前回 【魔法少女まどかマギカ】俺「安価でワルプルギスの夜倒す」part7

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 22:54:33.27 ID:fbsFu9nn0
前スレ206から再開
屋上

俺「はぁ…。俺にだって力があったら、一緒にワルプルギスの夜って奴と戦うのに…」

まどか「大丈夫だよ。そんな心配しなくても」

俺「だってRPGでは勇者が死闘をして、最後の魔王を倒すのが普通だろ」

まどか「俺君知ら無いの?最近は女勇者だってあるんだよ?」

俺「なっ…!?」

まどか「ね?ほむらちゃん?」

メガほむ「あ、いえ…噂に聞いただけです…」

俺「なんだ。ほむらから聞いたのか」

メガほむ「え…えへへ…///」

俺「でもほむらだって、俺が主人公のように大活躍してカッコいい所見たく無いか?」

メガほむ「私は…別に…俺君が無事ならなんでも…///」

俺「ありゃ」

まどか「いいなぁほむらちゃん。恋する乙女だね。ティヒヒ」

メガほむ「ち、違います!私は…そ、その…」

俺「俺もほむらに恋してる」

メガほむ「あぅ…///」

まどか「いいなぁリア充さん。私にも将来そんな人現れてくれるのかなぁ~」

メガほむ「か、鹿目さんなら…。きっと…大丈夫だと、思います…///」

まどか「そうかな?ありがとう」ニコッ

俺(昨日俺でもできそうな事を、一生懸命一晩考えたんだが…)

俺(俺はまどかやマミさんの力にはなれなくても、そのワルプルギスの夜と言う奴が来る頃が分かっているなら、一般人のほむらなら県外へ避難させて守る事はできる筈…)

俺(どうするかな…)


1力になれ無いだろうが、まどかとマミさんの戦いを最後まで近くで見る(まどか、マミ。もしくは両方と因果を結べたりするが、俺多分死亡)
2まどかとマミさんを信じて避難所に居る(まどか敗北で俺、ほむらを庇って死亡確定)
3ほむらを連れて、念の為に県外に避難しておく(まどか、マミ敗北確定。メガほむ未契約END)

多数決下5まで

引用元: ・【魔法少女まどかマギカ】俺「安価でワルプルギスの夜倒す」part8 



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52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 22:54:49.80 ID:jespwGLB0
3

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 23:36:52.30 ID:fbsFu9nn0
ーー俺はまどかの覚悟には悪いが、ワルプルギスの夜が来る頃は念の為にほむらを連れて県外へ避難する事を決めた…

まどか「そっかぁ…。ほむらちゃんを連れて…。…うん。でも、それが一番良いよね」

まどか「大丈夫だよ。この町の平和は、私とマミさんが必ず守ってみせるから」

メガほむ「鹿目さん…」ウルッ

まどか「ウェヒヒヒ。泣く程の事じゃ無いよ。必ず勝ってみせるから、二人が帰って来たらまた会おう?」

メガほむ「うん。必ず…」ポロッ

俺「まどか。避難する俺が言える事じゃ無いが…絶対に死ぬんじゃ無いぞ…。頑張れよ」

まどか「うん…頑張る。あ、そうだ!二人が帰って来たらマミさんの家で祝勝会をあげようよ」

俺「祝勝会?」

メガほむ「スンッ…それは…?」グスッ

まどか「ワルプルギスの夜を撃退して、お疲れ様でした~って事でとびっきりの大きなケーキを買ってね」

まどか「皆んなで食べれたら幸せだなって」ニコニコ

俺「フッ…まどからしい…」

73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 23:42:06.82 ID:fbsFu9nn0
まどか「えー私らしいって何かなぁ?どちらかと言うと、私よりマミさんらしいじゃない?」

マミ「聞こえてるわよ。鹿目さん」スタスタ

まどか「あっ…ま、マミさん…ウェヒヒヒ」

俺「あっ…」

マミ「まったくもう…。私がそんなにケーキが大好きに見えるのかしら?」

まどか「い、いえ…マミさんの家行ったら、ケーキばかり出してくれるイメージ…と言うか事実があって…その…」モジモジ

マミ「フフ。冗談よ」

まどか「良かったぁ…」

マミ「でもそれは本当に良いアイデアね。祝勝会。開きましょうか皆んなで」

まどか「はい」

メガほむ「ありがとうございます」ペコリッ

俺「ケーキを用意する役目は俺に任せて下さい」

マミ「ええ。お任せするわね」

まどか「俺君…ほむらちゃん。私達はどんな事があっても友達だからね」ニコッ

メガほむ「勿論です…」

俺「ああ…」

マミ「えっ…私は?」

俺「勿論、マミさんも」

マミ「うふふ。ありがとう。祝勝会、楽しみにしてるわね」

俺「はい…」

まどか「私、頑張るから。2人の分も…絶対見滝原を守ってみせるから…だから絶対、また会おうね」ポロッ

メガほむ「はい…約束します…」ポロポロ

まどか「うん…」ポロポロ

俺「俺も…」

まどか「うん…。勿論、俺君も。ウェヒヒヒ」グスッ


ーーしかし、俺とほむらはまどかとマミさんにもう一度会う事は…二度となかった…

祝勝会は…開けなかった…

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 23:58:36.89 ID:fbsFu9nn0
見滝原市

キュゥべえ「最後はまどかが命を削りながら、ワルプルギスの夜を撃退したんだ」

キュゥべえ「全く、大した物だよ。鹿目まどか自身はそこまでの魔力を有して無いと言うのに撃退にまで追い込んで町を守ってしまうんだから」

メガほむ「鹿目さんは…どうしたの…?…」

キュゥべえ「まどかもマミも2人とも死んだよ。今はもう、この町には魔法少女は誰一人として居ない」

メガほむ「そん…な…うぅっ…グスッ…うっ…」ポロポロ

メガほむ「どう…して…。約束…したのに…うっ…」ポロポロ

俺「……。」

俺(キュゥべえって奴と話しているほむらの反応を見るに…まどかとマミさんは、見滝原を命を懸けて守って…死んで行ったのか…)

俺「まどか…」



まどか『ウェヒヒヒ。泣く程の事じゃ無いよ。必ず勝ってみせるから、二人が帰って来たらまた会おう?』

まどか『ワルプルギスの夜を撃退して、お疲れ様でした~って事でとびっきりの大きなケーキを買ってね』

まどか『皆んなで食べれたら幸せだなって』ニコニコ


俺(今考えれば…まどかにはこうなる事が予想できていたのかもしれない…)

俺(アレは俺達に気を使わせない為に…アイツなりの精一杯の笑顔だったのかもしれない…)ポロッ


まどか『私、頑張るから。2人の分も…絶対見滝原を守ってみせるから…だから絶対、また会おうね』ポロッ


俺「アレは…お前の遺言だったのか…?なぁ?まどか…」ポロポロ

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 00:11:48.28 ID:SaE82n820
見滝原市

メガほむ「あなたと契約すれば、どんな願いも叶えられるの?…」

俺「はっ…!?」

キュウべえ「そうとも。君にはその資格がありそうだ。教えてごらん。君はどんな祈りで、ソウルジェムを輝かせるのかい?」

俺「ほむら辞めろ!」ガシッ

メガほむ「ぁ…」

俺「お前はまどかの想いを無駄にするのか?まどかとマミさんが命を懸けて守ったこの世界を無駄にするのか!?」

メガほむ「でも…」ポロポロ

俺「まどかもマミさんも、お前が契約する事なんか望んでいない!!」

メガほむ「うっ…うぅ…」

俺「残酷な結末だけど…彼女達の頑張りを唯一知っている俺達が、2人の分まで生きて行くしか無いんだ…」ギュウッ

メガほむ「俺君……」ギュウッ

キュゥべえ「そうか。君は契約しなさそうだね」

メガほむ「うん…」ポロポロ

キュゥべえ「なら残念だけど僕は僕と契約してくれそうな子の元へ行くとするよ」

キュゥべえ「短い間だったけど、楽しかったよ。それじゃあね。暁美ほむら。多分もう会う事は無いだろうけど、そこの彼とお幸せに」スタスタ


ーーこうして、キュゥべえもまた俺達の前から姿を消しほむらは契約する事なく15年が経過した…

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 00:40:47.72 ID:SaE82n820
俺家

扉「」ガチャッ

子供「パパ…ダァ」

俺「はい。ヨチヨチパパでちゅよ~。帰りが遅くなってごめんね~」ガシッ

俺「ほら。ママにも挨拶しまちょうね~」スッ


ほむら遺影「」チ-ン


俺「……。」

子供「ママ…」

俺(ほむら…。今日はお前に報告がある…)



ーー中学2年の出来事から数年後、俺とほむらは高校を出て大学を卒業。俺は出版関係の仕事に就職
ほむらはあの日から俺と一度も喧嘩する事も無く大学卒業後そのまま俺と結婚し、病気がちなほむらは俺のお願いで仕事を辞めて専業主婦兼小説家の卵として頑張っていた

ーーしかし、元々身体の抵抗力が弱くて病気がちだったほむらは娘を1人産んでから直ぐ、重い肺炎を患ってしまい27と言う若さで俺と娘を置いて亡くなってしまった…

ーー俺はほむらを治すには、最早キュゥべえの力を借りるしかないと探し回り、佐倉杏子と言う知人の魔法少女の力を借りて、ようやく見つけたキュゥべえによると、既にほむらには魔法少女としての才は無くなっているらしく諦める他無かった…



俺(……ほむら。あの日、お前が残して行った1冊の小説)

俺(あの時、俺達の前に現れた俺達の一生の友達。鹿目まどかを主人公とした物語【魔法少女まどかマギカ】)

俺(…あの本。大ヒットしてアニメ化する事になったんだ…。もしかしたら映画化もするかもしれない)

俺「お前が俺と娘に遺してくれた財産だな…。いや、お前とまどかか?」

子供「あ?」

俺(ほむら…。俺はお前の残した子を必ず立派な子に育て上げてみせる…)

俺(だから俺がそっちへ行くには後50年くらい先になるかもしれんが、まどかと一緒に天国から見守っていてくれ…)

メガほむ『頑張って…』

俺「ああ…」コクッ

子供「ここ…。白…ぬいぐうみ…」

俺「……えっ!?」


END

95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:03:32.55 ID:SaE82n820
メガほむ未契約END


1最初からする(キャラチェンジ可能、難易度変更可能)
2好きな場所から始める(難易度変更可能)
3もうまどマギ辞める



多数決下7まで(単発不可)

96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:03:50.57 ID:WiOt6MXR0
2

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:07:32.50 ID:SaE82n820
好きな場所から始めます
難易度は…


1このまま(現在選択肢ベリーイージー&コンマベリーイージー)
2変える

多数決下5まで

109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:08:29.89 ID:Rlci9C650
1

113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:11:01.97 ID:SaE82n820
このまま行きます
好きな場所から始めます


3回指定が被った場所から再開(単発不可)

123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:27:45.43 ID:SaE82n820
前スレ560から再開
俺家
俺部屋

メガほむ「俺君。もうすぐでワルプルギスの夜が来るね…」

俺「ああ。予定じゃ俺とまどかが死ぬ日だっけ?…」

メガほむ「うん…」

俺「新たな魔法少女は?」

メガほむ「前に頼みに行った時は断られちゃった…」

俺「ううむ…」

メガほむ「……。」

メガほむ「前に話した魔法少女が魔女になるって奴、覚えてる?…」

俺「ああ。アレな」

メガほむ「話したんだけど、巴さんも、鹿目さんでさえも信じてくれなかった…」

俺「そうか…」

メガほむ「むしろ話したからこそ、皆んなちょっと考え込むようになっちゃって弱体化してしまったかも…」

俺「…流石に自分達がいつか災厄を振り撒く側になるなんて急に言われても信じられないよな」

メガほむ「うん…」

俺「ほむらは大丈夫なのか?」

メガほむ「私は…俺君がいるから、魔女になんかならないって頑張れるよ?…」

メガほむ「でも鹿目さんと巴さんは…」

俺「……。」

俺(問題を先延ばしにしているだけのような気もするが……とりあえず、もう直ワルプルギスの夜が来る日か)

俺(4人目の魔法少女も一緒に戦ってくれたら良いが…)


コンマ下二桁
51以上さやか無しでも杏子参戦した(ワルプルギスの夜撃退のチャンス)
50以下杏子、さやか無し+正義の味方ごっこしてる3人とは組めなかった(ワルプルギスの夜敗退濃厚)

安価下

124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:28:02.80 ID:i9bwYj1Mo

128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:33:47.06 ID:SaE82n820
コンマ80(杏子参戦)
4月30日
ビル内

ワルプルギスの夜「アハハ!ア-ハッハッハッ!」

巨大ビル「」ビュ--ンッ

巨大ビル「」ドガ-ンッ

俺(結局、4人目の魔法少女は協力してくれ…ほむら、まどか、マミさん、佐倉杏子と言う4人で戦う事になったが…)

キュゥべえ「厳しいだろうね。暁美ほむらがマミとまどかに真実を伝えてしまった為に、今の2人の戦いには迷いがある」

俺「…。」

キュゥべえ「そして時間操作の魔法を使える暁美ほむらも武器は爆弾しか無い為に、ワルプルギスの夜に対して有効打が少ない」

キュゥべえ「佐倉杏子が来てくれたとは言え、勝率は半分も無いんじゃないかな?」

キュゥべえ「ギリギリで余計な一言が仇となってしまったようだね」

キュゥべえ「まぁ僕としては、暁美ほむらや佐倉杏子は兎も角マミもまどかも魔女化して、エネルギーに変換してくれるならこの戦いがどちらが勝ったとしても都合が良いんだけど」

キュゥべえ「おっと。君も行ってしまったか」

キュゥべえ「分かってる癖に。結局、運命はそう簡単には変わらないんだよ」

129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:38:58.60 ID:SaE82n820
見滝原市

雨「」ザアアア

まどか「はっ!」ビュ--ン

使い魔達「キャハハハ!」

マミ「くっ…」ダァンダァンダアンッ

使い魔達「」グシャッ

マミ(私達もいつか、本当にこうなると言うの…?)

