前回 レッド(無口とか幽霊とか言われるけどポケモンになりました) 

21: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 22:30:45.58 ID:lT+G3i820
ちょっとだけ番外編してから本編やります。今日は何の日?

引用元: ・レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだポケモンのままです) 



22: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 22:34:00.38 ID:lT+G3i820
キョウヘイ「ひな祭りっすよね?」

レッド「耳の日……じゃないの?」

トウヤ「まぁ両方だねぇ。でも普通ひな祭りが先に出てこない?」

レッド「……マサラには、あんまり無かった。女性の方が強いし……」ボソッ

ブルー「あら、何か言ったかしら?」

リーフ「そういえばファイアとの腕相撲で負けたこと無いわ!」

ナナミ「何でもないわよね、レッド君?」

レッド「ひゃっ……ひゃい」

ナナミ「よろしい」

キョウヘイ(こっわ)

トウヤ(怖いっていうか何ていうか)

23: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 22:38:14.87 ID:lT+G3i820
キョウヘイ「せっかくですし両方のイベントやるっすよ!」

レッド「耳の日イベント……緑」

グリーン「ん? 呼んだかレッド」

レッド「……」グググ

グリーン「いだだだ!! 耳を引っ張るな耳を!!!」

トウヤ「これはイベントなの?」


キョウヘイ「じゃお雛イベントっすよ!」

トウヤ「どうする?」

レッド「緑離せ」グググ

グリーン「先にやってきたのお前だろ。お前が離せ」グググ

キョウヘイ「……とりまお雛様とお内裏様決めるっすか」

トウヤ「そういえば、キョウヘイひな祭りに詳しいね?」

キョウヘイ「俺実はJAPAN大好きっ子なんすよ」

お内裏様 下1  お雛様 下2

24: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/03(月) 22:42:27.18 ID:hWKMpe0E0
グリーン

25: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/03(月) 22:42:33.31 ID:iN2NGIIu0
レッド

27: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 22:50:54.95 ID:lT+G3i820
トウヤ(少し予想はしてた)

キョウヘイ「……お願いしていいっすか?」

グリーン・レッド「何でだよ!」グググ

キョウヘイ「レッドさんのツッコミレアっす! じゃなくてまだやってたんすか」

メイ「お雛様なら女装だよね!? 最近女装させてなくてムズムズしてたんだよぉーう!」バッ

レッド「えっ」

ポケウッド衣装さん「キョウヘイさんに呼ばれました。グリーンさんこちらへ」

グリーン「えっ」

キョウヘイ「やっぱり持つべきものは友と権力っすよね!」キラッ

トウヤ「腹黒通り越してもう清々しいねぇ……」


レッド「……重い」

メイ「JAPANの伝統、ジュウニヒトエだよ!」

ポケウッド衣装さん「お内裏様の衣装です」

グリーン「頭のこれ取っていいか? 駄目? ああそう」

キョウヘイ「お疲れっす。衣装さん、これ衣装代と……気持ちっす」

ポケウッド衣装さん「えっ、こんなに……いただけませんよ」

キョウヘイ「気持ちっすから。なのでまた何かあったら……よろしくお願いしますよ」

ポケウッド衣装さん「はい!」

トウヤ「わーこれが取引かぁ」

28: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:01:02.37 ID:lT+G3i820
キョウヘイ「並んで並んでー」

レッド「何で僕がこんな事……」

グリーン「お前はそういうキャラでやってんだろ。俺はこんな着物着るキャラじゃねえよ」

レッド「やってないし……死ね」

グリーン「は? お前が死ね」

トウヤ「イライラしないでー、リラックスリラックス」

キョウヘイ「俺だったら出来ないっすけどね。はい写真撮りますよー」

カメラマン「笑って笑ってー」

レッド「……」ニコッ グググ

グリーン「……」ニコッ グググ

カメラマン「ありがとうございまーす」カシャッ

トウヤ(足をつねりあってる……)

キョウヘイ「これ写真代っす。釣りはいらねっすよ」

カメラマン「おほっ……ありがとうございまーす! お写真の際はまた当店を!」

トウヤ「キョウヘイ、その写真どうするの?」

レッド「燃やして」

グリーン「シュレッダーにかけよう」

キョウヘイ「お二人もう着替えたんすか、はっや。これは俺の宝物にしちゃおっかなー、なんちて」

レッド「やめてよ……」

グリーン「別に何の得にもなんねえだろ」

トウヤ(僕は知っている……キョウヘイが人の弱味リストと取引用情報リストを作っている事を)

キョウヘイ「……トウヤさんどうしたんすか?」

トウヤ「あ、ううん、何でも無いよー」

トウヤ(知っている事を知られたら消される)



おまけ 写真の使い道

キョウヘイ「エリカさーん。これ買いません?」

エリカ「? ……まぁ、いつの間に」

キョウヘイ「ちょっと色々ありましてねー。どうっすか? 会費とか集めてるんでしょう?」

エリカ「取引上手ですね。仕方ありませんわ、……これで」

キョウヘイ「ひゅー、あざーっす」

終わり

30: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:02:07.59 ID:lT+G3i820
続けて本編やりマックス!!

31: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:08:11.43 ID:lT+G3i820
キョウヘイ「色々あって帰ってきたっすよ! キャタピー? なんのことやら」

レッド「……この後、どうするの」

ジュプトル「俺が他の時の歯車を集めておくから、お前たちには……」

イーブイ「幻の大地を探せって事ね」

ジュプトル「そういう事だ」

ソラ「でも……どうやって探せばいいんだろう」

グリーン「泳いですぐ見つかるってのでも無さそうだしな」

トウヤ「……それは明日、朝のスッキリした頭で話し合わない?」

キョウヘイ「あー、確かに夜ってフィーバーしちゃってますもんね」

レッド「……眠い」

イーブイ「じゃあ明日でいいわね!」

ソラ「うーん……まあいっか!」

ジュプトル「……明日から別々行動だな。俺がいなくてもしっかりやれよ」

トウヤ「大丈夫だよ、多分」

レッド「しっかり出来る……多分」

キョウヘイ「そんな先生みたいな事言わなくても大丈夫っすよ! 多分」

ジュプトル「その多分が心配なんだ……」

グリーン「はぁ……まぁ、明日に備えて寝るか」

ソラ「うん、おやすみー」

レッド「おやすみ……」

32: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:10:47.58 ID:lT+G3i820
十九日目 朝

レッド「……ん」ムクッ

ジュプトル「レッドか……おはよう」

レッド「おはよ……もう、行くの?」

ジュプトル「出発は早い方がいいからな。じゃあな」

レッド「いってら……」


レッド(ジュプトルは偉いなぁ、こんな朝早くから)

レッド(……)

レッド(それにたいして僕は暇人)

レッド(何かしようかな)

下2

34: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/03(月) 23:12:39.73 ID:hWKMpe0E0
グリーンにてんしのキス

38: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:17:20.22 ID:lT+G3i820
レッド(何で!?)

レッド(え? 何でいきなり? フィーんの?)

レッド(あ、今は崖の下のピカチュウです)

レッド(やだよーやだよー)

グリーン「ぐー……」

レッド(呑気に寝やがって……まぁ技だからね、技だから……)スッ

グリーン「……ん?」パチッ

レッド(ぎゃー何で起きんだよKY!! もういいややったれ)チュッ

グリーン「はっ!? う、ぐっ……」フラフラ

レッド(混乱状態にしてやったぜ。混乱に巻き込まれないように避難しとこ)グスッ

グリーン「うう……」フラフラ

混乱したグリーンの行動  下2

40: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/03(月) 23:22:05.61 ID:7md6S+DW0
レッドを●●に襲う

43: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:27:16.15 ID:lT+G3i820
レッド(さっさと避難しないと……)

グリーン「……おい」グイッ

レッド「え? ……え?」ドサッ

グリーン「……」

レッド(……あっヤバいこれ襲ってくる目だ。経験者だからわかる)

レッド(緑をフィーキャラにしちゃいけない……こっちへの被害が凄いから。全力で逃げる!!)

直下コンマが0~60なら逃走成功。61~99はフィー

44: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/03(月) 23:32:12.25 ID:bWf+kkTe0
a

47: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:36:26.40 ID:lT+G3i820
レッド「そおい!!」バチバチッ

グリーン「ぐわあああああ!」ドーン

レッド(苦し紛れにしたボルテッカーが効いたようだ)

レッド(そして……とどめだ! キーの実アタック!!)ブンッ

グリーン「ぶえっ」ベチャッ

レッド(ベチャッっていった……)


グリーン「うーん……あ、あれ?」

レッド「……バカ緑」

グリーン「は、な、何だよ! 何で起きてすぐ言われなきゃなんねえんだよ!」

レッド「……」バチバチッ

グリーン「ごめんなさい」

48: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:44:07.23 ID:lT+G3i820
レッド(一言言いたい)

レッド(今ピカチュウとピジョンなんだよ? 想像してみて?)

レッド(……もうフィー安価取る気無くなったよね、うん良いことだ)

レッド「キョウヘイ、トウヤ、起きて……」

キョウヘイ「んー……おはっす」

トウヤ「おはよー……」

レッド「……ソラ、イーブイ」

ソラ「あ、朝? おはよー」

イーブイ「くあぁ……おはよっ!」

トウヤ「じゃ、すっきりした朝だし会議しようかー」

キョウヘイ「えーと、今後どうすっかですっけ」

ソラ「とりあえず幻の大地を探すために何をするか、だよね」

イーブイ「……あのね、私、やっぱりギルドの皆に話しておきたいの」

レッド「……そっか」

イーブイ「あ、やっぱりダメよねっ。いきなり言っても……」

キョウヘイ「大丈夫っすよ! 今のレッドさんのそっかは、オッケー的な感じの意味っすよ!」

レッド「なんでわかったの……」

トウヤ「イーブイからは見えないけど、表情でわかるよ」

レッド「……」

グリーン「わざわざ更に無表情にしなくていいんだよ」

49: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:51:49.12 ID:lT+G3i820


キョウヘイ「よーし! これからギルドに行って話をするっすよー!」

ソラ「会うの久しぶりだよね、ドキドキしてきた!」

レッド「……行こう」


~プクリンのギルド~

イーブイ「い、行きましょ」

トウヤ「うん」

「ポケモン発見! ポケモン発見! 足跡は……」

グリーン「……黙ったな」

「おい! どうした!」「あ、足跡はぁ……ソラ達ですぅうううあああああああ!!!」
「ななななんだってぇー!?」

キョウヘイ「コントのようっすね」

ドゴーム「お前らっ!! 無事だったのか!」

チリーン「心配しましたよ!」

キマワリ「きゃーっ、帰ってきてくれて嬉しいですわー!」

ビッパ「う、嬉しくて、涙が……!」

ソラ「な、泣かないでよビッパ!」

イーブイ「私達は元気で無事なんだから! 笑顔で再開しましょうよ!」

プクリン「やぁ! 久しぶり、元気みたいだね!」

レッド「元気……これ、お土産」

プクリン「! やったーセカイイチだ! セカイイチ♪セカイイチ♪」

キョウヘイ(レッドさん、自然とボスに賄賂を……やるな)

ペラップ「あ、あれは何だったんだ?」

グリーン「あいつらが落ち着いたら説明しますよ」

50: ◆nIESo90.aY 2014/03/03(月) 23:58:25.15 ID:lT+G3i820



キョウヘイ「……というわけっす」

ペラップ「えー!? 実はヨノワールさんが悪者で、ジュプトルが星の停止を止めるいい奴!?」

トウヤ「うん、まとめてくれてありがとうね」

ペラップ「そ、そんな話信じられる訳が無い。なぁ?」

キマワリ「……私は信じますわ! ソラ達が嘘をつく理由が無いですもの!」

ビッパ「あ、あっしも……そう思うゲス」

ペラップ「え、えぇー!?」

ソラ「皆……ありがとう!」

イーブイ「ありがとう……べ、別に信じてくれて嬉しく無いんだからね!」

レッド「ペラップは、信じてくれないの……?」

ペラップ「え、いやそのー」

プクリン「ペラップはわかってたよ。ね?」

ペラップ「! は、はい! 実はわかっていたが、お前たちの友情を試したんだ!」

キョウヘイ「それなら仕方ないっすねー(棒)」

グリーン「ああ、試してたんなら仕方ないな(棒)」

ペラップ「む、むう……」

レッド「……信じてくれて、良かった」

61: ◆nIESo90.aY 2014/03/04(火) 22:18:41.97 ID:JzBpadUq0


ペラップ「ソラ達の話が本当だとして……どうします?」

プクリン「そんなの決まってるよ! 皆で幻の大地に関する情報を集めよう!」

「「「おーーーっ!!」」」

ソラ「皆……ありがとう!」

レッド「頼もしい……」

キョウヘイ「下手な鉄砲もうんたらって言いますしね!」

グリーン「キョウヘイ、それ失礼な意味だぞ?」

キマワリ「テンション上がって来ましたわ!」

トウヤ「キマワリ、実はソラって女の子なんだよ」コソッ

キマワリ「えっ」

ソラ「イーブイ、皆と一緒もいいけど僕はやっぱりイーブイが……」

イーブイ「ふぇ!? なななななななに言ってんのよ!!」

ソラ「え!? 戦うとき安心って言いたかったんだけど」

キマワリ「キマシタワー!!!」

レッド「」ビクッ

62: ◆nIESo90.aY 2014/03/04(火) 22:24:32.04 ID:JzBpadUq0
トウヤ「せっかくだし編成所の皆にも会いに行こっか」

レッド「うん……」


レッド「……皆、いる?」

ユウキ「あ! レッド達だ!」

コウキ「あ、ホントだー! お帰りー!」

ヒカリ「行方不明って聞いてたけど……無事で良かったわ」

メイ「にゃにゃー! ほんっとーに心配したんだにょ!」

シロナ「ふふっ、私はレッド君達なら大丈夫だとわかっていたわ」

エリカ「レッドさん! なんとポケモン界でもRK団結成です!!」

グリーン「ごっちゃごちゃじゃねえか」

トウヤ「一人一人喋ってほしいな……」

キョウヘイ「ヒカリ……その、両脇のポケモン達は何すか? いっぱいいるっすけど」

ヒカリ「ケモナーの私がここで何もしないと思った?」

63: ◆nIESo90.aY 2014/03/04(火) 22:32:54.32 ID:JzBpadUq0
トウヤ「そういえば、一番騒ぎになりそうな人は……」

キョウヘイ「え? これっすか?」

レッド(僕が見たのは、瀕死状態で袋に入れられているアクロマだった)

メイ「あ、それうちのお兄ちゃん!?」

キョウヘイ「そっすよ」ポイッ

アクロマ「ぐふっ……妹よ、心配して……」

メイ「いないと思ったらキョウヘイ達の所行ってたの!? そのまま帰ってこなければ良かったのに!」

アクロマ「ぐふっ」バタッ

キョウヘイ「ぎゃー! どさくさに紛れてこっちに倒れてくるんじゃねー!」

レッド(賑やか過ぎる……)

ヒカリ「レッド、貴方がいない間にもう一人来たのよ。ほら」

レッド「?」

そこにいたのは?
1、ピカチュウ 2、ハネッコ 3、ニューラ 4、フォッコ

下2

64: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/04(火) 22:33:55.45 ID:wt9SJjTS0
踏み台になろう…

もし安価だったら③

65: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/04(火) 22:37:25.61 ID:VWGmRAtl0
できたら3と4にしてほしい ダメだったら↑で

66: ◆nIESo90.aY 2014/03/04(火) 22:47:11.07 ID:JzBpadUq0
ヒカリ「私が口説こうとして失敗した子達よ」

フォッコ?「ボクにはおじさんがいるから」

キョウヘイ「わかったっす! カルム!」

トウヤ「カロス組でこれ言うのはカルムしかいないしね」

カルム「……普通にフォッコの進化系持ってるのボクだけっていいなよ」

ヒカリ「そう、お相手がいちゃ駄目よね。じゃあこの子は?」

ニューラ?「俺は別に……」

レッド「……シルバー?」

シルバー「! そ、そうです」

グリーン(あまずっぺえ……)

レッド「ニューラ……かっこいいね」

シルバー「え、えっと……レッドさんも強そうです」

レッド「ありがと……」

ヒカリ「あぁ、だからダメだったのね……チッ」

キョウヘイ「まあまあ、元は人間なんすから」

ヒカリ「まあそうね」

トウコ「見なさいトウヤ! 私も個人で特訓して最終進化までしたのよ!」

トウヤ「わ、凄いねー。それで出番が増えるかはわからないけどね」

トウコ「うわあああああん!!!」ダッ

クチート「お兄様、今の方は? 仲良さげでしたけど」

トウヤ「双子のお姉ちゃんだよー。今は種類違うけど」

クチート「そ、そうですか……良かった」ホッ

67: ◆nIESo90.aY 2014/03/04(火) 22:54:51.50 ID:JzBpadUq0
レッド「……皆も無事で良かった」

トウヤ「うんうん」

グリーン「これから幻の大地の調査で協力してもらうかもしれないからな。よろしく」

キョウヘイ「よろしくっす!」

レッド「親御さんにヨロシク……」

グリーン「懐かしいな」

ヒカリ「何それ?」

カルム「何かのギャグ?」

レッド(ジェネレーションギャップ……!)

