前回 提督「安価でよりみんなと遊ぶ」 前編

   提督「安価でよりみんなと遊ぶ」 後編

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 02:45:18.86 ID:f0iqTkSyo
提督「さあ電、これを着てくれ」

電「……一応聞いておきますが、なんなのです?」

提督「ピカ○ュウの着ぐるみだ!」

電(理由を説明してほしいのです……)

提督「こいつで開会のあいさつをすることにより、運動会の開始をすることが出来るのだ!」

電「意味が理解できないのです」

提督「まあまあまあ」グイグイ

電「お、押し付けるのは止めるのです!」


暁「あれ放っておいていいの?」

響「結局電が折れるだろうし、いいんじゃないかな」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445103918

引用元: 提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」 




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 02:46:08.98 ID:f0iqTkSyo
~数分後~

電(ピカ○ュウ着ぐるみ)「こ、これでいいのですか?」

提督「バッチオッケーだ」

電「そ、そうですか?」

提督「ああ、可愛いぞ」

電「……」

提督「うん、ピカチュ○は昔のタイプの方が可愛いな」

電(……よく分からないけど、全く嬉しくないことは確かなのです)

提督「さて、ピ○チュウ電をマスコットにして運動会を開始するか」

電(電に着ぐるみをきさせて意味はあったのですか?)


雷「あ、ピカ○ュウよ○カチュウ!」

暁「ああ……そうね」

響「電も今日は大変そうだね」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 02:46:35.48 ID:f0iqTkSyo
~~~~~~~~

提督「と、いうわけで運動会だなぁ秘書官よ」

霞「話し掛けて来るなんて珍しいわね。さっさと持ち場に戻りなさい」

提督「冷たっ! そんなつれない反応する事無いだろぉ?」

霞「ちっ、本当にうざいわね……次あんたの番でしょ、さっさと行きなさい」

提督「おお、そうだったか。次の競技は何だっけ?」

霞「徒競走よ」

提督「よくある奴だな」

霞「それくらいが丁度良いのよ」

~徒競走~

提督「その恰好で走るのか」

電(着ぐるみ)「司令官さん、ヤられたくなければ、その口を閉じるのです」

提督「何それ怖い」

島風「二人とも何話してるの? かけっこなら、私が一番なんだから!」

秋津洲「あたしが一番かも!」

ビスマルク「いいえ、私が一番よ!」

電「勝気な人ばかりなのです……」

提督「はは、まあ電はゆっくり走ってくればいいよ。俺の一位は変わらないんだからな」

電(今日の司令官さんはいつもよりむかつくのです)

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 02:47:01.65 ID:f0iqTkSyo
~綱引き~

武蔵「大和、悪いが手加減はしないぞ」

大和「あら、それは此方のセリフよ?」

長門「大和よ、こちらには私や妙高たちがいる。負ける要素は無いぞ」

陸奥「こっちだって、加賀や霧島がいるのよ。負けるわけが無いじゃない」

加賀「ちょっと待ってください」

霧島「私は頭脳派ですよ」


提督「姉妹半分に分けて姉対妹なー。案外バランス良いかもな」

大鳳「少し出てみたかったような気もします」

提督「なら出れば……ああ、姉妹いないからか」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 02:47:28.05 ID:f0iqTkSyo
~騎馬戦~

霞「次は騎馬戦よ。準備しなさい」

提督「……もう? 早くない?」

霞「人数多い上に出る競技もバラバラだから一回が短いのよ」

提督「悲しいなぁ……んじゃ、軽く勝利をもぎ取ってくる」

吹雪「あ、司令官、大丈夫なんですか?」

提督「準備か? それは、もちろん」

吹雪「いえ、そうではなく、相手がその……」


曙「で、クソ提督は何だって?」

霞「随分余裕そうで、勝つ気みたいだったわよ」

初風「あんまり甘くみられるのは、ちょっと癪……」

満潮「ま、その言葉をそっくりそのまま返してあげれば良いわ」


提督「……駆逐艦なのに怖い」

吹雪「が、頑張ってください」

提督「何言ってんだ? 吹雪が上だぞ」

吹雪「えぇー!」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 02:48:35.98 ID:f0iqTkSyo
―執務室―

提督「というわけで、今回の運動会終了。なんか短かったような気がする」

霞「はいはい、さっさと切り替えなさい」

提督「だって、なんか自分がした競技の直前しか記憶になかったんだが……」

霞「徒競走じゃ、隣の言い争いに巻き込まれで頭を強打、綱引きは何故か人が一人飛んできて頭を強打、騎馬戦じゃ気絶、記憶の混濁も当然ね」

提督「え、気絶って、まさか……」

霞「はやく書類に手を付けなさい。クズ司令官」

バタン

提督「……さらっと気絶って言ってたけど、何があったんだ」

↓2

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 02:54:34.70 ID:BTdJuuPLO
忠犬朝潮像を建てる

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 22:54:58.37 ID:f0iqTkSyo
―庭―

提督「朝潮、そこに立っててくれないか」

朝潮「はい、分かりました」

提督「……」カキカキ

朝潮「……? 何を書いているんですか?」

提督「ストップ、動かないでくれ」

朝潮「は、はい!」

提督「よし」カキカキ

朝潮「……」

提督「……」

朝潮(司令官、真面目な顔をしています。なんだかわかりませんけど、私もしっかりしなくちゃ)

提督(等身大で作るなら、このくらいのデータで十分かな)

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 22:55:24.62 ID:f0iqTkSyo
~次の日~

[朝潮像]

朝潮「し、司令官、朝起きたら何か作られているんですけど!?」

提督「ああ、朝潮の活躍を祀って銅像を建ててみた」

朝潮「祀らなくてもいいですから!」

提督「え……」

朝潮「え、あの、す、すみません」

提督「嬉しくないか……?」

朝潮「こんなにも思ってくれているのは嬉しいですよ!」

提督「うん、喜んでもらえてうれしいぞ」

朝潮「はい……」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 22:55:59.75 ID:f0iqTkSyo
提督「それにしても……」

[朝潮像]

提督「よく出来ているな」

朝潮「あの、どうして突然こんなものを作ろうと思ったんですか?」

提督「いや、妖精さんの一人に忠犬ハチ公を見せたら、凄くやる気を出して」

朝潮「それで、どうして私なんですか? 活躍している人なら他にも……」

提督「朝潮が一番似合ってるって、その職人妖精さんが言っていたんだ」

朝潮「私が、ですか?」

提督「ほら、この像を作るのデータ採取の時も素直に聞いてくれたりしただろ。ああいうのが、受けたんだろう」

朝潮「そうですか……この性格、直した方が良いですかね……」

提督「美点を直すなんてもったいない! それに、この銅像だって咎める為に作ったわけじゃないんだ。謙遜はしても、不遜に扱うのは絶対にナシだ。いいな」

朝潮「司令官……はい! 朝潮、今後もご期待に応えるべく頑張ります!」

15: 今日もこれだけ 2015/10/18(日) 22:56:39.09 ID:f0iqTkSyo
―執務室―

提督「銅像は庭の隅にひっそりと建てられることになった」

提督「場所は朝潮が望んだ場所にはなった。流石にど真ん中に建てるわけにはいかないから、丁度良い申し出だったが」

↓2

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 22:58:50.61 ID:jLhn/FmMo
龍田に提督の散髪を依頼

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/20(火) 01:24:07.06 ID:c8bv+jByo
―天龍型の部屋―

天龍「そういや、提督は髪を切らないのか?」

提督「髪を? そうだなぁ、ここ最近そんな時間も無いから伸ばしっぱなしなわけだしな」

龍田「あら~? 提督がお忙しいなんてこと、あるのかしら~?」

提督「凄く失礼だな、龍田」

龍田「うふふ、すみません」

天龍「……龍田に頼んでみたらどうだ?」

提督「龍田に?」

天龍「オレも龍田にやってもらってるからさ」

提督「……」チラッ

龍田「どうかしましたか~?」

提督「天龍だからこそ真面目にやっただけで、俺が頼んだら酷いことになる気がする」

龍田「私に聞こえるように話すなんて、良い度胸してますね~」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/20(火) 01:25:38.59 ID:c8bv+jByo
提督「だ、だが、実際にモヒカンやリーゼントとかになりそうな気がするぞ!」

天龍「龍田にどういうイメージ持ってるんだよ」

龍田「提督がそれをお望みなら、そう致しますけど~?」シャキン

提督「ひぃ、やっぱり!」

龍田「……それで、本当にどうしますか~?」

提督「ん、やってくれるなら頼む。わざわざ散髪まで行くのは面倒だしな」

龍田「それでは、お望みのままに~」

天龍「じゃあ、オレは邪魔するのもなんだから、適当に外に出とくな」

龍田「天龍ちゃんくらいなら、邪魔にはならないわよ~」

天龍「いや、そうだろうが……提督がモヒカンになるのは見るに堪えなくて」

提督「俺モヒカンにされんの!?」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/20(火) 01:26:05.12 ID:c8bv+jByo
~~~~~~~~

龍田「大丈夫ですか~?」

提督「丁度良いくらいだ」

龍田「そうですか、それならよかったですね」

提督「でも、何でやる気になってくれたんだ? ぶっちゃけ、いつもなら断るだろ」

龍田「天龍ちゃんからの紹介なら、ノーとはいえないでしょ~」

提督「ま、そうだよな」

龍田「何か期待していましたか~?」

提督「龍田から期待する事なんて、基本的には無いから心配するな」

龍田「そうですか~……提督なら、天龍ちゃんの言葉が無くてもしてあげてたような気がしますよ?」

提督「え?」

龍田「うふふ、なんでもないです」

24: 今日もこれだけ 2015/10/20(火) 01:26:32.24 ID:c8bv+jByo
―執務室―

提督「突然言われた言葉は理解しがたいものだった」

提督「というわけで、龍田の為にも聞かなかったことにしよう。うん、それがいい」

↓2

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 22:58:48.67 ID:i481/kEmO
割と余った麦茶パックを球磨型と一緒に飲んで処分

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/20(火) 23:10:50.27 ID:c8bv+jByo
―球磨型の部屋―

提督「……大分余ってるな」

球磨「クマー……」

木曾「誰かが安売りしてる時に大量に買ってきたからな」

大井「まったく、ちゃんと計算しないから」

北上「あ、それ買って来たの私」

大井「さて、これをどう消費するか、それを考えましょう」

提督「大井は相変わらずだな」

球磨「あんまり甘く見て、同じことされるのは勘弁して欲しいクマ」

提督「さすがにもうペットボトルのを買えよ」

北上「はーい」

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/20(火) 23:11:16.13 ID:c8bv+jByo
木曾「それで、大井も言っていたがこれをどうするんだ」

球磨「やっぱり、皆で飲むしかないクマ」

多摩「でも、全部で五十以上あるにゃ。これをのむかにゃ?」

提督「成せばなるともいうが……ちなみに、賞味期限はいつだ」

球磨「今週クマ」

提督「ノルマは一日七本くらいか。一人一本以上頑張れよ」

北上「提督は?」

提督「はっ、麦茶生活なんてまっぴらごめんだ!」

大井「北上さんが言っているのに……」

提督「別に俺悪くないよね!?」

球磨「でも、提督も飲むクマ」

提督「いや、俺は……」

多摩「……」キラーン

提督(あかん、多摩が爪を見せながら威嚇してくる。しょうがない、十本くらい貰っておくか)

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/20(火) 23:11:42.33 ID:c8bv+jByo
~~~~~~~~

提督「で、今日が賞味期限だったが、どうなってるんだ?」

球磨「……もう麦茶はこりごりクマ」

木曾「まあ、色んな楽しみ方をする経験が出来たがな」

北上「大井っちが大体飲んでくれたからねー」

大井「北上さんの為なら何のそのですよ!」

多摩(鬼気迫る表情で飲んでた時は、どうしたかと思ったにゃ)

提督「……今更なんだがな、パックでも来年まで保存する方法はあったぞ?」

球磨「!?」

提督「それに、間宮とかにあげれば、有効に活用してくれた可能性も十分にあったし」

木曾「なるほど、それは確かにそうだな」

提督「実際した事なんだが、談話室辺りにおいておけば、皆適当にのんでくれたし」

多摩「にゃ……」

大井「……そういうことは、先週言ってください……」

北上「うん……」

提督(あ、皆相当憔悴してるな。というか、最悪捨てれば良かったのに)

33: 今日もこれだけ 2015/10/20(火) 23:12:09.31 ID:c8bv+jByo
―執務室―

提督「捨てるという考えが出ないことは悪い事じゃないが……」

提督「いや、逆にあんまり考えたくなかったから、消費の仕方も思いつかなかったのかもしれないな」

↓2

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/20(火) 08:12:20.44 ID:43guQAXOo
比叡と昼寝

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/22(木) 01:06:43.29 ID:mL7dXekMo
―廊下―

比叡「ふわぁ……」

提督「どうした比叡、随分おねむだな」

比叡「ん……司令、ですかぁ」

提督「本当に大丈夫か? 出撃も何もないし、眠いんなら別に寝てても良いんだが」

比叡「そうですね……今寝ると、夜まで起きそうにないですけど……ぁふ」

提督(金剛の前ならいざ知らず、俺の前で近だけ無防備なのも珍しいな)

比叡「では司令……お言葉に甘えまして……」

提督「待った。どうせなら、もっといい場所で寝ないか」

比叡「……?」

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/22(木) 01:07:08.60 ID:mL7dXekMo
―庭―

提督「よし、天気も良いから日当たりと影のバランスも丁度良し。風もいい感じに吹いてるな」

比叡「……」ウツラウツラ

提督(本気で眠そうだな。いったい、何をしたらこんなに眠気が溜まるんだ)

提督「ここの木の下で寝るといい感じに気持ちが良いぞ。体感済みだ」

比叡「……」

提督「……比叡?」

比叡「……zz」

提督「立ったまま寝てる……しゃあない、運んでやるか」グッ

比叡「むにゃ……」

提督「……比叡も、黙ってれば見目麗しいと思うんだがなぁ。まあ、しょうがないか」

比叡「zzz……オネエサマ……」

提督「しかし、ここに来るのも久しぶりだな……」

比叡「ぅん……」ゴロン

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/22(木) 01:07:45.78 ID:mL7dXekMo
提督「……」

比叡「zzz……」

提督「気持ちよさそうに寝やがって……よし、これはおしおきが必要だな。おしおきの刑は、俺の添い寝だ!」

比叡「ん……」

提督「……一人芸はやめとこ。はぁ、普通に隣の木にでも腰かけるか」

比叡「ぇへ……」

提督「そのまえに、持ってきた毛布を掛けて……と」

比叡「オネエサマー……」ギュッ

提督「!?」

比叡「んー……」ギュウウ

提督「ちょ、待て、誰と勘違いしている比叡!」

比叡「離しませんよー……」ギュウ

提督「くそっ、マジで深い眠りに入ってる……寝言多い割には」

比叡「zzz……」ギュー

提督「……まあ、別にいいか。このまま寝よう」

41: 今日もこれだけ 2015/10/22(木) 01:08:19.38 ID:mL7dXekMo
―執務室―

提督「……なぜか比叡に怒られた。いや、それほど本気には見えなかったけど」

提督「でも理不尽な気がする」

↓2

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/18(日) 23:02:24.02 ID:ChNIwYGR0
ドイツ艦と一緒にWir fahren gegen Engelandを歌う

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 02:17:57.96 ID:LTBRqy8Co
―廊下―

ビスマルク「~~♪」

提督「なあビスマルク」

ビスマルク「どうかしたの、提督」

提督「何の歌をうたっているのか知らないけど、なんだかヤバそうな匂いを発している気がするんだが」

ビスマルク「別に変なものじゃないわ。記憶にあった軍歌を歌ってるだけよ」

提督「それが禁止なんだけど」

ビスマルク「ケチね」

提督「いや、ケチとか言われましても……」

ビスマルク「でも、提督が何を言いたいか分かったわ」

提督「あ、うん。分かってくれたならよかった」

ビスマルク「ふふ、楽しみにしておきなさい」スタスタ

提督「……伝わってない気がする」

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 02:18:23.98 ID:LTBRqy8Co
~~~~~~~~

ビスマルク「~~♪」
オイゲン「~~♪」
レーベ「~~♪」
マックス「~~♪」

提督(何やってんのこいつら)

ビスマルク「ふふ、どうよ提督」

提督「いや、言いたかったことが伝わっていないっていうことは分かった」

ビスマルク「え?」

オイゲン「もう、姉さま。やっぱり違うじゃないですか」

提督「部屋で歌う分には勝手にだが、聞こえる場所でやばそうな歌は歌うなよ、ってことだったんだが」

ビスマルク「そうなの? てっきり、一人で歌うより、人数がいた方が良いって事なのかと思ったわ」

提督「わざわざそんな事言わないし」

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 02:18:50.28 ID:LTBRqy8Co
マックス「はぁ、やっぱり聞き間違えでしたか」

ビスマルク「わざわざ悪いわね」

マックス「いえ、久しぶりに歌うのは楽しかったですから、そこは良いんですけど」

レーベ「マックスはもう集まることが無いのかって、危惧してるみたい」

提督「いや、歌う分には勝手にすればいいぞ。ただ、あんまり人がいないときにな」

ビスマルク「ええ。じゃあ、とりあえず今は撤収するわね」

提督「……」

ビスマルク「じゃあ、次のときはこのパートから……」

提督「なあビスマルク」

ビスマルク「?」

提督「俺も混ざっていいか?」

ビスマルク「……ええ」

48: 今日もこれだけ 2015/10/23(金) 02:19:17.79 ID:LTBRqy8Co
―執務室―

提督「なんか、一部の艦娘に聞かれると凄く叱られそうな歌を歌ってきた」

提督「まあ、やばそうなことしててもばれなきゃいいわけだから。うん」

↓2

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 02:40:27.05 ID:TCy/WrGEO
秋月と秋の味覚を食べよう

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 01:45:06.18 ID:2RLPq+2Fo
―秋月型の部屋―

秋月「秋の味覚セットが当たりました」

提督「まじか」

秋月「それで、その……」

照月「おすそわけだよね」

秋月「はい。どうぞ、司令」

提督「おお、ありがと。ちなみに、何が入っていたんだ?」

秋月「なしとぶどう、かき、もも、キウイです」

提督「見事なまでに秋の味覚だな」

秋月「そういう懸賞ですしね」

52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 01:45:49.72 ID:2RLPq+2Fo
照月「秋月姉、提督に何か切ってあげたら?」

秋月「そうですね。司令、何が食べたいですか?」

提督「そうだなあ……じゃあ、やっぱりなしかな」

秋月「分かりました」シャリシャリ

提督「……なかなか器用なもんだな」

秋月「包丁を使うのは馴れてますから」

提督「そういえばそうか」

秋月「……はい、どうぞ司令」

提督「ありがとう。でも、先に食べるのは秋月だ」

秋月「どうしてですか?」

提督「だって当てたのは秋月だろ。当然の権利だ」

秋月「ですけど……」

提督「それで納得しないのなら、こう言おうか。毒見をしてくれ、と」

秋月「司令……ありがとうございます。お先にいただきますね」

照月(秋月姉に食べさせるために言ったのかな?)

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 01:46:49.72 ID:2RLPq+2Fo
秋月「……」モグモグ

提督「どうだ?」

秋月「はい、きちんと甘みもあって、美味しいです」

提督「よし、ならいただくとするかな」

照月「……」

提督「どうした、照月もたべていいんだぞ」

照月「いいの?」

秋月「司令にさし上げたもので、司令が良いといってるから」

照月「じゃあ、私桃がいい!」

提督「ちょ、おま、さっきの遠慮は演技かよ」

秋月「はい、桃も美味しいですよ、司令」

提督「……まあ、いいけどな」

54: 今日もこれだけ 2015/10/24(土) 01:47:22.34 ID:2RLPq+2Fo
―執務室―

提督「そこそこ美味しかった」

提督「なんだかんだで貰った奴は全部その場で食べてしまった。残しても秋月は遠慮しそうだし」

↓2

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 01:48:35.05 ID:NBc0kRmmO
イタリア艦とピザ作り

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/25(日) 00:54:09.99 ID:Vksu4h9Bo
―食堂―

リットリオ「あの、提督」

提督「リットリオから声をかけてくるなんて、珍しいな。どうしたんだ?」

リットリオ「前にパスタを作っていましたよね」

提督「ああ、あの説はお世話になったな」

リットリオ「それで、今回はピザにも挑戦してみませんか?」

提督「……な、何を考えている?」

リットリオ「そんな、警戒しなくてもいいですよ」

ローマ「怪しそうな誘い方をしているからです」

リットリオ「ローマ……」

ローマ「素直に、ピザを食べたいといえばいいんです」

リットリオ「ローマ!」

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/25(日) 00:54:36.78 ID:Vksu4h9Bo
~~~~~~~~~

提督「そういうことなら、わざわざ断るつもりもない。今回はピザ作りに挑戦だ」

ローマ「食堂を使ってもいいんですか?」

提督「許可はとった。というか、ピザを焼くのにそれなりに大きなオーブンも必要だから、ここしかない」

リットリオ「そういわれれば、確かにそうですね」

提督「そんなわけで……三人とも、トッピングは何を乗せようか」

リットリオ「ベーコンやハム……あ、コーンもいいですよ」

ローマ「バジルとかは見た目や香りがよくなりますよ。あと、トマトやアボカドなども」

リベッチオ「えっと、パイナップル!」

提督「なるほど。よし、全部入れるか」

リットリオ「えっと、大丈夫ですか?」

提督「ふっふっふ、実は事前にある程度調べてきたからな。大丈夫だ!」

ローマ(不安になるんですけど)

59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/25(日) 00:55:03.40 ID:Vksu4h9Bo
提督「さて、生地だが……」

リベッチオ「回すの?」

提督「キラキラした目をされても、実際手で回すなんて無謀に近いからな」

リットリオ「回せるの?」

提督「いや、回せないこともないが……」

ローマ「こっちはトッピングを切っておきますので、どうぞ」

提督「……指で回すのは無理だからな」サッサッサ

リットリオ「なるほど、両手で回すように生地を広げるんですね」

リベッチオ「すごーい!」

ローマ(上手ですけど……いつ練習したんでしょうか)

提督(昔暇つぶしに買ったラバーの芸がこんなところで生きるとは)

60: 今日もこれだけ 2015/10/25(日) 00:55:29.86 ID:Vksu4h9Bo
―執務室―

提督「作ったのは一つの生地で四種類の味が味わえる例のピザ……だが」

提督「別々に作ればよかったと、間宮に突っ込まれて気づいた。最終的に三人とも喜んでくれてたけど」

下2

62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/25(日) 00:56:28.61 ID:YiWXPXqrO
間宮さんに男メシをご馳走する

67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 00:02:34.37 ID:ujiLL/z4o
―食堂―

間宮「私に料理を、ですか?」

提督「ああそうだ。よく厨房を借りてるから、そのお礼にと思ってな」

間宮「そうですか? では、ありがたくいただいておきましょうか」

提督「よし。じゃあ、リクエストを言ってくれ」

間宮「……では、炒飯なんてどうでしょうか」

提督「炒飯?」

間宮「駄目ですか?」

提督「ああいや、そういう意味で聞き返したわけじゃないんだ。本当に炒飯でいいのか?」

間宮「はい。あんまり食べる機会も無いので、こういう時こそ、と思いますから」

提督「ふむ、間宮がそういうのなら拒否することも無いか。じゃあ、さっそく作るとしよう」

68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 00:03:43.61 ID:ujiLL/z4o
~~~~~~~~

提督「完成だ!」

間宮「とてもお上手でしたね」

提督「ここだと火力も出るし、材料もそろっているから、作りやすかったんだ」

間宮「それでも、火柱が出るところまでするのは本当にすごいと思いました」

提督「間宮にはやっぱり完成度の高い物を出してあげたかったからな」

間宮「提督……」

提督「……ほら、さっさと食べてくれ。なんか恥ずかしいだろ」

間宮「ふふ、ありがとうございます。では、いただきます」

提督「……どうだ?」

間宮「……はぁ」

提督「えっ! もしかして不味かったか!?」

間宮「い、いえ、違います!」

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 00:04:10.14 ID:ujiLL/z4o
提督「じゃあ、どうして溜息なんてついたんだ。ちょっとショックだぞ」

間宮「その、思ったより美味しかったもので、私自身もまだ精進しなくてはいけない、と思ったんです」

提督「ええ、それは褒めすぎだろ」

間宮「あら、私だってまだ自分の作る料理が最高だと思っていませんよ」

提督「そうだとしても、間宮にそう思わせるのはなぁ……」

間宮「では、逆に考えてはどうでしょうか。男性の料理である炒飯の腕を抜かされるのは駄目だと」

提督「……はぁ、間宮にはかなわんな」

間宮「ふふ、今度は私がご馳走してあげますから」

提督「楽しみにしておくよ」

70: 今日もこれだけ 2015/10/26(月) 00:04:36.74 ID:ujiLL/z4o
―執務室―

提督「一度に多くの料理を作るから、炒飯みたいな手間をかけた方が良い奴はあんまりつくらないんだろうな……」

提督「まあ、そもそも火柱を上げる間宮なんて想像は出来ないがな」

↓2

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 00:06:13.81 ID:rXouw5BPO
飯盒の中に忍び込んで春雨を驚かせる

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 22:02:41.52 ID:ujiLL/z4o
―工廠―

提督「……誰か驚かせたい」

夕張「久しぶりにここに来ましたね。残念ですが、幽霊が出るとかでそう言ったことは禁じられるようになったんです」

提督「別に夜とかにするわけじゃない。ビックリ箱のような一瞬の驚きが見たいんだ」

夕張「ビックリ箱……そんなもので今更驚く子がいるんですかね」

提督「だろ? だから、そんな感じのものが無いかなって」

夕張「と、いわれましても……」

提督「やっぱり難しいか」

夕張「流石にピンポイントでそういうものはありませんね。もういっそ提督自らビックリ箱になるとか……」

提督「……」

夕張「なんて、そんなの無理ですよね」

提督「いや、それもらい! じゃあ、さっそく行ってくる!」

夕張「……今のは私のせいじゃないですよね」

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 22:03:12.97 ID:ujiLL/z4o
―鳳翔の店―

龍鳳「鳳翔さん、そろそろ行かないと時間が……」

鳳翔「はい。では、頼みますね」

春雨「はい!」

春雨(厨房を使わせてもらう代わりなんだから、ちゃんとご飯たかなきゃ)

春雨「まず、お米を取って来ないと」テクテク


提督「……よし、今のうちにどこか隠れて驚かしてやろう」

提督(しかし、厨房で隠れられるところなんて数少ないな。棚の中……は近づかない可能性があるから、驚かしには向いてないし)

春雨『んしょ……量があるからちょっと重いです……』

提督「なっ、思ったより早いな。もう場所に悩むことが無い程慣れているということか。ええい、こうなれば!」バッ

春雨「ととっ……何か声が聞こえたような……」

春雨(気のせいかな? うん、とにかく早くご飯を炊かなきゃ)

春雨「水ですすいで……えっと、コツは……」

提督(音である程度状況を予想。そう、すすぎ終わり、飯盒の下に来る時がチャンス……)

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 22:03:39.25 ID:ujiLL/z4o
春雨「うん。これで大丈夫かな。あとは飯盒を……」

提督(いまだ!)