使い魔達「キャハハハ!」

マミ(なら今、私達が命を懸けて戦っている意味なんて…)ビュオッ

杏子「そらっ!」ブウンッ

使い魔「」グシャッ

杏子(なんだよアイツら。協力を持ちかけといててんでやる気を感じない)

杏子(マミだって私が来てやったのに、どうでも良さそうだし本当に勝つ気あんのかよ?)ビュオッ

まどか(本当に私達が魔女になるとしても、私は最後までこの町を守り抜きたい…だから…)ビュ--ン



メガほむ「えいっ!」ポイ-ッ

爆弾「」ドガ-ン

メガほむ(鹿目さんも巴さんもいつものように動きにキレが無い。私が余計な事を伝えたから…?)

メガほむ(佐倉さんも来てくれたとは言え、これじゃあ…)カチッ

巨大ビル「」ヒュ-ンッ

メガほむ「はっ!?」カチッ

メガほむ(えっ!?ど、どうして!?時間操作が…)

巨大ビル「」ゴオオオッ

メガほむ「あ…」


コンマ下二桁
メガほむ(さやかに武器嫌味補正無し)(10%)+マミ弱化(15%)+まどか弱化(5%)+杏子(20%)+マミ&まどかタッグ(10%)+メガほむ&まどかタッグ(10%)-ワルプルギスの夜(50%)+ベリーイージー補正(20%)
00覚醒した俺がワルプルギスの夜撃破(全員生還)
61以上ワルプルギスの夜撃退(メガほむ、まどか、杏子のみ生還。次々に魔女化END)
60以下ワルプルギスの夜相討ち(俺死亡、マミ死亡、まどか魔女化。メガほむ。ほむらになる)

安価下

130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 01:40:01.88 ID:q5LAMFnc0

143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 02:17:15.84 ID:SaE82n820
コンマ88(00変換。俺覚醒)
見滝原市

巨大ビル「」ドガ-ンッ

メガほむ「えっ…?…」

マミ「何…?」

杏子「な、なんだ…ありゃぁ…?…」

まどか「俺…君…?…」



見滝原上空

ワルプルギスの夜「アハハ!ハ-ハッハッハッ」

俺(この力…は…?)スゥゥ…

俺「……。」シュウウッ

俺(そうか…。それが救いだってのか……)

俺「俺は…。俺と言うこの器は…君達魔法少女の因果を全て受け止める為に…」

俺「何処か遠い、違う時間軸の未来の俺が、そう契約したのか…」

俺「はぁ…。なら…仕方ないな…」

ワルプルギスの夜「アハハ!ハハハハ!」

俺「もういい。もう誰も恨まなくていい」

俺「誰も、呪わなくていいんだ…。そんな姿になる前に、俺が君を受け止めてやるから…」右手スッ

ワルプルギスの夜「」バクンッ

ワルプルギスの夜「アハハ!ハハハハ!」



メガほむ「ど…どう言う事なの…?俺君が手を翳しただけで、ワルプルギスの夜が崩壊して行く…?」

俺「ごめんほむら…」

メガほむ「えっ…?」

俺「俺は君とは…いや、君達と生きる事はできない…」

メガほむ「な…何言って…?急に…そんな…」

俺「他の世界の俺が、俺と言う存在を概念と化してしまった…」

メガほむ「概念ってそんな…嘘だよね…?…」

俺「……。」フルフル

メガほむ「いや…行かないで…」ポロポロ

俺「ごめん…。でも…行かなくちゃ…」サラサラ...

メガほむ「いや…いやだ…」ポロポロ



マミソウルジェム「真っ黒」

俺「マミさん…」

マミ「俺…君…?私、本当に魔女に…」

俺「大丈夫…貴女は魔女になんかなりません…」スッ

マミ「えっ…?」

俺「貴女達の祈りを、絶望で終わらせたりしません。貴女達は、誰も呪わない、祟らない」

俺「因果は全て俺が…」スッ

マミソウルジェム「」シュウウゥ…

マミ「ぁ…」ポロポロ

147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 02:30:20.08 ID:SaE82n820
見滝原市

俺「まどか…。は未だ大丈夫だな…うん。良かった」スッ

まどか「俺君…どう言う事なの…?」

まどか「私達…魔女になるんじゃ…?」

俺「いや…魔女になると言う法則は違う時間軸の俺が書き換えたみたいだ…」

まどか「えっ…?」

俺「俺と言う存在自体を…引き換えにして…」

まどか「う…嘘…だよね…?…」

俺「いや、今の俺のには分かる…」

まどか「そんな…ほむらちゃんどうするの…?」

俺「それはまどか。友達で幼馴染で親友で恋人で許嫁でもあるお前に頼みたい…」

まどか「何言って…?私達は…」

まどか「でも無理だよ!そんな…投げっ放しで私に頼むなんて…」

俺「すまない…。俺にはやる事ができてしまったんだ…」

まどか「嫌だよ…」

俺「どちらにせよ…。俺は消えて無くなる…。皆んな忘れ去って行く…」

まどか「忘れないもん…。私は…スンッ…絶対に…うぅっ…」ポロポロ

俺「あぁ…。まどかやほむらがこっち側に来る時、いつかきっとまた会えるから…」

俺「だから…少しだけお別れだ…」

俺「…ほむらの事、本当に頼むぞ。アイツ直ぐ変態になったり、パンツ盗んだり、監禁したり道を踏み外すから、まどかも気をつけるんだぞ」ナデナデ

まどか「うぅっ…あぁぁぁっ…」ポロポロ

俺「それじゃぁ…」サラサラ...

まどか「こんなの無いよ…俺君1人が犠牲になれば済むなんて…こんな結末無いよ…」ポロポロ


ピカ--ンッ


148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 02:49:42.53 ID:SaE82n820
ーーこうして魔法少女の法則は違う時間軸の俺の願いにより突然未来、過去全ての世界が書き換えられ、俺と言う存在は概念と化してしまった…
まどかでさえも、誰も概念と化した俺の事を覚えてすらいない…



ーーしかし、時間遡行者。暁美ほむらだけは違った
宇宙の法則が書き換えられて尚、気合いと執念とド●●●根性により俺と言う存在を忘れる事なく覚え続け…



ほむらソウルジェム「真っ黒」

俺「ほむら…久しぶりだな…」ス-

ほむら「俺…君…」

俺「待たせたな。今度こそ、ずっと一緒に居よう…」ス-

ほむら「……。」

ほむらソウルジェム「」スッ

ほむら「…ええ。待っていたわ。貴方が来るこの時を…ずうっと、待ち続けていた」スッ

俺手「」ガシッ

俺「えっ?…」

ほむら「もう離さない。貴方は一生私の中で夫婦生活を営むのよ」ニヤッ

俺「おまえっ…!?円環の理を拒む気か!?やめろ!そんな事をしたら…」ググッ 

ほむら「フフフ…」ガシッ

俺「やめろ!俺が…裂けてしま…あっ!!」

バリッ


ーーこうして、円環の理を奪われた俺はほむらによって更に宇宙の法則を都合の良いように書き換えられ、ほむらの再び作り直した世界に閉じ込められてしまうのだった…


特殊END

155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 03:03:02.94 ID:SaE82n820
唐突な円環の理END


1最初からする(キャラチェンジ可能、難易度変更可能)
2好きな場所から始める(難易度変更可能)
3もうまどマギ辞める


多数決下7まで(単発不可)

157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 03:03:31.81 ID:njK9qBSnO
2

161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 03:08:18.13 ID:SaE82n820
好きな場所から始めます


3回指定が被った場所から再開(単発不可)

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 08:26:41.27 ID:SaE82n820
前スレ581からスタート
俺部屋

ベッド「」

俺「はっ…!」パチリッ

俺「誰かが、泣いていたような気がしたが……」

俺「夢オチか…?」

窓「」バサッバサッ

俺「あれ?…俺窓開けっ放しで寝たかな…?」スタスタ

窓の下「」

ほむら「…。」

俺「…ファッ!?」ドキッ

ほむら「…。」

俺「ふ、不審者…?いや、女の子…?…」

ほむら「今度こそ絶対に…貴方を、助け出してみせる…」

俺「えっ?」

ほむら「貴方が生きてくれるなら…私は…」

俺「な、何言って…」

シ-ン

俺「…?」

俺「アレ?な、なんだ?瞬きした瞬間に消えてしまった…」

俺(夢…?気の所為…?なんだったんだ…)

俺「それにしても…可愛かったな…」ドキッドキッ

俺「夢の続き見よ」バサッ



鹿目まどか(因果の関係でボーナス)
コンマ下二桁
00!?
81以上俺達は両想いでラブラブだ(初期好感度10)
56~80親曰く俺達は許嫁らしい…(初期好感度9)
26~55家が隣の幼馴染だ(初期好感度6)
25以下異性だがクラスの中でもそこそこ話す仲だ(初期好感度4)

安価下

26以上でまどか契約前からスタート

190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 08:27:14.20 ID:E1exe4Ft0
ほい

193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 09:01:47.84 ID:SaE82n820
コンマ20
病院前

俺「うぅ…熱上がって来たかな…?」スタスタ

俺(風邪引いたのが学校始まる前で良かった…)

俺「……。」ズルッ 

パキイ-ンッ

俺(何の音だ…?気の所為か…)

俺(さっさと家に帰って薬飲んで滋養しよ…)スタスタ



屋根の上

シュタッ

ほむら「……。」ファサッ

ほむら(…俺君発見。これより追跡を開始する)

ほむら「…これは俺君の警護をしてるのであって、ストーカーでは無い筈」


まどか初期好感度4
コンマ下二桁
41以上魔女の結界に脚を踏み入れたが、まどかに助けられた(まどか好感度+1)
6~40普通に家に帰宅した
5以下銀髪の魔法少女が俺を見ていた

安価下

194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 09:02:27.48 ID:r1ut4wcgO
ふむ

195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 09:35:56.77 ID:SaE82n820
コンマ48
橋の上

俺「…コホッ…ゴホッ」

俺(あー。しんどい…寒気もして来た…)スタスタ

結界「」グワア-ンッ

俺「お?なんだ…?」

道「」ゴゴゴゴゴ

俺「やっぱ熱上がって来たのかな…?道がグニャグニャして…」

俺「あ…」

結界「」パキ-ンッ

ほむら「はっ!俺君が!」

ほむら(私の出番だわ。待っていて)ピカ-ン



結界内

俺「…これなにさ?もう熱とかそんな事より、全然現実世界とは懸け離れた場所に来ちゃったんだけど」スタスタ

俺「俺、本当は帰り道で倒れて、今は夢でも見てるとか…?」スタスタ

俺「…。」ツネリッ

俺「いてっ!…あらら。現実だ…なら出口は…?」キョロキョロ

俺「と言うかここ何処なんだ…?」

俺「…ん?なんだあれ?」

使い魔達「」ワシャワシャ

俺「う……なんなんだ?ゾンビ…?気持ち悪い…」

使い魔達「」ワシャワシャ

俺「お、おい…来るなよ…」ズズッ

使い魔達「」ワシャワシャ

俺(ま、マズイ…。捕まったら殺される…)

俺「逃げ…」ザッ

使い魔「」ガシッ

俺「あ…」

使い魔達「」ワシャワシャ

俺「う…うわぁぁぁぁっ!?」

矢「」ビュ-ンビュ-ン

使い魔達「」バシュバシュバシュデ

俺「……え?」

「大丈夫?俺君?」

俺「ぁ…お前…?まどか…?」

まどか「ウェヒヒヒ。いきなり秘密がバレちゃったね」

まどか「でも新しいクラスの皆んなには、内緒だよ」ビュ--ン

使い魔達「」グシャグシャグシャ



俺の危機を助けに現れた少女は、去年も同じクラスで仲の良かった友達…鹿目まどか
印象としては去年は自分に自身の無かった彼女だったが…春休みデビューでも果たしたのか、今は超イケメンになり頼もくなって俺の前に現れた…

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 09:59:07.81 ID:SaE82n820
結界内

まどか「はっ!」シュ-ンッ

俺「まどかは…いったい…」

キュウべえ「彼女は、魔法少女。魔女を狩る者さ」

俺「魔法少女…?…」

俺「というかなんだお前は…喋るウサギ?…」

キュゥべえ「ウサギじゃなくて、僕はキュゥべえ」

俺「…は?」

使い魔達「」グシャッ

まどか「あ、アレ?」

俺「あ…」キョロキョロ

結界「」ス--

俺「元に戻って行く…?」



橋の上

キュゥべえ「残念だったねまどか。魔女は逃げてしまったよ」

まどか「あぁ…残念…」

俺「逃げた?」

まどか「うん。実は私もさっき契約したばっかりで、未だよく分かんないけど、魔女と言うのを倒さなきゃいけないみたいなの…」

俺「そうなんだ…。俺はもっと分からんけど…」

まどか「ウェヒヒヒ。ごめんね巻き込んじゃって。でも初陣で友達を守る事ができて良かったよ」ニコッ

俺(今のがまどかの初の戦いだったのか…)

キュゥべえ「それにしても君、凄まじい素質があるね」

俺「え?」

キュゥべえ「良かったらまどかにも説明不足だったから説明が必要だし、君も含めて改めて魔法少女について説明するよ?」

まどか「俺君も魔法少女の才能があるんだ…?」

俺「……。」


1話も聞きたいし、家に呼んで詳しい説明を受ける(魔法少女まどかルート。俺が契約を結ぶかは未だ未定)
2…今日はありがとう。よく分からないけど、俺しんどいから帰るわ(ほむら転校時期から再開)


多数決下5まで

まどかの好感度が5に上がった

198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 10:02:34.02 ID:E1exe4Ft0
2

202: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 10:22:38.23 ID:SaE82n820
橋の上

俺「…今日はありがとう。よく分からないけど、俺しんどいから帰るわ」

まどか「あっ、そう言えばマスクしてお薬持って…風邪?」

俺「うん。そうらしい」

まどか「そっかぁ。うん…じゃああまり無理させない方が良いよね」

俺「ああ…すまん…」

まどか「ううん。私こそ、ごめんね。でも俺君が助かって良かったよウェヒヒヒ」

まどか「私は1人でも大丈夫だから、俺君もちゃんと病気治して、また新学期始まったら会おうね」ニコッ

俺「ああ。それじゃ。よく分かんないけど、まどかも頑張って」クルヌ

まどか「うん。新学期始まったら、また宜しくね」ニコッ

まどか(よーし。この調子で頑張ろう)グッ




ほむら「…まさか、こんなに早く俺君が魔法少女と接触するなんて驚いたわ」

ほむら「何だったら一人で不安そうなまどかに魔法少女としてのイロハを、私がドヤ顔で登場して教えてあげようと思ったけれど…」

ほむら「俺君が魔法少女に興味無さげだから無理ね。ごめんねまどか」

ほむら「私は俺君の監視…じゃなくて警護を離れる訳にはいかないから」

207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 10:53:41.04 ID:d7X5U3grO
見滝原市

俺「うおおおぉっ!寝坊!寝坊!」自転車シャカシャカシャカ



ーー俺の名前は俺。中学2年
学業や運動等で特に何か秀でている訳でも無く、特殊能力なんてもっての他、極々普通の中学生…の筈なんだが



俺「はっ…あれ!?ぶ、ブレーキが効かない!?わあぁ!?」

電信柱「」

俺「…。」

俺「……。」

俺「……??」パチリ

俺「あ、アレ?当たって無い…?」

自転車「」

俺「どうして?…完全に制御不能だったのに…」

俺「また、俺なんかやっちゃいました…?って奴か…?」

俺「…とりあえず、この自転車はもうダメだな」ガシャンッ

俺「…ここに置いて、後は徒歩で向かうとするか」タッタッタッ




見滝原中学「」キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

俺「ふぅ。なんとか間に合ったか…」

俺(ここは俺が通う市立、見滝原中学校)

俺(4月。クラス替えも終わり、イジメなども起きず無事に皆んなが新しいクラスのメンバーとも馴染んで来た頃だ)スタスタ

俺(しかし今朝のアレは、またなんだったんだろ…)スタスタ

俺(基本的に自分の立ってる位置が変わったり、こけそうになった筈がピタっと立ってたり…)

俺(部屋の中にいつのまにか誰かが入った形跡があったり、ずっと使い続けていた枕が何故か突然無くなったり…)

俺(…最近俺の周りでは、不可解な事が一日で2~3回は起きる)

俺(前に会ったキュゥべえと言う奴も言っていたが、俺の中には凄まじい才能があるらしい。それが何か関係しているらしいんだろうか…?)

