前々々々スレ 
提督「好きだ、付き合ってくれ!」

金剛「OKデース!」


~~~~~~~~

金剛「あれから三か月ですネー」

提督「もうそんなになるか……」

金剛「時がたつのは早いデース。これも、提督と一緒に居るからなんでしょうネー」

提督「……金剛、実は言いたいことがあるんだ」

金剛「なんですカー? あ、もしかしてプロポーズ?」

提督「お前に告白したのはな……」

金剛「?」

提督「ゲームで負けた、罰ゲームだったんだ」


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引用元: 提督「安価でつづけてみんなと遊ぶ」 



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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 21:15:37.83 ID:kGuyhhzyo
金剛「エ……?」

提督「信じられないかもしれないが、本当なんだ……」

金剛「……グスッ……」

提督「金剛……」

金剛「き、気にしてないデース……提督ー、先に帰ってもらっても良いですカー?」

提督「……だが、な。俺は嘘を言ったつもりじゃないんだ」

金剛「……?」

提督「好きでもない奴に、罰ゲームでも告白なんてしない」

金剛「それって、どういうことデース……?」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 21:16:56.66 ID:kGuyhhzyo
金剛「それって、どういうことデース……?」

提督「つまりだな、今度は罰ゲームなんかの言葉じゃない」ゴソゴソ

金剛「……アッ!」

提督「金剛、ケッコンしてくれ。こんな俺で良かったらだが」

金剛「……」

提督「やっぱり、罰ゲームで告白したやつなんて嫌か?」

金剛「今度こそ、夢じゃないですよネー?」

提督「夢だと思うなら、それでいいさ。ただ、今度の夢は覚めることは無いぞ」

金剛「提督、幸せにしてくださいネー!」

提督「ああ、さあ、バージンロードはすぐそこにあるぞ!」

金剛「ウン!」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 21:19:13.26 ID:kGuyhhzyo
~~~~~~~~

金剛「……ドリーム?」

金剛「シット! なんでこんなところで夢が覚めるデース! どうせならマリッジまでやっちゃいなヨー!」

金剛「ハッ、今回はまだ暗いから、もしかするとまたドリームを見れるカモ!」ガバッ

<ヤセンー ヤセンガシタイー

金剛「……」

<ウオオオオオ ヤセンノレンシュウダー ドーンドーン

金剛「……」イラッ

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 21:21:10.93 ID:kGuyhhzyo
提督「川内がドックに入っていたけど、何かあったのか?」

霞「般若にやられたらしいわ」

提督「なかなかユニークなことを言うな」

霞「理由を聞いたらそうやって返って来たのよ」

提督「……鎮守府の闇は深まる」

霞「とにかく、今日はこれで終わりね。じゃあクソ司令官、羽目を外し過ぎないようにしなさいよ」

バタン

提督「……さーて、羽目を外すかー」

下2

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 21:30:17.27 ID:haMD3kCCO
朝潮にナデナデする

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:52:49.53 ID:oN5iYYx5o
―朝潮型の部屋―

提督「朝潮はいい子だなー」ナデナデ

朝潮「し、司令官、恥ずかしいです……」

提督「でも、前もしてあげたことあるじゃないか」

朝潮「その、みんな見てますので……」

荒潮「あら、私を気にしなくてもいいのよ~?」

山雲「私も朝雲姉を撫でようかしら~」

朝雲「ちょ、ちょっとやめて」

満潮「はぁ……勝手にしなさい」

霰「私も……」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:53:23.24 ID:oN5iYYx5o
提督「ほら、皆気にするなって。それとも撫でられるのは嫌か?」ナデナデ

朝潮「嫌じゃないですけど……」

提督「もー、素直になれよー、ほれほれー」ワシャワシャ

朝潮「あっ、髪が乱れちゃいますっ」

提督「後でちゃんと整えてやるって」ワシャワシャ

朝潮「あうぅ」

提督「ほれほれー」ワシャワシャ

霞「で、羽目を外し過ぎないようにって言ったわよね」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:53:50.34 ID:oN5iYYx5o
提督「……反省してます」ナデナデ

霞「だったらその手を止めなさい」

朝潮「あっ、その、これは私がしてって頼んだことだから」

提督「朝潮……」

朝潮「だから、司令官は悪くないから。ね?」

霞「……朝潮がそう言うなら、何も言わないわ」

提督「本当にいい子だなぁ。よーしよしよし」ナデナデ

朝潮「あうあう……」

13: 今日もこれだけ 2015/02/09(月) 00:54:44.37 ID:oN5iYYx5o
―執務室―

提督「こころゆくまで朝潮を撫でまくった」

提督「しかし、まさか庇ってくれるとは思わなかった……初めて逃れられた気がする」

下2

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:56:44.63 ID:XC/Su0M60
空母水鬼にアイスをプレゼント

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 22:08:23.72 ID:oN5iYYx5o
―パラオ諸島沖―

提督「……さて、いきなり迷子になったぞ。パラオ諸島沖近辺であることには間違い無い筈なんだが」

「~~♪」

提督「はっ、あそこに人が! すみませーん!」

空母水鬼「はい?」

提督(おっとー、どこかで見た事のある顔だぞ~?)

空母水鬼「えっと、何のご用事ですか?」

提督(例に漏れず、敵対心を抱かれていない……今のうちに離脱しなければ)

提督「い、いえ、なんでもないです。呼び止めてすみません」

空母水鬼「そうですか? ……あっ」

提督(何かに勘付いたか!?)

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 22:09:04.83 ID:oN5iYYx5o
空母水鬼「そう言えば私、最近引っ越すことになったんです」

提督「は、はあ」

空母水鬼「ちょっと引っ越しそばを買いすぎたので、通りすがりのあなたにプレゼントです」

提督「え? あ、ありがとうございます?」

空母水鬼「余りもので申し訳ないですけどね」

提督(なにこれ、何かの罠? でも敵意は無いし……なんにしても、借りを作るのはよろしくないな)

提督「ではこちらもアイスをプレゼントします」

空母水鬼「そんな、お返しを期待してのものじゃないですから、気にしていただ無くとも良いですよ」

提督「いえいえ、こちらもあまりものですから」

空母水鬼「そうですか。ふふ、では貰っておきますね。ご丁寧に、ありがとうございます」

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 22:10:13.16 ID:oN5iYYx5o
提督「では、この辺で」ザバッ

空母水鬼「……そういえば、誰だったんでしょうか?」

南方棲戦姫「――おい!」

空母水鬼「南方棲戦姫さん?」

南方棲戦姫「この辺りに人間が来なかったか!?」

空母水鬼「え? あ、それっぽい人なら」

南方棲戦姫「ばかもーん! そいつが私の探している人間だ! くそっ、あっちの方に行ったか!?」ザバッ

空母水鬼「……悪そうな人には見えなかったんですけどね」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 22:10:39.96 ID:oN5iYYx5o
―執務室―

提督「ふう、何とか帰ることが出来た」

提督「そういえば、最近襲撃が目に見えて少なくなってきたような……皆が頑張ってくれているおかげかな」

下2

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 22:12:34.07 ID:Iv74E8TFo
タ級にバレンタインチョコをもらう

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 00:37:15.46 ID:AEQqq6gjo
―???―

タ級「陸にはバレンタインという物があるみたいね」

ル級「そうだな。それがどうかしたのか?」

タ級「私も王子様に送ってみようと思うの」

ル級「……ああ、いいんじゃないか?」

ヲ級(遂に突っ込むことをやめたの……)

タ級「ル級も応援してくれるなんて嬉しいっ。じゃあ、早速用意するわ」

ル級「……はあ、ヲ級頼んだぞ」

ヲ級「えっ」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 00:37:53.87 ID:AEQqq6gjo
~~~~~~~~

提督「……なんでまた気付いたらここに」

ヲ級「貴方、不用心すぎますよ」

提督「最近襲撃ないから油断してたところもある」

タ級「王子様、来てくれたのね!」

提督「来たというか、連れて来られたというか」

提督(なんで所々チョコがついてんだ?)

タ級「そのね、王子様に渡したいものがあるの……」

提督「渡したいもの?」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 00:38:22.69 ID:AEQqq6gjo
タ級「ちょ、チョコ……作ってみたの……その……」

ル級「何で今更恥ずかしがる」

タ級「か、考えてみたら、こういう物をあげるって初めてだと思って……」

提督「何かくれるのか?」

タ級「……ば、バレンタインデー! 王子様の事だから、いっぱい貰っているかもしれないけど……あげますっ!」

提督「お、おう。いや、まだ今年は一つも貰って無いけど」

タ級「えっ? そうなの?」

提督「そりゃあな……」

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 00:38:58.09 ID:AEQqq6gjo
タ級「……ううん、きっと帰ったら他の子たちも準備してるのね。だったら、今年初めてのバレンタインチョコ、あげる」

提督「……」

タ級「それとも、私からのチョコはいらない……?」

提督「いや、ありがたく受け取っておく。ありがとな」

タ級「……! はいっ!」

ヲ級(バレンタインデー、まだなのよね)

提督(だよな。ちょっと戸惑った)

ヲ級(無茶振りも困ったもの……えっ)

26: 今日はここまで 2015/02/10(火) 00:39:29.92 ID:AEQqq6gjo
―執務室―

提督「今年初めてのチョコは深海棲艦か……バレンタインじゃないけど」

提督「ていうか、これバレたらやばいんじゃね。さっさと食べるか」

下2

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 01:07:45.44 ID:0D0I7anY0
山雲・初雪・望月と一日中のんびりする

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:33:28.89 ID:RLBPDFhZo
―提督私室―

山雲「司令、朝雲知りませんか~?」

提督「遠征に行かせてるから今は居ないぞ」

山雲「そうですか~」

提督「寒いだろう、こたつに入るといい」

山雲「では、朝雲が帰ってくるまで入らせてもらいますね~。……あら? 中に誰かいるの~?」ゴソゴソ

望月「ん~、こっちじゃないところから入って……」

初雪「こっちも……使ってる……」

提督「面白いだろう。俺がみかん取りに居なくなった間に潜り込んでたんだぞ」

山雲「では~、司令の対面に失礼しますね~」

提督「無視……」

30: ミス。貼り直します 2015/02/11(水) 00:39:16.95 ID:RLBPDFhZo
―提督私室―

山雲「司令さーん、朝雲姉知りませんか~?」

提督「遠征に行かせてるから今は居ないぞ」

山雲「そうなの~」

提督「寒いだろう、こたつに入るといい」

山雲「では、朝雲姉が帰ってくるまで入らせてもらいますね~。……あら? 中に誰かいるの~?」ゴソゴソ

望月「ん~、こっちじゃないところから入って……」

初雪「こっちも……使ってる……」

提督「面白いだろう。俺がみかん取りに居なくなった間に潜り込んでたんだぞ」

山雲「では~、司令さんの対面に失礼するわ~」

提督「無視……」

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:39:51.49 ID:RLBPDFhZo
望月「司令官、みかんとって」

提督「こたつの上に置いてあるだろ」

望月「顔より下を出したくないー」

提督「ええー……はい、みかん」スッ

望月「ありがと」

初雪「優しいね……」

提督「取るまでねだられるだろうし」

初雪「優しいね……」

提督「……」

初雪「ね……」

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:40:26.86 ID:RLBPDFhZo
山雲「司令さん~?」

提督「わかってる。ほら、初雪にもみかん」

初雪「ありがと……」

山雲「司令さんー、私にもお願いするわ~」

提督「山雲は寝転がってないだろ……ほら」

山雲「ありがと~」

提督「はあ……」モミモミ

初雪「……いやらしい……」

山雲「ホントねー」

望月「ん? あ、ほんとにいやらしい」

提督「みかんは刺激を与えた方が甘くなるって話を実践してただけなのに……てか、望月はこういうときだけ体を起こすんだな」

33: 今日もこれだけ 2015/02/11(水) 00:40:54.04 ID:RLBPDFhZo
―執務室―

提督「遠征が帰ってきたら、山雲がいつもでは考えられない速さで部屋を出て行った。流石である」

提督「まあ、たまにゆっくりするのも良いもんだなぁ」

下2

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 01:17:54.44 ID:aL9X0K0Z0
潮 浦風 浜風とマリオカートで遊ぶ

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 00:42:31.42 ID:IkaQnYxoo
―提督私室―

提督「第……えーと、六回マリカー対決を始める」

浜風『……すでに五回もしているんですか?』

浦風『提督さんじゃけえの。少し噂には聞いとるよ』

潮『な、なんで呼ばれたんでしょう……?』

提督「え? まあ、適当にくじだ。それより準備はいいか?」

浜風『私は大丈夫です』

浦風『なんじゃ、渋っておった割にはやる気なんか』

浜風『やるからには、です』

提督「そういう奴がなんと多い事か。潮も大丈夫か?」

潮『は、はい!』

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 00:43:05.23 ID:IkaQnYxoo
~ダイジェスト~

提督「流石にもう目新しいプレイはないなー」

浜風『いえ、こちらからすると凄く目新しいんですけど』

浦風『提督さんがもうあんなところに……浜風も前日トレーニングしとったんじゃけど』

浜風『う、浦風が誘ってきたから!』

浦風『ノリノリだったじゃろう』

提督「ま、このままゴールに……!? 緑甲羅!?」

潮『ご、ごめんなさい。先行かせてもらいますね』

提督「なんだと!?」

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 00:43:51.29 ID:IkaQnYxoo
提督「今度は油断しない」

浜風『もはや追いつけない位置にいるのだけど』

浦風『四人じゃから、逆転も期待できんけん』

提督「人数少ないと走力がもろに出るからな」

潮『そうですね……さすが提督です』

提督(後ろを脅かしてる奴に言われても……)


浜風『……』

浦風『ついに浜風が無言になったのう』

提督「……影も踏めない状況だしな。仕方ないだろう」

浦風『そういう提督さんも徐々に喋らんくなっちょるが』

提督「それはもう一人のプレイヤーによるものだ」

潮『そ、そんな、私も一生懸命しているだけですからっ』

提督(やはり40ノットの噂は侮れん……)

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 00:44:18.66 ID:IkaQnYxoo
浜風『……くっ、私もそこそこ運はあるというのに』

提督(赤三だして何言ってんだこいつ。まあ、それで潮を落としてくれれば楽になるんだけど)

潮(い、今投げられると提督に置いて行かれちゃう……っ)

浦風『早く投げえ』

浜風『……ふふ』

浦風『っ! ……三位に甘んじるつもりなんか』

浜風『再戦の機会が有れば覚えておいてください。こんどは、負けません』

浦風『……うちも、特訓してくるけぇ』

提督(なんだかんだで一番ガチだったのこの二人だったのか……)

潮(私も、今度は提督に置いて行かれないように……!)

41: 今日もこれだけ 2015/02/12(木) 00:44:50.17 ID:IkaQnYxoo
―執務室―

提督「意外な奴が強いのはどんなゲームでもある事だが……うーむ」

提督「浜風と浦風も特訓しただけあって遅くは無いんだが、いかんせん相手が悪かったな」

下2

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 01:18:41.72 ID:JZu4qP5co
髪色リバーシブル艦の髪がどうなっているのか調査

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 20:07:31.79 ID:IkaQnYxoo
―夕雲型の部屋―

提督「……」サワサワ

長波「……前にもこんな事無かったか?」

提督「あった気がする。今回は謎の解明のためにな」サワサワ

長波「なんだよ、謎って」

提督「この、不思議な髪色の事だ。これどうやって出してんのよ」サワサワ

長波「そりゃ、表と裏で別の色に染めてるだけだ」

提督「……おお、なるほど」サワサワ

長波「つーか、触り過ぎじゃないか? 教えたんだからもういいだろ」

提督「いやー、こう触っているのも気持ちよくて」

長波「はぁ……」

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 20:07:59.61 ID:IkaQnYxoo
清霜「何してるの?」

長波「見ての通り、提督に触られてる」

提督「人聞きの悪い言い方をするな。そういえば、清霜も同じような感じだな」サワサワ

清霜「あっ、もう、司令官ったら」

長波「憲兵に見せたら処罰物の行動だな」

提督「……止めておくか」

清霜「む……」

長波「青葉に見られてないとも限らないし、そうした方が良いぞ」

提督「今更記事にするとも思えんがな」

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 20:08:26.29 ID:IkaQnYxoo
清霜「そういえば、新しく着任したお姉様も同じよね?」

長波「ああ、朝霜か」

提督「そういえば、他の奴らはどこに行ったんだ?」

朝霜「必要なものがあったから、買いに行ってたんだよ」

提督「と、噂をすれば……確かに、違うな」

朝霜「? 何処見てんだ?」

提督「髪」

朝霜「……司令って変な奴だな」

長波「よく言われてることだ」

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 20:09:01.06 ID:IkaQnYxoo
―執務室―

提督「変なのはその髪の色だ、とは流石に言えなかった。実は嫌いじゃないし」

提督「ていうか、長波も地味に失礼な奴だ」

下2

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 20:17:32.19 ID:uIS0b51S0
高翌雄姉妹

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 20:46:17.15 ID:IkaQnYxoo
提督「高雄型とまた何かしたいなー。鍋パとか楽しかったし」

提督「全体的に性格も違うから、何かで遊ぶのに適しているような相手でもある気がする」

下2

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 20:56:47.42 ID:7gni+3Lf0
テニスでダブルス

54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 00:35:24.23 ID:RMzxwgaJo
―テニスコート―

提督「テニスしに来ました」

高翌雄「それ、誰に言っているんですか」

鳥海「とりあえず、私は審判ですね」

愛宕「じゃあ、高翌雄と組むわー」

高翌雄「もちろん。残りは……」

提督「行くぞ摩耶!」

摩耶「提督とかよ……勝てる気しないんだが」

提督「なっ……これでも俺は学生時代テニスの玉子様って言われてたんだぞ!」

摩耶「それが本当なら不安しかないんだが……」

55: また忘れてた…貼り直します 2015/02/13(金) 00:36:08.21 ID:RMzxwgaJo
―テニスコート―

提督「テニスしに来ました」

高雄「それ、誰に言っているんですか」

鳥海「とりあえず、私は審判ですね」

愛宕「じゃあ、高雄と組むわー」

高雄「もちろん。残りは……」

提督「行くぞ摩耶!」

摩耶「提督とかよ……勝てる気しないんだが」

提督「なっ……これでも俺は学生時代テニスの玉子様って言われてたんだぞ!」

摩耶「それが本当なら不安しかないんだが……」

~~~~~~~~

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 00:36:53.88 ID:RMzxwgaJo
愛宕「え~い」バシュン

ドシュッ

鳥海「フィフティーンラブ」

提督「……今のスピードと効果音おかしくないか?」

摩耶「サーブで波動球とか尋常じゃねえな……」

提督「あんな胸部装甲してるのに、どうやって力入れてんだ」

摩耶「おい、その発言はセクハラだぞ」

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 00:37:42.62 ID:RMzxwgaJo
~~~~~~~~

鳥海「ゲームフォーワン。えーと、あと二ゲーム提督が取られたら負けです」

提督「追い込まれたか。そろそろ無我の境地を出すか……」

摩耶「できんのか? いや、出来るわけないか」

提督「――」ユラァ

高雄「空気が変わった……」

愛宕「あら、これは私も本気を出すしかないわね~」コオッ

摩耶「なんだこれ」

鳥海「私に振らないで」

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 00:38:09.75 ID:RMzxwgaJo
~~~~~~~~

