1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 04:08:16.53 ID:TZtgARm/O
マリオ「イーヒヒー」 

春日「名前は覚えたぞ。ところでこの春日に何の用だ」 
春日「まさか自己紹介をしにやって来たわけではないだろう」 

マリオ「アーハハー」 

春日「うぃ」 

マリオ「ヒイィヤッハー」 

春日「なるほど、わざわざ手紙を渡しに来てくれたのか。それはありがたい」 

マリオの真っ赤な帽子から、一見ごく普通の、シンプルな白い長方形の封筒が取り出された。 
その封筒が丁寧に春日の手に渡る。 

マリオ「アーハー」 

春日「今読まないといけないのか。わかった」 

丁寧に封筒を開き、中に入っている折り畳まれていない一枚の紙を取り出した。 

春日「……これは」 



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4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 04:18:05.60 ID:TZtgARm/O
春日「『若林は預かった、返して欲しければ1万円用意しろ』……だと」 

黒い落ち着いた字で書き記されていた。 

春日「若林が……。しかし1万円……。卑怯な奴め、そんな大金を要求するなんて」 
春日「それに送り主の名前が書かれていないじゃないか。これではどうする事もできないぞ」 

マリオ「イヒヒー」 

春日「ルイージ?そいつが若林を誘拐したのか」 

マリオ「アーハーハー」 

春日「なに、ルイージとやらのアジトまで連れていってくれるのか。それは本当にありがたいな」 

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 04:31:37.55 ID:TZtgARm/O
春日「しかし1万円……。仕方ない、若林のためだ。誰かに借りよう。それで若林を助けた後、若林に返させるか」 
春日「マリオ、申し訳ないが少しだけ待っていてくれないか」 

マリオ「イーヒヒー」 

春日「ありがたい」 

金田「あ、春日さんじゃないっすか。何やってんすか」 

春日「ああ、はんにゃの……。丁度良かった。今すぐ1万円をかしてくれ。すぐに返す」 

金田「良いっすけど……。理由聞いちゃだめっすか」 

春日「若林が誘拐されたんだ。それで身代金を要求されてな」 

金田「ちょっまっマジっすか!それ超ヤバいじゃないですか!」 

春日「そうだ、一緒に犯人のアジトへ行ってくれないか」 

金田「えっなに言ってんすかそんな無理っすよ!」 

春日「怖いのか」 

金田「んな訳ないですし!俺普通にやっちゃうし!余裕っすよ、ついて行かせていただきます!」 

春日「うぃ」 

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 04:38:26.87 ID:TZtgARm/O
マリオ「イーヒヒー」 

春日「金田、この人はマリオという人だ。案内してくれるらしい。仲良くしてくれ」 

金田「え?なんかこの人超怪しくないっすか?若さんを誘拐した奴の仲間とかじゃ……」 

マリオ「!!」 

春日「オイお前それは本気で言っているのか」 

金田「え……いや……あの……」 

春日「それは本気で言っているのか」 

金田「マジ超すみませんでした!」 

春日「人を疑うのは良くないぞ!」 

金田「そうっすね!すみませんほんと!よろしくお願いしますマリオさん!」 

マリオ「アーハハー」 

春日「そうだな、行こう」 

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 04:51:15.03 ID:TZtgARm/O
二人ともマリオの後に続き、ややはやめな歩みを進める。 

マリオ「イーヒヒー」 

金田「なんか変な森の入口に差し掛かりましたね!マリオさん、入るんすか?」 

マリオ「アーハハー」 

金田「春日さん。さっきから思ってたんすけど、マリオさんって何語をお話しになってるんすか?」 

春日「日本語じゃないか」 

金田「マジすか!あの、俺マリオさんの言っている事全然わかんないんすけど……」 

春日「お前は何人だよっ」 

金田「……。春日さん、言っちゃ悪いすけどなんか一段とボケにキレがないような……」 

春日「ボケていないのだが」 

金田「……。すみません」 

マリオ「イーヒヒーイーヒヒー」 

春日「ほう、この森に入るのか。マリオの言う通りだな、気をつけて行こう」 

金田(……も……もしかして……) 


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 05:02:06.65 ID:TZtgARm/O
森をざかざかと音をたてながら進む。 
それほど遅い時間ではないはずなのだが、辺りが暗く、見通しが悪い。 
深い緑に濃い紫がかかっているような見栄えの悪さである。 

