1: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 18:21:25 ID:89TexRuI
人生初のランイベは最後に心が折れました。灯織で二位でした。
あとメイド夏葉と夕町凛世は確保した。やったぜ。

多分今日深夜か明日から投下予定

引用元: 【シャニマスSS】P「恋鐘をおとなしくさせる」 



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3: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:35:50 ID:89TexRuI
結華「おっはよー!……あれ?」ガチャ

霧咲摩「「「……」」」シーン

結華(なんだか空気が重たい……?)

P「ん?結華か。おはよう」ガチャ

結華「あ、Pたん。おは



恋鐘「お、おはよ……///」(頭がふっとーしそうな抱えられ方)



結華「ナンデ!?」

P「んー?何がー?」イスニスワル

4: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:36:28 ID:89TexRuI
結華「何がじゃないでしょ!?」ガーン

結華「というかなんで抱き合ったままなの!?なんでそのまま座ってるの?!」

P「いや、なんというか、成り行き?」

結華「成り行きでこうなるの?!」

P「実は罰ゲームだったりするんだよなぁ」パソコンカタカタ

P「あ、恋鐘。ちょっと首よけて。見づらい」

恋鐘「うぅ///」クビヨケル

結華「降ろせばよくない!?」

P「いやでも罰ゲームだし」

結華「罰ゲーム……?」

5: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:37:02 ID:89TexRuI
結華(でもそれなら他のみんなは……)ソファミヤリ

摩美々「」スマホポチポチ

咲耶「」ザッシミテル

霧子「」リンゴムキムキ

結華(あっれぇー?普通に見えるけどまみみん同じページ行ったり来たりしてるしさくやん雑誌逆だしきりりんに至っては皮じゃなくて実を剥いてる?)

摩咲霧「「「……」」」(なんか聞いてほしそうなオーラ)

結華(……三峰が聞く流れかー)

6: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:39:26 ID:89TexRuI
結華「んっん。……プロデューサー?」

P「んー?」テヲトメナイ

結華「……なんで、そんなことになったの?」

P「?罰ゲームだけど?」

結華「そうじゃなくて!そこにいたるまでの経緯!」

P「あー、実はさ――

7: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:39:59 ID:89TexRuI
ー朝ー

恋鐘「プロデューサー、これお弁当」ワタシワタシ

P「いつもありがとうな。昼にいただくよ」ツクエノナカヘ

恋鐘「よかばい。……ところでプロデューサー」

P「ん?どうした?」

恋鐘「……」ジーッ

P「……本当にどうしたんだ?そんなに見つめられると穴が空きそうだ」

恋鐘「……灯織のこと、ばり褒めとったって聞いたんやけど」

P「そうだけど……それがどうかしたのか?」

恋鐘「……」ムスー

P「……??」

8: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:41:04 ID:89TexRuI
恋鐘「……うち、頑張っとらん?」

P「頑張ってると思うけど……??」

恋鐘「」ムッスー

恋鐘「うちも褒めてよー!」ガッシィ

P「え、ちょっ」ツカマレ

恋鐘「うちも日頃から頑張っとるばい!褒めてほしかばい!」ガックンガックン

P「わかったから!わかったから落ち着いt」ガタッ

9: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:41:43 ID:89TexRuI
マグカップ「こぼれたやで」

PC「シャッダウン」



P・恋鐘「「あ……」」

10: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:43:53 ID:89TexRuI
あ、やっべ。忘れてた。

実はこれ以下の話のサイドストーリーみたいなやつです。全く読んでなくても大丈夫なやつなので特に問題ではないんですが「なんで灯織褒めてたんだよ」とかは以下のお話に書いてます

【シャニマスSS】P「灯織を褒め倒す」

11: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:44:26 ID:89TexRuI
P「……」

恋鐘「……」

P「恋鐘」

恋鐘「はい……」

P「とりあえず座ろっか」

恋鐘「……はい」

12: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:45:03 ID:89TexRuI
P「流石に徹夜して仕上げた企画書とか権利関係の書類おじゃんにされたらいくら俺でもおこなのぜ?」