提督「わぁあああああああああああ!!!」バッ

春雨「ひゃぁあああああああああああ!!?」

提督「はっはっは、良い驚き方だ」

春雨「おお、驚きますよ! 何でこんな所から出て来たんですか!?」

提督「いや、驚いてくれるかなと」

春雨「ほ、本当に……びっくりしたんですから」ペタン

提督「わ、悪い。そんな腰を抜かすほど驚くなんて思わなくて」

春雨「うぅ~……」

提督「あちゃあ、こりゃ本当に悪いことしたみたいだ」

春雨(そもそも、飯盒の中にどうやって入っていたんですか……大きさからして無理ですよ……)

78: 今日もこれだけ 2015/10/26(月) 22:04:06.69 ID:ujiLL/z4o
―執務室―

提督「機嫌を悪くしたので、料理を食べてあげることになった」

提督「……おかしい気はするが、春雨にとってそれで贖罪になるのだろう」

↓2

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 22:11:33.82 ID:8X4/C5OXo
鳳翔と一緒にみんなの洗濯物を干す

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 23:31:21.00 ID:ZHmzIj0wo
―母港―

提督「大変そうだな、鳳翔」

鳳翔「いえ、いつものことですから」

提督「……手伝おうか?」

鳳翔「あら、いいんですか?」

提督「もちろんだ。こうして洗濯物をしてくれているんだ、ちょっとぐらい手伝いもするさ」

鳳翔「ありがとうございます。では、そちらの洗濯物を干してください」

提督「よし来た。この俺の超スピードを見せてやるぜ!」

鳳翔「ちゃんと伸ばしてくださいね。皺になりますから」

提督「おう! 前に調べたことあるから、そのあたりの知識は抜かりないぜ!」

鳳翔「では、頼みました」

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 23:31:47.48 ID:ZHmzIj0wo
~~~~~~~~

鳳翔「終わりましたか?」

提督「……終わりません。量が、多すぎます」

鳳翔「うふふ、そうでしょうね」

提督「わ、分かってて頼んだのか? 鬼畜!」

鳳翔「いえいえ、元から配分はこちらの方が少なかったものですから」

提督「そうなのか? ううん、それはそれで微妙に酷い気がするな……いや、手伝いたいという気持ちは本物だけど」

鳳翔「提督には任せられないものですから、私がやっただけです。残りは私もお手伝いしますから」

提督「俺に任せられないもの?」

鳳翔「詮索は無用ですよ」

提督「鳳翔がそういうならそうか。んじゃ、残りは二人で済ませるか」

鳳翔「はい」

84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 23:32:14.58 ID:ZHmzIj0wo
~~~~~~~~

提督「終わったー……」

鳳翔「お疲れ様でした。どうぞ、お茶です」

提督「ありがとう。ズズ……はぁ~、ひと働きした後のお茶は最高だ」

鳳翔「そうですね」

提督「それにしても、いつも鳳翔はこんなことをしているのか?」

鳳翔「いえ、自分でする子もいますし、今日が特別多いだけですよ」

提督(それでも、こう言うことをしているのは本当なんだな)

鳳翔「心配せずとも、好きなんです」

提督「好き?」

鳳翔「こうして皆さんの選択をする事、そして、この光景を見る事……」

提督「……鳳翔もなかなか情緒深いな」

鳳翔「そうですか?」

提督「ああ」

提督(実は下着がさっき服の中に紛れていたんだが……邪魔するのも悪いし、後でこっそりと干しておこう)

85: 今日もこれだけ 2015/10/27(火) 23:32:45.04 ID:ZHmzIj0wo
―執務室―

提督「折角鳳翔が気分良さそうなのに、横やりを入れるのははばかられた」

提督「まあ、あの状況でそんなオチにするほど空気を読ないわけじゃない」

↓2

87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 23:35:55.68 ID:Dl3SeOoeo
黒潮が仕掛けてきたコーラ一気飲み対決に応じる

89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:27:14.28 ID:qRUiT7Fio
―陽炎型の部屋一号室―

提督「コーラ一気飲みだと……」

黒潮「せや。司令官、もちろん乗ってくれるんやろな」

提督「ふっ、いいだろう……貴様が勝負を仕掛けてきた事、その賞賛代わりに相手となってやろうではないか」

黒潮「そう言ってられるのも今の内やで」


不知火「ジュース飲むだけよね」

陽炎「そうだけど……でも、恐ろしい事を考えてるわよ」

不知火「ジュースが?」

陽炎「ジュースと言ってもコーラよ」

不知火「?」

陽炎「ゲップ、でるでしょう」

不知火「あぁ、そういうこと」

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:28:01.24 ID:qRUiT7Fio
提督「降参するのなら今の内だぞ」

黒潮「降参するならそっちの方やろ?」

提督「……」

黒潮「……」

提督・黒潮「「開始!!」」グイッ

提督「ぶふぁ!?」

黒潮「……ぷはっ、どしたん?」

提督「これ、もしかして零カロリー……」

黒潮「うちもカロリー気になるもんでなぁ」

提督「わ、悪いが零カロリーは苦手なんだ。出来れば普通のコーラで頼む」


陽炎「ゼロ無理な人、たまにいるわよね」

不知火「そうかしら。司令で初めてなのだけど」

陽炎「一応甘さ控えめらしいわよ。炭酸量はそのままで」

91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:28:43.02 ID:qRUiT7Fio
黒潮「ほい、それでええやろ」

提督「悪いな。じゃあ、最終決戦と行こうか」

黒潮「何言うとるん、もう勝負は始まっとるで」

提督「何?」
黒潮「今や!」ゴクゴク

提督「普通に汚い!」ゴクゴク


陽炎「さてと、そろそろタオルを用意しようかしら」

不知火「溢すと」

陽炎「ええ、コーラをかけても良いわ」


提督「グブッ、ぶはっ!」

黒潮「うっ……」


不知火「無理ならしなければよかったのでは」

陽炎「結局、なんで二人ともこんなことしでかしたのかしら……」

92: 今日もこれだけ 2015/10/28(水) 23:29:09.56 ID:qRUiT7Fio
―執務室―

提督「黒潮がコーラが当たったからとかで余った分を遊びに使っただけだったり」

提督「あと、別にコーラゼロが飲めないわけではなくて、一気飲みするなら好きな方が良いなって思っただけだったり」

↓2

94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:31:32.66 ID:EWfZo79fo
川内型のライブをプロデュース

99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/30(金) 00:24:54.95 ID:UdPq38q8o
―川内型の部屋―

川内「ライブ?」

提督「なんか、お偉いさんたちがいたく気に入ってくれたみたいでな」

那珂「那珂ちゃんが? もー、人気アイドルは辛いなー」

神通「気に入ってくれるのは嬉しいですけど、ライブとかはその……」

川内「夜戦させてくれるならいいよ」

提督「三者三面の反応をありがとう。残念ながら強制なので、却下は出来ない」

神通「ほ、本当ですか?」

提督「嘘をついて何になる」

那珂「えー、那珂ちゃんはそんな簡単なアイドルじゃないんだよ?」

提督「ギャラとか考えるなら外で有名になってからな」

那珂「そ、そんなこと考えてないよ!」

100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/30(金) 00:25:32.55 ID:UdPq38q8o
川内「と言っても、急にライブと言ってもどうするの」

提督「まあある程度の事についてなら、俺も初めてじゃないので記憶には残ってる」

川内「そうなの?」

那珂「那珂ちゃん知ってる、大分前にうちの戦艦の子をレビューさせてんだよね」

提督「はいはい、もうこの話は終了。とにかく、今からライブの練習に取り組むから準備して」

神通「そうは言いましても、衣装とかはどうするんですか?」

提督「あっちでもう作ってあると。とりあえず三人は憂いも無いだろうから早速取り掛からうと思う」

川内「はーい」
那珂「那珂ちゃんの力、魅せてあげるんだから!」

神通「……本当に大丈夫だと思いますか?」

提督「いや、超不安」

神通「不安ですね……」

提督「だからこそ、本番までの間、みっちり稽古を付ける事の出来る時間は確保してきた」

川内「へー、準備良いね」

那珂「流石プロデューサー!」

提督「プロデューサー呼びは流石に……」

神通(なんだかんだで提督もノリノリですよね……)

101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/30(金) 00:26:04.82 ID:UdPq38q8o
~~~~~~~~

提督「――まあ、そんなこんなで、大体は出来たな」

川内「日付も近くなって、流石に緊張してきたよ」

那珂「まだ那珂ちゃんのように舞台度胸がついてないね!」

神通(一度もちゃんとしたステージに立った事無いのに、舞台度胸がついてるというのも……)

提督「本番衣装などは全て向こうにおいてある。俺はその日忙しいからいけないけど」

川内「なんだ、そうなの?」

提督「ああ、だから……そうだな、その日はめいっぱい楽しんで来い」

那珂「もちろん☆」

神通「上からの要請ですし、出来るだけやって見せますね」

提督「よし、その意気だ!」

提督(……また艦娘が世間的にしばらく有名になるんかな)

102: 今日もこれだけ 2015/10/30(金) 00:27:00.28 ID:UdPq38q8o
―執務室―

提督「チケットはすでに買った。やっぱり、なんだかんだと一般で彼女たちを応援したいという気持ちはあった」

提督「舞台脇から見るより、そっちのほうが見やすいだろう」

↓2

74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 00:17:35.36 ID:B63iizlP0
浦風の捲ってる袖を下ろす

108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/31(土) 01:47:47.08 ID:0qvSg2GYo
―廊下―

提督「浦風じゃん、着物似合ってるね」

浦風「前から着とったんじゃけど」

提督「そうなの? いやぁ、気付かなかった」

浦風「本当に気付かなかったん?」

提督「いや、似合ってるっていう機会が無かったから、改めて言うための口実だ」

浦風「はぁ……」

提督「まあまあ。それにしても、そろそろ冬になるな」

浦風「寒なってきたしなぁ」

提督「今寒いなら、まくっている袖を直せばいいんじゃないか」

109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/31(土) 01:48:19.87 ID:0qvSg2GYo
浦風「袖? ああ、戻しとらんかったか」

提督「というか、なんで袖まくってたんだ」

浦風「さっき料理作っとったけえ、忘れとったわ」

提督「ふーん。浦風が作ったなら、さぞ美味しく出来たんだろうな」

浦風「ええがに出来たでぇ」

提督「それはなによりだ」

浦風「ほんじゃ、提督さん。うち今からおやつじゃけえ」

提督「おやつ? 付き合おう」

浦風「いや、来てほしいってわけじゃ……」

提督「行ったら駄目なのか!?」

浦風「……提督さんには叶わんなぁ。ええよ」

110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/31(土) 01:49:05.82 ID:0qvSg2GYo
提督「じゃあ、ごちになりまーす」

浦風(このままゆうのも、なーんかなぁ。ちと、冗談ゆうてみるか)

浦風「でも、そのおやつ磯風が作ったゆうたら?」

提督「ぇ」

浦風「じょ、冗談じゃけぇ、そんな顔でみんといて」

提督「命にかかわる冗談いうなよ……」

浦風(大げさじゃなぁ)


―談話室―

磯風「おお、丁度良い所に。クッキーが出来たんだが、いるか?」

提督「浦風」

浦風「うちは悪くない」

111: 今日もこれだけ 2015/10/31(土) 01:49:39.57 ID:0qvSg2GYo
―執務室―

提督「口八丁でなんとか逃れることが出来た」

提督「予想外の出来事で命を失うところだった……命は言い過ぎだけど」

↓2

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/25(日) 01:00:43.18 ID:CWuSOKc50
榛名に向かって月が綺麗ですねといってみる

117: >>115 あれノースリーブだと思ってた… 2015/11/01(日) 00:33:02.97 ID:uANbq0cro
~深夜~

提督「んー、夜のコーヒーの一杯も、なかなか捨てがたい。そう思わないか、榛名」

榛名「はい、そう思います」

提督「こんな日は、執務室に閉じこもっていないで、外に出ようではないか」

榛名「こんな時間にですか?」

提督「こんな時間にだからこそだ。夜と深夜では、見れる物も違うだろう」

榛名「それもそうかもしれませんね」

提督「そうと決まれば、早速外へと……」

榛名「でも、霞ちゃんから頼まれているので、外出は駄目ですよ」

提督「……どうしても?」

榛名「はい」

提督「はあぁ……」

118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/01(日) 00:33:39.20 ID:uANbq0cro
榛名「その、提督が早く片付ければいいものだと聞いていますが?」

提督「それもそうなんだが……まあ、いったん休憩しようじゃないか。榛名も疲れただろ」

榛名「いえ、榛名は大丈夫です!」

提督「俺が休みたいのだ。少々休んでも、遠征中の秘書官にはばれないって」

榛名「ですが……」

提督「休憩を挟む方が効率は良いって、絶対」

榛名「……ちょっとだけですよ」

提督「さすが榛名、優しいな!」

榛名「い、いえ」

119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/01(日) 00:34:19.95 ID:uANbq0cro
提督「いやー、実はさっきから肩が凝ってなぁ」

榛名「では、肩をお揉みしましょうか?」

提督「いいのか? じゃあ、頼む」

榛名「はい」

提督「……あぁ~、結構上手だな~」

榛名「そうですか? 肩もみするのは初めてなので、あんまり自信が無いですけど」

提督「いやいや、十分上手だって」

榛名「そう言ってもらえると、榛名も嬉しいです」

提督「こんな時間だからこそも幸せもあるもんだな~」

榛名「はい、そうですね」

提督「ほら見ろ、月が綺麗だぞ」

榛名「はい、月が綺麗ですね」

提督「本当に、月が……」

120: 今日もこれだけ 2015/11/01(日) 00:35:03.91 ID:uANbq0cro
~~~~~~~~

提督「……はっ、寝落ちしてた! あれ、書類出来てる……」

提督「榛名も居ないし、もしかして覚えてないだけか。そういうことにしておこう」

↓2

121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/01(日) 00:36:16.06 ID:MzulNr5XO
鎮守府皆でハロウィン

125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:32:59.08 ID:xSXwAOTpo
―廊下―

雷「トリックオアトリート!」

暁「お菓子をくれないならイタズラするわよ!」

提督「暁の悪戯なら敢えて受けてやろう」

暁「えっ」

電「その返答は引くのです」

響「ちょっとどうかと思うよ」

提督「冗談だって。真に受けられるとこっちもやるせないんだが……ほら、お菓子だ」

雷「ありがと、しれーかん!」

暁「……さっきの、本当に冗談よね?」

提督「気になるんだったら、夜部屋に来ても何もしないから何処からか持ってきた銃口をこっちにむけないで」

電「イタズラ用のエアガンなのです」

響「一応用意して正解だったね」

提督(エアガンも撃たれると結構痛いんだぞ……)

126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:33:27.59 ID:xSXwAOTpo
雷「それじゃあ、司令官!」

提督「あんまりはしゃぐなよー」

金剛「仲良いですネー」

提督「まあな。それで金剛、お前もか」

金剛「ハーイ! トリックオアトリート! お菓子下さいネー!」

提督「はい、お菓子」

金剛「ノー! さっきと反応が違うデース!」

提督「だって、冗談でも金剛に悪戯が良い何て言ったら、シャレになりそうもない」

金剛「ムー、イジワルですネー」

霧島「金剛お姉様、逆に考えるのです。お姉様の事をよく理解しておられると」

金剛「ナルホド! さすが霧島、頼りになるネー!」

霧島「いえ」

提督(ナイスだ霧島!)

霧島(放っておくとこっちにも飛び火しかねませんので)

127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:33:53.83 ID:xSXwAOTpo
リベッチオ「あっ、提督さん! チャオ!」

提督「リベッチオ……おっ、ハロウィン服か。なかなかいいな」

リベッチオ「そう? えへへ、グラッチェ!」

提督「思ったより着替えてる奴も少ないから、ちょっとさびしく思ってたんだ」

リベッチオ「そうなんだ。でも、ローマさんも着替えてたよ」

提督「ほう、それは見に行かなくてはならないな」

ローマ「わざわざ見に来なくていいです」

提督「なるほど、自分から来るからと」

ローマ「そういうことではないですから」

リベッチオ「ローマさん、そう言えばなんて言うんだったっけ?」

ローマ「なんて……もしかして、トリックオアトリートの事?」

リベッチオ「うん! トリックオアトリート提督さん!」

提督「じゃあ、カボチャの服になぞらえて、カボチャのお菓子にしよう。あと、ローマにも」

リベッチオ「わーい!」

ローマ「……一応、貰っておきます」

128: 今日もこれだけ 2015/11/02(月) 01:34:23.12 ID:xSXwAOTpo
―執務室―

提督「絶対言われると思って、お菓子を用意しておいてよかった」

提督「袋いっぱいに買っておいたのに、もうないよ。思ったより言ってくる人数いたんだなぁ……」

↓2

130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:34:38.41 ID:BZ6yaGWb0
HOI
艦娘ドイツvs提督米帝

132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/03(火) 02:39:06.54 ID:4DVmwx/Xo
―談話室―

ビスマルク「……」カチカチ

提督「ビスマルクがパソコン使ってるなんて珍しいな。何やってるんだ?」

ビスマルク「HOI2よ。我らがドイツで敵国を粉砕してるの」

提督「ふーん、非同盟プレイな。まあ、ドイツ強いから別にむずかしくないか」

ビスマルク「あら、アトミラールも知ってるの?」

提督「フィンランドでクリアできるくらいにはな。……マルチしてやろうか?」

ビスマルク「つまり、私のドイツに粉砕されたいって事ね。いいわ、勝負してあげる!」

提督(ここでこういうことをするってことは、かまって欲しいって事だろうしなぁ)

ビスマルク「でも、フィンランドとかそんな弱小国家はいいわ。本気で来なさい」

提督「え、そんなこと言って良いんだな?」

ビスマルク「もちろんよ。何がこようとも、簡単に殲滅してあげるわ!」

133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/03(火) 02:39:37.96 ID:4DVmwx/Xo
―ビスマルク級の部屋―

プリンツ「なるほど、それでアトミラールと」

レーベ「アメリカ使ってるね」

マックス「勝てるんですか?」

ビスマルク「も、もちろんよ! ほら、今だってもうフランスを倒したのよ」

リットリオ「でもきついなら、私もイタリアで参戦しましょうか?」

ローマ「歴史無視ね」

ビスマルク「いえ、これはアトミラールとの一騎打ち、誰にも邪魔はさせないわ」

リベッチオ「でも提督さん動かないね?」

マックス「アメリカは序盤厳しいですからね」

レーベ「そうなの?」

リットリオ「孤高や平和が付いてて戦えないんですよね」

ローマ「……もしかして、知ってる?」

リットリオ「ちょっとだけよ」

134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/03(火) 02:40:05.15 ID:4DVmwx/Xo
ビスマルク「とりあえず、最初のうちに広げなければ、大変なことになりかねないわね……あら」

プリンツ「どうかしましたか?」

ビスマルク「なんか、アメリカが動いているような……」

マックス「いえ、事実動いてますね。これは……日本が開戦したみたいね」

ビスマルク「なに足引っ張ってるのあの国!! 黄色い猿め!!」

ローマ「それここの艦娘に聞かれたら大変なことになりますよ」

リットリオ「これはアメリカの方から発破をかけたみたい」

ビスマルク「とりあえず、大戦をやってない元気なうちになんとか方法を考えなきゃ……」

マックス「まだ動けるようになったばかりでしょうから、戦力も整ってい無い筈です」

リットリオ「でも、チートと呼ばれるくらいにアメリカは強いし……」

ビスマルク「うーん……ん? あれ、なんか見えない?」

マックス「海軍……アメリカの」

ビスマルク「は、早すぎない!?」

リットリオ「もしかして、想像以上にあっち戦力が整っているんじゃ……」

マックス「アメリカが動くの見て無かったですしね」

ビスマルク「……やば」


レーベ「話しに付いていけなかったね」

リベッチオ「そうだね。あっ、持ってきたお菓子はどうだった?」

レーベ「美味しかったよ」

ローマ「貰ったお菓子をおすそ分けに来るだけのつもりだったんだけど……はぁ」

135: 今日もこれだけ 2015/11/03(火) 03:01:08.97 ID:4DVmwx/Xo
―執務室―

提督「さて、こいつでドイツは殲滅と。アメリカならやっぱ楽勝だな」

提督「バグ以外縛らなけりゃ、動けない序盤をどうにかするだけだし」

↓2

136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/03(火) 03:04:20.25 ID:x6mzfQaQo
コタツに立てこもってる望月を引っ張り出す

138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/04(水) 00:45:58.42 ID:3bFhbDqVo
―睦月型の部屋―

提督「出て来い望月! 遠征はともかく出撃をサボる事は許さんぞ!」

望月「いやだ! あたしは働かないぞ!」

提督「何処かで聞いた事のあるセリフを吐いてるんじゃねーよ!」

望月「司令官が何といおうとも、このこたつの魔力から逃れるすべなどないぞ」

提督「いや我慢すればいいだけだろ」

望月「嫌だ」

提督「言うと思ったけど断るのは許さん」

望月「別に、あたしじゃなくても良いんでしょー」

提督「厳密に言えばそうかもしれないが、そういうわけにもいかんだろ」

望月「えー」

提督「それに、それを許したら俺が怒られる」

望月「へー」

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/04(水) 00:46:30.36 ID:3bFhbDqVo
提督「もうこうなったらこたつを剥がしてやる!」

望月「や、やめろ!」

提督「出ないなら撤去すればいい、それだけだ」

望月「いいのか、そんなことをしたら……」

提督「したら?」

望月「弥生や文月、三日月に嫌われるぞ」

提督「うっ、なんか普通に心に来る人選しやがって……」

望月「このこたつは聖域だよ。司令官だろうと、一切手を振れることを禁ずるね」

提督「ぐぬぬ……ならば、コンセントを抜けば……」

望月「そう来ると思って、コンセントは隠しておいた」

提督「くそ、無駄に知恵が回って……」

140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/04(水) 00:46:59.91 ID:3bFhbDqVo
望月「ふふーん、だから言っただろう、此処は聖域だって」

