1: ◆Yhyk1z6v2k 2014/05/03(土) 12:06:37.73 ID:n5cgtEzB0
伊織「どうしてわかってくれないのよ!」
P「何を言っているんだ?」
伊織「もういい! アンタなんか顔も見たくないわ!」
P「待て! 伊織!」がしっ
伊織「触らないで!」バッ
スカッ
伊織「……え?」
伊織「ちょっと、どこいったのよ! プロデューサー!」
伊織「嘘……でしょう……?」
伊織「そん……な……私が顔も見たくないって言ったから……?」
伊織「……何処に……居たの……?」
伊織「プロデューサー……!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399086397
P「何を言っているんだ?」
伊織「もういい! アンタなんか顔も見たくないわ!」
P「待て! 伊織!」がしっ
伊織「触らないで!」バッ
スカッ
伊織「……え?」
伊織「ちょっと、どこいったのよ! プロデューサー!」
伊織「嘘……でしょう……?」
伊織「そん……な……私が顔も見たくないって言ったから……?」
伊織「……何処に……居たの……?」
伊織「プロデューサー……!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399086397
引用元: ・P「伊織が離れない」
PETIT IDOLM@STER Twelve Seasons! Vol.9
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水瀬伊織&いお(CV:釘宮理恵) 水瀬伊織 いお 釘宮理恵
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3: ◆Yhyk1z6v2k 2014/05/03(土) 12:10:33.35 ID:n5cgtEzB0
(・8・)ちゅんちゅん
(・8・)こっちは命がけで鳴いてんだ
(・8・)遊びでやってんじゃないよー!
(・8・)それでは皆さん。ご一緒に
(・8・)ちゅんちゅん
伊織「プロデューサー……!」
伊織「……夢?」
伊織「車の準備して!」
(・8・)こっちは命がけで鳴いてんだ
(・8・)遊びでやってんじゃないよー!
(・8・)それでは皆さん。ご一緒に
(・8・)ちゅんちゅん
伊織「プロデューサー……!」
伊織「……夢?」
伊織「車の準備して!」
4: ◆Yhyk1z6v2k 2014/05/03(土) 12:11:21.69 ID:n5cgtEzB0
小鳥「おはようございます」
P「音無さん。おはようございます」
小鳥「……事務所に泊まったりしてませんよね?」
P「……してませんことよ?」めそらし
小鳥「……」
P「してる本人がしてないって言ってるんだから、してないで良いじゃないですか!」
小鳥「斬新な逆ギレ!?」
P「心配かけて悪いとは思っているんですけど……」
小鳥「だったら、自重して下さい! ……倒れてからじゃあ、遅いんですよ?」
P「……はい」
バタン!
P「音無さん。おはようございます」
小鳥「……事務所に泊まったりしてませんよね?」
P「……してませんことよ?」めそらし
小鳥「……」
P「してる本人がしてないって言ってるんだから、してないで良いじゃないですか!」
小鳥「斬新な逆ギレ!?」
P「心配かけて悪いとは思っているんですけど……」
小鳥「だったら、自重して下さい! ……倒れてからじゃあ、遅いんですよ?」
P「……はい」
バタン!
