765P&961P「ふたりのプロデューサー」 前編

349: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/12(月) 00:27:58.47 ID:1YWFGPbf0

~961プロオールスターライブ当日 会場までの道で~


961P(ちょっと時間より早くつきそうだなぁ)テクテク


バッ!

悪ディレクター「へっへっへ、待ってたぜ961P!」

悪記者「悪いがお前さんを拉致するぜ!」ドゴッ

961P「ちょっ...!なんですかあなた達!」

悪カメラマン「アンタに恨みはねえが、961プロを潰すためだ!」

バタン!ブロロロロロ...


引用元: ・765P&961P「ふたりのプロデューサー」 



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350: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/12(月) 00:29:47.79 ID:1YWFGPbf0

悪構成作家「俺たちは961プロに散々使われ、そして捨てられた関係者たちさ...
      お前の身柄とひきかえに、今日のライブを中止させるのが目的だ」ヒッヒッヒ

961P「...させるかっ!」グイッ

ガチャッ!ヒュンッ!...ドシーン!

961P「痛ってえ...スーツが...」ダッダッダ…

悪記者「強引にドアを...!?増援を呼んで回りこませろ!」

悪カメラマン「向こうに逃げたぞ!」



961P「ハァ...ハァ...」ダッダッダ…

キキーッ!

悪美術デザイナー「通さねえぜ!」

悪音声担当「ヒャッハー!逃げ切れると思うなよ!」

悪照明「お前もクビになってしまえ!」

961P「なんだこの数...」

ドカッ!バキッ!ドスッ!

―――
――



351: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/12(月) 00:30:56.46 ID:1YWFGPbf0

悪’s「これだけ傷めつければもう動かねえだろう」

悪小道具「さ、早いとこ拉致っちまおうぜ」

961P「俺は...こんなところで寝てる場合じゃないんだよ!」フラフラ

悪エンジニア「まだ立つのか...?」

悪脚本家「さっさとくたばりやがれ!」ドスッ!

961P「うぐっ...」バタッ…


352: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/12(月) 00:32:13.95 ID:1YWFGPbf0

...ッテ......ベー......


...ッテ...ンジャエー......


悪オペレーター「おい...何か近づいてきてないか...?」


...クッテ...アッソッベー......アッソンジャエー...... ドドドドドド


...クッテネッテアッソベー!!...アナタノトナリニアナタノトナリニ!!... ドドドドドドド


...ラ♪ラ♪ラ♪ランランラン!!!! ラ♪ラ♪ラ♪ランランラン!!!! ドドドドドド

悪’s「ひぃぃ!?」

ドーーーーン!!

「ぷちどるマスター...参上」╲カッカ!╱╲ナノ!╱


961P(頭がP型で上裸ネクタイの人が...)



353: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/12(月) 00:33:56.77 ID:1YWFGPbf0

961P(...そこからはなんかいろいろとすごかった)



「ダブルバイセップス!!」バキッ ╲ぐわっ!╱   「ヤー!」「めっ!」スパーンッ! ╲あべしっ!╱
「...ぽー」 ╲穴がぁぁぁ!?╱   「だぞ!」 ╲喰われるゥゥ╱


悪ディレクター「お、おい!こいつを拉致ってさっさと逃げるぞ!」ワタワタ

ミョンミョンミョン…    「きーっ!!」 ドゴーーン!!

悪ディレクター「...車が...」ボーゼン


「ぴっ!」「ナノ!」「にーちゃっ!」「にーちゃ♪」「うぅ~」「くっ」…セッセッセッセ

961P(この子たち...手当をしてくれてるのか...)


ドドドドドドドドド… 「しじょっ」(なにかいいのこしたことは)╲ハルカッカ!ハルカッカ!ハルカッカ!ハルカッカ!…╱

悪’s「逃げるぞぉぉおおおおお!!!!」ダダダダダ…


354: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/12(月) 00:35:55.84 ID:1YWFGPbf0

Pヘッド「大丈夫かな?若きプロデューサー君」

961P「あなたは一体...そしてさっきのいきものは...」

Pヘッド「多くは語れないが...プロデューサーとアイドルの味方、とだけ言っておく」

Pヘッド「急いでいるのだろう?さあ、このみうらさんの手を」


「あら~」スタンバーイ


355: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/12(月) 00:37:07.79 ID:1YWFGPbf0

~ライブ会場前~

961P「感謝してもしつくせません...」

961P「あの...これ気持ち程度ですけど、チケットを」スッ

961P「もしよかったら今日のライブ見ていってください...アイドル達もあなたに聴いてほしいはずです」

Pヘッド「む、すまないな」

961P「本当にありがとうございました!」タッタッタ…




Pヘッド「...みうらさん、始まるまで時間があるから一度事務所に...」

Pヘッド「あれ?...おーい...」

Pヘッド「...」


Pヘッド「......」ウタイマス

ボッチーボッチーヒトリーボッチーヒトリデカラオケヒトリデイザカヤー...


359: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/05/13(火) 00:12:03.84 ID:th6QYWVf0

~オールスターライブ会場 関係者エリア~


961P「おはようございます黒井社長」

黒井「お前...一体どうしたのだ、そのボロ雑巾のようなスーツは...」

961P「実は、、、」カクカクシカジカ

・・・

黒井「そのPヘッドはおそらくマジマのことだな」

961P「社長もご存じで?」

黒井「この界隈では名の売れた存在だ」

961P「見た目よりすごい人なんですね...」

黒井「...いいからお前は着替えろ。アイドル達が来てしまうぞ」


360: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:12:44.56 ID:th6QYWVf0

~リハーサル~

~♪

雪歩(あれ...?この流れ、イメージ通りじゃないな...)

真「萩原、どうした?」

雪歩「真さん、さっきのこの移動なんですけど...」

真「ああ、ここはこういう間合いで...」

・・・

雪歩「ありがとうございます。問題なくできました」エヘヘ

千早「よかったわね、雪歩」

春香「...」ニコニコ


961P「やよいが待ってるから交代してくれよー」オーイ

╲はいっ!╱

春香「さ、さんにんとも、いこ?」♪


361: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:13:20.31 ID:th6QYWVf0

~開場後 楽屋にて~


春香「お客さんいっぱいだって!」

やよい「うぅー、ちょっとドキドキしてきたかも...」

真「これだけ大きい箱だからね...きっと想像つかないぐらい人が...」

真美「いやーでも千早お姉ちゃんはこの余裕ですぜみなさん」ンフフ

千早「~♪」トーキヲーワータルー♪

春香「ああ、頼もしいなぁ...」

真「場数が違うからなのか...」


362: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:14:05.25 ID:th6QYWVf0

~別の場所では...

雪歩「あれっ、プロデューサー」

961P「...ん」ゴクゴク

961P「雪歩も水か?」

雪歩「はい...ってプロデューサーこんな所にいて大丈夫なんですか?」

961P「うん。もうやれることはやったからね」

961P「あとはスタッフさんに任せて、みんなを送り出すだけだよ」

雪歩「あれだけたくさんの設備を動かすなんて、スタッフの方々はすごいですよね」

961P「特にウチは演出の量も種類も膨大だからな。961プロのスタッフは優秀な人が多いぞ」

雪歩「たしかにHoneyHeartbeatあたりはアイドルのライブらしからぬ演出だと思います」アハハ

雪歩「演出会議のとき、私が寝ている間にあんなことになるとは思いませんでしたよ」

961P「寝ていた雪歩が悪いな」ハハ…


363: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:14:42.47 ID:th6QYWVf0

雪歩「プロデューサー、あの」

961P「んー?」

雪歩「これからも、たくさんのファンが待つ...楽しくてドキドキするステージに導いてくれますか?」

961P「もちろんだよ」

雪歩「優しいだけの相づちはいやですよ?」

961P「...本気だ」

雪歩「それじゃあ...この先も、私をちゃんと見ていてくれますか?......ときどき、いつも」

961P「ときどきいつも?どんな日本語だ...」

雪歩「おっ、乙女の日本語ですっ!╱╱╱╱」タッタッタ…

961P「...なんだったんだ?」


364: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:16:11.70 ID:th6QYWVf0

~開演直前 待機場所~

真「天海がLive×Aliveで言おうとしてたことが今分かった」

春香「えっ、急になんのこと?」

真「多分、『あの場所にコードが出てたから気をつけて』...かな」

春香「...あっ、あー!あの時かぁ」

真「この時に天海の話をちゃんと聞いておけば良かったのにな」ハァ…

春香「今それを後悔しちゃうの!?あと1分で人前だよ!?テンション上げてこうよ!!」キョドォ

真「過去のボクをぶん殴りたい。助走つけて」ズーン

<カイエンアナウンスハイリマース!

春香「...私はあの時の真ちゃんがいたから、今があるんだと思うよ?」ニコッ

真「天海...」


「さ、いこう!今までを超えて、私たちの未来を創るために」


<ただいまより、961プロオールスターライブ『Go to the NEW STAGE! 』を開催します!

╲ワァァァァァァ!!Foooooo!!╱


365: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:17:26.50 ID:th6QYWVf0

~ライブ序盤 ステージ袖~

<LMGスタンバイオネガイシマース!

雪歩「...千早さん」

千早「どうしたの?」

雪歩「今日のヒロインは、私です」キリッ

千早「...負けないわ」クスッ



千早(強くなったわね...雪歩)



366: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:18:10.13 ID:th6QYWVf0

Can you heat it up at frozen night

Like a little match girl,yeah

Kiss me and burn it up

When I look into your heat ――


367: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:19:45.54 ID:th6QYWVf0

楽屋では...

スタッフ「961Pさん...Pヘッドの男が渡してくれって...」

961P「えっ、なんだろう...差し入れ?」


手紙<『シツレェシエヤース、ハニートーストオマタッセャシタFoo↑』


961P「あ、ハニートーストだ。後でみんなで食べようかな」

961P「それにしても、マジマさん...ホント何者なんだ...」


368: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:20:44.96 ID:th6QYWVf0

~ライブ中盤 ステージ袖~


<キラメキラリっ!ずっとチュっと♪ ╲チュッチュッ!╱

春香「これだけ会場が広いと、ウルトラオレンジも圧巻ですね...」

961P「まるで山火事だよ」ハハ…

真「なあ、高槻ってあんなにパワフルだったか?」

961P「成長したのは真たちだけじゃないってことだ」ドヤァ


369: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:22:17.42 ID:th6QYWVf0

<うちゅうかーらーみれーばーちーきゅうもなーがれぼしー♪ ╲ウォォオッハイッ!ウォォオッハイッ!╱


冬馬「アイツ、961プロに来たときとは別人だよな...?」

翔太「あれだけ動き回って、よくペース乱さずに歌えるなぁ」アゼン

北斗「世界中のエンジェルちゃん達の中でも、やよいちゃんは特別な天使だね☆」



<ギターソロかもーん♪ ╲オレガギターソロダ!イヤオレダ!ジャアオレガ!!╱


961P(IA大賞の後から、やよいは基礎的なダンスレッスンを積み直したからな。
     体力の向上はもちろん、ダンスもハイレベルにこなせるようになった)

961P(そこにやよいの持つ魅力が相まって、誰も真似できない“やよリジナル”が偶然生まれたんだ)

961P(悔しいことに、この戦略は765P〈やよいファン〉の草案が元になったんだけど...)


<フレッフレッガンバレッ!さいっこー♪ ╲ワァァァァア!!╱


370: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:23:41.28 ID:th6QYWVf0

~ライブ終盤 ステージ袖~

961P(よし、いよいよ次はメインのHoneyHeartbeat...会場のボルテージは最高潮)

961P(アイドルの疲労も少しずつ見えてきているけど...)

961P(ここは任せたぞ、真美、春香、真!)



真美「ねーねー兄ちゃんっ!」ピョコッ

961P「どうした真美、スタンバイしないとだめじゃないか」

真美「コレ兄ちゃんにあげるよ!」

961P「ん?手の中に何かあるのか?」カガンデ…

真美「…んっ」グイッ


――――ちゅっ


真美「いってくるねー!」パタパタ…

961P「...へ?」ポカーン



――♪

<そっらっは~♪・・・


371: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:24:56.44 ID:th6QYWVf0

―――...~♪

ゴー!╲カンランシャ!╱
照らす♪ ╲サンシャイン!╱
君に? ╲ワンサイン!╱
まわる ╲ユアッサイッ!╱
車はヒミツの ╲アンゴウ!╱
あとでもっかいよろしく! ╲アンコール!╱
さあスリー!╲スリー!╱ ツー!╲ツー!╱ ワン!╲ワンッ!╱ SayYeah!
何してもいっいーんだ♪そらっのうえ ウィっイーンダハウス!╲Foo!╱


372: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:25:51.42 ID:th6QYWVf0

~関係者席~

りん「あの子たち、なんであんなキラキラして見えるんだろう...」

ともみ「...ファンの盛り上りも、私たちと異質」

ともみ「これがきっと、“本物”だけがもつ力だと思う」


麗華「私たちが目指していたもの...見たかったもの...」

麗華「...私ももう一度、探してみようかしら...」


373: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:26:54.27 ID:th6QYWVf0

――――...~♪

春香「酸欠な車内!そう満月のせいじゃない♪」

春香「海にきらめくハイビーム♪まるでガラスのハイヒール!」

真美「いまなんじー!?」ンフフ ╲ンー、レージカァ!╱

真「シンデレラはベッドで寝る時間!」

春香「だけどミッツ数えてヒミツ作ろう♡ハチミツみたいHoneybeatハーニー♪」

真「シート倒したら?」╲ネエ、ユーシー!╱

真「Gimme君の!」╲エートゥージー!╱

╲キョーアンマリジカンナーイ!╱

真「ならBまでオンザビーチ!」

真美「さあスリー!」╲スリー!╱
春香「ツー?」╲ツー!╱
真「ワン!」 ╲「「「Say Ho!!」」」╱
まだ長いトゥナイト!わたしたちゲットオンザマイク!カモン!


374: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:28:05.58 ID:th6QYWVf0

雪歩「実際に見るとすさまじいですね...演出」

千早「火炎、スモーク、フラッシュ、レーザー...」

961P「この後は男性ダンサーの神輿担ぎだ」アハハ…

やよい「そんなのあるんですかー!?」ワクワク


375: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 00:28:40.04 ID:th6QYWVf0

――――...~♪

春香「Say Hoooooo!!」 ╲Hooooo!!╱
真「Say Ho!Ho!」 ╲Ho!Ho!╱
真美「Say Ho、Ho、Ho!!」 ╲Ho!Ho!Ho!╱
「「「Say Ho、Ho、Ho!! さわげーーー!!!!」」」
╲ヒャッホーウ!!ナンダアレハ!?ミコシダー!!ミコシガデタゾ!アハハツキヌケテンナ!!961プロサイコー!!╱


379: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/05/13(火) 23:43:18.63 ID:th6QYWVf0

~客席では~


未央(変装)「なにこれ!ホントにアイドルのライブ!?」アハハ!

卯月(変装)「あっ!真ちゃんがバク転した!!」キラキラ

凛(変装)「菊地さん、カッコいいな...」ホアー

未央(変装)「しっかしファンのみんなもすっごいコールだねぇ~」

卯月(変装)「こんな一体感なかなか味わえません!」キャッキャッ



観客A(もしやあそこにいらっしゃるはニュージェネレーション!?)

観客B(落ち着け、ここで俺らが気付けば騒ぎになる。それは避けなければならん)コソコソ

観客C(ここは何も見なかったようにするんだ)コソコソ

観客A(そうだな...よし、スルーだ。ニュージェネと961プロのために)グッ


380: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 23:44:53.27 ID:th6QYWVf0

そっらっはー♪ まーさにスターリ~♪
╲ハーニー!ビーマイステディー!ハーニー!ソースィートベイビー!╱
こんな夜は止まらない!マイハニー♡ ハートビート♪
╲スリー!ツー!ワン!Hoo!╱           ╲プリーズミー!╱
そっとー♪ わーたすてがーみ~♪
╲ラブミー!ユアミーレディ!ハーニー!アイムソーレディ!╱
さよならすーるよ♪ 夢見たユー&ミー!
╲スリー!ツー!ワン!Ho、Hoo!╱    ╲プリーズプリーズミー!╱

真「Say,my honey,what you want?」――♪

「「「せなっかーにー♪に・じ・の・は・し・を...せおっってー!!」」」
                         ╲ハーニー!ビーマイステディー!╱
「「「ゆーら~♪...ゆーら~~♪...」」」
 ╲ハーニー!ソースィートベイビー!╱   ╲プリーズプリーズミーナウ!╱


╲ワァァァァァァ!!ハルカーー!!マコトーー!!マミーー!!╱


381: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 23:46:47.89 ID:th6QYWVf0

~終演後 とある場所~


961P「君たちは...」

りん「ライブ見た...。その、良かった」ウツムキ

麗華「菊地真に伝えておいて。今度は正々堂々やりましょうって」

ともみ「いろいろとご迷惑おかけしました」ペコリ

961P「ああ、社長から話は聞いたよ...」

961P「もうこれ以上咎めるつもりはない」

961P「だから...」

961P「...今度は君たちの魔法を見せてね」ニコッ

麗華「...ええ。そのつもりよ」フフッ…


382: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 23:48:04.72 ID:th6QYWVf0

~楽屋では...


...次はどんなステージが待ってるんだろう


...はるるん、もう次の話?気が早いですなぁ


...えへへ、今日まで頑張れた私たちは、もっともーっと頑張れると思います!


...これからも961プロが成長し続けていけるといいな


...そうね。雪歩はどう思うのかしら?


...Zzz


...あら、お約束ね


383: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 23:51:25.79 ID:th6QYWVf0

~熱量の去った静寂のステージで...


961P「黒井社長、撤退完了です」

黒井「ウィ、よくやった」

961P「...ご協力ありがとうございました」

黒井「そういうのは全て終わってからだ」

961P「...はい」


黒井「しかし、よく春香たちをここまでひっぱりあげたな?」

黒井「たいしたものだ。貴様のことを見誤っていた」

961P「いえ、最初は俺の力なんて本当に小さなものでしたが...」

961P「...アイドル達のおかげで成長できました」

961P「向き合って、信頼関係を築いて...失敗したり助けられたりもしましたけど」アハハ…

黒井「信頼関係か...大嫌いな言葉だ」ニヤリ


黒井「...今ならハリウッドの件は見逃してやってもいいぞ」

961P「...」

961P「...いえ、俺は行きます。この先を見据えるなら、自分がもっと成長しなければ、と」

黒井「...フン。馬鹿なやつめ。勝手にしろ」ニヤッ

黒井「それから、この次アリーナライブは765プロごときに主導権を渡すんじゃないぞ」

961P「...任せてください、この961プロのプロデューサーに」


384: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 23:52:27.82 ID:th6QYWVf0



――――フェアリー スーパー・スターダム――――




385: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 23:54:03.53 ID:th6QYWVf0

時は遡ること、モンデンキント復活直後...


~とあるうどん屋...