睦月「およ、司令官どうかしたの?」

提督「いや、出撃だっていうのに望月がこたつの魔力に取りつかれたものだから」

睦月「あー、望月が動かないのは何時もの事だからにゃー」

望月「な、なんだ、何をされても私は動かないぞ」

睦月「こういってるけど、無視してこたつを片づければ……」

提督「他の姉妹に嫌われたりしないのか?」

睦月「いつものことだから、こんなことで怒る子は居ませんよー」

提督(普通に騙された)

望月「わ、分かったよ。まったく……」ノソノソ

提督「いや、ありがとう睦月。このままだとどんだけ時間かかるかわからんかったよ」

睦月「にゃはは、睦月もよくやられるのです」

提督(ああ、睦月型では珍しくないのか)

141: 今日もこれだけ 2015/11/04(水) 00:47:38.85 ID:3bFhbDqVo
―執務室―

提督「睦月がいなかったら、もっと時間かかってたな」

提督「こたつでごろごろしたくなる気持ちも分からんではないんだがな」

↓2

143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/04(水) 00:51:48.98 ID:qODYXbfEo
柿の種を飲み込んで苦しむ大潮を救助

146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/05(木) 00:05:07.54 ID:8pMayIGVo
――朝潮型の部屋

提督「大潮、今日の占いでのどを詰まらせないように注意って話だ」

大潮「はい! でも、占いですか?」

山雲「山雲も~、それみたわ~」

朝雲「そういえば、ピンポイントで大潮と言う名前の人はのどを詰まらせないよう注意ってやってたわね」

提督「そういうわけだ。気を付けろよ」

大潮「分かりました!」

朝雲「あんなもの当たるとは思えないけどね。そもそも、大潮って名前がここ以外に居るのかしら」

提督「そんなことはわからんだろ。むしろ、個人を狙っているようで当たりそうだ」

大潮「だ、大丈夫です! そのくらいへっちゃらです!」

提督「大潮はいい子だなぁ。えーと、何かお菓子……柿ピーをあげよう」

大潮「ありがとうございます!」

提督(まあ、これくらいならのども詰まらせることも無いだろう)

147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/05(木) 00:05:33.89 ID:8pMayIGVo
~~~~~~~~

大潮「~~♪ あ、そうだ」」

提督(動き無さそうだな。まあ、適当に本でも見て時間をつぶそうか)

大潮(あ、これ美味し……)

大潮「うっ……」

朝雲「あっ、な、なんかのどにつまらせちゃったみたい!」

提督「ふーん……ん? まじで!?」

朝雲「はやく医務室に連れて行かないと!」

提督「いや、そんな事をする必要は無い……ふんっ」ドスッ

朝雲「手刀!? そんなことをしても……!」

大潮「けほっ……ごほっ……」

山雲「大丈夫~? 息できる~?」

大潮「だ、大丈夫……けほっ」

朝雲「ど、どういうこと!?」

148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/05(木) 00:06:01.97 ID:8pMayIGVo
提督「こう、角度を付ける事により……まあ、そんなことはどうでもいいか。衝撃で出しただけだ」

山雲「司令さんすごいわ~」

提督「というか、本当に柿の種でのどつまらせたのか? そんなに大きくないと思ったのだが」

大潮「い、いえ、実は柿の種で」

提督「やっぱり柿の種で!?」

大潮「す、すみません間違えました! 果物の方の柿を食べた所、種が詰まっちゃっただけです!」

朝雲「そういえば、すぐそこに柿の食べかけが転がってるわね」

提督「あ、あんまり驚かせるなよ」

大潮「すみません……」

提督「まあ、一回来たらもう来ないだろ。部屋に戻るとするよ」

バタン

大潮「もしかして……私のためにいてくれたんですかね!」

149: 今日もこれだけ 2015/11/05(木) 00:06:58.72 ID:8pMayIGVo
―執務室―

提督「名指しだしちょっとは信頼できるかなーっと思ったら、マジで当たるとは思わなかった」

提督「いや、大潮がたまたま当たっただけの可能性もあるか……」

↓2

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/22(木) 01:11:30.63 ID:ZQBxO9ff0
深海組のとこに遊びに行ったら南方棲戦姫しかいなかった

154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/06(金) 00:30:19.53 ID:6Do9kYrQo
―???―

提督「なんかプレゼントがあるとかで、ボトルメールが送られてきたけど……ここで合ってるのかな。失礼しまーす」

南方棲戦姫「ん?」

提督「……失礼しました」

南方棲戦姫「待て、貴様良い所に来たな」

提督(うっ、引きとめられてしまったか……今回は油断して何も準備をしていなかったからな……)

提督「な、なんでございましょうか?」

南方棲戦姫「なんだその気持ち悪い言葉遣いは。何時ものようにしろ」

提督(あれ、なんか今日機嫌いい? というか、どこか困っているような……)

南方棲戦姫「実は少し困ったことになっていてな。貴様の手を借りたい」

提督(あってた)

提督「に、人間の手を借りるなんて、どうしたんだ」

南方棲戦姫「悔しいが、我だけではどうにもならないことが出来てな」

155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/06(金) 00:30:45.75 ID:6Do9kYrQo
提督「どうにもならないこと?」

南方棲戦姫「これだ」

提督「湯呑……? 割れてるけどどうしたんだ」

南方棲戦姫「……たのだ」

提督「え?」

南方棲戦姫「我が、割ったのだ」

提督「……ちなみに、誰の?」

南方棲戦姫「ヲ級がレ級が気に入ったものだと言って包装してたものだ。おそらく……」

提督「ああー……やばそうだな」

南方棲戦姫「うむ」

提督「おそらく直せと言いたいんだろうが、無理だぞ」

南方棲戦姫「なんだと!」

提督「普通のコップならいざ知らず、湯呑となると道具無しで直すのは至難の業だぞ。完璧に直すとなれば、それこそ無謀だ」

南方棲戦姫「ぐっ……どうにもならないのか?」

提督「いやぁ、さすがに……」

156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/06(金) 00:31:14.57 ID:6Do9kYrQo
ヲ級「すいません南方棲戦姫様、お留守番を任せてしまって」

南方棲戦姫「!?」
提督「!?」

ヲ級「あれ……」

南方棲戦姫「なな、なんでもないぞ! 壊したとかそういうことは無いぞ!」

ヲ級「壊した?」

南方棲戦姫「ぎくっ!」

南方棲戦姫「(な、なんとかしろ人間!)」

提督「(無茶言うなオイ)え、えーとヲ級さん? なにか用事があるとか聞いた気がするんだけど」

ヲ級「ああ、そのことでしたら、ここに置いてあった包みを渡す予定だったんですけど……」

南方棲戦姫「あ、あれならもう渡しておいたぞ!」

ヲ級「そうなんですか?」

提督「あ、ああ! それだけならもう帰るな! さよなら!」

南方棲戦姫「こ、今回のことは借りにしておいてやるからな!」

ヲ級(今日の二人はなんだか仲が良かったですけど……ま、まさか南方棲戦姫様まで掌握されたとか、はさすがに無い……よね?)

157: 今日もこれだけ 2015/11/06(金) 00:31:45.70 ID:6Do9kYrQo
―執務室―

提督「なんかよく分からんが、割れた湯呑を貰った」

提督「……明石に頼めば修理してくれるかな」

↓2

150: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/05(木) 00:09:50.03 ID:QhsxaXOqO
伊168とスマホの買い替えを行う

162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/07(土) 02:05:36.17 ID:2xZk3Rxmo
168「司令官、買い物に付き合って欲しいんだけど」

提督「買い物? わざわざ呼ぶなんて、何か重い物でも買うのか」

168「私の使っているスマホも型落ちしてきたし、新しいのを買う予定なの」

提督「型落ち……? まあ、いいけど。俺も行く意味あるのか」

168「だって、司令官も同じの使ってるじゃない」

提督「おう、そうだな」

168「だから、ついてきた方が良いじゃない?」

提督「……そうなのか?」

168「むー、良いじゃない、付き合ってくれても」

提督「別に断る理由もないから良いが……」

168「うんっ」

163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/07(土) 02:06:14.15 ID:2xZk3Rxmo
―デパート―

168「新機種、楽しみにしてたのよねー」

提督「そうか……うーむ、俺も新調ようかな」

168「あ、やっぱり司令官も気になった?」

提督「まあ、型落ちしてるわけじゃ無いが前にも付き合っただろ。今回もどうせならってな」

168「あ、覚えててくれたんだ」

提督「そりゃ登録ナンバー一番にいるし、忘れることは無いだろう」

168「そういう意味じゃないんだけどね」

提督「そういう意味?」

168「な、なんでもない」

提督「なんでもないって……」

168「それより、新調するのよね?」

提督「あ、はい」

168「だったらまた一緒に買いましょ。割引されることもあるし、悪い話じゃないと思うの」

提督「あ、ああ、俺はよく分からないから、大まかな事は任せる」

168「分かったわ!」

164: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/07(土) 02:06:37.46 ID:2xZk3Rxmo
提督「合わせるつもりだが、イムヤはどういうのにしたいんだ?」

168「そうね……やっぱり、新しく出た6sかしらね。いろいろ高性能みたいだし」

提督「それもそうだ。だったら……こっちの方のか」

168「あ、本当……」

168(……あれ、なんだか一緒に携帯を選ぶのって……で、デートっぽい?)

提督「へー、3Dタッチなー」

168(な、なに急に変なこと考えてるの! こ、これはあくまでもスマホを見てるだけなんだから!)

提督「カメラ機能も高性能化か」

168(前にもあったんだし、来る前に見た少女漫画みたいな事は忘れるのよイムヤ!)

提督「ほうほう、パフォーマンスも増大と。なかなかいい進化だ」

168「うん、大丈夫大丈夫!」

提督「そうだな、これなら大丈夫そうだ」

168「え?」

提督「あ、悪いんだけど、ちょっと見て来たい物があるからひとまず任せておいても良いか?」

168「え、ええ」

提督「少ししたら戻ってくるからな!」

168「……選ぶの一瞬で終わったわね。司令官らしいけど」

165: 今日もこれだけ 2015/11/07(土) 02:07:03.86 ID:2xZk3Rxmo
―執務室―

提督「しっかし、この前6が出た気がするのにもう6sか。進化するのも早いな」

提督「と言っても、6sも出たのは一ヶ月ほど前みたいだが」

↓2

161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/06(金) 00:59:59.39 ID:Dufv0waW0
世界各国の急降下爆撃の音を被爆側から聴いてみる

168: >>167理解力の不足で安価と違うものになった可能性が非常に高いです ご留意ください 2015/11/07(土) 23:29:26.38 ID:2xZk3Rxmo
―談話室―

提督「いけー! 急降下爆撃だ!」

霞「またゲームやってる……」

提督「い、いいじゃないか。今日の分は終わらせたはずだぞ」

霞「やることやってれば私も文句言わないわよ」

提督「ほっ……」

霞「でも急降下爆撃ね……」

提督「……なんか嫌な思い出でもあるのか?」

霞「……さあ、記憶にはないわね」

提督「そっか」

霞(でも、たまに夢で見る、空を覆い尽くす黒いもの……まさか、関係ないわよね……)

169: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/07(土) 23:29:53.00 ID:2xZk3Rxmo
提督「まあ、急降下爆撃って言ったら今は妖精さんがやってくれてるから、思い出に差はないか」

響「轟沈一歩手前まで追い詰められた子とかは違うだろうけどね」

提督「それはどういうことだ?」

響「どういうことというか、私たちは今も戦争しているんだよ」

提督「あー……そういや深海棲艦も使ってくるか」

響「だから、人によっては違う感想が返ってくるかもね」

提督「なるほど。そこのところはどうだ、ビスマルクとリットリオ」

ビスマルク「現在進行形で最悪よ! 悪魔の音よ!」

リットリオ「どうして二国相手にして優勢を保っていられるんですか……」

提督「お前たちがきっちり協力したらわからんが、お互い出し抜こうとしているのが付け入る隙だからな」

ビスマルク「そりゃあ、ねえ」

リットリオ「少し手加減してくれてもいいんじゃないですか?」

提督「ドイツとイタリアって手加減できる相手じゃないだろ」

170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/07(土) 23:30:19.73 ID:2xZk3Rxmo
ビスマルク「はぁ……この世界で生きてたら、最悪な思い出だったでしょうね」

リットリオ「でも、ドイツではシュトゥーカがあるじゃない。あの悪魔のサイレンともいわれた」

ビスマルク「一方的にやられてるこっちとしては、この国の方が恐れてるかもね。アハハ」

リットリオ(大変、やられすぎてSUN値がピンチみたい)

響「まあ、それは末期頃には型落ちにもなったけどね。急降下爆撃を神格化し過ぎたのが問題みたいだけど」

ビスマルク「なによ……追い打ちかける気?」

響「ふふ、まあ私と司令官が揃えば海も空もお手の物ってわけだよ」

ビスマルク「……まさか」

響「実は参加してるんだ」

リットリオ「ソ連と日本って、そりゃ勝てなくて当たり前ですよね」

響「いや、私はフランスだよ。だから、ドイツ対策に空軍を強化していたんだ」

ビスマルク「……爆撃、トラウマになりそう」

171: 今日もこれだけ 2015/11/07(土) 23:30:46.61 ID:2xZk3Rxmo
―執務室―

提督「一般的には音はブーンみたいらしいな。妖精さんも同じような音出してるし」

提督「あの頃はリアルで恐ろしい音だったろうな……みんなあんまり記憶がないのは幸いといったところか」

下2

158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/06(金) 00:37:30.83 ID:w7WwHHEzo
明石に湯呑の修理を依頼

174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 01:28:38.42 ID:NxcMKKa8o
―工廠―

提督「明石よ明石」

明石「なに提督。工廠で話しかけるってことは、何かの修理?」

提督「うむ。これなんだが……」

明石「これ……湯呑ですか。これをどこで?」

提督「ええと、もらったものなんだが、手違いで割れてしまってな」

明石「なるほど、貰い物を割ってしまうのはちょっと残念ですね」

提督「だから、何とか直してほしいんだが。できるか?」

明石「もちろん大丈夫です。あんまり私をなめないでくださいね」

提督「改修はしてるけど、修理しているところを見たところはあんまりないからな」

明石「提督が修理に関する仕事をくれないからじゃないですか!」

提督「すまんな」

175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 01:29:12.44 ID:NxcMKKa8o
明石「もう……きっちり直しておきますから、心配しないでください」

提督「おう、まかせたぞ」スタスタ

明石「……はぁ、提督もまったく……」

明石(そういえば、貰ったといっても誰からもらったんだろう?)

明石「……ま、誰でもいいけど」

夕張「本当にそう思ってます?」

明石「……」

青葉「正直になった方が身のためですよ」

明石「な、なに二人とも」

夕張「私は純粋に聞いてるだけですけど」

青葉「青葉は違いますけどね!」

176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 01:29:41.52 ID:NxcMKKa8o
明石「そうはいっても、わかる方法とかあるんですか?」

青葉「このことを新聞で広めましょう。それで不審な行動をした人が犯人です!」

夕張「雑!」

明石「というより、新聞にしたいだけですよね」

青葉「はい!」

明石「今日は正直ですね」

青葉「司令官や霞ちゃん相手じゃないですから!」

明石「……まあ、好きにればいいんじゃないですかね?」

青葉「はい! さっそく文字をおこしてきますね!」ダッ

夕張「い、いいんですか?」

明石「事実を報道するのは別に悪いことじゃないから」

夕張「本音では?」

明石「気になりました」

夕張「今日は素直ですね。かくゆう私も止めませんけど」

178: 今日もこれだけ 2015/11/09(月) 01:32:46.15 ID:NxcMKKa8o
―執務室―

提督「『謎の女性からのプレゼント』? えっ、何この新聞」

提督「……まあ、内容からしてばれてなさそうだ。人の噂も七十五日というし、放っておいておこう」

下2

180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 01:37:04.78 ID:dM2rMImeo
長門型と一緒にデリバリーピザのチラシをにらめっこ

181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 23:36:19.24 ID:NxcMKKa8o
―談話室―

提督「誰だー、こんな所に新聞を置きっぱなしにしたの」

長門「私がここに来るときには既においてあったぞ」

陸奥「チラシも挟まってるし未読みたいね。置いておけば取りに来るんじゃないかしら」

提督「それもそうか。じゃあ、そのまま置いて……おっと、チラシが」

長門「そそっかしいな。……ん?」

提督「なんか気になる者でも落ちたか?」

長門「……ピザ半額だと」

提督「あー、最近やってるよな。二つ買えばひとつ無料とか、値段統一で大きさ自由とか」

長門「ほう」

提督「頼むなら頼んでいいと思うぞ。クーポンじゃないし、文句は言われんだろう」

陸奥「だって、姉さん」

182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 23:36:51.04 ID:NxcMKKa8o
長門「う、うむ。しかし、何が良いだろうか」

陸奥「好きなのでいいと思うけど」

長門「順当に選べばこのテリヤキが乗っているやつなのだが……」

陸奥「他に気になるものがあるの?」

長門「……このパイナップルが乗っているピザ、美味しそうだと思わないか?」

陸奥「パイナップルねぇ……あんまりあいそうな気はしないけど」

提督「ああ、確かに美味しいな」

陸奥「提督は食べたことあるの?」

提督「そりゃ、ここのピザは一通り食べたからな。もちが入ってるものなんかも美味しかったぞ」

長門「なるほど、流石我らの提督。既に一足先を歩いているわけか」

提督「そりゃ昔は出前に頼ってた時期もあったし……まあ、んなことはどうでもいい。問題は何にするかだ」

長門「そうだな」

183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 23:37:26.82 ID:NxcMKKa8o
陸奥「あ、シーフードピザも美味しそうね」

長門「あまりこういう物は悩む性質ではないが、これだけ選択の余地があるとなかなか選べないものだな」

陸奥(パイナップルが気になっているんでしょうね)

提督(長門に関してはプライドを取るかどうかってところのような気がするがな)

長門「むぅ……」

陸奥「……はぁ、なんだか私も気になってきたわ。このパイナップルの入ってるピザ」

提督「探せば少なくは無いと思うんだがな。じゃあ、これにするか」

長門「そ、そうだな」

陸奥「……でも、やっぱりシーフードも頼みましょ」

提督「はいはい。どうせ余ったって食べる奴がここにはいるんだから。頼み過ぎても気にしなくても良いからな」

長門「そうか。それなら、これも頼んでみるか」

陸奥「こっちのもいいんじゃない?」

提督(……なんか、まだ増えそうだな)

184: 今日もこれだけ 2015/11/09(月) 23:37:53.90 ID:NxcMKKa8o
―執務室―

提督「結局五枚くらい頼んだんだが……」

提督「まあ、長門型も結構食べる事を忘れていたよ。うん」

↓2

186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 23:45:35.31 ID:oRbDXrzpo
秘書官と川内型ライブに行く

188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/10(火) 22:38:41.77 ID:qGZR7Gzbo
提督「秘書官、どうやらようやくライブが開かれるみたいだ」

霞「ライブって……ああ、あれね」

提督「そしてここに二枚のチケットがある」

霞「なに、わざわざ買ったの」

提督「そりゃ、アイドル誕生の瞬間を目にしない訳にはいかないだろ」

霞「その日用事があるとか聞いた気もするけど」

提督「観客席で見るための方便に決まってるだろ」

霞「カス司令官は相変わらずね……」

提督「そんな褒められても照れるな。じゃあ、時間も迫って来たし行こうか」

霞「別に私は行きたいわけじゃ……」

提督「へー、俺を一人で行かせていいんだな?」

霞「……」

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/10(火) 22:39:08.33 ID:qGZR7Gzbo
―ライブ会場―

ワーワーパチパチキャーキャー

提督「はぁ、やっぱりライブってのは良いな」

霞「いつの間にあんなにパフォーマンスが上手く……そういえば、単独じゃないのね」

提督「客の入りは分からないから、初ライブで単独は厳しいだろ」

霞「ふーん、そういうものなのね」

提督「まあ、いつの間にか全国展開してたあいつは別だから」

霞「その話は止めなさい」

提督「個人的に不安なのは那珂ちゃんだな」

霞「そう?」

提督「川内は結構肝が据わってるところがあるし、神通もいざとなったら空気に呑まれる事無く普段通りで居られるだろう。那珂ちゃんはほら、いわゆる地方アイドルだから」

霞「なんだか、そう言われると急に不安になってきたわ」

提督「まあ、あいつらでフォローし合うだろ。そういう風にレッスンをさせた」

霞「そうね。それが理想的ね。ま、私もあの三人なら心配いらないと思うわよ」

提督「だな」

190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/10(火) 22:39:34.82 ID:qGZR7Gzbo
―舞台裏―

神通「大丈夫?」

川内「本番直前に緊張する気持ちもわかるから、ゆっくりでいいよ」

那珂「ちょ、ちょっと呼吸が乱れてるだけだから……すー、はー……だ、大丈夫」

神通「ゆっくりでいいから、ね」

川内「しかし意外だったなー。那珂ちゃんが一番緊張するなんて」

那珂「な、那珂ちゃん、個人営業はしてたけど大舞台は未経験だから」

神通(個人営業って、食堂でのゲリラライブとか?)

川内(外での営業ってCDを売るくらいしかしてなかったと思うんだけど)

那珂「な、何その顔」

川内「いや、那珂ちゃんもそういうことがあるんだって思ってさ」

那珂「も、もー!」

神通「ふふ、ほら、そろそろ出番ですよ。行きましょう、私達の舞台に」

川内「分かった。ほら那珂ちゃん、手がいる?」

那珂「もー! 那珂ちゃんだってプロなんだから! 大丈夫っ」

191: 今日もこれだけ 2015/11/10(火) 22:40:01.69 ID:qGZR7Gzbo
―執務室―

提督「大盛況のままにライブは終わった。ついでに秘書官もそれなりに楽しんでくれたみたいだ」

提督「まあ、秘書官もなんだかんだでああいうの嫌いじゃないみたいだし。口では文句いうものの」

↓2

193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/10(火) 22:41:36.09 ID:YPF1iO9r0
南方棲戦姫が湯呑みを割ったことをヲ級にチクる

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/11(水) 23:40:31.32 ID:O48DaPjNo
―???―

ヲ級「ところで、湯呑はどうでしたか?」

提督「ん? あー……」

ヲ級「?」

提督「……まあ、言っちゃってもいいか。あれは南方棲戦姫が割った」

ヲ級「へぇ……へ!?」

提督「いや大丈夫大丈夫。今修理に出してるから」

ヲ級「全然大丈夫じゃないんですけど……レ級が聞いたらなんて思うか……」

レ級「……」

ヲ級(い、いた……)

レ級「わっちゃったの?」

提督「お、俺じゃあないから。で、でもほら、修理出してるから!」

197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/11(水) 23:41:02.27 ID:O48DaPjNo
レ級「……」

提督「……ヲ級、タッチ」

ヲ級「いえ、私も被害者なんですけど」

レ級「……へー、そうなんだ」

提督「れ、レ級?」

レ級「そうだ、用事おもいだしたから、ちょっとでるね」バッ

ヲ級「は、はい」

提督「……あれ、怒ってたと思う?」

ヲ級「人間って無表情が一番怖いそうですね」

提督「艦娘も似たようなものだから、お前らも同じなのかもしれないな」

<ドシャーン

ヲ級「……今日の海はちょっと荒れそうですね」

提督「だな」

198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/11(水) 23:41:36.97 ID:O48DaPjNo
~~~~~~~~

レ級「ちょっとすっきりしてきた」

提督(返り血ついてませんか)

ヲ級(色のおかしいオイルですね)

レ級「それで」

提督「はい!」

レ級「しゅうりしてるの? 捨ててないよね?」

提督「もちろんです! 決してお気持ちを無駄にすることなど致しません!」

レ級「えへへ、それならよかった」

提督(あっぶねー! もし捨ててたら命が失われるところだった!)

