1: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)00:06:43 ID:yPb
五十嵐響子「勉強会ですっ!」

前川みく「三人で回転寿司にゃあ……」

の続きっていうかなんていうかもうあんまり関係無いよ
遥○らと桐○華と小鳥○夕花の出てるゲームからネタを拝借してるってことだけ覚えといてくれたらそれでいいよ

引用元: 泰葉「ラーメン屋さんに行ってみます…!」 



THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS After20(2) SPECIAL EDITION (サイコミ)
半 二合 T.I.Planning
講談社
売り上げランキング: 433
2: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)00:13:13 ID:yPb
みく「きょっおっは~外食外食~♪」

みく「何にしようかにゃ~。なるべく仕事で食べられないやつでー、寮でも滅多にでてこないやつでー……」

みく「となると、ここはステーキとかガッツリしたお肉系のー……」

みく「……? あの行列の最後尾に並んでる二人組って……」

3: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)00:16:56 ID:yPb
みく「あ、やっぱり響子チャンだ!」

ザワ…

響子「しーっ! みくちゃんしーですよぅ!」

みく「え!? あ、ごめん!」

みく「ちなみになんだけど、そっちの女の子は……」

泰葉「…………」ペコ

みく「あ、泰葉チャン!?」

泰葉「……」シーッ

みく「あ、そうだった。ごめんごめん……」

4: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)00:23:42 ID:yPb
響子「やっぱり泰葉ちゃんの方が変装上手ですね……」

みく「言われてみれば……ってカンジなんだけどね。だってマスクもサングラスもしてないのに」

泰葉「そんなのかえって自己主張の塊にしかなりませんよ」

泰葉「人の顔が与える印象はほぼ目と髪のみで決まっているので、ちょっと髪型を変えて眼鏡をかけるだけで十分なんです」

響子「なるほどー……」

みく「特に泰葉チャンって前髪が強烈だもんね」

泰葉「…………」ギロ

みく「この前髪へのプライドよ」

5: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)00:29:43 ID:yPb
みく「で、これ何の行列? すっごい並んでるけど……」

泰葉「あ、見ちゃダメですっ! ダメですってば!」


ラーメン二十郎


みく「こりゃまたエっグい……」

泰葉「見ちゃダメって言ったじゃないですか……」

響子「やっぱり変、ですよね……。女二人、それも女子高生同士でラーメン屋の行列に……」

泰葉「加えて現役アイドルですよ……」

みく「いやまあ、いいんじゃない? 女子力とか気にするような事務所じゃないでしょウチ」

響子「そ、そうでしょうか…?」

泰葉「事務所の方針はそうでも、イメージというものがありますから……」

6: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)00:37:47 ID:yPb
みく「イメージ……はまあたしかに。二人ともラーメン好きなの? それはちょっと意外」

泰葉「ああいや、そういう訳ではないんですが……」

響子「泰葉ちゃん、ラーメン屋に行ったことがないそうなんですよ」

みく「ああなるほどね。この間の回転寿司みたいなパターンだ」

響子「ぽぁっ!?」

泰葉「……? そうですね、ロケ番組でもあまりこういうタイプの店に行くことってありませんから」

泰葉「特にこの店はよく見かけるのに、いつでもどこでも大変な行列が出来ているから気になっていたんです」

泰葉「ただ、一人で行くのはちょっと……」

みく「あー、そうね……」

7: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)00:43:46 ID:yPb
泰葉「Pさんに相談するのもちょっと引かれそうだしどうしようかと迷っていたら、響子さんが付き添うと言ってくれて……」

響子「放っておけませんよね、泰葉ちゃんって」

みく「たしかに」

みく「んー……話してたらみくもラーメン食べたくなっちゃった。今夜はここにしようかな」

響子「あれ、みくちゃんも今日はお外ですか?」

みく「ん、そういうコト。迷ってたとこだし丁度良いや」

みく「みくだってこういう機会でなきゃここには入れなかっただろうしね。という訳で混ぜて混ぜて!」

響子「そういうことなら……」

泰葉「みくさん、早く。早く一緒に並びましょう」

みく「あは~。はいはい」

8: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)00:49:09 ID:yPb
みく「……ところでさ、泰葉チャン。ここがどういう店かは知ってるんだよね…?」

