【安価】提督「提督になれてよかった」その7【艦これ】

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 00:40:20.31 ID:EcVXtmh9O
【未登場艦娘(たぶん)】


深雪 巻雲 朝雲 山雲 冬イベ艦



【フラグ組】


金剛 り

木曾ょ withまるゆ

陽炎 こ withレーベ

古鷹 鳳翔 漣 う in北九州3拍4日




青葉 提督とデート

衣笠 提督との仲を取り持ってもらうことに


天津風 深海棲艦に半ばなりかけている彼女をすくうために、彼女のいた鎮守府へ


引用元: ・【安価】提督「提督になれてよかった」その8【艦これ】 



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4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 22:57:08.98 ID:Pn4SrpsKO


ヲ級「ヲッヲー」


レ級「やぁ、提督さん」


提督「レ級に、ヲ級か。久しぶりだな」


ヲ級「ヲッヲッヲ」


レ級「里帰りしてたんだって。それにしても、大変だったね」


提督「戦艦レ級はお前とあの一体しかいないのか?」


レ級「分かんないよ。私ほかの奴は知らないもん」


提督「そういやお前とはプールで出会ったもんな・・・」








↓1 どうする?どうなる?








5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:00:28.59 ID:14XX1b49o
補給等を高速で終わらせたのか瑞鶴が見舞いに来る

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:04:28.07 ID:Pn4SrpsKO




バンッ!



瑞鶴「翔鶴姉!お兄ちゃ・・・提督さん!」


翔鶴「瑞鶴?補給はどうしたの?」


瑞鶴「二人が怪我してるのにそんなゆっくりしてられないよ!」


提督「大丈夫だよ。翔鶴はかすり傷だし、俺だって平気だ」


瑞鶴「はぁ・・・良かったぁ・・・」


翔鶴「心配かけてごめんね?」








↓1 どうなる?

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:05:15.10 ID:F0WwGgoY0
時雨がレ級に対して発信機をつけれたと報告

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:10:09.71 ID:Pn4SrpsKO




ガチャ


時雨「ていと・・・あ、瑞鶴ももう来てたんだね」


提督「時雨もお見舞いか?ありがとうな」ナデナデ


時雨「んっ・・・それもあるけど、これ」スッ


提督「?」


レ級「何それ?」


時雨「明石特性の発信器だよ。レ級に付けておいたから」


時雨「ただ、小型化の影響で電波があまり遠くまで届かないけどね」


提督「いや、充分だよ。ありがとう、時雨」ナデナデ


時雨「~♪」






↓1 どうなる?


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:11:56.21 ID:SjlOTVUh0
ちょっと羨ましそうに眺める翔鶴

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:15:17.79 ID:Pn4SrpsKO



翔鶴「・・・」ムッ


瑞鶴「いいの?翔鶴姉」ヒソヒソ


翔鶴「な、何が?」


瑞鶴「せっかく朝食で時雨に頑張るって言ったのに、このままじゃ負けちゃうよ」ヒソヒソ


翔鶴「で、でも・・・」






時雨「~♪」スリスリ





↓1 どうなる?

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:15:34.84 ID:3bQbsAGo0
提督「翔鶴、おいで。お前は甘え下手だからな 兄貴にはもっと素直になってもいいんだぞ」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:20:34.47 ID:Pn4SrpsKO



提督「ほら、翔鶴も」


翔鶴「あ、でも・・・」


提督「いいからっ」


翔鶴「あ、ん・・・」


提督「お前は瑞鶴の前だとついつい遠慮しちゃうからな。もっと素直になっていいんだぞ」


翔鶴「は、はい・・・」




ヲ級「ヲー・・・」


レ級「私たちはお邪魔みたいだから、戻ろっか」





↓1 どうなる?

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:22:00.48 ID:L5nYy14f0
翔鶴「では お言葉に甘えさせていただきます」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:27:00.98 ID:Pn4SrpsKO


瑞鶴「なら、私も戻るねー」


翔鶴「あ、瑞鶴!」


瑞鶴「いっぱい提督さんに甘えさせてもらうんだよー」


バタン


提督「翔鶴」


翔鶴「・・・はい」コテン


提督「翔鶴の髪、綺麗だな」


翔鶴「ほ、誉めてもらえて、嬉しいです・・・お兄様」


時雨「提督、僕も・・・」


提督「はいはい」ナデナデ






↓1 どうなる?

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:27:54.27 ID:F0WwGgoY0
時雨(でもね翔鶴僕はそれだけじゃないんだよ。)
「そうだ、提督僕バレンタインチョコ作ったんだけど受け取って、くれるかな?」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:31:21.03 ID:Pn4SrpsKO



時雨「・・・あの、提督」


提督「ん?」


時雨「これ、バレンタインのチョコなんだけど・・・一生懸命作ったんだ」


時雨「受け取って、くれないかな?」


提督「断るわけないよ。時雨が作ったなら、美味しいに決まってるしな」


翔鶴「・・・う」←料理ヘタ


時雨「・・・良かった」







↓1 どうなる?

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:31:35.11 ID:3bQbsAGo0
まさに病み時雨じゃないかww

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:36:15.42 ID:Pn4SrpsKO



↓にずらしまー



提督「今食べていいか?」


時雨「うん、いいよ」


提督「ラッピングも凝ってるな・・・」


時雨「白露型の皆で考えたからね」


提督「ん、美味そうだ。いただきます」パクッ


時雨「・・・美味しい?」


提督「最高だよ。さすが時雨だな」ナデナデ


時雨「あ、うん・・・///」




翔鶴「・・・」むぅ




↓1 どうなる?




24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:38:05.13 ID:SjlOTVUh0
翔鶴(料理が出来ないってこういう時に損をするのね…)

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:42:52.03 ID:Pn4SrpsKO



翔鶴(・・・料理は嫁入りの時に、って考えてたけど)


翔鶴(こういうときにはどうしようもないわね・・・)ホロリ





時雨「そっちはチョコトリュフで、そっちのは生チョコだよ」


提督「美味いな~」モグモグ


時雨「ふふっ・・・」





↓1 どうなる?


26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:43:18.43 ID:L5nYy14f0
翔鶴(今度 鳳翔さんに料理でも教えてもらおうかな)

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:49:04.49 ID:Pn4SrpsKO



翔鶴(いや、諦めちゃ駄目よ)


翔鶴(鳳翔さんに料理を教えてもらいましょう!)





提督「御馳走様。美味しかったよ」


時雨「そう?よかった・・・あ、提督。チョコついてるよ」


提督「どこだ?」


時雨「動かないでね・・・んっ」ペロッ


翔鶴「!」


提督「あ、ありがとう・・・」


時雨「どういたしまして♪」







↓1 どうなる?

29: 以下、2014年にかわりまして2015年がお送りします 2015/02/16(月) 23:49:25.41 ID:FbR2E/b70
レeli追撃の間に修理してもらったルンバで一撃翌離脱的盗撮
他白露型「協力した見返りよこせ」

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:55:41.35 ID:Pn4SrpsKO




ヒュンッ



提督「? 今何か通ったか?」


時雨「きのせいじゃないかな」






村雨「わ~時雨ったらデレデレ~」


涼風「大丈夫かな、姉さんにバレたりしたら・・・」


白露「へーきへーき!協力して上げた見返りよ」


夕立「夕立も提督さんを●●●●したいっぽい~」





↓1 どうなる?




32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:55:53.75 ID:bENveuFC0
白露「台詞も舐めとりもバッチリ、退却www」

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:01:53.86 ID:xGgt964ZO



春雨「こ、この時雨姉さん、すごく、その・・・」


村雨「まあ時雨だしねー・・・白露姉さん、舐めてるところ、撮れた?」


白露「うん、ばっちり!」


白露「それじゃ、退却~!」






時雨「~♪」スリスリ


翔鶴「う・・・」





↓1 どうする?どうなる?





↓1 どうなる?

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:02:18.33 ID:CfGEzO2H0
だんだん嫉妬心が湧いてくる翔鶴

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:07:15.10 ID:xGgt964ZO






翔鶴(し、時雨ばっかりズルい・・・)


翔鶴(私だって・・・)ぎゅぅぅ


提督「どうした、翔鶴」


翔鶴「わ、私も甘えさせてくださいっ」


提督「・・・今撫でてるだろ?」


翔鶴「! そ、それはそうですけど・・・うぅ」






↓1 どうする?どうなる?

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:08:22.42 ID:W6JbgAfC0
ルンバが逃げる気配を察知した時雨
追撃に行った

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:12:13.75 ID:xGgt964ZO



時雨(・・・ちょっと、やり過ぎちゃったかな)


時雨「・・・ん?」


提督「どうした?」


時雨「・・・ごめん。ちょっと用事を思い出したよ」


提督「そ、そうか」


時雨「またね、提督」


バタン


翔鶴(これは・・・チャンス)






↓1 どうする?どうなる?

43: 以下、2014年にかわりまして2015年がお送りします 2015/02/17(火) 00:12:58.73 ID:NPnr+Yzx0
涼風がルンバを回収、白露型でデータを移して盗撮完了

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:16:58.46 ID:xGgt964ZO



白露「涼風!回収にいって!」


涼風「あいよっ!」






涼風「とってきたぜ!」


村雨「じゃ、このデータを移して・・・」


白露「いい?時雨になにか聞かれても、ぜーったい喋っちゃ駄目だよ!」


「はーい」


夕立「翔鶴さんがどうなってるかも気になるけど、仕方ないっぽいー」







翔鶴「ん・・・」ぎゅぅぅぅぅ


提督「翔鶴?」


翔鶴(私だって・・・)




↓1 どうなる?

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:13:26.08 ID:h+ttMQf+o
提督を押し倒しちゃう

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:23:24.20 ID:xGgt964ZO



提督「翔鶴、少し痛い・・・」


翔鶴「あっ、ご、ごめんなさい!」パッ


ズルッ


翔鶴「えっ!?きゃああぁぁ!」


提督「翔鶴!」


ドシン


翔鶴「いたたた・・・」


提督「っ・・・」


翔鶴「あ、ご、ごめんなさい提督!」


翔鶴「押し倒しちゃうなんて、あのっ、わざとじゃなくて・・・あのっ!」






↓1 どうなる?




51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:24:02.98 ID:RBEvIvFw0
恥ずかしくなって部屋を飛び出す

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:28:26.42 ID:xGgt964ZO




翔鶴「あ、あのっ・・・あのっ」


翔鶴「~っ、ご、ごめんなさい!」


バンッ!


提督「あ!翔鶴!」







翔鶴「私ったら、なんであんなにドジばかり・・・」


翔鶴「料理も、先登でも大破して提督に怪我をさせてしまって・・・」


翔鶴「はぁ・・・」





↓1 どうなる?

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:29:45.10 ID:CfGEzO2H0
鳳翔さんに相談する

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:32:46.40 ID:xGgt964ZO



【食堂】


翔鶴「はぁ・・・」


鳳翔「どうしました?溜め息はよくありませんよ」


翔鶴「鳳翔さん・・・実は」





鳳翔「成る程・・・」


翔鶴「私ったら、本当にドジで・・・どうしたら・・・」


鳳翔「・・・」






↓1 どうなる?

59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:42:52.75 ID:W6JbgAfC0
甘えるって、人によっては難しいことなのかもしれませんね
遠慮や躊躇いが邪魔をして

でも提督が甘えてくれと言ったのでしょう?翔鶴さんはどうしたかったのですか?

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:48:05.51 ID:xGgt964ZO



鳳翔「とりあえず、お茶をどうぞ」


翔鶴「ありがとうございます・・・」


鳳翔「確かに、甘えることは人によっては難しいかもしれませんね」


鳳翔「特に翔鶴さんは、しっかりしてますから。遠慮や躊躇いが邪魔することもあるでしょう」


翔鶴「はい・・・」


鳳翔「でも、提督が甘えてくれと言ったのでしょう?貴女は、どうしたかったんですか?」


翔鶴「わ、私は・・・」





↓1 翔鶴の返答










61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:49:05.42 ID:k1hVq9J40
も、勿論断ります!断固として…

64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:56:17.90 ID:xGgt964ZO



翔鶴「他にも、人がいたなら断ります・・・」


鳳翔「・・・」


翔鶴「でも、二人だけの時なら・・・」


翔鶴「私だけを見て欲しいですし、触れて欲しいです。いっぱい、愛してほしいです・・・」


鳳翔「なら、大丈夫じゃないですか?自分の気持ちに気づけましたか?」


翔鶴「ありがとうございます・・・あの、さっきの、見て欲しいとか、触れて欲しいとかは・・・」


鳳翔「もちろん、口にしませんよ」クスッ


翔鶴「・・・ありがとうございます」






↓1 翔鶴はどうする?どうなる?




62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:50:38.44 ID:W6JbgAfC0
二人の時は私だけを見て欲しい、触れて欲しい、愛してほしい

68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:04:08.98 ID:xGgt964ZO



↓にずらしまー


あと、今日はここまでですー。


また明日~




「いたっ!翔鶴!」


翔鶴「あ、て、提督」


提督「さっきは、ごめんな・・・瑞鶴に色々言われて」


翔鶴「いえ、私も、出ていってしまって、すみませんでした」


提督「ともかく、もう大丈夫なのか?」


翔鶴「ええ、落ち着きましたから」






↓1 どうする?どうなる?


69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:06:44.13 ID:h+ttMQf+o
乙です

鳳翔が笑顔で2人を店から追い出す。デートしてこい的な意味で

74: ◆ngbCaSXuM2 2015/02/17(火) 23:00:09.05 ID:mVMQJcLhO


鳳翔「・・・提督、翔鶴さん」


提督「ん?何だ?」


鳳翔「少し買い物に出てきて貰えませんか?夕食の食材が足りそうにないので」ニコニコ


翔鶴「ええ、わかりました」


鳳翔「では、これを。中に何を買えばいいか書いてますので」


翔鶴「あ、はい・・・」


翔鶴「・・・」ペラッ


『 沢山甘えてください 』


翔鶴「あ、鳳翔さん・・・」


鳳翔「何か?」ニコニコ


翔鶴「・・・いえ、行ってきます」








↓1 どこにデートにいく?

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:01:41.70 ID:CfGEzO2H0
遊園地

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:07:27.84 ID:mVMQJcLhO




【遊園地】



提督「・・・買い物はいいのか?」


翔鶴「ゆ、夕食までに戻ればいいと書いてましたよ」


提督「そうか。それならいいんだ」


提督「にしても、翔鶴が遊園地に行きたいなんて意外だな」


翔鶴「・・・好きなんです、遊園地」


提督「そうか。なら、楽しむとしよう」







↓1 どうする?どうなる?

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:10:26.57 ID:xfqleP800
定番のお化け屋敷へ

78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:14:26.63 ID:mVMQJcLhO




翔鶴(なにか、甘えられそうなものは・・・)キョロキョロ


提督「・・・楽しそうだな」


翔鶴「ええ、とっても・・・あ!」


翔鶴「提督、お化け屋敷がありますよ!入りましょう!」


提督「ああ、いいぞ」







↓1 どうなる?