金田「いてっ、いてっ!なんか枝が超ビシビシ当たるんすけど!春日さんとマリオさん大丈夫っすか」 

春日「うぃ」 

マリオ「イーヒヒー」 

金田「……。マリオさん、なれているような進み方っすよね。よく通るんすか?」 

マリオ「!!アーハハー」 

春日「ほう、すごいなマリオは。サバイバーだな」 

金田「春日さん、マリオさんなんt」マリオ「アーハハーアーハハー」 

春日「マリオはしっかりしているんだな。頼りがいがある」 

金田「…………」 

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 05:22:10.79 ID:TZtgARm/O
しばらく森を進むと、はえている木が減り、歩きやすいところに辿り着いた。 

マリオ「イヤーハーイヤッハー」 

春日「そうか。いやしかし若林が心配だ。休んでいる暇があったら先へ進みたい」 

金田「…………」 

マリオ「ヤーハー」 

春日「そうか……。仕方ない、少し休憩するか」 

金田「春日さん、マリオさんなんて言ったんすか」 

春日「聞いていなかったのか。マリオは少し疲れたから休みたいと言っていたんだ」 

金田「その後は?」 

春日「この先何があるかわからないから休めるうちに休んだ方が良いと言っていた」 

金田「そうっすか。ありがとうございます。あの、マリオさんとはいつ知り合ったんすか?」 

春日「今日金田に会う少し前だ。手紙を渡しにわざわざ来てくれた」 

金田「マジっすか!手紙って?」 
金田(マリオの野郎めちゃくちゃ怪しい……) 



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 05:25:56.49 ID:TZtgARm/O
春日「これだ。ほら」 

金田「おお……。若さん本当に誘拐されてるんすか?」 

春日「変な事を聞くな。そう書いてあるんだからそうだろ」 

金田「……。」 
金田「ま、まあじゃあ誘拐されていると仮定して、誘拐犯から電話とかはきたんすか?」 

春日「きていないぞ」 

金田「春日さん。若さんに電話してみてくれませんか」 


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 05:32:31.43 ID:TZtgARm/O
春日「うぃ」 

金田に言われた通りにしようと春日は携帯電話を取り出し、開いた。 

春日「む、着信が24件も……。全て若林からだ」 

金田「尋常じゃない数じゃないすか!なんで気づかなかったんすか!つーかそういえばここ森っすよね……、電波大丈夫っすか?」 

春日「うぃ」 

金田「マジっすか!」 

春日「電話してみるぞ」 

金田「うぃっす!」 

マリオ「…………」 

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 05:48:44.28 ID:TZtgARm/O
携帯電話を耳に当てる春日。 
少しだけ落ち着きがないようで、電話の繋がろうとしている少しの間に若干腹をたててしまっているようだった。 

金田(春日さんて結構抜けてるところあるんだな……) 

春日「お!出たぞ!」 

金田「マジか!」 

春日「若林、大丈夫か!」 
春日「お、おう、ままままままあおちっおちっ落ち着け」 

金田「なんてなんてなんて?春日さん、若さんなんて?なんて?なんて言ってるんすか、ねえねえ」 

春日「うぃ……」 
春日「絶対助けに行くぞ若林。待っていろ」 
春日「わかった。トゥース」 

金田「ねえ春日さん!若さんなんて言ってました!」 

春日「金田!マリオ!はやく若林を助けるぞ」 

マリオ「イーヒヒー」 

金田「はい!はやく行きましょう!マリオさんお願いしまっす」 
金田(若さんマジで誘拐されてんのか……。じゃあマリオの野郎は一体なんなんだ……) 

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 06:07:46.37 ID:TZtgARm/O
春日たちが若林を助けるために動いているなか、 
ルイージのアジト的な所では心臓が激しく動いている人間がいた。 

若林「春日早くきてくれねえかなもう……」 

気がつけば冷たい牢屋みたいなところにぶちこまれていて、足が重りに繋がれていた。 
手が動かせられる上に、携帯電話の電波がどうにかなっているのが救いだ。 
頭がまだ落ち着かないなか、コツコツと足音が聞こえた。 

