1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/23(金) 21:59:33 ID:GpZP122o
幼「男~遊ぼっ」フリフリ
男「今、忙しいんだよな」
幼「横になって、おしりかいてるのは、暇なんじゃないのかな」
男「こう見えて、日本の未来に、思いを馳せているのさ」ポリポリ
幼「私の退屈にも、思いを馳せてほしいよっ」プー
幼なじみになじみたい 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
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6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/23(金) 23:15:06 ID:GpZP122o
男「はいんな」クイッ
幼「おじゃましまーす♪」
男「とりあえず緑茶でいいか?」コポコポ
幼「ありがとー」
男「…」イジリイジリ
幼「おまんじゅう、おいしー」パクッ
男「…!」イジリイジリ
幼「なにしてるの?」キョトン
男「…茶柱、立ててんだよ」グイグイ
幼「…それ自分でやっちゃ、駄目なんじゃ」
男「」イジリイジリ
8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/23(金) 23:32:59 ID:GpZP122o
幼「男のお部屋って、いつもきれいだよね。物多いのに、えらいね」
男「…幼がくるからな」ボソ
幼「なんか、とってもいい匂いするよね。ふしぎ」
男「…アロマ焚いてるからさ」ボソ
幼「おいてるまんがも面白いし」
男「…好みはリサーチ済みだし」ボソ
幼「住みたくなっちゃうなぁ」ニコニコ
男「な、何いってんだよっ!!」プンプンニコニコ
幼「…何で、複雑な顔して起こってるの?」
男「」ジタバタ
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/23(金) 23:51:30 ID:GpZP122o
男「幼、DVD見ようぜ」
幼「…それ怖いやつじゃん…。私、ほん怖すらみれないのに…」
幼「やーっ」ジワッ
男「ちょっとでいいんだ。一話分。怖いの見たい気分なんだ」
男「…俺も側にいるし」
幼「…ちょっとだよ」グスッ
男「…怖いDVD見てたら、幼が抱きついてきた作戦開始」ニヤリ
……
DVD「バアアアッ!!」
幼「きゃああっ!?」ブンドゴン
男「ぐっ!?」ガッ
幼「…男、どうして倒れてるの?」
男「…あごが」キュ~
10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 13:23:32 ID:AgOmANh2
男「なぁ、幼」
幼「なあに?」ゴロゴロ
男「すごいくつろいでんな…。一応、俺の部屋だよ…」
幼「幼稚園から高校まで通ってる部屋だもん♪」ニコニコ
幼「えへへ~、落ち着く~」ゴロゴロ
男(ふふっ)ニコ
男(…スカートに気をつけてほしい)
幼「男~、クッション取って~」ニコニコ
男「ほい」ポイッ
幼「届いてないよ、おとこぉ~」ジタバタ
幼「も~」ジタバタ
男(…やべえ、なんか、和んだ)
幼「クッション取れたぁ」モゾモゾ ギュッ
11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 14:03:26 ID:AgOmANh2
幼「とうっ!」ポスッ
男「…ナチュラルに俺のベッドでゴロゴロかい」
幼「♪」ゴロゴロ
幼「このマンガ面白い~」クスッ
男(…ベッドにいい匂いがついたら、夜寝られなっちゃう)モンモン
幼「それにしても、男の本棚って、オマケ付きの本多いねぇ」
幼「それに、創刊号ばっかり。ホント飽きやすいんだから」クスッ
男「悪かったね」ブスッ
男「…まあ、絶対飽きないものもあるんだが」ボソ
男「…」ジーッ
幼「なぁに?」クビクィッ
13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 14:22:16 ID:AgOmANh2
幼「飽きたたほうがいいものもあるよね。」クスッ
男「うん?」
幼「…万物を創造する左手。」キリッ
