提督「安価でさらにみんなと遊ぶ」 前編

500: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 00:04:52.66 ID:d0fLtrjLo
提督「というわけで、提督指定の水着を洗濯してやったぞ」

19「あ、提督ありがとうなのね」

提督「もう忘れないようにしろよ」

19「分かったのー」


提督「龍鳳が忘れるとはな……」

龍鳳「す、すみません……」

提督「迷ったが、洗濯しておいた。しないほうが気にしそうだしな……」

龍鳳「いえ、その……ありがとうございます……」

提督「もう忘れないでくれよ……下着」

龍鳳「はい……」





501: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 00:05:30.83 ID:d0fLtrjLo
―執務室―

提督「洗濯する過程はどうでもいいか。わかんないところは調べながらやったし」

提督「過程は重要じゃない、大事なのは結果だって誰か言ってたし」

↓3

504: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 00:16:40.50 ID:cP7XKmISO
初期艦組

506: >>501 ×家庭 ○過程 2014/09/23(火) 20:37:21.30 ID:d0fLtrjLo
提督「吹雪、叢雲、電、漣、五月雨の五人か」

提督「こうみると、全体的にキャラが薄いような……吹雪の存在が大きいだけなのだろうか」

提督「でもこれは呼び出さなきゃならんかも」

↓2

508: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 20:42:30.30 ID:YcFieJvYo
提督の短所言って改善しもらう

509: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 22:02:40.63 ID:d0fLtrjLo
提督「――改善のため、短所を言って貰いたい」

吹雪「もっといい人になるべきですよ」

提督「雑。普通。次」

吹雪「雑だとは自分で思ってましたけど、それは酷くないですか!?」

叢雲「もうちょっと、周りに迷惑かけないようにしなさいって事でしょ」

提督「なるほど、ツンデレらしい補足だ」

叢雲「ツンデレじゃないわよ!」

提督「だが、真面目な場面ではふざけているつもりはない。次」

510: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 22:03:11.43 ID:d0fLtrjLo
電「○○○したいなら一人でするのです」

提督「……ちょっと聞こえなかったな。次」

漣「もう治りませんから、諦めてくださいご主人様」

提督「君も笑顔で凄いこと言うね」

五月雨「私は……このままでいいと思いますよ」

提督「まさか、五月雨からそんな言葉が出るとは……」

五月雨「そ、そんなつもりじゃありませんよ! ただ、私は司令官は今のままがいいと思っただけですから」

電「正気なのですか?」

叢雲「まさか、一番に電がつっこむとは思わなかったわ」

提督「え、誰かにつっこまれること前提?」

511: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 22:03:51.58 ID:d0fLtrjLo
五月雨「私はこのにぎやかな鎮守府が好きですから」

漣「天使ktkr」

提督「それ俺のセリフだから」

電「電もこの鎮守府の空気は好きなのです」

叢雲「……ま、無理に変えても仕方ないし」

提督「お前ら……ツンデレだな!」

叢雲「そこで締めれないから治らないとか言われるんでしょ」

吹雪(……あれ、気付いたら話し合い終わってる?)

512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 22:04:26.05 ID:d0fLtrjLo
~~~~~~~~

提督「結論、このままでいい」

提督「ま、変えろって言われても、今更変えられるものじゃないけどな!」

↓2

514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/23(火) 22:11:54.25 ID:i+Y+g1YT0
雲龍と戯れる

517: 連レスで取ったら↓にするんで、仮にとられても気にせず続けましょう 2014/09/23(火) 23:35:19.66 ID:d0fLtrjLo
―雲龍型の部屋―

提督「雲龍と戯れるといっても、どう戯れるのか」

雲龍「それ、本人の前で言います?」

提督「何押してほしいのか、要望を聞こうかと思って」

雲龍「……そうですね、別に特別してもらいたいことは無いです」

提督「面白くない」

雲龍「では、提督の方から考えていただけたら」

提督「……したいことない」

雲龍「はあ……」

518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 23:35:52.35 ID:d0fLtrjLo
提督「くっ、なら共に休もう!」

雲龍「提督は何時も休んでいますよね、あれ、違いましたっけ?」

提督「……雲龍も、ちょっときつくなったよな」

雲龍「そんなつもりはないんですけど、あえていうのなら……提督ですから」

提督「みんなそう言ってくるんだけど……」

雲龍「よく分かってるという事じゃないですか?」

提督「ホント、すっかり馴染んだよなぁ」

雲龍「ありがとうございます」

519: 今日はここまで 2014/09/23(火) 23:36:46.98 ID:d0fLtrjLo
―執務室―

提督「戯れるというより、普通に会話を交わしただけのような気もする」

提督「ふざけ合うのも戯れるだから、多分間違ってないと思うけど……」

↓2

521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 23:40:17.05 ID:GP1/cg840
扶桑山城とランチ

523: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/24(水) 23:53:54.79 ID:aT3vZY7Vo
―食堂―

提督「貴様らにランチを奢ってやろう」

山城「何をたくらんでいるんですか」

扶桑「お気持ちは嬉しいのですけど、少々負担になるのでは?」

提督「気にすることは無い。出費より収入の方が多いし」

山城「自慢ですか」

提督「山城の卑屈の方向が攻撃的になってないか」

扶桑「最近出撃が無かったので、少し溜まってるのかもしれません……」

提督「とりあえず、普通にカレーにするか。今日のカレー当番は……」

扶桑「カレー当番……たしか、今日は……」

山城「もういいですから! 私ハンバーグにします!」

提督「お、おう」

扶桑(今日の当番は山城だったわね……)

524: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/24(水) 23:54:47.70 ID:aT3vZY7Vo
提督「何をごまかそうとしているのかは分からないが山城」

山城「なんですか」

提督「隠し味に板チョコ一枚入れるな。多いぞ」

山城「そう言われると思っていたから一緒は嫌だったんですよ!」

扶桑「提督、もしかしてすでに食べておられるのですか?」

提督「まあいつも昼は当番のカレーを試食ついでに食べて……あっ」

扶桑「では昼を共にするのは、また今度という事でお願いします」

山城「うぅ……気付かないうちに食べられてる……不幸だわ」

提督(別に一食無理なほどお腹いっぱいという訳でもないんだが)

525: 今日はこれだけ 2014/09/24(水) 23:55:24.31 ID:aT3vZY7Vo
―執務室―

提督「一緒に食べることは叶わなかった。ランチタイムに話しただけか」

提督「無言で食事しそうな姉妹だし、一緒に食事しても碌な内容にはなりそうにないけど」

↓2

527: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/24(水) 23:59:46.34 ID:4+ooJMkSo
足柄に再戦

528: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/25(木) 22:39:47.96 ID:KPQySCFEo
―妙高型の部屋―

提督「足柄、再戦だ」

足柄「再戦ね、いいわよ。再戦って事は、チェスかしら」

提督「前の俺とは違うぞ。今度は戦略戦術共に成長させ、必勝法を携えてきたんだ」

足柄「必勝法ね。こっちは妙高姉さんという強力なバックがいるんだから」

提督「ふん、貴様の勝利もここで終わりだ」

足柄「あら、私は何時までも勝利を掴み続ける女なんだから」

提督「ほほう、その勝利もここで止めてやるよ」

提督・足柄「「Good Luck」」ガシッ

529: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/25(木) 22:40:17.33 ID:KPQySCFEo
~~~~~~~~

提督「また負けたんだが」

足柄「十戦九勝一分……成長速度が私と同じね」

提督「これで本当に妙高に勝てないの? 俺これでも吹雪に五連勝したよ」

足柄「勝てないわよ。それって、相手が良かっただけじゃないかしら」

提督「じゃあ、誰に挑戦すればいいんだ?」

足柄「そうね……秘書官とチェスしてみたらどうかしら」

提督「確かに強そうではあるな……」

足柄「でも提督ならきっと強くなるわ。それでも、次に戦うときは負けないけど」

提督「それはこっちのセリフだ」

530: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/25(木) 22:40:56.03 ID:KPQySCFEo
―執務室―

提督「秘書官に頼み込んで一戦交えてもらったけど、あれ勝てない。ほぼパーフェクトだったんだけど」

提督「流石歴戦の艦娘なだけはある。ある意味俺も鼻が高い」

提督(……もうチェス辞めよう。ぶっちゃけ俺には才能がないんじゃないかと思えてきた。それくらいボコボコニされた……)

↓2

532: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/25(木) 22:45:12.56 ID:WUHVQofm0
妙高型とマリオカート

533: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/25(木) 23:25:51.10 ID:KPQySCFEo
―提督私室―

提督「……妙高、那智、足柄、羽黒……よし、全員そろったな」

妙高『wi-fiを通じて五人でも対戦できるなんて、凄いですよね』

那智『そうだな。して、これはどうやって操作すればいいのだ』

妙高『バラバラでやってるのだから、説明書を読みなさい』

那智『うむ、分かった』

足柄『ふふ、レート7000台の私に勝てるかしら』

羽黒『が、頑張りますね!』

提督「さて、全員準備は整ったようだな、そろそろはじめるぞ」

534: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/25(木) 23:26:19.18 ID:KPQySCFEo
~レースシーンダイジェスト~

提督「ハングオンじゃサンドリには勝てんぞ」

妙高『はたして、そううまくいきますかね』


羽黒『は、8? ええと、まず……』

提督「スター貰い!」

羽黒『ああっ!』


足柄『お、おかしいわ……妙高姉さんにも提督にも、それどころか羽黒にすら負けるなんて……』

那智『む? ここ通れそうだな』<ハッフゥー

足柄『那智姉さんにも抜かされたですって!?』

535: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/25(木) 23:26:56.79 ID:KPQySCFEo
~結果~

提督「最後にキノコサンドリが決まらなかったら負けていた……」

妙高『流石提督ですね。ハングオンの弱点コースばかり選ばれるなんて』

提督(苦手コースなのにあそこまで追いついてきたことが驚きだ……)

羽黒『さ、三位? 真ん中で良かったです』

那智『よく分からんが、足柄には勝ったみたいだな』

足柄『アイテムさえ、アイテムさえ良ければ!』

提督「アイテムに振り回されているようじゃ三流だな」

妙高『重要なのはわかるのだけどね』

提督「というわけで、第一回マリカー姉妹対決終了。各自、借りたゲーム機をきちんと返却すること。解散」

536: 今日はここまで 2014/09/25(木) 23:28:00.86 ID:KPQySCFEo
―執務室―

提督「妙高はマジでヤバいな。サンドリに勝つハングオンって化け物級だよ」

提督「まさかもうマリカー大会なんてしないと思うけど……ちょっと練習しておこう」

↓2

538: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/25(木) 23:34:10.30 ID:WUHVQofm0
羽黒とモンハンで遊ぶ

543: ところがどっこい連取だから安価下なのです 2014/09/26(金) 22:15:30.48 ID:ewvVNAXKo
―カラオケ屋―

提督「ふーんふーん……ところで扶桑」

扶桑「なんですか?」

提督「持ってるのが琴なんだ」

扶桑「カラオケは楽器を鳴らして楽しむと聞いたものですから」

提督「それ、誰から聞いた?」

扶桑「山城が本で見たと言ってました」

提督「……ふう、空はあんなに青いのに」

扶桑「提督、その……室内なので空は見えませんよ」

544: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 22:16:00.28 ID:ewvVNAXKo
提督「もう気にする方が野暮だ。扶桑、先に歌え」

扶桑「わ、分かりました。では……」

扶桑「う~ら~ないも――」

提督「……」

扶桑「反省文 反省文――」

提督「……暗い! キャラはあってるかもしれないけど暗い!」

扶桑「ええと、ダメでした?」

提督「もう那珂ちゃんの曲歌え! これは命令だ!」

扶桑「れ、連続ですか」

提督「盛り下げた罰だ!」

扶桑「分かりました……では――」

545: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 22:16:39.88 ID:ewvVNAXKo
―執務室―

提督「指定しなかったら暗い曲に入るのは、ちょっと駄目だな。安定化図ろうとして電波曲歌って泥沼化するし」

提督「まだ山城も来てくれ方が……いや、あいつもむらがあるか」

↓2

547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 22:19:54.81 ID:BaE8Hcye0
武蔵とブラックジャックで勝負

552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 22:42:26.20 ID:ewvVNAXKo
吹雪「司令官、呼びましたか?」ガチャ

提督「影が薄かったりキャラが薄いと嘆く吹雪に、ちょっとした提案をしようと思ってな」

吹雪「失礼しました」
提督「まあ、まちたまえ」

吹雪「そういう事言わないでくださいって、いつも言ってるじゃないですか!」

提督「今度こそ本気だ、大丈夫、キャラ付にもなるし存在感も上がるぞ」

吹雪「司令官の言う本気ほどあてにならないんですけど……」

提督「今度は絶対だから! 俺を信じろ」

吹雪「……そこまで言うのでしたら」

553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 22:43:00.14 ID:ewvVNAXKo
提督「よし来た。吹雪、これを付けてみてくれ」

吹雪「これって、テレビとかでやっているデコ用の……?」

提督「艤装にこれを付けることにより、華々しくなるぞ!」

吹雪「誰がデコレーションをするんですか?」

提督「俺だ」

吹雪「えっ」

提督「俺だ」

吹雪(不安だけが募っていくんですけど……)

554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 22:43:36.26 ID:ewvVNAXKo
―吹雪型の部屋―

吹雪「……」

叢雲「あら、おかえり……って、それどうしたのよ?」

吹雪「艤装をデコると華々しくなるって、司令官が……」

叢雲「たしかに華々しいけど……邪魔だと思うのだけど。キラキラし過ぎだし、なにより砲身が見えないわ」

吹雪「ですよね……ちょっと落としてくる……」ガチャ

叢雲「……」

磯波「悔しいけど……デコレーションに関してはプロ級の出来だったよね」

叢雲「認めたくないけど、そうね」

555: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 22:44:06.27 ID:ewvVNAXKo
―執務室―

提督「今気づいたけど、使い勝手に関しては考えてなかった。しまったな……絶対剥がされてるぞ」

提督「まあ、写真には収めたし、俺が楽しむ分には十分だけど」

↓2

557: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 22:53:07.54 ID:sxheuDHyo
赤城と赤城神社へ

560: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 23:19:56.68 ID:ewvVNAXKo
―赤城神社―

提督「全国300社位ある赤城神社だが、その中でも赤城山の山頂に位置している大洞赤城神社が本宮とも言われている」

赤城「へぇー、そうなんですか」

提督「自分の名前の由来ぐらい知っとけよ」

赤城「まあいいじゃないですか、こうして提督から聞けましたし」

提督「まったく……とりあえず赤城、何か祈願しておけ」

赤城「提督は何も祈願をしないのですか?」

提督「赤城神社は主に女性の願掛けに答えるそうだ。俺が祈っても無駄ということは無いが、やっぱりここは赤城に任せるべきだと思ってな」

赤城「そうですか。では、無病息災ですかね」

561: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 23:20:23.71 ID:ewvVNAXKo
提督「そうだな……おっ」

赤城「提督も何か欲しいものでも見つかりましたか?」

提督「欲しいものっていうか……とりあえず、お前はちゃんと参拝しておけ」

赤城「? 分かりましたけど……」

提督「俺は適当にまわってくる。徳川家康も奉ってるらしいしな」

赤城「それじゃあ一緒に来た意味がないんじゃないですか?」

提督「……それもそうか。じゃあ、ここで待ってるから参拝してこい」

赤城「別々に行動する必要はないと思いますよ?」

提督「……トイレ行きたいから、行っといてくれって事だ」

赤城「あっ」

562: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 23:21:14.71 ID:ewvVNAXKo
―帰り道―

提督「湖……赤城神社の主祭神、赤城大明神は湖の女神様でな」

赤城「女性の願掛けに効果あるんですよね」

提督「さすがにさっき言ったことくらい覚えているか」

赤城「む、さすがにそれは甘く見過ぎですよ」

提督「すまんすまん。それでほら、姫守り」

赤城「これ……さっき見ていたのはこれですか?」

提督「護るって書いてあったからつい。もしなにかあれば、こうして共に出かけることもできなくなるからな」

赤城「……ふふ、この場所で渡してくるって、提督もなかなかロマンチストですね」

提督「別に、渡し損ねたらまずいから早めに渡しただけだ。ほら、行くぞ」

赤城「はいっ」

563: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 23:21:42.60 ID:ewvVNAXKo
―執務室―

提督「どうでもいいことだが、赤城大明神は非常に美しかったと伝説に残っている」

提督「女神が美しいっていうのは、もはや株様式だけどな。赤城が名前負けしてるかは、まあ……」

↓2

565: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 23:25:21.59 ID:BaE8Hcye0
長門型と人生ゲームをする

567: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 00:03:09.18 ID:XOjfHWWuo
―長門型の部屋―

提督「はい、結婚したから御祝儀くれや」

長門「まるで悪徳金融かのような物言いだな」

陸奥「一応人生ゲームにおいては結婚相手は置物なのよね」

提督「ていうか、お前たちがあっさりと人生ゲームをすることに賛成するとは思わなかったぞ」

長門「今日の鍛錬は終わったし、ちょうど暇してたところだったからな」

陸奥「そうね。たまにはってのもあるわ」

提督「まあ、理由なんてどうでもいいけどな。ほら、次は長門の番だ」

568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 00:03:36.37 ID:XOjfHWWuo
長門「……詐欺にあった、五万払う」

陸奥「ああ、実際にかかりそうね。気を付けてよ?」

長門「誰がかかるものか!」

提督「いいから早く払えよ」

陸奥「じゃあ私ね。ええと……スロットで大損、十五万払う」

長門「陸奥、運が悪いんだから、博打はやめておくのだぞ」

陸奥「分かってるわよ!」

提督「……なんだか、友情崩壊ゲームをやってるかのようだ」

569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 00:05:01.31 ID:XOjfHWWuo
~結果~

提督「なんとか一位か……」

長門「くっ、陸奥があそこで衝突をしてこなければ」

陸奥「保険かけてないからよ。……私も保険が無くなるくらい衝突したけど」

提督「というより、陸奥は運が悪いだけだが、長門は勝ってるのにわざわざギャンブルマスとか行くなよ……」

長門「ビッグ7たるもの、常に上を目指さなくてはな」

陸奥「私の運が悪いだけって結構致命的じゃないかしら」

提督「まあ……よし、これで解散!」

570: 今日はここまで 2014/09/27(土) 00:05:30.70 ID:XOjfHWWuo
―執務室―

提督「結果は俺が一位、長門二位、陸奥三位……妥当だな」

提督「しかし、陸奥があれだけ衝突とかしたのならば、雪風がすれば……なんて、圧勝が見えるのだけど」

↓2

572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 00:32:42.80 ID:D6gk+w9JO
矢矧の髪の手入れ

573: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 19:13:25.98 ID:XOjfHWWuo
―廊下―