ルイージ「イーヒー」 

若林「なんだよお前!変な奇声あげやがって!」 

ルイージ「気分はどうだ」 

若林「いきなりトーン変えんなよ!最悪だよ、なんなんだよお前!ここから出してよ」 

ルイージ「今お前の知り合いがここに向かっているはずだ」 

若林「なんだコイツ……。絡みづれえわ人の話し聞いてねえわ最悪だ……」 

ルイージ「話が変わるが、はたしてお前の知り合いはここまで辿りつけるかな」 

若林「話かわってねえじゃねえかよ!やだよコイツ絶対馬鹿だよ」 
若林「まあいいや、あのさ!聞きたい事いっぱいあるんだけど、聞いて良いか?」 

ルイージ「駄目だ」 


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 06:22:52.29 ID:TZtgARm/O
若林「なんで俺こんなところにいるの」 

ルイージ「俺が誘拐したからさ」 

若林「あ、答えてはくれるんだ。全然的は射てくれてないけど」 

ルイージ「フフン」 

若林「なんでちょっと得意気なんだ……。どうして俺を誘拐したの?」 

ルイージ「春日を誘き寄せるためさ」 

若林「えっ、それはどういう事?」 

ルイージ「それは流石に言いたくないな」 

若林「オイそれ個人的な感情じゃねえか。言えないならわかるけど言いたくないはおかしいでしょうよ」 

ルイージ「じゃあ言えない」 

若林「もう嫌だコイツ考え方小学三年生だ」 
若林「……とにかく春日に来ないように伝えないと……。コイツどっか行ってくれねえかな……」 

ルイージ「なんか●●●●してきた」 

若林「言わなくていいよそういうの!」 

ルイージ「マリオたちがくるまで退屈だ。しゃぶれよ」 

若林「え?」 

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 06:39:07.02 ID:TZtgARm/O

春日「マリオ、まだアジトにはつかないのか」 

マリオ「イーヒヒー」 

春日「そうか」 

金田「全然森抜けられないっすね!……ってちょっとォ!なんだコイツら!」 

マリオ「アーハハー」 

春日「なに、ヨッシーと言うのか。大群だな。かなり鬼のような形相をしてこちらを見ているが……」 

金田「なんか囲まれましたよ!いってっ!なんだしコイツ!体当たりとかマジねえし!ふざけんなし!」 

春日「仕方がない。春日に任せてくれ」 

金田「え?」 

マリオ「!!!」 

金田「か……春日さんからなんかすげえ威圧を感じる!」 


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 06:40:11.35 ID:TZtgARm/O

春日「鬼瓦!!!」 

ヨッシー「ウィッギア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」 

金田「……!ヨッシーとかいうやつがぜんぶ石になってる!」 

春日「ハァハァ、よし今のうちに先へ行くぞ……」 

金田「ちょっと春日さん大丈夫っすか!」 

春日「うぃ」 

マリオ「ア……アーハハー……」 

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 06:51:35.79 ID:TZtgARm/O
春日「なんだったんだろうな、さっきの奴らは」 

金田「そうっすね!俺からしたらさっきの春日さんがなんだですけど」 

マリオ「イーヒヒー」 

春日「鬼瓦か?そんな事よりヨッシーとやらの大群、あきらかに敵意向きだしな目だったな」 

金田「誘拐犯の仲間かなんかじゃないっすかね!」 

春日「そうだな。……む、靴ひもが切れてしまった」 

金田「大丈夫っすか?……な、なんかそれ不吉っすね……」 

春日「若林、なにもされていないと良いんだが……」 

マリオ「oh...」 

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 07:07:56.41 ID:TZtgARm/O
ルイージのアジトの中にパシン、という叩くような音が連続して響いた。 

ルイージ「いいからしゃぶれってんだ!」 

若林「ふざけんな!そんな汚いもんくわえるくらいだったらな、死んだ方がマシだよ!」 

ルイージ「自分の立場がわかった上でそんな事言ってんのか!早くしゃぶれよ!」 

若林「目の前で汚いもんぶるんぶるんさせんじゃねえよ!しかもなんでお前のこれエンジン全開になってんだよ!」 

ルイージ「人に見せるのがはじめてだからに決まっているだろ!いいからしゃぶりやがれってんだ」 

若林「髪の毛ひっぱんなよ!絶対やるもんか!」 

ルイージ「春日がどうなっても良いのだな」 

若林「えっ……そ、それは……」 

ルイージ「早くしろ」 

若林「…………」 

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 07:18:59.49 ID:TZtgARm/O
金田「マリオさん!いつになったらつくんすか!」 