P「なんでこうなったのかっていうと恋鐘が揺すってきたからじゃん?」

P「落ち着かないといけないじゃん?だから落ち着かせるために今日一日はこうしようかなぁって」

P「それでお膝の上に乗せたんだよ」

P「反省しなきゃだもんなー?」パソコンカタカタ

恋鐘「……///」フルフル

結華(こがたん困ってるけど幸せででもどうすればいいのか分からない顔してる……)

13: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:45:44 ID:89TexRuI
結華(あとみんなもちょっとほっとしてるけどチラチラこっちに目線くるなぁ)

結華「……でも、それなら別にお膝の上じゃなくてもよくない?普通に正座とか」

P「正座してるとか恥ずかしいじゃん?」

結華「今も相当だと思うよ……?」

14: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:49:01 ID:89TexRuI
P「まぁ何はともあれ、今日は反省させる時間だから。レッスンには行かせるから安心しな」

結華(別の意味で安心できないんだけど……)

摩美々「……プロデューサー」

P「ん?どうした摩美々」

摩美々「私ー、罰ゲーム受けたことないんですけどー」

P「え?罰ゲームしてほしいの?ゴムパッチン?スカイダイビング?」カタカタ

摩美々「なんでもないですー……」ムスー

結華(まみみん撃沈しちゃった……)

15: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:49:40 ID:89TexRuI
霧子「あの、えっと」オズオズ

P「霧子もかー?どうしたー?」

霧子「……その、さすがに恋鐘ちゃんがかわいそう、かなって」

P「でもスク水亀甲縛りで首から反省中プレートさげて正座とこれならどっちがいい?って聞いたらこっちを選んだしなぁ」

霧子「他に手段はなかったんですか……?!」

P「思いつかないネ!」

霧子「うぅ……」

結華(すごくいい感じに断言した!?)

P「じゃあ例えば?もし霧子の案が妥当なら今からでも採用することにしよう」

結華(!?これはチャンス!ここで上手くきりりんが切り抜けてくれれば……!)

16: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:50:16 ID:89TexRuI
霧子「え、えっと……」

結華(頑張ってきりりん!)

P「ほら、なにかないか?」

霧子「……」オドオド

P「ゆっくりでいいんだぞ?」

結華(きりりん……!)

咲耶(霧子……!)

摩美々(霧子……)

霧子「……ごめんなさい」

結華「ナンデ!?」

霧子「ぇぅっ!?結華ちゃん……?」

17: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:50:51 ID:89TexRuI
結華「きりりんそこはもうちょっと頑張ってよ!?諦めちゃ駄目じゃん!?」

霧子「でも、わたしそんなひどいこと……」

P「はっはっは、霧子はやさしいなー?」セナカナデル

恋鐘「~///」フットースル

結華(もういい加減この砂糖空間どうにかしたい……)

18: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:51:39 ID:89TexRuI
咲耶「プロデューサー、ちょっといいかな?」

P「んー?どしたー?」

咲耶「流石に、年若い女の子と密着するというのはいかがなものかな?」

P「む……」

咲耶「いくら罰とは言っても限度があるだろう?さすがにこれほど女性に触れている状態というのは良くないんじゃないかな?」

P「んー、それもそうかなー?」

結華(さくやん上手い!これなら自然とこがたんが離れる流れに……!)

19: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:52:33 ID:89TexRuI
咲耶「それに、疑いたくはないがプロデューサーが邪な気持ちを持っているようにも」

P「いやそれは確実にないかな」

咲耶「いや、そう見えるというだけで」

P「そんな気持ちになるとか100%ありえないよ」

咲耶「いや、えっと」

P「罰ゲームだぜ?そんな気持ちになったりなんかしないさ。恋鐘もそうだろ?」

結華(ああ、こがたんがこの世の終わりみたいな顔してる……)

P「ああでも咲耶が恋鐘の代わりになるというなら考えよう」

恋鐘・咲耶「!?!?」

P「どうする?」

咲耶「……」オロオロ

20: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:53:09 ID:89TexRuI
結華(さくやんが焦ってる……いや、こがたんが捨てられた子犬みたいな目むけてるのもあるけど……!)

