1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 14:43:55 EZiAwYZ6
クリスタ「んまっ!何この埃!」ツゥー

ユミル「何のことですの!?」

クリスタ「ちゃんと掃除なさいっていったでしょ!」プンプン

ユミル「お母様・・・許してくださいまし」ヨヨヨ・・・

クリスタ「あんたにうちの子は任せられないわね~」(実在しない)

ユミル「お母様の鬼!」 




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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 14:45:23 EZiAwYZ6
クリスタ「鬼とでもなんとでもいいなさい」フンスーッ

クリスタ「まったく、これだから最近の若い子は・・・」ブツブツ

ユミル「ううう・・・」


アニ「・・・あんたら何やってんの」

ユミル「えっ」

クリスタ「嫁と姑ごっこ」 


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 14:46:42 EZiAwYZ6
―――――食堂―――――

クリスタ「んまっ!何この食べ残し!」プンスカ

ユミル「・・・!お母様・・・」

クリスタ「ちょっとこれどういうこと!?」

ユミル「えっとそれは・・・」タジタジ

クリスタ「私の作った料理が食べられないとでもいうの!?」

ユミル「そういうわけじゃないんです・・・」オロオロ

クリスタ「じゃあ一体どういうこと!?」 


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 14:48:01 EZiAwYZ6
―――――――――ー
アルミン「あの2人なにしてるんだろう」

エレン「さあ」

アニ「嫁と姑ごっこらしいよ」

アルミン「嫁と姑?」

アニ「私にもよくわからないんだけど、そういうことらしい」

アルミン「へぇー・・・」

アルミン(クリスタが姑かぁ・・・)

エレン「クリスタはともかく、ユミルが姑に負けるってイメージがわかないよな」 


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 14:49:09 EZiAwYZ6
アルミン「まああくまでごっこ遊びだからね」

アルミン(にしても、ユミルがそんな遊びをするとはね)

アルミン(でもまあそのおかげでクリスタの姑姿を見られたんだけどね)ニヤニヤ

エレン「アルミンなにニヤニヤしてんだ?」

アルミン「え?いやー僕もクリスタとああいうごっこ遊びしたいなーって」

エレン「お前そんなこと考えるやつだったのか」 



7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 14:54:02 EZiAwYZ6
アルミン「エレンはないの?」

エレン「ねえな」

アルミン「まあ真面目だもんね」

アニ(私は兄弟ごっこしたいな)

アルミン(クリスタと兄弟ごっこしたいな)

アルミン(僕がお兄ちゃん役で・・・)

アルミン(いや、弟役でべったり甘えるのもいいかもしれないな)

アルミン(双子・・・はちょっとないかな?)

アルミン(♪)ニヤニヤ 


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 14:57:15 EZiAwYZ6
アニ(私が姉・・・)

『お姉ちゃーん!』トテチテ

アニ(・・・いいかもしれない///)ニヨニヨ

アニ(私が妹・・・)

『アニ、何か悩み事でもあるのか?』

アニ(・・・いい、すごくいい//)ニヨニヨ


エレン「・・・アニもアルミンもなにニヤニヤしてんだか」パクパク

ミカサ「・・・現実逃避」モグモグ 



10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:00:38 EZiAwYZ6
―――――――――
ユミル「少し・・・お口にあわないのがあって・・・」ブルブル

クリスタ「私の料理がまずいっていいたいんでしょ!?」オコオコ

クリスタ「そうならそうとはっきり言いなさいよね!」プンプンマル

ユミル「うぅ・・・」プルプル


ジャン「おいおい、お前ら一体何してんだ?」

ユミル「えっ」

クリスタ「嫁と姑ごっこ」 


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:02:41 EZiAwYZ6
――――格闘訓練――――

