未央「えっ、その、、、しぶりん？」

凛「だって未央8代目じゃん」

未央「いや、確かにそうだけど」

凛「これから1年は大変だよ。頑張ってね、8代目」

未央「…………やっぱり大変なの？」

凛「うん。普段の1.5倍ぐらい仕事が入る」

未央「うぇーー、やっぱり大変だ。頑張らないと…………」

凛「まあ、未央ならそんなに問題ないと思うけど」

未央「ん？なんで？」

凛「そもそも未央は忙しいし」

未央「さらに忙しくなってもあんまり変わらない、ってこと？」

凛「そうそう」

凛「そういえばさ」

未央「んー？」

凛「私達ってまだニュージェネレーションでいいのかな？」

未央「んん？どゆこと？」

凛「私たち全員シンデレラガールになったでしょ。なんか新しい世代なのかなって思って」

未央「いやいやしぶりん。まだまだ新しい世代を築いていかないと。それにほら、シンデレラガールだけのユニットは新しいって」

凛「うーん、、、そっか。新しいか。まだまだ頑張っていこう」

未央「ん～～？足跡は残さないのかな～～？？」

凛「ちょっ、未央！！」

凛「ねえ未央」

未央「なんだいしぶりんさんや」

凛「…………なんかその言い方おばあさんぽい」

未央「なにおう！？まだピチピチの女子高生だよ！？」

凛「なんかこう、なんだいじいさんやって感じがする」

未央「あーそうかも」

未央「そんでなんかあったの？」

凛「あー、、、」

未央「…………？」

凛「いや、なんかあった気がしたんだけど、なんだっけ？」

未央「知らないよ！？しぶりんの頭の中から出てきてないからね！？」

凛「いや、本当に忘れた。もうダメ」

未央「なんなん、もう…………」

凛「話変わるんだけど」

未央「さっき何も始まってないから変わってないよ」

凛「最近ポエム仲間が増えたんだ」

未央「スルーなの？」

凛「ポエマーアイドルも増えてきて私は嬉しいよ」

未央「へー、ポエムねー。誰？」

凛「えっと、そう、最近入ってきた、えっと、待ってね、顔は出てきてるんだよ。顔は。なんかこう、笑顔ってのは覚えてるんだけど」

未央「仲間という割には名前覚えてないの？」

未央「うーん、最近入ってきてポエムっていうと、、、久川凪ちゃん？」

凛「そう！久川凪！あのちょっと不思議な感じの」

未央「あー、不思議な感じだよね。マイペースって感じ。ん？なんで笑顔？そんなに笑顔のイメージないんだけど」

凛「あれ、確かに。なんか真顔ってイメージがある。あれ？？」

未央「笑顔が良かったとか？」

凛「いや、そんなことはないと思う。普段卯月の笑顔を見慣れてるし」

未央「出た。笑顔の判定に厳しいしぶりんだ」

凛「笑顔の判定に厳しい！？ちょっ、どういうこと？」

未央「しまむーを見慣れてるしぶりんは笑顔に厳しい」

凛「ええー。そんなことないと思うんだけど、、、」

凛「未央だったらどんなあだ名をつけるの？」

未央「凪ちゃん？」

凛「うん」

未央「うーん、そもそも姉妹でなーとはーって呼び合ってるらしいし」

凛「そうなんだ」

未央「フレちゃんはネギちゃんって呼んでるらしいけど」

凛「あーそれ聞いたことある。フレデリカが、、、、、、、ネギ！！！！！！！！！！！！！」

未央「え！？なに！？どうしたの！？」

凛「あ、いや、笑顔の理由が分かって」

未央「え？どういうこと？」

凛「ネギって花言葉があってさ」

未央「え、ネギって花言葉あるの。野菜なのに」

凛「野菜でも花は咲くよ。タンポポとサボテンを合体させたような花が咲く」

未央「へー。知らなかった。トマトとかもあるの？」

凛「トマトは確か完成美だったかな？」

未央「かんせいび？」

凛「完成された美しさ、で完成美」

未央「ほー。確かに真っ赤でまん丸なトマトは美しいかも」

凛「そうそう。野菜とか果物の花言葉知ってるとちょっと食べるときに思い出して面白いよ」

未央「おーいいかも。しぶりん今度教えて」

凛「いいよ」

凛「いや、そうじゃなくて」

未央「なんだっけ？」

凛「ネギの花言葉って笑顔なんだよ」

未央「あー、凪、ネギ、笑顔って感じか」

凛「多分そう」

凛「それでね、乃々がね、ちょっと嬉しそうに、凛さん、ポエムが趣味の子が入ってきたらしいです…………！！って言ってきてね。なんかもうそれだけで頭撫でたくなっちゃったんだけど」