P「もし咲耶と抱き合ったら愛情を込めて頭をなでたり背中ぽんぽんしたり子供にするようなことをするかもしれないけどなー」

咲耶「遠慮するよ」ソクトウ

結華「ああ……」

結華(さくやんも撃沈しちゃった……)

P「恋鐘、あんまり動かないてくれ。やりづらい」

恋鐘「それはプロデューサーがぁ……」ナミダメ

P「んー?じっとしなきゃ駄目だろー?」

恋鐘「うぅ……」モジモジ

結華(これ、止めようないのかなー)

21: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:53:52 ID:89TexRuI
P「胸あたってるけどわざと?」

恋鐘「それはぁ!プロデューサーがぁ!」



P「もぞもぞしないの。じっとしろよー」

恋鐘「い、息あたってくすぐったかけん」

P「じゃあもうちょっとひっついて」

恋鐘「むーりぃー……」マッカ

P「じゃあ我慢して」

22: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:54:40 ID:89TexRuI
P「お昼だなー」

恋鐘「お、お昼やねー」

P「ん?どうした?チラチラこっち見て」

恋鐘「ご、ご飯食べたいけん、一旦離れてもよかと?」

P「このまま食べるんだけど?」

恋鐘「えっ」

P「食べさせてあげるからなー」

恋鐘「~……!!!」モジモジ

23: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:55:38 ID:89TexRuI
P「あーん」

恋鐘「あーん……///」

P「卵焼き美味しいよなー」

恋鐘「うん……///」

P「照り焼きも美味しくできてるよ」

恋鐘「うぅ……///」カオオオウ

24: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:56:26 ID:89TexRuI
摩美々「爆発してよ……」

結華「まみみん気持ちはわかるけど落ちついて」

咲耶「……」テンヲアオグ

霧子「……」ムキ…ムキ…

結華(あれから数十分ずっと砂糖はきっぱなし……)

結華(でもそろそろユニットレッスンだし、大丈夫のはず)

P「ん、時間的にはちょうどくらいか。そろそろ降りていいぞー」

恋鐘「」イソイソ

結華(やった!ようやく終わった!)

P「でも帰ってきたらまたお膝なー」

恋鐘「うわぁあああああん!」カケダス

結華「こがたん!?」

25: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:57:27 ID:89TexRuI
ーレッスン終わりー

恋鐘「プロデューサーは鬼畜ばい!」タイイクズワリ

摩美々「爆発しよ?」ジッ

恋鐘「なんね!?」

結華「うん、爆発すると綺麗におさまるかな」アセフキフキ

恋鐘「さ、咲耶ぁ……」ウルウル

咲耶「すまないね、正直擁護はしづらいかな」

恋鐘「……霧子」

霧子「よ、よしよし……大丈夫だよ、恋鐘ちゃん……」セナカポンポン

恋鐘「霧子ぉ……」

26: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:58:24 ID:89TexRuI
結華「でも、こがたんそんなに嫌じゃなかったでしょ?」

恋鐘「それは……そうやけど……」

摩美々「……恋鐘」

恋鐘「……」メセンダケ

摩美々「……代わるよー?」

恋鐘「へ?」

摩美々「私ー、プロデューサーの膝興味あるしー」

恋鐘「」

27: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 20:59:14 ID:89TexRuI
摩美々「でもー、イタズラしてもー、多分今は取り合ってくれなさそーだしー」

恋鐘「じゃ、じゃあ別の日に」

摩美々「恋鐘ばっかりずるいと思うしー」

恋鐘「うぅぅぅぅぅ……」グシグシ

摩美々「むしろ代わってくれない?」ジーッ

咲耶「摩美々、そう意地悪を言うものじゃないよ」

摩美々「……はぁい」

結華「でも、こがたんがどうしたいのかわからないとどうしようもないよねー」

霧子「……えっと、恋鐘ちゃんはどうしたいの?」

恋鐘「うちは……」

28: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:00:14 ID:89TexRuI
結華「本当に嫌ならわたしたちでプロデューサーに言うけど?どうする?」

恋鐘「……こんままがよか。せっかく構うてもらえとーもん」

摩美々「……」メクバセ

咲霧三「「「……」」」バッチリ

四人「ごちそーさま」

恋鐘「な、なんね!?うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……!」///

29: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:00:45 ID:89TexRuI
ー事務所道中ー