鳥海「ゲームセットウォンバイ高雄アンド愛宕ペア。ゲームカウントシックススリー」

提督「くそっ、負けた!」

摩耶「なんか、悪いな。あたしのせいで負けた感じになって」

提督「いや、あの二人ペアが強すぎた……単純にコンビネーションも相当なもんだった」

高雄「最後の追い上げは少し驚きました」

愛宕「そうね~。まさか、ブレイクされるとは思わなかったわ」

提督「いや、いい勝負だった。またしよう」

摩耶(ボウリングの時も思ったが、運動が出来るのとスポーツが上手いってのは違うんだな……)

鳥海(それが分かってるから、私は審判役をしたんですけど)

59: 今日はここまで 2015/02/13(金) 00:39:54.01 ID:RMzxwgaJo
―執務室―

提督「摩耶も弱くなかったけど、即席チームだと息が合わないからなぁ……まあ、しょうがない」

提督「そもそも、相手がガチすぎるんだよ……なんだよあの剛速球……」

下2

61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 00:54:04.17 ID:rNbnPq9D0
日向と腕相撲で勝負

64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 00:12:54.90 ID:ep4pzhw4o
―伊勢型の部屋―

提督「日向、腕相撲しよう」

日向「珍しく部屋に来たかと思えば、突然だな」

提督「今に始まった事じゃないだろ。さあ、準備しろ」

日向「しょうがないな……ほら」ゴソゴソ

提督「よしきた。合図は任せたぞ」

日向「よーい……」ダンッ

提督「……俺の勝ちだな」ニヤリ

日向「……少し、本気を出すとするか」

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 00:13:30.24 ID:ep4pzhw4o
~十分後~

伊勢「日向、今から間宮アイスをもらいに――」

日向「提督と言えど、唯の人間だ。そろそろへばったんじゃないのか?」ググ

提督「その人間相手に拮抗しているくせに何言ってんだ。お前こそただの女の子だろうに」グググ

日向「この日向、そんな甘言に踊らされない」

伊勢「……何やってるの?」

日向「腕相撲だ」

提督「拮抗した状態が続いて、なかなか決まらん」

伊勢「そう……」

日向「もう十分になる。降参してもいいんだぞ」

提督「降参するという案が出ている時点で、お前は負ける事を頭によぎっているんだろう」

日向「プライドを傷つけないために言っているんだ。今なら、私といい勝負をしたと言えるぞ」

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 00:14:01.28 ID:ep4pzhw4o
提督「そっちこそ、今なら腕相撲で一番強いという肩書を外さずに済むぞ」

日向「そんなもの付けた覚えはないが……なっ!」グイッ

提督(くっ、一気に重くなった! だが、まだこちらだって力を隠している!)ググイッ

伊勢(……珍しく日向も本気の顔してるし、暇だし、間宮アイス食べたいし……)

伊勢「もー、二人で遊んでないで、早くアイス食べに行きましょ。提督の分もあるって言ってたし。早く行かないと無くなるよ」

日向「……」ピタッ
提督「……」ピタッ

日向「無くなるか、それは困る。仕方ない、この勝負預ける」

提督「そうだな。とりあえず、アイスを食べに行こう」

日向「行くぞ、伊勢」

伊勢「あ、うん」

伊勢(もしかして、お互い引けなかっただけなのかな?)

67: 今日はこれだけ 2015/02/14(土) 00:14:30.55 ID:ep4pzhw4o
―執務室―

提督「伊勢が止めてくれたおかげで助かった。あれ以上は絶対に筋肉痛になる」

提督「日向も……いや、どうなんだろうか。表情はかなり涼しげだったからな」

下2

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 00:17:49.28 ID:85Al2q1+0
皐月&文月に絵本を読んでやる

70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 01:05:52.83 ID:P08xUGx3o
―睦月型の部屋―

提督「絵本の読み聞かせに来た……と、皐月と文月だけか」

皐月「本?」

文月「どんなの~?」

提督「まあいいか。有名な桃太郎という本だ。楽しそうだろう」

皐月「司令官、さすがにボクも知ってるよ」

文月「桃から生まれた男の子が鬼を退治するんだよねー」

提督「……じゃあ、ぐりとぐら」

皐月「それも有名だって」

文月「ふたりのネズミの話だよねぇ~」

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 01:06:40.78 ID:P08xUGx3o
提督「わかった。ならまちんととちいちゃんと象で選べ」

皐月「司令官はボクたちに対して恨みがあるの?」

文月「ふみゅぅ……あんまり見たくないな……」

提督(冗談で言ったのに、意外と知ってるんだな……)

提督「しょうがない。ならりっちゃんのサラダでも作りながら、元ネタを読もうか」

皐月「元ネタ?」

文月「どういうことぉ~?」

提督「面白いものも読めて、お腹も膨れて一石二鳥だ。さあ、食堂に行くぞ」

皐月「あ、うん」

文月「楽しみぃ~」

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 01:07:09.10 ID:P08xUGx3o
―食堂―

提督「元気になあるサラダを作ってあげることにしましたっと」

皐月「材料多いね」

提督「結構豪華なサラダになるからな。のらねこが『かつおぶしをいれるとおいしいよ!』と」

文月「次にわんちゃんのハム~」

皐月「えっと、うん、次はすずめのトウモロコシ」

文月「ありさんのおさとう、おまわりさんをのせた馬さんが人参~」

皐月「白熊が昆布……これって、自分が好きなものを入れてるだけだよね?」

提督「そんなことはないさ。仕上げに象が調味料。はい、完成。ほら、食べてみろ」

皐月「うーん……あっ、美味しい」

文月「ほんとだ~」

提督「りっちゃんのお母さんを心配してアドバイスしたからこそ、こんなにおいしいサラダが作れたんだ」

皐月「そっか。実際に食べてみて、納得したよ」

文月「司令官~、みんなにもあげていい?」

提督「もちろん。仲良く分けろよ」

73: 今日もこれだけ 2015/02/15(日) 01:07:38.63 ID:P08xUGx3o
―執務室―

提督「……今気づいたけど、まるで子供をあやすかのようなやり方だったな」

提督「いや、情操教育的にはいいんだろうけど」

↓2

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 01:19:21.20 ID:psCZQ7pB0
長門型と茶道体験

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 01:22:09.82 ID:g8+KJsVzo
提督「茶道を体験したい」

赤城「はあ、なぜ私なのかはともかく……どうして茶道を?」

長門「日ノ本誇るビッグセブンが日本の作法を知らないのもおかしな話だろう」

陸奥「どうせなら、私も体験しようかな……と」

赤城「珍しく提督からじゃないんですね。私も詳しいわけではないので、あてにしすぎないようにしてください」

提督「よしっ」

長門「茶菓子はこれでいいのか? 一応、提督はこれでいいと言っていたが」

赤城「……少し、少ないですね」

陸奥(少ない? のかしら……私にはわからないけど)

加賀(赤城さんを頼るのね)

78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 01:22:37.28 ID:g8+KJsVzo
~~~~~~~~

赤城「おそらく、三人が聞きたいであろうお茶のたて方を主に教えますね」

陸奥「着物じゃなくていいの?」

赤城「いえ、着物で行わなくても問題ないですよ」

提督「帛紗とかも飛ばすのか?」

長門「ふくさ?」

提督「……用語解説面倒だから飛ばしていいか」

赤城「その辺りは全部私がやっておきますから」

長門「おお、流石赤城だ。頼りになるな」

陸奥(それって、本当に体験するだけってことになるんじゃ……)

赤城「まずは帛紗を折り、茶器と茶杓を清め、茶筅をとおす……」

長門「……どういうことだ?」

陸奥「正直、私にもさっぱりわからないわ」

提督「いわゆる、料理に使う食材の準備をしているってことだな」

長門「なるほど」

陸奥「そう言う例え方で良いのかしら。分かりやすくはあるけど」

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 01:23:04.66 ID:g8+KJsVzo
赤城「……準備が出来ました。では、お茶をたててみましょうか」

提督「流儀は?」

赤城「表千家にしましょう。右手でこの茶杓をとり、左手で棗を取ります」

長門「う、うむ」

赤城「右手を握り込み、棗の蓋を取り――」

長門「???」

陸奥「だめね、ついていけてないわ」

提督「お茶をたてるどころか、まだ道具に触った段階だぞ」

長門「と、とりあえず、お菓子は何時食べるんだ?」

提督「でたよ、初心者なら皆気になる疑問」

陸奥「目の前に出されているから、気持ちはわかるのだけど」

赤城「ええと……実はタイミング逃しているんですよね」

長門「!?」バタッ

提督「長門が倒れた!」

陸奥「いえ、あれは正座によって足が痺れたからね。慣れないことはするものじゃないわ」

80: 今日もこれだけ 2015/02/16(月) 01:23:30.85 ID:g8+KJsVzo
―執務室―

提督「お菓子は後でスタッフがおいしくいただいたと。しかし、長門は事前学習しないと無理だろ……」

提督「というより、何も体験できてない。茶碗を回して飲むのやってみたかったんだが……」

下2

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 01:07:40.18 ID:XobrTxjO0
扶桑 山城 伊勢 日向に胸開きタートルネックをプレゼント

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:36:05.45 ID:YzZqqKTTo
―提督私室―

扶桑「失礼します」

伊勢「提督のプライベート空間に立ち寄るのって、初めてな気がする」

提督「わざわざ寄ることもないし」

日向「それで、いったい何の用で私たちを呼んだんだ?」

山城「つまらない用でしたら……私の不幸がまた一つ増えますからね」

提督「何その斬新な脅し方。まあ、それでだな、少し前に正規空母が来ていた服があっただろう」

伊勢「少し前?」

提督「この、タートルネックだ」

84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:36:35.65 ID:YzZqqKTTo
日向「それだったら、今でも着ているところを見るな。飛龍とかは気に入っているようだ」

提督「お、おう。なんか少し嬉しい情報をありがとう。それで、お前達にもプレゼントしようと思って……」

山城「セクハラです!」

提督「えぇー」

伊勢「そういう服が提督の好みなの?」

扶桑「こ、これですか……たまに着ているところは見てますけど……少し、恥ずかしいですね」

提督「無理して着なくていいから。全員にこれ言ってる気がする」

日向「こういう服もたまにはいいんじゃないのか。私は着ないと思うがな」

山城「私も提督からのプレゼントなんて着ません」

提督「日向は何となくわかるが、山城もか?」

85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:37:09.42 ID:YzZqqKTTo
伊勢「日向ったら分かられちゃってるのね」

日向「見るからにキャラに合わないからだろう」

山城「私が着ると思われているのが納得いきませんけど」

提督「だって山城、扶桑が着てたら着るだろう?」

山城「……くっ」

扶桑「山城、無理しなくてもいいのよ?」

山城「いいえ、扶桑姉さまとおそろいの為なら、全然着られます!」

扶桑「そう? 無理はしないようにね」

提督(……まあ、扶桑が着るような服ではなさそうな気がするけど)

86: 今日もこれだけ 2015/02/17(火) 00:37:48.55 ID:YzZqqKTTo
―執務室―

提督「その後、扶桑姉妹があれを着ている姿が見られたという。なんか、あの服を徐々にここで流行らせているような……」

提督「……ま、いいか」

下2

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 20:14:33.07 ID:gQeJzQw0O
ようやく借りたゲームをクリアした、対した事なかったと喜ぶ金剛にクリア後エリアの存在を親切に教えてあげる

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:10:45.88 ID:PbA96pWLo
―金剛型の部屋―

金剛「ハー、世界樹やっと終わったデース」

提督「ん、丁度良い場面で来たか。どうだった?」

金剛「馴れると大したことないデース。ラスボスも思ったより楽だったからネー」

提督「ラスボスが? ……ああ、そうか、まだか。つまりチュートリアルが終わったばかりということか」

金剛「……チュートリアル?」

提督「ほら、続きから始めるとイベント起こるだろ。その後、開かずの所に行って……」

金剛「裏ダンジョンですネー。頑張りマース!」

提督「第六層頑張れよ。しばらくしたらまた様子を見に来るから」

金剛「よーし、やってやるデース!」

霧島(提督が楽しそうに去っていった……これは、少し身構えておく必要がありそうですね)

91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:11:18.54 ID:PbA96pWLo
~~~~~~~~

提督「どうだー?」

金剛「xxxx!!」

提督「お、おおう……攻撃的だな」

金剛「邪花をつついて棘の雨を強化するなデース!!」

提督「ああうん、油断したら一気に持っていかれるよな」

金剛「B2からとんだ鬼畜ゲーデース……」

提督「B3は多分笑いすらこみ上げると思うぞ」

金剛「……マジ?」

提督「まじ」

比叡「最近お姉さまのキャラが……」

榛名「あのゲームはそんなにも凶悪なんでしょうか……」

92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:11:46.91 ID:PbA96pWLo
~数時間後~

金剛「ようやくB3デース」

提督「……」

金剛「さー、どんな敵でも出てくるがいいネー!」

『モンスターの群れが現れた!』

金剛「……獅子? と……」

提督「信号機とは大当たりじゃないか」

金剛「……」

比叡「ひえぇ……お姉さまのお顔が険しいです……」

金剛「とりあえず、レッグスナイプをホロウに、後ろだけどライデンを先に倒すデース」

提督「……あ、腕縛り失敗。しかも、ホロウの契りが獅子に。そしてかみちらし」

金剛「……」

提督「お手本のような悪夢だったな。御愁傷様」

金剛「……フフ、提督の言ったことが分かったデース……なるほど、これは素晴らしいですネー……フフフ」

提督(……怖っ)

93: 今日もこれだけ 2015/02/18(水) 00:12:30.00 ID:PbA96pWLo
―執務室―

提督「マジで笑ってたよ。おお怖い怖い」

提督「なんか、通常状態につっこみそうな気もするな。何回hageることか……」

下2

81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 01:27:41.17 ID:9oif36X/o
雲龍をツインテにする

99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:31:54.44 ID:Zrp3yWeqo
―雲龍型の部屋―

提督「雲龍、髪弄らせてー」

雲龍「一分烈風改。三分震電改です」

提督「失礼しました」

雲龍「冗談です。でも、簡単に髪をいじらせてというものじゃないですよ?」

提督「ういっす。でも、雲龍のたまには違った髪型を見てみたかったんだ」

雲龍「……どんな髪型が見たいんですか?」

提督「ツインテール」

雲龍「ちょっと待ってて」

100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:32:27.84 ID:Zrp3yWeqo
~数分後~

雲龍「これでどうかしら」ツインテver

提督「おおお! 可愛い!」

雲龍「そ、そんなに興奮するとは……」

提督「いやいや、予想外に良かった。そう言った髪型も良いんじゃないか?」

雲龍「ちょっと邪魔になるので、どうにも」

提督「ああいや、無理にとは言わない。ここで唯一の者にするのも悪くない」

雲龍「唯一って、そこまでではないですよ」

提督「他で晒すことが無いなら唯一だろ?」

101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:33:18.23 ID:Zrp3yWeqo
雲龍「天城には見せたことあるから」

提督「……確かに、ツインテにするのも手早かったな」

雲龍「一度くらいは変えたことありますからね」

提督「じゃあ、今度また頼んだらしてくれる?」

雲龍「……では、彗星の江草隊を積んでくれたらということで」

提督「ごめん、無理言った」

雲龍「冗談です。六〇一空でも十分ですから」

提督「とりあえず、髪型は無理にとは言わない。でも、良ければまた見せてくれると嬉しい」

雲龍「はい。またいずれ」

102: 今日もこれだけ 2015/02/19(木) 00:34:06.72 ID:Zrp3yWeqo
―執務室―

提督「雲龍のツインテは良かった。写真撮っておけばよかった……」

提督「あの口ぶりならまた今度見せてくれるだろうし、その時は忘れず撮影しよう」

下2

96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:19:15.96 ID:qoT9SoyIO
秋月と食べ歩き

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 01:53:05.89 ID:+BFCqWCqo
―デパート―

提督「フードコーナーが広がったらしい」

秋月「そうなんですか?」

提督「だから、こうして食べ歩きに来た」

秋月「……私、資材の購入と聞いてついてきたのですが」

提督「それも本当だぞ? ただ、食べ歩きも目的の一部というだけだ」

秋月「……」

提督「そんな目で見るな。ほら、手始めにたいやきでも食べようか」

秋月「もう、提督は……」

108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 01:53:31.82 ID:+BFCqWCqo
~~~~~~~~

提督「どんなのが食べたい? もちろん、ここにある店で売っているの限定でな」

秋月「いえ、私は……」

提督「ほら、あっちにはクレープもある。あっ、ワッフルもあるぞ」

秋月「あの、提督」

提督「うわ、バーガー店が二店舗ならんでる。どっちが生き残るんだろうか……」

秋月「提督っ」

提督「秋月、悪いけどこの荷物を持っててくれないか」

秋月「え? あ、はい」

提督「ヒャア我慢できねぇ! クレープだぁ!」

秋月「……」

109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 01:54:19.88 ID:+BFCqWCqo
秋月(提督は、なぜ突然こんなことを……)

提督「ほら秋月、食べろ」

秋月「早かったですね」

提督「人も多いから早めに作ってるんだろ。それより、ほら」

秋月「いえ、私は……」

提督「聞いたぞ、あまり豪勢な食事は摂ってないんだって?」

秋月「そ、それとこれと一体何が……」

提督「質素倹約は美徳だけど、周りに心配させるのはいかん。周りに合わせるって事も重要だ」

秋月「提督……」

提督「遠慮しないのも時には大切だぞ。上官からのアドバイスだ」

秋月「……では、ありがたくいただきます」

提督「どうだ?」

秋月「……美味しいです」ニコッ

110: 今日もこれだけ 2015/02/20(金) 01:55:25.35 ID:+BFCqWCqo
―執務室―

提督「あのクレープ甘かったんだけど。しかもフルーツ少なくて、クリームばかりが多いし」

提督「まあいいや。秋月の機嫌よくなったし、多分秋月の口には合っていたんだろう」

下2

105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:40:12.41 ID:ONvZnUtu0
潜水艦娘達にUSJ土産の百味ビーンズをあげる

113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 18:29:31.74 ID:+BFCqWCqo
―伊号潜水艦の部屋―

提督「えー、ゆーちゃんも改造できるレベルに達し、部屋分けを如何しようかと考えているわけです

が……」

168「司令官、長い」

まるゆ「まるゆも御呼ばれしてよかったんでしょうか……?」

提督「……とにかく、ゆーちゃん改造前の思い出として、それぞれの味を一つづつ選んだ百味ビーン

ズを用意しました」

8「ひっ」

19「はっちゃん?」

提督「どうやらはっちゃんは知っているようだな」

8「主人公の気持ちを思い知りました……」

提督「……そうか」

58「提督の顔が不自然に優しいでち」

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 18:30:29.54 ID:+BFCqWCqo
提督「とりあえず、好きにとってくれ。ひーふーみー……一人三個で、はっちゃんは知ってるから最

後な」

8「そんな殺生な!」

提督「順番で喧嘩しちゃいけないし、運が悪い順から取っていこうか」

まるゆ「まるゆからですか? で、では……この黄色と緑とピンクにします」

168「普通ね」

まるゆ「ご、ごめんなさい! 選び直します!」

168「い、いいわよ。じゃあ私は……白と黄緑と青にするわ」

提督「まだらは流石にとらないか……」

8「……」

19「二人の神妙な顔が気になるの……じゃあ、イクは赤三つにするの」

401「じゃあ、しおい取るね。何がいいかなぁ……ううん、じゃあ薄い黄色と茶色と……黒が入った

茶色にする」

115: ※味は想像しないようにしましょう 2015/02/20(金) 18:31:34.16 ID:+BFCqWCqo
U-511「では、ゆーは色の入ったこれにします」

提督「おいおい……分かってんのか?」

8「……」ガクブル

58「ゴーヤは……黄色三つ……なんだか嫌な予感がするから、黒が入った黄色は止めて、白黒の方に

するでち」

8「ぁ……あ……」ガクブルダラダラ

提督「……うん、みんなで一斉に食べようか。好きなのから食べてね」

まるゆ「う、ううん……なんだか苦いです、隊長……」

提督(まるゆは草とスイカと綿菓子か。全然平和だ)

168「うえっ、なにこれ、口に残る……な、なんだろこれ、シャンプー?」

提督(石鹸と青リンゴとブルーベリーか。これも全然平和だ)

19「……な、なんなのこれ、食糧危機に瀕したときに食べそうな味なの……」

提督(ミミズにシナモンとチェリーか。特別斑点が無いのはここまで。次は……)

116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 18:32:25.98 ID:+BFCqWCqo
401「つ、土? 土みたいな味がする。土かぁ……」

511「バナナ味です。美味しいです」

提督(401は後であかか……ソーセージもまずいんだよな。あの順番なのにハズレ無しのゆーちゃんは幸せ

そうだ)

58「口に刺激が来るでち! こ、こっちは……うぐっ、異様でち! さ、最後の……あ、これは……



提督(ゴーヤは最後のレモンに救われたか。黒コショウと腐ったタマゴは考えただけでも最悪だ。そ

して……)

8「」

提督「……」パクッ

提督「うぐっ……! 比叡料理並にやべぇ味だ!! さすがゲ……うぷっ、ちょっとトイレ……」

511「……これも、日本の分化という物でしょうか」

117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 18:33:03.60 ID:+BFCqWCqo
―執務室―

提督「自分から地雷に飛び込まなきゃよかった。あれはトラウマになる……まだ口の中に残ってる感じがする」

提督「ちょっと鳳翔さんの店で口直しして来よう……」

下2

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:39:47.61 ID:n494C2hto
春雨が手料理を振る舞ってくれる

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 18:58:37.55 ID:+BFCqWCqo
―鳳翔の店―

提督「鳳翔、何か美味しい物」

鳳翔「ちょうどよかったです提督。今春雨ちゃんがお手伝いに来てくれているんですよ」

提督「春雨が?」

春雨「わ、私は鳳翔さんにお料理を教えてもらいに来ているだけですから」

鳳翔「春雨ちゃん、教える必要が無いくらいお料理が上手なんです」

春雨「そっ、そんなことありません。私なんてまだまだですからっ」

提督「……じゃあ、春雨が欲しい」

春雨「ふえっ!?」

121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 18:59:06.91 ID:+BFCqWCqo
提督「ゴホン。麻婆春雨が食べたい。さっきから連呼されてると、食べたくなってきたんだ」

春雨「そ、そうですよねっ。では鳳翔さん、私は……」

鳳翔「あら、提督に作ってあげないの?」

春雨「え? でも、司令官は……」

提督「春雨が作ってくれたものも美味しいんだろうなー。出てきたらとてもうれしいなー」

鳳翔「ほら、提督もああいってますし」

春雨「……わ、分かりました! 白露型五番艦春雨、司令官のためにお作りします!」

122: そういえば前の投稿に変な改行がありましたね。すみません 2015/02/20(金) 19:00:13.67 ID:+BFCqWCqo
~~~~~~~~

