1: 名無しさん@おーぷん 2018/05/03(木)07:47:57 ID:ZFW
引用元: ・【鉄血のオルフェンズ×IS】ミカ「IS学園?」 part2
IS <インフィニット・ストラトス> コンプリート Blu-ray BOX
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86: 名無しさん@おーぷん 2018/10/21(日)17:39:46 ID:hjf
千冬「っ! ドイツの馬鹿どもめッ!」
山田「お、織斑先生。あれは……!」
千冬「山田先生。今すぐ生徒達に避難指示を!!」
山田「は、はいぃ!」
メタルラウラ「────」 カチャ
セシリア「な、なんですの……?」
鈴「あの姿って……!」
箒(あれは……間違いない。嘗て千冬さんが使っていた唯一無二の第一世代のIS 白騎士!)
箒「どうしてラウラがあのISを……!?」
ピンポンパンポーン
山田『き、緊急事態により学園対抗戦は中止とさせて頂きます。生徒は速やかに観客席から離れて移動を行って下さい! 繰り返します。緊急事態────』
シャル「ど、どうしよう三日月」
ミカ「どうもこうもないよ。来るなら潰す」チャキ
87: 名無しさん@おーぷん 2018/10/21(日)17:40:18 ID:hjf
シャル「どうもこうもって言うけど、三日月のバルバトスはもう────」
ミカ「………?」
ミカ「…………??」カチャ カチャカチャ
ミカ(動かない……?)
シャル「エネルギーの残量切れなんだよ!」
ミカ「残量……切れ?」
シャル「当たり前だよ! 布仏さんにも言われてたでしょ!? あんまり激しい動きはするなって!」
ミカ「あー そう言えばそうだったかも……」
シャル「そう言えば!? 絶対忘れてたよね!?」
メタルラウラ「────!!」バシューン
シャル「わわわ!? く、来るよ!」
88: 名無しさん@おーぷん 2018/10/21(日)17:40:46 ID:hjf
セシリア「させませんわ! ブルー・ティアーズ!!」 カシュ
ビット「────!」バキュン
ビット「────!」バキュン
メタルラウラ「────!?」 バチッ!
シャル「セシリア!」
鈴「セシリアだけじゃないわよ! 龍砲!」 ダンッ!
メタルラウラ「────!!!」 ドカンッ!!
シャル「鈴!」
セシリア「ここは私達が時間を稼ぎますわ」
鈴「その間にアンタ達二人は逃げなさい!」
メタルラウラ「────」ピーピーピー ハイジョスル
メタルラウラ「────」チャキ バシューン
89: 名無しさん@おーぷん 2018/10/22(月)13:32:39 ID:wHg
セシリア「ふん……馬鹿の一つ覚えのように突っ込んで来ますわね。いいですわ! このスターライトmark.IIの餌食にして上げますわ!」カチャ バキュン バキュン
メタルラウラ「────!」
メタルラウラ「────」サッ サッ
鈴「私の双天牙月の刃を喰らいなさいっ!」 ブォン
メタルラウラ「────」ピーピーピー チャキ
メタルラウラ「────」ブンッ!!!
ガキンッ!
鈴「このッ!」 ブォン
メタルラウラ「────」ブンッ!!!
ガキンッ! ガキンッ!
メタルラウラ「────!!」ブンッ!!!
鈴「きゃ!」 バチンッ
鈴(武器が弾かれ────)
メタルラウラ「────!」ブォォン!!
鈴「きゃぁぁぁぁぁっ!!!」 バチッ!
90: 名無しさん@おーぷん 2018/10/22(月)13:32:55 ID:wHg
セシリア「鈴さん!」
セシリア「くっ……! このぉ!!」バキュン バキュン
メタルラウラ「────!」 バシューン
セシリア「なっ!?」
メタルラウラ「────!!」ブンッ!!!
セシリア「きゃぁぁぁ!!」バチッ!
セシリア(な、なんて機動力ですの!? 速すぎますわ!)
メタルラウラ「────!!!」ブンッ!!!
ザシュッ!
ザシュッ!
ザシュッ!
ザシュッ!
セシリア「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
91: 名無しさん@おーぷん 2018/10/22(月)13:33:06 ID:wHg
シャル「鈴! セシリア! くっ、よくも!!」
シャル「このおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」バシューン
メタルラウラ「────!」 ピーピーピー テキセッキン テキセッキン
メタルラウラ「────」ハイジョスル バシューン
シャル「喰らえぇぇぇぇぇ!!!」カチャ ダダダダダダ
メタルラウラ「────!」
バチチチチチチチチ
シャル「全弾命中! これなら────」
メタルラウラ「────」チャキ
シャル「ウソ……効いてな────」
メタルラウラ「────」ハイジョスル ブンッ!!!
