かな子「太りました」ﾌﾟﾆ

体重計「(ﾋﾟｰ)kgよ、豚」

Ｐ「でしょうね」

かな子「でしょうねじゃないんですよ」

Ｐ「……」

かな子「……」

Ｐ「太ってても好きだぞかな子」

かな子「私を太らせようとするPさんは嫌いです」

Ｐ「……」

かな子「……」

Ｐ「こんな時期になんだが、南国で水着の仕事入れといたから。二週間後」

かな子「もぉぉぉぉぉぉぉぉ！！」

かな子「どうしてことあるごとに私に食べさせるんですか……」

Ｐ「いやぁ、食べてるときの幸せそうな顔が見たくて……」

かな子「幸せなのは否定しませんけど、孫が来た時のおばあちゃんみたいなことしないでくださいよ……」

Ｐ「よく食べることはいいことだ」

かな子「アイドルであることを考慮してください。うう、またトレーナーさんに怒られる……」

Ｐ「大丈夫、実はかな子以上に俺が怒られてるから」

かな子「Pさんのせいなのばれてるじゃないですか」

Ｐ「『これ以上私たちの仕事を邪魔するなら夜襲も辞さないぞ』と脅されたよ」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

かな子「夜襲って……相当キレてますね」

Ｐ「かな子のお菓子箱もそろそろ没収だそうだ」

かな子「そ、それだけは勘弁を……！」

まゆ「そんなこんなで、かな子ちゃんのダイエットの日々が始まりました」



かな子「ぜぇ……ひぃ……」ﾀｯﾀｯﾀ

心「はぁ……☆　はぁ……☆」ﾀｯﾀｯﾀ

菜々「」ﾁｰﾝ

茄子「どうして心さんと菜々さんもジョギングを……？」

マストレ「正月を超えて太った者たちだ。腹のたるみ具合が違う」

Ｐ「かな子！　栄養補給に炭酸抜きコーラだ！」ルキトレ「ちょっとこっちにきましょうか」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

まゆ「かな子ちゃん、召し上がれ。栄養バランスは崩さないように、でも最小限の食事にしましょうね♪」

かな子「ありがとうまゆちゃん、美味しいよ……でも少ない……」ｸﾞｰ

菜々「でも一人じゃない食事は満たされますね……」ﾎﾛﾘ

心「パイセン十七歳のセリフじゃねーって☆」

Ｐ「かな子！　鏡もt」トレーナー「貴方はこっちです」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

かな子「ワン、ツー、ワン、ツー……！」ﾀｯﾀｯ

マストレ「ほらステップ遅れるな三村！」

かな子「は、はい！」

まゆ「こ。これはまゆたちにも堪えますね……」ﾀｯﾀｯ

茄子「で、ですね……」ﾀｯﾀｯ

マストレ「話してる余裕があるならもうワンセットだ！」

まゆ「」

茄子「」

Ｐ「……」ｽｯ…

ベテトレ「三村の水をおしるこにすり替えるな」ｶﾞｼ

まゆ「二週間後、そんな過酷なダイエットの末……」



かな子「ゴク……」ｷﾞｼ…

体重計「(ﾋﾟｰ)kgなんですけど……」

かな子「や、やせましたー！」ﾊﾟｧ

まゆ「うふふ、おめでとうございます♪」

かな子「ありがとう、みんなのおかげだよっ」

茄子「これで水着の仕事もばっちりですねー♪」

かな子「う、うん。……そもそも水着に自信ないけど……」

心「若いんだからどんどん肌出してけって☆　な、パイセン？」

菜々「ナナに振らないでくれます？」

かな子「……そうだよね、せっかくダイエット頑張ったんだし、お仕事もがんばってくるね！」

茄子「その意気ですよー♪」

かな子「でも……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

茄子「？」

かな子「しばらく甘いもの食べてないから……そろそろ禁断症状が……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

茄子「あ、あはは。もう少し我慢しましょうね……」

ちひろ「あれ、Pさんは……？」

まゆ「帰り道、青木家から夜襲を受けまして……」

ちひろ「無茶しますねー……」

以上です。
かな子は愛らしいなぁ。


ほたるちゃんソロ曲、良かった……