グリーン「耐えろレッド、こいつらは世代が違うんだ」

シロナ「……レッド君、わかるわその気持ち……!」

レッド「シロナさんっ!!」ギュッ

シロナ「レッド君っ!!」ギュッ

グリーン「……例えるなら甲子園で負けた選手同士のハグだな。だから安心しろ」

シルバー「えっ、な、いや俺は」

68: ◆nIESo90.aY 2014/03/04(火) 23:03:45.55 ID:JzBpadUq0


ソラ「レッド! お話終わった?」

レッド「うん……」

イーブイ「じゃ、一回あっちのサメハダ岩に戻っていいかしら? 物を取りに行きたいの」

キョウヘイ「いいっすよー」


~サメハダ岩~

イーブイ「あれとこれと……よし、オッケーよっ!」

トウヤ「……ん?」

レッド「どうしたの……?」

トウヤ「手紙が……あるけど、読めない」

イーブイ「見せて? ……これは足跡文字ね。えっと」

[ジュプトルだ。時の歯車はもう殆ど集まった。
ユクシーはこの前の朝の話をしたら歯車をくれた。
アグノムには体をベタベタ触られたがそのお礼に歯車をくれた。
ただ、エムリットは厳しそうだ。応援していてくれ。
実はもうあまり時間が無い。幻の大地探しも急いで欲しい。
]

イーブイ「……ですって!」

キョウヘイ「ユクシーはまぁそうっすよね」

グリーン「アグノムもわかるな。ジュプトルも結構筋肉あるしな」

レッド「……エムリットは、どうだろ」

トウヤ「ちゃんと話をしないとねー」

ソラ「……時間が無いって、どういう事だろう」

イーブイ「わからないから急ぐしかなさそうねっ」

69: ◆nIESo90.aY 2014/03/04(火) 23:09:20.00 ID:JzBpadUq0
~ギルド~

トウヤ「急ぐいっても……何処から調べればいいんだろうね」

キョウヘイ「ファンタジーっすからね、知ってる人がいるかどうか……」

ドゴーム「ソラ達!! いい情報が入った。温泉のコータス長老が何か知っているそうだ!」

ソラ「コータス長老が?」

イーブイ「前洞窟を調査して、なんやかんやで温泉に行ったときの知り合いよ」

キョウヘイ「俺はフラグを立てていたんすか……」

レッド「……じゃ、その長老さんの所に行こう」

グリーン「長老……つまりじーさんだろ? ボケてないといいんだがな……」

80: ◆nIESo90.aY 2014/03/05(水) 22:40:07.68 ID:1Z0LNpII0


~温泉~

コータス「はあ!? なんじゃって!?」

ソラ「だ・か・ら、幻の大地について知ってますか!?」

コータス「おお、幻の大地な、知っとる知っとる……」

イーブイ「え、本当にっ!?」

コータス「そうじゃそうじゃ、なあよしえさん」

レッド「人違いです……」

コータス「おお、すまんのう……で、なんじゃったかの?」

ソラ「うがーーーーっ!!!」

トウヤ「あのソラが切れた!!」

グリーン「これだからじーさんは苦手なんだよ……」

コータス「わしはまだピチピチじゃぞ!」


ソラ「……ごめん、落ち着いたけど、どうしても聞き出せないよ」

キョウヘイ「あのお爺さんとは同じものを感じるっす。多分知ってるっすね」

グリーン「どうにかして聞き出せないか?」

ソラ「言わなければ実力行使でも」

イーブイ「ソラ、落ち着いて!!」

レッド「……じゃあ、下2しよう」

82: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/05(水) 22:43:03.63 ID:/WPF00S80
お色気DA☆

83: ◆nIESo90.aY 2014/03/05(水) 22:48:17.90 ID:1Z0LNpII0
レッド「……お色気作戦?」

グリーン「ああ、よくあるな」

キョウヘイ「お爺さんなら逆に引っ掛かりそうっすよね!」

トウヤ(……そういえば、よしえさんって誰だろう)

ソラ「うん、いいかもね」

イーブイ「そうねっ、じゃあ頑張って!」

レッド「……え?」

ソラ「え? レッドがやるんじゃないの?」

イーブイ「そこの集団の誰かがやるんじゃないの?」

レッド「女子がやるべきだと思います」

キョウヘイ「完全同意っ!!」

グリーン「むしろ何で男がやるんだよ!?」

イーブイ「えー、嫌よ私っ」

ソラ「間違えてけたぐりしてもいいなら」

トウヤ「こういう時はあみだくじだよね……はい、出来た」


くじの結果 誰がやる?  下2

85: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/05(水) 22:50:15.90 ID:HNfI5DxW0
ソラ

86: ◆nIESo90.aY 2014/03/05(水) 23:00:32.12 ID:1Z0LNpII0
ソラ「……」

レッド「あ、あの……」

キョウヘイ「(顔が)怖いです。本当に怖いです」

イーブイ「ソ、ソラ、大丈夫?」

ソラ「……うん。イーブイが嫌な思いをするよりは全然いいよ」

イーブイ「ふぇっ、なななな、何いって、もうっ!!」

レッド「……」

トウヤ「あ、あはは……」

キョウヘイ(百合ップルのいちゃつきにどう対応していいかわからない俺らなのでした)

グリーン「さっさと行けよ」


ソラ「……コータス長老。僕、真剣に幻の大地について聞きたいんです」

コータス「ほう、本当本当って、皆そういって私を捨てていったのよ」ヨヨヨ

ソラ「コータス長老っ!!!」

コータス「おおう、怖い怖い。べっぴんさんがそう怒るんじゃない。可愛い顔が台無しじゃよ」

ソラ「か、可愛い……そんなの初めて言われました。皆僕を男として扱ってるし」

コータス「わしには可愛いおにゃのこにしか見えんぞい」ホッホッホ


イーブイ「放してッ!! ソラに、あんな、じーさんがッ!!」グググ

グリーン「落ち着け!! 今は大事な手掛かりなんだよ!!」

キョウヘイ「ソラが帰ってきたらイーブイも言えばいいんすよ。そしたら嬉しくて長老の言葉なんて忘れるっす!」

イーブイ「え、あ、そ、そうよねっ! 私も言ってあげれば……」

レッド「……」

トウヤ「……ああいうものなんだよ」

87: ◆nIESo90.aY 2014/03/05(水) 23:07:19.25 ID:1Z0LNpII0
コータス「しかし……わしが知ってる事なんて、少ししかないぞい」

ソラ「少しでもいいんです! 教えてください!!」

コータス「……幻の大地に行くには、確か……遺跡じゃ。遺跡と謎の模様なんじゃ……」

ソラ「謎の模様?」

コータス「そうじゃ。水辺の遺跡とその模様には関係があるんじゃったか……違うんじゃったか……」

コータス「……すまんのう。わしが覚えているのはこれくらいじゃ」

ソラ「いえ、とても貴重な情報ありがとうございます! じゃ!」

コータス「また来てもいいんじゃぞー」


ソラ「聞こえてたよね? そういう感じ!」

レッド「……水辺の遺跡」

キョウヘイ「あとヒントは謎の模様っすね!」

トウヤ「それなら、ギルドの人に聞いたらいいんじゃない? 僕達よりはここの事知ってそうだし」

グリーン「そうだな。じゃあギルドに戻るか」

88: ◆nIESo90.aY 2014/03/05(水) 23:12:42.12 ID:1Z0LNpII0
レッド「その前に……トウヤ、木の実取りに行こ」

トウヤ「え? ああ……そうだね、行こうか」

キョウヘイ「じゃ、グリーンさんは俺と決めポーズ対決で!」ダッ

グリーン「……いいだろう。とっておきを披露してやるよ!」ダッ


ソラ「……何か行っちゃったね」

イーブイ(皆……私の為に……大丈夫! 私、しっかり言ってみせるわ!)

ソラ「イーブイ? どうしたの?」

イーブイ「あ、あのね、ソラって……か、かわ、かわかわかわ……川って好き!?」

ソラ「え、川!? す、好きだよ?」

イーブイ「そ、そうなのっ」(ごめんなさい皆っ!!)

レッド「……」コソッ

トウヤ「リア充でも女の子同士なら応援するんだね」コソッ

89: ◆nIESo90.aY 2014/03/05(水) 23:19:01.37 ID:1Z0LNpII0
レッド「……オボンの実取ってきた」

トウヤ「二人の分もあるよ」

ソラ「あ、ありがとう。早かったね」

キョウヘイ「たっだいまーっす。俺が勝ちました」ドヤア

グリーン「いや俺だろ。判定する人がいないだけでよ」

トウヤ「決めポーズ対決だっけ?」

キョウヘイ「そっす。俺はこう!」ビシッ

トウヤ「おー、ポケモンだからわかりにくいけどカットインの感じだね」

グリーン「俺はこう!」シャキーン

レッド「バイビーポーズ……(初代の最初のライバル立ち絵)」

ソラ「じゃ、判定は三人がしてよ!」

イーブイ「え!? 私も!?」

トウヤの判定(理由付き) 下1  レッドの判定(理由付き) 下2  イーブイの判定(理由付き) 下3

90: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/05(水) 23:19:49.79 ID:WpLcQqG50
なんか. . . いい

91: ◆nIESo90.aY 2014/03/05(水) 23:30:11.80 ID:1Z0LNpII0
>>90 ごめんどっちが勝ちかとその理由。安価下

92: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/05(水) 23:35:22.45 ID:WpLcQqG50
oh
すみませぬ
キョウヘイで何となく
 強いていうならグリーンはキョウヘイと比べるとそんなかっこいいわけではないから、ルックスもポーズも. . .まけてるね

95: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 00:01:19.29 ID:HOo3cUVz0
トウヤ「キョウヘイ。キョウヘイの方がルックスもいいしかっこいいね」

キョウヘイ「わーいトウヤさん大好きー! これ気持ちっす」

トウヤ「……」ゴソゴソ

グリーン「ずっりー!」

レッド「……緑で、いいんじゃないですか」フー

グリーン「何だよその見下した目は!! テキトーに答えてんじゃねえ!!」

ソラ「イーブイは?」

イーブイ「え、え……選べないわよ!!」

トウヤ「優しい優しい」

キョウヘイ「まあ、決着はつかなくていいっすかね」

グリーン「……そうだな」

97: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 00:05:14.35 ID:HOo3cUVz0
~ギルド~

トウヤ「って事があったよ」

ビッパ「そ、そうなんでゲスか……」

キョウヘイ「ごめんっすビッパ。聞かされた方は困惑するっすよね」

キマワリ「……エーフィと話し合うのが楽しみになりましたわ!」

レッド「……何で?」

キマワリ「レッドが何気にグリーンを選んでいたからに決まってますわ!!」

レッド「あれは……哀れんだの」

グリーン「お前に哀れんでほしくねえわ」

チリーン「……まぁ、まとめると水辺の遺跡に模様があるんですね」

イーブイ「まあそういう事ね」

135: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 23:01:13.67 ID:HOo3cUVz0


キョウヘイ「って話なんすけど、知らないっすかね?」

プクリン「水辺の遺跡?」

レッド「うん……そこが、関係あるかも、って感じ」

ペラップ「親方様、もしかしてあそこじゃ……」

プクリン「でも……そこは危ないよ」

イーブイ「危ないって……何の話? 心当たりがあるの?」

プクリン「うーん……あるっていえばあるけど、そこには強い悪い奴がいるんだ」

ソラ(プクリンがそういうならきっと凄い強いんだろうなー)

ペラップ「大丈夫です、親方様! あれからワタシも強くなりました!」

プクリン「うん……じゃ、明日その遺跡に行こう! 今日は準備準備~~~!」

「「「はーーーい!」」」

136: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 23:04:37.50 ID:HOo3cUVz0
トウヤ「準備かぁー……何する?」

グリーン「ソラ達は二人で行っちまったしな」

キョウヘイ「アイテムとかはもうバッチリっすもんね」

レッド「……何しよう」

トウヤ「あ、時間あるなら依頼こなしてもいいんじゃない?」

グリーン「ああ、そうだな。その時に進化しておいて遺跡で活躍してえよ」

レッド(緑が活躍する未来は永遠に来ないとして……今日はどっちの依頼を受けようかな)

グリーン「今失礼なこと考えただろ」

レッド(どっちにしようかな)

1、普通の依頼  2、おたずねもの  下2

137: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/06(木) 23:05:45.12 ID:AFL00ypR0
2

138: 以下、2chにかわりまして2chVipがお送りします 2014/03/06(木) 23:05:48.20 ID:rE3KgN2g0
2

139: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 23:10:26.50 ID:HOo3cUVz0
レッド「……悪い奴を捕まえてウォーミングアップ」

グリーン「お前はやり過ぎそうで怖いんだよな……」

キョウヘイ「平和のためっすから、少し位やり過ぎたっていいっすよー!」

トウヤ「はいはい、選びに行こうねー」


レッド「……どの人にしよう」

キョウヘイ「俺的にはやっぱり強いおたずねものの方が人気出るんで」

トウヤ「僕は弱いのを何体か倒すのがいいと思うけどなぁ」

グリーン「そうだな……どうするか?」

レッド「えっと……」

1、コラッタ 2、アゲハント 3、グレイシア 4、リーフィア 5、フーディン

3つまで可 下2

140: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/06(木) 23:11:30.06 ID:AFL00ypR0
125

141: 以下、2chにかわりまして2chVipがお送りします 2014/03/06(木) 23:11:49.72 ID:rE3KgN2g0
3
3でしょやっぱ

142: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/06(木) 23:11:51.80 ID:FDpkjrAto
123

145: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 23:16:25.87 ID:HOo3cUVz0
レッド「このグレイシア……ってあのグレイシア、かな」

キョウヘイ「あー、あの無理してない巣が中二病の」

トウヤ「うーん、絵だとよくわからないねぇ」

グリーン「おたずねものって事は悪いことしたんだろ。会いに行けばわかる」

レッド「……そうだね」


キョウヘイ「そういや仲間は連れていくんすか?」

トウヤ「編成所の人達が出番を欲しがってるよ」

レッド「……えっと」

シロナ・ユウキ・コウキ・ヒカリ・メイ・トウコ・シルバー・カルム・クチートの中から0~3人まで

下2

148: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/06(木) 23:18:42.68 ID:AFL00ypR0
カルム
グレイシア♀にほれノンケになるカルム所望

150: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 23:25:01.88 ID:HOo3cUVz0
キョウヘイ「天の声が聞こえたっす。カルムで」

カルム「え? ボク戦闘馴れてないし足手まといになるよ?」

レッド「少しずつレベル上げすればいい……」

トウヤ「後ろ着いてきてればバンバンレベル上がるから!」

グリーン「まあ今は一番弱いのは確かだしな……フォーメーションSPで行くぞ」

トウヤ「わかった!」

キョウヘイ「了解っす!」


~森~

カルム「……フォーメーションSPってこれ?」

レッド「SPがやるみたいに、こう、囲む……」

カルム「囲まれてるだけなのにレベルが上がっていく……」

キョウヘイ「ふふっ、見るっす! 俺のこの波動弾さばき!」ドーン

カルム「……あ、進化しそう」

グリーン「む、俺もだ」

下1のコンマが偶数ならグリーンがピジョットに
下2コンマが偶数ならテールナー、奇数ならマフォクシーに

151: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/06(木) 23:26:21.19 ID:sg5aaknU0
j

152: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/06(木) 23:26:25.58 ID:AFL00ypR0
ゾロ目なら逆にポリーンに一時的でもいいからなってほしい

157: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 23:33:30.68 ID:HOo3cUVz0
グリーン「何でだよっ!! ちっくしょー!」

カルム「……テールナーってさ、見た目メスなんだよね」

キョウヘイ「確かにっす。これとかスカートっすよね」

トウヤ「マフォクシーもあれだよね」

カルム「でも見た目に関してはブリガロンよりマシかな」

レッド(ブリガロン……そういえば見たことないなぁ)