未央「うん」

凛「頑張って話しかけてみようと思うんですけど…………！！って言ってきて、もう抱きしめたくなっちゃった」

未央「抱きしめたの？」

凛「頭撫でるだけに留めた」

未央「頑張ったじゃん」

凛「でしょ？」

凛「でもその後なんか難しい顔して報告に来たんだよね」

未央「難しい顔？」

凛「なんか、マンションポエムがどうとかって言ってた」

未央「マンションポエム？」

凛「知らない？マンションの広告についてるポエムで、こう、、、「都心の丘には、光の海が見える。」みたいなやつ」

未央「あー、電車、というか乗り換え駅で見るかも」

凛「それそれ」

未央「あれ面白いよね。おー綺麗だなあってなるもん」

凛「わかる。なんかめちゃめちゃライトアップされてない？」

未央「されてるされてる。エントランスのドアから始まるの」

凛「あー、確かに。エントランスから始まる。それで外観を煽ってバーン！」

未央「なるなる。あれかー」

凛「そうそう。あれっぽい」

未央「確かにこの前の番組でも駅から3分みたいなこと言ってたもんね」

凛「あー確かに。言ってたかも。最後のほたるに全部持ってかれたことしか覚えてない」

未央「ほたるん、本当に終了間際だったからね」

未央「なんかお腹すいてきた」

凛「分かる」

未央「分かるだけかい。買いに行かない？」

凛「買いに行くぐらいなら喫茶店とか入っちゃおうよ」

未央「いいけど。しぶりん今日は？」

凛「レッスン」

未央「もう終わったの？」

凛「うん。宿題と予習でもしとこうかなあって残ってただけ。未央は？」

未央「撮影。雑誌で使うんだって」

凛「シンデレラ？」

未央「ぽいよ」

凛「頑張って。半年もすれば落ち着くから」

未央「半年は落ち着かないんだね」

凛「頑張って」

凛「どうする？」

未央「喫茶店でいいんじゃない？」

凛「じゃあ荷物も持って行っちゃおうか」

未央「そうだね」

＜○＞

未央「あ、しまむーだ」

凛「卯月！？」

未央「反応が早すぎる」

凛「卯月ー！」

卯月「あ、凛ちゃん！未央ちゃんも。お疲れ様」

未央「しまむーもお疲れ様」

凛「帰り？」

卯月「うん。凛ちゃんと未央ちゃんも？」

凛「まあ私達も帰りといえば帰りだけど」

未央「これから喫茶店でも行こうかなあって。しまむーもどう？」

卯月「あー、良いですね！」

卯月「……………………あっ」

凛「どうかした？」

卯月「いえ、さっきママから連絡が来てて。多分どこかに食べに行くか出前取るかすると思うんですけど…………」

未央「なぬっ！？ピザか！？ピザなのか！？」

凛「お寿司かもしれないよ！」

未央「お 寿 司！！！！いいですなあ、お寿司…………。未央ちゃんも食べたいものですよ…………」

卯月「お寿司と決まったわけじゃ…………」

凛「島村家のお寿司、凄そうだよね」

未央「分かる。しまむー家のお寿司凄そう。絶対回ってない」

凛「卯月も回ってるから？」

未央「ぶっ………………！！！っふっふっふっふっふ………………！！！！！」

凛「っ…………！！！！」

未央「っふふふ！！あーはははははは！！！！もうダメ！！！しまむーがお寿司と一緒に回ってるとこ想像しちゃった………………！！！！」

凛「もう…………！！未央……………………！！！！！私も………………お腹……………………！！！！」

卯月「もう！！！凛ちゃんも未央ちゃんも！！！！！私はお寿司と一緒に回りませんよ！！！！」