ユミル「お母様・・・いきます」グオッ

クリスタ「手を抜いたらいつも以上にお小遣いせびりますからね」

ユミル「せいっ!」シュッ

クリスタ「はぁっ!」パシッ

クリスタ「やーっ!」バッ

ユミル「きゃあっ!?」ドタッ 



13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:05:43 EZiAwYZ6
ユミル「いたた・・・」サスサス

クリスタ「んもう・・・相手にならないわね~」ドヤァ

ユミル「恐れ入りますお母様」

クリスタ「まあ、あなた程度じゃ討伐数3000の私の足元にも及ばないことはわかっていたんだけどねー」ゲシゲシ

ユミル「いたっ痛いですお母様!」

クリスタ「え?何のことかしら?ホーッホッホッホ」ゲシゲシ

ユミル「うぅう・・・」 


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:08:34 EZiAwYZ6
クリスタ「ま、私の足裁きでも参考になさってくださいな?」

ユミル「痛いです・・・やめてくださいまし・・・」プルプル


ミーナ「ちょっとちょっと!あんたたち何してるの!?」ケツブルンブルン

ユミル「えっ」

クリスタ「嫁と姑ごっこ」 


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:10:34 EZiAwYZ6
―――――座学―――――

クリスタ「・・・」カリカリカリカリ

ユミル「・・・」サラサラサラサラ

ユミル「あっ」バキッ

クリスタ「ぎゃあああああ!」ザクッ

ユミル「お母様!?大丈夫ですか!?」

クリスタ「鉛筆の芯を飛ばして刺すだなんて・・・わかってるんでしょうね!?」ゴゴゴゴゴ

ユミル「ひぃい・・・!」ガタガタ 


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:14:25 EZiAwYZ6
ユミル「ただの偶然です!」

クリスタ「私の可愛い顔に傷がついちゃったじゃないの!どうしてくれるのよ!」

ユミル「ごめんなさい・・・決してわざとじゃ・・・」ポロポロ

クリスタ「何を!消しゴムであなたのそばかす消してあげるわ!」ゴシゴシ

ユミル「いやぁーっやめてくださいましー!」 



18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:18:28 EZiAwYZ6
クリスタ「抵抗するでない!おりゃおりゃ」ゴシゴシ

ユミル「いやぁー!やめてぇー!」


サシャ「ちょっとクリスタ!?何してるんですか!?」

ユミル「えっ」

クリスタ「嫁と姑ごっこ」 


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:21:51 EZiAwYZ6
―――――雪山―――――

ビュオオオオオオ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オロロロロ

クリスタ「んまっ!何この寒さ!」ブルブル

ユミル「ご安心くださいお母様・・・」ブルブル

ユミル「召し使いのダズに嘔吐させました。これを浴びればしばらくの間、温かさを取り戻せます」ドヤ?

クリスタ「いやよ!汚らわしい!」

ユミル「お母様・・・」 


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:25:09 EZiAwYZ6
クリスタ「そうやって私の服を汚したいんでしょ!?」カムチャッカ

ユミル「そんな!それはただの被害妄想です!」

クリスタ「そう言ってごまかして!」ファイヤー

ユミル「違うんですお母様!信じてください・・・」ヨヨヨ・・・

ザッザッザ・・・

キース「・・・貴様等、いつまでも帰って来ないと思えば・・・一体何をしている?」

ユミル「えっ」

クリスタ「嫁と姑ごっこ」 


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:29:11 EZiAwYZ6
―――――就寝―――――

クリスタ「んまっ!何このお布団!しわくちゃじゃない!」

ユミル「お母様・・・」ビクビク

クリスタ「暗に私の顔もしわくちゃだって言いたいんでしょ!?」

ユミル「違います!」

クリスタ「もういいわよ・・・ユミルちゃんったらひどい!」ウウウ・・・

ユミル「誤解です!お母様!」 


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:31:36 EZiAwYZ6
クリスタ「何が誤解なのよ!」