765P「おっ、本当に旨いな」ズルズル

静香「言ったじゃないですか」ズルズル

翼「さっすが静香、利きうどんだね♪」ズルズル

可奈「私ものど飴だったらいっぱいオススメあるよ!」ヌルヌル


志保「ところでプロデューサー、そんなのんびりしていていいんですか?
   今日は先輩のオーディションって言ってましたよね?」ズルズル

765P「もう一人でなんでもできるからな。あいつらは」

765P「今はお前たちが危なっかしくて目を離せん」

翼「そうそう未来ってば、この前も機材に突っ込んだもんねー」

未来「ちょっ、それはもう蒸し返さないって言ったじゃん!」


P’s携帯<テッテッテー♪

765P『音無さん、どうかしましたか?』


765P『...えっ!?』


386: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 23:55:44.91 ID:th6QYWVf0

~765プロ 事務所~


小鳥「それで、相当ショックだったみたいで...」

765P「そうでしたか...まさか響がダンスオーディション予選で落とされるなんてな...」



765P「響、どうして選ばれなかったと思う?」

響「うぅ、分かんない...全力でいったのに...」ズーン

765P「そうか...こんな時に一緒にいてやれなくてごめんな」

響「負けるの、久しぶりだったから...辛いなぁ」ズーン


765P「終わったもんはしょーがない。次のために作戦を練り直すか」ナデナデ

響「...ねぇプロデューサー、なんで自分たちってまだ戦ってるの?」ナデラレ

響「自惚れに聞こえると思うけど、もう十分有名になって、ファンだってたくさんいて...」

響「それなのになんで、まだ他人と競い合わなきゃいけないんだ?」

765P(あー、音無さんが前に言っていた、響の変化はこれか...)


387: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 23:58:12.53 ID:th6QYWVf0

765P「響の言うことも分かるぞ」

765P「ここに来るまで勝利を重ねて、地位を築いてきたな...確かにもう十分戦ってきたな」

765P「でもな、まだ俺たち頂点にはたどり着いてはいないよな?」


「あたらしいーじーぶーんをーいーつーでも~♪みせながらーせーいーちょうしーてーいくよ~♪」


765P「...ってな。歌にもある通り、ファンはもっとお前たちが頑張る姿を見たがっている」

響「歌うまいね」ニヤッ

765P「うるせー。...響もフェアリーも、いろんな所で完璧なアイドルとか稀代のエンターテイナーとか
     言われてるけど、お前たちはまだまだ進化する可能性を秘めていると思うよ」

響「頑張るのがイヤな訳じゃないぞ!ただ...ファンのみんなに楽しんでもらえればいいのに、
他のアイドルを蹴落とさなきゃいけないのが...」


388: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/13(火) 23:59:45.96 ID:th6QYWVf0

765P(うーん...)

765P「...いつからそんなに甘くなったんだ?
     トップアイドルを目指すっていうのはそういうこともしなくちゃいけないって...」

765P「最初から分かってここまでやってきたんじゃないか。ちょっと売れたから日和っちまったのか?」

響「わかってたよ!けどっ!!」

小鳥「どうかしましたか?」ヒョコッ

響「っ...」

765P「すまん、言い過ぎたな」

響「ううん...自分こそごめん」


765P(響、だいぶ参ってるな...)


389: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:02:30.40 ID:S0wDMLnk0

――他のアイドルを蹴落とさなきゃいけないのが...


765P(正直、アレを響に言われたのはダメージでかかったな)

765P(響も本心から言ってる訳じゃないと思うが...)

765P(響が悩む前に相談してやれなかった俺のミスだ...くそ)


亜美「にーちゃーんどったの?元気ないっぽいよー?」

765P「ん、ちょっとな」ハハ…

亜美「亜美のアタマなでるぅ?元気出るかもよ?」ヨイショッ

765P「しょうがねえな」ナデナデ

亜美「んふふ~♪」

765P「...なあ亜美、竜宮小町の人気の秘密を教えてくれよ」

亜美「えぇ~?そりゃーみんなプリチーだからに決まってるっしょ」

765P「やっぱそうだよなー」

亜美「変な兄ちゃん!」ンフフ


390: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:03:41.03 ID:S0wDMLnk0

765P「じゃあ、律子はどうやって竜宮小町を人気にしたんだ?」

亜美「律っちゃんが、じゃなくて、亜美たちみーんなで竜宮を人気にしたんだよ?」

亜美「そんで、上に向かってったらいつのまにか人気になってたって感じ!」

亜美「上に向かいすぎて律っちゃんはハリウッド行っちゃったけどNE!」アハハ


765P(上に向かい続ける、か...)


391: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:05:08.09 ID:S0wDMLnk0

~美希の送迎中で~


美希「ね、プロデューサー」

765P「なんだ?」

美希「ミキね、なんか飽きてきちゃったかも」

765P「ちゃんと話してごらん?」

美希「最近ずーっと同じ景色ばっかりなの。キラキラしてて、楽しいんだけどね...」

美希「でもこのままじゃ、いつまでたっても竜宮小町に追いつけないの...」

765P「......」

美希「よーするに」

美希「ミキ的には、もーっとキラキラしたいって感じかな!」

765P「...そうだな。たしかにその通りだ」


392: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:05:57.46 ID:S0wDMLnk0

―――IA大賞なんて到底無理よ

―――もーっとキラキラしたいって感じかな!

―――上に向かってったら、いつのまにか人気になってたって感じ!


765P(フェアリーをトップアイドルにする...目的はシンプルだ)


765P(問題はその手段...)


393: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:07:12.74 ID:S0wDMLnk0

~765プロ 事務所~


高木「プロデューサー君は一週間ほど別の場所で仕事をすることになった。
   アイドルの諸君には迷惑をかけると言っていたよ」

貴音「もしや身になにかあったのですか?」

高木「なに、心配することはない!が、彼が何をしているかはまだ私の口からは言えん」

高木「何かあったらいつでも連絡をいれて構わないとのことだ」

伊織「何考えてんのかしら...」

小鳥「みんなはいつも通りよろしくね!送迎や付き添いが必要な時は、劇場のマネージャーさんが行くから安心してね」


394: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:09:51.90 ID:S0wDMLnk0

~一週間後、夜...


765P「...例のプロジェクト、大筋は出来ました」

高木「たった一週間で、か。...君の信頼の厚さが成しえる技だね」

765P「いえ、今回は高木社長のおかげです」

765P「突然のことにも関わらず、“765プロならば”、と多くの企業様が協力してくださりました」

高木「876プロ、CGプロは呼んでも、961プロは呼ばないのかね?」

765P「961プロとは別のまた大きなプロジェクトを進めるつもりです」

高木「うむ...それはまた次の機会に訊こう」

小鳥「プロデューサーさん、このプロジェクトを実行するには、フェアリーの負担が大きすぎるんじゃ...」

765P「承知の上です。これはフェアリーにプレッシャーをかけて、彼女たちの才能を磨きあげるためのもの。
     美希たちはアイドルとしては一流ですが、竜宮やジュピターの域にはまだ届きませんから」

高木「99パーセントの努力のための、1パーセントの閃きを与える...ということだな...」

高木「君が行こうとしているのは修羅の道だ。そうと分かった上での決断だね?」

765P「彼女たちが輝くためなら、鬼でも悪魔にでもなります」

高木「そうか...ならば私は見守るのみ」


小鳥(今までプロデューサーさんの方針が間違ったことはほとんどなかったけど...
   今回ばかりは、少し急いているんじゃないかしら...)


395: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:11:28.87 ID:S0wDMLnk0

~フェアリー、ミーティング中~


「「「フェアリー・パワーレインボー?」」」

765P「それが企画名だ。全7公演、日本中でライブをする」

貴音「虹の色数と同じ...魅力的ですね」

美希「これを考えてたからずっといなかったんだね、プロデューサー」ワクワク

765P「そうだ。計画の概要は目を通してもらった通り」

765P「ツアーに先駆けて、全7曲のミニアルバムを売り出す。
     その新曲を各公演で一曲ずつ披露する」

響「いっきに7曲かー。大変そうだな!」

貴音「少し、成すべきことが多いのでは?」


396: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:12:34.09 ID:S0wDMLnk0

765P「...いいか、このツアーはただライブして回るだけじゃない。
     フェアリーが日本最高のアイドル、そしてステージメーカーだと知らしめる大局になっている」

765P「強引に新しい地平を切り開こうとしているんだが...不安か?」

貴音「...いえ、私はプロデューサーについていくと決めております」

響「自分も!」

765P「ありがとう。...それで、これがツアーのカナメなんだけど...」

765P「このツアーは、大勢のアイドルと関わることになる」

美希「...?どういうこと?」キョトン

765P「こういう感じだ」カキカキ


397: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:13:55.19 ID:S0wDMLnk0

1st 仙台 シンデレラガールズプロ より

2nd 十勝 亜美

3rd 名古屋 ディアリースターズ

4th 広島 あずささん

5th 福岡 伊織

6th 大阪 ニュージェネレーション

7th 東京 765プロシアターメンバー より


398: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:14:53.10 ID:S0wDMLnk0

美希「プロデューサー、これって...」

765P「おどろいたか?」

響「ムチャだ...」

貴音「7回全て同じものはない、ということですね」

765P「そう。どれだけ厳しいツアーになるか分かったな?」


765P「全てを終えた時...フェアリーはアイドルの枠を超えているかもしれない」


399: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 00:16:47.97 ID:S0wDMLnk0
本日分は終わりです。読んでくださった方々ありがとうございました。また続きます。
が、あと1~2回の投稿で完結しそうです。
最後までどうかお付き合いください(_ _)

401: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/05/14(水) 23:38:15.62 ID:S0wDMLnk0

美希「ゲストでみんなを呼ぶんだね!」

765P「そうだ。ゲストがステージに立つのは4~5曲。うち、お前たちと一緒に2曲ほど歌う」

響「...露骨なライバル潰しに見えるじゃないか...そんなの」

765P「たしかに、765のメンバー以外はIA大賞に近いアイドル達を選んだ」

765P(...本当はもっと多くの事務所に声をかけたんだが)

765P「実力差を見せつけにきてると思われても仕方ない部分もある」

765P「が、乗って来たのは向こうだからな」

響「んー、向こうも覚悟の上でってこと?」

貴音「自信がある、ということですね...」

765P「ま、きな臭い話は置いといて、実際は一緒に盛り上げようぜってのが狙いさ」


402: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:39:14.02 ID:S0wDMLnk0

765P「来週は早速ツアーのテーマ曲“ POWER RAINBOW”の収録だ」

美希「どーんと来いなの!」

響(自分、最後までついていけるか不安だぞ)

貴音(試練の時ですね...)


403: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:39:53.80 ID:S0wDMLnk0

765P(イベントやテレビの仕事を減らして、ツアーのレッスンが本格的に始まった)

765P(レッスンは2パターン。CGプロのメンバーと合同のものと、フェアリー単独のもの)

765P(後者は、今までと明らかに質が変わった)


404: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:40:40.94 ID:S0wDMLnk0

~レッスンスタジオ~


765P「ツアーの期間、フェアリーを指導してくれる青木麗さんだ」

765P「ちなみにマスタートレーナーの資格を持っている」

麗「うむ、よろしく」

美希「ますたーとれーなー?」

麗「肩書など気にする必要はないよ」

響(あの人、前に雑誌で見たことがあるなぁ)

貴音(私もです...世界中飛び回っておられる方だとか...)


765P「後はよろしくお願いします」

麗「ああ。任せてくれ」


405: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:42:47.16 ID:S0wDMLnk0

―――グッドラックトゥユー! ~~♪ ビシッ



美希「どうかな?」チラッ

麗「...君たちはアイドル離れしているな...大変よかったよ」

美希「ミキ、変じゃなかった?」

麗「はは、変なところなど見つからん」


麗「だがここまで完成しているからこそ、次に進むのが難しくなる」

響「どういうこと?」

麗「ダンスも歌も上手いアイドルは掃いて捨てるほどいるさ」

麗「その中でも君たちは飛びぬけているが...それはいい」


麗「世界のトップレベルに共通しているのは、簡単にいうと高い表現力だ」

麗「今日からはそのスキルを磨いていくことにする」

・・・


406: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:44:23.87 ID:S0wDMLnk0

響(これは...キツい...)ゼェゼェ

貴音「...申し訳ございません、歌詞がとんでしまいました」ハァハァ

麗「意識が持ってかれている証拠だ」


美希「...~♪」

麗「星井、そこはニュアンス的にこう歌った方がいいな」

麗「~~―――♪」

美希「~~...―♪」

麗「練習しておけ」

美希「そんな難しいことできないの...」

麗「やってから言うんだ」


407: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:46:16.79 ID:S0wDMLnk0

~レッスン後~


美希「...」グッタリ

響「...」グッタリ

貴音「うたおうおどろうまえをむいてわらおう...」ブツブツ



765P「どうでしたか、最初のレッスンは」

麗「みな優秀だ...そして、君が私を呼んだ理由が分かった」

765P「...今のままでは完成止まりなんです。俺はどうしてもその先へ連れて行きたい」

麗「彼女たちにとっては厳しい日々になるな」

麗「実力の底上げとトンデモ日程なツアーを同時にやるなんて、君は鬼だ」

麗「世間一般がアイドルに期待するレベルを遥かに越えようとしているぞ」

765P「...俺は彼女たちを信頼しています。きっと乗り越えてくれる」


408: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:47:16.82 ID:S0wDMLnk0

~フェアリーミーティング中~

765P「頭からは、オーバーマスター、edeN、エージェントでいこう」

美希「うん...」

響「大丈夫、だと思う」

貴音「...」

765P「どうした?」

美希「...レッスンいっぱいで、疲れたの」アフゥ

響「昨日も遅くまで歌詞の確認してたし...」

貴音「演出も多いので...身につけるのが...」

765P「...珍しいな。デビュー前みたいだ」

響「その比じゃないよ...」

765P「そうか。...今日はこれで解散にする。ゆっくり休め」



765P(フェアリーをここまで削って...俺のやり方は本当に...)

765P(いや問題ない。ここで手を抜いたら、先には進めん)


409: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:48:16.18 ID:S0wDMLnk0

~ツアー1st 仙台~


765P「ツアーの明暗を分ける初日だ。今日まで積み重ねてきたことをぶつけてこい」

美希「楽しみなの!」

響「...よしっ」

貴音「準備にはぬかりありません」


765P(前とは表情が変わったな。まだ些細な変化だが)




411: >>410訂正です 2014/05/14(水) 23:50:07.73 ID:S0wDMLnk0


_____∧ ____ Over Master...
        ∨
             
╲ワァァァァァァァァ!!╱


412: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:52:13.06 ID:S0wDMLnk0

モバP「んじゃ、いってらっしゃいみんな。何度も言ってるが、フェアリーに気後れするなよ」

幸子「大丈夫ですよ!フェアリーのみなさんほどじゃないとはいえ、ボク達もカワイイですからね!」

藍子「幸子ちゃんが謙虚だ...」アワワ

加蓮「ま、レッスンであれだけのレベルを見せ続けられたら、ちょっとは遠慮するよね」

美穂「わ、私ちょっと緊張が...」ガタガタ

神谷奈緒「大丈夫だ美穂。みんながいるぞ!」

きらり「がんばってくるにぃ☆」ニョワー

まゆ「ちゃんと見ていてくださいね、Pさん」


モバP「...魔法をかけておいで。シンデレラ」


415: >>413訂正です 2014/05/14(水) 23:55:21.66 ID:S0wDMLnk0

~ライブ終盤~ 


╲ワァァァァ!!ヒビキー!タカネーサーン!ミキチャーン!╱ 


響「次は仙台公演だけのステージ!」 

貴音「ここにいるみなさまに届けるための曲です」 

美希「みんなっ、盛り上ってね!」 ╲オォーー!!╱ 



「「「relations...」」」 

414: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:54:11.08 ID:S0wDMLnk0

765P(レッスンの段階ではこのrelationsがかなり厄介だった)

765P(しかしさすがフェアリーだ。短期間でもしっかりモノにしてる)


765P(このあとは...CGプロと一緒のPOWER RAINBOWのあと、アンコールでヴァンパイアガール)

765P(よくやった、3人とも)




416: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:57:06.81 ID:S0wDMLnk0

~終演後 とある場所で~


モバP「やはりステージ上のフェアリーは別格だったな」

765P「だろう」ドヤァ

モバP「ウチのみんなにはいい機会だった。...ニュージェネもよろしく頼むよ」

765P「こちらこそ、だ」


モバP「...一つ訊いていいか?フェアリーの雰囲気が若干変わった気がする」

モバP「チープな言い方だけど、空気が違うというか...」

765P「驚くのはこれからだぞ。大阪にはまた進化したフェアリーが行く」

モバP「...楽しみにしてる。が、卯月たちも、フェアリーに食らいつきにいくはずさ」


417: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:58:10.69 ID:S0wDMLnk0

~後日 レッスンスタジオ~


麗「滑り出しは順調みたいだな」

美希「relaitions、イイ感じだったの!」

麗「そうか。次は...“arcadia”だな」

麗「こちらも表現力の重要な難曲だ。...他にもゲストとのコラボもある」


響「...ホントに、違うライブを7回やるみたいだぞ」ボソッ

貴音(...)


418: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/14(水) 23:59:36.81 ID:S0wDMLnk0

~フェアリーミーティング中~


765P「次のゲストは亜美だな。なんども共演してるから、少しは余裕ができそうか?」

美希「そんなことないかな...亜美だから余計油断できないの!」

貴音「亜美は私たちより先の世界にいます...気を抜けばフェアリーのライブを塗り替えられかねませんね」

響(この先もずっと緊張した毎日が続くのか...)

765P「...よし。じゃあ“arcadia”の演出会議を始めよう」


419: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/15(木) 00:00:41.27 ID:2/iqTJdW0

~765プロ 事務所~


亜美「ミキミキたち、どんな感じ?」

765P「順調、なのかな。一応」

伊織「なにそれ。頼りないわね」

765P「こっちだって手探りさ」

あずさ「...プロデューサーさん、響ちゃんと貴音ちゃん、この頃元気がないですよね?」

765P「俺が追いつめているせいです...」

765P「...あいつらに相談されたら、どうか良くしてやってください」

あずさ「ええ、もちろんです」

伊織「ま、美希たちがトップアイドルになるための試練よ。少しぐらいスパルタでもしょうがないわ」

765P(少しどころじゃないんだよなぁ...)

亜美「ではでは、どのくらいのものか、亜美が一足お先に見てくるとしますか!」

伊織「あんまりおちょくるんじゃないわよ。あの3人も真剣なんだから」ハァ…

亜美「...亜美だって同じステージに立つからには、マジになっちゃうYO!」キリッ

伊織「それでいいのよ。フェアリーのファンに竜宮小町の格をみせつけてやりなさい♪」


420: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/15(木) 00:03:22.62 ID:2/iqTJdW0

~合同レッスン~


亜美「きみへーと、とーどきたーい♪はーだーしーのまーまーで~♪」


美希「ねえねえ、ミキ達どうかな?」

亜美「えっとなんかねー前よりもすごいバシバシ伝わってくるよ!」

美希「えへへー♪」

貴音「レッスンの成果が出ているのでしょう...」

亜美「いっつも修行みたいなレッスンしてるんでしょー?だからかなぁ」

貴音「修行ですか...言い得て妙、ですね」

亜美「フェアリーもこんだけすごいと、亜美もライブまではりきっちゃうよ~?」

響「望む所だぞ!よろしくな、亜美」


421: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/15(木) 00:04:28.41 ID:2/iqTJdW0

~美希の送迎中で~


765P「どうだ美希、ツアーが始まって新しい景色は見れたか?」

美希「うん!」

765P「...そりゃよかった。レッスンはついていけてるか?」

美希「...レッスンはちょっと大変だけどー」

美希「なんとなくファンのみんなの、ミキを見る目が前より変わったような気がするの」

美希「それが嬉しくて、次のライブも頑張れるよ!」

765P「美希が頑張ってるおかげで、貴音も響も折れずについていけてる。ありがとな」

美希「あの二人がいるからミキだってキラキラできるの!あと6回、なんとしてもやり通すよ!」メラメラ


765P(美希...今だけは、精神的な支柱を担ってくれ)


422: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/15(木) 00:05:24.69 ID:2/iqTJdW0

~ツアー2nd 十勝~


亜美「いやー北海道はでっかいどー!」ヤッホー

貴音「野外ステージは気持ちがいいですね」

765P「男性顔負けのパワーがあるフェアリーだから出来るとっておきの作戦だ」

響「なんとなくIDOL JAMを思い出すなぁ」キョロキョロ


423: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/15(木) 00:06:29.50 ID:2/iqTJdW0

ガヤガヤ…ワイワイ…


765P「さ、お客さんもいっぱいだ!今日は1stより成長したフェアリーを見せてくれ」ポンッ

美希「いってくるの!」
響「よしっ!盛り上げるぞ...」
貴音「...この瞬間だけは、何にも変えられませんね...」





_____∧ ____ Over Master...
        ∨
             
╲ワァァァァァァァァ!!╱


428: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/02(月) 23:23:10.80 ID:y2xwh/Y10

~亜美の出番前 待機場所~


765P「亜美、少し前にモンデンキントと共演した時にさ...」

亜美「うん?」

765P「あの“日高舞”がたまたま竜宮のステージを見ててな...」


―――
――


舞「彼女たち、まだホントの底力はみせていないわね」

765P「ハッタリには騙されませんよ」

舞「ハッタリじゃないわ。 ま、私も全盛期は出し惜しみとかやったけどね。テクニックのひとつよ」

765P「伊織たちは手を抜くような子ではない」

舞「手を抜く? あはは、そうじゃないのよ。ただ何かしらで99%でやってるように私には見えるの」

765P「うーん...あなた以外、誰も分からないと思いますが...」


―――
――



429: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:23:59.08 ID:y2xwh/Y10

亜美「いっつもゼンリョクでやってるYO!」

765P「プロだもんな。やっぱり舞さんが俺をからかっただけか」

亜美「かもね→!」

765P「亜美が意識的に抑えてる訳じゃないなら、全力を見せてくれって言っても仕方ないな」

亜美(なんかイヤな言い方だなぁ)

亜美「...いつもと違う亜美なら見せられるよ?」

765P「竜宮とは違うソロの亜美ってことだろ?」

<MCアケタラ、ユウオウマイシンイキマース!


