2: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:52:56 ID:6ql
【クリスマス】
【とっても広くて、とっても豪華で、なんかこう、すごく広い美城常務の家では…】
【すっごい良い香りのお肉や、鳥を丸焼きにしたやつとかが机に並べられ…】
【今、楽しいクリスマス会が開かれようとしていた】
【とっても広くて、とっても豪華で、なんかこう、すごく広い美城常務の家では…】
【すっごい良い香りのお肉や、鳥を丸焼きにしたやつとかが机に並べられ…】
【今、楽しいクリスマス会が開かれようとしていた】
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 24 Trinity Field
posted with amazlet at 18.12.24
歌:渋谷凛、北条加蓮、神谷奈緒
日本コロムビア (2018-12-12)
売り上げランキング: 137
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3: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:53:11 ID:6ql
武内「………」
今西「………」
美城「………」(サンタコス)
武内「……………」チラッ
今西「……………」
美城「………………………」(サンタコス)
今西「………」
美城「………」(サンタコス)
武内「……………」チラッ
今西「……………」
美城「………………………」(サンタコス)
4: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:53:22 ID:6ql
武内(今日の常務の格好…)
武内(サンタクロースのコスプレをするのはわかります。誰もが夢見るクリスマスですから)
武内(しかし…)
武内(常務ほどの年齢で、ミニスカ・生足・へそ出しはいくらなんでも目に毒では…)
武内(しかもメンバーがなぜ私と部長だけ…。他に呼ぶ人がいなかったのでしょうか…)
武内(サンタクロースのコスプレをするのはわかります。誰もが夢見るクリスマスですから)
武内(しかし…)
武内(常務ほどの年齢で、ミニスカ・生足・へそ出しはいくらなんでも目に毒では…)
武内(しかもメンバーがなぜ私と部長だけ…。他に呼ぶ人がいなかったのでしょうか…)
5: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:53:38 ID:6ql
武内「………(無言)」
美城「…どうした、武内君」
武内「いえ、その…」
今西「部下が上司の家に招かれたものだから緊張してるんだろう。ましてや相手の役職は常務だ。無言になるのも仕方ないよ」
武内「…あの…」
美城「ふむ。それは確かに気遣いできなかった私の落度だな」
美城「楽にしなさい。料理もこんなにあるんだ、今晩くらいはゆっくりと楽しもうじゃないか」
武内「…」
美城「…どうした、武内君」
武内「いえ、その…」
今西「部下が上司の家に招かれたものだから緊張してるんだろう。ましてや相手の役職は常務だ。無言になるのも仕方ないよ」
武内「…あの…」
美城「ふむ。それは確かに気遣いできなかった私の落度だな」
美城「楽にしなさい。料理もこんなにあるんだ、今晩くらいはゆっくりと楽しもうじゃないか」
武内「…」
6: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:53:51 ID:6ql
今西「しかし美城君、急にクリスマスパーティなんてどういう風の吹き回しかね?」
美城「ああ。少し思うところがあってね」
美城「我々は枯れた木だ。あまりにも長い時間を生きてきた。まぁ武内君はまだまだ青く生い茂る樹木かもしれないがな、枯れた木というものは基本的には決して見栄えの良いものではない」
美城「だがそんな枯れ木も絢爛たる電飾を纏えば誰しもがクリスマスツリーになれる。聖夜一晩限りだが、煌き輝ける魔法を手にしたシンデレラの様に」
美城「そのような、私好みの奇跡を、たまには味わってもいいと思ってね。だから今晩は私の家に君たちを呼んだのだ」
今西「なんだ、そうだったんだ。なんだかロマンティックだね」
美城「ふふふ、クリスマスくらい良いでしょう」
武内「………」
美城「ああ。少し思うところがあってね」
