物だし、ここでいいと思ったんだけどなぁ)

804: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 23:32:35.51 ID:1IcOQS/vo
―執務室―

提督「でもまさか一番高いものを頼むなんてな……」

提督「古くなった浮き輪、少し修理して使わせた方が良かったかも」

↓2

806: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 23:35:16.40 ID:IKdxllMXO
なぜか比叡と一緒に天皇と会食をすることに

808: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/05(金) 23:59:21.78 ID:1IcOQS/vo
霞「ついに天皇様から来たわよ」

提督「……一応聞こう、何をだ」

霞「食事の誘い」

提督「……いいのか、天皇様なんてだして」

霞「この世界のだから大丈夫よ、多分。それで、今回はあんたも呼ばれているけど」

提督「嫌だ」

霞「気持ちはわかるけど、もし逃げたら……消されるわよ」

提督「それも嫌だ!」

霞「あきらめなさい」

提督「はい……」

809: ※この作品はフィクションで、実際の人物団体とは一切関係ありません 2014/09/06(土) 00:00:44.89 ID:KRWHa4djo
―超高級料理店―

天皇「いやね、比叡ちゃんの出るライブ見に行ったらね、とっても素晴らしかったわけなのよ」

提督(……)

比叡「あ、ありがとうございます」

天皇「サイン会と握手会を逃したのがもったいないよ。またやってくれない?」

比叡「天皇様のお言葉とあればもちろんさせていただきます」

天皇「違うよ、僕のお誘いじゃなくて、比叡ちゃん自身に聞いてるんだ。やっぱり、身の入ってないライブなんて、興味ないからね」

比叡「そのように言ってくれて、嬉しいです。わかりました、私の方からも喜んでさせていただきます」

天皇「ほんとうかい? それは良かった。会場とかはこっちの方で用意するからね」

比叡「ありがとうございます」

天皇「おっと、すまないけど席を外すよ。提督、君には比叡ちゃんのライブのための調整をしてもらうからね」

提督「は、はい」

天皇「では」

スタスタ

提督「……何時の間にライブしたんだ」

比叡「ちょっと前です……握手会の時に、やってみてくれないといわれてつい……」

提督「那珂ちゃんよりも先に全国的デビューするとは……俺が呼ばれたのも、そのための都合をつけれるようにと」

比叡「だと思います」

提督「比叡、お前どんどん遠い存在になっていくな」

比叡「自分でも驚きですよ……」

810: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 00:01:12.76 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「ライブツアーとか、まさかのガチなものだったんだけど……ていうか、本当に全国デビューかよ」

提督「印象を良くするのは良いけど、これはやり過ぎのような……」

提督「……ま、俺には関係ないからいいや」

↓2

801: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/05(金) 22:42:37.57 ID:jFSHMi8Y0
大和に千年殺しをきめる

814: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 00:29:09.27 ID:KRWHa4djo
提督「千年殺し……過去にメタクソ団が使ったといわれる伝説の技。まああれは七年殺しだけど」

提督「でもあれシャレになんないんだよなぁ。一部じゃ問題になったし」

提督「……まあやるけどね!」


―廊下―

大和「……殺気!」バッ

シュッ

提督「……よく避けたな」

大和「提督、その技はよほどの使い手じゃないと成功しませんよ」

提督「ならば、そのよほどの使い手になってやる!」

大和「ならば、私は秘技ボ・ラギノールを……!」

提督「……で、いつまでやるの?」

大和「いえ、提督が始めたんでしょう」

提督「ぶっちゃけ、日本語的には行動さえすればきめたことにはなるんだよね」

大和「そうですか」

815: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 00:29:38.23 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「平和に終わった」

提督「どうせあのままやっても大和にやられるだけだったし、あの場で逃げたのは正解のはず」

↓2

817: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 00:35:14.13 ID:+ks5wFldO
榛名に過去の自分の行いについて、懺悔してみる

818: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 00:50:57.95 ID:KRWHa4djo
提督「俺なんか悪いことしたっけ」

提督「他の奴には謝ることはあったけど、特別榛名に謝ることは……なくない?」


―金剛型の部屋―

提督「というわけで、俺何かしたっけ」

榛名「いいえ、提督は何もしていませんよ」

霧島「特別問題があるとすれば、榛名には何もしていないからでしょう」

提督「何もしていないのが悪いと?」

榛名「い、いえっ、そんなことないですから!」

霧島「金剛お姉さまや比叡お姉さまを相手することはあっても、榛名を相手にすることは無かったじゃないですか」

提督「言われてみれば……だけど、それなら霧島も同じだろ」

榛名「だ、だから榛名が提督に求めることは何も……」

霧島「私と榛名は違いますからね。あと榛名、うるさい」

榛名(私の事のはずなのに、黙らされました……)

提督「ふうむ、そういう事ならすまなかったな榛名」

榛名「榛名は提督がいてくれるだけで……」

提督「今度一緒に比叡カレー作ろうな」

榛名「……え?」

提督「その時を待ちわびておけよ!」バタン

榛名「と、とんでもないことになってしまいました……」

霧島(絶対こういうオチだと思ったわ。危ない危ない)

819: 今日はここまで 2014/09/06(土) 00:51:27.35 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「比叡いないと比叡カレー作れないじゃん、とはいわない」

提督「ちなみに金剛は比叡のライブツアーを見に行った。比叡に泣いてきてほしいとせがまれたらしいけど」

↓2

820: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 00:55:04.07 ID:zL/rGN2Vo
鎮守府皆で比叡の応援に行く。

824: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 17:11:29.26 ID:KRWHa4djo
―ライブ会場―

比叡(うぅ、やっぱり緊張しちゃうなぁ……)

比叡(お姉様しか呼ばなかったのも、知人にこういうところを見られたくなかったからだし)

比叡(それにしても、休憩中に客が増えたような気がする。ちょっと覗いて……)


提督「いやぁ、実はライブとか久しぶりでなぁ」

霞「全員でくる必要はあったのかしら?」

霧島「一応自由参加ですし、それでも来る意志を見せたのは全員ですからね」

榛名「榛名、頑張ります!」

青葉「ここって写真OKですか? あ、はい分かりました」

鳳翔「あら、服装変えてきたのね」

168「鳳翔さんもみたいですね」

那珂「比叡ちゃん、絶対に負けないんだから!」


比叡(ひえええええええ!!)