男「…?」
幼「…陰に住まう鬼神」バーン
男「…!?」
幼「…奇跡管理機構」カッ
男「よせっ!やめろ!!」
幼「…中1から、中2病、重症すぎだよ、男…。早くおさまってよかったね」
男「!」ジタバタジタバタ
幼「ジタバタしてる男、かわいい」クスッ
幼「…ふふっ、…わたしにだけ、そういう設定、教えてくれたんだよね…」ボソ
16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 16:47:20 ID:AgOmANh2
男(クッション、だっこしてるの、かわいいな…)
幼「♪」ギュー
男(沈黙が苦にならないな)ニコ
幼「」(マンガ読んでます)
男「…」ニコ
幼「…なぁに?」
男「…なんでも」
幼「」グーッ
男「ぷっ!」
幼「いまの私じゃないよっ!」カァッ
男「…そろそろ、昼ご飯食べるか…」ニコ
幼「私じゃないもんっ!食いしんぼ違うっ!!」
男「いっぱい作ろううね?」
幼「もぉー!」
男(…微笑ましいな)
17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 17:21:38 ID:AgOmANh2
男「…」ジーッ
幼「」
男「えいっ!」
幼「ふぁっ!!」
幼「わき腹、つつかないでよぉ!男~!」
男「悪い、悪い」
幼「もぉ~」
幼「…」
幼「とおっ!」
男「があっ!!」
男「…おい」
幼「えへへ、ごめんね」
18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 17:30:24 ID:AgOmANh2
男「…」
男「ていっ!」
幼「にゃっ!」
幼「男~!またぁっ!?」
男「…すまん」
幼「もぉ~、やめてよねっ」
幼「…」
幼「えいっ!」
男「ぎあっ!!」
男「…わき腹って敏感なんだな」
幼「…ごめんね」
男幼「……」
男「…ご飯用意しようか」
幼「うん」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 20:13:57 ID:AgOmANh2
幼「エプロンど~お?男っ」クルッ
男「似合ってるな」
幼「ねえ、なんで私の分のエプロンがあるの?」
男「…おかんが買ってきたんだよ」
幼「…ふーん」
男「さっ、作ろうか」
男(…よく来るから、俺が用意したんだけどね)
21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 20:29:58 ID:AgOmANh2
幼「そういえば、エプロンと言えば、新婚さんだよね」
男「…まあ、そうだな」
男(…いきなり、何言い出すんだ…)
幼「…」カァッ
幼「え、エプロンで思い出したんだけどね」
幼「…あとね、か、割烹着」
男「うん?」
幼「…き、給食の時、小学校の頃のさ」
男(急に話題を変えたな、…なんか、しどろもどろだし)
幼「着てたよね」
男「うん」
22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 20:48:56 ID:AgOmANh2
幼「割烹着、普段、着ないよねぇ」
男「うん」
男「持って帰って、洗濯するんだよな、あれ」
幼「忘れがちだよね」
男「給食袋なんてのもあったな」
男「ランチョンマット入れて持っていくんだよな」
幼「…なんか懐かしくなっちゃう…」
男「…給食の甘いカレー」
幼「家じゃ、作れないんだよ、あれ。市販のルーじゃダメなのかなぁ…」
男「きな粉あげぱんとか…」
幼「残るとジャンケンだったよね、プリンもだけど」
男「…俺、勝ったことないや、ジャンケン」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 21:01:09 ID:AgOmANh2
幼「わたしあるよ♪」
男「幼、昔っから、運いいからなぁ」
幼「まあねっ」ニコ
幼「私はいつも幸せだよ」ニコニコ
幼「今だってね」クスッ チラッ
男「…なんだ?」
幼「給食、男は食べるの早かったよね」
幼「走るの遅いのに」クスッ
男「うっせ」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 21:17:25 ID:AgOmANh2