ユミル「それはただ私がお母様のお布団で眠りたかっただけで・・・」

クリスタ「え?」

ユミル「私とお母様との仲ですもの・・・一緒に寝るぐらい許されてもいいじゃないでしょうか」オズオズ

クリスタ「・・・」

ユミル「・・・」ウツムイテユビクルクル 


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:34:08 EZiAwYZ6
クリスタ「・・・ユミルちゃん」ポンッ

ユミル「!? ひゃいっ」ビクッ

クリスタ「そうよね・・・私とあなただもの」

クリスタ「一緒に寝るぐらいいいわよね」

ユミル「・・・お母様・・・!!」ブワワ

クリスタ「~♪」ニコニコ

ユミル「~♪」ニコニコ 



25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:37:51 EZiAwYZ6
――――――――――
アニ「まだやってる・・・」ボソボソ

サシャ「またやってますね~」ボソボソ

ミカサ(・・・)

ミーナ「まあいいんじゃない?幸せそうだし」ボソボソ

アニ「・・・ある意味羨ましいけどね」

ミーナ「え?」

サシャ「アニが羨ましがるなんて珍しいですね」 



27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:44:21 EZiAwYZ6
アニ「珍しくもないよ・・・私だって人間なんだから」

サシャ「確かに、ちょっと雰囲気怖いですけど、それはある意味人間っぽいですもんね!」

アニ「・・・!」

サシャ「?」ニコニコ

アニ「・・・」フッ

ミーナ(アニがちょっとだけ笑みを浮かべてる!) 


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:47:53 EZiAwYZ6
ミカサ「・・・そろそろ消灯の時間」

サシャ「もうそんな時間ですか」

ミーナ「時間がたつのは早いねー」

アニ「・・・・・・そうだね」

ミーナ「アニってばちょっとうつむいちゃってー可愛いー」プニッ

アニ「ちょ・・・ほっぺたつつかないでくれる?」

サシャ「ミーナ、アニが怒っちゃいますよ」

ミーナ「ふふふっ」 


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 15:58:17 EZiAwYZ6
―――――――――――
クリスタ「・・・」チラッ

ユミル「・・・クリスタ」

クリスタ「ん?なに?」

ユミル「・・・多分誰もつっこんでくれないぞ」

クリスタ「・・・だよね。向こうはいい雰囲気だし」

クリスタ「もう・・・変に楽しいから嫌だよね。訓練兵の生活って・・・」 


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 16:00:56 EZiAwYZ6
クリスタ「私達が嫁と姑ごっこなんかしてても、特に言及してこないもの」

ユミル「それが、あいつらのいいところだろ?」

クリスタ「・・・ユミルって意外と他人のこと見てるよね」

ユミル「ばっ・・・そんなんじゃねえし」

クリスタ「ふふふっ」ニコニコ

ユミル「・・・はぁ」ニコニコ 


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 16:04:19 EZiAwYZ6
ユミル「馬鹿らしい・・・私は寝るぞ」

クリスタ「私、誰かと同じ布団で寝るの初めて♪」

ユミル「・・・そうか。そりゃよかったな」

クリスタ「・・・ユミルちゃんったら無愛想~」

ユミル「・・・お母様ったら、お布団の中でまでそういうことおっしゃるの~?」

クリスタ「♪」ギュッ

ユミル「・・・」ナデナデ

ユミル(いい夢みろよ) 


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 16:08:39 EZiAwYZ6
―――――食堂―――――

ユミル「ほらほら、どうしたの?」

クリスタ「お母様・・・こんな量食べられません」シクシク

ユミル「何をおっしゃって?無理でも食べるのよ!」グイッ

クリスタ「いや!パンを無理やり押し付けないでくださいまし!」モガモガ


アルミン(・・・・・・あれ?) 


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 16:09:52 EZiAwYZ6
アルミン「ね、ねえ・・・」

アルミン「一体なにしてるの?」

クリスタ「えっ」

ユミル「嫁と姑ごっこ」 



35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/08(月) 16:11:09 EZiAwYZ6
これで終わりです。
ありがとうございました。