ザシュッ! ザシュッ! ザシュッ!
シャル「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
92: 名無しさん@おーぷん 2018/10/22(月)13:33:39 ID:wHg
シャル(ま、不味い! エネルギーが一気に……!)
シャル(動きに……追いつけない………!)
メタルラウラ「────!!!」ブンッ!!!
ザシュッ! ザシュッ! ザシュッ!
シャル「がっ…………あ"…………!」
シャル(やられる……っ!)
メタルラウラ「────!」ピーピーピー セッキン セッキン
ヒュン────────ドッ!!!
シャル(えっ? ………なにこれ? 飛んできた……? 槍?)
シャル(違う。これって……メイス…………メイス?)
シャル「三日月!」
ミカ「……………」
93: 名無しさん@おーぷん 2018/10/22(月)13:34:06 ID:wHg
ミカ「何とか投げるくらいのエネルギーは残ってたよ」
メタルラウラ「────!」ピーピーピー テキカクニン ハイジョスル
シャル「だ、ダメだよ。逃げて!!」
ミカ「逃げてどうするの?」
シャル「えっ………?」
ミカ「逃げても……何も変わらないよ」
シャル「じゃ、じゃあ僕が戦う! ほら、バルバトスより動けるし、さっきの戦闘でパターンも分かったから! だから……!」
ミカ「それはダメだ」
シャル「な、なんで!?」
ミカ「アンタが戦うくらいなら……俺が戦う」
シャル「そ、そんなこと言ったって動かないもんはしょうがないよ!!」
ミカ「……………うん。でもやらなきゃ」
94: 名無しさん@おーぷん 2018/10/22(月)13:34:34 ID:wHg
メタルラウラ「────!」バシューン
シャル「み、三日月ぃ!!」
ミカ「おい……バルバトス。動けよ」
ミカ「リミッターとか安全制御とか………余計なものは外してやるから………」
ミカ「……動けッ!! バルバトスッ!!!」
バルバトス「────!!!」ピキーン
メタルラウラ「────!」ブンッ!!!
ミカ「────!」ブンッ!!!
ガキンッッッッッ!!!
メタルラウラ「────!」
ミカ「────!」
グギギギギギギギ
95: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:21:42 ID:hCu
シャル(す、凄い。あの速度に反応している………!)
シャル(ていうかバルバトスが動いてる!? なんで!?)
ミカ「もっと………もっとだ………」
メタルラウラ「────!」ブンッ!!!
ガキンッ! ガキンッ! ガキンッ!
ミカ「もっと寄越せッ! バルバトスッ!!!」ブンッ!!!
メタルラウラ「────!!?」バチッ!
ミカ「────!!!」ブンッ!!!
メタルラウラ「────!!!」バキッ!
メタルラウラ「────!!!」ブンッ!!!
ミカ「ぐっ……!」バチッ!
ミカ「────っ!!」ブンッ!!!
メタルラウラ「────!?」バキンッ!
96: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:22:03 ID:hCu
メタルラウラ「────!」ハイジョスル ハイジョスル
ミカ「しつこいなぁ……」ブンッ!!!
ガゴンッッッ!!
シャル「もう……バルバトスだってあんなにボロボロに……」
鈴「何よあれ……もう原型留めてないじゃない……」
セシリア「! ちょっとまって下さい! アレって………!」
ポタ…………
ポタ…………ポタ………
箒(バルバトスから何か漏れて…………オイル? 違う、アレは……!)
箒「血なのか!?」
97: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:22:23 ID:hCu
箒「それ以上はよせっ! 身体が持たないぞ!!」
ミカ「大丈夫だよ。それに………」
ミカ「こいつの攻撃パターン、やっと分かってきた……」ブンッ!!!
メタルラウラ「────!?」バキンッ!
ミカ「いける………」ピッ ブォン 【刀剣】
ミカ「これなら……倒しきれる……!」カチャ バシューン
ミカ「────!!!」フッ!
ザシュッッッッッ!!!
メタルラウラ「────!!!!」
プシュゥゥゥゥゥゥ!!!
メタルラウラ「────」ピーピーピー システムエラー システムエラー
メタルラウラ「────」キノウカイジョ キノウヲカイジョ
メタルラウラ「────」ガクッ
98: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:22:44 ID:hCu
シャル「勝った……の?」
鈴「勝った………わよね?」
セシリア「動かないですわね………」
ミカ「ハァ…………ハァ…………」
ミカ(……終わった?)