亜美「ううん...だーれも知らない、亜美を」ニコッ


765P「亜美...?」

亜美「行ってくるねー!」タタタ…


430: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:24:49.26 ID:y2xwh/Y10

・・・

~スースメー♪マヨーワズーニスースメー♪


765P「なあ美希、いつも通りの亜美だよな?」

美希「うん、いつも通りなの」

765P「だよなー」

美希「んー?」キョトン

<レイメイスターラインハイリマース!

美希「スタンバイしてこなきゃなの!」

765P「おう、いってらっしゃい」


431: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:25:56.22 ID:y2xwh/Y10

╲ワァァァァ!アミチャーン!!╱


亜美(...黎明スターライン)

亜美(よしっ...)キリッ


~~~~~♪

Preparing for launch.
The first and second liquid fuel systems are ready.
T minus ten seconds.
Sound suppression water system activated.
Main engine ignition.
Three... two... one...
SRB ignition.
Lift off!

亜美(にーちゃんねーちゃん、亜美のパワフルなステージを見ててね♪)


―――
――


432: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:26:40.82 ID:y2xwh/Y10

―――ふわり 静寂をつらぬき・・・


亜美ファンA(亜美ちゃん、さっきまでと雰囲気が変わった?)

亜美ファンB(曲の性質の影響かな...)

亜美ファンC(亜美ちゃんの 法則が 乱れる!)


―――最高? 感動?


433: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:27:42.66 ID:y2xwh/Y10

貴音「普段の亜美とは、かけ離れていますね」

響「演出も照明も、亜美の意思に沿って動いているように見えるさー...」アゼン

美希「なんだか実に亜美らしくないの!!」

美希「...でも」チラッ


美希「目が離せないの...かっこいい」ハァ…


434: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:28:49.90 ID:y2xwh/Y10

765P(フェアリーより何かが秀でている、という訳じゃない...)

765P(止まる動作、目線、間、息継ぎ...一連の動きが空気感を創っている。ただそれだけなのか)

765P(いつものあどけないアピールは一切せずに...
    COOL...いや、サイバーな雰囲気に近いものだ。765プロの誰にも真似できない)

765P(これが、誰も知らない亜美...)


――とびこめっ ここまでぇ!!

╲╲ワァァァァァァァァァァァ!!╱╱


435: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:29:51.11 ID:y2xwh/Y10

・・・

亜美「ただいま~兄ちゃん!」フラフラ…

765P「おかえり。よく頑張ったな」

亜美「まあね~!」ギュッ

765P「おっと...」キャッチ

765P「最後は度肝を抜かれたよ」

亜美「んふ、“明鏡も亜美を照らさず”ってね!」

765P「お、珍しく使い方があってるぞ」


436: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:31:50.89 ID:y2xwh/Y10

~終演後 撤退中のステージ~


765P「美希、まだいたのか?」

美希「プロデューサー...」

765P「もうすぐ撤退も終わるから、楽屋の方に戻っても大丈夫だぞ?」

美希「...今日、ミキ達キラキラしてたかな?」

765P「してたさ。眩しすぎるぐらいにな。arcadiaもコラボのshiny smileも大盛況だった」

美希「ふーん...そっかぁ」

765P「どうしたんだ?」

美希「なんでもないよー」

美希「ただ、もーちょっとミキはキラキラできるようにがんばろーと思う!」アハッ

765P「...その勢いだ、美希。お前たちに限界はない」


437: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:33:28.87 ID:y2xwh/Y10

~後日 レッスンスタジオ~


<サーバキーヲーハジーメヨウー♪アナタシカーイラナイカラー♪…


響「...」ゼェゼェ…

貴音「......」

美希「難しい曲なの...」


麗「君たちも気付かないうちに、フェアリーは少しずつ進化している」

麗「昨日より今日、1stライブより2ndライブ、といった具合に」

響「そうなのかな...」

麗「君たちはお互い常に共にいるから変化には気づきにくいだろうが...私には分かるぞ」

麗「自分を変えるには積み重ねが重要ということだ。...次の曲、ミニアルバム3曲目のinfernoに移ろう」


438: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:34:47.68 ID:y2xwh/Y10

<サーメターアスファールトー...ヒートナーミカーイテー♪


麗「四条、モーションが2人より遅れてるぞ!」

麗「次の歌詞を考えたな?集中が途切れて動きがぎこちなくなっていた」

貴音「...はいっ」


麗「我那覇、声が棒だ。音を追え」

響「あう...」


麗「星井、声のトーンが強すぎる。ここはもう少し抑えていけ」

美希「はいなの!」


「「「すべてー燃えて灰になれー♪」」」

麗「四条、入りのアプローチで音程が崩れるのを誤魔化すな」

貴音「...はいっ!」


439: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:35:19.15 ID:y2xwh/Y10

~765プロ 事務所~


<ガチャッ

貴音「ただいま帰りました」

小鳥「あら、お疲れさま貴音ちゃん」

貴音「あの...プロデューサーはいらっしゃいますか」

小鳥「今は打ち合わせで名古屋までいっちゃってるわね」

貴音「...そうですか」

小鳥「大丈夫?何かあったなら私から連絡をするわ」

貴音「いえ、問題ありません」ニコッ

小鳥「そう...?」


小鳥(一応、プロデューサーさんに伝えておこうかしら)


440: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:36:40.14 ID:y2xwh/Y10

~合同レッスン~


愛「おはようございまーす!!おひさしぶりです!」

美希「やっほー、愛。いらっしゃいなの」

絵理「よろしくお願いします」ペコリ

響「よろしくなー!3人とも!」

貴音「ツアー3rdを共に成功させるべく、頑張りましょう」フフ…

・・・

<ブランニュータッチハージメヨー♪セイハーロー♪


貴音「まことすばらしいですね。初めて会ったときとは別人のようです」

美希「涼ちゃん、すっかりかっこよくなったねー」

涼「ありがとうございます」キリッ


441: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:38:21.16 ID:y2xwh/Y10

レッスン終了後...


響「3人とも、今日はありがとうな。2人は仕事で早抜けしちゃったけど、その分もお礼言っとく」

絵理「こちらこそ...ありがとう?」


愛「...あのっ」

響「へ?」

愛「ご...ごめんなさい!先にあやまっておきますね!!あたしたち...ステージでは負けるつもりありませんから!」

響「えっと...ツアーは対決したりするわけじゃ...」

絵理「星井さんたちと一緒にライブをするなら...ダメなんです」

響「ダメって何が...?」

絵理「勝つ気でいかないとダメなんです。私たちがただの引き立て役になっちゃう」

涼「それに舞台はIAUも注目しているツアー。ディアリースターズがフェアリーよりも良いステージをできれば、僕たちはIA大賞に近づける...」


442: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:39:33.74 ID:y2xwh/Y10

響「そんな...対抗意識なんて持たないで一緒に楽しいライブを創ろうよ!」

愛「もちろんです!...みんな仲良く!それも大事です!」ニコッ

涼「だけど、初日のCGプロ、2ndの亜美さんとは僕たちは別物です。実力差が大きくあるのでもなく、身内のアイドルでもない」

絵理「ファンのみなさんは、きっと私たちとフェアリーを...比べる」

愛「正直、フェアリーはすごいユニットだと思いますけど」

愛「でもっ!」


――あたしたちはフェアリーを超えていきたい

――この3人でアイドルの頂点に立ちたい

――そして、もう一段強く...


443: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:40:30.86 ID:y2xwh/Y10

~フェアリー単独レッスン~


響(...なんか自分おかしいのかな...いつもなら“負けないさー”なんて言ってたのに...)

響(勝負が怖い...?そんなことは...)

美希「...元気ないね?」

響「はっ!?なんくるないよ!」ビクッ

美希「そう?」


444: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:41:42.21 ID:y2xwh/Y10

・・・

貴音「~...♪」

麗「もう少しピッチを上げた方がいいな。本番は疲労で下がってくるだろう」

貴音「...」コクリ


美希「かれたーはーなーは~♪」

麗「フレーズの終わりに説得力が無い。音の消える瞬間まで意識をそらすな」

美希「...ここ、ミキの声に合ってないって思うな」

麗「?...四条、歌ってみてくれ」

貴音「枯れた...花は~♪」

麗「うむ、確かに四条の方が適任だな」

貴音「分かりました」

麗「よしっ、もう一度2番から通すぞ」


445: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:42:40.45 ID:y2xwh/Y10

・・・

麗「今日はこれまでだ。各自、課題を消化しておくように」

╲ハイッ!╱



響「貴音...ちょっと顔色悪いけど大丈夫か?」

貴音「問題ありませんよ...空腹のせいでしょうか」フフ…

響「...?無理はしないようにな...」

貴音「はい。 ...響もですよ」


446: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:43:56.35 ID:y2xwh/Y10

~765プロ 事務所~


貴音「...プロデューサー、珍しいことですね」

765P「最近はずっと忙しかったからな...事務所にもなかなか帰れなくて」

貴音「多忙の身は存じております。わたくしたちのためを思ってのことですから」

765P「お前たちも見てやりたいんだが...シアター組も人数が多いからな...」

貴音「はい...」


765P「...貴音、俺に話したいことがあるんじゃないか?」

貴音「...」

765P「言ってごらん」

貴音「...」


447: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:44:41.80 ID:y2xwh/Y10

765P「困ったときは相談だ」ニコッ

貴音「わたくし...私、もう頑張れません...」

765P「...ん。お前は隠そうとするからな...いいんだぞ、俺を頼れ」

貴音「うぅ...」ギュッ…

765P「おう。背中なんていくらでも貸してやる」

貴音「...ダメですね、わたくし...」ギュウ

765P「ダメじゃないさ」

貴音「...あうぅ...グスッ...」

765P「765プロはみんな貴音の仲間だ。一人で抱えるな」

―――
――


448: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:46:33.65 ID:y2xwh/Y10

・・・

貴音「...」ギュゥゥ

765P「貴音?そろそろ離してくれないか...?」

貴音「...」スッ…

貴音「...ありがとうございました。また新たな気持ちで臨めそうです」

765P「自分に負担かけすぎるんじゃないぞ」

「泣きたいときにはー♪涙流してストレスためなーい~♪ ...って」

貴音「個性的な歌声ですね」クスッ

765P「うるせー」



応接スペースのソファ...


美希(...ホント怖がりなの)

美希(......貴音...)


449: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:47:15.57 ID:y2xwh/Y10

~ツアー3rd前日 名古屋~


765P「はーついたついた」

響「愛たちは?」

765P「名古屋ローカルの生放送だと」

貴音「合流は明日、ということですね」

765P「そうだ。さ、こっからホテルまで移動するぞ」


450: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:48:10.49 ID:y2xwh/Y10

~夜 ホテル プロデューサーの部屋~


<たのもー!

765P「ん、貴音か」ガチャ

貴音「プロデューサー、資料を受け取りに参りました」

765P「悪いな、さっき渡しそびれちまって」

貴音「いえ...おや?」

TV<ギャオオオオン!!

貴音「涼たちですか...」

765P「ああ、しかもモンデンキントと共演してるみたいだぞ」アハハ…


―――

春香『モンデンキントのイケメンブラボーこと真ちゃんと』

愛『ディアリースターズの二枚目、涼さんを!』

雪歩『どっちがより可愛く改造できるか勝負です!』

千早『真のいる私たちの圧勝じゃないかしら』

絵理『いえ、涼さんの潜在能力をナメてもらってはこまります』

真&涼(不服だ...)

―――


451: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:49:44.69 ID:y2xwh/Y10

~フェアリーの部屋~


響「美希、入れてー」コンコン

美希「おかえりなのー」ガチャ

響「ただいま...って」

美希「...?」アセダク

響「美希、なんでそんな汗をかいてるんだ?」

美希「あはっ、丁度おどってた所だったの!...暑いの!」

響(...床に汗で水たまりができてる)


響「踊ってたって...なんでさ」

美希「DREAMのフリがちょっと気になったんだー」

美希「それでね、みてみて!」


トンッ…バッ…ピタッ、グルッ…キリッ!


美希「どうかな?」

響「...前から良い動きだったけど、それだけじゃなくなってる」

美希「どーすればトレーナーみたいな表現ができるのかなーって思ってミキなりにやってみたの」


452: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:51:01.25 ID:y2xwh/Y10

響「毎日こんな汗かくまで練習してるのか?」

美希「んー、始めたのはつい最近だよ」

美希「ミキがもっと上手くなれば、フェアリーもキラキラマシマシだって思うな!」

響「...かなわないなぁ...」

美希「そうかな?」

響「へ?」

美希「ミキたちってさ、フェアリーの中でどっちがすごいとか比べあったことないから、意外と響の方がすごかったりするかもよ?」

響「比べる必要なんてないよ!だって自分たち...」

美希「仲間だから?...それは違うって思う」

響「...うぅ」

美希「仲間だけど、やっぱり響も貴音も、美希のライバルなの」

響「...」

453: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:52:24.01 ID:y2xwh/Y10

美希「...あはっ。そんな顔しないで響」

響「なにさ」

美希「ミキもね、オーディションで961プロに負けて、いっときテンションがた落ちでやる気なかったんだ」

美希「プロデューサーに八つ当たりもして、“もっとミキをキラキラさせてよ!”ってカンジだったけど...」

美希「キラキラできるようにミキが頑張らなきゃ、やっぱりダメなの」

響「ずっとがんばってたじゃないか...」

美希「ぶっぶー!他のヒトより頑張らなきゃ、また前みたいに負けちゃうの!」

美希「ミキ、負けるのは、ヤ。響もでしょ?」

響「...うん」

美希「自分に勝つだけじゃ、つまんないもんね♪」アハッ☆


454: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:54:44.42 ID:y2xwh/Y10

響「自分はどうしたかったんだろう...」

美希「...はぁ...シャワー浴びてくるの!」ガタッ

響「えっ、ちょっ」

美希「響、ミキもやれることをやるの!だから響も頑張ってね!」ガチャ

響「...!」

<バタン


美希「...不安にならなくていいんだよ、響...」ボソッ


455: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/02(月) 23:55:19.57 ID:y2xwh/Y10

バスルーム<どこかへおでかけ~♪


響(負けない...か)


響「...すすめー...負けないー...ここからーはじーまーるー♪」

クルッ…ピタッ…バシッ!

響「――今、始まるIt`s Brand New Day♪」


456: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 00:01:49.88 ID:JCFRA73T0

~3rdライブ当日 リハーサル~

<アオイソラ アナタトデアイ アイシテル キモチヲシッテ♪


響「...」ボケーッ

765P「どうした?」

響「貴音も美希もしっかりしてるなーって」

765P「響だってすごいじゃないか。このツアーでみるみる成長してる」

響「あはは、そうなのかな...」

765P「ああ。だから自信をもて」

響「自信?」

765P「そう。なんせお前は完璧だからな」

響「オーディション予選で負けてても?」

765P「はは...まだ引きずってたのか。いいか、負けることは誰にだってある。
     負けたことに言い訳しないで次に進めれば、それでいいんだよ」

765P「お前は強い。どんなアイドルだって敵わない素質を持っている!
     臆するな。迷わず、その実力を見せつけてやれ」

響「...うん!」



愛「緊張してきた...」ブルブル

まなみ「愛ちゃんリラックス!本番はまだ先なんだから」

絵理「手って人に書いて3回飲む...」

涼「逆だよ絵理ちゃん」


457: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 00:02:26.19 ID:JCFRA73T0

~開演直前 待機場所~


美希「ねえ二人とも」

響「ん?」

美希「ミキね、ふたりのことダイスキ!」

貴音「はて...」キョトン


<カイエンアナウンスハイリマース!

462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/22(日) 16:51:59.14 ID:qTMRjRSF0

美希「あのね、ミキ達3人なら、どこまでもいけるってミキは思う」

美希「だからね――」

美希「だから、美希にしっかりついてきてほしいの!」ニコッ

貴音「やはり、頼もしいですね...美希」フフ…

響「...にふぇーでーびる、美希...」

―――Over Master…


463: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/22(日) 16:55:50.50 ID:qTMRjRSF0

<キバノヌケタヤツニナンテー♪ココロウズクワケナイジャナイ! アリエナクナイー♪


愛「わぁぁ...やっぱりステージに立つと違うなぁ...!」

絵理「つきぬける歌声も...パワフルなダンスも...」

涼「かっこいい...女性ファンも多いわけだよ」

765P「どうだ、これがフェアリーだ」

愛「前からすごいなーとは思っていたんですけど...」

絵理「私たちの知ってる頃より...アップデートされてる?」

765P「アプリみたいに言うなよ」


464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 16:56:37.45 ID:qTMRjRSF0

涼「本当にレッスンだけでここまで変わったんですか?」

765P「あいつらが陰でどんな努力をしているかは俺にも分からないさ。
     だけど、今の3人は亜美の影響を少し受けているな」

絵理「亜美ちゃんの...?」

765P「特に美希は亜美の動きをかなり意識している。
     2ndでの亜美のステージを研究したんだろう...あいつは何でも簡単に吸収してしまうからな」

涼「僕らはフェアリーに追いついたと思っていたら...」

愛「また少し差をつけられてしまったようですね!」グヌヌ

765P「追い続けてくれよ。フェアリーもまだまだ伸びるぞ」

「「「はいっ!」」」


465: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 16:57:21.65 ID:qTMRjRSF0

~ライブ中盤~


╲ワァァァァァァァ!!╱

貴音「続いては、この『つあー』のために制作されたみにあるばむの曲となります」

響「名古屋公演に来てくれたみんなしか見られないステージだぞ!」

美希「みんなー?準備はいい?」

╲イエェェェェイ!!╱


466: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 16:57:55.26 ID:qTMRjRSF0

貴音(今日までの...わたくしの積み重ねた鍛錬を昇華させるときです)

貴音(全て、燃えて灰になれ――)


♪~

765P(inferno...貴音をセンターにして正解だったな)

765P(安定感と艶のある歌声がライブだとよく映える)

765P(プレッシャーや焦りにもよく耐えてくれたよ、貴音)


467: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 16:58:23.10 ID:qTMRjRSF0

枯れた花は 種に変わって いつかまた彩るだろう
星は堕ちても 流星になる
あの日の様に 抱きしめてよ だけどどうして泣くの?


╲╲「「「インフェルノォォー!!!!」」」╱╱


468: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:00:09.06 ID:qTMRjRSF0

~ライブ終盤~

<~サーエガーオニーナーロー♪モットアシタヲースキニナレルヨニー♪


まなみ「愛ちゃんたちも確実に成長してるわね」

玲子(頑張れ、絵理っ!)

765P(...876、さすがウチのライバルだ)



愛&貴音「いま咲き誇る~♪芽生えた蕾♪」

涼&響「根を張って胸張って ねえ♪」

絵理&美希「いくーつーもー実らせよう♪」

抱きしめる私と言うヒストリー
BRAND NEW達 始まりは
そう "HELLO!!"


469: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:01:26.31 ID:qTMRjRSF0

~終演後~


まなみ「お疲れ様です。ひと段落、ですね」

765P「わざわざ撤退までありがとうございました。今日の成功もおふたりのご協力のおかげです」

玲子「こちらこそ、絵理達に良い経験をさせてもらったわ」


?「やっほー」


まなみ「あら!」

765P「どうやってここまで...舞さん」アゼン

舞「ちょっと秘密ね。それより、あなた達を労いにきたのよ。765も愛たちも良かったじゃない」

まなみ「ありがとうございますっ」

舞「特に765、とんでもないわねあの子たち」

765P「ほめてますか?」