208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 11:04:54.08 ID:d7X5U3grO
教室

扉「」ガラッ

俺「おはよう」スタスタ

さやか「おーっす」

中沢「よう俺。今日ウチのクラスに転校生が来るらしいぞ?」

俺「……転校生?もう新学期始まって少し経つのに、この時期にか?」

中沢「そうらしい。しかも無茶苦茶美人らしいぞ」

俺「美人なんだ?そりゃあ期待が持てそうだな」

俺(コイツの名前は中沢。一応俺の友達らしい)

俺(本当は俺よりも現在入院中の上条と仲が良いと噂されているが、まぁそんな事はどうでも良いだろう)

まどか「あ、おはよう俺君」

俺「ん?」クルッ

まどか「今日の朝、自転車通学しようとしてたよね?」

俺「う…」

まどか「あまり無茶な事しちゃダメだよ?」

俺「ああ。分かってるよ」

俺「しかしまどか。アレからー」

まどか「あ…」シッ

俺「え?ああ…」

まどか「ウェヒヒヒ」ニコッ

俺(こうしてまどかが普通に登校して笑っている所を見ると、彼女は魔法少女として無事上手くやって行ってるんだろう)

さやか「なんだ。なんだぁ?秘密の密会かぁ?さやかちゃんも混ぜろって」スタスタ  

まどか「あ、さやかちゃん」

俺(この青いのは美樹さやか…俺とは…)


(因果2)
コンマ下二桁
00実は付き合って長く、もう何度も身体の関係もある(好感度10+俺の精神年齢が大幅上昇)
91以上俺達は付き合っている(好感度8)
71~90さやか「実は告白の隙を伺っていてたりする」(好感度7)
40~70間違った事はしっかりと違うと言ってくれるクラスメイトだ(好感度5)
11~40下の名前で呼び合うそこそこ仲の良いクラスメイトだ(好感度3)
10以下只のクラスメイトだ(好感度1)


安価下

209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 11:05:39.59 ID:uFoj63qDO
えい

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 11:14:33.28 ID:d7X5U3grO
コンマ59
教室

俺(間違った事はしっかりと違うと言ってくれる、まどかと同じ親友に近い何かだ)

さやか「で、何の話をしてた訳?」

俺「別に何も…な?」

まどか「うん。だね」

さやか「そうやってまた二人は私を仲間外れにするー」

さやか「さてはアンタ達、春休みの間に…」

まどか「ち、違うよぉ!///」

俺「何を勘違いしてるのやら…」

さやか「もう隠すな隠すな」

まどか「はぁ…」

俺「馬鹿だな。コイツ…」

さやか「馬鹿とはなんだー」

扉「」ガラッ

早乙女「はーい。ホームルーム始めるわよ。皆んな席に着いて~」

まどか「あ…それじゃ、またね。俺君」スタスタ

さやか「またな~俺」

俺「ああ。またなまどか」

さやか「あれ?私には?」

俺「…本気で気持ち悪いぞ?」

さやか「おい!」

212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 11:22:31.78 ID:d7X5U3grO
教室

早乙女「それでは今日は転校生を紹介します」

俺(あ、そうだ。確か美人の転校生が来るんだったか)

和子「じゃ、暁美さん、いらっしゃい」

扉「」ガラッ

ほむら「…。」スタスタ

さやか「うお、すげー美人!」

まどか「わぁ…」

俺(まどかやさやかが声を上げるのも仕方ないくらい、想像より遥かに美人な転校生が、そこにいた)

ほむら「…。」スタッスタッ

俺「…。」

俺(…アレ?…この子…うん?気の所為か?)

和子「はい、それじゃあ自己紹介いってみよう」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」ペコリ

早乙女「暁美さんは心臓の病気でずっと入院していたの」

早乙女「久しぶりの学校だから色々と戸惑う事も多いでしょう」

早乙女「皆んな助けてあげてね?」

ほむら「…。」 チラッ

俺「ん?」

早乙女「それじゃあ暁美さんの席は…そこの中沢君の隣ね」

ほむら「はい…」スタスタ

俺「…。」



1夢の中で会ったような…?(俺がまどか系に)
2ハクションッ!(俺が病気系に。巻き込まれ率超減少)
3ふーん、●●●じゃん(俺がクール系に)
4転校生…まぁ別に関係無いや(俺が素朴な人間に)


多数決下5まで

214: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 11:24:36.80 ID:esqSUU0n0
3

223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 11:58:03.20 ID:d7X5U3grO
昼休み
教室

中沢「なぁ転校生…ヤバくね?」チラッ

俺「暁美ほむらだったっけ?」チラッ

中沢「俺達にとっては手の届かない存在なんだろうな」

俺「……。」ジッ

俺(暁美ほむら…)ジッ




女子A「暁美さんって、前はどこの学校だったの?」

ほむら「東京の、ミッション系の学校よ」

女子B「前は、部活とかやってた?運動系?文化系?」

ほむら「やって無かったわ」

女子C「すっごいきれいな髪だよね。シャンプーは何使ってるの?」



ほむら「ごめんなさい。何だか緊張しすぎたみたいで、ちょっと、気分が。保健室に行かせて貰えるかしら」ガタッ

女子A「え?あ、じゃあたしが案内してあげる」

女子B「あたしも行く行く」

ほむら「いえ、おかまいなく。係の人にお願いしますから」スタスタ



まどか「あ、私だ」ガタッ

さやか「えっ?ちょっとまどか?」

まどか「ごめんさやかちゃん。暁美さん。私が保健係なんだ」スタスタ

ほむら「…。」

まどか「保健室、案内するよ」

ほむら「いえ、鹿目まどかさんはお友達とお話ししていた最中なのでしょう?」

まどか「え?」

ほむら「そっちの暇そうにしている彼に頼むわ」チラッ

中沢「わっ…お、お前…ご指名だぞ…」

俺「……。」

俺(ふーん…)

ほむら「俺君?貴方、男子の保健係でしょう?鹿目さんは忙しいそうだから、良かったら貴方が保健室まで案内してくれないかしら?」ジッ

まどか「あ、あの…。別に私…」

俺「……。」



1…ふーん。やっぱり君、●●●なんだね。いいよ、連れて行ってあげる(最終的に屋上へ連れて行かれて押さえ付けられ、更に無理矢理性格改変させられてしまう)
2女子の保健係はまどかだから。俺が君を連れて行くのはおかしいんじゃないかな(ほむら、キャラ被りに困惑)
3君、何か俺に用がある訳?それならここで言ってくれないかな?(ほむら、クールを装って返すも内心傷付く)

多数決下5まで

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 12:01:30.49 ID:NPcX8X4V0
2

232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 12:21:55.21 ID:d7X5U3grO
教室

俺「女子の保健係はまどかだから。俺が君を連れて行くのはおかしいんじゃないかな?」

ほむら「鹿目さんは今、お友達とお話しの最中だったのよ?貴方はか弱い女の子の為に、自分が代わって行動してあげようと言う気は無いのかしら?」

俺「…ふーん」

ほむら「これで連れて行ってくれる気になったかしら?」

俺「やっぱり分かってないね」

ほむら「え?」

まどか「えっと…?」

俺「まどかの性格的に、むしろ好意を無下にして俺が連れて行く方が、自分が嫌われちゃったのかなって気にする方が強いよ?」

ほむら「……。」

まどか「あ…えと…その…」

まどか「暁美さんが、俺君が良いなら私は…それでも…」

俺「俺も君がどうしてもって言うなら、俺が連れて行っても良いけど?」

ほむら「…。」チラッ

女子達「あっ…」ジッ

ほむら「…。」チラッ

男子達「…。」ジッ

中沢「ぅ…」

ほむら「…そうね。じゃあ鹿目さんにお願いするわ」スタスタ

まどか「う、うん。行こっ暁美さん」スタスタ

俺「行ってらっしゃい」

ほむら「……。」

ほむら(今回の俺君。なんなのかしら…?いつもの素直な俺君は何処に…)

ほむら(まるで今の私の鏡を見てるみたいで話しにくい…。同族嫌悪とはよく言ったものだけど、どうしたら良いのかしら…)




中沢「お、お前…あんな美人のお誘い蹴って良かったのか…?」

俺「だって俺が連れてったら、まどかが折角先に気を利かせて先に声を掛けたのに惨めになるじゃん?」

中沢「いや、だけどさ…」

俺「そんな事より早く昼食食べてテニスしよう」

中沢(転校生も変わった奴だけど…こいつもあんな美人の子の誘い蹴るとか相当変わった奴だな…)

238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 12:46:47.52 ID:d7X5U3grO
教室

先生「じゃあこの問題やってもらおうか」

ほむら「はい」カキカキ

俺「…。」ジッ

生徒達「オオ-…」

完璧な解答「」

ほむら「…。」

先生「す、凄いな…。入院中にちゃんと勉強していたんだな…」

ほむら「いえ…」スタスタ

まどか「すごーい…」

俺(…俺も解けてたんだけどな。まぁいいか)



運動場

パ-ン

ほむら「…。」タッタッタッタッバッ

高跳び「」ピョ-ン

ほむら「…。」ストッ

先生「け、県内記録じゃないの?これ」

まどか(アレ?今、暁美さんから魔力を感じたような…?)



中沢「おいおいなんだアレ…文武両道才色兼備…。パーフェクトヒューマンか?」

俺「さぁ」

中沢「はぁ…お前本当に興味無いんだな」

俺「そんな事より、少しでも良い結果が出せるように集中してるだけだ」

俺「そして次、お前なんだぞ」

中沢「あ、やべっ!」



パ-ンッ   

俺「はぁッ…はぁッ…」

中沢「6秒7…はえー…」



ほむら「…。」ジッ

ほむら(…なるほど。ここの俺君は、私には及ばないけどなかなか運動神経は良いみたいね)

ほむら(フッ…だいたい接し方を理解して来たわ)

249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 13:33:49.03 ID:d7X5U3grO
放課後
テニスコート

ポ-ンッ

俺「ッ…」ブウンッ

ポ-ンッ

ほむら「…。」ジッ

俺「フンッ!」ブウンッ

ポ-ンッ

ほむら「…。」ジッ

俺「…。」スト-ンスト-ン

ほむら「…。」

俺「…あのさ。昼間も思ってたけど、君何か用?」ブウンッ

ポ-ンッ

俺「ずっと背後から見られてると気が散るんだけど?」スト-ンスト-ン

ほむら「…いえ、今日は部活動は無い筈なのに一人でやってるだなんて意外だなと思っただけよ」

俺「あっ…そう!」ブウンッ

ポ-ンッ

ほむら「…。」

俺「他人なんてどうだって良いよ。やりたいからやる。それだけだ」スト-ンスト-ン

ほむら「…フッ…そうね。他人なんてどうだって良いわね」

俺「…。」

ほむら「ずっとサーブの練習ばかりしても、つまんないでしょう?」

ほむら「良かったら私、貴方の相手になってあげても良いけど?」スタスタ

俺「へえ…自信があるんだ?」

ほむら「ええそうね。私…悪いけど貴方より強いわよ」女子テニスユニフォーム姿

俺「……。」

俺(今日転校してきたばかりなのに、その服何処から調達してきた…)


1いいよ。入りなよ(コンマ判定へ)
2…悪いけど俺、もう帰るから(結界に巻き込まれなければ自由行動へ)

多数決下3まで(単発無し)

251: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 13:35:46.11 ID:esqSUU0n0
1

260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 14:08:41.94 ID:d7X5U3grO
テニスコート

俺「…。」スト-ンスト-ン

ほむら「…。」スッ

ほむら(テニス…やった事は無いけど、ルールは把握したわ)

ほむら(要は相手の陣地にボールを返せば良いのでしょう?)

俺「…行くよ」スト-ンスト-ン

ほむら(…魔法少女に勝つつもりなのかしら?)