男「幼も遅いじゃんか」
幼「私はいいんだよ、おそくても…」
幼「男がかわりに、走ってくれるって言ったじゃない」
幼「私が困ってたらって…」
男「小1のときか…」
幼「…ちゃんと覚えててくれるんだ」
男「…忘れないって」
幼「…そろそろでき
るよ、ご飯」
男「食おうか。時間かかりすぎ」
幼「私たち、雑談してばっかりだもん」
男「楽しいから、いいじゃんか」
幼「うん」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 21:32:13 ID:AgOmANh2
男「テレビ、見ながら食べようぜ」パクッ
幼「うん」パクッ
幼「あっ、ペット特集だ」ニコニコ
男「幼ペット好きだもんな」
男「まあ、幼自身がペットみたいなもんか」クスッ
幼「男~、怒るよっ!」
男「ちまっこくて、小動物みたいだし」
幼「そんな小さくないもん!背は低くないしっ!」
男「…少しスレンダーなだけだよな」
幼「セリフ取らないでよっ!」
幼「しかもバカにしてる~!」
男「そんな怒るなよ」
幼「」(怒)
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 23:33:21 ID:AgOmANh2
テレビ ペット特集
幼「えへへっ。ネコちゃんかわいい~」
男「…」ジーッ
幼「どうしたの?男」ニコニコ
男「…いや、幼もかわいいなって…」
男(しまった!何言ってんだ俺…)
幼「…」
幼「ふふっ…、じゃあ」
幼「にゃー、なんちゃって」
幼「にゃーにゃー」
(詰め寄る幼)
男「おい!?なんだよ!」
幼「ふにゃーん」スリスリ
男「…」(汗)
32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 23:48:44 ID:AgOmANh2
男(…どうしょう、てか、いい匂いする)
幼「ふにゃ」スリスリ
幼「にゃん、にゃーにゃー」スリスリ
男「…」ナデナデ
幼「にゃふぁ、ふわっ…ふぇ」
男「」ナデナデ
幼「ふぇ、ふぁっ…はわっ、ふぅ…」
男(かわええ、いい匂いするし…)ナデナデ
幼(ふぁ…ふ、ふぇぇっ…)トローン
34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/24(土) 23:58:30 ID:AgOmANh2
男「…幼の髪、綺麗だな」ナデナデ
幼「ふぇ、えへへ」スリスリ
男「スゴイ、さらさらしてるし」ナデナデ
男(甘い匂いするし)
幼「ふふっ、肩までの長さでも、お手入れに気をつけてるんだよ」
幼「気づいてもらえて、うれしいな」ニコ
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 00:08:02 ID:xerO541A
幼「…男、どうして女の子が髪のお手入れ頑張るか、わかる?」
男「」
38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 12:41:26 ID:xerO541A
男「…」
幼「…」
39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 12:44:13 ID:xerO541A
男「…」
幼「…」
40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 12:53:23 ID:xerO541A
(電話、ジリリリリン)
幼「…でるの」
男「あっ、うん」
男「…はい、もしもし」
男「…すみません、うちは○○じゃないんです…」
幼「…」
幼「…まあ、乙女にはいろいろあるんだよ」
41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 13:21:01 ID:xerO541A
幼「ご飯、おいしかったねっ」ニコ
男「ああっ、ナポリタン上手くできてよかったな」
幼「ふふっ、そだね」
幼「男、お口汚れてるよ」フキフキ
男(…顔近い…)
幼「取れたよっ」ニコッ
男「…」カァッ
幼「食器、片づけようね」
男(恥ずかしげもなく、そういう事するんだよ、昔っから)
幼「♪」
男(…今日は、顔の赤みがなかなか引かない、…なんで?)