「あ、休憩あけてください」

比叡「ひえぇ……」


825: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 17:12:30.27 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「あの驚くほどの盛り上がり、アイドルファンってすごいなぁ」

提督「でも、なんだか後半ごろは動きが少し照れが混じってたとか。それがいいとか言ってたファンもいたけど」

↓2

827: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 17:15:44.18 ID:P/tpZm5Oo
最近の奇行や深海棲艦との逢瀬を艦娘達に問い詰められ、野々村流会見をするも通用せず

828: ※コピペ使用 2014/09/06(土) 18:06:24.89 ID:KRWHa4djo
―会議室―

青葉「今回は、あまりにも告発が多かった、最近の奇行、深海棲艦との逢瀬について、艦娘代表青葉が話を聞いてみたいと思っています」

提督(なぜこうなった)

青葉「それで、今までの奇行、深海の敵たちによる逢瀬、一体どういう風に考えておられるのですか」

提督「えー……今回につきましては、えー……わたくし自身深く反省を促すべきものであり、えー……その、えー……」

青葉「正直司令官が反省しないのは誰もが分かってるんですよ。これ以降やらないと、会見ではっきり言葉にしてくれれば」

提督「……」

青葉「どうですか、司令官」

提督「だ、誰がアー! ダデニ会ッテモ!イイヤナイデスカァー!ンァッ!ハッハッハー!ンァッ↑ハッハッハッハーwア゛ン!!この鎮守府ンフンフンッハ アアアアアアアアア↑↑↑アァン!!!!!!アゥッアゥオゥウア゛アアアアアアアアアアアアアーーーゥアン!コノチンジュフゥァゥ……ア゛ー!鎮守府は… ウッ…ズィユーダァ!誰に会うとかはぁ…グズッ…私のみンドゥッハッハッハッハッハアアアアァァ↑私のみンゥッハー↑グズッ私のみな らずぅう!!アオバヤ…皆の問題やないですかぁ…命がけで会ってッヘッヘエエェエェエエイ↑↑↑↑ア゛ァアン!!!アダダニハワカラナイデショウネ エ!」

829: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 18:06:58.38 ID:KRWHa4djo
青葉「長いです。……おや、さっそくローカルで見ている艦娘からの返答が」

提督「え? ローカル?」


響[あれはおかしいね。霊の方じゃないよ]

龍驤[お笑いの手本はこれやな。この狂気を演じてできるのなら、最高の芸人になれるで]

大井[これ、反則技ですね。何が驚いたかですって? 私たちの提督なんですよ]

武蔵[もしかしたら精神鑑定が必要かもな]

マックス[提督がカメラの前でメルトダウンを起こした]

間宮[彼の振る舞いは何かの病気の兆候ではないかと見られます]

夕張[あと勝手に敵の海洋に入ってるのは提督だけですから]


提督「……なあ、これって」

青葉「生放送ですよ。鎮守府内だけですけど」

提督「」

830: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 18:10:21.89 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「本当に精神鑑定されて、解放された……」

提督「あれが鎮守府全体に流れていることを知らないで、ついやってしまった」

提督「やばいな……これは絶対に伝説になる……」

↓2

832: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 18:11:35.77 ID:4+Wy0aatO
タ級に慰めてもらう

833: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 18:28:28.65 ID:KRWHa4djo
―ジャム島―

提督「……誤魔化してしまった以上、俺はこうしてくることを止めるわけにはいかないのだ」

タ級「あ、王子様!」

提督「ええと、タ級だっけ」

タ級「王子様に覚えてもらえてるなんて、嬉しい!」

提督「ええと、ル級は?」

タ級「ル級は、何かに耐えかねたかのように、どこかへ行ってしまったわ」

提督「そうか……」

提督(あいつ呼んでるわけじゃ……もし来たら速攻で逃げよう)

タ級「王子様、何か辛いことでもあったの?」

提督「え? ああ、まあ一応」

タ級「そう……じゃあ、私が慰めてあげるわ!」

提督「悪いって」

タ級「遠慮しないで。ほら、優しく抱きしめてあげる」ギュッ

提督(……なんとなく落ち着く。昔から会っていたような……)

タ級(お、王子様を抱擁してるわ! こ、これは――)

提督「……タ級?」

タ級「」

提督「なぜ鼻血をだして気を失ってるんだ……」

834: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 18:28:59.68 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「放置しておいたけど、別によかったのだろうか」

提督「一応敵だし、多少はね」

↓2

836: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 18:36:25.51 ID:199GanQA0
金剛型と旅行

837: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 20:22:59.78 ID:KRWHa4djo
―旅館―