泰葉「はい。任せて下さい」フンス

泰葉「お勉強なら得意ですから。下調べはしっかりしてきたんです」

みく「あ、そう。なら大丈夫か……」

響子「え、えっ? ひょっとして何か用意が必要なんですか…?」

みく「あー……まあ、うん。ちょっと特殊な店だから……」

泰葉「任せて下さい。ニンニクが特別強烈なお店であることも予習済みです」

泰葉「今日は口臭対策のためにこれを……」ゴソゴソ

10: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)00:54:28 ID:yPb
みく「…………スプレー?」

泰葉「はい。これを口の中に一吹きすれば、たとえ胃の中にくさやを数十匹放り込まれても完全消臭可能という代物です」

響子「それ……本当に大丈夫なやつですか?」

みく「まさか志希チャンの特製とかじゃ……」

泰葉「いいえ。あれは正直あまり信用できませんので」

泰葉「芸能界のちょっと特殊なルートで……こう、ちょいちょいと……」

みく「もっと怖いな」

泰葉「ふふっ、誰でも入手可能なものですからご安心を。一定以上の芸歴と年収を満たす必要がありますけど」

泰葉「ですがもちろん、二人にもお貸ししますからね」

響子「あ、あはは……ありがとう、ございます」

11: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:00:49 ID:yPb
店員「お客さん、3名様で?」

みく「あ、はい」

店員「お席空きましたんでどうぞー」


ラッシャーセー


泰葉「さて、ここからは私に任せて下さい」

響子「ふふっ、分かりました」

泰葉「まずは食券です。ここは手順に従い、チャーシューダブルを……」ポチ

響子「ダブル、ですか?」

泰葉「はい。私達は初心者ですから、ここは調べた通りに行きましょう」

みく「結構多そうだけど大丈夫?」

泰葉「大丈夫でしょう。カロリーコントロールは基本中の基本。お腹は空かせてきてあります」

響子「で、では私もレッスンがきつめだったのでチャーシューダブルに……」ポチ

みく「……みくは普通のでいいや」ポチ

12: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:05:36 ID:yPb
泰葉「いいですか響子さん。行列の店ですから絶対に『ロット』を乱すようなことがあってはなりません」フンス

泰葉「ですからここは迅速に。後ろの方達を待たせてしまっては可哀想なので、私に従っていただけますか?」

響子「はい、分かりました!」

みく「あ、一番奥みたい。3つ並んで空いててよかったね」

泰葉「では座ったら私に続けて――」


ザッ


泰葉「メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ」

響子「メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ」

みく「ん、何て?」

13: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:11:32 ID:yPb
店員「……はい?」

泰葉「はい?」

店員「えっと……」

泰葉「メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ……隣の方にも同じものを」

店員「う……ウス……」

みく「……や、泰葉……チャン?」

泰葉「はい?」

響子「あの、ダブルとか増し増しとか言ったような気がするんですけど……」

泰葉「ですが、私は調べた通りの手順で……」

泰葉「……え、何かまずかったですか?」

みく(……これたぶんまた変な情報鵜呑みにしちゃったパターンだなあ)

泰葉「ついに注文しちゃいましたね。どんなのが来るのかなあ……♪」

14: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:15:19 ID:yPb
響子「ま、泰葉ちゃんが幸せそうならいいですよね♪」

みく「う、うーん……みくにはあんなキラキラした目を止めることはできない……」

泰葉「いいものですね、誰かとお食事をするって。響子さんがついてきてくれて、それにこうしてみくさんとも出会えてよかった」

響子「ふふふっ、私もそんなに喜んでもらえて嬉しいですよ」

響子「遠慮なんていりませんから、これからもドンドン誘ってください!」

泰葉「はいっ、ありがとうございますっ」



みく「……あははっ、まあいいか」

15: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:18:02 ID:yPb
泰葉「あっ、来ました来ました♪ 初めてのラーメンです!」

店員「お待たせしました。チャーシューダブルの麺固辛め野菜ダブル、にんにく油増し増しが二つ、ッスね」


ドスッ ドスッ


泰葉「」

響子「」

みく「…………」

16: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:19:56 ID:yPb


泰葉「…………ラー、メン……?」


響子「や、泰葉ちゃん……これ私の知ってるラーメンと違う……」


みく「おお、もう……」

18: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:23:51 ID:yPb
響子「こ、これ……麺……麺はいったいどこにあるんでしょう……」