ミカ(終わったんだ。何か………疲れた……なぁ………)フラッ
箒「三日月!」タッタッタッタッ
ミカ「…………?」ガシッ
箒「しっかりしろ! 三日月!!」ユサユサ
ミカ「ほう………き………?」
箒「ISを解除しろ! そうだ、そのままゆっくり横倒れの姿勢に────」
ミカ(あれ………? 何か………何か言ってるはずなのに………聞こえない)
99: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:23:07 ID:hCu
箒「────」パクパク
ミカ(なんて……言ってるんだろ? 全然分からないや)
ミカ(でも………いいか。疲れたし)
ミカ(今は……このまま………)
箒「三日月……? おい三日月!!」
千冬「騒ぐな。気を失っているだけだ」
箒「千冬……さん? た、大変なんです! 三日月が!!」
千冬「落ち着け篠ノ之。今救命医がこちらへ駆けつけている。生徒及び私を除く職員は待機だ。篠ノ之、貴様もだ」
箒「ですが……!!」
千冬「いいから待機してろ。そこにいても邪魔なだけだ」
箒「っ! …………分かりました」
100: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:23:51 ID:hCu
────それから数時間後
シャル「三日月……大丈夫かな?」
鈴「……そんなの分かんないわよ。かなり無茶していたし」
セシリア「……………三日月さん………」
箒「…………っ」
シャル「あっ、そう言えばあの子はどうなったの?」
セシリア「あの子……というと、ボーデヴィッヒさんのことですの? それなら三日月さん同様、今は気を失っているとお聞きしましたわ」
鈴「何よ……あんだけめちゃくちゃにしといて、のんびり寝てるっていうの……!」
シャル「でも……あの子も被害者の一人だよ。僕達に責める権利なんてない」
鈴「それは……! ………そうだけど」
鈴「それでも………悔しいものは悔しいじゃない」
101: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:24:04 ID:hCu
────病院
ミカ「……………あっ」パチッ
ミカ「ここは………」
「目が………覚めたようだな」
ミカ「…………? 誰?」チラッ
ラウラ「私だ」
ミカ「眼帯の人?」
ラウラ「がんた……普段からそんな呼び方をしていたのか!」
ミカ「アンタ平気なの? かなり危なそうだったけど」
ラウラ「…………さぁな。今はまだ検査中だ。ただ……少し時間が空いたから様子を見に来てやっただけだ」
ミカ「そっか……」
102: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:24:22 ID:hCu
ラウラ「お前は聞かないのか? どうして私がああなったのか」
ミカ「興味ないから」
ラウラ「そうか。ちなみに私はあの時のことを覚えている。なら、私から質問する。あれが阿頼耶識の本来の力なのか?」
ミカ「さぁ?」
ラウラ「…………ふざけているのか?」
ミカ「何でもいいよ。俺もアンタも無事なんだし」
ラウラ「……………っ!」
ラウラ「フッ………分からんな。つくづく分からん男だ。貴様は………」
ミカ「そう? そんなのどうだっていいよ。分からってもらおうなんて思ってないし」
103: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:25:51 ID:hCu
ラウラ「単刀直入に伺う。貴様はどう思っている?」
ミカ「どうって……?」
ラウラ「とぼけるな! 半年前のアーヴラウ代表選のことだ! あの一連の事件のおかげでどれ程の犠牲が出たと思っている!!」
ミカ「知らないよ。俺はただ果たすべきことを果たしただけだ。見ず知らずのアンタにとやかく言われる筋合いはない」
ラウラ「何だと……?」ピクッ
ラウラ「はっきり言ってやろう。お前達のせいで、有象無象の勘違いが生まれ、その影響は地球にも響き渡っている! 戦争地区はより激戦になった!」
ラウラ「地球にはギャラルホルン以外にもAEUやユニオンなど、MSやMWの活用を初めとして命を落とす危険性が高まってきている! その中にはお前達の被害者である知らずの少年兵達が……!」
ラウラ「教官だって貴様らのせいであと拭いをしているんだぞ!!!」
ミカ「どうだっていいよ。そんなの」
ラウラ「なっ……!?」
ミカ「俺は……オルガに言われたことを果たすだけだ」
104: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:26:37 ID:hCu
ラウラ「誰に言われようが同じだ。貴様らの行いは間違っている。貴様らの存在は認められない!」
ミカ「生きるのも死ぬのも自由だってあの日オルガは言ってくれた」
ミカ「でも、約束したんだ。辿り着くって……そこに着くまで俺は死なないって決めたから」
ミカ「だから戦い続けるんだ。生き続ける為に」
ラウラ「生きる……為に?」
ミカ「仲間を……死なせたくないし、鉄華団を皆をバラバラにさせたくない。オルガが言ったんだ。辿り着いた場所で皆でバカ笑いしたいって。俺は見たい、皆と笑いたい。だから死ねない。死なない」
ミカ「その為に戦うことを俺は間違いだとは思ってない」
105: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:26:57 ID:hCu
ラウラ(こいつ……正気なのか……?)