提督「適当に旅行に来たぞー」

榛名「旅館に来ただけで旅行って感じがしますね」

比叡「私はついこの間経験しましたけどね……」

金剛「私も、まさかツアーを最後まで参加することになるとは思わなかったデース」

霧島「だからこそ、今回はのんびりできそうな、観光だけの旅館にしたんですよ」

提督「まあ、山道歩くだけだが。……つまんないな」

榛名「榛名は景色がとてもきれいで、よかったと思ったのですが……」

提督「こういうのもたまにはいいな」

霧島「ところで提督、旅館の予約は頼みましたけど……どうして一部屋なんですか?」

提督「経費削減だけど」

金剛「シェアルームデース!」

比叡「司令が一緒ですか……身の危険が……」

提督「はあ? 一部屋追加で出すとかもったいないだろ。それに五人部屋とか広いほうがよくないか」

霧島「驚くほど感じませんね」

比叡「喜んでいいのでしょうか」

838: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 20:23:32.72 ID:KRWHa4djo
~~~~~~~~


金剛「提督ー! 浴衣を着てみたデース!」

提督「似合ってるな」

金剛「ありがとございマース!」

提督「でも、浴衣はやっぱり榛名とかの黒髪の方が似合ってるな」

榛名「あ、ありがとうございます」

金剛「むぅ……」

比叡「お姉様の美しさはこの比叡がきちんと理解してますから!」

金剛「比叡に言われても、フォローにならないデース」

比叡「な、なんでですか!?」

霧島「アイドルになって、キラキラしてたからだと思います」

比叡「まさかあれでお姉様との溝が広がるなんて!」

839: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 20:24:40.38 ID:KRWHa4djo
~帰り道~

提督「楽しかったな! あんまり覚えてないけど!」

霧島(司令が普通にしすぎて、これといったイベントが何も起こらなかったんですよね)

榛名(朝も早く気に起きて、外にランニングしに行ってましたし……)

金剛(慰安旅行って感じで、あんまりはしゃがなかったデース)

比叡(以外と奇行を気にしていたんでしょうか)

提督(あー、戻ったら今度は何しようかな)

↓2

842: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 20:31:17.63 ID:PHLTLPtPO
加賀と瑞鶴とで飲み会して本音で語り合う

845: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 20:57:05.33 ID:KRWHa4djo
―提督私室―

提督「来てくれたか、加賀と瑞鶴」

加賀「飲みなら私とて付き合います。なぜこの子まで?」

瑞鶴「別におかしいことじゃないでしょ。前にも提督さんと飲んだことあるし」

提督「会ってそうそういちゃもんつけるタッグはお前らだけだぞ」

加賀「タッグと言われると心外ですね。まあ、気にはしませんから始めましょうか」

瑞鶴「まるで私を子供みたいに……確かに、いがみ合うだけ時間の無駄だからね」

提督「あんまり言い合うようなら、お前ら二人二度と呼ばずに赤城と翔鶴を呼ぶようにするぞ」

加賀「すみません」
瑞鶴「ごめんなさい」

提督「まあ、お前ららしいといえばらしいが。まずは一杯飲め、話はそれからだ」

加賀「ありがとうございます」

瑞鶴「そうするわ」

846: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 20:57:46.69 ID:KRWHa4djo
~一時間後~

加賀「そもそも、さいきんはこのこたちばかりつかいすぎです!」

提督「かがはコストおもいんだよ、しょうがない」

加賀「しょうりよりもしざいをきにするんですか!」

提督「うるさいな……どうしようがかってだろ」

瑞鶴「かがさん、ちょっといがみあいすぎじゃない?」

加賀「なによ、どうせしんがたに、きもちがわかってたまるものですか」ゴクゴク

提督「のみっぷりはいいけど、ぎゃくにねちねちしすぎだぞ~」

加賀「ていとくはもっとまじめにすごしてください!」

瑞鶴「しきのときはまじめなのになー」

提督「……まあな」

加賀「……少し、飲みすぎてしまったようですね」

瑞鶴「そうみたい……どうせきにしないわね、私はここで寝るわ」ゴロン

提督「翔鶴には?」

瑞鶴「先に寝ててって言ってる、加賀さんはどうするの?」

加賀「ちょっと酔いが回ってるわ。しょうがないわね……」

847: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 20:58:33.24 ID:KRWHa4djo
~朝~

赤城「すみません提督、昨夜加賀さんが戻ってこなかったんですけど……あら」ガチャ

翔鶴「赤城先輩? 提督のお部屋の前で……ふふ、迎えに来たんですけど……ゆっくりさせてあげましょうか」

赤城「そうしましょうか」




―執務室―

提督「三日酔い一歩手前みたいな感じだわ……」

提督「加賀は余裕そうだったけど、瑞鶴は今日は休みにしておこう」

提督「――よし、仕事は終わり。遊ぶか」

↓2

849: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 21:04:12.12 ID:oQ/KAuBxo
扶桑と甘味を食べる

851: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 21:18:01.13 ID:KRWHa4djo
―扶桑型の部屋―

提督「甘味と言えば砂糖だよな」

扶桑「そう……ですか?」

提督「というわけで、ここに上白糖を用意した」

扶桑「まさか、砂糖だけを食べるとか、そういうことは言いませんよね」

提督「そりゃそうですよ」コトコト

扶桑「……このフライパンに容器はいったいなんですか?」

提督「ここまで準備してわからないかなぁ」

扶桑「すみません……」

852: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 21:18:43.01 ID:KRWHa4djo
提督「正解はべっこう飴を作る。なに、作るのは簡単だ」

扶桑「そうなんですか?」

提督「砂糖水を作って煮るだけ――というわけで、完成」

扶桑「すごいですね。お上手です」

提督「見てるだけじゃ暇だろう、一緒に作るか」

扶桑「あ、いいんですか?」

提督「タイミングだけが問題だから、扶桑でもきれいに作ることができる」

扶桑「提督……ありがとうございます。頑張りますね」


扶桑「苦い……」

提督「煮すぎたな」

扶桑「これが不幸の苦さ……」

提督「無理やり不幸につなげなくていいから」

853: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 21:19:11.49 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「べっこう飴は家で誰でも簡単に作れるから、好きな人はいつでも食べられる」

提督「ただ、下手すると作りすぎるところだな……この瓶一杯のべっこう飴どうしよう」

↓2

855: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 21:21:36.28 ID:W4nw+NOOO
金剛の前で榛名より金剛の方が可愛いと言いながら榛名を撫でる

858: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 21:41:24.52 ID:KRWHa4djo
―金剛型の部屋―

提督「お邪魔するぞ」ガチャ

金剛「いらっしゃいデース」

提督「お、金剛がいるな。今日もかわいいな」

榛名「え、っと、なんで榛名に向けて言うのですか?」

提督「金剛はかわいいなぁ」ナデナデ

榛名「ぁ……」ナデラレナデラレ

金剛「アゥ……」

提督「瞳の色とか、実は金剛の方が好きだし」ナデナデ

榛名(金剛お姉様を褒めながら榛名を撫でて……あれ?)

金剛(提督の言ってることは私デース。でも相手にしてるのは榛名デー……)

提督「それに金剛みたいな元気な子はいいよなー」ナデナデ

榛名「……」

金剛「……」

霧島「理想と現実の齟齬に耐えられなくなったわね」

比叡「ただいまーって、お姉様と榛名の目にハイライトがない!?」

859: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 21:41:56.81 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「行動に出ようにも、なんか出にくい状況に置かれ、それを観察する」

提督「趣味悪いと自分でも思うけど、あの状況の読めない二人は面白かった」

↓2

784: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 23:29:02.93 ID:McXZcpcfO
暁とお嬢様と執事ごっこ

863: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:08:09.24 ID:KRWHa4djo
―暁型の部屋―

提督「お迎えに上がりました、暁お嬢様」

響「いったい司令官に何をさせているんだい」

暁「なんで私に言うの!? どう考えても司令官の方でしょ!」

電「でもいつもレディーを気にしていたのです」

暁「司令官の方に言ってよ!」

電「無駄なのです」

響「司令官にかまったら巻き込まれるからね」

暁(姉妹の仲を疑ってもいいかしら……)

864: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:08:43.56 ID:KRWHa4djo
提督「暁お嬢様、何なりとご命令を」

暁「帰って」

提督「おっと、チェンジはできませんよお嬢様。私の帰る先は暁お嬢様の胸の中だけですので」

暁「そのセリフ、寒いうえにセクハラよ!」

提督「まったく、暁お嬢様は照れておられる」

暁「照れてないわよ!」

提督「では、何か命令をしてださいませ。執事はお嬢様のお言葉こそ絶対ですから」

暁「……じゃあ、レディーとして扱って」

提督「ふふ、暁お嬢様は面白いことをいいなさる」

暁「そうだと思ったわよ!」

響「まあ、ちょっと無理があるよね」

電「厳しい命令なのです」

暁「ねえ、二人って司令官の味方なの?」

865: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:09:20.91 ID:KRWHa4djo
提督「ではお嬢様、ダージリンです」

暁「え? あ、ありがとう……うぅ、あんまりおいしくない」

響「ふっ」

電「ふふ」

雷「……ぷ」

暁「雷! その笑い方が一番嫌なんだけど!」

雷「ご、ごめんなさい、我慢しようと思ったら」

提督「いや、香りを一切楽しまずに飲む奴が悪い」

暁「う、うわーん!」ダッ

提督「やべ、やりすぎた」

響「私たちも、ちょっとフォローが少なかったようだね……」

電「少ないというより、フルボッコなのです」

雷「暁のことはまかせて! 私がとどめを刺したようなものだから……」

提督「わかった、雷にまかせる」

雷「わかったわ!」

866: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:09:48.76 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「その後、暁は姉妹の仲を取り戻しましたとさ……って、元は俺が悪いんだけど」

提督「暁も墓穴を掘るのに自称レディーやめないんだもんな。あの根性こそが、真のレディーの証なのかもしれない」

↓2

868: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:15:12.90 ID:W4nw+NOOO
比叡におめかししたように個人的に金剛をおめかしする

870: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:33:20.65 ID:KRWHa4djo
提督「個人的におめかしさせてみたい」

金剛「いきなりの提督からのアタックデース!」

提督「いや、比叡とサイズ的にそう変わらないから、着せてみたいなーって」

金剛「期待してたわけじゃないデース。ちょっと夢を見たかっただけネー」

提督「嫌ならいいけど……」

金剛「ウウン、正面から落として見せるデース! 提督、私のおめかしした姿を見て、惚れないでネ!」

提督「わかった」

金剛「今のは私が悪いデース……」


金剛「どう、提督ぅ?」

提督「ううん、元気なタイプの金剛には、比叡みたいな服は……いや、比叡も通常は元気だけど」

金剛「ムー……比叡じゃなくて、私を見てほしいネー」

提督「金剛、似合ってるぞ」

金剛「ワオ!?」

提督「ちょっと雰囲気が違うところがギャップを感じていいな。……金剛?」

金剛「エヘヘ、似合ってるって言われたデース」

871: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:33:47.69 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「金剛も幸せそうでよかった、うん」

提督「実はおめかし用の服はほかにもあるんだが……また何れの機会に」

↓2

869: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:17:02.64 ID:YZ34+N6lo
転んだ拍子に比叡とキスしてしまう
それを青葉に写真に撮られ世間に広められる

875: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:49:58.33 ID:KRWHa4djo
―廊下―

提督「おーい、比叡。ちょっといいか」

比叡「はい?」

提督「ちょっと聞きたいことが……おっと」コケッ

比叡「ちょっと、提と――っ」チュッ

提督「――す、すまん」

比叡「い、いえ、今のは私も避けられたはずでしたのに」

青葉「……」

提督「あ、青葉!? ま、まさか……」

青葉「青葉、見ちゃいました!」ダッ

提督「青葉ぁ!」ダッ

比叡(司令は、何の用事だったんでしょう?)

876: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:50:41.11 ID:KRWHa4djo
~次の日~

提督「……」

霞「わかってると思うけど、また来たのよ」

提督「はい……」

霞「誤解は解いたはずよね? なら、なんでおめでとうとか来るのかしら?」

提督「いえ、これは青葉の策略であって」

霞「写真なら見たわ。また……と思ったけど、世間ではそうはいかないのよ」

提督「そうはいかないって?」

霞「……アイドルに恋愛は御法度のはずなのに、なんで頑張ったねとかくるのかしらね」

提督「せ、洗練されたファンだな」

霞「頭痛くなってきた……」

提督「俺も、また誤解を解かなければならないのか……」

877: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:51:16.00 ID:KRWHa4djo
―執務室―

提督「秘書官のところにたまったファンレターを渡そうと思ったら、これだ」

提督「また誤解を解くのか……支障は出ないから、とか言ってたら、いろいろ誘われたんだよなぁ……」

提督「今回も早めに誤解を解きたいところだ……」

↓2

879: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:56:42.36 ID:199GanQA0
提督がプロデューサーとなり金剛、榛名、霧島をアイドルデビューさせる

881: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 23:18:05.01 ID:KRWHa4djo
提督「つまり……」

P「こういうことか」

提督「わかりづらいからこのままで行くがな」


~CGプロ~

緑の事務員「私にそういう目利きはありませんが、Pさんが言うなら信じます」

提督「よかったな! 俺もドリンクのんで頑張るからな!」

金剛(ここはどこデース)

榛名(居場所が違うような……)

霧島(なんでしょうか、この居心地の悪さ……)

882: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 23:18:37.02 ID:KRWHa4djo
~ライブバトル~

猫アイドル「にゃぁ! 負けたにゃあ!」

艦隊のアイドル「那珂ちゃんたちが負けるなんて……」


金剛(なんだか知らないけど、勝ってしまったデース)

榛名(どうすればいいんでしょうか……)

霧島(メガネアイドルって言われました……)


提督「よくやった三人とも。目指すはトップアイドルだ!」

金剛(さすがについていけないデース)

榛名(夢、夢ですよねこれ)

霧島(メガネアイドル……)

883: 今日はここまで 2014/09/06(土) 23:20:13.60 ID:KRWHa4djo
~~~~~~~