~森の奥の方~

レッド「……この辺り、のはず」

キョウヘイ「さーて、キョロキョロするっすよ!」キョロキョロ

トウヤ「キョウヘイ、挙動不審」

グリーン「お、あれか?」

レッド「……!」

グレイシア「……貴様らか、久しいな。森の主とは出会えたか?」

レッド「……」フルフル

グレイシア「そうか。主は貴様らを歓迎していないようだな。当たり前だが」

キョウヘイ「待った!! 何故当たり前なんすか?」

グレイシア「主には千里眼がある。それによって見ておられた。貴様らが私を貶めようとするのを!」

グリーン「……したっけか」

トウヤ「ああ、少しやり過ぎてもうんぬんの辺りかな?」

158: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 23:40:37.05 ID:HOo3cUVz0
キョウヘイ「……カルムが静かっすね」

カルム「……別に?」

キョウヘイ「なんでっすか言ってごらんなさいって」

カルム「……」コソコソ

キョウヘイ「え? グレイシアが初恋の子と似てるけど今は恋人がいるし心が揺れてるって? HAHAHAHA!」

カルム「うっざいアメリカ野郎め!!」ボオオ

キョウヘイ「ぎゃあああ燃えるううううう!!!」

グリーン「何バカやってんだ」

レッド「……そうなの?」

カルム「え、まぁ、ね」

グレイシア「ほう……そうだったか」

カルム「」ビクッ

トウヤ「グレイシアってテレポート覚えるんだ、凄いね」

グレイシア「好意は受け取ろう。しかし私は純潔の百合を咲かせる程清くないからな。残念だよ」

カルム「……どういう意味?」

キョウヘイ「●●じゃないんでごめんなさいですって」

トウヤ「あー、あはは……」

カルム「……女の子に、見られてたって事……」

グレイシア「ん? 違うわけ無いだろう? そのスカートとか、男だったら変態だろ」

カルム「うわああぁぁんボクにはおじさんいるからいいもおぉぉんっ!!!」ボオオ

グレイシア「ぐああっ!?」

キョウヘイ「飛び火してる熱い熱い熱い!!」

159: ◆nIESo90.aY 2014/03/06(木) 23:48:42.50 ID:HOo3cUVz0


カルム「……」

トウヤ「よしよし、嫌だったねー頑張ったねー」

グリーン「メンタルケアはトウヤに任せるか」

レッド「……グレイシア、逮捕」

キョウヘイ「あっつかった……俺今炎に弱いんすよ」

グリーン「そのわりにはピンピンしてるな」


グレイシア「う……ここは」

レッド「……場所は変わってないです」

グレイシア「む、そうか。言ってみたかっただけだ。そうか……思い出したぞ」

グレイシア「私は少女……じゃなく少年の怒りの一撃をくらい気絶していたのか」

グリーン「そういう事だな」

キョウヘイ「ポリスに連れていく前にうちのボスが聞きたい事があるそうっす」

グレイシア「……それは君か、電撃の小さき悪魔」

レッド(悪魔!? ……散々言われてるけど)

レッド「……どんな、悪いことしたのかな、って」

グレイシア「ふむ、悪いことはしていないと思うがな……それは受け取り方の違いだな」

キョウヘイ「具体的には何をしたんすか?」

グレイシア「主が関係するのだが……ある輩に主が侮辱されてな。主の代わりに罰を、つまり下2したんだ」

161: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/06(木) 23:52:59.57 ID:viKYvir50
愛ゆえにギタギタのグチャグチャにした

163: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 00:01:00.95 ID:NShKggzH0
グレイシア「愛のムチって言うだろう? ギッタギタのグッチャグチャに……」

レッド「……」

キョウヘイ「これは悪党ですわ」

グリーン「こええよ」

グレイシア「それほどに我が主はとても素晴らしいお方なのだ」

キョウヘイ「中二なのか電波なのか宗教なのかわかりません! とりあえずポリスに渡すっすよ!」

グレイシア「……我が主が見守って下さるさ」

レッド「……」ウズッ

グリーン「レッド、それは良くない。グレイシアが可哀想だぞ」

レッド「! べ、別に、本気で戦おうなんて思ってないし……」

グリーン(それこそグレイシアがギッタギタのグッチャグチャになるわ)


~ギルド~

ジバコイル「御協力アリガトウゴザイマシタ!!」ビシッ

レッド「いえ……」ビシッ

キョウヘイ「これくらい朝飯前っすよ」ビシッ

カルム「……檻から出さないで下さいよ」

トウヤ「そう気にしないのー」

166: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 00:04:32.99 ID:NShKggzH0
カルム「……じゃ、また何かあったら言ってよ」

レッド「うん、ありがと……」


キョウヘイ「そうして夜になりました」

チリーン「ごめんなさい、帰ってくるとは思ってなくて、布団(藁)を半分干してるんです」

トウヤ「多分大丈夫だよー」

グリーン「……二つか」

レッド「……どうする」

キョウヘイ「これは2対2で別れるべきっすね」

トウヤ「問題はどう分かれるかだねぇ」

どうする?  下2

168: ギンガ団◇◇ 2014/03/07(金) 00:08:05.24 ID:sDJEVHgG0
レッド&グリーン・キョウヘイ&トウヤ

169: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 00:13:22.06 ID:NShKggzH0
トウヤ「じゃあ僕キョウヘイもーらったー」ヒョイ

キョウヘイ「浮いてる! 浮いてるぅぅっ!! 蔓やめて下さいってこの高さ怖いっす!!」

グリーン「……よし、寝るか」

レッド「……羽毛布団として有効利用してやろう」

グリーン「俺にメリットねえじゃねえか!」

レッド「うるさい……すぅ」

グリーン「寝るのはやっ……俺も寝るか」


トウヤ「キョウヘイはなー……ルカリオトゲトゲ多いから抱き心地良くないなぁ」

キョウヘイ「トゲトゲに感謝っす……嘘です嘘です巻き付いちゃらめえぇぇっ!!」

179: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 22:17:29.60 ID:NShKggzH0
サナ「セレナーっ! 今日何の日かわかるっ!?」

セレナ「え? 今日は3月7日ですわよね。さんななさんななさんなな……あ、サナの日ですわ!」

サナ「そう! わかってくれたのね、セレナぁーっ!」

セレナ「ええ、友達ですもの。当たり前ですわ!」

サナ「そ……そうだよね、セレナにとってはそうだよね……」

セレナ「ど、どうしたんですの!?」


始めます!!!

180: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 22:21:16.72 ID:NShKggzH0
二十日目 朝

レッド「……」

グリーン「ぐー……」zzz

レッド(朝から緑が隣にいて不快)イラッ

レッド(蹴っとこ)ゲシッ

グリーン「ぐっ……うーん」zzz

レッド(うざいな……今日は何しよう)

レッド(いつもと違うことでもしてみようかな)

レッド(……誰か誘って)

1、朝温泉 2、朝探検 3、朝水泳

(誰か誘うなら二人まで名前を書く。一人も可)下2

182: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/07(金) 22:26:15.26 ID:GTCM0vqv0
2でカルム今いる奴からだけならキョウヘイ

183: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 22:31:13.87 ID:NShKggzH0
レッド(ならカルムとキョウヘイ連れていこう)

レッド(キョウヘイ起きてー)ユサユサ

キョウヘイ「んー……おはっす?」

レッド「……朝探検、行こ」

キョウヘイ「うえー、そんな朝から疲れるような事……」

レッド「……駄目?」ウルウル

キョウヘイ「あっ良心が痛むっす。行くっす行く行く」


レッド「カルムー……」

カルム「……」

レッド(あっカルムが寝起き何するかわからないの忘れてた)

カルムはどうした?  下2

185: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/07(金) 22:33:49.76 ID:MLxWCWKA0
フィー

188: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 22:40:06.87 ID:NShKggzH0
カルム「……」ガバッ

レッド「!?」

キョウヘイ「キョウヘイバリあっつ!! ちょ燃える熱い!!! 溶けちゃうぅぅぅ!!!」

レッド「た、助け……!」

キョウヘイ「無理無理無理熱い熱い熱い!! キョウヘイバリア破れたりっ!! 熱い!!」


カルム「うーん……あれ?」

レッド「……も、戻った……!」

キョウヘイ「喜ぶ前にチーゴの実下さい(瀕死)」

カルム「何があったの……」

189: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 22:44:22.40 ID:NShKggzH0


カルム「……で、何でボクは起こされたの?」

レッド「朝探検……レベル上げ」

キョウヘイ「そうっす。レベルはageてもスレはsageとけって諺あるっすもんね」

カルム「ふーん、日本スゴいね」

レッド「そんな諺無い……」


レッド「……キザキの森でレベル上げ」バチバチ

キョウヘイ「レッドさんの手にかかればチェリムも美味しい朝ごはんっす」

カルム(これははたして良いのだろうか……)

レッド「……そろそろ?」

カルム「え? あ、うん」

直下コンマが偶数ならマフォクシーに進化

190: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/07(金) 22:45:23.15 ID:37mDR+c+0
するなよ?進化するなよ?

192: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 22:49:24.38 ID:NShKggzH0
カルム「……進化出来なかった」

レッド「……そういう時もある」

キョウヘイ「気長に経験値稼ぎながら待つっすよ!」

カルム(誰かのせいな気がする……)


レッド「せっかくの探検……お宝、欲しい」

カルム「そこら辺に落ちてる物じゃないでしょ」

キョウヘイ「……俺のトレジャースキルがこっちだって言ってるっす!!」ダッ

レッド「……楽しみ」ダッ

カルム「……そんなの持ってたんだ」


キョウヘイ「多分この辺にあるっす!」

レッド「……これかな」ゴソゴソ

見つけたもの  下2

193: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/07(金) 22:50:25.59 ID:pBUCSALC0
アクロマ()

199: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 23:01:15.00 ID:NShKggzH0
レッド「こ、れ……」

アクロマ「」

レッド(死んでる……いや、気絶してるだけか)

キョウヘイ「レッドさーん、何かあったっすか?」

レッド「あ」

アクロマ「この声はキョウヘイ君!? キョウヘイ君ですね!!」バッ

キョウヘイ「ぎゃあああああぁっ!?」

カルム「……え、どういう事」

レッド「落ちてた……」

カルム「……ゴキブリの様な復活だね」

アクロマ「キョウヘイ君と私はやはり通じあってるんですね! ここに助けに来てくれるとは!」

キョウヘイ「ち、げ、え、よ、死、ね! 何でここにいんだよ!」

アクロマ「いやー、あの後森に行きまして……」

~回想~

アクロマ『何をしているのです?』

???『主にお参りだ』

アクロマ『主……そんな非科学的な物が存在するのでしょうか』

???『貴様……主を侮辱する気か!!!』

アクロマ『え? 私はただギャアアアアア!!!』

~回想終わり~

アクロマ「……と謎の美人にボコボコのグチャグチャにされました」

レッド「ああ……」

カルム「被害者この人だったんだ」

キョウヘイ「だったらグレイシア捕まえなくても良かったっすね」

201: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 23:05:47.11 ID:NShKggzH0
レッド「……帰ろ」

カルム「時間が押してるから」

キョウヘイ「わかったっす」グイグイ

アクロマ「キョウヘイ君、連れていってくれるのですか?」ズルズル

キョウヘイ「……これ以上可哀想な犯罪者を増やさないようにっすよ」

アクロマ「ふふ……素直に言ってくれれば更に萌えるんですが」ズルズル

レッド(引きずってる……)

カルム(これが普通なのかな……ボクが違うのかな、自信無くなってきた)


~ギルド~

キョウヘイ「そおい!!」ブンッ

アクロマ「ぎゃあああ!!」

レッド(ぶん投げた……)

カルム(やっぱり○○●は理解出来ない)

202: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 23:08:26.36 ID:NShKggzH0
カルム「じゃあね」

レッド「また……よろしく」

キョウヘイ「またー!」


グリーン「よー……二人して何処行ってたんだ」

トウヤ「お出掛け?」

レッド「ん……探検」

グリーン「朝からかよ……」

トウヤ「お疲れー」

キョウヘイ「ほんっとに疲れたっす」

203: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 23:12:52.53 ID:NShKggzH0


ペラップ「今日は、水辺の洞窟に探索に行く日である♪」

ペラップ「親方様、お願いします」

プクリン「うん♪ あの洞窟は普通の洞窟なんだけど、奥の方に手強い相手がいるんだ」

プクリン「遺跡について調べるのもいいけど、安全第一♪」

プクリン「あと、ペラップにはレッド、ソラ達と行ってもらうよ」

ペラップ「お、親方様! ワタシは一人でも!」

プクリン「だーめっ! 道案内してあげて! じゃ、出発出発~~~♪」


ペラップ「……という事だ。くれぐれもワタシの邪魔にはならないでくれよ!」

イーブイ「仕方ないわねっ」

ソラ「頼もしいよ。よろしく!」

204: ◆nIESo90.aY 2014/03/07(金) 23:16:59.61 ID:NShKggzH0


~磯の洞窟~

キョウヘイ「磯野! 野球しようぜ!」

レッド「……ここの奥に、何かあるの?」

ペラップ「ああ……前にここに来て、手強い奴等にやられたんだ。その時に見た気がする」

イーブイ「……気なのっ?」

ペラップ「うぐ、死にかけてたしあんまり覚えてないんだ」

グリーン「まあ、とりあえず奥に行けばわかるだろう」

トウヤ「じゃ、奥に行こうか」

キョウヘイ「総スルーですかそうですか」

216: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 22:23:46.75 ID:DxVy8Avf0


ペラップ「そい! ……お前たちもなかなかやるようだな♪」

ソラ「主にこっちの三人組がだけどね……」

イーブイ「私この間、こういうのはチートって言うって教わったの」

キョウヘイ「まぁチートっぽいっすけど違うんすよ。ギリギリセーフっす」

トウヤ「僕らはね……でもレッドは手持ちの数的にもチートだと思うよ」

レッド(否定出来ない……)

ソラ「でも頼もしいからいいよね! ほら、行こう!」

ペラップ「慌てて進んでアイテムを見逃したりするんじゃないぞ!」

トウヤ「あ、気にするのそこなんだ?」

218: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 22:30:39.15 ID:DxVy8Avf0


レッド「……」

グリーン「どうしたんだ? ボーッとして」

レッド「……何でもない」

グリーン「? そうか」

トウヤ「敵がそこそこ多くて困るねー」

ペラップ「こらそこ! お喋りしない! ここモンスターハウスなんだぞ!」

キョウヘイ「喋る余裕ありありっすね」

レッド(……放電!)ビリビリッ

敵「ぎゃー!」「うぶっ」「ぐえっ」「威力高っ」「死ぬ」「驚異の命中率」バタバタバタッ

ペラップ「……」ポカーン

キョウヘイ「わー、すっげー」パチパチ

レッド「……」

グリーン「あー……レッドがさっきボーッとしてた原因あれか」

レッド「うん……あのポケモンは、子供みたいだったから、どうしようって」

トウヤ「倒さなかったんだ。優しいねぇ」

イーブイ「……あれ? 布に隠れてて見えないわ。子供みたいっていうのも大きさで考えたの?」

ソラ「ちょっと……何のポケモンか確かめてみよっか」

???「」モゾモゾ

何のポケモン?  下2

220: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 22:33:48.28 ID:BYNGieKB0
ケロマツ(セレナ)

223: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 22:41:58.58 ID:DxVy8Avf0
ケロマツ?「すー……」

キョウヘイ「あっ(察し)」

レッド「……」バサッ

イーブイ「え!? 何で布かけなおすの!?」

トウヤ「ちょっと……話し合いするから離れててもらってていい?」

ペラップ「? 早くしてくれよ」


セレナ「うーん……あら、おはようございますわ!」

グリーン「おはようございますわじゃねえ! 何でここにいるんだ!?」

セレナ「何でって……貴方達を探しにこの世界に来たんですわ」

キョウヘイ「そこまではわかるっす」

セレナ「何となく散歩したら、ここのポケモンに保護されてたんですの」

トウヤ「へー……いいポケモンだったんだね」

レッド「倒しちゃった……」

セレナ「でも、もう大丈夫ですわ! というかケロマツを卒業したい位ですもの。進化したいですわ」

グリーン「俺もだよ」

キョウヘイ「そういや俺らの中で唯一グリーンさんはレベル進化終わって無いんすよね」

グリーン「いじめだな」

トウヤ「レッドはピカチュウの方が強いしねぇ」

セレナ「じゃ、先に帰ってますわ! 大丈夫、道はわかって……」

グリーン「……わかってないな」

トウヤ「そういや方向音痴なんだっけ」

レッド「……ついてきて」

セレナ「わかりましたわぁ……」

224: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 22:47:33.74 ID:DxVy8Avf0