ラウラ(ただ純粋に……"生きる"為だけに戦っているというのか……?)
ラウラ(………同じだ。私達と同じ……だけど、どこか違う)
ラウラ(分からない………そうだ、分からないからこそ……)
ラウラ「フッ………フフフ…………」
ミカ「……………?」
ラウラ「フフフ………ハハハハハハハハ!!!」
ミカ「壊れた……?」
ラウラ「いやいや、元より正気だ。貴様よりな」
ラウラ「正直、貴様の考えていることなんて1ミリも理解できなかった。だけど………できないままじゃ駄目なんだろうな」
ラウラ「知りたいんだ。知る必要がある。きっと……そう思う」
106: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:27:20 ID:hCu
ラウラ「ご、ごほんっ!」
ラウラ「に、日本ではどうやら隣で支え合いながら生きていく存在をこう呼ぶらしいな」
ラウラ「わ、私には貴様を知る必要がある! つ、つまり……! 貴様は今日から私の………よ………よ………嫁だ///」
ミカ「……………は?」
ラウラ「い、異論は認めん/// 観念しろ!」
ミカ「……………………………………………は?」
107: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:33:41 ID:hCu
────オペレーター室で解析中
カタカタカタカタ カタカタカタカタ
ピコーン
千冬「あのIS……ドイツだけが絡んでるわけではないのか……?」
千冬「いったい、どういうことだ……?」
コンコンコン
千冬「むっ、誰だ?」
山田「あの……織斑先生! 不明の何者かが強制割り込みで先生宛に通信を……」
千冬「山田先生か。成程、かわろう」
千冬「私だ」
束『やっほー! 私だよ! 世界で初のIS開発者の束さんだよ☆ 元気にしてたー?』
千冬「………何の用だ」チッ
束『あー! チーちゃん今舌打ちしたでしょー! 久しぶりだっていうのに何だか素っ気なーい!』プンスカ
千冬「無人機の件について許した訳では無いからな。本当ならこの回線から逆探知で探し当ててもいいんだぞ?」
束『プププー 逆探知だなんて高度な技術を扱える人材、チーちゃんのコネにはないでしょ? 甘いな~ まるでキンキンに冷えたアイスのように甘いよ』
千冬「いいから要件だけ言え。私とて暇な身ではないことくらい分かってるだろう」
束『じゃあ単刀直入に言うね?』
108: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:34:17 ID:hCu
束『どうだった? 嘗ての自分は』
千冬「何を………?」ハッ!
千冬「まさか貴様……! ボーデヴィッヒのISに白騎士のデータをインプットしたのは………!」
束『ご明察。流石チーちゃんだよ! まぁ当時の白騎士のデータなんて持ってるの私くらいだよね!』
束『でもでも、私だって見ず知らずのパイロットにこんなことしないよ。あれはあの子だから耐えられたのさ』
千冬「何……? どういうことだ?」
束『あれれー? 気づかなかった? 実はねー あの子ってば……』
束『超兵って呼ばれているらしいんだよ?』
109: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:34:38 ID:hCu
千冬「ちょう……へい………?」
束『正確にはその"不完全版"だけどね。チーちゃんも薄々は感じてたんじゃないの? あの子が発する微小な脳量子波について』
千冬「まて、どういうことだ束! ちゃんと説明しろ!!」
束『あの子のね、左目の瞳が右目と違うのは知ってた? 黄色いんだよ。あの子の左目』
千冬「あぁ。だが、それがどうした?」
束『でもね、それは"不完全"の証拠。あの子は失敗作なんだ』
千冬「失敗作だと……?」
束『普通の超兵はあんなんじゃないよ? 二重人格だったり、反射と思考が混ざったり………とにかく敵に回すとやっかいなんだ』
千冬「それがボーデヴィッヒと何の関係がある?」