提督「見たいものが見れる機械。完全復活!」

提督「完ぺきだったと夕張には伝えておこう」

↓2

885: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 23:23:45.18 ID:P/tpZm5Oo
踏み台

896: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 17:49:24.28 ID:m2sPEUTro
霞「比叡のファンの事なんだけど、また噂ができてるわ」

提督「またぁ!?」

霞「……まあ、さすがにちょっと心配になって、少しだけ調査したわ」

提督「ちょっととか少しだけとか、ツンデレみたいだな」

霞「余計なことは言わない。いい?」ガシャン

提督「はい」

霞「察してるかもしれないけど、外ではまあ……結婚秒読み段階だって」

提督「比叡と? 結婚? 秒読み?」

霞「そうよ」

提督「比叡と結婚って……考えたこともなかったな。そもそも結婚自体考えてなかった」

霞「それでこそクズ司令官という感じはするけど」

提督「なんで貶されたの」

霞「とりあえず、どうするのよ」

提督「……しょうがないな」

897: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 17:49:51.24 ID:m2sPEUTro
―会議室―

提督「はい、今回のことにつきましては、一部のファンの誤解、もといゴシップ記事によるもので、そのような事実は一切存在しません」

青葉「なるほど、では婚姻関係を結ぶことはすべて誤情報と」

提督「はい」


青葉「――って、感じで外に流せばいいんですね」

提督「お前があんなのゴシップにしなきゃこんなことにならなかったんだからな?」

青葉「鎮守府内ではもう一切騒がれなくなったので、感覚がマヒしていました。てへっ」

提督「はぁ……まあ、これで大丈夫だろう」

青葉「大丈夫なんですかね」

提督「何か不安なことでもあるか?」

青葉「いえ……まあ、青葉は何も言わないことにしておきましょう」

提督「不安になるようなこと言うなよ……」

898: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 17:50:18.06 ID:m2sPEUTro
―執務室―

提督「とりあえず流すだけ流しておいた」

提督「ていうか、さんざん違うって言ってるのに、なんなんだよ比叡のファン。普通のファンじゃないだろ……」

提督「……普通のファンじゃなかったな。上の人間とかいるし」

↓2

900: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 17:55:02.49 ID:lijn0jHtO
金剛と全力で鬼ごっこ

901: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 18:21:31.24 ID:m2sPEUTro
提督「今回呼んだのはほかでもない、全力で鬼ごっこをしよう」

金剛「鬼ごっこデース?」

提督「制限時間十分。逃げる範囲は鎮守府内。その他基本的に何でもアリ。逃げ切ったら……」

金剛「私するとは一度もいってないですヨ?」

提督「――ご褒美に、ケッコンカッコカリの指輪でもやろう」

シュッ

提督「さすが金剛。だが、スタートが甘いな」

902: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 18:21:57.37 ID:m2sPEUTro
―廊下―

金剛「これは負けられないデース!」ダダダ

提督「遅いな」

金剛「さすが提督ネ! でも、こちらも負けられないデース! ファイア!」ドーン

提督「金剛、お前は三つのミスを犯した」シュン

金剛(いつのまに後ろに……!)