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:23:48.94 ID:glIQJRub0
ビビりまくりの翔鶴

81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:27:58.42 ID:mVMQJcLhO




ヒュンッ


翔鶴「ひっ!?」


お化け(なんや可愛い嬢ちゃんやないか。あんまり怖がらすのはやめたろ)


提督「大丈夫か?翔鶴」


お化け(カップルかよ[ピーーー])


バンッ!


お化け「うぼあー(^p^)」


翔鶴「っ、きゃああぁぁっっ!!」







↓1 どうなる?

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:28:14.88 ID:CfGEzO2H0
翔鶴が提督に抱きつく たまたま提督の腕に胸を押し付ける格好となる

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:33:34.04 ID:mVMQJcLhO




翔鶴「うぅ、うぅ・・・」


バンッ!


翔鶴「きゃあっ!」


ぎゅぅぅ


提督(ん、む、胸が・・・いい匂いも・・・)


提督「あー・・・だ、大丈夫か?翔鶴」


翔鶴「は、はひ・・・」







↓1 どうなる?




84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:35:09.01 ID:xfqleP800
お化けさらに追撃戦に移行

86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:44:26.24 ID:mVMQJcLhO



お化け「うぼあー(^p^)」


「「「うあー(^p^)」」」ゾロゾロ


翔鶴「ひっ!?」


翔鶴「うぅ、うぅ・・・」


ぎゅぅぅぅぅ


提督「翔鶴、大丈夫か?翔鶴」


お化け「うえーい(^p^)」


翔鶴「っ!ぅぅ・・・」





↓1 どうなる?






87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:44:56.95 ID:CfGEzO2H0
翔鶴がおばけを殴り倒す

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:50:26.55 ID:mVMQJcLhO




お化け(かわええなあ。触ったらあかんけど、こりゃ我慢できんわ・・・)


チョンッ


翔鶴「ひっ!?い、い・・・」


翔鶴「いやぁぁぁぁぁっ!」


パッコーン!


お化け「ぐへぇ」


提督「・・・あー」


提督「こっちだ。翔鶴。外に出よう」


翔鶴「うぅ・・・」



【外】


翔鶴「・・・申し訳ありませんでした」


係員「いえ、こちらもお客様に触れてしまいましたから・・・」


翔鶴「・・・」


提督「かなり怖がってたな」


翔鶴「ご、ごめんなさい・・・」シュン






↓1 どうする?どうなる?

91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:51:44.34 ID:RBEvIvFw0
ジェットコースターに乗る

93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:56:42.34 ID:mVMQJcLhO



提督「ちょっとリフレッシュしようか。ジェットコースターは大丈夫か?」


翔鶴「ええ、それなら・・・」


提督「よし、なら乗ろうか」





<安全バーを下げて・・・


翔鶴「・・・」ドキドキ


提督「緊張してるのか?」


翔鶴「は、はい・・・でも、提督と一緒なら、平気です」


提督「よし、ほら、もうすぐだ・・・」





↓1 どうなる?



94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:57:50.37 ID:MfwNGZJbo
ジェットコースターがロケットスタート

95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:03:54.85 ID:VV5bIs9FO



ガタンッ


翔鶴「あ、あれ?なんか大分スピードが・・・」


提督「おー、速いな」


翔鶴「速いってこれ・・・っ!?」


ゴォォォォ


翔鶴「きゃああぁぁっ!?きゃあっ!いやぁぁぁぁぁっ!」


提督「はっはっはっ」






↓1 どうなる?


96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:04:41.42 ID:hcyRF9ms0
降りてから泣き出しちゃう翔鶴

97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:08:25.00 ID:VV5bIs9FO



提督「ふぅー、楽しかった・・・」


翔鶴「・・・」ジワァ...


提督「! 翔鶴、大丈夫か?」


翔鶴「へ、平気です・・・っ、ぐすっ」


翔鶴「ぅ、うぅ・・・」


提督(参ったな・・・)






↓1 どうする?どうなる?

98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:08:48.52 ID:ZS7Jwohq0
ベンチで休ませる

99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:11:50.37 ID:VV5bIs9FO




提督「とりあえず、どこか座ろう」


翔鶴「ぐすっ、はい・・・」





提督「・・・大丈夫か?翔鶴」


翔鶴「っ、はい。大丈夫です・・・」


提督「無理しないでいいからな、ちゃんと休もう」


翔鶴「・・・はい」





↓1 どうする?どうなる?

100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:13:16.72 ID:19TM751W0
膝枕して、頭を撫でてやる提督

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:17:13.62 ID:VV5bIs9FO



提督「・・・翔鶴」


ポンポン


翔鶴「・・・失礼します」


提督「・・・」ナデナデ


翔鶴「んっ、くっふ・・・」


提督「・・・俺は気にしてないから、な」


翔鶴「んん・・・」





↓1 どうなる?


104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:17:58.11 ID:/WEKrTHg0
翔鶴が眠りだす

105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:21:23.18 ID:VV5bIs9FO



提督「・・・さっきはごめんな」


提督「時雨だけに甘えさせて、お前のことは結局・・・翔鶴?」


翔鶴「すぅ・・・」


提督「っ、参ったな」


提督「こんなところで寝て、風邪でも引いたらどうするんだ・・・」


翔鶴「すぅ・・・」





↓1 どうする?どうなる?

進行は提督でも翔鶴でもおkです

106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:22:52.89 ID:U2kJ1KBEo
目が覚めるまでなでなで

108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:27:27.98 ID:VV5bIs9FO




提督「・・・」サラ...


提督(髪、綺麗だな・・・撫でていて引っ掛かることもない)


提督(気を使ってるんだな・・・)


翔鶴「ん、んん・・・」


提督(・・・こうして見ると、翔鶴もまだまだ若いな)


提督(妹がいたら、このくらいの歳か・・・)


提督(お兄様って呼ばれるのも、結構いいもんだな)


ナデナデ





↓1 どうなる?




109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:29:42.25 ID:eZT5FdUfo
ちょっと風が出てきたんで>>107

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:23:24.38 ID:ZS7Jwohq0
提督の上着をかける

110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:34:12.42 ID:VV5bIs9FO



ビュゥゥゥ


提督「・・・まだ冷えるな」


提督「起きないでくれよ・・・よし」


翔鶴「ん・・・」


ファサ


提督「・・・ないよりはましだろ」


提督「・・・ちょっと冷えるか」


ナデナデ


翔鶴「すぅ・・・」





↓1 どうなる?





↓1 どうなる?





111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:35:02.76 ID:/WEKrTHg0
翔鶴が起きる

112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:39:08.96 ID:VV5bIs9FO





翔鶴「ん、ん・・・?」


翔鶴(提督の、匂いが・・・)


翔鶴「・・・提督?」トロン


提督「ん、起きたのか」


翔鶴「・・・上着、ありがとうございます。とっても温かくて・・・」


提督「風邪を引かれたら困るからな」


翔鶴「・・・」ニコリ






↓1 どうする?どうなる?




113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:42:42.95 ID:ZS7Jwohq0
観覧車に

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:47:07.04 ID:VV5bIs9FO



ちょっと早いですけど、今日はここまでですー。





翔鶴「提督、観覧車に乗りましょう」


提督「ああ、いいぞ」


翔鶴「今度は、怖くないですから。安心ですね」


提督(・・・翔鶴は泣き顔も可愛いんだけどな)






翔鶴「大きいですね・・・」


提督「大分前に、夕張と乗ったっけな」


翔鶴「そうなんですか?」


提督「ああ。さて、ゴンドラが来たぞ」




↓2 どうなる?

116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:53:27.95 ID:Ng0vPFRL0
翔鶴「西日がとても綺麗ですね…。」

119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:00:39.24 ID:GMo0QqvOO


提督「流石、眺めがいいな」


翔鶴「・・・私、大分眠ってったみたいですね」


翔鶴「日があんなに傾いてます」


提督「大分昼が長くなってきたけど、まだまだだからな・・・」


翔鶴「・・・綺麗な西日です」


提督「・・・そうだな」







↓1 どうなる?

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:05:31.82 ID:/WEKrTHg0
提督に自分を1人の女として見れるかきいてみる

121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:09:53.40 ID:GMo0QqvOO




翔鶴「・・・あの、提督」


提督「ん?」


翔鶴「医務室で、私が提督を押し倒してしまった時・・・」


翔鶴「提督は、その・・・ドキドキ、しませんでしたか?」


提督「・・・どういうことだ?」


翔鶴「ですから、その・・・私は、艦娘ですけど」


翔鶴「一人の女として、見てくれてるのかなって・・・」


提督「・・・」







↓1 提督の応え

122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:27:12.12 ID:ZS7Jwohq0
当たり前だろ


始めは兄貴として、自分はいようと思ってたんだけどな
お前みたいな美人に押し倒されて、我慢できるかっての

123: ◆ngbCaSXuM2 2015/02/18(水) 23:31:33.30 ID:GMo0QqvOO



提督「女って・・・そりゃそうだろ」


提督「お兄様って呼ばれてたから、それらしくしてたんだが」


提督「正直・・・お前みたいな美人に好かれて、しかも押し倒されたりしたら、我慢できないよ」


翔鶴「そ、そうですか・・・///」


翔鶴「あ、あり、がとうございます・・・///」


翔鶴(うぅ・・・顔から火が出そう///)






↓1 どうする?どうなる?





124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:36:43.44 ID:19TM751W0
「翔鶴は俺のことどう思ってるんだ?」

125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:40:40.44 ID:GMo0QqvOO




提督「さて、と・・・」グイッ


翔鶴「あっ、て、提督っ!?」


提督「そういう翔鶴は、俺のことはどう思ってるんだ?」


翔鶴「い、言わなければ駄目ですか・・・?」


提督「言えないようなことか?」


翔鶴「う、うぅ・・・わ、分かりました・・・」






↓1 翔鶴は提督のことをどう思っているのか

126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:41:46.98 ID:/WEKrTHg0
翔鶴「私も 大好きです」

127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:45:42.58 ID:GMo0QqvOO



翔鶴「・・・提督のことは、本当の兄以上に考えています・・・」


翔鶴「もし、出来るなら・・・二人で一緒に年を取っていくような暮らしがしたいです・・・」


翔鶴「大好きです。提督・・・」


提督「俺もだよ、翔鶴」







↓1 どうする?どうなる?


もしくは少し早いけどここで終わる?

128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:47:59.56 ID:ZS7Jwohq0
提督がプロポー

130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:53:08.31 ID:GMo0QqvOO




提督「・・・翔鶴」


提督「目、閉じててくれるか?」


翔鶴「っ、はい・・・」


提督「・・・」


提督「・・・よし、もういいぞ」


翔鶴「あ・・・」


提督「翔鶴。その指輪、受け取ってくれ」


提督「結婚しよう。そして、ずっと一緒にいよう」


翔鶴「っ・・・はいっ・・・!」







↓1 どうする?どうなる? or終わる?

131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:55:42.45 ID:odtipSofO
終わり

132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:03:06.14 ID:YvFuhU6zO





翔鶴「いっぱい泣いたら、お腹すいちゃいました・・・」


提督「そうだな。特に昼もまだ食べてなかったから・・・」


翔鶴「・・・」


提督「? どうした?」


翔鶴「あの、バレンタインの贈り物なんてすけど・・・」


翔鶴「私、料理が得意ではないので、その・・・」


翔鶴「わ、私自身が贈り物です!・・・なん、て・・・あ、あははは」


提督「・・・」


グイッ


翔鶴「きゃっ!?て、提督!?」


翔鶴「外で、なんてっ・・・んんっ!」





このあと滅茶苦茶(ry



翔鶴編 完

次は前スレ1000ですー


133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:07:06.20 ID:YvFuhU6zO



【女主人の店】


女主人「・・・艦娘の客増えたわねー」


早霜「そうですね。お酒を沢山飲んでいかれるので、店としては助かりますけど」


女主人「それはいいけど、殆ど酒のんで愚痴って帰るのはねー・・・」


早霜「・・・そういうものですよ」クスッ


カランカラン


女主人「お、お客さんみたいね」








↓1 最初のお客

悩みについてはまた別に安価します

客は3~5人くらいの予定です


134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:08:02.20 ID:ONvZnUtu0
瑞鶴

135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:10:44.63 ID:YvFuhU6zO




瑞鶴「・・・こんちわ」


女主人「いらっしゃい。今日は一人?」


瑞鶴「うん。お酒出してくんない?」


早霜「提督さんが子供には飲ませるなと」


瑞鶴「むっ、子供じゃないし」


女主人「それで、悩みって?何かあるんじゃない?」


瑞鶴「・・・実は」






↓1 瑞鶴の悩み

136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:12:59.42 ID:FeHR4F8m0
つい加賀さんに悪態をついてしまうのを何とかしたい

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:15:36.02 ID:YvFuhU6zO


瑞鶴「私、何かと加賀さんに悪態ついちゃうのよ・・・」


瑞鶴「本当はとても尊敬してるんだけど・・・」


女主人「素直になれないのね」


瑞鶴「うん・・・つい張り合っちゃって」


女主人「なるほどね・・・」







↓1 どうする?どうなる?

138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:22:00.80 ID:Zgw4dMpJ0
嫌いではないんでしょ?
だったら大丈夫、その不器用だけど真っ直ぐな想いは伝わってるわよ

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:29:22.20 ID:YvFuhU6zO



うーん、水曜はアニメが有るからか人少ないですね


場合によっては今後水曜日の更新は控えるかもしれません





女主人「その加賀のことはどう思ってるの?」


瑞鶴「さっき言った通り、尊敬してるわよ」


女主人「なら、大丈夫よ」


女主人「そのまっすぐな思いは、きっと伝わってると思うわ」


瑞鶴「・・・そう、かな」


瑞鶴「・・・ありがとう、元気出たよ」


早霜「どういたしまして」







↓1 次のお客さん

140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:29:51.52 ID:ONvZnUtu0
妙高

141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:34:31.79 ID:YvFuhU6zO



カランカラン


妙高「こんにちわ」


女主人「あら、妙高さん。またお酒を買いに来たの?」


妙高「そうじゃなくて・・・少し相談があるの」


早霜「妙高さんもですか」


妙高「↓1のことなんだけど・・・」







↓1 妙高の悩み

142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:35:03.46 ID:Zgw4dMpJ0
姉妹の中で私だけアニメで出番が無い

143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:39:50.05 ID:YvFuhU6zO



ちょっと早いですけど、今日はここまでですー。


また明日、よろしくお願いしますー





妙高「・・・姉妹のなかで、私だけ出番がないんです」


女主人「アニメって、あの深夜にやってるやつ?」


早霜「私達も見てますよ」


妙高「ありがとう。他の姉妹は出てるのに、私だけでないって寂しいんです・・・」


妙高「はぁ・・・」


女主人「・・・」






↓1 女主人はどうする?どうなる?

144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 00:40:45.77 ID:3nHN2+7co
スポンサーに圧力でもかければ?