春雨「どうぞ、司令官。春雨特製の麻婆春雨です」

提督「おお……凄く美味しそうだ。香りもとても良い。では、一口……」パクッ

春雨「ど、どうでしょうか」ドキドキ

提督「……うっ」

春雨「や、やっぱり美味しくありませんでしたか!?」

提督「美味すぎる……春雨!」

春雨「は、はいっ!」

提督「俺に毎日春雨を食べさせてくれ」

春雨「――」

鳳翔「提督?」

提督「はっ……す、すまん。あまりの味のギャップに少し混乱していたようだ……春雨?」

春雨「」

提督「……固まってる」

123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 19:00:41.51 ID:+BFCqWCqo
―執務室―

提督「固まった春雨は鳳翔に任せた。まあ、鳳翔なら丸く収めてくれるだろう」

提督「それにしても、正気を保ったままあんなことを言わせるなんて……百味、恐ろしいものだ」

下2

125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 19:06:40.00 ID:RoaxLQWXO
五月雨と遊園地デート

128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 00:41:20.47 ID:4zmlAHlfo
―遊園地―

提督「遊園地に来るのも久しぶりだな」

五月雨「わぁ……すごいですね。いろいろあります」

提督「遊園地だし。さて、まずは何に乗る?」

五月雨「なんでもいいんですか?」

提督「おう、何でもいいぞ」

五月雨「で、では……メリーゴーランドがいいです!」

提督(かわいらしい始まりだ)

129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 00:41:47.32 ID:4zmlAHlfo
~~~~~~~~

五月雨「楽しかったです!」

提督「気に入ってくれてこっちも嬉しい。ソフトクリームが売ってる、五月雨いるか?」

五月雨「そうですね、買ってきます」

提督「待て待て、こういう時は男に花を持たせてくれ」

五月雨「いいんですか?」

提督「もちろん。そこで待っとけよ」


提督「ほら、ソフトクリーム」

五月雨「ありがとうございます。ん……美味しい」

提督「ふっ、五月雨、ついてる」

五月雨「はい?」

提督「ここ、生クリームついてるぞ」

五月雨「あわっ、す、すみません!」

130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 00:43:03.43 ID:4zmlAHlfo
―観覧車―

五月雨「わ……いい景色ですね」

提督「夕日に観覧車ってべただけどな。どうだ、今日は楽しかったか?」

五月雨「はいっ!」

提督「それなら連れて来たかいがあった。俺も、五月雨と来て良かった」

提督(心穏やかに回れたし)

五月雨「司令官も楽しんでくれたんですか?」

提督「もちろん」

五月雨「えへへ、それなら私も嬉しいです」

131: 今日はここまで 2015/02/21(土) 00:43:31.52 ID:4zmlAHlfo
―執務室―

提督「二人きりだと見守る必要が無いから楽しむことに集中できる」

提督「集団で行くのもそれはそれで楽しいんだけど」

下2

118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 18:34:55.77 ID:i9nNFDQro
武蔵の髪の耳(っぽくたってる所)をつかんでパタパタさせる

135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 23:43:42.53 ID:4zmlAHlfo
―大和型の部屋―

提督「武蔵、いつしかはお世話になったな。今日こそお返しをしてやろうじゃないか」

武蔵「ほう……何のことを言っているのか分からないが、相手になるというならばいつでもかかってくるといい」

大和(分からないというより、心当たりが多すぎるんでしょうね)

提督「何時でもと言ったな……その言葉後悔するなよ」

武蔵「なに、それで一本取られたのであれば、素直に敗北を認めよう」

提督「……その言葉、後悔するなよっ!」ダッ

大和(同じ言葉を言って逃げました……何時ものことだけれど)

武蔵「最近は体を動かすことも無かったからちょうどいい。楽しませてくれればいいんだがな」

大和「提督も一応普通の人間なんだから、やり過ぎないように」

武蔵「提督はそんなに軟な人間じゃないだろう」

大和「……否定はしないけど」

136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 23:44:14.28 ID:4zmlAHlfo
~深夜~

提督(馬鹿め、俺が素直に直接来ると思っていたか。というわけで、こんばんわー)

武蔵?「……」

提督(しめしめ、大人しく寝ているようだな。危機感が足りてないんじゃないかー)

武蔵?「……」

提督(まあいい、むしろこっちとしては都合がいい)

武蔵?「……」

提督「では、その耳のようなところをちょいっと……はっ!」

枕「」

提督「馬鹿な! 偽物だと!? くっ、電気が」パチッ

武蔵「甘いのは提督の方だったな」シュッ

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 23:44:58.89 ID:4zmlAHlfo
提督「むさ――」
武蔵「眠れ」ドスッ

大和「ふわ……何をしているんですか?」

武蔵「なに、ちょっとした奇襲をな」

大和「いえ、提督の方です」

武蔵「何? なっ……」

提督「ありがたく触らせてもらってるぜぇ? その耳っぽい髪をなぁ!」ピョコピョコ

武蔵「くっ……どういう事だ」

提督「夕張に借りた質量をもつ残像生成器によって生み出された残像だ。身の回りにある物フルに使ってこそが勝負という物だ」パタパタ

武蔵「……どうやら、今回は私の負けのようだ。好きにするがいい」

提督「すでに好きにさせてもらっている」ピコピコ

大和「楽しいですか?」

提督「結構」ポスポス

138: 今日はこれだけ 2015/02/21(土) 23:46:08.42 ID:4zmlAHlfo
―執務室―

提督「武蔵は嫌そうな顔をしていたが文句自体は言わなかった」

提督「でも怖いからもう二度とやりたくない」

下2

140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 23:47:32.40 ID:qJP3gLlc0
一日の間 青いつなぎを着て仕事する

142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 02:36:25.90 ID:yjItG0FPO
―売店―

提督「なにこれ、タイツ?」

明石「それはつなぎですね。自動車整備員とかが着ていたりします」

提督「ふーん、ちょっと着てもいい?」

明石「試着はご自由にどうぞ」

明石(でも……あんなもの置いてたっけ?)


提督「なるほど、少し動きにくいな。タイツとはまた違った良さがある」

明石「褒めているのかよくわからない感想ですね」

提督「まあ、ネタになりそうもないから……あれ?」グイッ

明石「どうしたんですか?」

提督「これ、脱げない……」

明石「……えっ?」

143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 02:37:20.49 ID:yjItG0FPO
―工廠―

夕張「私が作った失敗作ですね。一日たてば自然に脱げますよ」

提督「なんでそんなものを……」

夕張「実は遊びで混ぜておいたんですよ。あはは」

提督「俺だからよかったものを、ほかのやつがかかったらどうするんだ」

夕張「提督以外手を出す品物じゃないですよね」

提督「……確かに!」

夕張「ちょうどいい服装してますし、ついでに開発いっちゃいましょう」

提督「よーし、今日はたくさん資材つぎ込んじゃうぞー」

夕張「本当ですか!? 私も張り切っちゃいますね!」

妖精(あとでおこられるのです)


144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 02:38:01.95 ID:yjItG0FPO
―執務室―

提督「これが報告書。はい、今日の仕事終了」

霞「はぁ……これで、資材のことは水に流しておくわ」

提督「今度私自ら遠征に行く所存です」

霞「それはこっちが迷惑するからやめなさい」

提督「でもさ、ほら、真面目に仕事はやったよ? 溜まってた分もやったんだから、褒めてもいいんだよ?」

霞「資材の使い過ぎで、余計な仕事がこっちにも舞い込んだんだけど」

提督「さーて、今日はもう寝るかー」

霞「……ふん、日が変わるギリギリに終わらせたのは褒めてあげるわ。ゆっくり今日は休みなさい」

提督「おお、ねぎらいの言葉が……ん? 日が変わる……うおお!? 服がはじける!?」パーン

霞「……なるほど、カス司令官は罵倒が受けたいようで」

提督「一日って二十四時間じゃなくて、日付が変わるまでか。夕張、言っとけよ……」


145: 今日もこれだけ 2015/02/23(月) 02:38:48.40 ID:yjItG0FPO
~~~~~~~~

提督「そのあとめちゃくちゃ説教された。ついでに夕張も」

提督「怪しいものには手を出さないようにしよう」

↓2

147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 03:15:19.56 ID:pFyVcYyjO
わるさめちゃんと春雨ちゃん

151: 遅くなったので今日はこれだけ。次は少なくとも二つはしますので… 2015/02/24(火) 03:34:52.35 ID:tV1N22rto
―???―

北方棲姫「この子がともだちの駆逐棲姫ちゃん!」

駆逐棲姫「こ、こんにちは」

提督「はあ……」

提督(また見知らぬ場所に連れて来られたというか、突然紹介されてもというか、春雨に似ているというか……)

駆逐棲姫「あの……どうかしましたか?」

提督「ああいや、ううむ……」

北方棲姫「? あ、そうだ、そういえばレ級ちゃんにわたす物があったんだ」

提督「そうなのか? じゃあ、俺はそろそろ帰ろうか」

北方棲姫「駆逐棲姫をよろしくね!」ザバッ

提督「え」

駆逐棲姫「行っちゃいましたね……」

提督(……なるほど、今こそ何かネタにはしれと。どうせなら春雨も関係しそうなことをしよう。問題はどこまで大丈夫なのか……)チラッ

駆逐棲姫「?」

提督(……ま、なんとかなるだろ)

下2

155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 06:50:45.63 ID:hyyS+mFqo
AV冒頭のインタビューみたいなのする

156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 20:23:19.63 ID:tV1N22rto
―ホテル―

提督「じゃあ始めようか」

駆逐棲姫「それはなんですか?」

提督「ああ、気にしなくて良いよ。まずはお互いを知りあうための自己紹介ね。名前は?」

駆逐棲姫「駆逐棲姫、です……」

提督「可愛い名前だねー。年齢は?」

駆逐棲姫「えっと、その……よく覚えてません」

提督「あ、そうなの? でもそういうミステリアスチックなのも良いと思うよ。どこから来たの?」

駆逐棲姫「深海……でいいんでしょうか」

提督「深海、いいねえ。友達はどれくらいいるの?」

駆逐棲姫「実は、あまり……」

提督「あ、そうなんだ。じゃあ、お友達になれそうな子を紹介してあげようか?」

駆逐棲姫「えっ、そっ、それは」

157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 20:24:20.57 ID:tV1N22rto
提督「まあ、もう呼んじゃってるんだけどね。そろそろ来るはず……」

ガチャ

春雨「失礼します。司令官、何故ホテルに呼んだんでしょうか?」

提督「お前に友達を紹介しようと思って」

春雨「友達ですか?」

駆逐棲姫「こ、こんにちは」

春雨「えっ」

提督(もしかして、やっぱ敵だって気付いたか? いや、大丈夫、春雨はこいつを見た事無い筈)

春雨「し、司令官。もしかして……」

提督「これはだな――」
春雨「誘拐ですか!?」

提督「……本気で言ってる?」

春雨「す、すみません、つい……」

158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 20:28:43.49 ID:tV1N22rto
提督「ふぅ……とりあえず、自己紹介の続きをしよう。はい、これ見て。次は……」

春雨「し、司令官、それって」

提督「ん? もしかして初めて?」

春雨「は、初めてですよぉ……こんなことする機会も無いですし……」

駆逐棲姫「私も経験ないんですよ……?」

提督「あー、だからちょっと緊張してるのか。大丈夫大丈夫、心配しなくても良いよ」

春雨「そんな大きなもの向けられて、緊張しない訳無いですよ……」

提督「君も?」

駆逐棲姫「うん……まあ……」

159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 20:29:10.41 ID:tV1N22rto
提督「……まあ、初めては誰だって緊張するか。でも、こうしてお喋りしているうちに身体もほぐれていくから」

春雨「は、はい」

駆逐棲姫「でも、やっぱり意識しちゃいますよ」

提督「うーん、じゃあやめようか?」

春雨「そうして貰えると嬉しいです。ね?」

駆逐棲姫「うん、やっぱり恥ずかしいですから……」

提督「二人がそう言うならしょうがないな。普通にお話だけにしよっか」

春雨「ありがとうございます……その、言われた通りトランプ持ってきました」

駆逐棲姫「あ……」

春雨「……一緒にする?」

駆逐棲姫「うん、ありがとう」

提督(……うん、借りてたこのカメラのおかげで、初対面ということを意識せずに話せてるな。しかし、こんなことしてもいいのだろうか……)

160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 20:29:41.68 ID:tV1N22rto
―執務室―

提督「とりあえず、撮っておいたこのテープは封印しておこう。敵と引き合わせたなんてばれたらシャレにならん」

提督「犯罪もばれなきゃ犯罪じゃないって青葉も言ってた」

下2

162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 20:33:10.73 ID:+TKDcBaz0
ドナルドの格好をして暁型を驚かす

166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 22:36:00.85 ID:tV1N22rto
―売店―

明石「衣装」

提督「把握」


―廊下―

提督「やっぱ、こういうカッコをしたら驚かしでしょ。キャーキャー言われてやる」E:ドナルドの衣装

雷「きゃー!」

提督(はっ、いきなり成功するなんて……これはツキが向いてるな!)

雷「ドナルドじゃない! 凄いわね!」

提督「あ、そっち」

雷「司令官なの? ねえねえ、あれやってくれない?」

提督「あれ?」

雷「らんらんるー☆」

167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 22:36:36.07 ID:tV1N22rto
~~~~~~~~

提督「可愛かった。お、あそこに見えるのは暁じゃないか。あっはっはっは」ダッ

暁「? ……きゃーーー!!??」ダッ

提督「ドナルドです」

暁「変な人が追い掛けてくるぅーーー!!」

提督「嬉しくなるとついやっちゃうんだ」

暁「いやぁーーーー!!」

提督「僕の家で遊ぼうか」

暁「こーなーいーでー!」

168: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 22:38:09.46 ID:tV1N22rto
~~~~~~~~