美城「我々は枯れた木だ。あまりにも長い時間を生きてきた。まぁ武内君はまだまだ青く生い茂る樹木かもしれないがな、枯れた木というものは基本的には決して見栄えの良いものではない」
美城「だがそんな枯れ木も絢爛たる電飾を纏えば誰しもがクリスマスツリーになれる。聖夜一晩限りだが、煌き輝ける魔法を手にしたシンデレラの様に」
美城「そのような、私好みの奇跡を、たまには味わってもいいと思ってね。だから今晩は私の家に君たちを呼んだのだ」
今西「なんだ、そうだったんだ。なんだかロマンティックだね」
美城「ふふふ、クリスマスくらい良いでしょう」
武内「………」
7: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:54:03 ID:6ql
美城「乾杯をしよう。346プロのこれからの発展を祈って、そしてクリスマスを祝って」
今西「ああ、乾杯だ」チンッ♪
武内「…乾杯」チンッ
今西「ああ、乾杯だ」チンッ♪
武内「…乾杯」チンッ
8: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:54:15 ID:6ql
武内「ゴクゴク」
美城「どうだ。口に合えば良いが…」
今西「美城君、これは良いワインじゃないかな。こんなものを振る舞って大丈夫かい?」
美城「今西部長には昔からお世話になってますから。そして武内君も346プロの最主力プロジェクトを主導してくれているからな。これくらいは当然だ」
美城「ふふ…恥ずかしいがあの頃の武内君との対立を思い出してしまうよ。あの頃は私も躍起だったからな」
今西「ははは、今じゃそんな武内君も立派な一流プロデューサーだ!君ならアイドルマスターの称号だって届くんじゃないかな」ポムッ
武内「あ、ありがとうございます…」
美城「どうだ。口に合えば良いが…」
今西「美城君、これは良いワインじゃないかな。こんなものを振る舞って大丈夫かい?」
美城「今西部長には昔からお世話になってますから。そして武内君も346プロの最主力プロジェクトを主導してくれているからな。これくらいは当然だ」
美城「ふふ…恥ずかしいがあの頃の武内君との対立を思い出してしまうよ。あの頃は私も躍起だったからな」
今西「ははは、今じゃそんな武内君も立派な一流プロデューサーだ!君ならアイドルマスターの称号だって届くんじゃないかな」ポムッ
武内「あ、ありがとうございます…」
9: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:54:26 ID:6ql
武内「…」
美城「…いまいち元気がないな武内君。そこまで緊張しているとは」
武内「…いえ、そういう訳では」
今西「誤魔化すのは無駄だよ武内君。美城君はこれまで幾度となく人を見てきているんだ」
美城「ああ。何か不満点があるなら今すぐ言いなさい。私の落度を改善すれば、それはさらにより良いものへと変わる」
武内「…」
武内「………」
武内(言えるはずがない…)
美城「…いまいち元気がないな武内君。そこまで緊張しているとは」
武内「…いえ、そういう訳では」
今西「誤魔化すのは無駄だよ武内君。美城君はこれまで幾度となく人を見てきているんだ」
美城「ああ。何か不満点があるなら今すぐ言いなさい。私の落度を改善すれば、それはさらにより良いものへと変わる」
武内「…」
武内「………」
武内(言えるはずがない…)
10: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:54:41 ID:6ql
武内「…」
美城「武内君。夢を願う者と叶える者がいるということは知っているな」
武内「は?」
美城「そうだ。夢は願うだけでは叶わない。それを叶える人がいてこそ、夢が叶うのは当然だ」
美城「シンデレラの御伽噺で言えばそれは南瓜を馬車に変えた魔法使いにあたる。シンデレラを城まで導く奇跡の水先案内人」
美城「そう…アイドルをシンデレラと導いた、我々も夢を叶える側の人間なのは間違いない」
武内「それは、どういう…」
美城「それでいながら、クリスマスには誰しもが夢を願う。叶える者の存在を忘れ、誰しもが魔法を願う」
美城「それはサンタクロースがいるからだ。一年に一度の出会い。人は彼に夢を託す」
美城「だから我々も今日は夢を見て良いのだ。魔法使いも、モグラの家のツバメも、七人の小人も、誰もが、な」
美城「まぁ、今日くらい仕事を忘れてはしゃいでもいいだろう。つまりはそういうことだ」
武内「……」