束『でもね、彼女は一度阿頼耶識の手術を受けている。それはチーちゃんも知ってたよね? けど、阿頼耶識の手術は文字通りその成功率の低さから失敗。故にあの子の身体は人間としての機能を殆ど失っていた』
束『そんな状態のデブリが生きていくには二つの道しかない。男の●道具……つまり●●●として売られるか、兵士として殺しの道具になるか』
束『彼女は殺しの道具としての道を選んだ訳だ。私だって嫌だよ。●●●にされるのなんてさ。けど、彼女は兵士として殺人兵器になる為には余りにも幼い、そして、人として役に立たない。だから、阿頼耶識とはまた別の手術を受けた』
110: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:35:18 ID:hCu
千冬「それが超兵ってわけか」
束『うんうん♪ だ・け・ど………阿頼耶識の手術を失敗して人間としての機能を殆ど失った彼女は、当然の事ながら超兵の手術にも耐えられなかった』
束『人革連に好き放題弄られた彼女は、半分ナノマシンが定着し、もうどこかの物好きかに買われるしか道は残っていなかった。けど、遂にはその活用性が見出される』
千冬「まさか、インフィニット・ストラトス……」
束『そう。ISは女性しか乗れない兵器。彼女は最後のチャンスとして地球に売られ、そしてシュヴァルツェ・ハーゼでチーちゃんと出会った』
束『そこからがまた乙なものでしてー☆』テヘッ
束『哀れなことに、彼女はチーちゃんと訓練の末、徐々に開花していくんだよ。不完全の癖に超兵としての力をさ。原因は私にも分かんない。 ………今は未だ開花中だよ。でも、きっかけは与えてあげた』
千冬「まさか………あれがそうだっていうのか?」
束『あれが不完全に対して手っ取り早く覚醒させるチャンスなんだよ! ああやって無理矢理脳量子波を送り込めば、お互いにシンクロして、刺激された脳が使い方を模索し、理解するんだ。自分の中にある脳量子波を引き出し、制御する方法をね』
千冬「……何が目的だ! 何が望みなんだ! 言え! 束!!」
束『私はね知りたいだけなんだ。超兵か兵器か。命の尊さを知るものか、知らないものか。感情豊かなものか、無感情なのか。阿頼耶識か脳量子波か。何がISに相性がいいか、何が悪いのか。世界は何を求めているのか、何を壊したいのか』
束『今回は阿頼耶識の勝ちってわけだね! 300年前の技術もまだまだ捨てたもんじゃないよ♪』
111: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)14:36:18 ID:hCu
千冬「まさか貴様ッ! ゆくゆくはISに阿頼耶識を付け加えようとしているわけではないだろうな!?」
束『うーん。それもイイけど……コスパが最悪なんだよねー パイロットも必要になってくるし、そもそもISに阿頼耶識付けるの相当難しいしね」
束『あっ、バルバトスは特別だよ? アレは最初からデータが揃ってたからね。ワンオフ機作るならそれに越したことはないんだけどなぁ………量産となるとちょっと……(- . - ; )』
千冬「束……ッ! 貴様ァァァァァァッ!!!」
束『私の目的は"あの人"と同じ人類の変革だよ。来るべき時に備えて待ってるだけだけどね。今は未だその実験中。超兵なんて雑魚には興味ないけど、千里の道も一歩からって言うしね♪』
ピーピーピーピー
千冬「っ! 誰だッ!!!」
???『そろそろお喋りが過ぎるよ。束』
束『あらら……今はチーちゃんと二人きりにしてって言ったよね?』
???『残念ながら時間だ。僕も暇じゃないんだよ。仕事だ』
束『はいはい、ごめんなさーい』
千冬「貴様……何者だ?」
???『僕? あぁ僕のことかい? そうだなぁ………強いて言えば"イオリア"の意志を引き継ぎ、人類を導く者………かな』
???『その名は────────』
114: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:04:07 ID:0zE
────翌朝・三日月・シャルロット部屋
ミカ(……………?)