ヲ級(捨ててたら如何したんでしょう……考えるだけでも恐ろしい)

199: 今日もこれだけ 2015/11/11(水) 23:42:28.36 ID:O48DaPjNo
―執務室―

提督「今回は久しぶりに命の危険を感じた……」

提督「海が荒れてる最中だれかの叫び声が聞こえた気がするけど……まあ、気のせいということにしておこう」

↓2

201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/11(水) 23:46:19.66 ID:dSTk6G2Po
艦娘集めて朝のラジオ体操

204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/13(金) 00:42:32.11 ID:nzYwbXOco
提督「なんか、最近みんなが起きて来るの遅くなってる気がする」

霞「寒くなって来たし、皆布団から出たくないんじゃない? まあ、それで作戦に支障が出るようなら私からも言ってるけど」

提督「問題は無いというわけか」

霞「このままでいいというわけでもないけど」

提督「……なら、早起きできるようにちょっと作戦を練るか」

霞「ふうん、いいんじゃない」

提督「秘書官、何か作戦ないか?」

霞「って、私任せなわけね……強制力が無さそうで自主的に参加してくれそうな物が良いんじゃないかしら」

提督「で、具体的には?」

霞「少しくらい自分で考えなさい!」

提督「はーい……」

205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/13(金) 00:43:04.85 ID:nzYwbXOco
―早朝・庭―

提督「というわけで、ラジオ体操をするぞー!」

シ~ン

提督「……まずはラジオ体操第一いくぞー!」

吹雪「いや、止めて下さいよ」

提督「まさか誰一人来ないなんて思わなかったから動転して」

吹雪「司令官は相変わらずですね」

提督「何が相変わらずかは知らんが、みんなどこにいったんだ?」

吹雪「皆ですか? それなら、トレーニングルームで個々で体操してますけど」

提督「俺は庭だと伝えたはずだが?」

吹雪「寒いとのこと」

提督「……」

206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/13(金) 00:43:31.22 ID:nzYwbXOco
~~~~~~~~

提督「よし、ようやく集まったか」

吹雪「全員って訳では無いですけどね」

提督「自主参加だしょうがない」

山城「はぁ……折角来たのに、こんな寒い中でとか、不幸だわ……」

扶桑「まだ日が出たばかりだからしょうがないわ」

翔鶴「鳳翔さん達も早いですね」

鳳翔「お店の仕込みの事もありますから」

龍鳳「その合間で来ているだけですよね」

間宮「ほとんど私と同じですね。うふふ」

長良「これが終わったら走ってこよ!」

鬼怒「付き合うよ!」

提督「……あれ、これ元々起きてたやつしか付き合わないんじゃね」

吹雪「私も司令官直々に言われなかったら来なかったかも知れませんしね」

207: 今日もこれだけ 2015/11/13(金) 00:43:59.35 ID:nzYwbXOco
―執務室―

提督「なんか思ったより集まったけど、改善には至らなかった」

提督「今度は別の方法を考えるか……」

↓2

187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 23:45:35.74 ID:BcmSRLX3o
新聞で作った紙鉄砲で寝ている羽黒を驚かす

210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:18:10.67 ID:rCibp8N9o
―談話室―

提督「さーて、今日は誰か居ないかなーっと」

羽黒「……」

提督「羽黒さーん?」

羽黒「スゥスゥ……」

提督「……おや、ぐっすりお休みのようで。しめしめ、これを試すときが遂に来たか」ゴソゴソ

提督(じゃじゃーん、紙鉄砲だぞー!)

提督「新聞紙だから音の大きさは小さいが、羽黒をおこすのには十分だろう。せーの」

パァン!!

羽黒「ひゃあっ!? な、なんですか! 敵襲ですか!」

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:18:36.81 ID:rCibp8N9o
提督「起きたか羽黒」

羽黒「あ……司令官さん? あの、敵は……」

提督「敵なんていないぞ。警報もなっていないしな」

羽黒「でも、今凄い音がしたような気がするんですけど……」

提督「これだろ?」パン

羽黒「あ……」

提督「羽黒が驚く姿、なかなかよかったぞ」

羽黒「もう、司令官さんはいじわるです」

提督「なんだ、知らなかったのか?」

羽黒「いえ、知ってましたけど」

提督「はっはっは、まあこんなところで寝たら風邪ひくからな。気を付けろよ」

羽黒「はい。心配してくれてありがとうございます」

提督「なに、当たり前の事だ」

212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:19:03.05 ID:rCibp8N9o
羽黒「……ところで」

提督「ん?」

羽黒「それ、貸してもらっても良いですか?」

提督「いいけど……も、もしかして八つ当たりでびりびりに破く気じゃ……」

羽黒「そ、そんなことしません!」

提督「なんて冗談。ほれ」

羽黒「ありがとうございます」

提督「いやー、それ綺麗に折るのってなかなかないからさー」

羽黒「……はい、ありがとうございます」

提督「……で、えっと」

羽黒「……」

提督「何でじっくりみてるの」

羽黒「す、すみません、気になったものですから!」

213: 今日もこれだけ 2015/11/14(土) 00:19:29.19 ID:rCibp8N9o
―執務室―

提督「あれは羽黒に貸してあげた。まあ、変に使わないだろう」

提督「まあ、別に破かれたりとかしてもいいんだけど。作ればいいし」

下2

215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:22:01.93 ID:XQd8xXLSo
神通に深海メイクを施す

217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/15(日) 00:47:36.46 ID:WNiLapVto
―川内型の部屋―

提督「ほうほう、今の流行は深海メイクか」

神通「なんですか、それ」

提督「ほら、このファッション誌に書いてある」

神通「……これ、発禁書じゃないですか?」

提督「まあ敵の事について書かれてるしな。まあ、見た目にしか触れられてないしいいんじゃね」

神通「適当ですね……」

提督「……ふむ」

神通(また何か変な事を考えているみたいですね)

提督「ちょっと神通」

神通「嫌ですからね」

提督「ちょっとためしに……って、まだ言って無いだろ!」

神通「大体読めてましたから」

218: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/15(日) 00:48:03.06 ID:WNiLapVto
提督「どうしてもだめか?」

神通「……」

提督「どうしても、だめか?」

神通「……はぁ、少しだけですよ」

提督(押しが弱い所は相変わらずだよな)

神通「それで、深海メイクってどんなのですか?」

提督「うーん……例えて言うならば…………」

神通「ならば?」

提督「……江戸時代の人みたいな」

神通「全く伝わらないんですけど」

提督「例えに困ったんだよ。というか、深海棲艦ならいつも見てるだろ?」

神通「それは確かにそうですけど」

提督「例えるならあんなのだ。やり方なら書いてあったから、そこに座ってくれ」

神通「あの、本当にするんですか?

提督「もちろんだ」

神通(不安しかないです……)

219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/15(日) 00:48:28.90 ID:WNiLapVto
~数十分後~

提督「はい、完成だ」

神通「……あの、鏡は要らないです」

提督「どうしてだ? 見てみたいだろ、深海棲艦になった自分の姿」

神通「敵の姿になった自分の姿を見たい人って、ほとんどいないと思うのですが……」

提督「そうでなくても気になるだろ?」

神通「いえ、あの……なんだか見るのが怖くて」

提督「そんなに躊躇しなくても良いんだがな」

神通(しない人はまれかと)

提督「しかし、自己満足とはいえ、誰にも見せずに終わるのは……」

ガチャ

那珂「やっほー! 那珂ちゃんが帰ってきた……よ……」

神通「……あの、これは」

那珂「……だ、誰かー! 那珂ちゃんの部屋で提督が敵に襲われてるー!」ダッ

神通「あっ」

提督「はい、メイク落とし。しかし、見間違えられるほどに完璧だったとはな」

神通「もう! 少しは慌ててくださいよ!」

220: 今日もこれだけ 2015/11/15(日) 00:49:00.52 ID:WNiLapVto
―執務室―

提督「メイクをした瞬間からああなることは予測できていた」

提督「まあ、那珂ちゃんが道化となってしまったことは可哀想だとは思うけど」

↓2

222: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/15(日) 00:50:28.86 ID:sL+iQIDg0
隼鷹 足柄 高雄と社交ダンスをする

223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/15(日) 22:37:41.64 ID:WNiLapVt0
―鳳翔の店―

準鷹「一番、踊りまーす!」

足柄「いいわねいいわね!」

高雄「馬鹿め…と言って差し上げますわ!」

準鷹「あははははは」


提督「酔ってるなぁ……」

鳳翔「いつものことですけどね」

提督「それは知っているけどな」

鳳翔「提督も混ざればいいんじゃないでしょうか」

提督「もう少し酔ってからな」

224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/15(日) 22:39:24.76 ID:WNiLapVt0
足柄「あらぁ、そこで一人酒とはいただけないわね」

提督「げっ」

準鷹「ヒャッハー! 提督も踊ろうぜぇ!」

高雄「共に飲んでいるんですから、少しくらいどうでしょう」

提督「あー! わかったから引っ張るな!」

準鷹「ほら、一緒に踊るぞー」

提督「あんま素面でやりたくないんだが……お手を拝借」スッ

準鷹「お、おお?」

提督「~~♪」

準鷹「っと……なるほどな」

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/15(日) 22:39:56.37 ID:WNiLapVt0
足柄「ひゅー! これが社交ダンスね!」

高雄「あぁ、うらやましいわね……」

足柄「それは私もよ……」

提督「はいはい、俺でいいのなら踊ってやるから」

高雄「では次は私で!」

足柄「飢えたオオカミと呼ばれた私が先よ!」

提督「ははは、なら一緒にやってやろう!」

高雄「その手が!」

足柄「あったわね!」

提督「流石俺だろ!」

準鷹「お、三人と一緒に踊れるというのか」

提督「当たり前よぉ!」

準鷹「それ最高! ははははははは!!」


鳳翔「……提督、酔っていらっしゃるみたいですね」

226: 今日もこれだけ 2015/11/15(日) 22:40:52.01 ID:WNiLapVt0
―執務室―

提督「あー、頭痛い……あいつらと飲むと記憶失ったり二日酔いになったりするんだよなぁ」

提督「まあ、なんとなく楽しかったことは覚えてるからいいんだけど」

下2

228: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/15(日) 22:45:58.56 ID:tS6gNATGo
村雨と海釣り

230: >>229違うPCで書いてたから変換違ってた…以後気を付けます 2015/11/17(火) 00:13:35.15 ID:p8tPCaQ0o
―母港―

提督「……」

村雨「提督、釣れてる?」

提督「なんで俺が釣りをしているとみんなそれ聞いて来るの」

村雨「テンプレ的な?」

提督「……まあ、釣れてないよ」

村雨「餌つけて無いもんね」

提督「知ってて聞いたのかい」

村雨「うん」

提督「……まあ、いいけど」

村雨「ねえ、隣良い?」

提督「……かまわんが」

村雨「じゃあ、失礼しまーす」

231: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/17(火) 00:14:06.13 ID:p8tPCaQ0o
提督「ついでに言っておくが、釣らないつりだからつまらんぞ」

村雨「いいのいいの。そういうつもりでいるわけじゃないから」

提督(村雨の思考が読めない……)

村雨「で、提督」

提督「なんだ?」

村雨「釣竿ある? 私もやってみたいの」

提督(本当に読めない……)

提督「予備のならそこに。餌も一応おいてるから、好きに使って構わんぞ」

村雨「さーんきゅっ」

提督「ちょっ、それは怒られるぞ」

村雨「うふふ、ごめんなさーい」

提督「特に咎めないとも思うけどさ……」

232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/17(火) 00:14:31.37 ID:p8tPCaQ0o
村雨「それじゃ、えいっ」

提督「あんま大物は期待するなよ」

村雨「それくらいわかってるわよ」

提督「……」

村雨「……あっ……釣れた」

提督「うっそだろお前。垂らしたばっかりだろ」

村雨「運がいいのかもねー」

提督「羨ましいもんだよ」

村雨「じゃあ、餌を付けたらいいじゃない」

提督「釣れないつりを楽しむのが好きなんだ」

村雨「変わってるのねー」

提督「よく言われる」

村雨「じゃあ、提督の分も私が釣ってあげるわね」

提督「お好きに」

村雨「はいはーい、じゃあ好きに釣らせてもらうわね」

提督(結局なんで唐突に釣りをする気になったんだろう)

233: 今日もこれだけ 2015/11/17(火) 00:15:09.25 ID:p8tPCaQ0o
―執務室―

霞「かまってもらいたかったんじゃないの。じゃあ、私は行くから」バタン

提督「はぁ、なるほど……釣る気ないときは淡泊になることも少なくないから、悪いことしたかもな」

提督「かわりに今度会う時はうんと可愛がってやるか」

↓2

235: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/17(火) 00:17:25.77 ID:qbwK1vcdO
武蔵と一緒に乾布摩擦

236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/18(水) 00:31:20.87 ID:wEr0fdS+o
―大和型の部屋―

武蔵「最近はこたつにもぐる艦娘が増えているようだな」

提督「らしい。寒くなってきた今こそ、乾布摩擦をするべきだと思うんだが」

武蔵「なるほど、その意見には賛成だ。みな軟弱すぎる」

提督「では、さっそく次の朝からやってみるか」

武蔵「いいだろう。提督こそ、寒くて起きられないなんてことは無いようにしておけ」

提督「誰にそんなことを言っていると思っている」

武蔵「くくっ、確かに、余計なお世話だったな」

提督「そういう武蔵こそ大丈夫か?」

武蔵「冗談でも面白くないな。私がそんな軟弱とでも?」

提督「いや、ただの軽口だ。いずれも明日になればわかる事だしな」

武蔵「違いない」

237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/18(水) 00:31:59.17 ID:wEr0fdS+o
~次の日・庭~

提督「庭に出て丁度良し。ちゃんとタオルは持ってきたか」

武蔵「ぬかりはない」

提督「よし。では、今から乾布摩擦を始める」

武蔵「うむ」

提督「では……はぁあああああああ!!」シュシュシュ

武蔵「ほう、目にも見えないスピードで摩擦をするとはな。ならばこの武蔵も負けていられないようだ。……はっ!」シュシュシュ

提督「なるほど、なかなかやるな」

武蔵「私も提督の事を少々侮っていたようだ」

提督「では、そろそろ本気を見せつけるとしようか」

武蔵「本気だと?」

提督「そう。これこそ真の最終奥義、超完封摩擦だ!!」

武蔵「ばかな、そんなに強く擦り付けると、逆に健康に悪いぞ!」

提督「そうまでしても、俺は武蔵を越えたいのだ!」

238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/18(水) 00:32:25.58 ID:wEr0fdS+o
武蔵「そうか、提督の決意は固いようだな。ならば、こちらも同じように本気を出すしかないようだな」

提督「なんだと! まだ力を隠していたというのか!」

武蔵「ふっ、乾布摩擦に溺れるがいい」

提督「くそっ、俺もここまでか……!」

大和「あのー」

提督「なんだ大和。今良い所なんだが」

大和「普通に乾布摩擦しながら何を話しているんですか?」

提督「いや、なんか思ったより面白くないので、適当な寸劇でもと」

武蔵「私はこの程度何ともないのだがな」

大和「ま、まあお二人が楽しんでいるのであれば、いいと思いますけど」

提督「でもな、武蔵」

武蔵「なんだ?」

提督「ぶっちゃけ寒いからやめたい」

武蔵「軟弱物は提督もだったか」

239: 今日もこれだけ 2015/11/18(水) 00:32:52.50 ID:wEr0fdS+o
―執務室―

提督「さすがに上半身裸で早朝は辛すぎる。しかも日陰とか」

提督「武蔵は兵器そうだったが、もしかしていつもやってるのか?」

↓2

185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 23:45:33.04 ID:Hb83ury3o
赤城と一緒に失せ物探し

242: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 00:33:02.48 ID:EMGMZhs+o
提督「やっべー、あれ何処にやったっけなー」ガサゴソ

赤城「提督、報告に――何をしているんですか?」

提督「いや、ちょっと失くし物を」

赤城「何を失くしたんですか?」

提督「……ちょ、ちょっとこっちにこい」

赤城「? はい」スタスタ

提督「(結婚指輪)」

赤城「――! えぇええええええ!!」

提督「そ、そんなに驚くな! 正直ばれたらやばいって自分でもわかってるんだ」

赤城「ま、まあ、そんなことが知られれば、内戦がおこりかねませんからね」

提督「とにかく、探しておかねばならない。今ならまだばれてないからな」

赤城「何処かに落としたってことは無いんですか?」

提督「持ち出してはいない……が、置いていた場所にないのであれば、誰かが持って行った可能性も否めないな」

赤城「まずは情報通の青葉さんにそれとなく聞いてみませんか?」

提督「そうだな。ここでまごついていてもしょうがない事だしな」

243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 00:34:08.44 ID:EMGMZhs+o
―青葉の部屋―

青葉「結婚指輪があったらですか?」

赤城「はい」

青葉「そりゃ新聞にしますよ! だって、凄く面白い事になりそうじゃないですか!」

赤城「(青葉さんは白みたいですね)」

提督「(だな。さて、他に知ってそうなのは……)」

青葉(赤城さんからそういう話題を振ってくるなんて珍しいですね……もしかして……)


―売店―

明石「売ってはいますけど、それがどうかしたんですか?」

提督「ちなみに、それを買ったとしたらどうする?」

明石「どうもしませんけど……あ、ただ青葉さん辺りには言いそうですね」

提督「(明石も白みたいだ)」

赤城「(耳が早い二人でも知らないとなれば……)」

244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 00:34:37.11 ID:EMGMZhs+o
―朝潮型の部屋―

霞「指輪?」

提督「そうそう」

霞「落としたりでもしたの。はぁ、まったく面倒な事ばかりするわね」

赤城「正直に言って良かったんですか?」

提督「いや、なんか逆に怒られそうで」

霞「悪いけど知らないわ。他を当たって」

―執務室―

提督「うーん……打ち止めだな」

赤城「あんまり考えたくはないですけど、誰かが盗んだ可能性も浮上してきましたね……」

提督「それは嫌だな」

赤城「私もそう思います……あれ」

提督「如何した赤城」

赤城「いえ、箪笥の裏側が光ったような気がしまして」

提督「……いや、まさかな」ゴソゴソ

赤城「あっ、それ指輪です!」

提督「……まさかだった」

赤城「良かったですね提督。では、私も行きますね」

245: 今日もこれだけ 2015/11/19(木) 00:35:03.25 ID:EMGMZhs+o
バタン

提督「……良かったんだが、動かした覚えのない指輪がどうやって移動したのか。記憶にないだけか?」

提督「最近は酔うことも多いから、もしかしたら無意識に投げ捨てたのかもしれない」

下2

247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 00:37:45.18 ID:TqeXJ8ZrO
秋月とポッキーゲーム

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 23:54:36.44 ID:EMGMZhs+o
―秋月型の部屋―

提督「ポッキーが特売してたから買って来たぞ!」

秋月「お菓子が特売なんて珍しいですね」

提督「数日前がポッキーの日だったからじゃないか?」

秋月「ポッキーの日なんてあるんですね、初めて知りました」

提督「そんなわけで一緒に食べよう」

秋月「はい」

~~~~~~~~

提督「……」モグモグ

秋月「……」ズズ

提督「……」パクパク

秋月「はぁ、お茶がおいしいです」

提督「……食べていいんだぞ?」

秋月「いえ、なんだか躊躇われてしまって……」

249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 23:55:02.91 ID:EMGMZhs+o
提督「うーん、まだ嗜好品は素直に受け取れないか」

秋月「元の性格からくるものですから、こればかりはどうにも……」

提督「そうだな……じゃあ、ゲーム風にしたら受け取りやすいか?」

秋月「ゲーム風ですか?」

提督「そうだ、これをポッキーゲームという」

秋月「なるほど。どういうゲームなんですか?」

提督「まず、このポッキーの片方を秋月が咥える」スッ

秋月「はむ」

提督「で、次に逆側を俺が咥える」

秋月「……!?」

提督「ふぉふぃふぇふぁいふぉふぃふぁなふぃふぁ……両側から食べ合って最初に離した方が負けってルールだ」

秋月「こ、これなんだか恥ずかしいですよ!」

250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 23:55:34.78 ID:EMGMZhs+o
提督「恥ずかしい?」

秋月「だって、そのまま食べたら、最終的には……」

提督「あー、そういえばそうだったか」

秋月「で、ですよね? だから、こういうのはその……」

提督「でもどうせなら一回やってみよう。はい」

秋月「ぅ……い、一回だけですよ。ん……」

提督「あむ」

秋月(て、提督の顔がこんなに近くに……! こ、このまま……なんてことは、ないです、よね)

提督「……」

秋月(~~~――――!)

提督「……ぽきっと。はい、俺が折ったから俺の負けな。はい、解散」

秋月「……は、え……?」

提督「残りのポッキーは好きにしていいからな」

秋月「……」ポケー

251: 今日もこれだけ 2015/11/19(木) 23:56:21.13 ID:EMGMZhs+o
―執務室―

提督「反応見たさに続きをやってみたけど、なんか表情がやばい感じだったから中止した」

提督「トラウマになってなきゃいいんだが……」

下2

246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 00:37:31.60 ID:UB4O16Koo
練習艦仲間が増えるのでウキウキの香取さんとお喋り

255: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/21(土) 01:18:52.19 ID:pTDiTmPso
―廊下―

香取「~~♪」

提督「おや香取、何だかうれしそうだな」

香取「あら、ふふっ、そう見えますか?」

提督「ああ、なんだかすっごくご機嫌だ」

香取「新しく艦娘が着任するそうじゃないですか」

提督「よく知ってるなぁ。まだ書類上だっていうのに」

香取「霞ちゃんから教えて貰いましたから」

提督「そうか。秘書官は吉報についてはあんまり隠さないからな」

香取「はい、それで私と同じ練習艦……妹が来るんですよ」

提督「へー、香取みたいな妹…………」

香取「……何か失礼な想像しました?」

256: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/21(土) 01:19:18.36 ID:pTDiTmPso
提督「いやいや! 決して女王様みたいなものは想像してないぞ!」

香取「嘘ですよね」

提督「はい、ちょこっとだけ考えました」

香取「はぁ、いいですけどね、私もちょっと気の強いところがあるのは自覚していますし」

提督「ははは、冗談も入ってるから気にしなくて良いぞ。実際、姉と大違いな妹なんていくらでも見て来たしな」

香取「そうですね。ふふっ、でも本当に楽しみです」

提督「そうだな。どうせなら歓迎会みたいなこともしてみるか」

香取「いいんですか?」

提督「皆やってると思うぞ。俺もたまに参加するしな」

香取「ならさっそく準備しましょう。うふふ、楽しみが増えていきます」

提督(本当に楽しみなんだな)

257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/21(土) 01:20:41.55 ID:pTDiTmPso
香取「部屋は私の部屋ですよね」

提督「そのつもりだ」

香取「なら、歓迎会とかも全部私の部屋で取り計らいますね」

提督「入室できる準備もしておけよ」

香取「はい、ちゃんと片づけておきますね」

提督「あと必要な物があれば経費でおとすから、そのあたりも頭に入れておいてくれ」

香取「はい、ありがとうございます」

提督「あとは……それくらいかな」

香取「重ね重ねありがとうございます。それでは、私は演習の準備がありますので」

提督「おう。……あ、そうだ」

香取「なんですか?」

提督「俺も歓迎会参加していい?」

香取「あら、もちろんいいですよ。いつでもいらっしゃってください」

258: 今日もこれだけ 2015/11/21(土) 01:21:08.77 ID:pTDiTmPso
―執務室―

提督「ああやって姉妹が来るのを心待ちにしている姿は、こちらも微笑ましく思える」

提督「特に今まで一人部屋の奴とか。……一生見ること出来なさそうな奴も居るが」

下2

260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/21(土) 01:22:20.04 ID:d0dLzhy90
ジェリコのラッパを積んだ流星で出撃

265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/22(日) 01:03:51.91 ID:8Np3U1C6o
提督「なに、知らない人がいたって?」

霞「正しくは鹿島を見たって話よ」

提督「かしま? だれそれ」

霞「書類見てるの?」

提督「あ、あー、香取の妹か。まだ今日じゃないよな。なのに見たって?」

霞「まあ、フライング気味に来る子なんて今までも居たから不思議じゃないんだけど」

提督「それでもまだ準備終わってないぞ……しょうがない、探してくる」

霞「頼んだわ」

提督「うーい」バタン

霞「私は今のうちにこっちの書類を片づけなきゃ」

266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/22(日) 01:05:19.23 ID:8Np3U1C6o
―廊下―

提督「役割が逆のような気もしたが、まあいいだろう。さて、目撃証言からすると、この辺りなんだが」

「……」コソコソ

提督「……ろーちゃん?」

呂500「ビクッ。あ、提督?」

提督「なんだ、いつもと違う服着てるから誰かと思ったぞ」

呂500「そんなに違うように見える?」

提督「違う違う。何か大人っぽくなった」

呂500「そっかー。えへへ」

提督「それで、その服はどうしたんだ? 髪型まで」

呂500「さっき会った人に貰ったの! 優しい人だったよー」

提督「はあ、優しい人……というか、その服何処かで見た事あるような……」

呂500「そうなの? でも、会った事無い人だったよ」

267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/22(日) 01:05:45.35 ID:8Np3U1C6o
提督「むむむ……あ、思い出した。それ香取の服だ」

呂500「香取さんの?」

提督「ああ。でも知らない人と会ったんだろ?」

呂500「はい!」

提督「どっちにいった?」

呂500「見学は済んだからもう帰る、ですって」

提督「なんだ、もう帰ったか。……帰る?」

呂500「うん」

提督「……いや、まあいいか。それでろーちゃん」

呂500「んー? なにー?」

提督「その服のまま香取と会って、妹だって偽ってみたりとか……」

呂500「香取さん、怒るとすごく怖いんだよ?」

提督「ですよね。止めておくか」

268: 今日もこれだけ 2015/11/22(日) 01:06:11.58 ID:8Np3U1C6o
―執務室―

提督「服を着ただけで印象って変わるよね。ろーちゃんも本当に別人だと思った」

提督「……というか、本当に別人かと。ちょっとびっくりした」

下2

261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/21(土) 01:22:50.17 ID:xsLPk0Yto
鹿島の服着たろーちゃんが発見される

272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/23(月) 01:31:31.70 ID:bxaupflqo
―工廠―

提督「頼んだものは出来たか?」

夕張「ああ、あれですか。一応できましたよ」

提督「ほうほう、これがあのジェリコのラッパと呼ばれたサイレンか」

夕張「いえ、ただのサイレンです。まあ、敵がジェリコのラッパと恐れるのなら話は違いますけど……」

提督「よし、ではこれを……六〇一空の妖精さん、頼む」

六〇一空「わっかりましたー」

提督「……何か不安になる妖精さんだな」

夕張「実力はそれなりに折り紙つきですから」

六〇一空「それなりって、ひどいですよー」

提督「まあいいや。とりあえず、これを配備して出撃に向かうよう葛城に伝えてくる」

夕張「分かりました」

夕張(……まあ、深海棲艦相手に通用するとは思えませんけど)

273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/23(月) 01:32:10.54 ID:bxaupflqo
―ショートランド泊地沖―

駆逐棲姫「今日はピクニック日和ですね」

ヲ級「ですね、駆逐棲姫様」

ヲ級(既に奪還された後だけど、お忍びなら大丈夫、ですよね?)

