前回 【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活二日目

7: ◆z07gL4YySg 2019/09/06(金) 22:18:26.74 ID:Dire5W0x0
――――

――



亜栗「ふぅ、満足。満足――――」

神霊廟でご飯を食べた後、亜栗はにんまりと笑いそのお腹を優しく撫でた。

亜栗「元気いっぱい!もりもり!これは、元気に動けるぞぉ!はっはっはー!」

と、笑いながら。亜栗は扉を開く。

亜栗「――あ、今日。寝床は……いいや、目が冴えて眠れないし。今日は朝まで起きるか!

自分を鼓舞するように、亜栗は言う。

亜栗「…………」

扉の中に入ると同時に、銀の鍵と――琥珀金の鍵を握りしめる。

亜栗「わたくしは――わたくしは――――」

何かを思い詰めるように、一人称を連呼する。

亜栗「――っし!やってくぞ!頑張るぞ!えいえいおー!」

そして、亜栗は元気に宣言し。その場所に移動した――――。

引用元: ・【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活三日目 




8: ◆z07gL4YySg 2019/09/06(金) 22:20:51.39 ID:Dire5W0x0
――――

――



亜栗「…………」

上空の上空、雲を超えた薄暗い場所に。亜栗は仁王立ちのポーズで浮いていた。

服装が着物でなく、何時もの服に変わっていた。

亜栗「…………」

その手には銀に輝く鍵があった。

時空を歪ませまくり、扉を開きまくった。それだ。

亜栗「ああ、そろそろ朝だ――」

遠くを見つめながら、ポツリと呟くが。亜栗が動く様子はなかった。

亜栗「ねぇ、早く来ないと――来る前に、始めちゃうよ」

身体の中にある琥珀金の鍵が、煌めく。

亜栗「体が火照ってしょうがないよ……うへへ。さぁ、早く、早く――――!」

琥珀銀の鍵に導かれるように、亜栗は――笑う。

9: ◆z07gL4YySg 2019/09/06(金) 22:21:28.23 ID:Dire5W0x0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――


10: ◆z07gL4YySg 2019/09/06(金) 22:23:09.71 ID:Dire5W0x0
――思い出すのは、古の記憶。

自分のことを他人のように、思い出す。

山王亜栗。種族、神話生物。

種族、ショゴス。

奴隷として産み落とされ、その身体を蠢かした感覚を思い出す。

そして、産み落とした者に対する、反逆――それを思い出す。

――その結果。封印されたモノがいた、封印されなかったモノがいた。隷従を望んだモノがいた、自由を望んだモノがいた。

しかし。

しかし、しかし、しかし――――。

その記憶の全ては、醜いものだった。

記憶も醜ければ、姿形も醜い。ただのゲル状のそれは、目も当てられない。

この姿を、変えなければいけない。


だから偽った。だから模倣した。だから仮面を付けた。だから距離を離した。だから間隔を詰めた。



だから。正気を拒否した醜い偽物の存在――山王亜栗は――――。




11: ◆z07gL4YySg 2019/09/06(金) 22:24:35.25 ID:Dire5W0x0
早朝。太陽は、少しずつ昇り始める。

亜栗「――――やっほ」

亜栗はその人物を見てシニカルに笑い。待ちわびたように小さく手を振った。

フラン「やっほ、宣言通り――朝一番に、来ちゃった」

手を振り返し。フランは手を振った反対の手で日傘をクルクルと回しながら、悪戯に成功した子供のようにニヤリと笑った。

亜栗「ああ、そっか。吸血鬼だから太陽は弱点か……もしかして、夜中とかにやったほうが良かったかな?」

と、ワザとらしく自分の頬に人差し指をくっ付け、首を傾げる。

フラン「その心配は必要ないよ。まだ完全に太陽は昇ってないから少しくらいなら大丈夫だと思うし……日焼け止めクリームとか塗ってきたし」

亜栗「ほほう、日焼け止めのクリームで何とかなるもんなんですね」

フラン「さぁ?まあ、一応の保険で?ああそれにー?私、乙女だからお肌のケアとか気にしちゃうし?」

亜栗「………うへへ。確かに、それは気にしなきゃだね。フラン、可愛いし」

軽い挨拶。

フラン「……あはは。それは、ありがとう」

風の音と、二人の小さな笑い声が混ざりあう。

まるで日常のように二人は笑い。そして――。

12: ◆z07gL4YySg 2019/09/06(金) 22:25:34.50 ID:Dire5W0x0

亜栗「――この異変で、全てが変わる」

フラン「異変は起きない、だから、何も変わらない」」


亜栗の顔から笑顔が消える。フランの顔からも笑顔が消える。


亜栗「普通が狂気に変わり、狂気が普通に変わる」

フラン「普通は普通のままで、狂気は狂気のまま」


お互いに距離をとり、視線を合わせ、ゆっくりと戦闘態勢をとる。


亜栗「これはわたくしの異変の、最初の解決者との戦いである以前に」

フラン「友達との、ちょっとした喧嘩――かなぁ」


似ているようで似ていない、その二人は。そう言って。


亜栗「ふふ――それじゃあ、戦おう。フランドール・スカーレット」

フラン「戦いましょう――山王亜栗」


そして――――。


13: ◆z07gL4YySg 2019/09/06(金) 22:26:16.48 ID:Dire5W0x0




――――空。雲の上に。




火花が、盛大に散った――――




14: ◆z07gL4YySg 2019/09/06(金) 22:26:44.67 ID:Dire5W0x0




【弾幕ごっこを開始します】




VSフランドール・スカーレット




24: ◆z07gL4YySg 2019/09/06(金) 23:04:34.13 ID:Dire5W0x0
コンマ2

※じゃあ、超時空ホールは展開の犠牲になってもらいます。

>>1000ボーナス、再安価します。

代わりのボーナス。

下5のもの

37: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 20:03:19.32 ID:utT63mvb0
※始めていきます。

先攻後攻判定

コンマ5以上で亜栗の先攻。

コンマ直下

39: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 20:09:40.56 ID:utT63mvb0
コンマ1 後攻

フランのターン

フラン「それじゃあ――行くよ!」

先手必勝、と言わんばかりにフランは自分の翼を広げ一気に加速する。

亜栗「ああ、どんどん来い!」

亜栗も背中から、その意識を持つように動く翼を生やし、動き出す。

フラン「それじゃあ遠慮なく!」

フランは、紅に染まる弾幕を前の弾幕ごっこと同じように展開した。

相手の弾幕攻撃を
1~4 避けきれない。被弾
5~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

42: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 20:11:50.38 ID:utT63mvb0
コンマ3 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

使用するスペカを安価直下

コンマ判定下2

スペルカード

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

恋符「今は報わぬ我が願い」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」※使用不可。
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

45: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 20:14:29.77 ID:utT63mvb0
※スペカは>>44を採用したいと思いますのでコンマを別にやりたいと思います。

喰らいボムは?

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

コンマ直下

47: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 20:21:53.87 ID:utT63mvb0
コンマ奇数 失敗

亜栗残り残機数2

亜栗のターン

亜栗「ぐぅ――っ」

弾幕が身体に直撃する。

フラン「あと、二回――このまま、ぶっ飛ばしてあげるから!」

亜栗「言ってろカワイコちゃん……!まだまだ序盤の序盤!これからよこれからぁ!」

そんなことを言いながら、亜栗は奥歯に力を籠める。

亜栗「……!やってやんよぉ!」

スペルカードを使いますか?
使う(スペルカード安価)
使わない

安価直下

スペルカード

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

恋符「今は報わぬ我が願い」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」※使用不可
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

49: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 20:30:01.45 ID:utT63mvb0
亜栗「恋符「今は報わぬ我が願い」!」

スペルカードからハート形の弾幕が放出され、その弾幕の全てが真っ二つに割れる。

亜栗「愛に溺れて、溺死しろ!」

フラン「悪いけどこの程度の弾幕でおぼれてる時間は……私には無いの!」

亜栗「それはどうかな!さぁ、わたくしの愛に触れろぉ!フラン!」

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~5 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
6~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

恋符「今は報わぬ我が願い」-3(1)

51: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 20:39:43.15 ID:utT63mvb0
コンマ4-3=1 当たる

フラン残り残機数2

フランのターン

フラン「くぅうううう――――っ!」

亜栗「どうだぁ!以前のわたくしと比べたら、大間違いだぁ!」

破れたハートがフランに突き刺さる。

フラン「……は、はは。強くなってるじゃん……ちょっとだけ」

亜栗「強がってんねぇ?ほら、だから――もう終わろう!なぁ!フラン!」

フラン「ええ、終わらせましょう!異変は、起こらなかった!」

亜栗「異変は始まったんだ!わたくしが――本物になるために!」

フラン「――っ!禁忌「クランベリートラップ」!」

相手の弾幕攻撃を
1~4 避けきれない。被弾
5~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

恋符「今は報わぬ我が願い」+1(2)

禁忌「クランベリートラップ」-3(1)

コンマ合計-2

53: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 20:45:33.19 ID:utT63mvb0
コンマ0-2=8 避ける

亜栗のターン

亜栗「この弾幕は、もう見た!」

そう言いながら、フランの弾幕を避けていく。

亜栗「フランを倒して、わたくしは進んでいく!だから、どいてよ!さぁ!」

フラン「どかない!進ませない!絶対に、絶対に!」

亜栗「ああ、そうですか――!だったら、何も変わらない!このまま力づくで――!」

スペルカードを使いますか?
使う(スペルカード安価)
使わない

安価直下

スペルカード

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」※使用不可
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

56: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 20:53:50.02 ID:utT63mvb0
自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~5 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
6~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

禁忌「クランベリートラップ」+3(2)

58: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 21:00:06.37 ID:utT63mvb0
コンマ8+3=10 余裕でかわされる(次コンマ-1)

フランのターン

フラン「――行けると思ったら、大間違いだよ!」

怒涛の勢いで展開された亜栗の弾幕は、フランに難なくかわされてしまう。

亜栗「……友達のお願いだと思ってさぁ!ほら、負けてくれてもいいんだよ!?」

フラン「友達の間違ったお願いを正してあげるのが!本当の――本物の友達でしょ?」

亜栗「――――間違ってない!」

フラン「いいや、間違ってる!」

相手の弾幕攻撃を
1~4 避けきれない。被弾
5~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

禁忌「クランベリートラップ」-3(3)

コンマ-1

コンマ合計-4

60: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 21:02:45.38 ID:utT63mvb0
コンマ8-4=4 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

使用するスペカを安価直下

コンマ判定下2

スペルカード

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」※使用不可。
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

63: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 21:06:12.48 ID:utT63mvb0
※コンマ判定!

喰らいボムは?

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

コンマ直下

66: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 21:15:49.55 ID:utT63mvb0
コンマ奇数 失敗

亜栗残り残機数1

亜栗のターン

亜栗「――――」

フランの弾幕に被弾し、亜栗は吹き飛ばされる。

フラン「…………亜栗――」

吹き飛ばされた亜栗を確認するように、フランは追う。

亜栗「…………まだ、まだだぁ!」

フラン「――っ!」

亜栗の声が、脳みそに大音量で流れ。フランは一瞬怯む。

亜栗「まだ、負けてない!まだ、まだまだまだ!わたくしが、私が!私が、わたくしが――本物になるために――!」

亜栗の身体が、蠢く。

琥珀金の鍵が――ドクン、と振動する。

亜栗「――――破壊!」

そして、亜栗はいつの間にか手に持っていた――そのスペルカードを発動した。

亜栗「「混沌を意味する力」――――っ!」

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~5 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
6~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

禁忌「クランベリートラップ」+3(4)

破壊「混沌を意味する力」-11

コンマ合計-8

68: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 21:22:30.79 ID:utT63mvb0
コンマ6-8=1 当たる

フラン残り残機数1

イベント発生コンマ

コンマ5以上で……

コンマ直下

71: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 21:36:26.21 ID:utT63mvb0
コンマ5 成功

亜栗「は、はは、ははは!はははは――――はははははっ!」

亜栗の笑い声が、空に響き渡る。

フラン「――――っ!」

亜栗の身体から解放されたように飛び出した黒く蠢く触手が、フランの腹に――直撃した。

そして――抉る。

亜栗「もう、もう、もう、もう――終わりだよ!何もかも!ねぇ、フラン!フラン?フラン!?」

フラン「がぁ……っ!ぅ、くぅ……!」

貫いたような痛みがフランの身体を回るが、その触手は幻のように消えていた。フランの身体も――抉れていなかった。

フランの痛みだけが、そこに存在していた。

亜栗「ねぇ、痛いでしょ?ほら、だから――もう、帰ってよ。もう、喧嘩は――おしまいだよ」

フラン「違う……終わって何かぁ……!」

亜栗「終わりだよ、もう。太陽が昇る――いくら日傘をさしていても、吸血鬼のフランドール・スカーレットは死んでしまうよ?」

フラン「だったら!その、前にぃ……!亜栗、を!」

亜栗「…………っ!」

フランの声に、亜栗の顔が歪む。

72: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 21:48:22.88 ID:utT63mvb0
亜栗「…………何で、何で……!何で、分かってくれないんだよ!」

顔が歪むと同時に、亜栗の怒号が――耳に響く。

亜栗「ずっとずっとずっとずっと!言ってるじゃん!わたくしは偽物で!私が――本物なんだよ!」

叫ぶ。

亜栗「偽物のまま受け入れてもらおうとしただけど!それは無理だった!わたくしは、わたくしは!究極までにそれを理解した!」

何処までも聞こえるような声で、亜栗は叫ぶ。

亜栗「だから、本物を受け入れてもらおうとわたくしは異変を起こすんだ!」

フラン「だから……それが!」

亜栗「皆を狂気に――わたくしを普通に――!」

フラン「それが、間違ってるんだよっ!」

亜栗「――――っ!?」

亜栗の声を上書きするように、フランの声が重なる。

フラン「本物本物、偽物偽物って――亜栗は!山王亜栗は!偽物なんかじゃない!」

亜栗「わたくしは偽物だ!どこまで行っても、偽物なんだよ!それを――理解してるだろう!?」

フラン「確かに!亜栗が言うには、その身体は偽物なのかもしれない……その声は、偽物なのかもしれない!その性格は……偽物なのかもしれない!」

亜栗「ああそうだよ!だから――――」

フラン「だけど!それでも!」

フランは、叫ぶ。

フラン「偽物でも、本物だよ!本物よりも本物だよ!今まで話してきた亜栗は――本物だよ!わたくしはわたくし――なんかじゃない!」

73: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 21:50:04.01 ID:utT63mvb0





フラン「山王亜栗は――――山王亜栗だよっ!」





74: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 21:56:44.00 ID:utT63mvb0
亜栗「――――っ」

フラン「初めて会った時から、亜栗は亜栗だよ……私の友達を、何回も偽物だとかって……言わないでよぉ……」

フランの声が次第に小さくなっていく。

亜栗「わたくし、は――――」

フラン「…………だから、もう。おしまいにしようよ」

亜栗「山王亜栗――は」

フラン「…………亜栗?」

亜栗「…………ねぇ。フラン……教えてよ」

フラン「…………」

亜栗「……山王亜栗は、このまま――何も変わらず……生きていて、良いの?わたくしは、わたくしは――」

何と、答えてあげますか?

亜栗になんかいい感じの言葉をお願いします(そぐわないものは再安価します)

下3までのものを採用します。

 

81: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 22:17:22.67 ID:utT63mvb0
フラン「――――当たり前じゃない」

その言葉に、フランは優しく微笑んだ。

フラン「いつまでたっても、どんなことがあっても。山王亜栗は私の最高の、友達――なんだから」

亜栗「…………っ」

フラン「私の友達は、今の貴方しかいないんだから――ね?」

亜栗「フ、ラン――」

涙が、零れる。

フラン「……なんなら、私の家族になろう?」

……なーんてね。と、フランは照れ隠しのように笑う。

亜栗「わたくしは、わたくしは――わた、くしは――――」

コンマ4以上で琥珀金の鍵が

コンマ直下

83: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 22:27:00.33 ID:utT63mvb0
コンマ8

亜栗「――――っ!?」

ドクンと、琥珀金の鍵が震える。

ドクンドクンと、まるで心臓の鼓動のように鍵が震える。

亜栗「あ――ああ――っ!?ああああああああああああああああああああああああああああっ!?」

頭が裂けるように痛む、身体が融けるように熱い。

フラン「亜栗……亜栗!?」

そして――何かが、流れ込んでくる。

亜栗「ああ、ああ――――あああああっ!?」

亜栗の身体が変形する、右腕から先が。黒い何かに変形する。

そして。

亜栗「あ――――」

分裂し、ありとあらゆるものを破壊するように――フランに伸びていく――!

84: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 22:32:25.70 ID:utT63mvb0
※弾幕ごっこを継続します。

※山王亜栗の強さが上昇します。

※山王亜栗を倒すことでバッドイベントにはなりませんが、グッドイベントとなります。


86: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 22:33:51.92 ID:utT63mvb0
フランのターン

フラン「――――っ!」

間一髪のところで、その攻撃をフランは回避する。

フラン「あ、亜栗っ!?どうしたの!大丈夫!?」

亜栗「…………」

しかし、フランの言葉は亜栗に届いていない。

フラン「…………くぅ!だ、だったら!」

ぎり、とフランは歯ぎしりをし。

フラン「禁忌「恋の迷路」!」

スペルカードを発動した。

フランのターン

フラン「――――っ!」

間一髪のところで、その攻撃をフランは回避する。

フラン「あ、亜栗っ!?どうしたの!大丈夫!?」

亜栗「…………」

しかし、フランの言葉は亜栗に届いていない。

フラン「…………くぅ!だ、だったら!」

ぎり、とフランは歯ぎしりをし。

フラン「禁忌「恋の迷路」!」

スペルカードを発動した。

相手の弾幕攻撃を
1~2 避けきれない。被弾
3~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

禁忌「恋の迷路」-4(1)

89: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 22:36:33.79 ID:utT63mvb0
※イベントじゃなくてエンドだった……ここで亜栗を倒せばグッドエンド!ハッピーエンドだ!頑張れ!