美城「武内君。夢を願う者と叶える者がいるということは知っているな」
武内「は?」
美城「そうだ。夢は願うだけでは叶わない。それを叶える人がいてこそ、夢が叶うのは当然だ」
美城「シンデレラの御伽噺で言えばそれは南瓜を馬車に変えた魔法使いにあたる。シンデレラを城まで導く奇跡の水先案内人」
美城「そう…アイドルをシンデレラと導いた、我々も夢を叶える側の人間なのは間違いない」
武内「それは、どういう…」
美城「それでいながら、クリスマスには誰しもが夢を願う。叶える者の存在を忘れ、誰しもが魔法を願う」
美城「それはサンタクロースがいるからだ。一年に一度の出会い。人は彼に夢を託す」
美城「だから我々も今日は夢を見て良いのだ。魔法使いも、モグラの家のツバメも、七人の小人も、誰もが、な」
美城「まぁ、今日くらい仕事を忘れてはしゃいでもいいだろう。つまりはそういうことだ」
武内「……」
11: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:54:53 ID:6ql
武内「…常務」
美城「どうした」
武内「魔法使いの私がこのようなことを言うべきではないでしょうが、サンタクロースは誰しもに手を差し伸べる人物ではありません」
美城「ほう?」
武内「そのうえにクリスマスの日にだってマッチ売りの少女はいます。淡い幻想を抱いたまま、夢に眠る少女が」
武内「彼女には何が必要だったのでしょうか。お金、食べ物、暖炉の炎。全てが正解でもあり、不正解でもあります」
武内「願いを叶える魔法なんかでは、マッチ売りの少女を助けるには手遅れです。サンタクロースが手を差し伸べたとしても、奇跡が、彼女には必要なのです」
美城「…ふむ。なるほどな」
美城「マッチ売りの少女はお金持ちの家の中を覗き見た。彼女はその中に羨望を抱いた」
美城「確かにそれは少女が本当に必要としているものではないかもしれない。しかしその家の中には彼女が必要としているもの全てがあった」
美城「お金持ちの家の主がもしマッチ売りの少女を家に入れていれば彼女は幸せだっただろう。それが例えかりそめのものだとしても、優しさであることには変わりない」
美城「それもまた、クリスマスの魔法…奇跡だ。君だってそれを今日くらいは受け入れてもいいだろう」
武内「………」
今西(なるほど、美城君は武内君が無言なのは仕事を気にしているからと勘違いしているのかな)
今西(まぁいまいちポエムが噛み合ってないのちょっと面白いからこのまま放っておこう)
美城「どうした」
武内「魔法使いの私がこのようなことを言うべきではないでしょうが、サンタクロースは誰しもに手を差し伸べる人物ではありません」
美城「ほう?」
武内「そのうえにクリスマスの日にだってマッチ売りの少女はいます。淡い幻想を抱いたまま、夢に眠る少女が」
武内「彼女には何が必要だったのでしょうか。お金、食べ物、暖炉の炎。全てが正解でもあり、不正解でもあります」
武内「願いを叶える魔法なんかでは、マッチ売りの少女を助けるには手遅れです。サンタクロースが手を差し伸べたとしても、奇跡が、彼女には必要なのです」
美城「…ふむ。なるほどな」
美城「マッチ売りの少女はお金持ちの家の中を覗き見た。彼女はその中に羨望を抱いた」
美城「確かにそれは少女が本当に必要としているものではないかもしれない。しかしその家の中には彼女が必要としているもの全てがあった」
美城「お金持ちの家の主がもしマッチ売りの少女を家に入れていれば彼女は幸せだっただろう。それが例えかりそめのものだとしても、優しさであることには変わりない」
美城「それもまた、クリスマスの魔法…奇跡だ。君だってそれを今日くらいは受け入れてもいいだろう」
武内「………」
今西(なるほど、美城君は武内君が無言なのは仕事を気にしているからと勘違いしているのかな)
今西(まぁいまいちポエムが噛み合ってないのちょっと面白いからこのまま放っておこう)
12: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:55:04 ID:6ql
美城「さぁ、ローストビーフでも食べるがいい」
武内「ムッシャムッシャ」
美城「良い食べっぷりだ。私も何か食べるとしよう」
美城「豪快にターキーでも行くか…」グッ
武内「ブーッ」
美城「ぬおっ!どうした武内君!?何か悪い物でも食べたか!?」
武内「い、いえ、なんでも…!」
武内(美城常務が前かがみになったせいで、●●が丸見えに…)
武内(正直、食事中に見たくはなかった…!)