舞「ほめてるわよ。才能にかまけないで死ぬほど努力しないとあそこまで出来ないわね。自信もガンガン伝わってきたわ」

765P「あいつらに伝えておきます」

舞「あ、これそこにいたサイネリアって子から預かった差し入れ」スッ

玲子(鈴木さん来てたの...)


470: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:02:51.14 ID:qTMRjRSF0

~フェアリー 東京への帰路~


ガタンゴトン…ツギハーハママツー…

響「はぁ~~~~...」

響「ライブは楽しかったけど名古屋からトンボ返りとか...」

貴音「ツアーとはそういうものです。すぐに次のレッスンが待っていますよ」モグモグ

響「...弁当買いすぎじゃないか?」ウワァ…

貴音「~♪」


響「でも正直、意外だったぞ」

貴音「何がです?」モグモグ

響「美希が」

美希「ミキ?」

響「ツアー、ずっとハードでしょ。最初に美希が文句言うんじゃないかって」

貴音「仕事も私たち以上にこなしていますし」モグモグ


471: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:03:27.92 ID:qTMRjRSF0

美希「あふぅ...」

美希「ミキね、ライブに向けて頑張ってる今が楽しいんだ」ウトウト

美希「それで...ミキが響と貴音を連れていくの...」ウトウト

響「どこに?」

美希「zzz...」クカー…

響「って相変わらずの瞬間睡眠だな」ハハ…

美希「zzz...」スヤァ

貴音「...響、私たちも美希に負けてはいられませんよ」

響「そうだな。美希についていくだけじゃダメさー!」

響「またリスタートだ。やるぞー!」ウオオ!


472: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:04:08.44 ID:qTMRjRSF0

~後日 レッスンスタジオ~


<シンケンナマナザシヲズットー!


麗「3人とも良いテンションだ。我那覇、NextLifeのセンターは任せられるな?」

響「なんくるない!」

麗「なにか憑き物でも落ちたような勢いだな」

響「へへ、自分はもっと強くなるんだ!」


473: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:04:50.84 ID:qTMRjRSF0

麗「これだけダンスの複雑な曲を3人ともよくモノにしている。今日初めて触れたというのにな」

美希「トレーナーの指導にもだいぶ慣れたからかな!」

麗「ほう、見上げた適応力だ...」


麗(こういった曲調はrelationsやarcadia、infernoと違って独特な空気感を体現することが重要だ。
  フェアリーの曲には今まで無かったタイプ...習得には時間がかかると思ったが)

麗(それを見越してのフェアリーと性質の違う三浦あずさの起用か...? 計りしれんな、プロデューサー)


474: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:05:51.35 ID:qTMRjRSF0

~フェアリー ミーティング~


765P「さて、亜美に続いての765プロメンバー、あずささんだが...」

765P「あずささんはフェアリーとはまた違う路線のアイドルだ」

美希「●●●●が大きいところは似てるね」

765P「そうだな。だがセクシーさではフェアリーは負けてないぞ」

美希「なの!ミキたちはそこは譲れないって思うな!」

貴音「プロデューサー、話が」

765P「おっとすまん。 んで、あずささんは知っての通り、マイクを持ったら右に並ぶアイドルはいない」

765P「つまり相当な実力者だが、それだけに今のフェアリーなら吸収できるモノも多いと思う」

響「なるほど...あずさの技術を勉強すればいいんだね!」

765P「普段一緒にいるとなかなか気付きにくいから、この機会にあずささんがどれだけスペシャルなのか体感してくれ」


475: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:06:24.03 ID:qTMRjRSF0

~合同レッスン~


<LoveLoveみんなあっげるー♪ あなたがすーきっ♪  ~


あずさ「私、ダンスは3人ほど自信ないわ...」エヘヘ…

貴音「冗談を。ここまで私たちと差の無い動きをして言うことではありませんね」

響「こっちは相当厳しいレッスン積んでるって言うのに、すごいぞ...あずさ」

あずさ「でもこれ以上は本当に出来ないと思うわ」

美希「じゃあ次は、I’m so free! いってみよー!」


476: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:07:09.80 ID:qTMRjRSF0

<コレカラノーメイクデ~♪


響「はぇー...一回でここまで綺麗に揃うと、ちょっと感動」

貴音「この曲はどちらかというと歌の方が曲者ですね」

響「うんうん、こういうおしゃれな曲って自分歌いにくいかも」

あずさ「私も一緒に頑張るから大丈夫よ♪」

美希「この曲もだけど、あずさの持ち歌って難しい曲多いね」

貴音「それもまた、歌姫と呼ばれる所以のひとつでしょう」


477: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:07:51.94 ID:qTMRjRSF0

~4thライブ前日 広島 ホテル~


765P「...それでですね、前にモンデンキントとライブバトルをしたじゃないですか」

あずさ「ええ、覚えてますよ」

765P「それで、その時にたまたま一緒に応援していた日高舞さんが、『竜宮小町はまだ底を見せていない』って言ったんですよ」

あずさ「まあ」

765P「俺はあのときとんでもない竜宮小町を見たと思ってたんですけど...俺よりこのアイドルに深い人に言われちゃーしょうがなかったですよ」

あずさ「そのこと、律子さんには...?」

765P「結局言ってないですね。俺も思い出したのはつい最近でした」

765P「...亜美に同じことを言ったんです。結果、亜美は底を見せていない訳じゃなかったんですが、まだ引き出しがあることに気付かされました」

765P「それで、ちょっと気になるんですよ。 ...あずささんの“本気”が」


478: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:08:34.53 ID:qTMRjRSF0

あずさ「...」

あずさ「...伊織ちゃんや亜美ちゃんと一緒に歌っている時、体がふわって軽くなって、エネルギーが集まってくるような感覚があるんです。力の波に任せれば、もう一段階違うパフォーマンスが出来るような気もするんですけど...」

765P「ふむ」

あずさ「でも、やはり最年長ですから、私があまり勝手な暴走をしてしまうと...」

765P「明日は構いません。思う存分、あずささんの好きなようにやってください」

あずさ「えっ、ですが明日はフェアリーのツアーであって、私のステージではないので...」

765P「あいつらにもみせてやってほしいんです。最高のパフォーマンスを」

765P「フェアリーのファンまでをも虜にしてしまってください」

あずさ「...プロデューサーさんが言うのなら...」ウフフ…


479: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:09:18.58 ID:qTMRjRSF0

~そのころ、ホテルの屋上~


美希「Sunshine避けながら街の中へ~♪」


響「うがー、美希はなんでそんなカワイイ声でるんだ...」

美希「ミキの声は元からカワイイの!失礼なの!」プンスカ!

貴音「ですが、歌い方がずいぶん可愛らしいものになりました」クスッ

美希「...フラワーガールのギャップには負けるの」ボソッ

響「でも、なんで急にそんな歌い方できるようになったんだ?」

美希「んー、実は歌の上手い小鳥に、どうすればすぐに上手くなるか聞いたんだけど...」


480: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:11:01.03 ID:qTMRjRSF0

―――
――


美希「小鳥、歌上手いよね」

小鳥「どうしたの美希ちゃん?」

美希「ミキはできるだけ楽にあずさや千早さんぐらい上手くなりたいんだけど、どうすればいいと思う?」

小鳥「あら、難しいわね。歌はやっぱり一朝一夕で上達するようなものじゃないから...」

美希「そんなことは分かってるの。小鳥、ミキが言いたいのはもっと新しい方法はないかってことだよ」

小鳥「そうねぇ...これは昔律子さんが実践してたやり方なんだけどね、自分のギャップを限界まで広げるっていうのはどうかしら」

美希「ぎゃっぷ?」

小鳥「そうよ。例えば、律子さんが“livE”を歌うときと、“MOONY”を歌うときじゃまったく違う声質を使っているのが分かるでしょ?」

美希「むむ、たしかになの」

小鳥「だから、この律子さん方式を取り入れれば、美希ちゃんの歌唱力の幅も広がるんじゃないかしら」

美希「でもミキ、“ふるふるフューチャー☆”と“マリオネットの心”じゃ結構使い分けてるよ?」

小鳥「そしたら、第3の星井美希を生みだして見ればいいんじゃないかしら」


481: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:12:10.23 ID:qTMRjRSF0

響「...なるほど、律子のやり方か...」

貴音「響、気になりますか?」

響「うん。自分、歌でも二人に負けたくないからね!」

美希「じゃあやってみるの!響、可愛く歌うんだよ?」

響「へ?」


美希「ぱぱっぱーぱらぱ~♪ぱぱっぱーぱらぱ~♪」

貴音「...ヴァンパイアガールの前奏ですね」


482: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:13:08.34 ID:qTMRjRSF0

響「えっ、ちょっと」

貴音「腹をくくったほうがいいですね、響」

美希「ででん♪ででん♪あぁ~♪」

響「...どこかへおでかけ~♪おじょうさまぁ...あっ♡」

響「のどがカラカラ限界ぎりぎり♡ はっきょうすんぜんっ♪ きゅぅぅぅん♡」


<ガチャ


765P「...なにやってんだお前たち」ハァ…

響「う゛ぇぁっ...!プロデューサー!!これはっ...ちがっ!!」アセアセ

765P「自主練もかまわんが早く寝ろよ。明日本番だぞ」

美希「プークスクス」

貴音「ふふっ...」プルプル

響「うぎゃー!なんなのもー!!」ウワァァン!


483: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:16:07.83 ID:qTMRjRSF0

~4th ライブ当日~


<ネエッネエッネエッ♪デートシテクレーマスカー♪


765P(順調だ。3rdを経験して、やはり一回り成長したな)

765P(まだ美希が一歩前にいるが、響も貴音もすぐに追いつくだろう)

765P(だが...今日のゲストはさらにフェアリーの一歩先を行く存在だ)


484: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:17:21.01 ID:qTMRjRSF0

╲ワァァァァ!!╱

貴音「ふふ、ありがとうございました」

美希「続いてはこの曲を!」

響「I’m so free!」



< ~♪

I'm so free ! 誰のものでもないよ
Please,Please make my way
飾らないで変わらないFace のままで
『私らしく』がやっぱりいいでしょ


485: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:18:42.37 ID:qTMRjRSF0

あずさ(美希ちゃん、貴音ちゃん、響ちゃん。ごめんなさいね。私は今日、思うままに...)

あずさ(私を表現するわ...)

あずさ(なんか文句ありますか...!ない!)

――I'm so free!



あずさファンA(あれ、あずささん?)

あずさファンB(すごいエネルギーを感じる...今までにない何か熱いエネルギーを...)

あずさファンC(風...なんだろう吹いてきてる確実に。木々が語る)

あずさファンD(目覚める度変わらない日々に 君の抜け殻探している。着実に)


486: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/22(日) 17:20:02.29 ID:qTMRjRSF0

<『私らしく』歩き出そう I'm so free やっぱりいいでしょ!


765P(アイドル三浦あずさは...一体どこに底が...)

765P(このステージ、フェアリーにとっての大きなハードルになったな)

765P(しかし...亜美もそうだったが、本当に楽しそうだ。あずささん)


490: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/29(日) 00:42:53.52 ID:M7HhptR70

・・・


╲トオーイカーナターヘータビーダーッター♪ ワターシヲーヒトリオーキザーリニシテー♪╱


美希(すごい...すごいのあずさ...!)ウルウル

響(何かが降りてきているみたいだぞ)

貴音(会場が...神聖な世界に包まれています)



あずさ『側にいると約束をしたあなたは...嘘つきだね』~♪


╲╲ワァァァァァァァァァァァ!!!!╱╱


491: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:43:36.07 ID:M7HhptR70

~4thライブ 終演後~


美希「あずさ、すっごいキラキラしてたの」

響「完全に持ってかれたなー」アハハ…

貴音「私たちもまだまだ、ということでしょうか」クスッ

響「自分たちもあずさを超えていけるぐらい、すごいアイドルにならなきゃね!」

<ガチャ

765P「ん、ここにいたのか」

あずさ「お疲れ様、みんな」ヒョコッ

美希「お疲れ様なの!」

あずさ「みんな、今日はとても楽しかったわぁ♪」ニコニコ


492: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:45:36.43 ID:M7HhptR70

あずさ「なんだか少し若返ったような気持ちになれたわ...」

765P「十分若いのに何言ってるんですか」ハハ…

響「NextLifeもあずさの特別レッスンのおかげで上手くいったよ!」

あずさ「Mythmakerで培ったものが初めて役にたったから、私も嬉しい♪」

貴音「三浦あずさ...本当に素晴らしい舞台でした」

美希「今日はリードされちゃったけど、次一緒にライブするときは負けないの!」

あずさ「あらあら~♪それじゃ私も、もっともっと頑張っちゃうわ♪」ニコッ


765P(今回は本当にいいタイミングでの共演だった。ツアー中盤だからこそ、高いテンションの維持に繋がったな)

765P(あずささんのパフォーマンスには驚かされたが...なにより、それを見ても萎縮したりしなかったフェアリーはさすがというか、成長したというか)

765P(他にも...響のNextLifeはかなりハマっていた。他のステージでも定番にしてもいいくらいだ)

765P(なんにせよ三人とも、今日をきっかけにまた加速度的に成長していくはずだ)


493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:46:39.56 ID:M7HhptR70

~後日 765プロ 事務所~


765P「ただいま帰りました」

小鳥「お疲れ様です、プロデューサーさん」

765P「お疲れ様です音無さん。確認をお願いしたいメールがいくつかあるんですけどいいですか?」

小鳥「大丈夫ですよ。あ、これ961Pさんからいただいたのでどうぞ」

765P「いただきます。961Pと高木社長はどんな感じでしたか?」モグモグ

小鳥「順調そうでしたよ。律子さんの話でとても盛り上がってました」

765P「よかったです。 ...俺はなかなかこっちにいられないので、社長と音無さんには助けられてますよ」

小鳥「明日は大阪ですか?」

765P「はい。時間があったら奈緒の実家にでも挨拶しようかな」


494: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:47:31.64 ID:M7HhptR70

小鳥「...」

小鳥「あの、プロデューサーさん、最近少しお疲れ気味なんじゃ」

765P「あはは、これだけとび回っても元気なヤツがいたら超人ですよ。...でもフェアリーの負担に比べたら、疲れたなんて言ってられませんからね」

765P「音無さんもフェアリーがどれだけ頑張ってるかご存じでしょう」

小鳥「はい...正直、最初はこのツアーを実行するなんて無茶だと思ってましたけど...」

小鳥「さすが美希ちゃん達というか...プロデューサーさんというか...とにかく、不可能を可能にするってこういうことなんだなって」

765P「壁をぶち破るってのはそう簡単なことじゃない。一気に集中して向かわないと、分厚い壁は破れないんです」

765P「今、フェアリーは追い風です。この好機を逃すわけにはいかない。フェアリーのためにも、765プロのためにも」

小鳥「...プロデューサーさんが自分にいちばん厳しいのは、よく知っていたつもりでしたが...」

小鳥「本当に、体は大事にしてくださいね...これでも結構心配しているんですよ?」

765P「俺にはもったいない言葉です。小鳥さんに心配されるなんて幸せ者ですね、俺は」ハハ…


495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:48:35.54 ID:M7HhptR70

~フェアリー レッスンスタジオ~


麗「ツアーも峠を越えたな。三浦あずさとの共演からは何か得たものがあったか?」

響「いろいろ勉強になったよ。自分たちが最終的に越えなきゃいけないラインも分かったし」

麗「そうか...なら、次のステージはもっと期待できそうだな」

響「5th専用曲は『Blue Symphony』だね!楽しみだぞ!」

美希「そういえば、トレーナーはミキ達のライブ、見に来たりしないの?」

麗「興味が無い、という訳じゃないぞ。日程がなかなか合わなくてな」

貴音「とれーなーの力で私たちは成長できているのですから、一度くらいは...」

麗「ああ、5thには間に合わせられないだろうが...なんとか予定を調整してみよう」


496: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:49:32.23 ID:M7HhptR70

~合同レッスン 伊織~


< 終わらないmy song ~♪


伊織「ふぅ、まあまあかしら♪ (なによ、なかなかやるじゃない...) 」

美希「んーミキちょっと失敗しちゃったの」

貴音「響、高音のパートが」

響「うん、上手く出せてなかったね...やっぱまだあずさの真似は早いかなぁ」

伊織「...」

伊織「そっ、そうね。今の程度で満足してもらっちゃ困るわ!」フン!


497: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:50:21.44 ID:M7HhptR70

伊織「アンタたち、油断してるんじゃないわよ!5回目だからって慣れでやろうとしたら、痛い目みるんだから!」

貴音「ふふ、伊織。油断などあるように見えますか?」

伊織「...見えない!大丈夫ね!!」


響「どうしたさ伊織...」

美希「きっとデコちゃんは、フェアリーがあんまりすごいからびっくりしちゃったんだよね」アハッ☆


498: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:51:39.78 ID:M7HhptR70

・・・

伊織「そういえば、アンタ達って最近営業とかオーディションとかしてないんじゃない?」

美希「え?、まったくしてないわけじゃないよ?」

貴音「量はかなり減りましたが」

響「たしかに収録とかはあるのに、そういうのはあんまりやってないぞ」

伊織「なるほどね。アンタ達がこうしてレッスンに打ち込めるのも、プロデューサーが走り回ってるおかげみたいね」

美希「ハム蔵みたいに?」

貴音「美希、ふざけるとこではありません」

響「さすがにプロデューサーに失礼じゃないか...?」ハハ…


499: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:52:13.55 ID:M7HhptR70

伊織「アンタねぇ...アイツが倒れたりでもしたらシャレになんないんだからねっ!」

美希「デコちゃんがもっとプロデューサーに優しくしてあげればいいって思うな」

伊織「それは関係ないわよ!可愛い伊織ちゃんに仕えられるんだから喜んでほしいわ」

美希「とかいって、デコちゃんがこの前『大丈夫?疲れてないの?』ってプロデューサーにコーヒー渡してたとこ見たの」

伊織「あっ、あれは!」カァァ╱╱╱



貴音「...私達がプロデューサーに負担をかけているのも事実」

響「そうだなー。なんかたまには役に立ちたいかも」

貴音「そうですね。なにか癒しになるようなことを...」


500: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:53:08.51 ID:M7HhptR70

~765プロ 事務所~


響「...ということなんだ」

小鳥「わかったわ、響ちゃん貴音ちゃん!」

貴音「小鳥嬢、なにか知恵が...?」

小鳥「そうね、まずこのメイド服に」

貴音「却下です」


・・・


小鳥「真面目に考えた結果」

小鳥「貴音ちゃんには特技で」

小鳥「響ちゃんには実務で」

小鳥「プロデューサーさんのお手伝いをしてもらうことになりました」


501: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:53:58.16 ID:M7HhptR70

~765プロ 事務所~


765P「......」カタカタカタ…

貴音「もし、プロデューサー」

765P「ん?」

貴音「わたくし、整体が得意なのですが...」

765P「おう」

貴音「よろしければ...」

765P「あ、もしかして」

貴音「はい。何かプロデューサーのお役に立てないかと思い」


502: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:54:32.88 ID:M7HhptR70

765P「なんか悪いな」

貴音「いえ、わたくしがしたいと思ったのですから、遠慮なさらず」

765P「では、お願いします」

貴音「プロデューサー」

765P「はい?」

貴音「ソファに横になって下さいまし」

765P「あ、そっか。整体だもんな」


503: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:56:00.27 ID:M7HhptR70

・・・・・・


765P「いってえ!たかねっ!いたい!」ヌワー

貴音「これぐらいが効きます」


・・・・・・


765P「貴音...?これは?」

貴音「効きます...じっとしていてください╱╱╱」ギュゥゥゥ

765P「いや、これ誰かに見られたら...」

765P(貴音...こんな甘えたがりだったっけ...?)


504: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:56:49.63 ID:M7HhptR70

765P「ありがとうな。体が軽くなった」

貴音「ふふ、お役に立てて光栄です」

765P「お礼に美奈子の店でも付き合うか」

貴音「それは楽しみですね、あなた様」

765P「ん。レッスン頑張れよ」

貴音「はい。いってまいります」ニコッ


<ガチャ バタン


765P「...“あなた様”?」


523: >>505訂正です 2014/06/29(日) 01:27:05.95 ID:M7HhptR70

~また別の日 765プロ~ 


「プ、プロデューサーさん、お茶をっ...!」 

765P「ありがとうございます、音無さ...へ?」 


響(事務員)「...どうぞ」 