響「それで、暁が自分からぶつかったって? それでこのたんこぶ」

提督「ハンバーガー四個分くらいかな」

響「そんなに大きくないよ。それにしても……」

提督「ドナルドは君の事も知ってるよ」

響「司令官、声マネ上手だね」

提督「アラーッ! ……え、本当?」

響「吃驚して暁が逃げ出すのが理解できるくらいに」

提督「……」

響「こんなことするのは司令官くらいしかないから、私は分かってたけど……どうしたんだい?」

提督「……今日こそ電にお見舞いできそうだ!」ダッ

響「……はぁ」

169: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 22:39:43.60 ID:tV1N22rto
~~~~~~~~

提督「ドナルドは、子供達がだーい好きなんだ」

電「……」

提督「皆も一緒に、やってみようよ」

電「……」

提督「そーれ、ランラン――」

ドーン

電「面白くないのです」

提督「いや、驚かすつもりだったんだけど」

電「奇襲で撃ったのに避けている事に驚きなのです」

提督「え、マジの殺意じゃないよね」

170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 22:40:11.00 ID:tV1N22rto
―執務室―

提督「電も昔は可愛い反応してた気がするんだけど……気のせいかな」

提督「ちなみに衣装はもう脱いだ。化粧が結構時間がかかった」

下2

172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 22:43:14.98 ID:kVZckwvw0
南方悽戦姫に逆チョコと称してグツグツに煮えたぎったチョコをぶっかける

173: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 23:08:50.64 ID:tV1N22rto
―サブ島沖海域―

南方棲戦姫「沈めぇ!」ドーン

提督「こんにちはを言う暇もない!」

南方棲戦姫「貴様は少しでも油断をしたら逃げるからな。今度は逃がさん」

提督「待て、今回はお前に用事があって来たんだ」

南方棲戦姫「用事だと? そう言ってまた隙を作る作戦なのだろう」

提督「つまり、少し会話をするだけで隙を見せてしまうほど集中力が無いと」

南方棲戦姫「何だと……ふん、ならば話してみろ、冥土の土産に聞いてやろう」

提督(ちょろい)

174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 23:09:18.47 ID:tV1N22rto
提督「実は逆チョコを用意したんだ」

南方棲戦姫「ぎゃくちょこ?」

提督「男から女にあげるチョコだ」

南方棲戦姫「そ、そんな事は知っている」

提督(嘘くさい)

南方棲戦姫「それがどうしたという。よもや、プレゼントというわけではないだろう」

提督「そのまさかだ」

南方棲戦姫「……罠か」

提督「つまり、罠かもしれないと思ってビビッてるのか」

南方棲戦姫「早く渡してみろ」

提督(ちょろい)ポイッ

175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 23:09:47.47 ID:tV1N22rto
南方棲戦姫「ちっ、この程度……ん? ふたが固いな……」

提督「……」

南方棲戦姫「なるほど、此処をおさえて熱っ!!」バシャ

提督「プークスクス! 耐熱、保温バッチリのビックリ箱構造でした! 熱湯とかしたチョコの味だ如何ですかー?」

南方棲戦姫「……」ゴゴゴ

提督(あ、やばい)

南方棲戦姫「生かして帰さん」

提督「離脱っ――」

ドーン

176: 今日はここまで 2015/02/24(火) 23:10:28.20 ID:tV1N22rto
―執務室―

提督「あと数秒動くのが遅れてたら、艦爆と砲撃のダブル攻撃を直に受けるところだった」

提督「もはや、先に相手が憤死するかこっちが戦死するかという、ギリギリの境界線で争っていると言っても過言ではない」

提督「やっぱり過言だわ」

下2

146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 03:12:12.30 ID:rjsjsqzz0
長門が駆逐棲姫と遊んでいるところを目撃する

182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 02:53:28.53 ID:3fz/X+/4o
―長門型の部屋―

長門「最近、敵に遊ばれている気がする」

提督「そういえば、いつも追いかけてるな」

長門「いつもではない! とにかく、どうも嘲笑われてる気がしてならないのだ」

提督「気にし過ぎだと思うのだが……どうしてもというなら、考え方を変えるというのはどうだ」

長門「考え方を変える?」

提督「向こうが遊んでいるように見えるなら、こっちも遊んでいると思えばいいんじゃないか」

長門「それで何か変わるのか?」

提督「変わるんじゃないか? 電だって昔と違って今は元気に敵を殲滅しているだろう」

長門「元気に殲滅している訳では無いだろう……だが、参考にはしておくことにする」

183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 02:54:07.68 ID:3fz/X+/4o
―数日後・鎮守府近海―

提督「なんか、また追っかけてる姿が確認されたらしいが……」


長門「ふふふふふ、今すぐに捕まえてやるからな」

駆逐棲姫「……っ! ……っ!」

長門「はははっ! なかなか楽しいではないか!」

駆逐棲姫「……!?」

長門「ほれほれ、早く逃げないとどうなるかわからないからな!」


提督「楽しそうではあるが、長門にとっての遊びってああいうものなのか?」

184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 02:54:35.52 ID:3fz/X+/4o
駆逐棲姫「た、助けてください!」

提督「巻き込まれたくないし、仲間だと思われたくないからこっちくんな」

駆逐棲姫「じゃあ帰り道だけでもいいから教えてください! ほっぽちゃんに置いて行かれたんです!」

提督「ああ、そういえばいつもは……帰るならあっちの方からな」

駆逐棲姫「すみません、では!」ザザッ

提督「難儀だな……」

長門「ん……? 提督じゃないか。こっちの方に敵が来なかったか?」

提督「知らないけど。つーか、長門にとっての遊ぶってあんな感じなのか」

長門「何時も追いかけてる奴はこんな感じだったと記憶している」

提督(えぇ……相当ストレスたまってたんだろうな。そういえば、一時期は鎮守府でも怖がられてたっけ……)

長門「だが、やってみると意外と楽しいものだな。ではな、私は奴を探すとする」

提督「ああ……」

185: 今日はこれだけ 2015/02/26(木) 02:55:02.70 ID:3fz/X+/4o
―執務室―

提督「変な扉開いちゃったのかもしれないな……まあ、楽しそうならいいんだけど」

提督「……いや、武装してない奴を追いかけるのが楽しいって、よくない趣味なんじゃないだろうか……まあいいや」

下2

187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 04:20:56.40 ID:r1s+/b2V0
由良の髪を解いてお手入れ

188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 02:02:36.24 ID:fRQxo+C1o
―長良型の部屋―

提督「由良、ちょっと気になってたんだが、髪が少しはねてるぞ」

由良「えっ、本当?」

提督「鏡見れば分かると思うけど」

由良「わ、本当……今日の朝、寝坊しちゃったから」

提督「それは良くないな。由良、こっちこい」

由良「な、なに?」

提督「何故警戒する」

由良「だって提督さんの噂を聞いたら、ねえ?」

提督「なんだと、マッサージは超好評だったんだぞ」

由良「それはそうだけど……」

提督「つべこべ言わず、その髪を直させろ!」シュルッ

由良「きゃっ」

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 02:03:25.63 ID:fRQxo+C1o
~~~~~~~~

由良「うう、提督さんが無理矢理触ってきた……」

提督「何でみんな人聞きの悪い言い方するかね」サッサッ

由良「本当のことですよね?」

提督「まあ、間違いではない」

由良「もう……」

提督「本当に嫌なら逃げても良いんだぞ?」

由良「そう言ってくることも聞いてますー」

提督「有名になったもんだ」

由良「半分は悪名だけど、ね」

提督「それは言わないお約束ってもんよ」

190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 02:04:17.32 ID:fRQxo+C1o
由良「……」

提督「~~♪」

由良(それにしても、提督さん、楽しそう)

由良「……提督さん、私の髪、好きなの?」

提督「好きだ」

由良「……!」ドキッ

提督「こうやって髪をいじるのって、好きなんだよ。由良の髪はボリュームあるしな」

由良「……」

提督「ど、どうかしたのか? 本心を言っただけだぞ」

由良「別にー」

191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 02:16:21.34 ID:fRQxo+C1o
―執務室―

提督「何か悪い事でも言ったかな……機嫌が悪い訳じゃなかったけど」

提督「でも、事実触りがいのある髪は大好きだ」

下2

149: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 23:47:04.54 ID:rjsjsqzz0
秋月 春雨 五月雨とマリオカートで勝負

195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 05:04:51.48 ID:j5ao7Sczo
―提督私室―

提督「第七回マリカー対決ー」

秋月『すでに六回もやっているんですか』

提督「そのつっこみは前回受けたなぁ」

五月雨『これが噂のマリカー対決ですか……楽しみです』

春雨『みんなで楽しめたらいいですね』

秋月『こんなことしてても良いんでしょうか……』

提督「言っただろ、肩の力を入れ過ぎだって。それを抜く一環ってやつだ」

秋月『提督……』

提督(肩のいれ過ぎとは言った記憶ないけど)

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 05:05:23.63 ID:j5ao7Sczo
~ダイジェスト~

秋月『あれ、バイクですか』

提督「たまにはな」

五月雨『何時も重量と聞いていたんですけど……』

提督「たまにはな」

春雨『もしかして、手加減してくれてるんですか?』

提督「たまにはと言っているだろうが」


春雨『実はちょっと練習してきたんです。ほら、ここのショートカットもできるんですよ』

五月雨『上手ですね』

秋月『でもそこのショートカットって、あんまり意味が無いと聞きましたよ』

提督「でも難易度は高いんだよな。素直にすごいと思う」

197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 05:06:24.86 ID:j5ao7Sczo
五月雨『あっ、バナナでました』

提督(二位なら次のアイテムまで守りにするのが定石)

五月雨『えっと、えいっ』

春雨『あっ、今前に投げるところ見ました!』

秋月『あ、当たった!?』

提督「まじかよ。でも秋月、お前対空出来てないな……」

秋月『こ、これで避けろは無理ですって!』


提督「せめて最後は一位に……!」

秋月『そういえば、司令の順位が下ですね』

五月雨『本当ですね……とてもお上手だと聞いていたんですが』

提督「……気分を変えるべきじゃなかったんだ」

春雨『それって?』

提督「バイク」

秋月『あっ……』

198: 今日が過ぎる…ここまで 2015/02/28(土) 05:07:05.05 ID:j5ao7Sczo
提督「春雨一位で格差で秋月と五月雨が追従と言ったところか」

五月雨『司令官は……』

提督「触れないでくれ」

春雨『楽しかったです!』

秋月『司令の言っていた事、分かった気がします』

提督「楽しかったならよかった」


―執務室―

提督「マリカーやって何か理解しそうなこと、言ったかな……?」

提督「まあ、楽しかったならよかった。俺はぼろくそに負けたがな」

下2

199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 06:41:38.56 ID:Sd66UEJHo
胸部装甲の厚い子達に背筋をさせる

204: メンバーはパッと思い付いた者 2015/03/01(日) 03:20:27.86 ID:kBCZlO38o
―トレーニング場―

提督「背筋はスタイルの維持にも役に立つんだぞ」

浜風「そうなんですか?」

浦風「浜風も気にするんじゃな」

浜風「う、浦風だって、準備してるじゃない」

浦風「そりゃあ、まあ」

提督「ところで、他の姉妹は?」

浜風「後で来るって言ってました」

浦風「うーん、なかなかしづらい」

浜風「体が固いんじゃないですか?」

浦風「もうちーと柔軟が必要か……」

205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 03:21:05.97 ID:kBCZlO38o
~~~~~~~~

提督「背筋はスタイルの(ry」

千代田「千歳お姉はそんなのしなくても大丈夫だもん」

千歳「うーん、でも最近飲みが多い気がするのよねぇ。それに、背筋は確かに重要よ」

提督「そうだそうだ」

千代田「提督が言うと裏があるように見えるんだけど」

千歳「千代田もやってみればいいんじゃない?」

千代田「千歳お姉が言うなら……」

提督「千代田は千歳に言われたら素直だな」

千代田「私は千歳お姉一筋だし。……でも、けっこう難しい……」

千歳(千代だったら、足も上げる方をやってる……)

提督(邪魔になりそうなものを付けてその方法はな……)

206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 03:21:41.47 ID:kBCZlO38o
~~~~~~~~

提督「背筋は(ry」

高雄「聞いた事はありますね。スタイルもですが、姿勢も綺麗になるとか」

愛宕「提督がためになりそうなことを言うなんて、珍しいわね~」

提督「珍しいとか、その通りではあるんだが。まあちょっとやってみろって」

高雄「トレーニングに来ましたし、やってみますけど……」

愛宕「よいしょ」

提督「……あー、胸が邪魔でうつ伏せがきついかー、こりゃ出来んなー」

高雄「それが言いたかっただけですね」

207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 03:22:09.73 ID:kBCZlO38o
~~~~~~~~

提督「背筋(ry」

大和「へぇ、そうなんですか」

武蔵「腹筋をした後は何時もやっている。当然だろう」

提督「武蔵なら何となくそう言うと思ってた」

大和「では、やってみましょうか」

武蔵「おい大和」

大和「なに?」

武蔵「PADは外しておいた方が良いぞ」

大和「PADじゃないですって!」

提督(俺が言いたかったことを……武蔵、流石だな)

208: 今日もこれだけ 2015/03/01(日) 03:22:36.38 ID:kBCZlO38o
―執務室―

提督「苦しいって人は道具とか使うといいかも。バランスボールとか」

提督「武蔵は普段やってるだけあって綺麗だった」

下2

210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 06:09:49.27 ID:zCbBLQVDO
陽炎型といちゃいちゃ

212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 01:39:42.96 ID:eEomujgZo
―談話室―

提督「誰か居る――って、凄い人数だな」

陽炎「司令? あ、もしかしてうるさかった?」

提督「いや、楽しそうな声が聞こえて、混ぜて貰おうと思って」

不知火「姉妹の語らいを邪魔するんですか?」

黒潮「まあええやん。居て困ることもないやろ」

雪風「しれぇ! 雪風の隣、開いてますよ!」

提督「え……」

初風「……な、なんですか」

提督「……天津風、いいか?」

天津風「いや、素直に雪風の隣に座りなさいよ」

時津風「しれーは変わんないね」

初風「私としては変化してほしいんだけど……」

213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 01:40:15.52 ID:eEomujgZo
提督「それで何してんの? トランプ?」

雪風「はい! 雪風、ほとんど一位なんですよ。幸運の女神のキスを感じちゃいますっ」

提督「この人数で一位か……」

浦風「一応くじで三組に分けちょるんじゃけど」

磯風「それをふまえても、負けを見て無いな」

谷風「この連勝記録には谷風さんもびっくりさ」

提督「マジで幸運の女神がキスをしているかもしれないのか……よしよし、そんな雪風には撫でて褒めてやろう」ナデナデ

雪風「えへへ、ありがとうございます」

浜風「……提督は人によって態度が違う気がします」

初風「同感」

214: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 01:40:43.66 ID:eEomujgZo
不知火「見ててそんな感じはありますね」

提督「おー、なんだ? 嫉妬か?」

不知火「は?」

提督「すいません」

陽炎「でも、他にかまって欲しい子もいると思うの」

時津風「天津風とか?」

提督「お、こんなところにポッキーが。天津風、あーん」

天津風「かまって欲しいわけじゃないわよ! ……あむ」

黒潮「でも食べるんやな」

舞風「秋雲、何かいてるの?」

秋雲「陽炎型に囲まれる提督の図」

舞風「平和よね~」

野分「ええ、そうね」

215: 今日もこれだけ 2015/03/02(月) 01:41:12.93 ID:eEomujgZo
―執務室―

提督「ただ単にわちゃわちゃしてただけような……」

提督「まあ、あの姉妹は仲良さそうで良かったけど」

下2

217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 01:56:33.50 ID:drpqQklEO
トイレのドアを開けると天井からリアルな蛇のおもちゃが落ちてくる仕掛けをする
(引っかかるキャラは霞+αで)

219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:34:35.23 ID:eEomujgZo
―廊下・夜―

霞「はー……流石に夜は冷えるわね」

霞(そもそも、こんな時間まで仕事をしている方がおかしいのよ。艦娘の使い方間違ってないかしら)

清霜「あれ、霞ちゃん?」

霞「清霜、こんな時間に何してるの」

清霜「えへへ、ちょっとトイレにね」

霞「そう」

清霜「霞ちゃんは?」

霞「部屋に戻って寝るところよ。じゃあね、清霜」

清霜「うん。痛っ、うう、こんなところに壁が……」

霞「……心配だからついていくわ」

220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:35:02.95 ID:eEomujgZo
~~~~~~~~

清霜「こんなところまで着いて来てくれてありがとね」

霞「いいから早く済ませなさい」

清霜「うん」ガチャ

ポトッ

清霜「きゃっ!? な、何か落ちてきた!」

霞「っ!? これは……蛇?」

清霜「へ、蛇!? ぁっ――」フラッ

霞「あっ、ちょっと……こんなこと考えるのは、一人しかいないわね」ガシッ

221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:35:33.90 ID:eEomujgZo
(……)

霞「……いるんでしょ。出てきなさい、カス司令官。出て来なきゃ……」ガシャン

提督「ちょ、待て待て! なんで艦装をつけてるんだよ!」

霞「あんたが変なことをしていたら、いつでも折檻できるようにね」

提督「折檻!? ちょっとマジ過ぎません!?」

霞「清霜にこんなことして、何もないと思っている訳?」

提督「そもそもあれは秘書官を狙って――」

ドーン

霞「ちっ、外したわね」

提督「ちょちょ、清霜については本当にまぐれだって」

霞「いいたいことはそれだけ?」

提督「……霞だって、落ちてきた瞬間はびくっとしてたくせに」

霞「っっ――!!」

ドガーン

222: 今日もこれだけ 2015/03/02(月) 23:36:15.95 ID:eEomujgZo
―執務室―

提督「秘書官が動揺して無ければ即死だった」

提督「明石には大規模な修復を夜中からまかせてしまうことになった。悪い事をした」

下2

224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:38:19.94 ID:W0J3NVx00
ワクワクさんのかっこうをして暁型と紙飛行機を作って遊ぶ

226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 22:47:53.08 ID:Vz/sCE5Zo
―暁型の部屋―

提督「作ってワクワク♪作ってワクワク♪」ガチャ

電「……」

提督「ゴロリくん、今日は面白いものを作ろうか」

電「電なのです」

提督「……ゴロリくん?」

響「響だよ。いや、艦名的にはヴェールヌイだけど」

暁「そんな事はいいから、何しにきたの?」

提督「紙飛行機を伝授しに来た」

雷「紙ヒコーキ? そのかっこうと関係あるの?」

提督「ああ。作るのは簡単だけど、奥が深いんだ。だからそれっぽくするため、ワクワクさんの格好で来たんだ」

電「今更古いのです」

227: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 22:48:21.08 ID:Vz/sCE5Zo
提督「うるさい、とにかく紙飛行機だ。とりあえずこれを見てくれ」

暁「? ただの紙ヒコーキじゃない」

雷「そうね……」

提督「投げてみてくれ」

雷「いいの? えいっ」シュッ

暁「! すごい、長く飛んでる。しかも速い!」

響「ハラショー」

提督「雷が投げるのも上手だったみたいだな。しかし、それだけじゃないのがこの紙飛行機だ!」

雷「司令官、教えて貰ってもいいかしら!?」

響「興味深いね」

暁「わ、私も」

電(司令官さんの術中にはまってるのです)