みく「……たぶん野菜の下じゃないかな…………」

泰葉「こ、これはたぶんアレです……」

泰葉「……ちゃんぽん、です」

みく「ちゃんぽん!?」

泰葉「こういうちゃんぽんなんです、きっと……。アレもたしか野菜で下の麺を隠している食べ物ですから、きっとそうなんです。同じ種類の食べ物です」

泰葉「食べられます……長崎県民の私なら……!」

みく「なんか変な覚悟決めちゃったよ」

19: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:27:54 ID:yPb
みく「ま、まあ最悪残せばいいから……」

泰葉「いえ、自分で注文した以上、そこには責任が伴います。なるほど店員さんが確認する訳です……」

泰葉「では、いただきます」

みく「いやいやその責任感いらない! いらんところで負けず嫌い出さないで!?」

響子「お残しは厳罰……絶対に許されません……。……いただきます!」

みく「こっちもか!」

20: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:30:03 ID:yPb


泰葉「はむ、はむ……あ、美味しいですよ。なるほど、これがラーメンですか」


響子「あむあむ……麺全然見えませんね……」


みく「こんなペースで大丈夫かな……」ズルズル…

21: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:31:15 ID:yPb
泰葉「ごちそうさまでした」

響子「ごちそうさまでした……!」

みく「ウソやん」

22: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:36:52 ID:yPb
店員「あ、ありがとうござっした……」


ガラガラ…


みく「スープまでいっちゃったよ……マジかぁ」

響子「おいしかったですね……前半は」

泰葉「やっぱり用意してきてよかった……」シュー

泰葉「使います? 使った方が良いかと……」

響子「あ、ありがとうございます……」シュッ

泰葉「みくさんも」

みく「あ、ああうん……ありがと」シュッ

泰葉「それにしてもざわついてましたね。何かあったんでしょうか。あっ、変装がバレたとか……?」

みく「いや、うん……それどころじゃなかったと思うよ……」

23: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:42:37 ID:yPb
泰葉「ならいいんですが……それにしても凄い量でしたね。驚きました」

みく「まあその、あれはラーメンっていうかもうああいう食べ物だから……」

響子「ちょ、ちょっと食べ過ぎですね。胃が重い……」

泰葉「歩いて帰りましょうか。遠回りしながら」

泰葉「視線が集まるのを感じましたし、長居するとマズいかも……」

みく「たぶんフードファイターへの畏敬だよ……」

24: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:44:53 ID:yPb

翌日


泰葉「響子さん、レッスンお休みなんですって。幸い仕事は入っていなかったようですけど、大丈夫でしょうか……」

みく「それはまた……体調崩しちゃったのかな」

泰葉「たしか……食べ過ぎだとか」

みく「ああ、なるほどね…………」

25: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:46:20 ID:yPb
みく「っていうかなんで泰葉チャンは平気なの!?」

泰葉「さあ? 大原ベーカリーのメロンパンを食べたからでしょうか」

みく「それも怖いな!」



26: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:50:23 ID:yPb
おしまい

前作で終わりでもよかったんだけど三人出してしまった手前三作目までやらなきゃ気持ち悪いよなあと思ったからやった
山奥で釣りに挑戦する話と迷ったんだけど前川絡めにくいしまた新しい奴(肇ちゃん)出さないといけないからやめといた
これで年越せるね

27: 名無しさん@おーぷん 2018/12/17(月)01:55:00 ID:yPb
おまけ
その後看病に行った

響子「あ、あの……すいません、お腹さすってもらえませんか……?」

みく「ええ……いいけど……」

泰葉「本当にいいんですね……?」

響子「は、はいっ……どうぞ……!」

泰葉「し、失礼します……」


つつーっ…


響子「んっ……んぃ、ぅぅぅ……ひゃんっ」

響子「ひんっ、んっ……ん、はぁ、はぁ……んっ、んふぅ……」




みく「無駄に●●●声を出すな!!」

泰葉「Pさんには見せられませんね……」



終了