マリオ「アーハハーアーハハー」 

春日「うぃ」 

マリオ「イーヒヒーイーヒヒーイーヒヒー」 

春日「俺と二人きりで話しがしたい?何故だ」 

マリオ「ヒィィイヤッハーヤッハー」 

春日「ふむ、そうか……。しかし金田を一人にするわけにはいかないし……」 

マリオ「イーヒヒーアーハハーイヤッハー!!!」 

春日「そんなに俺と二人じゃないと駄目なのか」 

マリオ「アーハハーアーハハーイヤッハー」 

春日「そうか。……金田、そういうわけだから少しの間ちょっと離れていてくれないか」 


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 07:39:35.07 ID:TZtgARm/O
金田「えっと……それは……駄目っすね」 

春日「そうか。だ、そうだマリオ」 

マリオ「イヤッハー!イーヒヒーイーヒヒー!」 

春日「金田、マリオはどうしても俺と二人きりになりたいらしい。頼む」 

金田「だ……だめっす……」 

春日「何故だ。やっぱり一人になりたくないからか?」 

金田「違います!そういうわけじゃないんすけど……」 

春日「けどなんだ」 

金田「あの……、マリオさんと知り会って間もないわけじゃないっすか。だからその……」 

春日「なんだお前、マリオを疑っているのか!」 

金田「いっ、いやあ……それは……その……」 

マリオ「イーヒヒー……」 

春日「おい、マリオが傷ついてしまったじゃないか!」 

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 07:44:29.43 ID:TZtgARm/O
春日「人を疑うのは良くないと言ったはずだぞ。むやみに疑って人を傷つけるのは最低だ」 

金田「そ……そんな……」 

春日「それに知り合って間もないと言っても、マリオは初対面の春日にここまで親切に案内してくれたんだぞ」 

マリオ「…………」 

春日「謝ってくれ。マリオに謝っくれ」 

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 07:52:21.16 ID:TZtgARm/O
金田「か……春日さん……」 

春日「謝れ」 

金田「……。マリオさん……。す……、すみませんでした」 

マリオ「……アハーハー」 

春日「おお、マリオは優しいな。良かったな、金田。これで仲直りだ」 

金田「すみません、あ……、ありがとうございます」 

マリオ「イーヒヒー」 

金田(俺が勝手に怪しんでいただけだったのか……?) 

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 08:13:53.31 ID:TZtgARm/O
金田(ちゃんとした証拠はないけどなんかモヤンモヤンする。春日さんの言う通り疑うのは良くないけど……) 
金田「ひ、一つ聞いて良いっすか?」 

春日「なんだ」 

金田「あ、あの、手紙ってどうやって春日さんの手元に来たんでしたっけ」 

春日「忘れたのか。マリオがわざわざ手渡ししにきてくれたんだ」 

金田「どこから?」 

春日「誘拐犯からに決まっているじゃないか」 

金田「……。誘拐犯がマリオさんに渡したんすか?」 

春日「うぃ」 

金田「どうやって」 

春日「なんかいろいろあったんだろう」 

金田「マリオさんに聞いてくれませんか?」 

春日「うぃ」 
春日「マリオ、どんな風に誘拐犯から手紙が託されたんだ?」 


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 08:15:51.51 ID:TZtgARm/O

マリオ「イ、イーヒヒー、イーヒヒー」 

春日「いきなり誘拐犯らしき奴に脅されたらしい」 

金田「……。アジトまで案内するようにも言われたんすか?」 

マリオ「イ、イーヒヒー!」 

春日「そうだって」 

金田「へ、へえー!そうなんすかー!そういうの先に言って下さいよー!」 
金田「マリオさん脅されてやったっていう割りには今まで超普通だったっすねー!超すげえ!」 
金田(超とってつけたような嘘な感じがしてならねえ……マリオの野郎……) 

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 08:39:18.98 ID:TZtgARm/O
春日「金田……もしかしてお前まだマリオの事」 

金田「そっ、そんなんじゃねえし!違うし!違いますよ!そ、そんな事より早く若さん助けにいきましょうよ!」 

マリオ「アーハハー!」 

春日「金田。今マリオが俺と二人きりになりたがっているんだ。少し席を外してくれ」 

金田「えっ、えーとそれはー」 
金田(なにかが起きてからじゃ遅い……。俺が離れたらきっとマリオがなにかするはずだ……) 