ミカ(朝か…………何でだろう。何かベッドの中がムズムズする……)
────バサッ
ラウラ「お、おはよう……嫁///」スッポンポン
ミカ「………アンタなにやってんの」ジト
ラウラ「ち、地球では夫婦は共に寝るものだとクラリッサが言ってたぞ!」
ミカ「誰?」
ラウラ「く、クラリッサは私の友人でな! 地球のことなんでも知っているんだ!」
ガヤガヤ ガヤガヤ
シャル(な、何か騒がしいなぁ……何でだろう)
シャル「み、三日月? いったいどうし────」
シャル「なっ!!」
ラウラ「ん?」スッポンポン
シャル「み、みみみみみ三日月!? なにやってるのさ///」
115: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:04:37 ID:0zE
ミカ「ナニって………なにやってるの?」
シャル「こっちがきいてるんだよ!?」
ラウラ「わ、私は嫁と一緒に寝ていただけでな……その……あんまり見られると恥ずかしいんだが///」
シャル「なら服を着なよ!?」
ラウラ「う、うむ。嫁も起きたことだし、そろそろ着替えるか」ゴソゴソ
シャル「ていうか、何で君がここにいるのさ。どうやって入ったの?」
ラウラ「それは……嫁と一緒に寝たいから……お得意のピッキング技術でな………」
シャル「ピッキング!? ピッキング程度で開けられるの!? セキュリティ大丈夫ここ!!?」
116: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:05:14 ID:0zE
ミカ「シャルうるさい」
シャル「ご、ごめん………」
シャル「いや、僕は何も間違ってないよ!?」
シャル「あの……ボーデヴィッヒさん? だっけ……? 急にどうしたの? 三日月のことあんなに目の敵にしてたっていうのに」
ラウラ「ラウラだ。今はそう呼んでくれ」
シャル「じゃあさラウラ。その豹変ぷりはどうしたの?」
ラウラ「それはだな……私もまだ尖っていたというか何というか……い、今は何も無いんだ。大丈夫だ」
ラウラ「よ、嫁は右目と右手が不自由と聞いた! だから、私が代わりに嫁の腕になるのだ!」
シャル(腕って…………)
ラウラ「そ、それと謝らしてくれないか? わ、私は今までお前達に無礼を重ねてきた。許されることではないと分かってはいるが……どうか償いがしたい」
117: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:05:35 ID:0zE
シャル「償いってそんな……大袈裟だなぁラウラは」
ラウラ「えっ………?」
シャル「じゃあさ聞いてみなよ。三日月に」
ラウラ「よ、嫁はまだ怒ってるか? あの時のことについて……」
ミカ「あの時? あー セシリアと鈴のこと? 本人に聞いた方がいいんじゃない?」
ミカ「どうせいるんでしょ? そこに」
【ドアの前】
セシリア・鈴・箒(バ、バレてた!?)ギクッ
118: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:06:02 ID:0zE
ガチャ
バタン!
箒「き、気づいていたのか」
セシリア「お、オホホホホ。御機嫌よう三日月さん。今日も良いお天気ですわね」
ミカ「気づいてたも何も、さっきからドアに誰かいる気配がしたから………」
鈴「そ、そうだったのね……」
鈴(だからあれほど"押すな"って再三再四忠告したじゃない!!)ヒソヒソ
箒(仕方ないだろ! 聞こえづらかったんだから!) ヒソヒソ
セシリア(そうですわ! 寧ろ中に入れていいじゃありませんの! 女二人に男一人の状況を放置することなんてできませんわ! きっと何かヤラシイことでもやっていたに違いありませんわ!!) ヒソヒソ
鈴(何言ってるのよ! 特にアンタは人一倍三日月に引かれているんだからね!) ヒソヒソ
箒(むっ! そういえばセシリアは変態だったな) ヒソヒソ
セシリア(なっ!? 誰が変態ですのよ!?) ヒソヒソ
鈴(アンタよ!) ヒソヒソ
119: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:06:26 ID:0zE
ミカ「…………」ジー
鈴・箒・セシリア(ハッ! 見てる……! めっちゃ見られてる……!?)
セシリア「な、何でもありませんことよー」オホホホ
箒「そ、そうだ! 何もやってないぞー!」
鈴「そうよ! アンタのドアに張り付いて中の様子を盗み聞きしようなんて────」
セシリア・箒「あっ………!」
鈴「……………あら?」
ミカ「…………」ジー
鈴「あは、あはは。あははははは!」
120: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:06:48 ID:0zE
鈴「そ、そんなことより、どうしてコイツがアンタ達の部屋にいるのよ!」
シャル「ピッキングしたらしいんだけど………」
鈴「ピッキングですって!? アンタまさか、対抗戦の時に勝てなかったからって寝込みを襲って────」
バッ!
ラウラ「……………」
鈴「な、何よそれ……頭なんか下げちゃって………」
ラウラ「あの時は……悪かった」
鈴「そ、そんなんで許されるわけ…………」
ラウラ「私に出来ることなら何でもする。サンドバッグになろうが、何だろうが耐えてみせる。だから………!」
鈴「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!? いきなりどうしたのよアンタ!?」
121: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:07:17 ID:0zE
セシリア「まぁまぁ。いいではありませんの♪ こうして謝ってくれているのですし♪」
セシリア(フフ……ここで大人の対応をしておけばきっと三日月さんの好感度アップに間違いありませんわ!)
箒(ッ! こいつ……いや、なら私も)
箒「あっ………あぁそうだな! わ、私も特に気にしてなんてないぞ! うん!」
ラウラ「ほ、本当か? 本当に許してくれるのか……?」
セシリア「勿論、ただで許すとは言ってませんわ」
ラウラ「わ、私は何をすればいい……? 痛いこと以外なら何だって聞く……! いや、何でもさせてくれ!」
セシリア「そうですか? では……………」
セシリア「私とお友達になってくれませんこと?」ニコッ
122: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:08:19 ID:0zE
ラウラ「友………達…………?」
セシリア「えぇ、そうですわ」ニコニコ
鈴(ま、まさか………!)