矢矧「おはようございます、提督」

提督「おはよう。……ちょっといいか矢矧」

矢矧「はい、なんでしょうか」

提督「髪が乱れてるぞ。ほれ、手鏡」

矢矧「あっ、すみません。少し寝坊してしまい、慌てていたものですから」

提督「お前も女なんだから、少しは身だしなみに気をつけろよ。どれ、整えてやる」

矢矧「すみません、お願いします」

提督「ふんふん……うん、これだけ艶やかな髪なら、なおさらきちんとしないと」サッサッ

矢矧「う、うむ」

574: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 19:15:41.31 ID:XOjfHWWuo
提督「……これで良し。今度から身だしなみには気をつけろよ」

矢矧「今度から、気を付けます」

阿賀野「あっ! 矢矧ずーるーいー! 提督、私にもお願い」

提督「阿賀野はいつも能代にきちんとしてもらってるだろ」

阿賀野「うぅ、能代のせいで……」

能代「まるで私が悪いみたいに言うのやめて」

酒匂「じゃああたしは?」

提督「酒匂は俺の手を借りるほど髪長くないだろ」

酒匂「髪が長かったら……」

575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 19:16:09.78 ID:XOjfHWWuo
―執務室―

提督「一人が来れば他のも来る。阿賀野型は不思議だ」

提督「でも、あの騒がしさは個人的に好きだな」

↓2

433: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 20:34:03.50 ID:hx7BThig0
青葉が涙目になって「やめて」って言うまでひたすらなでる。そして言われてもやめない

579: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 20:08:20.05 ID:XOjfHWWuo
青葉「司令官、呼びましたか」

提督「呼んだぞ」ナデナデ

青葉「……ええと、なぜ青葉の頭をなでるのですか?」

提督「ははは」ナデナデ

青葉「笑ってないでやめてください」

提督「撫で心地いいな」ナデナデ

青葉「そ、そういうことを聞きたいわけじゃありません!」

提督「だが、やめろと言われてもやめるつもりはないぞ」ナデナデ

580: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 20:08:50.08 ID:XOjfHWWuo
青葉「せ、セクハラですよ!」

提督「嫌がられなければセクハラじゃない!」ナデナデ

青葉「嫌がってますよ!」

提督「だったら、逃げればいいじゃないか」ナデナデ

青葉「はい?」

提督「わざわざ追いはしないつもりだったんだけど、さっきから青葉も逃げないじゃないか」ナデナデ

青葉「……! こ、このことは絶対に記事にしてあげますから!」ダッ

提督「逃げた。写真も撮ってないのに記事になんてできないだろ……裏付けが足りないな」

581: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 20:09:45.62 ID:XOjfHWWuo

提督「ええと……裏付け以前に、わざわざ誰も騒がんだろうし」

提督「よし、今回は勝ったな!」

↓2

583: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 20:20:20.51 ID:W804Ipzzo
長良と牛丼食いに行く

586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 00:32:58.64 ID:CBiEbg3mo
―牛丼屋―

提督「ランニングコースに店があるのはいいな」

長良「何食べますか、提督」

提督「うーん、牛丼屋に来たんだし……まぐろたたき丼かな」

長良「牛丼屋に来て海鮮ですか!?」

提督「え、ダメ?」

長良「ダメっていうことはないですけど……ちょっと違うんじゃないかなと」

提督「海鮮がだめなら……麻婆とか」

長良「牛丼頼まないんですか!?」

587: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 00:36:31.28 ID:CBiEbg3mo
提督「えー、朝から重くない?」

長良「麻婆の方が重いと思いますよ」

提督「わかった。じゃあ、普通に定食を頼む」

長良(それでも単体は頼まないんですね)

長良「私は普通の牛丼を頼みます」

提督「野菜が足りないな。こっちのほうれんそうの奴も頼んどけ」

長良「あ、ありがとうございます」

提督「すみませーん」

長良(……もしかして、朝から栄養に気をつかって頼んでたのでしょうか)

提督(実は昨日牛丼食ってたことを店に入ってから思い出した……二食連続はいいわ……)

588: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 00:40:56.15 ID:CBiEbg3mo
―執務室―

提督「牛丼はおいしいけど、一品だけだから飽きる」

提督「長良には悪いが、牛丼単品を見るだけでもちょっと厳しいから野菜をつけさせてもらったくらいだ」

↓2

590: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 00:51:33.54 ID:NrNNEmr6O
はっちゃんと本屋巡り

591: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 02:28:23.86 ID:CBiEbg3mo
8「ほしい本があるのだけど、付き合ってくれませんか」

提督「いいけど、何を買うつもりなんだ」

8「……房中術書」

提督「房中……?」

8「いえ、冗談ですから気にしないでください」

提督「冗談……まあ、いいか」

8(やっぱり知らないか……というより、冗談で普通に通じると、いろいろ不安にもなるわね)

8「それで、探している本が絶版ではないですが、結構珍しいものなので少し時間を取ってしまうかもしれないんですけど……」

提督「ああ、別にいいよ。今日の分の仕事は終わったから」

8「ありがとうございます」

592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 02:28:54.39 ID:CBiEbg3mo
―夜・帰り道―

提督「なんかカットした気がするけど、ずっと書店回ってたな」

8「こんなに時間がかかるとは思いませんでした。すみません、こんな時間まで突き合わせてしまって」

提督「いや、行くときにも言ったが、今日はあいていたから問題ない。それより、見つかってよかったじゃないか」

8「はい、ありがとうございます……」

提督「しかし、夜かー……月が綺麗だな」

8「……わたし、死んでもいいわ」

提督「こら、はっちゃん。そういうこと言うんじゃない」

8(まあ、提督のことだから、分からないかもしれないけど)

提督「男にそういうこと言うと、誤解されるかもしれないだろ。つい言ってしまった俺も悪かったけど」

8「提督、わざとやっているんですか」

提督「へ?」

593: 今日はここまで 2014/09/28(日) 02:29:25.17 ID:CBiEbg3mo
―執務室―

提督「俺何か間違えたこと言ったかなぁ……ちゃんと注意したと思うんだけど」

提督「確かに、あれで通じる人はあんまりいないと思うが」

↓2

595: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 02:58:19.88 ID:My51174Wo
加古のおへそグリグリ

597: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 21:59:35.20 ID:CBiEbg3mo
―廊下―

加古「あ、提督おっす」

提督「おっすおっす」


古鷹「加古ー?」


加古「……じゃあ、あたし急いでるから」

提督「ちょっと待て」

加古「なに?」

提督「古鷹がお前を呼んでいるようだが」

加古「か、かくれんぼしてるんだよ」

提督「ほんとか~?」グリグリ

加古「あははっ、や、やめてっ、くすぐったいからお腹ぐりぐりしないで」

598: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 22:00:03.80 ID:CBiEbg3mo
提督「それで、本当のところは?」

加古「古鷹のアイスを食べちゃった」

提督「加古らしいというか……」

加古「喋ったんだから、提督もどうするか考えてよ」

提督「お前の問題だろ……じゃあ、俺の手作りアイスでも送っておいてやる」

加古「あたしには?」

提督「お前のせいだろ」グリグリ

加古「や、やめてやめてっ」

599: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 22:00:35.07 ID:CBiEbg3mo
―執務室―

提督「評価の微妙な手作りアイスなんてもらって嬉しいかわからないけど」

提督「微妙な顔でもらわれたら……いや、何も考えず後で渡すことにしよう」

↓2

601: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/28(日) 22:05:28.95 ID:OSNSpPyf0
雲龍とトランプ

604: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 22:41:38.76 ID:CBiEbg3mo
―雲龍型の部屋―

提督「トランプ勝負だ、雲龍」

雲龍「なんで?」

提督「トランプ勝負には、勝負運、勘、ポーカーフェイス、戦術など様々な要素が必要になる」

雲龍「鍛えられるということですか」

提督「そういうことだ。じゃあ、さっそくポーカーだ!」

雲龍「やるとは言ってないんですけど……」


提督「……雲龍、降りなくていいのか? 俺の手札はすごくいいぞ」

雲龍「平気」

提督「……後悔するなよ。フルハウス!」

雲龍「ストレートで私の勝ちですね」

提督「なんだと……」

605: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 22:42:26.80 ID:CBiEbg3mo

提督「次はブラックジャックだ!」

雲龍「……二枚で止めておきます」

提督「少ないな、舐めてるのかな? まあ、後悔しないことだな」

雲龍「だってブラックジャックになりましたから」

提督「……22」

雲龍「私の勝ちですね」


提督「なぜだ……なぜ勝てない」

雲龍「提督は勝つ気になった時ほど弱いですよね」

提督「うるせー! 次は負けないからな!」

雲龍(あ、また負けフラグ)

606: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 22:43:02.77 ID:CBiEbg3mo
―執務室―

提督「きっと今日は調子が悪かったんだ」

提督「次やったら絶対に負けない、と思う」

↓2

603: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 22:08:04.20 ID:dZeYbZ4Co
霧島と黒霧島を飲む

612: >>609 すみません逆でした 2014/09/29(月) 00:47:50.22 ID:5uAbbidVo
―金剛型の部屋―

提督「今回は黒霧島を持ってきた」

榛名「黒霧島ですか?」

霧島「焼酎ですよね。ほかに赤霧島とかあります」

提督「そうだ。いつもは日本酒だから、少しアルコールも強い。25度のやつを買ったしな」

霧島「金剛お姉さまと比叡お姉さまが来るまで待ちますか?」

提督「あいつら酒癖悪いからな……」

霧島(だいたい司令のせいなんですけどね)

榛名「榛名も席を外した方がいいですか?」

提督「量はないが……わざわざ部屋を追い出すほどじゃない」

霧島「榛名、司令と二人きりにはさせないで」

提督「え、なんで警戒心持たれてんの」

613: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/29(月) 00:48:16.49 ID:5uAbbidVo
提督「なんかくらくらする……」

霧島「いつものペースで飲むからですよ。どうせ、明日には復活しているんでしょうけど」

提督「霧島はいつもどおりだな……」

霧島「ペース考えてますから。司令も今回は悪酔いしないだけ、マシだと思ってます」

榛名「提督、お部屋まで支えましょうか?」

提督「少しやすんでればだいじょうぶ……だと思う」

霧島「それより、なんで突然霧島を飲もうと言ってきたんですか?」

提督「榛名には榛名神社につれて行ったし、あまりあいてをしていなかった霧島にもなにかしようかと」

霧島「……なんだか、気を使われると変な気分になりますね」

提督「霧島にそんなこと言われるような悪いことしたかなぁ」

614: 今日はここまで 2014/09/29(月) 00:49:57.92 ID:5uAbbidVo
―執務室―

提督「そういや霧島が酔ったところ見たことないなぁ」

提督「酔いそうなキャラではあると思うんだけど……知能キャラの残った部分とか」

提督「キャラとか何言ってんだろ俺」

↓2

615: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/29(月) 00:56:03.40 ID:xmMyxwTeO
酒匂とおやつタイムしつつ頭撫で撫でして甘やかす

617: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/29(月) 22:38:25.13 ID:5uAbbidVo
―阿賀野型の部屋―

提督「お菓子かってきたから一緒に食べよう!」

酒匂「皆、今日はお出かけだよー」

提督「マジか。タイミング悪いな……酒匂はお留守番か?」

酒匂「今日はなんとなく司令が来る気がしたの」

提督「何その第六感」

酒匂「阿賀野ちゃんも同じようなこと言ってたんだけどねー。能代ちゃんぴゃっと連れていったんだ」

提督「何時もの阿賀野型って事だな。うーん、まあ、二人で食べるか」

酒匂「いいの? わーい!」

618: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/29(月) 22:40:17.46 ID:5uAbbidVo
提督「皆には内緒だぞ。阿賀野は羨ましがって、能代は怒りそうな気がするからな」

酒匂「うん!」

提督「じゃあ、まずおっとっとを……なんで酒匂は膝にあがる?」

酒匂「駄目?」

提督「今日は誰も居ないから特別許してやる。ついでに頭も撫でてやるぞーうりゃりゃー」ワシャワシャ

酒匂「ぴゃあぁぁぁ。もっとして、司令!」

提督「お菓子も食わなきゃいけないだろ。ほれ、あーん」

酒匂「あーん♪」

提督「うんうん、酒匂は妹みたいで可愛いな」

酒匂「ぴゃあっ♪」

619: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/29(月) 22:40:45.26 ID:5uAbbidVo
―執務室―

提督「変えるときまで阿賀野達が戻ってこなかったせいで、お菓子捌けなかったな」

提督「保存はきくし、今全部食べる必要はないけれど」

下2

622: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/29(月) 22:50:32.20 ID:7OQetoljO
漣とネットサーフィン

623: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 00:18:53.41 ID:U0zMgKx+o
提督「最近ネットの情報に疎くてな」

漣「はあ……」

提督「旧友にメール送ったら『あーね』とか『それな』とか意味の分からん言葉で返ってきて、返信に困ったりとかしたんだ」

漣「相変わらず知識が偏ってますね」

提督「そんなわけで、なんとか情弱と言われないようにしたいんだ」

漣「本当、偏ってますね……ネットサーフィンとかどうでしょうか。適当に見ているだけでも覚えていくものですよ」

提督「ほう、ネットサーフィンか」

漣「特定のニュースを知りたいのでないのならば、それが一番いいかと」

提督「よし、アンテナサイトを巡回だ」

漣(その単語知ってて、なんでさっきの言葉が分からないんですかねぇ)

624: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 00:20:31.19 ID:U0zMgKx+o
提督「――艦娘アイドルの必死の願い『わたしの事は嫌いになっても、お姉さまの事は嫌いにならないでください!』」

漣「完全ネタktkr。でも、本気でいいそうなんですよね」

提督「『艦娘と提督のデート。同じ機種の携帯を買う二人の姿』」

漣「kwsk。産業」

提督「後でな。『神社で変な踊り踊ってる奴が居たwwwwww』」

漣「ご主人様、マジキチ」

提督「何故わかった。『お好み焼き屋にいるんだけど、俺の席の隣で関西弁で喧嘩してる……』」

漣「そんなよくある話、チラ裏に書いてください」

提督「俺に言うなよ……って、いつの間にかまとめサイトに来てる」

漣「あるある」

625: 今日はこれだけ 2014/09/30(火) 00:21:22.93 ID:U0zMgKx+o
~数時間後~

漣「――あら、もうこんな時間ですか」

提督「付き合わせて悪かったな」

漣「いえ、楽しかったですから。ではまた~」

バタン

提督「見てたら意外と分かるものだと思った。でも、肝心の二言については全く分からなかった……」

提督「ま、知らなくて困るものでもないか」

下2

627: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 00:27:28.12 ID:leXpnJZGO
瑞鳳に寝起きドッキリ

628: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 20:13:13.82 ID:U0zMgKx+o
~朝・祥鳳型の部屋~

瑞鳳「すぅ……すぅ……」

『朝だぞ、起きろ』

瑞鳳「ん……提督のこえ……?」

『起きないか……なら、白雪姫のお姫様のようにキスをすれば起きるかな』

瑞鳳「きす……キス!? て、提督っ!」バッ

目覚まし時計『瑞鳳、今目を覚まさせてy』バシッ

瑞鳳「……紛らわしいことをして、提督の仕業には変わらないんだろうけど。はぁ……後で提督の所に行かなきゃ」

629: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 20:13:42.06 ID:U0zMgKx+o
「瑞鳳、今日はまた乱暴な朝だな」

瑞鳳「あれ、目覚まし時計は止めたはずなんだけど? まだほかにあるってこと?」

提督「何言ってる。本物だ」

瑞鳳「……なぜ、布団に?」

提督「二重トラップだ。顔赤くして起きるところとか、安堵の息を吐くところとか、可愛かったぞ」

瑞鳳「――――っ! 提督っ!」

提督「あっはっは、瑞鳳は良い反応をしてくれるな!」ダッ

瑞鳳「あっ、待ってください!」ダッ


祥鳳(二人とも、朝から元気ね)

630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 20:14:45.43 ID:U0zMgKx+o
―執務室―

提督「添い寝や起こし方などで迷ったが……複合していい感じになったか」

提督「同室にいる祥鳳にも迷惑かかるから、騒音系が使えなかったというのもあるけど」

下2

632: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 20:19:14.84 ID:eL9r99PZO
雷に膝枕する

634: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 20:39:12.76 ID:U0zMgKx+o
―暁型の部屋―

電「来るのです」

暁「なによ電。急に来るって」

響「この展開……前にもあったよね」

提督「お邪魔するぞー」ガチャ

電「邪魔するなら帰ってほしいのです」

提督「電ってたまに辛辣な言葉を平気で吐くよね。ええと、雷は?」

暁「雷ならそこで寝てるわよ」

雷「むにゃ……」

響「出撃なら起こそうか?」

提督「いや、それには及ばない」ゴソゴソ スッ

635: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 20:39:51.39 ID:U0zMgKx+o
暁「何してるのよ」

提督「見てわからないのか。膝枕だ」

電「セクハラなのです」

提督「嫌がってないだろ?」

響「寝てる相手に嫌がってるも何も……」

雷「ぅ……? しれいかん……?」

提督「まだゆっくり寝てていいぞ」ナデナデ

雷「えへへ……すぅ」

提督「……嫌がってないだろ?」

暁「ふん、雷が嫌がってないのならいいわ」

電「……」

響(今、電小さく舌打ちしたような……いや、きっと気のせいだよ、うん)

636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 20:40:21.77 ID:U0zMgKx+o
―執務室―

雷『今度は私が膝枕をしてあげるわね』

提督「――って言われて戻ってきた」

提督「暁型の中で一番構ってあげられてないのに、こっちに気をつかってくれるなんて、本当にいい子だと思いました」

下2

638: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 20:42:58.54 ID:ghQVgfubo
伊良湖の新作アイスを試食

641: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 21:17:44.04 ID:U0zMgKx+o
伊良湖「新しくこの鎮守府に着任することになりました、給糧艦伊良湖です。どうかよろしくお願いします」

提督(やっぱ着任したてじゃ少し固いな……まあ、じきに馴れるだろう)

提督「ええと、給糧艦と言ったな」

伊良湖「はい!」

提督「じゃあ、間宮アイスに勝てるものは作れるのか?」

伊良湖「ま、間宮さんを越える物ですか……すみません、それは……」

提督「ああ、いや無茶振りだったか。ならそれでもいい」

伊良湖「ですが、間宮さんには劣りますが、私だって作ることは出来ますよ!」

642: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 21:18:27.12 ID:U0zMgKx+o
提督「ほう、それは一体なんだ」

伊良湖「最中です!」

提督「アイスの方がいいからチェンジで」

伊良湖「がーん」

提督「最中はまたあとで。アイスの方がいいというのは、間宮と比べたいからだ。能力を理解しないと運用も難しいからな」

伊良湖「あ……そういうことだったんですか、すみません……私なりに頑張ってアイスを作って見せます」

提督(咄嗟に言い訳を思いついてよかった……)

伊良湖「では、少々時間をいただきますね」

提督「食堂を使う許可は間宮からもらっている。好きに使っていいからな」

伊良湖「分かりました」

643: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 21:19:06.77 ID:U0zMgKx+o
~数時間後~