228: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 22:48:48.93 ID:Vz/sCE5Zo
~~~~~~~~

提督「じゃあ、投げてみようか。それー」

雷「えいっ」シュッ
暁「それっ」シュッ
響「ウラー」シュッ

電「……やっ」シュッ

提督「見てみなよゴロリくん、まだまだ飛んでいくよ」

暁「わー、すごーい!」

雷「私のもどんどん飛んでいくわ!」

響「ハラショー」

電「意外と楽しいのです」

提督(超珍しい一言が電の口から!)

229: 今日もこれだけ 2015/03/03(火) 22:49:21.96 ID:Vz/sCE5Zo
―執務室―

提督「最終的に一番飛ばせたのは雷だった。最初投げた時点で上手とは思ったけど」

提督「まあ、今回は大成功だった。ワクワクさんのかっこうした意味は無かったけど」

下2

171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 22:42:56.27 ID:rI/EDQKGo
磯風をふみふみ

233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 01:11:33.89 ID:ADB0L2mGo
提督「磯風! 新しいマッサージを試してやろう!」

磯風「いや、遠慮しておこう」

提督「ズコー。そこは素直に受け取る場面だろ!?」

磯風「寧ろなぜ受け取ると思った」

提督「俺のマッサージの噂くらい聞いた事があるだろう」

磯風「いや……?」

提督「えー……まじで?」

磯風「知らないものは知らんな」

提督「……ええい、知っていなくてもいい! とにかく横になれ!」

234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 01:12:01.44 ID:ADB0L2mGo
磯風「強引だな。とはいえ少しは興味もある、素直に従おうか」

提督「いい子だ。では」フミ

磯風「!? 司令、もし謀ったのであれば、それ相応のお返しはするぞ」

提督「待て待て、これは足で相手のツボを押すマッサージでな」

磯風「……」ジトッ

提督「うっ……わ、分かった。もし五分たって全く気持ちよくなかった場合、俺を一日椅子にしても良いぞ」

磯風「……ふん、その言葉、覚えておけ」

提督「その澄ました顔をトロ顔にしてやるわ」

235: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 01:14:29.30 ID:ADB0L2mGo
~三分後~

磯風「あぁ……そこだ、そこ」

提督「……」フミフミ

磯風「確かに、噂は誇張ではなかったらしいな」

提督「噂知ってるんじゃん。しかし、何かいまいち効いている気がしない」

磯風「そうか? 十分堪能しているが」

提督「なんつーか、いままでの相手は気持ちよさそうに表情を変えていたのに、磯風はポーカーフェイスというか」フミフミ

磯風「それは司令がその程度の腕という事だな」

236: (ちょっと悪ノリした) 2015/03/05(木) 01:15:02.76 ID:ADB0L2mGo
提督「ほう?」フミィ

磯風「まあ、このくらいなら確かに自慢にはなるだろうがぁっ……!? し、司令」

提督「んん? 一体なんだね?」ニヤニヤ

磯風「な、何だ今の……急に大きな波が来たぞ……」

提督「ふふふ、今までの踏み方が、本気だと思っていたのか?」フミィ

磯風「うぁっ……! ま、待て、それを何回もやられてしまうと……」

提督「くくく」フミィ

磯風「っっ!!」ビクッ

提督「で、なんだって?」フミィ

磯風「ぅっ……こ、壊れてしまう……っ!」

提督「ははは、俺を侮った罰だと思え!」

237: 今日もこれだけ 2015/03/05(木) 01:15:28.75 ID:ADB0L2mGo
ー執務室―

提督「プライドを刺激されたばかりに、やりすぎてしまった」

提督「まあ、挑発してきたのは磯風だし? ちょっとやり返しただけだし?」

提督「……次からはもっとマイルドにしよう」

下2

239: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 01:29:53.91 ID:GgjvFQ2dO
三日月となぞなぞで対決

245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 22:45:21.01 ID:gcXnomVIo
三日月「司令官、報告書どうぞ」

提督「ありがと。そのまま秘書官に渡しておいて」

三日月「もう、司令官はいつもそうなんですから」

提督「今回は損害も無いし……いや、なら三日月、なぞなぞで勝負しないか」

三日月「これが噂の思い付き……」

提督「まあまあ、そう言うなって。三日月だって、俺が真面目にしていた方が良いだろう?」

三日月「それはまあ、司令官が仕事をしている姿、その……き、ですし」

提督「え、なんだって?」

三日月「な、なんでもないですっ。私がなぞなぞに答えたら、真面目にしてくれるんですか?」

提督「約束してやろう」

246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 22:46:03.62 ID:gcXnomVIo
三日月「では、いつでもどうぞ」

提督「じゃあ問題。睦月型駆逐艦の中で一番運が無いのは?」

三日月「え?」

提督「制限時間は十分」

三日月「ちょ、ちょっと待ってください。ええと……」

三日月(確か、皆大体同じくらいで、低いで言えば何人もいるよね……その中で低い?)

三日月「……司令官、その、ヒントは?」

提督「えー、正直これ温いんだけど」

三日月「そ、そうなんですか?」

三日月(じゃあやっぱり、考え過ぎない方が良いのかな……)

247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 22:47:00.71 ID:gcXnomVIo
~十分後~

三日月「うーん……うーん……」

提督「……はい、終了。十分たったぞ」

三日月「えっ、もうですか?」

提督「時計見てみたら分かると思うぞ」

三日月「あ……本当です」

提督「元々報告に来ただけだろ? そろそろ部屋に戻らないと、みんな心配するぞ」

三日月「そうですね。あの……その前に、答えを聞かせてもらっても良いですか?」

提督「……皆で考えたら答えが出るかもよ? まあ、部屋に戻って考えてみろ。せっかくだしたんだし」

三日月「司令官意地悪です……」

提督「ま、そんな難しいものじゃないからさ」

三日月「……分かりました、また今度教えてくださいね」

248: 今日もこれだけ 2015/03/10(火) 22:47:34.62 ID:gcXnomVIo
バタン

提督「……さて、三日月は疑っていたけど、一応本当になぞなぞにはしてるんだよ」

提督「納得のいく答えかは別にしてな」

下2

250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 22:53:56.39 ID:bb4dqZQX0
戦艦タ級に百味ビーンズを渡す

256: >>255正解 弥生はツキ(月)そのものを持って無いので睦月より悪いかなと 2015/03/12(木) 01:26:36.82 ID:GSeWMyggo
タ級「みんな~、飴貰ったわー」

ル級「飴? 貰ったって、いったい誰から」

タ級「王子様よ」

ヲ級(英語で書かれてて……あれ、これ何処かで見た事あるような……)

レ級「わー、美味しそうな飴。食べていいの?」

ル級「ま、待て。人間は何と言っていた?」

タ級「ええと、そうね……」

257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 01:27:19.48 ID:GSeWMyggo
~数十分前~

提督「これをやろう」

タ級「わぁ、王子様これは何?」

提督「百味ビーンズと言って……まあ、飴だ」

タ級「本当にもらっていいの?」

提督「もちろんだ。みんなで分けて食べるといい」

タ級「はい!」

提督(外国版だし、調べるまでやばい味があるとは分かるまい。これで何とか好意が下がるといいのだが)

258: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 01:27:52.48 ID:GSeWMyggo
~~~~~~~~

タ級「――ですって」

ル級「そうか。……毒とか入ってないよな」

レ級「あーん。んー……青リンゴだ!」

ル級「って、おい!」

レ級「えー、美味しいよ?」

タ級「そうなの? ……ん、本当」

ル級(凄く怪しいし、あたしはこのまま様子を見る事にしよう)

ヲ級(……そうだ、これが何か思い出した)

259: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 01:28:28.47 ID:GSeWMyggo
南方棲戦姫「美味しいそうなものを食べているようだな。どれ、この私ももらおう」

タ級「ええ、お好きなのをどうぞ」

ヲ級「確か一番やばいのは……あっ、南方棲戦姫様、それは……」

南方棲戦姫「ん? ……うぐっ! な、何だこの腐ったような味は! こ、こっちは……うげぇ!」大破

ル級「突然大破されたぞ!?」

ヲ級(まさか一番のはずれレベルの物を選ばれるなんて……なんてかわいそうな人)

タ級「あ、こっちはチェリーねー」

レ級「レモン味ー」

260: 今日もこれだけ 2015/03/12(木) 01:29:22.93 ID:GSeWMyggo
―執務室―

提督「……今考えてみたら、反応分かんないから、好意が無くなったか確認できない」

提督「またこっそり様子を見に行くか……何となくだけど、効果なかったような気がするけど」

下2

262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 01:41:45.17 ID:LDlLwfWJ0
大井にデレるまで接する

265: (デレとか想像できなくて三回くらい書き直した…) 2015/03/13(金) 01:28:15.07 ID:BNDGUjboo
―廊下―

大井「提督、明日は早朝演習ですから、早めに寝た方が良いと思いますよ」

提督「……大井が心配してくれた!?」

大井「酷い指揮をさらに酷くさせる理由はどこにもないですからね」」

提督「あっ、何時もの大井だな」


―球磨型の部屋―

提督「って言う事があってさー」

球磨「寝なくていいクマ?」

提督「ばっか。大井が微かなデレを見せたんだぞ? 明日は嵐で演習は中止だ」

木曾「大概ひどい反応だが、納得できない訳じゃ無いのがな」

266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/13(金) 01:30:18.08 ID:BNDGUjboo
北上「大井っちが提督にねー。嫌っている訳では無いと思うんだけど」

提督「あれは好かれてもいないと思う。これまでもいろいろやっちゃってるしな」

球磨「それで、何でわざわざ球磨達に知らせたクマ?」

木曾「まさか、本気で明日嵐が来るとは思っているわけではないだろう」

提督「そうだ、大井は熱があるかもしれないから、明日の演習は不参加だ。絶対に引き止めるように」

北上「それって、私は参加するから、是が非でもついていきそうって事?」

提督「まあな。それに、大井は意地っ張りだしな」

球磨「関係あるクマ? というか、ちょっと心配しただけで不参加はどうかと思うクマ」

提督「念には念を入れて、だ。さて、明日の事もあるから部屋に戻る。じゃあな」

267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/13(金) 01:34:38.10 ID:BNDGUjboo
~次の日~

大井「……それで、三人で監視ですか」

木曾「監視って程のものじゃないけどな。とりあえず寝とけ」

大井「大げさ。それに、北上さんが出るなら私も行かなくては」

多摩「残念だけど、もう代わりの子は選出されてるにゃ」

大井「余計な事を……」

球磨「そもそも、本当に熱があるんだから寝ておくクマ」

大井「うー……」

木曾「そうやって意地張るところも、予想されていたぞ」

大井「……ふん、どんな人も、時折冴えることがあるってだけです」

球磨(確かに棘が少し丸いクマ)

多摩(まさかのデレにゃー)

268: 今日もこれだけ 2015/03/13(金) 01:35:04.82 ID:BNDGUjboo
―執務室―

提督「後から聞いた話だが、大井は本当に熱があったらしい」

提督「わ、分かってた。うん、分かってたぞ、もちろん」

提督「……誰に言い訳しているんだろう」

下2

261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 01:41:11.38 ID:whCJR4Z70
妙高型と だるまさんがころんだ をする

272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 01:50:30.52 ID:QGQWsfkWo
―庭―

提督「だるまさんがこーろんだ」

足柄「……」

羽黒「……」

那智「……これには何の意味があるのだ?」

提督「あー、那智動いた。今度は那智が鬼な」

那智「我らが姉と秘書官を呼ばれるのはどっちがいい」

提督「死刑宣告だ!」

那智「ならば説明をしてくれ」

提督「特に意味は無い。ただ、何となくしたくなっただけだ」

那智「……」

273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 01:51:28.11 ID:QGQWsfkWo
足柄「やりたくないなら抜けてもいいのよ?」

那智「逆に、なぜそんなにやる気なのだ」

足柄「あら、たまにはこういうのも良いじゃない。それに……」

那智「それに?」

足柄「子どもの遊びをすると、何となく若返った気がするでしょ」

那智「……」

羽黒「そ、それは……」

足柄「じょ、冗談よ。素面の時にその表情は傷つくわ」

提督「とにかく、やるのなら、ちゃんとルールに則って行動しろよ。だーるまさんが……」

妙高「あら、面白そうなことやっていますね」

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 01:52:58.98 ID:QGQWsfkWo
提督「――」

羽黒「司令官さんが綺麗に固まっています……」

足柄「鬼が止まっちゃダメじゃない」

提督「みょ、妙高、これはそのだな」

那智「……そもそも、何故妙高姉さんを呼んでいなかったのだ?」

足柄「真面目だからじゃない?」

那智(私は不真面目だと思われていたのか……)

妙高「提督、そういう仲間はずれはいけないと思いますよ」

提督「……だって、妙高こういう遊びには付き合わないだろう?」

妙高「妹達がするのなら、私もしますよ」

提督(……よく見たら拗ねてる? なんというか、意外な表情だ)

275: 今日もこれだけ 2015/03/14(土) 01:53:37.23 ID:QGQWsfkWo
―執務室―

提督「其の後皆で楽しく遊んだ」

提督「でもだるまさんがころんだは動きが無さすぎて盛り上がりに欠ける気がする」

提督「まあ、盛り上がるようなことしてないから、当然と言えば当然なんだが」

下2

277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 02:38:16.16 ID:29NN5uAQO
改造した艦はでかいぞう発言について舞風本人と共に糞真面目に考察する

279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/15(日) 02:21:50.99 ID:KeAQjSmlo
―工廠―

提督「――というわけで、次の作戦のための装備だ。軽い改造といった感じかな」

舞風「改造した艦はでかいぞう……なんてね」

提督「……」

舞風「……いえ、そのー……すみません。そんなに考え込まれると困るんですけど……」

提督「果たして、改造した艦は本当に大きくなっているのか」

舞風「ええと?」

280: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/15(日) 02:22:22.13 ID:KeAQjSmlo
提督「今回のように装備を変えた例でも、ある意味改造と言えるのかもしれない」

舞風「広義的にとらえたら、そうなりますかね」

提督「対空砲を主砲に変えたりすると寸法的に大きくなるかもしれないけど、でかいとは言い難いのではないか」

舞風「真面目に考えると大きくなったとまでは言えませんよね」

提督「さらに、いわゆる改では皆大きくなったところはほとんどない」

舞風「装備を変えたり持てる量を増やしているので、大きくなったと言えばそうかもしれませんよ?」

提督「ところがどっこい、伊勢型などの航空戦艦は飛行甲板を作るために主砲を犠牲にしている」

舞風「純粋な威力は下がってますね~」

281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/15(日) 02:23:45.08 ID:KeAQjSmlo
提督「これは大きくなったと言えるのか。というより、扶桑は小さくなっている気さえする」

舞風「言われてみれば……」

提督「そもそも艦娘は改造しても大きさは変わらないだろう。装備が無かったら」

舞風「それもそうなんですけどねー」

提督「さて、これらのことを踏まえて、そのギャグは本当に当たっているのか」

舞風「ん~……というより、そろそろ真面目に考えるのやめてくれませんか? その、さすがに恥ずかしくなって来たんですけど……」

提督「えー」

舞風「もぅ、そんな事言うと、夜な夜な提督のベッドの上で踊りますよ?」

提督「なにそれ怖い」

282: 今日もこれだけ 2015/03/15(日) 02:34:07.39 ID:KeAQjSmlo
―執務室―

提督「改造したからって大きくなる訳では無い。まあ、コンパクトにする方法もあるだろうし」

提督「というより、ベッドの上で踊るってなんだ。何か地味に迷惑なんだけど」

下2

209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 05:56:46.44 ID:uguozj3Oo
睦月型とメイド・イン・ワリオで遊ぶ

287: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/16(月) 02:10:14.95 ID:+FqNE0JHo
―睦月型の部屋―

提督「うお、またしくじった。ハイスコア目指すのくせになるな……」

睦月「なにしているんですか、提督?」

提督「メイドインワリオのPYORO2。これが久しぶりにするとハマってな。睦月もやってみるか?」

睦月「いいの? じゃあ、やってみますねー」

提督「……と、そういえばこの書類を秘書官に渡しておかなければ。睦月、しばらくやっていていいからな」

睦月「わかったにゃー」

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/16(月) 02:10:54.36 ID:+FqNE0JHo
~~~~~~~~

提督「さて、様子は……」

文月「十回までしかできない~」

菊月「ちょ、ちょっと貸してくれないか?」

長月「なんだ、菊月も気になるのか」

皐月「僕はナインボルトのミニゲームしたいな」

望月「なかなか通だね」

提督「……GCまで出してることに驚きだよ」

睦月「皆で見れるようにしたら、こうなっちゃった」

提督「皆で遊べているならいいんだけど」

289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/16(月) 02:11:23.94 ID:+FqNE0JHo
卯月「うーちゃん全然できてないぴょん」

弥生「だって、すぐにゲームオーバーするし……」

卯月「げきむず難しすぎぴょん!」

提督「いや、あれをまともにクリアしようとする方がやばいだろ」

弥生(でも、あれのハイスコア100以上あった気が……)

如月「なわとびの曲、けっこう好きだわー」

睦月「ゲームしてたら、聞いている余裕あまりないけどね」

三日月「カミヒコーキも結構楽しいですね」

菊月「むぅ……とことんボスもなかなかきついな……」

長月「野球が高難易度だな」

望月「……司令官、これしばらく続きそうだよ」

提督「あー……しばらく貸す」

290: 今日もこれだけ 2015/03/16(月) 02:12:12.91 ID:+FqNE0JHo
―執務室―

提督「ゲーマーを増やしている気がする。果たして良い事なのか」

提督「……まあ、やりすぎないならいいだろう。俺と違って自制は聞くだろうし」

下2

292: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/16(月) 02:16:50.76 ID:JoHhSLwmO
秋月とお風呂

295: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/17(火) 00:10:47.38 ID:UnsPc1ffo
―大浴場―

提督「~~♪」

提督(広いお風呂は良いなぁ。秘書官に頼んだかいが有ったってもんだ)

提督「一つ不安なのは、えてしてこういう状況に人が乱入してくるって事だけど……そんなことあるわけないか、ははは」

ガラッ

秋月「ふぅ、こんな時間になってしま……い……」

提督「……」

秋月「……」

提督「……」

秋月「……な、な、なんで司令がここに?」

296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/17(火) 00:11:14.62 ID:UnsPc1ffo
提督「たまには広い風呂も使ってみたくなった。だから、秘書官に許可を貰って入っているんだ」

秋月「そ、そうなんですか? それなら、何かお伝えしてくれてもよかったのでは……」

提督「朝からずっと掲示板で知らせていたんだがな。青葉にも伝えていたし。浴場の扉にも張り紙をしていたはず」

秋月「そういえば、何か紙が落ちていたような気がします……」

提督「剥がれたか……すまないな、秋月が入るというのなら、俺は早く上がろう」

秋月「い、いえ、元々は私の確認不足でしたから、司令に手を煩わせるわけには!」

提督「なら、一緒に入るか? それならお互い遠慮しなくていいだろう」

秋月「……っ!?」

提督「いや、嫌ならいいんだ。変なことを言って悪かったな」

297: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/17(火) 00:11:57.75 ID:UnsPc1ffo
秋月「いえ……それで司令が、気にされないというのなら、それでも……です」

提督「そうか」

秋月「で、では、失礼しますね」

提督「ああ」

秋月「……司令、おちついていますね」

提督「風呂は、身と共に心を清めることが出来る。今は、その心に流されているだけだ」

秋月「そう、なんですか?」

提督「秋月だって、じきに湯の暖かさに身を委ねることになる。そうすれば、分かるだろう」

秋月(よく分からないけど……分かる気も、します)

提督「……」

秋月(こうしていると、確かに暖かさを感じられる気がする……だから、私も……)

298: 今日もこれだけ 2015/03/17(火) 00:12:27.20 ID:UnsPc1ffo
―執務室―

提督「くっっっそ驚いた。驚きのあまり、何言っていたか覚えてない。そもそも頭真っ白で何したかすら覚えてない」

提督「気が付けば秋月居なかったし、なんてことも無く終わったんだろう。無意識の自分を信じる」

下2

300: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/17(火) 00:13:45.09 ID:cFnOJxeB0
吹雪型と潮干狩り

303: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/18(水) 01:23:37.98 ID:A01hIN/yo
―海岸―

吹雪「司令官、潮干狩りですよ!」

提督「沢山取れたら今日の夕ご飯に貝が出て来るぞ」

深雪「マジか? よーし、こりゃ頑張るっきゃないね」ダッ

白雪「あっ、熊手忘れてるよっ」ダッ

初雪「疲れるし……パス……」

提督「そう言うと思っていたから、そこにシートを敷いておいた。磯波、悪いけど初雪を見ておいてくれるか」

磯波「は、はい」

叢雲「……ちょっと、なんでいきなり潮干狩りに来ているわけ」

提督「叢雲、そう言う事は吹雪の次に言え。タイミング悪い」

叢雲「なんでこっちが注意されなきゃならないのかしらね」

304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/18(水) 01:24:22.42 ID:A01hIN/yo
提督「とりあえず、俺が突然なのは何時もの事だ。叢雲も嫌なら初雪とゆっくりしててもいいんだぞ」

叢雲「ここまで来てそんな事は言わないわよ」

吹雪「じゃあ、早速行ってみましょうか。時間は限られてますからね」

提督「そうだな。ちなみに、貝は息継ぎ用に小さな穴が開いているところに居るという。さらに、密集していることも多いから、見つけた場所から少しずつ移動する方がいいんだ」

叢雲「なにその調べてきましたみたいな情報」

吹雪「実際に調べたんじゃないかな」

深雪「司令官、貝が見つかんないんだけど! もっと為になる情報教えて」

提督「ええい! 調べて来て悪いか! 深雪にはスマホを貸してやるからそれで調べろ!」

白雪(親切心なのかとばっちりなのか、どっちの対応のなんでしょうか?)

305: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/18(水) 01:24:49.74 ID:A01hIN/yo
~~~~~~~