男(こんなの、よくあることなのに)
男(幼の顔が、見れない…)
幼「…どうしたの?」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 14:44:29 ID:xerO541A
幼「少し、ゆっくりしょっか」
男「ずっとゆっくりしてるじゃん」
幼「もっとなの!」
幼「最近、つかれてるんだよ」フー
男「なに、疲れるんだよ」
男「幼、部活とかしてないじゃん」
幼「それでもつかれるの」
幼「男とのリフレッシュたいむが、大事なのっ」
男「そうかい。でも毎日、そう言ってるよな」
幼「事実だもん」
男「…そっか」
男「…お茶でも飲むか?」
幼「うんっ、飲むっ!」
43 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 15:31:12 ID:xerO541A
男「コーヒーな」
幼「もちろん、ブラックで」キリッ
男「砂糖3つ、ミルク2つだろ、甘党め」
幼「言ってみただけ」ニコ
幼「男は砂糖2つで、ミルクは1つだよね」
男「うん。ありがとう」
幼「あったかいねえ」ニコッ
男「うん、あったかいな…」
44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 15:48:16 ID:xerO541A
……
男「寝てたか…」
男「コタツの魔力、侮れないな」
男「」チラッ
幼「…」スヤスヤ
幼「…ふふっ」
男(ほっぺ、突っついてみたり…)ツン
幼「ふにゃ…」
男「楽しいな…」ツン
幼「ふぇ…」
男「…次はナデナデ」ナデナデ
幼「えへっ、えへへぇ…」
男「緩みきってる」
ナデナデ
幼「ふわっ、ふふっ…」スヤスヤ
男「…こんなことばっかしてるな、今日は…」
45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 18:49:44 ID:xerO541A
幼「…ふぁぁ…」
男「」ピコピコ
幼「…ゲーム?何の…?」
男「…起きたか、RPGだけど」ピコピコ
幼「ふーん」
男「そういえば、幼がRPGするときは、よく、レベル上げをさせられたな…」
幼「今は自分でしてるよ。レベル上げも楽しいって、思えるようになったんだよね」
幼「私が男の為に、レベル上げしたこともあるし」
男「そうだな」
男「何でも協力しあうって、約束したからな」
幼「ゲームで大げさだなぁ」
幼「まぁ、そうなんだけどね」
46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 18:59:55 ID:xerO541A
幼「いっしょにゲームするの、楽しいよね」ニコッ
幼「またやろうね。RPGとか、パーティーゲームとか、レースとか色々」
男「うん」
幼「…ゲームもいいけど、ちょっと外に行かない?」
幼「散歩しよ?」
男「いいよ、いこっ」
47 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 19:04:51 ID:xerO541A
幼「寒いね~」
男「大丈夫か?」
男「ほら、カイロやるよ」
幼「ありがとっ!」
幼「あったかぁい」ニコニコ
男「ふふ」ニコ
48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 20:06:46 ID:xerO541A
幼「♪」
男「路肩の縁石に乗って歩いたら、危ないぞ」
男「幼はとても高一に見えないな、子供みたい」
幼「それは、私が若々しいってことよね♪」
男「…幼のプラス思考は時々、うらやましくなるよ」
幼「そうでしょ」
幼「…それに」
幼「男だって乗ってるじゃん」
男「」
幼「なんでかやっちゃうよね、それ」
男「…確かに」
49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 23:00:07 ID:xerO541A
(ぶらぶら散歩する二人)
男「…」
幼「…この道、小学校の頃の通学路だね」
男「…そうだな。桜がスゴい咲くんだよな」
幼「キレイだよね。そこの公園、桜よく見えるから、お花見に来る人も多いんだよね」
男「俺らも、何回も行ったよな」
幼「私の家族と、男の家族でね」
幼「お弁当もって、あの木の下で食べたよね」
男「うん、あのでかい木だ」
50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 23:20:44 ID:xerO541A
幼「小学校四年のお花見のとき、私のお弁当のササミしそ揚げ、勝手に食べたよね」
男「…なんで覚えてんだよ、そんなこと」
幼「食べ物のウラミは怖いんだよ。」
幼「バツとして、私にあんまんを奢りなさい」
男「幼が食べたいだけだろう」
幼「あのとき、オカズ交換って言って、私をだましたよね」
幼「男はそうやって私から、オカズを何回もうばったんだよっ!」
幼「家のご飯でも、お弁当でもっ!」
幼「忘れないもん!!」
男「…わかったよ」
51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 23:31:40 ID:xerO541A
男(なんでそんなに、記憶力がムダにいいんだ…)
男(勉強には、全く活用されないのに)
幼「高校じゃ、私がお弁当、よく作ってるんだし、いいよね」
男「弁当は俺も作ってるんだけどね」
幼「それとこれとは、別なのっ!」
幼「…おいしいし、感謝してるんだけどね」ボソ
幼「それでは、コンビニへゴー!」
男「…おー…」