伊良湖「失礼します。アイスが完成したので、届けに参りました」

提督「ありがとう。……見た目は最中だな」

伊良湖「どうぞ、食べてみてください」

提督「ああ……パクッムグムグ……ん、これ」

伊良湖「中にバニラアイスを入れてみたんです。どうですか?」

提督「自分の得意料理を混ぜる点は評価するが……これって、森永が作ってる……」

伊良湖「もりながですか?」

提督(あ、知らないのか。それはしょうがない……)

伊良湖「……美味しくなかったですか?」

提督「いや、美味しい。手作りってのはやっぱりいいものだな。味も自由に変えれるし、出来立てが食べられる」

伊良湖「ほっ……」

提督「よし、分かった。とりあえず今後は間宮の手伝いをしておけ。いろいろ学んで来い」

伊良湖「はい! 失礼します」

644: 伊良湖ちゃんの性格はとりあえず当たり障りのない感じにした 2014/09/30(火) 21:20:49.23 ID:U0zMgKx+o
バタン

提督「……やばい、こっちの方が俺好みかも知れない。中にチョコ入ってる奴もあるし」

提督「自分でアイス作るのが馬鹿らしくなるな、こんなのがあっさりと作られると」

下2

646: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/30(火) 21:25:20.30 ID:R3T6iMdS0
蒼龍の九九艦爆で誘導爆弾をテスト

647: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 21:55:15.19 ID:U0zMgKx+o
―母港―

提督「誘導爆弾のテストに協力してほしい」

蒼龍「誘導爆弾? 一体何に使うの?」

提督「主に敵の偵察部隊の迎撃に使用する。誘導性と起爆の確認をしたい」

蒼龍「起爆って、まさか犠牲になれということですか?」

提督「蒼龍、そういう冗談は笑えないぞ」

蒼龍「すみません、もちろん、提督がそこまでするとは思ってませんから」

提督「起爆と言っても、作動の確認だけだ。中身はダミーで仕掛けている」

蒼龍「分かりました。九九艦爆ですか?」

提督「江草隊は休みだからな。そっちで十分だ」

蒼龍「分かりました。では……艦載機、発進!」

648: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 21:55:56.14 ID:U0zMgKx+o
~~~~~~~~


提督「……分かった。もういいぞ」

蒼龍「撃ち漏らしが少しありましたね。どうするんですか?」

提督「妖精さんと夕張に報告だ。あれだと、友永隊や江草隊だと完璧に避けられる可能性がある」

蒼龍「そうでなくとも、誘導しきれなかった機体がありましたからね」

提督「悪かったな蒼龍、時間を貰って」

蒼龍「いえ、兵器能力の向上は、後に私たちのためにもなりますから」

提督「そう言ってくれると助かる。じゃあ、お礼に……伊良湖最中だ」

蒼龍「あっ、これって着任したばかりの間宮のお手伝いさんのね。ありがとう提督」

649: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 22:02:28.24 ID:U0zMgKx+o
―執務室―

提督「艦載機の能力が高いのか、誘導能力が低いのか……新兵器の製作も大変だ」

提督「そのあたりは全部任せてるから、どう大変なのかは知らないけど」

下2

414: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/17(水) 23:52:07.63 ID:nY+sPTq5O
駆逐艦全員に間宮アイスを配る。潮、浦風、浜風の分は龍驤、瑞鳳、大鳳にあげる

651: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 22:05:13.76 ID:ZVJy2XVJO
>>414 伊良湖アイスも追加で

653: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:11:30.59 ID:U0zMgKx+o
―食堂―

提督「駆逐艦共ー、間宮アイスと伊良湖アイスを配るから並べー」

霞「ねえ」

提督「どうした秘書官。きちんと秘書官の分も用意してあるから、心配しなくてもいいぞ」

霞「今から出撃するメンバーには優先で配った方がいいと思うのだけど」

提督「あー……そういえばそうか。だが、人数ピッタリしか用意していないぞ」

霞「はぁー……カス提督だし、予想してたことかしら。なら、私のだけでもあげて足しにするしかないわね」

提督「秘書官は仕事あるから外すわけにはいかないだろ。……しゃあない、今日オフの奴の分を明日位に回すか。おーい、潮、浜風、浦風」

潮「なんですか?」

浜風「今日は……真面目のようですね」

浦風「なんじゃ、用か?」

654: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:12:15.54 ID:U0zMgKx+o
提督「悪いが、お前たちの分のアイスを明日に回させてくれないか」

潮「ええっ?」

浜風「説明はしてくれますよね」

提督「出撃メンバーに回した方が効率がいいことに今気づいてな。お前達なら、多分頷いてくれると思うのだが」

浦風「ま、明日貰えるなら一緒じゃしの。うちはかまわんよ」

潮「私は良いですよ」

浜風「効率を考えれば正しいですしね。断りはしませんよ」

提督「ありがとな、お前達には後で俺の自作アイスも分け与えようではないか」

655: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:12:58.30 ID:U0zMgKx+o
大鳳「提督、ここにいましたか」

提督「おっ、大鳳……瑞鳳に龍驤も一緒か。ちょうどいい」

龍驤「なんや、なにか用でもあったんか」

瑞鳳「私たちは出撃に関してなんですけど、提督は?」

提督「間宮アイスと伊良湖アイスだ。お前たちにと思ってな」

瑞鳳「わ、ありがとうございます」

大鳳「……そこの、駆逐艦の子は?」

提督「今回分け与えてくれた三人だ。ああ、気にしなくてもいいぞ。なんせ――」
龍驤「胸か」

提督「……ん?」

656: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:14:31.13 ID:U0zMgKx+o
龍驤「キミ、もしかして胸囲の格差社会とでも言いたいんか」

提督(あ、これ面倒なパターンだな)

龍驤「いくらうちらが小さいゆうてもな、そういうのはいかんと思うんや」

提督「(面倒なことになったから、お前たちは部屋に戻っておけ)」

潮「……」コクコク

浜風(龍驤さん、自分から地雷踏みにかかったみたいなんですけど)

浦風(何で気にするんじゃろうな、邪魔なだけじゃろうに)

大鳳(自覚したくないことを永遠と怒るのも、辛いと思うんですけど)

瑞鳳(これ、もらっちゃってもいいのかなぁ……)

龍驤「そもそもなぁ――」

657: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:14:57.72 ID:U0zMgKx+o
―執務室―

提督「まったく、龍驤には怒られるし、秘書官には出撃が遅れたことに怒られるし、散々な目に合った」

提督「こちとら、胸囲とか見てもいなかったというのに。大鳳と瑞鳳も心なしか呆れていたように見えたぞ」

下2

659: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/30(火) 23:17:52.57 ID:nv3UGpJB0
雲龍、飛龍、蒼龍といっしょにマリオカートで勝負

660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:45:59.00 ID:U0zMgKx+o
―提督私室―

提督「今回もwi-fiを使ってマリカするぞー。お前達、準備はいいか?」

雲龍『準備完了』

蒼龍『遊んでてもいいのかしら……』

飛龍『たまにはいいんじゃないの?』

提督「それじゃ、開始ー」

雲龍『勝ったら、装備を強化してくれるんですよね』

提督「まあ、一応」

雲龍『全力で行かせてもらいます』

蒼龍『装備の強化か……』

飛龍『お、蒼龍もやる気になったね。じゃあ、私もやるかな』

661: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:49:01.54 ID:U0zMgKx+o
~ダイジェスト~

提督「雲龍サンドリ上手すぎるだろ!?」

雲龍『装備がかかってるから……!』

蒼龍『あ……ハングオンバイクを選んでたみたい……』

飛龍『それは致命的だね、蒼龍』


提督「空中で三連赤甲羅を食らえ!」

雲龍(間にはスター状態のカートが……あれ、私の方に来た?)<ドシュ チャポン

提督「今作はスターを無視するのだよ。はっはっは」

662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:49:42.02 ID:U0zMgKx+o

雲龍『赤甲羅お返しよ』<シュッ

提督「秘技、壁消し!」<パシュッ

雲龍『えっ』

蒼龍『じゃあ、このトゲ甲羅を食らって!』

提督「キノコで回避!」

蒼龍『効いてない!?』

飛龍『楽しそうだけど、珍しくついていけてないなー。あ、サンダー』<ドシャァ

雲龍『あっ』<ポチャン
蒼龍『あっ』<ポチャン

提督「さすが飛龍、二人とも落ちていったぞ。運が高いだけある」

飛龍『狙ったわけじゃないんだけどね』

663: 今日はここまで 2014/09/30(火) 23:50:19.65 ID:U0zMgKx+o
―執務室―

提督「一位俺、二位雲龍・蒼龍・飛龍」

提督「最後のサンダーで飛龍が追いついたけど、それなりに妥当な結果か。雲龍が予想以上にうまかったけどな……」

提督「なんだかんだでみんなノリノリでプレイしてた」

下2

665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:52:23.31 ID:M0BoHaCXO
大鳳の鼻先に極少量のガソリンをつける寝起きドッキリ

667: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 23:15:30.82 ID:KRMmLfCoo
―大鳳の部屋―

提督(普段から燃料の匂い嗅いでるんだし、ガソリンつけるだけだと意味ないと思うんだよなぁ)

提督(そんなわけで、煙幕と爆発音の入った携帯も用意した)

提督(……ん、これって加賀にやったのと似てるような……まあいいか)

大鳳「スゥ……」

提督「では起きる前に、ドッカーン」

ドーン モワモワ…
大鳳「はっ!? な、何事ですか!?」

提督「火事だ! 大鳳!」

大鳳「か、火事!? ちょ、ちょっと待ってください……けほっ、こ、これって……!」

668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 23:16:10.30 ID:KRMmLfCoo
提督「早く逃げないとまずいことになる……!」

大鳳「……この匂い、確か……」

提督「ガスに引火したら、大爆発を起こすぞ!」

大鳳「待ってください提督」

提督「なんだ?」

大鳳「……ドッキリですよね、これ。ガソリンを鼻に付け、煙で誤魔化そうとしたんでしょうけど、バレバレですよ」

提督「……ばれたか。まあ仕方ない、撤収だ」ダッ

大鳳「今日はいやに早く戻っていきましたね……」

モクモク

大鳳「って、この煙なんとかしていってください! 片づけたくないから逃げましたね!?」

669: 今日はこれだけ 2014/10/01(水) 23:17:24.95 ID:KRMmLfCoo
―執務室―

提督「大鳳はノリが悪い割にきちんとつっこんでくれる。悪戯するかいがあるというものだ」

提督「本人からすると迷惑極まりないのだろうけど」

下2

671: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/01(水) 23:20:55.94 ID:tadWGcB50
那智とババ抜きで勝負

673: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/03(金) 00:17:46.87 ID:598LqnBpo
―妙高型の部屋―

提督「トランプをするぞ那智」

那智「トランプだと?」

提督「トランプ勝負には、勝負運、勘、ポーカーフェイス、戦術など様々な要素が必要になる」

那智「どこかで聞いたことのある言葉だな」

提督「さあ、勝負を受けるか否か!」

那智「ふむ、受けることにやぶさかではないが、私はトランプとやらのルールを知らないぞ」

提督「……なんにもか?」

那智「ババ抜きだけは前にやったことがある」

提督「ではそれで勝負だ!」

674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/03(金) 00:18:37.89 ID:598LqnBpo
~数分後~

提督「……これだ!」

那智「くっ、負けてしまったか」

提督「よっしゃあ! ……って言いたいところだが、正直つまらん」

那智「最後の三枚になるまで流れ作業だったしな」

提督「最後の最後にジョーカー引いたら負けだから、いっそ三枚でスタートしてもいいくらい」

那智「二人でトランプは無理があったな」

提督「言いだしっぺとしては認めたくないが……事実そうだったな……」

那智「すまない、これしか知らないで」

提督「いや、教える手間をめんどくさがった俺の失敗だ……」

675: 今日もこれだけ 2014/10/03(金) 00:19:19.43 ID:598LqnBpo
―執務室―

提督「結論、二人でやるババ抜きはつまらない」

提督「一人でするポーカー並につまらないのは、する前から明らかだったはずなのにな……」

下2

676: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/03(金) 00:20:43.50 ID:bcWAZFjf0
山城と友達として酒を飲む

678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/03(金) 22:05:13.35 ID:598LqnBpo
―扶桑型の部屋―

提督「人生うまくいかなかったときは、飲みに限るだろう」

山城「私は今日一日平和でしたけど、提督が来た時点で少し残念な日になりました」

提督「ひどくない?」

山城「また姉さまとデートとか誘いに来たんですよね。絶対に許しませんから!」

提督「勘違いも甚だしいな山城」

山城「では、いったい何の用ですか」

提督「俺はお前を友達として飲みたいと誘いに来たのだ!」

山城「嫌です」

679: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/03(金) 22:06:13.43 ID:598LqnBpo
提督「……ちょっとくらい考えてくれてもいいんじゃない」

山城「普通に飲むのと何が違うんですか」

提督「敬語が無くなって……自然体で話せる?」

山城「私も提督もこれ以上なく自然体ですよね」

提督「な、何か変わるかもしれないだろ」

山城「提督に何か隠しているというわけでもないですし……」

提督「ええい、うるさい! 予約してんだからさっさと行くぞ!」

山城「結局強制、不幸だわ……」

680: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/03(金) 22:06:42.78 ID:598LqnBpo
―鳳翔の店―

山城「はぁ……」

提督「何しけた顔しているんだ。今日は無礼講だぞ」

山城「提督が無理に連れてきたせいなんですけどね……」

提督「敬語敬語」

山城「……面倒な男」

提督「敬語が解けた途端、急に辛辣に!?」

山城「私は姉さまを待つ方が好きだったし……」

681: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/03(金) 22:07:10.60 ID:598LqnBpo
提督「……そんなに嫌なら、部屋に戻ってもいいんだぞ」

山城「あ、そうですか。ありがとうございます」ガタッ

提督「ええ!? 本気で帰るの!?」

山城「友人同士の飲みでは、用事があれば遠慮なく帰ってもいいですよね」

提督「そうかもしれないけどさ……そんなに俺と飲むの嫌だったわけ?」

山城「提督より姉さまの方が重要というだけですよ。では、お先に失礼します」

提督「……グスッ」

682: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/03(金) 22:07:41.93 ID:598LqnBpo
―執務室―

提督「その後、慰められるように鳳翔に一酌してもらった」

提督「いやまあ、あの言い方的に嫌われているわけではないらしいのだろうけどさ……」

下2

684: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/03(金) 22:15:06.92 ID:CXcnlLzL0
鳳翔さん、間宮さん、伊良湖さん監修の皆でお料理パーリー開催

685: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/03(金) 23:08:08.21 ID:598LqnBpo
―食堂―

提督「伊良湖、間宮はどうだ」

伊良湖「凄いです……具体的には、突然パーティ―始めると言ってきた提督に、文句無く行動を始めるところが凄いですね!」

提督「あれ、俺遠まわしに非難されてる」

伊良湖「はい?」

提督「……ああ、そうだ。鳳翔も食堂で料理作るのは慣れなかっただろう」

鳳翔「いえ、食堂は設備がきちんと整っているので、とてもやりやすかったですよ」

提督「遠まわしに設備をねだられているのだろうか」

鳳翔「そんなことないですよ」

間宮「提督、すみませんが料理を運んでください」

提督「分かった」

686: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 00:13:17.03 ID:4hpPplNxo
~~~~~~~~

提督「そんなわけで、伊良湖着任のパーティだ。とはいえ、本人にも動いてもらったがな」

伊良湖「いえ、わたしお料理作るの好きですからいいですよ」

提督「彼女の働きで間宮の激務も解消されることを願っている」

伊良湖「私が手伝う事で料理の味を落としてしまわないか……」

提督「なんて言ってるが、この量の料理を作るのに彼女にも手伝ってもらった。それが安心できる腕かどうかは個人で判断してもらいたい」

間宮「提督も考えましたね」

提督「まるで、普段俺が何も考えてないみたいだな」

間宮「すみません。ですけど、こうしてパーティとして私との料理を出すことによって、料理の味の違いを分からせず、かつ慣れさせているんですね」

提督「まあ、既製品じゃない以上どうしても味に違いが出るだろうしな……って、俺がそんなこと考えているわけないだろう!」

間宮「あら、提督ったら……」

提督「ほら、食べなきゃなくなるぞ!」

687: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 00:13:44.02 ID:4hpPplNxo
―執務室―

提督「パーティとかなんとなく考えただけだから。深い意味ないし」

提督「でも、今思えば間宮もよく全員分の料理とか作ってたなあ」

下2

652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/30(火) 22:05:18.76 ID:nv3UGpJB0
榛名の目の前で金剛に後ろから抱きつく

690: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 01:13:27.67 ID:4hpPplNxo
―廊下―

金剛「ウーン、最近提督が部屋に来ない気がするデース」

榛名「前が来過ぎていたという意見もありますし、これが普通ではないでしょうか」

金剛「私はもっと提督と遊びたいネー! こうなれば、私の方から行ってやるデース!」

榛名「あっ、金剛お姉さま!」

提督「金剛発見!」ギュッ

金剛「!?」

榛名(あ、あすなろ抱き……うらやましいです……)

691: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 01:13:56.18 ID:4hpPplNxo
提督「珍しく金剛が動揺してるな」

金剛「てて、提督ぅー! 突然は私も驚きマース!」

提督「そりゃ、驚かせるためにやったんだし」

金剛「意地が悪いネー……」

提督「はっはっは、おお、榛名。榛名もやってやろうか」

榛名「は、榛名は……遠慮しておきますね」

提督「そっか。じゃあな、金剛。タイミング悪いと秘書官と鉢合わせるから気を付けろよ」

金剛「オオゥ、忘れていたデース……」

榛名(金剛お姉さまの前じゃ頷けませんよ……)

692: 今日はここまで 2014/10/04(土) 01:15:06.58 ID:4hpPplNxo
―執務室―

提督「金剛といえど、突然は驚くようだ。うむうむ、いいことを知った」

提督「榛名も忘れたころにすればいい反応が見られるかもしれない」

下2

694: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 01:22:32.38 ID:yxl8f2Sx0
扶桑と大富豪

696: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 18:38:24.47 ID:4hpPplNxo
扶桑「提督、どうしました……あら?」

雪風「こんにちは扶桑さん!」

提督「ちょうどいいタイミングだ扶桑。こちらの準備は整った」

扶桑「準備とは? すみません、何も聞かされていないのですが……」

提督「トランプをしよう。雪風には大富豪のルールを教えていたんだ」」

扶桑「トランプ、ですか。もちろんいいですよ」

雪風「よろしくお願いしますね」

697: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 19:19:47.70 ID:4hpPplNxo
~数十分後~