提督「そろそろ潮が満ちて来たか……そろそろ撤退するか。おーい」

初雪「ん……なに……?」

提督「シーツ沈んでるから適当に引っ張り上げて来いよ。むしろ、なぜ海水につかりながらゆっくりしてんだ」

初雪「まあ、これくらいなら溺れないし……」

提督「それで、磯波は……」

磯波「見てください提督、沢山取れましたよ」

提督「本当だ。深雪の五倍くらい取れてるな。初雪の面倒見ながらよくこんなに取れたな」

深雪「うっ……」

白雪(具体的な量を言わないのは優しさなんでしょうか……)

提督「さて、吹雪と叢雲は……」

吹雪「司令官、見てくださ――」
叢雲「見なさい! バケツ一つじゃ全然足りなかったわよ!」

提督「……叢雲、凄く楽しんだみたいだな」

叢雲「っっ!!」

306: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/18(水) 01:25:32.79 ID:A01hIN/yo
―執務室―

提督「乗り気じゃない奴が一番楽しんでいるって、よくある風景だと思う」

提督「ちなみに、潮干狩りの時期になったばかりだからなのか人は少なかった。そっちの方が都合は良いけど」

下2

308: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/18(水) 02:07:14.77 ID:AoAH3shg0
カレー食べてる曙の目の前におもむろに現れてクソ提督と発言するのか確かめてみる

311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/19(木) 01:04:03.88 ID:e9e0i2NQo
―食堂―

曙「今日のごはんはカレーね」

潮「あっ、部屋に忘れ物してきちゃった……」

漣「じゃあ一緒に戻ろ。漣もちょっと忘れ物」

朧「そう言えば飲み物忘れてた。取ってくるね」

曙「……慌ただしいわね」

提督「それが俺にとって功を制したのだ。一人になる時を待っていたぞ」

曙「また悪巧み? いい加減にしなさいよ、クソ提督!」

提督「はい用事終わったー。確認終了ー」

曙「はぁ?」

312: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/19(木) 01:04:31.37 ID:e9e0i2NQo
提督「悔しいから、どうでも良い事を曙に伝えておこう」

曙「聞きたくないわよ」

提督「本気でそう思うか?」

曙「ええ」

提督「……食事中にクソっていうのはやめなさい! 特にカレーの時に!」

曙「やっぱりどうでもいいことじゃない!」

提督「曙、気付かないのか?」

曙「何が」

提督「クソとカレーって似てるよな」

曙「……」

提督「あれ、もしかして気付いてなかっ――」

ゴッ

313: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/19(木) 01:05:02.09 ID:e9e0i2NQo
~~~~~~~

朧「提督がお腹を押さえて出て行くところを見たんだけど」

曙「自業自得よ!」

漣「あー、今回はご主人様がなにかやったみたい」

曙「今回はって何よ!」

潮「カレー残しているのはいいの……?」

曙「全部クソ提督のせいよ!」

朧「悪いけど、カレー食べる時にその発言はちょっと」

曙「悪かったわね!」

漣(こりゃ相当御立腹なようで)

潮(何されたんだろう……)

314: 今日もこれだけ 2015/03/19(木) 01:06:07.36 ID:e9e0i2NQo
―執務室―

提督「まさか物理だとは思いもしなかった。油断してた」

提督「ちなみに、カレー食べてる時の下ネタはたちが悪いので、基本的にはしないから」

下2

316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/19(木) 01:09:12.13 ID:bzJz7ul50
ホワイトデーなので南方棲戦姫にキャンディー(内部に激辛ハバネロソースを充填)をプレゼント

319: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 02:51:13.82 ID:xzZxRcwto
~ホワイトデー~

提督「というわけなので仕返し、もといお返しをしてやる」

ヲ級「……何故私にそれを伝えたんですか」

提督「そりゃ、お前を通してこれを渡してもらうためさ」

ヲ級「これは?」

提督「激辛ハバネロソースをキャンディーでコーティングした」

ヲ級「えぇ……」

提督「手紙で呼び出して期待させておいて砲撃をプレゼントされたし、これくらい当然」

ヲ級(かなり根に持ってる。いや、むしろ寛容な処置?)

ヲ級「とりあえず、そういう者は自分で渡してください。巻き込まれるの嫌なので」

提督「ストレートに本音出したな」

320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 02:51:43.28 ID:xzZxRcwto
ヲ級「そりゃあ……」
南方棲戦姫「何をしている?」

ヲ級「南方棲戦姫様!?」

提督「ちょうどいいところに来たな! 食らえ!」シュッ

南方棲戦姫「ん? あむっ!?」

ヲ級「あっ」

提督「ちなみに激辛ペヤングの辛さを参考にしてみた」

南方棲戦姫「~~~~!!??」ジタバタ

提督「普段辛い物を食べない人にとっては悪夢の様だろう」

南方棲戦姫「っっ」ビクビク

提督「って……」

321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 02:52:15.66 ID:xzZxRcwto
南方棲戦姫「」

提督「……やべ、やりすぎた」

ヲ級「そもそも、十粒くらい投げませんでした」

提督「一粒だと避けられるかなと思って」

ヲ級(口に投げるのは成功する自信あったの……)

提督「まあ、仕返しは終わったから、介抱しておいてくれ」

ヲ級「はぁ……」

南方棲戦姫「――ま、まて……貴様、このままで逃げれると……思うなよ」

提督「もう正気に戻ったか! さらば!」

南方棲戦姫「くっ……いつか必ず沈めてやる!! うっ……いたい……」

ヲ級(そりゃ、辛そうなものを食べた後に叫ぶからですね)

322: 今日もこれだけ 2015/03/20(金) 02:52:45.89 ID:xzZxRcwto
―執務室―

提督「今日も生き延びることが出来た」

提督「というか、予想以上の凶器だった。このキャンディーは封印しておこう」

下2

301: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/17(火) 06:32:50.76 ID:8Mt168xpo
夕雲型とまわる メイド イン ワリオ

326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/21(土) 01:54:02.41 ID:PtO4AVf8o
―夕雲型の部屋―

提督「おや、それはまわるメイドインワリオではないか」

清霜「知ってるの?」

提督「持ってるしな。これにはいろいろネタもあるし」

清霜「ネタ?」

提督「このミニゲームとか一回転したら宙に跳んでいくし、色々重力があれなミニゲームもある」

清霜「へー」

提督「まあ、好きなのはネコロイドとかのおまけだったりするんだけど」

清霜「あれいいわね!」

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/21(土) 01:55:33.72 ID:PtO4AVf8o
ガチャ

夕雲「あら、珍しいですね、提督がいらっしゃるのは」

清霜「あ、みんな帰ってきた」

提督「夕雲か。いや、けっこう来ている方だぞ」

夕雲「そうですか。それで、何のご用事で?」

提督「遊びに来たんだ。ちょうど清霜がゲームしてたから、それで遊ぼうかと」

清霜「まわるメイドインワリオよ!」

夕雲「そういえば、最近よくやっていたわね」

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/21(土) 01:57:33.47 ID:PtO4AVf8o
巻雲「巻雲もやってもいいですか?」

提督「清霜に聞いてからな」

清霜「司令官はしないの?」

提督「いやー、俺がすると暫く終わんないからさ」

長波(誇張表現じゃなさそうなのが提督なんだよなぁ)

巻雲「ええと、どうすればいいんですかぁ、司令官様?」

提督「カットは回すことはほとんどないから、巻雲でも簡単にできると思うぞ」

巻雲「分かりましたぁ」

329: 今日もこれだけ 2015/03/21(土) 01:58:17.48 ID:PtO4AVf8o
―執務室―

提督「無駄に回転させるの好きだな。落としたり、超変化球つけたり」

提督「でもやっぱりPYOROとかの方がやってるな」

下2

331: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/21(土) 02:09:18.52 ID:aQa5b/xLo
あさしもを猫可愛がりする

334: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 01:57:25.57 ID:BfdvgfA0o
―夕雲型の部屋―

提督「朝霜ー!」ガチャ

朝霜「司令か。悪いけど、今はあたいだけだ」

提督「おいおい、名前呼んだだろ。俺は朝霜に会いに来たんだ」

朝霜「ゲームしに来たときに会ったろ」

提督「会話は交していないだろ。そもそも朝潮と会話自体あまりしていないし」

朝霜「ん、まあそうだな」

提督「だから可愛がってやるZE☆」

朝霜(たまに奇行をするって噂は本当なんだな)

335: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 01:57:52.50 ID:BfdvgfA0o
提督「それで何されたい? あ、ガリガリくんあるぞ。十本くらい」

朝霜「何でそんなに持ってるんだよ!」

提督「あ、ダッツの方が良い?」

朝霜「そう言う問題じゃないだろ!」

提督「しょうがないな。出血大サービスで五円チョコをあげよう」

朝霜「すごい安くなったなぁ!」

提督「頭撫でていいか?」

朝霜「唐突だな!」

提督「……まあ、愛でるんならやっぱこれかな」ナデナデ

朝霜「っ! い、いきなり撫でて来るな」

336: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 01:58:38.36 ID:BfdvgfA0o
提督「嫌だったか?」

朝潮「はぁ……本当に噂は真実しか語られてなかったんだな」

提督「なんだ、嘘だと思っていたのか」

朝霜「本気でこんなことするために部下の部屋にお邪魔するとは、普通は思わないさー」

提督「こんなこととはなんだ。仲を深めることは大切なことだぞ」

朝霜「なら、清霜とかと深めてやれよ」

提督「俺は平等にみんなと会話したいんだ」

朝霜「陽炎型の誰かが逃げられたとか聞いたような気がするんだが」

提督「用事思い出したから戻るな!」ダッ

朝霜「逃げた……つーか、アイス置いていくなよ……」

337: 今日もこれだけ 2015/03/22(日) 01:59:40.52 ID:BfdvgfA0o
―執務室―

提督「人数的に平等は無理があると思うんだ」

提督「……そして、応対は気分によって変わっても良い筈」

下2

307: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/18(水) 02:06:22.66 ID:A5hHDS3o0
那珂といっしょにマグロの解体ショーにいく

343: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/23(月) 00:19:26.63 ID:gs+jTky8o
提督「那珂ちゃん解体!」

那珂「」

提督「もとい、解体ショーを見に行くぞ」

那珂「解体ってところは変わらないんだ!?」

提督「解体するところ見たいしな」

那珂「そ、それって……」

提督「大丈夫、那珂ちゃんだって楽しめると思うぞ」

那珂(て、提督ってこんなバイオレンスだったっけ? もしかして、そのあと那珂ちゃんも……)

提督「プロの解体なんてめったに見れないんだ。行くぞ!」ガシッ

那珂「ま、待って! 那珂ちゃんは――」

344: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/23(月) 00:20:39.08 ID:gs+jTky8o
―デパート―

「――以上で、終了です」

提督「おおおお! すげー!」

那珂「……」

提督「見てたか那珂ちゃん! あの綺麗な捌き方! さすがプロは違うなぁ」

那珂「……」

提督「間宮も出来ないかな。いや、流石に管轄外か」

那珂「……」

提督「どうした那珂ちゃん。あ、もしかして凄すぎて声も出ないとか」

那珂「……」

提督「その気持ちわかるぞ。あんな事、一朝一夕じゃ覚えられないしな」

345: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/23(月) 00:21:05.90 ID:gs+jTky8o
那珂「違うよ!」

提督「え?」

那珂「艦娘の解体かと思ってびくびくしてたんだよ!?」

提督「艦娘の? ははは、面白い事言うな」

那珂「今思えば那珂ちゃん自身も変だって思ってるけど!」

提督「そう言うドジッ子みたいな考え方、アイドルみたいだな」

那珂「え、本当? って、そう言う事が言いたいんじゃないのー!」

提督「そうだ、あのマグロ買って帰ろうか。新鮮だし、つまみにして食べよう」

那珂「やったぁ!」

提督(いやはや、那珂ちゃんらしい転換の速さだ)

346: 今日もこれだけ 2015/03/23(月) 00:21:33.22 ID:gs+jTky8o
―執務室―

提督「職人芸は素晴らしいものだ。文化の一つと言っても良い」

提督「そして那珂ちゃんのアイドル芸も鎮守府の分化と言っても過言ではない」

下2

348: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/23(月) 00:26:14.37 ID:B4C0d7v80
綾波型+島風と8人でスマブラ

351: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 00:35:29.88 ID:bqn4AjTno
―談話室―

提督「よし、皆揃ってるな」

綾波「いったい何の御用件ですか、司令官」

曙「つまんない用事だったらぶっとばすわよ」

提督「ここにスマブラと島風が居る。8人対戦をしてみようと思う」

敷波「ふたを開けてみれば予想通りの内容ね」

漣「こういう時のご主人様の用事って、いつもこんなだしねー」

提督「普通に予想されてる。まあ、嫌じゃないなら付けるぞ」

潮「その、放っておいても……?」

提督「ぼのちゃんはツンデレだから最終的には参加してくれるよ」

曙「ぼのちゃん言うな!!」

朧(ツンデレは良いんだ……)

352: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 00:35:59.76 ID:bqn4AjTno
~ダイジェスト~

島風「早いキャラって誰?」

提督「この青いハリネズミ。俺は王子でも使おうかな」

綾波「リスペクトして、性能の違うキャラにしますね」

敷波「だれでもいいんだけど、ピンクの悪魔にしようかな」

朧「やっぱり8人だとパワーかな。魔王辺りにしておきます」

漣「いやいや、それはおじさんでしょ。漣は猿にしよっと」

潮「私はお姫様にします」

曙「……ふん、村人にするわ」

提督(ずっと本名言わなかったのに……)


島風「皆おっそーい!」<オソスギダゼ

朧「完全に煽り使用してる。って、そこ反転魔人拳が」<ハァァ!

島風「あっ」<ウワァ!

提督「やられるのも早かったな」

353: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 00:36:26.18 ID:bqn4AjTno
漣「クソ猿とは呼ばれているけど、乱闘では結構普通よねー」<キー

敷波「そう言いながら倒すの止めて」

提督「下投げ空上は乱闘でもやばいな」

曙「でも着地地点の木でぶっ飛びなさい!」<ジャァァ

潮「そこです!」<シャァァ
綾波「そこっ!」<カキィン

曙「Wカウンター!? って、一瞬でバースト……」

漣「おのれキノコと絶壁、二人揃って倒しに来るとは……」


提督「食らえ、シールドブレイカー!」<ハァァ!

曙「あ! 割れた!」<パリィン

提督「……」<ミンナミテイテクレ

曙「何アピールしてんのよ! って、皆乱闘を止めるのやめなさい!」 

354: 今日もこれだけ 2015/03/24(火) 00:37:04.16 ID:bqn4AjTno
―執務室―

提督「えー、とりあえず……カオスだった。一戦が濃すぎるって」

提督「一位はカウンターぶっぱしてた綾波だったけど、8人対戦は順位とかどうでも良いわ。過程が楽しい」

下2

349: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/23(月) 00:26:19.80 ID:U1kKoyD90
戦艦タ級にシュールストレミングをプレゼント

359: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 23:54:14.34 ID:bqn4AjTno
―???―

提督「タ級、これをプレゼントしよう」

タ級「王子様からのプレゼント? 嬉しい!」

提督「はっはっは、気になったならすぐに開けてもいいんだぞ」ススッ

タ級「? どうして離れるの?」

提督「気にしなくても良いんだぞ、うん」

提督(今度こそ好意が消え去るはず。だが、確認するまで安心は出来んな)

タ級「では、早速……んー、なかなか開かないわ……」

提督「……」

360: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 23:55:07.29 ID:bqn4AjTno
タ級「んぅ、かたぁい……でも、王子様のだし……頑張らないと……」

提督「……ええい、かせっ!」バッ

タ級「?」

提督「いいか、少しだけ開けてやる。きっかけさえつかめれば、後は開けれるだろう」

タ級「王子様……ありがとう」ニッコリ

提督(くっ、この曇りなき笑顔を歪ませるのか……いや、それよりも、この爆弾をどのタイミングで手渡すかだ)

タ級「……」

提督(臭いすらかぎたくないし、ほんの少しの亀裂が入った時点で渡すか)

361: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 23:55:37.56 ID:bqn4AjTno
タ級「……あれ、南方棲戦姫様?」
南方棲戦姫「此処に居ると聞いてやってきたぞ! 今度こそ沈める!」

提督「げっ、タ級、パス!」ポイッ

タ級「えっ、あ、きゃっ」ドンッ
南方棲戦姫「邪魔だ!」パァン

提督「素手で缶をぶっ壊した!? まずい、退避!」ザバッ

南方棲戦姫「逃げるの――うっ」

タ級「と、突然押さないでください、南方棲戦姫様……あれ、南方棲戦姫様?」

南方棲戦姫「」プカー

タ級「きゃぁああああああ!!? な、何が起こって……はっ、まさか……」

タ級(南方棲戦姫様が王子様のプレゼントを破壊してからこうなった……つまり)

タ級「これが、人間達の言う、人の恋路を邪魔する者は何とやらってやつね!」

ル級「いや、違うと思うぞ……うっ、臭っ」←ずっとみてた

362: 今日もこれだけ 2015/03/24(火) 23:56:06.03 ID:bqn4AjTno
―執務室―

提督「今回攻撃するつもりは無かったんだがな……」

提督「だいぶ飛ばされてたし、失敗しただろうな。あいつにはダイレクトで当たって大ダメージだったろうが」

下2

357: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 00:52:23.37 ID:FZBGyWO8o
ヲ級、レ級と縄跳び

368: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/26(木) 00:35:38.84 ID:Hy2g3aSDo
―???―

提督「レ級遊ぼうぜー」

レ級「うん!」

ヲ級(何故普通に遊びにこれるのか……あれ本当に人間ですよね)

提督「ヲ級もいるのか。なら、一緒にするか」

ヲ級「えっ」

レ級「ヲ級も参加するの? やった!」

提督「じゃあ俺がこっち持つから、レ級はそっち持って」

レ級「はーい」

369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/26(木) 00:36:11.42 ID:Hy2g3aSDo
ヲ級「ちょ、ちょっと、私はするとは一言も……」

提督「飛べ」

ヲ級「はい」

ヲ級(って、いやいや、少しこの人間が怖いと言っても、素直にうなずくのはおかしい!)

レ級「飛んで?」

ヲ級「はい」

ヲ級(レ級に言われたらしょうがないですよね)

370: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/26(木) 00:36:46.83 ID:Hy2g3aSDo
提督「ほれ、何時でも入ってこい」ヒュンヒュン

レ級「高さはだいじょうぶ?」

ヲ級「え、ええ……い、行きます!」

提督「……」ヒュンヒュン

ヲ級「いたっ!」ベシッ

レ級「だ、だいじょうぶ?」

ヲ級「は、はい……」

提督「どんくさいなぁ……まあ、陸の遊びだし、普段海の中に居るお前じゃ難しいかもな」

ヲ級(……この発言、もしかして……私達に仕返しをする為にこの遊びを?)

371: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/26(木) 00:37:13.62 ID:Hy2g3aSDo
レ級「ねえねえ、今度はわたしがやってもいい?」

提督「おういいぞ」

レ級「えっと、こうして……」

提督「なわを回すときは手首で回す感じにするんだぞ」

レ級「うん!」

ヲ級(レ級には優しい……仕返しじゃなくて、もしかして……)

レ級「わー、楽しいね!」ヒュンヒュン

提督「レ級は上手だなぁ。ヲ級は無理だろうけど……まあ、あれをなくせばいけるかな」

ヲ級(なくすって、反抗心を!? これが、流れてきた本で見た調教という奴では……!)

提督(頭についているの絶対邪魔だよなぁ)

372: 今日もこれだけ 2015/03/26(木) 00:37:39.74 ID:Hy2g3aSDo
―執務室―

提督「最近気軽に遊びに行っている気がする……いや、一人除いてうちの鎮守府より好感触だしさ」

提督「だからこそ、好感度を落としそうな事をしているんだけど。海に居る奴に陸の遊びを教えたりとか」

提督「……出来ないと思ったんだよなぁ」

下2

374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/26(木) 00:51:31.11 ID:MwcReXPU0
青葉に真面目になんで写真撮っているのか聞く

378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/26(木) 21:08:34.45 ID:Hy2g3aSDo
青葉「お呼びですか司令官」ガチャ

提督「ああ、よく来てくれた」

青葉「いったい何のご用件ですか? 最近は司令官の記事も書いてないと思うんですけど」

提督「記事とはちょっと関係無いんだけどな」

青葉「はあ……」

提督「なんで青葉は写真を撮るんだ?」

青葉「……どういうことですか?」

提督「記者なら写真とか別になくても良いだろ?」

青葉「甘いですよ司令官!」

提督「お、おう」

青葉「メディアは常に進化しているんです! 新聞だって文字ばかりの時代は終わったんです!」

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/26(木) 21:09:11.82 ID:Hy2g3aSDo
提督「いやでも、青葉が配るのは鎮守府内だけだし」

青葉「ちっちっち、司令官は写真が有る新聞と無い新聞、どっちが見たいですか?」

提督「そりゃ、あった方が良いけど」

青葉「ほら!」

提督「でもさ、青葉」

青葉「なんですか?」

提督「青葉が撮った写真って、盗撮が大半だろ」

青葉「……」

提督「被写体に許可得ないと、肖像権の侵害だと思うんだが」

380: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/26(木) 21:09:39.18 ID:Hy2g3aSDo
青葉「……司令官、うちの鎮守府は、もうみんな家族みたいなもんですよね」

提督「え、まあ、否定はしたくないな」

青葉「家族なら許されるんです!」

提督「許されねーよ」

青葉「仮に駄目でも、司令官の言葉一つで青葉は止める事なんて出来ませんから!」

提督「……まあ、青葉がどうしようと勝手だけどな」

青葉「あれ、諦めるんですか?」

提督「諦めるっていうか……秘書官が、お前の盗撮の証拠を掴んだらしいぞ」

青葉「え」

提督「盗撮でもプライベート関係無かったら怒られなかったんだけど。あーあ、残念だな」

青葉「」

381: 今日もこれだけ 2015/03/26(木) 21:10:07.26 ID:Hy2g3aSDo
~~~~~~~~