春日「金田」 

マリオ「アアア」 

金田「お、俺もちょっと春日さんと二人きりになりたいかなー、って思っててえー」 

春日「そうなのか」 

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 09:13:40.87 ID:TZtgARm/O
金田「あっでも、マリオさんとも二人きりで話ししたいんすよー」 


春日「そうか。忙しい奴だな」 

マリオ「アーハーハー」 

春日「ブハハハハハそりゃそうだな、マリオは面白い事を言うな」 

金田「……」 

マリオ「イーヒー」 

春日「む、マリオが金田と二人きりになりたいそうだ」 

金田「マジっすか!じゃ、じゃあ良いっすか俺とマリオさん先で!」 

春日「うぃ」 

金田「春日さん!もしなんかあったら大声だしてしらせて下さい!絶対っすよ!」 

春日「うぃ。では俺はしばらくちょっと離れたところにいる。終わったら呼んでくれ」 

金田「うぃっす!」 


148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 09:18:34.56 ID:TZtgARm/O
金田「よし、春日さんは離れたな」 

マリオ「アーハーハー」 

金田「あっやべえ!俺マリオさんの言ってる事わかんないんだった!」 

マリオ「アーハー?」 

金田「マリオさん、俺の言ってる事わかりますか?」 

マリオ「イーヒヒー」 

金田「……。マリオさん、俺と同じ言葉話せます?」 

マリオ「…………」 


161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 09:33:52.06 ID:TZtgARm/O
金田「マジやっべえ!春日さんを長い間一人にする訳にもいかないしなー……」 

マリオ「ぺッ、金魚の糞め」 

金田「!?」 

マリオ「糞は捨てて土に還さなくてはいけないね」 

金田「マリオお前やっぱり……」 

マリオ「あまりにも邪魔だから、君はここで始末する事にするよ」 

金田「なななんだしお前!おおお俺もおおおお前を始末する予定だったし!」 

マリオ「目も声も泳いでいるね。相当ビビってるんだろうな」 
金田「びっ、ビビってねえし!俺普通にやっちゃうし!マジ一発でKOするし!」 

マリオ「足が震えているけど」 

金田「3日座ってないだけだし!」 

マリオ「まあ良い、ファイヤーボール!」 

金田「うっうわああああ」 

マリオ「情けないな、しりもちつくなんて」 

金田「いっ、一週間寝てないだけだし!あー超ねみー!」 

170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 09:41:28.77 ID:TZtgARm/O
マリオ「雑魚め」 

金田「な、なんだしお前!さっき俺の事金魚の糞呼ばわりしたクセにさりげなく魚に昇格させてんじゃねえし!」 

マリオ「揚げ足をとる事しかできないみたいだな、弱虫が」 

金田「なんだし!今度は虫かよ!統一しろし!」 

春日「金田ー、大きな声が聞こえたんだが大丈夫か」 

金田「げっ、春日さん!」 


182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 09:59:09.62 ID:TZtgARm/O
春日「なにをしているんだ」 

金田「春日さん!俺の財布っす!はい!」 

春日「うぃ?」 

金田「うぃ?じゃなくて!金が必要なんでしょ!これもってアジト見つけて若さん助けてあげて下さい!」 

春日「何故だ?みんなで行くんじゃないのか」 

金田「マリオは誘拐犯の仲間っす!俺がマリオどうにかしますから早く行って!」 

マリオ「俺をどうにかする?面白い、お前の作戦にのってやるよ。お前みたいな奴じゃ時間稼ぎもできなさそうだがな」 

春日「マ……マリオ……。そうだったのか。申し訳ない金田!見つかるかわからないがアジトを探してくる!」 

金田「お願いします!」 
金田「……マリオ!俺マジ本気だすからな!俺が本気出したらお前、ボッコンボッコンのギッタギッタのポッカーンだからな!」 

マリオ「フンッ、すぐ土に還してやるよ」 

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 10:28:28.90 ID:TZtgARm/O


ルイージ「…………ふう。そろそろ春日が来てもおかしくないんだが……」 

若林「…………」 

ルイージ「まあ、お前の口なかなか良かったぞ。またしゃぶらせてやらん事もない」 

若林「はぁ、はぁ……おえっ……」 

ルイージ「ツッコミをいれる元気もなくなったか。恨むなら春日を恨むんだな」 
ルイージ「さて、出入口付近で待機していよう」 

若林「オ、オイ待てよ馬鹿野郎」 

ルイージ「なんだよ」 

若林「……なんで春日を誘き寄せようとしてんだ」 

ルイージ「うん、それはだな……」 


199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 10:37:44.57 ID:TZtgARm/O