5: ◆Yhyk1z6v2k 2014/05/03(土) 12:13:08.84 ID:n5cgtEzB0
小鳥「伊織ちゃん?」
伊織「……!」
P「伊織にして珍しいな。勘弁してくれよ? この前ドアを修理(プロデュース)したばかりなんだーー」
伊織「……」だきっ
P「……お?」
小鳥「い、伊織ちゃん!?」パシャ
伊織「……」ぎゅうっ
P「い、伊織? どうしたんだ?」
伊織「……!」
P「伊織にして珍しいな。勘弁してくれよ? この前ドアを修理(プロデュース)したばかりなんだーー」
伊織「……」だきっ
P「……お?」
小鳥「い、伊織ちゃん!?」パシャ
伊織「……」ぎゅうっ
P「い、伊織? どうしたんだ?」
10: ◆Yhyk1z6v2k 2014/05/03(土) 13:06:34.56 ID:QzARgVgp0
P「765プロのPです。先日はありがとうございました……先日に話した件ですがーー」
伊織「……」
P「え? はっははは……いやだなぁ……そんなんじゃあないっすよ」
伊織「……」
小鳥(よく仕事が出来ますね……私なんか、伊織ちゃんから目が離せなくてーー)
律子(いや、して下さいよ)
美希「デコちゃん! プロデューサーから離れるの!」
伊織「……嫌よ」ぎゅっ
春香「まぁまぁ……美希、落ちついて? 伊織もプロデューサーさんに迷惑だから、ね?」
伊織「……」
真美「とうとう、いおりんも兄ちゃんに惚れたかー」
亜美「ま、前からに決まってるじゃない!」こえまね
伊織「……」
真美&亜美「ツッコミ無し、だと……?」
伊織「……」
P「え? はっははは……いやだなぁ……そんなんじゃあないっすよ」
伊織「……」
小鳥(よく仕事が出来ますね……私なんか、伊織ちゃんから目が離せなくてーー)
律子(いや、して下さいよ)
美希「デコちゃん! プロデューサーから離れるの!」
伊織「……嫌よ」ぎゅっ
春香「まぁまぁ……美希、落ちついて? 伊織もプロデューサーさんに迷惑だから、ね?」
伊織「……」
真美「とうとう、いおりんも兄ちゃんに惚れたかー」
亜美「ま、前からに決まってるじゃない!」こえまね
伊織「……」
真美&亜美「ツッコミ無し、だと……?」
12: ◆Yhyk1z6v2k 2014/05/03(土) 13:24:41.66 ID:/xNVimmY0
律子「……今日。竜宮小町の収録があるんですけどーー」じろっ
伊織「!」びくっ
律子「……後の子達は私が見ますので、プロデューサーは竜宮小町を見てもらえますか?」
P「……良いのか?」
律子「お互いにいい勉強になると思いますよ?」
小鳥「ちょっと無理があるんじゃ……」
律子「……」ギロッ
小鳥「イエス、マム! 留守は任せて下さい!」
P「それもそうだな……竜宮小町は前から、気になってたし」
亜美「やったー! やったね、あずさお姉ちゃん!」
あずさ「え? あ、あら……そうねぇ……うふふ」
美希&真美「異議あり!」
律子「異議は認めません! プロデューサーほど甘くありませんからね。ビシバシ行くわよ?」
春香「のヮの」
伊織「!」びくっ
律子「……後の子達は私が見ますので、プロデューサーは竜宮小町を見てもらえますか?」
P「……良いのか?」
律子「お互いにいい勉強になると思いますよ?」
小鳥「ちょっと無理があるんじゃ……」
律子「……」ギロッ
小鳥「イエス、マム! 留守は任せて下さい!」
P「それもそうだな……竜宮小町は前から、気になってたし」
亜美「やったー! やったね、あずさお姉ちゃん!」
あずさ「え? あ、あら……そうねぇ……うふふ」
美希&真美「異議あり!」
律子「異議は認めません! プロデューサーほど甘くありませんからね。ビシバシ行くわよ?」
春香「のヮの」
13: ◆Yhyk1z6v2k 2014/05/03(土) 13:26:16.49 ID:/xNVimmY0
美希「デコちゃん」
伊織「……悪かったわね」
美希「……仕方ないから今日だけ貸したげるの」
伊織「美希……」
美希「それだけ!」
伊織「えらく元気ね……」
美希「律子……」
美希「……」
美希「……」
美希「……」
美希「……」なの!
美希「……さんが驚くぐらいにレッスン頑張ったら、イチゴババロアを好きなだけ食べさせてくれるの!」
伊織「そう……にひひっ♪ 財布をすっからかんにしてやりなさい!」
美希「うん!」
伊織「……悪かったわね」
美希「……仕方ないから今日だけ貸したげるの」
伊織「美希……」
美希「それだけ!」
伊織「えらく元気ね……」
美希「律子……」
美希「……」
美希「……」
美希「……」
美希「……」なの!
