1: ◆ajqgdR8aUE 19/08/04(日)19:51:40 ID:vhv
ポッ ポッ ポッ ポーン


~♪
I wish(instrumental)


薫「五稜館学園ラジオ放送局!」


薫「ごりらじ!始まるよぉ!」


薫「さぁ時刻は正午を向かえました」


薫「この番組は学園の最新情報やリスナーのみんなからのお便り・ご要望を紹介したりする番組だよ!」


薫「ねー、という訳で始まりました、ごりらじ!」


薫「えー…はい、うんうん…」


薫「何で私1人かなぁ!?」


薫「確かに前回の予告でちょっと"おやっ?"とは思ったけど本当に1人なのぉ!?」


ハヅキ「やってるかい?」ヌッ


薫「ハヅキちゃん、今放送中だから居酒屋に入るノリでブースに入ってこないでくれるかな」


ハヅキ「いや、あたしも今回のパーソナリティーだからさ」


薫「あ、そうなんだ!良かったぁ!」

引用元: 薫「ごりらじ!」[スクメロSS] 



2: ◆ajqgdR8aUE 19/08/04(日)19:52:38 ID:vhv
ハヅキ「じゃあタイトルコールからやり直そうか」


ハヅキ「エテルノローカルラジオ放送局!●●ラジ!始ま」


薫「待って待って待って」


薫「短い間に色々ぶっこんでこないでハヅキちゃん!」


薫「薫パニックだから!」


ハヅキ「じゃあ1つずつ処理していこうか」


薫「何でそっち主導の感じなの?」


薫「まぁいいや」


薫「まずね、この番組は五稜館学園ラジオ放送局だから」


薫「でね、略して●●ラジは下品が過ぎると思うんだ」


薫「あとエテルノって何?」


ハヅキ「さて、何だろうねぇ」


薫「何で言った本人が分からないの!?」


ハヅキ「そう言われても、なんとなく頭に浮かんだだけだからね」


ハヅキ「きっと何かの絵本か●●本で見たんだよ、多分」


薫「そこは是非とも絵本であってほしいね」

3: ◆ajqgdR8aUE 19/08/04(日)19:54:10 ID:vhv
ハヅキ「まぁ気を取り直して行こうじゃないさ」


薫「乱れたのはハヅキちゃんのせいでしょ…」


ハヅキ「え、何?みだれ…●らな話かい?」


薫「それ系のワードを全部拾ってこないでよ!」


ハヅキ「そういえばラジオ聞いてるみんなは分からないだろうけど薫は今ビキニ姿だからね」


薫「制服着てるよ!?ちゃんと着てるからね!?何でそういう嘘言うの!?」


ハヅキ「あ、ちなみにあたしは今  ブラだよ」


薫「聞いてないよ!」


薫「…いいから!見せて来なくていいから!」


薫「本当に  ブラだよこの人!ここ学校だよ!?何考えてるの!?」


薫「あぁ…昼間からとんでもない物を見ちゃったよぉ…」


ハヅキ「そろそろラジオっぽい事やらないかい?」


薫「誰のせいだと」

4: ◆ajqgdR8aUE 19/08/04(日)19:55:12 ID:vhv
薫「えー…じゃあまずは学園の最新情報をご紹介していくね!」


薫「おっ!学食に新メニューが登場しましただって!」


薫「前々から多く要望のあったタピオカミルクティーが明日から販売される事になったみたいよ!」


ハヅキ「へぇ、そいつはリョウコやイミナが喜びそうだねぇ」


薫「という訳で今日は特別に用意して貰ったから味の感想をって、やったぁ!」


薫「あ、これね、はい、ハヅキちゃんの分もどうぞ」スッ


ハヅキ「ありがとさん、ん、中々本格的じゃないか」


薫「ちなみにハヅキちゃんはタピオカって何から出来てるか知ってる?」


ハヅキ「キャッサバっていう芋からだろ?」


ハヅキ「ざっくり言うとこんにゃくの親戚みたいな物なんだよねぇ」


薫「ハヅキちゃん物知りぃ」


ハヅキ「弾力が 首に似て好」


薫「さ、さささぁ!早速飲んでみようかなぁ!ねぇハヅキちゃん!」

5: ◆ajqgdR8aUE 19/08/04(日)19:55:58 ID:vhv
~試飲中~


薫「…うん!甘くて美味しいよ!」


薫「言われなきゃ学食のものとは思わないかなぁ」


ハヅキ「タピオカもモチモチしていて良い感じじゃないか」


ハヅキ「安っぽいタピオカだとダマがあるような感じがするんだけど、これは良いタピオカだね」


薫「そうそう、専門店のみたいで本格的だよねぇ」


ハヅキ「弾力が 首み」


薫「はい!タピオカミルクティーは明日から学食で販売されるよ!」


薫「みんなも是非飲んでみてね!」


ハヅキ「ちくb」


薫「お便り読んで行こうか!ね!」

6: ◆ajqgdR8aUE 19/08/04(日)19:56:44 ID:vhv
薫「はい、ラジオネーム"美山椿芽"さんからのお便り…って、これ大丈夫?ラジオネームの意味ないよ?」