タ級「……」

ル級「どうした、タ級」

タ級「……王子様の臭いがする」

ル級「は?」

ヲ級「――今すぐ帰りましょう」

駆逐棲姫「どうしてですか?」

ヲ級「あの人が居て碌な目に遭ったことがありません。早く帰りましょう」

ル級「……しかも、何か聞こえる」

ヲ級「そういえば、先程からブーンと……」

駆逐棲姫「この音……聞いた事あります。たしか、飛行機のようなものが出す……」

ヲ級「……! そうでした、この音は急降下爆撃の! 皆さん、退避してください!」

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/23(月) 01:32:48.79 ID:bxaupflqo
―少し離れた所―

提督「で、どんな感じだ、サイレンを付けて」

六〇一空『いいですねー。敵が蜘蛛の子を散らすかのように逃げてってますよー』

提督「敵?」

六〇一空『ヲ級っぽいのが見えますー。怖いから逆戻りしてますけどねー』

提督「まあ、爆撃も積んでないから攻撃も出来んしな。葛城」

葛城「話は聞こえてたわ。伝令は送ったから、すぐに艦隊が来ると思う」

提督「撤退しているらしいし、今更意味はあんまりないと思うがな」

六〇一空『それといいですかー?』

提督「ん?」

六〇一空『私は良いですけど、このサイレン江草さんとか嫌いそうですから、付けない方が良いと思いますよー』

提督「何か不備でも?」

六〇一空『サイレンの音で少しでも伝達が阻害されるというのがアウトですねー。あと、撤退はしていきましたが、これに対して怯えている様子は無かったので威嚇目的としては無意味かとー』

提督「なるほど。参考にしておこう」

275: 今日もこれだけ 2015/11/23(月) 01:33:34.18 ID:bxaupflqo
―執務室―

提督「やっぱあいつらに威嚇って効かないのかな。何か苦手な物があれば面白いんだが」

提督「そもそも、なんで再び海域に現れたんだ……?」

下2

277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/23(月) 01:38:48.64 ID:vO9ugsdC0
香取と鹿島歓迎会

285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/24(火) 01:39:59.31 ID:TBV2//nno
―香取型の部屋―

鹿島「練習巡洋艦鹿島、着任です。うふふっ」

提督「ひゅー! 待ってました!」

香取「はしゃぎ過ぎです、提督」

提督「いやー、色々寸止め食らわせられてたから、こうテンション上がっちゃって」

香取「寸止め?」

提督「いや、今となってはどうでもいいことだ。さて、歓迎会を始めるか」

香取「そうですね。鹿島、ここにきてくれて、本当にありがとう」

鹿島「はい、私もそう思います、香取姉。うふふっ」

提督「で、歓迎会って何をする? まだ何も準備してないよな」

鹿島「何も準備をしていない歓迎会、ですか?」

提督「さ、サボっていたわけじゃないぞ。なあ、香取」

香取「はい。どうせなら、鹿島がしたい事をさせてみよう、という助言を提督から受けたものですから」

286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/24(火) 01:40:25.81 ID:TBV2//nno
提督「え、その言い方だと考える気が無かったみたいにも受け取れるんだけど」

鹿島「してくれる、というだけでも嬉しいですよ提督さん。そんなに慌てなくても大丈夫です。うふふ」

提督「考える気ない方面でのフォローはいらないけどな! とりあえず、鹿島は何かしたいことは無いか?」

鹿島「でしたら……一緒に料理なんてどうでしょう」

香取「いい考えですね。では、キッチンの方に移動しましょう」

提督「よーし、腕がなるな」

鹿島「いえ、提督さんはここで待っていてください」

提督「……え?」

鹿島「鹿島が美味しい料理を作ってきますから。うふふ」スタスタ

提督「……なあ香取、嫌われては、ないよな?」

香取「そんな子ではないと思いますが……どうでしょうか」

提督「不安になる返しだな……」

287: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/24(火) 01:40:52.00 ID:TBV2//nno
~数十分後~

鹿島「お待たせしました、提督さん」

香取「美味しく作れたと思いますから、どうぞいただいてください」

提督「なんか、歓迎対象が変わってる気がしないでもないんだが」

鹿島「気になさらずともいいですよ。これは鹿島がしたくてしている事ですから」

提督「腑には落ちんが……とりあえず食べるとするか。パクッ」

鹿島「鹿島と香取姉の料理はどうですか?」

提督「……驚いた、料理上手なんだな」

香取「自慢の妹ですから」

提督「なんか、本当に何もしていない俺が申し訳ない気分になるぞ」

香取「作戦を立案する時は失敗したときのことも考えるいい例ですね」

提督「うぐ……鹿島、悪いけど、今度また何かプレゼントするから、今は許してくれ」

鹿島「鹿島は料理を食べて貰えただけで満足ですから。うふふっ♪」

提督(これ、暗に期待されてないってこと?)

香取(なんとなく提督が悪い方に考えている気がします。予想通りの反応が来ないと無駄に勘ぐるところは悪癖ですね)

288: 今日もこれだけ 2015/11/24(火) 01:41:20.01 ID:TBV2//nno
―執務室―

提督「なんか考えている事が読めない……さすがにあれだから片付けとかおやつ作りはしたが」

提督「うーむ、表情がきつめに見えるから、てっきりたまに香取が見せる黒いところが表に出たような子だと思ったんだが……」

下2

280: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/23(月) 01:38:59.56 ID:IzC13WDYo
龍田に耳かき

293: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/24(火) 23:46:23.35 ID:TBV2//nno
―天龍型の部屋―

提督「ヘーイ龍田。カモンカモン」

龍田「あら~、提督の方から来るなんて珍しいですね~。何の用事ですか?」

提督「ふふふ、今回は龍田に耳かきしてやるからな」

龍田「お断りしますね~」

提督「そう言うと思った。だが、それを予想してすでに用意はしてある。ぽちっとな」

龍田「はい?」ガシャン

提督「はっはっは! 実はこっそり改造して、ボタン一つで縄ががまとわりつくようにしておいたのだ! 両手両足が縄で」

龍田「……今なら、手首一本で許してあげますよ?」

提督「ヒッ! ……と今までなら驚いたが、動けない龍田など怖くも無いわ! むしろかわいいくらいだね!」

龍田「変態的な趣味をしていますね~」

提督「何とでも言うがいいさ。さあて、その形の良いお耳を見せて貰おうかなぁ~」

龍田(今日の提督、本当に気持ち悪いわね~……)

294: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/24(火) 23:46:55.96 ID:TBV2//nno
提督「さて、中はどうなってるかな」

龍田「……あの、せめて電気を消してくれませんか~?」

提督「駄目だ」

龍田「本当に意地悪な人……」

提督(電気消したら耳かきできないじゃん)

提督「そうはいうが、龍田だって期待してるんだろ?」

龍田「そんなことありません」

提督「いつもの口調が抜けてるな。動揺してるのが手に取るようにわかるぞ」

龍田「……」

提督「……ほう、たくさん溜まってるじゃないか」

龍田「嘘です、よね~」

提督「嘘なんてついてないさ。なんなら、みせてやってもいいんだぞ?」

龍田「……っ」

提督「そう睨むな。ちゃんと気持ちよくしてやるから」

295: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/24(火) 23:47:56.85 ID:TBV2//nno
龍田「提督に、出来ればですけどね~」

提督「その言葉、すぐに後悔することになるさ。ほれ」スッ

龍田「っ……」ピクッ

提督「ふふ……」コスコス

龍田「ぁ……ていと……」プルプル

提督「さっきまでの威勢はどうした?」

龍田(提督、思ったよりも上手……っ)

提督「声をだ無いよう必死みたいだな。だが、それも今に無駄になる……ぞ!」コリッ

龍田「んっ……あっ!」

バンッ

天龍「な、何やってんだお前ら!?」

提督「え?」

龍田「はっ……天龍ちゃん……?」

天龍「……勘違いじゃ無かった! うわぁああああああ!!」ダッ

提督「……そうか、拘束してるから誤解を受けたままなのか!」

龍田「提督~?」ユラリ

提督「あれ、龍田。どうして縄を抜けて……いやまて、それはシャレにならな……離脱!」バッ

ザシュッ

296: 今日もこれだけ 2015/11/24(火) 23:48:35.40 ID:TBV2//nno
―執務室―

提督「マジで背中の薄皮一枚切られた。本気で殺しに来てた」

提督「一応天龍の誤解を解くことで許してもらえたが……あの笑って無い目は許しているとはとても思えないな……」

下2

259: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/21(土) 01:21:47.30 ID:d0dLzhy90
裾の長い道行を作ろう

301: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/26(木) 01:57:22.46 ID:G3zbvtICo
提督「道行をつくろう」

霞「へー」

提督「……どうでもよさそうな返事だな」

霞「事実どうでもいいのよ」

提督「そうは言うがな、道行は普段から着る事の出来る着物なんだぞ」

霞「それで?」

提督「作ろうかなと」

霞「……はぁ」

提督「なんだその溜息」

霞「勝手にすればいいんじゃない。ただ、鳳翔さんとかには迷惑かけない事ね」

提督「はーい」

提督(……あれ、何で頼る相手が鳳翔だと分かった)

302: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/26(木) 01:57:49.15 ID:G3zbvtICo
―龍鳳の部屋―

提督「そんなわけで龍鳳、頼めるか」

龍鳳「鳳翔さん、ではなく私にですか?」

提督「秘書官に当てられたのがちょっと癪だからな」

龍鳳「で、でも私、道行の作り方なんて知りませんよ」

提督「何言ってんだ、頼むのは助手だ。それに、なにも店に出すよなものじゃなくて、普段着るようなものを作るんだ」

龍鳳「それでも簡単じゃないと思いますけど」

提督「まあそれなりに作り方は調べたから、多分大丈夫」

龍鳳(提督は有言実行する方ですからね……私が足を引っ張らないよう頑張らないと)

提督「ちなみに作るのは裾を長くする。理由は間違えて布を買い過ぎたからだ」

龍鳳「思ったより普通の理由ですね」

提督「大は小を兼ねるというからな」

龍鳳(過ぎたるは及ばざるがごとしとも言いますけどね)

提督「じゃあ、さっそく製作に取り掛かるか」

303: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/26(木) 01:58:16.13 ID:G3zbvtICo
~~~~~~~~

提督「と、いうわけで完成したのがこの道行コートである」

龍鳳「大変でしたね……」

提督「ああ、大変だった……」

龍鳳「あんまり覚えてないですけど……」

提督「集中し過ぎて記憶に残す事を忘れていたんだろうな」

龍鳳「あはは……あの、それでその道行コートをどうするんですか?」

提督「ん? そりゃもちろん着るが」

龍鳳「そうなんですか?」

提督「あんでそんなに不思議そうにする」

龍鳳「確か道行コートは女性用というのが一般的で、男性が着たらオカマと思われる、なんて話もありますけど……」

提督「……」

龍鳳「あの、提督」

提督「龍鳳にプレゼントだこのやろう! 次からはちゃんと調べてやるからなー!」ダッ

龍鳳「あ、えっと……ふふ」

304: 今日もこれだけ 2015/11/26(木) 01:58:53.90 ID:G3zbvtICo
―執務室―

提督「どうりで秘書官の目が冷ややかだったわけだ」

提督「しかし……裾を長くした分、龍鳳には大きすぎたかもしれんな。ちょっと手直しをしてから逃げるべきだったか」

下2

306: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/26(木) 02:06:59.59 ID:7XCb8GqkO
五月雨と相合傘

311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 00:49:53.92 ID:3bensmb7o
―デパート―

ザーザー

五月雨「……」

五月雨(ど、どうしよう。天気予報で雨だって言ってたのに、傘を忘れてきちゃった)

五月雨「雨は好きだけど……はぁ」

提督「なんだ、ため息ついて」

五月雨「自分のドジのせいで、ここで雨宿りすることになってしまって……提督!?」

提督「おう、奇遇だな。どうしたこんなところで」

五月雨「その、傘を忘れてしまって……」

提督「ああ、雨ひどいもんな。……どうだ?」

五月雨「えっと、なにがですか?」

提督「傘、入るか?」

五月雨「えと、いいんですか」

提督「自分から提案しておいてダメというわけないだろ」

五月雨「で、では、よろしくお願いします……」

312: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 00:50:43.95 ID:3bensmb7o
~~~~~~~~

提督「しかし、またドジっ子してたなんてな」

五月雨「うぅ……」

提督「いや、責めてるわけじゃないぞ。むしろ、そういうところは五月雨の個性なわけだしな」

五月雨「こんな個性、早く治したいんですけどね……」

提督「ははは、頑張れ」

五月雨「……応援してませんね」

提督「そりゃ前にも言ったかもしれないが、五月雨のその個性のこと結構好きだしな」

五月雨「むー」

提督「むくれるな。可愛いだけだ」

五月雨「かわっ……それ、ほかのだれかにも言ったことありますよね」

提督「さあ、どうだったかな」

313: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 00:51:18.72 ID:3bensmb7o
五月雨「もう、提督は……そういえば、提督は何を買いに来ていたんですか?」

提督「ん? ああ、そうだな……」

五月雨「手ぶらみたいですし、なかったんですか?」

提督「ええと、実はそうなんだよ。いやぁ、惜しかったなぁ」

五月雨「惜しい?」

提督「あ、いや、なんでもない」

五月雨「……」

五月雨(そういえば、あんなタイミングよく現れるとは思えないよね。もしかして……)

提督(まさかデパートのバーゲンに来てたなんて言いにくいよなぁ。しかも欲しかったの目の前で取られたし)

五月雨(……ありがとうございます、提督)

提督(さすがデパ地下のおばちゃん。尋常じゃない強さだった)

314: 今日もこれだけ 2015/11/27(金) 00:51:45.19 ID:3bensmb7o
―執務室―

提督「五月雨と会ったのは本当に運が良かった。収穫なしで鎮守府に帰るのも寂しかったしな」

提督「五月雨も傘代が浮いて両方損をしない関係だったな、うん」

下2

279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/23(月) 01:38:51.09 ID:944RXvCmo
利根筑摩と冷凍食品談義

320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 22:46:00.47 ID:3bensmb7o
―利根型の部屋―

利根「ポテトが食べたい」

提督「くそっ、パクられた!」

利根「別にパクったつもりは無いのじゃが……」

筑摩「ポテトなら冷凍庫に冷凍のがあったはず……姉さん、揚げてきますから待ってくださいね」

利根「うむ!」

提督「はぁ、冷凍食品なぁ」

利根「何か思う所でもあるのか?」

提督「んー、どうでもいいことだしなー」

利根「とりあえず申してみてほしいのじゃ」

提督「冷食って美味しいよな」

利根「ほう? てっきり逆の反応を示すかと思ったぞ」

提督「逆ってなんだよ、まずいと言うと思ったか」

321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 22:46:33.29 ID:3bensmb7o
利根「料理人は冷食嫌いが多いと聞くが?」

提督「ただの噂だろ。飲み屋は大半が冷凍食品だっていうのに。そもそも料理人ではない」

利根「なんじゃと!?」

提督「店によって違うだろうけどな。鳳翔の店は……飲み屋って言って良いのかは知らんが、手作りだしな」

利根「ほっ……」

筑摩「姉さん、できましたよ」

利根「おお、ありがとう筑摩」

筑摩「それで、冷凍食品でしたっけ。お弁当などに入れる事も多いと聞きますね」

提督「短時間で作れるし、冷めても美味しいものも多いからな」

利根「はんばーぐは手作りの方がおいしいぞ」

提督「それ冷めると脂が固まったり、肉が固くなるだろ。冷食はそのあたり織り込み済みで作られるからな」

筑摩「そう言えばそうですね」

322: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 22:46:59.62 ID:3bensmb7o
提督「種類もまだまだ増えて来てるし、味も向上していってるし……うん、やっぱりいいものだと思う」

利根「なるほど! やはり提督とは良い酒が飲めそうじゃな!」

提督「利根は好きなのか?」

利根「料理が出来ない吾輩でも美味しいものが作れるからな!」

提督「なるほど、やっぱりな」

筑摩「……」

筑摩「(もしかして提督、姉さんに合わせてくれました?)」

提督「(半分くらいは本心だ)」

筑摩(半分……?)

利根「よーし、では今日は吾輩が料理をふるまってやろう!」

提督「それは楽しみだ」

筑摩「……姉さんが楽しそうにしているからいいですよね」

323: 今日もこれだけ 2015/11/27(金) 22:47:25.96 ID:3bensmb7o
―執務室―

提督「ああはいったけど、手作りの方が自分で好きに出来るから、味やコストはほぼ絶対に負けるんだよなぁ」

提督「時間においては絶対的な優位性があるから、時間無い時には大変便利なのは揺るがないけど」

下2

325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 22:49:58.65 ID:+XJmXNdFo
陽炎型とピクニック

326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 01:00:41.95 ID:hKC/t/0U0
―山―

提督「ピクニックに来た」

陽炎「とはいっても、ただの裏山だけどね」

提督「公園の方がよかったか?」

陽炎「いや、そういうつもりで言ったわけじゃないけど」

不知火「それより、季節を考えてほしいものです」

黒潮「もう冬やからなぁ」

提督「お前たちは文句ばかりだな。ほらみろ、あっちは楽しんでるぞ」


雪風「ここからの景色、綺麗!」

天津風「あ、ほんとね」

時津風「雪風はこういうものを発見するときにも幸運が出るね」

初風「まあ、こういうのも見れないようじゃ、提督の暇つぶしに付き合わされただけ……みないになるからね」

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 01:01:38.51 ID:hKC/t/0U0
提督「……ほら、楽しそうだろ?」

陽炎「無理矢理って感じがするけど」

磯風「ふむ、私は山登りは嫌いではないぞ」

谷風「寒さを忘れることなら大歓迎さぁ!」

提督「ほら、ここに賛同者がいるぞ!」

浦風「二人はアウトドア派じゃからなぁ」

浜風「この二人にも難色を示されたら、論外とも取れますが」

提督「なんか、今回はみんな厳しいね」

不知火「いつも通りじゃないですか」

提督「いつもどおりかぁ……」

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 01:02:09.34 ID:hKC/t/0U0
嵐「司令っていつもあんななのか?」

野分「そうね、いつも通り」

萩風「そうなの……大丈夫かしら」

秋雲「……まあ、深く考えることはないって」

舞風「あれでも優しいところはあるから」

嵐「それフォローになってなくね」

舞風「そういう人なのもあるから」

嵐(ここの司令、どういう人だよ……)

秋雲「確か、このピクニックも二人が来たからじゃなかったっけ」

萩風「え、そうなの?」

秋雲「うん。歓迎会って結構しようとするから」

野分「イベントごと好きなのよね」

萩風「そうなのね」

嵐「ふーん。つまり、面白そうな司令ってことか」

野分(厄介ごとを持ってくる方が多い気がするけど)

329: 今日もこれだけ 2015/11/29(日) 01:02:36.56 ID:hKC/t/0U0
―執務室―

提督「なんというか、最近寒いせいか思ったより不評だった」

提督「ぶっちゃけ俺が山に行きたいだけだったから、不評でもいいんだけど」

下2

318: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 00:53:31.06 ID:yBp0/Wo60
龍鳳に先を越されて穏やかでない鳳翔さんが角袖を作ってくれるそうです

333: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 21:17:37.70 ID:hKC/t/0Uo
―鳳翔の店―

提督「はぁー、一日の業務の疲れを癒すにはやっぱりここだなぁ~」

鳳翔「ふふ、そう言ってくださってありがとうございます」

提督「そういえば龍鳳、前にあげた道行どうしてるんだ?」

龍鳳「大事にしまってますよ」

提督「着てくれた方が嬉しいんだがな。手直しが欲しいなら、手伝うから」

龍鳳「ありがとうございます。でも、そこは大丈夫ですから」

提督「そうか」

鳳翔「……龍鳳さんに道行を?」

提督「いや、道行が女性ものだっていうから、龍鳳にあげたんだ」

鳳翔「なるほど、そうですか」

提督「そういえば、手作りのプレゼントは初めてだっけか?」

龍鳳「はい、そうですね」

鳳翔「そうですか……」

334: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 21:18:04.70 ID:hKC/t/0Uo
~数日後~

提督「はぁー、一日の業務の疲れを癒すにはやっぱりここだなぁ~」

龍鳳「ふふ、この前と同じことを言ってます」

提督「そうだっけ」

龍鳳「そうなんです」

鳳翔「すみません提督、ちょっといいですか?」

提督「ん、もちろんいいぞ」

鳳翔「角袖を作ったのですが……」

提督「お、おお? 角袖?」

龍鳳「道行と違って男性用のコートなんですよ」

提督「そうなのか。……え、じゃあもしかして、わざわざ作ってくれたのか?」

鳳翔「はい。先日聞いた話だと、間違えて作ってしまったみたいなので」

提督「うわぁ、何か催促したみたいで悪いな」

鳳翔「いえいえ、私が勝手に作った物なので」

335: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 21:18:32.42 ID:hKC/t/0Uo
提督「それじゃあ、鳳翔の言葉に甘えて貰おうかな」

鳳翔「はい、どうぞ」

龍鳳「良かったですね、提督」

提督「……つまり、これは龍鳳が鳳翔に何かプレゼントすることで、綺麗な三角関係が描けるな!」

龍鳳「え、ええっ、私なんか、お二人に比べたらとても無理ですよ!」

提督「別に裁縫が苦手ってわけじゃないだろ?」

龍鳳「基礎的なことは出来ますけど、コートを作るなんてとてもじゃないですけど……」

鳳翔「でしたら、時間さえあれば提督が教えてあげればどうでしょうか?」

提督「うーん、しかし俺が口を出すと、手まで出てしまいそうでなぁ」

鳳翔「龍鳳さんにも勉強になりますし、それでもいいと思いますよ」

提督「……鳳翔がそういうならそれでいいか」

鳳翔「布なら余っているのがあるので、これを使ってください」

提督「よーし、では今から作るぞ龍鳳!」

龍鳳「は、はい!」

336: 今日もこれだけ 2015/11/29(日) 21:18:59.28 ID:hKC/t/0Uo
―執務室―

提督「数日かかったが、何とか無事に作り終えることが出来た」

提督「しかし、なんだろうか……なんか妙に話しの流れが綺麗だったような気もする」

下2

307: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/26(木) 02:07:00.27 ID:3Q/Ab6jDo
望月と初雪とだらける

340: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 00:58:58.53 ID:E0msicRVo
―睦月型の部屋―