156: ◆ngbCaSXuM2 2015/02/25(水) 22:58:43.57 ID:9Y3LUf6FO


女主人「スポンサーに圧力かけてみたら?」


妙高「・・・あのアニメ、確か軍主導で作ってたはずなんですけど・・・」


早霜「横須賀に殴りこみにいきますか?」


妙高「流石にそれは・・・」


女主人「・・・あれ?」


妙高「どうしました?」


女主人「見返してたら見つけたんだけど、これ妙高さんじゃない?」


妙高「・・・確かに、そうですね」


妙高「私の把握が足らなかったということですね。お恥ずかしい・・・」


女主人「まぁ、出てたんだしいいじゃないの」








↓1 次の相談相手


一応これで最後です

157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 22:59:10.89 ID:GZWL27IT0
陸奥

158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:03:02.35 ID:9Y3LUf6FO




女主人「ふわぁぁ・・・今日はもう閉めようかしら」


カランカラン


陸奥「こんばんわ。まだ、やってるかしら?」


女主人「あら、貴女で最後よ」


早霜「陸奥さんも何か悩みがあるんですか?」


陸奥「ん~、そうねぇ~・・・」


陸奥「私の悩みは・・・」






↓1 陸奥の悩み

159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:03:39.39 ID:zOv7O3OlO
提督と危険な火遊びがしたい

160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:09:31.41 ID:9Y3LUf6FO



陸奥「最近提督が構ってくれなくて・・・」


早霜「まあ、あの人も大変ですからね」


陸奥「それもあるけど、昔は顔を近づけたらすぐ赤くなって可愛いげがあったのに・・・」


陸奥「今じゃこっちが赤くなっちゃうわ・・・はぁ」


女主人「・・・つまり、欲求不満だと」


陸奥「そうね・・・何かないかしら?」


女主人「そうねぇ・・・」






↓1 どうする?どうなる?


161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:13:54.87 ID:GZWL27IT0
女主人「酒でも飲んで忘れるのが1番ですよ」

163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:21:09.87 ID:9Y3LUf6FO


女主人「・・・まあ、それは貴女の心掛けしだいじゃないかしら」


陸奥「そうねぇ・・・人に頼ろうとしたって、どうしようもないしね」


女主人「店閉めるけど、最後に飲んでく?」


陸奥「ええ、お願いするわ」


陸奥「もし、酔い潰れたら・・・よろしくね?」


女主人「酔いの勢いに任せるのはよくないわよ・・・」


陸奥「はいはい、分かってますよ」


女主人「・・・」


早霜「どうしました?」


女主人「いや、こういうのも悪くないわねって・・・早霜、あしたもよろしくね?」


早霜「・・・ええ勿論です」









女主人の悩み相談 おわり


↓2 次の主役安価



165: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:21:49.13 ID:eyd4Qv7BO
秋月

167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:26:40.08 ID:9Y3LUf6FO



秋月了解です

むっちゃんはまたの機会に





【早朝 秋月の部屋】



秋月「・・・ふぅ」



秋月「この鎮守府の生活にも大分慣れたわね」



秋月「さ、今日も頑張って行きましょ!」







↓1 朝食いく?別のことする?

168: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:26:57.28 ID:GZWL27IT0
朝食に行く

170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:30:50.95 ID:9Y3LUf6FO




【食堂】




間宮「あら、おはようございます。お早いですね」


秋月「おはようございます。早起きは得意ですから」


鳳翔「いいことですね。見習って欲しいものです・・・」


間宮「まだ人はまばらですけど、誰か捕まえて食べてください」


秋月「分かりました」







↓1 秋月の朝食の相手

複数可

171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:31:00.43 ID:tPeXth+ZO
大和&矢矧

173: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:35:05.34 ID:9Y3LUf6FO



秋月「大和さん、矢矧さん。おはようございます」


大和「おはようございます」


矢矧「おはよう。一緒に食べる?」


秋月「ええ、よろしければ」


大和「遠慮せずどうぞ。人数が多いほど、ご飯も美味しくなりますから」


秋月「ありがとうございます。それじゃ、私もいただきます・・・」







↓1 朝食中イベント

174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:36:36.69 ID:BzM3FGEt0
ゆきかぜが相席

176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:39:24.60 ID:9Y3LUf6FO



ゾロゾロ...



秋月「・・・人も増えてきましたね」


矢矧「そうね。混む前に座れてよかったわ」


雪風「あの、相席いいですか?」


大和「ええ、いいわよ。二人も構わないわよね?」


秋月「勿論です」


雪風「ありがとうございます!いただきまーす!」








↓1 どうなる?

177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:42:02.26 ID:GZWL27IT0
大和「秋月 最近調子はどう?」

178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:47:02.08 ID:9Y3LUf6FO




大和「秋月、最近調子はどう?」


秋月「問題ないです。食生活もようやくなれてきましたから・・・」


矢矧「そうはいっても、まだ来て日も浅いんだから、何かあったら相談するのよ?」


雪風「無理は駄目ですよ~」


秋月「大丈夫です。ここの人たちは、皆とても優しいですから」








↓1 どうなる?

175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:37:16.99 ID:MiOtfaLy0
最近、ようやくここの食生活に体が慣れてきた
機会があれば、また大和のフルコースが食べてみたい

180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:55:45.82 ID:9Y3LUf6FO




秋月「昔の質素なご飯もいいですけど、たまには大和さんのフルコースのような豪華な料理も食べてたいです」


大和「あら、ならいつかまた作りましょうか?」


秋月「! あ、いいんですか?」


大和「ええ、食材と厨房を使う許可があれば、ですけど」


秋月「ありがとうございます!楽しみにしてますね!」


矢矧「・・・秋月、慣れるのはいいけど、油断してると太るわよ」


秋月「うっ・・・」






↓1 どうする?どうなる?

181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/25(水) 23:58:45.06 ID:XRkkvPkso
大和「大丈夫よ、そんなに食べなきゃ 私も体重変わらないし」
なおテーブルの上はいっぱいの模様

182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:02:47.57 ID:HBnUMVCgO




秋月「確かに、ここに移ってから体重が・・・」


大和「大丈夫よ。秋月はもともと細い方だから」


大和「それに、しっかりした生活を送れば・・・」


間宮「大和さん、おかわりです」


大和「ありがとうございます」


秋月「・・・まだ食べるんですね」


大和「栄養をつけないと、戦えないから」ニッコリ






↓1 どうする?どうなる?

183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:03:28.29 ID:tkUI68DH0
赤城・加賀襲来

184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:07:40.63 ID:HBnUMVCgO




赤城「大和さん、そんなに食べるんですか・・・」


加賀「それでその体型。羨ましいわ」


大和「さっきもいいましたけど、しっかりと規則正しい生活を送っていれば・・・」


赤城「うっ・・・耳が痛い」


加賀(赤城さんは反省しないから・・・)






↓1 どうなる?

185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:09:38.73 ID:z2dvJ4m+o
しかし料理のおいしさという誘惑には勝てない秋月&一航戦コンビその他諸々

186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:14:12.06 ID:HBnUMVCgO



秋月「まあ、でも・・・」


秋月「美味しいからついつい食べ過ぎちゃうのは、よくわかりますね・・・」


雪風「おなかいっぱいだと、眠くなりますしね~」


矢矧「つい一眠りが、爆睡しちゃうことも・・・」


赤城「あら、皆もそういう経験あるんじゃない」


加賀「戦闘が終わると空腹で空腹で・・・」


「なになに?何の話?」


「あー、それ分かるわー」


ザワザワ...







↓1 どうなる?

187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:18:06.87 ID:Rp8iAR1e0
秋月「最近は遠征中や戦闘中でも我慢できずに、携帯出来るものを口にすることが多くなって…。」

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:23:53.68 ID:HBnUMVCgO



秋月「・・・それに最近は、遠征や戦闘の合間についついお菓子を・・・」


大和「まあ、長引いた場合は仕方ないでしょうけど・・・」


矢矧「一度食べると癖になっちゃうからね・・・勿論、体重のことも忘れてないんだけど」


赤城「・・・私は頭の中で『いっぱい食べる君が好き~♪』と」


加賀「あの曲は駄目ね。ついつい甘くなっちゃうわ」











↓1 どうなる?


190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:24:20.28 ID:tkUI68DH0
大和「仕事中に そんなことしていると危ないわよ 死にたいの?」

192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:29:25.09 ID:HBnUMVCgO




大和「・・・とりあえず、最近は深海棲艦の攻撃も激しくなってるから」


大和「気持ちは分かるけど、ある程度自重してもらわないと」


秋月「・・・そうですね」


赤城「大和さんに言われたら、仕方ないわね・・・」


間宮「その分、私達も腕を振るいますよ」


矢矧「空腹は最高の調味料って言うしね」







↓1 どうする?どうなる?

188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:18:15.54 ID:tkUI68DH0
瑞鶴 翔鶴も話に入ってくる

194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:34:42.27 ID:HBnUMVCgO



赤城「そう言えば、翔鶴と瑞鶴はあまり太ってないわね」


加賀「その分、胸も小さいけど」ボソッ


瑞鶴「加賀さん!聞こえてるから!」


加賀「あらごめんなさい」


秋月「確かにお二人はスレンダーですよね」


翔鶴「私も瑞鶴も、特に気を遣ってはないけれど・・・」






↓1 どうなる?

195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:36:04.18 ID:LVbRuqGAO
二航戦も

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:45:28.92 ID:HBnUMVCgO



矢矧「二航戦の二人は?」


飛龍「私も蒼龍も、あんまり変わってないよー」


蒼龍「体重が増えるより、胸がまた大きくなって・・・結構大変なのよね」


瑞鶴「・・・」ギリッ


秋月「えっと、結局は体質ってことですね」


赤城「・・・納得いかない」


大和「赤城さんのは日頃の行いでしょ?」


赤城「うぅ・・・」






↓1 どうなる?

197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:46:20.24 ID:tkUI68DH0
瑞鶴「蒼龍さん 飛龍さん どうやったら胸が大きくなるんですか?」

199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:50:36.10 ID:HBnUMVCgO




瑞鶴「蒼龍さん、飛龍さん」


蒼龍「? なぁに?」


瑞鶴「どうやったら胸が大きくなるか、教えてくれません?」


飛龍「えー・・・」


蒼龍「そんな聞くほどのことじゃないと思うけど・・・」


瑞鶴「みんな、気になるよね!?」


「気になる~!」「しりたーい!」


蒼龍「んー、まいったなー」


秋月(胸を大きく・・・)サスサス






↓1 どうなる?

200: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 00:55:23.18 ID:Rp8iAR1e0
駆逐艦だから気にしちゃダメだ、と開き直る秋月

202: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 01:02:02.24 ID:HBnUMVCgO


とりあえず、今日はここまでですー。

また明日、よろしくお願いしますー




秋月(・・・私も女の子なんだから胸も気になるけど)


秋月(今まで色々と試してみたけど、効果は無かったのよね・・・)


秋月(・・・でも、提督は私くらいの大きさが好きって聞いたし)


秋月(まだ将来どうなるか分かんないから、これでいいわね・・・)


大和「・・・秋月?」


秋月「あ、はい?」


矢矧「もう皆話終わって解散したけど・・・貴女はどうするの?」


秋月「あ、えっと・・・」






↓1 秋月はこれからどうする?

203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 01:02:44.62 ID:tkUI68DH0
演習場に行く

207: ◆ngbCaSXuM2 2015/02/26(木) 23:00:53.03 ID:kswnr4OAO


秋月「私は演習をしてきます。食後の運動ということで」


大和「分かったわ。頑張ってね」


秋月「はい!」


矢矧「それじゃ、またね」


【演習場】


秋月「・・・皆張り切ってるわね」




↓1 どうする?どうなる?

208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:02:37.88 ID:fUqPeRoU0
吹雪と訓練

209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:07:07.14 ID:kswnr4OAO




吹雪「あ、秋月さん!おはようございます!」


秋月「吹雪さん、おはようございます」


吹雪「秋月さんも演習しに来たんですか?」


秋月「いいえ、特にすることもないから・・・」


吹雪「それなら、訓練に付き合ってくれませんか?」


秋月「ええ、いいですよ」








↓1 訓練の内容

210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:07:39.29 ID:+UErqGiXo
防空射撃

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:15:49.70 ID:kswnr4OAO


鎮守府最強の吹雪にとって唯一の弱点である対空が・・・




吹雪「防空射撃なんですけど・・・私、どうも艦載機は苦手で・・・」


秋月「分かりました。私も出来るかぎり協力します!」


吹雪「ありがとうございます!」


秋月「それでは、対空訓練が出来る場所へ・・・」





秋月「では、妖精さんに頼んで的を飛ばしてもらいますから、ペイント弾を当ててください」


吹雪「分かりました!」


妖精「いきますよー」





直↓コンマ判定 吹雪の対空(訓練前)



212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:16:05.21 ID:tkUI68DH0

215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:20:56.58 ID:kswnr4OAO




妖精「はいはーい、終わりましたよー」


吹雪「ど、どうかな?」


秋月「命中率はおよそ2割と言ったところね・・・」


吹雪「そんなに当たってなかったの・・・はぁ」


秋月「大丈夫よ。そのための訓練だから」






↓1 どうする?どうなる?


216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:22:30.22 ID:QeZ2AI8Y0
高射装置のセッティングが滅茶苦茶だと指摘される吹雪

219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:27:16.78 ID:kswnr4OAO




秋月「この高射装置、吹雪さんにあってないんじゃない?」


吹雪「確かに、少し使いづらい気が・・・」


妖精「あー、そう言うときは言ってくださいよー」


秋月「吹雪さんは能力はあるし、装備と経験が問題だと思うわ」


吹雪「そうですか?」





↓1 どうする?どうなる?

220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:28:42.73 ID:tkUI68DH0
秋月に教わる

221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:33:07.50 ID:kswnr4OAO




吹雪「あ!秋月さんの対空射撃も見せてくれない?」


秋月「ええ、いいわよ。参考になるといいけど・・・」


妖精「私、的の準備をしてきますねー」


秋月「ふぅ・・・」


秋月(この秋月の本領発揮ね・・・!)






直↓コンマ判定 秋月の対空

補整で数値に 30します

222: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:33:40.87 ID:aziRdbBHo
ぽい?

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:36:42.56 ID:kswnr4OAO



補整いらんやった・・・





秋月「・・・ふぅ」


吹雪「秋月ちゃんすごい!殆ど全部命中してるよ!」


吹雪「弾薬も私の半分しか使ってないし・・・」


秋月「ふふ、ありがとう。防空駆逐艦の面子は、守れたみたいね」





↓1 どうする?どうなる?


226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:38:10.22 ID:0r+oTQiaO
摩耶現る

228: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:44:32.41 ID:kswnr4OAO




摩耶「おっ、やってるな秋月」


秋月「摩耶さん。こんにちわ」


吹雪「摩耶さんも訓練ですか?」


摩耶「いや、秋月が対空訓練してるって聞いたからな。ちょっとリベンジしようって思って」


秋月「そういうことなら・・・吹雪さん、いいかしら?」


吹雪「うん、もちろん!」


摩耶「せっかくだから、負けた方には罰ゲームを受けてもらおうか」


秋月「自信満々ですね・・・いきますよ!」





対空勝負


↓1 摩耶のコンマ


↓2 秋月のコンマ




数値が大きい方が勝ちです


負けたら罰ゲームが待ってます


229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:45:32.09 ID:z2dvJ4m+o
そぉれ

230: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:45:39.26 ID:Ez617n6JO

232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:49:44.22 ID:kswnr4OAO


摩耶「・・・ま、負けちまった」


秋月「摩耶さん、ありがとうございました」


摩耶「こっちこそ、ありがとうな。またいつか勝負してくれよ?」


秋月「ええ、もちろんです」


吹雪「ところで、罰ゲームって何だったんですか?」


摩耶「ん?んー・・・」






↓1 摩耶の罰ゲーム

233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:50:04.89 ID:fUqPeRoU0
この後間宮でパフェを奢る(全員分)

234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:54:20.67 ID:kswnr4OAO



摩耶「間宮さんのパフェを奢るよ。それでいいか?」


秋月「ええ、ありがとうございます」


摩耶「吹雪もどうだ?」


吹雪「なら、お言葉に甘えさせてもらいますね♪」


摩耶「よっしゃ!ついでにあたしも暇だから、吹雪の訓練手伝うよ」


吹雪「あ、すみません。ありがとうございます!」







↓1 どうする?どうなる?