54 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 00:39:18 ID:8xBZNiaA
幼「あんまん、にくまん♪」
男「なんだ、その歌?」
幼「中華まんのうた」ニコ
幼「ピザまん、ちょこまん、カレーまん♪」
男「子供みたい…」
男「…俺まで、腹へってきた」
55 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 15:46:45 ID:8xBZNiaA
イラッシャイマセー
男「コンビニの匂いって、独特だよな」
幼「色々混ざっちゃってるよね、なんか落ち着くけど」
幼「何にしょうかなー」ニコニコ
幼「男も食べるよね?」
男「うん」
幼「じゃあねっ!」
幼「…あんまん二つ、にくまん二つ、後、ちょこまん一つくださいな~」
店員「……はい」
男「随分、食べるな…」
男「幼、テンション高いな…」クスッ
幼「まあね♪」
幼「近くの公園でたべよっ!」ニコ
男「ああ」ニコ
56 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 15:52:37 ID:8xBZNiaA
アリガトウゴザイマシター
幼「いこっ」ニコニコ
男「あんまり走ると、こけるぞ」ニコニコ
幼「平気だもん、…えへへっ」タタッ
店員「…」
店員「さびしいな、なんでだろ…」
57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 16:07:06 ID:8xBZNiaA
男「…ここ、俺たちが通ってた幼稚園の近くの、公園だね」
幼「ここに来たかったの…」
幼「懐かしいでしょ?…そこの砂場でお城よく、作ったよね」
幼「…男、ノイシュバンシュタイン城とか、名前つけてたでしょ」
幼「カッコつけすぎ」クスッ
男「幼だって、ブランコで、私は風になるとか叫んでただろ」クスッ
幼「若気の至り…だよ」ニコ
幼「…私たち、面白すぎだね」ニコニコ
男「全くだよ」ニコニコ
58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 16:22:48 ID:8xBZNiaA
男「…まあ、ふたりでいたから、楽しいんだよな」
男「何でもないことでも、すごく嬉しいんだよ。幼といると…」
幼「…私もそうだよ」
幼「一緒にいることが、当たり前になってるんだよ」
幼「これからも、ずっと男とふたりで、楽しく笑ってたいなぁ」
幼「…なんか、センチメンタルになっちゃうな。今日は…」
男「…確かに」
男「でも、一緒にいたいのは本音かな…」
男「幼はどうかな?」
幼「…」
59 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 16:34:19 ID:8xBZNiaA
幼「…私もそうだよ、さっきまで言った通り」
幼「男とずっと一緒にいたい…」
男「…」
男「…じゃあ、そうしょうか?」
男「大学生になっても、社会人になっても、親になっても、お年寄りになっても」
男「幼と離れずにいようか?」
男「当たり前を永遠にしよう」
男「幼…。それでいいかな?」
60 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 16:41:55 ID:8xBZNiaA
幼「…男、セリフがクサイよ」クスッ
幼「…断れるわけないよ」
幼「そんな風に言われたら」
幼「…」
幼「…はい」カァッ
幼「…だいすき」ニコッ
61 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 16:43:22 ID:8xBZNiaA
男「俺もずっと大好きだよ」ニコ
62 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 17:18:07 ID:8xBZNiaA
幼「私も…」
男「うれしいな」
男「…」
幼「…」
幼「…なんか、恥ずかしいよぉ」ウルッ
幼「おねがい…、なにか、しゃべって…」
男「」ダキッ
幼「ふわっ…」ギュッ
男「」チュッ
幼「…ふぇ」カァ
男「どうだ…」テレッ
幼「ふぁぁ、いきなりすぎだよぉ…」ジワッ
63 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 17:22:12 ID:8xBZNiaA
男「…ごめん、たえられなくて…」ナデナデ
幼「もぉ~」グスッ
男「…中華まん、食べようか…」
64 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 17:39:12 ID:8xBZNiaA
幼「…おいしいね」パク
男「…うん」パク
男「幼、ちょこまん分けてくれよ」
幼「いいよ…」パク
幼「」チュッ
男「!」
幼「ふいうちだよ」ニコッ
幼「…負けないよ、男っ!」
男「…勝てないよ、幼には…」
男(ちょこ味か…)
幼「私と付き合う以上、1日も退屈させないよっ!!」
幼「私の暇つぶしにずっと、付き合ってよね」
男(俺の、幼との暇つぶしは、これからも続いていく)
男(ずっと、ずっと)
65 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 17:44:06 ID:8xBZNiaA
……
男「♪」
男(…そろそろかな)ニコニコ
幼「男っ!」ニコッ
幼「あそぼぉー♪」
おしまい
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