雪風「8切り8切り1トリプル2トリプルジョーカーと4トリプルで革命3トリプル10ダブルで上がりです」

提督「……え、ちょっと待って、何が起こった」

扶桑「17枚一回で全部消化しましたね……」

提督「いやいや、普通ありえないから。なんでそんな綺麗にもってたのよ。ありえんだろう」

扶桑「カードの混ぜ方が失敗したんだと思います」

提督「えぇー……いや、確かにそうならあるかもしれないけど、さすがにヤバいだろ……」

雪風「しれぇ、どこか間違ってました……?」

提督「そんな穢れ無き純粋な瞳で見られたら、怒るに怒れない……不幸だ……」

扶桑「あ、それ私のセリフ……」

698: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 19:20:45.72 ID:4hpPplNxo
―執務室―

提督「トランプは運が重要だが、即死コンボはそんなレベルじゃない」

提督「三人でデスコンは初めて見た……」

↓2

700: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 19:27:25.31 ID:LFun0gg8o
鬼怒と汗を流す

704: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 20:08:20.86 ID:4hpPplNxo
―廊下―

鬼怒「提督、一緒に走りましょう!」

提督「これまた急だな。そういうのは俺の独壇場だと思っていたんだが」

鬼怒「独壇場ですか? 私は最近提督が運動不足に感じていたので、誘っただけですが」

提督「ううん、まあ付き合おうか。事実、最近運動不足に感じていたからな」

鬼怒「やった!」

提督「それで、走ればいいのか。どれくらいの距離だ?」

鬼怒「ウォーミングアップにハーフマラソンの半分走りましょう!」

705: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 20:08:48.73 ID:4hpPplNxo
提督「……ハーフマラソンって、21㎞だよな?」

鬼怒「だいたいそれくらいですね」

提督「……」

鬼怒「ちょっと長すぎましたかね……?」

提督「そのくらいでいいのか」

鬼怒「ウォーミングアップですから!」


阿武隈「混ぜてもらおうかと思ったけど、軽い気持ちで話しかけなくてよかった……」

706: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 20:09:21.44 ID:4hpPplNxo
―執務室―

提督「はぁ、久しぶりに走ると疲れるな。運動は欠かさないようにしないと」

提督「阿武隈も見てたようだが、正直前に走ってた時についてこれなかったんだから無理だよなぁ」

↓2

699: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 19:25:46.06 ID:ZPgX0dK3o
ほっぽちゃんが遊びに来たので一緒に烈風のプラモを作る

709: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 21:31:01.72 ID:4hpPplNxo
―母港―

提督「今日は一部の艦娘以外は外にお出かけ。たまにはオフを暮れてやろうと思った次第だ」

提督「俺もたまには実家に帰ろうかと思った次第なのだが……」

北方棲姫「ねーねー」

提督「どうして深海棲艦がここにいるんですかね。そもそも、こんなところまで来ているってことは……」

北方棲姫「ル級ちゃんがさいきんこないっていってたよ?」

提督「え? あ、ああ……ちょっと忙しくてな。それでその……よくここにいるってわかったね?」

北方棲姫「ヲ級ちゃんがつれてきてくれたの。でも、ここどこなのかな?」

提督「ヲ級……あいつ、今度見つけたら狙うように伝達しないとヤバいかな……」

北方棲姫「ねーねー、あそぼー?」

提督(皆がいない以上、なるべく平和に帰ってもらいたいが、どうすれば……そうだ、子供を動かすにはやはり物だ)

710: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 21:31:28.90 ID:4hpPplNxo
―提督私室―

提督「烈風のプラモがある」

北方棲姫「わー、すごーい!」

提督「これあげるから、ル級には最近忙しいって伝えてくれる?」

北方棲姫「……」

提督「どうした?」

北方棲姫「これ、なかに烈風がないよ」

提督「……ええい、俺が組み立ててやる!」

北方棲姫「わーい!」

提督「まずは、これとこれを組み立てて……」

北方棲姫「これ、飛ぶの?」

提督「……今から妖精さんのところに行ってくる」

北方棲姫「わーい!」

711: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 21:32:01.04 ID:4hpPplNxo
―執務室―

提督「何とか帰ってもらった……まじヲ級は倒さなきゃやばいかも」

提督「放っておいた結果が……なんてことにはしたくないしな」

↓2

713: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 21:37:58.62 ID:d61ChulYO
霞に二度と秘書艦はやらせないとガチっぽく嘘をつく

714: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 22:22:32.79 ID:4hpPplNxo
―秘書官室―

提督「霞、秘書官解任だ」

霞「……」

提督「お前は厳しすぎる。どうやら、俺との相性には合わないようだ」

霞「……へぇ、じゃあ、代わりの子はもちろん見つけてあるのよね」

提督「そ、それはこれから探す」

霞「そんなことで、先行きは大丈夫なのかしらね」

提督「ぐう……そういうところが嫌いなんだ! お前には二度と秘書官はさせんぞ!」

霞「目の前に積もる仕事量を見て、秘書官解任に悲しむ人がいるのかしらね」

提督「口が達者なやつめ……」

霞「事実を言ってるまでよ」

715: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 22:24:14.20 ID:4hpPplNxo
提督「じゃあ、二度と秘書官なんてしなくてもいいと?」

霞「まあ、しなくてすむなら、それに越したことはないんじゃないかしら」

提督「く、くそうっ! 冗談で言っていたのに、ここまで口で叩きのめされるなんて!」

霞「そんなの最初から分かっていたわよ、まったく」

提督「へ?」

霞「この仕事量にすぐ対応できる人がこの鎮守府にいるわけないでしょう。あんたはカスでも無能じゃないんだから、何も考えずに秘書官を降ろしたりなんてしない」

提督「か、霞……」

霞「カス提督、そういう冗談も大概にしなさい」

提督「イエス、マム!」

霞(仮に私が必要なくなったとしても、それだけ提督も育ってるってことだから、心配はあっても悲観はないわよ)

716: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 22:24:45.17 ID:4hpPplNxo
―執務室―

提督「これだから秘書官は変えられない。よくできた奴だよまったく」

提督「これからも、おんぶに抱っこさせてもらうつもりでいるからな!」

↓2

718: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/04(土) 22:26:17.05 ID:zjEHx6+v0
金剛をお姫様抱っこしているところを榛名に見られる

720: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/05(日) 01:44:54.69 ID:jExZ5BE1o
―金剛型の部屋―

比叡「ついに女優のお仕事なんですよ」

提督「B級確定」

比叡「ひどいですね!」

金剛「ラブロマンスですカー。いいですネー」

霧島「司令とのラブロマンスとかしてみたいんですね」

提督「おい」

霧島「冗談ですよ」

金剛「そうデース。私もこんなラブロマンスがしてみたいデース!」

721: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/05(日) 01:45:23.40 ID:jExZ5BE1o
提督「金剛にそういう冗談は通じないんだぞ……」

霧島「なにかすみません……」

比叡「映画のシーンには、お姫様抱っこしてさらう場面もありますね」

提督「あっ、馬鹿、燃料を投下するな」

金剛「それデース! 提督ぅ!」

提督「あー、はいはい、しょうがないからこっちこい」

ガチャ

榛名「すみません、少々お片づけに手間取ってしまって……」

722: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/05(日) 01:45:55.01 ID:jExZ5BE1o
提督「ほれ、金剛」グッ

金剛「ありがとデース!」

榛名「……」

霧島「あっ、榛名」

榛名「ええと……」

比叡「提督、比叡がしてあげようと思ったんですけど!」

提督「え、ねだったのは金剛だろ」

榛名「……いつものみたいですね」

霧島(その通りなんだけど、羨ましそうな顔するのは変わらないのね)

723: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/05(日) 01:46:23.05 ID:jExZ5BE1o
―執務室―

提督「金剛は相変わらず子供みたいなやつなんだから」

提督「あそこの姉妹も、阿賀野型みたいに不和がなさそうでいいな。何もなければの話だが」

↓2

725: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/05(日) 01:52:42.08 ID:JIL7tgnso
睦月型と一緒にフットサル

727: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/05(日) 23:04:37.56 ID:jExZ5BE1o
―庭―

提督「フットサル開始だ!」

長月「気のせいか、突然始まったような気がするのだが」

菊月「事実突然だ」

皐月「フットサルって、サッカーみたいなものだよね!」

如月「うふふ、司令官にいいとこ見せちゃう」


皐月「みんなー、頑張ろー」

文月「頑張るよ~」

卯月「頑張るぴょん!」

弥生(これ、絶対勝てないチーム分けだと思うけど……)

三日月(仮に司令官がいなくても、勝つには厳しいかと……)

728: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/05(日) 23:05:03.61 ID:jExZ5BE1o
~試合開始~

提督「というわけで、開幕シュート!」ドゥン

三日月「ひっ!?」パシッ

提督「正面だったか、運がいいな」

三日月(お願いしますから、無事に終わりますように……)

三日月「ええと、パスコースは……」

睦月「こっちこっち! 睦月に任せて!」

皐月「おっと、ここから先は行かせないよ!」

卯月「こっちぴょん!」

長月「悪いが、コースはさえぎらせてもらう」

弥生「……」ジリッ

菊月「……」ジリッ

729: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/05(日) 23:05:33.94 ID:jExZ5BE1o
三日月「ど、どこも防がれてる……」

如月「早く蹴らないと、ボール奪っちゃうわよ~」

三日月「うっ……お、お願い!」

文月「ふわぁ、文月、頑張るよぉ~」パシッ トテトテ

提督「ふっふっふ、この俺の壁を抜けれるかな?」

文月「ええーい」ポンッ

提督「どうした、ゴールとはあらぬ方向に蹴って……」

望月「ほいっ」ケリッ パサッ

睦月「やったぁー! ゴールだ!」

提督「もっちー、いたんだな」

望月「チーム振り分けたのはそっちだろー」

730: 今日はこれだけ 2014/10/05(日) 23:06:14.85 ID:jExZ5BE1o
―執務室―

提督「とか何とかやりつつ、予想通りこっちの圧勝で終わった」

提督「具体的には某33-4並に」

↓2

733: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/05(日) 23:07:32.43 ID:cy4cn/Io0
榛名がヤンデレになった夢をみる

738: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 23:26:48.33 ID:b5NsmJS4o
榛名「……提督」

提督「は、榛名……どうしてしまったんだ……」

榛名「お姉さまが悪いんです。榛名の提督に色目を使って、あまつさえ結婚まで致すなんて」

提督「金剛は色目を使われたわけじゃない。そのくらい、榛名も分かっていることだろう……?」

榛名「いいえわかりません。金剛お姉さまは提督を誘惑しました。だから、ちょっとお灸をすえてあげただけです」

提督「お灸……」

榛名「戦いは出来なくなったかもですけど……まあ、提督を誘惑した罪として受け入れていただくほかありませんね」

提督「榛名、もしかして……」

739: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 23:27:15.98 ID:b5NsmJS4o
榛名「提督」

提督「っ」ビクッ

榛名「分かっていますよね。榛名を受け入れてくださいますよね」

提督「そ、それは……」

榛名「提督、あまり悲しいことを言わないでくださいね。あまり悲しくなると榛名、お姉さま方にやり過ぎてしまうかもしれませんから……」

提督「……分かった」

榛名「ふふっ♪ 提督ならそう言ってくれると思いました」

提督「だから、もう他に手を出すなんてこと、しないでくれるよな?」

榛名「もちろんです。榛名は提督と居られるのなら、十分なんですから――」

740: 今日はこれだけ 2014/10/06(月) 23:27:52.91 ID:b5NsmJS4o
~~~~~~~~

提督「……なんだか、前にもあったような気がする夢を見てしまった」

提督「金剛と関係が深まるとか、榛名が迫ってくるとか、現実味のない夢だけどな。ははは」

下2

631: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 20:17:37.04 ID:7tDfQ7Y4O
金剛の寝ている所に潜り込んで添い寝
そのまま金剛が起きるまで熟睡

746: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 19:40:19.60 ID:LRUPimFTo
―金剛型の部屋―

提督「金剛ー」ガチャ

金剛「zz……」

提督「って、寝てるのか。他の奴もいないみたいだし、タイミング悪かったな……」

提督「ふわぁ……変な夢見たせいで、ちょっと眠いな…………」

提督「……」


~数十分後~

榛名「お姉さまはまだ寝てるのでしょうか……?」ガチャ

金剛「zz……」
提督「zzz……」

榛名「」

747: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 19:41:03.61 ID:LRUPimFTo
榛名(い、一体なぜお二人が同じ布団に入っておられるのでしょうか。榛名のいない間に、もしかして……)

提督「うぅん……こ、こんごー……くっつくなー……zz」

榛名「……提督ですからね。余計な勘繰りでしたね」

榛名(榛名も、提督のお隣に……はっ、榛名は何て考えを……ですけど、ちょっとだけ――)


~~~~~~~~

金剛「……提督と榛名が隣にいマース。これは……」

金剛「……」

金剛「シークレットシチュエーションネー! もう一眠りするデース!」


霧島(今部屋に入れる雰囲気では無さそうですね……もうちょっと時間つぶしてきましょう)

748: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 20:14:38.27 ID:LRUPimFTo
―執務室―

提督「熟睡してしまった。用件言うのも忘れてた」

提督「……ま、金剛も榛名も何故か嬉しそうだったし、別にいいか」

下2

750: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 20:18:05.96 ID:odKtPCKwO
限界まで加賀さんをナデナデ

751: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 21:12:20.21 ID:LRUPimFTo
加賀「――報告は以上です」

提督「ご苦労。ゆっくり休養をとってくれ」

加賀「はい」

提督「……ちょっと待った」

加賀「なんですか?」

提督「いろいろとな、まあ赤城とかに言われて考えてみたわけだ」

加賀「はあ……」

提督「お前が調子が悪かったのは、五航戦みたいにしてなかったからだろ」

加賀(これは、もしかして出撃が増えるチャンスでしょうか)

752: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 21:12:53.94 ID:LRUPimFTo
提督「だからな、こっちこい」

加賀「……」ワクワク

提督「ほれ」ナデナデ

加賀「……」

提督「こうして撫でると翔鶴とか喜ぶんだよなぁ」ナデナデ

加賀「……」ゴゴゴゴ

提督「……間違えたみたいだな。すまんかった」

加賀「次やったら動画にとって青葉さんに渡しますから」

バタン

753: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 21:13:22.04 ID:LRUPimFTo
提督「……どちらかというと、期待を裏切られたことに対する怒りだった」

提督「今度から早まった考えをしないようにしよう……」

下2

755: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 21:17:23.60 ID:xOtMJplHo
なかちゃんとダンレボ

756: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 21:47:56.39 ID:LRUPimFTo
―トレーニング場―

提督「ダンレボするぞ」

那珂「だんれぼ?」

提督「ダンスダンスレボリューションの略だ。もちろん、マットもちゃんと用意してきた」

那珂「あ、那珂ちゃんやったことあるよ。ゲームセンターによくあるんだよね」

提督「ならば説明はしなくていいな。これで勝負をするぞ」

那珂「いいの? 那珂ちゃん負けないよー」

提督「アイドルの那珂ちゃんだもんな。俺も本気で行くから」

那珂「普段事務仕事の提督に、那珂ちゃんが負けるはずなんてないんだから」

提督「じゃあ、曲は……パラノイアの鬼でいくぞ」

那珂「あ、それ那珂ちゃん初めて」

提督「そうなのか? じゃあ、一回譜面を見てからにするか」

那珂「うん」

757: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 21:48:40.00 ID:LRUPimFTo
~~♪

提督「……うん、いつみてもなかなかの鬼畜さだ」

那珂(な、なかなか!? これどう見ても常人が出来るとは思えないんだけど!?)

提督「どうした那珂ちゃん。アイドルとは思えない顔つきになって」

那珂「て、提督は出来るの?」

提督「やっぱ初見じゃ苦しいか。ちょっとやって見せるな」

~~♪

那珂「……!」

那珂(な、何あの足捌き! 小刻みにビートを刻み、ドラムロールのように細かいテンポで動かし続けている! ……那珂ちゃんの提督、人間じゃなかったよ……)

提督「……ふぅ、やっぱ難しいな。あれ、どうした那珂ちゃん。そんな比叡の料理を見たような顔して」

758: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 21:49:07.97 ID:LRUPimFTo
―執務室―

提督「那珂ちゃんに丁重にお断りされてしまった。なぜだ」

提督「……いや、もしかしたら、隠れて秘密特訓でもするのかもしれない。初見だったし」

提督「俺も負けていられないな」

下2

760: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 21:53:48.24 ID:QBM3G9wqo
タ級に恋歌を書いて送る

761: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 22:45:25.19 ID:LRUPimFTo
提督「わびぬると もの思ふことと 知りなれば 恋ぞつもりて 憂きものなり」

提督「……」

提督「……やばい、なんとなく和歌が作りたくなって作ったはいいものの、これどうしよう」

提督「放っておくと、誰かに見られそうだし……捨てても誰かに見られそうだし……そうだ!」


―母港―

提督「海に流そう。そうだなぁ……どうせならタ級へとか、書いておこう」

提督「届くわけないだろうけどな。はっはっは」

762: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 22:45:53.41 ID:LRUPimFTo
―ジャム島―

タ級「王子様から手紙が届いたわ!」

ル級「……いや、海に手紙が届くわけないだろう」

タ級「届いたのよ!」

ル級「恋し過ぎて頭がどうかなったのか? 病院、一緒に行ってやろうか」

タ級「もう! そういうのじゃないっ! ほら、みなさい」

ル級「瓶? タ級へ……で、これがどう見たら王子様とやらの物なんだ?」

タ級「匂いがするじゃない。分からないの?」

ル級(こいつは犬か何かなのか)

タ級「ふふっ、なんて書いてあるかわからなかったけど、もうこれだけで一年は生きていけるわ!」

ル級(羨ましいくらい幸せな奴だな……)

763: 今日はここまで 2014/10/07(火) 22:46:25.57 ID:LRUPimFTo
―執務室―

提督「さすがに海に流せばみられることは無いだろう」

提督「見られたくないなら、そもそも書かなきゃいいんだけどな!」

下2

765: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 22:49:39.16 ID:jwLPAcfQo
あきつ丸とポッキーゲーム

768: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:45:50.09 ID:GcnPeD5Vo
提督「あきつ丸、ここにポッキーがある」

あきつ丸「そうでありますね」

提督「ポッキーゲームをしよう」

あきつ丸「……」

提督(あ、やばい。雑誌で見てやってみたかっただけだけど、これ通報パターン)

あきつ丸「ポッキーゲームとやらはなんでありますか?」

提督「あ、そっちか。セーフ」

あきつ丸「?」

提督「聞くよりやってみた方が早い。ポッキーのそっち側を咥えてくれ」

あきつ丸「分かりました。はむっ」

769: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:47:48.12 ID:GcnPeD5Vo
提督「では、失礼して……」スッ

あきつ丸「!?」

あきつ丸(て、提督殿!? 顔が、顔が近いであります!)