金田「セーット」 

マリオ「!?なんだあの構えは!!まるで隙がない……」 

金田「つっちーつっちーつっちーつっちーつっちーつっちーつっちー」 

マリオ「な……なんだコイツ……」 

金田「つっちーつっちーつっちーつっちーつっちーつっちーつっちー」 

マリオ「なんなんだこの動きは!?ま……全く読めん……」 


206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 10:50:49.59 ID:TZtgARm/O
金田「ズクダンズンブングーン」 

マリオ「な……なんだっていうんだ……」 

金田「ゲスカンパンスンサンプーン」 

マリオ「……!!」 

金田「エスケンシン」 
金田「カスパンスン」 
金田「ケスポンスンカンタンクン」 

マリオ「うっうわあああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」 

209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 10:57:09.57 ID:TZtgARm/O
マリオ「ぐっ……くそっ……負けて……たまるか……っ」 

金田「つっちーつっちーつっちーつっちーつっちーつっちーつっちー」 

マリオ「つっちーつっちーつっちーつっちーつっちーつっちーつっちー」 

マリオ「ズクダンズンブングーン」 
マリオ「ズクダンズンブンサンプーン」 

マリオ「ドゥクダーン」 
マリオ「ドゥクダーン」 
マリオ「ドゥクダンダンパシフィックン」 

金田「うわああめちゃくちゃつええ!」 

213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 11:01:50.66 ID:TZtgARm/O

春日「アジトが見つからない……」 

春日「若林は無事でいるのか」 
春日「金田も怪我はしていないだろうな」 

春日「早くアジトを見つけよう」 
春日「よし!奥の手だ!」 

春日「プッシューーゴゴゴゴ……」 


219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 11:13:47.37 ID:TZtgARm/O

若林「……かっ春日ワールドが欲しい!?」 

ルイージ「そうだ」 

若林「なに言ってんだよお前……。頭おかしいんじゃないのか……」 

ルイージ「黙れ!俺は絶対に春日ワールドを自分のものにしてみせる!」 

若林「春日ワールドなんて……ただの伝説だろ?」 

ルイージ「いや、実在する」 

若林「嘘だー」 

ルイージ「春日ワールドは春日が大切な人を守りたい、助けたいと心から思ったときにその門が開く」 

若林「えー俺信じらんないよそんなの」 

ルイージ「別にお前が信じようが信じまいがどうでも良い」 

若林「まあそれはごもっともなわけですけれどもね」 
若林「アレだ、春日ワールドを自分のものにしたらどうする気なんだ?」 



224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 11:19:25.47 ID:TZtgARm/O
ルイージ「それはもちろん兄や仲間たちと一生遊んでくらすさ」 

若林「そんな事のために春日ワールドを?意味わかんねえ」 

ルイージ「お前にはわかるまい」 

若林「え?」 

ルイージ「やりたい事ができて、幸せに生きていけているお前には一生わかるまい」 

若林「……そっか。なんか急に発言が小学三年生から中学二年生になったな」 


231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 11:28:28.20 ID:TZtgARm/O
若林「でもさ、春日ワールドがお前のになったらそれってもう春日ワールドって言わないよな?」 

ルイージ「そうだな。ルイージワールドだ」 

若林「なんだコイツふてぶてしい」 
若林「……春日はなんで春日ワールドを所持しているのに春日ワールドに永住しないのかね」 

ルイージ「それはきっと……見つけてしまったのさ」 

若林「なにを?」 

ルイージ「この世界で一緒にいたい奴ややりたい事を」 

若林「ふーん?」 

ルイージ「思い通りにいかない世界だからこそ、やりたい事があるのであろうな……」 

若林「なんかお前の言い方イライラするな」 

ルイージ「俺は駄目だったよ……」 

若林「ん?」 

ルイージ「思い通りにいかない世界でやりたい事が見つからない……。なにをしても成功しない」 
ルイージ「もう疲れたんだ」 

233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 11:36:09.43 ID:TZtgARm/O
若林「そんな……」 

ルイージ「だから春日ワールドを俺のものにして一生楽しい毎日を送るんだ」 
ルイージ「なにをしても成功しない、一緒に楽しく過ごせる友人なんてあまりにも少ない」 
ルイージ「見た目だって性格だって最悪なんだ。もう思い通りにいかない世界で生きていたって良い事なんてあるわけない」 
ルイージ「何度も死のうとしたさ!でもできなかった!苦しいのが痛いのが耐えられない弱虫だからな!」 