美希「……さんが驚くぐらいにレッスン頑張ったら、イチゴババロアを好きなだけ食べさせてくれるの!」
伊織「そう……にひひっ♪ 財布をすっからかんにしてやりなさい!」
美希「うん!」
14: 0721siro 2014/05/03(土) 13:45:38.61 ID:lq33CTfh0
P「よし、準備は出来たか?」
亜美「あずさお姉ちゃんは確保済みであります!」てつなぎ
P「御苦労」
あずさ「あらあら……ちょっと、手が痛いわ? 亜美ちゃん」
P&亜美「これでも足りないぐらいですよ(真顔)」
あずさ「」がーん
伊織「……そろそろ出ないと間に合わないんじゃない?」
P「よし……全速!」
あずさ「前進!」
亜美「DA!」
伊織「何なのよ。この連携……」
亜美「あずさお姉ちゃんは確保済みであります!」てつなぎ
P「御苦労」
あずさ「あらあら……ちょっと、手が痛いわ? 亜美ちゃん」
P&亜美「これでも足りないぐらいですよ(真顔)」
あずさ「」がーん
伊織「……そろそろ出ないと間に合わないんじゃない?」
P「よし……全速!」
あずさ「前進!」
亜美「DA!」
伊織「何なのよ。この連携……」
16: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 13:53:48.74 ID:Q0sIdd+e0
スタッフ「竜宮小町さん。よろしくお願いします……あれ?」
P「秋月に代わりまして、Pです。よろしくお願いします」
スタッフ「は、はぁ……ん?」
伊織「……」ぎゅっ
スタッフ「把握。問題ありませんね」
P「!?」
スタッフ「すぐに収録に取り掛かりますので、よろしくお願いします」
P「秋月に代わりまして、Pです。よろしくお願いします」
スタッフ「は、はぁ……ん?」
伊織「……」ぎゅっ
スタッフ「把握。問題ありませんね」
P「!?」
スタッフ「すぐに収録に取り掛かりますので、よろしくお願いします」
18: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 13:59:46.34 ID:ysIDSOZy0
P「……あの、な? 収録だから……」
伊織「……わかっているわよ」
P「そ、そうか……」
伊織「勝手に何処か行ったら、承知しないんだから……」
P「行かないって……信用ないのな」
伊織「そこで見てなさい。スーパーアイドル水瀬伊織ちゃんの姿をね!」
あずさ「あの……私たちも居るんですけど……」
亜美「えこひいきだー!」
P「……二人も頑張って来い」
あずさ&亜美「「はい!」」
伊織「……わかっているわよ」
P「そ、そうか……」
伊織「勝手に何処か行ったら、承知しないんだから……」
P「行かないって……信用ないのな」
伊織「そこで見てなさい。スーパーアイドル水瀬伊織ちゃんの姿をね!」
あずさ「あの……私たちも居るんですけど……」
亜美「えこひいきだー!」
P「……二人も頑張って来い」
あずさ&亜美「「はい!」」
19: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 14:13:46.55 ID:f63PgADm0
悪徳「なんか金になるネタはねぇかな……」
伊織「……」ぎゅっ
悪徳「ん、あれは竜宮小町……っと、眼鏡のプロデューサーじゃねぇな?」
悪徳「あんなにくっ付きやがって……勘違いして下さいてか?」
伊織「……」ぎゅっ
悪徳「チッ……カメラのレンズが曇ってやがる。またの機会だな」
P「……ん?」
亜美「どったの?」
P「いや、何でもない……」
あずさ「?」
伊織「……」ぎゅっ
悪徳「ん、あれは竜宮小町……っと、眼鏡のプロデューサーじゃねぇな?」
悪徳「あんなにくっ付きやがって……勘違いして下さいてか?」
伊織「……」ぎゅっ
悪徳「チッ……カメラのレンズが曇ってやがる。またの機会だな」
P「……ん?」
亜美「どったの?」
P「いや、何でもない……」
あずさ「?」
20: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 14:34:36.23 ID:wT57z8zD0
P「戻りましたー」
竜宮小町「ただいま、戻りましたー!」
律子「」
亜美「律っちゃん、真っ白に燃え尽きているよ?」
P「どうしたんだ?」
律子「……本当に財布の中を空にされるとは思いませんでしたよ」
P「どうだった?」