俺「フンッ!」ブウンッ

ボ-ル「」ビュオオオオッ

ほむら「…!」タッタッタッ

ほむら(とらえたわ!)スッ

ボール「」シュルルルルッ

ほむら「あっ…!?」ブウンッ

スカッ

ボール「」シュルルルッ

網「」ガシャンッ

ボール「」コロコロ…

俺「15-0」スト-ン

ほむら(今、ボールが反対方向に…)

ほむら(なるほど…。そんな技もあるのね…。面白いわ…)スッ

俺「次、行くよ」スト-ンスト-ン

ほむら(次こそ必ず…)

俺「やぁっ!!」ブウンッ

ボール「」ビュオオオッ

ほむら「…!」タッタッ



コンマ下二桁
00ほむらが時間停止を使ってインチキして来てもゾーンで全て返り討ちに(俺、全国へ)
71以上俺「まだまだだね」(ほむら、この俺君もアリかもと思い出す。俺結界に巻き込まれる確率が減る)
31~70ほむら、インチキ無しで戦い良い勝負に
30以下俺、ほむらの時間停止によりボッコボコにされる(ほむら、勝ったので調子に乗って何でもしてくるようになる。俺、更にほむらが苦手になる)

安価下

261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 14:09:44.95 ID:XS2edL3pO
おりゃ

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 14:50:33.32 ID:d7X5U3grO
テニスコート

ポ-ンポ-ン

ほむら「フッ…フッ…」ブウンッ

ボール「」シュルルルルルッ

俺「ダァッ!」ブウンッ

ボール「」ポ-ンッ

ほむら「ッ…!」タッタッタッ

俺(こいつの動き……!それなら…)タッタッタッ

ほむら「えぃっ!」ブウンッ

ボール「」シュルルルッ

ほむら(貰ったわ…いや、俺君は…)
 
俺「ッ…!」ズザザッ

ほむら「打球の下へスライディングでいったい何を…」

俺「ドライブB…」ビュンッ

スコ-ンッ

ほむら「…!」

ボール「」タタンッ 

ほむら「あ…」

俺「これでゲームセット」

ほむら(負けた…?魔法少女の私が…?)

俺「君、普通の女の子の動きじゃ無いね」

ほむら「えっ…」

俺「魔法少女なんだろ?」

ほむら「どうして…」

俺「だけどテニスを舐め過ぎ…」

俺「まだまだだね」

ほむら「…!」ドキッ

ほむら(今回は嫌な俺君だと思っていたけど…この俺君はこの俺君で…ちょっとアリかもしれない…)ドキッドキッ

279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 15:29:50.04 ID:d7X5U3grO
テニスコート

俺「それじゃ俺帰るから、後片付け宜しく」スタスタ

ほむら「えっ…?」

俺「負けたんだから当然でしょ?」

ほむら「待って。私は貴方に話が…」

俺「それは俺に勝ってから言いなよ」スタスタ

ほむら「くっ…」

俺「それじゃ」ガラッ

ほむら「…はぁ」

ほむら(スポーツを通してなら話せるかと思ったのだけど、完敗してしまったら何も言えないわ…)

ほむら(インチキ無しで、私が俺君に勝てそうなスポーツ…)

ほむら「……。」

ほむら(あれ?何も無い…)

ほむら「いつもの俺君なら、きっと今の私の姿を見たら可愛いって褒めてくれるのに、それも無い…」女子テニスコスプレ

ほむら「……。」

ほむら(いえ…諦めるのは未だ早いわ私。次こそは必ず…)スツ

テニスボール「」ガシッ




屋上

マミ「あの子が鹿目さんの言ってた魔法少女の子?」ジッ  




ほむら「こうだったかしら?…ドライブB?」ズザザッ

ほむら「はっ…!スコートが!?」ビリッ

ほむら「…。」ガ-ン



まどか「はい。多分…」

マミ「今の所は至って普通の、健気な女の子にしか見えないけど…」

まどか「ウェヒヒヒ…。そうですね。俺君も、ちょっと女心分かってなさ過ぎかな?…」

マミ「魔法少女が普通に恋して、スポーツして青春して…」

マミ「あの子、本当に魔法少女なのかしら…?悩みとか無さそうだわ」

まどか「う、うーん…」

まどか「もうちょっとだけ観察してみます…」


ほむら「ほむほむ…。さっきの俺君のサーブはツイストサーブと言うのね」携帯ポチポチ


まどか(それにしてもほむらちゃん。可愛いなぁ…)

283: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 16:24:15.66 ID:d7X5U3grO
次の日
昼休み

女子達「」ヒソヒソ
男子達「」ザワザワ

俺「…。」

ほむら「…。」

俺「…ねえ。何なの君?」

ほむら「私、こう見えて負けず嫌いなのよ」

俺「…だから何?」

ほむら「今日こそ貴方を倒して、このクラスの1位の座を勝ち取るわ」

俺「……。」

ほむら「テニスでは勝てなかったけれど、バスケなら勝てる気がするの」

俺「バスケ…」

ほむら「かと言って、1対1じゃつまらないわ」

ほむら「自分の選んだ相手と組んで、2on2で勝負なんてどうかしら?」

俺「…。」

ほむら「勿論私はまどかと」

まどか「ふぇ!?わ、私…?」

さやか「なんか勝手に巻き込まれちゃってる…」

俺「おい…お前…」

ほむら(そうよ。魔法少女2人相手では流石に勝てないでしょう?)ニヤッ

俺(せこい奴…。勝てれば何でも良い主義か…)

まどか「え、えっと…」

ほむら「どうかしら?もしかして逃げるとか言わないでしょうね?」

俺「……。」


1いいよ。相手してやる(仲間選択へ)
2どうして俺がお前に付き合わなきゃいけないんだ…(中沢とテニスへ)

多数決下3まで(単発無し)

471: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 20:09:38.83 ID:d7X5U3grO
教室

俺「いいよ。相手してやる」ガタッ

ほむら「フッ。受けたわね」ファサッ

俺「…ああ」

まどか「あ、あの…。大丈夫?俺君?」

俺「大丈夫。こいつには昨日テニスで完勝した」

俺「それに、例えテニス以外でも負ける事は無いさ」

まどか(それは見てたから知ってるけど…)

ほむら「だったら、勝った方は負けた方に何でも命令できる事にしましょうか?」

俺「別に良いけど、負けてから後で今の無しとか言うなよ」

ほむら「ええ。勿論言わないわ」

ほむら「私をどう扱おうと貴方の勝手」

まどか「ふぇ…私も?…」

ほむら「大丈夫よまどか。絶対に負ける事は無いから」

まどか「う、うん…」

ほむら(この戦いは本気出す…。そして、俺君を…)

まどか(なんか…。不穏だなぁ…)



俺「……。」

俺(…とりあえず俺も仲間を選ぶか)

俺(魔法少女2人相手にしても大丈夫そうなパートナー)チラッ

女子達「」ヒソヒソ
男子達「」ザワザワ

さやか「アタシ。アタシ自身あるぜ」b

中沢「な…何でもして…良い…?」ゴクリッ

俺「…。」


1じゃあ運動神経良さそうなさやかで
2女が男に勝てる訳無いだろう(中沢)
3…まどか。俺は公平な戦いがしたい(マミさん)
4一人で余裕


多数決下5まで(選んだ相手は好感度上昇。単発不可)

472: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 20:11:54.61 ID:TGglabZi0
3、俺君かっこいいな

485: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 20:27:00.22 ID:d7X5U3grO
体育館

マミ「ねえ。これはいったい…?」

まどか「すみませんマミさん。でも公平な戦いをするなら、やっぱりマミさんが最適かなって…」

俺「まどかが選んだって事は、アンタも魔法少女なんでしょう?」

マミ「え、ええ…。そう…だけど…?」

俺「ここに魔法少女が3人揃ったんだ。これで公平に戦えるな」

ほむら「…そうね」ファサッ

まどか「ああ…もう自分から認めちゃうんだほむらちゃん…。ウェヒヒヒ…」

マミ「やっぱり貴女も魔法少女だったのね」

ほむら「……。」

ほむら(くっ…。巴マミを呼ばれるとは予想していなかったわ…)

ほむら(…だけど、俺君を手に入れる為には、この戦いは絶対に落とす訳にはいかない)

マミ「暁美さん…だったかしら?貴女は魔法少女としてのー」

俺「魔法少女がどうとか今はどうでも良いんですよ先輩」

マミ「…えっ?」

俺「要は勝った方が勝者、親分。それで良いんだよな?」

ほむら「そうね。簡単な話よ。分かっているじゃない」

まどか「あはは…」

まどか(変な所で通じてる…)

マミ「……。」

マミ(もしかして本当に私がおかしいのかしら…?)

俺「こいつ、そろそろ何してくるか分からないので頼りにしていますよ。先輩」

マミ「え、ええ…。分かったわ」コクッ

マミ(ちょっと生意気だけど、頼られて悪い気はしないわね。期待に応えて頑張りましょ)

ほむら「まどか。ゴールは全て私が決めるから、まどかはタイミングよく私にパスを渡してくれたら良いから」

まどか「う、うん…。頑張るね…」ドキッドキッ

俺「時間的にルールは20点先取。ジュースは無しだ」

ほむら「ええ。いいでしょう」

486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 20:28:42.71 ID:d7X5U3grO
体育館

俺「それじゃ、先行は貰うぞ」ダ-ンダ-ン

ほむら「ええ。どうぞ」

マミ「…。」ジリジリ  

まどか「…。」ドキッドキッ

俺「…よし。行くぞ」ダ-ンダ-ン

ほむら「…。」ズズッ

俺(ここで一度、フェイント入れて…)スッ

ほむら「…。」ピクッ

俺「それ!」ダッ  

ほむら「甘いわ!」カット

俺「あっ…!」ベシッ

ほむら(何度もワルプルギスの夜と戦い、極限まで鍛え抜いた私の動体視力を舐めないで欲しい)タッタッタッ

バスケットボール「」トンットンットンッ

まどか「あっ、取ったよ!ほむらちゃん!」ガシッ

俺「させるか!」ダッ

まどか「あっ…!」

ほむら「まどか!こっち!」タッタッタッ

まどか「うぇい!」ポイッ

俺真横「」ポイッ

俺「あ、クソッ!」

ほむら「ナイスパスまどーー」

マミ「させないわ!」ガシッ

ほむら「なっ…!?」

まどか「あっ」

俺「フッ。ワザと見逃したんだよ」

ゴール「」

マミ「ティロ・フィナーレ!」ダンクシュ-ト
 
ゴール「」ガコンッ

さやか「ピピ-」

俺「やるじゃん。先輩」スッ

マミ「フフ。俺君もね」パシンッ

まどか「ごめん…。ほむらちゃん…」スタスタ

ほむら「…いえ、計算内よ。焦らずやって行きましょう」

ほむら(フッ…一応未だ、秘策もあるから…)

489: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 20:30:25.44 ID:d7X5U3grO
体育館

俺「いけっ!」ポイッ

まどか「くっ…」バッ

ゴール「」スポッ

さやか「ピピ-」

スコア表「18-7」

マミ「ナイスゴール俺君」スッ

俺「残り2点。余裕っすね」パチンッ

まどか「はぅ…。俺君も止められなかった…」

ほむら「……。」

ほむら「大丈夫よまどか…」

まどか「えっ?」

ほむら「ここから、一気に巻き返すから」

まどか「う、うん。最後まで諦めず頑張ろほむらちゃん」

ほむら「ええ…」ニヤッ




マミ「さあ。行くわよ」ダ-ンダ-ン

ほむら「…。」スッ

マミ(暁美さんが相手…。でも、今の私のステップに着いて来れるかしら?)ダッ

ほむら「…。」ビュオッ

マミ「…えっ?」バシッ

まどか「取った!」ガシッ

俺「え!?何やってるのさマミさん」タッタッタッ

マミ「ご、ごめんなさい…」

マミ(今、暁美さんの動きが急に3倍くらいの速さに…?)

ほむら「まどか!」タッタッタッ

まどか「うん!」ポイッ

俺「させるか!」バッ

ボール「」ビュオッ

俺「うぇっ!?」

俺(…なんだ?今、ボールが加速したような)

ほむら「フッ…」ダンクシュ-ト

ゴール「」ガコッ

さやか「ピピ-」

まどか「やったぁほむらちゃん!」

ほむら「ええ。まだまだこれからよ」

俺「はぁ…クソッ…」

マミ「大丈夫。後残り2点。こちらは向こうより半分以上リードしてるわ」

マミ「気にせず行きましょ」

俺「ええ。分かってますよ」

ほむら「フッ…」ニヤッ

マミ「…?」

ほむら(…この戦いは負ける訳にはいかない。悪いわね)

521: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 22:17:53.45 ID:SaE82n820
体育館

ほむら「…。」ビュオッ

マミ「あっ!?」シュルッ

ゴール「」バサッ

さやか「ピピ-」

俺「ハァッ…ハァッ…。馬鹿な…」

俺(全てのシュートが、ほむらによって弾かれるし、ボールもいとも簡単に取られるようになった…)

スコア表「19-19」

まどか「すご~いほむらちゃん。アレから、ほとんどずっとこっちの連続ゴールだよ」

ほむら「ええ。これが本当の実力かしら?」ファサッ

まどか「後1点まで追いついたんだし、必ず勝とうね!」

ほむら「ええ。勝ちましょう」

マミ「気にせず行きましょう。こちらも1点取れば終わりなのよ」スタスタ

俺「…ええ。分かってますよ」ダ-ンダ-ン

ほむら(フッ…無駄よ俺君。誰も私の時間に入って来る事はできない)ピカ-ンカチッ

俺「」ピタッ

まどか「」ピタッ
 
バスケットボール「」ピタッ

ほむら「このまま一気に決めさせて貰うわ」スッ

ほむら脚「」シュルシュルシュル

ほむら「えっ…?」チラッ

リボン「」グイッ

ほむら「あっ!」ヒュンッ

「何かおかしいなと思っていたら、こんなズルしていたなんてね」ピカ-ンッ

ほむら「…。」キッ

マミ「これはどう言う事かしら?」

ほむら「……いったいいつから?」

マミ「さっき貴女のゴールをブロックしようとした時よ」

ほむら「ッ…」

マミ「これは時間操作の魔法かしら?」

ほむら「…。」

マミ「どうして貴女は、只のレクリエーションにこうも魔法を使ってまで、本気になるの?」

ほむら「っ…」スッ

バスケットボール「」ピタッ

マミ「くっ!」蹴り

バスケットボール「」ベゴッビュオンッ

ほむら「…どうあってもそのボールを渡さないつもり?」

マミ「これ以上ズルしてまで勝とうだなんて思わない事ね」

マミ「さもないと、私も本気を出してやらなきゃいけなくなる」

ほむら「くっ…」

ほむら「…。」スクッ

ほむら「…!」ビュオッ

マミ「…!」ビュオッ

554: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 22:52:42.40 ID:SaE82n820
停止時間内