提督「んー……」

あきつ丸「!?!?」

提督「……ポキッ」

あきつ丸「ムグムグ……て、提督殿?」

提督「これ、このままいったらキス一直線じゃないか。度胸試しみたいのものかもしれないけど、危ないな」

あきつ丸「は、はあ……」

提督「時間を貰って悪かったな」

あきつ丸「では、失礼したのであります……」

あきつ丸(あれだけ顔を近づけられて何もなしでは、逆に少しショックで……わわわ、自分は何を思っているでありますか!)

バタン

770: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:48:15.15 ID:GcnPeD5Vo
提督「あきつ丸の様子もおかしかったな……」

提督「ううん、男女込みで楽しめるゲームと書いてあったから買ってみたけど、あんまりよろしくないみたいだ」

下2

772: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:53:54.90 ID:smYO4w1lo
利根 赤城 榛名と上毛かるたをしてみる

773: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 22:09:54.19 ID:GcnPeD5Vo
―談話室―

提督「カルタをしよう」

利根「吾輩らを集めたかと思えば、いきなりなんじゃ」

赤城「カルタって、百人一首のアレですか?」

提督「いや、一部の間で買われている上毛かるただ」

榛名「上毛……といえば、群馬県のカルタですよね」

提督「さすが榛名だ。よく知っている」

利根「……ふむ、つまりいつものじゃないのじゃな。わかった」

提督「じゃあ、適当にバラバラにして始めるぞー」

774: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 22:10:21.45 ID:GcnPeD5Vo
~~~~

提督「利根は坂東一の川」

赤城「はいっ」パシッ

利根「……坂東一ってなんじゃ?」

提督「坂東ってのは東の国の総称だ。ていうか利根。自分の名前の札くらいとれよ」


提督「裾野は長し赤城山」

利根「これじゃ!」パシッ
赤城「あっ」

提督「山麓が緩やかって事だ。次行くぞー」

赤城「すみません、私のとき雑じゃないですか」

775: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 22:10:52.57 ID:GcnPeD5Vo
提督「登る榛名のキャンプ村」

榛名「これですね。榛名湖にはキャンプ場がありましたね」

提督「よく見てるな。二人は……まあ、いつものことか」

利根「坂東なんて知らなくてもおかしくないわ」

赤城「というより、私は札とられただけで何も言ってないんですが」

提督「ちなみにさっきので最後だ。三人はどれくらい取ったんだ?」

榛名「半分くらい榛名が取ってますよ」

利根「いきなり吾輩の名前が呼ばれて動揺したせいじゃ」

赤城「私なんてスルーされたんですが……」

提督「責めるように流し眼をするな。今度また再戦させてやるから」

利根「ふん、絶対じゃぞ!」

776: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 22:11:20.11 ID:GcnPeD5Vo
―執務室―

提督「自分の名前が入っているカルタとか、あるとは思わないよな。動揺するのは無理もない」

提督「だが言い訳にはならない。榛名が最後まで残ったのは運がいいのかもしれないが」

下2

778: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 22:18:27.33 ID:Ju07JHyvO
不知火とポーカー

780: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 23:07:14.55 ID:GcnPeD5Vo
―談話室―

提督「……スリーカード」

不知火「フラッシュです」

提督「あー、強い……というか、ゆさぶり効かないんだよなぁ」

不知火「いつゆさぶってきたんですか」

提督「え、さっきからずっとしてたじゃないか」

不知火「はい?」

提督「不知火だけに、ゆさぶりなんてしらぬ(い)ってことか」

不知火「……次、本気で行きますから」

提督(よし、ゆさぶり成功)

781: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 23:08:00.63 ID:GcnPeD5Vo
不知火「ほら、早く引いてください」

提督「……五枚チェンジ」

不知火「一枚チェンジです」

提督(五枚チェンジした後に一枚チェンジ、気のお強いことで。だが、本当は弱い手札なんだろ)

提督「このまま勝負だ!」

不知火「フラッシュです」

提督「……ワンペア」

不知火「それで、いつゆさぶってきたんでしょうか」

提督「俺がゆさぶりに引っかかりました……」

不知火「なぜ何もしかけてないのに引っかかるんですか」

782: 今日はここまで 2014/10/08(水) 23:08:38.39 ID:GcnPeD5Vo
―執務室―

提督「そんなわけで、間宮アイスに伊良湖最中をつけるか否かけて勝負した」

提督「結果は惨敗である。最近運が全くない気がするんだけど……雪風に少しくらい分けてもらえないかな」

下2

784: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/08(水) 23:17:16.07 ID:NPz9A1ND0
五航戦とジェンガで勝負

786: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/09(木) 23:20:09.46 ID:LQO1i2mMo
―翔鶴型の部屋―

提督「ジェンガを持ってきた」

翔鶴「はあ、ジェンガですか」

瑞鶴「なんでまた?」

提督「前回扶桑とやったんだが、不幸な事が起こって一巡で勝ってしまったんだ」

瑞鶴「何があったらそんなに早くに終わるのよ……」

提督「不幸な事故があったらな……それで、やってくれるか?」

翔鶴「はい、いいですよ」

瑞鶴「翔鶴姉、本当にするの?」

翔鶴「普通に遊ぶことって少ないじゃない」

瑞鶴(翔鶴姉にとっては、今までの提督さんの行動は普通じゃないのね)

787: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/09(木) 23:20:35.84 ID:LQO1i2mMo
提督「じゃあ、早速始めよう。まずは俺から」スッ

翔鶴「提督、きれいに抜きますね」スッ

瑞鶴「翔鶴姉だって」カチャ

提督「さすがに一回は周るか」スッ

翔鶴「ちなみに不幸な事故とはなんですか?」

提督「ん? 急に山城が来て、倒しちゃったというだけだ」

翔鶴「そうですか。それはまた、不幸な事故ですね」スッ

ガチャ

加賀「提督、ここにきているの聞いたのですけど」

ガシャーン

788: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/09(木) 23:21:07.80 ID:LQO1i2mMo
提督「……翔鶴、不幸な事故だ」

翔鶴「私も、仲間入りですかね」

瑞鶴「だ、大丈夫、翔鶴姉! 私がいるんだから」

翔鶴「ふふ、瑞鶴は良いわね……私と違って運が高くて……」

瑞鶴「ちょ、ちょっと翔鶴姉!? 提督さん、なんとかしてよ!」

提督「なんとかと言われても……」

翔鶴「うふふふ……」

提督「……扶桑型の部屋に案内するか?」

瑞鶴「ちょっと、提督さん!?」

加賀(一体何が起こってるのかしら……)

789: 今日はこれだけ 2014/10/09(木) 23:23:30.14 ID:LQO1i2mMo
―執務室―

提督「暗黒に身を落とす翔鶴だった……」

提督「ちなみに加賀の用事は次回の出撃に関することだった。こっちはこっちで戦闘狂にでもなるのだろうか」

下2

791: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/09(木) 23:25:31.77 ID:Wvbi5WqLO
翔鶴を1日「翔鶴ねぇ」と呼ぶ

793: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/10(金) 22:24:47.03 ID:u2Xwiw32o
―廊下―

翔鶴「はぁ……」

提督「何だ翔鶴、まだ機嫌治してないのか」

翔鶴「いえ、そういう訳ではないんですが……」

提督「……よし、翔鶴の気分転換に付き合ってやろう」

翔鶴「気分転換ですか?」

提督「ゴホン。翔鶴ねぇ、機嫌を直すんだ」

翔鶴「えっ?」

提督「どうした翔鶴ねぇ、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして」

翔鶴「ね、ねぇって、瑞鶴のマネですか?」

794: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/10(金) 22:25:15.09 ID:u2Xwiw32o
提督「世の中には目上の人と見られることで喜びを覚えるものもいるらしい」

翔鶴「それと姉と呼ぶのにどういう繋がりが?」

提督「気分が変わるだろ?」

翔鶴「お気持ちは嬉しいのですけど、提督からそう言われても、あまり喜びはありませんが……」

提督「んー、まあそういう人もいるか」

翔鶴(喜びを覚える人の方が少数だと思うんですけど)

提督「でもまあ、ついでだから今日はずっと翔鶴ねぇと呼ぶことにする」

翔鶴「何のついでですか……」

795: 今日もこれだけ 2014/10/10(金) 22:25:51.06 ID:u2Xwiw32o
―執務室―

提督「瑞鶴に見られて変な目をされるところまでテンプレ」

提督「何、翔鶴もため息交じりに笑みを浮かべてたから、無駄ではなかった」

下2

783: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 23:17:00.17 ID:20kDUCa2O
あきつ丸にこの前のお詫び的な感じで食事に誘う

799: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 00:59:07.89 ID:6JP5i0HWo
―食堂―

提督「ちょっと前は突然驚かせて悪かったな。俺もどんなのか試してみたかったんだ」

あきつ丸「それで食事に誘ったのでありますか?」

提督「そういうことだ」

あきつ丸「それでしたら、気になさらずともよかったのでありますが」

提督「そこはまあ、円滑なコミュニケーションや、たまには一緒の時を過ごすためとかな」

あきつ丸「同じ釜の飯を食べる仲でありますか」

提督「そういうことだ」

あきつ丸「ですが、同じ釜の飯を食べる仲というのは、すでに果たされてることであります」

提督「そういう、自分で言ったことを撤回するような言い方、俺はあんまり好きじゃないな」

あきつ丸「申し訳ない、であります」

800: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 00:59:50.21 ID:6JP5i0HWo
提督「さて、あきつ丸は何を食べる?」

あきつ丸「カレーがいいであります」

提督「ふーん、今日のカレー当番はまるゆか」

あきつ丸「まるゆ? はて……」

提督「そろそろ覚えてやれよ……」

あきつ丸「冗談でありますよ」

提督「あきつ丸も冗談を言うんだな」

あきつ丸「最近、ここの艦隊に感化されてきているでありますよ」

801: 今日もこれだけで 2014/10/12(日) 01:00:54.29 ID:6JP5i0HWo
―執務室―

提督「食事をしているときは気も緩む。あきつ丸が冗談を言うのは初めて見た」

提督「これが食事効果か……!」

↓2

803: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/12(日) 01:09:10.34 ID:C7XZRNkD0
潜水艦娘達を水族館に連れていく

804: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 16:19:03.81 ID:6JP5i0HWo
―水族館―

提督「水族館に来てみた」

168「へー、いろんな魚がいるわねー」

58「あっ、見たことない魚がいるでち!」

19「珍しいのー!」

8「外海にしかでない魚もいるからね。当然と言えば当然」

401「そんな魚を見てると、こっちまでそこにいるみたいに思えてくるよ」

まるゆ「わっ、これが深海魚ですか。かわいいですねー」

805: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 16:19:38.00 ID:6JP5i0HWo
提督「……なんでみんな深海魚の方に集まってるんだ? イルカとかみないのか?」

168「イルカとかは普通に見れるし」

8「見るなら、潜ることのできない深度の魚が面白いです」

提督「ああ、そう……俺はペンギンでも見てくる」

58(動物園に行った時もペンギン見てたって聞いたでち)

401(提督も人のこと言えないよね)

19「あっ、イクも行くのー」

806: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 16:20:04.82 ID:6JP5i0HWo
~~~~

「はーい、イルカさんの三回転ジャンプですよー!」


19「すごーい!」
58「すごいでちー!」

提督「でもイルカショーは見るんだな」

168「水族館に来てみない方がもったいないわよ」

提督「それはわかってるんだけどな」

まるゆ「イルカかわいいですねー。あっ」

バシャァ

提督「どうせなら濡れない所に座りたかった」

168「私たちは濡れても問題ないから」

8「後ろの方に座っててもよかったんですよ」

提督「一応保護者の役割考えたらな」

807: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 16:21:03.01 ID:6JP5i0HWo
―執務室―

提督「みんな楽しそうでよかった」

提督「海に潜れるとはいえ、わざわざ魚を見るなんてこともないだろうし、場所は悪くなかったんじゃないかと」

↓2

809: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 16:26:24.96 ID:RHTwNRVro
乱れた瑞鶴の髪を梳かして結びなおす

811: >>810 大鯨は一応水上艦&ここでは改装済み 2014/10/12(日) 17:38:57.23 ID:6JP5i0HWo
瑞鶴「――被害は以上で、報告書はこれよ」

提督「ふむ、被害は翔鶴が大破しただけだったよな」

瑞鶴「そうだけど?」

提督「では、なぜ瑞鶴の髪はそんなに乱れているんだ?」

瑞鶴「嘘っ!?」

提督「いや、ほんとほんと」

瑞鶴「ええー……提督さん、手鏡か何かない?」

提督「ちょっと待ってろ」スッ

瑞鶴「……いやいや、なんで私の髪に触れるの?」

提督「整えてやろうかと」

812: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 17:40:14.03 ID:6JP5i0HWo
瑞鶴「い、いいわよ、提督さん」

提督「遠慮しなくてもいい。ほら、動くな」

瑞鶴「うぅぅ……」

瑞鶴(い、嫌じゃないんだけど、なんだか恥ずかしい……)

提督「瑞鶴の髪型は比較的直しやすいな」スッ

瑞鶴「……」

提督「どうした、瑞鶴」

瑞鶴「提督さんは、いつも通りよね」

提督「はあ? ……まあ、なんだっていいが。ほら、終わったぞ」

瑞鶴「ありがと、提督さん」

バタン

813: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 17:40:43.53 ID:6JP5i0HWo
提督「ううん、機嫌が悪くなった感じではないけど、気が抜けた感じ?」

提督「緊張される方がやりにくいんだけど、なんでいきなり緊張を解いたんだろうな」

↓2

815: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 17:44:52.00 ID:+YpVQaKbo
朝潮型と遊園地にでも

816: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 18:44:19.45 ID:6JP5i0HWo
―遊園地―

提督「遊園地に来た。のはいいんだけど」

霞「はぁ……こんなところで遊んでいる暇なんてあるのかしらね」

満潮「休養なら、司令官が来る必要はないと思うんだけど」

提督「朝潮型ってこいつらもいるんだよなぁ……」

朝潮「司令官、一緒にジェットコースター乗りませんか?」

荒潮「コーヒーカップもいいわよ」

霰「メリーゴーランド……」

大潮「お化け屋敷に行ってみたいです!」

817: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 18:44:46.58 ID:6JP5i0HWo
提督「お前ら……そうだな、こいつらだっているんだ」

霞「ま、お邪魔になりそうだから私は行かせてもらうわ」

満潮「私もそうする」

提督「迷子になるなよ」

霞「それ、私に言ってるの?」

提督「……満潮ー」

満潮「ふん、自分に絶対の自信があるようね」

提督「迷子にならないように気を付けます」

朝潮(司令官は満潮と霞に弱いです)

818: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 18:45:51.20 ID:6JP5i0HWo
~ダイジェスト~

提督「ジェットコースターだ!」

朝潮「し、司令官、ドキドキしますね」

提督(この先に見える五回転にねじれ、急カーブとか見てドキドキだけで済むのか……)


荒潮「こういうのもいいわね~」

提督「よし、酔って吐くまで回転させよう」

荒潮「提督、情緒をなくすようなことをすれば……」

提督「ごめんなさい」

819: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 18:46:48.91 ID:6JP5i0HWo
霰「これ、いい……」

提督「見事子供向けって感じだけどな」

霰「楽しくない?」

提督「たまにはいいものだと思いました」


大潮「こ、こわいですね! でも我慢すれば大丈夫です!」

提督「前に暁型と来たときはもっと怖そうにしてたけど……さすがに大潮か」

大潮「駆逐艦大潮ですから!」

提督「意味わからないけど、ちょっと納得」

820: (長くなりそうなので)土産シーンはカット 2014/10/12(日) 18:49:06.00 ID:6JP5i0HWo
―執務室―

提督「帰りに何もないのはちょっとアレなので、満潮と霞に土産を渡した」

提督「喜んでいるのかは微妙だったけど」

↓2

808: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 16:26:19.57 ID:BlFmVCHRO
第六駆逐隊とプリキュアの映画を見に行く

823: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 21:29:08.95 ID:6JP5i0HWo
―映画館―

響「今度は映画みたいだけど、何を見るんだい?」

雷「司令官が選んだものなら何でもいいわよ」

提督「そうだなぁ、宇宙戦艦ヤマトとか……」

暁「……」ジー

提督「……暁?」

暁「はっ、な、何も見てないわよ!」

提督「……よしわかった。プリキュアを見よう!」」

雷「プリキュア?」

電「司令官さん、子供みたいなのです」

響(電のことだから、子供みたい以上の言葉を吐くかと思った)

暁「司令官が見たいなら、しょうがないわね!」

824: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 21:29:41.63 ID:6JP5i0HWo
~上映中~

提督(この子も前向きになったし、そろそろ終盤かな……さて、四人の様子は)

暁「……」

提督(うわ、暁すごい真剣にみてる)

電「わぁ……」

提督(電は見る前とうって変わって、すごく楽しそうに見てる)

雷「ガンバレー……」

提督(雷は小さな声で応援してる。かわいい)

響「……」

提督(響が無表情なんだけど……お気に召さなかったか……)

825: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 21:30:29.39 ID:6JP5i0HWo
~上映後~

暁「はぁ~面白かった~」

提督「暁凄く真剣にみてたしな」

暁「もちろんよ。言っときはどうなることかと思ってはらはらしたけど、ちゃんとプリキュアらしく……はっ!」

提督「ふんふん、プリキュアらしくね」

暁「プリキュアなんて、ど、どうでもいいわよ!」

雷「でも面白かったわ!」

電「全体的には面白かったのです。でも、最後のオチは現実味があってもとは思うのです」

響「題材がよかっただけに、どうにも子供向けに感じたよ」

提督「ほら、子供向けだから……」

暁「こ、こどもむけ……」

提督(しまった、暁がショックを受けてしまった)

826: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 21:31:17.11 ID:6JP5i0HWo
―執務室―

提督「何とか気を取り持たせつつ帰ってきた」

提督「個人的には話も作画もよかったと思う。曲の使い方もうまかった」

提督「……って、そんなことはいいか」

↓2

828: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 21:38:32.55 ID:IBKuUgYbo
扶桑姉妹と食事

829: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 22:50:20.74 ID:6JP5i0HWo
―食堂―