提督「もっちー! 遠征の時間だ!」

望月「そんな呼び方してたっけ……」

提督「というか、今日は初雪もだろ! 何でこんなところでゴロゴロしてるんだ!」

初雪「えー……こたつが温かいから……?」

提督「それ聞くの何度目ってくらい、その言い訳を使うな」

初雪「それほどでも……」

提督「褒めてない」

望月「司令官も入ってみれば分かるよ、この魔性のこたつに」

提督「いや、俺が入ったら間違いなくハマるから入らんぞ」

初雪「まあまあ……」グイグイ
望月「まあまあ」グイグイ

提督「いや、ちょ、や、やめろぉおおおおおおお!!」

341: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 00:59:30.80 ID:E0msicRVo
~~~~~~~~

提督「遠征とかダル……やっぱ炬燵が一番」

望月「やったぜ」

提督「あ、みかんある?」

初雪「どうぞ……」

提督「サンキュー」

初雪「もっちー……」

望月「ん? というか、初雪までもっちー呼びかよ」

初雪「遠征サボって本当にいいの……?」

望月「それは初雪もだろう」

初雪「……」モゾモゾ

提督「こたつの中に隠れたぞ」

望月「現実逃避か……」

提督「そういう望月も遠征なんだが」

望月「……」モゾモゾ

提督「現実逃避か……」

初雪「そっちも……仕事はいいんですか……?」

提督「……」モゾモゾ

望月「狭いから入って来ないで」

342: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 00:59:59.54 ID:E0msicRVo
提督「ひど……まあ、時間通りに遠征に行けるのならいいさ」

望月「迷惑かけるのは本意じゃないから、多分行く」

初雪「同じく……」

提督「ふぅん。みかんおかわり」

初雪「あそこのダンボール……」

提督「……もっちー」

望月「もっちー言うな。自分で取れ」

提督「つまり、もっちーはいらないと」

望月「挑発しても無駄だぞ。絶対に炬燵から出ない」

提督「初雪」

初雪「嫌」

提督「はっきり言いやがって……じゃあ、古今東西こういう場面になった時に活用されるあのゲームをするか」

望月「あのゲームね」

初雪「負けない……」

提督「最初はグー!」

「「「じゃんけん――――」」」

343: 今日もこれだけ 2015/12/01(火) 01:00:28.24 ID:E0msicRVo
―執務室―

提督「敗北者に発言権は無い。黙してみかんを取るのみ……」

提督「結局また睦月が炬燵をはいで無理矢理遠征に出かけることになった。俺も少し睦月に怒られた」

下2

278: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/23(月) 01:38:49.45 ID:g7ogn6UJ0
加賀さんに熱湯コマーシャル

350: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 23:50:30.70 ID:E0msicRVo
―廊下―

提督「そんなわけで、熱湯コマーシャルをしようと思う」

青葉「いいですね! ……熱湯コマーシャルってなんですか?」

提督「熱湯風呂に落として、入っていられた時間だけCMをすることが出来るというやつだ」

青葉「それは面白そうです!」

提督「そうして用意したのが、ここだ」

青葉「? 一見普通の廊下ですが」

提督「ここをまっすぐ歩いてみるといい」

青葉「さっきの話を聞いて歩く人は居ないと思います」

提督「それもそうだ」

青葉「というか、大丈夫なんですか? 火傷とかしませんよね」

提督「一応実験として那珂ちゃんを落としてみたら、二秒で風呂から出て陸に上がった魚のようにビチビチしていたくらいだな」

青葉「……それは楽しみです!」

提督「そして、もう落とす奴は決めてある。今頃共犯者がここにそいつをつれてくるはず……」

351: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 23:51:11.66 ID:E0msicRVo
赤城「――今日は間宮アイスがたくさん仕入れていると聞いたの」

加賀「そうなの」

赤城「嬉しそうね、加賀さん。でも食べられる量は……によって違いますけど」

加賀「何か言った、赤城さん?」

赤城「いえ」

加賀「そう。では――」ドグシャザバァ

加賀(――……!?)ザバッ ゴロゴロ

提督「大丈夫っすかー」

青葉「はい冷やしてくださーい」バシッバッ

加賀「……? ??」

提督「時間は……あー、三秒か。まあもった方か」

青葉「結構熱そうに見えるんですけど」

提督「覚悟して入れば十秒は固い」

青葉「むしろ、覚悟して入っても十秒しかもたないんですか……」

352: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 23:51:38.04 ID:E0msicRVo
加賀「あの、ええと?」

赤城「まだ加賀さん混乱しているみたい」

提督「おお、加賀がこんなに混乱しているのは珍しいな」

青葉「貴重な映像が撮れましたね」

加賀「……」

赤城「……」コソコソ

提督「三秒だから間宮アイス三個って事で……」

加賀「……遺言はそれだけですか」ゴゴゴ

提督「っ! い、いやこれは……すべて青葉がやった事だ!」

青葉「は、はぁ!? 何をいきなり仰っているんですか! 司令官が考えた事ですよね!?」

提督「いいや、青葉がそそのかすからやってしまったんだ!」

青葉「そもそも司令官が……!」

加賀「お二人共、罰を受ける用意は良いですか」

提督「……」ダッ
青葉「……」ダッ

加賀「全機発艦。みんな、粉微塵にしてあげなさい」

提督「加賀本気で[ピーーー]気だ!」

青葉「まだ死にたくないですよ!」

353: 今日もこれだけ 2015/12/01(火) 23:52:12.39 ID:E0msicRVo
―執務室―

提督「アイスで釣ったら許してくれた。月の無い夜は気をつけてとか言われたけど」

提督「青葉は……何も持って無いゆえに、きっと今頃……」

下2

355: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 23:56:50.20 ID:iVqrGcJmo
陽炎型みんなと一緒に萩風と嵐の歓迎会

358: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:17:10.53 ID:qenosyX8o
―陽炎型の部屋三号室―

提督「萩風と嵐の歓迎会しまーす!」

ワーパチパチ

萩風「まさか本当に歓迎会をするとはね」

嵐「こんな呑気で良いもんかね」

陽炎「良くも悪くも、これが司令官のいつも通りよ」

萩風「そうなの……噂に違わぬってところかしら」

嵐「なんか不安になるな」

陽炎「初めはみんなそう思っちゃうわよね」

不知火「今でも不安になるけど」

黒潮「むしろ不安にならない日があらへん」

嵐「大丈夫か、ここの司令」

陽炎「……大丈夫じゃないかも」

359: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:17:39.15 ID:qenosyX8o
提督「そんじゃ、料理から食べていくぞ」

雪風「わぁ、しれぇの料理美味しいから好きです!」

時津風「もう料理人になっちゃえば?」

提督「それは間宮に失礼だろ。レシピ通りに作ってるだけだし」

磯風「レシピ通りか……考えたこともなかったな」

浜風「考えたことも無かったんですか……」

提督「ほら、萩風と嵐は主役だろ。先に一口だ」

萩風「はあ、ではいただきます」モグモグ

嵐(他の姉妹も絶賛してたし、まずくはないだろ)モグモグ

提督「どうだ?」

萩風「……あ、美味しい」

嵐「……確かに、なんか悔しいが美味しいな」

初風「提督の唯一褒められるところね」

提督「ひどくない?」

360: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:18:05.33 ID:qenosyX8o
浦風「うちらも手伝ったんじゃ」

谷風「この量作るのはさすがに大変だからねぃ」

野分「磯風の侵入阻止が一番大変だったのだけれど」

萩風「もしかして、私達のために?」

提督「そりゃあ、歓迎会だし」

秋雲「姉妹は、多ければ多いほどいいからね」

舞風「部屋で踊りにくくなるけど、姉妹は唯一無二だからね」

嵐「……」

天津風「あら、もしかして泣いてる?」

嵐「な、泣いてなんているか! これは……心の汗だ!」

天津風「その言い訳をする人初めて見たわ」

萩風「ここは、暖かいわね」

陽炎「……でしょ?」

361: 今日もこれだけ 2015/12/03(木) 01:19:36.18 ID:qenosyX8o
―執務室―

提督「良い話風にまとまったけど、料理作っただけなんだよなぁ。特に何にもしてないんだよなぁ」

提督「まあ、こういうイベントを催して心象上げとかないと、嫌われかねんからな」

下2

332: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 01:03:54.98 ID:laJTke+Io
グラタン歓迎会

346: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 01:04:24.17 ID:fu6oSYDA0
>>332+StukaLied斉唱

364: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 23:35:00.38 ID:qenosyX8o
―G・ツェッペリン級の部屋―

提督「新設した部屋なんだが、どうだ?」

グラーフ「なるほど、なかなか良い部屋だ」

ビスマルク「今日は歓迎会も兼ねるのよね」

プリンツ「準備はしておきましたけど」

提督「ようし、よくやった」

グラーフ「歓迎会?」

提督「いつも同じじゃ面白くないから、今回は軍歌を歌おうと思う」

レーベ「軍歌?」

マックス「あんまり歌は知らないのですけど……」

呂500「艦隊のあいどる?が歌ってた曲なら知ってるよ!」

提督「それだとグラーフ……グラタンは知らないだろ」

グラーフ「ぐ、グラタン?」

365: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 23:35:48.00 ID:qenosyX8o
提督「だから、この面子で知ってる曲といえばドイツの曲だろう」

グラーフ「なぜ無視をする」

ビスマルク「アトミラールはいつもこうだから、馴れておいた方が良いわよ」

グラーフ「そうなのか? そういえば、日本では発言するときは手を上げると聞いたことがある」

ビスマルク(えっ、そうだったの)

プリンツ「場所によっては、ですよ。ここではその必要はありません」

グラーフ「そうなのか。ふむ、まだ慣れないことも多くある。そういうことはどんどん教えてほしい」

プリンツ「はい!」

ビスマルク(不思議ね、出番を取られたような気がするわ)

提督「なんか脱線したが、歌うのはStukaLied。邦題にしてスツーカの歌だ」

マックス「スツーカ、好きですね」

提督「まあな! オイゲン、用意はいいか?」

プリンツ「はい」

ビスマルク(準備って、それなのね)

提督「では、スタート」

366: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 23:36:15.44 ID:qenosyX8o
~~~~~~~~

『――Die Stukas』

提督「おお、やっぱりというか、みんなめっちゃペラペラ」

グラーフ「……あんまり覚えていないものだ」

提督「いやいや、なかなかうまかったよ」

グラーフ「そうか。だが、こういう場所で軍歌を流しても良いのか」

提督「いいのいいの。うちは自由で通してるから」

レーベ「基本的に何しても駄目って言われないよね」

プリンツ「どちらかといえば、こういう曲は一部の子が怒りますから」

グラーフ「なるほど」

ビスマルク「……他に聞きたいことはあるかしら? 今日は貴女の歓迎会だし、何でも教えてあげるわよ」

グラーフ「いや、今はだいじょうぶだ」

ビスマルク「そう……」

提督「よし、では普通に歓迎会の続きをやるぞ、グラタン」

グラーフ「なぜ私の事をグラタンと呼ぶ」

提督「じゃあコップを持って……ああ、グラタンと呼ぶ理由なら、とくには無いぞ。ただの愛称だ」

グラーフ「ならば、なるべくやめてもらいたのだが」

呂500「えー、グラタン可愛いと思うよ?」

レーベ「うん、そう思う」

提督「と、言っているみたいだが」

グラーフ「……好きにするといい」

367: 今日もこれだけ 2015/12/03(木) 23:36:42.05 ID:qenosyX8o
―執務室―

提督「歓迎会という名の宴会に成り下がったような気がしないでもない」

提督「誰も困ることは無いし、別に良いよね」

下2

369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 23:39:06.39 ID:iht0OHSyo
舞風とDDR

371: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/04(金) 23:17:47.96 ID:bDU7BD+3o
―談話室―

提督「踊りたいならDDRとかどうだ」

舞風「でぃーでぃーあーる?」

提督「この踊りのゲームだ。ダンレボとも呼ばれているな」

提督(踊りになることは殆ど無いがな)

舞風「どういうゲームなんですか?」

提督「ではまず起動。このマットの上で矢印に合わせてボタンを踏むんだ」

舞風「踏む?」

提督「一回やってみたらわかるか。じゃあ、まずは俺から」

舞風(そういえば、一緒に踊る事はあっても、踊っているところを横から見た事はなかったですね)

提督「……――」ダダダダ

舞風「!?」

舞風(な、何あの足の動き……ダンスというより、何かの武道みたいな……! しかもあの真剣な表情。提督、本気で踊ってる!)

提督「……っ!」ダダ<ガシャン

372: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/04(金) 23:18:19.28 ID:bDU7BD+3o
舞風「ってあれ、突然曲が終わりましたよ?」

提督「ふぅ……まあ、この曲ならこんなものかな」

舞風「ええと、その」

提督「DDRは押せてなかったら強制終了されるんだ」

舞風「ええっ!」

提督「音ゲーの宿命だな……さて、どうだ」

舞風「提督はこの曲クリアできるの?」

提督「難易度落としてるし、何回かやればできると思うぞ」

舞風「でしたら、もっと提督の踊っている姿をもっと見たいな……って」

提督「そうか。だが、やってみてわかる事もあるだろう。とりあえず、舞風もやってみてくれ」

舞風「……うん。でも、後で一人でするところも見せて欲しいです」

提督「そんなにクリアできるか気になってるのか……」

舞風「そういうつもりじゃないんですけどね」

提督「じゃあ、どの曲にする。MAX300は初心者には無理だろうし」

舞風「いえ、これにします」

373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/04(金) 23:19:54.09 ID:bDU7BD+3o
提督「え、さっきの見て正気で言ってんの?」

舞風「どうせなら、提督が選んだものを私もやってみたいと思いまして」

提督「マジで言ってんのか……」

提督(ぶっちゃけ舞風の踊り方じゃ、この曲クリアとか無理だと思うんだがな)

提督「やるだけやってみるか。じゃあ、準備が出来たら押してくれ」

舞風「はい!」

提督(さあて、難易度を落としたとはいえ、舞風がどこまでやれるのか……)

舞風「よっ、はっ……えいっ」

提督(動きに無駄が多い。この調子じゃ、クリアも危ういかな……)

舞風「っと、これ……こっち……」

提督(……いや、違う。無駄が多いのは上半身の動き。足元だけ見れば、まったく無駄が無い! 事実、舞風はまだミスをしていない!)

舞風(提督の時より矢印が少ない。なら、このくらいならまだまだ!)

提督(DDRは踊りじゃないと言ったが、これは違う。舞風はきちんと踊っている!)

舞風「これで終わり……かな。どうでしたか、提督」

提督「ブラボー……おー、ブラボー」パチパチ

舞風「ありがとう! でも、なんで泣いているんですか?」

提督「ちょっと大事なことを思い出してな……」

374: 今日もこれだけ 2015/12/04(金) 23:20:25.84 ID:bDU7BD+3o
―執務室―

提督「どんどん上達していく舞風を見て、やっぱり音ゲーは才能なんだなって思った」

提督「実際リズム感ある奴は上手い。俺ももう少しリズム感が欲しかった」

下2

376: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/04(金) 23:21:49.29 ID:N/iJ+xdro
隼鷹にリズム感絡みで愚痴り酒

377: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 00:09:13.70 ID:866GzauE0
―鳳翔の店―

提督「この前音ゲーやったんだけどさー」

隼鷹「ふんふん」

提督「ダメだった……」

隼鷹「あっはっは! そっかそっか!」

提督「笑い事じゃないんだよぉ……」

隼鷹「で、それがどしたん?」

提督「ゴクッゴク……はぁ~、舞風も一緒にしたんだ……」

隼鷹「ふんふん」

提督「どうだったと思う?」

隼鷹「上手でショック受けたってところだろ」

提督「大正解なんだよ~、俺だって何回も練習したのに、あっさりクリアしやがったんだぞ~

。もう本当しょっくで、隼鷹も何か思うところがあるだろ~」

隼鷹「その場にいたわけじゃないし、なんともな」

提督「ないわけないだろ~! 何か言ってくれよぉ~」

隼鷹「……」

隼鷹(あたしが言うのもなんだけど、酔った提督面倒だな……)

378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 00:11:16.28 ID:866GzauE0
提督「ゴクッ……でさぁ、流石に難易度最大のクリアまでは至らなかったんだけどさ、やっぱこれって才能なんだってさ~」

隼鷹「才能ねぇ」

提督「なーにが才能だよ! このバカチン! 隼鷹さあ、舞風に肩持ってるわけ?」

隼鷹「提督の方から言ったんだろ~」

提督「でもリズム感って重要なんだよなぁ。音ゲーだけじゃなく、格ゲーとかでも店舗は重要だし」

隼鷹「そっか」

提督「レースゲームだって、一部じゃリズムが大事だし……」

隼鷹「へー」

提督「隼鷹聴いてる?」

隼鷹「聞いてる聞いてる」

隼鷹(愚痴聴いてるせいか、今日は酔いが回らないんだよなぁ)

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 00:12:09.29 ID:866GzauE0
提督「でさぁ、リズム感って現実でも重要だしさぁ」

隼鷹「そうなのか?」

提督「重要じゃないっていうのか?」

隼鷹「気にしたことないからねぇ」

提督「なんとなく重要なの! ゴクゴク……とにかく、舞風のリズム感には嫉妬ってわけ」

隼鷹「ふーん」

提督「で、隼鷹はどう思う」

隼鷹「べつにいいんじゃない? 提督だって、それなりにできるっしょ」

提督「できる出来ないでいえばできるけどさぁ……」

隼鷹「そもそも、提督のリズム感はどうなわけ?」

提督「……愚痴ってなんだが、そんなに悪くないぞ」

隼鷹「……微妙な話のオチだな」

提督「自分でもそう思う」

380: 今日もこれだけ 2015/12/06(日) 00:12:48.78 ID:866GzauE0
―執務室―

提督「つまんない話のオチに酔いがさめた」

提督「というより、そんなに絡みたいわけでもなかったし……うん、言いたいだけだったな」

下2

382: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 00:12:57.20 ID:22aINMwn0
南方棲戦姫があの後どうなったのか見に行く
ついでにおちょくっとく

384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 23:10:44.43 ID:866GzauE0
長門「――以上が、出撃の報告だ」

提督「きちんと受け取った。今日はもうオフだろう。ゆっくり休め」

長門「はっ!」

提督「……そういえば、最近被害が少ないな。いいことではあるが、何か気になったこととかないか?」

長門「気になったこと……そうだな、ここ最近は私の調子もいいからかもしれんな」

提督「そのくらいか」

長門「それと……そうだ、最近はレ級や姫を見ないな」

提督「ほう?」

長門「そのせいか、敵の指揮系統にも乱れが出ているように感じた」

提督「そうか。……少し、調べてみるか」ボソッ

385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 23:11:35.97 ID:866GzauE0
―???―

提督「それで、偵察に来た」

ヲ級「堂々と偵察に来る敵がどこにいるんですか」

提督「ここ」

ヲ級「そういうと思いました」

提督「湯呑も直ったのを報告を兼ねているんだ。ついでに南方棲戦姫をおちょくろうかと。レ級は?」

ヲ級「……そういうことなら、見に行った方がいいかもしれませんね」

提督「は?」

~~~~~~~~

ヲ級「はい、ここです」

提督「……なあ、あそこでボロ雑巾のように転がっているのって、もしかして」

ヲ級「言わないであげてください」

提督(うわぁ、おちょくれる状況じゃねぇな……)

386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 23:12:29.54 ID:866GzauE0
レ級「あ、久しぶりだね」

提督「あー、うん、レ級、何をしてるの?」

レ級「南方棲戦姫様とね、演習!」

提督(この無邪気な瞳には狂気がはしっているようにも見える)

ヲ級「湯呑、直ったそうですよ」

レ級「本当!? えへへ、よかった♪」

提督「それで、そのー、南方棲戦姫生きてるかー?」

南方棲戦姫「ぐ……人間……勝負は、また預けて……おこうではないか……」

提督「レ級にぼろぼろにされて、よく高圧的に言えるな……」

南方棲戦姫「ふ、ふん……手加減してやったに……すぎん……」

提督(なんか本気で哀れに感じてきた)

提督「ま、まあお大事にな」

南方棲戦姫「くっ……その顔が……一番気に入らん……!」

レ級「じゃあ南方棲戦姫様、気分もいいから最後にしよっか♪」

南方棲戦姫「ひいっ!」

提督(本当に大変だな……)

387: 今日もこれだけ 2015/12/06(日) 23:13:30.26 ID:866GzauE0
―執務室―

提督「しばらくは南方棲戦姫も出てこなさそうだな。レ級もだけど」

提督「しかし、あそこの序列は大丈夫だろうか。人のことは言えないけど」

下2

389: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 23:14:45.46 ID:BxD97qszO
長門型と大量の買い出し

392: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/07(月) 23:52:28.08 ID:f6ZrpeB5o
―廊下―

提督「そこの最近調子が良いらしい長門よ」

長門「む、なんだ?」

提督「ちょいと付き合ってくれないだろうか」

長門「付き合うと。ふふ、いいだろう。このビッグセブンの力を見せる時が来たようだな」

提督「何を考えているのかは知らないけど、買い出しだぞ」

長門「なんだと?」

提督「そうだなぁ……長門だけだと無理かもしれないから、陸奥も頼む」

陸奥「あら、忘れられているのかと思った」

長門「それより、無理ってなんだ。ビッグセブンだぞ」

提督「んじゃ、昼食後、鎮守府の前な」

陸奥「わかったわ」

長門「待て、なぜ無視をする。こら、聞いているのか」

393: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/07(月) 23:52:55.99 ID:f6ZrpeB5o
―デパート―

陸奥「それで、何を買いに来たの?」

提督「暖房器具と食材と生活用品……他に幾つか頼まれたもの等々」

陸奥「……それ、三人でどうにかなる量なの?」

提督「宅配サービスを使えばどうにでもなる。それで……長門?」

長門「ふん」

陸奥「すっかり拗ねてるわね」

提督「さすがに長門一人だと無理だろうと思って言ったんだがなぁ」

長門「無理だと? まだそんなことを言っているのか」

提督「……そんなに言うなら、一人で持ってみるか?」

長門「上等。ビッグセブンの力を侮ったことを後悔させてやろう!」

陸奥「提督?」

提督「こうなったら一人でやらせた方が良いだろ」

陸奥「ええ、それは分かるけど、多分無理してでも持とうとするわよ?」

提督「だろうな。まあ、それならそれでいいし」

陸奥(相変わらず適当ね)

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/07(月) 23:53:38.12 ID:f6ZrpeB5o
~~~~~~~

長門「ぐっ……」ズシッ

提督「こたつ二つとヒーター三つ、それと布団五つくらいで音を上げてどうすんだー」

陸奥「本当に手加減ないわね」

提督「だから三人でって言ったんだ。まだあるしな」

長門「なに……っ」

提督「どうした、もう限界か」

長門「……な、舐めるな。ビッグセブンの力はこんなものではない!」

陸奥「じゃあ、これも追加ね」スッ

長門「ぐうっ!」ズッ

提督「陸奥もなかなか酷いことするな」

陸奥「なんというか、なんかこういうのみたら虐めたくならない?」

提督「ドSだな……」

長門(よ、余計なプライドを見せるべきでは無かった……)

395: 今日もこれだけ 2015/12/07(月) 23:54:17.26 ID:f6ZrpeB5o
―執務室―

提督「宅配サービスは使ったが、そこまではなんだかんだで全部長門が持つ事になった」

提督「ほどほどで止めるつもりだったんだが、なんか陸奥が楽しそうで……いや、俺も楽しんでたところはあった」

下2

381: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 00:12:51.22 ID:6o143+73O
天龍と剣道

398: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/09(水) 00:20:38.06 ID:zxfTVOi6o
天龍「提督、試合しようぜ!」

提督「野球を誘う風に言うな。試合ねぇ……」

天龍「なんだ、嫌なのか?」

提督「相手は天龍だし……いいだろう、やってやろうじゃないか」

天龍「なんかすごく侮られている気分なんだが」

提督「細かい事は気にするな。じゃあ、トレーニング場に集合で」

天龍「おう!」

提督「……ちょっと待て、形式を決めておこう」

天龍「あん、形式? 一太刀浴びせたらでいいんじゃねえ?」

提督「それなら、今回は剣道のルールにするか」

天龍「剣道? まあ、いいけどよ」

399: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/09(水) 00:21:04.30 ID:zxfTVOi6o
―トレーニング場―