235: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:56:14.70 ID:tkUI68DH0
鳥海も来る

237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:01:09.06 ID:LyzMKNPfO




鳥海「あら、摩耶。ここにいたのね」


摩耶「おう。吹雪が対空訓練してるから、色々教えてんだ」


鳥海「吹雪は偉いわね。そんなに強いのに、まだまだ強くなろうとするなんて」


吹雪「そんな、私なんて・・・」テレテレ


秋月「ふふっ、さ、頑張りましょ?」






↓1 どうなる?

236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:56:33.96 ID:PHGBY6QL0
熱血指導すると案外スパルタな二人

239: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:06:28.82 ID:LyzMKNPfO




摩耶「ほらほら、もっとよく的を見るんだよ!」


吹雪「は、はいっ!」


秋月「実戦はこんなものじゃないわ!的も本物として攻撃するのよ!」


吹雪「り、了解ですっ!」


妖精「・・・はい、終わったよ」


鳥海「結果はまずまずですね」


吹雪「はぁ、はぁ・・・」






↓1 どうなる?

227: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 23:38:15.35 ID:sUeE3RoU0
座学の時間になる

241: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:11:46.52 ID:LyzMKNPfO




吹雪「ふぅー・・・」


秋月「とりあえず、実戦的な訓練はこれで終わりね」


摩耶「吹雪、お疲れ様」


吹雪「あ、ありがとうございます・・・あの、対空射撃で聞きたいいとがあるだけど」


秋月「なら、会議室に行きましょうか。そこで話をしましょう」






↓1 どうなる?

242: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:12:25.09 ID:6+F4CQwS0
遅刻しそうになる

243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:18:50.34 ID:LyzMKNPfO



ガチャ



秋月「良かった。誰も使ってないみたいね」


吹雪「それじゃ、早速質問が・・・」


摩耶「おう!どんどん聞いてくれ!」






吹雪「・・・なるほど」カリカリ


秋月「吹雪さんは本当に勉強熱心ね」


摩耶「ああ、やっぱり吹雪は偉いよ」


吹雪「いやぁ~、そんな~・・・」





↓1 どうする?

244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:20:42.72 ID:8EStYkd8o
警報発令、深海棲艦の襲撃の模様
どうやらちょうどいい実践講習になりそうだ

245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:25:51.30 ID:LyzMKNPfO



ウーッ ウーッ



吹雪「! 深海棲艦!」


秋月「すぐに向かいましょう!」


摩耶「吹雪、疲れてるなら無理に出撃しなくても・・・」


吹雪「大丈夫です!訓練の成果、見せちゃいます!」





↓1 どうなる?

246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:26:41.66 ID:6+F4CQwS0
吹雪 大活躍

247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:32:47.26 ID:LyzMKNPfO




【執務室】


提督「今回のMVPは吹雪だな。対空でも砲撃でも文句無しの活躍ぶりだった」


吹雪「私だけの力じゃありません。訓練に付き合ってくれた、秋月ちゃんと摩耶さんのおかげです!」


提督「そっか。ともかく、お疲れ様。しっかり休めよ」ナデナデ


吹雪「っ、はい!」





【食堂】


吹雪「~♪~♪♪」


摩耶「ご機嫌だな吹雪。そんなにパフェが楽しみだったのか?」


吹雪「司令官に誉められました~♪えへへ~」


秋月「なるほど、それはいいわね」






↓1 どうする?どうなる?

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:34:22.06 ID:wJliiscAO
だ、誰か止めて~!!
ルンバ大暴走

249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:38:00.90 ID:LyzMKNPfO




吹雪「それじゃ、パフェ、いただきますね!」


吹雪「~♪~♪♪」


吹雪「あー・・・」


ルンバ「」ガッ


ベチャ


吹雪「あーっ!!?」


秋月「これは、ルンバ・・・?」


白露「暴走しちゃったの!誰か止めて!」







↓1 どうなる?

252: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:43:42.36 ID:75+Kcdy2o
不知火がにらんだらおとなしくなった

254: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:48:39.62 ID:LyzMKNPfO




不知火「ふふっ、美味しそう・・・」ニタァ


黒潮「姉ちゃん、ただケーキ食うだけなのに怖すぎやで」


不知火「私はこのケーキを食べることは至福の喜びなのよ。笑みが零れても仕方ないわね」


不知火「いただきま・・・」



ガタン ガタン! ドンガラガッシャーン



黒潮「何や騒がしいなぁ」


ルンバ「」ギュン


不知火「・・・チッ」


ルンバ「」ガタッ


白露「あー、やっと落ち着いたー」


秋月「よかったですね」


不知火(ケーキが無事でよかったわ・・・)







↓1 どうする?どうなる?

256: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 00:57:36.63 ID:8EStYkd8o
パフェが台無しになってorz状態の吹雪・・・を慰める秋月の図

257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 01:03:23.90 ID:LyzMKNPfO


吹雪「うぅ・・・わ、私のパフェが・・・」


吹雪「楽しみにとっておいたのに・・・」


白露「ご、ごめんね。吹雪ちゃん」


摩耶「元気出せって。もう一個頼むからさ」


秋月「あ、そうだ!吹雪さん、はい」スッ


吹雪「あ、いいの・・・?」


秋月「ええ、もちろん」


吹雪「あ、あー・・・ん」


吹雪「甘くて、美味し・・・♪」






↓1 どうなる?






258: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 01:07:08.41 ID:8E3l6UHE0
仲良く半分こ

263: ◆ngbCaSXuM2 2015/02/27(金) 23:00:23.47 ID:DUeEgChwO


吹雪「はい、秋月ちゃんも」


秋月「あ、あーん・・・」


秋月「うん、美味しいです」


吹雪「ありがとうね、秋月ちゃん。パフェ、分けてくれて」


秋月「いいんですよ。二人で半分ずつ食べましょ?」


吹雪「うん!」





↓1 どうなる?

264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:01:36.42 ID:75+Kcdy2o
思ったより多い・・・

265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:05:38.75 ID:DUeEgChwO




吹雪「うぷ・・・」


秋月「大丈夫?」


吹雪「ち、ちょっと多かったかも・・・お昼食べられるかな・・・」


摩耶「無理すんなよー?」


秋月「なんなら、残りは私が・・・」


吹雪「ううん、秋月ちゃんにせっかく分けてもらったから」







↓1 どうなる?







266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:07:20.49 ID:8EStYkd8o
まあみんなで食べきるわけで

268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:11:12.86 ID:DUeEgChwO




秋月「ふぅ・・・」


吹雪「量は多かったけど、美味しかったねー」


秋月「そうね。二人とも分けて正解だったわ」


摩耶(・・・吹雪、頑張ってたから大盛りを頼んだんだがなぁ)


秋月「摩耶さん、御馳走様でした」


摩耶「ん?ああ、気にすんなって。罰ゲーム何だから」


秋月「さて・・・」







↓1 これからどうしよう?

現在の時刻は昼前ってことで







269: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:12:01.18 ID:6+F4CQwS0
昼寝をする

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:15:37.78 ID:DUeEgChwO




摩耶「あたしは飯食ってくるけど、二人は?」


秋月「私は少し休んできます。まだお腹いっぱいですし」


吹雪「私も用事が・・・」


摩耶「そっか。んじゃまたな」


吹雪「それじゃ私も。またね」


秋月「ええ、さようなら」フリフリ


秋月「ふわぁぁぁ・・・ねむ・・・」






↓1 どこで昼寝する?

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:16:29.64 ID:vN1alV//O
自室

272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:19:41.40 ID:DUeEgChwO



ガチャ



秋月「・・・ふぅ」


秋月「カーテン開けててよかったわ。布団がぽかぽか」


ボフッ


秋月「ん、柔らかい・・・」


秋月「・・・すぅ」





↓1 どうなる? 目が覚めた状況からでもおけー

273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:19:56.48 ID:mIO+d46vo
提督が添い寝してる

276: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:25:07.90 ID:DUeEgChwO



秋月「ん、ん・・・?」


秋月「ん、あれ・・・」


提督「Zzz・・・」


秋月「・・・!?」


秋月(な、何で提督が私のベッドに!?いつの間に添い寝なんて・・・)


秋月(ぐっすり寝てるし、どうしたら・・・)







↓1 どうする?どうなる?

277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:26:03.44 ID:6nl2LwKsO
抱きしめて再び寝る

280: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:29:14.47 ID:DUeEgChwO



秋月(ん、提督の匂い・・・)


秋月(また、眠くなって来ちゃった・・・)


秋月「ん・・・」ギュッ


提督「ん、ん・・・」


秋月「・・・すぅ、すぅ」








↓1 どうなる?


281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:29:42.08 ID:iLKxHSBQO
そのまま夜へ

282: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:33:56.65 ID:DUeEgChwO





秋月「んっ、寒い・・・」ブルッ


秋月「あれ・・・?もう暗くなり始めてる・・・」


秋月「もう夕方になってるわね・・・そんなに寝ちゃったのかしら」


秋月「提督は・・・」


提督「Zzz・・・」


秋月「まだ寝てる・・・どうしましょう?」







↓1 どうする?どうなる?

279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:26:10.73 ID:vxAl7M9w0
起こして一緒に食堂へ

285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:38:12.06 ID:DUeEgChwO



秋月「さすがに、もう起こした方がいいわね・・・」


秋月「提督もお腹空いてるだろうし」


秋月「提督、起きてください。提督!」


ユサユサ


提督「ん、ん・・・」







選択肢安価 提督は・・・


1 完全に起きた


2 起きたけど寝ぼけてる


3 起きなかった




↓1

286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:38:29.25 ID:MwnZNzab0
2

287: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:41:53.51 ID:DUeEgChwO




提督「ん、んん・・・」


秋月「よかった。提督、もう夕方ですよ」


提督「・・・ん~・・・」


秋月「あの、提督?寝ぼけてるんですか?」


提督「ん~・・・」






↓1 どうなる?

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:42:28.25 ID:6+F4CQwS0
ビンタして目を覚まさせる

290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:46:34.39 ID:DUeEgChwO



提督「・・・」ウトウト


秋月「もうっ、提督!しっかりしてくださいっ!」


提督「!」ビクッ


提督「・・・あ、あれ?何で秋月が・・・」


秋月「ここ、私の部屋ですよ?何か私に用があって来たんじゃないですか?」


提督「それは・・・」





↓1 提督が秋月の部屋にきた理由

291: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:47:15.75 ID:Na4lLV7XO
●●いをしにきた

293: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:52:06.04 ID:DUeEgChwO



提督「・・・あ」


秋月「思い出しました?」


提督「・・・いや、忘れた」


秋月「嘘でしょう?顔を見れば分かります!」


提督「い、いや、本当だって!」


秋月「もう・・・起こらないので、教えてください」


提督「・・・」ごにょごにょ


秋月「・・・えっ!?///」


秋月「よ、●●いって・・・ううぅ・・・///」かぁぁぁぁっ





↓1 どうする?どうなる?

294: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:52:51.93 ID:6+F4CQwS0
提督をおもわず腹パンする

296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:58:59.82 ID:DUeEgChwO



秋月「て、提督さんがそんな人だったなんて・・・さ、最低ですっ///」


提督「わ、悪かったって・・・部屋に勝手に入ったことも謝るよ」


秋月「いいえ、許しません!」


提督「けどな、お前だって俺に抱きついて寝てたじゃないか」


秋月「! お、起きてたんですか!?」


提督「ああ、寝言で俺の名前を呼んでたぞ」


秋月「わ、忘れてくださいっ!///」ポカポカ


提督「はっはっは、そりゃ無理だ」






↓1 どうなる?


295: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 23:52:53.34 ID:mIO+d46vo
夜戦開始

299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 00:04:56.44 ID:6Z+h9MDCO



秋月「っ、も、もう・・・」


提督「・・・ごめんな。本当に嫌だったなら、謝るよ」


秋月「・・・嫌なわけ、ないじゃないですか」


秋月「提督が私の身体を求めてくれるなんて・・・こんなに嬉しいことはありません」


提督「秋月・・・」


秋月「・・・提督」


秋月「私のこと、提督のお好きなように・・・」







↓2 キンクリする?しない?

314: ◆ngbCaSXuM2 2015/02/28(土) 23:00:14.24 ID:lAkqfU3/O



秋月「あの、提督・・・」


秋月「先に、お風呂に入ってきていいですか?提督は先に夕食にしてても構いませんから」


提督「・・・どうせなら、一緒に入るか」


秋月「え?」


提督「執務室の桧風呂なら、ゆっくりは入れるからな。夕食は自分で作ればいいだろ」


秋月「は、はい・・・」





【風呂】



秋月「・・・ふぅ」


提督「あ~、気持ちいいな・・・」






↓1 どうなる?

321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:10:46.14 ID:YbbUDd930
秋月がのぼせる

322: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:16:07.69 ID:lAkqfU3/O





秋月「・・・///」


提督「また赤くなって・・・悪かったよ。からかって」


提督「そろそろ上がろうか・・・秋月?」


秋月「は、ひぃ・・・///」


提督「・・・しょうがないな」






↓1 どうする? 秋月が起きた状況からでもおーけー



323: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:16:58.07 ID:RsDI6OvyO
提督の腕枕で寝てる

324: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:20:42.69 ID:lAkqfU3/O



秋月「ん、あれ・・・」


提督「・・・起きたのか」


秋月「提督・・・?」


秋月「私、お風呂で・・・」


提督「逆上せたんだよ。ベッドで横にして、休ませといたんだ」


秋月「・・・ありがとうございます」







↓1 どうする?どうなる?

325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:22:27.36 ID:S1fCGFrO0
食事ならこれから私が作りますよ

326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:27:52.43 ID:lAkqfU3/O


ぐうぅぅ~っ



提督「おっと・・・」


秋月「あ、ごめんなさい・・・私を介抱してたばかりに、ご飯が・・・」


提督「いいよ。秋月も疲れてるだろ?俺が今から・・・」


秋月「いえ、私に作らせてください。介抱してくれた、お礼です」


提督「そうか。なら、お願いするよ」


秋月「はい、お任せください」





【厨房】


秋月「さて、何を作ろうかしら・・・」





↓1 何を作ろう?