マミ(銃を取り出した…!)ピカンッ

ほむら「ッ…!」銃ガッ

マミ「ッ…!」マスケット銃ガッ

ほむら「く…!」蹴りッ

マミ「あっ…!」マスケット銃ポイッ

マミ「ッ!」新しいマスケット銃「」ダァンッ

ほむら「はっ!」バッスカッ

ほむら(……遂に撃ったわね。ならこっちも遠慮無く行かしてもらうわ)ダァンッ

マミ「やっ…!」バッダァンッ

ほむら「ッ…」バッ

盾「」カチッ



体育館

俺「ん?え?ボールは!?手元から消えた…?」キョロキョロ

まどか「あ、アレ!?二人は!?えっ!?」

空中「」ガンッガンッ

照明「」バリ-ンッ

俺&まどか「えっ?」
 
盾「」カチッ

俺「」

まどか「」

582: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 23:53:18.24 ID:SaE82n820
停止時間内

ほむら「くっ!」銃ダァンッダァンッ

マミ「くっ…」タッタッタッ

マミ「お互いに動きの読み合いね。でも同じ条件で私に勝てる?」ダァンダァンッ

ほむら「根比べなら、負けないわ」ダダダダッ

マミ「っ…」スッ

マミ(ここには俺君と鹿目さんしか居ないとは言え、学校で戦場をこれ以上拡大させる訳にはいかない)ダァンダァンッ

マミ「一気に決めさせて貰うわよ!」シュルッ

ほむら「えっ?はっ…!」タタタタタッ


俺脚「」リボンガシッ

俺「ん?これは…?」キョロキョロ

マミ「俺君!ボールはそっちよ!走って!」ダァンダァンッ

俺「あ?あ、ああ!」タッタッタッ

ほむら「くっ…」盾カチッ

まどか「え?あ…え?」

ほむら「まどか!変身してゴールを!」

まどか「え?」

ほむら「早く!」ダァンッダァンッ

まどか「う、うん!よく分かんないけど…」ピカ-ン

バスケットボール「」ヒュ-ン

マミ「はぁ…はぁ…」カチャッ

ほむら「はぁ…はぁ…」カチャッ  

バスケットボール「」ヒュ-ンッ

俺「はっ!まどか!?」タッタッタッ

まどか「俺君!?」タッタッタッ

バスケットボール「」ドス-ンッ

俺「何が起きてるのか知らないけど、最後の1点は俺達が!」バッ

まどか「ううん!よく分かんないけど、私達が!」バッ

ゴール「」ドゴンッ

体育館「」ドガ-ンッ


コンマ下一桁
奇数俺、マミチーム勝利(ほむらorまどかになんでも命令できる)
偶数ほむら、まどかチーム勝利(ほむらは俺に、まどかはマミに命令してくる)

安価下

583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 23:54:01.50 ID:y079yhJmo
偶奇…

734: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 05:32:47.37 ID:7vCDYO8x0
コンマ偶数
体育館だった場所

マミ「…大丈夫?俺君?」

俺「…え?」ガバッ

俺「しょ…勝敗は……」

マミ「それは…」チラッ

俺「あ…」

ゴール「」
まどか「」ピヨピヨ

まどか手の中「バスケットボール」

ほむら「まどか!やったわ!」ギュウッ

まどか「ほ、ほえ…?ほむら…ちゃん?…」パチリ

ほむら「流石まどか。私がパートナーに選んだだけはあるわ」ギュウッ

まどか「ウェヒヒヒ…///」ギュウッ

マミ「でも暁美さん。こんなの卑怯でしょう?魔法少女の力を使うし、体育館は壊すし…私を殺す気だったし…」

まどか「…え?ほ…ほむらちゃん?」

ほむら「…それはそっちが最初に発砲して来たからでしょう?負けたからって、変な言いがかりはよして欲しいわ」ファサッ

マミ「そっちが最初にインチキしなければ、私だって」

俺「…やめてくれ先輩」スタスタ

マミ「俺君…?」

俺「最初に約束はしてた通り、負けは負けだ…。なんとなくコイツがインチキする事だって最初から分かってた」

ほむら「…。」

俺「だから先輩を呼んで対抗したんだが、最終的に俺はまどかに運の要素で負けてしまった」

俺「十分に勝てる見込みはあった。だが、負けたからって悔いは無い…。今回は完敗だ…」

俺「コイツと先輩が体育館をぶっ壊すのは訳が分からんが…」

ほむら「それは彼女がバカスカ撃つから…」

マミ「何言ってるの!?貴女でしょ戦場を拡大して行ったのは」

まどか「いや、ほむらちゃんもマミさんも悪いでしょ…」



体育館だった場所「」ガラッ

手「」ズボッ

さやか(ど…どうでも良いから…審判を務めてた私も助けなさいよ…)ピクピク…

735: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 05:33:36.74 ID:7vCDYO8x0
体育館だった場所

俺「それで…?アンタが俺達に命令したい事ってなんなの?」

ほむら「フッ…そうね…」

マミ「えっ?め、命令って…?」

まどか「すみませんマミさん…勝った方は負けた方に何でも言う事を聞かせられる事になってたんです…」

マミ「う、嘘!?私、そんな大事な事今更聞いたわよ!?」

俺「…ルールだからな。仕方ないね」

マミ「いやいや、仕方なくなんか無いわよ!私はそんな…」

まどか「だ、大丈夫ですマミさん。片方に一つずつなので、ほむらちゃんが俺君に命令した場合、私がマミさんになので変な事命令したりしませんから」

マミ「…本当?鹿目さん?」

まどか「はい」ニコッ  

ほむら「…。」

まどか「じゃあほむらちゃんから命令して良いよ…」

ほむら「ありがとうまどか」

まどか(やっぱりここは安定の俺君を選ぶんだよね?…)

ほむら「そうね…」

俺(何を命令されるんだろ…)

マミ(変な事されないわよね…?)

ほむら(変態加速中)
コンマ下二桁
71以上ほむら「むしろ、巴マミを監禁したい」(ほむら、まどか(弱化)、杏子、(もしかするとマミ弱化+)でワルプルギスの夜戦)
41~70ほむら「俺君の女になりたい」(ほむらの彼氏にさせられてしまう)
40以下ほむら「俺君を飼いたい」(監禁されてしまう。まどか(弱化)&ほむらでワルプルギス挑戦)

安価下

736: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 05:37:34.93 ID:Zwbnoqw2o
どういうことなのだ

738: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 06:18:19.48 ID:7vCDYO8x0
コンマ93(俺の代わりにマミ、監禁される)
体育館だった場所

ほむら「俺君をー」

俺「…。」

ほむら(…いえ、敢えてここは冷静に考えましょう。俺君に命令するつもりだったけど、思いがけず巴マミに命令する権利できる権利も手に入れてしまった)

マミ「良かった…」ホッ

俺「…。」ムスッ

ほむら(恐らくこの時間軸の俺君を無理矢理従わせて、私の彼とした所で残念だけど心までは従わす事はできない…)

ほむら(…そしてそんな形で付き合う事は私の望む形では無い)

ほむら(俺君もこの時間軸は魔法少女には興味無さげで、スポーツの方が好きと言う結論に至った…)

ほむら(だったらこの時間軸を捨て周回として、一つ試してみたい事がある…)

ほむら(魔法少女の真実を知れば、美樹さやかは論外としてまどかは泣くだけで耐えられる。佐倉杏子も割りと割り切れる)チラッ

マミ「鹿目さんは何を私に命令するのかしら…?」 

ほむら(だけど、これまで潔癖過ぎる生き方をして来た彼女だけは豹変し…)

ほむら(彼女さえ居なければ、3人は確保できる…。それでワルプルギスの夜に挑めれば…)

ほむら「…やっぱり辞めたわ」

俺「…ん?」

マミ「え?」

まどか「ほむら…ちゃん…?」

ほむら「私が命令するのは巴マミ。貴女よ」

マミ「…えっ?」

ほむら「私の命令は一つ。貴女…今日から私の家に住みなさい」

俺「…は?」

まどか「…あれ?」

マミ「…はい?」

ほむら「私だって本当は嫌だけど、どうしても仕方の無い事なの」

ほむら「勝者の命令は絶対だから従って貰うわよ」ブウンッ

マミソウルジェム「」ガシッ

マミ「いやぁぁぁぁぁっ!」

ほむら「大丈夫よ。まどかの面倒は後は私が見ておいてあげるから」

俺「…。」


ーーこうして、先輩はコイツに監禁されると言う形で俺達の前から姿を消してしまった

777: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 09:55:12.02 ID:7vCDYO8x0
俺家

俺(俺達4人は体育館を壊したとして、全員停学を食らってしまった)

俺(魔法少女達とバスケ対決しようとした俺も悪いが、とんだ災難だ)

俺(多分今頃まどかは母親にグーパンでもされてるんじゃないかな…)

俺(暁美ほむらが転校して来てから俺達はドタバタに巻き込まれてとんだ不幸である)

俺「外に行きたくても学校から自宅謹慎を命じられて、電話がかかって来るからな…」

俺「はぁ…。真面目に勉強しろって事か…」



ほむら家
地下

マミ「どう言う事なの暁美さん!?私にここに住めだなんて!」

ほむら「大丈夫よ。貴女のソウルジェムは濁らないように代わりに私が管理しといてあげるから、5月になったら解放してあげる」スッ

マミソウルジェム「」

マミ「返して!それ返してよ!」

ほむら「無理よ。5月になるまで待ちなさい」

マミ「くっ…なんなの…。どうして私がこんな扱いを…」

ほむら(…貴女の為よ)スタスタ


コンマ下二桁
71以上マミ、監禁され過ぎてほむらに恋をしてしまった(ワルプルギスの夜戦参戦)
70以下マミ、監禁されたまま(参戦無し)

安価下

778: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 09:57:39.50 ID:wFu3uD0+0
ヒューッ

781: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 10:28:35.68 ID:Pl5A+2O/O
コンマ50
数日後…
避難所

俺(どうやら見滝原にスーパーセルが接近しているらしく、俺達は避難指示を出された)

俺(暁美ほむらは何をしでかしたのか、自宅謹慎を平気で破りまくり…更に5月も殆ど謹慎する事が決まったらしい…)

俺(…アイツ学校舐め過ぎだろ。別に学校なんて行く必要無いって言うのか?)

俺(ならどうしてわざわざ転校して来たんだ…?)

俺(あの時、審判を務めていたさやかは身体の数カ所を骨折して入院中だからここに居ないのは仕方ないとして…)

俺(…あの問題児も、まどかも居ないのはどう言う事なんだ?)

俺(別の避難所に避難してるのか?)

風「」ゴオオオオッ

窓「」バンバンバン

俺「……。」

俺(…学校への登校が始まったら、俺…まどかに何命令されるんだろ)

俺(まさか、暁美ほむらみたいな事命令されたりしないよな…)

783: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 11:37:51.14 ID:607Kv0KTO
見滝原市

雲「」ゴゴゴゴッ
雷「」バチッバチチッ

まどか「あ…あのさ。ほむらちゃんこの前言ってた…魔法少女が魔女になるって話は…」

ほむら「事実よ。だから魔力の使い過ぎには注意して、戦いなさい」

まどか「うぅ…ほむらちゃんは…平気なの…?」

ほむら「ええ。私は魔女化しない自信がある」

まどか「…どうして?」

ほむら「コツは心を強く持つ事…そう愛の心よ」

まどか「あ…愛…?」

ほむら「そう…。たった一つ、自分の信じられる物が有れば人間ってね。なかなか絶望なんかしたりしないのよ」ファサッ

杏子「澄ました顔して、最後には愛と勇気が勝つ…なんて言うんだから信じられないよな本当」スタスタ

ほむら「遅かったわね…」

まどか「えと…」

ほむら「紹介するわまどか。彼女は佐倉杏子。ワルプルギスの夜の退治に参加してくれる魔法少女よ」

杏子「アンタがコイツの弟子って奴か。まっ、いっちょ宜しくな」

まどか「あ…うん…。一応…代理で…」

ほむら「まどか。今は色々考えるのは仕方無いとは思う」

まどか「……。」

ほむら「でも、強い心を持つ貴女ならきっとこんな問題乗り越えて絶望なんかに屈しないと信じてるいるわ」

まどか「うん…」

ほむら「とにかく今は、これから現れるあの魔女を倒す事に力を貸して欲しい」

ほむら「この戦いに負ければ、考える時間すら与えてくれる前に見滝原市が壊滅する」ピカ-ン

まどか「うん。そうだね」ピカ-ン

杏子「まっ、気楽に行こうぜ」ピカ-ン


ワルプルギスの夜「」ボウッ

784: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 11:41:49.96 ID:607Kv0KTO
見滝原市

ワルプルギスの夜「アハハハ!ウフフフ」

ほむら(…私は契約したばかりの昔と比べて遥かに強くなった)

ほむら(まさかの停学期間も有効に使って、武器回収に時間を割いて凡ゆる準備もした…)

まどか「アレが…」ドキッドキッ

杏子「はっ、面白ェ!」チャキッ

ほむら(今回は2人の頼れる仲間もいる…)カチッ

ほむら(もう、負ける要素は無いわ)

ロケットランチャー大量「」ガシャガシャガシャガシャッ


ワルプルギスの夜「アハハ!アハハハハ!」


ほむら「今度こそ、決着を付けてやる!」バッ



コンマ下二桁
ほむら(30%)+まどか弱(10%)+杏子(20%)+ほむら&まどか(10%)+ほむらバフ(5%)×3-ワルプルギスの夜(50%)
46以上遂にワルプルギスの夜撃破(ほむら、まどか契約時のマミ封じ&さやか封じを確信して更に時間遡行)
45以下敗退(ほむら。…やはりこの作戦は駄目だなと考え次の時間軸へ)

安価下

785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 11:42:15.21 ID:uGcmu389O

789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 12:07:35.23 ID:607Kv0KTO
コンマ21
倒壊したビル内

瓦礫「」ガラ...

