1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 03:42:19 ID:myoax0yc
エレン「なんだよいきなり」

ミカサ「ぎゅっとしてほしい」

エレン「ぎゅっとして?なんだそれ?」

ミカサ「エレン」

エレン「おう」

ミカサ「そういうのはやらなくていいから」

エレン「・・・そうか」 


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2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 03:44:13 ID:myoax0yc
ミカサ「ではさっそく」

エレン「やだよ」

ミカサ「なんで?」

エレン「痛いし・・・」

ミカサ「意味が分からない」

エレン「いや痛いんだよまじで」 

3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 03:51:34 ID:myoax0yc
ミカサ「ただ私を抱きしめるだけ」

エレン「ああ」

ミカサ「それがどうして痛みを伴うと言うのか、いや伴わない」

エレン「伴うんだよ・・・」

ミカサ「事実私が人にぎゅっとしてあげたときには痛みなど感じなかった」

エレン「そりゃミカサがギュッとする立場なら痛くはないだろ」

ミカサ「じゃあエレンも痛くない」 

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 03:56:56 ID:myoax0yc
エレン「勘弁してくれよ・・・」

ミカサ「仕方がない」

エレン(よし、諦めたな)

ミカサ「私がエレンをぎゅっとすることにしよう」

エレン「やめて」

ミカサ「それじゃあ」

エレン「やります、やらせていただきます」 

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 04:04:47 ID:myoax0yc
ミカサ「どうぞ」

エレン「ほら」ギュッ

ミカサ「ん・・・もっと強く」

エレン「・・・これ以上は痛い」

ミカサ「気のせい」

エレン「カチコチで俺の体にめり込むんだよ、力抜けって・・・」

ミカサ「私は自分を完全にコントロール出来てるから力が入ってるなんてありえない」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「・・・深呼吸するから待って」 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 04:10:15 ID:myoax0yc
エレン「さっきより体が膨張している気がするんだが」

ミカサ「エレンのにおいを嗅いだら心拍数が上がった」

エレン「病気じゃね?」

ミカサ「うん」

エレン「もうやめたほうがいいな」

ミカサ「ううん」 

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 04:21:22 ID:myoax0yc
ミカサ「ふー、リラックスリラックス」

エレン「ちょっとは柔らかくなったか」ギュッ

ミカサ「・・・エレンは体が柔らかいほうが好き?」

エレン「まあな、痛くないし」

ミカサ「もう少しオブラートに包んでほしかった」

エレン「・・・たまにだったら痛くても我慢できるかもな」

ミカサ「・・・・・・」

エレン「・・・・・・」ギュッ

ミカサ「じゃあもっと強く」

エレン「いやもう限界」 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 04:34:10 ID:myoax0yc
エレン「だいたいお前はどんだけ強くぎゅっとしてほしいんだよ」

ミカサ「骨が軋むくらい・・・?」

エレン(俺の骨が先に折れそう・・・)

ミカサ「回数を増やすことで妥協してあげてもいいよ」

エレン「やらないってのは・・・」

ミカサ「ぜったいダメ」 

9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 04:46:38 ID:myoax0yc
エレン「はい、もう終わりな終わり」

ミカサ「あっ、まだ・・・」

エレン「またな、また」

ミカサ「また?」

エレン「まただよ」

ミカサ「それはいつになるのだろう」

エレン「気が向いたらな」

ミカサ「・・・じゃあ私は気が向いたらエレンをギュッとしてあげる」

エレン「は、は・・・いいよそんな」

ミカサ「遠慮しなくていいから」 

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/31(金) 04:49:51 ID:myoax0yc
エレン「ふっ・・・ふっ・・・」

アルミン(最近エレンが暇を見つけては筋トレしてるけどどうしたんだろう?)


おわり