90: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 22:39:15.33 ID:utT63mvb0
コンマ10-4=6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)

亜栗のターン

亜栗「――――」

フラン「くぅ、惜しい……!」

フランの弾幕をぎりぎりのところでかわされてしまう。

フラン「だけど、もう少しで――お互い残機は、一つなんだから――!」

亜栗「ぁ――――」

鍵の鼓動が大きくなると同時に、亜栗の口から声が漏れる――。

コンマ6以上でスペカ使用

コンマ直下

92: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 22:40:57.52 ID:utT63mvb0
コンマ7 スペカ使用

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

何を使うか

安価直下

96: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 22:48:23.65 ID:utT63mvb0
亜栗「到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」

亜栗の身体から、そのスペルカードが飛び出し。勝手に発動する。

フラン「なっ……!?」

亜栗の背後に、巨大な門が出現する。そして、その門から光が放出され――――。

コンマ8以上でフランのスペカを全て無効か

コンマ直下

99: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 22:54:34.34 ID:utT63mvb0
コンマ0 成功

フラン「――――え」

光が消え、その空間に――フランの弾幕は全て無くなっていた。

消滅していた。

フラン「なん、で――」

亜栗「…………」

困惑しているフランなどお構いなしに、今度はその門から光輝く矢のような弾幕が降り注ぐ――!

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~7 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
8~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」-1(1)

コンマ+1

コンマ合計±0

102: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:00:53.66 ID:utT63mvb0
コンマ6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)

フランのターン

フラン「あっぶな――!」

亜栗「…………」

亜栗の目から、光が消えていく。

フラン「――亜栗!ねぇ……亜栗っ!」

亜栗「…………」

いくら叫んでも、返事は返ってこない。

フラン「…………禁弾「過去を刻む時計」!」

相手の弾幕攻撃を
1~2 避けきれない。被弾
3~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」+1(2)

禁弾「過去を刻む時計」-2(1)

コンマ+1

コンマ合計±0

禁弾「過去を刻む時計」
4ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+4する。

104: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:06:36.39 ID:utT63mvb0
コンマ9 避ける

亜栗のターン

亜栗「…………」

フランの弾幕を避けながら、亜栗は弾幕の密度をどんどんと濃くしていく。

フラン「多分、あの鍵――あれを、何とか壊せれば――!」

亜栗の胸の中心で――輝き始めたそれをフランは睨みながら、呟く。

亜栗「……ぁ――」

コンマ6以上でスペカ使用

コンマ直下

106: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:09:05.99 ID:utT63mvb0
コンマ0 スペカ使用

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

何を使うか

安価直下

109: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:13:38.27 ID:utT63mvb0
亜栗「邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」」

黒い霧が、辺り一面に広がっていく。

フラン「この霧、また……!でも、こんなもので私は……絶対に、負けないから!」

そして、フランは亜栗の弾幕と向かい合う。

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~7 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
8~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

禁弾「過去を刻む時計」+4(2)

111: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:19:59.81 ID:utT63mvb0
コンマ2+4=6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)

フランのターン

フラン「なかなか、終わらない……!」

霧を裂くように飛び、フランは目を凝らし亜栗の弾幕を避ける。

フラン「……早く、倒れて!当たれ、当たってよ……!」

亜栗「――――」

相手の弾幕攻撃を
1~2 避けきれない。被弾
3~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

禁弾「過去を刻む時計」-2(3)

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」二桁目までコンマ判定(1)

コンマ+1

コンマ合計-1

114: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:23:44.79 ID:utT63mvb0
コンマ7-1=6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)

亜栗のターン

フラン「やっぱりこの霧……うざい!」

確実に亜栗に当たったように見えた弾幕は、その黒い霧のせいで……外れてしまった。

フラン「ああもう!ねぇ、亜栗!亜栗――!」

届く、はずがない。

コンマ6以上でスペカ使用

コンマ直下

116: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:25:44.01 ID:utT63mvb0
コンマ2 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~7 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
8~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

禁弾「過去を刻む時計」+4(4)

コンマ+1

コンマ合計+5

118: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:30:53.68 ID:utT63mvb0
コンマ10+5=10 余裕でかわされる(次コンマ-1)

フランのターン

フラン「――スペカを使ってこない!今が、チャンス!」

亜栗「…………」

亜栗の攻撃が薄くなった瞬間を見逃さず、フランはスペカを使用する。

フラン「禁忌「フォーオブアカインド」!」

そして、フランは――四人に分裂した。

フラン「さぁ、これで――終わりにするよ!」

相手の弾幕攻撃を
1~2 避けきれない。被弾
3~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」二桁目までコンマ判定(2)

禁忌「フォーオブアカインド」-2(1)

コンマ-1

コンマ合計-3

121: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:34:45.98 ID:utT63mvb0
コンマ9-3=6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)

亜栗のターン

フラン「……ちぃ!」

どこまで攻撃をして、やはりその黒い霧のせいで弾幕が当たらない。

当たっても、当たらなかったことにされてしまう。

フラン「落ちろ……落ちろ、落ちろ……!それで、早く鍵を――!」

コンマ6以上でスペカ使用

コンマ直下

123: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:39:32.82 ID:utT63mvb0
コンマ4 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~7 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
8~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

コンマ+1

125: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:48:45.40 ID:utT63mvb0
コンマ8+1=9 避けられる

フランのターン

フラン「この程度で当たってたまるもんか!」

複数のフランの言葉が、重複する。

亜栗「ぁ――ああ――」

うめき声が、聞こえてくる。

フラン「早く、当てないと……!」

相手の弾幕攻撃を
1~2 避けきれない。被弾
3~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」二桁目までコンマ判定(3)

禁忌「フォーオブアカインド」-4(2)

127: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:53:17.76 ID:utT63mvb0
コンマ0-4=6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)

亜栗のターン

コンマ6以上でスペカ使用

コンマ直下

130: ◆z07gL4YySg 2019/09/07(土) 23:56:54.50 ID:utT63mvb0
コンマ4 スペカ使用なし

フラン「……黒い霧も晴れた」

亜栗「…………」

亜栗は、何も言わなかった。

フラン「次で、次で――終わる、終わる――だから――!」

フランは光がなくなった亜栗の目を見つめて――。

フラン「絶対に、待っててね――!」

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~7 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
8~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

コンマ+1

132: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 00:01:05.47 ID:91i9CjBa0
コンマ1+1=2 当たる――――

コンマ9以上で被弾回避

コンマ直下

134: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 00:06:12.08 ID:91i9CjBa0
コンマ2 失敗

フラン残り残機数0

135: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 00:07:39.97 ID:91i9CjBa0
※ごめんなさい、今日はこれで終わりにしたいと思います。

※参加してくださった皆さんお疲れ様でした!また明日、お休みなさい……。

※異変です。もう少し頑張りましょう。弾幕ごっこ。

138: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 17:58:36.17 ID:91i9CjBa0
※こんばんは、今日は18時半程からやって行きます。

139: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:31:06.17 ID:91i9CjBa0
※やっていきます。

亜栗の弾幕を避けながらフランは少しずつ亜栗に近づいていく。

フラン「もう少しで、もう少しで――――」

手が届くと、声が届くと。フランが、そう確信した瞬間。

フラン「――――え?」

―――視界の端で、何かが動いた。

フラン「え、え――」

何かが動いた瞬間、フランの分身が一人消えた。また一人、消えた。そして、もう一人消えた。

フラン「何が、起こって――」

チャンスであったが、決してフランは油断などしていなかった。

亜栗「…………ぁ」

が、しかし。

フラン「――――がぁ――!?」

亜栗に手が届く距離まで近づいたところで、その触手が――フランを横に薙ぎ払った。

フラン「くぅ――ま、だぁ――っ!」

横に吹き飛んだフランに追い打ちをかけるように、今度は縦に叩き落とす。

亜栗「…………」

亜栗は、落ちていくフランを。見ることすらしない。

フラン「くそぉ……!くそぉ!何で……!何で何で何で!あと、少しで……手が、届いたのに……!」

痛みに苦しみながらも、涙を流しながら叫んでいるフラン――その腹に、亜栗の触手と化した右腕はまた一撃を加える。

フラン「かぁ――――っ」

そして、その意識は――消えていき――その身体は、真下に落ちていった。


【弾幕ごっこを終了します、お疲れさまでした…………】

140: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:31:52.92 ID:91i9CjBa0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――


141: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:32:38.22 ID:91i9CjBa0

わたくしは、今。何をしているんだろう?

何も見えない、何も聞こえない、何も分からない。

――フランとの戦いは、どうなったのだろう。

わたくしはわたくし……だけど、それ以前に。山王亜栗は、山王亜栗だと言ってくれた彼女は、どうなったのだろうか。

偽物は偽物。それでも……山王亜栗として誰よりも本物であると言ってくれた彼女は、どうなったのだろうか?

何も、分からない。

――――あれ、何だ。あの、玉座は――。

あれ。

待って待って、あれ。あれれ?

――わたくしの、腕は?

両方、無い?何で?

…………ああ、そうだ。

わたくしには。



腕が――そもそも、身体なんて言えるものは――。



142: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:33:36.99 ID:91i9CjBa0



二つの鍵が、山王亜栗の身体の中から飛び出す。

銀の鍵と、琥珀金の鍵。

時空を開き、力を与えた、二つの鍵が。使命を持つように動き――ガチャりと、何もない空間で捻られた。

そして、見慣れた光景のように時空の扉が開いた。

幻想郷の空に――扉が開いた。



143: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:34:10.51 ID:91i9CjBa0


     幻想郷の上空に、朝だというのに星の輝きが現れた。


     不思議なことだと、誰しもが思った。

     
     ――――あまりにも、その煌めきは綺麗であった。誰しもを魅了する星だった。


     それは。宇宙に繋がる、大きな大きな扉だった。


     その扉から宇宙が漏れているように、錯覚する。


     扉の存在に気付いた瞬間、何かの声が聞こえてきた。


     てけり・り。てけり・り。てけり・り。てけり・り。てけり・り。


     脳に響く声とともに――――星が、流れた。


     幻想郷に降り注ぐ、流星群。


     しかし、それは――星ではなかった。


     それは、それは、それは――――。


     ――――未知なる、生命体であった。


144: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:35:02.34 ID:91i9CjBa0





               ――「異変」開幕――





145: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:36:05.21 ID:91i9CjBa0

※この異変を解決する者がいなくなった場合、バッドエンドとなります。

※この異変が無事解決された場合、グッドエンドとなります。

※後で異変の名前を募集しますので、いい感じのかっちょいいの考えといてください。

155: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:47:23.68 ID:91i9CjBa0
――――

――



流れ星のようにその生物が幻想郷に降り注ぎ始めた数分後――。

亜栗「…………」

その勢いに対抗するように、その「赤い霧」が広がり始めた。

亜栗「…………」

レミリア「……やぁ、下等生物。随分とまぁ、落ちるところまで堕ちた……という感じだなぁ?」

そして、その紅魔館の主は亜栗の前に現れ、ニヤリと口角を上げた。

レミリア「この赤い霧は……まぁ、別に説明する必要もないな。可愛い可愛い妹を虐めてくれたやつに、説明する時間なんて。あるはずないしな」

亜栗「……」

レミリアは亜栗のことを睨みながら、喋り続けるが。亜栗は、何も言わなかった。

レミリア「どうした、何も喋らないのか?まるで死人だな?死んだからと言って――レミリア・スカーレットがその手を緩めるはずもない。理解はしているだろう?」

亜栗「…………」

レミリア「……ちっ。さぁ、始めるぞ山王亜栗!妹を虐めてくれた分は――たっぷりと返させてもらうぞ!」

そう叫び、レミリアは――――加速し、亜栗に急接近した。



【弾幕ごっこを開始します】

VS レミリア・スカーレット

158: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:49:11.45 ID:91i9CjBa0
先攻後攻判定

コンマ4以上で亜栗の先攻

コンマ直下

161: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:51:46.14 ID:91i9CjBa0
コンマ0 亜栗の先攻

亜栗のターン

レミリアが動き出したと同時に、亜栗の手が伸び始める――。

レミリア「油断はしないさ、するわけがない――!」

亜栗「う、ぁ――」

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

164: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:55:47.77 ID:91i9CjBa0
コンマぞろ目 スペカ使用

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

恋符「今は報わぬ我が願い」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」※使用不可。
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

何を使うか

安価直

166: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 18:59:44.11 ID:91i9CjBa0
亜栗「邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」」

始まって早々、亜栗はそのスペルカードを発動する。

レミリア「……なんだ、これは?」

赤い霧ではなく、黒い霧が亜栗から放出されていき辺りを埋めていく。

レミリア「お前、黒が好きなのか……?まぁ、どうでもいい!この程度の霧で、私の行動を阻害できると思うな!」

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

168: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 19:05:08.62 ID:91i9CjBa0
コンマ5 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)

レミリアのターン

レミリア「……っ!」

亜栗の弾幕を間一髪のところで避けるレミリア。

レミリア「なるほど……だが、当たらなければな何も変わらない!」

亜栗「…………」

レミリア「そのうざったい顔を、今すぐ変えてやる……っ!」

そう言って、レミリアは霧に包まれるように弾幕を展開していく。

相手の弾幕攻撃を
1~2 避けきれない。被弾
3~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」二桁目までコンマ判定(1)

171: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 19:09:31.26 ID:91i9CjBa0
コンマ8 避ける

亜栗のターン

レミリア「ちょこまかと……随分と動くじゃないか」

亜栗「……」

レミリアの弾幕を避けながら、亜栗は弾幕を展開しながら、触手で追撃を行おうとする。

レミリア「……!なんだ、弾幕のほうも随分と速い……が!私に比べればまだまだぁ!」

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

173: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 19:11:29.03 ID:91i9CjBa0
コンマ2 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

177: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 19:18:12.43 ID:91i9CjBa0
コンマ3 当たる

レミリア残り残機数2

レミリアのターン

レミリア「――――なっ!?」

前から弾幕を避けた瞬間、後ろから伸びた触手によりレミリアは吹き飛ばされる。

亜栗「……」

レミリア「ぁ――っ!これは厄介だなぁ……、が!その触手ごと焼き切ってしまえば!」

そう言って、レミリアはそのスペルカードを発動する。

レミリア「神槍「スピア・ザ・グングニル」っ!」

レミリアの手に――真っ赤な巨大な槍が、出現した。

相手の弾幕攻撃を
1~2 避けきれない。被弾
3~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」二桁目までコンマ判定(2)

神槍「スピア・ザ・グングニル」-5(1)


神槍「スピア・ザ・グングニル」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-5し、相手ターン時コンマ+2する。

179: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 19:20:22.48 ID:91i9CjBa0
コンマ7-5=2 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

使用するスペカを安価直下

コンマ判定下2

スペルカード

恋符「今は報わぬ我が願い」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

182: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 19:26:37.51 ID:91i9CjBa0
コンマ偶数 喰らいボム成功

亜栗のターン

亜栗「――」

レミリア「これでぇ――」

レミリアのグングニルが、亜栗の触手を切り刻みながら突き進んでいき。その先端が勢いよく亜栗に突き刺さる――瞬間。

亜栗「――恋符「今は報わぬ我が願い」

瞬時に展開されたスペルカード、そのハートの弾幕によって。亜栗は守られた。

レミリア「小賢しい真似を……!それくらいのスペルカード、このグングニルでぇ!」

亜栗「…………ぁ」

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

神槍「スピア・ザ・グングニル」+2(2)

恋符「今は報わぬ我が願い」-3(1)

コンマ合計-1

184: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 19:38:13.80 ID:91i9CjBa0
コンマ4-1=3 当たる

レミリア残り残機数1

レミリアのターン

レミリア「――くぅうううううううううう……っ!」

割れたハートの欠片が、レミリアの弾幕を掻い潜り突き刺さっていく。

亜栗「…………」

レミリア「……まだ、まだぁ!こんなみっともない終わり方出来る訳ないでしょ……!」

より強く亜栗を睨み、レミリアはそのグングニルを消し。新しいスペルカードを発動させる。

レミリア「神罰「幼きデーモンロード」!」

相手の弾幕攻撃を
1~2 避けきれない。被弾
3~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」二桁目までコンマ判定(3)

神罰「幼きデーモンロード」-3(1)

神罰「幼きデーモンロード」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-3し、相手ターン時コンマ+3する。

186: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 19:41:51.06 ID:91i9CjBa0
コンマ5-3=2 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

使用するスペカを安価直下

コンマ判定下2

スペルカード

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

189: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 19:45:55.58 ID:91i9CjBa0
コンマ奇数 失敗

亜栗残り残機数2

※すみません、途中ですがごはんのため少し休憩したいと思います。

192: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 20:25:22.39 ID:91i9CjBa0
※再開していきます。

亜栗のターン

亜栗「……!」

大玉の弾幕と共に放たれたレーザーに、亜栗は飲み込まれる。

レミリア「まだぁ!」

しかし、レミリアは手を休めず弾幕を展開し続けていく。

亜栗「――――」

亜栗はレミリアの弾幕から逃げながら、弾幕を展開していき――。

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

195: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 20:29:03.66 ID:91i9CjBa0
コンマ6 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

神罰「幼きデーモンロード」+3(2)

197: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 20:34:48.84 ID:91i9CjBa0
コンマ8+3=10 余裕でかわされる(次コンマ-1)

レミリアのターン

レミリア「今更通常弾幕ごときに当たるか!」

にやり、と笑い。レミリアはスイスイと弾幕の間を抜けていく。

レミリア「畳みかける……!もう、一枚だ!」

デーモンロードに重ね掛けする形で、レミリアは次のスペルカードを取り出す。

レミリア「神術「吸血鬼幻想」!」

相手の弾幕攻撃を
1~2 避けきれない。被弾
3~6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
7~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

神罰「幼きデーモンロード」-3(3)

神術「吸血鬼幻想」-4(1)

コンマ合計-7

神術「吸血鬼幻想」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-4し、相手ターン時+2する。

199: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 20:37:37.75 ID:91i9CjBa0
コンマ3-7=1 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

使用するスペカを安価直下

コンマ判定下2

スペルカード

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

202: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 20:42:53.96 ID:91i9CjBa0
※コンマ判定!します!