律子「どうも何も……私が知っているあの子達と全然、違うじゃないですか!」
P「そうか? そう言って貰えると嬉しいよ」
律子「私も燃えて来ました! 明日から、更にハードルを上げるわよ!」
竜宮小町「」
小鳥「南無」
竜宮小町「ただいま、戻りましたー!」
律子「」
亜美「律っちゃん、真っ白に燃え尽きているよ?」
P「どうしたんだ?」
律子「……本当に財布の中を空にされるとは思いませんでしたよ」
P「どうだった?」
律子「どうも何も……私が知っているあの子達と全然、違うじゃないですか!」
P「そうか? そう言って貰えると嬉しいよ」
律子「私も燃えて来ました! 明日から、更にハードルを上げるわよ!」
竜宮小町「」
小鳥「南無」
21: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 21:19:51.40 ID:xL74wHLk0
P「……」
伊織「……」
P「……」
伊織「……」
P「……何があったんだ?」
伊織「……何でもないわ」
P「……そんなわけ、ないだろ?」
伊織「……夢を見たの」
P「……夢?」
伊織「アンタが居なくなる夢……ただの夢なのはわかっている……だけど」
P「不安か?」
伊織「……最近、話すどころか会うことも少なくなって来たわ」
P「お互い忙しいからな、良い事だ」
伊織「……」
P「……」
伊織「……」
P「……何があったんだ?」
伊織「……何でもないわ」
P「……そんなわけ、ないだろ?」
伊織「……夢を見たの」
P「……夢?」
伊織「アンタが居なくなる夢……ただの夢なのはわかっている……だけど」
P「不安か?」
伊織「……最近、話すどころか会うことも少なくなって来たわ」
P「お互い忙しいからな、良い事だ」
22: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 21:20:37.07 ID:xL74wHLk0
伊織「……私が竜宮小町に入るよりずっと前にした約束を覚えてるかしら?」
P「……お前を一人にしない。だったな」
伊織「守れてないじゃない!」
P「……」
伊織「確かに……律子や亜美、あずさだって居るわ! 楽しいし、充実だってしてる!」
伊織「でも……あんたは居ないじゃない!」
伊織「馬鹿げてる話なのはわかるわ! でも……ある日、急にあんたが居なくならないっていう保証も無いじゃない!」
P「伊織。聞いてくれ」
伊織「……」
P「俺は伊織に黙って消えるような事はしない、それは誓える」
P「……お前を一人にしない。だったな」
伊織「守れてないじゃない!」
P「……」
伊織「確かに……律子や亜美、あずさだって居るわ! 楽しいし、充実だってしてる!」
伊織「でも……あんたは居ないじゃない!」
伊織「馬鹿げてる話なのはわかるわ! でも……ある日、急にあんたが居なくならないっていう保証も無いじゃない!」
P「伊織。聞いてくれ」
伊織「……」
P「俺は伊織に黙って消えるような事はしない、それは誓える」
23: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 21:28:27.87 ID:iLuGEKSY0
伊織「だったら……これからは側に居なさいよ……」
P「それは無理だ」
伊織「!?」
P「伊織のユニットのプロデューサーは律子だ。そして俺らには……」
伊織「そんなの聞きたくない!」
伊織「どうしてわかってくれないのよ!」
P「伊織!」
伊織「もういい! アンタの顔なんて……アンタなんか……!」
伊織「……言えるわけない……じゃない……言ったら……」
P「……伊織が落ち着くまで側にいるよ。良いよな?」
伊織「……勝手に……しなさいよ……」
P「それは無理だ」
伊織「!?」
P「伊織のユニットのプロデューサーは律子だ。そして俺らには……」
伊織「そんなの聞きたくない!」
伊織「どうしてわかってくれないのよ!」
P「伊織!」
伊織「もういい! アンタの顔なんて……アンタなんか……!」
伊織「……言えるわけない……じゃない……言ったら……」
P「……伊織が落ち着くまで側にいるよ。良いよな?」
伊織「……勝手に……しなさいよ……」
24: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 21:29:48.75 ID:iLuGEKSY0
事務所の外
小鳥「……」REC
小鳥「……」REC