武内「ムッシャムッシャ」
美城「良い食べっぷりだ。私も何か食べるとしよう」
美城「豪快にターキーでも行くか…」グッ
武内「ブーッ」
美城「ぬおっ!どうした武内君!?何か悪い物でも食べたか!?」
武内「い、いえ、なんでも…!」
武内(美城常務が前かがみになったせいで、●●が丸見えに…)
武内(正直、食事中に見たくはなかった…!)
13: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:55:13 ID:6ql
美城「ふむ…武内君」
武内「は、はい」(流石に怒られるか…?)
美城「シンデレラやお城に住まう者は繊細なものしか食べない訳ではない。時には野性味あふれる肉の塊に齧り付くことだってある」
美城「君も遠慮せずに行くと良い。今日くらい、私だって寛容になるさ」
武内「………はぁ」
今西(本当に自覚ないんだねこの人は…)
武内「は、はい」(流石に怒られるか…?)
美城「シンデレラやお城に住まう者は繊細なものしか食べない訳ではない。時には野性味あふれる肉の塊に齧り付くことだってある」
美城「君も遠慮せずに行くと良い。今日くらい、私だって寛容になるさ」
武内「………はぁ」
今西(本当に自覚ないんだねこの人は…)
14: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:55:25 ID:6ql
美城「さて武内君」
武内「はっ?」
美城「せっかくのクリスマスパーティだし、何か余興がないとつまらんと思わんか?」
武内「い、いえ、決してそのようなことは」
今西「武内君、ここは『はい』と言ってもいい場所だよ」
美城「ああ。こっちとしてもそう言ってもらった方が話を進めやすい」
武内「はぁ…」
美城「と、いう訳でここに余興として、あるアイドルを呼んだ。君のために歌を歌ってくれるから、それを肴に食事を楽しむと良い」
武内「は、はい」
美城「それじゃあ、入ってきていいぞ。渋谷凛」
武内「はっ?」
美城「せっかくのクリスマスパーティだし、何か余興がないとつまらんと思わんか?」
武内「い、いえ、決してそのようなことは」
今西「武内君、ここは『はい』と言ってもいい場所だよ」
美城「ああ。こっちとしてもそう言ってもらった方が話を進めやすい」
武内「はぁ…」
美城「と、いう訳でここに余興として、あるアイドルを呼んだ。君のために歌を歌ってくれるから、それを肴に食事を楽しむと良い」
武内「は、はい」
美城「それじゃあ、入ってきていいぞ。渋谷凛」
15: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:55:36 ID:6ql
武内「渋谷さん…!?なぜここに!?それに彼女は今日はスケジュールが入っていたはず…」
美城「そのスケジュールがここだ。もちろん業務ということでギャラも…っとこの話はここでは御法度か」
今西「いや良かったねえ武内君。今や一流スターの彼女が君だけのために歌ってくれるんだよ?」
武内「い、いえ、この場には常務と部長もいますから…」
凛「プロデューサー、いるの?良かった、じゃあ、私の歌を…」ガチャ
美城「よく来たな渋谷君。期待しているよ」(サンタコス)
凛「ブーッ」
美城「!?」
武内「!?」
美城「そのスケジュールがここだ。もちろん業務ということでギャラも…っとこの話はここでは御法度か」
今西「いや良かったねえ武内君。今や一流スターの彼女が君だけのために歌ってくれるんだよ?」
武内「い、いえ、この場には常務と部長もいますから…」
凛「プロデューサー、いるの?良かった、じゃあ、私の歌を…」ガチャ
美城「よく来たな渋谷君。期待しているよ」(サンタコス)
凛「ブーッ」
美城「!?」
武内「!?」
16: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:55:51 ID:6ql
凛(プロデューサー!?どういうこと!?あの人ってあんな格好する人だっけ!?)
武内(いえ…困惑しているのは私もです。それより凛さんはあらかじめこのことを知っているのでは…?)