提督「食事という名の駄弁りタイム」

扶桑「今日は和食がおいしそうよ、山城」

山城「そうですね姉様。私は和食にいたします」

提督「じゃあ俺も和食にしようかな」

山城「早く取りに行きましょう姉さま」

扶桑「え、山城……?」

提督「……」

830: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 22:50:50.40 ID:6JP5i0HWo
~~~~~~~~

扶桑「ええと、おまたせしました」

提督「二人そろって無視とは」

扶桑「そ、そういうつもりでは……すみません」

山城「私と姉さまの時間を邪魔させるものですか」

提督「扶桑に不幸を味あわせたくせに?」

山城「あ、あれは事故です!」

扶桑「二人とも、まずはご飯を食べませんか?」

提督「……一時休戦だ」

山城「そうしましょう」

扶桑(山城、なんだかんだ言って一緒に食事はとってもいいのね)

831: 今日はここまで 2014/10/12(日) 22:52:52.71 ID:6JP5i0HWo
―執務室―

提督「そういえば、山城が難色を示したのは、俺と食事をとることではなかっただろうyか」

提督「……ふっ、山城ってば抜けてるなぁ」

↓2

833: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 23:19:16.65 ID:yF/lm1aYo
一航戦、二航戦、五航戦に好きなだけご飯を奢る

834: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 01:00:36.57 ID:hw77DRMIo
―ファミレス―

提督「翔鶴、瑞鶴、今日は奢ってやるから好きに食べろ」

瑞鶴「本当にいいの?」

提督「ふん、男に二言はない」

提督(今日は翔鶴の気を使う名目もあるし)

翔鶴「では、お言葉に……あら?」

加賀「……」

赤城「あ、提督。奇遇ですね」

飛龍「ついでだし相席しない? あ、三人がよかったらね」

蒼龍「あ、いいですね」

提督「二人とも、大丈夫か?」

瑞鶴「断る理由はないわ」

翔鶴「私もです」

835: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 01:01:05.25 ID:hw77DRMIo
提督「じゃあ、お言葉に甘えて」

飛龍「ところで、さっき聞こえたけど、奢ってくれるって」

提督「飛龍……もしかして相席したのって、それ狙ってたのか」

飛龍「なんのことかしらー?」

加賀(三人でいるということは、やはり提督は五航戦に)

赤城(加賀さん、また何か悩んでいるみたいですね……)

蒼龍(一航戦の二人がなぜか静かなんだけど)

瑞鶴(頷いたのはいいけど、なぜか急に暗くなったんだけど)

提督(なんか暗いけどどうしたんだろうか)

836: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 01:02:01.22 ID:hw77DRMIo
~数十分後~

提督「……お前ら、なんかいつも以上に頼まないな。いや、こっちとしてはうれしいんだけど」

飛龍「え? パフェ三つ目だけど少ないの?」

提督「飛龍、お前は食べ過ぎ。ほら、ほかの五人」

加賀(慎ましやかなところ……いえ、それも違うわね)

瑞鶴(すごいみられてる気がする……)

翔鶴(居たたまれないです……)

赤城(五航戦の二人をじっと見てるんですけど、二人がいづらそうにしているので、やめるよう進言するべきでしょうか……?)

蒼龍(ううん……食欲がわかない)

提督「……こいつらの仲って、もうちょっとマシになってなかったか?」

飛龍「また何かあったんじゃない?」

837: 今日はこれだけ 2014/10/14(火) 01:02:39.54 ID:hw77DRMIo
―執務室―

提督「安く済んだけど、ある意味高くついたような気がする」

提督「あの空気のまま別れるとか、飛龍以外やりづらそうにしてたし……」

↓2

839: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 01:18:47.17 ID:FNsKBEbh0
三航戦にその事を相談する

842: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 16:51:07.88 ID:hw77DRMIo
―鳳翔の店―

提督「――そんなわけで、空母たちの空気が悪い」

瑞鳳「そうなんですか? 私たちはそうでもないんですけど」

提督「厳密には加賀の五航戦を見る目がヤバい。ストーカーみたいな観察の仕方してるし」

鳳翔「それは……大変ですね」

千代田「好きなんじゃないの?」

提督「千代田が千歳を見る目と違って、なんか嫉妬するような視線だった」

千歳「そこまでわかってて、原因が分からないんですか?」

提督「ずっと調子が悪いからだと思っていたんだが、ここまでくるとなぁ、さっぱりわからない」

瑞鶴「私もにらまれるような覚えはないのよね」

瑞鳳「なんででしょうかね……」

843: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 16:51:38.35 ID:hw77DRMIo
提督「いっそ長期休養を与えてもいいかもしれない。田舎とかに行って心を洗ってもらうとか」

鳳翔「ですけど、根本的な解決にはなりませんよね……」

千歳「解決するには情報が足りませんね」

瑞鶴「言いたいことがあるなら、言ってくればいいのに」

瑞鳳「加賀さん直接言ってくるタイプですから、何か言えないようなことなんでしょう」

提督「ううん……結局休ませるくらいしか解決策が思い浮かばないのは、歯がゆいものだな」

千歳「提督が問題ならどうとでもできそうなのに」

瑞鳳「むしろ、今回が提督がらみじゃないことの方が驚き」

千代田「あ、それ私も思った」

提督「ちょっと待て、それはどういうことだ」

844: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 16:53:24.94 ID:hw77DRMIo
―執務室―

提督「具体的な解決はできそうにないな」

提督「……いっそ、いつものことで片づけられないかな」

↓2

845: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 17:00:59.75 ID:O7sGQ80UO
加賀に今回のことについてストレートに聞く

847: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 18:51:00.42 ID:hw77DRMIo
加賀「重大な要件と伺いました」

提督「ああ、重大とは言ったが、実際はそれほどでもない。加賀しだいの要件だ」

加賀「それで、本題はいったいどういうものでしょう」

提督「率直に聞く、翔鶴と瑞鶴に対して鋭い視線を送っているのはなぜだ」

加賀「……なるほど、そういうことですか」

提督「空気まで悪くするなら、こちらとしても少し考えなくてはならないからな」

加賀「別に、彼女らとは何もないですよ」

提督「何もないのに視線を送っていたのか?」

加賀「私自身の問題ですから。空気を悪くさせていたのはすみません、以後気を付けるようにします」

848: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 18:55:47.31 ID:hw77DRMIo
提督「なんでなのか、理由は……」

加賀「取り留めもないことです」

提督(加賀の性格からして、ここから素直に答えてくれるとは思えんな)

加賀「要件はそれだけでしょうか」

提督「ああ。言いたくないなら無理強いはしない。だが、相談したくなったらいつでも相談してくれ」

加賀「はい。失礼します」

加賀(鋭い視線を送っていたつもりはないのだけれど……今後から気を付けないと)

バタン

849: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 20:08:54.86 ID:hw77DRMIo
提督「予想はしてたが、正面から聞いても答えないか」

提督「命令、とあれば聞き出せるだろうが、そうまでして聞き出すことじゃないし」

提督「……難しいな」

↓2

832: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/12(日) 23:02:42.35 ID:C7XZRNkD0
鏡の前でジョジョ立ちをしてるところを青葉に見られる

852: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 22:26:35.10 ID:hw77DRMIo
―提督私室・前―

青葉(あれ、司令官の部屋が少し開いてますね)

青葉「……」

青葉(これは見てくださいってことですね。わかってますよ、フリには答えますよ)


提督「……こう、腕を組む感じで……」


青葉(鏡に向かってポーズをつけてますね。これは、ナルシスト特有のかっこいいポーズの練習でしょうか)


提督「体を傾けて……」


青葉(あ、あれ、重力を無視しているような感じに……しかも、手の向きとかちょっと折れているような……)


853: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/14(火) 22:28:29.17 ID:hw77DRMIo


提督「じゃあ、ゴホン……スター――」



青葉()



提督「……なんて、あれ……青葉ぁ!」

青葉「は、はいっ!? 青葉はいったい何を!?」

提督「なんでドアの隙間からこっそりのぞきこんできてるんだ。何か用か?」

青葉「な、なんでもないです! それではっ!」

青葉(突然司令官が目の前に現れたような……き、気のせいですね!)

ダッ

854: 今日はここまで 2014/10/14(火) 22:28:58.89 ID:hw77DRMIo
提督「……なんか見られたっぽいな。やれやれだな、としか言えないけど」

提督「いや、そんな格好つけてる場合じゃないんだけどさ。どうしようもないから放っておくだけだけどさ」

提督「ちょっと真似しただけなのに……あれ晒されたら結構恥ずかしいんだぞ……」

↓2

821: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 18:58:36.41 ID:wQ4uR/P3o
扶桑型におめでとうと言う

857: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 23:40:06.89 ID:7Fwi702io

提督「山城が珍しく俺に相談してきたんだが」

山城「提督、冗談で相談しに来たんじゃないんですよ。聞く気ないなら帰ります」

提督「聞く聞く、聞くから帰らないでくれ」

山城「……最近姉さまが大破続きで戻ってくるのは知っていますよね」

提督「つまり、俺の作戦と指揮がカスなのを直せと」

山城「提督に求めても無駄なことは分かっているつもりです」

提督(いつも通りなんだけど、辛辣……)

山城「かわりに何とかして元気づけてください」

提督「そういうのって、俺に相談する前に山城がすると思ってたんだが」

山城「最近は私の方が無傷で戻ってくることが多いせいで、多分嫌味にしかなりませんから……」

提督「ふうん……よし、任せろ」

858: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 23:41:18.46 ID:7Fwi702io
―母港―

扶桑「はぁ……今日も空が青いわね……」

扶桑(最近戦果が芳しくないわ……私は、ここにいていいのかしら)

山城「いいんです、姉さま」

扶桑「山城?」

山城「姉さまは、ここにいていいんです」

扶桑「でも、私は山城と違って、この艦隊でもドックに入ってばかりだし……」

山城「まずは、自分を好きになってください」

扶桑「自分を?」

859: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 23:41:50.42 ID:7Fwi702io
山城「そうです。扶桑姉さまはこの世に一人でしかいない。そして、その扶桑姉さまを大切に思っている人がいるんです」

扶桑「私を……」

山城「自分に自信を持って、周りの声を聴いてみてください」

扶桑「私は私が嫌い……でも、好きになれるかもしれない」

扶桑「私は、ここにいていいの?」

提督「そうだ、扶桑は扶桑でしかない」

山城「姉さまは姉さまです。ありのままの姉さまが好きなんです」

提督「扶桑は、ここにいたくないのか?」

扶桑「私は……私はここに居たい。私はここにいてもいいのね」

860: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 23:43:47.92 ID:7Fwi702io
ワーワー パチパチ

山城「おめでとう」

伊勢「おめでとう」

日向「おめでとう」

最上「おめでとう」

満潮「おめでとう」

時雨「おめでとう」

長門「めでたいな」

陸奥「おめでとさんね」

球磨「クマー」

大和「おめでとう」

武蔵「おめでとう」

明石「おめでとう」

ビスマルク「おめでとう」

霞「おめでとう」
提督「おめでとう」

扶桑「……ありがとう」

妖精さんにありがとう 深海棲艦にさようなら そして、全ての艦娘達に おめでとう

861: 今日はこれだけ 2014/10/15(水) 23:44:27.74 ID:7Fwi702io
~~~~~~~~

提督「というネタでどうだろうか」

山城「上司がこれとか……不幸だわ……」


扶桑(山城に提督……私のために……私は、ここにいていいのね)



―執務室―

提督「という作戦だったとさ。扶桑は何故か知らないけど元気を取り戻していたらしい」

提督「とりあえずおめでとうとは言っておいた」

下2

863: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 23:44:49.34 ID:wxy903deo
休暇を利用して五航戦と一緒に提督の実家に行く

864: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 00:36:57.55 ID:9YPutArjo
翔鶴「提督、第一艦隊が帰投いたしました」

提督「……」

翔鶴「提督?」

提督「ん? あ、ああ、すまんな。明日取っている休暇の事を考えていた」

翔鶴「どこか行くつもりなんですか?」

提督「実家に帰る予定なんだが……そうだ、翔鶴も来るか?」

翔鶴「……はい?」

提督「瑞鶴も連れてきてもいいぞ。ああ、いやなら構わないんだが」

翔鶴「それでは――」

865: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 00:37:27.50 ID:9YPutArjo
―提督の実家―

提督「鎮守府は秘書官に任せておけば無問題。さーて、久々の休暇だ」

瑞鶴「へぇ、ここが提督さんの出身地……すごい田舎ね」

翔鶴「こら、瑞鶴」

提督「田舎なのは変わりない。そして、ここが俺の家だ」

瑞鶴「結構立派ね」

翔鶴「古き良きといった佇まいですね」

提督「……」

翔鶴(提督の実家に……どうしましょう、どきどきしてきたわ……)

瑞鶴(ここまで来たは良いけど、私たちの事をどうやって紹介するつもりなんだろ)

866: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 00:38:44.32 ID:9YPutArjo
ガラッ

提督「……それで、ここが家の中」

翔鶴「お、お邪魔します!」

瑞鶴「失礼しま……ちょっと、提督さん」

提督「なんだね」

瑞鶴「瑞鶴の目がおかしくなければ、すごく散らかっているような気がするんだけど」

提督「よく分かったな。そして、お前たちはよくぞここまで来てくれた」

瑞鶴「提督さん、もしかして……」

提督「俺の親は今旅行で出かけている。掃除のできない親でな、旅行に行っている間に片づけろときたもんだ。見ての通り、家がそこそこでかい。最悪休暇が全部潰れるかもしれないからな」

翔鶴「その、それって、人手が欲しくて誘ったというわけですか?」

提督「正解」

瑞鶴「……」イラッ

<ダイイチコウゲキブタイ、ハッカン!
<ギャー!

867: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 00:39:12.18 ID:9YPutArjo
~次の日~

提督「爆撃したから余計な仕事が増えたじゃないか」

瑞鶴「ふん」

翔鶴「それでも、殆ど綺麗になりましたね」

提督「主に翔鶴のおかげだ。瑞鶴は爆撃分で微妙だけど」

瑞鶴「人を連れてきておいてその態度?」

提督「さて、休暇は明日までだから、今日は存分に休むとするぞー」

翔鶴「スイカを買って来たので、切りますね」

提督「気が利くな」

瑞鶴「翔鶴姉、私も手伝う」

翔鶴「じゃあ、お皿出しておいてね」

提督「あー……平和だ」

868: 今日もここまで 2014/10/17(金) 00:39:41.50 ID:9YPutArjo
―執務室―

霞「というわけで、これが三日分の仕事よ」

提督「……」

霞「これでも少ない方なんだから、ちゃんと今日中に終わらせなさいよ」

バタン

提督「……はぁ、まだ実家に居たい……」

提督「とりあえず程よく遊ぶことにして、仕事のモチベーションを上げるか」

下2

870: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 01:42:18.84 ID:KIZedxCLo
時雨・夕立・時津風を猫可愛がりする

871: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 23:56:03.29 ID:9YPutArjo
時津風「しれー、呼んだって……」


提督「夕立は可愛いなぁ。もちろん時雨もな」

夕立「えへへ~、ていとくさ~ん」

時雨「う、うーん……」

時津風「……憲兵……いや、秘書官の方を呼ぼっか」

提督「ちょっと待ってくれ時津風」

時津風「なに、ロリコンしれー」

提督「ロリコンじゃない、ちょっと猫可愛がりをしていただけだ」

夕立「夕立、ペットっぽい?」

時雨「僕はそういわれても、あんまり嬉しくないかな……」

872: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 23:56:30.24 ID:9YPutArjo
提督「ペットとして扱ってるんじゃなくて、ペットのように可愛がっているんだ」

時津風「つまり変態だってみとめるんだね」

提督「む、そんな事言うなら可愛がってあげないぞ」

時津風「ふーん、しれーはそれでいいんだ?」

提督「……夕立ー、時津風が虐めるからもっと撫でさせてくれー」ナデナデ

夕立「提督さんの為なら、夕立いくらでも撫でられるっぽい!」

提督「夕立は可愛い事言ってくれるなぁ! 時雨ももっと寄ってきてもいいんだぞ」

時雨「時津風、霞の所に行くんだよね、付き合おうか」

時津風「うん」

提督「ちょっ」

873: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 23:56:58.94 ID:9YPutArjo
~数分後~

霞「提督、あんたの……あら」


提督「時津風もなんだかんだでツンデレだなぁ」

時津風「しれー、ちょっとべたべたしすぎー」

時雨「なんだかんだで、こう収まるんだよね」

夕立「みんなが仲良いなら、夕立はそれでいいっぽい!」


霞「……ま、いいか」

霞(今日中に終える必要のない書類が混ざっていたけど、あの様子なら放っておいてもいいわね)

