2: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)20:31:51 ID:BoA
~ある日の昼、レッスン後~

未央「ねえねえ、あーちゃん。」

藍子「どうかしましたか?」

未央「あーちゃんってさあ、東京出身だよね?で、私気になったんだあ!」

未央「あーちゃんって、東京のどの辺に住んでるのかなあって!」

茜「あっ、それもそうですね!私は栃木、未央ちゃんは千葉。都会っ子、東京人の藍子ちゃんはどんなところに住んでるんでしょうか?」

藍子「そうですねえ、ここから車でだいたい20分くらいの…あっ、せっかくなら今からでも行ってみます?」

引用元: 【デレマスSS】プリンセス・藍子さま! 



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3: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)20:35:58 ID:BoA

未央「いいの!?やったーっ、藍子ちゃんのお宅訪問だよーっ!」

藍子「うふふ。ちょうど下に家の車も来てるし、良いんじゃないかなーっと思って。」

茜「車で20分ですか!まあ私なら走れる距離ですが、ここはご厚意に甘えちゃいましょう!」

藍子「お二人ならきっと大丈夫でしょうしね。それじゃあ、駐車場に行きましょうか!」

未央「大丈夫・・・?まあ、いっか!レッツゴー!」

茜「おー!!!」

4: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)20:40:15 ID:BoA

~プロダクション駐車場~

藍子「これが家の車ですっ♪」

茜「わぁ~!とっても可愛い車ですねっ!藍子ちゃんに似合ってます!」

未央「ほほーう、MINIと書いてある…ちょっとレトロな感じで、なんともオシャレな外車ですなあ!」

藍子「そうですか・・・?えへへ、褒めてくれるとなんだか嬉しいです。さあ、乗りましょうか♪」ガチャ

茜「トラーイッ!」

未央「おっじゃまっしまーす!」

藍子「よいしょっ」

5: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)20:43:34 ID:BoA

???「お嬢様、二人は・・・?」

藍子「侍従さん、彼女たちは私の同僚、友人で、高輪の宮邸に私がご招待しました客人です。構いませんね?」

侍従「はっ。失礼いたしました。では、出発いたします。シートベルトはお締めになられましたね?」

藍子「ええ。未央さん、茜さんもよろしいですね?」

未央&茜「「は、はいっ!」」

6: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)20:46:23 ID:BoA

~車内~

未央「聞いた?あかねちん。お嬢様、それに侍従だって!これはもしや『ご令嬢』ってやつなのでは・・・?」ヒソヒソ

茜「そうですね!これはますます気になってきました・・・!」ヒソヒソ

メルメルメルメル

ピロンッ

未央「あれっ、ケータイが・・・」

7: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)20:50:11 ID:BoA

~SMS~

藍子『ちょっとビックリさせちゃいましたか…?(;-_-)』

未央『ううん、そんなことないよ!むしろもっとワクワクしてきたかも!(≧▽≦)』

藍子『よかったぁ~。もうすぐ着くから、それまではさっきみたいな口調になっちゃうけどいいかな?』

茜『全然かまいませんっ!!むしろ、私たちもやっちゃいましょうっ!!!」

未央『それ乗った!私もやる!』

藍子『二人とも・・・(ノД`)・゜・。』

8: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)20:53:37 ID:BoA

~車内~

藍子「・・・実はつい先日に整備が終了しまして、邸宅は新品様となっております。お二人にもとても満足していただけるかと。」

未央「ええ・・・俄然期待が高まって参りました。まもなく全容を拝見するのが楽しみでございます。」

茜「そうでございますね・・・ございます。」

藍子「・・・」プルプル

未央「・・・」ククク

茜「・・・」ンフッフ

9: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)20:57:33 ID:BoA

未央(バックミラーから笑いをこらえる藍子ちゃんが見える)

茜(かわいいですね~・・・)

藍子(照れちゃいます///)

未央(かわいい)

茜(かわいいです)



侍従(なんだかエスパーの気配を感じる・・・)

ユッコ(私ですかっ!?)ニュッ

侍従(ちがいます・・・)

10: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)21:01:08 ID:BoA
日比谷線の真上を通り、恵比寿の街中を抜ける。
環状2号を潜り抜けてしばらくすると、都心に突然小さな森林が出現する。


藍子「其処の門で降ろしてください。」

侍従「玄関まで随行できますが、良いのですか?」

藍子「ええ。散策と、紹介も兼ねてのことなので。」

侍従「はっ。では、此処で扉をお開け致します。本日もお疲れさまでした。」

藍子「いえいえ。こちらこそ、送迎いただき助かります。今日もありがとうございました。」

藍子「さあ、二人もここで。私の家につきましたよ。」ガチャ

茜「ここですか!」

未央「よっこらせっと・・・わああ、なんだこれ!すっごーい!」バタム

11: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)21:05:05 ID:BoA

茜「家・・・というより、大きなお庭のような?」

未央「まるで森みたい。ここはいったい・・・?」

藍子「ここは、高輪御用地って言うんです。緑に囲まれて、のびのびとした素敵なところですよっ。」

茜「たかなわ・・・ごようち。はて、どこかで耳にしたような・・・?」

未央「御用地・・・?ハッ!」

未央「あ、藍子ちゃん・・・あなたは・・・あなたはまさか!」

藍子「わたし、ですか?ふふ、私の名前は・・・」

12: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)21:06:31 ID:BoA
藍子「高森宮藍子、っていいます♪」

13: ◆VwJdgftwpk 19/08/10(土)21:07:22 ID:BoA
第一話 プリンセスな藍子ちゃん おわり