2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:30:55 ID:RnePRSq.
~星と夜空の見える丘で~


果南「ここは……?」

??「あなたは誰?」

引用元: 花丸「星を見るゴリラ」 



3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:38:33 ID:RnePRSq.
真姫「私はここで天体観測してるんだけど」

果南「うーん、どうしてここにいるのか分かんないや」

真姫「ナニソレイミワカンナイ」

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:49:45 ID:RnePRSq.
果南「ここは星が綺麗だね」

真姫「あなた、マイペースな人ね」

真姫「私、天体観測が趣味でたまにここに来るのよ」

果南「私も星を見るのが好きなんだ」

真姫「へえ、そうなの」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:50:31 ID:RnePRSq.
果南「私の住んでるところは海が綺麗で、空も澄み渡ってて」

果南「だからそこから見える星も大好きなんだ」

真姫「私は街の中に住んでるから、星はあまりたくさんは見えないけど」

真姫「部屋にある望遠鏡からいつも夜空を見ているわ」

果南「私たち仲良くなれそうだね」

真姫「ヴェェ別に……うん///」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:51:33 ID:RnePRSq.
果南「星空ってすごいよね……昔の人は星と星を線で結んでモノの見立てた」

果南「それが星座になって色々なことを連想していった……神話とかね」

果南「そんな星空だけど、こうやって何も考えずただ漠然と見るのも好きなんだ」

果南「いろんな人たちがいろんな想いを馳せながら、この星たちを見てきたんだって」

果南「星って素敵だな、綺麗だな……ってね」

真姫「私は星や星座に詳しいつもりだけど、そういう考え方も嫌いじゃないわ」

真姫「漠然と星を見ながらなんとなく物思いにふける……コーヒーとか飲みながらね」

果南「やっぱり私たち気が合うのかもね」

真姫「ふふっ、そうかもしれないわね」

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:52:11 ID:RnePRSq.
真姫「ところであなたどこから来たのよ?」

果南「そういえばわかんないや」

果南「気が付いたらここにいた」

真姫「よくわからないわね……」

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:52:53 ID:RnePRSq.
果南「ここはどこなの?」

真姫「ここは……」


……リラ…………水ゴリラ…………


果南「え? ……よく聞こえない」

真姫「そういえばあなた名前は? 私は……」


……水ゴリラ……いてるずら……

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:53:36 ID:RnePRSq.
果南「あれ?」

真姫「どうしたのよ?」

果南「もう帰る時間みたい」

真姫「え?」

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:54:30 ID:RnePRSq.
果南「ねえ、私たち……また会えるかな?」

真姫「……」

果南「……」


真姫「……会えるわよ、きっと」

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:55:19 ID:RnePRSq.
~内浦~

花丸「水ゴリラ、聞いてるずら?」

果南「え?」

花丸「どうしたの? 急にボーっとして」

果南「うーん……星を見てた」

花丸「ちょっと何言ってるか分かんねえずら」

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:56:17 ID:RnePRSq.
果南「そういえば今、水ゴリラって呼んでなかった?」

花丸「ずら!? 呼んでないずらよ!! 果南ちゃんって言ったずら!」

果南「ハグぅぅ~」ぎゅー

花丸「ぎいぃいいぃいやぁ~~!!何するずらァー!!!」

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:57:05 ID:RnePRSq.
果南「あ、そうだ」

花丸「?」


果南「今度、星を見に行きたいんだけど……マルも来ない?」

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:58:22 ID:RnePRSq.
果南「また会える気がするんだ……」


真姫「また会える気がするわね……」

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/03/06(水) 02:59:12 ID:RnePRSq.
おわり

ありがとうございました。