1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 20:58:16 ID:6vjeHksI
妹「わくわく」
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2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:02:18 ID:LOlfeL5Y
勉強を教えてもらう
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:09:02 ID:6vjeHksI
妹「おっ、きたきた。安価だ」
妹「さてさて。内容はと……」
妹「…………」
妹「『勉強を教えてもらう』」
妹「…………」
妹「普通だ。すごく普通だよ」
妹「【速報】>>2さんは、普通の人だった!」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:14:53 ID:6vjeHksI
妹「うーん。勉強は好きじゃないけど……」
妹「まぁ、変態安価が来るよりはマシだね」
妹「よし。お姉ちゃんに勉強を教えてもらおっと」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:15:34 ID:6vjeHksI
コンコン コンコン
妹「おねえちゃーん。はいるよー」
姉「はーい」
妹「お姉ちゃん。勉強教えて」
姉「えっ? 勉強?」
妹「うん。勉強」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:19:53 ID:6vjeHksI
姉「珍しわね。テスト期間でも無いのに」
妹「まぁたまにはね」
姉「ふふっ。喜ばしい事ね」
妹「うん」
姉「それで、私は何を教えればいいの?」
妹「えーと。そうだなぁ……」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:20:44 ID:6vjeHksI
妹「>>8を教えて」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:23:28 ID:9k.NNBj6
応用物理
11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:33:04 ID:6vjeHksI
妹「応用物理について教えて」
姉「えっ? 応用物理?」
妹「うん。応用物理」
姉「えーと。お姉ちゃんは、あんまり詳しくないけど、知ってる範囲でもいいいかな?」
妹「うん。とりあえず、それでいいよ」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:43:07 ID:6vjeHksI
姉「えーと。応用物理は、物理学の分野で……」
妹「うんうん」
姉「物理学は分かるわよね?」
妹「うん。わかるよ」
姉「物理学と応用物理を、厳密に分けて考える事は無いと思うんだけど……」
妹「うんうん」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:44:28 ID:6vjeHksI
姉「応用物理は、工業や産業に使われる、実用的な分野でね……」
妹「うんうん。うんうん」
姉「つまり、物理学の知識を使って、色々と便利な物を作るみたいな……」
妹「うんうん。うんうん」
姉「確か、そんな分野だったと思うわ」
妹「へぇー。そうなんだー」
姉「ごめんなさいね。あんまり詳しくなくて」
14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:46:39 ID:6vjeHksI
妹「うん。別にいいよ。ありがとう。お姉ちゃん」
姉「そう? こんな説明でよかったの?」
妹「うん。もともと、別に興味も無かった事だし」
姉「え?」
妹「あははっ」
15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:49:52 ID:6vjeHksI
妹「さて。これで今日の勉強は終わり」
姉「えっ? これだけで?」
妹「うん。終わり終わり」
姉「…………」
妹「さて。勉強も終わったし。次は……」
姉「え?」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:50:32 ID:6vjeHksI
妹「次はお姉ちゃんに>>17だよ」
17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 21:56:09 ID:PjNN1XFk
超能力を植え付ける
18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 22:05:09 ID:6vjeHksI
妹「超能力を植え付けるよ」
姉「へ?」
妹「お姉ちゃんに超能力を植え付けるの」
姉「超能力?」
妹「うん。お姉ちゃんは、今から超能力者さんになるのだ」
姉「えっと……」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 22:07:01 ID:6vjeHksI
妹「という訳で、お姉ちゃん」
姉「はい」
妹「超能力見せて」
姉「えっ?」
妹「何か超能力を見せてよ」
姉「見せてって言われても……」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 22:10:03 ID:6vjeHksI
妹「ほらほら。お姉ちゃん」
姉「うっ……うーん。超能力かぁ……」
妹「ほら、お姉ちゃん。制限時間はあと十秒だよ」
姉「えっ?」
妹「10、9、8、7……」
姉「ちょっと、そんな急に……」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 22:13:08 ID:6vjeHksI
妹「無理なら、ちょと●●●な罰ゲームだよ」
姉「妹ちゃん。無茶言わないで!」
妹「ろーく。ごーお。よーん。さーん……」
姉「あっ、あぁっ……。あっ!? そうだわ」
妹「むっ?」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 22:17:18 ID:6vjeHksI
姉「うふふっ。いいわよ。超能力を見せてあげます」
妹「えっ? マジで?」
姉「えぇ。マジです」
妹「おぉっ、期待……」
姉「うふふっ。今から……」
妹「今から?」
姉「超能力で、空を飛びます」
妹「おぉ! すごい! 武空術?」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/02(土) 22:23:32 ID:6vjeHksI
姉「えいっ! えいっ! えいっ!」
ぴょん ぴょん ぴょん どんどん
妹「おぉっ!? あぐらのポーズで空を飛んでいる!」
姉「えいっ! えいっ!」
ぴょん ぴょん どんどん
妹「すごいよ。お姉ちゃん! 超能力だよ。ヨガの達人だよ!」
姉「うふふふふっ。えいっ! えいっ!」
ぴょんぴょん どんどん
母親「こら! アンタたち騒がしい! 家の中で暴れるな!」
妹「きゃー! ごめんなさーい」
姉「ごめんなさーい!」
おわり
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