※秋月の料理コンマは決定済みで、かなり上手です



327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:28:29.36 ID:gpqMq+oSO
握り飯

331: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:36:49.90 ID:lAkqfU3/O



ここは↓1と↓2の両方で・・・




秋月「・・・豚汁と焼き魚だけでは、味気ないし・・・」


秋月「握り飯なら、具で工夫が出来るわね・・・」


秋月「よし、これでいきましょう!」






トントントン


秋月(・・・)


秋月(提督のご飯を作るなんて、まるでお嫁さんみたい・・・///)


秋月「・・・うふふっ」







秋月「出来ましたよ、提督」


提督「お、シンプルでいいな。おにぎりは何が入ってるんだ?」


秋月「食べて、確かめてください」


提督「そうだな。いただきます」






↓1 食事中イベント


332: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:37:36.80 ID:QerBwjPwO
互いにあーん

336: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:42:32.90 ID:lAkqfU3/O



提督「うん、美味い。秋月は料理上手だな」


秋月「ふふっ、ありがとうございます」


秋月「提督、魚のここ、まだ身が残ってますよ?はい、あーん」


提督「あ、あーん・・・」


提督「・・・ほら、秋月も」


秋月「わ、私は結構で・・・あ、あーん」


提督「美味いか?」


秋月「は、はい・・・」






↓1 どうなる?



333: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:37:49.77 ID:phZTRsRfo
吹雪の話

338: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:47:13.30 ID:lAkqfU3/O




提督「今朝は吹雪と一緒にいたそうだが、何してたんだ?」


秋月「対空射撃の訓練です。吹雪さんに頼まれたんで」


提督「そっか。あいつは勉強熱心だからな」


秋月「ええ、今でも十分強いのに、尊敬します」


提督「あいつも昔から強かった訳じゃないからな。今の強さも努力の賜物だ」






↓1 どうなる?

339: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:48:22.07 ID:ASDkOQOm0
アニメ効果で一般での知名度も大分上がったと話題に

341: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:53:07.80 ID:lAkqfU3/O




提督「アニメで吹雪も人気になったしな。ようやく報われたと思うよ」


秋月「そうですね・・・」


提督「本国のやつらに聞いたら、前は長門や大和が知名度高かったそうだが・・・」


提督「一般人が持ってるイメージとは、大分違うだろうな」


秋月「ふふふっ、そうかもしれませんね」







↓1 どうなる?



340: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:48:22.27 ID:YbbUDd930
提督「だから、秋月もがんばれよ」

343: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:59:11.34 ID:lAkqfU3/O




提督「秋月の対空射撃には、いつも世話になってる。助けられることばかりだ」


提督「でも、戦場じゃ何が起こるか分からない」


秋月「・・・」


提督「お前が居なくなったら、悲しいからな・・・これからも、頑張れよ」


秋月「・・・ええ、勿論です」






↓1 どうする?どうなる?




344: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/28(土) 23:59:49.15 ID:9CwDdk9BO
軽く口付け

345: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:03:11.96 ID:mP/6/PbfO





秋月「提督・・・」


提督「ん・・・」


チュッ


秋月「・・・私だって、提督と会えなくなるなんて嫌です」


秋月「また、今日みたいに料理を作ってあげたいですから・・・」


提督「秋月・・・」






↓1 どうする?どうなる?

346: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:03:37.19 ID:fwqpodsw0
提督が自室に戻る

349: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:08:55.00 ID:mP/6/PbfO



提督「・・・秋月、俺は少し忘れ物をしたから執務室に取りに行くよ」


秋月「忘れ物、ですか?」


提督「ああ、大事なものだからな・・・」


提督「ついてきても構わないし、ここで待っててもいいが・・・」


秋月「私は・・・」






↓1 秋月はどうする?

350: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:09:23.77 ID:ayU5N3I2o
ついて行く

351: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:14:15.50 ID:mP/6/PbfO




秋月「私も、一緒に行きます・・・」


提督「・・・分かった。着いてきてくれ」






【執務室】

秋月「その箱が、忘れ物ですか?」


提督「ああ、この中身をお前に浮けとってほしい・・・」


提督「・・・秋月、この指輪。受け取ってくれないか?」


秋月「提督・・・」





↓1 秋月の返答



352: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:14:50.65 ID:1NprjmnoO
こんな私で良ければ是非

357: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:21:35.53 ID:mP/6/PbfO



秋月「こんな、こんな私でよろしければ・・・是非・・・」


提督「・・・ありがとう」


秋月「私は、まだここに来てが浅いから・・・本当に指輪を貰えるなんて」


提督「時間は関係ないさ。秋月も皆と同じ、鎮守府の家族だ・・・」


秋月「・・・はい」






25分までこれからの動向で安価とります

25分まで何も無い場合はこれで終わりです

レスが来たらそれを書いて終わりです

358: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:24:04.05 ID:Qm96JQDIO
秋月との結婚初夜

359: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:30:39.32 ID:mP/6/PbfO




秋月「提督・・・」


提督「秋月・・・」


秋月「・・・私に、提督の愛を刻み付けてください」


秋月「指輪や、言葉だけじゃなくて・・・貴方のものになったと、私にはっきりと・・・」


提督「ああ、しっかり奥まで・・・刻み付けてやるさ・・・」


秋月「はい・・・」







秋月編 完


↓2 次の主役安価

361: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:31:23.50 ID:BmhdsYmrO
天津風

367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:41:32.34 ID:mP/6/PbfO


大淀「提督、例の海域の資料。揃いましたよ」


提督「ああ、ありがとう」


提督「・・・そろそろ、決着をつけないとな」


提督「召集をかけてくれ。会議室で話をする」





【会議室】


提督「・・・以上が、この海域の特徴だ」


提督「深海棲艦の勢力下にあるこの海域に、天津風のいた鎮守府はある」


提督「無用な先頭は避けたい。小数で海域に進軍するが希望者は・・・」


陽炎「司令官、私が行くよ」


秋雲「私も行くっ!」


提督「・・・お前たちなら、問題ないな。あとは・・・」






↓1 ほかの参加者



368: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:41:56.38 ID:STroErgh0
島風

369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:47:47.30 ID:mP/6/PbfO


島風「天津風ちゃんのことなら、私にも手伝わせてよ」


島風「それにそういう海域でこそ、私の速さが役に立つでしょ?」


提督「よし、分かった。陽炎と秋雲と島風の三人に俺と天津風が同行する」


提督「他の皆は海域ギリギリで待機。もし敵艦に発見された時に援護を頼む」


「了解!」


提督「それじゃ、各自準備に当たってくれ」





370: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 00:56:45.55 ID:mP/6/PbfO

【医務室】


ガチャ


提督「・・・天津風」


天津風「あ、提督。どうしたの?」


提督「お前のいた鎮守府に出撃する。陽炎たちが待ってるから、先にいっててくれ」


天津風「・・・いよいよね」


提督「怖いか?」


天津風「ううん、皆がいるなら、きっと大丈夫」


提督「・・・そうか」


天津風「それじゃ、先に行ってるわ」


提督「ああ、俺もすぐに行く」


バタン


提督「・・・天津風の容態は?」


医務妖精「安定してるよ。よほどのことがない限り大丈夫」



医務妖精「それより、提督さん」


提督「何か?」


医務妖精「何があっても、心を強く持ってね。そうすればきっと大丈夫だから」


提督「・・・分かった。ありがとう」


提督「それじゃ、俺はこれで行くよ」


ガチャ バタン


医務妖精「・・・そう、これは」


医務妖精「貴方自身の決着でもあるんだよ。提督さん」




375: ◆ngbCaSXuM2 2015/03/01(日) 23:00:42.22 ID:WltNontZO



【鎮守府近海】


提督「・・・ここからは陽炎達三隻でいく」


提督「指示通り、大和達はここで待機だ。何かあったら、よろしく頼む」


大和「ええ、分かりました」


加賀「・・・提督、どうか気を付けて」


不知火「姉さんも秋雲も、無理はしないで」


黒潮「必ず帰ってくるんやで!」


陽炎「ええ、分かってるわよ!」


提督「よし・・・」


提督「それじゃ、行くか」


「はいっ!」






天津風のいた鎮守府には、服数回コンマ安価を達成することで到達します。

一度目↓1 75以下で成功です


376: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:01:18.75 ID:fwqpodsw0

378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:09:51.08 ID:WltNontZO



妖精「・・・ん!?」


提督「っ、敵か!?」


妖精「いえ、勘違いでした。周囲に敵影はありません・・・」


提督「・・・はぁ」



力を失い、ゆっくりと椅子に座り込む。

口からは溜め息が漏れ、一先ず胸を撫で下ろす。


「司令官、もっとどんと構えてなよ」


『そうそう、情けないよー?』


すぐそこで操船を行っている陽炎が声をかけてくる。島風と秋雲も通信を通してくすくすと笑っていた。


空は雲1つない快晴。視界はただ青々とした海が広がっている。


ただ、提督の心にはうっすらと重圧がのしかかっていた。

それが彼の記憶の奥底から来るものなのか。

その記憶がない今、提督はただ真実を探すしかなかった。






二回目 ↓1 65以下で成功

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:11:16.02 ID:2JXWyaFAO
普通に駆逐棲姫

380: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:19:23.86 ID:WltNontZO





提督「・・・」


陽炎「大分遠くまで来たね・・・まだなの?」


提督「もう少しだ」


陽炎はふーんと答え、また操船に集中する。

陽炎のことだから、暗くなっていた自分に声をかけてくれたのかも知れない、と提督は思った。

いつの間にか艦橋の空気も重い。

誰もが、不安に駆られているのだろう。


「・・・あと少し」


邪念を払うように、提督は呟いた。





ラスト ↓1 45以下で成功











381: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:19:39.05 ID:0jH+Wc4zO

383: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:26:18.71 ID:WltNontZO




妖精「お、見えた!見えましたよ!」


提督「はぁ・・・やっとか」


陽炎「提督も天津風も、緊張しすぎなのよ。どんと構えてなさいって」


天津風「・・・そうね」


提督「・・・ともかく、接岸できるところを探そう」


提督「秋雲と島風にも伝えてくれ」








384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:33:51.16 ID:WltNontZO



【廃鎮守府】


提督「・・・それじゃ、妖精さん。何かあったら連絡を」


『あいあいさー』


手元の通信機から呑気な声が返ってくる。内心では心配しつつも、通信機をしまい辺りを見回す。

船を泊めたのは鎮守府の周囲でも比較的損傷の少ない部位である。

攻撃を受けただけあって、鎮守府の建物で損傷していないものはなかった。


天津風「・・・」


天津風は落ち着いている。自分の中の記憶と向き合ってるのだろう。


提督「とりあえず、ここの捜索だ。何か手掛かりがあるかもしれない」


提督「まずは・・・」






↓1 どこから捜索するか

385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:34:32.65 ID:STroErgh0
ドック

387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:41:37.69 ID:WltNontZO



提督「とりあえず、ドックにいこうか。ここから近いから、何かあってもすぐ対応できるからな」


秋雲「はーい」




【ドック】


ドックの天井には穴が開き、所々が灰で煤けている。
中にあるのはほとんどがガラクタ・・・それも殆んどが錆びて使えそうにはなかった。

クレーンなどの機械の痕跡もなく、明らかにドックとしては不自然であった。


提督「天津風、ここに見覚えは?」


天津風「・・・」





↓1 天津風の返答

388: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:41:58.98 ID:7lW9AvkR0
ある

390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:49:30.06 ID:WltNontZO



天津風「・・・」



天津風が首を縦に振った。やはり、ここはあの娘のいた鎮守府で間違いないらしい。

ならば、ここにあった機材を何者かが運び出した、と考えるべきか。

そんなことが出来るのは、准将か統領のどちらかであろう。


「・・・結局、すべてを握るのはあいつらか」


今いない者のことを話しても仕方ない。

今は、次どうするかを考えるべきか・・・




↓1 行動安価 どうする?

391: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:50:28.37 ID:kMxA4wxSO
瓦礫を掘り起こす

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:55:26.28 ID:WltNontZO




島風「ねー、提督。このしたに何か埋まってるんじゃない?」


提督「ん、そうか?」


島風が指差したのは、一際大きい瓦礫の山。

確かに、ガラクタの山よりはいくらか期待もできるだろう。


秋雲が見つけてきたスコップを使い、ガレキノ山を掘り進める。


すると・・・





↓1 瓦礫の山から出てきたもの

395: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:55:53.75 ID:HYMR/NLyO
髪飾り

398: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:05:53.22 ID:etYh7ZhBO



出てきたものは何かの飾りだった。
大きさから髪飾りだろうか。

瓦礫に埋もれていたため、変形し、汚れているがかつては装飾が施されていたのだろう。

鈍い銀色は煤にまみれても消えることはなく、光沢を放っている。


「・・・」


妙な胸騒ぎが広がるが、それを無理矢理押さえ込む。

髪飾りを天津風にみせようとしたが、断られた。

気持ちの整理が必要だろう。






↓1 これからどうする?

393: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 23:50:55.74 ID:fwqpodsw0
別の場所も探す

403: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:16:34.50 ID:etYh7ZhBO



髪飾りをしまい、気持ちを切り替える。


ここが天津風のいた鎮守府であったことは間違いない。

しかし、ここに案内した統領の思惑が何なのかは分からない。
クリスマスに会った時、彼女は天津風を救いたいと言った。

提督も・・・記憶を奪われたとはいえ、統領は命の恩人だ。

統領の言っていた、『提督が知ってはいけないこと』の正体も、ここにあるのだろうか。


「・・・大丈夫?提督」


陽炎の声が聞こえた。見ると、その顔は不安に染まっていた。天津風についている島風と秋雲も同様だ。

提督はまた一人で悩んでいたことを後悔し、また立ち上がった。




↓1 次の捜索場所




404: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:16:57.56 ID:NmTCql570
まだ中身は無事そうな物置

405: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:23:16.67 ID:etYh7ZhBO


次は、ある物置を捜索することになった。


ドックを捜索している際に、秋雲が見かけたらしい。

その物置は、目立った損傷もなく、中身も期待できそうであった。



古くなった南京錠をこじ開け、中に入る。






↓1 物置の中身



406: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:26:11.06 ID:idgx7XESO
白骨化した遺体と天津風と同じ髪飾り

408: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:37:52.75 ID:etYh7ZhBO


錆び付いたドアを押し開く。

埃と黴の匂いで包まれた中は暗く、うっすらとしか見えない。


どんどん進もうとする秋雲を抑え、懐中電灯で中を照らす。


ひっ、と誰かの悲鳴が漏れる。

中にはかつてここにいた誰かが眠っていた。

月日が経ち、提督達の目には性別すらも分からない。


外から鍵をかけていたことと、手にかけていた刃物から自決だと分かった。

傍らには、天津風の髪飾りが残っていた。
最後まで、天津風のことを思っていたのだろうか。





409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:44:48.72 ID:etYh7ZhBO



天津風が耐えきれなくなったのか、目から涙を流し始めた。

島風と秋雲、陽炎が天津風に寄り添う。


・・・天津風は、自分が許せないのだろう。

自分を愛してくれた、助けてくれた人たちのことを忘れて生きてきたことが。

それはきっと、本当に尊いもの、忘れてはいけないものなのだ。
誰だって、誰かの屍の上に立っている。それを忘れてはならない。


提督は・・・


1 天津風のもとへいった

2 物置の中をさらに調べた



↓1

410: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:46:41.06 ID:ZnQoJaZg0

411: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:53:42.49 ID:etYh7ZhBO

遺体は中からだし、簡素ではあるが弔っておいた。


改めて物置の中に一人で入る。懐中電灯で辺りを照らすと、様々なものが目に入る。

大半はどこにでもある、普通のものだ。

提督はものをどかし、奥へ奥へと進んでいく。




↓1 さらに奥で見つけたもの

412: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:54:08.41 ID:oXfZ8uNiO
謎の機械

415: ◆ngbCaSXuM2 2015/03/02(月) 23:00:42.41 ID:3+SqqnelO


倉庫の奥には、何やら古い機械が眠っていた。

他のガラクタとは、別の雰囲気を醸し出すそれを引きずり、白日のもとへ晒す。


「なぁに?その機械」


興味を持ったのか陽炎が近づいてきた。
天津風はもう落ち着いたらしい。

謎の機械をじっくりと見つめる。



この機械は何なのだろうか・・・?