765P「...お、おう」 


響(事務員)「...」 

765P「...」ズズーッ 

765P「さんぴん茶ですか、美味しいですね」 

響(事務員)「...! へへーん!」ドヤァ 

506: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:58:49.11 ID:M7HhptR70

765P(え、なにこれ、なんで?罰ゲーム?)


響(事務員)「つなぐレインボ~♪」


765P(とりあえず響にはつっこまないでおくか)

765P「あ、事務員さん、CGプロ宛ての書類に誤字ないか確認してくれますか?」

響(事務員)「あ、はい!」

響(事務員)「...」チラッ

小鳥「!」コッチコッチ

響(事務員)「すぐ終わらせるぞ!」タッタッタ…

765P「なにこれすげぇ面白い」


507: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 00:59:53.41 ID:M7HhptR70

・・・

響(事務員)「えっと...シュレッダーってどこにあるんだ...?」

765P「事務員さーん、亜美のスタイリストさんに電話してー!」

響(事務員)「はーい!いまやるさー!」

・・・

響(事務員)「次は...メールチェック?」

小鳥「いっしょにやりましょう、響ちゃん」

響(事務員)「...小鳥、いっつも大変なんだね」

小鳥「慣れれば、そうでもないのよ」ニコッ

響(事務員)「ほぇ...なんかカッコいいな」

小鳥「うふふ、ありがとう。嬉しいわ」


508: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:00:28.43 ID:M7HhptR70

・・・

765P「小鳥さん、そろそろ出かけます」

小鳥「はい、お疲れ様です。こちら予備の書類を」

765P「ありがとうございます」


響(事務員)「プロデューサー...さん、これ」

765P「無理に“さん”付けなくていいのに」アハハ

響(事務員)「サーターアンダギー、良かったら」

765P「おっ、ありがとう。...くわっちーさびら」

響(事務員)「ん...うさがみそーれー」エヘヘ…


509: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:01:00.87 ID:M7HhptR70

響(事務員)「その、どうだった?今日の自分...」

765P「似合ってたぞ。引退した後の働き口が見つかったな」

響(事務員)「もー!もっとなんかあるでしょー!!」

765P「はは、楽しかったよ。アイドルじゃない響も、やっぱり可愛いもんだな」

響(事務員)「うがっ、また...そういうこというし...」カァァ╱╱╱

765P「元気出たぞ。んじゃ、いってくるな」ナデナデ

響(事務員)「...いってらっしゃい。がんばって」╱╱╱


510: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:01:36.05 ID:M7HhptR70

~そのころ...


美希「むむむ...知らない間に貴音と響が楽しそうなことになってたの」

美希「ミキもプロデューサーになんかしてあげたくなってきたの」ウズウズ

美希「...小鳥に相談してみようかな?」


511: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:02:42.74 ID:M7HhptR70

~星井家 キッチン~


美希(小鳥から“お料理さしすせそ”のDVDを借りたの!)

美希(これを見て作ればなんとかなるって思うな!)


<うっうー!愛情たっぷりお弁当の作り方でーす!


美希(ひゃんっ!ちょっと失敗したかも!)

美希(んー、間違いは成功のもと卵焼きってことにするの)

<ごはんをつめまーす!

美希(ここはおにぎりにするの!ゆずれないの!)


512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:05:17.72 ID:M7HhptR70

<できましたかー?愛情たっぷり込めてくださいねー!

美希(......)

美希「大好きはーにぃー♪いちごみたーいにー♪」

美希「じゅんっじょうなーのっ♪」

美希「ずっと見てて...ゼッタイよ♪」

美希「...」

美希「...えへへ」ニコニコ


星井菜緒「あら~乙女って感じねぇ」ニヤニヤ


美希「なっ!...勝手に見ないでなの!この貧 !」

菜緒「」ブチッ

菜緒「...death penalty」

美希「上等なの。ゆとりの本気を見せてやるの」

ギャーギャー!


513: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:06:26.50 ID:M7HhptR70

~765プロ 事務所~


765P「んじゃ、伊織と収録行ってきます」

小鳥「今日はモンデンキントの天海春香ちゃんとのお仕事ですね」

伊織「あんた、忙しいのに私に付き合って大丈夫なの?」

765P「ちょっと961Pに話すこともあるし、伊織と天海さんの共演はなにが起きるか分からんからな」

伊織「ムカつくわね」

765P「気にするな」


美希「プロデューサー!ちょっとまって」


514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:07:45.50 ID:M7HhptR70

765P「ん?どうした美希」

美希「あの、えっと...」モジモジ

765P「...?」

美希「えっと、その...これ」スッ

765P「これ...お弁当か?」

美希「プロデューサーのために作ってみたの。どうぞなの」

765P「あ、ありがとう...?」

美希「うん。ちょっとおいしいか分かんないケド」


765P「...」ジーッ

美希「な、なに?」


765P「なんでもないぞ。ありがとうな、美希。ちゃんと食べるからな」ニコッ

美希「う、いってらっしゃい、なの」╱╱╱

小鳥(かわいい)


伊織「...」チラッ

伊織(なるほどね)フン


515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:08:36.34 ID:M7HhptR70

~収録スタジオ~


961P「よかったな、春香」

春香「はい!伊織ちゃんとまた共演できて嬉しいです!」


・・・●REC

伊織「あんたでしゃばりすぎじゃない!?このバカリボン!」

春香「ちょっ、地上波でアイドルに向かってバカってどうなの!?」ムキー!

伊織「何度でも言ってやるわよ!バカバカ!バカリボン!」

春香「やめてよ!デコ!デコジェネラル!」

ギャー!ギャー!


961P(結局こうなるのか...)

・・・

516: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:09:37.37 ID:M7HhptR70

~収録後 伊織の楽屋~


765P「スタッフさんも大笑いしてたな」ハハ…

伊織「あぁぁ...キュートな伊織ちゃんのイメージが...」

765P「予想通りだったよ。次、仕事あるんだろ?早くメシ喰っちまえ」


伊織「あ、ねえ。美希のお弁当見てもいいかしら?」

765P「おう、いいぞ。俺も楽しみにしてた所だ」

パカッ

伊織「ふーん、料理苦手って言ってた割にはキレイじゃない」

765P「いただきます。美希、がんばったな」

765P「...」モグモグ


765P「おいしい」パァァ…


517: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:10:44.96 ID:M7HhptR70

伊織「...美希、今日はネイルアートしてなかった」

伊織「ちょっと夜更かししたのかしら、肌もほんの少し荒れてたわ」

伊織「きっと料理の練習でもしてたのね」

765P「...」モグモグ

伊織「ま、あんたも気付いてたみたいだけど♪」

765P「...」モグモグ

765P「美味しい。美味しいなぁ」モグモグ

伊織「照れ隠しのつもり?幸せ者ね。まったく」


518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:11:57.67 ID:M7HhptR70

・・・

765P「...ごちそうさま」

伊織「ねぇ、訊いてもいい?」

765P「ツアーのことか」

伊織「違うわよ。...プロデューサーも研修に行くの?」

765P「...行く」

伊織「やっぱりね」

765P「IA大賞が終わったらだな」

伊織「そう...」


伊織「...さ、寂しくなるわね」ウルッ


765P「伊織?」

伊織「なんでもないわ」プイ


519: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:15:18.20 ID:M7HhptR70

~5thライブ当日 リハーサル~

~♪

高く高く 祈る鼓動 羽ばたいて!わたし達の歌
確かな旋律が 雲を突き抜けていくの
青に染まる 音の行方 輝きだす歌が聴こえる
耳に触れたのは アザヤカな風のエコー
あなたの空へと響かせて Spread our wings


<リハオツカレサマデース!


美希「ねーねーデコちゃん、デコちゃんは亜美やあずさみたいに、隠し技みたいなのがあるの?」

伊織「それは私にも分からないわね。でも、出し惜しみなんてしたことないし、まだ隠してるモノなんてのもないわ」

伊織「私はカワイイけど、才能と呼べるものには乏しいのよ。アンタと違って」

美希「そーかなー?」

伊織「そうよ。必死で輝きを追い求めて、やっとここまで来たの。もちろんアンタ達が才能任せにしてるなんて思ってないけど」

美希「でも、竜宮小町のリーダーはデコちゃんにしかできないって思う」

美希「だからデコちゃんもやっぱり特別なの!」

伊織「...ふん。別にそんな当然のこと言われても嬉しくないわよ」テレテレ


520: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:16:26.35 ID:M7HhptR70

~5thライブ 終演後 関係者室~


?「お疲れ様です」

765P「ん、来たな。人気急上昇中事務所のスーパープロデューサー」

モバP「すまんね、少々ツレが...」

765P「ん?あぁ」

765P「...こんばんは、千枝ちゃん、みりあちゃん、千佳ちゃん」シャガミ

「「「こんばんはー!!」」」

765P「ライブは楽しかったかな?」

みりあ「うん!みんなかっこよかったよ~♪」

千枝「千枝も、貴音ちゃんみたいになりたいです」ニコニコ

千佳「フェアリーみたいに変身したーい!」

765P「それは良かった」

765P「三人とも、いつも育と桃子と仲良くしてくれてありがとう」ニコッ

765P「これからもあの二人をよろしくね」

「「「うんっ!」」」


521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 01:17:28.62 ID:M7HhptR70

モバP「...さて、6thの参考に今日のステージを見させてもらったけど...」

モバP「1stからの異常な成長に仰天した。一体何があったんだ?」

765P「今日は申し訳ないが全てを話すだけの時間が無い」

765P「...そうだな、卯月達に言っておけ。“引き立て役にはなるなよ”と」

モバP「煽るなぁ」

765P「発破をかけただけだ」


千佳「うふふー♪フェアリー目指して練習しよー!」

みりあ「じゃあ美希ちゃん役をやるねっ」

千枝「千枝は貴音ちゃん役を!」ワーイ

ガヤガヤ…




524: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/29(日) 16:22:19.02 ID:M7HhptR70

~翌日 765プロ 事務所~


765P「集まったな竜宮小町」

765P「まず、礼が言いたい。フェアリーのツアーへの協力、ホントにありがとう」

亜美「どもども~」テヘッ

765P「3人のおかげで響たちはとても強くなった」

あずさ「私たちは仲間ですから、高めあうのは当然ですよ♪」


765P「それと、ツアーの前から3人には助言をもらっていて、俺自身も助けられた」

伊織「にひひっ♪IA大賞なんて無理、って言ってたのが懐かしいわ」

765P「フェアリーは大きな進化を遂げた。ツアーは問題なくフィナーレとなる」

765P「今日はその先の話をしようと思う」


525: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:23:08.17 ID:M7HhptR70

765P「765プロには、次のステップを用意した」

「「「次の、ステップ?」」」


765P「社長」

高木「うむ」

高木「かねてからプロデューサー君が961プロと進めていた企画だ」

高木「これは、765プロ始まって以来の一大イベントとなる」

高木「...」コクリ

765P「...」ウナズキ


765P「アリーナライブが決定した」


「「「あ、アリーナぁ!!??」」」


526: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:24:16.38 ID:M7HhptR70

~フェアリー レッスンスタジオ~


美希「ひとつずつひとつずつ 新たなstageへ昇ろう~♪」

響「女の子 誰だって前だけを見て生きるの♪」

貴音「少しずつ少しずつ トビラを開いて行こうよ♪」

「「「遠回りした分 広がる世界 Goin'my way~♪」」」


麗「よし、そこまで。...失敗しても曲中で渋い表情は出すんじゃないぞ」

美希「この曲、I’m so free! みたいでオシャレなの」

貴音「みにあるばむ全7曲の中で、唯一の明るい曲調ですから、切り替えが重要ですね」

響「“Okey-dokey”...『なんくるない』って意味だぞ!」ヘヘーン

麗「違う」


527: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:24:59.72 ID:M7HhptR70

麗「私的な報告だ。6thライブ、リハーサルも含め当日は私もバックアップすることになった」

美希「やったの!見に来てくれるんだね、トレーナー!」

麗「仕事のウチでもあるからな?」

貴音「まこと、嬉しきことです」

響「最高のフェアリーのステージをみせてあげるさー!」

麗「だから私は客じゃないぞ」


528: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:26:26.50 ID:M7HhptR70

~日帰りバーベキュー中の961プロ~


<おいしいですぅー! あっそれ私の肉! 天海、モクズガニがいたぞ… ワイワイ…


千早「あの、プロデューサー」

961P「んー?」

千早「飲み物です」ガサッ

961P「ありがとう...じゃ、サイダーを」スッ

千早「そういえば、黒井社長は今日のことを知っているんですか?」

961P「いや、こっそり出てきちゃった」

千早「...プロデューサーも、悪い人ですね」クスッ

961P「まあまあ、こういう時間も必要なんだから、社長も分かってくれるさ」


雪歩「...ふんっ!」ドスッ!

スイカ「」グハッ

真美「スゲーゆきぴょん!スイカを一撃で...!」ウワァ


529: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:27:08.24 ID:M7HhptR70

961P「みんな、ちょっといいかな」

ワイワイガヤガヤ…


961P「なんと、765プロとの合同アリーナライブ開催が決まったよ」

ピタッ...!

一同「...へ?」


「えぇぇぇぇぇえええ!!??」

真美(んふ、知ってた)


530: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:28:09.74 ID:M7HhptR70

真「そんな話、少しも聞かなかったのに!」

961P「1stライブでみんなそれどころじゃないと思ったからね」

961P「このライブはただのアリーナライブじゃない。ジュピターの頃から続いた765プロとの悪い関係を完全に無に帰す、記念碑的なライブだ」

961P「...なんて言ったけど、みんなはもう765プロといっぱい共演してるから、連携の方は心配してないよ」

961P「961プロ史上、いやアイドルライブ史上に残るステージにしよう!」ガッツ!

春香「あぁー!燃えてきましたっ!」メラメラ

やよい「うっうー!!やりますよぉ!」ゴゴゴ


531: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:29:07.00 ID:M7HhptR70

961P「あ、それと...」


961P「このライブが、ひとまず俺の日本での最後の仕事になる」


532: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:30:33.77 ID:M7HhptR70

~CGプロ近くの居酒屋~


モバP「初めてだな、楓さんや川島さん抜きでお前とここに来るのは」

麗「なに、仕事の話だ。他意は無い」

モバP「分かってるさ。仕事熱心病め」

麗「ワケわからんあだ名をつけるな。あとそれだけはお前に言われたくない」


麗「渋谷たちの調子はどうだ?」

モバP「こないだの961プロオールスターライブがいい刺激になったみたいでな」

モバP「テンションは高い。フェアリーのツアーに向けてもエンジン全開だ」

麗「良かった。...それでだな、6thまでに一度レッスンを見たいのだが」


533: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:31:17.79 ID:M7HhptR70

モバP「ん?どういう風の吹きまわしだ?」

麗「相変わらずの言葉遣いだな。 ...私の想定以上にフェアリーの実力が伸びているんだ」

麗「ニュージェネレーションが...打ちのめされないか不安になってしまってな」

モバP「さりげなく自分仕事出来すぎるアピールしてくる麗ちゃんマジマスタートレーナー」ボソッ

麗「予定くめるの、くめないのどっちだ」グイッ

モバP「くめます」マガオ

麗「よし」


534: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:33:09.26 ID:M7HhptR70

モバP「あ、6thに麗も出れば?アイドルやりなよ!せっかく可愛いんだし!年?まだ全然キツくないよね?わかるwa」

麗「...」スパーン!

モバP「いたい!」

麗「アシスタントと妹たちの苦労がうかがえるな」ハァ…

モバP「わかるわ」

麗「...」ゴスッ

モバP「」


535: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:34:28.14 ID:M7HhptR70
~フェアリーと大阪に向かう途中~


ガタン…ゴトン…ツギハー…ナゴヤー…


765P「ツアーもあと2回だな」

貴音「長い道のりも終わりが見えてきましたね」

響「ホントにいろんなことがあったから、すごい濃い時間だったさー」

美希「zzz...」スヤァ

響「美希、どんな夢をみてるんだー?」ツンツン

貴音「最後まで油断せず、全力で参りましょう」クスッ


536: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:35:08.97 ID:M7HhptR70

765P「ツアーの前から考えると、3人とも本当に成長したよな」

765P「誰にも負けないくらいのレッスンや、たくさんのアイドルとの切磋琢磨の中で、自分にプレッシャーをかけながらも、アイドルとしてひとつ上のステージに進んだ」

765P「予想以上の伸びの早さなんだ、冗談抜きで。フェアリーは間違いなく史上最高のアイドルになる」

響「なんたって自分たち、完璧だからな!」

765P「...最近気付いたけど、別にフェアリーの三人が完璧なワケじゃないんだ」ハハ…

響「うがっ!?」


537: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:36:16.74 ID:M7HhptR70

765P「...」


――765P『フェアリーの3人みたいなパーフェクトなアイドルと接してると、 時々亜美のアホさが必要になるんだよ』


765P「フェアリーどころか、日本中探しても、パーフェクトなアイドルなんてモノは存在しないんだ」

765P「ただな、完璧を目指しているからこそ、今のフェアリーは最強なんだと思う」

765P「妥協せずに、戦い続けて、フェアリーは“三人一緒に”完璧へと近づいていくのだと」

765P「なんとなくこのツアーで悟ったかな」アハハ


538: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:37:31.46 ID:M7HhptR70

貴音「そうですね...“三人一緒に”」

貴音「...ひとりではできないこと...♪」ボソッ


響「...仲間とならできること♪」ニコッ

765P「のりこえらーれーるのーはー♪」


美希「ヘタなの」クスクス


765P「どわっ、美希起きてたのか...」

美希「プロデューサーはもっと歌の練習した方がいいの!」アハッ

響「たしかに」ニヤニヤ

貴音「ふふ...否定はできませんね」

765P「...がんばります」


539: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:39:19.19 ID:M7HhptR70

~6thライブ当日 リハーサル~


<ジカンワースレーテー♪ミーナレーター♪ケーシキーヲーミーヨウー♪


麗(付け焼刃に近いが、ニュージェネにはフェアリーとスタイルが被らないように指導した)

麗(フェアリーのようにクールなパフォーマンスをすれば、どうしても見劣りしてしまう。それは避けたい)

麗(頭を使わなければ、私の育てたアイドル同士が潰しあうなんてことになりかねん)


<ススメ☆オトメ もっと先へ ねぇ理想のステージ目指そうよ~♪


麗(...本田たちも間違いなく成長しているのだが)

麗(フェアリーの方が次元がひとつ違って見えてしまう)


540: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:39:46.58 ID:M7HhptR70

卯月「トレーナーさん!どうでした?」

麗「うむ、一度のレッスンでよくあれだけモノにできたな」

未央「トレーナーさんの指導が良かったんだよ~」エヘヘ

凛「本番も、この調子で挑みます。星井さんたちに、気持ちで負けないように」

麗「ああ。お前たちの笑顔を届けて来い!」ビシッ


541: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:40:39.97 ID:M7HhptR70

スタッフ<フェアリーサンノラストデース!

美希「KisSだけ新しい演出の確認を!」

スタッフ<リョーカイデス


~ねぇkisskisskiss 何十回も~♪

響(貴音、若干早い)チラッ

~息ができなくていい  死んでもいい...♪

貴音(把握しました)コク

~だからKiss Kiss Kiss 何百回も ~♪

美希(ミキの角度に合わせて)メクバセ

~愛してるなら ...♪

響(オーケー)ウナズキ

~♪


麗(この三人だから...予想以上に伸びたのだろうな)


542: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:41:31.95 ID:M7HhptR70

~会場ロビー フラワースタンド前~


凛「...」

卯月「凛ちゃん? わぁ、綺麗なお花だね」

卯月「あれ?送り主が...」

凛「私の家、花屋でしょ。それで両親が」

凛「この花を見ていたらいろんな人たちに支えられてここまで来たんだなって思っちゃって」

卯月「じゃあ、恩返ししないとね」ニコニコ

凛「...うん!」

卯月「行こう!私たちのステージへ!」


543: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:42:28.34 ID:M7HhptR70

~6thライブ 本番直前~