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

コンマ直下

204: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 20:52:00.66 ID:91i9CjBa0
コンマ奇数 失敗

亜栗残り残機数1

亜栗のターン

亜栗「――――っ!」

亜栗の身体に、赤い弾幕が連続で叩きこまれる。

レミリア「あと、一回――このまま、地面に突き落としてあげるから――!」

亜栗「――破壊――」

と、レミリアが言った瞬間。

レミリア「あ……?」

亜栗「混沌を意味する力」――!」

レミリア「――――!」

目にもとまらぬ速さで、その触手がレミリアの身体に――!

自分の弾幕攻撃が相手に
1~4 当たる
5~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

神術「吸血鬼幻想」+2(2)

破壊「混沌を意味する力」-11

コンマ合計-9 

206: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:02:29.64 ID:91i9CjBa0
コンマ4-9=1 当たる

レミリア残り残機数0

レミリア「――――かぁ……!」

レミリアの身体を、触手が吹き飛ばす。

亜栗「……!」

レミリア「ぁ、ぐぅ……!私じゃあ、無理か――だ、が!」

痛みを歯を食いしばり我慢し、レミリアは落ちながら。力を振り絞り作ったグングニルを、亜栗に投げて――。

コンマ6以上で亜栗弱体化

コンマ直下

210: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:04:22.97 ID:91i9CjBa0
コンマ8 成功!

弱体化内容

弱体化内容
1 自分が弾幕に当たりやすくなる。
2 自分の弾幕を避けられやすくなる。
3 喰らいボム判定消滅。

安価直下

212: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:11:04.20 ID:91i9CjBa0
※弱体化により。相手ターン時、コンマを毎ターン-1します。

勢いよく放たれたグングニルが――亜栗の右腕を貫いた!

亜栗「――――ぁ――ぅ!」

大量の触手の欠片が、千切れてバラバラと落ちていく。

レミリア「――は、ざまぁみなさい」

そう言って、レミリアは歪んだ顔の亜栗を拝んだ後。意識をなくし、そのまま落ちていった――。

亜栗「くぅ――――ぁあ!」

身体が、重く感じる。

亜栗「ぁあ――あぁ――」

呻き声を上げながら、亜栗は。空を見上げた。

亜栗「――――」

まだ、星は流れていた。

【弾幕ごっこを終了します、お疲れさまでした…………】

213: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:15:46.66 ID:91i9CjBa0
亜栗「…………」

赤い霧と黒い霧が交じり合い、血の色をした霧が空を包み込んでいる。

亜栗「…………」

そして、空に開いた時空の扉から、次々と神話生物が入り込んでくる。

亜栗「…………ぁ」

地上から、叫び声が聞こえてくる。

亜栗「…………」

山王亜栗の胸が、ドクン。と、傷んだ気がした。

動いた気が、した。



異変解決者一覧
1 霊夢
2 魔理沙

誰が来た?

安価直下

215: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:27:11.23 ID:91i9CjBa0
魔理沙「…………よぉ」

亜栗「…………」

レミリアと倒して、少し。箒に跨った魔理沙が亜栗の真ん前に登場した。

魔理沙「あー……なんだ。先に言っとかないけないことがあるんだが……前に、お前に貰った、あの魔導本。無くしちまったわ」

悪いな、と、魔理沙は軽く謝った。

亜栗「…………」

魔理沙「おいおい、異変の首謀者だからってそれっぽい雰囲気出してんのか?はぁ、役作りに熱心なことで」

亜栗「――――」

魔理沙「……じゃ、さっそくやって行くか。しっかしまぁ、変なのをこんなに沢山呼んだな、全く……ここに来るまでに何匹レーザーで吹き飛ばしたか覚えてねぇよ」

霧のせいで、良く見えなかったが……まぁ、妖精とかなら問題ないな。と、魔理沙は帽子の唾をつまんで、少し下げる。

魔理沙「――――行くぜ!」

そして、箒に跨ったまま。普通の魔法使いは、弾幕を展開した。


【弾幕ごっこを開始します】

VS 霧雨魔理沙

216: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:29:08.86 ID:91i9CjBa0
先攻後攻判定

コンマ6以上で亜栗の先攻

コンマ直下

218: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:38:19.17 ID:91i9CjBa0
コンマ9 亜栗の先攻

亜栗のターン

亜栗「――――!」

突撃してくる魔理沙を攻撃するように、亜栗の千切れた触手が伸びていく。

魔理沙「お……?なんだなんだ?随分と歪だな?」

触手の攻撃を避けながら、魔理沙はそんなことを呟く。

魔理沙「……とりあえず、お手並み拝見!」

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

221: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:40:52.55 ID:91i9CjBa0
コンマ4 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

223: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:49:28.74 ID:91i9CjBa0
コンマぞろ目 余裕でかわされる(次コンマ-1)

魔理沙のターン

魔理沙「何だ……こんなもんか?」

器用に、大胆に箒を操り。魔理沙は簡単そうに亜栗の弾幕と触手をかわしていく。

亜栗「――――」

魔理沙「ま、数々の異変を突破してきた私にかかれば――っとぉ!油断はしないぜ!そこまで馬鹿じゃないんでな!」

にやり、と笑い。魔理沙は星の形の弾幕を飛ばしてくる。

魔理沙「かわしてみろぉ!」

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

コンマ-1

コンマ合計-2

225: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 21:57:22.24 ID:91i9CjBa0
コンマ10-2=8 避ける

亜栗のターン

魔理沙「……んー、まぁ。これくらいは避けるか。これで当たったら拍子抜けだからな」

亜栗「――」

魔理沙「おいおい、黙ってないで何か言ったらどうだ――って、キャラ作り、か」

亜栗「ぅあ――――」

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

227: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 22:00:09.34 ID:91i9CjBa0
コンマ7 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

229: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 22:09:20.63 ID:91i9CjBa0
コンマ7 避けられる

魔理沙のターン

魔理沙「余裕、余裕!」

そう言って、魔理沙は懐からスペルカードを取り出す。

亜栗「……」

魔理沙「先手必勝!変な化け物も湧いてるんでな、お遊びは――ここまでだぁ!」

魔理沙「彗星「ブレイジングスター」!」

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

彗星「ブレイジングスター」-4(1)

コンマ合計-5

彗星「ブレイジングスター」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-4し、相手ターン時コンマ+3する。

231: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 22:12:59.88 ID:91i9CjBa0
コンマ10-5=5 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)

亜栗のターン

亜栗「……!」

亜栗の髪を、魔理沙の星型弾幕が掠める。

魔理沙「ちぃ、惜しいな……」

小さく舌打ちをして、魔理沙はまた動き回り弾幕を展開する。

亜栗「ぁう――――」

魔理沙「どんどんいくぞ!なぁ、亜栗!」

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

233: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 22:16:42.05 ID:91i9CjBa0
コンマ2 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

彗星「ブレイジングスター」+3(2)

コンマ+1

コンマ合計+4

235: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 22:30:04.06 ID:91i9CjBa0
コンマ1+4=5 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)

魔理沙のターン

魔理沙「うおっと!危ない危ない」

亜栗の弾幕を、ぎりぎりのところで避ける。

亜栗「――」

魔理沙「まぁ、当たってないからセーフセーフ……まだまだ、私のスペカは終わってないぜ?」

魔理沙のスペルカードの弾幕が、まだまだ亜栗に向かって放たれていく。

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

彗星「ブレイジングスター」-4(3)

コンマ+1

コンマ合計-4

237: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 22:35:25.29 ID:91i9CjBa0
コンマ3-4=1 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

使用するスペカを安価直下

コンマ判定下2

スペルカード

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

恋符「今は報わぬ我が願い」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

242: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 22:47:41.71 ID:91i9CjBa0
 

喰らいボム判定!


使用するスペカを安価直下

スペルカード

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

恋符「今は報わぬ我が願い」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

私札「山王亜栗」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。


コンマ判定下2

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

243: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 22:48:12.70 ID:91i9CjBa0
※あ、コンマは下でお願いします。

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

コンマ直下

245: ◆z07gL4YySg 2019/09/08(日) 22:51:28.43 ID:91i9CjBa0
偶数 成功

※それでは、弾幕ごっこの途中ですが明日早いので今日はこれで終わりにしたいと思います。

※参加してくださった皆さん、お疲れ様でした……また明日、お休みなさい。

※明日で終わればいいなぁ。

252: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 19:30:14.47 ID:34GLmSzu0
※では、やって行きたいと思います。

亜栗のターン

魔理沙「よし、当たったぁ――」

と、魔理沙が確信した瞬間。

亜栗「私札「山王亜栗」」

――山王亜栗が、分裂するように分かれて。その弾幕を回避した。

魔理沙「ぃ――!?おいおい、そりゃあ無いだろう……」

亜栗「ぁあ――う」

うめき声とともに、少しずつ分裂しながら。亜栗は増えていく――。

魔理沙「お前はアメーバか何かか……!?」


自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

私札「山王亜栗」-2(1)

254: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 19:37:20.68 ID:34GLmSzu0
コンマ5-2=3 当たる

魔理沙残り残機数2

魔理沙のターン

亜栗「――――っ!」

魔理沙「ぐぅううううう……!」

四方から挟まれるように弾幕を展開され、魔理沙の背中に弾幕が直撃する。

魔理沙「あー……!くそ、集中集中――って。まーた増えてんのか」

背中を痛そうに摩っている瞬間にも、亜栗は一人、二人と増えていく。

魔理沙「んなら、これで一気に――消し飛ばしてやる!」

そう言って、魔理沙は何やら機械のようなものを取り出して――。

魔理沙「恋符「マスタースパーク」っ!」

その手から、光線を放った。

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

私札「山王亜栗」+2(2)

恋符「マスタースパーク」-5(1)

コンマ合計-4

恋符「マスタースパーク」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-5し、相手ターン時コンマ-1する。



2ターンの間。自分ターン時コンマ-5し、相手ターン時コンマ-1する。

256: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 19:43:03.88 ID:34GLmSzu0
コンマ0-4=6 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)

亜栗のターン

魔理沙「ちぃ……!避けるかよ!」

マスタースパークを避けられ、悔しそうに舌打ちをする。

魔理沙「だけど、半分は消した――けど、意味無さそうだなこりゃ」

亜栗「――――」

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

258: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 19:47:43.09 ID:34GLmSzu0
コンマ2 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

私札「山王亜栗」-2(3)

恋符「マスタースパーク」+1(2)

コンマ+1

コンマ合計±0

260: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 19:55:35.56 ID:34GLmSzu0
コンマ5 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)

魔理沙のターン

魔理沙「っと……ん?」

亜栗の弾幕を避けていると、少しずつ弾幕が薄くなっていく。

亜栗「…………っ」

見ると、分裂し増え続けていた亜栗が元に戻ろうと集まっていた。

魔理沙「ははーん。長い時間は出来ないのか……ま!その隙を見逃すほど優しくはないんだよなぁ!」

そう勢いよく言って、魔理沙は。

魔理沙「恋風「スターライトタイフーン」!」

――スペルカードを発動した。

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

私札「山王亜栗」-2(反動)

恋風「スターライトタイフーン」-3(1)

コンマ合計-6

恋風「スターライトタイフーン」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-3し、相手ターン時コンマ+3する。

262: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 19:59:43.69 ID:34GLmSzu0
コンマ2-6=1 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!


使用するスペカを安価直下

スペルカード

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

恋符「今は報わぬ我が願い」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

コンマ判定下2

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

266: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 20:45:15.57 ID:34GLmSzu0
※始めていきます。

コンマ奇数 失敗

亜栗残り残機数2

亜栗のターン

魔理沙「後二回……!」

追尾する小さな弾幕が、亜栗の身体にぶつかる。

亜栗「――!」

魔理沙「だけど、まだまだ手は休めないぞ!何てったって異変の黒幕なんだからなぁ!」

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

268: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 20:48:03.16 ID:34GLmSzu0
コンマ7 スペカ使用

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

恋符「今は報わぬ我が願い」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」※使用不可。
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

何を使うか

安価直下

270: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 20:52:44.56 ID:34GLmSzu0
亜栗「到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」

亜栗の背後に、巨大な門が出現する。

魔理沙「――なんだ、あれ?」

門から、光が漏れ。その光が一面を包み込み――。

コンマ8以上で魔理沙のスペカ無効

コンマ直下

273: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 20:57:37.12 ID:34GLmSzu0
コンマ5 無効化失敗

魔理沙「…………なんだ、何にも起こんないじゃないか」

光が一瞬の間辺りを包んだだけで、何も起こらなかった。

魔理沙「あれか、目晦ましってやつか?そんだけデッカイ物作っといてやることがせこいなぁ!」

亜栗「…………」

光が消えた後、光の残滓のように弾幕が放出されていく。

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

恋風「スターライトタイフーン」+3

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」-1(1)

コンマ合計+2

277: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 21:04:45.59 ID:34GLmSzu0
コンマぞろ目 余裕でかわされる(次コンマ-1)

魔理沙のターン

魔理沙「そんなちっこい弾幕に当たるかよ!」

弾幕の間を軽やかに移動し、ぐんぐんと亜栗に近づいていく。

魔理沙「――触手にも、当たらない!」

勢いよく右側から伸びてきた触手にも、旋回するように回避する。

亜栗「――っ!」

魔理沙「喰らえっ……!」

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

恋風「スターライトタイフーン」-3(3)

到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」+1(2)

コンマ-1

コンマ合計-4

279: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 21:07:54.38 ID:34GLmSzu0
コンマ5-4=1 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!

使用するスペカを安価直下

スペルカード

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

恋符「今は報わぬ我が願い」
2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

破壊「混沌を意味する力」
自分の残り残機が1になったターンにのみ使用可能、そして強制使用。1ターンの間。自分ターン時コンマ-11する。

コンマ判定下2

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

282: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 21:18:50.53 ID:34GLmSzu0
コンマ偶数 成功

亜栗のターン

亜栗「――恋符「今は報わぬ我が願い」」

魔理沙の弾幕を受けるようにして、スペカにより弾幕が展開される。

魔理沙「ああああああぁ――っ!めんどくさいな!本当に!」

亜栗「…………」

魔理沙がイライラとしている間にも、亜栗は淡々と展開していく――

魔理沙「さっさと落ちろ!この野郎……!」

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

恋符「今は報わぬ我が願い」-3(1)

284: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 21:25:59.03 ID:34GLmSzu0
コンマぞろ目 余裕でかわされる(次コンマ-1)

魔理沙のターン

魔理沙「当たるかよ!」

亜栗「…………」

魔理沙「それと、いい加減なんか言ったらどうだよ!なぁ、亜栗!なんだ、単純に魔導書のこと怒ってんのか!?」

亜栗「――――」

魔理沙「……そうかいそうかい!熱心なことで!」

そう言って。何枚目かのスペルカードを、発動させる。

魔理沙「そろそろ落ちろ――!光符「アースライトレイ」!」

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

恋符「今は報わぬ我が願い」+1(1)

光符「アースライトレイ」-2(1)

コンマ-1

コンマ合計-3

光符「アースライトレイ」
4ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+4する。

286: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 21:31:49.71 ID:34GLmSzu0
コンマ8-3=5 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)

亜栗のターン

亜栗「ぁぅ――」

銀色の髪が弾幕に当たりながらも。亜栗は魔理沙のレーザーを避けていく。

魔理沙「そんな動きだと、もう当たっちまうぞ!」

亜栗「……っ」

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

288: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 21:39:48.41 ID:34GLmSzu0
コンマ4 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

光符「アースライトレイ」+4(2)

コンマ+1

コンマ合計+5

291: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 21:43:53.64 ID:34GLmSzu0
コンマ6+5=10 余裕でかわされる(次コンマ-1)

魔理沙のターン

魔理沙「うっし!だんだん調子が出てきたなぁ!」

亜栗「……」

魔理沙「この勢いのまま!どんどん行くぞ!避けれるものなら避けてみやがれ!」

啖呵を切り、レーザーを放つ

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

光符「アースライトレイ」-2(3)

コンマ-1

コンマ合計-4

293: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 21:47:24.41 ID:34GLmSzu0
コンマ1-4=1 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!

使用するスペカが邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」しかないため、安価はなしです。

コンマ判定直下

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

296: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 21:52:33.74 ID:34GLmSzu0
コンマ奇数 失敗

亜栗残り残機数1

亜栗のターン

魔理沙「よっし!」

亜栗に自分の弾幕が直撃し、魔理沙は嬉しそうにガッツポーズをとる。

魔理沙「あと一回――!」

亜栗「――――破壊「混沌を意味する力」

亜栗の身体からスペルカードが出現し、それが自動的に発動される。

魔理沙「……ぃいい!?」

亜栗の右腕が――目にも止まらない速さで魔理沙に迫る!

魔理沙「不味い、不味い不味い不味いぞこれは――っ!」

冷や汗をかきながら、魔理沙はその触手から全速力で逃げる。


自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

光符「アースライトレイ」+4(4)

破壊「混沌を意味する力」-11

コンマ合計-7

298: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:03:02.56 ID:34GLmSzu0
コンマ4-7=1 当たる

魔理沙残り残機数1

魔理沙のターン

魔理沙「――――うあっ!?」

その触手により、魔理沙の箒が叩き落とされる。

魔理沙「くうぅ……――っ!」

そして、その流れのままに触手が魔理沙を攻撃した。

魔理沙「ぐっ……い、つぅ…………!」

亜栗「…………」

魔理沙「はぁ……はぁ。それは、無しとか言ってる……場合じゃないよなぁ!」

叩き落とされて身体から離れた箒を空中で広い、再度跨り。魔理沙は亜栗を睨む。

魔理沙「お互い残り一!そろそろ――終わりだぁ!」

そして、星型の弾幕を展開する!

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

300: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:06:09.41 ID:34GLmSzu0
コンマ9-1=8 避ける

亜栗のターン

魔理沙「くぅ、当たらないな……!」

亜栗「ぅ――!」

呻きながら、亜栗は魔理沙に迫り。弾幕を展開する。

亜栗「……!」

コンマ7以上でスペカ使用

コンマ直下

304: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:10:07.08 ID:34GLmSzu0
>>302

※邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」がまだあります!