凛(知らないよ…私はただ呼ばれただけだし…)
美城「?どうした?」
凛「…いえ、なんでもありません」
美城「そうか。では頼むぞ」
武内(いえ…困惑しているのは私もです。それより凛さんはあらかじめこのことを知っているのでは…?)
凛(知らないよ…私はただ呼ばれただけだし…)
美城「?どうした?」
凛「…いえ、なんでもありません」
美城「そうか。では頼むぞ」
17: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:56:03 ID:6ql
凛「それでは聞いてください、『冬空プレシャス・凛ソロバージョン』」
凛「♪~」
凛「♪~…♪~…」
美城「…」(脚組みをしている)
凛(ミニスカでそのポーズやめてよ…気が散って歌いにくい…)
武内(凛さんの視線が常務を…相当気になってるみたいですね…)
美城(…?彼女もなんだか歌にいつもの元気がないな…武内君と言いそんなにも緊張するものか?)
18: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:56:25 ID:6ql
【この歌の後、渋谷凛も交えて食事は続くが】
【そのまま、美城常務の格好にツッコミは一切入ることなく】
【クリスマスパーティは微妙な空気のまま終了した…】
19: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:56:54 ID:6ql
【帰路】
武内「…」
凛「プロデューサー…」
武内「…常務にも何かしらの考えがあってのことでしょう。あの方のことを悪くは言えません」
凛「だよね…それでも、常務にあの格好は無いよ…」
武内「…」
prrrrrr
武内(ん?メール…)
凛「プロデューサー、誰から?」
武内「えっと、これは…」
武内「部長…からですね」
凛「部長が?どうしたんだろ」
武内「…」
凛「プロデューサー…」
武内「…常務にも何かしらの考えがあってのことでしょう。あの方のことを悪くは言えません」
凛「だよね…それでも、常務にあの格好は無いよ…」
武内「…」
prrrrrr
武内(ん?メール…)
凛「プロデューサー、誰から?」
武内「えっと、これは…」
武内「部長…からですね」
凛「部長が?どうしたんだろ」
20: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:59:02 ID:6ql
武内君
今日のクリスマスはどうだったかな。
楽しんでくれたならきっと美城君も満足しただろう。
実は、このパーティは君のために彼女がセッティングしたものなんだ。
彼女は言っていたよ。
『彼は今日までよく頑張ってくれたが彼はあまりにも献身的過ぎる。
アイドルのためとは言えど、彼自身にも休みは必要だ。最近は特に休みなしで働きづめじゃないか』と。
今日のクリスマスはそんな君への些細な休暇のつもりだったんだ。
メンバーも君のよく知る人物に絞り、彼女もできるだけ愉快な恰好をした。
君には今日を機に、自分自身を労わることを覚えてくれると嬉しい。
では、メリークリスマス。
今西
今日のクリスマスはどうだったかな。
楽しんでくれたならきっと美城君も満足しただろう。
実は、このパーティは君のために彼女がセッティングしたものなんだ。
彼女は言っていたよ。
『彼は今日までよく頑張ってくれたが彼はあまりにも献身的過ぎる。
アイドルのためとは言えど、彼自身にも休みは必要だ。最近は特に休みなしで働きづめじゃないか』と。
今日のクリスマスはそんな君への些細な休暇のつもりだったんだ。
メンバーも君のよく知る人物に絞り、彼女もできるだけ愉快な恰好をした。
君には今日を機に、自分自身を労わることを覚えてくれると嬉しい。
では、メリークリスマス。
今西
21: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:59:21 ID:6ql
武内「…」
凛「…」
武内「…常務。良い…クリスマスです」ニコッ
凛「いや善意ズレてるって気づこうよ」
凛「…」
武内「…常務。良い…クリスマスです」ニコッ
凛「いや善意ズレてるって気づこうよ」
22: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)04:00:43 ID:6ql
おわり
幸せな物語が書けて満足です。
あとポエムって書くのめっちゃ難しいですね。もりくぼを尊敬します。
幸せな物語が書けて満足です。
あとポエムって書くのめっちゃ難しいですね。もりくぼを尊敬します。
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