25: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 21:47:09.23 ID:Yi02fS0z0
伊織「……少し落ち着いたわ……みっともない姿を見せたわね」
P「……まあな」
伊織「否定しなさいよ! ……にひひ♪」
P「今度はそうする」
伊織「今度なんて無いわよ! ……ただの夢に振り回された私が馬鹿みたい」
P「……まあ、お前らしくはなかったな」
伊織「ストレスでも溜まってたのかしら?」
P「……そうかもな」
伊織「……もし黙って消えたりなんかしたら」
P「ん?」
伊織「私の持てる力を全て使い果たしてでもアンタを見つけて、捕まえて見せるわ」
P「……怖いな」
伊織「アンタが約束を守れば良いのよ……っと、少し電話するわね」
P「ん? ああ」
P「……まあな」
伊織「否定しなさいよ! ……にひひ♪」
P「今度はそうする」
伊織「今度なんて無いわよ! ……ただの夢に振り回された私が馬鹿みたい」
P「……まあ、お前らしくはなかったな」
伊織「ストレスでも溜まってたのかしら?」
P「……そうかもな」
伊織「……もし黙って消えたりなんかしたら」
P「ん?」
伊織「私の持てる力を全て使い果たしてでもアンタを見つけて、捕まえて見せるわ」
P「……怖いな」
伊織「アンタが約束を守れば良いのよ……っと、少し電話するわね」
P「ん? ああ」
26: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 21:48:14.67 ID:Yi02fS0z0
伊織「事務所まで迎えに来てくれる? それとお客様のお出迎えの準備も……ええ、そのままお泊りして頂くわ」
P「……?」
伊織「ええ……ありがとう」ピッ
P「何だ。今日はお客さんでも来るのか?」
伊織「そうよ。大切な大切なお客様よ」
P「なら失礼のないようにしないとな……」
伊織「大丈夫よ。ちょっとぐらいじゃ、怒らない人だから」
P「お、良い人そうだな……」
伊織「悪い時は叱ってくれて、悲しい時は側に居てくれる人よ」
P「へぇ……」
P「……?」
伊織「ええ……ありがとう」ピッ
P「何だ。今日はお客さんでも来るのか?」
伊織「そうよ。大切な大切なお客様よ」
P「なら失礼のないようにしないとな……」
伊織「大丈夫よ。ちょっとぐらいじゃ、怒らない人だから」
P「お、良い人そうだな……」
伊織「悪い時は叱ってくれて、悲しい時は側に居てくれる人よ」
P「へぇ……」
28: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 22:38:23.27 ID:r/oKR9Qe0
「お迎えに上がりました」
伊織「ご苦労様。この人よ」
P「……ん?」
黒服「此方へ」
P「ちょっ……何をするんですか!」
伊織「最近、事務所に泊まり込んでるんですって? 悪いけれど、今日は私と一緒に帰って貰うわ」
P「この人、俺をリュックサックみたいに背負ってるんだけど!?」
伊織「問題ないわね」
小鳥「ハイ、アリマセン」
伊織「にひひっ♪ 行くわよ」
黒服「はっ」
P「ま、まだ俺には仕事が、仕事が残ってるんだぁー!」
伊織「……構わないわ」
黒服「はっ」
小鳥「まあ、いい機会じゃないかしら……こうでもしないと働き続けるだろうし」
小鳥「私も帰ろうっと♪」ピヨピヨ♪
伊織「ご苦労様。この人よ」
P「……ん?」
黒服「此方へ」
P「ちょっ……何をするんですか!」
伊織「最近、事務所に泊まり込んでるんですって? 悪いけれど、今日は私と一緒に帰って貰うわ」
P「この人、俺をリュックサックみたいに背負ってるんだけど!?」
伊織「問題ないわね」
小鳥「ハイ、アリマセン」
伊織「にひひっ♪ 行くわよ」
黒服「はっ」
P「ま、まだ俺には仕事が、仕事が残ってるんだぁー!」
伊織「……構わないわ」
黒服「はっ」
小鳥「まあ、いい機会じゃないかしら……こうでもしないと働き続けるだろうし」
小鳥「私も帰ろうっと♪」ピヨピヨ♪
29: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 22:47:16.82 ID:Az93Ee/C0
その日の夜、アイドル達はとある夢を見た。
P「……すまない。春香の気持ちには答えられない」
春香「待って下さい! プロデューサーさん!」
P「千早! 危ない!」
キキードン!