↓1 何の機械か

416: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:01:54.71 ID:pCCFmpvqO
洗脳装置

417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:10:38.08 ID:3+SqqnelO





機械についてあれこれと考えていると、天津風が秋雲や島風と戻ってきた。

大丈夫か?と聞くと、小さく頷いた。

天津風ならは、と思い機械を見せる。

天津風は顔をしかめ、装置を睨み付けた。


「・・・天津風?」


やはり、知っているらしい。だが、その様子は何なのか。

天津風が口を開いた。

この機械は洗脳装置らしい。
天津風が嫌うのも分かった。ただ、あれほど物置の奥にあったのなら、使われることはなかっただろう。


・・・天津風の表情は暗くなる一方だ。

自分の胸にも、不安感が募っていく。




↓1 行動安価



418: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:11:01.88 ID:W0J3NVx00
別の場所にいく

419: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:19:17.56 ID:3+SqqnelO



「・・・そろそろ、移動しようか」


ドックとこの物置で、この鎮守府が統領のいった通り、深海棲艦の攻撃を受けたこと。

そして、天津風のいた鎮守府であることは確実であった。

なら、ここに天津風を救う手だてがあるのだろう。
一刻も早く見つけるべきだ。


提督は自分の心にそう言い聞かせた。







↓1 次の捜索場所

420: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:19:39.18 ID:r85cE3MFO
指令室

421: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:27:31.96 ID:3+SqqnelO



「そろそろ、指令室へ行きましょ」


陽炎が口にしたその言葉は、誰もが思っていたことだ。

執務室は文字通り執務の場。ならば、戦闘中何が起きたのかは指令室で確かめるのが適任だろう。

提督は立ち止まり、そう考えた。

秋雲と島風に急かされ、またゆっくりと歩き出す。






422: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:33:02.51 ID:3+SqqnelO



建物の壁に張り付けてあった見取り図から、指令室へと進んでいく。

陽炎、秋雲、島風の足は軽い。

天津風も、しっかりと歩みを進めている。


だが、提督は違った。

歩みを進め、階段を上るごとに、胸へとかかる不安感は増していった。

以前、不知火や新米と調べたあの海底遺跡。

あの時の不安と同じものが提督の頭にちらついた。呼吸は荒れ、動悸は激しさを増す。

ついに立てなくなり、提督は廊下に座り込んだ。

423: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:41:32.82 ID:3+SqqnelO



「・・・司令官!?」


陽炎は真っ先に座り込んだ提督に駆け寄った。

顔は青ざめ、息は荒れている。とても正常な状態ではない。

秋雲と島風と共に提督へ声をかけるが、症状はいっこうによくならない。


陽炎は不知火から聞いた海底遺跡のことを思い出した。

あの時の症状と、よく似ている。

だが、ここは天津風の鎮守府で、提督とは関係がないはずだ。

ただ・・・空母棲姫と戦った時、陽炎達は記憶を失う以前の提督に助けられた。
提督は記憶を失う前から、深海棲艦と戦っていた。

だとすれば、提督と天津風は・・・



指令室は目と鼻の先だ。提督を無理にでも連れていくべきか、自分達だけで調べるべきか・・・




↓1 提督を連れていくか否か

424: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:41:47.52 ID:4kEmmCNTO
連れて行かない

425: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 23:57:20.98 ID:3+SqqnelO



・・・提督には、後で伝えた方がいいだろう。
指令室に近づくだけでこれなら、入ってしまうと最悪発狂してしまうかも知れない。


「司令官、ここにいて。私達で調べてくるから」


提督は首を横に降り、無理にでも立ち上がろうとした。だが、足は震え立つことさえできない。

口を開き、何かを伝えようとしたが、掠れた声では聞きとれなかった。


「・・・大丈夫だよ」


震える提督を抱き締める。いつもはずっと大きなその体は、随分と小さく感じられた。

記憶のないこの人は、頼れるものもなく独りで運命に立ち向かわなければならない。

なら、せめて重荷を分けるくらいは・・・


「必ず戻ってくるから」


そう微笑んで、私達は司令室へと向かった。


426: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 00:04:10.25 ID:9hXLmgBPO


指令室には程なく着いた。

重厚な扉は、ずっしりと数年分の空気を閉じ込めているようだった。

ちらり、と天津風の様子を確認する。


先程、物置で死体を確認した時よりは幾分か落ち着いていた。
ただ、目には不安の色が残っていた。

その不安を解消する術が、この奥にあるのだ。

四人で力を合わせ、歪んだ扉をこじ開けた。


427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 00:12:07.93 ID:9hXLmgBPO

バキッと鍵が壊れる音が鳴り、中に入ることができた。


部屋の中は、思っていたよりも明るかった。

壁の一部に穴が開いており、そこから日の光が差しているためだろう。

物置とは違い、中に死体はなかった。

ただ、荒れ様はこちらの方が大分酷い。


左右に並んだ本棚は煤にまみれ、本もいくつかが横に落ちている。

中央の机もひどく汚れていた。

床には瓦礫が散乱している。


「調べるなら、机か本棚かな?」


「瓦礫のしたも怪しいよ?」


私達がまず調べたのは・・・


1 机

2 本棚

3 瓦礫のした




↓1













428: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 00:12:24.49 ID:fhWPUwcAO

431: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 00:23:41.33 ID:9hXLmgBPO



「・・・ま、ベタに机からよね」


そう言い、部屋の中央にある机へと向かう。

机の上にもいくつか書類はあったが、何かの汚れで読めそうになかった。

「・・・これ、血じゃないわよね?」

赤黒く変色したそれは乾燥した血にも見えた。

だが、こうも部屋が暗いのでは確証が得られない。

「あ、見て!書類だよ!」

秋雲が引き出しから書類を取り出した。

何枚かさらに取りだし、机の上に並べる。


引き出しにしまわれていた書類は・・・



1 配属申請書

2 戦果報告書

3 指揮系統について書かれた書類


↓1

432: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 00:24:06.30 ID:GVQ48j+Q0

434: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 00:34:07.04 ID:9hXLmgBPO



「これ、戦果報告書だね」


島風の言う通り、自分達も書いたことのある報告書であった。

特におかしなところもない。

戦果をあげたのは、私達が建造される前に活躍した古い軍艦であった。

一方の指揮官も予想とは違い、提督の名前ではなかった。

ただ、妙に引っ掛かる。

どこかで聞いたような・・・


「ねえ、この名前。どこかで・・・」


「あ、これ老提督さんの名前だよ」


・・・なるほど、思い出した。

確かにあの愛宕と高雄のいた鎮守府の提督の名前だ。

あの助平爺も、いっぱい噛んでるのか・・・

だとしたら、なにか知っているのかも知れない。



残っていた書類で興味を惹かれるものはなかった。
机はこれ以上捜索の余地は無さそうだ、すると次は・・・


2 本棚

3 瓦礫のした





↓1



435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 00:34:26.70 ID:2tgd7hPVo
2

436: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 00:46:18.64 ID:9hXLmgBPO


机が期待はずれだったとなると、次に期待かかかるのは本棚だろう。

部屋の二つの壁に並んである本棚だが、残っている本は少ない。

床に落ちているものも拾い集め、開けたところに置き、一つ一つ確認していく。

煤や灰になって読めなくなったページに苦労しながら手分けして読み進めるが、大半は戦術について書かれたものであった。

最後のひとつは、纏められたファイルだった。

殆ど読めなかったが、読み取れたものは・・・





1 隊の配置図

2 保有戦力

3 緊急時の対応マニュアル



↓1

437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 00:46:30.18 ID:GVQ48j+Q0

438: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 01:01:55.57 ID:9hXLmgBPO



保有戦力。その中に、天津風の名前もあった。

そして、鎮守府の最高指揮官として提督の名前もあった。
秋雲と島風は驚いているが、天津風はまるで分かっていたかのように動じない。

ただ、疑問は残る。


先程、訪れたドックでは、いくら艦娘のサポートがあっても船の整備は不可能だろう。

統領の言った、ここにいたと言うのは補給のために一時的に・・・という意味なのだろうか。


そして、天津風と提督。二人が記憶を失ったのはどちらが先なのか。


そして、統領はこれだけのために私たちをここへと来させたのか。伝えるだけなら口でも出来るだろう。
提督は、ここで天津風を救うことが出来ると言っていたが・・・


「・・・さて、と」


残るは秘密は瓦礫のしたにあるのか。ただこのまま進んでいいものか・・・

「司令官を、呼んだ方がいいのかな・・・」





↓1 提督を呼びにいくか否か





439: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 01:02:40.45 ID:NHUiIPpXO
呼ばない

440: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 01:12:12.23 ID:9hXLmgBPO


ぶんぶんと首を振る。

せっかくここまで来たのだから、最後まで提督にはこの部屋を見せるのはよした方がいい。

提督には、秋雲や島風と相談してからにしよう。

秋雲、島風、天津風に指示をして、最も大きな瓦礫を取り除いていく。





瓦礫の下に埋もれていたのは、地下へと通じる扉だった。

秘密があるとしたら、この奥しか無いだろう。

提督を呼ぶことも考えたが、それはこの通路がどれほど続くのかを確認してからでもいいだろう。

扉はその重厚さとは裏腹にあっさりと開いた。





441: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 01:25:27.35 ID:9hXLmgBPO
今日はここまでです。

また明日、よろしくお願いいたします。




扉の奥からひんやりとした冷気が伝わってくる。
かすかに耳を済ますと、本の少しだけ水音が聞こえた。下は海底洞窟にでもなっているのだろうか。

扉の下には降りれそうな場所があった。下の階がどうなっているか疑問に思ったがとりあえず降りてみることにした。

私、秋雲、島風、天津風と続いた。

これほどの空間があるとは思いもしなかった。脱出用の通路にしても、異様である。


秋雲が手に持った懐中電灯で足場からすぐ横に広がる穴を照らした。
壁から下に続く梯子は、そこが見えないほど不覚続いていた。もちろん、穴もそこは見えない。


ふと、懐中電灯の光に反射したのか光が揺らいだ。

嫌な予感がした。

そして、すぐにその予感は的中した。

穴の底から這い出るように黒い陰が伸び、一気に私たちを包んだ。


最初に気づくべきだった。

机に付いた血は、深海棲艦に始末された者の血だったんだ。
ここは罠だったんだ。


抵抗もできず、私達四人は暗い深淵へと引きずり込まれていった。







447: nwx50905 2015/03/03(火) 23:00:15.74 ID:IVjr4aqdO



床に力なく座り込んでいた提督を走らせたのは、突如として胸に走った危機感だった。

それは先程まで提督の力を奪っていた胸騒ぎと不安感を消し飛ばし、彼をまた立ち上がらせるほど強烈なものだった。

脇目もくれず、司令室に飛び込んだ。

すでに陽炎達の気配はない。
が、すでに検討はついていた。

開いていた扉から中へ入り、縦穴に飛び込む。


提督の目に迷いはない。


今は感情のまま、動いていくだけだ。








448: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 23:10:16.92 ID:IVjr4aqdO




私は、足首ほどまで海水に浸かった洞窟の中を走っていた。

振りかえる余裕はないが、後ろからは追いかけてくる気配を感じていた。


私は先頭を走っていた。

後ろから三人の誰かが懐中電灯で前を照らしている。


私の手には提督から借りた軍刀があった。
私はこれであの深海棲艦から逃れたのだ。

もちろん、擬装も用意してあるが、この狭さでは火器を使うことはできない。


提督がいれば、私達を指揮してこの状況を打破してくれたかもしれない。
だが、今は当てずっぽうに逃げることしかできない。複雑に入りくんだ海底洞窟に出口はあるのか。あったとして、そこへ行くことは出来るのか。

私は自分の甘さが苛立たしかった。

天津風を守るつもりが、逆に危険に晒してしまった。


449: ◆I045Kc4ns6 2015/03/03(火) 23:25:54.94 ID:IVjr4aqdO


無言のまま、私達は洞窟を駆けた。

次第に、不安は募っていく。

果たして外に出られるのか。深海棲艦に捕まることは出来るのか。捕まったらどうなるのか。もう提督のもとには戻れないのだろうか。

そんな不安を、頭を振って払う。

改めて前を見つめると、自分達が最悪の状況に陥ろうとしていることが分かった。

私達の前に道はなくなっていた。懐中電灯の光が岩に崩れて塞がった洞窟を照らしている。

こんなところで、諦める訳には・・・


私は天津風たちを奥に押しやり、軍刀を持ち直した。
秋雲と島風が何か言っているが、耳に入らない。

前に道場で見かけた、提督の姿を真似て軍刀を構える。

嫌な汗が流れる。
動悸は激しくなり、呼吸は荒くなる。
一瞬がずっと長く感じられる感覚。

ここで倒せれば、あるいは・・・。

きっと、皆で幸せに暮らせるのだ。




その一瞬の気の緩みに、陽炎は目の前に現れた深海棲艦の触手に対処するのが遅れた。






450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 23:35:32.26 ID:IVjr4aqdO



軍刀を振ろうとしたが、もう遅い。

ガードに弾かれ、触手の一撃は芯を逸れたが、陽炎は背後の洞窟を塞ぐ壁に叩きつけられた。

体内の空気が押し出され、息ができなくなる。

加えて、弾かれた触手の一撃は陽炎の右肩へ叩き込まれた。
激痛が走り、右腕全体の力が抜ける。右手の軍刀も指を離れた。

膝から崩れ、倒れまいとするも右腕の痛みで陽炎は成すすべなくそのまま倒れてしまった。

秋雲達の声がするが、何を言っているのか分からなかった。

陽炎は体を動かすこともできず、そのまま激痛に意識を呑まれていった。





451: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 23:47:03.69 ID:IVjr4aqdO





暗い闇の中で、陽炎は目を覚ました。

回りを見渡すが、なにも見えない。手探りで懐中電灯を探すが、そもそも自分がどこにいるのかも分からなかった。

秋雲、島風、天津風の名前を呼ぶ。

だが、声は暗闇に吸い込まれていくばかりだった。




・・・皆は、無事だろうか。

どうしても、あの瞬間のことを思い出す。

あの時、私が集中していればこうはならなかったんだ。秋雲も、島風も、天津風も、皆で戻れたはずだ。
だが、私のせいで、皆どこかへ連れていかれてしまった。今ごろ、どうなっているんだろう。
天津風のように、深海棲艦にされてしまうのだろうか。それとも、すぐに殺されてしまうのだろうか。あるいは・・・。