トウヤ「話し合い終わったよー」

キョウヘイ「着いてくる事になったっす!」

セレナ「セレナですわ! よろしくですわー!」

イーブイ「よろしく……知り合いなの?」

グリーン「ああ……そうだな」

ペラップ「話が終わったのなら先に進むぞ!」

ソラ「うん!」

レッド「うん……」


~広間~

キョウヘイ「うぅ……そこそこ歩いたっすね。疲れたっすー……」

ペラップ「うむ……ではここでしばらく休憩を取ろう♪」

キョウヘイ「やっりー!」

イーブイ「元気じゃないの」

トウヤ「あー、演技だったんだね」

レッド「……そういえば、俳優」

グリーン「こっちじゃ俳優スキルなかなか使う機会無いしな」

225: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 22:52:05.77 ID:DxVy8Avf0
レッド「……そうだ、イーブイ、あれ見せて」

イーブイ「あれ? ああ、これねっ。遺跡の欠片」コロッ

キョウヘイ「何なんすかねー、この模様」

ソラ「何か意味がありそうだけどなー」

トウヤ「ひょっとしたらこれが何かに使われたりしてね」

???「その話、聞かせてもらったぜ!?」

グリーン「…… 誰だ?」

スカタンク「忘れたとは言わせねぇ! 俺達ドクローズだぜ!」

ペラップ「あれ? あなたたちは、えーと、遠征の……ご無沙汰です」

スカタンク「忘れぎみだろ! まぁいい。今回は話し合いに来たんじゃねえんだからなぁ!!!」

229: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 22:57:36.90 ID:DxVy8Avf0


ペラップ「何だかこの間と違うような? 髪切りました?」

スカタンク「ちげえよ!! この間はお前らを騙してたんだよ!!」

イーブイ「そうよ! こいつら、本当は悪い奴なのよ!」

スカタンク「おお……そうなんだぜ!」

ドガース「がんばれアニキ」

ズバット「応援してますアニキ」

スカタンク「はっ! 今回はそのお宝っぽい欠片をまた盗んでやるぜぇーっ!!」バッ

イーブイ「きゃっ!」

レッド「……」バチッ

ズバット「ひえ! アニキ、さっさと退却しましょう!」

スカタンク「そ、そうだな! じゃあな!!」ダッ

キョウヘイ「……嵐のような奴等っすね」

トウヤ「嵐っていうか荒しっていうか……」

230: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 23:03:10.18 ID:DxVy8Avf0
ペラップ「あ、あいつら……このワタシを騙してたなんて! 許せん!!」

キョウヘイ「ペラップさんはあいつらを忘れてたっすけどね」

ペラップ「叩きのめしてくれるーっ!!」ダッ

ソラ「あっ……行っちゃったね」

レッド「……意外と短気」

グリーン「らしいな……大丈夫なのか? 行かせちまって」

トウヤ「え? あ……そういえば奥に何かいるんだっけ」

キョウヘイ「で、ペラップさんは一度やられた事があると……」

イーブイ「……大変じゃない! 急いで追い掛けないと!」

レッド「……」

キョウヘイ「わかったっす。ペラップは強いし大丈夫だと思うけど嫌な予感がする顔っす」

レッド(エスパー!?)

ソラ「よ、よし! じゃあ休憩はここまでにして、追い掛けよう!」

232: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 23:08:54.70 ID:DxVy8Avf0


トウヤ「奥になればなるほど敵が強くなるねぇ……」

キョウヘイ「岩タイプが多いっすからボッコボコにして差し上げるっすよ!」

グリーン「岩なぁ……昔ポッポに石投げつけたの本当申し訳無く思えてきた」

レッド「……」

グリーン「昔のことだよ昔の!!」

イーブイ「もうっ! 何でノーマル技は岩にいまひとつなのっ!?」

ソラ「岩叩いたら痛いでしょ?」

レッド「痛くないよ……?」バキッ

キョウヘイ「レッドさんは素が格闘っすからダメー」

レッド「……」ムー

ソラ「レッドって凄いんだね……あれ?」

イーブイ「どうしたの?」

ソラ「何か落ちてる。何だろう」

何が落ちていた?  下2

234: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 23:14:16.52 ID:BYNGieKB0
何故かニューラ(シルバー)

237: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 23:20:57.02 ID:DxVy8Avf0
シルバー「うぅ……」

レッド(シルバー!?)


グリーン「何があったのか話してみろ」

シルバー「……あの、この世界に慣れる為に散歩してたんです」

トウヤ「皆お散歩好きだねぇ……」

シルバー「そうしたら、スカタンクに『お前悪だよな!着いてこい!』って言われまして」

キョウヘイ「タイプ的にはそうっすけど多分意味違うっすよね」

シルバー「抵抗したんですが、レベルの差で……」

レッド「……怪我、してない?」

シルバー「は、はい。もう大丈夫です」

238: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 23:25:59.50 ID:DxVy8Avf0
レッド「……」

シルバー「あ、俺が力不足で負けたんです……なので、そこまで怒らなくても」

レッド「駄目……僕の大切な人が怪我しそうになったのは、許せない」

シルバー「」バタッ

レッド(シルバー!?)

キョウヘイ「レッドさん男前ー……」

トウヤ「あのねレッド。これ何回目?」

グリーン「そろそろ覚えろよ二人とも」

レッド「ぼ、僕のせい……? ごめんね、シルバーっ」ギュー

シルバー(瀕死)

キョウヘイ「逆効果ぁ!!」

239: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 23:29:06.08 ID:DxVy8Avf0


イーブイ「よくわからないけど、気がついたのねっ!」

シルバー「ご迷惑をおかけしました……」

グリーン「悪いのはこいつだから気にすんな」

レッド「」ガーン

トウヤ「どっちも悪くないよ。ほら進もう」

キョウヘイ「このタイムロスで何かあったらアレっすしね。巻きでいくっす」



ソラ「そろそろ最深部だね!」

セレナ「よくわからないですけれど巻きって凄いですわ!」

241: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 23:38:22.59 ID:DxVy8Avf0


スカタンク「う、ぐ……」ボロボロ

ドガース「」ボロボロ

ズバット「」ボロボロ

キョウヘイ「急展開っす」

レッド「……! だ、大丈夫……!?」

スカタンク「お、おう……お前、俺はお前の仲間を拐ったり、欠片を盗んだりしたのに心配してくれるのか」

レッド「……怪我してる人は、放っておけない」

トウヤ「……もしかして、手強い奴にやられた?」

スカタンク「ああ……いきなり奴等に襲われてこの様だ」

イーブイ「え、ぺラップは!? ぺラップは何処!?」

スカタンク「あいつは俺を散々馬鹿にした後、奥に行った。奴等を倒すつもりだろう」

グリーン「……やべーな」

ソラ「早く行かないと!」

レッド「でも……」

スカタンク「……俺らはいい。ここで助けられたら悪党の名が廃る……あと、これはお前にやる」

レッド「……遺跡の欠片」

スカタンク「これはお前にやった。だからこれをどうしようと、元の持ち主に返そうと俺は知らん」

レッド「……ありがと」

スカタンク「ふんっ」

イーブイ「ほらっ、早く!!」

レッド「う、うん」タッ


ドガース「……アニキぃ、普通に格好いいことしましたね」

ズバット「惚れてますねー」

スカタンク「うるさいな……」

242: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 23:46:08.45 ID:DxVy8Avf0


ペラップ「……」

イーブイ「ペラップ!」

ソラ「ここにその敵はいるの?」

ペラップ「ああ……その筈だ」

レッド「……?」キョロキョロ

キョウヘイ「いねーっすよ?」

グリーン「……どういう事だ?」

ペラップ「……あの時、確か、いきなり攻撃されて……いきなり……!!」

イーブイ「ペラップ!?」

ペラップ「ワタシは大丈夫だ! そうだ、思い出した。上から襲われたんだ……!」

トウヤ「……上からだったんだねぇ」

キョウヘイ「うへぇ、そりゃわかんねっすよ」

カブトプス「ケケケッ、こいつだーいぶ前にも来たよなぁ?」

オムナイト「そういやそうだな」「懐かしいな」

カブトプス「……他の弱そうなの狙うか。ケケケッ」

オムナイト「でもほとんど強そうだ」「どうする?」

カブトプス「良さそうなのがいるじゃねえかよ……どりゃっ!!」バッ

イーブイ「きゃっ!?」

ソラ「イーブイ!!」


カブトプス「……うん?」

ペラップ「ぐ、う……」ドサッ

イーブイ「嘘……ペラップ!?」

カブトプス「はっ、二度も仲間を庇って倒れるとはな! こりゃ傑作だぜ!」

244: ◆nIESo90.aY 2014/03/08(土) 23:53:39.25 ID:DxVy8Avf0
グリーン「二度も……? じゃあ、前に来たときもそうだったのか」

カブトプス「そうだ! まったく間抜けなやつだぜ!」

キョウヘイ「……嫌な奴等っすねー」

トウヤ「うん……レッド? 静かだね」

レッド「……」ゴゴゴ

キョウヘイ(ヤバい)

トウヤ(他人事なのに生命の危機を感じる)

シルバー(……こんな怖いレッドさん始めて見た)

セレナ(どうして皆黙ってるんですの?)ポケー

グリーン(マジ切れしたな。避難しねえと)

ソラ「三人とも……どうしたの?」

キョウヘイ「ぺラップさん連れてちょっと避難するっすよ。レッドさんに巻き込まれるっす」

トウヤ「ちょっと今レッド怖いからね。被害が出ないようにしないと」

ソラ「……グリーン達は怒ってないの?」

グリーン「怒ってはいるんだけどよ。レッドがそれ以上に怒ってて……」

レッドさんに倒される気の毒さ>>>|越えられるけど越えたくない壁|>>>怒り

グリーン「こうだな」

キョウヘイ「そうっすね」

トウヤ「そうだね……」

245: ◆nIESo90.aY 2014/03/09(日) 00:02:49.32 ID:M6uAIUoT0
キョウヘイ「えー……ここからは中継でお送りします。あちらの映像をどうぞ」


カブトプス「あんだ? たった一人で戦う気か?」

レッド「……」バチバチッ

オムスター「ピカチュウ一匹の電撃なんてどってことねえよ」「ねえよ」

レッド「……じゃあ、受けてみればっ」バチバチバチッ

カブトプス「ぐっ……!? お、俺が、一撃で体力ギリギリまで削られるだと……!?」

オムスター「俺らも……」「死にそう」

レッド「手加減したの……まだ倒れられたら困るから」


キョウヘイ「……カット」

シルバー「」ガタガタ

トウヤ「何て言うか……酷い」

グリーン「いつもと同じ無表情でアレやるからこえーよ」

イーブイ「え、何があったの?」

ソラ「トウヤ、見えないよ!」

トウヤ「見えない方がいい」

レッド(十万ボルト十万ボルト十万ボルト)バチバチバチバチ

カブトプス「」

オムスター「」「」

キョウヘイ「レッドさんそれオーバーキル!!」

247: ◆nIESo90.aY 2014/03/09(日) 00:10:08.16 ID:M6uAIUoT0
レッド「……終わった」

キョウヘイ「お疲れ様っしたー」

トウヤ「お疲れー……? っていうかキョウヘイは慣れてる?」

キョウヘイ「何回かマジ切レッドさんは見た気がするっす」

グリーン「変な事するなよお前よー……シルバー超怯えてたぞ」

レッド「えっ……あ、ご、ごめんね、シルバー……」ジッ

シルバー「」バタッ

グリーン「耐性低くなったなー」

プクリン「ぺラップ!!」

ソラ「あ、プクリン」

ぺラップ「す、すみません親方様……やられました」

プクリン「ううんっ、僕の方こそごめんねーっ!」

イーブイ「仇はレッドが打ってくれたそうよっ!」

プクリン「ありがとう、レッド、皆……この先に進んで。そうしたら、きっと幻の大地に行ける」

イーブイ「……わかった! ぺラップは任せたわ!」

ソラ「……行こう」

レッド「うん……幻の大地に」

263: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 22:06:59.20 ID:ogVo6yl/0


キョウヘイ「へー、洞窟の奥ってこうなってたんすねー」

トウヤ「……壁に何か書いてあるねぇ。不思議な模様……あ」

イーブイ「! 私の持ってる欠片と同じ模様……!」

レッド「……でも、行き止まり」

グリーン「海が広がってるだけだな……どうやって行けっていうんだ?」

プクリン「ごめんごめーん! 渡すの忘れてた、はい!」

ソラ「プクリン? ……これ」

ジュプトル「……」

プクリン「うん♪ ジュプトル、僕らを見てすぐ逃げ出そうとしたからぐるぐる巻きにしちゃった!」

ソラ「そ、そうだったんだ……」

プクリン「多分、あと二、三分で行けるよ! 道が混んでるのかなー。じゃあね!」

グリーン「そんな都会のバス的な物なのかよ」

イーブイ「ジュプトル……大丈夫なの?」

ジュプトル「ああ……過去に来てからぐるぐる巻きにされる事が多くて困る」

キョウヘイ「俺らが知ってるだけで三回目っすね」

264: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 22:13:32.52 ID:ogVo6yl/0


グリーン「……そろそろ三分だぞ」

ソラ「レッド、何か見える?」

レッド「うー……あ、何か来る……」

キョウヘイ「マジすか!」

ラプラス「す、すみません! 寝坊しちゃいまして……遅れちゃいました」

イーブイ「わっ……大きいポケモンねっ」

グリーン「イーブイから見たら大体そうだと思うけどな」

トウヤ「えっと……ラプラスが連れてってくれるのかな?」

ラプラス「は、はい! 僕らラプラス一族は、資格ある人を幻の大地に連れていくんです!」

レッド「資格……?」

ラプラス「イーブイさんが持っている欠片が目印なんです! この人達はいいよーっていう」

ジュプトル「幻の大地はイーブイを選んでいた、という事か」

ラプラス「はい! あ、でも皆さんも来て大丈夫ですから!」

レッド「……全員、乗れるの?」

ラプラス「え?」

キョウヘイ「いちにーさん……七人、つーか七匹っすけど」

トウヤ「僕大きいけど」

ラプラス「だ……大丈夫です!!」

265: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 22:17:29.19 ID:ogVo6yl/0


~海の上~

ラプラス「ううううううう……」

レッド「……大丈夫?」

ラプラス「大丈夫、ですっ……」

キョウヘイ「結局、小さいソラとイーブイが頭の上、グリーンさんは紐で繋いで空を飛ぶ感じで」

トウヤ「僕が場所取っちゃってるんだよねぇ」

ジュプトル「……落ちないようにしなければな」

ラプラス「お、落ちないシステムに、一応なってるんですけどーっ……」

トウヤ「例外とかありそうで怖いなぁ」

キョウヘイ「まぁ、のんびりでいいっすからね」

ラプラス「はいぃー……」

266: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 22:22:38.55 ID:ogVo6yl/0

ラプラス「も……もう見えますよ!」

レッド「……わぁ」

キョウヘイ「すっげー! 正に幻の大地! かっけー!」

トウヤ「わー……浮いてるー」

グリーン「……早く行こうぜ。いい加減疲れてきた」

ラプラス「うっ……が、頑張りますーっ……」

イーブイ「頑張ってー!」


~幻の大地~

ラプラス「つ……着きました!」

レッド「お疲れ……ありがと」

ソラ「ラプラスはここにいるの?」

ラプラス「はいっ! ここでの用事を済ませたら僕に言って下さい! 送りますから!」

ジュプトル「しばらく待ってもらう事になりそうだな……行くぞ」

グリーン「ちょ、ちょっと待て。飛ぶのって結構疲れるんだよ、休憩させてくれ」

レッド「軟弱緑……」

グリーン「うっせ!!」

267: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 22:27:04.01 ID:ogVo6yl/0

ジュプトル「……あれが時限の塔だ」

イーブイ「あの高い建物ねっ」

キョウヘイ「何故高いか。それは入り口が浮いているからです」

トウヤ「……入れそうにないよー」

レッド「何処から……入るの?」

ジュプトル「確か、あの森に遺跡があり、そこから時限の塔に行けるはずだ」

ソラ「じゃあ、とりあえずこの森を抜けないといけないんだね!」

ジュプトル「そうだ。油断せずに行くぞ」

レッド「……」

グリーン「もう大丈夫だ。レッドより敵を倒せるぐらいな」

レッド「は?」

グリーン「あ?」

トウヤ「ほらほら、一々喧嘩腰にならないのー」

268: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 22:32:16.53 ID:ogVo6yl/0