未央「いや、だってもう！しまむーがお寿司と一緒に………………！！！ふふふふふ………………！お腹痛い……………………！！！」

凛「卯月が、卯月が、、お寿司と………………！！！！っふふふふふ！！！！」

卯月「凛ちゃん！！！未央ちゃん！！！！」

卯月「全くもう！凛ちゃんも未央ちゃんも！もうお家に呼んであげないですよ…………！」

凛「待って待って卯月。また卯月の家行きたいから……………………っふふ」

卯月「半笑いじゃないですか！！」

未央「はーーーー笑ったーー」

卯月「未央ちゃんに至ってはもう隠す気もない…………」

未央「いやー、だって想像してみてよ。しまむー、じゃダメだから、みほちーがお寿司と一緒に回ってるとこ」

卯月「………………………………………………………………っ！！」

凛「あ、笑った」

卯月「笑ってません………………っ！」

未央「ほれほれしまむー。認めちゃいなよ～～。みほちーが回ってるとこ、面白かったんでしょ～～」

卯月「っ………………！！面白くない…………！！面白くありませんからね…………！！！」

未央「ほれほれ～どんなの想像したのかな？みほちーが流されてるところ？お寿司と一緒に移動してるところ？それとも、くるくる回りながらお寿司を食べてるところかな？」

卯月「っ…………………………！！！！」

未央「あー！待ってー！！って追いかけてるのかな？？それとも当たり前のように流されてるのかな？？？」

卯月「っく……………………！！！！」

凛「ﾏﾀﾞﾀﾞﾒ！！！！！！(裏声)」

卯月「ぶっ………………！！！！あはははははははははは！！！！」

凛「落ちた」

卯月「ごめん…………！！ごめんね美穂ちゃん！！！っははははははは……………………！！！」

未央「勝ったな」

卯月「あはははははははははは…………………………！！！！！」

卯月「ふぅ…………。全くもう！！全くもうたら全くもう！ですよ！」

凛「ふふ。なにその怒り方。かわいい」

卯月「なっ…………！！私はですね！！」

未央「まあまあしまむー、しまむーも笑ったんだから同罪だよ？」

卯月「うっ……………………」

凛「そうそう。美穂が回ってるところ、面白かった？」

卯月「美穂ちゃんも回ってない、回ってませんからね！！………………………………笑っちゃいましたけど」

未央「ほれ見なさい島村くん。笑った時点で負けなのだよ」

凛「あ、そういえばどうする？」

未央「？」

凛「喫茶店」

未央「ああ。もういいかな。なんかお寿司になっちゃったし」

凛「だね。このまま帰っちゃおうか」

卯月「お寿司にはなってませんよ？」

凛「っく……………………！！！！卯月！！！」

卯月「ふふーん。おかえしです！」

凛「ああもう！こうなったら………………！！」

卯月「あっ！物理的手段はNGですよ！！！」

未央「ニュージェネレーションだけに？」

卯月「っふふ……………………！！！あーもう！未央ちゃん！！！！」

未央「ほれほれ、物理的手段はニュージェネレーションですぞ？」

卯月「凛ちゃん！！！」

凛「ok」

未央「あっ、ちょっ、しぶりん！！身動きが…………！！！」

卯月「未央ちゃん、覚悟してください…………！！」

未央「あっ、ちょっ、脇腹は、あはははははははははは、あっ待っ、、脇腹は！！！！脇腹はダメだって！！！！！！！」

終わりです。
にゅーじぇねにはわちゃわちゃしててほしい。