提督「一つは攻撃に回ったこと、二つ目はウォーミングアップをしていないこと。三つ目は……」ポン

金剛「……」

提督「欲に目がくらんだことだ」

金剛「さすが提督デース……でも、今度戦う時は絶対に負けないですからネー!」

提督「次はないと思うぞ」

金剛「……」

903: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 18:22:27.34 ID:m2sPEUTro
―執務室―

提督「ざっと時間にして一分。いい運動になっただろう」

提督「しかし、そんなに勝利がほしかったのかね。足柄じゃないんだから」

提督「もしくは、ケッコンカッコカリの指輪……換金したら何円になるのか知らないけど」

↓2

905: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 18:25:03.89 ID:xi8vqjw1o
望月と眼鏡ショップ

906: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 18:54:34.59 ID:m2sPEUTro
―デパート―

提督「ここだけでいろいろ揃うな」

望月「zzz……」

提督「もう着いたぞ、起きろ」

望月「ん……? あれ……」ボー

提督「眼鏡ショップだぜ!」

望月「……え?」

提督「だから眼鏡ショップだ」

望月「いや、なんでこんなところに……司令官かぁ」

提督「なんか、俺に背負われてるという事実だけですべて納得してるな」

望月「でも、なんで眼鏡ショップなの? わざわざ買い変える必要もないんだけどぉ」

提督「そうなの?」

望月「そうなのって……めんどくさいなぁ、用事無いなら帰ろ」

提督「来た意味皆無だったなぁ。リサーチはちゃんとしないと」

望月(でも、こうして司令官に背負われてると……)

望月「……zzz」

提督「寝たか。はぁ……何か買いものして帰ろう」

907: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 18:55:10.17 ID:m2sPEUTro
―執務室―

提督「睦月型にお菓子買って帰った」

提督「しかし、一体何のために眼鏡ショップに行ったのか……あ、サングラス買ってインテリぶるとか面白かったかも」

↓2

909: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 18:57:42.82 ID:9ENFC577o
扶桑・山城・陸奥と麻雀

911: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 19:57:59.85 ID:m2sPEUTro
―提督私室―

提督「……」ジャラ

扶桑「……」カタッ

山城「……」トン

陸奥「……ちょっと待って、急に麻雀なんてどうしたのよ」

提督「なんとなくしたくなったじゃダメか?」

陸奥「なんとなくって……はあ、まあいいわ」

提督「……ええと、親は俺だな。じゃあ――天和」

扶桑「あら……」

山城「一発終了、ふふ……不幸だわ……」

陸奥「さすがにもう一回しない!?」

提督「短いもんな。では……」

912: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 19:58:32.48 ID:m2sPEUTro

扶桑(不要牌……)コト

提督「御無礼、ロン」

扶桑「あっ……」


山城「これはカンします。あ、ツ――」
提督「横槓ロン。嶺上ならずだ」

山城「不幸だわ……」


陸奥(これは安全牌ね)コト

提督「来たぜ……ロン、国士無双」

陸奥「もう不幸ってレベルじゃないわね……」


提督「お前ら全部マイナスじゃないか」

扶桑「ふふ、これが運の低さね……」

山城「どうせ、運で提督にかなうことは一生ないんだわ……」

陸奥「いえ、これは提督が強すぎるだけだと思うの」

提督「お前らの運の悪さのおかげで、相対的に上がってるだけのような気もするがな」

913: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 19:59:11.12 ID:m2sPEUTro
―執務室―

提督「圧勝だった……が、逆に雪風とか飛龍とかの幸運艦とやったらどうなるのか」

提督「……トリロンとかになりそうな気がするな」

↓2

915: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 20:05:42.05 ID:wfrh/O9vO
鳳翔と茶でも飲みながら、まったりしてみる

917: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 20:34:31.03 ID:m2sPEUTro
―鳳翔の店―

提督「前は働いてしまったが、今回はお茶でもしながらゆっくりしようではないか」

鳳翔「あら、今ちょうどお客さんもいないので、いいですよ」

提督「うむ、そうか。ええと、お茶は……」

鳳翔「どうぞ」

提督「悪いな。おせんべは持ってきた。一緒に食べようではないか」

鳳翔「はい」

提督「……ふぅ、鳳翔もお店が忙しそうだが、ちゃんと休めているのか?」

鳳翔「大丈夫です。食堂のように人が多く来るわけでもないですし。明石さんなんて、艦隊に工廠に売店と三つも掛け持ちしているじゃないですか」

提督「艦隊掛け持ちは鳳翔も一緒だろう。お店だって、夜が一番忙しい時間帯だし」

鳳翔「便宜を図ってくれてるじゃないですか」

提督「それくらいしかできないからな……ん、ここ縁側だとさ」

鳳翔「まるで、おじいちゃんとおばあちゃんみたいですか?」

提督「……止められると、なんていっていいか迷うわ」

鳳翔「ふふ、すみません」

918: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 20:34:59.21 ID:m2sPEUTro
―執務室―

提督「鳳翔の店、居酒屋として主に使われている」

提督「でも掛け持ちしてる奴ってすごいよなー」

↓2

920: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 20:40:09.43 ID:9ENFC577o
不知火とネコカフェに

922: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 21:26:04.31 ID:m2sPEUTro
不知火「はぁ、ネコカフェですか」

提督「デパートの近くにできたらしい。ちょっと気になるから行ってみたいのだが」

不知火「なぜ不知火なんですか」

提督「その仏頂面を変えて……じゃなくて、一緒に来たら楽しそうだから」

不知火「その建前、苦しくないですか」

提督「うっ……そ、そんなに行きたくないか?」

不知火「……いいえ、たまには、その……いいかもしれませんね」

提督「ぬいぬいがデレた!」

不知火「行きませんよ」

923: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 21:26:42.20 ID:m2sPEUTro
―ネコカフェ―

提督「かわいいなぁ……おっと、不知火も猫には人気のようだな」

不知火「い、いえ……十匹もいたら動けないんですけど……」

提督「独り占めだなー、うらやましいぞー」

不知火「司令官、絶対に楽しんでいますよね……」

提督「まあな。ほら、撫でてやったらどうだ」

不知火「う……えっと、こうでしょうか」ナデナデ

「にゃーん」

不知火(かわいい……)ナデナデ

提督「ぬいぬいが満足そうで何より」

不知火「ぬいぬい言わないでください。ところで、司令官は触らないんですか?」

提督「不知火に全部引き寄せられているのか、俺のところに一匹も来ないよ」

不知火「司令官……撫でますか?」スッ
「にゃーん」

提督「そういう気のつかわれ方は、俺が動物に嫌われているみたいで嫌なんだけど」

924: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 21:27:16.23 ID:m2sPEUTro
―執務室―

提督「ぬいぬいさえいなければ、きっと俺のところに寄ってきたはず」

提督「……」

提督「寄ってきたはず!」

提督「でも、ネコをかわいがる不知火は稀にみる可愛さだった」

↓2

916: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 20:05:51.09 ID:p+bxSjzDo
島風とマラソン競争

927: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 22:05:43.32 ID:m2sPEUTro
―鎮守府前―

提督「マラソンだ。コースはさっき言った通り、いいか」

島風「提督からいってくるなんて珍しいからね! 私速いよ」

提督「そうやって自慢ばかりしていると、あとで後悔するぞ」

島風「後悔させてみてよ」

提督「ふん、言ったな。スタートの合図はこのコインが落ちた音だ」

島風「おっけー」

提督「じゃあ、よーい」パチン

チャリン

島風「じゃあね、提督」シュン

提督(消えるように素早い! だが、マラソンは持久力、あんなスピードで走ったところで、せいぜい途中で力尽きるのが目に見えてる。……まてよ、本当にあのスピードで完走できないのか? 考えてみろ、相手はあの島風だぞ。もしかすると、あのスピードを維持したままゴールまで行くかもしれん。くっ、考えるだけ時間の無駄だ、なら俺は――)←ここまで0.3秒