グリーン「……とは言ったものの、敵が強すぎるだろ!」

トウヤ「だよねぇ、カイリューは流石の強さだし」

キョウヘイ「まさかマルチスケイルだとは思わなかったっすよ。ちくしょー凍らせてやるー!」

ジュプトル「……天候がこう変わるとは思わなかった」

イーブイ「いたっ……またあられ降ってきたわ」

ソラ「この状況で元気なのは……」

レッド「……?」

キョウヘイ「普段からあられとお友達のレッドさんくらいっすね!」

レッド「? ……早く行こう」

グリーン「待てよ、そうさっさと行けねえよ……ん?」

???「」バッ

何が出てきた?  下2

270: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/10(月) 22:37:31.03 ID:ORjKeTS60
オタチ

273: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 22:45:33.79 ID:ogVo6yl/0
オタチ「まちやがれーい!」

トウヤ「わっ、オタチだ」

レッド「オタチなら……」バチバチ

オタチ「ふふっ、やめておけ! おれはおまえのじゃくてんをしっている!」

キョウヘイ「レッドさんの弱点だってぇー!? 何だそれはぁー!!」

イーブイ「リアクションはしてあげるのねっ」

オタチ「それはなー……もふもふだ!」

レッド「」ビクッ

グリーン「マジで知られてるじゃねえか!!」

オタチ「おれをもふもふしたかったら、おれをたおすな!!」

レッド「わかった……」フラフラ

ジュプトル「レッド!? 罠かもしれんぞ!」

レッド「罠でも……もふもふ……」モフモフモフモフ

オタチ「ふふっ……く、くすぐった、あははははっ!」

ソラ「もうただのじゃれあいだよね! 楽しそうだよ!」

グリーン「うーん……まぁいいか」

ジュプトル「よくわからん……」


オタチ「じゃあな! またあったらもふもふさせてやらんこともない!」

レッド「ありがと……」

キョウヘイ「仲良くなったっすね」

レッド「もふもふれんど……」

274: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 22:49:58.94 ID:ogVo6yl/0


ジュプトル「もうそろそろ遺跡につくはずなんだがな」

レッド「遠い……」

キョウヘイ「調子こいて技使いすぎたっす。PPが無いっすー!」

トウヤ「節約してたら凄い余ったよ。もったいない……」

グリーン「極端だな……」

イーブイ「……あっ、外よ! 出口だわ!」

ソラ「本当だ! じゃあ遺跡もすぐ近くに……!」

「そう簡単に行かせませんよ!」

キョウヘイ「うえー……この声はー……」

トウヤ「キョウヘイのテンションの下がり方で誰か思い出したよ」

275: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 22:56:59.98 ID:ogVo6yl/0
ヨノワール「久しぶりですね。皆さん」

ジュプトル「貴様っ……!」

イーブイ「何の用よっ!!」

ヨノワール「そんなの決まってるじゃないですか。あなた達を未来へつれ戻すんです」

キョウヘイ「つれ戻すったって俺は未来の人間じゃないっすよ!」

ヨノワール「……では連れていくの方がいいですね」

レッド(その訂正はどうでもいい……)

トウヤ「この間はしてやられたけど、今回はそうはいきませんよ」

グリーン「人数も同じくらいだ。質がいいこっちが勝つに決まってるだろ!」

ヨノワール「そちらの方が質がいい? ……なら戦って確かめるぞ!!」

ヤミラミ「ウイィー!」

ジュプトル「……奴はな、俺も勝てないくらいの実力者だぞ」

グリーン「マジで!?」

レッド「……へぇ」

キョウヘイ「レッドさんが燃えている……!」

トウヤ「……まぁ、雑魚は任せとけーって感じだよ。レッド、キョウヘイ、ボスは任せるね!」

キョウヘイ「ええーっ、俺も!?」

277: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 23:02:25.44 ID:ogVo6yl/0
レッド「……」

キョウヘイ「こうなったら本格的に倒すっすよ!」

ヨノワール「そんな事が出来るか? あと私が勝ったらキョウヘイさんはお持ち帰りで」

キョウヘイ「勝たないと色々危ないっす!!」

レッド「……十万ボルト!!」バチバチッ

キョウヘイ「えーっと、じゃー俺も十万ボルトー!」バチバチッ

ヨノワール「くっ……どうやらお前達はただのポケモンでは無いようだな」

キョウヘイ「悪いか!」

レッド「……キョウヘイ」

キョウヘイ「はい?」

レッド「今から、ボルテッカー本気でやる……けど、準備が必要。時間稼ぎ、お願い」

キョウヘイ「お、オッケーっす!」

ヨノワール「何がだ? さぁ、私を楽しませろ!」

キョウヘイ「くそっ、ありきたりな台詞言いやがって! 時間稼ぎか……」

何をする?  下2

279: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/10(月) 23:04:34.08 ID:TcfqMefZ0
フィー!

281: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 23:13:57.17 ID:ogVo6yl/0
レッド「……」バチバチッ

ヨノワール「ん? そっちのピカチュウは何を……」

キョウヘイ「ダメっすー! こっちは通せんぼっす! かっこよくイケメン風に言うと……」

キョウヘイ「レッドさんは……俺が守る! この体がどうなろうとも!!」キラキラ

ヨノワール「……体がどうなろうとも?」

キョウヘイ「えっ、いやそっちの意味じゃねーよ! っつーか放せ!」

ヨノワール「体がどうなってもいいのだろう?」ハアハア

キョウヘイ「息荒くしてんじゃねーよ! ひっ、触んな、やめろマジやめろ!!」

ヨノワール「そう簡単に放す訳ぐわああっ!!」

レッド「……最大出力ボルテッカー。耐えれる?」

キョウヘイ「お、おお……レッドさんかっくいー! マジイケメン!!」

レッド「な……何?」

283: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 23:20:57.79 ID:ogVo6yl/0
トウヤ「雑魚倒したよー」

グリーン「こっちも結構頑張ってるな」

イーブイ「ヨノワール、苦しがってるけど……」

ジュプトル「……やったか?」

キョウヘイ「あっジュプトルさんそれは」

ヨノワール「ふっ……ふははははっ! まだ、まだだ! まだやられんよ!!」

キョウヘイ「やってないフラグが……!」

ヨノワール「これで……全員まとめて倒してやるっ!!」ゴゴゴ

ソラ「わわわわ、凄い強そうなのしてるよ!」

レッド「ボルテッカーが……耐えられた」

グリーン「防御は固そうだな……どうするか」

ジュプトル「……もうおしまいか?」

イーブイ「……今、お腹の口が開いてるわよねっ」
ソラ「そうだ! 相手の力を利用すれば……」

トウヤ「二人とも息ピッタリだねぇ。その二つの意見を組み合わせてみようか」

グリーン「……やらないよりはマシだな」

ヨノワール「何をゴチャゴチャ言っている、くらえっ!!」ドォォォン

ジュプトル「来るぞ!」

イーブイ「せー、のっ!!」

ドオオオオンッ!!


ヨノワール「なっ……なん、だと……っ?」バタッ

キョウヘイ「こ……今度こそやったー!」

ジュプトル「俺達が……ヨノワールを!!」

レッド「……一人で倒せなかった」

グリーン「倒せたんだからいいだろ」

285: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 23:27:02.89 ID:ogVo6yl/0
ソラ「イーブイ、遺跡探索しよう!」タッ

イーブイ「ええ!」タッ

ジュプトル「……俺の推測だと、あの欠片が鍵にでもなってるんだと思うぞ」

レッド「へー……」

ヨノワール「う……ぐ……」

キョウヘイ「ぎゃっ、動いた!」

トウヤ「何その殺したと思ってたGが動いたみたいなリアクション」

グリーン「例えがわかりやすそうでわかりにくいだろ!」

ヨノワール「ジュプトル……いいのか……? 未来を変えれば、俺達は消えるんだぞ……」

レッド「……え」

ジュプトル「……俺達は覚悟して過去に来たんだ。ただ……今のソラはどうなのか……」

ソラ「……そうだったんだ」

ジュプトル「!?」

キョウヘイ「うおっ、ソラいつの間に!?」

286: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 23:31:09.32 ID:ogVo6yl/0
ソラ「イーブイはまだ探索してるよ。少し気になって来たんだけど……そういう事になってたんだね」

ジュプトル「すまん、ソラ……」

ソラ「ううん……大丈夫、大丈夫だよ! 元からそういう覚悟だったんだし、沢山の人も救えるんだ」

ソラ「それなら、多分頑張れる! ジュプトルには手伝ってもらわないとね!」

ジュプトル「ソラ……ありがとう。お前がパートナーで本当に良かった……」

レッド(感動する場面)

グリーン「くっ……泣かせるぜ」

レッド(うざっ)

キョウヘイ「イイハナシダナー」

ヨノワール「……くっ」

288: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 23:42:14.87 ID:ogVo6yl/0
ヨノワール「うおおおっ……!」ゴゴゴ

トウヤ「! あいつ、まだあんなパワーが……」

ジュプトル「っ!」ダッ

キョウヘイ「退けっす、食らえ! オボンの実アタァーック!!!」バシッ

ヨノワール「ぐっ……え?」

ジュプトル「……」ポカーン

ソラ「え?」

ヨノワール「キ、キョウヘイさん?」

キョウヘイ「今の聞いてやっとわかったっす。何でお前がこんな事していたのか」

キョウヘイ「お前はただ怖かったんすね! そうでしょ! 当たりでしょ! こんのビビりめ!」

レッド「……」

トウヤ「なるほどねー……」

ヨノワール「は、はぁ……」

キョウヘイ「消えるのが嫌だって言えばいいのに何でこんな事するっすかねぇ! 回りくどい!」

ヨノワール「ま、回りくどいとは違うような……」

キョウヘイ「うっせー! 消えるのが嫌なら、消えない方法を探せばいいだろうが!!」

ヨノワール「……」

キョウヘイ「それを探すって目的なら、着いてきてもいいんすよ?」

ヨノワール「え? 着いてきてって……」

キョウヘイ「ディアルっさんに聞けばあるかもじゃないすか。可能性はゼロじゃないって言うっすし」

ヨノワール「……いいのですか?」

キョウヘイ「まぁ……消えるのが怖いって思うのは普通だから。俺は別に? いいっすけど」

ヨノワール「……」

キョウヘイ「……最初からこう話せば良かったんすよ、ねっ! 挨拶すれば友達増えるね!」

ヨノワール「……キョウヘイさんっ!!」ガシッ

キョウヘイ「うわっ、苦しいっすマジでわかったから苦しい苦しい苦しい!」

289: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 23:47:29.12 ID:ogVo6yl/0
キョウヘイ「……って、一人で言っちゃったっすけど、いいっすか?」

レッド「僕はいい……その代わり、一緒に特訓」

トウヤ「頑張ってキョウヘイがお話したもんねぇ、僕もいいよー」

グリーン「敵意が無いならいんじゃね?」

ジュプトル「……」

キョウヘイ「……ほれ」

ヨノワール「……すまなかったな」

ジュプトル「……っああもう! 勝手にしろ!」

ソラ「ジュプトルが良さそうだし、僕もいいよ!」

キョウヘイ「良かったっす……これはお前の為じゃ無く俺の好感度アップのためなんすからね!」

ヨノワール「ツンデレですねわかります!」ハアハア

キョウヘイ「やめろ!」

290: ◆nIESo90.aY 2014/03/10(月) 23:52:36.45 ID:ogVo6yl/0
キョウヘイ「……ジュプトルさん」

ジュプトル「……何だ」

キョウヘイ「俺今おせっキョウヘイモードなんで言いますけど、捨て身とかマジ勘弁なんで」

ジュプトル「むっ……」

キョウヘイ「ソラと感動の会話してたんすから、すぐお別れってのはねー」

ジュプトル「ぐぬぅ……」

キョウヘイ「ま、この後しなけりゃいーっすよ」


ヨノワール「……では、改めてこれからよろしくお願いします」

レッド「よろしく……」

トウヤ「よろしくねー」

グリーン「結構頼もしいな」

イーブイ「欠片が入りそうな窪みが……え!? ええっ!?」

ソラ「あ、イーブイ大丈夫だよ!」

ヨノワール「怖がらせてすみませんね」

イーブイ「ええぇ!? どういう事!? え!?」

299: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 22:03:53.78 ID:ryhu4eR50
イーブイ「な、何でさっき戦ったヨノワールさんがここに!?」

ヨノワール「ふっ……キョウヘイさんとロマンチックな恋を」

キョウヘイ「してねーよ。まぁ俺の説得のお陰っすかねー?」ドヤア

トウヤ「よしよし、凄い凄い」ナデナデ

キョウヘイ「いやそういう扱い受ける為にした訳じゃ無いんでそういうのはレッドさんに」

レッド(何で!?)

トウヤ「え? わかった」

レッド「わ、わからないで……」

ソラ「実は僕もあんまりわかってないけど、ヨノワールさんはいい人に戻ったんだよ!」

イーブイ「なぁーんだっ、それならそう言ってくれればいいじゃないっ!」

グリーン「そう言わねえとわかんねえのか」

ジュプトル「ふん……ソラ達が言うから賛成したが、こんな奴が……」

ヨノワール「貴様にこんな奴と言われる筋合いなど無い」

ジュプトル「なんだと……?」

レッド「……ケンカ、駄目。ボルテッカーするよ」

ジュプトル「……」

ヨノワール「……」

キョウヘイ「ヨノワールは耐えてたじゃないすか」

ヨノワール「次からは弱点狙ってやりにきそうですし……」


レッド「……仲良くなるために、何かしよう」

トウヤ「そうだね、レクリエーションみたいなね」

グリーン「何するんだ?」

何する?  下2

300: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/12(水) 22:14:15.88 ID:sOb/P8GF0
レッドに催眠術してフィーさん登場

303: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 22:26:13.85 ID:ryhu4eR50
レッド「あ……あれやろう。マサラ式運動会」

グリーン「お、いいな」

キョウヘイ「あっ……あー、やばいお腹いたいお腹いたい」

トウヤ「えっ大変。僕とあっちで休憩しようか」

レッド「……演技でしょ。駄目」

キョウヘイ「うぐぐ」

ソラ「そのマサラ式運動会って何?」

イーブイ「ただの運動会じゃないの?」

レッド「……チームワークが生まれる」

グリーン「こういう時にもってこいな運動会だ」

ヨノワール「ほうほう、私そういうのには自信がありますよ」

ジュプトル「俺もだ」

レッド「……チーム分け」

キョウヘイ「はいはい! マサラ人対その他でいいと思います!」

グリーン「マジか?」

トウヤ「それが一番バランスいいよね」

304: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 22:31:24.13 ID:ryhu4eR50
レッド「最初……リレー」

キョウヘイ「ここは普通っすね」

グリーン「俺らは……この岩の回りを一人五回。その間にお前らは一人二回でいい」

ヨノワール「いいんですか? そんな差があって」

トウヤ「ハンデだよハンデ。これでも足りないくらいだけど」

レッド「……誰、出る?」

イーブイ「はいはいっ!私、かけっこなら得意よっ!」

ソラ「じゃ、イーブイが出るなら僕も!」

キョウヘイ「……さらにハンデとしてこの重い石を持っといて下さい」

レッド「えー……」

グリーン「仕方ないか」

ヨノワール「では位置について……よーい、ドン!」

コンマが大きい方が勝ち
マサラ人チーム 下1  ポケダンズ 下2

305: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/12(水) 22:32:28.83 ID:a5Tk+NLV0
ほい

308: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 22:39:54.58 ID:ryhu4eR50
グリーン「よっ」ダッ

イーブイ「たーっ!」タッ

キョウヘイ「おーっとぉ!? 序盤から大きな差が……って言ってる間に五周! イーブイはまだ一周半です!」

グリーン「はいよ」

レッド「緑遅い……」パシッ

グリーン「うっせーな」

イーブイ「はいっ!」バッ

ソラ「うん!」パシッ

キョウヘイ「両者バトンが渡されました! レッドさんは雑談をしてイーブイを待つという余裕!!」

レッド「ゴール……」

ソラ「えぇ!?」

キョウヘイ「!? み、見えませんでした! 一瞬で五周!? まだソラは一周もしてません!!」

ソラ「す、凄すぎ……」

レッド「……やった」

キョウヘイ「大きな差をつけての決着となりました!」

グリーン「お前もいつもよりおせえな」

レッド「ポケモンだから……」

トウヤ「訳がわからないよ」

マサラ人チーム 1ー0 その他

309: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 22:45:17.86 ID:ryhu4eR50
グリーン「つーか、ヨノワールが出ないんじゃ意味ないだろ」