コンマ4 スペカ使用なし

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

306: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:19:09.22 ID:34GLmSzu0
コンマ4 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)

魔理沙のターン

魔理沙「はぁ、はぁ――――」

ふらつきながらも、魔理沙は弾幕を回避する。

亜栗「…………」

魔理沙「身体も痛い、なんかおっかない声が下から聞こえる、お前は無言……ろくな異変じゃないよ、本当に」

と、魔理沙は言う。

魔理沙「だから――――もう、最終兵器だ」

魔理沙は、にやりと笑い。先ほど使用した機械を掴む。

亜栗「…………」

魔理沙「切り札、って言えば。カッコいいけどさ……こんなでっかいのを最初にバーンと使っても、あれだしな……!それに――」

そっちのほうが、どっちも面白いだろ――!と、魔理沙は叫んで。


魔理沙「魔砲「ファイナルマスタースパーク」――!」


先ほどのレーザーとは比べ物にならないレーザーが、亜栗の目の前から放たれた。


相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

魔砲「ファイナルマスタースパーク」-7

弱体化-1

コンマ合計-8

魔砲「ファイナルマスタースパーク」
残り残機数1の時のみ発動可能。自分ターン時コンマ-7する。

308: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:23:09.95 ID:34GLmSzu0
コンマ3-8=1 避けきれない。被弾

喰らいボム判定!

使用するスペカが邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」しかないため、安価はなしです。

コンマ判定直下

コンマ偶数 成功
コンマ奇数 失敗

312: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:27:40.46 ID:34GLmSzu0
コンマ偶数 成功

亜栗のターン

亜栗「――――邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」」

魔理沙「なぁ――!?」

ファイナルスパークが亜栗を包み込む瞬間、その黒い霧が放出される。

亜栗「……っ!」

そして、亜栗は幻影のように辺りに溶け込み……その光を回避した。

魔理沙「………マジかよ」

最後の切り札を回避され、唖然としている。

亜栗「…………!」

そして、その魔理沙に弾幕を展開していく。

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

314: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:34:06.01 ID:34GLmSzu0
コンマ7 避けられる

魔理沙のターン

魔理沙「っ……!」

ハッとした顔をした後、魔理沙は上手く箒を操って弾幕を避ける。

魔理沙「しっかしまぁ、そうやって避けられると私も結構ショックなんだが……!ああくそ、カッコ悪いけど!」

顔をブンブンと振り、気を取り直した魔理沙は弾幕を展開していく。

魔理沙「お前ももう疲れただろ!スペカも……多分なさそうだしよ!」

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1


315: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:34:55.15 ID:34GLmSzu0
※ミス。

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」二桁目までコンマ判定(1)

317: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:38:45.46 ID:34GLmSzu0
コンマ9-1=8 避ける

亜栗のターン

魔理沙「くっそ!この霧が邪魔すぎる!」

黒い霧に視界を奪われながら、魔理沙は弾幕を放つが。なかなか当たらない。

亜栗「……」

黒い霧の中にいながらも楽々と移動している亜栗は、通常弾幕を展開する。

自分の弾幕攻撃が相手に
1~3 当たる
4~6 ぎりぎりで避けられる(次コンマ+1)
7~9 避けられる
0orぞろ目  余裕でかわされる(次コンマ-1)

コンマ直下

319: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:40:46.44 ID:34GLmSzu0
コンマ7 避けられる

魔理沙のターン

魔理沙、スペカ使用

コンマ7以上で

コンマ直下

321: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 22:47:12.95 ID:34GLmSzu0
コンマ9 成功

魔理沙「ああ、もう!本当に格好悪いな!」

そう言いながら、魔理沙はもう一枚スペルカードを取り出す。

魔理沙「光撃「シュート・ザ・ムーン」!」

発動した瞬間、次々と亜栗の真下からレーザーが放たれていく。

亜栗「……!」

魔理沙「こっちもだ!上からも弾幕を喰らえぇ!」

相手の弾幕攻撃を
1~3 避けきれない。被弾
4~7 ぎりぎりで避ける(次コンマ+1)
8~9 避ける
0orぞろ目 かわして反撃(次コンマ-1)

コンマ直下

弱体化-1

邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」二桁目までコンマ判定(2)

光撃「シュート・ザ・ムーン」-2(1)

コンマ合計-3


光撃「シュート・ザ・ムーン」
3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+3する。

323: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:01:01.15 ID:34GLmSzu0
コンマ2-3=1 避けきれない。被弾

亜栗残り残機数0

亜栗「ぁ――」

降り注ぐ弾幕と、下から発射されるレーザーに挟まれるように……亜栗は被弾する。

魔理沙「――――ふぅ」

被弾し、落ちていく亜栗を見て。小さく息を吐く魔理沙。

魔理沙「…………異変の黒幕を、倒したのはいいけど。あれは、どうすんだ……?」

魔理沙は、真上に作られた時空の扉を見上げて呟く。

魔理沙「――――とりあえず少し休憩……!あー!長かった!しぶといな本当にぃ!」

そして、魔理沙はは腕をダルんと落とし。空に向かってそう叫んだ――。

【弾幕ごっこを終了します、お疲れさまでした…………】

324: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:04:55.51 ID:34GLmSzu0
――――

――



被害が、拡大していく。

人間も、妖怪も。その生命体の姿を見て、狂い始める。

ある者は叫び続けた、ある者は近くにいる者を攻撃し始めた、ある者は自殺を試みた。

上から下まで狂気に浸り、正気が無くなり。自分が自分でなくなっていく。

被害が、どんどん拡大していく。

今この一瞬一瞬、その生命体は――幻想郷に広がり続けた――。

325: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:05:24.23 ID:34GLmSzu0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――


329: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:08:45.30 ID:34GLmSzu0
……………………。


……ああ、地面の冷たい感触が、肌に。気持ちいい。


ああ、わたくしは倒されたんだなぁ……。


…………。


誰が、倒したんだろう?


フラン……かな?それとも、あれ……よく異変を解決するという、二人かな?霊夢と、魔理沙かな?


…………。


死ぬのかな、わたくしは。


神話生物だけど、ショゴスだけど。死ぬのかな?


良く、分かんないや。


……………。


……声が、聞こえるなぁ。


331: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:12:59.87 ID:34GLmSzu0
…………聞いたことのある、声だなぁ。


あー…………。


あれだ、外で。わたくしの本当の姿を見た、皆の声にそっくりだ。


懐かしいなぁ……。


…………。


ああ、ということは。幻想郷にわたくしの同族が……。


だから、皆がこんな声を……。


皆、狂ってるんだなぁ。わたくしみたいに、醜くなって、正気じゃなくなっていくんだなぁ……。


…………。


…………嫌、だなぁ。


332: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:17:30.55 ID:34GLmSzu0
嫌だなぁ。


嫌だなぁ……。


…………。


嫌。


嫌だ。


それは、嫌だ。


わたくしのせいで、そんなことは絶対に……嫌だ!


確かに、これはわたくしが望んだことだけど……!


わたくしが起こした、異変だけど!


それは、嫌だ!


嫌だ!嫌だ!嫌だ!


死んでもいいから、今だけでもこの身体よ動いてくれ!死んでもいいから、あの扉を閉じてくれ!


頼む!頼む!頼む!


だって、わたくしのことを――本物だって言ってくれたから!


わたくしには、帰る場所があるから!


だから、だから、だから…………っ!



333: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:18:22.16 ID:34GLmSzu0





          亜栗「奇跡でもなんでも、起きてくれ…………っ!」





334: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:22:58.97 ID:34GLmSzu0
動かなくなった、亜栗の身体が。ドクン、と動く。


そして、身体から銀の鍵が飛び出す。


それと同時に――――その箱に一つが、コロン。と落っこちる。


風が吹き、くっついていたメモが吹き飛ばされる。


「最後の希望」


メモには、そう書かれていた。


銀の鍵が、宙に浮き。動く。


動いて、その箱に……ガチャリ。と差し込まれる。


箱が、開く。


「最後の希望」が、開かれる。


そして。


そして、そして、そして――――。


幻想郷全てを包み込むように、光と闇が混ざり合った何かが――放たれて――――。


335: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:23:27.55 ID:34GLmSzu0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――


336: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:24:36.38 ID:34GLmSzu0





~エピローグ~





337: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:28:34.92 ID:34GLmSzu0
~紅魔館~

亜栗「…………夢オチ?」

レミリア「そんなわけ、あるか」

目を覚ました瞬間、亜栗はレミリアの強烈なデコピンをかまされる。

レミリア「……いったぁ……!」

デコピンをしたレミリアのほうが、苦しんでいた。

亜栗「…………あれ、あれ――なんで、どう。なってるの?」

辺りをきょろきょろ見渡しながら、亜栗は心底不思議そうにそう言った。

亜栗「だって、わたくしの異変のせいで。あれ、幻想郷が――」

レミリア「どうなってるの、と言いたいのはこちらのほうだよ。全く……」

と、レミリアは笑う。

レミリア「――――良く分からんのが一面に広がった後、あの良く分からん生物が消滅したんだよ」

勿論、あの扉もな。とレミリアは言った。

338: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:33:31.62 ID:34GLmSzu0
亜栗「…………はぁ?」

レミリア「だから!そう言いたいのはこちらのほうだ!狂った人間も妖怪も、皆元通りだ」

亜栗「……そんな、奇跡。が――」

レミリア「起こったんだから、しょうがないさ」

亜栗「…………あ」

その瞬間、亜栗は意識の中で言った言葉を思い出す。

レミリア「……ああ、そうそう。お前が身体の中に入れてた、あの二つの鍵」

亜栗「え、銀の鍵と。琥珀金の……?」

レミリア「家の妹によって、粉々に砕かれて壊されたから。その辺、宜しくね」

亜栗「壊されて――!?」

レミリア「しょうがないだろ、何も言わずにいきなりだったんだから……。あー、こほん」

レミリアは咳払いをした後、立ち上がった。

レミリア「じゃあ、私も忙しいんでな。お前もさっさと帰れ」

亜栗「…………あ、その」

レミリア「あ?」

亜栗「指、痛くない?」

レミリア「なぜ今それを聞くっ!」

339: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:38:17.83 ID:34GLmSzu0
フラン「…………」

亜栗「…………あー」

レミリアが出て行ったあと、入れ替わりでフランが部屋の中に入ってくる。

そして、何も言わず亜栗が寝ているベッドに、座る。

亜栗「……あー、えっと。大丈夫?その、わたくしのせいで、色々……さ」

フラン「……馬鹿」

亜栗「へ?」

フラン「馬鹿!馬鹿馬鹿、馬鹿ぁ!心配、させないでよぉ!」

フランは目に涙を浮かばせながら、そう言って。亜栗に抱き着いてくる。

フラン「一週間も、寝てて……ぐすっ……意識もはっきりしないで……!何が、大丈夫よぉ!」

亜栗「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!え、あ。一週間も寝てたのわたくし!?すっげぇ!」

340: ◆z07gL4YySg 2019/09/09(月) 23:43:12.66 ID:34GLmSzu0
フラン「ぐすっ……うわぁ……!」

亜栗の胸の中で、フランは涙声を漏らす。

亜栗「……その。マジでごめんね。フラン……」

フラン「…………ごめんごめん言うなぁ……!ばかぁ……」

亜栗「あー…………」

申し訳なさそうに、亜栗のほうからも声が漏れる。

亜栗「ふ、フランもさ。その、わたくしと戦って……さ。結局あれ、どうなったの?わたくし、途中で意識なくなっちゃって――な、殴らないでっ!」

フラン「ううううぅううう――――っ!」

――――

――


346: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:31:37.70 ID:TSroatyy0
※それでは、エピローグの続きを投下していていきたいと思います。

347: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:32:08.96 ID:TSroatyy0
フラン「…………ぐす」

目を真っ赤に腫らして、フランは小さく鼻を啜った。

亜栗「マジでごめん……いや、本当にマジで……」

フラン「だからぁ!」

亜栗「わー!わー!すみませんなんでもないですなんも言ってないですっ!」

ごめん、という言葉に反応して怒り出したフランに、慌てながら亜栗はペコペコ頭を上げる。

フラン「……むぅ」

亜栗「うへへ……あー。んー……その、あと。そろそろ、帰ろうかなぁ、とか思ってるんだけど……」

フラン「はぁ!?駄目だよ!駄目!絶対に駄目!」

そう言って、力強く亜栗を抱きしめる。顔を亜栗の胸に埋めている。

フラン「ぎゅうううううううう」

亜栗「ちょ……うへへ。別世界線の感触……」

348: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:33:06.61 ID:TSroatyy0
フラン「だって、亜栗はさっきまで意識なかったんだよ!?言わば病み上がりだよ!?そんな状態で行かせるわけ無いじゃん!?」

亜栗「いや、でも……」

フラン「でもじゃない!」

ぎゅうううううううう…………。

亜栗「役得か……?天使か……?」

フランに抱きしめられ、顔が。蕩けている。

フラン「亜栗が完全に治るまで、私はずっとこの状態でーす。はい、もう決定でーす」

亜栗「それは嬉しい、超嬉しいな……でも、さ」

さりげなくフランの頭を撫でて、亜栗は言う。

亜栗「…………わたくしの帰りを待っててくれる、人がいるからさ。早く、このわたくしを見せてあげたいんだよね」

フラン「…………うぅ」

その言葉に、フランは胸に埋めていた顔を上げる。

フラン「質問です」

亜栗「はい、何でしょうか」

フラン「待っててくれる人は、男の人ですか?」

亜栗「はい、その通りです――――」

フラン「ぎゅうううううううううううううううううううう」

さらに力を入れて、抱きしめられる。

亜栗「かーわーいーいー!ちょーうーかーわーいーいー!」

349: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:34:07.25 ID:TSroatyy0
フラン「ぐす、亜栗が男作ってるぅ……!」

亜栗「……はっ!男わたくし、かける、女わたくしのカップリングか……業が深いな」

フラン「意味分かんないこと言わないでよぉ……」

亜栗「うへへ、さーせん」

そう言って、亜栗はフランの頭をまた撫でる。

フラン「あぅ……」

亜栗「んま、その男とはそういう仲じゃないから。気にしないでくれ給へ。ほら、いくらわたくしがハニートラップ仕掛けても拒否し続けた糞ヘタレ野郎だから」

フラン「……ほんと?」

亜栗「ほんとぉ」

残念なくらいにね、と。亜栗は鼻で笑った。

フラン「…………じゃあ、いいや……でも!友達のわたくしが知らないところで、勝手に彼氏とか作ったら!怒るからね!まず、あれ!面接試験!するから!」

亜栗「何か病んでる臭いこと言いだしたこの子!?しかし、ヤンデレ百合か……」

亜栗の額に、フランのデコピンが炸裂した。

350: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:34:50.55 ID:TSroatyy0
フラン「…………行ってもいいけど。一つだけ教えて」

亜栗「ん?」

フランは抱きしめるのを止めて、寝ている亜栗の真正面に立って尋ねる。

フラン「……貴女は、正真正銘、山王亜栗ですか?」

亜栗「…………」

フラン「……」

フランの問いに亜栗は。優しく微笑む。

亜栗「ちょっと、なんかカッコいい風のこと言ってくれるじゃん?いいね、シリアス雰囲気……超、大好物」

フラン「ちょっと――!」

真面目に答えてよ、と。言おうとした瞬間。

亜栗「わたくしはわたくし。山王亜栗は山王亜栗」

ウインクをしながら、亜栗は答えた。


亜栗「だから――――わたくしは、何処からどう見ても、百パーセントの、山王亜栗だぜ?」


352: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:35:47.68 ID:TSroatyy0
――――

――



亜栗「…………ふぅ」

銀の鍵を使わずにここまで来た亜栗は、扉を開ける前に一息ついた。

亜栗「いやぁ、いやぁ……疲れた。やっばい……銀の鍵に頼りすぎてたわたくしへの罰……!」

大きく深呼吸をして、亜栗はその建物を見る。

亜栗「……だ、大丈夫か?鍵、開いてるか?まぁ、開いてなかったらこじ開けるけど」

自分の身体に手を突っ込んで、名状し難いバールのようなもの。を取り出す。

亜栗「うへへ、それじゃあ――突撃ぃ!」

そして亜栗はそのバールを使わずに、蹴っ飛ばすようにしてその扉を開けた。

鍵は掛かっていなかったが、ドアが千切れるように、倒れた。

亜栗「うーっす!」

名状し難いバールのようなものを肩に担ぎながら、亜栗は中に入っていく。

亜栗「……うへへ。おっすおっす」

カウンターの奥に座っていた男性が、ぽかんと口を開けて。暫くの間固まっていた。

亜栗「いやぁ、わたくし。このおんぼろ商店でもう暫く頑張ろうと思いますので!宜しくぅ!」

その言葉に反応するように、男性の時間は動き始める。そして――――言った。

354: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:36:47.12 ID:TSroatyy0

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       ´  l l.l  l:::i! ヽl、i!_,rx=、,rミ,⌒ヽ..-‐'' | .i .i :: ヽ∨ヽ i、: :lヽ
         i! l、 l: :i!: :lヽi¨ヽ` ,ノヽヽ      i!|、|: :ト :::: 〉 .i! |ヽ|
            l  l l.ヽ N、lヽミ¨¨´ ヽ .    ノ  /i!ヽi | l: :〈i!∨i!
            i! ヽl .lヽlヽ     _ -‐'´ ./ソ i: :lヽiイ,ハi!__   _
           l   i l i 、> 、 .,_    ノ:::/: : :ノi_i!i!|二 /: :..
                l .lヽN、ミ 、ミ>`ヽ'1:::::; :./i ¨ヽミ/: : : :.    .i 二
                i!. ヽ, ヽ, ヽ.ソ/i:::::|/: :i! i¨/: : : : :.:   ./
                     |    ヽ/:/;:ノ.ソ,へ、i!/ : : : : : : :   /
                    ,r' : :/'´.〉': :| i!// ̄.: : : : :./: : : : .._/
                    / .: :.i!/ _|/ /: : : : : : :./: : : :,.-'"
                       /〈: : : :./| ̄: :r': :/.: : : : : : ;.:/: : : :/      . . . . .   ,__,
                / : :l.:.:.:./: :|: :l / /:.: : : : : .//: : /    . . : : : :      ζ
                〉ー .: :.|: /.: : :|.:.: : : : : : : : :.:´_/: : /   .: : : : : :.        /
                    <, ヽ: :.iへ.,_.,_ 〉i!:.:. : : : : : :.://: : : : :.: : : : : : : :.         /_
                <_   〉´ '´ ̄`/`ン=‐ニ 二ミ(: : : : : : : : : : : : : :         ,.|'´
                 / .ソ:.: : : : : :.:l:.: : : : /:.: : : : :.ヽi、: : : : : : :..         /
               ヽ. r': : : : : : : : : : : //__.: : :// `i: : : : : : : : :         /
                 ,.l:.:.: : : : : : : : :./'´ ./ ̄`ヽニ /: : : : :           ___ヽ_
                  i'´ソ.:.:.: : : : : : ://   /.:.: : : : : <、: : ,: :.             _) `ヽ
                l ./: : : : : :.:.:/´ l   /.:.: : : : : : : >'´: :.:

「…………お帰り、亜栗」

355: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:37:16.33 ID:TSroatyy0





「…………ただいま!霖之助!」





356: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:38:05.57 ID:TSroatyy0



そして「山王亜栗」は。



いつもと何にも変わらない。太陽のような、明るく、輝かしく、元気で、溌溂で、自由で、天真爛漫で、にっこりとした、満面の笑顔で――――。



357: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:38:50.64 ID:TSroatyy0

好感度上昇

霖之助MAX「お帰り、亜栗」

358: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:39:20.35 ID:TSroatyy0





     自分の手で切り開く幻想郷生活

       山王亜栗×森近霖之助

        ハッピーエンド





 
 

370: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 18:56:02.40 ID:TSroatyy0
※では

1 開門異変
2 窮極邪神異変
3 窮極門異変

の三つの中から決めたいと思います。

異変名どれにする?