874: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 23:57:31.45 ID:9YPutArjo
~~~~~~~~

提督「癒され心地のまま仕事を終わらせた。しかし、どう考えても三日分以上あった気がする……」

提督「途中でサボってたからそう思うだけかもしれんが」

提督「しかし、夕立に猫とはこれいかに。いや、どうでもいいけどさ」

下2

876: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/18(土) 00:15:20.41 ID:sByaHjOvo
加賀の見ているところで五航戦と実家の話をする

877: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/18(土) 00:35:42.67 ID:+oqJ64seo
― 一航戦の部屋 ―

提督「実家から土産だ」

赤城「今川焼きですか。ですけど、何故私たちに?」

提督「翔鶴と瑞鶴を連れて行ったんだが、一航戦の先輩方に何かお土産を送りたいといっていたのでな」

赤城「そうですか、二人には感謝しないといけませんね。ね、加賀さん」

加賀「そうね。提督、伝えておいてくれますか」

提督「おう」

赤城「……」ガサガサ パク

加賀「……」モグモグ

提督「……」ズズ

878: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/18(土) 00:38:10.98 ID:+oqJ64seo
赤城「ちょっと待ってください、実家に行ったんですか?」

提督「おい、一個食べてツッコミは遅すぎる」

加賀「提督もゆっくりお茶を啜っていたじゃありませんか」

赤城「提督、それをこの場で言うのはまずかったのでは……」

提督「ん?」

加賀「……なんですか、こっちをみて」

提督「……しまった、加賀に聞かせるのはまずかったか」

赤城「もう、提督……」

879: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/18(土) 00:38:39.38 ID:+oqJ64seo
提督「加賀、ええと……気にするな、な?」

加賀「何を考えてるのかは知りませんけど、あの二人に対しては態度を少し改めることにしましたから」

赤城「改める、ですか」

提督「おお、言われてみれば、実家に行ったことを何も気にしていない風になってる」

加賀「思うだけなら、提督には関係ありませんからね」

提督「……ん? それってどういうことだ」

加賀「さて、それくらい自分で考えてください」

提督「……とりあえず、問題ないという事でいいな」

赤城(地雷踏んでます……起爆したことが分からないだけです、提督……)

880: 今日はここまで 2014/10/18(土) 00:39:08.39 ID:+oqJ64seo
―執務室―

提督「表面上いつも通りだし、加賀は問題ないという事でいいか」

提督「よし、悩みの種が一つ減ったぞ」

下2

882: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/18(土) 00:42:55.14 ID:AP7wCWSI0
霞と朝潮に趣味の家庭菜園がばれる

884: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 00:03:57.50 ID:QP/CO2bto
―庭―

提督「~~♪」ジャー

朝潮「司令官、おはようございます」

提督「おはよう朝潮」

朝潮「何か育てているんですか?」

提督「ミニトマトとピーマンだ。比較的育てやすいし、ちょっと育ててみてるんだ」

朝潮「……」

提督「……好き嫌いするなよ?」

朝潮「だ、大丈夫です!」

885: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 00:04:24.93 ID:QP/CO2bto
霞「ふぅん、家庭菜園ねぇ」

提督「ひ、秘書官、なぜここに……」

霞「おかしくはないでしょ。こっちとしては、なんでこんなところで育てているかってことなんだけど」

提督「ここなら日当たりがいいのが一番の理由だけど……怒るだろ?」

霞「どれだけ私は怒りっぽいのよ! 家庭菜園くらい、怒りはしないわ」

提督「まじか」

朝潮「そうなの?」

霞「クズ提督は今日の仕事量、覚悟してなさい。朝潮、今日の朝ごはんは、ヘルシーで体にいいものにしましょう」

提督「」
朝潮「」

886: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 00:05:03.66 ID:QP/CO2bto
―執務室―

提督「どこにこんなに仕事が残ってたんだよ……危うく一日がつぶれるところだった……」

提督「しかし反撃が怖くて何もできないのだった」

↓2

888: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 00:08:21.54 ID:ZLy2X4apo
加賀とデート

890: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 00:57:04.64 ID:QP/CO2bto
提督「加賀、デートしよう」

加賀「帰らせていただきます」

提督「待て、冗談だから許せ」

加賀「……はぁ、そういう冗談は別の人にしてください」

提督「加賀は本当に冗談が通じないな」

加賀「性格ですから」

提督「じゃあ、一緒にお出かけには行ってくれるのか?」

加賀「別にいいですよ」

891: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 00:57:31.14 ID:QP/CO2bto
―公園―

提督「たまにこういう場所に行くと、まるで争いが起きてるとは思えなくなってくる」

加賀「そうですね……」

提督「……」

加賀「……こんなところに連れ出して、何か聞きたいことがあるのでは?」

提督「デートにそんな野暮なことは言いっこ無しだろ」

加賀「帰ります」

提督「ジョーク、ジョークだから、ごめん」

加賀「……はぁ、いいですけど」

提督(穏やかな顔をしている。とりあえず、加賀の心労を回復させる作戦は成功といったところか)

892: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 00:58:15.66 ID:QP/CO2bto
―執務室―

加賀「では提督、何のためにつれだしたのか、いまいちわかりませんでしたが」

提督「ちょっと気分転換だ。一人より二人の方がいいだろ」

加賀「提督が気分転換なんてする必要あるんですか」

提督「ひどいな、一日中机にかじりついていたというのに。加賀だって、悪くなかっただろ」

加賀「そうですか。それなら……ありがとうございます」

バタン

提督「言葉を返す時にちょっと悩んだ気になるが……」

提督「まあ、礼を言ってきたということは、加賀自身も気分転換できたということだろう」

↓2

792: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/09(木) 23:25:35.51 ID:Put5xD43O
名前を叫びながら青葉をすっごく怒った感じの顔で追いかける

895: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 02:07:21.98 ID:QP/CO2bto
―青葉型の部屋―

提督「青葉ぁ!」バタァン

衣笠「て、提督? どうしたの?」

提督「青葉は知らないか」

衣笠「青葉? 青葉なら、さっき面白い記事が書けたって、どこか出かけちゃったけど……」

提督「チィッ! 衣笠、青葉を見つけたら縛り付けてでも逃がすな」

衣笠「青葉が何かした?」

提督「……翔鶴と瑞鶴で帰省する写真、加賀と出かけている写真を撮られていたんだ」

衣笠「青葉がそれを撮ったら……ああ、余計な事を書きそう……」

提督「だろ、何とかして止めなくては」

衣笠「そうですね……あ、ではちょっとだけ待ってくれますか――」

896: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 02:10:09.86 ID:QP/CO2bto
―廊下―

青葉「ふっふっふ、三人の間で揺れ動く想い、これは話題になりますよ」

提督「見つけたぞ青葉ぁ!」

青葉「見つかりましたか、ですけど、絶対につかまりませんからね!」

提督「俺以外にかかわるゴシップ記事は禁止だと言っとるだろうが!」

青葉「司令官だって関わってるじゃないですか!」

提督「主役は三人だろうが!」

青葉「ふふーん、こんな面白い内容、逃せませんよ」

提督「加賀がせっかく落ち着いてきたというのに、これ以上余計なことをされてたまるか!」

897: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 02:10:37.75 ID:QP/CO2bto
青葉(なんだか、司令官の声質がマジな感じですね。残念ですけど、この記事はやめて、今回はここまでに――ひっ!?)

提督「青葉ぁ!」

青葉(司令官の顔が今までにないほど怖いんですけど!? え、も、もしかして予想以上に怒っているんですか!?)

提督「とまれ青葉ぁ!」

青葉(止まったら何されるかわからないじゃないですかぁ!)

提督(む、青葉の逃げるスピードが上がったな……作戦は失敗か?)

青葉(し、司令官から全然距離を離せません……!)


衣笠「あちゃあ……予想以上に効いちゃったみたい、提督に施したメイク」

898: 今日はここまで 2014/10/19(日) 02:11:05.16 ID:QP/CO2bto
―執務室―

提督「衣笠に任せたら、青葉が半泣きになりながら逃げるくらい怖い顔になっていた」

提督「最後に糸が切れるように倒れたのは、恐怖が振り切ったのか、疲れから来たものなのか……」

↓2

900: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 04:17:13.57 ID:exvhdqD5O
赤城とディナー

901: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 18:21:32.68 ID:QP/CO2bto
―鳳翔の店―

提督「……」パクパク

赤城「……」モグモグ

提督「……誘ってなんだけど、ここでよかったのか? いや、鳳翔の店がだめなわけじゃないけども」

赤城「提督とは気軽に食事を楽しみたいじゃないですか」

提督「そうか? それならいいんだけど」

赤城(正直、前みたいな堅苦しいところだと、食欲もわきませんし……)

提督「……」パクパク

赤城「……」モグモグ

提督「そういえば、あれから加賀はどんな感じだ?」

赤城「加賀さんなら、最近は表向き落ち着いているようですよ」

提督「翔鶴と瑞鶴を前にしてもか?」

赤城「はい」

902: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 18:22:01.38 ID:QP/CO2bto
提督「……」パクパク

赤城「……」モグモグ

提督「少し飲むか」

赤城「そうですね」

提督「……」パクパク

赤城「……」モグモグ

提督「なあ、もっとしゃべらないか?」

赤城「あ、す、すみません。ちょっと食べることに集中していたもので……」

提督「蟹か!」

赤城「いえ……最近は加賀さんを注意深く見ていたもので……」

提督「ああ……」

903: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 18:22:34.93 ID:QP/CO2bto
―執務室―

提督「赤城もなかなか落ち着いて食事をとれなかったようだ」

提督「でもまあ、落ち着いてきているといってたし、赤城も今後はゆっくり食事ができるだろう」

↓2

905: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 18:47:49.58 ID:xqhJRf4zo
筑摩と竹馬

906: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 19:09:55.05 ID:QP/CO2bto
―母港―

提督「ほっ、よっ……」

筑摩「提督? 竹馬に乗って何をしているんですか」

提督「倉庫になぜか置いてあったから、遊びで使わせてもらっている」

筑摩「ここで遊んでいたら、秘書官に怒られますよ」

提督「つまり、もっと隠れている場所で遊べと」

筑摩「いえ、そもそも遊ばなければよいかと」

提督「正論は嫌いだ。とにかく、そんなことはいい」

筑摩「怒られても知りませんから」

提督「筑摩も竹馬で遊んでみるか」

筑摩「止める人間が付き合うと思いますか? それに、竹馬なんて……」

提督「そういえば、この竹馬は利根がやってみたいと買ってきたものだったか……ん、どうした筑摩」

907: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 19:10:22.57 ID:QP/CO2bto
~数分後~

提督「うまいもんだな、筑摩」

筑摩「姉さんも褒めてくれますかね」

提督「きっと褒めるだろう。そもそも倉庫に入ってたのは、利根ができないからって置いたからだった気がするし」

筑摩「ふふ、それでは姉さんに教えてあげましょう」

提督「そうするといい」

筑摩「では提督」カッポカッポ

提督「……いや、さすがに乗ったまま鎮守府に入るな」

筑摩「うふふ、姉さ~ん」

提督(訪れるであろう未来を妄想してトリップしてる……真面目な奴と会って説教されてもしらなーい)

908: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 19:11:14.44 ID:QP/CO2bto
―執務室―

提督「お気の毒ですが、竹馬は秘書官の手によって没収されてしまいました」

提督「……いやまあ、利根の話も適当に考えたものだし、没収された方が俺にとって都合よかったんだけど」

↓2

909: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 19:20:08.52 ID:1E7wMrm/o
扶桑・山城・潮と改二前祝で食事する

913: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 21:08:00.45 ID:QP/CO2bto
―鳳翔の店―

提督「扶桑、山城、潮、今日はよく集まってくれた」

扶桑「なぜ呼び出されたか、聞いていないんですが……」

山城「また不幸話かしら……」

潮「もしかして、なにかいけないことをしましたか……?」

提督「お前ら考え方がネガティブすぎ」

扶桑「このごちそうも、最後の晩餐……」

山城「姉様、山城は最後まで一緒ですから」

提督「不幸姉妹、いい加減にしろ」

山城「不幸って言わないで」

提督「自分から不幸自慢していたくせに……」

914: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 21:10:44.01 ID:QP/CO2bto
潮「司令官、ご用件は……」

提督「ああ、用事はお前らのお祝いだ」

扶桑「お祝い、ですか?」

山城「この三人で何か祝われることってありましたか?」

提督「改二祝いだ」

三人『えっ?』

提督「ふふん、驚いただろう。まあ、今まで隠していたしな」

扶桑「……」

山城「……」

提督「ん? どうした、もっと喜んでいいんだぞ?」

潮「……ぐすっ」

提督「!?」

扶桑「うっ……ついに、私たちにも……」

山城「うぅぅ……うえぇええん」

提督「!?!?」

915: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 21:11:13.23 ID:QP/CO2bto
―執務室―

提督「喜びで涙が出るって本当にあるんだな……驚いた」

提督「三人が泣きながらものを食べる姿は何とも言えないものがあった」

↓2

917: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/19(日) 21:21:30.19 ID:Nt7xwcPI0
羽黒を後から抱きしめる

919: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 22:17:45.71 ID:QP/CO2bto
コンコン

提督「今回の旗艦は……羽黒か。入っていいぞ」

ガチャ

羽黒「司令官さん、作戦終了しました」

提督「ありがとう。報告書はそこにまとめて置いておいてくれ」

羽黒「はい」

提督(……ん?)

羽黒「では、失礼しま――」
提督「ちょっと待て」ギュッ

羽黒「ひゃぁっ!?」

920: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 22:18:13.08 ID:QP/CO2bto
提督「動くな、羽黒」

羽黒(う、後ろから抱かれて……こ、これって……)

提督「頭にごみが付いている」スッ

羽黒「……」

提督「……これでよし、羽黒もういいぞ」

羽黒「……」

提督「羽黒?」

羽黒「」バタッ

提督「羽黒!? ……気を失ってる」

921: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 22:18:39.07 ID:QP/CO2bto
―執務室―

提督「驚きと安心が同時に襲いかかってきて、つい意識を手放した……と聞いた」

提督「そんな驚かせたかな……ドッキリにするつもりはなかったんだが」

↓2

923: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/19(日) 22:25:09.13 ID:bmQMfFvSO
朝潮とデート

924: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 00:09:57.15 ID:RE6YDFzio
―デパート―

提督「そろそろ他に行き場所とか考えなきゃいけないな」

朝潮「司令官、このアクセサリーかわいいですね」

提督「お、そうだな」

朝潮「……」

提督「気に入ったなら買ってやるぞ」

朝潮「そ、そんな! 司令官に勝ってもらうなんて、おこがましいです!」

提督「いやいや、おこがましいってことは無い。そもそも俺から提案していることだし」

朝潮「そ、そうですか……」

提督「……」

朝潮「……じゃ、じゃあ、お願いします……」

925: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 00:10:36.80 ID:RE6YDFzio
~~~~~~~

朝潮「えへへ……」

提督「嬉しそうで何より」

朝潮「ところで、どうして私を誘ってくれたんですか?」

提督「家庭菜園用に必要なものを忘れていたから、そのついでに誰かの相手をしようかと」

朝潮「ついで、ですか……」

提督「オフの日に悪いな」

朝潮「あ、いえ、そういうわけじゃないですから、気にしないでください」

提督「そうか? だが……」

朝潮「誘っていただいたのは、とても嬉しいですから。ただ、もっと必要としてくれた方が、嬉しかったです……」

提督「朝潮は優しいな」ナデナデ

朝潮(もっと司令官に頼られるように頑張らなくては!)

926: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 00:11:08.94 ID:RE6YDFzio
―執務室―

提督「園芸用のハサミと……よし、これで収穫は大丈夫だな。育て終わったらプランターは誰かにあげるとしよう」

提督「朝潮は他の子とは違った気楽さがある。楽に買い物できたし」

↓2

928: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 00:29:02.02 ID:dgRFgr/vO
金剛をひたすら、ひったすらなでなで

932: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 18:50:36.80 ID:RE6YDFzio
―金剛型の部屋―

金剛「――それで、最近提督がかまってくれないデース」

比叡「提督の代わりにこの比叡がお相手しますよ!」

金剛「比叡じゃ代わりにならないネー」

比叡「ガーン」

霧島「……なんだかデジャヴを感じるわね」

榛名「榛名もそう思います」

提督「……」ガチャ

霧島「司令……って、やっぱり前にもあった気がするわ」

金剛「提督、一緒にティータイムするネー!」

シュッ ガッ

933: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 18:51:10.11 ID:RE6YDFzio
比叡「おっと、前と同じようなことにはさせませんよ」

提督「……ふっ、それは残像だ」

比叡「ひえっ!?」

提督「まあ嘘なんだけどな」テクテク ナデナデ

金剛「アッ……」

比叡「くぅっ、またしてやられました!」

霧島「最近、こういう光景見ても驚かなくなりました」

榛名「そうですね……」

提督「まあまあ、俺に気にせずティータイムをするといい」

金剛「こんな状態で気にしないなんて、出来るわけないネー……」

比叡「そうです、離れてください!」

提督「嫌だ」

934: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 18:52:03.11 ID:RE6YDFzio
霧島「……榛名、用意だけでもしておきましょう」

榛名「あ、はい……」


金剛「提督ー、そろそろ撫でるだけじゃ物足りないデース」

提督「欲張りだな。じゃあ、磯風作のおにぎりをやろう」

金剛「欲張っちゃノーなんだからネ!」

提督「欲張ったの金剛だけどな」ナデナデ

金剛「じゃあ、抱きつくのはどうデス?」

提督「ノーだ」ナデナデ

金剛「ムー」

比叡「……何時まで撫でるつもりですか?」

提督「気が済むまで」ナデナデ

935: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 18:52:50.60 ID:RE6YDFzio
―執務室―

提督「仕事もあるので、そこそこのところで抜けてきた。これでしばらくは金剛の来襲も防げるだろう」

提督「と、金剛が寂しがるタイミングが最近分かってきた提督なのであった」

下2

937: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 18:57:29.29 ID:oUuBk377o
時津風にムツゴロウさん並のスキンシップ

938: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 21:49:42.44 ID:RE6YDFzio
―陽炎型の部屋二号室―

提督「愛する心をもって接すれば、きっと答えてくれるに違いない」

天津風「……初風とのこと?」

提督「いや、あいつじゃなくて時津風」

天津風(先に初風と何とかした方がいいんじゃないのかしら)

提督「時津風は……いたいた」

時津風「しれ~?」

提督「さあ時津風、俺の愛を受け取ってくれ!」

時津風「キモい」

提督「……なあ天津風、時津風ってこんなに辛辣だったっけ」

天津風「あんたが変な事言うからでしょ。そ、それに愛って……」

939: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 21:50:13.54 ID:RE6YDFzio
提督「ペットのような可愛さがあるだろ。まさに愛くるしい」

時津風「しれーの愛がくるしい」

提督「うまい!」

天津風「うまくないわよ!」

提督「時津風、某動物王国を作った人は、愛を伝えるのに抱きしめたり、噛まれたり、排出物を食べたりしたそうだ」

時津風「しれーどれか一つでもやったら、すぐに通報されるんじゃないかなー」

提督「な、なら見つめ合うくらいで」

時津風「しょーがないなー」

提督「……」ジー

時津風「……」ジー

天津風「……もしもし、霞?」

提督「やめて!」

940: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 21:50:43.43 ID:RE6YDFzio
―執務室―

提督「天津風さえいなければ、達成できた。今度スキンシップを取るときは、初風と天津風を避けよう」

提督「しかし、次のスキンシップのネタはどうするか……撫でることはしたし……」

下2

943: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 21:54:25.62 ID:/9qm6Kmi0
長門といっしょに北方凄姫に会いに行く

945: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 22:24:35.87 ID:RE6YDFzio
―北方AL海域―

長門「ここに北方棲姫が出るという話だったな」

提督「そうなの?」

長門「加賀から影を見たという話だ。加賀が嘘をつくとは思えない」

提督「……そうか。長門、見つけたらどうする」

長門「奴は敵だ、仕留めそこなったのなら、沈めなければならない。むしろ、それ以外の答えがあるのか?」

提督「いや、ないな」

長門「とはいえ、どういう状況かわからんな。指示を円滑に進めるために、提督を連れていけと言った霞の判断は正解かもしれんな」

提督「敵影を見つけても、必ず様子を見るようにしろよ。突っ走るのは禁止だ」

長門「ああ、流石にわかっている」

946: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 22:25:02.44 ID:RE6YDFzio
~三時間後~