レッド「あ……」

ヨノワール「それもそうですね」


キョウヘイ「二回戦は綱引きです! 今回はチーム全員同士で対決です!」

トウヤ「蔓使っていいよね?」

グリーン「使わないと引けないだろ」

ジュプトル「……余裕、と言いたいがな」

イーブイ「さっきの見たらもう無理よっ!」

ソラ「パワーは無いかもよ?」

キョウヘイ「想像して下さい。ピカチュウピジョン対ルカリオジャローダヨノワール等々……の図を」

レッド「……ハンデいる?」

トウヤ「お願い」

レッド「じゃ……僕は片手で」

グリーン「流石に俺も片手になったら負けるからな。これで」

キョウヘイ「果たして我々は勝利出来るか!? レディー、ゴー!」

コンマ  マサラ人下1 その他下2

310: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/12(水) 22:46:44.24 ID:5VdvqwH80
ヘイヘーイ

311: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/12(水) 22:46:59.48 ID:a5Tk+NLV0
とう

314: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 22:51:55.74 ID:ryhu4eR50
キョウヘイ「それ引けー!」

レッド「わわっ……」

グリーン「やっぱりレッドが片手はきついな……」

レッド「でもまだ……っ」

トウヤ「あれ? ……レッド、どうしたの?」

レッド「な……何でも、な……っくしゅん!」パッ

グリーン「馬鹿っ、手を離すなぁっ!」

キョウヘイ「え? わあっ!」バタッ

トウヤ「わっ」

イーブイ「きゃあっ!?」

ソラ「わっ、イーブイ大丈夫?」

イーブイ「だ、大丈夫よっ」

ヨノワール「……とにかく、我々の勝ちですね」

レッド「うぅ……」

グリーン「……ハンデありすぎたか」

315: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 22:57:09.90 ID:ryhu4eR50
キョウヘイ「最終対決は勿論! イシツブテ合戦ー!」

トウヤ「協力してくれたのは、近所のイシツブテ一族の皆さんです」

レッド「……これも、全員で」

グリーン「ああ。審判は近所のカイリューさんに頼む」

カイリュー「しっかり判定しまーす」

レッド「当たった数とか……投げる時のフォーム、とか」

グリーン「そういうので得点が変わるからな」

キョウヘイ「意外と奥が深い競技だったんすね」

ヨノワール「世の中には不思議な競技があるんですね……」

ジュプトル「……負けんぞ」

レッド「こっちこそ……」

カイリュー「では……スタート!」

コンマ  マサラ人下1 その他下2

316: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/12(水) 22:57:56.58 ID:umgLXAZb0
てーい

317: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/12(水) 22:59:32.05 ID:gj1VbJw60
マサラの前には皆無力

320: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 23:05:02.06 ID:ryhu4eR50
カイリュー「スタート!」

レッド「……」バババッ

グリーン「どりゃっ」バババッ

トウヤ「いったぁ!」

キョウヘイ「っだ!」

ソラ「わあっ!?」

イーブイ「きゃーっ!」

ヨノワール「ぐっ……」

ジュプトル「いっ……」

カイリュー「……あ、お、終わり!」

キョウヘイ「くっ……ナイス判断カイリュー。このまま続けてたら死んでたっす」

ジュプトル「……いつ投げていたんだ?」

ヨノワール「まったく見えませんでした……」

レッド「……スタートって言い終わってすぐ、投げただけ」

グリーン「それならギリギリセーフだしな」

トウヤ「僕ら的にはアウトだよ……」

キョウヘイ「えー……というわけで、二対一でマサラ人チームの勝ちー」


レッド「……」グッ

グリーン「やったな」グッ

321: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 23:10:21.23 ID:ryhu4eR50


ジュプトル「俺も遊んでしまったが、これから時限の塔に行こうとしてたんだぞ」

ヨノワール「すっかり遊んでしまいましたね」

レッド「楽しくて、つい……」

グリーン「懐かしかったな。マサラで毎日のようにしていたな」

キョウヘイ「あれ毎日はちっとハード過ぎるっすよ」

トウヤ「じゃ……空気も和んできたし、時限の塔行こうか」

イーブイ「そうねっ! これだけいれば怖いもの無しよっ!」

ジュプトル「……もっと真剣なムードで行きたかったな」

ソラ「でも、楽しかったしいいじゃん!」

ジュプトル「うむ……」

イーブイ「じゃ、窪みに欠片をはめるわよ!」カポッ

ゴゴゴゴゴ……

キョウヘイ「わっ、浮いた浮いた」

トウヤ「凄いねー。どうなってるんだろ」

ジュプトル「……このまま時限の塔に行くのか」

ヨノワール「この時のディアルガ様とは会ったことが無いですからね……」

322: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 23:18:42.49 ID:ryhu4eR50
~時限の塔内部~

キョウヘイ「わーっ、声が響くっすーっ!」

トウヤ「だからって大声出さないの」

イーブイ「ほっ、本当よねーっ! こんなのではしゃがないでよねーっ!」

ソラ「イーブイもね」

グリーン「敵が結構いるんだからそう遊ぶな」

ヨノワール「予想していましたが、やはり強い敵が多いですね」

ジュプトル「……お前でもそう思うのか?」

ヨノワール「私はあまり攻撃面は強くないですからね」

レッド「……面倒」

ポリゴン「面倒とは失礼ですね。まあ他の雑魚ポケモンに言うのならまだしも私のような最先端の科学技術で作られた人工ポケモンに言う言葉ではありません。これらは全てプログラムされた行為ですので私に面倒と言われましても行動パターンは変化させる事が出来ません。ご了承下さいませ」

レッド「長文は……トラウマあるから、やめて」

グリーン「そういやそうだったな」

323: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 23:23:05.62 ID:ryhu4eR50



キョウヘイ「入ってから約三時間っす……」

イーブイ「つ、疲れたっ……!」

ソラ「ずっと戦いっぱなしだったもんね……」

トウヤ「ここで休憩してから上に行こうよ」

ジュプトル「ここは広間のようだしな……敵もいないし休憩には調度いいか」

グリーン「HPとかPPはすぐ回復するけどな」

キョウヘイ「体力はすぐには戻んないっす……」

レッド「あ……ヨノワールさん、特訓」

ヨノワール「特訓ですか……わかりました。やりましょう」

レッド「……試合形式」

キョウヘイ「どちらが勝つのかー……レディゴー」

トウヤ「やる気無いねぇ……」

コンマ  レッド下1 ヨノワール下2

324: ギンガ団◇◇ 2014/03/12(水) 23:23:24.80 ID:LvzOmfle0
ナツメww

325: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/12(水) 23:24:10.77 ID:a5Tk+NLV0
せい

326: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 23:28:56.07 ID:ryhu4eR50
レッド「……」ガブー

ヨノワール「くっ……私の敗けです。敗けでいいです」

レッド「……やった」

グリーン「そういう作戦にでるか」

キョウヘイ「お疲れっすー。今回はあんま被害なかったっすね」

ヨノワール「まさか、手が届かない背中にずっと噛みつかれるとは思いませんでした」

トウヤ「シャドーボールとか避けてたしねぇ……」

ヨノワール「普通に戦っても負けそうでしたが?」

レッド「……たまには、こういう作戦勝ち……したい」

ジュプトル「充分休憩は取れたな。先に進むぞ」

328: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 23:32:36.63 ID:ryhu4eR50


キョウヘイ「だー! 敵多すぎっす!!」

トウヤ「多い上に強いからねぇ……」

グリーン「ボーマンダやらメタグロスやら……強ポケのオンパレードだぞ」

レッド「変わったね……」

ポリゴンZ「俺が変わったって? ハッハー! 君と俺は初対面じゃないかー!」

レッド「変わった……」

イーブイ「何で敵と普通に会話してるのよっ……」

329: ◆nIESo90.aY 2014/03/12(水) 23:39:46.73 ID:ryhu4eR50


~時限の塔・頂上~

ジュプトル「よし、頂上だ」

イーブイ「何処かにこの歯車をはめればいいのよねっ」

ソラ「あっ、奥のあれじゃ……うわっ!」グラグラ

レッド「地震……じゃない、けど揺れてる……」グラグラ

ヨノワール「時空が壊れてきているのです。早く歯車を!」

ソラ「う、うん! ……わあっ!」

ディアルガ「誰だ……誰だっ!!! 時の侵入者か!? この塔を破壊しに来たのか!?」

イーブイ「ちっ、違うわよっ! 私達は直しに来たのっ!」

ディアルガ「侵入者の言うことなど信じられるかっ!!」

ジュプトル「くっ……時空が壊れかけてきたから、ディアルガも闇に飲まれつつあるんだ」

キョウヘイ「中二病みたいっすね……」

トウヤ「そんな事言ってる場合じや無いよ!」

ディアルガ「問答無用っ!!! 叩き潰してくれるっ!!!」

ソラ「仕方無い……戦おう!」

イーブイ「そうねっ!」

レッド「ディアルガ、必ず……助けるから」

                      完

345: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/13(木) 22:01:36.65 ID:wrWgAWg50
このスレ読みながら勉強してたら受験合格しました
ありがとうございました
これからも頑張ってください

348: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 07:54:31.13 ID:bb3cqs0o0
胡散臭い商売みたいだな
釣りかもしれんが合格おめでとう

1はトウコちゃんをロリ化してトウヤきゅんとイチャイチャさせるべき!(暴論)

352: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 18:12:14.66 ID:f6gausQJ0
>>348 わかった


トウコ「ろりってなによ!」

トウヤ「ロリっていうのは……ちっちゃい子って事だよ」

トウコ「じゃあわたしはいまろりってことなのね!」

トウヤ「うん。ひらがな読みにくいなぁ……うぅっ」グスッ

トウコ「ど、どうしたのよ!」

トウヤ「ちっちゃいトウコ見てたら、昔やらされた酷い事思い出して……」

トウコ「なにいってるの、ちょっといしなげたりたたかったりしただけでしょ?」

トウヤ「マサラ人でも無いし一方的だったし……ロリコンだけどプラマイ0だよぉー」シクシク

トウコ「そんなにおぼえてるならやりましょうよ! とうやはおおきいからこうげきしちゃだめ!」

トウヤ「うわぁぁん暴君だよぉぉ!! トラウマが甦るよぉぉぉ!!!」ダッ

トウコ「にげてもだめー! まちなさーい!」タッ

終わり。イチャイチャしてないとは言うな下さい。
今日は十時くらいから白い日番外編です。

356: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 22:02:35.10 ID:f6gausQJ0
~シロガネ山~

ヒュウウウウウウウウウ……

レッド(今日も吹雪です。これが本当のホワイトデー)

レッド(冗談はほどほどにしておこう。吹雪も強くなってきたし洞窟に戻ろう)


レッド(……そういえばホワイトデーなんだった。お返し作んなきゃ)

レッド(えっとー……リーフ姉さんシルバーコトネハルカヒカリトウコメイセレナ……)

レッド(……全員に同じの渡せばいっか)

レッド(何にしよう。手作りの物が良かったりするのかな)

下2

358: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:13:11.63 ID:itkSiRiw0
アームストロング(ry

359: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 22:17:25.30 ID:f6gausQJ0
レッド(……何だっけ)

レッド(あ……サンドアート大会でキョウヘイとヒカリが作ってたやつだ)

レッド(チョコレートで作ってみよう)


レッド(……うーん)

レッド(思い出しながら作ったけど何かなー……地味)

レッド(アレンジして豪華にしてみようかな)

どういう風にアレンジする?  下2

361: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:21:01.77 ID:mbx+yS5B0
唐辛子をふりかける

363: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 22:24:43.31 ID:f6gausQJ0
レッド(辛いもの好きな人って多いよね)

レッド(唐辛子かけよう唐辛子)パッパッ

レッド(どれくらいがいいんだろう)パッパッ

レッド(加減がわからない)パッパッ

レッド(これくらいでいいかな)

レッド(うーん……まぁきっと美味しいよね)

レッド(ラッピングしよう)

レッド(箱に入れてー……包装紙は何色にしようかな?)

何色?  下2

365: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:27:01.00 ID:mbx+yS5B0
食欲を掻き消す青

366: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 22:31:02.45 ID:f6gausQJ0
レッド(相手は大体女性だし、あんまり食べるとアレだよね)

レッド(ここは食欲を少なくする青で)

レッド(姉さん色だなぁ)ガサガサ

レッド(……出来た。流石にこれだけってのもなぁ)

レッド(……そうだ、リボン! リボンすれば可愛くなるよね)

レッド(何色のリボンにしよう……青に合う色がいいかな)

何色のリボン?  下2

368: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:33:04.95 ID:itkSiRiw0

369: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 22:36:42.50 ID:f6gausQJ0
レッド(紫って合いそう)

レッド(だーっ)シュルッ

レッド(どうだ。山暮らしで培った器用さだ)

レッド(この器用さはなかなか戦闘で使えない)

レッド(使えたら強くなりそうなのになー……)

レッド(いや、今は包装中だった)

レッド(……何か飾り的な、ワンポイトみたいなのつけてみたいな)

レッド(よくある造花とかのやつ。派手なのがいいかなぁ?)

下2

371: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:43:08.24 ID:h1a/2uJc0
ラフレシア

372: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 22:47:28.49 ID:f6gausQJ0
レッド(派手に……うーん)

ラフレシア「らふー」「らふれしー」「しあー」「らふらふ」

レッド(おや? あんなところにラフレシアの群れが! 全ゲット!)ヒューン

ヴ(略)やったー!ラフレシアをゲットしたぞ!

レッド(この捕まえたラフレシアをつけます)

レッド(青の包装紙、紫のリボン、飾りにラフレシア。うん完璧)

レッド(さっそくペリッパー宅急便に頼もう)

ペリッパー(この荷物臭すぎ)

375: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 22:53:35.04 ID:f6gausQJ0


~マサラタウン~

ママ「リーフ、ブルー! 荷物が届いてるわよー!」

リーフ「え、私達宛に?」

ブルー「誰からかしら?」

ママ「さぁ……まぁ、面白い人からのようよ。はい」

ラフレシア「らふー」「れしあー」

リーフ「ラフレシア!? あ、これは飾りとしてなのね」

ブルー「隠れてるけどちゃんと名前があるわね……レッドから!?」

リーフ「えっ、兄さんから!? 開けよーっと!」ビリビリ

ブルー「……これは、チョコのようね?」

リーフ「何かしら? この形。それに妙に赤いわ」

ブルー「パウダー的なものじゃない? 一口サイズみたいだし、さっそく頂いちゃいましょ!」パクッ

リーフ「うん!」パクッ


ブルー「わーっ、美味しいわね!」

リーフ「本当っ! 流石兄さんだわ!」

ブルー「この辛さがいいわねー! また作ってもらいましょ!」

リーフ「そうね!」

ママ「あらあら、二人の味覚はママよりみたいねえ」

376: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 22:57:38.38 ID:f6gausQJ0


~ジョウト地方~

コトネ「用って何ですか、はか、せ……?」

ウツギ「コ……コトネちゃ……」

コトネ「博士ぇーっ!? どどど、どうしたんですかぁー!?」

ウツギ「だ、段ボールを開けたら、ラフレシアの濃縮された臭いが……」

コトネ「だ、だからちょっと臭うんですね! 換気しますっ換気ぃー!!」ガラッ


ウツギ「助かったよ、ありがとう……」

コトネ「いえっ! で、用って何ですか?」

ウツギ「実は、その用というのがその段ボールの中身を渡す事だったんだ」

コトネ「ほぇ? あ、ラフレシア!」

ラフレシア「らふふー?」

コトネ「ごめんねー、自然に帰ってねー!」

377: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:01:59.00 ID:f6gausQJ0
コトネ「ラフレシアは飾りだったみたいですよ! 本体はこっち、と」