765P「さぁいってこい。全力で、楽しんで!」

美希「はいなの!がんばるよ~」ウズウズ

響「いっちょやってくるぞー!」メラメラ

貴音「全ては今日のために」フフ…

麗「私の指導の成果を、見せてくれ。...期待している」

「「「いってきますっ!」」」


544: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:43:40.01 ID:M7HhptR70

~待機場所~


美希「ふたりとも、今日もいっぱいキラキラしようねっ」

響「うん、任せて!」

貴音「わたくし達らしく参りましょう」


―――――... over master!!


545: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:45:22.02 ID:M7HhptR70

美希『優しさ欲しいと思ってる?~♪』
╲ウォォォッハイ!ウォォォッハイ!ウォォォッハイ!ウォォォッハイ!╱


貴音『やっぱアンタには高嶺の~♪』
╲ウォォォッハイ!ウォォォッハイ!ウォォォッハイ!ウォォォッハイ!╱

「「「花ね!」」」ビシッ

響『心に響き渡らなくちゃ~♪』
╲ッハイ!ッハイ!ッハイ!ッハイ!ッハイ!ッハイ!ッハイ!╱

「「「意味が無いのよっ!!」」」


麗(一曲目、オーバーマスター...私が初めてフェアリーを見たときの曲)

麗(あの時も彼女たちのポテンシャルには驚いたが)

麗(あの頃より、ダンスのキレ、ボーカルの安定感、表現力が段違いになった)

麗(ここまで来てしまうと、アイドル...なのだろうか。その枠を超えてしまったように思える)クスッ


546: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:47:02.62 ID:M7HhptR70

麗(edeN、エージェント、Day of the future、風花、TRIAL DANCEと続いたが)

麗(今までのレッスンで見たどれよりも、この瞬間の方がすばらしい出来だ)



貴音『once again...あの頃のようにそばにいたい...~♪』



卯月「やっぱり...さすがですね...フェアリーさん」

未央「ひゃー負けてらんない!と言いたい所だけど、ちょっとすごすぎるね?」

凛「...今日は忘れられない日になりそう」ググ…

卯月「...凛ちゃん!未央ちゃん!私たちも頑張って来たんだから、それを出し切ろう!」

未央「そだね!ニュージェネファンのみんなも待ってるし!」

凛「こんなステージを見せられたら、一矢報いずにはいられないよ」クスッ


547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:48:03.89 ID:M7HhptR70

美希「みんなー!盛り上ってるー!?」

╲╲ワァァァァァァァァ!!!!╱╱

響「3曲続いて、『見つめて』『Brand New Day!』『ふるふるフューチャー☆』でした!」

貴音「この後も、わたくし達のステージをお楽しみください」




麗「しかしこだわりを感じる演出だな。映像やバックダンサーを見ていると、アイドルのライブだということを忘れる」

765P「同業者に一人、演出の創造に長けたヤツがいるんですよ。このツアーの演出はそいつに少し協力してもらいました」

麗「なるほど、その方はマイケルジャクソンからオリンピックの開会式までありとあらゆるステージを研究しているとみた。なかなかの腕前だ」

765P「会ってみると、そんなに大したヤツじゃないと思うんですけどね」ハハ…

麗「ちなみにどこの所属か教えてくれないか?今後の参考にしたい」

765P「...961プロです」


548: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:48:49.52 ID:M7HhptR70

麗(フェアリーが次の『DREAM』を終えたらニュージェネの出番か)

麗(もう一度声をかけに行こう)


549: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:49:28.48 ID:M7HhptR70

「始め」は皆一瞬の刺激
銃弾に撃たれた様だった
熱く燃えてく火花みたく
思いに焦がれてる想い立ち向かえ

「終わり」は皆一生の悲劇
地獄に堕とされる様だった
友が世界が敵になるが
願いとは絶対叶えるモノでしょう


550: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:51:11.83 ID:M7HhptR70

麗「おい、島村たち」スタスタ…

卯月「あっ、トレーナーさん!」

麗「なんだ、本番前だというのにステージを見ていたのか?」

未央「...えっと」

未央「トレーナーさん、このステージ、見た方がいいよ」ウツムキ

凛「これが、、、トップギアのフェアリー、なのかな」ブルブル

麗「ん?どれ...」グイッ


麗「...!!」


551: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:51:58.01 ID:M7HhptR70

貴音『ねえ・・・出来ないのならやるな...』~♪

響『だけど やれるのなら出来る』~♪

美希『自分に勝てるのは自分』キリッ

「「「まっすぐに...たたかえっ!!」」」


夢が夢じゃ終われないから
私の今になりなさい

貴音『傷ついてもいいさ』スタッ

響『苦しくてもいいさ』キリッ

美希『嗚呼、どんな罪でも来なよっ!』ビシッ!


夢じゃ夢が止まれないから
私のモノになりなさい
この心で進め
この両手で掴め
嗚呼抱きしめる Dear My DREAM


552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:52:49.28 ID:M7HhptR70

『嗚呼、今叶える―――』


「「「Dear My DREAM...」」」



╲╲ワァァァァァァァァァァ!!!!フェアリー!フェアリー!フェアリー!フェアリー!!╱╱


553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:54:47.53 ID:M7HhptR70

麗「ぁ...」ドキドキ

卯月「まだ上の段階があったなんてなぁ...」

未央「歌もダンスも、ひとつひとつが最高の状態で表現できてる、そんなかんじだね」ハァ…

凛「...卯月、未央、行こう。私たちの番」


554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:55:17.18 ID:M7HhptR70

麗「島村、渋谷、本田。いいか」

麗「...“夢が夢じゃ終われない”のは、こちらも一緒だ」

麗「アイドルの“新時代”を築くのだろう?」ニコッ

麗「胸を張っていけ」

「「「はいっ!いってきますっ!!」」」タッタッタ…


555: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:57:10.48 ID:M7HhptR70

~ニュージェネレーション待機場所~


モバP「ん、来たな」

未央「プロデューサー、私たち大丈夫かな...?」ガクガク

卯月「えへへ...ちょっといつもより緊張が」ガタガタ

凛「...」ウツムキ


モバP「緊張して当然さ。 ...手を出して」スッ

卯月「はいっ」ギュッ

未央「うん」ギュッ

凛「...よし」ギュッ


556: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:57:55.71 ID:M7HhptR70

モバP「俺たちは輝くためにここにきた!」

モバP「ガラスの靴は履いたか?舞踏会が始まるぞ!!」

モバP「さぁ、魔法をかけておいで、シンデレラ!」


「「「はいっ!!!」」」



お願いシンデレラ
夢は夢で終われない 動き始めてる

輝く日のために―――


557: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 16:58:59.10 ID:M7HhptR70

・・・

麗(ニュージェネのステージが終わり、コラボ、そしてOkey-dokeyの披露も終えて、残すはアンコール)


美希「...ふぅ、楽しかったの。あ、どうだった?トレーナー」

麗「お前たち、ライブ本番になるとギアが上がるのか?」

響「へへっ、なかなか良かったでしょ」

麗「言葉にしがたい。それほどのモノだった」

貴音「ふふ、ありがとうございます」


558: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 17:00:06.02 ID:M7HhptR70

<アンコールスタンバイオネガイシマース!

麗「...あっという間だったな」

美希「最後まで集中していくの!」

貴音「全てを出し切りましょう」

響「ちゃんと見ててね、トレーナー」タッタッタ…


麗「...やれやれ、三人ともいい顔じゃないか」ハァ…



<キュンッ!ヴァンパイアガール!! ╲Fooooo!!╱


559: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 17:01:13.84 ID:M7HhptR70

~6thライブ 終演後 ニュージェネレーション楽屋~


ガチャ


モバP「お疲れ様、卯月」


卯月「!」


卯月「...お疲れ様ですっ!凛ちゃんと未央ちゃんはまだ来てませんよ?」ゴシゴシ

モバP「...卯月、急に入って悪かったな」

卯月「いっいえ!ぜんぜん問題ないですっ!」プイ


560: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 17:02:25.44 ID:M7HhptR70

モバP「また出直すな」ガチャ…



卯月「ぷろでゅーざぁざんっ!」グスッ



モバP「...」


卯月「わだじ...っ...がんばっできだからっ...!」グスッ

卯月「どうなっても悔いはないなんて思ってたけど...!」ウゥッ


卯月「やっばり...ぐやしいなぁ...!!」ボロボロ


561: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 17:03:27.45 ID:M7HhptR70

モバP「...卯月。その気持ちを、忘れるな」

バタン

<ウワーーーン!!



モバP「!」

凛「プロデューサー...」

未央「しまむーは...」

モバP「...二人とも、お疲れ様。あいつの側にいてやってくれるか」

凛「分かった」

未央「うん!」


562: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 17:06:37.20 ID:M7HhptR70

モバP「っと、お前たちも、良く頑張ったぞ」ナデナデ

未央「えへへ...ちょっと今日は目立てなかったけどっ」

未央「これからもがんばるからさっ...!」

未央「だから...」

未央「うぅ...」ポロポロ

未央「だから今はお願い、泣いてもいいよね...」ポロポロ

凛「...」ウルウル


モバP(悔しくないはずがない。あれだけの実力を間近で見せられたんだから)


563: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 17:07:22.61 ID:M7HhptR70

~フェアリー 楽屋~


響「え゛っ!?トレーナーってCGプロの所属だったの!?」

麗「言ってなかったか?フリーのような仕事もしているが、最近主に見ているのはCGプロだ」

響「知らなかった...」

麗「はは、だからきっと、ツアーが終わった後もまた会うだろうな」


564: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 17:08:05.70 ID:M7HhptR70

765P「次がツアー最後のライブになる。響、美希、貴音...やり残したことを全てやりきれるようにな」

響「最後かぁ...よし、後悔の無いようにやるぞ!」

貴音「わたくし達の集大成ですね...ますます身が引き締まる思いです」

美希「翼や百合子にも、ミキたちのキラキラを見せてあげるの!」

765P「よし、その意気だ。東京に凱旋するぞ」


568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/30(月) 21:58:00.95 ID:8a5PDhKd0

・・・


TV<今日の特集は...!

TV<今、大注目の765プロより、スーパーアイドルユニット、『フェアリー』に迫ります!

TV<全国ツアーもいよいよ大詰め!

TV<そんな中、成長し続けるアイドル達の秘密を取材しました!


569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 21:58:35.18 ID:8a5PDhKd0

街の声...


Qフェアリーは知っている?

高校生A「もちろんっす!俺、この前の名古屋のツアーに参加しました」

高校生B「響ちゃんのサインありますよ」


Qフェアリーの魅力を教えてください

サラリーマン「一番はステージパフォーマンスですかね。カッコいいんですよ、とにかく」

主婦「CMとか見ててもカッコいいなぁって思いますね」


Qフェアリーの好きな曲は?

大学生♂「ヴァンパイアガールでしょ!」ウェーイ

大学生♀「えぇー?DREAMじゃないの?」


570: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 21:59:14.84 ID:8a5PDhKd0

レポーター「このスタジオの中で、まさに今、フェアリーと765プロシアターのメンバーが東京公演の準備をしているようです!」


・・・


レポーター「...このツアーも次が最終公演となりますが、振り返ってみていかがですか?」

「日本中の応援してくださる皆様のおかげでここまでこれたのだと実感しております」フフ…

「ファンのみんなと盛り上れて楽しかったさー。それにいろいろなアイドルと共演できたのも大事な経験になったよ!」

レポーター「なるほど...それでは、東京公演を待っているファンに向けてお願いします」

「あはっ☆ミキたちも翼たちもキラキラするから、ちゃんと見に来てね?」

「あと、ミニアルバムをまだ聴いてないそこの人も、聴かなきゃだめだよ?よろしくなの!」


571: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 21:59:42.16 ID:8a5PDhKd0

~765プロ 劇場~


961P「やってきました。765プロ劇場」

雪歩「初めて来ました。思ってたよりずっと大きいですね」

真「ボクは2回目だ。建て替えしたのか?前とは別の外観になってるけど」

961P「なんかこの劇場は突然大きくなるんだよなー」

961P「証言によると次の日まったく様変わりしていることもあるらしい」

真「...ホラーだな」


572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:00:15.11 ID:8a5PDhKd0


・・・劇場観賞中


<メルヘンアイドルものがたり~♪



573: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:01:27.01 ID:8a5PDhKd0

961P「あー面白かった」ニコニコ

雪歩「アイドルってこういう世界もあるんですね」

961P「雪歩も舞台とか似合うと思うんだけどな。演技上手いし」

雪歩「えへへ、ありがとうございます」

961P「真も俳優のオファーとかきたら引き受けてくれるか?」

真「女優だ。バカ」プイ

961P「あああ!ごめん!!」ゲザー

雪歩「大失態ですね」クスッ

961P「」チーン

バッドコミュニケーション


574: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:02:34.86 ID:8a5PDhKd0

エレナ「あっ!ヤヨイのプロデューサー!元気にしてた!?」ギュゥッ

961P「うおっ!?」

莉緒「あら、961プロのプロデューサーくんじゃない。私に会いに来てくれたの?」ウインク

961P「エレナちゃんに...莉緒さん...」ハハ…

エレナ「劇場見にきてくれたんだネ!楽しかったー?ワタシは楽しかったヨー!」

雪歩「...」ジーッ

真「...」

エレナ「いえいっ♪ウキウキしちゃうネ~!」ギュゥゥ

莉緒「ほら、エレナちゃん。プロデューサーくんが困ってるから」アハハ…


575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:03:16.19 ID:8a5PDhKd0

雪歩「楽しそうでしたね、プロデューサー?」ニコニコ

961P「は、はい...」

真「落ち着け萩原。たしかに他事務所のアイドルに手を出すなんてクズのすることだが」

961P「そんな!誤解です!」

雪歩「えへっ、ちゃんと分かってますよ」

961P「...」ホッ

961P「雪歩は演技が上手いんだから...」


576: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:03:53.56 ID:8a5PDhKd0

環「あっ、まみのおやぶーん!」タッタッタ

育「春香さんのプロデューサーさん、お久しぶりです!」

961P「環と育じゃないか。劇場見たぞ、上手になったな」

環「くふふ、環みんなと頑張ったぞ!」

育「すごいでしょ!伊織さんや琴葉さんも褒めてくれたんだよ!」

961P「ああ、頑張った頑張った」ナデナデ


577: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:04:26.82 ID:8a5PDhKd0

真「おい」クイクイ

961P「ん?」


961P「...!」ゾッ



雪歩「......私演技得意なんですよ♪」ニコニコ


961P(あ、俺死んだな)


578: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:05:12.82 ID:8a5PDhKd0

~CGプロ 青木麗のとある一日~


@ボイストレーニング室前...


麗(ん、今日は誰もいないのか?)


「あ、おねえちゃん?」


麗「その声は慶か。アイドル達は?」キョロキョロ

慶(ルーキートレーナー)「ついさっき、小学生組がレッスンを終えて帰ったよ~」

麗「そうか...すれ違いになってしまったか」

慶「ところで今日はどうしたの?」

麗「抱えていた大きな仕事にケリがついてな。ここのアイドル達に会いに来た」

慶「そっかあ!じゃあ事務所にいけば誰かに会えるかもよ?」

麗「そうだな。最初からそうすればよかったんだ」


579: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:05:56.47 ID:8a5PDhKd0

@CGプロ 事務所...


ガチャ

麗「失礼する」

千川ちひろ「お帰りなさ...あら、麗さん!」

麗「千川さん、今日の事務所は静かですね?」

ちひろ「はい、みんなお仕事だったり、お休みだったりで...」


ガラーン…


ちひろ「まさかのすっからかんです。寂しい!」トホホ…

麗「一年に一度あるかないかの偶然だ...」


580: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:06:46.00 ID:8a5PDhKd0

「あれ、おねえちゃん?」


麗「明、いたのか」

明(トレーナー)「事務所で会うなんて珍しいね」

麗「私がここにいること自体久しぶりだからな」

明「そっか、フェアリーの最終レッスン今日だったっけ」

麗「それを終えて、ホームグラウンドに顔を出しにきたのに」ガラーン…

明「あはは、タイミングが悪かったね!」


581: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:07:25.92 ID:8a5PDhKd0

麗「仕方ない。退散するか」スゴスゴ

明「事務所にいれば誰か来るとは思うけど」

麗「いや、こういう日は早く引っ込むに限る。大抵期待通りにはならん」ガチャッ

ちひろ「お疲れ様です!」

明「また家でねー」バイバイ


582: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:07:55.31 ID:8a5PDhKd0

麗(こんな風に時間を持て余すのは何時ぶりだろう...)テクテク


ブロロロロ…


「おーい、そこにいるのは我が姉ではないか!」キキーッ


麗「...今日は不思議な日だ」


583: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:08:43.59 ID:8a5PDhKd0

@姉妹でドライブ...

ブオォォォン…

麗「仕事は無いのか、聖」

聖(ベテラントレーナー)「ああ。今日はクライアントにデータを渡すだけだった」

麗「...最近のCGプロの様子はどうだ?」

聖「順調だな。候補生も次々とデビューしている。...明も慶もよくやってるよ」


584: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:09:23.39 ID:8a5PDhKd0

聖「フェアリー、ひと段落したのだろう?感慨のようなモノを語ってくれないか」

麗「ふふ、感慨か...」


麗「彼女たちは...私が関わったパフォーマーの中でも、特別な生徒になるだろうな」


585: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:10:09.03 ID:8a5PDhKd0

聖「おねえちゃんのことだから、また非効率な厳しいレッスンでもしたのかと思っているが」

麗「私のやり方に穿った見方を持つな。それに私の生徒とお前の生徒では質が違うじゃないか」

麗「効率と合理的思考が重要なのはある程度のレベルまでだといつも言っているだろう」

聖「ふん、ならフェアリーは一体どのレベルまで育ったというんだ」

麗「そうだな...」

麗「...世界で戦えるぐらいには」ニヤ

聖「!?」


586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:11:12.09 ID:8a5PDhKd0

麗「もともと彼女たちはアイドルとして上出来な水準にいた」

麗「それ故に765プロのプロデューサーは私を呼んだ」

麗「始め、フェアリーは私の要求するレベルにまったく追いつけなかった。当然だ」


麗「私はツアーが終わるまでに彼女たちの実力の底上げが完成するように計画していた」

麗「...だが、私の見通しは甘かった」


587: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:11:50.31 ID:8a5PDhKd0

聖「...ツアー中盤に着地点を通り過ぎてしまった、と」

麗「ああ。予想外だった」

麗「飲みこみの早さ、集中力、成長意欲...どれをとっても抜群だったよ」

麗「765P殿のツアー日程の采配、アイドルへのフォローも効いていたと思う」


588: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:12:44.32 ID:8a5PDhKd0

麗「そして今日、最後のレッスンを終えたが...」

麗「私が口を出す所は、一度もなかった」

聖「...」

麗「いや、言える所はまだあったが、もう私がいちいち言わなくても問題なくなってしまった」

麗「彼女たちは自らそれに気付き、向上させてくる。確実に」

麗「指示を出さなくても、お互い高めあい進化していく力がついたからな」


589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:13:31.88 ID:8a5PDhKd0

聖「データの上では、分からない世界だな」

麗「そうだな。人間はどんな風に成長するのか想像がつかん」

麗「...その成長を少しでも支えてやるのが、私たちの役目だと思っている」