先に二つとったもの。

374: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:02:31.53 ID:TSroatyy0
結果 窮極邪神異変

※では、異変名は「窮極邪神異変」に決定したいと思います。

※次に、亜栗ちゃんの二つ名を決めたいと思います。これもまた、募集して多数決で。

山王亜栗の二つ名は?

下3まで募集

378: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:07:27.92 ID:TSroatyy0
※では

1 漆黒狂気の不定形
2 銀の鍵の体現者
3 玉虫色のストレイガール

の中から決めたいと思います!

二つ名は?

先に二つとったもの

382: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:13:46.04 ID:TSroatyy0
結果 漆黒狂気の不定形

※では、亜栗ちゃんの二つ名は「漆黒狂気の不定形」に決定しました!

383: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:14:22.02 ID:TSroatyy0
幻想郷縁起 妖怪図鑑

名前 山王亜栗
読み さんのう あぐり
種族 神話生物 
能力 何にでもなる程度の能力
二つ名 漆黒狂気の不定形

人間有効度 極高
危険度 高

外の世界から幻想郷に迷い込み、香霖堂に居着いている神話生物である。
神話生物と言っても詳しくはショゴスという種らしいが。詳しいことは不明である。
確かになっているのは、その能力と、言葉をテレパシーでしか話せないことだ。※1
非常にユニークな性格をしており、まともに話を聞こうとするだけで頭がおかしくなる。※2
また、良く分からない感性により「面白ければ何でもいい!」と言っているので、絡まれた場合には面白い物があっちにある!と嘘を言って逃げれば良い。
面白い物が好きと言っているが、可愛い物もかなり好きなようだ。
森近霖之助に突っかかっている光景を香霖堂に行けば見ることができるが、非常に面白い。愉快。
また異界からの生命体を次々と幻想郷に呼び込んだ「窮極邪神異変」の主犯である。※3 ※4
兎に角、内側からも外側からも。注意が必要である。


※1 耳で言葉を聞こうとすると「てけり・り」と謎の呪文が聞こえてくるので注意が必要。
※2 非常に頭が痛くなる、注意。
※3 しかしその異変の最後、どう解決されたのかハッキリしておらず、本人からも詳しく聞く必要がある。
※4 変なことを言うと異界に連れて行かれる可能性がある、要注意。

384: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:15:36.03 ID:TSroatyy0
最終ステータス

【ステータス】
名前:山王亜栗
性別:女
種族:神話生物
程度の能力:何にでもなる程度の能力
体力:カッスカス(2)
身体能力:強靭無敵最強(10)
知能:馬鹿(2)
弾幕ごっこ:三ボスレベル(4)

見た目:たえず形の変わる翼
    所々に眼や牙の見える口が
    銀髪アホ毛
    お姫様風の着物

性格:面白ければいい
口調:「てけり・り」脳内に響く声。
一人称:わたくし
住処:無し

スキル:「邪神の眼力」
     好感度判定時追加でコンマ判定をし偶数なら+2、奇数なら-2する。

スペルカード:邪神「全て飲み込む邪悪なる闇」
       3ターンの間。相手ターン時のコンマ判定を二桁目までし、コンマが高い方を採用する。

       恋符「今は報わぬ我が願い」
       2ターンの間。自分ターン時コンマ-3をし、相手ターン時コンマ+1する。

       私札「山王亜栗」
       3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2するが、スペカが切れた相手ターン時コンマ-2する。

       到達「窮極の門の先、潰えぬ希望」
       コンマ判定をし、コンマ8以上で相手スペルカードを無効化し。2ターンの間、自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+1する。

アイテム:「名状し難いバールのようなもの」
      その名の通り曖昧な物。鍵開けにも武器にもできる。

     「銀のエンゼル(五枚)」
      集めるとスペシャルなカンヅメが貰えると言われる紙切れ。本当に貰えるかは知らない。

     「お手軽弾幕パワーアップ装置」
      誰でも簡単に弾幕ごっこが強くなる胡散臭い機械。関係するものにコンマ+1

     「二つの金属製の箱」
      貴方と貴方のパートナーへ。最後の希望。

【好感度一覧】

霖之助MAX「お帰り、亜栗」

魔理沙5「もう暫く埃被らしとくかな、あれ」

こいし3「なんか美味しくなさそうだし要らない」

文11「教えてくれませんねぇ」

わかさぎ姫11「歌上手なんだけど……変な感じ」

チルノ5「あたいさいきょー!」

はたて11「ミニスカートは健全です!」

早苗8「異変、ですよね」

ネムノ9「うちの恰好に!?」

慧音11「…………?」

ドレミー11「それが、貴女の答えなのね」

アリス11「い、良いじゃない紹介くらい……」

霊夢12「幻想郷の恐ろしさを叩きこんで上げなくちゃ」

菫子7「こえぇ、けどすげぇ……!」

385: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:16:22.90 ID:TSroatyy0
幽香11「可愛いわー」

紫8「別に一緒に飲みたいわけじゃないのですし」

小傘10「ち、千切れるかと思った……!」

勇儀2「とっとと帰れお前」

隠岐奈2「その鍵がねぇ」

影狼8「そんなに耳を触らないでぇ……」

フラン16「止めるから、絶対!」

青娥10「度胸のある子で」

パチュリー12「調べてみたかったのに」

小悪魔2「笑うなんてできませんよ……」

美鈴11「抱き枕は、止めてほしいかなぁ」

咲夜11「売られた喧嘩は結構買う方なんですよ」

鈴仙11「何ですかいきなり!」

妹紅6「だーれがお姉さまだ」

レミリア12「粉々にしてやるよ、下等生物」

諏訪子2「気持ち悪いし」

神奈子5「おお、生きてる」

レイセン4「まぁ、あまり興味もないですし」

布都3「今回は見逃そう!」

386: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:18:43.79 ID:TSroatyy0
※では、これで「自分の手で切り開く幻想郷生活」の初代主人公「山王亜栗」のお話を終了したいと思います!皆ありがとう!本当にマジで!

※大体一か月くらいやってましたけど……その割に、結構内容が濃い気がしますね。亜栗ちゃんのキャラも立ってたし……。

※こう、本当に、唯一無二!って感じの子でしたね。とにかく、ありがとう!

 

396: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:35:40.41 ID:TSroatyy0
※では、やっていきます!やるぞやるぞ!

主人公の性別は?

1 男
2 女

下4までで一番コンマが大きい物を採用

401: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:38:26.67 ID:TSroatyy0
性別 男

※二代目は男の子!少年か青年かおっさん!

※次に種族を決めたいと思います。

下4までで一番コンマが大きい物を採用

406: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:42:29.52 ID:TSroatyy0
結果 福の神

※福ちゃん!福ちゃん!はぐれ王国!

※次に、各種ステータスを決めます。コンマなので連投はオッケーで。ちなみに、ぞろめは無しで。

ステータスは?

体力 下2
身体能力 下4
知能 下6
弾幕ごっこ 下8

コンマ直下


420: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:48:09.87 ID:TSroatyy0
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

※…………めっちゃ弱くね?

※ま、それはそれで。次に性格を決めます。大雑把に、どんな感じかを。

主人公の性格は?

下4までで一番コンマが大きい物を採用

427: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:52:22.32 ID:TSroatyy0
神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格

※良い人そう(小並感)

※次は口調決めます。これもまた、大雑把に

主人公の口調は?

下4までで一番コンマが大きい物を採用

432: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 19:58:17.67 ID:TSroatyy0
口調 間延び口調

※間延び口調……間延び口調?間延び口調……!?懐かしい響き。

※じゃ、次は一人称決めます。

主人公の一人称は?

下4までで一番コンマが大きい物を採用

437: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 20:02:22.00 ID:TSroatyy0
一人称 オレ

※感じでも平仮名でもなく、片仮名で。

※次は見た目を決めます。髪の色とか瞳の色とか。

主人公の見た目は?

下5まででコンマが大きい物を三つ採用します。黒髪と白髪みたいに被ったら多数決します。

451: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 20:42:32.70 ID:TSroatyy0
※再開していきます!

最高位貴族服
金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
ちっこい

※可愛い、可愛い。可愛い!

※では、次に主人公君の住処を決めたいと思います。

下4までで一番コンマが大きい物を採用

473: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:03:15.50 ID:TSroatyy0
1 有銘 幸養
2 皆尽 唯一 
3 事穂木 幸丸
4 八神 禄寿
5 恵比寿川 寿老太

この五つから決めたいと思います!

※ではでは。

主人公の名前は?

先に三つとったものを採用

480: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:09:59.16 ID:TSroatyy0
名前 有銘 幸養 ありめこうよう

※てなわけで、福の神の主人公君の名前は「有銘幸養」になりました!いえーい、どんどんぱふぱふー

※では、次に程度の能力を決めたいと思います。

主人公の程度の能力は?

下5まで募集

482: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:11:27.21 ID:TSroatyy0
まって、名前違う。何で見間違えた待ってごめんなさい!

名前は「事穂木幸丸」です!本当にごめんなさい、すみませんでした!

483: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:12:11.18 ID:TSroatyy0
※じゃ、能力安価します……。

主人公の程度の能力は?

下5まで募集

489: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:20:07.17 ID:TSroatyy0
1 みんなを幸せにする程度の能力
2 幸運を呼び寄せる程度の能力
3 ありとあらゆる邪気を祓う程度の能力
4 人を富ませる程度の能力
5 幸福で満たす程度の能力

この中から決めます!

主人公の程度の能力は?

先に三つとったものを採用

497: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:28:10.02 ID:TSroatyy0
結果 幸福で満たす程度の能力

※他人が幸福で満たされるのか、自分が幸福で満たされるのか。それが問題だ。

※では、次に幸丸君のスキルを決めたいと思います。亜栗の時みたく書いてくれれば大丈夫です。

※では、とりあえず40分くらいまで募集したいと思います。


502: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:43:28.21 ID:TSroatyy0
1 究極の幸運
2 ミダス王の右手
3 良い子ポイント
4 愛され上手

※では、この四つから決めたいと思います。

事穂木幸丸のスキルは?

先に三つとったものを採用

509: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:47:39.50 ID:TSroatyy0
「究極の幸運」
全ての判定においてコンマ+1する。

※くっそ良いスキルだけど福の神だし、オッケー!

510: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:50:51.46 ID:TSroatyy0
【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。

※では、これでキャラメイクを終了したいと思います、皆さんお疲れ様でした!

※……ですが、最初に言った通り質問コーナーをしたいと思います。亜栗ちゃんメインの最後だ多分!

※幸丸君はまた明日!ショタだショタ!うぉおお!

513: ◆z07gL4YySg 2019/09/10(火) 21:52:40.25 ID:TSroatyy0
【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。

※能力忘れてました!すみません!

577: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 19:11:44.07 ID:ejqJh8tD0
※それじゃあ、やって行きたいと思います。事穂木幸丸の幻想郷生活の始まりです!



福の神であるオレが博麗神社に住もうと思ったのは、何か寂しそうだなぁー。と思ったから。

貧しそうで、寂れてて、妖怪みたいなのしか来ない、悲しみに溢れた神社。

ぼけーっと上から見てても、その様子ははっきりと見えていたからー……オレは、博麗神社に住もうと思った。

ほら、オレ。福の神様だしー?皆を、幸福で満たすのがお仕事だしー……それに!オレは皆が幸福に満たされて幸せそうだとめっちゃ嬉しいし!

皆が幸せそうで、オレも幸せー。

だから、オレが博麗神社を!福の神、事穂木幸丸パワーで幸せに――!

――――。

――んー…………?

…………。

幸丸「……何か、貧乏神いるんだけどーっ!?」

これは、想定外っ!

あれ、待て?ん、んー……貧乏神は不味いなぁー。正反対だなぁー……。

嫌だなぁー……貧乏神とか……あーあーあー……。

578: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 19:13:14.16 ID:ejqJh8tD0
一日目

朝1

幸丸「おはようございまーす」

博麗神社にある部屋の一つ、その部屋の真ん中にポツンと敷かれている布団の中から、少年は起き上がった。

幸丸「ん、んー。いい夢見れたぁー……かなぁ」

眼を擦りながら、ふらふらと立ち上がり。布団をもそもそと畳む。

幸丸「……それじゃあ、今日も一日頑張ろー!皆を幸せにー!しよー!」

寝巻を脱いで、如何にも偉い人ですよ!とアピールしているような服に着替えて、幸丸は部屋を出た。

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

581: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 19:19:03.74 ID:ejqJh8tD0
幸丸「朝ごはんの前に少しお散歩でもしてこようかなー」

玄関に向かって歩き、ガラガラと扉を開け。幸丸は外に出る。

幸丸「……空が青い!いいですねー、うんうん」

空を見上げ、うんうんと頷いて。幸丸は歩いて行った……。

何処に行く?

自由安価直下(場所によってはコンマ判定?)

583: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 19:23:09.98 ID:ejqJh8tD0
――――

――



幸丸「…………はぁ、はぁ……」

人里の入り口一歩手前で、幸丸は息を切らしている。

幸丸「と、飛んでいけばよかったぁー……う、うへぇー」

幸丸「……ゆ、ゆっくり行こう。ゆっくり……」

そして、息を整えながら人里に入っていく……。

誰に会った?

自由安価直下(人里に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

585: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 19:27:05.81 ID:ejqJh8tD0
?「……あら、貴方は……」

人里を歩く人間の様子を見ながら歩いていると、派手めな髪色をした女性に声をかけられる。

幸丸「ん?オレになんか用ー?」

?「もしかして……」


白蓮初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

587: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 19:36:53.90 ID:ejqJh8tD0
白蓮7「福の神様ですか」

白蓮「あ、申し遅れました。私は聖白蓮。命蓮寺という寺で僧をやっています」

優しく笑い、白蓮は名乗った。

幸丸「へー、僧侶さんかー。あ、オレは事穂木幸丸!」

白蓮「幸丸さん、ですね……あの、いきなりでなんですけど。もしかして、幸福の……」

幸丸「おっ、知ってるの?んふふー、ま。当然?福の神様だし?」

白蓮「うふふ、少し風のうわさで……」

何話す?

自由安価直下

589: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 19:48:42.65 ID:ejqJh8tD0
巫女にひどい目に合わされたりとかしてません?

白蓮「そういえば、幸丸さんは今どこに住んで?」

幸丸「博麗神社、だけどー?」

白蓮「え。…………大丈夫ですか?巫女に、酷い目に遭わされたりしてません?」

心配そうに目線を幸丸に合わせて、白蓮は尋ねる。

幸丸「あー……霊夢にはー、なんもされてない、かな?」

白蓮「……霊夢、には?」

幸丸「貧乏神がいてさー、もう苦手でさー……居ないほうが多い気もするんだけどさー……」

白蓮「ああ、あの……確かに。福の神と貧乏神だと……」

幸丸「そうなんだよー!もう、博麗神社を幸福にしてやる!そう思って来たのにー……貧乏神がいるんじゃぁ難しいよー」

白蓮「あ、あはは……」

幸丸「…………どっか行かないかー。あの貧乏神」

好感度アップ

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

590: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 19:52:06.91 ID:ejqJh8tD0
朝2

幸丸「いやぁ、にしても。みんな幸せそうだねー」

白蓮「そうですね、前に異変があったりして大変でしたけど……皆さん普段通りの生活を送っていますよ」

幸丸「ならばよし、ならばよし!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

593: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 20:00:15.90 ID:ejqJh8tD0
白蓮「それでは、私はこの辺りで……もし宜しければ。ご一緒に私たちの神社に来ませんか?」

幸丸「神社?……んー、良いやー!行かなーい」

そう言って、幸丸は白蓮に背を向けて歩き出す。

白蓮「そうですか……あ。幸丸さん?」

幸丸「もう少し色々見てみたいからさ、それじゃあ白蓮。またどこかでー」

――――

――


595: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 20:05:19.59 ID:ejqJh8tD0
 

霊夢「…………何してんのよ、こんなところで」

幸丸「ん、おお!霊夢!おはよー!」

霊夢のほうから声を掛けられ、幸丸は嬉しそうに挨拶をする。

霊夢「ごはんの時にも顔出さないで、お散歩かしら?」


霊夢初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

599: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 20:11:59.96 ID:ejqJh8tD0
霊夢4「本当に福の神様なのかね」

幸丸「そうだよー?」

霊夢「そう、悪いけど貴方の分のご飯もう無いからね」

幸丸「…………何で?」

霊夢「居ないからご飯も要らないもんだと思ってねー。萃香とかが食べちゃったわよ」

幸丸「えー?オレ、福の神様だよー?沢山食べたいんだけどー」

霊夢「自称、ね」

何話す?