何故、私だけ生き残ったのか。
天津風達を守れず、役に立たなかった私を提督は許してくれるだろうか。きっと、許してくれない。私は解体されるだろう。




452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 23:59:45.88 ID:IVjr4aqdO


何故、私だけこんな目に遭うのか。これなら、死んだ方がましだった。
大切な姉妹と仲間を失って、愛する人にも捨てられた。
これ以上、酷いことはない。




悲しい。哀しい。寂しい。辛い。憎い。

どうして私がこんな目に会わなければならないの・・・
天津風に乱暴を働いた人間も、深海棲艦も、自分を捨てた提督も、助けに来ないほかの艦娘も


「姉さん」


天津風の声がした。
姿は見えない。


「姉さん、こっちよ」


目の前に手が差しのべられた。
血の通っていないような、真っ白な美しい手だった。

私はその手へと


1 右手を伸ばした。


2 左手を伸ばした。



↓3まで、多数決







453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 00:00:15.48 ID:hPuJB5Xk0

457: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 00:21:37.26 ID:OtyhwhORO


私は、左手を伸ばした。

ゆっくりと、確実に掴むことが出来るように。

もう何も考えることは出来ない。何も思わない。


ただ、自分でも収集の着かないほど膨らんだ胸の中の怨念をどうにかしてほしかった。

この際誰でもいい。救ってくれるのなら。




だが、次の瞬間、私の目に光が飛び込んできた。

誰かが私を、暗闇から引きずり出そうとしている。
白い手が消え、私は流れに身を任せた。


私は抱き締められていた。とても大きな胸に、頭を押さえつけられながら。

懐かしい匂い、安心感。

「司令官・・・」

いつの間にか私の口から言葉が、目から涙が溢れ出ていた。







458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 00:33:01.27 ID:OtyhwhORO



提督は深海棲艦に取り込まれかけていた陽炎を引きずり出した。

今は涙を流しながら、必死に謝っている。

体中傷だらけで、特に右肩は酷いありさまだった。


だが、生きてくれている。こうして抱き締めることが出来る。それだけでよかった。


陽炎を抱き締めながら、提督は後ろを振り向き、もう一人の怪我人へ目を向けた。

秋雲たちに囲まれた准将の脇腹に巻かれた包帯は血が出ている。息も荒く、顔色も次第に悪くなっている。

提督は地下に潜ってすぐに准将と統領に遭遇した。提督は助力を請い、准将も統領も了解してくれた。

二人のお陰で秋雲達を助けることが出来たが、陽炎だけは深海棲艦の洗脳が速く、手間取っている間に准将が負傷してしまったのだ。



459: 今日はここまでです。闇落ち期待した人は申し訳なかった。 2015/03/04(水) 00:40:02.03 ID:OtyhwhORO


統領に今後どうするかを聞く。

統領が言うには、抜け道を知っているので、そこから脱出するらしい。

それっきり、統領は口を閉ざした。





ひとまず陽炎の怪我の手当てをした。

肩はまだ痛むようで、苦しい顔をしている。



さて、どうするか



1 准将と話をする

2 統領と話をする

3 陽炎と話をする

4 外への脱出を急ぐ




↓1 会話の内容も追記可能です


460: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 00:40:25.15 ID:eH1jgczvo

465: ◆I045Kc4ns6 2015/03/04(水) 23:01:42.13 ID:Cdbaj7eyO


「准将、大丈夫か?」


壁に寄りかかり、息を荒くしている准将に声をかける。顔は苦痛に歪んでいたが、准将はしっかりとした声で答えた。


「ああ、平気だ。私のことは心配するな」

「出血も止まった。すぐにまた、動けるようになる」


確かに包帯の血は赤黒く乾燥しており、傷は塞がっているようだった。
だが、やはり准将の様子は芳しくない。
何か別の原因があるのだろうか。





↓1 行動安価






466: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:03:13.02 ID:eH1jgczvo
統領と話をする

467: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:11:52.82 ID:Cdbaj7eyO


「統領」


声をかけると、統領は閉じていた目を開きこちらへ顔を向けた。
緑色の瞳孔が静かにこちらを見つめている。


「・・・何でしょうか」


統領の声は冷静だった。こちらの全てを見透かしているような声。


「脱出しないでいいのか?あまりここにいると、奴等にも気付かれるんじゃ」


「そのことで今、飛行場姫や装甲空母姫と連絡を取ってます。もう少しお待ちください」


そう言うと彼女はまた口を閉ざした。
まるで俺と話すことを拒否するように。




↓1 出発するか、どうするか

468: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:12:31.65 ID:6IZ6a7p7O
する

469: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:21:26.89 ID:Cdbaj7eyO


目を閉ざした統領に背を向け、提督は自分の考えをまとめようとした。



この鎮守府で起きたこと、見つけたこと。

俺は司令室に近づけなかった。その原因である、心を曇らせていた不安感はもうない。

あのときの俺は感情のまま動いていた。そして今、ここにいる。


あのときの怒りは、自分の失われた記憶にあるのだろう。では、それは何なのか。

自分の中に別の自分がいる感覚。

まるで自分が自分でなくなっていくようだ。



「提督」

統領の声がした。

「準備が出来ました。ここから脱出しましょう」


提督はただ、ああ、と返事をした。
准将も秋雲達に助けられながら、ゆっくりと立ち上がった。



470: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:37:12.31 ID:Cdbaj7eyO



暗い洞窟を統領の先導に従い、進んでいく。

彼女は洞窟の構造を完璧に把握しているのか、一切の迷いがない。

一行は無言のまま、ただただ歩き続けた。






暫くして、急勾配を上った先でようやく新鮮な空気を吸うことが出来た。
正午ごろにこの鎮守府に到着したが、今太陽は西日になりかけている。

提督達が出たのは鎮守府の建物の丁度裏側であった。

装甲空母姫、飛行場姫、神通、飛鷹が待機していた。彼女達の手も借りながら、准将も外へと出ることが出来た。


日の光のもとで見ると、准将は息をしてるのが不思議なほど衰弱していた。神通と飛鷹がそれに気づき、手当てを申し出たが、准将は断った。

食い下がる神通と飛鷹の声を、突如遠くから響いた爆音が遮った。








471: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:50:29.20 ID:Cdbaj7eyO



戦闘が起こっているようだった。
距離もそれほど遠いわけではない。

「二人とも、あとは頼みます」

統領の指示に従い、装甲空母姫と飛行場姫は出撃していった。
彼女たちも参戦するのだろう。

「私達はいいの?」

陽炎が統領に問う。

「貴女達は船に戻り、鎮守府へ戻っていてください。その怪我では戦えないでしょう」

陽炎達は頷き、停泊してある船へ戻ろうとした。提督も後へ続こうとしたが、准将の言葉で呼び止められた。

「提督君、君は残れ。話がある」

准将はまるで最後の力を振り絞るように口からそう言った。
陽炎達が立ち止まるが、提督が目配せするとまた走り出した。



彼女達は恐怖と戦った。ならば、今度は提督が真実を知るために戦う番だ。

神通の艦橋で、提督は准将の言葉に耳を傾けた。


それは、紛れもなく、提督の記憶に関することだった。





472: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:05:15.17 ID:PsANfELgO


ことの発端は、かれこれもう三十年近く前になるーーー。

私の父は海軍の大将を務めており、私も父から将校になるよう教育を受けてきた。

ある日私は、父や、その部下と共に、この海域で多発する貨物船の遭難事故についての調査を行っていた。
広範囲に渡って調査をしていると、地図にも載らないような小さな島に貨物船が難破していた。

そこで私は見たのだ。機械でありながら、生物のように動くそれを。
それは半ば腐りかけていた人間の死体をも取り込みながら、蠢いていた。


私達はそれに火を放ち、灰にした。
だが、火から逃れた部分があったのか、それとも、私の想像以上の数がいたのか分からないが、その後何度も、あの蠢く塊を見ることになった。



473: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:12:44.20 ID:PsANfELgO



父は、取りつかれたように想像を絶する、あの醜いものを探し続けた。

一方の私は、逃げるように本国へと戻った。勉学に励めば、あのような存在は忘れることが出来ると考えたからだ。


そうして、階級もひととおりになり、記憶も薄れてきたころ、父の部下が私の元へ手紙を寄越した。

父が艦長を務めた軍艦が、いくらたっても戻らない、と。

私はこのとき、あれと関わった時から、私は逃げられないと悟った。

父については複雑な思いだったが、軍人としての背中は立派立ったあの男の弔いになれば、と思い、信頼のできる部下数名を連れて私は南洋の、この海域へと再びやって来たのだ。

474: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:23:14.33 ID:PsANfELgO



南洋海域の調査と言う名目で私は軍艦数隻を手配した。

私がこの海域から去ったあの時と比べ、あれは格段に凶悪に、強力になっていた。

父のもとで共に戦った仲間も、半分ほどに減っていた
彼らの話から、私はあの生命体は同化、学習する能力があることを知った。すでに彼らの装備は学習され、有効な攻撃方法は失われたしまったらしい。

私はあの生命体を深海棲艦と名付け、その存在については一部の上層部にのみ報告することにした。

そして上層部の協力もあり、軍拡を進めることが出来た。新型の軍艦を開発し、旧式は装備を簡略化し、標的艦や解体と偽って深海棲艦への戦力の一つとした。

こうして、私の戦いは始まったのだ。



475: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:32:00.78 ID:PsANfELgO


退役する旧式とは、深海棲艦との戦いでは負けることはなかった。整備についても、それほど頻繁にする必要もない。

事実として深海棲艦との遭遇回数は減り、戦いは順調に見えた。



だが、思わぬところから邪魔がはいった。


父の代から、私のことを快く思っていない連中がいた。
そいつらは、私が南洋で反乱を企んでいるのではないかと噂を流した。戦いも長年に渡っており、上層部からの反感もあった。

だが、このまま深海棲艦を放置するわけにもいかず・・・私は身寄りのない人間に、この地の守備を任せることにした。




ここに来て、准将がその口を閉ざした。

軍帽に隠れて、目は見えない。
そして一息、ふうと呟いて、准将は


それが、君なんだよ。提督君。


と、そう告げた。


476: 今日はここまでです。また明日続きからいこうと思います。 2015/03/05(木) 00:55:28.07 ID:PsANfELgO


ここからは、統領が続けた。


深海棲艦の中には、元から高い知能を持っていた者もいました。准将達が戦っていたのは末端に過ぎません。
港湾棲姫のように、貴方が姫や、鬼と呼ぶ存在がそうです。彼らは、何者とも混じることのない、本当の純粋種と言えるでしょうね。



その中の一体は、貴方と交流がありました。
瀕死の貴方を助けたこともあります。
その時の影響で、貴方は人間離れした肉体を手にしました。


そして、彼女は一人残る貴方のために自らの分身を、艦を操るのではなく、そのものとなって戦えるような存在を作りました。




再び准将が口を開く。



・・・本来は、戦いのためではなかったのだ。

これが最初の艦娘だ。
その力は純粋種を圧倒した。そして、彼女達は君と過ごすたびに、人と言うものを学び、成長していった。



482: ◆I045Kc4ns6 2015/03/05(木) 23:03:05.66 ID:GunsYmjGO


君の部下であった、最初の艦娘。
敷島、朝日、三笠、初瀬。そして、富士、八島。

純粋種を圧倒した彼女達と、それを指揮していた君達は深海棲艦との戦いで敗北することは殆んどなかった。

だが、深海棲艦も学習し、凶悪さを増していく。
ついに、本国の最新鋭艦も戦列に加わり、戦いは熾烈さを増していった。

本国の艦は戦いが終わればすぐに本国に戻ることが殆んどだったが、中には提督君のもとに残り、艦娘となって戦い続けた者もいた。
天津風や、君の鎮守府にいた古鷹、鳳翔、漣もそうだ。


483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:15:56.98 ID:GunsYmjGO



いつしか、君と彼女達は本当の家族のようになっていたのだろうな。

私は彼女達艦娘を、飽くまで兵器としか見ていなかった。だが、君は最後まで人間として接した。

だからこそ、彼女達はそれに応え、深海棲艦を追い詰めていった。


そして、五年前のあの日。


全戦力を結集した最終決戦で、深海棲艦を滅ぼすことができた。

私はその時、ようやく君を戦いの運命から解放することが出来たと感じたよ。

そして、すべてが終わったら。
君自身の望み通り、艦娘と静かに余生を過ごしてもらおうと考えていた。



しかし、そう思い通りにはいかなかった。

484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:26:40.72 ID:GunsYmjGO



深海棲艦は、私達の予想を上回る数に増殖していた。
そして、自身を滅ぼした君と艦娘に復讐するために君のいた鎮守府へ迫っていった。


戦闘を終えたばかりで、補給も済んでいない君達は最終防衛拠点である、今君がいる鎮守府で深海棲艦を迎え撃つことにしたのだ。


勿論、戦力差は圧倒的だった。古鷹、鳳翔、漣は先の戦闘で参戦することも出来なかった。

私は本国へ撤退するよう言ったが、君達は拒否した。

本国へ撤退する艦達のために時間を稼ぐ、天津風のことをよろしく頼む。とな。



485: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:42:11.24 ID:GunsYmjGO



准将は、ここで悔いるように口を閉じ、歯を食いしばった。

そんな准将を見ながら、今度は統領が口を開く。



私はーーーまだ、朝日と呼ばれていた頃の私は、深海棲艦に玉砕覚悟の戦いを挑む直前に、貴方に内緒で、艦娘全員で話をしました。

「何があっても、提督を死なせはしない」と。

この鎮守府が包囲される直前に、私達は貴方に逃げるよう説得しました。本国に無事に送り届けるよう敷島と富士に頼みました。

貴方は、自分だけ生き残るのなら、共に死んだ方がましだと、残ると言って聞いてくれませんでした。

だからこそ、私は生き残ってもらうことが、最後まで人間として扱ってくれた提督への恩返しになると考えたのです。














486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 00:00:03.42 ID:ZXnmK7AsO



深海棲艦の攻撃が始まり、私達四人は散り散りになって戦わざるを得なくなりました。

固まっていれば、後少しは長く戦えたかもしれません。しかし、やはり個々の力ではそう長くは持ちませんでした。


薄れ行く意識の中で、私は貴方と交流のあった、あの純粋種と同化することで生き長らえることが出来ました。

しかし、他の艦娘はすでに遅く、私達を助けに来てくれた天津風も、深海棲艦ではなく、准将と敵対していた派閥の軍人に・・・。




もういい、と提督は手を振った。
提督はすべての記憶を思い出した。

統領の瞳が、僅かに潤んでいるように見えた。



すべてを知った今、提督の心には様々な感情が渦巻いていた。准将と統領の語りに合わせ、心の奥で記憶の扉が少しずつ開いていったこともあり、今ではどんなことも思い出すことができる。