箒(こいつ…………! 学園モノのお約束テンプレであるアレを……!)
セシリア(シャァァァァァァ!!! パァァァァァァァァァァァフェクト!!!)
セシリア(完璧な流れですわ! ギャルゲーならこれで落ちないヒロインはいませんわ! 男ならず女も虜にするなんて……私って罪な女。なさがら三日月さんだけではならず、あらゆる人の好感度までアップですわ! どうです、どうです? 私、今すっごく輝いていますのよ?)
鈴・箒(出し抜いてやりやがったなぁァァァァ!! このアマァァァァァァァァァァァァ!!!)
鈴(そういうことなら………!)
鈴「わ、私ももう怒ってないわよ! だから友達になりましょ? ねっ?」
ラウラ「友達………」
箒「そ、そうだ! 友達だ! 今日からお前と私は友達だ!」
鈴「私"達"でしょうが。抜けがけすんじゃないわよ!」
セシリア「ちょっとまって下さい! ラウラさんと最初に友達になるのは私ですのよ!?」
ガヤガヤ ガヤガヤ
ワチャガチャ ワチャガチャ
123: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:08:54 ID:0zE
ラウラ(友達………友達か)
ラウラ(フフ……入学前の私が聞いたらブチ切れそうだな。けど…………)
鈴「私よ! 私が一番最初に友達になるのよ!」
セシリア「いいえっ! 私ですの! 私が最初にお誘いしたんですのよ!!」
箒「いい加減にしないか! みっともない。だいたい誰が最初に友達になるかなんてどうだっていいだろ! けど………ラウラがどうしてもというならIS学園初お友達第一号になってやっても……」
セシリア・鈴「掃除用具(モップ)は黙ってろ(なさい)!!」
箒「なっ!? 誰がモップだ!!!」
ラウラ「フフ………ククク………」プルプル
箒「なっ! 何を笑っている!!」
ラウラ「だ、だって………モップ………ククク………ハハハハ!」
ラウラ(今は……こんなにも嬉しいなんて……!)
124: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:09:49 ID:0zE
────月外縁軌道統合艦隊・本部
カツカツカツ………
「誰だ?」
ラスタル「珍しいではないか。君がここに来るなんてな。何か用でもあったか?」
「………あぁ。何でもあなた宛てにメッセージが届いていたらしい」
ラスタル「メッセージ……?」
「これだ」
ピッ
ラスタル「………これは……」
「差出人の名は"宇宙一可愛い兎ちゃん"だそうだ」
ラスタル「ISの戦闘データ……? パイロットは誰だ?」
「さぁ? 私には検討つかない……だが………」
ラスタル「何だ? 言ってみろ」
「この白いISのパイロット………こいつは忘れてはいけない存在だった」
125: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:10:13 ID:0zE
「もう片方は………片目が黄色い? 超兵というやつか」
ラスタル「超兵……確か人革連の有する超人機関で特別な訓練・調整を施され育てられた兵士のことだったはず……」
ラスタル「それがどうかしたのか……?」
「いや……なに。いつの時代も悲劇というものは存在するんだなって思っただけだ」
ラスタル「ほう……悲劇とな」
「被害者……なのかもしれないな。この子も……"アイツ"も……」
ラスタル「君もその一人だろう。ガエ………いや、今は『ヴィダール』だったか」
ヴィダール「……俺には討つべき敵がいる。"アイツ"は果たして本当に大人達の都合に巻き込まれただけの被害者なのか……今はまだ定めの時だ」
126: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:10:57 ID:0zE
────宇宙・ソレスタルビーイング号艦内
ティエリア(やはり、あの時のIS……何か不自然な感じがした)
ティエリア(大方、紛争補助……いや、相手は人のワンサイズだぞ? MSに太刀打ちなんてできないはず……なら、生存者確認か? 違う、死体の片付けか?)