提督「その後、こってり絞られたがまるで反省してない青葉が居たという」

提督「まあ、個人的には盗撮とかどうでも良いんだけど。撮られて困る事は基本的にしてないしな!」

下2

383: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/26(木) 21:40:01.76 ID:y4q2A7nA0
第七駆逐隊とバトルドーム

385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/27(金) 23:53:53.75 ID:fp92IL5ao
提督「バトルドームしよーぜ!」

曙「はぁ?」

提督「なんだ曙、知らないのか? ツク……オリジナルの相手のゴールにシュゥゥゥゥゥ!! 出来るゲームだ」

曙「クソ提督も覚えてないんじゃない!」

朧「ツッコミが少しずれてない?」

漣「[たぬき]バトルドームも出たぁ(裏声)」

潮「えっ?」

提督「まあ、せっかく買ったんだし、試しにプレイしてみようじゃないか」

曙「まあ、いいけど」

漣「あら、あっさり」

朧「……もしかして、これ四人用だから?」

提督「あ」

386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/27(金) 23:55:26.69 ID:fp92IL5ao
~~~~~~~~

提督「……」

潮「あっ、またボールが飛んでいった……」カチャカチャ

曙「これで五つ目……って、また飛んで行ったわね」カチャカチャ

朧「というか、手がつってきた……」カチャカチャ

漣「球はぶっ飛んで、手にダメージを与えて来るねー。超☆エキサイティングはできるけど」カチャカチャ

提督「……」

潮「思ったより忙しいゲームだね」カチャカチャ

曙「カチカチするだけだけど」カチャカチャ

朧「まあ短い時間で出来るし、子供でも分かりやすいゲームなのはいいんじゃない?」

漣「相手のゴールにボールをシュゥゥゥゥゥ! するだけだしね。ってあれ、ご主人様は?」

387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/27(金) 23:56:00.71 ID:fp92IL5ao
―執務室―

提督「いいもんいいもん。俺には[たぬき]バトルドームがあるし」カチカチ

霞(なんで一人で遊んでいるのかしら)

響(さあ、何か辛いことあったんじゃない)

潮(いえその、さっきちょっと……)

霞「って、響と潮?」

響「まあ気分転換に。ところであれは?」

潮「ええと、実は――」


潮「――ということがあって……」

霞「はあ、単に拗ねてるだけなのね」

響「珍しい事もあるものだね。無理矢理でも参加しそうなのに」

潮「それは……」

霞「ま、たまには付き合ってあげようかしら。二人はどうする?」

響「私もやってみるよ。このメンバーで何かすることも滅多にないしね」

潮「も、もともとは私達が無視しちゃってたので、もちろん一緒にやらせてもらいます!」

388: 今日もこれだけ 2015/03/27(金) 23:56:35.01 ID:fp92IL5ao
~~~~~~~~

提督「[たぬき]は別ゲーだな。霞とか響はそれなりに楽しんでたみたいだけど、潮はちょっとついていけてなかった」

提督「というか、意外な優しさにほろりきそう。今度お礼にアイスあげよう」

下2

389: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/27(金) 23:59:39.31 ID:vTHiwSIx0
潜水艦娘達に胸開きタートルネックをプレゼント

395: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 01:53:51.37 ID:mSwLEGafo
提督「この服を――」
168「また?」

58「てーとくはこの服を本気で気に入っているでちか」

168「変な趣味してるわね」

提督「言い切る前にその判断は酷くないか」

呂500「そうだよでっち。ちゃんと話は聞かなきゃ」

58「なんでゴーヤだけ? あとでっちはやめるでち」

提督「まあ、サイズは合ってるから、いるならとっていいからなー」

まるゆ「ど、どうしてまるゆ達のサイズを……?」

8「この水着を用意したのも提督だったよね」

まるゆ「あっ、そ、そうでした! すみません……」

396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 01:55:01.94 ID:mSwLEGafo
401「それで提督、どうしてこの服を?」

提督「セールしてたから」

8「……」

168「はぁ……無駄遣いね」

提督「何か反応冷たくない? イクは……って」

19「これけっこう暖かいの」

提督「いつの間にか着替えてる」

19「はっちゃんも着てみるの! 暖かいよ」

8「う、うん」

提督「この二人は乗り気なんだけどな」

397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 01:56:57.26 ID:mSwLEGafo
まるゆ「まるゆは隊長からのプレゼントというだけで、うれしいですよ?」

401「しおいもだよ。でも、イムヤとゴーヤは本当にうれしくないの?」

168「別に、全く嬉しく無い訳じゃ無いけど……」

58「ゴーヤは物よりお休みが欲しいでち」

提督「……ははぁん、もしかして胸が小さいからって遠慮してんのか――」

ドゴッ

168「だ、誰が気にしてるって!?」
58「違うよ!」

500「あっ、これが図星ってやつだね」

8(ゴーヤは潜水艦の中じゃ気にするほどでもないような……提督に攻撃できるチャンスを逃さなかっただけだったりして)

398: 今日もこれだけ 2015/03/29(日) 01:57:35.93 ID:mSwLEGafo
~~~~~~~~~

提督「で、なんだかんだ全員貰って行くやつら」

提督「プレゼントするには時期的に微妙な気はしたけどねぇ。セールならしょうがない」

下2

400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 02:00:40.63 ID:THusWPvOo
磯風をツインテールにする

403: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 23:57:57.80 ID:mSwLEGafo
―陽炎型の部屋三号室―

提督「磯風もたまにはイメチェンとかどうだ」

磯風「イメチェンだと? また変なことを言うな」

提督「いやほら、代わり映えしない毎日に彩りを与えるのも一興だろ」

磯風「余計なお世話だが」

提督「まあまあ、そういわずに」

磯風「……こうなった司令はしつこいからな……しょうがない、少し付き合うとしよう」

提督「よし、よく決断をした。では早速」

磯風「待て、なぜ髪を――」

404: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 23:58:41.60 ID:mSwLEGafo
~数分後~

磯風「……なんだこれは」

提督「ツインテールというやつだ。うん、似合っている」

磯風「似合っている、などと言われてもな……」

谷風「へー、かわいいじゃないの」

浦風「そうじゃな。よく似合っちょるよ」

磯風「!? い、いつからそこで見ていた!」

野分「髪を結び始めたところだったか……だいたいそのくらいだ」

浜風「気づいていなかったの? 普通に入ってきたのだけど」

磯風「そ、そうだったか」

405: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/30(月) 00:00:53.75 ID:QDhT0162o
提督「周りを気にしないくらいには浮かれてたってことか」

磯風「ち、違う。そもそも、こんな髪型程度気にしてすらいない」

提督「じゃあ、陽炎リスペクトしてみたってメールしておくか」

磯風「やめろ!」

提督「気にしてすらいないんじゃないの? ん?」

磯風「ぐっ……」

野分「嫌なら早くほどけばいいんじゃないか?」

浦風「なんだかんだで気に入っているんじゃろう」

浜風「気にしていると思われるのは嫌なのでは」

谷風「どっちにしろ意地っ張りってやつだね」

406: 今日もこれだけ 2015/03/30(月) 00:01:36.85 ID:QDhT0162o
―執務室―

提督「ツインテもなかなかかわいかった」

提督「磯風のツインは陽炎みたいなツインテールとまた違った良さがあるように感じた」

↓2

408: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/30(月) 00:03:18.16 ID:/w2kdUFX0
ヲ級に嫌われるため「俺のモノになれ」と言う

411: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 02:12:48.18 ID:+t/PeWDEo
―???―

提督「ヲ級、俺のモノになれ」

ヲ級「はい」

提督「」

ヲ級「あっ、い、いえ! 私は仲間を裏切ることは出来ませんから」

提督(なんで即答したんだ……)

ヲ級「そ、それに突然何を言っているんですか。私の返答なんて分かり切っているはずですよね」

提督「いや、もしかしたらって言う事があるかもしれないだろ」

ヲ級「ありません」

提督(さっき即答したくせに)

412: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 02:13:15.90 ID:+t/PeWDEo
ヲ級「それに、私を仲間にしたところで何にもならないはずです」

提督「どうにもっていうか、まあ、人間界との橋渡し的な」

ヲ級「……本気で言っているんですか」

提督「実は奴隷のように酷使してやろうかと思ってた」

ヲ級「最悪の理由ですね!」

提督「そして大本営に売ってやろうかと」

ヲ級「本当に最悪!」

提督「どうだ、俺のモノになる気は無いか」

ヲ級「それだけ聞いてなる人は絶対に居ません」

413: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 02:13:44.68 ID:+t/PeWDEo
提督(……よし、これだけ言えば嫌悪感くらい示すはず)

ヲ級「人間の考えてる事って本当に解りません……」

提督(俺様系は嫌われる要因の一つとも聞いたし)

ヲ級「まったく……」

提督「……」

ヲ級「……裏切るわけには、行きませんから」

提督(……なんか反応が悪くない)

ヲ級「と、とにかく、人間に素直に従う事だけは絶対にありませんからね!」

提督(何で言い訳するように言っているんだ……)

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 02:14:25.37 ID:+t/PeWDEo
提督(……よし、これだけ言えば嫌悪感くらい示すはず)

ヲ級「人間の考えてる事って本当に解りません……」

提督(俺様系は嫌われる要因の一つとも聞いたし)

ヲ級「まったく……」

提督「……」

ヲ級「……裏切るわけには、行きませんから」

提督(……なんか反応が悪くない)

ヲ級「と、とにかく、人間に素直に従う事だけは絶対にありませんからね!」

提督(何で言い訳するように言っているんだ……)

415: 今日もこれだけ 2015/03/31(火) 02:14:57.76 ID:+t/PeWDEo
―執務室―

提督「深海って、本当によく分かんない」

提督「どうすりゃいいんだろうなぁ……」

下2

417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 02:33:50.61 ID:imRVpIGj0
睦月の口調で朝潮型の部屋に遊びにいく

420: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 02:41:26.67 ID:nlc2pA1po
乙です

421: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/01(水) 01:14:36.39 ID:vkM+bi5Oo
提督「遊びに来たよ、満潮ちゃん!(裏声)」

満潮「は?」

提督「どうしたの満潮ちゃん、精神病の人を見るような目をして?(裏声)」

満潮「……たまに本気で、なんでこの艦隊に配属されたのか分からなくなるわ」

提督「あはは、満潮ちゃんは面白い事言うね(裏声)」

満潮「そろそろ切れて良いかしら」

提督「今日の満潮ちゃん、こわぁい(裏声)」

満潮「……」ブチッ

朝潮「ま、待って、落ち着いて……っ」ギュッ

満潮「離して! このゴミを焼却炉に投げ捨てなきゃ気が済まないわ!」

422: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/01(水) 01:15:03.73 ID:vkM+bi5Oo
提督「今日は二人だけなの?(裏声)」

朝潮「す、少し出ているだけですからすぐに戻ってくると思いますよ?」

提督「そうなんだぁ。(裏声) ちょっと来るタイミング間違えたかなぁ?(裏声)」

朝潮「あの、それをできれば止めてもらいたいんですけど……でないと、満潮が今にも飛び込んでいきそうなんです」

提督「そうかにゃー?(裏声) 睦月のモノマネ、上手だと思うんだけどな(裏声)」

満潮「朝潮、現実を見なさい。あれは撃っても良い的よ」

朝潮「お、落ち着いてったら」

提督「睦月のことが気になるのかにゃ~?(裏声)」

満潮「爆散させる」ガシャン

朝潮「ちょ、ちょっと! それは駄目!」

423: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/01(水) 01:15:33.08 ID:vkM+bi5Oo
霞「そうよ。ここで砲撃したら部屋が四散するわ」

朝潮「丁度良い所に……! 止めるの手伝って!」

霞「どうせ騒動も終わるわ」

提督「どういう――」

睦月「……」

提督「……睦月さん、いったいいつから」

睦月「司令官は、睦月の事、そんな風に思ってたんだね」

提督「え、いや、これはあくまで冗談であって……」

睦月「……!」ダッ

提督「うわっ! す、すまん!」ダッ

満潮「……睦月は霞が連れてきたの?」

霞「たまたまよ」

424: 今日もこれだけ 2015/04/01(水) 01:16:04.19 ID:vkM+bi5Oo
―執務室―

提督「流石に本気で泣かれるとは思わなかった」

提督「ああいうのは冗談が通用するからできるのであって、本気と受け取られるのはちょっとまずい」

下2

409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/30(月) 00:03:19.95 ID:pAqkuJEsO
朝潮ちゃんポニーテール

429: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:00:09.64 ID:DASmac+Co
朝潮「あのモノマネは何だったんですか?」

提督「……た、たまにはイメチェンしないか?」

朝潮「は、はい? イメチェンですか……」

提督「ああ。評判良いんだぞ」

提督(本人以外は)

朝潮「でしたら……その……ちょっとお願いしようかな……」

提督「よし。ならそこに座ってくれ。軽くまとめてみよう」

朝潮「は、はい」

430: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:00:33.06 ID:DASmac+Co
~数分後~

朝潮「わぁ……」

提督「ポニテもとても似合ってるぞ」

朝潮「司令官、すごいですね」

提督「なあに、このくらい朝飯前だ」

朝潮「手馴れているようですし、もっと多くの誰かにも?」

提督「いや、ちょっと前に磯風の髪型をいじったのが久しぶりだ」

朝潮「そうなんですか? もっとしているのかと」

提督「そもそも、髪をいじらしてくれる子はそんなにいないだろ」

朝潮「そうですか?」

提督「朝潮型だったら……満潮とか霞とか触らせてくれないだろ」

朝潮「あの二人は、そうですけどね」

431: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:01:04.20 ID:DASmac+Co
提督「それより朝潮、その髪型、皆に見せてきたらどうだ」

朝潮「は、恥ずかしいですよ」

提督「いや、こうして部屋に閉じこもっているのはもったいない。そうだ、青葉に撮ってもらおう」

朝潮「え、司令官?」

提督「そして次の新聞に載せて全面レビューだ。よし、善は急げだ!」ダッ

朝潮「ま、待ってください!」ダッ

提督「心配はいらんぞ、全て俺に任せておけ!」

朝潮「いいですって! 遠慮とかじゃありませんから!」ギュッ


山雲「楽しそうね~」

朝雲「絶対に混ざりたくないけど」

432: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:01:31.27 ID:DASmac+Co
―執務室―

提督「本人の意向により、個人撮影だけで抑える事にした」

提督「磯風もだけど、ああいうイメチェンは周りに見せてこそだと思うんだけどなぁ」

下2

427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/01(水) 01:22:16.63 ID:fUxU1x0so
清霜に戦艦の服を着せる

437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:17:05.22 ID:J/Qxpybwo
提督「清霜、戦艦成り切りセットみたいなものを作ったぞ!」

清霜「えっ、本当?」

提督「これを着れば、普段は付けられない兵装をつけられ、さらに装甲も飛躍的にアップ!」

清霜「疑似戦艦って事?」

提督「そうともいう。そして、これが開発の末に作り上げた服だ!」

清霜「これは……」

提督「金剛型の服をちょちょいと改造してみた。これで気分だけでも戦艦だ!」

清霜「……」

438: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:17:28.75 ID:J/Qxpybwo
提督「……もしかして気に入らなかったか?」

清霜「大和さんの方が良かった」

提督「わがままだな」

清霜「でもありがとうございます! しれーかんの気持ちは伝わったから」

提督「そう言ってもらえると嬉しくはある」

清霜「でもこの服何処から取って来たの?」

提督「取って来たとはなんだ。ちゃんと工廠の妖精さんに頼んで作ってもらったんだぞ」

清霜「貰ったのを改造したわけじゃなの」

提督「さすがに、人の着ている服を貰うのは危ないってことは知ってるぞ?」

清霜「そっか。じゃあ、さっそく着てみるわ」

清霜(……あれ、部下の服を勝手に作るのも危なくない?)

439: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:17:58.85 ID:J/Qxpybwo
~~~~~~~~

清霜「着てみましたー」

提督「……サイズ大きすぎた」

清霜「リサイズしてないのは気づかなかったからなの?」

提督「……ま、まあ、巻雲だって袖余ってるしな」

清霜「姉さんじゃないんだから」

提督「で、でも、戦艦の武装は持てるだろう!」

清霜「確かに持てるけど……使えない」

提督「だから言っただろ、気分だけだって」

清霜「そう言われると言い返せないけど……ちょっとがっかり」

440: 今日もこれだけ 2015/04/03(金) 01:19:12.33 ID:J/Qxpybwo
―執務室―

提督「ぶっちゃけただのコスプレだった。いや、むしろコスプレで正解か。駆逐艦が戦艦級の力を出せたら、実際の戦艦の出番が……」

提督「コスプレ自体は兵装を考えなければ武蔵の格好が一番手っ取り早かったかも。変態扱いされるからやめたけど」

下2

442: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 06:54:13.06 ID:K26k5CEO0
文月の口調で長良型の部屋に遊びに行く