准将のもとで仲間達と戦った日々のこと。

たった一人で、鎮守府に残ることになった時のこと。

敷島達との記憶、天津風や古鷹達と過ごした日々、そして自身を生かすために死んでいったかけがえのない者達との思い出。


「・・・ありがとう、朝日」


五年もの歳月が過ぎ、ようやく口にすることができた。


487: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 00:09:57.73 ID:ZXnmK7AsO



「ぐっ・・・ごほっ、がはっ」

突然、准将が咳き込み始めた。口を押さえた手は血で赤く染まっている。

「准将、しっかりしてください」

神通が寄り添い、手当てを試みるが、准将がそれを制止した。
神通はそれでも続けようとしたが、准将は首を横に振った。

「・・・提督君。私は、君に謝らなければならない」

准将は震える声でそういい、右手の手袋を外した。

手袋の下に隠されていたのは、人間とは思えないほど白い手であった。

「准将・・・」

「・・・怨敵の力を借りてしまうとは、我ながら情けない」

「どうか、私を許してくれ。私は、君との約束を守れなかった。天津風を、救うことが出来なかった・・・」




488: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 00:22:47.51 ID:ZXnmK7AsO

准将は、息を荒げながらゆっくりと話し始めたた。



五年前の戦いで提督達が敗北し、深海棲艦の存在が公表されることになった時、准将はその責任を追求され、軍での立場はかなり苦しくなっていた。

それでも出来ることを続けようとした彼は、まず、提督と天津風の記憶を消した。

そして、信頼できる部下と半ば深海棲艦となってしまった天津風をもとに戻す方法を探すべく、極秘に鎮守府を設立した。

それと同時に、提督のように深海棲艦に屈することなく戦えるような人間を作ろうと、艦娘のシステムを応用した人造人間を作ろうとした。


こうして天津風を預けたのが、酒匂や長波のいた、あの廃墟と化した鎮守府だったのだ。

天津風だけでなく、深海棲艦を艦娘に戻す方法を探していたが、深海棲艦を制御出来ずに多くの部下を失うことになったのだ。



489: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 00:44:38.99 ID:ZXnmK7AsO



・・・最早、私の話を聞いてくれる人間は軍には残っていなかった。時は流れ、話の通じた上層部の人間は殆んど残っていなかった。

もとから、政敵にとって私は邪魔だったのだ。


追い詰められた私は、南方へと逃げ、再起を図ることにした。
この辺りなら、本国から出ようとしない政敵の手を逃れられると考えた。

だが、私の考えもすでに読まれていた。


主要な道路と海路は押さえられ、私は人目のつかない山中を逃げるしかなかった。だが、すぐに追い詰められた。



・・・あの時、私の心が強ければ。

私は生き延びるために、研究材料として持っていた深海棲艦の血を飲み、無理に包囲を突破しようとした。

だが血を飲んだ瞬間、本国の温室で何も知らないまま邪魔をするあの連中への怒りが膨れ上がって・・・。



気が付けば、手が血で染まっていた。

これでは獣と同じだ。父を殺め、提督君を苦しめた、滅ぼさなければ深海棲艦と同じだ・・・。

深海棲艦の血は私の右半身を変化させた。人間の心臓では、深海棲艦となり果てた左半身は負担が大きくてな・・・



准将がまた咳き込んだ。今度は押さえた手の間から血が床に落ちた。



私は甘いのだ。私には、君のような誇り高い生き方は出来ない・・・







490: 今日はここまでです。また明日よろしくお願いします。 2015/03/06(金) 01:09:35.98 ID:ZXnmK7AsO



力を失い、倒れゆく准将を神通と飛鷹が支えた。眼に灯った光も、次第に弱く、揺らいでいく。

「神通、飛鷹・・・」

二人は准将の手を握った。
握りかえす准将の手に、もはや力は殆んど残っていない。

「・・・口にはしなかったが、お前達といた時間は、私の人生で最も輝いていた」

「冷たくあたって、すまなかった・・・」

准将の手を握る、二人の手に力が籠る。

「提督君・・・」

「すまなかった・・・君を苦しめる人生に縛り付けたのは私だ」

「恨んでくれて、構わない・・・ただ」

「君のために死んでいった者、君を信じた者がいたことは、決して忘れないでくれ・・・」

提督は空いていた准将のもう一方の手をとった。

「ああ、あんたも、その一人だからな・・・」

苦痛に満ちていた、准将の顔が綻ぶ。

「君に、そう言ってもらえるとはな・・・」

「ありがとう・・・」

准将はそのまま目を閉じ、ゆっくりと息を吸った。


そして、そのまま目を開けることはなかった。



提督は握っていた手をゆっくりと離した。
そして、手に残った感覚の重さから、自分が託されたものの重さを、改めて感じた。





494: ◆I045Kc4ns6 2015/03/06(金) 23:10:29.41 ID:r8t5Z7H8O



提督は一人、甲板に立ち海を眺めていた。
准将の遺体の処理は、神通と飛鷹に任せ、彼は気持ちの整理をつけることにした。



天津風の鎮守府・・・かつて自分が補給を行っていたあの地を出発したとき、太陽は西日になりかけていた。
今では太陽は空を紅く染め、水平線にその半身を隠している。


改めて、自分の人生を思い出す。

もう四十年近く前になるのか、提督の生まれた島は、深海棲艦の攻撃で住民の殆んどが殺された。
唯一生き残った提督は、准将の父親のもとで深海棲艦への復讐のために戦った。
あの時の自分は、ただそのために生きてきた。深海棲艦への復讐を遂げさえすれば、あとはどうなろうが構わなかった。

だが、一人この地に残されて初めて寂しいと感じた。敷島や富士達と過ごした日々のなかで、初めて生きていて楽しいと思えた。ようやく、人間らしくなれた。



そうして、今は・・・。


495: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 23:29:34.45 ID:r8t5Z7H8O



提督は、再び記憶を失った時のことを思い出した。山城を旗艦として戦い、自分は海に投げ出されたあの時の戦い。




統領に助けられた提督は自ら、記憶を奪うように頼んだ。

あの時はそれが必要だったのだ。
自殺を考えるほどに追い詰められることになっても、提督は知ってはならないことを知ってしまったのだから。



今では、あの時自分が何を知ってしまったのかも思い出すことができる。
あの戦いの前日、提督は隠されていた地下への通路を見つけ、好奇心から降りていった。
そしてそこで、自分がかつてこの地で戦っていたことを知った。

深海棲艦にとっては何よりも憎い自分が生きていると知れば、純粋種が黙っていることはないだろう。
五年前にこの鎮守府を襲った、全ての深海棲艦の根元と言える存在も、再び現れるだろう。
そして、この鎮守府を五年前と同じか、それ以上に破壊しくすはずだ。





結果、翌日に深海棲艦の大軍が鎮守府を襲撃した。

あの時の戦いでは、五年前に現れた深海棲艦の姿はなかった。
提督がまたすぐに記憶を失ったためだろう。


496: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 23:43:14.63 ID:r8t5Z7H8O



統領と准将は、提督の鎮守府の戦力が充分に増すのを待ち続けていたのだろう。

その点で、あの戦いは早すぎたのだ。



今なら、互角以上に戦えるかもしれない。
根元であるあの深海棲艦さえ破壊出来れば、純粋種も力を失うことは分かっている。
そうなれば、深海棲艦との戦いは終わる。



五年前とは戦力は桁違いに増し、あの戦いから提督は艦娘と完全に打ち解けることが出来た。



提督は確信していた。じきに最後の戦いが来ることを。そして、必ずその戦いに勝つことが出来ると。




「提督!」


振り返ると、飛鷹が慌てた顔で提督のもとへ駆け寄ってきた。
表情と声色から緊張が伝わる。

どうした、と提督が尋ねると、飛鷹は息を整え、しっかりとした口調で告げた。

「貴方の鎮守府が攻撃を受けてるって、偵察機が・・・」




提督の予想よりもずっと早く、彼の覚悟が試される時が来た。


497: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 00:07:34.77 ID:zl0sEElUO



鎮守府を攻撃していた深海棲艦の大群は、背後の神通と飛鷹から予期せぬ攻撃を受け、すぐに殲滅することが出来た。

だが、駆け付けたばかりの提督の目にも、鎮守府の被害はそう軽くないことが分かった。

多くの艦娘がドックに入りきらないために、船を停泊させたまま修理を行っていた。




大和から話を聞くと、提督と天津風達を見送った後、凄まじい量の深海棲艦が押し寄せてきたという。
大半は雑魚であり、そう苦戦するものでもなかったが、倒しても倒しても一向に数が減らなかった。

何度も補給と出撃を繰り返し、新米や老提督、大佐にも協力してもらい、凌いでいたらしい。

だが、結果として無傷な艦は殆んどなく、弾薬や重油も四割ほどしか残ってない、と大和は報告した。



提督は大和を下がらせ、統領と話をした。

今の状態で勝てるか?という提督の問いに、統領はただ首を横に振った。

提督はゆっくりと息を吐いた。

そして、次に奴等が来るのがいつ頃か、わかるか?と聞いた。

統領はゆっくりと口を開き、およそ夜明け頃になると告げた。


・・・日が沈んだ今、夜明けまでおよそ半日しかない。

だが、提督の心は自分でも驚くほど静かだった。










499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 00:26:13.06 ID:zl0sEElUO


統領は別れを告げて、部屋から出ていった。

一人残された提督は、ふぅ、と息を吐き執務室の机の、鍵のかかった引き出しを開けた。

中には封筒が入っていた。口から手を入れ、いくつか中身を無造作に取りだし、机の上に広げた。


封筒の中身は、たびたび没収していた青葉の写真だった。隠し撮りが殆んどなため、写ってる誰もが、自然な顔をしている。

また何枚か取りだし、机の上に広げる。

ふと目に止まったのは、自分の写真だった。いつ撮ったのか定かではないが、とても穏やかな顔だった。



辛いときは、いつもこの写真を見て自分を元気付けていた。だが、その役目も終わりだ。


写真を封筒にしまい、引き出しへ戻した。今度は鍵をかけないでおいた。





空腹を感じた提督は、食堂へ向かった。

そこで何人かの艦娘に囲まれ、天津風の鎮守府て何があったのか訪ねられた。

答えは、適当にはぐらかしておいた。そして、傷は大丈夫なのかと聞き返した。

誰もが「平気平気」と返した。明るい笑顔で、いたずらっぽく笑う。
提督は黙って、頭をぽんぽんと叩いた。

そして、食堂の回りとは少し離れた席に座り、全体を見回しながら、いつもより時間をかけて、ゆっくりと夕食を味わった。

500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 00:43:09.87 ID:zl0sEElUO



夕食を終え、皿を厨房に運び、洗った。

間宮さんや鳳翔が自分が洗うと申し出たが、たまには自分で洗うといい、断った。

流れる水は冬場には一際冷たかった。

洗い終え、冷えた手に息を吐きかけていると、鳳翔が手を握り暖めてくれた。
鳳翔の手は自分のものより大分小さかった。だが、この時はとても大きく、暖かく感じた。






厨房を後にした頃、時刻は夜の九時を少し回っていた。

当てもなく、ただゆっくり歩いていると、前から漣が歩いてきた。
手には風呂桶とタオルを抱えている。

漣はこちらに気づくと、持っていた風呂桶を放り投げてこちらに走ってきた。

いつもの調子で受け止める。小柄な体は密着すると俯かなければ見えない。

今から風呂か?と聞くと、漣はそうですと答えた。
そして、いつものように、ご主人様も一緒にどうですか?と、ニヤニヤとした笑みを浮かべながら聞いてきた。

こちらも何時ものように、軽くあしらう。
漣は不服そうに顔を尖らせた。だが頭を撫でてやると、すぐに機嫌をよくしてくれる。

その後少し、漣を撫で続けた。漣は満足したと言ったが、どうせなら撫でられとけ、と無理矢理頭を抱え、撫で続けた。

そうでなければ、漣に気づかれそうだった。
手の震えが伝わらないよう、祈るだけだった。



501: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 00:56:15.52 ID:zl0sEElUO



部屋に戻ると、何時ものように、日記を広げた。前に誰かから日記をつけることを薦められてからは、すっかり日課となっている。

・・・皆に、自分の記憶が戻ったと伝えるか悩んだ。

一度半分まで書いたところで詰まり、ページを破って捨てた。


結局、伝えないことに決め、またペンをとり、書きはじめた。
今度はその分、思っていることをより多く書き残そうと思った。
出来るなら、一人一人がいい。

ペンは止まることなく、紙に思いを書き綴っていった。
だが、できる限り、気持ちよく別れられるようなことを書いていった。




全てを書き終えると、時計の針はもうすぐ夜明け近くを指そうとしていた。

提督は、最後にもう一度息を吐いた。



そしてゆっくりと席を立ち、扉に向かった。
ドアノブに手をかけ、ふと後ろを振り向いた。

すぐにまた前を向き、提督は執務室を後にした。





502: 今日はここまでです。おそらく、明日で最終回になるでしょう。最後までお付き合いしてもらえるなら幸いです 2015/03/07(土) 01:10:50.81 ID:zl0sEElUO



夜明前ということもあり、まだ廊下は暗い。
月の光が優しく照らしている廊下を、提督は静かに歩いていった。






・・・提督の心は静かだった。

彼の心に残っていた感情や思い出は、全て執務室の日記帳に残してきた。

もう、迷うことはない。




鎮守府は静まり返ったように静かだ。
窓から海を見ると、これから怒ることが嘘のように静かだ。


その静かな闇の中、提督は歩いていく。
これなら、何事もなく着きそうだ。


そう思った提督の耳に、よく聞いた声が聞こえた。

「・・・提督」


気が付けば提督の目の前に、立っていた。表情は暗さから、読み取ることは出来ない。

提督は冷静に、その声の主の名前を呼んだ。



「・・・古鷹」


古鷹は、ただゆっくりと頷いた。


510: ◆I045Kc4ns6 2015/03/07(土) 23:06:08.64 ID:gE2ajdjuO

古鷹はしっかりとこちらを見据え、ゆっくりと歩いてきた。

ただ黙っている提督に古鷹が聞いた。


「どうしたんですか?こんな朝早くに」


「何でもないよ。少し、眠れなかっただけだ」


古鷹はにっこりと笑った。
淡い月光がその顔を照らしている。


「私もそうなんです。こんなに静かなのに・・・」


提督は軽く相槌を打ち、早く部屋に戻るよう言った。自分はもう少し散歩するから心配はいらないと。
古鷹は分かりました、と答えた。

提督は古鷹の横を通り、先に進んだ。
そして、自身の成すべきことを成し遂げようとした。


しかしそれは、古鷹が軍服を掴んだことで妨げられた。


「・・・行かないで、ください」


背後から古鷹の声が聞こえた。
その声は震え、今にも泣きそうだった。

提督は振り向き、古鷹を抱きよせた。

提督を見上げる古鷹の瞳には涙が溢れようとしていた。だが、その奥には確かな意志が灯っていた。


「提督・・・」




提督は古鷹に言った。


1 「・・・俺は行かなければならないんだ。やめることは出来ない」


2 「・・・ごめんな。俺のことは忘れてくれ」




↓3


次回 【安価】提督「提督になれてよかった」その8【艦これ】 後編