ほむら「く…」ドクドク…

ほむら「これでも未だ…駄目なの…?…」ドクドク

ほむら(ワルプルギスの夜さえ倒す事ができれば…既に私だけ行方を眩ませ…)

ほむら(密かに時間遡行をして、次の時間軸で巴マミと美樹さやか。それぞれに先に手を打ち…俺君と幸せになる筈だったのに…)ドクドク

ほむら(私の欲望が先行し過ぎた所為なの…?)

ほむら(それとも…俺君と全く協力しなかったから…?)



まどか「これ以上先へは行かせないよ!」シュ-ンシュ-ンシュ-ン

ワルプルギスの夜「アハハ!アハハハ!」ドガ-ンドガ-ン



倒壊したビル内

杏子「おいアンタ。大丈夫かよ!?」シュタッ

ほむら「ッ…」

杏子「まさか予想してたよりも、こんなに手強いとはな…。グリーフシードの予備も尽きた…。こりゃあもしかしたら、もしかするかもな…」瓦礫ガシッ

ほむら「……。」ジッ


まどか「まだまだ!」シュ-ンシュ-ン

ワルプルギスの夜「アハハハ!」ドガ-ンドガ-ン


ほむら「…そうね。これ以上は見る必要は無いわ」スッ

盾「」カチッ

杏子「は?お前何言って…ここまで追い込んで諦めるのかよ!?」

ほむら「ええ。鹿目まどかが犠牲にならなくても…きっと、もっと良い方法だってある筈だから…」

杏子「どう言う事だよ?アイツが犠牲になるって?」

ほむら「大丈夫よ…。次の時間軸こそきっと…」


カチッ

791: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 12:31:52.46 ID:607Kv0KTO
俺部屋

ベッド「」

俺「はっ…!」パチリッ

俺「誰かが、泣いていたような気がしたが……」

俺「夢オチ…?」

窓「」バサッバサッ

俺「あれ?…俺、窓開けっ放しで寝たかな…?」スタスタ

窓の下「」

ほむら「…。」 ジッ

俺「…ファッ!?」ドキッ

ほむら「…。」 ジム

俺「ふ、不審…者…?いや、女の子…?…」 ドキッドキッ

ほむら「…お邪魔します」スタスタ

俺「…えっ?」

ほむら「前回の時間軸で俺君成分が足りないのよ。少し補給させてくれないかしら…?」モゾモゾ

俺「な、何言って…///」

ベッド「」モゾモゾ

ほむら「ウフフ…///」ギュウッ

俺(な…なんだ…?これ…?…●●?)

ほむら「ZZZ…」

俺「え?も、もう…寝ちゃった…?」ドキッドキッ

ほむら髪の毛「」スラッ

俺(なんなんだこの子…?でも…シャンプーの匂いか?良い匂いするな…///)スゥッ

ほむら(


ーーそして次の朝、起きるとその子は居なかった… 


俺「なんだ?夜中のは?俺の夢…?だったのか…?」

俺「それにしてもリアルな夢だったな…」ドキッドキッ



屋根の上

ほむら「…。」

ほむら「これで完全に補給はできたわ。この時間軸こそ、俺君を死の運命から救い出してみせる」グッ


鹿目まどか(因果の関係でボーナス)
コンマ下二桁
00!?
81以上俺達は両想いでラブラブだ(初期好感度10)
56~80親曰く俺達は許嫁らしい…(初期好感度9)
26~55家が隣の幼馴染だ(初期好感度6)
25以下異性だがクラスの中でもそこそこ話す仲だ(初期好感度4)

安価下

26以上でまどか契約前からスタート

792: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 12:32:08.68 ID:vcdP7OGRO

793: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 12:44:31.64 ID:607Kv0KTO
コンマ68
見滝原市
ショッピングモール

まどか「今日は買い物に付き合ってくれてありがと。俺君」スタスタ

俺「いや、構わないさ」スタスタ

まどか「ウェヒヒ///」

俺(この変わった笑い方をするクラスメイトの名前は…鹿目まどか)

俺(俺の同い年で、幼馴染で春からのクラスメイトで…更に、親が仕事の関係か何かで決めた許嫁らしい…)

俺(許嫁になったのは最近で、お互い緊張しているが…)

まどか「ふんふふーん♪」スタスタ

俺「なんだ?上機嫌だな」

まどか「うん。俺君と買い物、楽しかったなぁって///」

俺「そっか?」

俺(普通に可愛いし、誰よりも優しい。まどかみたいな子が許嫁相手なら俺だってアリだな…と思っている)

まどか「はい。じゃあ帰ろっ」ギュッ

俺「ああ」ギュッ

俺(多分、このまま行くと親が決めたように俺達はお互い高校卒業と同時に結婚するんだろうな…)

まどか「ウェヒヒヒ///」スタスタ

794: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 12:45:55.51 ID:607Kv0KTO
交差点前

まどか「そう言えば、こっちに行ったら私が密かに可愛がってる子猫がいるんだ」スタスタ

俺「ああ。エイミーだっけ?」スタスタ

まどか「うん。見ていく?」

俺「まどかが見ていきたいんだろ?」

まどか「ウェヒヒヒ。そうだよ」

俺「なら、未だ時間はあるし寄って行くか…って」

俺「ま、まどか!あの向かいにいるのって…!」


エイミー「ニャア!」タッタッタッ


まどか「え?…あ、だ、駄目!エイミー!危ないからこっちに来ちゃ!」

俺「ッ…!」ダッ


トラック「」ブ--
エイミー「ニャ-」


コンマ下二桁
91以上俺、エイミーを間一髪助ける(まどか、因果+2)
31~90エイミー、俺達の目の前で引かれる(まどか、因果+1)
30以下俺、まさかのエイミーの代わりに撥ねられてしまう

安価下

795: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 12:46:18.79 ID:lu6d00GaO
てい!

796: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 12:47:53.36 ID:607Kv0KTO
コンマ79(まどかの因果が2に上昇)
河川敷

俺(エイミーは即死だった……)

俺(俺達はなんとかエイミーの死体を近くの河川敷に運んだが…)

まどか「酷いよ…。こんなのあんまりだよ…」ポロポロ

俺「……。」

エイミー「」死体

俺「まどか…。せめて俺達の手で、エイミーの墓を作ってあげよう…」トンッ

まどか「うん…」ポロポロ


『僕ならその子猫を助けてあげられるよ』

まどか「誰…?…」

俺「なんだ?何処から声が…下…?うわっ…なんだこの…気持ち悪いの!?」

キュゥべえ「僕の名前はキュゥべえ」

俺「人の言葉を話す動物…?」

まどか「…貴方…なんなの?…」

キュゥべえ「鹿目まどか、そして俺」

俺「どうして俺達の名を…?」

キュゥべえ「鹿目まどか。僕、君にお願いがあって来たんだ」

まどか「お願い…?」

キュゥべえ「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ」

797: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 12:49:25.60 ID:607Kv0KTO
河川敷

まどか「魔法…少女…?…」

俺「なんだそれ?」

キュゥべえ「僕は、君達の願いごとをなんでもひとつ叶えてあげる」

俺「何でも…?」

まどか「エイミーを生き返らせる事も…?」

キュゥべえ「うん。なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」

俺「一度死んだ者さえ生き返らされるのか…」

キュゥべえ「でも、それと引き換えに出来上がるのがソウルジェム」

キュゥべえ「その石を手にしたものは、魔女と戦う使命を課されるんだ」

俺「魔女と戦う使命…?」

キュゥべえ「願いから産まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから産まれた存在なんだ」

キュゥべえ「魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望を蒔き散らす」

キュゥべえ「しかもその姿は、普通の人間には見えないから性質が悪い」

キュゥべえ「不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災いの種を世界にもたらしているんだ」

キュゥべえ「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を現さないからね」

俺「要するに奇跡を起こす代わりに、世に災いを撒く害みたいな物と戦って貰うって事か…」

キュゥべえ「まぁ簡単に言うとそうだね」

俺「正義のヒーローみたいな物か…?」

まどか「…。」

まどか「私、魔法少女になる」

俺「えっ?ま…まどか…?」

まどか「私…エイミーを生き返らせたい…」

俺「まどか…」


1今のまどかの気持ちを考えると、見ているしかできなかった (まどか契約。まどか(現在初期素質杏子並み)とパートナーになり、結界に挑んで色んな出会いや経験値を貯めて行く魔法少女まどかルート)
2絶対怪しい。やめとけまどかと説得する (まどか未契約。原作ルート。ほむら好感度-1)


多数決下5まで

801: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 12:53:54.48 ID:Zwbnoqw2o
1

804: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 13:15:36.21 ID:607Kv0KTO
河川敷

キュウべえ「契約は成立だ。君の祈りは、エントロピーを凌駕した」

まどか「あ…うぅっ…」ズボッ

まどかソウルジェム「」ストッ

俺「お、おい!?まどかは大丈夫なのか!?」

キュゥべえ「うん。問題ないよ。見てごらん」

俺「え?」

まどか「あ…」

エイミー「ニャ-」

まどか「エイミー!」ポロポロ

エイミー「ニャ-?」

まどか「良かった…良かった。エイミー!」ポロポロ

俺(死んでいた筈のエイミーは、本当に蘇った…)

まどか「グスッ...エイミー…スンッ…」ギュウッ

エイミー「ニャ-」

キュゥべえ「言っただろう?どんな奇跡だって起こせるって」

俺(本当に奇跡なんて存在するんだな…)

キュゥべえ「どうだい?君も僕と契約してみるかい?」

俺「え?」

まどか「俺君も…?」チラッ

キュゥべえ「因果の量が多ければ多い程魔法少女としての素質はあるんだけど」

キュゥべえ「何故だか分からないけど、君は凄まじい因果の量を背負い込んでいる」

俺「…俺が?」

キュゥべえ「ああ。それも一国の王や、救世主すらも遥かに凌ぐ」

俺「どう言う事だ…?」

キュゥべえ「本来は僕と契約できるのは第2次性徴期のまどか達
のような子が多いんだけど、君は特別と言う事さ」

キュゥべえ「君が僕と契約すればどんな途方も無い願いだって叶えられるだろうね」

俺「えっと…つまり俺が契約すればどうなるんだ?」

キュゥべえ「この地球上…いや、宇宙一最強の魔法少女…いや、魔法使いになるんじゃ無いかな?」

まどか「俺君が最強の…?」

俺「俺は…」


1じゃあ俺も契約してみようかな…?(目の前で突然キュゥべえが穴だらけになって死ぬ。まどかが怯える。契約しやすくなる)
2今は、未だいいや…(返事保留。キュゥべえが基本俺達と一緒に行動する)
3俺は現実に満足してる。契約する気は全く無い(契約完全拒否)


多数決下5まで

805: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 13:16:19.11 ID:DKINukccO
1

810: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 13:31:45.16 ID:607Kv0KTO
すみません。これも明記し忘れてました


1じゃあ俺も契約してみようかな…?(マミ遭遇時に好感度+2。ほむら仲間ルート消滅。織莉子遭遇率20%上昇)

2今は、未だいいや…(マミ遭遇時に好感度+1。織莉子遭遇率20%上昇。契約の可能性有り)

3俺は現実に満足してる。契約する気は全く無い(マミ遭遇時に好感度-1。さやかが契約した場合さやか好感度-1)


申し訳ありませんが
再び多数決下3まで

812: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 13:36:22.58 ID:93DI8m6r0
2

815: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 13:59:01.65 ID:607Kv0KTO
河川敷

俺「俺は…今は、未だいいや…」

キュゥべえ「そうかい?大抵の子は2つ返事なんだけどね」

俺「どんな途方も無い願いが叶うなんて言われたら、逆に今直ぐに叶えたい願いなんて見つからないし…」チラッ

まどか「あ…」

まどか「う、ううん。大丈夫俺君。私1人でも魔女って言うのと戦ってみせるからさ」

まどか「だからそんなに無理して願い考え無くても良いから。ウェヒヒヒ」

俺「ごめん…」

キュゥべえ「そっか。じゃぁ…」ピョンッ

俺肩「」スッ

俺「うおっ!?」

キュゥべえ「叶えたい願いが見つかったらいつでも言ってくれ」

まどか「あなた、ずっと私達と一緒に居るの?」

キュゥべえ「ううん。ずっとって訳じゃ無いけど、契約したばかりの君にだって色々と説明が必要だろ?」

まどか「あ…。うん…」

キュゥべえ「それにこうして近くに居れば君がいざとなった時は、最強の彼といつでも契約だってできる」

キュゥべえ「ね?便利でしょ?」

俺「確かに…」

まどか「私は何をすれば良いの?」

キュゥべえ「先ずは魔女を探しに行こうか。ソウルジェムの光が魔女の居場所を教えてくれる筈だよ」

キュゥべえ「色々と説明は移動しながらするよ」

まどか「分かった」

俺「まどかさえ良ければ、俺も力になれるか分からんが付いて行くよ」

まどか「ううん。本当は1人じゃ心細いから俺君が一緒に来てくれるだけで、すっごく心強いよウェヒヒヒ///」

俺「そうか。なら良かった」

キュゥべえ「じゃあ移動しようか」



ほむら(今回の世界では俺君がまどかの契約に立ち会った…。まどかが横に居れば、結界に誤って入っちゃっても大丈夫でしょうけど…。これは本当は私の役目。付いて行きましょう)スタスタ

816: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 14:14:46.28 ID:607Kv0KTO
橋の上

まどかソウルジェム「」ピコ-ンピコ-ン

まどか「…。」ドキッドキッ

キュゥべえ「結構近くなって来たね。この反応は魔女の物だ。気を付けて」

まどか「う、うん…」スタスタ

俺「魔女を倒したら落とすグリーフシードって奴…。それを回収しなきゃいけないのか」スタスタ

キュゥべえ「そうだね。ソウルジェムは魔法少女の魔力源と思ってくれたら良いよ」

俺「魔力源?」

キュゥべえ「魔法を使えば使う程、ソウルジェムには穢れが溜まって行く」

キュゥべえ「だけど、グリーフシードが有れば穢れを取り除く事ができる」

キュゥべえ「余裕なグリーフシードが有ればあるほど魔法を出し惜しみ無く使えるようになって、戦いは楽になって行くんだ」

俺「ふーん…」スタスタ

キュゥべえ「もっとも君が契約すれば、そんなグリーフシードの余分も関係無くデコピン感覚で魔女も倒せるようになるだろうけどね」

俺(そんなに強いんだ?俺…)