444: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 21:54:35.79 ID:J/Qxpybwo
―長良型の部屋―

提督「提督、遊びに来たよぉ~」

長良「」

名取「えっと、頭大丈夫ですか?」

提督「ふみぃ、その反応は酷いよぉ」

五十鈴「ちょっと気分悪くなってきた……」

由良「これを見たら変とは思えないのが……というか、本当にどうしたんですか?」

提督「モノマネしてるのぉ」

五十鈴「そんな喋り方をしている子が何処に居るのよ」

445: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 21:55:02.37 ID:J/Qxpybwo
鬼怒「自分の考えたキャラのモノマネとか?」

阿武隈「……もしかして、文月ちゃんですか?」

提督「えへへ~、当たりぃ」

由良「よく分かったね」

阿武隈「司令官が考えそうなことだから……」

阿武隈(最初にふみぃとか言ってたし)

五十鈴「というか、それ聞かれたら泣かれるわよ。間違いなく」

長良「司令官にとって、そういう風に喋っているんですか」

提督「真似しやすい感じにしたんだよぉ」

長良「言い訳出来てないです」

446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 21:55:29.37 ID:J/Qxpybwo
提督「みんなひどい~」

文月「ひどいのは司令官だよ……」

提督「え」

文月「ううん、司令官にそうおもわれてる、あたしが悪いのかも……」

提督「いや、その」

文月「ごめんねぇ……直すように、どりょくするからぁ」ダッ

提督「……そんなにひどかった?」

阿武隈「あたし的には最悪です」

五十鈴「というより、さっさと慰めに行きなさい」

447: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 21:55:59.90 ID:J/Qxpybwo
―執務室―

提督「あの眼はあたし的じゃなくて、鎮守府代表でと言われてもおかしくないほどガチだった」

提督「というか、モノマネは何か呪われているのかも。二回連続で本人が通りがかるとは……」

下2

418: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 02:34:12.19 ID:J7DRJbGAO
響とエラー猫を見つける

451: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 23:53:28.70 ID:J/Qxpybwo
―廊下―

提督「ん、あれは……」

響「あれ、司令官じゃないか」

エラー猫「あ、お久しぶりです」

提督「ええと……たしか提督になったばかりの頃にいろいろ教えてくれた子だっけ」

エラー猫「ある意味最古参ですね」

響「偶然あったから少し話をしているんだよ。昔話をね」

提督「まあ、響きも大分古株だしな。話すこともあるか」

響「こうして話していると、司令官もまだ初々しい頃もあったと感じるよ」

提督「何の話をしている」

エラー猫「そういえば、こんなこともあったんですよ」

提督「ちょ」
響「聞かせてよ」

452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 23:54:33.86 ID:J/Qxpybwo
~思い出~

提督「よし、敵は撃沈か。被害はどうなっている」

響『私以外は特に問題は無いよ』

提督「そうか。やっぱり響が旗艦だと安定しているように感じるよ」

響『そんなことはない。司令官の指揮があってこそだよ』

提督「まったく、響は謙虚だな」

響『本当のことを言っているだけさ』

提督「じゃあ、問題が無いなら進撃してくれ――ん? 私以外?」

453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 23:55:02.53 ID:J/Qxpybwo
響『進撃か。分かったよ』

提督「ちょっと待て、私以外ってどういう事だ」

響『ん? 中破しているだけだよ、問題無い』

提督「いやまて、中破ってそれはまずい! 響、帰還だ、響!」

『……』

提督「切れてる……?」

エラー猫「あ、すみません。突然ですけど少し通信器具の電波が乱れているようでして」

提督「なんだと!? もしかして深海棲艦の仕業か!? くっ、今助けに行くからな!」

エラー猫「あ、危ないですって!」

提督「離せ! くっ、響……響ぃいいいいいいいいいい!!」

454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 23:55:36.04 ID:J/Qxpybwo
~~~~~~~~

響「試作用の実験に、安全な鎮守府近海で使っていたのを忘れてたんだろうね。中破だし、そこまで心配しなくてもいいのに」

エラー猫「幾ら中破でも突然切れましたし、驚くのも無理ないですよ」

響「通信が途絶えたし、その後すぐに帰還はしたんだけどね。もし不具合が起きたら帰還しろともいわれてたし」

エラー猫「あそこまで取り乱すことはなかなかないんですよね」

響「そうだね。最近じゃ見ないかな」

提督「黒歴史だ……あれぐらいで取り乱すとは……」

響「私は嬉しかったよ。司令官が心配してくれて」

提督「響……」

エラー猫「ふふっ、では私は大本営に帰りますね」

響「うん。懐かしい話を聞かせてくれてありがとう」

提督(こんな話をするんならもう来なくていいぞ)

455: 今日はこれだけ 2015/04/03(金) 23:56:15.20 ID:J/Qxpybwo
―執務室―

提督「はあ、最近見ないからすっかり油断してた」

提督「着任当初の記憶とか掘り起こしたくない事ばかりだ……」

下2

450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 22:12:03.27 ID:ovKOAifW0
天龍を本気でメイク&髪形変える&ドレスアップして
超お嬢様スタイルにする

460: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/04(土) 23:11:58.30 ID:GnlapRVbo
―天龍型の部屋―

提督「天龍、みんなが驚くすごいメイクを覚えてきたぞ!」

天龍「驚く? ……もしかして、それやればみんな慄くのか?」

提督「ああ、表情が固まること間違いなしだぜ!」

天龍「本当か! さっそく試してみてくれ!」

提督「合点承知!」

天龍「……その手に持っているドレスはなんだ?」

提督「そりゃ、メイクに必要なものさ」

天龍「そんなんきて怖がられるわけないだろ!」

提督「わかってないな。こういうのは意外性からついていくんだ。それに、ドレス来た怖いキャラなんて、少なくないだろ」

天龍「そう……か?」

提督「とにかく、試してみろって。ほらほら」

461: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/04(土) 23:12:25.13 ID:GnlapRVbo
~~~~~~~~

天龍「ふふふ、どうだ、怖いか?」

提督「ああ、怖い……ここまでしてしまって恐ろしく思う……」

提督(まさか、こんな美少女に大変身してしまうとは……いや、素材がいいからこそこうなったわけだけど……)

天龍「そうか、提督からしても怖いか……くくっ、龍田に見せる時が楽しみだ」

提督「龍田に見せるのか。大丈夫か龍田……」

天龍「提督のお墨付きとありゃ、さすがの龍田も驚くだろうな」

提督(そういう意味じゃないんだけどな)

龍田「天龍ちゃーん、また司令官がこっちに来てるって……」ガチャ

天龍「来たか龍田、ふふ、どうだ」

龍田「……!」

462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/04(土) 23:12:52.53 ID:GnlapRVbo
天龍(目を見開いて固まっている……! そうか、そんなにもオレが変わったのが衝撃的か!)

龍田「これ、提督がやったのかしら?」

提督「あ、うん」

龍田「……後で、写真くださいね」

提督「え、撮ってないけど」
龍田「撮れ」

提督「は、はい……」

天龍「……なぁ龍田、撮れってどういうことだ?」

龍田「そんな可愛い恰好、残さずにはいられないわ~」

天龍「――! おい提督!」

提督「すまん、俺今から現像しなきゃなんないから。じゃあな」ダッ

天龍「いつのまに撮ったんだ!?」

463: 今日もこれだけ 2015/04/04(土) 23:13:46.60 ID:GnlapRVbo
―執務室―

提督「この現像した写真は青葉にも売ろうかな……天龍の困った顔も見れるだろうし」

提督「でも龍田に怒られるのは怖いしやめとこ。動揺してたのか、口調がやばかったし」

下2

458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/04(土) 03:38:03.01 ID:uD6/vkbyo
加賀の背中をこっそりツンツンする

469: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/05(日) 22:55:34.18 ID:NaWKx345o
―食堂―

赤城「今日は日替わり御膳にしましょうか」

加賀「赤城さんがそれにするなら、私もそうしましょうか」

赤城「そうですか? じゃあ、私が一緒に取ってきます」

加賀「いえ、私も…………」

赤城「……どうかしたんですか?」

加賀「いえ、なんだか視線を感じて……」

赤城「大丈夫ですか? やっぱり、私が取ってきますね」

加賀「いえ、気にしないでくださ……」
「……」ツンツン

加賀「っ!?」バッ

470: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/05(日) 22:56:29.24 ID:NaWKx345o
赤城「……無理せず、辛いなら辛いって言ってくださいね」スタスタ

加賀(今のは気のせいじゃない……後ろから誰かにつつかれたわ)

翔鶴「こんにちわ、先輩」

加賀「五航戦の……姉の方ね。今は貴方にかまっている暇は無いのだけど」

翔鶴「す、すみません。でも、何か心配ごとなら相談に乗りますよ? その、食事をとりながらでも」

翔鶴(提督も、前に食事をともにすれば仲間意識も生まれるって言ってたわよね)

加賀「遠慮するわ」

加賀(視線を感じるという事は、まだ狙ってきているはず。そんな事に付き合っている暇はないのよ)

翔鶴「そ、そうですか……」

加賀(人が多いせいか、犯人に目星を付けられないわ……そうね……)

471: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/05(日) 22:56:56.60 ID:NaWKx345o
加賀「やっぱり一緒に食事をとりましょうか」

翔鶴「え、は、はいっ! では、お隣失礼しますね」

加賀「正面に座りなさい!」

翔鶴「す、すみません!」

加賀(後ろからつついてくるのであれば、正面に居る人から丸見えのはず)

翔鶴(やっぱり、まだそこまでは心を開いてくれてないって事ね……でも、食事は一緒に摂ってくれたし、いつか距離を縮められるわよね)


赤城「あれ、加賀さんが珍しい……」

提督「ふふふ、これも作戦通りだ」

赤城「提督? また何かしたんですか」

提督「何かとはなんだ。まあ赤城、此処は邪魔しないようにこっちも二人で食べようじゃないか」

赤城「え、あ、はい。少し不安ですが……」

提督「そこはまあ、暖かい視線で見守っておいてやろう」

472: 今日もこれだけ 2015/04/05(日) 22:57:23.71 ID:NaWKx345o
―執務室―

提督「なんて、全部偶然だけど。本当はもっと執拗につつこうかと思ったけど、バレた時が怖いからやめておいた」

提督「そういえば、赤城は二人分の食事を食べてたけど、何時もあれだけ食べているのだろうか……」

下2

474: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/05(日) 23:11:40.39 ID:SWK6SP59o
秋月と七面鳥食べる

476: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/06(月) 23:37:48.18 ID:5l0sqjIwo
―秋月型の部屋―

提督「秋月、七面鳥を食べたくはないか?」

秋月「突然ですね……でも、用意するには時間がかかり過ぎませんか?」

提督「丸焼きとかを一からだと、確かに時間がかかるな」

秋月「ですよね」

提督「だが、そう言うところを考えていない上司だと思ったか?」

秋月「今までの司令から考えると……準備してそうですね」

提督「そう、七面鳥はもう用意してあるぞ。これがその箱だ」ズリズリ

秋月「本当に準備良いですね。何だか大きくありませんか」

477: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/06(月) 23:38:38.23 ID:5l0sqjIwo
提督「中身を見てみれば納得するだろう」バッ

瑞鶴「七面鳥じゃないわよ!」

秋月「瑞鶴さん!? 何で縛られてるんですか?」

瑞鶴「ここの前通ったら突然やられたのよ……」

提督「あ、解くから帰っていいぞ。このネタの為だけに引っ張って来ただけだし」

瑞鶴「色々と最悪ね!」

秋月「つまり、七面鳥は冗談だったって事ですか?」

提督「いや?」

秋月「え」

478: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/06(月) 23:39:05.70 ID:5l0sqjIwo
―食堂―

提督「作ってはいるぞ! きちんとこの時間に合わせてな!」

秋月「わぁ……」

瑞鶴「……ごくり」

提督「なんだ、瑞鶴も来たのか。呼ばれるのは嫌なくせに」

瑞鶴「そりゃ、あんなことされたんだからついてくるくらいいいでしょ」

秋月「それより、量が多くないですか?」

提督「ああ、他に翔鶴とか大鳳とか、隼鷹に飛鷹と……手伝ってくれた龍鳳も呼んでる」

秋月「そのメンバーって……」

瑞鶴「自覚ありなら相当意地が悪いわね」

479: 今日もこれだけ 2015/04/06(月) 23:39:33.40 ID:5l0sqjIwo
―執務室―

提督「あのときのトラウマを払拭する意味でもあのメンバー……でも、気にしてるのって瑞鶴だけな気がする」

提督「他はどちらかというと潜水艦の方が……まあ、皆なんだかんだで許可してくれてたし、結果オーライで」

下2

481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/06(月) 23:43:04.11 ID:tBLXGd6c0
正規空母たちと花見に行く

483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/08(水) 00:33:58.58 ID:SoitcsqUo
―公園―

提督「……ふぅ、花を見るのもたまにはいいもんだな」

天城「そうですね……」


飛龍「何であの二人は少し間が空いてるの?」

蒼龍「歓迎会はしないと、率直に告げたとか」

赤城「それはまずいんじゃ……?」

加賀「その結果があれよ、赤城さん」

瑞鶴「じゃあ、少し離れて雲龍が睨んでいるのは」

翔鶴「おそらく、妹が忘れられているのを根に持っているのね……」

天城「皆さん、もっと近くでお花見しませんか?」

飛龍「わっ、えっと、邪魔するのもなんじゃないかなーって」

484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/08(水) 00:34:28.47 ID:SoitcsqUo
天城「邪魔……?」

蒼龍「ほら、(前述)って事があったでしょ?」

天城「あ、それは……」

提督「改造するまでは、な。しばらくたてばお花見の時期になるから、このタイミングに合わせて歓迎会をするつもりだったんだ」

雲龍「では、微妙な間は?」

提督「お前たちが遠巻きに見てたから、何かやらかしたかと思ってたんだ」

雲龍「なんだ……」

赤城「誤解が解けたなら、お花見楽しみましょう。公園のですけど、綺麗に咲き誇っていますよ」

提督「花より団子じゃないのか」

赤城「失礼ですね」

485: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/08(水) 00:37:10.99 ID:SoitcsqUo
翔鶴「重箱にお弁当作って来たんですけど……多すぎましたか?」

赤城「貰いましょう。ねえ、加賀さん」

加賀「余ったらもったいないからです」

飛龍「素直なのか何なのか分かんないね」

蒼龍「そう言いながらつまみ食いしない」

雲龍「……」

提督「どうした雲龍?」

雲龍「重箱の段が多くないですか」

瑞鶴「面子は聞いてたから、翔鶴姉張り切って作ってたの」

提督「天城の歓迎かねて、他の空母たちと仲良くなる為……かな」

486: 今日もこれだけ 2015/04/08(水) 00:37:52.07 ID:SoitcsqUo
―執務室―

提督「結局花より団子になったとさ」

提督「というか、翔鶴の重箱はどこに持っていたんだろうか。一人が持てる量じゃなかった」

下2

488: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/08(水) 00:40:18.53 ID:bmYJ5kzI0
夕雲・早霜をバーに誘う

492: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/09(木) 00:31:18.56 ID:07wJ06JFo
提督「夕雲、一杯ひっかけに行かないか」

夕雲「あら、夜の街に二人きり……ですか?」

提督「何か意味深な言い方するな……」

夕雲「含めたつもりですけど?」

提督「……」

早霜「夕雲姉さん……抜け駆け?」

夕雲「いえ、そんなことは無いですよ。提督、駆逐艦二人をどこに連れて行くつもりですか?」

提督「なんか今日の夕雲は含みを持たせるな……」

493: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/09(木) 00:31:46.24 ID:07wJ06JFo
―酒場―

夕雲「あら……」

提督「いつも大変だろうし、今日は奢りだ」

早霜「いいの?」

提督「早霜は前の時にかまってやれなかったしな。飲み過ぎない程度にな」

早霜「そうじゃなくて……」

夕雲「こんな小さい子を連れてきて大丈夫ですか、という事ですよ」

提督「いやいや、マスターだってプロだ。成年か未成年くらい見分けられるだろ」

早霜「そのマスター……びっくりした顔でこっち見てる」

夕雲「危なかったんじゃないですか、提督」

提督「かもな」

494: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/09(木) 00:32:25.20 ID:07wJ06JFo
~数十分後~

提督「そもそもさぁ、秘書官……厳しすぎんだよなぁ……」

夕雲「飲み過ぎない程度と言って、自分が酔っちゃって……」

早霜「自分が飲みたかっただけかも」

夕雲「そうかもしれませんね」

提督「まったく……zzz」

早霜「寝た……」

夕雲「完全に落ちる前に帰りましょうか。会計は夕雲がしておきますね」

早霜「ありがとう、夕雲姉さん……」

(さりげなくお持ち帰り……)

495: 今日もこれだけ 2015/04/09(木) 00:33:16.79 ID:07wJ06JFo
―執務室―

提督「……気付いたら夕雲型の部屋で寝ていたんだけど、いろいろ大丈夫だよな」

提督「いや、誘った方が心配するのはおかしいか。それに後で払ってもらった分は返さなきゃ」

下2

497: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/09(木) 00:39:00.71 ID:3be79LlZo
朝霜に美味しい食べ物をご馳走する

499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:49:34.52 ID:07wJ06JFo
提督「朝霜、食事を奢ってやろう」

朝霜「どういう風の吹き回しだ?」

提督「いやいや、金返すときに夕雲に朝霜も誘ってあげてくださいって言われただけさ」

朝霜「そうなのか? まったく、気にしなくてもいいのにな」

提督「そんなわけで誘わせてくれ。じゃないと夕雲がプレッシャー掛けてきそう」

朝霜「そりゃ断りはしないけど」

提督「よし、美味しいものと言えば間宮の所だ! 食堂へ行くぞ!」

朝霜「結局食堂か」

500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:50:17.64 ID:07wJ06JFo
―食堂―

提督「好きなもの頼んでいいからな」

朝霜「へぇ、間宮アイス一年分とかか?」

提督「今日中に食べれるものならいくらでも」

朝霜「冗談だ。さて、あたいは……普段は食べられない間宮ゴールデンデラックスパフェにしようか」

提督「げっ、前からさらに値上げして7000円くらいになった化け物デザートじゃん」

朝霜「誰も頼んだことないみたいだし、ちょっと気になってたんだよ」

提督「俺は一回見せてもらったけど……まあ、美味しいものに違いないし、多分これ以外食べられないだろうからいいか」

朝霜「食べられない?」

提督「絶対完食しろよ、絶対だぞ」

朝霜「そんな念押しして、パフェごとき食べられない訳――」

501: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:50:45.47 ID:07wJ06JFo
~十数分後~

朝霜「……大きくねえか」

提督「大きいな。俺でも座って食べられないな」

朝霜「……」

提督「ギブアップか? ああん?」

朝霜「そ、そんなわきゃないね。さーて、頂こうかねぇ」パクッ

提督「美味しいか?」

朝霜「……おお、凄い美味しい」

提督「流石間宮だな。この大きさでも完璧に仕上げて来るとは」

朝霜「……二重の意味で夕雲たちも連れてくればいいと思ってるよ」

提督「二重?」

朝霜「独り占めしないのと……量を減らして欲しいだけだ」

502: 今日もこれだけ 2015/04/09(木) 23:51:11.39 ID:07wJ06JFo
―執務室―

提督「なんだかんだで完食した模様」

提督「ていうか、あれの最大の敵は飽きだな」

下2


次回 提督「安価でつづけてみんなと遊ぶ」 後編