シュン

島風「!? さすが提督だね」

提督「このままゴールなんてさせるか」

島風「いいよ、勝負しよっか!」

928: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 22:06:10.21 ID:m2sPEUTro
―半分くらいのところ―

島風「はぁはぁ……て、提督、遅いね……」

提督「馬鹿いえよ……はぁはぁ、お前の走りとか……赤ちゃんのはいはいくらいだぜ……」

島風「なら……はぁ……提督、カメくらいかな……はぁはぁ」

提督「い、言ってろよ……」


時津風「あ、しれーと……島風?」

天津風「何やってんのよ。というかあれ、もう歩いたほうが早いんじゃ……」

時津風「それはいっちゃいけないんじゃない? 面白いからみてよー」


島風「私には誰も……追いつけないよ……」

提督「迫ってる奴が……ここに居るぜ……」

バタッ

時津風「あ、倒れた」

天津風「助けておきましょう……」

929: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 22:06:46.75 ID:m2sPEUTro
―執務室―

提督「半分くらいまで全力で走れたことがすごいだろう」

提督「いやまあ、意地になってたところはあるけど……」

↓2

930: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 22:08:05.70 ID:XgUcSLqno
金剛から姉妹の時間が減って寂しいと相談される

932: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 22:20:16.11 ID:m2sPEUTro
金剛「姉妹の時間が減って寂しいデース!」

提督「えっ、金剛が姉妹の時間を気にする!?」

金剛「……」

提督「すまん、だからその失望するような目やめて。金剛らしくないぞ」

金剛「どうしたらいいデース?」

提督「うーむ、というか、最近出撃の回数もないし、何がそんなに時間が取れないんだ?」

金剛「主に、比叡のライブに誘われて、ティータイムの時間が取れないデース」

提督「あいつまだアイドル活動してんの!?」

金剛「あれって提督の指示じゃなかったノ?」

提督「知らんよ。そういえば、勝手にあいつライブしてたことあったな……はぁ……そういうのは秘書官の方に行って、どうぞ」

金剛「そう?」

提督「多分秘書官が許可出してる。まあ、実際比叡のプライベートだし、俺にも口出す権限ないけど」

金剛「わかったネー」

バタン

933: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 22:20:49.89 ID:m2sPEUTro
提督「多分本人が言えば、回数減らすと思うんだけどな……って、そう答えればよかった」

提督「秘書官、頑張ってくれ」

↓2

935: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 22:27:00.73 ID:ImS5J2DEo
妙高型

937: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 22:40:03.82 ID:m2sPEUTro
提督「妙高型……全員対象か」

提督「みんな絡みにくいんだよなぁ。こう、比較的真面目というか、ノリが悪いというか」

提督「無理やり合わせてくれそうな未来しか思い浮かばない。いや、合わせてくれるのか?」

↓2

939: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 22:46:35.02 ID:W5ui/Frro
ハイライトの消えた目で接してみる

941: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 23:05:48.38 ID:m2sPEUTro
―妙高型の部屋―

提督「なあ妙高、おっと、みんなもいるか」ガチャ

妙高「はい提督、何――」ハッ

那智「どうした提督、何か悩みか」

提督「悩みって程じゃないんだが、前線に出て活躍しているお前らに、艦隊の空気はどうか聞いてみたくて」

那智「そうだな……」


妙高「(那智が抑えている間に聞きたいんだけど、二人とも気づいてるわね)」

足柄「(提督の目に光がないわね)」

羽黒「(もしかして、艦隊でなにか問題が起こったのかな……?)」

妙高「(私には身に覚えがないわ。足柄と羽黒は何か心当たりがあるかしら?)」

足柄「(きちんと勝利もつかんでるし……考えられないわ)」

羽黒「(私も、最近は積極的に前に出ていて……同じ艦隊の人にも問題がなかったように思う)」

妙高「(じゃあ、どういうことなのかしら……)」

那智「何をしているんだ、こんなところでこそこそ話をして」

足柄「あら、提督は?」

那智「戦力は足りてるかどうかだけ聞いて、出て行ったぞ」

妙高「なら、提督の目は……」

那智「何かおかしいところでもあったか?」

羽黒(私たちが気にしていただけなのか……それとも、姉さんが鈍感だっただけ……?)

942: 今日はここまで 2014/09/07(日) 23:06:17.51 ID:m2sPEUTro
―執務室―

提督「カラコンならいくらでも彩色を変えることができる」

提督「比較的真面目なだけあって、こそこそと相談している姿はなかなか見れないものだった」

提督「……一つあるとすれば、那智が全く気付いてなかったことか」

↓2

944: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/07(日) 23:09:37.21 ID:9ENFC577o
暁と大人の雰囲気が漂う喫茶店へ行く

947: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:31:42.11 ID:TyKM14PAo
~雰囲気の漂う喫茶店~

提督「よし、ついたぞ暁」

暁「もちろん、レディーの私を誘うくらいなんだから、きちんとした――うっ」

提督「どうした?」

暁(な、なによこれ……流れてる曲はクラシックだし、店も全体的にアンティークな雰囲気が流れてるし……)

提督「どうした暁、一人前のレディーにはピッタリな店だろう」

暁「そ、そうね!」

暁(こ、これはさすがにアダルトすぎじゃないかしら……)

提督「そうか? でも、一人前のレディーなんだろ」

暁「え、ええ……」


提督「ほら、メニュー選べよ」

暁(ジュースがない……ハンバーグとかもない……)

提督「好きに選べよ」

暁(全体的に値段も高い……! こ、こんなところに連れてきて、なによぉ……)

提督「どうした暁?」

暁「……うっ……ぐすっ……」

提督「!?」

948: 次スレ…どうしようかな、好きなキャラ全員出たんだよね 2014/09/08(月) 20:33:08.58 ID:TyKM14PAo
―執務室―

提督「迷惑にもなるからすぐに連れて帰ったが、まさか泣かれるとは思わなかった……」

提督「今回は今までのお詫びも兼ねていたんだが……どうしたのだろうか」

↓2

949: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:35:50.35 ID:kPs2058YO
高雄型とボーリング

952: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:07:42.98 ID:TyKM14PAo
―ボウリング場―

提督「てっきり掘削の事かと」

高翌雄「それはボーリングですよ」

提督「え? ボーリングだろ」

高翌雄「はい?」


愛宕「ストライクよ~」

摩耶「さっすが! こりゃあたしも負けてられないな」

鳥海「おかしい……さっきのコースに投げれば、ピンが二本のこるはず……」


提督「……まあいっか。表記揺れはよくあることだ」

高翌雄「どうりで、提督が作業着だったんですね」

提督「浮いててやばい」

高翌雄「気にせずにいてください」

提督(高翌雄がひどい)

953: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:08:10.90 ID:TyKM14PAo
愛宕「提督も投げてみてくださーい」