提督「防具はつけたか?」

天龍「こんなの無くても良いんだけどな。邪魔なだけだし」

提督「何言ってんだ。古来の武術では形式は重要だ」

天龍「まあいいけど。じゃあ、始めるか」

提督「それじゃあ駄目だな。始める時は、おねがいします、だ」

天龍「お、おねがいします」

提督「審判は居ないから、お互い構えが終わったら始めということにしよう」

天龍「お、おう」スッ

提督「……」スッ

天龍「……! ここだ!」シュッ

提督「イヤアアアアアアアア!!!」ガッ

天龍「!? ちょっ」

提督「メエエエエエエエエン!!!」バシッ

天龍「うわっ! な、なんだ突然!」

提督「すぅ……ふぅ。まずはこっちが一本だ」

天龍「も、もう決まってんのか……」

400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/09(水) 00:21:31.22 ID:zxfTVOi6o
提督「じゃあ、次行くぞ」スッ

天龍「何か奇声あげてわけわかんなかったが、まだ続けるって事でいいんだよな。よし……」スッ

提督「……」

天龍(前回はカウンターが綺麗に決まったからな……今回は油断しねえからな)

天龍「……はあっ!」シュッ

提督「イヤアアアアアアアアア!!!」ガッ

天龍「同じ手は喰らわねえぜ!」スッ シュッ! ガッ

提督「……こちらの守りを突き破って来たか」

天龍「よし、これで一本だな」

提督「いや、気勢がないから一本にならないぞ。残心もないしな」

天龍「は?」

提督「……まあ、初心者だし、そこは無しにしておくか。じゃあ、最後だ」スッ

天龍「なんだかわかんねえけど。わかった」スッ

提督「……キエエエエエエエエエエ!!!」シュッ

天龍「また変な奇声を上げやがって! とはいえ、その一撃、見切った!」スッ

天龍(このまま受け止め、その勢いのまま押し……なにっ)

提督「コテエエエエエエエエエエエ!!!」ガッ

天龍「ぐっ……ちょ、直前で軌道が変わったんだが!?」

提督「すぅ……これぞ、変化自在の太刀」

天龍「な、なんかかっこいいな……!」

401: 今日もこれだけ 2015/12/09(水) 00:21:57.58 ID:zxfTVOi6o
―執務室―

提督「剣道に必要なのは気勢。あれは知らない人が見ると異様に感じるらしい」

提督「天龍はそれに押されたわけだしな。うむ、気勢は重要だ」

下2

403: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/09(水) 00:25:05.93 ID:/UejEntOo
秘書艦と一緒にチクチク裁縫

407: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/09(水) 21:40:15.82 ID:zxfTVOi6o
提督「……」

霞「仕事中に何してんの」

提督「何って、裁縫。マフラーを編んでるんだ」

霞「はぁ……」

提督「ため息ばっかりつくと幸せが逃げるぞ」

霞「だいたいクズ司令官のせいでしょ」

提督「そうだっけ?」

霞「はあぁぁ……」

提督「おっと深い溜息。言い訳しておくと、重要な案件はちゃんと済ませてるからな」

霞「当たり前でしょ。ったく」

提督「ちょっと待て」

霞「なに」

提督「秘書官も裁縫してみるか?」

霞「私が暇だと思ってんの?」

提督「こう見えても、お前達の予定は頭に入れてある。そして秘書官が何も持たず部屋に来たということは、急ぎの要件は何もないんだろ」

霞「ちっ、こういうことだけは頭働かせるんだから」

提督「さて、どうする?」

408: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/09(水) 21:40:42.61 ID:zxfTVOi6o
~~~~~~~~

提督「そこはこうだな。なんだ、なかなかのみ込みが良いじゃないか」

霞「この程度楽勝よ」

提督「しかし、断られると思ってたんだけどな」

霞「いい暇潰しになると思っただけ。それに、クズ司令官は見ていないと何しでかすか分かったものじゃないわ」

提督「裁縫してるんだからなにもしないって……痛っ」

霞「調子乗ってるからよ、どんくさい」

提督「ははは、面目ない」

霞「ったく、ほら、見せなさい」

提督「ん」

霞「針だし傷は浅いわね。絆創膏貼っておくだけにしておくわ」

提督「秘書官って、なんだかんだ言って優しいよな」

霞「は、はぁ!? 何いきなり意味不明なこと言ってるのよ!」

提督「そうやって恥ずかしがっている姿とか、ぐっとくる」

霞「ば、バッカじゃないの! 勝手に言ってなさい! ふんっ!」

提督(照れてる照れてる)

409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/09(水) 21:41:10.08 ID:zxfTVOi6o
~~~~~~~~

提督「はい、完成」

霞「早いじゃない」

提督「秘書官に見つかるまでこっそりやってたからな」

霞「そう言われてみれば、だいたい完成してたわね」

提督「本当は見つかる前に終わらせておきたかったんだがな」

霞「裁縫くらいじゃそんなに怒らないわよ。私の事なんだと思っているわけ」

提督「そういう意味じゃなくてな……ほら、プレゼントだ」

霞「……えっ?」

提督「呆けた顔も珍しいな」

霞「と、突然変なこと言ってきたから!」

提督「変な事じゃない。なんだかんだで世話になってるわけだし、こうして物をプレゼントするくらい不自然じゃないだろ」

霞「う……」

提督「あんまり上手じゃないけど、よければ使ってくれ」

霞「……ここで断るのも変な話よね。いいわ、受け取っておいてあげる」

提督「おう」

霞「…………私は借りは返す主義だから、それまで待ってなさい」

410: 今日もこれだけ 2015/12/09(水) 21:41:36.45 ID:zxfTVOi6o
バタン

提督「……ははあ、あの口ぶりはもしや……首を長くして待っておくか」

提督「それにしても、最後微妙に変な顔してたな。喜びを隠そうとしたのか、怒りを抑えていたのか……多分、前者だろう」

下2

405: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/09(水) 00:25:29.67 ID:AbwU+YZIo
比叡とケーキ作り

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/10(木) 23:09:10.37 ID:V7PUZg1Uo
比叡「今年のクリスマスも、私がケーキを作ろうと思うんです!」

提督「そうか。葬式の用意をしておくか」

比叡「ひえっ!? それはどういう意味ですか!」

提督「そのまま死人が出そうっていう意味だ」

比叡「出しませんよ!」

提督「じゃあ、精神病棟の空き部屋を確認しておくか」

比叡「そんなこともしません!」

提督(だいぶ前に本当に必要だったことがあったんだけどなぁ……)

提督「冗談はともかく、好きに作ればいいんじゃないか」

比叡「いいんですか?」

提督「関わりさえなければ、好きに作っていい」

比叡「それは良かったです。そういえば、借りに許可がもらえた時は、この紙を渡して欲しいと霧島から言われていました」

提督「紙?」ガサガサ

『比叡お姉様の料理、司令の食事に混ぜておきます』

提督「……シンプルながら、なかなか効く一言だ」

比叡「なんて書いてあったんですか?」

提督「……ケーキ作り、手伝えってな」

415: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/10(木) 23:09:37.03 ID:V7PUZg1Uo
―食堂―

提督「練習とはいえ、ケーキ作るならここしかない」

比叡「気合! 入れて! 作ります!」

提督「目標は、食べても何にもならないケーキを作ることだ」

比叡「食べたらどうにかなるケーキなんてあるんですか?」

提督「普通は無い、が、比叡が作ったケーキなど、どうなるか予想もつかない」

比叡「今日は遠まわしに発言が辛口ですね!」

提督「じゃあ、スポンジを用意してくれって言ったら、何を出す?」

比叡「え、これですか?」

提督「……分かってたけど、なんの疑問も無く洗い物のスポンジを取り出すとは思わなかった」

比叡「でも似てますよね」

提督「じゃあ、生クリーム付けて食べてみろ」

比叡「食べれるわけ無いじゃないですか!」

提督「じゃあなんで出した!」

比叡「それは冗談で出しましたからね!」

提督「こっちは本気で冗談に聞こえなかったけどな」

416: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/10(木) 23:10:12.45 ID:V7PUZg1Uo
~~~~~~~~

提督「焼き加減はこのくらいか。比叡、クリームの方はどうだ」

比叡「さすがにかき混ぜる位、造作もないですよ!」

提督「そうかそうか。でもそれ、かき混ぜ過ぎだからな」

比叡「か、かき混ぜ過ぎ? 司令、意地悪も程々にしてください」

提督「残念だが本当にあるんだ。滑らかさが失われ、味も落ちてしまう。本気で作るのなら、そういうところもきちんとしないとだな」

比叡「ひえぇ……司令、よく知っていますね」

提督「今年は料理を手伝おうかと思って、その辺りは事前に調べていたからな」

比叡「そうなんですか……」

提督「……まだ本番まで時間はある。じっくり学んでいけばいいさ」

比叡「司令……はい! 比叡、お姉様のためにも頑張ります!」

提督「どれ、一応生クリームを味見……うんっ!?」

比叡「ど、どうかしましたか?」

提督「……普通の生クリームだ!」

比叡「驚く事じゃないですってばー!」

417: 今日もこれだけ 2015/12/10(木) 23:10:38.18 ID:V7PUZg1Uo
―執務室―

提督「さて、クリスマスまでにちゃんとしたケーキを作れるのだろうか」

提督「……そして、本当に食事に混ぜられるのか……いや、さすがにシャレにならないから冗談だと思うけど」

下2

419: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/10(木) 23:12:49.68 ID:mBvB9BFLo
飛鷹とダンスパーティーへ

420: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/11(金) 23:34:05.92 ID:YBzt2RNWo
提督「うーん……」

飛鷹「どうしたの?」

提督「実はパーティに出席しろとまた上からの招待状がきてな」

飛鷹「行きたくないってこと」

提督「それも少しはある。が、そんなことをすれば秘書官の方に怒られる」

飛鷹「それなら行くしかないわね」

提督「で、例に漏れず、艦娘も一緒にとな」

飛鷹「ねるほどね、一緒に行く相手がいないの」

提督「暇なのが連れて行こうって思えない連中で……あ」

飛鷹「誰か居たの?」

提督「飛鷹、お前はどうだ」

飛鷹「……私?」

421: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/11(金) 23:34:34.60 ID:YBzt2RNWo
―会場―

提督「悪いな、突然」

飛鷹「しょうがないといえばしょうがないわよ。ダンスを踊れる子なんていなかったのだし」

提督「だな。飛鷹は元は豪華客船だし、そのあたりは大丈夫だったよな」

飛鷹「ええ。なんなら、今踊ってみる?」

提督「はは、そうだな。お前を見ている男たちもいるようだし、少し見せびらかしてやるか」

飛鷹「ダンス中は私だけを見なさいよね」

提督「分かってる。では、お手を拝借」

飛鷹「リードは任せたわよ」

提督「ああ、安心して身を預けろ」

飛鷹「ふふ」

~~♪

422: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/11(金) 23:35:00.73 ID:YBzt2RNWo
~~~~~~~~

提督「――で、大分目立つように踊ってやったつもりだけど、なんで壁の花になってるんだ」

飛鷹「そのせいで疲れたの。少し休憩」

提督「長い休憩だな。バラさんが誘った時くらい付き合ってあげろよ」

飛鷹「相手がいないって思われるのも癪じゃない」

提督「お高い女だな……」

飛鷹「じゃあ、提督は私が見知らぬ男性と踊っても良いってこと?」

提督「それは言い方が悪いな。ただ、ダンスパーティに来たんだから踊った方が良いぞってこと」

飛鷹「そう。じゃあ、ワインを一杯持ってきてくれない?」

提督「酔った勢いで踊るつもりか」

飛鷹「ええ。そうすれば、提督だって周りの目線が気にならなくなるでしょ」

提督「……はぁ、しょうがないな。燻らせるのもったいないし、付き合うよ」

飛鷹「ええ、私はお高い女ですから」

提督「根に持つな。……それも、今に忘れさせてやるけど」

飛鷹「うふ、それは楽しみね」

423: 今日もこれだけ 2015/12/11(金) 23:35:49.75 ID:YBzt2RNWo
―執務室―

提督「雰囲気に酔っていた。それに尽きる一日だった」

提督「というか、離れていた時間もあったが本当にずっと踊らなかったんだろうか。さすがに無いとは思うけど」

下2

424: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/11(金) 23:36:58.55 ID:68i/GGdG0
雲龍型とカラオケ

427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/13(日) 01:42:46.28 ID:MJGa9mJ20
―カラオケボックス―

葛城「誰が一番最初に歌う?」

天城「一番最初はちょっと恥ずかしいですね……」

雲龍「提督でいいんじゃないですか」

提督「俺に任せろ。一番始めの曲はやっぱ君が代だ!」

葛城「いやいやいや、どうして君が代」

天城「愛国心あふれていいと思いますよ」

葛城「そういう問題かな……」

雲龍「次は私」

葛城「あっ、私も入れる!」

天城「では、私は順番の最後ですね」

提督(誰も聞かないって、あるある)

428: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/13(日) 01:43:22.97 ID:MJGa9mJ20
~~~~~~~~

葛城「じゃあ私が歌う番ね!」

雲龍「……そろそろ少し止めたほうがいいと思う」

葛城「まだ始まったばっかりでしょ? 早い早い」

提督「そういう意味じゃないと思うぞ」

天城「他に意味があるんですか?」

葛城「もう、曲が始まっちゃうから。あ――」

コンコン ガチャ

店員「ご注文のポテトでーす」

葛城「――ぃ……」~♪

提督「ありがとござまーす」

雲龍「追加でこのセットもお願いします」

店員「はーい。失礼します」

バタン

葛城「……」~♪

提督「だから言っただろ」

葛城「うぅ……やり直し!」

429: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/13(日) 01:44:01.77 ID:MJGa9mJ20
~~~~~~~~

葛城「あれ」

提督「ん?」

葛城「この比叡って歌手、もしかして……」

提督「想像通りだ。ついでに那珂と調べてもでるだろう」

葛城「カラオケに入ってるって、すごいわね」

提督「自分で入ることもできるんだよ。おかげで那珂ちゃんの曲が結構入ってるんだよな」

葛城「へー、頑張るわね」

雲龍「葛城も入れてみる?」

葛城「わ、私は良いわよ!」

提督「じゃあ、歌っている姿の投稿とか」

葛城「それも遠慮しておくから!」

雲龍「もったいない……」

提督「面白そうなのに……」

葛城「二人とも、私で遊んでいるだけよね!」

天城(聞く姿勢すらない……三人とも自由ですね)

430: 今日もこれだけ 2015/12/13(日) 01:44:28.63 ID:MJGa9mJ20
―執務室―

提督「天城は聞いてくれてたけど、自分含めた三人は割と聞こうともしてなかったという」

提督「おそらく三人とも行ったことあっただろうし、彼女ららしい楽しみ方なんだろう。多分」

下2

418: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/10(木) 23:12:39.12 ID:IIsKtaXao
嵐、天龍、木曾、最上と服を買いにいく

435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 01:41:13.34 ID:WSmzEAAt0
―デパート―

提督「今日は、えー、親睦会を兼ねて服を買いに来ました」

天龍「服? 別に何でもいいんじゃねーの?」

木曾「俺たちはあんまり着る機会もないだろ」

嵐「確かに、木曾さんの言う通りっす」

提督「はぁ……いい歳した女性がファンしょんに興味なしとか。どう思う最上」

最上「ボクに振られても困るんだけどね」

天龍「やっぱり、演習の方が親睦を深められるだろ」

提督「いーや、服を買うのは決定事項だ。じゃないとお前たちの姉妹にどやされる」

嵐(陽炎ねえか)

天龍(龍田か)

木曾(……心当たりは多いな)

最上(ファッションだから熊野……鈴谷かも。三隈も心配してくれたことあったし……)

提督(姉妹は引き合いにだされて納得できる魔法の言葉だな)

436: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 01:41:49.29 ID:WSmzEAAt0
~~~~~~~~

天龍「まさかオレがこんな場所に入ろうとはな」

木曾「そう言うわりには、声に喜色が混じってるぞ」

天龍「そ、そんなわけないだろ!」

提督「最上はどうする?」

最上「ボクはいつも通りに……」

嵐「これとかかわいいんじゃないっすか?」

提督「おお、フリル全開のまさにドレスのような服じゃないか」

最上「え、そ、そういうのはボクの趣味じゃないから……」

提督「まあまあまあ、せっかく嵐が見つけてきたんだから、な」

最上「な、と言われても……」

嵐「これとか露出すごいな……街の人間はこんなの着てるのか……」

提督「これも最上にぴったりそうだな。候補に追加しておこう」

嵐「あっちの方とかも……」

最上「着てみるから、これ以上増やさないで!」

嵐「じゃあ、着付け手伝いますよ!」

最上「いいよ、大丈夫だから」

嵐「まあまあ、着慣れない服は大変ですよ」

提督(嵐、試着姿の写メ頼む)

嵐(オッケー)

最上「な、なんだか背筋が寒くなってきたような気がする」

437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 01:42:19.69 ID:WSmzEAAt0
提督「さて、天龍と木曾は……」

天龍「提督! これかっこいいよな!」

提督「え……」

提督(突然天龍が持ってきたのはとても奇怪な服で、言葉に出すのもはばかられるほどデザインがアレな服だった)

天龍「言葉も出ないくらいかっこいいか。ま、しょうがないよな」

提督「いや、それは……」

天龍「へへ、ちょっと試着してくるから」

提督「……」

木曾「何ぼーっとしてるんだ」

提督「あ、ああ、天龍が持ってきた服があまりにも驚きでな……」

木曾「正直に言った方がいいと思うんだけどな」

提督「いや、あの服は逆に言葉失うから。天龍、いつしか前に変なコスプレさせてからセンスおかしくなったんじゃ……」

木曾「さすがにそれは失礼な物言いだ」

提督「それくらい驚いたと思ってくれ。試着終わったら天龍の写メ撮って龍田に送ってやろ……」

木曾「……なあ提督、ちなみにこの服はどう思う」スッ

提督「…………いいんじゃないか?」

木曾「その間は不安になるだけだからな」

438: 今日もこれだけ 2015/12/14(月) 01:42:49.80 ID:WSmzEAAt0
―執務室―

提督「それぞれの依頼主の反応は上々」

提督「しかし、あの面子でも着せ替えしてたらそれなりに時間はかかったな。結局何も買わなかったけど」

下2

440: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 01:48:02.89 ID:eWXDIV0OO
大潮と銭湯

442: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/15(火) 01:14:51.68 ID:BFCbBIZGo
―鎮守府前―

提督「……」コソコソ

大潮「司令官、どこにいくつもりですか?」

提督「ビクッ……なんだ、大潮か」

大潮「はい、駆逐艦大潮です!」

提督「大潮なら……まあいいか。実は銭湯に行くんだ」

大潮「司令官も戦うんですか!」

提督「言うと思ったけど、漢字違いの銭湯な。お風呂に入る方」

大潮「なるほど。大潮も司令官をお守りします!」

提督「理解してないよね。……まあいいか、来たいなら来ても良いぞ」

大潮「はい!」

443: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/15(火) 01:27:31.31 ID:BFCbBIZGo
―銭湯―

提督「お金はここで渡して、あっちの暖簾から入るんだ」

大潮「分かりました!」

提督「多分ないと思うけど、先に上がったら適当に買ってても良いから」

大潮「はい!」

提督(返事だけはいいな……大潮はそのあたりが不安だ)


~~~~~~~~

提督「ふう、いい湯だった。大潮は……いないみたいだし、まだ入ってるのか」

提督(……不安だ。銭湯に混浴なんてないし、一緒に入るわけにはいかんから任せるしかないんだが……)

提督「ううむ」

大潮「何をうなっているんですか?」

提督「大潮、あっちで何にもなかったか?」

大潮「いえ、危険はありませんでした」

提督(そういう意味じゃないんだが)

444: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/15(火) 01:28:10.99 ID:BFCbBIZGo
大潮「そして司令官、お風呂上りにはあれですよね!」

提督「ああ、はいはい。コーヒー牛乳な」

大潮「実は、銭湯に入った後ぐぐっとやってみたかったんです!」

提督「ぐぐっとって、なんだ、大潮は銭湯がどんなものか知ってたのか」

大潮「はい!」

提督(大潮は何時でも元気だから、返事に差が無いのが不安を煽ってくるな)

提督「じゃあ一緒に飲むか」

大潮「いいですね! おばあちゃん、コーヒー牛乳二つ下さい!」チャリン

「はい、どうぞ」

大潮「ありがとうござい……!」

提督「どうかしたか、大潮」

大潮「……司令官、これ瓶じゃないです!」

提督「あー、最近は変わってるらしいからな」

大潮「……そうなんですか」

提督「えっと……そう! まだ瓶の所もあるから、今度一緒に行こう! な?」

大潮「……はい!」

445: 今日もこれだけ 2015/12/15(火) 01:31:52.39 ID:BFCbBIZGo
―執務室―

提督「大潮は元気じゃないと、なんだかとても悪いことした気分になる」

提督「……しかし、別に鎮守府で風呂上りにコーヒー牛乳でもいいんじゃないだろうか」

下2

447: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/15(火) 01:32:32.61 ID:UYOLiagWo
難関辛苦を乗り越えて浜風の胸に飛び込む

452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/16(水) 00:33:48.66 ID:P448wvlAo
―陽炎型の部屋一号室―

提督「浜風の胸に飛び込みたくなった」

陽炎「……それを私の前で言うって、遠まわしに勝負しかけてるわけ?」

提督「俺の野望を止めるということであれば、致し方ない」ゴソゴソ

陽炎「全然致し方なくないからね」

黒潮(なんや腰の方いじっとるなぁ。絶対なんか来るやろ)

不知火「獣を相手に言葉はいらないわ。さっさと意識を途絶えさせないと」

提督「馬鹿め、この俺を止めれるものなら止めてみろ!」

不知火「では遠慮なく」バッ

提督「本当に来るのかよ! 閃光玉!」ピカッ

不知火「くっ!」

陽炎「ちょっと! 突然閃光玉なんて使わないでよ!」

黒潮(腰をいじっとったの、閃光玉を出す為だったんや。少し安心したわ)

453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/16(水) 00:34:15.13 ID:P448wvlAo
―陽炎型の部屋三号室前―

提督「奴らが追ってくる前に早く成さねば!」

雪風「しれぇ、こんなところで会うなんて奇遇ですね!」

提督「ゆ、雪風……」

提督(いくら部屋の前とはいえ、エンカウントが低そうな相手と出会ってしまうとは運が悪い……今日においては死神にも見えるぜ。主に後から追ってきそうな奴のせいで)

雪風「しれぇは何の用なんですか?」

提督「ちょっと重要な用事が浜風にあってな……それじゃあ」ガチャ

雪風「あっ、しれぇ、少し待ってください」

提督(雪風ぇえええええええ! まさか此奴、分かってて足止めしているのか!?)

雪風「えーと……あれ、この辺に入れておいたはずなんですけど……」ゴソゴソ

提督(くっ、早くしなければ、不知火と陽炎の視力が回復してしまう! 何とかそそれまでさっさとまかなければ!)

提督「み、見つからないなら浜風の用事を済ませて良いか?」

雪風「ありました!」

提督(くそぉ!)