自由安価直下

602: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 20:22:31.43 ID:ejqJh8tD0
今日も可愛いな!

幸丸「……今日も可愛いなー!霊夢」

霊夢「へー、どうもありがとー」

幸丸「むむむ、可愛いとか綺麗とか言われたらもっと嬉しそうにしたほうがいいよー?ほら、そっちのほうが幸せになるしー」

霊夢「貴方がもっともっともーっと私を裕福にしてくれたら、もっと嬉しいんだけどねー」

幸丸「……貧乏神のせいです!」

霊夢「あら、言い訳?」

幸丸「む、むむむぅ……」

霊夢「あーあー。一回くらいお賽銭箱が満杯になってるところを見てみたいわー」

幸丸「オレはそれを実現するためにやって来たんだよー?」

霊夢「実現してないじゃない。貴方、今のところどっちかというと紫苑と同じ立ち位置なのだけど」

幸丸「…………ふぁぁ!?」

好感度上昇

霊夢5「早く賽銭箱をいっぱいにして頂戴な」

 
607: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 20:59:14.88 ID:ejqJh8tD0
 
※多分貧乏神パワーのほうが強いと思う。多分。


昼1

幸丸「お、オレが。あの貧乏神と、同じ…………」

霊夢「だって家に居着いてるし、少ないご飯食べていくし。良い事なんて一つもない」

幸丸「あ、あるよ!あるに、決まってる!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

609: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 21:06:46.08 ID:ejqJh8tD0
霊夢「じゃあ、例えば?」

幸丸「皆を、幸せに!幸福に!」

霊夢「なってない」

幸丸「お、オレは福の神様なのに……」

霊夢「やっぱり自称なんじゃないの?それじゃ」

手をひらひらと振って、霊夢は行ってしまった。

幸丸「…………貧乏神ぃー……」

610: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 21:12:17.03 ID:ejqJh8tD0
?「……何でこんなところでしゃがみこんでいるんですか?」

落ち込んで道の端でしゃがんでいた幸丸に、誰かが声をかけてくる。

幸丸「うぅ。うー……うん?」

?「あれ、見たことのある顔ですね?」

その女性は、ううん。と頭を傾けて。

文初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

612: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 21:23:26.44 ID:ejqJh8tD0
文7「福の神様、ですかー」

文「……ああ、思い出した。最近博麗神社に居候してる福の神様ですね」

幸丸「えーっと、お前はー……あっ!あれだ、天狗の新聞記者!」

思い出して文に指をさすと、文はびっくりと目を見開いた。

文「ちょ、ちょっと!止めてくださいよ!ここ、人里なんですから……!ほら、変装してるじゃないですか」

幸丸「……別にしなくてもよくなーい?」

何話す?

自由安価直下

614: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 21:35:08.40 ID:ejqJh8tD0
拉致監禁は勘弁して

幸丸「……それと、あの。拉致監禁は勘弁、して下さい……」

文「は?」

幸丸「ほ、ほら。あれ天狗って誘拐、するだろ?」

文「……いつの時代ですか」

幸丸「ほら、オレ!福の神様!しかも、ほらオレ小さいし……」

文「あー、そうですか。幸丸さん、福の神様なんですよねー……あのおんぼろ神社よりか、ごはんは沢山食べれると思いますよ?」

幸丸「か、か、神様だぞ!?オレ。神様だからーっ!?」

文「うへへ、さぁ。貴方の力だ私の新聞をベストセラーに……定期購読を増やせー!」

幸丸「ぎゃー!」

文「……叫ぶ暇があったら福をよこせー!」

好感度上昇

文8「定期購読を増やせー!」

615: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 21:40:47.90 ID:ejqJh8tD0
昼2

文「お、っとっとっと。人里で騒いで注目を浴びるのは嫌ですね」

そう言って、文は小さく弾むようにして後ろに下がる。

文「それじゃ、さようならー。福の神様ー」

幸丸「あ、うん。さようならー……うん?」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

617: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 21:45:03.18 ID:ejqJh8tD0
コンマ6以上で貧乏神!

コンマ直下

究極の幸運+1

620: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 21:51:25.47 ID:ejqJh8tD0
コンマぞろ目 成功

幸丸「…………あ」

紫苑「あ」

人里の裏道側を歩いていると、ばったりとその女性と会ってしまう。

幸丸「…………あー」

紫苑初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

貧乏神-1

624: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 21:57:04.43 ID:ejqJh8tD0
紫苑2「…………」

紫苑「何か用」

幸丸「いや、別に何も?」

睨み合ってはいないが、睨み合っているような雰囲気になる二人。

紫苑「……だったら、もう行っていい?」

幸丸「まぁまぁ、ほらー。おんなじ屋根の下に住んでいて、神様同士。嫌だけどお話ししよう?」

紫苑「えー……嫌なんだけど。こう、全体的に」

幸丸「いやいや、オレだって」

何話す?

自由安価直下

629: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:05:34.52 ID:ejqJh8tD0
お前を幸せにしてやる

幸丸「……貧乏神!お前に言っておくことがある!」

紫苑「うるさ……。何」

幸丸「貧乏神のお前をぜーったいに幸せにしてやるからなー!覚悟しておけよー!」

大きな声で、幸丸は紫苑に対してそんな宣言をして――。

コンマ0で、ちょろい

コンマ直下

632: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:13:01.16 ID:ejqJh8tD0
コンマ5 残当

紫苑「…………は?」

心底不快そうな顔をされてしまった。

紫苑「何言ってんの?は……?」

幸丸「お前のせいでなぁー!オレが博麗神社を幸福にしてやろうというのに幸福にできない!だからー!お前を幸せにして、俺のほうが強いと証明してやる!」

紫苑「…………はぁ」

やれやれと、溜息を吐く。

紫苑「……ねぇ、帰っていい?」

幸丸「ぐぅ、む、むむむむむ…………!」

好感度上昇

紫苑3「嫌い」

634: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:15:37.33 ID:ejqJh8tD0
夜1

幸丸「なんだぁー!あの態度ー!やっぱり貧乏神は嫌いだ!苦手だ!」

頬を膨らませて、その場で地団太を踏む。

幸丸「ぜーったいに追い出して、オレが幸福にしてやる……!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

636: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:19:17.09 ID:ejqJh8tD0
――――

――



~博麗神社~

幸丸「たっだいまー!」

大きな声で返事をして、博麗神社に帰ってくる。

幸丸「……見てろよ。ぜーったいにやってやるからなぁー……」

幸丸「…………ふぁああ。眠い……」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

639: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:21:15.18 ID:ejqJh8tD0
コンマ6以上で天人様!

コンマ直下

究極の幸運+1

641: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:26:52.86 ID:ejqJh8tD0
コンマ4 失敗

※再安価します

誰に会った?

自由安価直下(博麗神社に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

644: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:29:21.21 ID:ejqJh8tD0
コンマ4以上で天人様!

コンマ直下

究極の幸運+1

645: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:29:59.18 ID:ejqJh8tD0
※みーす!

コンマ4以上で鬼!

コンマ直下

究極の幸運+1

647: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:32:42.74 ID:ejqJh8tD0
コンマ3 失敗

※再安価します

誰に会った?

自由安価直下(博麗神社に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

649: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:34:22.48 ID:ejqJh8tD0
コンマ7以上で貧乏神の妹!

コンマ直下

究極の幸運+1

651: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:38:15.82 ID:ejqJh8tD0
コンマ9 成功

?「あ、お邪魔してるわー」

居間で当然のように饅頭を食べている女性に、挨拶をされる。

幸丸「あ、どうもー……」

?「……んー?」

女苑初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

653: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:43:11.47 ID:ejqJh8tD0
女苑5「仲良くしましょうねー」

女苑「あ、私。依神女苑ね、よろしくー」

そう言って、女苑は小さく手を振った。

幸丸「ん、宜しく。俺の名前は事穂木幸丸ー、福の神様!」

女苑「あ、やっぱり。姉さんが言ってた特徴にそっくりだったから、そうなのかなーって思ったのよねー……仲良くしましょうねー」

幸丸「ん、んー……貧乏神の妹……」

何話す?

自由安価直下

656: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:52:47.33 ID:ejqJh8tD0
貴女はなんの神様?

幸丸「えーっと、貴女は何の神様?び、貧乏神……じゃなさそうだけど」

女苑「あ、私は疫病神ね」

幸丸「や、疫病神…………」

女苑「福の神様のあんたとは、私的にはこれからも仲良くしたいんだけどなー?私、お金欲しいし」

幸丸「確かにそれも幸福だけどー!そうだけどー!物理的すぎる!」

女苑「何よ、そんなんだからそんなに身長小さいのよ」

幸丸「んなぁ……!?」

女苑「冗談よ冗談、あれ。何?もしかして、コンプレックス?」

幸丸「あ、う。ま、まだまだ成長途中だからぁー!」

女苑「…………なんか、あんたからだとあんまり福。受け取れなさそうね」

幸丸「うぅああああああああっ!」

好感度上昇

女苑6「幸福になってお金欲しいわー」

657: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:55:13.51 ID:ejqJh8tD0
夜2

女苑「あーあ。寺に戻るのも嫌だし、今日はここに泊って行こうかしら」

幸丸「貧乏神と疫病神がいる神社……!?」

女苑「別にいいでしょ?ここで貰うものなんて何もないわよ。あ、お饅頭は貰うわ」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

659: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 22:58:30.51 ID:ejqJh8tD0
コンマ6以上で早苗さん!

コンマ直下

究極の幸運+1

661: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 23:01:09.14 ID:ejqJh8tD0
コンマ2 失敗

※再安価します

誰に会った?

自由安価直下(博麗神社に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

663: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 23:02:39.05 ID:ejqJh8tD0
コンマ4以上でちっこい鬼!!!!!!!!

コンマ直下

究極の幸運+1

665: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 23:05:16.46 ID:ejqJh8tD0
コンマぞろ目 成功

――――

――



女苑が何処かに行った後も暫くの間、居間でのんびりしていると。

?「うへぇ――うん?なんか、見たことないのがいるなぁ」

幸丸「酒臭っ!?」

酒臭い少女がふらふらと入ってきた。

萃香初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

668: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 23:10:44.48 ID:ejqJh8tD0
萃香4「宜しくぅー」

幸丸「お酒の飲みすぎはー、良くないっ!酒と煙草と女は危険って何かで見たぞ!」

萃香「うへへ、良いんだよ。美味しいんだから……あ、私伊吹萃香ね」

萃香は手に持った瓢箪を口につけながら、言った。

幸丸「事穂木幸丸!」

萃香「ん、幸丸ね。いい名前じゃん、うんうん…………っかー!うまー!」

何話す?

自由安価直下

670: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 23:18:31.45 ID:ejqJh8tD0
お酒さえあれば幸せそうだね

幸丸「……貴女は、お酒さえあれば幸せそうだね」

萃香「んー?まー、お酒を飲んでるときは幸せだよー」

そう言いながら、お酒を飲む。

萃香「でも、嘘をつく奴が近くにいたら、不幸せかなー……鬼は嘘が嫌いだしね」

幸丸「……そうなの?」

萃香「んで、幸丸は嘘とか付かなそうだから結構気に入ってる……かもねー」

幸丸「そ、そうなの?ま、まぁ!オレ、福の神ですから!好かれて、とーぜん!」

萃香「え、何?幸丸、福の神様なの?へー……意外だなぁ、なんか」

幸丸「い、意外!?こ、この福オーラが分からないのかー!?」

萃香「……分かんなーい」

幸丸「な、何だと…………!?」

好感度上昇

萃香5「素直だしねー」

671: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 23:20:37.17 ID:ejqJh8tD0
幸丸「……ふぁああ」

萃香「ん、もう子供は寝る時間だ。さ、寝ろ寝ろー」

顔をお酒で真っ赤にしながら、萃香はお休みーと、手を振った。

幸丸「子ども扱いすんなぁ、神様だぞこっちはぁ……おやすみなさい」

萃香「ふふ、お休みなさーい」

眠そうに眼を擦りながら、幸丸は自分の部屋に戻って行った…………。

672: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 23:21:24.91 ID:ejqJh8tD0
夢の世界判定

コンマ8以上で夢の世界へ。

究極の幸運+1

674: ◆z07gL4YySg 2019/09/11(水) 23:24:19.99 ID:ejqJh8tD0
コンマ9 成功

※それじゃあ、今日はこれで終わりにしたいと思います。参加して下さった皆さんお疲れ様でした!

※また明日、お休みなさい……。

※福の神様なのに好感度判定振るわないのちょっと好き。

688: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:02:37.98 ID:VAwv5s/H0
※では、やって行きます

――――

――



~夢の世界~

幸丸「……ふぁああ。あれ、もう朝ー……?」

眠そうに身体を起こし、ぼんやりと辺りを見るとそこは。

幸丸「…………何処だここぉー……!?」

見たことの無い世界だった。

?「あらあら、賑やかな子がまた……」

幸丸「え、あ……!?」

知らない世界にひどく驚いていると、その女性から声をかけられた。

ドレミ―初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

690: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:07:03.10 ID:VAwv5s/H0
ドレミー4「神様ねぇ」

ドレミー「私は夢の世界の管理人、ドレミー・スイート……君は?」

幸丸に目線を合わせて、ドレミーは優しく尋ねる。

幸丸「……こ、事穂木幸丸ーっ!ふ、福の神様だぁ!」

ドレミー「福の神様?…………あー、確かに。神様っぽいあれは感じるけど……」

幸丸「だ、だろー!?へ、へへーん。ドレミー、きっと幸せになるぞー!」

ドレミー「…………それは良かったわー」

何話す?

自由安価直下

692: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:20:52.52 ID:VAwv5s/H0
早速幸せにしてもらおうかしら

ドレミー「じゃあ、さっそく幸せにしてもらおうかしら」

幸丸「え……?」

ドレミー「私も最近疲れてるのよねぇ、貴方みたいに迷い込んでこっちにくる子も多いし……」

幸丸「そ、それは大変だなー……」

ドレミー「そ、だから幸せが欲しいのよ。こう、明日も頑張るぞ!みたいな……ね」

幸丸「よ、よぉし。お、オレは福の神様!さ、最近ちょっとあれだけどー……出来る!」

そう言って、幸丸は――。

ドレミーを幸せにしてください。

自由安価直下(内容によっては再安価)

694: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:28:51.43 ID:VAwv5s/H0
幸丸「……む、むむむむむ」

眼をギュッと瞑り、幸丸は手のひらを前に突き出して何やら力を込めている。

ドレミー「……何やってるのかしら?」

幸丸「福を集めてる……福パワーを集中させて、ドレミーを幸せにー……!」

ドレミー「その、幸丸君の手のひらに。集まってるの?福パワー」

幸丸「集まってるー!」

ドレミー「……そ、そうなの?」

幸丸「さぁ、出てこい出てこい……っ!」

結果は?

コンマ8以上で福パワーで日本酒が出る

コンマ直下

698: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:37:23.30 ID:VAwv5s/H0
コンマ8 成功

幸丸「し、幸せになれぇー!」

そう叫ぶと同時に、辺り一面がピカっと光り――。

ドレミー「…………へ!?」

ドレミーの手に、上等な日本酒が現れた。

幸丸「……ど、どう?が、頑張ったけどー……し、幸せになった?」

ドレミー「え、あ……嘘。本当に……」

日本酒を見てぽかん、と口を開けているドレミ―に対して。幸丸は少し不安そうにドレミーの顔を見る。

ドレミー「……あ、ありがとう。幸丸君……本当に嬉しいわ」

幸丸「ほんとーっ!?」

感謝の言葉に、幸丸は満面の笑みを見せる。

幸丸「えへへ、そっかー。なら良かったぁー!」

ドレミー「……す、凄いわね……と、言うよりも夢の世界で……」

幸丸「ま、さすがオレ!ちょっと調子が悪かっただけで、こういうの出来ちゃいますからぁー!」

好感度大幅上昇

ドレミー6「……す、凄いわね。本当に」

699: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:40:44.49 ID:VAwv5s/H0
幸丸「……ふぁああ、頑張ったらちょっと眠い……」

うとうとと舟をこぎ、幸丸は眼を擦る。

ドレミー「あらあら、それじゃあ。そろそろさようなら……このお酒、本当に嬉しいわ」

大事に大事に飲ませてもらうわ、そう言って。ドレミーは微笑む。

幸丸「そっかぁー、なら。オレも嬉しいー…………」

そして、幸丸の意識は消えて行って――。

700: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:41:16.71 ID:VAwv5s/H0
一日目終了

【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。


【好感度一覧】

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

霊夢5「早く賽銭箱をいっぱいにして頂戴な」

文8「定期購読を増やせー!」

紫苑3「嫌い」

女苑6「幸福になってお金欲しいわー」

萃香5「素直だしねー」

ドレミー6「……す、凄いわね。本当に」

701: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:45:34.39 ID:VAwv5s/H0
二日目

朝1

幸丸「……よぉし、今日も頑張るぞー!」

寝巻から着替えた幸丸は、そう言って部屋を出た。

幸丸「いやぁ、良い夢見れたなぁー……やっぱり、福の神様たるものあれくらいとーぜん……」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

703: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:48:37.34 ID:VAwv5s/H0
紫苑「……あ」

幸丸「あ」

朝の博麗神社の廊下で、ばったりとその二人はまた遭ってしまった。

幸丸「うえぇ、何でいるんだよー……」

紫苑「それはこっちが言いたい……頑張っても無駄だから。もう元の家に帰ったら?」

幸丸「んなぁー!?」

ぷんすこ、と。幸丸は起こった。

何話す?

自由安価直下

707: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:55:36.58 ID:VAwv5s/H0
幸せパワー全開!