若林「お前……。そういう事言うなよ……」 

ルイージ「うるさい!お前には一生理解できない事だ!お前は黙って見ていれば良いんだよ!」 

若林「…………」 


241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 11:45:22.18 ID:TZtgARm/O
ルイージ「ったく!春日はまだか!」 

若林「……なあ」 

ルイージ「なんだよ!黙れって言ったろ!」 

若林「見てて!」 

ルイージ「?」 

立ち上がりわけのわからない動きをする若林。 

若林「へへへ……獅子舞の中の人!」 

ルイージ「……」 

若林「ちょっとくらい笑ってくれたって良いじゃねえかよ」 

ルイージ「なんの真似だ」 

若林「よしじゃあ続きましてー、ものすごく髪を切る人」 

またさきほどと似ているごちゃごちゃした動きをする若林。 

ルイージ「……馬鹿にしてるのか」 

若林「んー……ダメか」 

ルイージ「……」 

246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 11:53:09.08 ID:TZtgARm/O
若林「春日がいればなー」 

ルイージ「なんなんだよお前」 

若林「そういう事言うなよ、俺だって必死に笑わせようとしてんだから!」 
若林「しかしアレだな……。目の前にいる奴一人を笑わせる事できないなんて俺も芸人失格かな……」 

ルイージ「どういうつもりだ」 

若林「そりゃあお前、俺がお前にできる事といったらこれしかねえんだもんよー」 
若林「そんな目で見るなよ!恥ずかしくなるだろ!」 

ルイージ「……」 

若林「……」 



251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 11:58:56.78 ID:TZtgARm/O

春日「うぃ。春日ワールドに力を借りたぞ。今のスーパー春日にならアジトを見つけることくらい雑作もない事だ」 

春日「……。あ、あった。よし見つけた」 

春日「待っていろ若林……」 

259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 12:08:14.12 ID:TZtgARm/O
金田「ハァ……ハァ……」 

マリオ「ゼヒュー……ゼヒュー……」 

マリオ「……くそっ……た……れ……」 

金田「俺とお前の差を教えてやんよ。それはな、くぐってきた修羅場の数だよ」 

マリオ「……やられたぜ……。完敗……だ……」 

マリオは力果てその場に倒れ込んだ。 
気を失ったその顔は、遊び疲れた無邪気な子どものようだった。 

287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 12:55:24.72 ID:TZtgARm/O

若林「あのさ」 

ルイージ「なんだよきめぇ」 

若林「今のはなにもキモいとこなかったでしょうよ!」 
若林「あの、春日ワールド開かなかったらどうすんの」 

ルイージ「意地でも開かせる」 

若林「それはどうやって?」 

ルイージ「お前を殺してでも開かせる」 

若林「そ……そっか。……発言本当中学二年生だな……」 
若林「俺が春日ワールドいくなって言ったらいかない?」 

ルイージ「いくに決まっているだろうがきめぇ」 

若林「なあ、考え直さないか?」 

ルイージ「ふざけるな偽善者が」 

若林「……。」 


294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 13:11:56.19 ID:TZtgARm/O
若林「……お前名前なんて言うの?」 

ルイージ「ルイージだ」 

若林「おお、ありがとう。ルイージね」 

ルイージ「ふん」 

不意にドシャドゥリドゥンジュリジョリドカンという硬質な破壊音がした。 
ルイージと若林がいる場所ではないところからではあるが、そのアジトが破壊される音はかなり近くにきこえる。 

ルイージ「春日か!春日がきたのか!」 

コツ、コツ、と人の歩み近づいてくる音がだんだんとクリアに聞こえてくる。 
象の様な確かな足取り。 
なんだかわからない威圧感。 

春日「トゥース!」 

予想通りの訪問者。 
その瞳はどこからきたかわからない自信に満ちている。 

若林「……春日!」 
ルイージ「み、身代金は用意してきたんだろうな」 

とっさにルイージは若林の首もとに腕を回し、春日を威嚇した。 


301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 13:25:45.97 ID:TZtgARm/O
春日「うぃ。もちろんだ」 