雪風「はいしれぇ、明石さんのお店のおみくじで当たったんです。みんながしれぇが好きそうだからって言っていたので、あげちゃいます!」

提督「わぁ素敵なキノコのぬいぐるみだね! 色々突っ込みたいところはあるけど今はそんな暇は無いからありがと!」ガチャ バタン

雪風「どうしてあんなに急いでたんだろう?」

454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/16(水) 00:34:41.56 ID:P448wvlAo
―陽炎型の部屋三号室―

提督「浜風は居るか!」

磯風「どうした司令。鬼に追われているかのような表情をしているぞ」

提督「追われているのは死神だがな! それで、浜風は?」

磯風「浜風なら、外に……ああ、今なら丁度ここの真下に居るな」

提督「くっ」ギリッ

ガチャ

陽炎「追いついたわよ司令! 観念しなさい!」

不知火「不知火を本気にさせた事、後悔させてあげます」

提督「もう追い付いてきたか……ええい、ままよ!」バッ

陽炎「窓から飛び出した!?」

磯風「なかなか豪気な事をするな、司令は」


浜風「……? なんだか急に影が……」

提督「浜風ぇええええええ!!」

浜風「!?」

ドシャーン

提督「痛て……ん、あれ、この顔に当たる柔らかい感触は……」

浜風「――」

提督「……いや、これはわざとじゃなくてだな」

浜風「いいから早く其処をどいてください!!」

提督「いや、こんな至近距離で本気のパンチを喰らったら……ぐはぁあああああああ!!」ドゴーン

455: 今日もこれだけ 2015/12/16(水) 00:35:12.41 ID:P448wvlAo
―執務室―

提督「雪風から貰ったぬいぐるみが無かったら人体が破壊されていたね」

提督「一応後で謝られたが……悪いのは完全にこっちなんだよね」

下2

456: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/16(水) 00:36:59.44 ID:o20Z1dCTo
龍驤に甘える

460: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/17(木) 00:28:52.74 ID:/AW0ZojTo
龍驤「なーにが母性の象徴や!」

提督「なんだまた今日も荒れてるな」

龍驤「今日の青葉新聞見てみーや」

提督「新聞? どれどれ」

『司令官、母性の象徴にむしゃぶりつく!』

提督「何この三流ゴシップ記事」

龍驤「胸が無かったら女じゃないとでも言うんかああん!? なら相撲取りは全員母性の塊や!」

提督「青葉の記事ごときでいちいち青筋を立てるなよ」

龍驤「うちかてこないなゴシップごときに腹はたてん」

提督「はあ、じゃあなぜ」

龍驤「これを見ていた飛龍がな『つまり無い人には提督も興味無い。女として見られてないってことになるのかな』って言ってたんや」

提督「あー……ってちょっと待て、どうしてそういう話になった。さらりと悪口を言われているような気がするぞ」

461: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/17(木) 00:30:07.99 ID:/AW0ZojTo
龍驤「とりあえずキミ」

提督「はあ」

龍驤「来てもええんやで」

提督「……」

龍驤「……」

提督「疲れているんなら、休みをすぐにあげるからな」サラサラ

龍驤「何書いとるん!?」

提督「これ持って行けば、きっと秘書官も大目に見てくれるから」

龍驤「待ちーや! そないな憐れんだ目をするのやめえ!」

提督「じゃあ、何か理由があると」

龍驤「うちかて女や! まるで女性として欠けとるみたいな言われて、だまっとれんだけや!」

提督(絶対考え過ぎだよなぁ)

462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/17(木) 00:30:53.36 ID:/AW0ZojTo
龍驤「せやから、今ならええんやで」

提督「……ま、ここまでお膳立てされて黙っているのも変か」

龍驤「遠慮はいらんで」

提督「では……」ギュッ

龍驤「ど、どないや?」

提督「……母性がどうとかは知らないが、正直これだけでも十分休めるな」

龍驤「ふふん、当たり前や!」

提督「あー、ひと肌が恋しい。もう少し甘えるな……」

龍驤「好きなだけこうしててもええで」

提督「じゃあお言葉に甘えて……」

龍驤「……」

龍驤(い、今になって恥ずかしくなってきたんやけど!)

提督「……なあ龍驤」

龍驤「はひっ!」

提督「何今の声。それと、今お前の死角になっているところから、青葉が見えるんだけど」

龍驤「なんやて!? すぐ追いかけな!」

提督「あ、待て」

龍驤「なんや?」

提督「もうちょっとこのままで……駄目か?」

龍驤「……はぁ、まあええわ。ちょっとだけやで」

提督「おう」

463: 今日もこれだけ 2015/12/17(木) 00:31:20.11 ID:/AW0ZojTo
~~~~~~~~

提督「人肌に包まれると、ついつい油断しちゃう。それが壁だったとしても」

提督「ちなみに見られていた分は龍驤がネガまで消去したらしい」

下2

465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/17(木) 00:32:46.94 ID:znloZpen0
嵐の膝枕を心ゆくまで堪能する

466: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/18(金) 00:11:20.04 ID:IlMTbEiyo
―談話室―

提督「あ~」

嵐「どうした司令、疲れてるみたいだけど」

提督「近々クリスマスだし、それを完全に開ける為にも頑張ってるのよ」

嵐「さすが、司令はそういうことに関しては敏感だな」

提督「おいおい、開けるのはお前達の分もあるんだぞ」

嵐「そういうことなら頑張ってもらわなくちゃな」

提督「いやー、今日はもう頑張れないっす」

嵐「相当参ってるみたいだな。よし、それなら少し膝枕してやるから、横になれ」

提督「いいのか?」

嵐「あたしたちの為でもあるから、これくらい当然だろう」

提督「なら、お言葉に甘えて」

嵐「よだれたらさなきゃ寝ても良いからな」

提督「寝るなんてもったいないことできないぞ。よっこいしょ」

467: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/18(金) 00:11:50.14 ID:IlMTbEiyo
嵐「……どうだ?」

提督「いやー、膝枕っていいもんだね」スリスリ

嵐「ちょっ、ははっ、くすぐったいって!」

提督「おっと、ついつい」

嵐「ったく、セクハラって言われてもおかしくないぞ」

提督「……」

嵐「司令?」

提督「……zzz」

嵐「なんだ、本当に寝ちゃったのか」

萩風「あれ、嵐と……司令?」

嵐「萩、静かに」

萩風「司令は寝ているの?」

嵐「疲れてたみたいだ」

萩風「そういえば、最近珍しく遅くまで頑張ってるってみんな言ってたっけ……」

468: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/18(金) 00:12:16.16 ID:IlMTbEiyo
提督(……フフフ、寝てなんていないんだよなぁ。こんな滅多にない体験、寝て過ごせるわけが無いだろう)

萩風「部屋は暖かいけど、一応かけるもの持ってきましょうか?」

嵐「悪いな萩。頼む」

萩風「はい、わかりました」

提督(……よし、萩風は行ったな。しめしめ、今のうちにこころゆくまで楽しんでやる)

提督「……」ツツー

嵐「っ!? ちょ、司令!」

提督「zzz」

嵐「寝てる……よな」

提督「……」ゴソゴソ

嵐「あっ、ったく……もしかして司令は寝相悪いのか」

提督「……」モゾモゾ

嵐「うっ、くぅ……そんなに動かれると、くすぐったいんだけど」

提督(くっくっく、嵐は敏感だなぁ。お、ここがええのんか?)

陽炎「……」

提督(!)

嵐「陽炎ねえじゃん。どうかしたか?」

陽炎「さっき萩風とすれ違ったんだけど……司令官」

嵐「司令なら寝てるけど」

陽炎「起きてるわよね」

嵐「え、マジか」

提督「……バレてはしょうがない。三十六計逃げるに如かず!」ダッ

陽炎「まったく。嵐も嫌なら思いっきりやり返していいからね」

嵐「お、おう。流石だな、陽炎ねえ」

469: 今日もこれだけ 2015/12/18(金) 00:13:17.84 ID:IlMTbEiyo
―執務室―

提督「流石陽炎というべきか。まさか一瞬でばれるとは」

提督「しかし、実際眠いのは本当。ふわ……ちょっと昼寝しよ」

下2

433: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/13(日) 01:48:32.63 ID:mWPgP3ArO
鈴谷熊野三隈と結託して最上にフリルつきのカワイイ服を着せて愛でる

473: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/19(土) 00:28:57.20 ID:dbh2b5VUo
―最上型の部屋―

熊野「なかなか可愛らしいですわね」

鈴谷「提督のセンスだからちょっと心配してたけど、意外と悪くないみたい」

三隈「くまりんこも提督に選んでもらいましょうか」

提督「珍しくべた褒めするな。何か裏でもあると勘繰ってしまうんだが」

鈴谷「それで、何か買って帰ったの?」

提督「え?」

熊野「もしや、試着するだけさせただけですの?」

提督「……」

鈴谷「もー! それじゃ意味ないじゃん」

三隈「くまりんこ!」

熊野「提督とはいえ、そこまで気が回らないとは……」

提督「えぇー、何この手のひら返し」

鈴谷「行くよ、提督」

提督「どこへ」

熊野「デパートに決まってますの」

三隈「前回の分、いっぱい買って帰りましょう!」

474: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/19(土) 00:29:23.46 ID:dbh2b5VUo
~~~~~~~~

最上「ただいま。ちょっと遅くなったけど……あれ、どうしたのこの服」

三隈「見覚えありません?」

最上「見覚え……っ!」

鈴谷「どうやら気づいたみたい。提督、捕えて!」

提督「イーッ!」ガシッ

最上「ど、どうしたんだい、急に!」

熊野「これを見ると絶対嫌がるとの判断ですわ」

最上「確かに逃げようとはしたけど……」

鈴谷「さぁーて、何を着せようかなー」

三隈「これとかどうでしょう」

熊野「写真で見たような、たくさんフリルのついた服も良いと思いますわ」

最上「……ねえ、提督」

提督「悪いな、離したら今度は俺があれを着る羽目になるんだ」

最上「それは……うん」

475: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/19(土) 00:29:51.42 ID:dbh2b5VUo
~~~~~~~~

鈴谷「うん、見立ては間違ってなかったわね」

提督「最初に見立てたのは俺だけど、可愛いというのは否定しない」

最上「お、お世辞とかやめてよ……」

熊野「いえいえ、ちゃんと自分の魅力は理解するべきですわよ」

三隈「くまりんこ!」

最上「うぅ……もう着替えるから!」バッ

鈴谷「あっ、いつもみたいに動こうとすると、その服じゃ」
最上「うわっ」ビタン

提督「裾踏んでこけるとか萌えキャラかよ……」

熊野「撮っておきたかったですわ」

三隈「大丈夫!」グッ

提督「よくやった三隈! あとでコピーを頼む!」

三隈「わかりましたわ!」

最上「もうっ!」

476: 今日もこれだけ 2015/12/19(土) 00:30:18.89 ID:dbh2b5VUo
―執務室―

提督「よし、これは青葉にも見つからないように保管しておこう」

提督「珍しく拗ねた最上だが……三人に任せておけば大丈夫だろう。悪気は無かっただろうし」

下2

478: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/19(土) 00:34:20.21 ID:N0IRdkB50
伊勢、不知火、阿賀野、神通とマリオカートで勝負

479: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/20(日) 02:53:54.77 ID:5/YLW2kg0
提督「第九回マリカー対決を始める」

伊勢『第九回、ですか』

不知火『司令官は遊んでばっかりですね』

提督「これやるの久しぶりだから!」

阿賀野『初めてだけど、頑張るからね!』

神通『やるからには全力でお相手いたしますね』

提督「みろ、二人はやる気になってくれているぞ!」

伊勢『別に嫌なわけじゃないですからね?』

不知火『私は嫌ですけど』

提督「はいはい、もうすることは決定! じゃあ始めるぞ!」

480: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/20(日) 02:54:28.41 ID:5/YLW2kg0
~ダイジェスト~

伊勢『少しはやりましたけど、これがなかなか難しいんですよね』

提督「くっ、何気に伊勢が速い!」

神通『ブランクがあるのではないですか?』

提督「そういいながら赤甲羅当ててくるのやめろ!」

不知火『……』

阿賀野『練習したのに、あの三人速いー!』

不知火『ここまで差をつけられると、少し不愉快に感じます』

阿賀野『だったら、二人で協力しよ!』

不知火『少し不本意ですが、致し方ありませんね』


提督「なんかスタートダッシュがうまくできない……」

伊勢『提督は噂ではもうちょっと速いって聞いてたけど』

提督「それは煽りと受け取ってもいいってことかな」

神通『すみません、緑甲羅投げますね』

提督「当ててからいうな!」

阿賀野『サンダーでた!』

不知火『あ、今使うのは少し待ってください』

阿賀野『え?』ドシャァ

不知火『……』

阿賀野『わ、わざとじゃないから!』

481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/20(日) 02:54:55.50 ID:5/YLW2kg0
提督「っと、さすがに勘を取り戻してきたぞ」

神通『ブランクをすぐに埋めてくるなんて、さすが提督ですね』

提督「だからそういいながら青甲羅当ててくるな!」

伊勢『くぅ、さすがに本気の提督にはかなわないかな』

不知火『……』ショゴオオ

阿賀野『あっ! キラーぶつけられた!』

不知火『避けられなかっただけですのに、不知火に落ち度でも?』

阿賀野『うぅ……』


提督「ここはショートカットで、と」

神通『そこのショートカット難しいですのに、すごいですね』

提督(来るか? 来るなら来い、どんな甲羅もクラクションではね返してやろう)

神通『私ももう少し頑張らなくては』

提督(……何にもないんかい!)

伊勢(流石に一週間ちょこっとやっただけじゃ勝てないか……)

阿賀野『あれ、スターが無くなってる?』

不知火『誰かがたまた横取りしただけでは』

阿賀野『そうなんだ……』

提督(あっちの二人、足引っ張り合ってるけどいいんだろうか)

482: 今日もこれだけ 2015/12/20(日) 02:55:36.83 ID:5/YLW2kg0
―執務室―

提督「一位は譲らなかったけど、何気にずっと後ろの順位を取り続けていた神通。もしや接待でもされていたのか……」

提督「それと阿賀野のチームプレイも予想通りだったな。不知火も」

下2

483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/20(日) 03:20:02.04 ID:5Ts2w8TNo
秘書艦と大掃除

485: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/20(日) 19:51:45.34 ID:5/YLW2kgo
霞「ほら、そろそろ掃除もするわよ」

提督「えー、面倒くさい」

霞「年明けにはすっきりしたいっていったのはあんたでしょうが!」

提督「それもそうだが……しょうがない、手早く終わらせるか」

霞「じゃあ、まずは大きなものから片づけていくわよ」

提督「分別か。まずはこの紙の束をゴミ箱に……」

霞「それやったら司令官のことゴミって呼ぶから」

提督「すでに何回か呼ばれているような……や、冗談、冗談だから」

霞「はぁ……」

提督「とは言っても、この部屋はそんなに捨てる物は無いぞ。仕事をする部屋にゴミなんて溜めないしな」

霞「あら、誰がこの部屋って言った?」

提督「なんだと」

霞「掃除するのはクズ司令官の部屋よ」

486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/20(日) 19:52:21.41 ID:5/YLW2kgo
―提督私室―

霞「汚……くはないわね」

提督「ほとんど寝るだけの部屋だからなぁ。大分前は執務室代わりにも使ってたし」

霞「でもごみは多いわね。なによ、この模型」

提督「プラモを捨てるなんてとんでもない」

霞「このアイドルのオタグッズとかいらないんじゃない」

提督「ファングッズを捨てるなんてもったいない」

霞「……この雑誌の数々」

提督「情報源を捨てるなんてとんでもない」

霞「本気で掃除する気あるの!?」

提督「いやぁ、片づけられない典型例だな、俺」

霞「ったく、じゃあ何なら捨てられるのよ」

提督「基本的に要る物しか残してないから捨てない方向でお願いする」

霞「しょうがないわね……じゃあ、使わないものは物置に入れておきなさい」

提督「それが妥当か。物置はちょっと距離があったよな、台車持ってくる」

霞「そうなると思って用意しておいたわよ。司令官は荷物を運んで。私はゴミの片づけをして置くから」

提督「サーイエッサー!」

霞「私は女よ!」

487: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/20(日) 19:52:50.81 ID:5/YLW2kgo
~~~~~~~~

提督「だいたい外に出したから、ワックスがけをするぞ。……で、秘書官はなにやってるんだ」

霞「……ワックスは私がやるから、窓ふきを任せるわ」

提督「ははーん、上の方に手が届かなかったんだな」

霞「う、うるさい! 文句ある!?」

提督「いやいや、適材適所という言葉もあるから文句は無い。しかし、そうやって反論する姿は……」

霞「っ! ……これ以上言うならもう手伝わないわよ」

提督「あいや、それは困る。すまんすまん、じゃあ続きをしようか」

霞「まったく……」

提督(しかし、今回はほとんど秘書官にやってもらったな。秘書官というよりまるで――)ベチャ

提督「ぬわああああああ! ワックスが目に掛かった!」

霞「あ、ごめんなさい。何だか不本意な気を感じて手が滑ったわ」

提督「それわざとじゃね」

488: 今日もこれだけ 2015/12/20(日) 19:53:17.03 ID:5/YLW2kgo
―執務室―

提督「さて、なんとか一日で終わった。他の子もそろそろ掃除するのだろうか」

提督「やっぱ新年は部屋が綺麗な状態で迎えたいものだ。部屋にいるとは限らないけど」

下2

477: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/19(土) 00:33:57.65 ID:+hPJW+0qO
最上かわいい

清霜朝霜早霜と一緒に寒空の下白い息吐いてゴジラごっこ

491: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/22(火) 02:30:27.87 ID:aRLS0eTP0
―母港―

清霜「はー、寒-い」

朝霜「あんまりはしゃぐなよ」

清霜「立ち止まっている方が寒いよ!」

早霜「清霜、元気……」

提督「子供は風の子ともいうし、いいことだ」

朝霜「司令か。今日は大人しいのか?」

提督「歳を取ると寒さがこたえるようになっていくのさ」

清霜「はぁー。あっ。司令官! 白い息が出るわよ!」

提督「マジか。はぁー……おおっ、今日はこんなにも寒いのか!」

朝霜「あれでこたえてるっていうのか……」

早霜「司令官ならいつものこと……」

492: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/22(火) 02:31:07.80 ID:aRLS0eTP0
提督「こんなにも白い息が出るなら、ゴジラごっこみたいなものもしてみるか」

清霜「ゴジラ?」

提督「知らないのか? でっかくてすごく強い怪獣なんだ」

清霜「聞いたことあるかも」

提督「口から熱戦をこうグアーッと吐いてだな」

朝霜「司令がいうといまいちすごさが伝わらないな」

提督「なら朝霜が代わりに説明するか? んん?」

清霜「んー、とにかくすごい怪獣ってことは伝わったわ!」

提督「それならばよし」

清霜「こんな感じ? がおーっ」

早霜「かわいい……」

提督「あ、それ俺が言おうとした言葉。しょうがない、早霜にもやってもらうか」

朝霜「何がしょうがないんだ」

493: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/22(火) 02:32:22.62 ID:aRLS0eTP0
早霜「がおーっ?」

提督「うむ、グッドだ」

早霜「ありがと……。朝霜は?」

朝霜「いや、やらねーから」

清霜「やらないの?」

提督「やるだろ?」

朝霜「……が、がおー」

提督「あー、可愛いけど息が見えなかったからやり直しー」

朝霜「だからしねーよ!」

早霜「そう言って顔を赤くする朝霜だった……まる」

朝霜「実況するな!」

494: 今日もこれだけ 2015/12/22(火) 02:33:41.57 ID:aRLS0eTP0
―執務室―

提督「雪降ってたら足跡を付けることによりゴジラ感がアップしたり」

提督「しかし、今日は朝霜がつっこみキャラになっていたな。ストッパーがいないからしょうがないけど」

下2

448: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/15(火) 01:34:38.30 ID:peJ+TEeM0
暁が料理したいそうなので助言してペペロンチーノ作らせてみる

497: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 02:32:29.78 ID:BlhP8mM1o
暁「一人前のレディーは料理も出来なきゃダメなのよ!」

提督(何かに影響されたな、これは)

暁「そういうわけだから、食堂を使う許可が欲しいの」

提督「部屋にも備え付けがあるだろうに」

暁「こういうのって形から入る物でしょ?」

提督(こういう見た目とか形の拘る初心者は大体失敗するんだよなぁ)

暁「さっきから暁の顔をじっと見てどうしたの?」

提督「なんでもない、気にするな。申し出は分かった、使えるようにこちらで準備しておく」

暁「頼んだわね!」

提督(とりあえず失敗しそうにない料理の材料を用意しておくか)

498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 02:32:56.58 ID:BlhP8mM1o
―食堂―

暁「じゃあ、一人前のレディーらしく凄いものを作るわよ!」

提督「それなんだが、こちらで用意した材料であるものを作ってくれないか」

暁「あるもの?」

提督「ペペロンチーノだ」

暁「ぺぺろん……?」

提督「パスタの一種だ。シンプルながら奥が深く、また完成品も上手く盛り付ければ一人前のレディーに相応しい食べ物になる料理だ」

暁「レディーに相応しい……うん、いいわよ!」

提督(ちょろい)

暁「材料はパスタににんにくにオリーブオイル……と、唐辛子……」

提督「おや、唐辛子がどうかしたか?」

暁「……だ、だいじょうぶなんだから」

提督(意地張ってる。かわいい)

499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 02:33:29.39 ID:BlhP8mM1o
~~~~~~~~

暁「唐辛子殆ど入れなかったけど大丈夫なの?」

提督「暁本人が食べられなくなるほど辛い物を作るつもりは元からなかったさ」

暁「あ、ありがと……って、わたしだって辛いもの食べられるんだから!」

提督「はいはい、まあそれ以外は殆ど暁がやったし、これは暁の料理と言っても差し支えない。まずは自分で作った物を一番に味わってみろ」

暁「う、うん……あむ」

提督「……どうだ」

暁「美味しい……美味しいわよこれ!」

提督「そうかそうか、それは良かった」

暁「司令官も食べてみて! はい、あーん」

提督「あーんて。貰うけど、パクッ」

暁「どうどう? 暁のペペロンチーノは」

提督「……うん、初めてにしては凄く上出来だ。よくやったな、暁」

暁「えへへ」

提督(危惧していた通り、全くと言って良い程辛くないな。暁には悪いがペペロンチーノとは言えないなこれ……)

500: 今日もこれだけ 2015/12/23(水) 02:34:18.04 ID:BlhP8mM1o
―執務室―

提督「多分みんなに振舞おうとするんだろうけど、唐辛子のタイミング大丈夫だろうか。不安だ……」

提督「……いや、失敗して落ち込む暁もそれはそれで見ものだろうか」

下2

503: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 22:30:23.91 ID:BlhP8mM1o
―長門型の部屋―

提督「わざわざ部屋でディナーってのもね。今日は長門も居ないから二人きりだろう」

陸奥「あら、二人っきりでクリスマスの前祝ってのも乙なものじゃない?」

提督「そうかねぇ」

陸奥「提督は嫌?」

提督「嫌ってことはない。陸奥みたいな美人と二人でクリスマスのお祝いなんて、間違いを起こしてしまいそうだろ」

陸奥「ふふっ、いいのよ、間違いを起こしても」

提督「じゃあ、この後の予定は俺が予約してもいいってことかな」

陸奥「テイクアウトでもオーケーよ」

提督「…………勘弁。負けだから許してくれ」

陸奥「いきなり口説き文句を言いだすから何かと思ったわよ」

提督「ちょっと雑誌の真似をな。これでシングルベルとはおさらばって見出しのやつ」

陸奥「怪しげな雑誌ね」

提督「効果は皆無だったわけで、そう言う意味なら確かに怪しい雑誌だったな」

陸奥「……一概に、皆無ともいえないんじゃない」

提督「表面上に出ないなら、やっぱり効かなかったって事でいいだろ」

陸奥「そう、提督がそう思うならそれでいいんじゃないかしら」

504: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 22:30:51.12 ID:BlhP8mM1o
提督「それで、なんでまた突然ディナーに」

陸奥「クリスマスの日は色々お互いに合わないでしょ」

提督「時間を割いたりってことはないだろうな」

陸奥「だから、今のうちに二人でクリスマスディナーを楽しんでおく魂胆よ」

提督「そこで、俺を選んだ意味は?」

陸奥「あら、気を許せる相手だから、という以外に理由がいるかしら」

提督「そういうことなら、今日は素直に楽しむとするか」

陸奥「ええ、そうして」

提督「じゃあ、君の瞳に乾杯」

陸奥「乾杯♪」

提督「……言いたかっただけだから」

陸奥「ふふ、分かっているわ」

505: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 22:31:17.90 ID:BlhP8mM1o
~~~~~~~~

提督「そうだ、ディナーに誘われてからだがプレゼントを用意したんだ」

陸奥「プレゼント? いいのに」

提督「用意は全部任せたわけだし、このくらいはな」

陸奥「悪いわね」

陸奥(さて、今日も真面目な様子からそこそこの物が入ってる気もするけれど……普段だったらびっくり箱でしょうね)

提督「どうする、今開けてもいいんだぞ」

陸奥「……分かった、今開けるわ」

提督「……」ジー

陸奥(これは中に何かびっくりする物が入ってるパターンね。悪い意味で)パカッ

陸奥「……箱の中に箱? これは……」

提督「あんまりいいもの用意できなくて悪いな」

陸奥「マトリョーシカをわざわざ用意するくらいなら、本当にもう少し良いものが用意できた気がするのだけど」

提督「はっはっは。クリスマスサプライズだ」

陸奥「提督らしいと言えばらしいけど……あら、箱の最後に……」

提督「それじゃ、そろそろお暇する。じゃあな」

陸奥「……はぁ、まったく提督は」

506: 今日もこれだけ 2015/12/23(水) 22:31:47.07 ID:BlhP8mM1o
―執務室―

提督「少しじらしてプレゼントを贈ると喜びが倍増されると言うので、自分の趣味含めてああいう形にしてみた」

提督「でもこれ一度ネタバレしたら二度目使えないな……」

下2


次回 提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」 後編