ティエリア(奇妙だ……どうしても引っかかる)
ティエリア「………っと私としたことがイケない。次の任務に集中しなくては」
スタスタスタスタ
スメラギ「あっ、いたいた。ティエリア、ちょっといいかしら?」
ティエリア「スメラギ? 僕に何かようか?」
スメラギ「実は次のミッションはね────」ゴニョゴニョ
ティエリア「な、何だと!?」
スメラギ「貴方だけの極秘任務よ?」
ティエリア「……成程、なら都合が良い」
127: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:11:28 ID:0zE
スメラギ「あら……? てっきり貴方なら『下らない。何でマイスターである私がこんなこと……ブツブツ』なんて言うと思ってたけど、やけに協力的ね」
ティエリア「スメラギ。貴方は僕をなんだと思って………」
スメラギ「まっ! 貴方が協力的ならそれでいいわ。マイスターである貴方に不安要素は無いもの」
ティエリア「当たり前だ。任務遂行は100%が当然だ」
スメラギ「貴方がその気なら頼もしいわ。まぁ、なーんかきな臭いのよねー あそこって」
ティエリア「きな臭い……とは?」
スメラギ「何か大事なことを隠している。世界は愚か、全てのバランスが崩れる程の真実………そんな気がするのよ」
128: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:11:55 ID:0zE
────海上拠点・ヴィーンゴールヴ
マクギリス「…………フッ」
カツカツカツカツ
ビシッ
石動「お呼びですか。准将」
マクギリス「来たか、石動」
石動「ハッ! 石動・カミーチェここに」
マクギリス「急に呼び出したりして済まないな。手短に済まそう」
マクギリス「今回のことは既に聞いているな?」
石動「ハッ! 何でも、IS学園タッグトーナメントによるラウラ・ボーデヴィッヒが使用するIS シュヴァルツェア・レーゲンにはギャラルホルンの細工が関与しているとの噂が……」
マクギリス「フッ……我々には非人道的な人体改造を行ったアイン・ダルトンのような不詳な前例があるからな。多少騒ぎが立つのは仕方ない」
マクギリス「だが…………そんな些細なことはどうでもいい」
石動「…………と申しますと?」
マクギリス「白騎士事件から全てが始まったIS学園。三日月・オーガスが所属する鉄華団。我々、地球軌道性統合艦隊。セブンスターズ第一席であるラスタル率いるアリアンロッド艦隊」
マクギリス「そして曰く付きのイレギュラー達。 人革連。AEU ユニオン。武装テロ組織ソレスタルビーイングを巻き込んだ大騒動」
マクギリス「──これから世界は大きく動き出す」
129: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:12:25 ID:0zE
ラスタル「成程………ではどうする?」
ヴィダール「答えは決まっている。だが、やることが一つ出来たようだ」
石動「では、今回の御一件はどうなされますか?」
マクギリス「石動。それを私に聞くのはナンセンスというものだ」
スメラギ「これも紛争根絶の為、後は頼んだわよ。ティエリア・アーデ」
ティエリア「僕の望む答えは変わらない。でも今は……やるべきことがある。こればかりはヴェーダに頼れない。僕自身が確かめる必要があるんだ。真実を」
130: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:12:45 ID:0zE
ヴィダール・マクギリス・ティエリア「IS学園が保護する最重要機密のデータを頂く」
131: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:13:17 ID:0zE
────夜・IS学園寮・三日月・シャルロット部屋
ピーピーピーピー
ピッ
ブォン
三日月(何度やっても慣れないな……この、ぱそこんってやつ)
三日月(タブレット……だっけ? あっちはタッチするだけだから簡単でいいのに)
オルガ『おっミカか! こんな時間に何の用だ?』
ミカ「うん。ちょっと話がしたくて」
ミカ(まぁ繋がったから何でもいいや)
オルガ『……………話?』
ミカ「こうやって連絡を取り合わないと、たまに寂しくなるからね」
オルガ『何だそりゃ。いやまぁ、ミカがイイってんならイイけど』
オルガ『ていうか聞いたぞ。あー なんだっけか。あの……オリムラ? って人から。またハデにドンパチやったみたいじゃねーか』
ミカ「言うほど暴れてないよ」
オルガ『本当にそうか? お前は目ぇ離すといっつも無茶ばっかりしやがるからな』
ミカ「そうかな? いや、オルガそう言うんだったらそうなんだろうね。ごめん」
オルガ『そんなことで謝んなよ。傷の具合はどうだ?』
132: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:13:34 ID:0zE
ミカ「大したことないよ」
オルガ『………本当か?』
ミカ「? 本当だよ」
ミカ「ただ少し……」
オルガ『少し……?』
ミカ「右耳が使い物にならなくなっただけだから」
133: 名無しさん@おーぷん 2018/10/28(日)12:17:15 ID:0zE
終わり。なんかNGワードに引っかかって規制食らったので別端末で投稿してました。
何かラウラって設定的に超兵に似てんなぁって思ったから思い切って00の設定をねじ込んでみたよ。
それから誤字率ヤバすぎてもうss書く気にはなれねぇなぁ。おい。
次は本編一期最終戦の福音戦やります。
次回のスレタイ
【鉄血×00×IS】ティエリア「IS学園か」
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