ハヅキ「別に匿名じゃないとダメってわけでもないだろうし良いんじゃないかい?」



薫「まぁ私ももう読んじゃったからどうしようもないからね」



薫「じゃあ改めて…"薫さんこんにちわ"はい、こんにちわ」


薫「"私はアルタイル・トルテという人気アイドルグループのリーダーをしているのですが、あまり料理が得意でありません"」


薫「"ですが"の前後が一致してないよ椿芽ちゃん」


ハヅキ「人気が出たのが嬉しいんだろうねぇ」


薫「"どうしたら料理が上手くなるでしょうか"だってさ」


ハヅキ「そうさね、椿芽はちょっと考え過ぎなんじゃないかね」


薫「というと?」

7: ◆ajqgdR8aUE 19/08/04(日)19:57:23 ID:vhv
ハヅキ「椿芽みたいな子はレシピが絶対だと思っちゃうからね」


ハヅキ「でも家庭料理程度なら気張らず適当でいいんだよ」


ハヅキ「それこそ冷蔵庫にある野菜や肉なんかを一口大に切って炒めるか煮るかすればいい、料理なんてそんなもんさ」


ハヅキ「気を付ける事は火力と味付けぐらいかねぇ」


ハヅキ「その辺はいきなり完成形を目指さず少しずつ調整すれば失敗しないよ」


薫「凄い、さっきまで変な事しか言ってた人とは思えない的確なアドバイスだ」


ハヅキ「あたしだってたまには真面目になる時もあるよ」


薫「どうにかしてそっちをデフォルトに出来ないかなぁ」


ハヅキ「次、あたしがお便り読んでもいいかい?」


薫「あ、どうぞどうぞ」

8: ◆ajqgdR8aUE 19/08/04(日)19:58:07 ID:vhv
ハヅキ「ラジオネーム"●●●●マイスター"さんからのお便りです」


薫「ちょっとぉ!名前を言いたいだけで選んだでしょ!?」


ハヅキ「"水沢さん、こんにちわ"…あたしも居るんだよ?」


薫「いや、ハヅキちゃん来たの突然だから」


ハヅキ「"水沢さんは見られると興奮するタイプとお聞きしましたが本当でしょうか?"はい、本当です」


薫「いやいやいや!」


ハヅキ「え、だって"見られてるよぉ…///"ってステージ上で興奮してたじゃないさ」


薫「興奮じゃないよ!緊張と高揚だよ!」


ハヅキ「まぁ人には色々趣味があるからダメだとは言わないけど場をわきまえた方がいいと思うよ」


薫「それハヅキちゃんだけには言われたくないなぁ!」


あおい「コラァ!」ドアバーン!


薫「あおいちゃん!?」

9: ◆ajqgdR8aUE 19/08/04(日)20:01:00 ID:vhv
あおい「さっきから聞いていれば何だこのハ  チラジオはぁ!」


ハヅキ「今放送中なんだよ会長さん」


あおい「すまない水沢さん、だが見過ごすわけにはいかなくてだな」


薫「いや、逆に助かったけどね」


あおい「そういうわけだ不知火、生徒会室まで強制連行する」


ハヅキ「密室に連れ込んで●●い事する気だね!●●同人みたいに!●●同人みたいに!」


あおい「ええい、黙ってろ!」


薫「そそそ、そういう事だから今回のごりらじはここまでだよ!」


薫「次回のパーソナリティーは…椿芽ちゃんといつみちゃんだからみんなお便り送ってあげてね!」


薫「本日お送りしたのはアプリコット・レグルスの水沢薫と!」


ハヅキ「  ブラの不知火ハヅキの2人だったよぉ」


薫「次回もお楽しみにねぇ!」


薫「…あ!あおいちゃんそんなにハヅキちゃんの服を引っ張ったら…!」


ハヅキ「あふん」ポロン


あおい「う、うわぁぁぁぁ!///」


END