1: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:23:13.30 ID:I6Q0nFeV0
─病室

北条加蓮「ねえ、Pさん。」

P「なんだ?」

加蓮「私もうすぐ死ぬんだね。」

P「バカなこと言うんじゃない。」

加蓮「嘘だよ。私知ってるよ。私はもうすぐ死ぬんだ。だから凛も奈緒も来ないんだ。」

千川ちひろ「それは違うわ。」

加蓮「何が違うの?二人は私に愛想を尽かした。だから来ないんだよ。」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395764593

引用元: 北条加蓮「ねえ、Pさん。」 



3: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:24:06.06 ID:I6Q0nFeV0
P「違う。凛と奈緒は大事な用があってまだ来れないだけなんだ。きっともうすぐ─」

加蓮「もうすぐもうすぐって、もう聞き飽きたよ!Pさんもちひろさんも、もうとっくに嫌になって

たんでしょ!?病気にばっかりなる私に、嫌気が差してたんでしょ!?もうこんな奴なんか─

P「加蓮、もうそれ以上は言うな!」

ちひろ「そうよ、そんな悲しいこと言わないで。凛ちゃんも奈緒ちゃんも、私達も、もちろん事務所

のみんなも、みんな加蓮ちゃんのことを待っているのよ。」

P「それに、加蓮にどうしても会いたいっていう世界レベルの人もいるんだ。二人はその人を迎えに

いっている。」

加蓮「嘘だよ!世界レベルの人なんか来るわけない!二人が居ない理由をでっちあげただけ─」

4: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:24:42.84 ID:I6Q0nFeV0

ガチャ



ヘレン「ハロー、加蓮。」

6: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:25:38.02 ID:I6Q0nFeV0

加蓮「本当だ!世界レベルだ!」

ヘレン「ええ、危うく今年はアジアレベルになりかけたけど、今年も世界レベルよ。」

加蓮「おめでとう!でも、どうやって世界レベルに?」

ヘレン「例えば、日本レベルの人がいるわよね?その人が日本レベルだったとしても、私は世界レベルなのよ。」

ヘレン「インターネッツの方では、私を地方出身だと言う人もいたけれど、とんでもないわ。」

7: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:26:13.38 ID:I6Q0nFeV0


ヘレン「私は世界レベルよ。」

8: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:26:49.55 ID:I6Q0nFeV0

加蓮「…うん。」

ヘレン「考えてみると、渋谷レベルから始めさせられたのよ。」

加蓮「…そうなんだ。」

ヘレン「あの頃が一番辛かったわ。いつも『あいつは何なんだ』という好奇の目で見られたわ。」

ヘレン「そんなときはいつも広島の教会で過ごしたのよ。」

加蓮「そうなんだ…。」

9: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:27:34.78 ID:I6Q0nFeV0

加蓮「世界レベルさん、握手、してくれない?」

ヘレン「ふふ…ええ。」


ギュッ…


ヘレン「頑張るのよ。」

加蓮「してくれたんだね。」

10: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:28:13.09 ID:I6Q0nFeV0


ヘレン「Cathy.」

キャシー・グラハム「はい。」

ヘレン「私は去年何レベルだった?」

キャシー「世界レベルです。」

ヘレン「今年は何レベル?」

キャシー「世界レベルです。」

ヘレン「よしんば私が佐賀出身だとしたら?」



キャシー「世界、レベルです。」



12: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:29:06.23 ID:I6Q0nFeV0

加蓮「世界レベルさん、私も、世界レベルになれるかな?」


ヘレン「…」


加蓮「…」


13: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:30:09.72 ID:I6Q0nFeV0

加蓮「…」


加蓮「…あの、世界レベ

prrrr prrrr

ヘレン「失礼。」


ピッ


ヘレン「もしもし。何、私をダンサブルじゃないという人がいる?それは誰…

ヘレン「沖縄の女ね。そんなにいっているのね。」

ヘレン「わかった、すぐに行くわ。」

ピッ

ヘレン「というわけで、失礼するわ。」

14: ◆UdI.0S/QdY 2014/03/26(水) 01:30:42.12 ID:I6Q0nFeV0
ガチャ



加蓮「…」






加蓮「頑張ろ。」



END