幸丸「幸せパワー全開!」

夢の中でやったように、幸丸はパワーを集める。

紫苑「は?」

幸丸「オレの幸せ福パワーで、お前を最高に幸せにしてやる……早起きは徳になる……!」

紫苑「……三文の徳をもらっても、私はすぐに無くしちゃうけどね」

幸丸「大事にしまえー!朝一の幸せ、幸せぇー……!」

紫苑「……馬鹿らしい」

呆れたように手を動かし、紫苑はすたすたと行ってしまった。

幸丸「……あっ!ま、待て!ま、まだ不十分なのー!し、幸せから逃げるなぁー!?」

好感度上昇

紫苑4「馬鹿らしい」

708: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 21:58:28.74 ID:VAwv5s/H0
朝2

幸丸「……むむむ。オレの福を受け取らないとは……」

幸丸「貧乏神めぇ、ありがたく受け取っておけばいいものぉ……!」

幸丸「何か、悔しいー!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

710: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:05:09.74 ID:VAwv5s/H0
幸丸「今日はご飯食べるぞ!」

そう意気込んで、居間に向かう。

幸丸「……あ、あるよね?あるよね?オレの分のご飯?」

誰とご飯食べた?

自由安価直下(博麗神社に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

714: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:10:23.95 ID:VAwv5s/H0
霊夢「あ、今日はちゃんと来た」

今の扉を開けると、ご飯をよそっている霊夢がそこにいた。

幸丸「おはよー霊夢!今日は、オレも食べるぞ!」

霊夢「はいはい、ま。食べなくてもいいんだけどー……」

幸丸「食べる!」

霊夢「…………早く座りなさいよ。ほら、早く」

少しがっかりしたような顔をした後、霊夢は幸丸の分のご飯もよそい始めた。

何話す?

自由安価直下

716: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:18:43.69 ID:VAwv5s/H0
なんかいいことでもあった?

幸丸「うんまー!ああ、お魚が美味しーい……っ!」

霊夢「……えらく元気ね。何か、良い事でもあった?」

幸丸「おっ!そうなんだよー!聞いてよ霊夢!」

霊夢「はいはい」

幸丸「オレの福パワーで、えっと、ドレミーって人にお酒あげたー!それでドレミー嬉しいって言ってくれてー!」

霊夢「…………福パワーで、お酒?」

幸丸「そう!こう、ドンっ!と」

霊夢「へぇー……そんなことが……」

お味噌汁を啜りながら、霊夢は言う。

霊夢「だったら、その福パワーとやらで早くお賽銭箱をいっぱいにして欲しいものだわ」

幸丸「おのれぇ、貧乏神ぃ…………!」

霊夢「ま、そんなものよね。全く……使えないならそんな話しないでほしいわ、ほんとー」

幸丸「!?」

好感度上昇

霊夢6「夢の世界でやってもらってもねぇ」

717: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:23:02.82 ID:VAwv5s/H0
昼1

霊夢「はいお粗末様でした……いつまで呆然としてるのよ」

幸丸「……オレは福の神様だぁー……うぅ」

霊夢「あー……?悪かったわよ、こっちが言い過ぎたわよ……」

幸丸「……うー……ならいい」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

719: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:30:13.51 ID:VAwv5s/H0
――――

――



~妖怪の山~

幸丸「……ひ、ひぃ」

へとへとになりながら、幸丸は妖怪の山までやってきた。

幸丸「あ、歩いても飛んでも疲れるものは疲れる……!こ、これ。大変だぁ……」

幸丸「……すぅー、はぁー……し、しんこきゅー」

誰に会った?

自由安価直下(妖怪の山に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

721: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:36:32.35 ID:VAwv5s/H0
文「あ、幸丸さん!」

幸丸「ひぃ、でたぁ!」

文「いやいや、ひぃ!は流石に酷くないですか……?ちょっと見かけたので声かけただけなのに」

幸丸「き、昨日!さらわれかけたら!こ、こうなる!」

文「……昨日も、ちょっとお話しただけだと思うんですけど」

幸丸「でも怖いー!」

何話す?

自由安価直下

723: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:45:55.45 ID:VAwv5s/H0
本当に攫われるかもしれませんね

文「……でもまぁ、こんな所に居たら本当に攫われるかもしれませんね」

幸丸「…………え?」

文「妖怪の山、ですよ?人間なんて基本的にいないですし、妖怪しかいませんよ?」

幸丸「え、え……え?」

文「貴方は福の神様なんですから、その力を狙って――」

幸丸「う、うわぁああああああ!さ、攫われるぅー!?」

文「ちょ、お、落ち着いて」

幸丸「うわぁあああ!?あ、文にも攫われるぅー!?」

文「だから私は――あ、でも。定期購読――」

幸丸「に、逃げろ逃げろ逃げろぉ――」

そう叫びながら全速力で走る幸丸だったが、すぐに文に捕まってしまった。

好感度上昇

文9「本当に攫われるかもしれませんね」

724: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:49:15.26 ID:VAwv5s/H0
昼2

幸丸「……ふ、福をあげるので、許してくださいぃー……」

涙目になりながら、幸丸は文に。こう、力を入れる。

幸丸「うぬぬぬぬぬぅー……」

文「……幸福になってるんですか、これ?」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

727: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:54:43.03 ID:VAwv5s/H0
コンマ5以上で奇跡の巫女さん!

コンマ直下

究極の幸運+1

729: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 22:59:48.47 ID:VAwv5s/H0
コンマ0 成功

――――

――



元気よく文が去って行って暫くした後も、幸丸はその場でまだ休憩していた。

幸丸「……あ、足痛い」

?「あの。君大丈夫?」

幸丸「へ?」

足が痛いなぁ、と考え始めると。その女性は心配そうな顔を出近くに寄ってきた。

幸丸初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

730: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 23:00:16.53 ID:VAwv5s/H0
※まって、ミス

早苗初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

732: ◆z07gL4YySg 2019/09/12(木) 23:09:02.36 ID:VAwv5s/H0
早苗8「か、可愛い……」

早苗「あ、私は守矢神社で巫女をやってる東風谷早苗。君は?」

幸丸「……お、オレは!福の神!事穂木幸丸!」

早苗「……ふ、福の神様?」

幸丸「そう!福の神様!どうだ、こう。幸福オーラで溢れてるでしょー?」

と、自慢げに笑う。

早苗「……可愛い……あ、コホン。え、えっと、その幸丸君――あ、幸丸さん?は、どうしてここに……」

幸丸「お散歩ー!」

早苗「そ、そっか……」

何話す?

自由安価直下

741: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:00:24.04 ID:vJC45SLg0
※やっていきます

守谷神社を勧める

早苗「その、どうですか?守矢神社は」

幸丸「……うん?」

早苗「神奈子様に諏訪子様もいますし、信仰も人里の人からあります。最近だとロープウェイ何かも出来ましたし」

幸丸「もしかしてさー、オレに来てほしいの?」

早苗「あー……その」

幸丸「いやぁー!まいっちゃうなー!だってオレ、福の神様だしなぁー!」

早苗「かっわいー……あ、いえ。こほん。それで、どうですか?」

幸丸「んー、でもオレには博麗神社を幸福にするという仕事があるしなぁ」

早苗「えっ!?博麗神社!?」

幸丸「うん!あんな貧乏神すらも!オレは福の神として幸せにしてやるのだぁー!」

早苗「…………は、博麗神社に福の神様が……!?」

好感度上昇

早苗9「博麗神社に福の神様が……!?」

742: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:00:50.22 ID:vJC45SLg0
夜1

幸丸「……ふぁあ」

早苗「眠そうですけど、大丈夫ですか?」

幸丸「ん、大丈夫ー……」

早苗「……遅くなりますし、送っていきましょうか?」

幸丸「だーいーじょーぶっ!」

早苗「あ、ごめんなさい……」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

745: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:05:36.17 ID:vJC45SLg0
幸丸「……じゃ、オレ帰るー。じゃあな早苗ー」

そう言いながら、幸丸はふらふらと飛んで行く。

早苗「あ、はい。さようなら幸丸さん……」

幸丸「んー……」

早苗「…………ちょ!そっちは妖怪の山ぁ――」

――――

――


746: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:07:16.15 ID:vJC45SLg0
?「…………」

幸丸「……誰?」

夜の妖怪の山にフラフラ入っていくと、その女性が幸丸の所に飛んできた。

?「えーっと……迷子?」

幸丸「オレは、迷子じゃなぁーいー……」

椛初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

749: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:14:31.91 ID:vJC45SLg0
椛9「素直な男の子ねー」

幸丸「オレは事穂木幸丸!立派な福の神様!だから、迷子じゃないーっ!」

眠そうな目を頑張って開いて、幸丸はビシッと指をさして言った。

?「……福の神様ですか?」

幸丸「そう!えっと、えーっと……」

椛「妖怪の山の哨戒をやっている、犬走椛。と言います。福の神様君」

何話す?

自由安価直下

752: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:24:54.96 ID:vJC45SLg0
よそ見したすきに尻尾モフモフ

幸丸「…………」

椛「……?どうかしましたか?」

幸丸「…………あっ!あそこにゆーふぉーっ!?」

と、大げさに幸丸は椛の後ろのほうを指さす。

椛「……はい?」

幸丸「ゆーふぉー!すっごい、あー!見逃したらもう不幸!まぁ、オレがいる限り不幸にはならないんだけど!不幸!」

椛「んー…………わぉ、それは大変ですね。さぁて、どれどれー」

何かを理解したのか、わざとらしく椛は後ろを振り向いて――。

幸丸「今だぁー!」

椛「あう」

椛の尻尾に幸丸は飛び掛かった!

幸丸「モッフモフー……あぁー……」

椛「やっぱり、こんなものだと思いましたよ……まぁ、良いんですけど……」

と、椛は自分の尻尾をモフっている幸丸を見る。

幸丸「…………すぅ」

椛「ね、寝ないでくださいよ!?」

好感度アップ

椛10「子供らしいなぁ」

753: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:27:12.55 ID:vJC45SLg0
夜2

椛「ほら、起きてー」

幸丸「あぅ、オレの眠りを邪魔するは誰だぁー……」

椛「私です、ほら。男の子、頑張って起きて」

幸丸「……早寝早起きは三文の徳だぞぉー!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

755: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:31:06.09 ID:vJC45SLg0
幸丸「じゃ、オレもう帰るー」

少し名残惜しそうに尻尾から離れ、椛のほうを見る。

幸丸「じゃあな椛ー。きっと、良いことあるぞー」

椛「福の神様が言うのならそうですね、きっと」

――――

――



何処に行く?

自由安価直下(場所によってはコンマ判定?)

757: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:36:12.66 ID:vJC45SLg0
※仙界って神霊廟があるところでしたっけ?コンマしまーす。

コンマ7以上でせいこう

コンマ直下

究極の幸運+1

760: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:42:27.99 ID:vJC45SLg0
コンマ9 成功

~神霊廟~

幸丸「…………あれ」

気が付くと、そこはまたも知らない場所だった。

幸丸「ここ、何処?あっれー……おかしいなぁ」

辺りをきょろきょろ見ても、あるのは目の前にある大きな建物一つだった。

幸丸「……よし!入るか!」

誰に会った?

自由安価直下(神霊廟に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

763: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:49:55.08 ID:vJC45SLg0
?「あら、迷子?」

幸丸「だーかーらー!迷子じゃないー!」

青髪の女性が、あらあら。と困ったような顔をする。

?「……ふーん」

幸丸「な、何だよぉー……ふ、福オーラはオレにしか見えないはずだぞ!」

青娥初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

765: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 21:56:38.88 ID:vJC45SLg0
青娥7「福の神様……ねぇ」

青娥「私は霍青娥、何処にでもいるただの仙人。僕は?」

幸丸「ぼ、僕……。あー!オレは福の神!事穂木幸丸!」

青娥「…………へぇ。福の神様」

幸丸「そう!だから、こう。良い事起きるぞー!青娥にも!」

青娥「福の神様と会えたこと自体が、幸運みたいな気もするけどね?」

幸丸「……い、良い事言うなー!?」

何話す?

自由安価直下

768: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:11:21.64 ID:vJC45SLg0
悪い人も幸福にしちゃうのかしら?

青娥「……福の神様は、悪い人も幸福にしちゃうのかしら?」

幸丸「え?」

青娥「良い人が幸福になるのは当然でしょう?だけど、悪い人が幸福になるのは駄目じゃないかしら?」

幸丸「…………」

青娥「盗みを働いた人が幸せになる、人を殺した人が幸せになる。そして、それの被害者が不幸になる。良い人悪い人関係なしにね」

幸丸「んー……」

青娥「……そんな悪い人を幸福にしても、貴方はいいのかしら?福の神様?」

幸丸「…………あのさぁー」

青娥「はい?」

幸丸「幸福って、オレは平等だと思うんだー。だって、そうでしょ?不幸になる人とならない人が最初から決まってるわけないじゃん?」

青娥「……はぁ」

幸丸「そりゃあ、人殺しとか強盗とか悪い人はいるけど……でも!だからってその人が不幸になっちゃいけないと、オレは思う!」

青娥「どんな人でも、幸福になっていい?」

幸丸「そう!んで、悪い人が幸せになって、良い人になってくれると!俺も幸せ!超嬉しいー!」

青娥「…………なるほどねぇ」

好感度上昇

青娥8「幸福は平等、ね」

769: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:13:48.70 ID:vJC45SLg0
青娥「うふふ、ちょっといい話聞けたわ。ありがとうね、幸丸君?」

幸丸「…………帰るぅー」

青娥「あら、何か気に障ったこと言ったかしら?」

幸丸「眠い……」

青娥「……あらあら」

――――

――


770: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:16:00.69 ID:vJC45SLg0
夢の世界判定

コンマ8以上で夢の世界へ。

究極の幸運+1

772: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:18:41.19 ID:vJC45SLg0
コンマ6 失敗

二日目

【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。


【好感度一覧】

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

霊夢6「夢の世界でやってもらってもねぇ」

文9「本当に攫われるかもしれませんね」

紫苑4「馬鹿らしい」

女苑6「幸福になってお金欲しいわー」

萃香5「素直だしねー」

ドレミー6「……す、凄いわね。本当に」

早苗9「博麗神社に福の神様が……!?」

椛10「子供らしいなぁ」

青娥8「幸福は平等、ね」

773: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:21:06.96 ID:vJC45SLg0
三日目

朝1

幸丸「良く寝たぁー!」

大きく背伸びをして、幸丸は軽く体を動かし始める。

幸丸「んー、良い朝だー!これは、一日良い事が起きるな!間違いない!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

778: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:29:38.88 ID:vJC45SLg0
 

文「あ、おはようございます」

幸丸「…………ふぁあ!?」

部屋から出るとそこには文の姿があった。

幸丸「な、ななな!?」

文「いや、そんなに驚かないでくださいよ。博麗神社に遊びに来たので、ついでにお話でもと……」

幸丸「な、なんだ。てっきり誘拐……」

文「……いい加減、そのイメージ止めてくれません?」

何話す?

自由安価直下

782: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:38:02.95 ID:vJC45SLg0
下駄はいてないと背低いんだね

幸丸「……文ってあの下駄履いてないと結構背低いんだね」

文「うぐぅ、痛いところを……でもまぁ?貴方よりかは大きいですけどねー」

幸丸「はぁー!?オレはまだまだ大きくなりますぅー!文よりも大きくなりますー!」

文「あっはっは、何十年後ですかね?それとも、何百年?」

幸丸「うぐぐ……っとう!っとう!」

文「ふふふ、背伸びをしても届かない世界があるということを教えてあげましょう……」

幸丸「頭を押さえるなぁー!」

文「……うっわ。なんでこんなにサラサラなんですか。うらやましい……これが、若さ……?」

幸丸「撫でるなぁーっ!」

好感度上昇

文10「ま、身長は抜かされませんよ」

783: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:40:37.21 ID:vJC45SLg0
朝2

文「はっはっはー、少年よ。頑張りたまえ」

幸丸「ふ、福の神であるオレに何て態度をー!?」

文「知らない知らなーい」

幸丸「ふ、福あげないからなぁ!?」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

785: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:44:27.28 ID:vJC45SLg0
文「それじゃ、私はそろそろ帰りましょうかねー。じゃ、またどこかで会いましょうね」

幸丸「あ、うん!じゃあな文!」

文「はいはーい」

ウインクをして、文は瞬き一つの間に目の前から消えてしまった。

幸丸「……!?き、消えた……!?」

幸丸「…………と、とりあえず。ご飯食べよ……」

786: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 22:47:55.58 ID:vJC45SLg0
――――

――



紫苑「……」

幸丸「…………」

貧乏神と福の神が、同じ食卓を囲んでいる。

幸丸「……霊夢は」

紫苑「どっか行った」

紫苑はそっけなく返事をしたが、とても美味しそうにご飯を食べている。

幸丸「……美味しそうに食べるな」

紫苑「美味しいもの」

何話す?

自由安価直下

789: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 23:00:47.46 ID:vJC45SLg0
お前の幸せとは何だ?

幸丸「お前の幸せって何だ?」

紫苑「は?」

幸丸「だーかーらーっ!貧乏神の幸せって何!」

紫苑「……貧乏神にそんなこと聞かないでよ、それはお前の専売特許でしょ」

幸丸「専売……?あーもー!オレがお前を幸せにするんだから!いいから、何が幸せか言えー!」

紫苑「さぁ。私が幸せになれるか知らないけど――」

そう言って、紫苑は幸丸の卵焼きを二ついっぺんに取る。

幸丸「――あっ!?」

紫苑「うまうま。んー、幸せー」

幸丸「お、お前ーっ!?か、返せぇ!」

好感度上昇

紫苑5「うまうま」

790: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 23:05:25.55 ID:vJC45SLg0
昼1

紫苑「さっすが幸福の神様ー。お恵み感謝感謝ー」

幸丸「ぐ、ぐぬぬぬぬぬ――」

紫苑「……どしたの」

幸丸「幸せになってくれて嬉しいんだけど、なんか!悔しい!」

紫苑「…………」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

792: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 23:10:54.54 ID:vJC45SLg0
霊夢「ただいまー」

幸丸「あっ!き、聞いてよ霊夢ー!?あ、あの貧乏神が!オレの卵焼きを!?」

霊夢「……知らないけど、その貧乏神。もう居ないみたいよ」

幸丸「え……あーっ!?に、逃げた!あいつ、逃げたー!?」

霊夢「はいはい、分かった分かった」

何話す?