提督「お、ボウリングの龍と言われた俺に勝負を仕掛けるなんてな」

摩耶(また出たぞ、提督の変な設定)

鳥海(いつものことですね)

提督「見るがいい! この弾道を!」シュッ ゴンッ

高翌雄「ガーターですね」

提督「……ボールの重さがあってないんだ」

摩耶(でた、ボウリングの中で言い訳トップテンに入る)

鳥海(滑りやすいとか、調子悪いとかがほかに挙げられますね)

愛宕「やったわぁ、またストライク~」カコォン

高翌雄「私も、ちょっと本気だします」シュッ カコッ

提督「二本とか、ぷっ」

高翌雄(提督はガーターですよね)

摩耶「じゃあ、あたしだ。ほれっ」カコォン

提督「チッ」

摩耶「おい」

鳥海「では、わたしも……」ゴンッ

提督「鳥海、お前は仲間だと信じていた」

鳥海「それって、自分が下手だって認めてますよね。いえ、私が自分で下手だと思っているわけではなく」

954: またやってしまったので修正 2014/09/08(月) 22:09:21.48 ID:TyKM14PAo
―ボウリング場―

提督「てっきり掘削の事かと」

高雄「それはボーリングですよ」

提督「え? ボーリングだろ」

高雄「はい?」


愛宕「ストライクよ~」

摩耶「さっすが! こりゃあたしも負けてられないな」

鳥海「おかしい……さっきのコースに投げれば、ピンが二本のこるはず……」


提督「……まあいっか。表記揺れはよくあることだ」

高雄「どうりで、提督が作業着だったんですね」

提督「浮いててやばい」

高雄「気にせずにいてください」

提督(高雄がひどい)

愛宕「提督も投げてみてくださーい」

提督「お、ボウリングの龍と言われた俺に勝負を仕掛けるなんてな」

摩耶(また出たぞ、提督の変な設定)

鳥海(いつものことですね)

提督「見るがいい! この弾道を!」シュッ ゴンッ

高雄「ガーターですね」

提督「……ボールの重さがあってないんだ」

摩耶(でた、ボウリングの中で言い訳トップテンに入る)

鳥海(滑りやすいとか、調子悪いとかがほかに挙げられますね)

愛宕「やったわぁ、またストライク~」カコォン

高雄「私も、ちょっと本気だします」シュッ カコッ

提督「二本とか、ぷっ」

高雄(提督はガーターですよね)

摩耶「じゃあ、あたしだ。ほれっ」カコォン

提督「チッ」

摩耶「おい」

鳥海「では、わたしも……」ゴンッ

提督「鳥海、お前は仲間だと信じていた」

鳥海「それって、自分が下手だって認めてますよね。いえ、私が自分で下手だと思っているわけではなく」

955: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:09:59.17 ID:TyKM14PAo
―執務室―

提督「愛宕はうまかった。いやね、ボウリングはその時の調子によって左右されるからね」

提督「そう、きっとボールが滑りやすかっただけだ。うん、きっとそうだ」

↓2

957: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:11:22.06 ID:NQUelZzzO
お詫び兼ねて第六駆逐隊と遊園地へ

958: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:40:08.49 ID:TyKM14PAo
―遊園地―

提督「遊園地(二回目)」

響(ここのお化け屋敷にだけは絶対に行かない)ブルブル

暁(そもそも来たくなかった……)ブルブル

雷「どうしたの、二人とも。寒いの?」

提督「最初はどこ行く? やっぱりジェットコースター? それともお化け屋敷?」

響「ジェットコースターにしよう」
暁「絶対ジェットコースターよ!」

提督「お、おう」

電「必死なのです」


提督「……それで、次は?」

雷「コーヒーカップに乗りましょう司令官!」

提督「お、ぐいぐい来るなぁ」

雷「前のときは早く帰っちゃったからね!」

提督「お、そういうの好きだぞ」

959: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:40:36.46 ID:TyKM14PAo
暁「わ、私も行くわ」

響「もちろん、私も行くよ」

提督「そうか、電はどうする?」

電「司令官さんがグイグイ回すのが目に見えるから、行かないのです」

提督「よくわかってんじゃないの。よーし、三人とも行くぞ」

響(しまった)
暁(霊を怖がりすぎて、司令官がそういう性格だって忘れてた)


電「はぁ……二人は忘れんぼうなのです。……あれ」

提督「やっぱり、一人にさせておけなくて」

電「そういうので得点は上がらないのです」

提督「得点とかリアルだろ、やめろよ」

電「……ところで、どこに連れて行っているのですか」

提督「お化け屋敷、暁と響は絶対に行かないだろ」

電「そんなに行きたかったのですか。しょうがないのでう、付き合ってあげるのです」

提督「感謝する」

960: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:41:07.39 ID:TyKM14PAo
~数十分後~

雷「あら、電どこに行っていたの?」

電「司令官さんに連れられて、お化け屋敷に言っていたのです」

暁「お化け屋敷!?」

響「おかしいね……さっき別れたけど、司令官はコーヒーカップに乗っていたよ」

電「そういわれても、あれは司令官さんだったのです。トイレに行くとかで、席を外したのですけど」

雷「こっちもそうよ」

暁「……え?」

響「……」

提督「悪いな、待たせたみたいで」

響「ねえ司令官、司令官はどこに行っていたんだい?」

提督「トイレだけど?」

響「そうじゃなくて――ごめん、やっぱりいいよ」

暁(事実は知らない方がいいわよね。響、レディーには知らない方がいいこともあるのよ)

雷「?? 何かおかしいのかしら……」

電(まあ、司令官さんなら分身できてもおかしくないのです)

961: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:41:50.98 ID:TyKM14PAo
―執務室―

提督「空元気にも見えたが、今回は暁と響にもある程度楽しんでもらえたようだ」

提督「何か不思議がってたけど、まあ『事実は小説よりも奇なり』というしな」

↓2

963: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:45:36.63 ID:rdEO+oEWo
青葉にいるかもしれないもう一人の提督を調べてもらう

964: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:53:07.57 ID:TyKM14PAo
青葉「ドッペルゲンガーですか」

提督「俺はそんなのいるとは思ってないんだけど、相変わらず一部で騒がれているようでな」

青葉「ふうむ、でも青葉はそれらしいものを見たことないんですよね」

提督「俺もだな。まあ、ドッペルなら俺が見たら死んじゃうんだけど」

青葉「……記者としては、あんまり信憑性のない情報は嫌いなんですけど」

提督「お前、俺の目を見てそれを言ってみろ」

青葉「まあまあ、そう怒らないでくださいよ。一応こっちでも調べてみます」

提督「もしかすると、とんだ風評被害があるかもしれないからな」

青葉「これ以上立場が悪くなることなんてないと思いますけどね」

提督「あっはっは、青葉ぁ! 半分くらいはお前のせいだろ!」

青葉「調べてきまーす!」ダッ

965: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:54:13.23 ID:TyKM14PAo
提督「……ていうか、本当に霊なら祈祷師呼ばなきゃダメなんだよなぁ」

提督「もしくは寺生まれのTさんか……」

↓2

962: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:44:33.85 ID:slvcqDC1o
比叡山城筑摩に姉自慢をさせあう

971: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:28:42.64 ID:hjkhIXwGo
―会議室―