千早「プロデューサー……? いやあぁぁぁぁ!」
P「夢の中とはいえ俺よりおにぎりを選ぶなんて……幻滅しました……」
美希「待って! おにぎりは我慢するから……プロデューサー!」
P「姫! お逃げ下さい!」
バーン!
真「プロデューサー!」
P「……すまない。春香の気持ちには答えられない」
春香「待って下さい! プロデューサーさん!」
P「千早! 危ない!」
キキードン!
千早「プロデューサー……? いやあぁぁぁぁ!」
P「夢の中とはいえ俺よりおにぎりを選ぶなんて……幻滅しました……」
美希「待って! おにぎりは我慢するから……プロデューサー!」
P「姫! お逃げ下さい!」
バーン!
真「プロデューサー!」
30: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 22:55:56.06 ID:3oikh1O50
P「ぐあああああ……!?」
雪歩「プロデューサー! わ、私が穴を掘ったばかりに……!」
P「……」
やよい「お昼寝ですか? こんなところで寝てたら風邪引いちゃいますよ……プロデューサー……起きて、はいたっち……しましょう……よ……!」
P「いつから俺が犯人だと……? まあ、良い」とびおりーの
真美「兄ちゃーん!」
P「……ウルトラ星に帰る」
亜美「兄ちゃーん!」
雪歩「プロデューサー! わ、私が穴を掘ったばかりに……!」
P「……」
やよい「お昼寝ですか? こんなところで寝てたら風邪引いちゃいますよ……プロデューサー……起きて、はいたっち……しましょう……よ……!」
P「いつから俺が犯人だと……? まあ、良い」とびおりーの
真美「兄ちゃーん!」
P「……ウルトラ星に帰る」
亜美「兄ちゃーん!」
31: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 23:04:35.10 ID:n5cgtEzB0
P「面妖過ぎるわ。付き合ってられん」
貴音「貴方様!?」
P「響。俺が戦争から帰って来たら、結婚してくれ」
響「う……うん……! じ、自分……待ってるから……ずっと……待ってるからね……!」
P「あずささんと俺は実の兄妹なんです!」
あずさ「そ、そんな……!」
P「実の兄妹が結ばれる訳が無い……さようなら」
あずさ「プロデューサーさん! それでも……私は……!」
P「」
律子「……過労死だなんて……私が早く気づいていたら……!」
そして夜が明ける。
貴音「貴方様!?」
P「響。俺が戦争から帰って来たら、結婚してくれ」
響「う……うん……! じ、自分……待ってるから……ずっと……待ってるからね……!」
P「あずささんと俺は実の兄妹なんです!」
あずさ「そ、そんな……!」
P「実の兄妹が結ばれる訳が無い……さようなら」
あずさ「プロデューサーさん! それでも……私は……!」
P「」
律子「……過労死だなんて……私が早く気づいていたら……!」
そして夜が明ける。
33: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 23:11:45.04 ID:A9gixupG0
春香「……」
千早「……」
美希「……」
真「……」
雪歩「……」
やよい「……」
真美「……」
亜美「……」
貴音「……」
響「……」
あずさ「……」
律子「……」
千早「……」
美希「……」
真「……」
雪歩「……」
やよい「……」
真美「……」
亜美「……」
貴音「……」
響「……」
あずさ「……」
律子「……」
35: ◆.zSNE7jCxY 2014/05/03(土) 23:15:14.35 ID:dnuB/EBk0
P「……何なんだ、これ?」
小鳥「さ、さあ……?」
伊織「……にひひっ♪」
伊織「……」ピタッ
P「おい、こら……伊織!」
小鳥「……離れませんね」
P「……」
P「みんなが離れない」
おわり
小鳥「さ、さあ……?」
伊織「……にひひっ♪」
伊織「……」ピタッ
P「おい、こら……伊織!」
小鳥「……離れませんね」
P「……」
P「みんなが離れない」
おわり
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