恋鐘(別に、嫌じゃなか。ばってん、恥ずかしか)テクテク

恋鐘(恥かしいだけで、むしろ嬉しかともあって……)カァァ

恋鐘(うち、構って欲しかっただけばい……)シュン…

恋鐘(灯織はばり褒められとったって聞いて、ちょっと羨ましゅうなった)

恋鐘(灯織はすごかけん、褒めらるるんもわかる。けど……)

恋鐘(うちも、頑張ったもん)

恋鐘(もっと褒めてほしか……)グスッ

恋鐘(……!いかんね。うち、頑張らないかんもん)グシグシ

恋鐘(せめて、笑顔くらい!)ガチャ

30: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:01:18 ID:89TexRuI
恋鐘「ただい、まー……?」

恋鐘(プロデューサーが……ソファで寝とる……)

恋鐘「ぷろ、でゅーさー……?」

P「……zzz」

恋鐘(……お弁当箱、洗ってある)

恋鐘「プロデューサー……」

恋鐘(手、握ってもばれんかな)オソルオソル

31: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:02:07 ID:89TexRuI
ぎゅっ。

恋鐘「……」ニギニギ

恋鐘「……」きゅっ

恋鐘「……」クニクニ

恋鐘「……うち、がんばっとーよ」

恋鐘「ばってん、ちょっとだけ……」アタマニテヲ

恋鐘(……ごつい手。うちのより、大きか)

32: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:03:32 ID:89TexRuI
P「……よしよし」

恋鐘「……起きとったん?」

P「ついさっき」

恋鐘「……いじわる」

P「……こっちにおいでー。ちょっとだけ続き」

恋鐘「……」イソイソ

P「よしよし。いい子いい子」

33: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:04:40 ID:89TexRuI
恋鐘「……」ギュムー

P「……ごめんな。恋鐘も頑張ってるもんな」

恋鐘「……うん」

P「灯織褒めたのはさ、単純に灯織自身が自分の努力を認められないからってのがあったんだよ」

恋鐘「……知っとう」

P「だから、ちょっとは認めてあげようぜって褒めたんだ」

恋鐘「……それも知っとう」

P「だけど、そうだよな。恋鐘も褒めて欲しいもんな」ワシワシ

恋鐘「……うん」

P「恋鐘は頑張ってるよ」

恋鐘「……うん」

P「この前の芝居だって、恋鐘じゃなきゃ駄目だったよ」

34: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:05:24 ID:89TexRuI
恋鐘「……」

P「お姫様、綺麗だった。本物のかぐや姫みたいだった」

恋鐘「……」ギュゥゥゥ

P「……大丈夫。きちんと見てる。恋鐘は、頑張ってるよ」

恋鐘「……」

P「恋鐘?」

恋鐘「……にえへへぇぇ」ニッコニコ

P「……もっと褒めないとだめかな、こりゃ」

35: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:06:52 ID:89TexRuI
後日談

P(褒められると伸びるタイプだったらしい。あれ以来、恋鐘はより一層アイドルとしての魅力を増した)

P(ただ、そのかわりというか。恋鐘とのことが事務所内でバレてしまった)

P(いや、うん。実際は恋鐘が時折お膝をご所望してそれを見られてしまったとかそんな感じなんだけど)

P(まさか千雪さんまでお膝ご所望とかちょっとびっくりした。もじもじしながらお膝乗せてって言われるとか実際すごい威力)

P(……)

P(どうしよう\(^o^)/)

36: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:07:47 ID:89TexRuI
後日談その2

P「……摩美々」

摩美々「なんですかぁ?」

P「イタズラしてもお膝は貸さないぞ?」

摩美々「えー?」

P「だからほんとやめておねがい。拡散したの摩美々だろ!?というかなんで千雪さんの写真恋鐘に送りつけてんの!?」

摩美々「浮気現場かと思って―」

P「浮気じゃないわい!」

摩美々「千雪さんがー、本妻ですかぁー?」

P「結婚してねーよ!?」

37: ◆3xQXQ8weeA 2019/02/24(日) 21:09:07 ID:89TexRuI
-fin-