若林「身代金?」 

ルイージ「早く出せ!」 

春日「うぃ」 

春日は金田の財布からおもむろに万札を一枚掴み、取り出した。 

春日「約束の1万円だ」 

若林「俺の身代金案外安いな」 

ルイージ「そこにおけ!」 

春日「うぃ」 

若林「1万円……」 

ルイージ「勝手な真似したらコイツを燃やすぞ」 

若林の近くにファイヤーボールをもっていくルイージ。 

若林「あっつァ!あっつァ!ごめんもうちょっと離してくれると助かるんだけど」 

ルイージ「黙れ」 


311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 13:41:08.76 ID:TZtgARm/O
春日「置いたぞ。さあ若林を返してくれ」 

ルイージ「まあ待て、もう一つ条件がある」 

春日「うぃ」 

ルイージ「春日ワールドをよこせ」 

春日「……なん……だと……?」 

ルイージ「コイツがどうなっても良いのか!」 

若林「春日ー」 

ルイージ「口くさっ」 

若林「黙れ」 

春日「春日ワールドを譲るのは難しいな」 

ルイージ「なんでだ!」 

春日「只今春日ワールドは猛烈な怒りにまみれているのだ」 

ルイージ「!?」 

316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 13:55:48.67 ID:TZtgARm/O
若林「か……春日が金色のオーラに包まれている……」 

ルイージ「なんなんだお前は!」 

春日「スーパーきゃーすがだ」 

若林「だせぇよもっとマシなのあっただろうよお前」 

ルイージ「そんな事はどうでも良い!春日ワールドをよこせ!」 

春日「ルイージといったな。貴様は春日の逆鱗に触れた」 

ルイージ「だからなんなんだよ!」 

春日「春日の大切な相方を拉致し、乱暴をした!更に春日ワールドまでも奪おうとした!金を要求した!許さない!」 

若林「春日……」 

ルイージ「だからなんだっつってんだ」 

春日「後悔するが良い、自分の私利私欲のためだけに無関係な人を傷つけ、ふりまわした事を!」 
春日「そしてくらうが良い、100%の鬼瓦を!」 

若林「かっ、春日……」 

ルイージ「!?なんだこの百獣の王のようなオーラはッ……!あ、足がすくんで動けんッ……」 

322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 14:00:58.46 ID:TZtgARm/O

春日「 鬼 瓦 !」 

ルイージ「うっうわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁ」 

一瞬にして辺りが金色の眩しい光に包まれた。 
刺すような眩しさではなく、優しく暖かいベールのような眩しさだった。 
まるで春日そのもののようだ。 



330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 14:19:19.07 ID:TZtgARm/O
光が消えると、そこにはアジトは跡形もなく消え去っていた。 
アジトの主は大の字になって空を仰いでいる。 

ルイージ「く……くそう……。なんで……」 

春日「100%の鬼瓦は悪しき念のみを消し去る技だ」 
春日「だからお前の負の念がこもっていたアジトは消えたという事だ」 

若林「いや、お前、ルイージが言ったなんではそれを聞いているなんでじゃないと思うけど……」 
若林「……ルイージ大丈夫か?」 

ルイージ「す……すまなかった……。酷い事をしてしまって」 

若林「もういいよ。俺こそ酷い事言ってごめんね」 

春日「ヘッ!」 

金田「あ!春日さん超いた!俺マジ超探したんすけど!」 

春日「おお金田、無事だったか」 


金田「あたりめーだし!超余裕だったし!まあとにかくみなさんご無事でなによりっすよー」 


337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 14:35:48.41 ID:TZtgARm/O
若林「なんで金田が?」 

春日「若林を助けに一緒に来てくれた」 

若林「そうか、金田ごめんな、ありがとう」 

金田「いいっすよいいっすよ礼なんてー!大したことしてねえし!」 

春日「いや、金田がいなかったら駄目だったぞ」 

金田「なんだしちょっと!マジやめろし超はずいんすけどー!」 
金田「ところでこの寝っころがってる人マジ誰っすか?」 

若林「ルイージだよ」 

金田「なにものっすか?」 

若林「んー、友達」 

ルイージ「!!」 

若林「そうだ春日にお礼言ってないや。ありがとう」 


339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/22(木) 14:37:07.57 ID:TZtgARm/O

春日「うぃ。ところで若林、お前口くさいな」 

ルイージ「ククク……。100%の鬼瓦をもってしてもその匂いは消えなかったようだな……」 

ルイージ&春日「ははははははははは」 

若林「………………」 

金田「?」 



   マリオ編 終