提督「……見つからないな」

長門「見間違い……いや、まだ決断には早いか?」

提督「警戒状態を続けていても疲れるだけだろう。そろそろ休もう、いざとなったときに反応が遅れると、それだけで命取りになる」

長門「了解した」

提督「さて、中間報告を……圏外? ここは少し通信電波が悪いようだ。すまないが長門、少しだけ離れるな」

長門「危険だ、私から離れないほうがい」

提督「この辺りの安全確保はしただろう。心配しなくても、秘書官に報告したらすぐに戻る」

長門「……分かった。だが、何かあればすぐに伝達できるようにしておいてくれ」

提督「ああ」

947: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 22:27:37.30 ID:RE6YDFzio
~~~~~~~~

提督「……」

北方棲姫「……」

提督(まさか、普通にフラグを立ててすぐに回収してしまうとは……)

北方棲姫「にんげん? どーしてここにいるのー?」

提督(さて、何と答えたものか……長門のもとまで泳いで逃げれるかもしれないが、戦闘準備は整ってない)

北方棲姫「……あ、わかった」

提督「な、何が分かったのかな?」

北方棲姫「ル級に会いにきたんだね」

提督「へ?」

948: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 22:28:05.77 ID:RE6YDFzio
北方棲姫「でもごめんね。まだここにはいないのー」

提督「そ、そっかー、大変だなぁ」

北方棲姫「えへへ、ル級にはにんげんがきてたって、つたえてあげておくね」

提督「あ、いや……まだちゃんと時間とれるかわからないから、伝えないでくれると嬉しいな」

北方棲姫「そうなの? うん、にんげんがそういうなら、いわないでおくね」

提督「ありがとー、いい子だから飴ちゃんをあげるよ」

北方棲姫「わーい! じゃあ、おひっこししてるから、またきてねー」ザパッ

提督「……」

949: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 22:28:34.77 ID:RE6YDFzio
―執務室―

提督「長門と行ったが、敵影は見当たらなかった。だが、安全とは言えない」

霞「そう……しばらくは見回りが必要となるかしら」

提督「そのあたりのシフトは任せた、秘書官」

霞「分かったわ」

バタン

提督「……あああ、嘘の報告をしてしまった……あんな悪意のない眼で見られたら、敵がいたとは言えんよ……」

提督「あとは、大事にならないように祈るだけか……」

下2

951: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 22:32:30.66 ID:dgRFgr/vO
金剛とhageる

954: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:48:18.39 ID:RE6YDFzio
提督「……」ピコピコ

金剛「提督、何してるデース?」

提督「おっと、何時の間に入ってきたんだ」

金剛「ノックはしたネー」

提督「まあいい。今俺がやっているのは、世界樹のやつの四作目だ」

金剛「楽しいですカー?」

提督「いや、hageそうだ」

金剛「大変デース!」

提督「……そうだ、やってみるか?」

金剛「やってもいいノー?」

提督「もちろんだ。もうhageたし……」

金剛「提督の口から不穏な言葉が聞こえたネー……」

提督「データはそのまま使っていいから。それで、操作は――」

955: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:48:55.30 ID:RE6YDFzio
金剛「分かったデース! じゃあ、さっそく出発デース!」

提督「……」

金剛「早速戦闘ネ! スキルは……」

提督「何もセットしてないから、真っ白だろ」

金剛「……ホワイ?」

『Game Over』


金剛「次はしっかり準備したデース!」

提督「おお、そうか」

金剛「採取ってのをしてみるネー……あれ」

提督「!!ああっと!! しかも全体睡眠」

金剛「……」

『Game Over』

956: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:50:11.19 ID:RE6YDFzio
金剛「今度は結構深くまで行ったデース!」

提督「二回のhageでここまでいくなんて、運がいいな」

金剛「体力も少ないから、そろそろ戻った方がいいネ。提督、どうやって戻るノ?」

提督「え? 糸買ってないのか?」

金剛「え、糸……?」

提督「……」

『Game Over』


金剛「ジャパニーズゲームは難しいネー……」

提督「世界樹がよくhageるだけだけどな。金剛には難しいか?」

金剛「……提督、絶対にクリアしてみますからネー!」ダッ

提督「あっ、それ俺の……まあいいか。五作目やろ」

霞「へぇ」

提督「……」

957: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:50:39.11 ID:RE6YDFzio
~~~~~~~~

提督「リアルhageをしそうになるとは思わなかった」

提督「執務室でゲームをする際には気を付けよう」

下2

959: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:54:37.76 ID:ATauvtY9O
那珂ちゃんと靴下レスリングでファイ

960: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 16:19:36.85 ID:96ZhuD+Lo
―トレーニング場―

提督「アイドルの那珂ちゃん、次の仕事靴下レスリングだってな」

那珂「どうして提督が那珂ちゃんの仕事内容を……」

提督「いや、一応提督だし、秘書官に聞いたらすぐにわかるし」

那珂「それもそうだね。それで、那珂ちゃんに何のご用事ー?」

提督「幾ら汚れ仕事でも、勝てばその分盛り上がるだろ。ちょっと練習台になってやろうかと」

那珂「ヨゴレって言わないで」

提督「……そうだな、仕事に貴賤は無いよな」スイッ

那珂「金剛型の部屋の方向を見ながら言うのもやめてくれないかなー?」

提督「それで、どうする?」

那珂「うーん……そうだね、盛り上げれば那珂ちゃんのファンも増えるかもしれないし、お願いしようかなっ」

961: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 16:20:22.71 ID:96ZhuD+Lo
提督「よしきた。じゃあ、てごろなマットを使ってやるぞ」

那珂「じゃあ提督、いつでもかかっておいで!」

提督「言ったな――」シュン

那珂(消え――はっ、な、那珂ちゃんがすでに空中に放り出されてる!?)

提督「終わりだ」シュッ

那珂「な、那珂ちゃんの靴下が、もう提督の手の中に……」ドサッ

提督「足払いがかかれば、受け身を取ることに集中して抵抗などないに等しい」

那珂「……アイドル靴下レスリングに、そういうことしてくる人はいないと思うよ」

提督「それもそうだな」

962: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 16:20:51.51 ID:96ZhuD+Lo
―数日後・執務室―

提督「普通に練習しても負けることは無かった。あれじゃ、実戦でも無理だな」

テレビ『大将戦、艦隊のアイドル那珂ちゃんが勝利を収めたー!』

提督「……ま、まあ、艦娘だ当然だな」

下2

964: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 16:29:22.99 ID:rDTd4YNdO
最近提督に近づいて来ない青葉をビビらせて遊ぶ

965: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 17:11:48.71 ID:96ZhuD+Lo
提督「うーん……」

ガチャ

霞「失礼す……」

バタン

提督「ちょっと待て、なぜ逃げるように出て行った」ガチャ

霞「嫌な予感しかしないからよ、クズ提督」

提督「まあちょっと聞いてくれ。最近青葉が避けるんだ」

霞「そっちの方が都合良いんじゃないの」

提督「我が艦隊ではそんな不仲は認めない!」

霞(じゃあ、あんたも苦手な子ともっと付き合いなさいよ)

霞「……クズ提督はしつこいのが普段でしょ。もっとしつこく迫ってみたら」

966: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 17:12:15.91 ID:96ZhuD+Lo
―廊下―

提督「青葉ぁ!」

青葉「きゃあああああ!」

提督「逃げるな青葉ぁ!」

青葉「青葉、何にもしていないですよー!」

提督「お話しするだけだから止まれ青葉ぁ!」

青葉「お話し!? 余計に嫌な臭いしかしませんよー!」


衣笠「また提督が追っかけてる……」

霞(今回は私が悪かったわ)

967: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 17:13:10.22 ID:96ZhuD+Lo
―執務室―

提督「今回メイクしてないのになぜ逃げられたんだ」

提督「あのビビりようは、トラウマにでもなったというのだろうか」

下2

969: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 17:18:55.11 ID:K3x2G+e9o
天津風と天津飯を作る

970: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 17:52:40.79 ID:96ZhuD+Lo
―食堂―

提督「天津飯を作ろう」

天津風「……それに私が付き合う必要はあるのかしら?」

提督「何を言っている。天津風と天津飯の文字を見比べると……」

天津風「ただのギャグじゃない!」

提督「そうともいう」

天津風「はぁ……まあいいわ。作るからには真面目に作るわよ」

提督「わざわざ間宮から厨房を借りたしな」

天津風「それで、材料は?」

提督「天津飯の元を買って来た」

天津風「完全に手抜きじゃない!」

971: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 17:53:11.26 ID:96ZhuD+Lo
~数十分後~

天津風「……結局そのまま作ってしまったわ」

提督「今日は間宮もいないし、一から作るのは失敗が怖いしな」

天津風「なによ、それならそうで、私に任せれば……」

提督「ん?」

天津風「な、なんでもないわよ」

提督「天津風は料理に自信ありか。なら、今度作るときは頼む」

天津風「聞こえてるんじゃない!」

提督「作ってくれないのか?」

天津風「ぅ……つ、作ってあげるわよ」

972: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 17:53:45.41 ID:96ZhuD+Lo
―執務室―

提督「元から作ったけど、そんなに難しくないから全部作っても良かったのだが」

提督「ただ、天津風が飯マズだったら処理に困るし……というわけで、インスタントから作った」

下2

973: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 18:32:22.71 ID:OTe+KG7Qo
榛名に壁ドンしてせまるだけ

974: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 18:34:32.43 ID:b+TZkVHCO
上プラス顎クィ

975: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 19:53:11.39 ID:96ZhuD+Lo
―民宿―

提督「あれやこれやと外へ出かけたら急な嵐によって帰れなくなったところ、適当な民宿で榛名と一晩過ごすことになった」

榛名「誰に説明しているんですか?」

提督「眠気でどうやら変なことを言ってしまうようだ。俺はもう寝る。榛名、民宿の壁は薄いから、絶対に静かにしろよ」ガチャ バタン

榛名「……提督とは別々の部屋ですか。い、いえ、当然ですけど!」

榛名(もし一緒の部屋だったら……そそそ、そんなのいけません!)

榛名「でも、もしも……きゃーきゃー!」

ドン 榛名「す、すみません提督!」ビクッ

榛名(静かにしなくちゃ……提督も眠そうでしたから、少し機嫌が悪いのかも)

榛名「壁ドンを貰うとは思いませんでしたけど……」

976: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 19:53:40.34 ID:96ZhuD+Lo
榛名(壁ドン……少女漫画だと、こういうシチュエーションでは……)

~妄想~

提督「榛名、そんな格好して、俺を誘っているのか?」

榛名「そ、そんな、誘っているだなんて……」

提督「浴衣もはだけさせて……ほら、そんなギリギリのラインで隠してさ」

榛名「は、榛名は……」

提督「俺がいつも平和に終わらせるとは思うなよ。夜戦、してやるからな」

榛名「ていとく……」

~~~~

榛名「なんちゃってなんちゃって!」

ドンッ 榛名「すみませんすみません!」

977: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 19:54:07.94 ID:96ZhuD+Lo
榛名「気を付けなきゃ……」

榛名(そうだ、逆に榛名から部屋にお邪魔したり……)

榛名「は、榛名はそんなことしませんからっ!」

ガチャ

提督「うるさいわっ!!」

榛名「すみません!」

提督「あんまりうるさいと……こっちにも考えがあるぞ?」スタスタ ドン クイッ

榛名(あ、提督の顔が近く……)

提督「……」

榛名(うぅ、榛名はいったい何をされてしまうのでしょうか……)ドキドキ

提督「zzz……」

榛名「……はい、提督のことですからね、わかってました……」

978: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 19:54:37.96 ID:96ZhuD+Lo
―執務室―

提督「あー、帰れた」

提督「榛名は疲れたような顔してたけど、一体どうしたんだろうか。昨夜の事ほとんど覚えてないんだよな……」

提督「というか、壁に寄り掛かって寝るという、よく分からん寝方したせいで疲れがとれてない……」

下2

980: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 20:11:33.49 ID:0UYmR+ALO
矢矧の手袋を物凄く触る

982: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:30:52.94 ID:5L2hVPnxo
―阿賀野型の部屋―

提督「……」サワサワ

能代「ねえ矢矧、提督はあのまま放っておいていいの?」

矢矧「私が手袋を貸したのよ」

能代「そうなの……」

阿賀野「矢矧の手袋に気になるところでもあるの?」

提督「いや、なんとなく触りたかっただけだ」

矢矧「いつもの提督ね」

能代(この場面のいつものって、貶しているようにも聞こえるんだけど)

阿賀野「私も触っていい?」

提督「自分の手袋があるだろ」

阿賀野「えー」

983: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:31:22.18 ID:5L2hVPnxo
矢矧「提督、そろそろ返してほしいのですが」

提督「ん、ああ……ここ、破れてるぞ」

矢矧「あ、本当ですね」

能代「貸して矢矧、直してあげる」

矢矧「いいの?」

能代「阿賀野姉のをいつもやってるから」

提督「麗しき姉妹愛か」

酒匂「司令、あたしのも見てみるー?」

提督「手袋ばっかり見ないって」

酒匂「ぴゃー……」

984: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:35:46.71 ID:5L2hVPnxo
―執務室―

提督「なんで俺手袋なんか見てたんだろう……」

提督「いや、きっと破れていたのが気になったんだ、うん」

バタン

雪風「しれぇ!」
時雨「司令官!」
瑞鶴「提督さん!」

提督「ど、どうした、そんな慌てて」

雪風「当たったんです!」

985: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:36:21.40 ID:5L2hVPnxo
提督「当たった?」

時雨「前に買っただろう、あれだよ!」

提督「はあ?」

瑞鶴「宝くじよ宝くじ!」

提督「ああそうか。それで、何等だ?」

雪風「三等五等六等です!」

提督「おおう、一等は無いが、予想以上のあたりだ。ま、まあ好きに使え。横取るような真似はしない」

雪風「それなんですけど――」

986: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:36:51.07 ID:5L2hVPnxo
―食堂―

提督「という訳で、みんなで旅行に行くぞ!」

霞「なんで食堂で言うのよ」

提督「みんなが集まれて、何かしながらでも出来る場所だから」

霞「はぁ……休みやお金はどうするの?」

提督「金は心配すんな。休みに関しては調整してある」

間宮「私たちもですか?」

提督「もちろんだ。みんなで行くんだからな!」

霞(なんとなく、嫌な予感がするんだけど……)

987: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:37:26.78 ID:5L2hVPnxo
―当日―

提督「え? パーティ? 参加? 強制?」

時雨「……」

提督「いやその、今日は部下との親睦を深めるのにですね……え、キャンセルしろ? マジすか」

瑞鶴「……」

提督「はい、はい……そうですね……分かりました……」ピッ

雪風「しれぇ、行けないの?」

提督「ごめんなぁ、なんか強制参加の用事が有るらしくてなぁ」

時雨「じゃあ、旅行を別の日に回すことは出来ないのかな?」

提督「それは無理だな。今回の休みも、無理やり空けたようなものだから」

瑞鶴「……つまり、本当に?」

提督「楽しんでこい、な?」

988: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:37:57.44 ID:5L2hVPnxo
~数時間後~

提督「パーティ無駄に長かったな……もう何祝ったか覚えてない」

提督「ちょうどみんなが貸し切りバスに乗ったところかな……俺は一人寂しく鎮守府で仕事。妖精さんも休みでいない」

提督「はぁ……」

霞「何辛気臭い顔してるのよ」

提督「――え?」

霞「あんた一人じゃ不安だし、仕事もたまってるから、私も残ることにしたわ」

提督「秘書官……お前……」

霞「なによ、別にクズ司令官の為じゃないわ」

提督「……俺は今日行けないだけで、明日別に行くぞ?」

霞「……は?」

提督「パーティは今日だけだから、普通に合流しようと思ってたんだけど……秘書官は鎮守府にお留守番するのか」

霞「……」

提督「まあ、秘書官がそういうならよろしく頼むな!」

霞「――いいわ、行かせてあげるわ」

989: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:38:38.18 ID:5L2hVPnxo


霞「私の銃弾は地獄への片道切符だけどね」

提督「ちょ、冗だ――」



                               ヽ`
                              ´
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994: 前スレが残ってるので、今日は没になった話にしよう 2014/10/22(水) 23:51:46.60 ID:5L2hVPnxo
その1 瑞鶴とデート


提督「まあ自分から向かうか。翔鶴居ても気にしない方向で」


―翔鶴型の部屋―

提督「デートしよう」

瑞鶴「……な、何言ってるの提督さん」

提督「大丈夫、退屈にはさせない」

瑞鶴「提督さん見てるだけで退屈はしないけど……その、翔鶴姉の前でそういう事は……」

翔鶴「……気にしなくても、いいのよ?」

瑞鶴「だったら、翔鶴姉もそんな暗い顔するのやめてよ……」

提督「翔鶴が気になって首を縦にふれないのか?」

瑞鶴「そういうわけじゃないんだけど……」

翔鶴「ふふ、気にしなくてもいいのよ」

瑞鶴(翔鶴姉の表情が、何時もより五割増しくらい幸薄そうな顔になってる……)

瑞鶴「わ、分かった……提督さん、あの――」


―執務室―

提督「断られた。翔鶴も一緒なら断られなかったような気もしないでもない」

提督「実は翔鶴とは前にドッキリをやり返そうと画策してたんだよなぁ」

995: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 23:55:03.37 ID:5L2hVPnxo
その2 LOVE勢が物理以外の方法でお仕置き(を模索)


―食堂―

大和(最近の提督の行動は目に余ります。直談判しても効果は無かったようですし、もっと他に効果的な方法は無いでしょうか)

大和(ここにはたくさんの人がいますし、ちょっと相談してみましょうか)

大和(そうですね……)


金剛「追いかけてラブをつたえるのデース! あれ、違うのですカ?」

榛名「どうしても止めるのであれば、やはり捕まえておくとかですかね……あれ、榛名は何を……」


大鳳「ボートで出ているようですし、全部投棄しては? ああ、泳げるから無駄でしたか」


瑞鳳「正面から訴えても無駄ですか……うーん、私には思いつきません……」


千歳「何か守ってくれそうな交換条件を出すとかどうですか? 破ったら○○するって……」


996: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 23:55:48.85 ID:5L2hVPnxo
鬼怒「あれで提督って感じがするからねぇ……」


酒匂「ずっとぎゅーってしてればいいんだよ!」


天津風「治らないんじゃないかしら、あれは」


大和「……効果的な手段がないわね……どうしましょう」

武蔵「物理がだめなら、精神的に訴えればいいんじゃないか?」

大和「む、武蔵、いつの間にいたの?」

武蔵「そんなことはいいだろう。そうだな……外に出るごとに、態度を冷たくしていけばいいんじゃないか? 口に出して伝えたうえで」

大和「つ、冷たく?」

武蔵「つまり、今の許している状態がだめなわけだ。だから、次からそうしていけばいい」

大和「……」

武蔵「成功させるには、提督が好きな奴らにも協力してもらわなければならんがな」

大和「……や、やってみるわ! みなさん、説得して」

997: その3 羽黒に着せ替え 2014/10/22(水) 23:56:54.11 ID:5L2hVPnxo
提督「着せ替え。川内は夜戦とか言えば余裕だったけど、羽黒はなぁ」

提督「うーん、羽黒はどういえば……」

羽黒「司令官さん、お呼びですか?」ガチャ

提督「……羽黒、ここに服を用意した」

羽黒「え? あ、本当ですね」

提督「どれか好きなのを一つやろう」

羽黒「ほ、本当にいいんですか?」

提督「ああ、ちょっと暇つぶしにカタログの服をまねただけだ」

羽黒(これを……既製品の服と遜色ないです)

提督「決められないなら、ここで試着してみるといい」

羽黒「え、えっ? 司令官さんの前でですか?」

提督「さすがにそれは無い。ちゃんと試着室を用意してある」

羽黒(司令官さん、準備がいいですね)

提督「まあ好きにするといい」

羽黒「では、使わせてもらいますね」

998: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 23:57:23.56 ID:5L2hVPnxo
~数十分後~

提督「まだ決まらないのか?」

羽黒「こっちもいいですね!」

提督(元気だなぁ。良い事なんだけど)

羽黒「ふふっ」

提督(これが、女としての本能か……)


――――――――

提督「あれから二時間ぐらい後に、ほくほくとした顔で羽黒は出て行った」

提督「ああ、残ったのは何故か作ってしまった女物の服ばかりだ。どうしよ……」

提督「雑巾はもったいないから、アイテム屋さんにでも売っておこう」