ウツギ「綺麗に包装された箱だね」

コトネ「差出人は……レッドさんだ!」

ウツギ「レッドって、あの伝説の!?」

コトネ「えっ、レッドさんって伝説だったんですか!!」


コトネ「中身はチョコみたいですね!」

ウツギ「この形……?」

コトネ「いただきまー辛っ!!!」

ウツギ「早いね!?」

コトネ「こ、こええんふとうはあひいはいえふー……」

ウツギ「そ、それは辛そうだね……」

コトネ「うう……へっほはんはあほうはっはほはああ」

378: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:08:08.50 ID:f6gausQJ0


ペリッパー「ぺり……」

シルバー「……ペリッパー宅急便? それにしてはこのペリッパー、元気が無いな」

ペリッパー「ぺりぺり」

シルバー「……ほら、ハンコ」

ペリッパー「りぱ……」フラフラ

シルバー「……変なペリッパーだな」


シルバー「……外で開けて下さいって書いてあるから外に来た」

シルバー「差出人はレッドさんだったみたいだが……何だろう」

シルバー「開けてみるか……ん!?」

ラフレシア「らふー」ピョンピョン

シルバー「……逃げていった。だから外で開けさせたのか」

シルバー「箱の中身は……チョコ?」

シルバー「あ、そうか。ホワイトデーだからか……」

シルバー「……一応、赤い粉を避けて食べてみよう」パクッ

シルバー「……美味しい」

シルバー「じゃあ、この粉は? ……辛い。唐辛子だったみたいだ……」

380: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:11:43.85 ID:f6gausQJ0


~ホウエン地方~

ハルカ「ユウキったら冗談がうまいかも」イチャイチャ

ユウキ「本当のことだってー」イチャイチャ

ピーンポーン

ハルカ「あ、あたし見てくるかも」

ユウキ「うん」


ハルカ「はーい?」

ペリッパー「」

ハルカ「し、死んでる……最後の気力でチャイム押したっぽいかも」

ハルカ「宅急便っぽいしハンコして荷物取ってげんきのかけら置いて立ち去るかも」


ユウキ「なんだったー?」

ハンコ「レッドからバレンタインのお返しっぽいかも。律儀かも」

ユウキ「あ、忘れてた」

ハルカ「別にいいかも」

381: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:16:27.90 ID:f6gausQJ0
ハルカ「オープ……うっ」

ユウキ「ぐっ……凄い臭い」

ラフレシア「ら、らふ……」

ハルカ「ラフレシアが南国の熱であっつくなってるかも」

ユウキ「だから余計に臭いがするんだなー」

ハルカ「えーと、中身は食品、差出人はレッドかも」

ユウキ「食品かー……大丈夫か?」

ハルカ「大丈夫だ問題ないとは自信持って言えないかも」

ユウキ「……一口貰うぞ! えい」パクッ

ハルカ「あ」

ユウキ「……!? ~~~~!!!」ジタバタ

ハルカ「赤い粉が怪しいから退けようって言おうとしてたかも……唐辛子っぽいかも」

ユウキ「…………」

ハルカ「あたし唐辛子無しで食べるから、水飲んで来た方がいいかも」

ユウキ「…………」コクコク

382: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:19:56.44 ID:f6gausQJ0


~シンオウ地方~

ヒカリ「暇……凄く暇だわ」

ナナカマド「なら研究でもすればいいじゃないか」

ヒカリ「私は博士と違って研究一筋じゃないんです。それにそんな気分でも……あら?」

ナナカマド「ペリッパー宅急便のようだな」

ヒカリ「……私宛みたいですね。見てきます」


ヒカリ「中でラフレシアが凍ってました」

ナナカマド「ふむ、凍ったラフレシア! 研究材料として貰うぞ」ヒョイ

ラフレシア「」カチーン

ヒカリ「……別にいいですけど」

383: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:27:06.10 ID:f6gausQJ0
ヒカリ「博士は研究室に行ったわね……じゃ、開けてみましょう」

ヒカリ「……多分、レッドはネオアーム(ryを作ろうとしたのね」

ヒカリ「でも残念。これはイギリスのウィリアム・ストロングが1855年に開発した方だわ」

ヒカリ「でもまぁ美味しそうね……いただきましょう」パクッ

ヒカリ「……うん、美味しいわね」モグモグ

ヒカリ「北の国だと辛い物をよく食べるし、慣れてきたのよね」

ヒカリ「レッドはしっかりしてるわ。お返しは普通するわよね」

ヒカリ「……でも、あのおちゃらけ男子達からのお返しは期待しない方が良さそうね」

ジュン「ヒカリーっ! お返しは俺だ!」

コウキ「じゃあ僕もー」

ヒカリ「……やっぱり」

384: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:33:58.51 ID:f6gausQJ0


~イッシュ地方~

トウコ「メイ! レッドからのお返し来たわよ!」

メイ「にゃ! 時差のせいで一日待ったにょー!」

トウコ「さっそく開けましょ。オープン!」

ラフレシア「」「」

メイ「……流石に丸一日これに入れられたらこうなるよにゃ。欠片欠片ー」

トウコ「まだ箱があるわね。包装紙は破ってもいいわね」ビリッ

メイ「にゃう、トウコさんったら雑ぅー」

トウコ「別にいいでしょ! 中身は変わらないわよ? ……これは大砲ね!」

メイ「にゃ……リアルな大砲だにょ」パクッ

トウコ「美味しいの?」

メイ「っ……お、美味しいでふ」

トウコ「じゃ、私もー」パクッ

メイ(メイの捨て身の演技。引っ掛かるか!?)

トウコ「わーっ、本当に美味しいわね!」

メイ(駄目だっ……舌が破壊されてりゅ! 辛いのにー!)

385: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:38:56.03 ID:f6gausQJ0


~カロス地方~

セレナ「レッドからバレンタインのお返しが来ましたわ!」

サナ「セレナ、そのレッドって?」

セレナ「わたくしの仲間ですわ! ふむふむ、カントーではラフレシアを包装に使うんですのね」

サナ「変な所だねー」

セレナ「きっとカントーではこれがいい香りなんですわ! 中身は……チョコですの!」

サナ「じょ、上手……負けたっ」

セレナ「何にですの? じゃ、いただきますですわ!」パクッ

サナ「きっと美味しいんだ。それでセレナはその人の所に……」

セレナ「かっらぁ!? ううっ、これもまたレッドのドッキリですわね」

サナ「……え、セレナその人の所にいかないの!?」

セレナ「? わたくしは何処にも行きませんわよ?」

サナ「セレナぁーっ!!」

386: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:43:05.35 ID:f6gausQJ0
~シロガネ山~

ヒュウウウウウウウウウウ……

レッド(そろそろ皆受け取ったかな)

レッド(喜んでくれるかな……)

レッド(……喜んでくれるよね。多分)

ファイアロー「ふぁぁ!」バサッバサッ

レッド(? ファイアロー便? ……緑からだ)

レッド(小さい手紙と謎の紙袋……手紙読んでみよう)

[チョコレートありがとな。
これはねーちゃんがやれって言ってるから渡すだけだかんな!]

レッド(緑うざっ)

レッド(じゃ……この袋はプレゼントか)

レッド(開けてみよ)ガサッ

何が入っていた?  下2

388: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:49:14.49 ID:6JyE37Lh0
グリーン写真集

390: ◆nIESo90.aY 2014/03/14(金) 23:54:00.30 ID:f6gausQJ0
レッド(期待しないでおこう)ガサッ

レッド(……これは)


【トキワジムリーダー・グリーン写真集 税込3150円】


レッド(……)

レッド「リザードン、火炎放射」

リザードン「ぐあああ」ボオオオ

終わり

399: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 22:17:59.75 ID:FijjaaAl0
キョウヘイ「二つ名っていいっすよね」

トウヤ「え?」

レッド「?」

キョウヘイ「トウヤさんは二年前の英雄っすよね」

トウヤ「英雄ってほどのことしてないのにねぇ」

キョウヘイ「レッドさんはヤバイ。『リビングレジェンドレッド』。かっこよすぎ」

レッド「……伝説じゃない」

キョウヘイ「いーなー……」

始めます!!

400: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 22:21:19.86 ID:FijjaaAl0


キョウヘイ「うっ……あー負けたー」ピコピコ

オッスオラキョウヘイ! 今プレイしているのはポケモンってゲームっす。
え? ポケモンはいる? 俺が主人公って? 変なこと言わないで下さいよ。

キョウヘイ「くっそー……このジムリ強すぎ」ピコピコ

本当は仕事中だからやっちゃ駄目なんすけどね。
え? 俺の仕事? それは……

探偵or刑事    下2

402: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 22:31:09.20 ID:zRrBUooh0
ニート
無理なら探偵

403: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 22:39:57.00 ID:FijjaaAl0
個人探偵事務所のしたっぱっす。ニートではない。
探偵って言ってもホームズやら金田一のような探偵じゃなく、浮気調査とかが主にすること。
もっと推理バンバンするのを期待してたのになぁー……これは所長には言えないけど。

キョウヘイ「うー……暇だー」

チェレン「そんなに暇ならこの書類やって欲しいけどね」

キョウヘイ「げっ、所長」

このアホ毛の人はうちの探偵事務所の所長。元警察官らしいが、怪我で辞めたらしい。

キョウヘイ「やー、俺の仕事は受付でぇ、人が来なくて暇ってだけでぇ……」

チェレン「ふーん、うちの事務所に客が来ないから……」

N「まぁまぁ……たまには休憩も必要だと思うよ」

キョウヘイ「そっすよねー! さっすがNさん!」

N「でも流石にゲームはね……」

キョウヘイ「ぐぬぅ」

この緑髪ロンゲはNさん。ここの経理やってるお兄さん。
所長とは知り合いだったとか、動物と話せるとか、王子だとか……(本当か?)

404: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 22:46:14.64 ID:FijjaaAl0
ヒュウ「俺もチェレンさんと同意見だッ!! 仕事は真面目にやれッ!!」

キョウヘイ「ヒュウが来ると気温が上がる気がするから戻ってほしいっす」

この無駄に熱いのはヒュウ。俺の幼馴染みで、探偵……?
ヒュウがここに就職したから俺もここに就職した。正直失敗だった。

アクロマ「キョウヘイ君、それは気のせいですね。この温度計の温度も……あ、上がっている!?」

キョウヘイ「ほーら言ったじゃないすか」

この触角はアクロマ。探偵では無い……何かだ。カチャカチャ担当だった気がする。
昔は監察医とかしてたらしいが、やたらと俺に絡んでくるから困る。

チェレン「そういえば……キョウヘイに手紙が来ていたよ」ピラッ

キョウヘイ「あざっす……あ、レッドさんからだ」

405: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 22:52:34.10 ID:FijjaaAl0
レッドさんは、俺の高校時代の後輩。しかし部活の成績やら人格やらが凄いので上に見ている。
そういえば、親の財産が凄いって言ってたな。お金持ち、いいなぁ……

キョウヘイ「妙にキラキラした手紙っすね。どれどれ」

[○月●日、立食会を開きます。
都合が良かったら来てください。友人は一人くらいなら誘って貰っても大丈夫です。
場所は……]

立食会! そんな言葉、探偵事務所で働いてる一般人の俺には聞き慣れない言葉だ。
やっぱり相当な金持ちになってんのかな。俺、レッドさんに買ってる所ねーじゃん……

キョウヘイ「……まぁ、それは置いておくとして」

友人は一人くらい誘ってもいい、か……今誘えるのはこの四人の中の誰かだな。
うーん、誰を誘うべきか……

チェレン N ヒュウ アクロマ から一人  下2

406: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 22:55:41.80 ID:ouMQ3na10
アクロマ

407: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 22:59:17.58 ID:fuadDTCr0

408: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 23:04:30.65 ID:FijjaaAl0
……一番暇そうなのはアクロマだな。こいつでいっか。

キョウヘイ「アクロマ……さん。後輩が主催する立食会に誘われたんすけど、一緒にどうすか?」

アクロマ「いいんですかっ!? 勿論行きます行きます!」

うわっ……何だこの食いつき方。軽く引く。
この人もしかしたら●●とかじゃねーよな……俺はノーマルだ。アイドルの追っかけだ。

キョウヘイ「じ、じゃあその日駅で待ち合わせで」

アクロマ「はい!!!」

N「……」

チェレン「はぁ……」

キョウヘイ「?」

何でNさんは苦笑いして、所長は溜め息ついてんだろ? 立食会が羨ましいのか?

409: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 23:12:05.84 ID:FijjaaAl0



○月●日

キョウヘイ「うー……着いたっすか?」

アクロマ「えーと……まだですね。ここから更に三十分歩きます」

キョウヘイ「さ、さんじゅっぷん!?」

俺は今とある田舎のとある山道にいる。
電車を乗り継ぎバスに乗り、バスの終点がココ……で、目的地は更に奥。
全く、レッドさんは何でこんな山奥に家を建てたんだよ……

キョウヘイ「はぁ……俺やる気無くなってきたっす」

アクロマ「じゃあおんぶしてあげましょうか!?」

キョウヘイ「け、けっこーですっ」

……やはりこの人は怪しい。●●だ(確信)
なるべく何も起きないようにしよう……っていうかこいつに遠慮はいらないな。


キョウヘイ「……まだっすか」

アクロマ「そろそろのはずですが……アレでしょうか?」

キョウヘイ「ん、あれは……」

蔦が絡まった暗い洋館or明るい外観の洋館   下2

411: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 23:18:33.22 ID:g+ytrf550
暗い方

412: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 23:27:27.25 ID:FijjaaAl0
キョウヘイ「お……おぉ……」

そこにあったのはいかにもな暗い洋館。まさに森の洋館。
レッドさんってそういう趣味だったのか……? まぁ、文句を言う筋合いも無いけど。

アクロマ「早速入ってみましょうか」

キョウヘイ「そっすね……」

うわ、蔦やべえ。みっしりって擬音がピッタリな壁初めて見た。


キョウヘイ「……中も、高級感っていうか何て言うか」

アクロマ「お金持ちの家……ですね」

???「あの、立食会に参加される方でしょうか」

キョウヘイ「あ、そうですそうですこれ招待状っす」ゴソゴソ

???「確かに……お客様のようですね。失礼いたしました」

キョウヘイ「い、いえ」

こ、この言葉遣い、丁寧な動き、そして燕尾服!!
これは、所謂“執事”という人種ではあるまいか!?

アクロマ「あの、貴方は?」

シルバー「シルバーです。この屋敷の執事を務めています」

おお、本物の執事! 永遠に見ることが無いだろうと思っていたが、まさかここで見られるとは!

シルバー「奥でレッドさんがお待ちです」

アクロマ「? ……まぁいいですか。行きましょう」

キョウヘイ「ういーす」

413: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 23:34:44.46 ID:FijjaaAl0


キョウヘイ「や、やべえ……」

ここがレッドさんの部屋らしい。正確に言うと今は部屋の前にいる。
廊下にはよくイメージする西洋の鎧、鹿の剥製など、驚きポイントが多々あった。
この部屋も、扉だけで凄い装飾が施されて……ヤバイ。

シルバー「どうぞ」ガチャ

キョウヘイ「は、はぁ」


レッド「……」

シルバー「レッドさん、お客様をお連れしました」

レッド「? ……キョウヘイ!」

キョウヘイ「レッドさーんっ、久しぶりっすー!」

感動の再開。高校卒業してからしばらく会ってなかったから……6、7年振りか。
それにしても、レッドさんは変わってないなぁ。妙に子供っぽいところとか。

レッド「……急に呼んでごめんね。記念の立食会だから……来てほしくて」

キョウヘイ「嬉しいっすよ! 記念って何の記念っすか?」

レッド「……この、古いB級映画に出てきそうな洋館、なんだけど」

416: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 23:39:33.90 ID:FijjaaAl0


キョウヘイ「……なるほど」

彼の話を要約すると、この洋館は亡くなった父親の遺産らしく、建築百周年らしい。
そして、今レッドさんが経営している会社はこの洋館をシンボルにしているため、
立食会を開き、百周年を祝い、これからの繁栄を願うと言う……ありきたりなものだ。

レッド「僕も……センス良くないとは思うんだけど、流石に取り壊せ無くて」

キョウヘイ「そりゃそうでしょうね。会社のシンボルですし」

レッド「……本当は、知らない人苦手だし、やりたくなかった」

キョウヘイ「……それでよく会社経営出来るっすね」

417: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 23:46:33.77 ID:FijjaaAl0
レッド「……そちらの方は?」

キョウヘイ「これは……えーと、会社の先輩っす」

アクロマ「アクロマと言います。よろしく」

レッド「よろしく……」

アクロマ「よろしくついでに一つよろしいですか?」

レッド「?」

アクロマ「彼はただの執事では無いでしょう。ただの執事なら主人をさん付けで呼ぶことは少ないと思います」

レッド「あぁ……シルバーは、っていうか、ここに仕えてる人は皆……」

???「失礼します。お茶を持って……きゃあっ!?」ガッシャーン

キョウヘイ「うわあっ!?」バッ

あ、危なかった……! 俺のすぐ真横に割れて粉々になった茶碗やらが散乱している。
これがもし当たっていたら……考えるだけで恐ろしい。
全く、こんな事をするどじっ子メイドの顔を見てやろうとしたところ……

キョウヘイ「……ト、トウコさん!?」

トウコ「あ、あら……お客様ってキョウヘイの事だったのね。久しぶりね!」ビシッ

キョウヘイ「……あんまりかっこよく無いっすよ」

419: ◆nIESo90.aY 2014/03/15(土) 23:53:52.07 ID:FijjaaAl0
トウコさんは高校時代の先輩だ。しっかりしてるようで大事な所で失敗する……惜しい人だ。
しかし、何故彼女がメイドさんを……?