590: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/30(月) 22:18:14.36 ID:8a5PDhKd0

聖「フェアリーはツアーが終わったらどうするんだ?本当に世界を目指すのか?」

麗「星井たちが言っていた。961プロとの合同アリーナライブが決定したらしい」

聖「ははっ、ツアーが終わってもまだ忙しいのか...CGプロも負けてられん!」

ブロロロロロ...


591: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:18:42.02 ID:8a5PDhKd0

~765プロ シアターメンバー レッスンスタジオ~

<オツカレサマデース!

765P「おう、お疲れ」


未来「プロデューサーさん、どうでした?私たちの仕上がりは」

765P「良かった。ずっと練習してた成果が出てたな」

未来「はい!もうずーっとこのメンバーで練習してたので!」

765P「未来たちが頑張ってたのはちゃんと見てたよ」


592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:19:15.58 ID:8a5PDhKd0

未来「始めはみんななかなか上手く合わせられなかったりで、大変でした...」

未来「志保と可奈がトラぶっちゃったり、杏奈と星梨花を置いてけぼりにしちゃったり...」

未来「私も、百合子に迷惑かけちゃったし、翼や静香ちゃんにたくさん助けられたりしました」


未来「...でも、やっと来るとこまで来ました!私、頑張ってよかったです!」

765P「その頑張り、ステージで全部見せてくれ」

未来「はいっ!私たちはやりますよ~!!」オォー!


593: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:19:44.14 ID:8a5PDhKd0

未来「それで、ですね...プロデューサーさんに訊きたいことが...」チラッ

765P「なんでも訊いてくれ」


未来「あの、プロデューサーさん、ハリウッド行っちゃうって本当ですか?」


594: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:20:33.75 ID:8a5PDhKd0

765P「ああ。貴音たちがIA大賞をとったらな」

未来「...っ!」

765P「シアターのみんなには、ツアーが終わったら報告するつもりだったんだが...」

未来「そんな...私たちはこれからなのに...っ!」

未来「なんで...なんでですか?」

765P「...律子が行く前から、ずっと考えていたことなんだ」

765P「今の765プロは、昔よりもずっと大きくて、たくさん関わっている人がいる」

765P「そんな大きな家族のような765プロを、ずっと続けていくためには、俺自身がもっと成長しなきゃいけない」

765P「俺は未来も含めて、シアターメンバー全員をトップアイドルにしたい」

765P「みんなが日に日に成長し、どんどん上のステージへ登っていくのを、一番近くでみていたからこそ、思ったんだ」


595: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:21:11.50 ID:8a5PDhKd0

765P「何も今生の別れって訳じゃない。ちゃんと成長して戻ってくる」ニコッ



765P「俺は、お前たちのプロデューサーだからな」



未来「...!」ポロポロ

765P「なんで泣くんだよ」ハハ…

未来「だってぇ...」ウェェ…


596: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/30(月) 22:21:41.66 ID:8a5PDhKd0

765P「...“未来”には、きっとたくさんの可能性があるんだよな。もちろん、不安も」


765P「...でも俺はすごく楽しみなんだ。この先、みんながどうなっていくのか、俺も含めて、どこまで進んでいけるのか...それを見届けたい」


未来「このさき...」ウルウル


765P「...」ナデナデ


765P「未来...最高のライブ、期待してるぞ!」ニコッ

未来「はい゛っっ!!」ボロボロ


599: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/07/03(木) 23:26:38.96 ID:qqwbCDC40

~7thライブ 当日~


765P「うん、天気よし!絶好の...」

高木「ライブ日和だなぁ!」ツカツカ…

765P「どわっ、しゃ、社長...」ビクッ

高木「いや、おはよう」

765P「おはようございます。もういらしてたんですか?」

高木「もちろんだよ。我が765プロ始まって以来の大規模ツアー最終公演...」

高木「さらにシアターメンバーの活躍の場だからねぇ!」


600: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:27:10.21 ID:qqwbCDC40

高木「しかしなんだなぁ、ツアーの最後だけでも参加できて、嬉しい限り」

高木「いやはや、感無量だよ~」ハッハッハ

765P「いえ、まだまだです。特に未来たちにとってはここがスタート地点」

高木「んふふふ、そうか」


601: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:28:06.66 ID:qqwbCDC40

高木「お、そろそろシアターメンバーの諸君が来るころかな?」

765P「そうですね、そろそろ...」

高木「美希くんたちの方とはどうなっているのかね?」

765P「あの三人は、収録先からここへ直接くることになってます」

高木「おっ、なるほど」


ガチャッ

「「「おはようございまーすっ!」」」

765P「おはよう!今日は頑張ろうな」

「「「はいっ!」」」


602: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:28:29.72 ID:qqwbCDC40

~ライブ会場にて シアターメンバーたち~


@控室

翼「うわぁ~!ねぇねぇほっしー、これ見て~!!」

星梨花「ほぁ~!キラキラですねっ!」ウキウキ

杏奈「すごく、きれい...」

静香「......ふふ」ニコニコ


603: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:29:07.45 ID:qqwbCDC40

@ステージ付近

百合子「大きい画面...」ミアゲ

奈緒「あ、映っとるで!!」

美奈子「ホントだ!」

奈緒「お~い!!」フリフリ

<アハハ…


604: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:29:49.10 ID:qqwbCDC40

@ステージ

可奈「本当だったんだぁ...」

志保「...?なんのこと?」

可奈「えへへ...ちょっと前に連れてってもらったコンサートでね、私、一番後ろの席に座ってたんだ」

志保「...」

可奈「そしたらね、ステージ上のアイドルが、『後ろの人もちゃーんと見えてるからねー!』って」

可奈「本当に見えるんだ...」

可奈「私、今日は一番後ろの人も、一番前の人と同じくらい楽しめるライブにしたいなぁ」

志保「...そうね」

可奈「あの時のモンデンキントみたいに、後ろの人にもすごいアイドルに見えるように!頑張るぞ~♪」


605: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:30:33.70 ID:qqwbCDC40

765P「...未来?」

未来「...プロデューサーさん」

765P「どうした?ぼんやりして」

未来「してないですよっ♪」クルン

765P「そうか?」

未来「私たち、ちゃんと輝けるかな...」

765P「大丈夫だよ」

未来「...そうですよね」デヘヘ


606: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:31:04.06 ID:qqwbCDC40

P’s携帯<テッテッテー♪


765P「もしもし、響?どうした」

765P「えっ、台風!?」


607: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:31:38.78 ID:qqwbCDC40

765P『嘘だろ?こっちは晴れてるぞ』

響『本当だぞ!こっちはちゅーばー雨と風さー...』

響『新幹線が運休になっちゃって...』


貴音「この風では...とばされてしまいそうですね...」

美希「風に乗って会場までいけないかな?」


響『とにかく、動いてる電車を乗り継いでそっちに向かうよ!』

響『リハには間に合わせるぞ!』

765P『ああ、分かった』


608: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:32:21.56 ID:qqwbCDC40

星梨花「えっ、台風ですか!?」

765P「ああ。でも到着は遅れるが、スケジュールは予定通りいくからな!」

「「「は、はいっ!」」」

小鳥「みんな、今のうちにお腹になにか入れといてね?」

「「「ありがとうございます!」」」


609: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:32:59.94 ID:qqwbCDC40

百合子「あぁ...貴音さん達、大丈夫かな...」

美奈子「百合子ちゃん、心配してても始まらないよっ!」スマイル

百合子「でも...緊張するといろいろ考えちゃって...」

翼「...なっやんでもしーかたない♪」ウインク

奈緒「んがっ!もう朝やでっ!!」ボケッ

アハハハ…ナオッテバ…


610: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:33:34.08 ID:qqwbCDC40

杏奈「それに...さっき貴音さんから...こんなメールが来たから...だいじょうぶ」

百合子「...なんて書いてあるのこれ?」

杏奈「貴音さんがしそうな打ち間違いのアルゴリズムに当てはめると、『ひびきががんばっているのでもんだいありませんよ』...だよ」

「「「へ、へぇ~」」」


611: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:34:07.01 ID:qqwbCDC40

百合子「大丈夫ですよね、きっと...」

「「うん!」」


<すいませーん出演者の皆さん、場当たりしたいのでステージ前まで集合してください!

「「「はいっ!」」」


612: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:34:36.19 ID:qqwbCDC40

ワイワイガヤガヤ…


小鳥「いよいよですね」

765P「ええ」

小鳥「美希ちゃんたち、今どの辺りでしょうね...?」

765P「そうですね...」ポパピプペ…



765P『あ、響...どうだ?今どの辺りに...』

765P『...えっ!?タクシー...どうして?』


613: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:35:55.33 ID:qqwbCDC40

響『電車が全部止まっちゃって...それで、タクシーにしたんだ...』

765P『...大丈夫なのか?』

響『うん、なんとか...』

響『ごめん、リハには参加できそうもなくて...』


765P『分かった...何度も言うようだが、無理は...』

<ダイジョウブデスヨ!キヲツケテキテクダサイ!マッテマス!!

響『...迷惑かけてごめんだぞ!』

美希「急いでそっちにいくの!」

貴音「わたくし達がいなければ始まりませんからね...」フフ…

765P『とにかく気をつけてくるんだぞ』

『はーい!』

小鳥「うふふ...」ニコッ


614: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:36:27.20 ID:qqwbCDC40

765P「よーし、リハ、始めるぞ!」

「「「はいっ!」」」


615: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:36:54.64 ID:qqwbCDC40

<大変お待たせしました!

<間もなく開場します!

ザワザワ…

<物販の方はこちらの入り口からおはいりくださーい!

サイリウム、フェアリーセットヲクダサイ! アリガトウゴザイマース!


616: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:37:21.28 ID:qqwbCDC40

P’s携帯<テッテッテー♪

765P「ん?」


着信:我那覇 響


765P「また響から...?」


617: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:37:55.27 ID:qqwbCDC40

ガチャッ

小鳥「開場しました!お客さんいっぱいですよ!」

ザワッ…

美奈子「わぁ~、もう開場しちゃったよ~!」

可奈「うぅ~...緊張してきた」ウヌヌ

未来「お、お客さんいっぱいだって!」

静香「ええ!」


618: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:38:27.98 ID:qqwbCDC40

765P「...」チラッ

765P(開演まで...あと一時間)


奈緒「プロデューサーさん、フェアリーはまだなんかな?」

杏奈「貴音さんたち...出られないの...?」

「「「......」」」

765P「本番には、間に合いそうもないんだ」

エエッ!? ドヨドヨ…


619: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/07/03(木) 23:40:19.51 ID:qqwbCDC40

星梨花「お客さん...がっかりしちゃいますよね...」ウツムキ

翼「プロデューサーさん、まさかライブ中止にしちゃうんですか...?」

765P「...中止にはしない」

765P「響たちが到着するまで、俺たちでなんとかしよう」


620: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:40:48.01 ID:qqwbCDC40
~♪

まことに恐れ入りますが、開演時間の変更をお知らせいたします。

当初予定しておりました開演時間を30分遅らせまして、

18時30分からの開演とさせていただきます...


621: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:41:23.90 ID:qqwbCDC40

765P「セットリストは組み直せる。だけど、フェアリー到着までの尺を考えると、もう何曲か必要なんだ」

765P「...誰か、フェアリーの楽曲を歌えないか?」

「「「できますっ!」」」

765P「...よしっ、それじゃ、順番に割り振っていこう」




高木「事情は分かった」

765P「俺たちでなんとかしてみせます...!」

高木「うむ、君たちを信じよう」


622: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:41:51.11 ID:qqwbCDC40

百合子「...!」ブルブル

可奈「...」ガタガタ

765P「みんな、ちょっと聞いてくれ」

765P「こんな状況での開演になってしまったけど、これを機に、765プロは決して竜宮小町とフェアリーだけじゃないってことを、お客さんに見てもらおうじゃないか」

765P「このステージを楽しみに来てくれてる人達のために、全力をつくそう!」

志保「私はやります...!やっとここまで来たんですから」

可奈「...志保ちゃん」

765P「よし、スタンバイするぞ!」


「「「はいっ!!」」」


623: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:42:41.29 ID:qqwbCDC40

会場の皆様、大変長らくお待たせいたしました。

まもなく、ライブツアー“フェアリー POWER RAINBOW”東京公演を開催させて頂きます!


\╲ワァァァァァ!!!!Fooooooo!!!!╱/


624: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:43:13.80 ID:qqwbCDC40

未来「プロデューサーさん、お客さんの声、すごいですね...」

未来「私...こんなにたくさんの人とライブが出来るなんて...」

未来「...本当に嬉しいですっ!!」クルンッ

未来「プロデューサーさん、ありがとうございます!」ペコリ

未来「でへへ...」

未来「私、まだまだ半人前ですから、これからもそばで見ていてくださいね、プロデューサーさん♪」ニコッ

未来「それじゃ、いってきます!」タッタッタ…


626: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:43:52.77 ID:qqwbCDC40

~ハシャギタイヒトアツマレ♪


可奈「あれ...リボンが見つからない!!」アワアワ

美奈子「えぇ~?もう出番来ちゃうよ!」

翼「お~い、これ代わりに使えるんじゃないかな?」


627: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:44:41.24 ID:qqwbCDC40

~ハローハローミンナオイデヨ♪


百合子「ええっ!あのスカーフ渡しちゃったの!?」

翼「ごめんね...百合子ちゃんのだと思わなくて...」

百合子「どうしよう...」アワワ

志保「百合子、落ち着いて...」


628: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:45:08.36 ID:qqwbCDC40

未来「静香ちゃんただいま~」

静香「お帰り未来。お客さんどうだった...?」

未来「うーん、あんまり盛り上げられなかったかも」

未来「でも、これからだよねっ!」

静香「...ええ、頑張りましょう!」


629: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:47:03.95 ID:qqwbCDC40

ブロロロロロ…


貴音「美希...?」ボソ

美希「なに?貴音」

貴音「いえ...なんとなく嬉しそうに見えたので」クス

美希「あはっ、さすが貴音なの」

美希「...翼たち、今頃頑張ってくれてるだろうなって思って」

響「余裕だぞ...美希」アハハ

美希「大丈夫なの!後半はミキたちの最高のステージをみせてあげればいいの!」

美希「台風とか、遅刻とか全部吹き飛んじゃうようなすごいライブをね!」

響「...今焦ってもしょうがないしな。美希の言うとおりだ」

貴音「ふたりとも、もうすぐ着きますよ...集中を高めましょう」


630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:47:58.25 ID:qqwbCDC40

~ゴゼンレイジマダオドッテタイ♪


フェアリー、マダカナァ…

ゼンザ、ナガクナイ?

ザワザワ…


高木(頑張れ...!)


631: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:48:43.73 ID:qqwbCDC40

奈緒「うぐぐぐ、やっぱ閉まらんで杏奈?」グググ…

杏奈「どうしよう...」オロオロ

星梨花「奈緒さんっ、そんなに引っ張ったら...」



可奈「あれ、私次どっちにいったら...」キョロキョロ

美奈子「次が静香ちゃんのソロだっけ...誰か知ってる人...」アワアワ

志保「二人とも、冷静に...」


632: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:49:12.47 ID:qqwbCDC40

ガチャッ

未来「ちょっと、落ち着こうよみんな~!」

静香「...!みんな、少し落ち着いて!」


ビリリリッ!


杏奈「...っ!!」


633: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:49:47.15 ID:qqwbCDC40

杏奈「こんなんじゃ...でられない...」ウツムキ

奈緒「ごめん...杏奈」

杏奈「...」フルフル


静香「...とりあえず、少し落ち着きましょう」


可奈「落ち着いたら...今度はいろいろ不安になってきちゃった...」ウゥ…

美奈子「私も...歌詞少しとんじゃってるかも...」

奈緒「なんていうか...お客さんも盛り上ってないし...」

星梨花「やっぱり...私たちだけじゃ...」

未来「...」


634: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:50:35.87 ID:qqwbCDC40

未来「ねえみんな。今は、お客さんにどう見られるかより、私たちが何を届けたいかを考えることにしない?」

「「...?」」

未来「私たち、ずっと大勢のお客さんの前で歌うことを目標にやってきて、やっとその夢が今日実現できてるんだよ?」

未来「ちょっとぐらい不格好でも、自分たちができること、会場の隅から隅まで届けようよ!」

未来「あれだけみんなで練習したんだもん!きっと、届くよ!」

「「...」」

百合子「そうですね...今は自分たちが焦っても仕方ないですよね」

奈緒「うん...多分、私たちが慌てても、フェアリーの役には立てへんしな」

未来「だからっ...!全力で私たちの歌届けよう!」

「「うんっ!」」

ヨーシガンバルゾー!ワタシダッテ!アンナチャンスカートズグツクロイマスネ!アリガトウ…


635: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:51:12.28 ID:qqwbCDC40

~♪

翼「みんないい?」

美奈子「フェアリーが!」

星梨花「くるまで!」

百合子「私たち!」

可奈「歌って!」

美奈子「踊って!」

志保「最後まで...!」

静香「力いっぱい!」

奈緒「頑張るでー!」

未来「いっくよー!765プローー!!!」

「「「ファイトーーッ!!!!」」」


636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:52:20.53 ID:qqwbCDC40

Thank you for…
届け ありったけのステージ
この感動 とめられない!
ジャンプ 高く
虹色の光が つないでくれた
涙ふいて 笑顔咲かそう
輝く時間をありがとう

Thank you for my dears!

汗が弾け 笑顔咲かそう
きらめく出会いを


637: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:53:04.39 ID:qqwbCDC40


「せーのっ!」


「「「ありがとう!!」」」


685: >>638訂正です 2014/07/04(金) 00:36:39.42 ID:1haQkr5o0

765P(未来たちも...いつのまにか、こんなに成長してたんだな)

765P(...美希たちの初めてのライブを見ているようだ)

765P(まだ俺も未熟だった頃のライブを)


タッタッタ…


美希「プロデューサー!」

響「へへ、遅れてごめんだぞ...!」

765P「来たか!」

貴音「すぐに準備してまいりますっ!」

765P「MC明けのFate of the Worldから頼む!」

「「「はいっ!」」」


765P(今のフェアリーはデビュー当時の何倍も頼もしくなった)

765P(...例えば、こんなアクシデントに見舞われても)

765P(盛り返すのは...三人にかかれば容易い)


639: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:56:34.70 ID:qqwbCDC40

・・・


765P(かくして、フェアリーのツアーは波乱と共に大団円を迎える)