まどか「あっ…」ピカ-ンッ

キュゥべえ「ここだね。気を付けて」

俺「頑張れ。まどか」

まどか「…うん。頑張る」ピカ-ンッ

結界「」シュイ-ンッ

817: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 14:30:37.83 ID:607Kv0KTO
結界内

俺「…ここは?全然違う場所に来てしまった気がするけど」

キュゥべえ「これが結界の中だよ。奥へ進んで行けば、魔女が隠れている筈だ」

まどか「結界…」キョロキョロ

俺「あ、アレは…?」

使い魔達「」ワシャワシャ

キュゥべえ「アレが使い魔だよ。気を付けてまどか。来るよ!」

俺「アレが魔女の手下の…」

まどか(私の武器…弓なんだ。これで撃てば良いんだよね…)ギリギリ

使い魔達「」ワシャワシャ  

まどか「えいっ!」シュ-ン

使い魔達「」バシュバシュバシュッ

俺「おお!やった!まどか強い!」

まどか「ウェヒヒヒ…///」

キュゥべえ「未だいっぱい来るよ」

使い魔達「」ワシャワシャ

俺「わっ…」

まどか「大丈夫。だいたい分かって来たよ」ギリギリ

まどか「はっ!はっ!」シュ-ンシュ-ンッ

使い魔達「」グシャアッグシャアッ

俺「おおっ…!」

まどか「魔女は…」キョロキョロ

芸術家の魔女「」ドスンッ

まどか「あ、アレだね!」 

俺「デカッ!?」

キュゥべえ「使い魔とは比にならない強さだから気を付けて!」

まどか「うん!」ギリギリ

芸術家の魔女「」スッ

まどか「…あれ?」

俺「あ…」

キュゥべえ「残念ながら逃げてしまったみたいだ」

結界「」スゥゥ…

俺「魔女が逃げるなんて事もあるのか…」

キュゥべえ「あんまり無い例だけど、中には稀に居るんだ」

まどか「私がノンビリしてたからかな?…」

キュゥべえ「いや、初陣だったから仕方無いさ。未だ遠くには行って無いだろうから、追いかければトドメを刺す事ができる筈だよ」

俺「追いかければ…」


コンマ下二桁
36以上お腹が空いたので、一旦帰宅して作戦会議
35以下結界から出ると銀髪の魔法少女が此方を見ていた

安価下

818: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 14:33:51.08 ID:8t0m6ByrO

821: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 14:44:52.25 ID:607Kv0KTO
コンマ08
橋の上

結界「」スウゥ...

まどか「フゥ…あれ?あの子なんだろ…?」

織莉子「…。」

俺「あれ?白女の制服…?どうしてこんな場所に…」

織莉子「…。」チラッ

俺「それにしても、●でかっ!」

まどか「もう。どこ見てるの俺君…」

俺「いや、まどかとは比べ物にならないなと」

まどか「ふ、ふーん。私もまだまだ成長期だからこれから大きくなるもん」

キュゥべえ(彼女は…)

織莉子「…。」

まどか「というか…あ…。魔法少女姿見られちゃった…ウェヒヒヒ…///」



屋根の上

ほむら(初めて見る女ね…。俺君に何をして来る気かしら…?)


コンマ下二桁
00俺に一目惚れして求婚して来た
61以上未だ契約してなかったので、友達に(因果+1。織莉子好感度+3)
31~60急に変身して俺に襲い掛かって来たがまどかが助けてくれた(VS織莉子。撤退できれば以後は襲い掛かって来ない)
30以下急に変身して俺に襲い掛かって来たがまどかが助けてくれた(VS織莉子。撤退しても学校急襲戦有り)


安価下

822: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 14:48:08.65 ID:wFNu1b4w0
そいや

833: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 15:42:41.49 ID:607Kv0KTO
コンマ65(織莉子因果+1。好感度+3)
橋の上

キュゥべえ「やあ織莉子。久しぶりだね」

織莉子「……キュゥ…べえ?」

まどか「あれ?知り合いなんだ…?」

俺「と言うかキュゥべえの姿が見えてるって事は…」

キュゥべえ「ああ。美国織莉子。彼女も君と同じ魔法少女の素質を持つ子だよ」

キュゥべえ「まぁ今のところは契約も保留にされてる所だって一緒だけどね」

織莉子「…。」

まどか「そうなんだ」

俺「でもこの子…。ちょっと…」

まどか「うん…」

織莉子「…。」

俺&まどか(何処か壊れてる…)

織莉子「…。」

俺(凄い目が虚ろだ…)

まどか(何があったんだろう…。ここにも偶々歩いてたら来ちゃったって感じなのかな…)

俺「えっと…まどか。ちょっとその子見ててくれるか?直ぐ戻るから」

まどか「え?うん…分かった…」

キュゥべえ「どうするつもりだい?」

俺「ちょっとな…」タッタッタッ

835: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 16:04:08.39 ID:607Kv0KTO
橋の上

俺「まどか」タッタッタッ

まどか「あ、俺君…」

織莉子「…。」

俺「えっと…ほら。温かいココア買って来たんだ」スッ

織莉子「…。」

俺「こんな場所に居てたら、寒いだろうしちょっとは温まるんじゃ無いかなって」

俺「はい」スッ

ホットココア「」スッ

織莉子「あ…」スッ

まどか「ウェヒヒヒ。きっと温まるよ」ニコッ

織莉子「…。」ズズ

俺(良かった。ちゃんと飲んでくれた…)

織莉子「温かい…」

俺「そうか。良かった」

まどか「うん」

織莉子「スンッ…うっ…」ポロッ

俺「…え?」

まどか「…あれ?」

織莉子「ありがとう…。こんな…私の為に…」ポロポロ
 
俺(泣く程…?)

まどか「私の為なんて言っちゃダメだよ。織莉子ちゃん…だったかな?こんなに美人さんなんだしさ」

俺「ああ。オマケに●●●●も大きいし」

まどか「それは関係無いよ…」

織莉子「うっ…」ポロポロ

俺「何があったか分からないけど、何か悩みがあるのか?」

まどか「私達で良かったら相談乗るよ?」

織莉子「ううん…。ありがとう…」ポロポロ

俺「そっか…。えっと…じゃあこれ。俺の携帯の番号だ。もし何か話したい事とかあったら相談してくれ」スッ

織莉子「えっ…?」スッ

まどか「相変わらずお人好しさんだね」

俺「まどかだって俺の事言え無いだろ」

まどか「えへへ…///」

織莉子「ぁ…」

まどか「それじゃ、私達そろそろ行くから織莉子ちゃんも暗くなってお家の人が心配する前に帰った方が良いよ」ニコッ

俺「悩みは一人で抱ず吐き出した方が幸せだぞ。それじゃ」スタスタ

織莉子「ありがとう…」

織莉子「…。」

ホットココア「」

織莉子(あの事件があってから……誰かに優しくされたのはいつぶりだったかしら…)ポロッ

織莉子(あの二人…)


織莉子の好感度が3に上がった

837: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 16:29:43.38 ID:607Kv0KTO
俺家

俺「さっきの子、なんだったんだろうな」

まどか「うん。変わった子だったね」

俺「キュゥべえなら知ってるんじゃないのか?」

キュゥべえ「一応プライバシーがあるから、未だ契約していない子の情報までは渡せ無いよ」

俺「一応その辺ちゃんとしてるんだな…」

まどか「でもあの子の事見てたから魔女は完全に逃しちゃったし、陽も落ちちゃったね…。ウェヒヒヒ…」

キュゥべえ「日が変わった訳じゃ無いし、そう遠くまで行って無い筈だよ」

キュゥべえ「夜の間に追えば見つけられるかもしれない」

俺「夜か…。お腹空いたし、再開するなら一旦晩御飯食べてからだな」

まどか「うん。私も運動したからか、いつもよりお腹空いちゃった。えへへ」

キュゥべえ「今度こそ魔女と本格的な戦闘になる筈だ。心の準備の方はできてるかい?まどか?」

まどか「…うん。多分…。次は逃がさないよ」

俺「緊張は抜けて無いようだな…」

まどか「う、うん。それは未だね…。戦いなんて初めてだから…」

キュゥべえ「大丈夫。何戦かすればまどかもきっと立派な魔法少女になれる筈だよ」

まどか「そ、そうかな…ウェヒヒヒ///」

俺「…。」


1晩御飯食べたら、早速さっきの魔女を追おう(マミ仲間ルートorまどか単独ルート)
2一人で不安なら魔女退治へ行く前に先に魔法少女仲間でも、探してみるか?(ほむら仲間ルート)
3さっきの魔女は諦めて他の魔女探してみるか?(杏子ルートorゆま救出ルート。※中盤までまどか単独ルート)


多数決下5まで

838: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 16:30:48.23 ID:wFNu1b4w0

847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 17:05:40.00 ID:607Kv0KTO
俺部屋

俺「さっきの魔女は諦めて、他の魔女を探してみるか?」

まどか「え?他の魔女?」

キュゥべえ「せっかく魔女の結界を見つけたのに、勿体無いよ」

俺「だってさっきの魔女って逃げたじゃん?つまり、また逃げられる可能性だってある訳だろ?」

俺「他の魔女なら逃げられる可能性だって低いんだろ?」

キュゥべえ「それはそうだけど、あの魔女を放置しておくのかい?」

まどか「それは…」

俺「この町にもキュゥべえと契約した他の魔法少女は居るんだろ?そいつらがやってくれる」

俺「まどかは初陣なんだから、そんな逃げ足の速い魔女じゃなくて確実に逃げない魔女を討伐した方が良いと思うんだ」

まどか「うん…」

俺「じゃあ一旦晩御飯食べたら、また魔女探しを始めようか」

まどか「俺君も付き合ってくれるの?」

俺「勿論。許嫁だし当然だろ?」

まどか「うん///」



コンマ下二桁
71以上隣町まで行ったら、魔女の結界を見つけた(ゆま救出戦)
70以下隣町まで行ったら使い魔の結界を見つけた(杏子介入)

安価下

848: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 17:05:56.62 ID:UM967vbXo

858: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 20:42:05.22 ID:607Kv0KTO
風見野市

俺(俺達は他の魔女を地道に探しながら、隣町の風見野市まで来ていた)

俺「まどか。寒く無いか?」

まどか「うん。大丈夫だよ」スタスタ

俺(もう陽が沈んでかなり経つ。そろそろ眠くなって来たし、魔女探しは今日は切り上げて明日に持ち越しかな…)

まどか「あっ」

まどかソウルジェム「」ピカンッ

俺「結界?」

キュゥべえ「この結界は、多分魔女じゃなくて使い魔のものだね」

俺「手下の奴か」

キュゥべえ「ああ。倒したとしてもグリーフシードは落とさないよ」

まどか「でも使い魔だって人を食べる時があるんだよね…?」

キュゥべえ「そうだね。一応使い魔だって何人か人間を手に掛けると分裂元と同じ魔女に成長するよ」

まどか「人間を手に…なら放っておけないかな…」

俺「退治して行くのか?」

まどか「うん…」ピカ-ン

結界「」グウンッ



結界内

使い魔「」ワシャワシャ

俺「アレか」

キュゥべえ「油断は禁物だよ」

まどか「うん。分かってる…」ギリギリ

まどか「はっ!」パッ

弓矢「」シュ-ン

使い魔「」タッタッタッ

俺「あっ!逃げようとしてる!」

キュゥべえ「まどかの弓は自動追尾性能が付いている。幾ら逃げようとしても逃がす事は無いさ」

俺「随分便利な物付いてるんだな。なら普通に退治ーー」

槍「」キンッ
矢「」ベシッ

俺「えっ?」

まどか「あっ…」

使い魔「」タッタッタッ

「ちょっと。何処のどいつか知らないけど、人の縄張りで勝手に暴れんの辞めてくんない?」

俺「なんだ?」

まどか「えっと…」

使い魔「」タッタッタッ 

まどか「あぁ…まただぁ…。はぁ…また逃しちゃった…」

杏子「あんな稚魚やった所で意味無いっしょ」スタスタ

俺「まどかと同じ…」

キュゥべえ「佐倉杏子。ここは君のエリアだったのか」

杏子「一応ね。だからアタシの許可無く好き勝手しないで欲しいんだわ」

860: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 20:43:54.57 ID:607Kv0KTO
風見野市

まどか「でも今の使い魔放っといたら、誰かが殺されるんじゃ…」

杏子「ここはアタシの縄張りだ。だから使い魔をどうしようとアタシの勝手だよ」

俺(なんなんだこの魔法少女…?一般人が殺されても何とも思わないのか…?)