レッド「……トウコの入れた紅茶が美味しかったから、お願いしたの」

キョウヘイ「それでメイドを……もしかして」

レッド「うん……ここの人ほとんど全員を知ってると思うよ」

シルバー「……呼んで来ましょうか?」

レッド「お願い……」


トウヤ「あれ、キョウヘイ。久しぶりだね。え、お客様? 料理人のトウヤです」

メイ「にゃにゃあ、キョウたん! メイ、ここでメイドさぁんしてるにょ!」

ヒカリ「メイドその3、ヒカリ。私はキョウヘイさんとは初対面ね。
え、もっとメイドらしく? それは無理な注文よ」

コウキ「庭師のコウキでーす。はじめましてぇ!」バッ

ひびき「わん!」

キョウヘイ「……」

圧巻。その一言に尽きる個●●なメンバーだ。
この人選をするレッドさんもどうかと思うが……まぁ、仕方無い。

428: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 22:18:58.12 ID:SlA9B6VG0
レッド「……知り合いだから、いつもと同じように接してる」

トウヤ「そうそう。使用人と主人じゃなくて、普通に友達?」

メイ「にゃー、ニートになりかけだったし助かったにょ」

俺の幼馴染みはニートになりかけだったのか。

アクロマ「妹よっ!! ここで会えるとは思ってもいませんでしたっ!!」

メイ「ほぇ!? お兄ちゃん!? ね、キョウたん、どういう関係!?」

キョウヘイ「た、ただの上司っつーか先輩っつーか……そっちは兄妹だったんすね」

アクロマ「えぇ。自慢の妹です」

メイ「うん。決して自慢出来ないお兄ちゃんだよ」

見事に真逆だ。

キョウヘイ「……で、この黒い柴犬のわんこは?」ヒョイ

ひびき「くぅん?」

レッド「……ヒビキっていう後輩から譲ってもらった仔犬」

ヒカリ「だから、名前はひびき。単純よね」

429: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 22:23:57.68 ID:SlA9B6VG0
レッド「……今日の立食会、楽しんでいってね」

キョウヘイ「はーい」

そうそう、今日はお宅訪問じゃなく立食会の為に来たんだった。
……でも立食会をするなら、もう少し客がいるはず。

キョウヘイ「他のお客さんは? まだ来てないっすか?」

レッド「うん……キョウヘイ達が、一番乗り」

シルバー「レッドさん、他のお客様もいらっしゃいました」

レッド「……お迎えに行かなくちゃ」スッ

俺の時は来なかったくせに。


キョウヘイ「……俺達も見に行くっすか」

アクロマ「そうですね」

他のお客  一人目 下1 二人目 下2 三人目 下3 四人目 下4 五人目 下5

430: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 22:25:10.34 ID:Yg+66hxDO
セレナとサナ

431: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 22:26:06.24 ID:OcqrVxdk0
ふひひマン

432: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 22:26:24.39 ID:QvTya/rj0
売り出し中のアイドルのルッコ

433: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 22:30:38.44 ID:5nAM3S2M0
ハンサムとマチエール

434: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 22:38:17.24 ID:pl4Sfq0no
カルム

435: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 22:40:39.40 ID:zVc9eFp00
ふひひまん?なにそれおいしいの?

437: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 22:48:14.10 ID:SlA9B6VG0
ちょっと失礼して外を覗いてみる……と、そこには高級車、高級車、ひとつ飛ばして高級車高級車。
なぜ一つだけ軽なのか気になる……下で普通に挨拶するか。


キョウヘイ「こんにちはー……」

セレナ「Bonjour! わたくしはセレナ。フランスの貴族のお嬢様ってやつですわ!」

サナ「えっと、サナでーす! セレナとはお友だちなの!」

ふむふむ、確かにお嬢様と一発でわかる外見をしている。
隣の女の子は普通の女の子のようだ。彼女の友人枠で呼ばれたんだな。

ふひひマン「ふひひ……君もレッド君に呼ばれたのかい。どうぞよろしく」

キョウヘイ「は、はぁ……」

何だこのオッサン。よく見る禿げたサラリーマンみたいだけど、多分お偉いさんだろうな。
正直言って性格の悪さが滲み出ている。あまり関わりたくないな。

???「よいしょっ……」

あ、一つだけの軽から女の子が降りて……ん!?

キョウヘイ「ルッコちゃん! アイドルのルッコちゃんじゃないっすか!」

ルッコ「え? 私の事知ってるんですか……?」

キョウヘイ「はいっ!! 出てる番組は全部チェックしてるし、CDも買いました!」

ルッコ「嬉しいな……これからも、応援よろしくね」

キョウヘイ「はいっ、勿論ですっ!」

ああ、レッド様! ありがとうございますっ! ここで天使に会えるなんて……!!
っていうか何で交流あるんだレッドさん。羨ましいぞ!

439: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 22:56:55.56 ID:SlA9B6VG0
????「ふーむ……ここがレッド君の家か」

?????「ホラー映画っぽいよね、おじさん!」

????「あ、あんまり失礼な事を言ってはいけないぞ!」

……怪しげなオジサンと幼女の二人組。犯罪じゃないよな?

レッド「……あの人は、国際警察のハンサムさん。それと、知り合いらしいマチエールちゃん」

キョウヘイ「し、知り合い?」

詳しい説明がされなかったということは……益々怪しい。警察がそんなんでいいのか!

ハンサム「こ、こら走ってもいけない! 人とぶつかってしまうぞ!」

マチエール「大丈夫だいじょ……きゃっ!」ドンッ

???「…………お子さん、しっかり見といて欲しいんですけど」

ハンサムとかいうオジサンが言った通り、人とぶつかってしまっている。
運が悪いのか、ちょっと怖そうな青年にぶつかったようだ。

ハンサム「ああ、すまないすまない」

レッド「……あの人は、カルム。大学時代の友人で、ある大手会社の御曹司」

キョウヘイ「……すっげえ人ばっかりっすね」

やはりレッドさんはお金持ちだ。改めて実感させられる。凄い。

440: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 23:06:26.09 ID:SlA9B6VG0
レッド「じゃ、そろそろ……トウヤ、大丈夫?」

トウヤ「うん。最初の方のは完成したよ。後は作りながらって感じで」

トウコ「じゃあ、私達が運んで……」

ヒカリ「私とメイが運ぶから、トウコはお客様と話したりして希望を聞いて」

トウコ「うっ……そんなに皿割ったりしないわよ!」

ヒカリ「私が知ってるだけで三十枚は割ってるようだけれどね。さっさと動く」

メイ「まーまー。お仕事お仕事ー!」

今の会話を聞くと、あまり仲が良い訳でも無さそうだ。
だが当然といえば当然だ。共通点はレッドさんしか無いんだからな。

キョウヘイ「じゃ、会場へと行きますか」

アクロマ「料理も豪勢なんでしょうね。私はそれよりキョウヘイ君を食べたいですが」

キョウヘイ「黙れ」


……客は、先程の五組しかいないようだ。そこそこ広い広間で皆それぞれ料理を堪能している。
普通の探偵なら(探偵は普通では無いのだが)立食会のマナーが解らず右往左往するだろう。
しかし! キョウヘイ探偵はマナーを勉強してきた普通でない探偵であった!
駅前の本屋に置いてあるマナーブックによれば、立食会は会話をするものらしい。
さて、誰と会話をするか?

今いる人  レッド ヒカリ メイ トウコ セレナ サナ ルッコ ふひひマン ハンサム マチエール カルム ???1 ???2

下2

442: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 23:09:19.22 ID:31tAN53y0
???1 (きまってないならオーキド財閥の御曹司のグリーンで)

444: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 23:18:00.07 ID:SlA9B6VG0
???1と???2は決まってるけどわかってないって感じ。
*遅すぎるヒント*
この会話の辺りで、この先の展開が変わります。話をよーく聞いておこう☆


キョウヘイ「……あれ?」

結構真ん中の方に、茶髪で青いドレスのワインを飲んでいるレディーがいる。
レッドさんが紹介してくれた使用人にも、お客にもいなかった人物だ。
一体誰なんだろう? まさかレッドさんの恋人とか!?
期待に胸を膨らませ、話し掛ける事にした。

キョウヘイ「あのー、こんにちは」

???「……あら? 貴方は?」

キョウヘイ「えっと、レッドさんに学生時代お世話になったキョウヘイって言います」

???「あぁ、貴方がキョウヘイ君ね! レッドから話はよく聞いていたわ」

ブルー「私はブルー。レッドの姉よ!レッドがお世話になってます」

キョウヘイ「い、いえ、こちらこそ……?」

しまった。上品な人との会話の仕方も勉強しておけば良かった。

445: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 23:22:39.47 ID:SlA9B6VG0
俺はなんとなーく、ブルーさんのいるテーブルを見てみた。
そこにはワインの瓶、瓶、瓶。この少しの時間だけでどんだけ飲んだんだこの人。

ブルー「? どうかした?」

キョウヘイ「い、いえ! 何でもないです」

ブルー「何よー。私とキョウヘイ君の仲でしょ! 言いなさいよー!」バシバシ

酔っ払っている……この質問はぶしつけ? とかいうやつかわからない、どうしよう。
このお姉さん、いくらなんでも飲みすぎだと思うが……それを言っていいのだろうか。

1、少しお酒飲みすぎじゃないですか?  2、そのワイン、いいものなんですか?

どちらか 下2

447: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 23:25:05.92 ID:31tAN53y0

448: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 23:33:37.04 ID:SlA9B6VG0
キョウヘイ「そのワイン、いいものなんですか? お気に入りのようですけど」

ブルー「わかる? これはフランスで作られた1967年のワインでね、最高のものと言われてるのよ!」

キョウヘイ「へー、凄いんですね」

正直その何年の何が凄いのか全くわからないが、とりあえず褒めておく。

ブルー「ふふっ、キョウヘイ君はよくわかってるじゃないの。じゃ、私あっち行くからー」フラフラ

ブルーさんは千鳥足で、ヒカリさんに一言二言何か言ってから奥へ消えていった。
これから更に飲んだりするのだろうか……まぁ、少し気に入られたしいいか。

アクロマ「では、私も料理を堪能しますかね」

キョウヘイ「勝手にしろ」

うーん、誰と話そうか。

レッド メイ セレナとハンサム サナ ルッコ カルム コウキ ???2

下2

450: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 23:36:01.70 ID:Yg+66hxDO
トウコ

451: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 23:41:27.36 ID:SlA9B6VG0
キョウヘイ「トウコさんは……」キョロキョロ

いない。さっきまではこの広間にいたはずなのに。
俺がブルーさんと話してる間に何処かに行ったのかな?

キョウヘイ「仕方無い。他の人と話すか……」

>>448のリストの中から 下2

453: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 23:43:15.22 ID:QvTya/rj0
カルム

454: ◆nIESo90.aY 2014/03/16(日) 23:50:54.45 ID:SlA9B6VG0
キョウヘイ「こんちはー」

カルム「……何? っていうか誰?」

いきなり辛辣……いや、当然の対応かもしれないけど、もっと口調を柔らかく……
だが、鋼鉄のハートの俺は話を平然と続けた。

キョウヘイ「俺はキョウヘイっす。高校の時からのレッドさんの友人っす」

カルム「ふーん……その話し方とか見た目からすると、特にいい家系でも無いみたいだね」

キョウヘイ「は、はぁ?」

カルム「別に……レッドもつまらない人間と付き合ってるんだなぁ、ってだけ」

む、むっかー……俺の鋼鉄のハートは熱くなっていた。所謂おこだ。

キョウヘイ「まぁ、家系だけで人間性が決まるわけじゃないですしぃ」

カルム「はっ、そういう反応がつまらないの。じゃ」スタスタ

キョウヘイ「なっ……何だよっ、あいつ!」

アクロマ「まぁまぁ、私はキョウヘイ君が一番可愛くて見ていて面白いと思いますよ」モグモグ

キョウヘイ「褒められてねぇ! あともの食いながら喋んなよ!」

464: ◆nIESo90.aY 2014/03/17(月) 22:13:34.46 ID:qFiLTvX30
*とてつもなく遅いヒント*
なるべく沢山の人と会話して、複雑に絡み合う関係を出来るだけ理解しよう!


キョウヘイ「立食会って食べるためにあるんじゃないっすよ」

アクロマ「なんですって……!?ではなぜ立食で立話ではないのですか!?」

キョウヘイ「いや知らねえよ……」

このバカを構ってる暇は無い。他の誰かと話をしたいけど……
他の人も結構話し相手見付けてるみたいだな。乱入するのもいいかもしれないが。
……ん? レッドさん、顔色が悪いような……気のせいかな?

誰と話そう……

レッドとふひひマン カルムとセレナ サナ ハンサム ???1 コウキ

下2

465: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/17(月) 22:19:41.87 ID:RxWeExu30
レッドとふひ肥満

467: ◆nIESo90.aY 2014/03/17(月) 22:29:01.74 ID:qFiLTvX30
レッドさんの所に行ってみるか。あの嫌なオッサンもいるけど。

キョウヘイ「レッドさーん」

レッド「キョウヘイ……!」

ふひひマン「ふひ……じゃ、私はこれで」

俺が来たとたん逃げやがった。何なんだあいつ?
もしかしたらセクハラでもされていたのではないか。あのオッサンならあり得る。

キョウヘイ「レッドさん、変な事されませんでした?」

レッド「だ、大丈夫……ただ、その……何でもない」

キョウヘイ「……」

怪しい。普段は無表情ながらも元気なレッドさんが、こんな暗い表情をするなんて。
レッドさんに聞くべきか? そっとしておくべきか?
何て言おう……

1、あのオッサンとどういう関係なんすか? 2、顔色悪いですけど、大丈夫ですか?

下2

472: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/17(月) 22:34:21.26 ID:RxWeExu30
ピザwwww安価は1

475: ◆nIESo90.aY 2014/03/17(月) 22:41:40.36 ID:qFiLTvX30
やっぱり単刀直入に聞いてみるしかない。何事も正直にが俺の座右の銘だ。

キョウヘイ「あのオッサンとどういう関係なんすか?」

レッド「……聞いてくれる?」

キョウヘイ「モチのロンっす!」

レッド「あの人……うちの会社のお得意さんなんだけど……変なことしてきて」

キョウヘイ「変なこと?」

レッド「……セクハラ、みたいな」

やっぱり! 俺の予想は的中していたようだ。
くそっ、許せん。許せんぞオッサンめ!

レッド「……それをばらしたら、会社の悪い噂を流す……みたいな」

キョウヘイ「はぁ!? 噂は普通に否定すりゃいいじゃないすか?」

レッド「あの人……結構顔が広いし、信憑性があって……」

キョウヘイ「な、何て奴……! 俺がぶっ飛ばしてきましょうか!?」

レッド「い、いいよ……聞いてくれて、少し楽になった」

確かに、レッドさんの表情は少し柔らかくなった気がする。
この選択は正しかったようだ。

レッド「じゃあ……僕、厨房行ってくる。楽しんでね」

キョウヘイ「はーい!」

478: ◆nIESo90.aY 2014/03/17(月) 22:45:50.91 ID:qFiLTvX30
あのオッサンは悪い奴だったようだ。俺の予想は当たった。
その問題のオッサンは……いない。何処に行ったのか? まぁいいか。

キョウヘイ「……まだ食べてたんすか」

アクロマ「ただ食べていた訳ではありませんよ。食べながらキョウヘイ君の写真を」

キョウヘイ「撮るな!!」

こいつがいたら油断出来ない。この場に関してはこいつに期待は出来ないな。
他の誰かと話すか。誰と話そう……

キョウヘイ「……あの人、誰だっけ。見たことあるんだけどなー」

サナとカルム トウコ コウキ シルバー ???1 ハンサム

下2

480: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/17(月) 22:47:13.53 ID:U4hw9+ml0
シルバー



次回 レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだポケモンのままです) 後編