765P(ミニアルバム全七曲中、最後の披露となった“we just started”は、フェアリーから未来たちへのメッセージのようにも取れた)


765P(開演時間を遅らせたため、元々のアンコールは削り、最後の曲をアンコールとして代用することになっていた)

765P(...残すは“POWER RAINBOW”のみ)


アンコール!アンコール!アンコール!アンコール!…


640: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:57:04.75 ID:qqwbCDC40

美希「...」ニコッ


響「...」エヘヘ…


貴音「...」フフ…


765P「伝説のツアー、最後の一曲だ」

765P「...」フゥ…



765P「いってらっしゃい」


641: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:57:36.55 ID:qqwbCDC40

歌おう踊ろう 前を向いて笑おう 一緒に
君のパワー 私のパワー 集まれば
雨が上がるよ 晴れるよ
空に虹架かるよ みんなで
何でもできる そんな気がするの


百合子(やっぱり...フェアリーはすごいなぁ...)

可奈(私も...いつかこんな風に!)

志保(...負けてられないわ)


642: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:58:03.89 ID:qqwbCDC40

美希(さぁみんな、ミキたちについてきてなの!)


貴音(永遠に語り継がれるステージを、披露します)


響(最後の一瞬まで、気を抜かないでよね!)


643: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:59:01.24 ID:qqwbCDC40

進化して行く これからも
君と歩み続けたい ずっと
生きてる限り雨も晴れもあるよ

そして行こうよ 連れてくよ
水たまりの青空 みんなで飛び越えようよ 

私たちがRAINBOW


644: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/03(木) 23:59:28.39 ID:qqwbCDC40

伊織「あら...雨、止んでる」

あずさ「ちょうどさっきまで降っていたみたいね~」


亜美「あっ!あれ見てみて!!」


あずさ「...わぁ、とても綺麗ね♪」



伊織「月虹...初めて見たわ...」



フェアリー スーパー・スターダム 完


645: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:00:14.99 ID:1haQkr5o0



―――― エピローグ 「ふたりのプロデューサー」 ――――




646: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:00:53.31 ID:1haQkr5o0

●ON AIR...『クロラジ』


雪歩「アリーナライブ開催記念のスペシャル企画!」

真「“ようこそクロラジへ!”今夜のゲストはこの方」

あずさ「こんばんは、よろしくお願いします~♪」

やよい「三浦あずささんでーす!いえいっ♪」

ワァーパチパチ

千早「三浦あずささんは、前回アイドルアカデミー大賞に輝いたユニット、竜宮小町のメンバーであり、またソロ活動でも記録的なヒットを生み出しているスーパーアイドルです」

春香「もちろん、開催されるアリーナライブにも出演なされますよ!」

真美「今日はあずさお姉ちゃん宛てに届いたお手紙、メールをばんばん紹介しちゃうYO!」


647: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:01:29.05 ID:1haQkr5o0

・・・

雪歩「ラジオネーム“まさヤング”さんからのお便りです」

『765プロと961プロが合宿を行ったと聞きましたが、その時のあずささんの面白エピソードなどはありますか?』

真美「はいはい!」

雪歩「はい、真美ちゃん」

真美「真美と亜美とあずさお姉ちゃんで一緒に合宿場所まで行こうとしたんだけど」

真美「空港つくなりあずさお姉ちゃんが違うバスに乗っちゃって、大変だったんだよ~!!」

あずさ「私、どうも方向音痴みたいで...」

アハハハハ…


648: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:01:55.72 ID:1haQkr5o0

春香「あ、あと真ちゃんがあずささんのこと『お姉ちゃん』って何回か間違えてたよね」

真「ちょっ...!天海、ボクのことは関係ないだろ!」カァァ

あずさ「いっそのことそう呼んでくれてもいいのよ~♪」ニコニコ

真「呼びません!」


千早(真に姉はいなかったわよね?)

雪歩(そうですね...?)


649: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:02:44.39 ID:1haQkr5o0

雪歩「続いてのお便りです」

『アリーナライブでは765プロさんと961プロさん合同の特殊なユニットも見られるのでしょうか。
 僕は、あずささん、千早ちゃん、貴音ちゃんの歌姫ユニットが見たいです』


千早「......」


春香「わ、わぁ~!私も見たいなぁ~!」チラッ

千早「えぇ、そうね。私がセンターで歌えば絵的に面白いかもしれないわね」

あずさ「うふふ、もしそうなったらよろしくね、千早ちゃん♪」

千早「ええ。“歌では”劣らないように頑張るわ」スゥ…


真(おい、早く次いくぞ...!)


650: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:03:29.26 ID:1haQkr5o0

・・・

『美希ちゃんのお腹ってたまりませんよね』

真「誰だこれ混ぜたの!」

真美「んっふっふ~♪」


651: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:04:10.42 ID:1haQkr5o0

・・・


というわけで、『クロラジ』今夜はこれでお別れです!

エンディングは三浦あずささんで、『晴れ色』。次回もよろしく!

~イーツモーノバーショーデー♪


652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:04:55.18 ID:1haQkr5o0


プロデューサーは月を見ていた。

「屋上にいるなんて珍しいですね?」

月に見入っていたため、少女がドアを開けたことに気付かなかった。

「ん、どうした。雪歩じゃないか」

月に背中を向けるように振り返る。

「何か俺に用事かな」

柔和な笑みを浮かべて訊く。


653: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:05:40.86 ID:1haQkr5o0

「いえ、月を見ようって思って......プロデューサーに会ったのはたまたまです」

はにかむ雪歩。

「そうか。こんなに綺麗だもんな」

プロデューサーは述べた。

「ユニット名が“月の子ども”というぐらいですから、月に惹かれるのかもしれません」

月光にあてられて、雪歩は目を細める。

「私は月を見ると、不思議な気持ちになるんです。『どうして月があるんだろう』って。変ですよね」

プロデューサーはうなずく。

「変だな。それじゃあまるで、月の無い世界を知ってるみたいだ」


654: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:06:35.39 ID:1haQkr5o0

「プロデューサーは、月を見ながら何を考えていたんですか?」

雪歩は楽しげに訊く。

「さっきまでは...モンデンキントがデビューした頃のことを考えてたよ」

ちょっと驚く素振りをする雪歩。

「黒井社長に任されるままにプロデューサーになって、雪歩たちに会って...あっという間のデビューだったなぁって」

一歩近づきながら雪歩は答えようとする。

「ぎこちない感じでしたね、あの頃のプロデューサー。半年ぐらいずっと敬語でしたし」

月が二人の真上まで昇った。

「しょうがないさ。俺はまったくの新人なのに、君たちはすでに技術のあるアイドルだったからね」

プロデューサーは苦笑した。

「気も使うし、敬語も使うよ。だんだん距離が近づいていったから、しだいになくなってったけど」


655: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:07:11.43 ID:1haQkr5o0

「1stライブの時にした約束、覚えてますか?」

雪歩はプロデューサーに一足の間合いまで近づく。

「うん。もちろん」

月に照らされた雪歩を見つめて答える。

「あれ、ハリウッドに行っても守ってくださいね?」

うつむき、話す。


656: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:07:45.19 ID:1haQkr5o0

「それから...もし向こうで、今日のような銀月を見たら...私だと思って歌を届けてください」

「そばにいれない...その代わりに」

最後は消え入りそうな声だった。

「約束してくれますか?」

細い小指を差し出す。

「約束する」

静かに、小指を絡めた。


657: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:08:59.42 ID:1haQkr5o0

~アリーナライブ 当日~


やよい「具にはレタスとビーフパティ~♪」テクテク

やよい「だいすきすっきハンバーガー♪」ウキウキ

ドンッ

やよい「あうっ!ごめんなさいっ、前見てなくて...」


?「いえ、大丈夫よ。ケガはない?」

やよい「はい、大丈夫です!本当にすいません...」

?「あなた...さっきの歌、知ってるの?」

やよい「えっ? あ、ちょっと前の曲ですしあんまり有名じゃないですけど、私の好きな曲です!」

?「ふふ、そう。今日のライブ、応援してるわよ」ニコッ

やよい「ありがとうございます!」


やよい「...今の人、前にどこかで...?」


658: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:10:12.27 ID:1haQkr5o0

「久しぶりね」


伊織「...!」


「私がいない間にアリーナライブなんて、悔しかったからね」

「帰国の予定を少し早めたの。まあ一週間そこらの違いよ」

あずさ「えっと...プロデューサーさんには...?」

「とりあえず、このライブが終わるまでは会わないわ。竜宮以外の子にもね」


伊織「まったく、びっくりしたじゃない!」

「私は、みんな相変わらずみたいで安心したわ」


659: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:10:40.71 ID:1haQkr5o0

伊織「...にしても、ちょっと太ったんじゃないの?律子」

律子「失礼ね!誤差の範囲よ!」


660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:11:15.08 ID:1haQkr5o0

<スタンバイオネガイシマース!


真美「んじゃ、いきますか。亜美隊員」

亜美「おーっす。楽しみですな真美隊員」

真美「...やっぱり一緒にいるのがいいね♪」

亜美「...亜美たちふたりなら最強だもんね♪」

真美「じゃあ961プロくる?」

亜美「いやいや、ようこそ765プロへ」


「「...」」ニヤリ


「「んっふっふ~♪」」


661: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:11:47.49 ID:1haQkr5o0

響「プロデューサー!最後だよー!ちゃんと見ててね!」

「おうっ!」

春香「プロデューサーさん、いってきます!」

「ああ!」


カツカツ…



「「......」」


「「俺は忘れないからな」」


「「今日のこのステージを――――」」


662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:12:47.02 ID:1haQkr5o0


『READY!!&LIVE for LOVE!』



663: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:13:19.43 ID:1haQkr5o0

ARE YOU READY!! I'M LADY!!
始めよう
やれば出来るきっと 絶対 私NO.1~♪


╲ワァァァァァァァ!!ッハイ!ッハイ!ッハイ!ッハイ!╱


START始まる今日のSTAGE~♪
            ╲ステージー!!╱


CHECK!! マイク・メイク・衣装 IT'S SHOW TIME♪TRY CHALLENGE!!
                  ╲ッハイ!╱  ╲ッハイ!╱  ╲ッハイ!╱  ╲ッハイ!╱


STARDOM光り光るSPOTLIGHT~♪

眩しい輝きまっすぐDEBUT
      セーノッ ╲ハーイハーイハイハイハイハイ╱


664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:14:38.94 ID:1haQkr5o0

相談してほしいな ほんのちょっとでも~♪
 ╲ウォォォッハイ!╱ ╲ウォォォッハイ!╱ ╲ウォォォッハイ!╱ ╲ウォォォッハイ!╱


お役に立ちますよ♪ ふざけたら笑ってくれたの~♪
 ╲ウォォォッハイ!╱ ╲ウォォォッハイ!╱   ╲パッパン!╱


応援します 毎日がLIVE! 愛情満載の~♪
           ╲フォウ!!╱   ╲フォウ!!╱


歌ありダンスあり 楽しくなりましょBYE-BYE BAD!!
                  ╲バイバイバッド!!╱


いつでも見守っているのよ近くで~♪
       ╲フォウ!!╱


大切な ひとだから♪ そう何でもしてあげたいよ
   ╲フッフー!╱   ╲フッフー!╱


恋する子 ╲ツヨイノッ!!╱


665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:16:13.23 ID:1haQkr5o0

デデデレ♪デデデレ♪ ドゥーーーン…


ARE YOU READY!! I'M LADY!!  歌を歌おう~♪
          ッダ!ッダ!ッダ! デデンッ! テーテー♪


ひとつひとつっ!  笑顔と涙は夢になるENTERTAINMENT♪
     ╲ッッッッッイェェェイ!!!╱              ╲フッフー!!╱


ARE YOU READY!! I'M LADY!! 始めよう~♪
        ╲フフー!╱   ╲フフー!╱   ╲フワフワフワフワ!!╱


やれば出来る きっと 絶対 私NO.1~♪


ALREADY!! WE'RE ALL LADY!! 踊り踊ろう
    ╲フフー!╱        ╲フフー!╱   ╲フワフワフワフワ!!╱


一歩一歩 出逢いや別れは愛になるAMUSEMENT♪
                      ╲フッフー!!╱


ALREADY!! WE'RE ALL LADY!! 始めたい~♪
    ╲フフー!╱        ╲フフー!╱   ╲フワフワフワフワ!!╱


行けばなれる もっと 全体みんなONLY1~♪

\╲オォォォォォォ!!ッハイ!ッハイ!ッハイ!ッハイ!╱/


666: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:17:21.00 ID:1haQkr5o0

高木「見たまえ黒井...」

高木「サイリウムの光の波と、星屑のようなスポットライトが...彼女たちを祝福しているようだ」

黒井「お前はいつから詩人になったんだ」

黒井「言っておくが、お前のことをまだ認めたわけではないからな」

高木「冷たいなぁ。君だって生っすかのゴールデン化に協力してくれたんだろう?」

黒井「...あれは我が961プロのアイドルが映るためだ」

高木「結局、961P君がいない間はアイドル達にプロデューサーは付けないみたいだね?」

黒井「お前には関係ない」

高木「関係あるさ。竜宮小町がセルフマネジメントのノウハウを961プロのアイドルに伝えているのだから」

高木「961P君の居場所もちゃんと残すとは、君もなかなか情に...」

黒井「何なのだ貴様は...!」ハァ…


667: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:18:00.17 ID:1haQkr5o0

~君が選ぶ道~


「プロデューサー、みんなとのもやしパーティ楽しかったですね!」

隣を歩くやよいが言う。

「そうだな。みんなと一緒で、楽しい時間だった。やよいの料理も美味しかったぞ」

プロデューサーも笑顔で答える。

「ハリウッドにも、もやしってあるんでしょーか?」

他愛のない話をする、車までの道のり。


668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:18:39.29 ID:1haQkr5o0

「...っと、見送りまでありがとうな」

車の前にたどり着き、やよいとはお別れ。この後、飛行機に乗ってしまえば、一年は会えない。

「私たち、本当に空港まで行かなくていいんでしょうか?」

申し訳なさそうなやよい。

「いいんだよ。深夜便だから、みんなも大変だし」

それに優しく応じるプロデューサー。

「こうして、みんなで楽しく笑った後に行こうって、俺も決めてたんだ」

そう言って、車のドアを開けようとした。


669: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:19:12.88 ID:1haQkr5o0

「――ぷろでゅうさあっ!」

ぎゅっ!

「おっと、はは、どうしたやよい」

やよいを受け止める。

「向こうに行っても、私のこと、みんなのこと、ときどき思い出してくださいね」

プロデューサーの胸に額を当てながらやよいが言う。

「うん。毎日思い出しちゃうよ。きっと」

最後の温もりを抱きながら、答える。

「やよい、俺が帰ってきた時に、驚くぐらいすごいアイドルになれよ」

小さな体を離し、言葉をかけた。


670: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:19:46.17 ID:1haQkr5o0

「いってらっしゃい、プロデューサー...!」


車が見えなくなるまで、やよいは手を振り続けていた。


671: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:20:20.22 ID:1haQkr5o0

「行っちゃったね」

プロデューサーの乗った飛行機が見えなくなった後、亜美が呟いた。

「「...」」

少し寂しそうながらも、空を見つめる顔はみんな晴れ晴れとしている。


672: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:20:53.04 ID:1haQkr5o0

「美希、なにボーっとしてるの?」

みんなから少し離れた所にいた美希に、律子が声をかけた。

「してないよ?」

美希は素っ気なく答える。

「...あんたも寂しいと思うときはあるのね」

からかい半分で律子は言う。

「寂しい、のかな。なんだか大事なことを忘れてる気分なの」

小さな声の美希。


673: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:22:01.81 ID:1haQkr5o0

「...プロデューサー、ミキのこと、忘れたりしないかな...」

うつむく美希。

「何言ってんの。あの人はアンタ達を自分の娘のように思ってるんだから」

律子のどこか寂しげな声。

「忘れるなんてありえないわ」


「ミキね、プロデューサーのこと、スキだったのかも」

美希は空を見てポツリと言った。


674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:23:06.21 ID:1haQkr5o0

「会いたいときに会えないって気持ちが、こんなに切ないなんて、知らなかったの」

空はこんなに晴れているのに。

「...会いたくなった時は、会わせてあげるわ」

美希はその言葉に首をかしげた。

「私はなにも、一年間ただ勉強してただけじゃないってことよ」

律子は美希に微笑んで、提案をする。

「美希、ハリウッド女優なんてどうかしら?」


675: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:23:48.52 ID:1haQkr5o0

~ここは ハリウッド~


961P(さて、研修が始まる前に、一通り身の回りのものを揃えないとな...)

961P(懐かしい、この空気...英語話せるってやっぱ気が楽だ)~♪

961P(ん、あそこの...日本人かな?なんか困ってるみたい)


961P「あの」

765P「はい?」


「「......」」メトメガアウー


676: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:24:37.15 ID:1haQkr5o0

765P「何だお前この近くなのか?」

961P「え、うん」

765P「そうか...」

961P「...なんか困ってたみたいだけど?」

765P「いや、765プロのCDを持ってくるの忘れてたことに気付いてな...」

961P「...」アキレ

765P「しょうがない。日本から送ってもらうか...」

961P「...」ティン!

961P「あ、とりあえずこのCDどうぞ」

765P「ん...?これ如月さんのCDか」

961P「千早も海外レコーディングが決まって大忙しだ」

765P「良いことだな。 ...この曲、俺も好きだった」


961P「名曲だろう。ソロデビュー曲、『悠久の旅人~Dear boy』」


677: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:25:13.88 ID:1haQkr5o0

時をわたる聖者のように
どんな孤独に泣いていたの?
遥か遠い星をつなぎ
ねぇ、思いを描くわ 空を見上げて

Dear boy いつも心にあなたを探せば
あぁ抱きしめるほどに 強い光を放つの
瞬く軌道が ふたりの目印
今どこで見ていても truth 感じてて


678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:25:42.10 ID:1haQkr5o0

『アイドル』

それは女の子達の永遠の憧れ。

だが、頂点に立てるのはただ一組・・・


そんなサバイバルの世界からは少し離れたハリウッドで

今日もふたりのプロデューサーが研修に励んでいる―――


679: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:26:09.90 ID:1haQkr5o0

永く永く 紡ぎましょう
決してふたりがほどけぬよう
やがて朽ちたカラダを脱ぎ
ねぇ、ひとつになるまで 照らし続ける

Dear boy いつかあなたが目指した世界は
もう悲しみが消えた 未来でありますように
祈りはわたしに 喜びをくれた
まだ届かないけれど truth 信じてて


680: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:26:55.99 ID:1haQkr5o0

『日曜夜のゴールデン!765と961そろって大放送!』


『帰ってきました!生っすかーー!!?』


681: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/04(金) 00:27:57.85 ID:1haQkr5o0

Dear boy いつも夜空にわたしを探して

すぐ見つけられるように 強い光を放とう

瞬く軌道は ふたりの目印

今どこで見ているの? truth 感じてる





                   765P&961P「ふたりのプロデューサー」 完