まどか「その…ごめんなさい…。私未だ契約したばっかりで縄張りとかそう言うの分からなくて…」ペコリッ

杏子「ああなんだアンタルーキーか。じゃあ今回はアタシの縄張りで下手な真似した事は特別に許してやるよ」

まどか「ありがとう…」

俺「彼女はベテランの魔法少女なのか?」

キュゥべえ「そうだね。素質としてはまどかの方が遥かに上だけど、経験を加算すればまどかの上を行くかもしれない」

俺「そうなのか…」

俺(今更知ったけど、まどかも結構因果って奴背負ってて、素質あったんだな…)

861: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 20:45:09.31 ID:607Kv0KTO
風見野市

杏子「ほら。魔法少女同士、余計なトラブルになるのはお互いゴメンだろ?今日は見逃してやるから、さっさと行きなよ」

まどか「あの…私グリーフシードって奴が欲しいんですけど…。そのっ…」

杏子「そりゃあ魔法少女皆んな欲しいよ。だから下手に奪い合いにならないように縄張りってもんがあるのさ」

まどか「…。」

俺「縄張り…」

まどか「じゃあえっと、誰の縄張りでも無い魔女の場所とか…知らない…かな…?」

杏子「そんなの知らないね。むしろそんな魔女が居るならアタシが狩りたいよ」

俺「夕方に遭遇した魔女は、結構違う意味でレアだったんだな…」

まどか「はぁ…。じゃあもう今日は遅くなっちゃったし、帰ろっか…」

俺「ごめんなまどか…。やっぱりあの魔女追ってたら…」

まどか「ううん…。いいの…」

まどか「私が最初にしっかりしてれば取り逃がさなかったし、こんな所まで来る事になんてならなかったから…」フルフル

杏子(ルーキーのヒヨっ子かぁ…。懐かしいなぁ)ジッ

俺「せめてこんな所まで来たんだし、ラーメン奢ってやるから、食って帰るか?」

まどか「ぁ…うん。ありがとう俺君」ニコッ

杏子「…。」


コンマ下二桁
71以上何故か気に入られたまどか。魔法少女としてのイロハを色々教えて貰える事に(まどかと杏子との間に因果ができる。杏子好感度5に上昇。魔女戦判定無し勝利に。グリーフシードストック2に)
31~70ラーメンを奢る事で翌日、まどかの初魔女退治に付き合ってくれる事に(杏子因果+1。杏子好感度4に上昇。魔女戦判定無し勝利に。グリーフシードストック1に)
30以下杏子(…まっ、アタシにゃ関係無い事か)(杏子好感度2に上昇。自力でグリーフシード探しに)


安価下

862: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 20:45:40.80 ID:DYlilhuQO
ふむ

875: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 23:00:21.49 ID:7vCDYO8x0
コンマ80
風見野市

キュゥべえ「そうだまどか」

まどか「えっ?」

杏子「ん?」

キュゥべえ「佐倉杏子に魔法少女として色々教わってみたらどうだい?」

杏子「ばっ…!?どうしてアタシがこんな奴の面倒見なきゃいけないんだよ」

まどか「お願い杏子ちゃん。私、貴女に迷惑かけないように一生懸命頑張るから…」キラキラ

杏子「うっ…や、やめろ。何も私のメリットがねえじゃねえか」

まどか「お願いします…」ウルウル

杏子「ッ…」

キュゥべえ「まどかの武器は魔女との戦いで、便利だよ。百発百中の精度を誇るからね」

俺(彼女のやり方にはちょっと疑問を覚えるが、ベテランで経験も豊富ならば、まどかの心配も減るか…。なら…)

俺「俺からも頼む…。代わりに飯奢ってやったりなんでもしてやるから…」

杏子「く…」

まどか「杏子ちゃん…。色々、教えて欲しいな…///」

杏子「うーーッ」

杏子「あー、もう分かったよ。アンタ、名前は?」

まどか「あ…私、鹿目まどか…」

杏子「ならまどか。明日の昼12時頃、そこの公園に来なよ。魔女の見つけ方や狩り方を教えてやる」

まどか「…!」

杏子「その代わり、アンタが一人前になったら終わりだ。それで良いな?」

まどか「やったぁ。ありがとう杏子ちゃん」ギュッ

杏子「よ、よせよ…。照れるじゃんか…///」ギュッ

杏子(チっ…柄にも無いな…ったく…)

杏子(はぁ…コイツがアイツと似てなけりゃ絶対断ったってのに…)

まどか「やったよ俺君。師匠ができた。ウェヒヒヒ」ニコッ

俺「ああ。やったな」

杏子「師匠ってなぁ…。マミじゃあるまいし…」

俺(フッ…。良かったな。まどか)

俺(一応、最初の方は俺も付き添うとするか)

876: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 23:02:07.01 ID:7vCDYO8x0
結界内

銀の魔女「」ドドドドドッ

杏子「チッ!かなり速い脚持ってるじゃないか!」タッタッタッ

まどか「私にまかせて!!はっ!」シュ-ンッ

銀の魔女タイヤ「」ベゴオッ

銀の魔女「」ツルッ

杏子「いいぞまどか!後は私に任せな!」シュインッ

まどか「うん!」

巨大槍「」ドゴッ

銀の魔女「」ドゴオッ

杏子「うっしゃあ!」ドウッ

銀の魔女「」ドガ-ン

まどか「やったぁ!勝ったね杏子ちゃん!」ギュウッ

杏子「お、おいまどか。はしゃぎ過ぎだっての///」

俺「見事だな」パチパチ

キュゥべえ「なかなか2人の息も揃って来たね」

キュゥべえ「まどかが杏子と組んでからは、取り逃がす事も無く、これで魔女戦は3戦3勝だよ」

俺「ああ。やり方はちょっとアレだけど、ちゃんと面倒見てくれて良い子だよ多分」

877: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 23:03:21.01 ID:7vCDYO8x0
風見野市

杏子「ほら。まどか」スッ

グリーフシード「」スッ

まどか「いいの?杏子ちゃん。私がまた貰っちゃっても?…」

杏子「アタシは未だ予備だって沢山あるし、今の魔女にだって殆ど魔力を消費してないからな」

まどか「そっかぁ。ありがとう」スッ  

まどかソウルジェム「」ズズッ

まどか「でもね…」スッ

杏子「あっ…!」

杏子ソウルジェム「」ズッ

まどか「一緒に倒したから、本当は一緒に使いたいんだぁ」ニコッ

杏子「あ…。あげるっつってんのに…本当馬鹿な奴だなぁ。まどかは」

まどか「ウェヒヒヒ。大丈夫だよ?未だもう一回使用できそうだし」ニコッ

杏子「ったく…」

杏子(はぁ…どこまでアイツに似てんだよコイツ)



俺「2人の仲も良好そうだな。一人前になるまでって言ってたのに春休み最終日まで付き合ってくれるんだから」

キュゥべえ「ああ。僕も驚いたよ。まさか杏子があんなにも心を許すなんてさ」

俺「そんなに不思議なのか?」

キュゥべえ「うん。もしかすると今のまどかに、亡くなった妹でも重ねているのかな?」

俺(亡くなった妹…?)


杏子「おーい俺。ラーメン食いに行くぞ~」

俺「え?ああ。はいはい」スタスタ

まどか「ごめんね。いつも」





ほむら「…。」ジッ

ほむら「まさか俺君とまどかが先に佐倉杏子と繋がりを作るなんて意外だったわ…」

ほむら「契約したまどかのコミュ力には見習うべき物があるわね…」


まどかと杏子は仲良くなりやすい因果ができた
まどかのグリーフシードストックが2に増加した

879: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 23:05:50.20 ID:7vCDYO8x0
ラーメン屋

杏子「明日からは見滝原に戻って魔女退治をするんだろ?」ズルズル

まどか「うん。一応学校があるからね…」

杏子「まどかなら衝突する事も無いとは思うけど、くれぐれもマミには気をつけろよ?」

俺「確か1学年上の先輩だよな?」ゴクゴク

杏子「ああ。アイツは強えーぞー」

まどか「杏子ちゃんはもう…。そのマミさんって人とは…」

杏子「…無理だよ。私はアイツとはもう袂を分かっちまった」

まどか「そうかな?ちゃんと話し合えば未だ…」

杏子「いいよもう。今更戻れねえし、こっちだって戻る気だって無いから」

まどか「はぅ…同じ魔法少女同士、皆んな仲良くできないのかな…?」

杏子「前にも言っただろ。皆んな、戦うに当たって信念を持って戦ってんだ」

杏子「それが合わない奴等は、どうあっても合う事がねえんだ」

まどか「うん…」

俺「…。」

俺(まどかだけは、誰とでも合いそうな気がするのは気の所為か?)

まどか「それじゃあ、また一緒に魔女退治しようね杏子ちゃん?」ニコッ

杏子「気が向いたらなー」

まどか「えー」

俺「俺の家にもいつでも遊びに来てくれて良いからな」

杏子「そうだな。未だバイオ2までしかクリアして無いし」

俺「ゲーム目当てかよ」

まどか「ウェヒヒヒ」


ーーそうして、隣町を縄張りをする一人のベテランの魔法少女と仲良くなって春休みは終わり、新学期が始まったのだった…


杏子の好感度が5に上がった

913: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 01:31:15.89 ID:C8BQd8oB0
見滝原市

俺(そう言えば最近…。俺の肩からキュゥべえ居なくなったな)スタスタ

俺(まぁ別にアイツが居なくなったからと言って、なんとも思わないんだが)

まどか「あっ。俺君だ。おっはよう~」タッタッタッ

俺「ん?おっ、まどか。おはよう。今日は赤リボンか」スタスタ

まどか「ど…どうかな?ママが選んでくれたんだけど…///」

俺「ああ。似合ってるぞ。流石詢子さんチョイスだ」

まどか「ウェヒヒヒ…///」

俺「でも良いのか?」スタスタ

まどか「ふぇ?」

俺「もうさやか達、この先で待ってるんじゃないか?急がないと?」

まどか「あっ、そうだった!それじゃ、また学校でね俺君!」タッタッタッ

俺「ああ」

俺(俺もあまりのんびりしてると、学校に遅刻するか。ちょっと急ぐとするかな?)

スタッスタッ

俺「ん?」クルッ

ほむら「おはよう」スタスタ

俺「あ…お、おはよう…」

俺(誰だっけ…?あれ?この子…どこかで…)


ほむら『前回の時間軸で俺君成分が足りないのよ。少し補給させてくれないかしら…?』


俺(もしかして、夢の中で一緒に寝てた子…?)

俺「いやいや、そんな馬鹿なな…」スタスタ

ほむら(俺君がこの日に自転車登校しないなんて珍しい…。100回に1回あるか無いかくらいじゃないかしら…?)スタスタ

ほむら(もしかしたら、この世界こそ私の果てしなく長い旅の終わりの世界になってくれるの…?)

ほむら(だとしたら盗んだ物の枕から時計、パンツ、他にも色々…ちゃんと返しておかないと…)



見滝原中学校「」キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

914: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 01:32:19.48 ID:C8BQd8oB0
教室

扉「」ガラッ

俺「おはよう」スタスタ

さやか「おーっす」

中沢「よう俺。今日ウチのクラスに転校生が来るらしいぞ?」

俺「……転校生?もう新学期始まって少し経つのに、この時期にか?」

中沢「そうらしい。しかも無茶苦茶美人らしいぞ」

俺「美人なんだ?そりゃあ期待が持てそうだな」

俺(コイツの名前は中沢。一応俺の友達らしい)

俺(本当は俺よりも現在入院中の上条と仲が良いと噂されているが、まぁそんな事はどうでも良いだろう)

まどか「おはよう俺君。と言ってもさっき会ったね」スタスタ

俺「まどか。ああ…そうだな。間に合ったか?」

さやか「なんだなんだぁ?朝から夫婦で密会かぁ?」タッタッタッ

まどか「さやかちゃん…。密会って…。挨拶しただけなんだけど…ウェヒヒ」

俺(この青い奴の名前は美樹さやか。まどかの親友で俺とは…)


(因果2+まどかボナにより変動有り)
コンマ下二桁
81以上実はコイツも俺の許嫁だったりする…(好感度9)
60~80実はまどかには悪いが略奪愛計画中のさやかちゃんでした(好感度7)
31~60間違った事はしっかりと違うと言ってくれるクラスメイトだ(好感度5)
30以下下の名前で呼び合うそこそこ仲の良いクラスメイトだ(好感度3)

安価下

915: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 01:33:08.70 ID:Kkd3ngkPO

921: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 01:57:39.31 ID:C8BQd8oB0
コンマ70
教室

俺(俺にとっても親友のような奴だ)

俺「さやかはいっつも元気だな」

さやか「そりゃあそうよ。元気が取り柄のさやかちゃんだからな」

まどか「ウェヒヒヒ」

さやか「あたしもまどかみたいな可愛い子。嫁に欲しいわぁ」ギュウッ

まどか「ちょっ…さやかちゃんまたぁ?あははは、ちょっやめっ…」コチョコチョ

俺「俺の前でまどかの変な場所触ったりするなよ」

さやか「大丈夫大丈夫。流石に朝からそんな事はしないからさ」

まどか「朝じゃなくてもダメだよ」

さやか「良いではないか~良いではないか~。ふっふっふっ」ギュウッ

さやか(…実はこうして仲良くはしているが、あたしは今、まどかに対して複雑な想いを抱いている)

さやか(まどかと俺が、親同士の決め事で許嫁になったって聞いた時は正直凄いショックだった…)

さやか(そりゃ幼馴染で隣に住んでて、仲の良いのも知ってたが…)

さやか(あたしと恭介がそうであるように、2人もそんな関係では無いと思っていて、アタシは去年から俺に恋していたから…)

さやか(でも現実は残酷だった…。親同士が勝手に決めた事とは言え、まどかはあっさりとあたしの恋を奪い…俺もまどかを受け入れてる…)

さやか(最早あたしの恋を成就させるには、許嫁と言うでか過ぎる壁を跳ね除けて俺を奪い取る略奪愛しか無い)

さやか(と言う事で実はあたしはどうにか2人が別れてくれないかと春休みを使って思案していたけど…)

さやか「はぁ…」

俺「うん?どうしたんだ急に溜め息なんか吐いて」

さやか「いやぁちょっと寝不足でさ」

まどか「大丈夫…?今日午後から体力測定だよ?」

さやか「大丈夫だってこれくらい」

さやか(なかなかそんな簡単に別れさせるような策は見つからないよなぁ)

扉「」ガラッ

早乙女「はーい。ホームルーム始めるわよ。皆さん。席に着いて~」

まどか「あ…それじゃ、またね。俺君」スタスタ

さやか「またな~俺」スタスタ

俺「ああ。また」

さやか(うーん…どうしたもんか)


さやかの好感度が7に上がった

922: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 02:06:38.43 ID:C8BQd8oB0
教室

早乙女「それでは今日は転校生を紹介します」

俺(あ、そうだ。確か美人の転校生が来るんだったか)

和子「じゃ、暁美さん、いらっしゃい」

扉「」ガラッ

ほむら「…。」スタスタ

さやか「うお、すげー美人!」

まどか「わぁ…」

俺(美人…だけど、あれ?朝の子だ)

ほむら「…。」スタッスタッ

俺「…。」

和子「はい、それじゃあ自己紹介いってみよう」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」ペコリ

早乙女「暁美さんは心臓の病気でずっと入院していたの」

早乙女「久しぶりの学校だから色々と戸惑う事も多いでしょう」

早乙女「皆んな助けてあげてね?」

ほむら「…。」 チラッ

俺「ん?」

早乙女「それじゃあ暁美さんの席は…そこの中沢君の隣ね」

ほむら「はい…」スタスタ

俺「…。」

俺(とりあえず俺が感じたのは…)


1美人だなと思った(普通な感想しか持たない俺)
2何か因果レベルで惹かれる何かがあった(ほむら大好き俺)
3やっぱり…知り合いなのかな…?(優柔不断俺)
4…まどかには悪い気持ちはあったが、実はタイプだった(いつもの俺)

多数決下5まで

923: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 02:07:42.92 ID:PtpR689z0
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