提督「では……扶桑、金剛、利根の三人の中で誰が一番よくできた姉か選んでもらおうか」

山城「姉さま」
比叡「お姉様」
筑摩「姉さん」

提督「……お前ら、ある意味仲いいよな」

山城「提督が何を呼び出すかと思えば、こんなもの姉さまの圧勝に決まっていますよ」

比叡「お姉様の素晴らしさが分からないからそんなこと言えるんですよ」

筑摩「ふふ、妄想はそこまでにしておいた方が恥をかかずに済むわよ」

『……』

提督(ふぇぇ……なんか怖いよぉ……)

山城「扶桑姉さまは私と違って不幸にめげずに前を向いているんですよ」

比叡「金剛お姉さまはムードメーカーで見ていると元気になってくるんですよ」

筑摩「利根姉さんは大人っぽいところと子供っぽいところがあってとてもかわいらしいんですよ」

『……』

提督(一発触発の空気……)

山城「提督はどっち!?」
比叡「司令はどっち!?」
筑摩「提督はどっち!?」

提督「こっちに矛先が向いたぁ!」

972: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:29:27.20 ID:hjkhIXwGo
―執務室―

提督「急遽終了。突然こっちに来るとはなぁ」

提督「あと、三人は姉のことになると本当に考える事をしないんだから……姉の事って言ったらおとなしく来るし……」

提督「今後はああいったことはしないでおこう」

↓2

974: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:34:59.68 ID:7BnCdhbpo
レ級とイチャイチャしにいく

976: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:43:12.61 ID:hjkhIXwGo
―サーモン海域北方―

提督「イチャイチャってどうすればいいんだろうか」

レ級「いちゃいちゃ?」

提督「いちゃもんを二回つける……これか」

レ級「さすが人間”」

ヲ級「わざとじゃないよね……?」

提督「つまり、ヲ級は知っていると」

レ級「そうなのー?」

ヲ級「そ、そういわれても私は……」

提督「知っているんだな!」

レ級「教えて教えてー」

ヲ級「こ、恋人みたいなことをする……んじゃない?」

提督「……はっ、男女で仲良くしゃべってたらイチャイチャだぞ」

レ級「私たちみたいに?」

提督「仲良くしゃべってるのならそうじゃないか」

レ級「ふふふ~」

ヲ級(知ってるなら聞かないでよ……)

977: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:43:39.39 ID:hjkhIXwGo
―執務室―

提督「ちなみに、食堂で話したらそういわれたことがあるから、そうじゃないかと当たりをつけただけだがな」

提督「なら、イチャイチャくらい普通だよなー」

↓2

979: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:46:03.47 ID:XM2+yRkmO
金剛に飛べるようになる謎の小さい羽がついた帽子を上げる

980: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:57:17.10 ID:hjkhIXwGo
提督「なんだこれ」

夕張「帽子に妖精さん製の羽をつけてみたんです」

提督「それで、何が変わったんだ?」

夕張「飛べるんですよ! すごくないですか?」

提督「何の役に立つんだ」

夕張「飛べるんですよ!」

提督「両手で帽子を抑えなきゃいけないんだぞ。何の役に立つ」

夕張「え?」

提督「自分の体重、さらに装備も支えなきゃならんのだぞ」

夕張「……筋トレ?」

提督「いらねー!」

981: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:57:46.52 ID:hjkhIXwGo
金剛「ヘイ、提督ぅー!」ガチャ

提督「ちょうどいいところに来た。ほら、この帽子やるよ、飛べるらしいぞ」

金剛「ワオ! さっそく試してくるネー!」ダッ

夕張「……」

提督「……」

<あ、飛んでいくデース!

夕張「……飛んでいきましたね、帽子だけ」

提督「まあ、秘密道具でもないし、ちゃんと持ってないと」

夕張「いろんな意味で改良ありですね、失礼しました」

バタン

982: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:58:52.85 ID:hjkhIXwGo
提督「……あれ、羽をつけるものが間違っているだろう」

提督「なんで帽子……」

↓2

984: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 18:59:37.49 ID:qfxCOdoxo
北上とダラダラゴロゴロする

986: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 19:13:40.92 ID:hjkhIXwGo
提督「……」

北上「あー……」

提督「なんで北上はここでゴロゴロしてるのかなー?」

北上「んー? だってここ日当たりがいいからー」

提督「そんな、さも当たり前のように言われても」

北上「まあいいじゃーん」

提督「まあいいけど」

北上「うー……」

提督「……」

北上「おー……」

提督「……俺もごろごろするぜー!」

北上「ばっちこーい」

「……」

提督「あっはっは……は!」

大井「……」ガシャン

提督「北上、俺は死ぬかもしれない」

北上「あー……まあ、頑張れ」

ドーン

987: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 19:14:08.08 ID:hjkhIXwGo
―執務室―

提督「だが壊れない。これも魔改造の結果だな」

提督「備品は壊れたけどな、ははは……みかんダンボールが机だよ……」

↓2

966: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:56:35.78 ID:kPs2058YO
ドイツ娘たちとビアガーデン

990: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 19:47:58.97 ID:hjkhIXwGo
―母港―

提督「正直、ここで同じことやってたのしいのか?」

ビスマルク「雰囲気は大切よ」

レーベ「こうして飲むのもなかなか楽しいよ」

提督「そうか? 人がいないビアガーデンって、準備損というか、寂しいというか」

マックス「日本では、こうして外で飲んだりする風習があるじゃないですか」

提督「地べただからなぁ……そうだ、ほかの人も呼ぶか」

ビスマルク「料理が確実に足りなくなるわよ?」

提督「間宮と鳳翔も呼ぶ。こうでもしないと、こんなに机を出した意味がない」

レーベ「僕は皆で食べるのもいいと思うよ」

マックス「まあそうですね、人数が多くなると許可が下りないと思って少人数でしてましたけど……」

ビスマルク「まあ、こうして少ない人数で飲むのは、今のうちに楽しめばいいわよね」

提督「よしきた!」

991: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 19:49:01.88 ID:hjkhIXwGo
~数時間後~

提督「結局大人数でのビアガーデン開催になってしまった」

霞「たまにはいいんじゃないかしら」

提督「珍しいな、秘書官が認めるなんて」

霞「あんた、まるで私がただの鬼教官だと勘違いしてないでしょうね」

提督「わ、私の素敵な秘書官でございます!」

霞「まあいいけど……そんなにビビってるのに、なんで私を秘書官にしてるんだか」

提督「言ってなかったっけ?」

霞「聞いたことないわね。突然秘書官に任命されてずっとだったから」

提督「説明すると、霞なら秘書官以上の仕事もやってくれそうだから」

霞「秘書官以上って……」

提督「もちろん、提督業のことな」

霞「……」ガシャン

提督「……脱出!」ダッ

992: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 19:50:50.41 ID:hjkhIXwGo

霞「アリーヴェデルチ――さよならよ」


提督「なんでイタリア語!?」バッ



                               ヽ`
                              ´
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提督(霞なら絶対甘やかさないからってフォロー言おうと思ったのに――!)

霞「ふんっ、クズ司令官ったら」

END



次回 提督「安価でさらにみんなと遊ぶ」 前編