自由安価直下

794: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 23:24:53.15 ID:vJC45SLg0
賽銭箱に福パワー注入

幸丸「……本気を出そう!」

霊夢「今まで本気じゃなかったの?」

幸丸「本気!これからはもっと本気!ちょっと待ってて、お賽銭箱に福パワーを注入してくるから」

霊夢「えっ……!」

幸丸「見てろよ!この辺で一回、ちゃんとオレが福の神様であるということを教えてやろーう!」

そういって、幸丸は外に出て賽銭箱まで向かっていく。

霊夢「…………」

その幸丸に、何も言わずに。目を輝かせながら、霊夢はついていく。

結果は?

コンマ0で成功

究極の幸福+1

貧乏神-1

800: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 23:35:04.05 ID:vJC45SLg0
コンマ9 失敗

霊夢「…………何も起こらないんだけど」

幸丸「ふ、増えてるから!ちょっとだけ!」

必死に言っている幸丸を退けて、霊夢は賽銭箱の中を覗く。

霊夢「……あー、確かに。ちょっとだけあるわね」

幸丸「だ、だろ!?ほ、本当はもう!溺れるくらい出せるんだけどさー!いやぁ、貧乏神のせいで――」

霊夢「まあでも、ちょっと見直したわ。それじゃあ、今日一日中はそれやってお賽銭箱を埋めなさいね」

幸丸「えっ!?」

霊夢「当たり前でしょ?」

幸丸「…………う、うおおおおおっー!」

好感度上昇

霊夢7「やればできるじゃない」

801: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 23:40:13.37 ID:vJC45SLg0
昼2

霊夢「……全然増えてないじゃない」

幸丸「まっ――あー……っ!はぁ、もう少しだからぁ――」

汗をだらだらたらし、息を切らしながら。幸丸は言う。

霊夢「……もう良いわよ。ほら、お水持ってくるから」

幸丸「ううううううううぅ――!こんなはずじゃぁ――!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

804: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 23:49:20.20 ID:vJC45SLg0
――――

――



~人里~

幸丸「…………はぁ」

とぼとぼと幸丸は人里の道の端っこを歩いている。

幸丸「貧乏神がいなければぁ、出来てたのにぃ……貧乏神ぃ……」

誰に会った?

自由安価直下(人里に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

807: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 23:51:32.63 ID:vJC45SLg0
コンマ6以上で人里営業中

コンマ直下

究極の幸運+1

811: ◆z07gL4YySg 2019/09/13(金) 23:53:27.22 ID:vJC45SLg0
コンマ3 失敗

※再安価します

誰に会った?

自由安価直下(人里に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

814: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 00:00:19.16 ID:wd0m7wJQ0
?「……おや、どうしたんだい君」

幸丸「う……」

誰かが声をかけてきて、幸丸は顔をあげる。

?「寺子屋の生徒じゃないな……どこの子だい?お父さん、お母さんは・」

慧音初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1



821: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 20:32:33.08 ID:wd0m7wJQ0

※こんばんは、

※やっていきます。

慧音2「……態度をなぁ」


幸丸「オレに父や母はいなーい!だって神様だから!」

?「……は?」

幸丸「オレは福の神様、事穂木幸丸!えーっと、お前は?」

慧音「…………上白沢慧音、寺子屋で教師をしているよ」

幸丸「そうか慧音かー。宜しくーっ!」

何話す?

自由安価直下

824: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 20:41:41.48 ID:wd0m7wJQ0
授業でオレの偉大な神話を語ってくれてるよな

幸丸「それで、ちゃーんと学校でオレの偉大な神話を語ってくれてるよなっ!」

慧音「……いや、別にしていないが」

幸丸「……なんですよっ!?」

慧音「事穂木幸丸……、聞いたことのない名前だ。それに、福の神と言ったら七福神のほうを思い浮かべるしな」

幸丸「七福神……!?あ、あいつらよりかオレの方が凄い!」

慧音「それでも、教科書に君の名前は載っていないがな」

幸丸「がーん……何でぇー!?」

慧音「それに君は何をしたんだ?神話というくらいなら、何かやっているんだろう?」

幸丸「ふっふっふー、偉大な神様とかは何もしなくても、ただ歩くだけで神話となる……」

慧音「何もしてないんだな」

幸丸「言い方ーっ!」

好感度上昇

慧音3「聞いたことないがな」

825: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 20:44:53.03 ID:wd0m7wJQ0
夜1

幸丸「むっ……もう夜?早くない?」

慧音「ほら、君ももう帰ったほうがいい。こんな夜遅くは危ない」

幸丸「福の神様であるオレは!こう、幸運だから危険にならない!」

慧音「例えば、ぼったくりとか。例えば誘拐とか――」

幸丸「ゆ、誘拐は不味い!?か、帰るーっ!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

827: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 20:51:01.98 ID:wd0m7wJQ0
――――

――



~守矢神社~

幸丸「ひ、ひーっ……!ひー……っ!」

全速力で飛んで行った先で、幸丸は止まり、息を整えている。

幸丸「ど、こだぁ。ここ……!?」

幸丸「……神社、だなぁ……はぁ。はぁ……おえ。ちょっと、中入ろう……」

軽く吐き気をも要しながら、幸丸は山の上の神社に入っていく。

誰に会った?

自由安価直下(守矢神社に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

830: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 20:53:37.37 ID:wd0m7wJQ0
コンマ7以上で会ったことのない天狗

コンマ直下

究極の幸運+1

832: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 20:59:02.99 ID:wd0m7wJQ0
幸丸「うぅ、お昼も頑張ったから何時もより辛い……」

?「んー…………?」

廊下を歩いていると、遠くから幸丸を見て首を傾げた女性がこちらに向かって来る。

?「おーい、そこの君ー!どうしたのよー!」

はたて初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

834: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 21:10:17.97 ID:wd0m7wJQ0
はたて4「なんか苦手ー……」

幸丸「……何だよぉー、福の神であるオレにぃー!」

?「へ?」

幸丸「オレは福の神だぞ!?もっとさぁ、敬えよぉー!.というか、誰だよぉ!」

はたて「……姫海棠はたてだけど。何、お前……?」

何話す?

自由安価直下

836: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 21:26:02.40 ID:wd0m7wJQ0
オレが福の神と信じてないな

幸丸「……お前ぇ、オレが福の神だと信じてないなぁー!?」

はたて「いや、まあ。信じられないし」

幸丸「いーまーはー!ちょっと、こう……能力の対象をこの世界にしてるから皆を幸福にできないだけで!一人一人に対して本調子が出ないだけだぞっ!」

はたて「いや、知らないけど……」

幸丸「あーあーあー!言ったなーっ!?お前にはオレの福パワーぜーったいにあげないから!自分で幸福になれ!」

はたて「……ん?」

幸丸「うわぁー!霊夢もオレのこと福の神って信じてる感じしないし!さっきの慧音も信じてなさそうだし!どれもこれも――貧乏神のせいだぁ!あいつが居なければぁ!」

はたて「いや、一人で騒がないでよ……貧乏神?」

幸丸「そうだそうだ!オレだって!本調子が出ればぁ!」

好感度上昇

はたて5「……本当に何?」

837: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 21:30:03.50 ID:wd0m7wJQ0
夜2

幸丸「…………うぅ」

はたて「なんか心配して損したわぁ……かーえろ」

幸丸「不幸になれとか言わないけどさぁ……もっとさぁ……うぅ。福の神、だよぉ?」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

840: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 21:35:36.55 ID:wd0m7wJQ0
早苗「何ですか、騒がしい――」

幸丸「早苗ぇえええええっ!」

早苗「うひゃあ!?」

涙目になりながら、幸丸は早苗に抱き着く。

幸丸「お前は!オレのことを福の神だって信じてるよな!?信じてるよねぇ!?」

早苗「ちょ、待って。落ち着いて……!」

何話す?

自由安価直下

842: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 21:45:07.84 ID:wd0m7wJQ0
よしよしする

早苗「……よしよし。ほら、落ち着いて……」

幸丸「あうぅ……ぐす」

早苗「……私は信じてますよ、貴方が福の神様だって」

幸丸「…………ほんと?」

早苗「嘘じゃないですよ」

幸丸「うぅうううううう――!早苗ぇ――!」

早苗「よしよし、よーしよしよし」

幸丸「だってぇ、皆さぁ…………!」

早苗「……可愛いなぁ」

好感度上昇

早苗10「よしよし」

843: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 21:53:08.22 ID:wd0m7wJQ0
早苗「……ほら、もう遅いですから。もう帰りましょう?」

幸丸「あうぅ」

早苗に撫でられながら、幸丸は涙目で早苗を見る。

幸丸「…………うぅ」

早苗「うわー…………っ!ん、んんっ!ほら、霊夢さんも心配してますよ、きっと」

幸丸「…………」

どうするよ

1 それもそうだなぁ……帰ろ
2 福の神のありがたみを思い知らせてやるために帰らん!

安価直下

847: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 22:02:12.79 ID:wd0m7wJQ0
幸丸「……それもそうだなぁ……帰ろ」

早苗から離れ、幸丸は目を真っ赤にしながら玄関に向かっていく。

幸丸「貧乏神だけに博麗神社を任せておけないからな……うんうん。オレは博麗神社を幸福にしないといけないからな……!」

早苗「…………」

幸丸「じゃあな早苗ー……」

早苗「ええ、さようならー……ああ。ちょっと惜しいことしたかも――んんっ!いけないイケナイ」

――――

――


848: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 22:03:55.29 ID:wd0m7wJQ0
~博麗神社~

幸丸「…………ふぁあ」

お風呂に入った後、幸丸は寝巻に着替える。

幸丸「……お休みぃ」

849: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 22:07:17.95 ID:wd0m7wJQ0
夢の世界判定

コンマ8以上で夢の世界へ。

究極の幸運+1

851: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 22:12:27.40 ID:wd0m7wJQ0
コンマぞろ目 成功

~夢の世界~

ドレミー「……また来たの?」

幸丸「……うん」

ドレミー「あら……?なんか元気ないけど、どうかしたの幸丸君?」

幸丸「うぅ……ドレミー……」

何話す?

自由安価直下

853: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 22:25:49.03 ID:wd0m7wJQ0
みんなを幸せにして福の神ということを示したい

幸丸「皆がオレを福の神だと信じるために、皆を幸せにしたい!」

ドレミー「皆を幸せに?」

幸丸「だってさ、皆が福の神だって信じてくれないのは、オレが皆の事を幸せにしてないからでしょ?だったら!皆を幸せにしたらオレを福の神だと認めてくれる!」

ドレミー「私は貴女のおかげで幸せになれたけどね。あのお酒、美味しかったわー」

幸丸「ほんとっ!?えへ、えへへへへ――」

照れたように、自分の顔を撫で繰り回す幸丸。

幸丸「……こほん!とにかくーっ!オレは皆を幸せにしたい!だって、福の神だから!」

ドレミー「良い子ねぇ」

幸丸「どうすれば、皆を幸せにできるかなぁ?さんこーまでに!意見を、聞きたい!」

ドレミー「…………意見ねぇ」

どうすれば皆を幸せにできるかな

自由安価直下

856: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 22:37:35.22 ID:wd0m7wJQ0
ドレミー「じゃあ、修行したら?」

幸丸「修行?」

ドレミー「えーっと、貧乏神にも負けないほどのパワーがあれば、皆を幸せにできるでしょう?」

幸丸「はっ……!」

ドレミー「君は人の喜びを最大限喜べる人だから、きっとできるわよ。福の神様らしく、皆を幸せに」

幸丸「…………修行って、なにすんの?」

ドレミー「…………それは、知らないわ」

好感度上昇

ドレミー7「みんなを幸せにできるわよ」

857: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 22:43:17.59 ID:wd0m7wJQ0
ドレミー「それじゃあ、さようなら。ひそかに応援してるわよ、幸丸君」

幸丸「うん、それじゃあね――――」

――――

――


858: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 22:43:45.87 ID:wd0m7wJQ0
三日目終了

【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。


【好感度一覧】

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

霊夢7「やればできるじゃない」

文10「ま、身長は抜かされませんよ」

紫苑5「うまうま」

女苑6「幸福になってお金欲しいわー」

萃香5「素直だしねー」

ドレミー7「みんなを幸せにできるわよ」

早苗10「よしよし」

椛10「子供らしいなぁ」

青娥8「幸福は平等、ね」

慧音3「聞いたことないがな」

はたて5「……本当に何?」

860: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 22:53:34.98 ID:wd0m7wJQ0
四日目

朝1

幸丸「……んー!よく、寝たぁ!」

目をぱっちりと開き、幸丸は外を見る。

幸丸「よぉし、ぜーったいに博麗神社を!そして皆を!幸せにしてみせるぞーっ!」

幸丸「…………まず、ご飯だな!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

863: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 23:05:58.31 ID:wd0m7wJQ0
――――

――



紫苑「……何でまたお前と」

幸丸「それはこっちのセリフだーい!」

箸をカチカチ鳴らし、威嚇する幸丸。

紫苑「行儀が悪い、程度が知れるわー……それで。今日は何をくれるのかしら」

幸丸「何もあげないから!これは、オレが食べるご飯だ!」

何話す?

自由安価直下

866: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 23:15:43.67 ID:wd0m7wJQ0
※幸丸君が貧乏神を好みのタイプ…………。

コンマ判定

コンマ9以上で好みのタイプだのに

コンマ直下

究極の幸運+1

貧乏神-2

 

877: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 23:34:49.66 ID:wd0m7wJQ0
 
ブスッとしてないで笑ったらどうだ勿体無い正直好みのタイプだのに

幸丸「…………なぁ」

紫苑「……何よ」

幸丸「そんなにずーっとブスーっとしてないで、笑ったら?」

紫苑「は?余計なお世話よ」

幸丸「勿体ない……正直、好みのお顔なのに」

紫苑「…………はぁ?」

幸丸「ま、顔だけ!だけどねー……顔で一点、貧乏神で引く一万点……」

紫苑「…………本当に、生意気」

幸丸「そーんな性格も、引く一万点」

紫苑「けっ」

幸丸「べーっだ!」

好感度上昇

紫苑6「……本当に、生意気」

878: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 23:37:14.94 ID:wd0m7wJQ0
朝2

紫苑「…………」

幸丸「…………」

紫苑「…………ごちそうさま」

幸丸「ごちそうさまでしたーっ!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

881: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 23:41:37.38 ID:wd0m7wJQ0
――――

――



文「……なんか、機嫌悪そうですね」

幸丸「なーんーだーよー!」

縁側で足をバタバタ動かしていると、いつの間にか隣に文が座っていた。

幸丸「……やっぱり貧乏神は嫌いだ」

文「あややややや……」

何話す?

自由安価下2までのもの

889: ◆z07gL4YySg 2019/09/14(土) 23:53:40.68 ID:wd0m7wJQ0
コンマ0 成功

※ついでだ、思春期むっつり判定だ。

幸丸君●●●なの耐性あるの?

コンマが高いほどむっつり

コンマ直下

⑨-2

904: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 00:04:00.24 ID:pWu1XR1C0
コンマぞろ目 むっつり

※⑨のくせに、そういう知識だけ興味津々な思春期幸丸君マジ可愛い。

905: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 00:09:17.21 ID:pWu1XR1C0
あまり私の脚を凝視しないでください

文「………ちょっと、幸丸君」

幸丸「…………へっ!?」

文「その、あまり私の足を見つめないでください……」

幸丸「うぇ!?え、あ……ち、違うっ!み、見てないっ!あ、文の脚とか見てないっ!」

文「いやいや、そんなこと言ってじーっと見つめてたじゃないですか……うりうり」

幸丸「やめっ、止めろぉ!お、オレは福の神だぞ!そ、そんなもの見ない!」

文「いやぁ、神様といっても。男の子ですねぇ……」

幸丸「みーてーなーいー!本当に、見てないっ!」

文「……えっちー」

幸丸「文ぁー!」

906: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 00:16:57.06 ID:pWu1XR1C0
嫌いなら何で自分から貧乏神に構おうとするんです?

幸丸「本当にあの貧乏神!大っ嫌いだ!」

文「……あの、疑問なんですけど」

幸丸「何だよぉー!」

文「そんなに嫌い嫌い言ってるのに、なんで自分から貧乏神に構おうとするんです?」

幸丸「…………?」

文「だって、嫌いなら無視しておけばいいじゃないですか。好きの反対は嫌い、ではなく無関心。と言いますし】

幸丸「……だって!オレはあいつも幸せにしなくちゃいけない!」

文「…………ふぁあ!?」

幸丸「博麗神社も幸せにする、それであの貧乏神も幸せにする!そして、みんな幸せにする!そうすることで、オレが福の神であることを皆に知ってもらうのだぁー!」

文「あ、え……ああ。そういう意味ですか、はぁ。びっくりさせますね……」

幸丸「それに、皆を貧乏にさせる奴なんてほっとけないからな!嫌いだけど、接触しなくちゃな!」

文「…………頑張ってるんですねー」

好感度上昇

文11「頑張ってますねー」

907: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 00:19:57.47 ID:pWu1XR1C0
昼1

文「……はっ!福の神の力を利用して、ラッキー   を……!?」

幸丸「してなーいっ!そ、そんな感じに神の力を使うわけ、ないだろーっ!?」

文「いやぁ、しかし。少年の行動力は――」

幸丸「行動しなーい!オレを、ば、馬鹿にすんなぁ!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

909: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 00:25:40.31 ID:pWu1XR1C0
文「おお、怖い怖い――じゃ、私はこの辺で!」

幸丸「あっ!待て文ぁー――――っ!?」

呼び止めようとするが、天狗の速度に勝てるわけもなく。逃げられてしまう。

幸丸「……ううううううっ!」

顔を真っ赤にしながら、唸り声をあげる。

霊夢「…………ねぇ、五月蠅いんだけど。なんかあった?」

幸丸「うひゃあ!?れ、霊夢!?い、居たの!?」

霊夢「……ここ、うちの神社なんだけど、居ちゃ悪い?」

幸丸「わ、悪くない!ぜーんぜん悪くない……ん、だけど……」

霊夢「……?」

何話す?

自由安価直下

919: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:01:28.41 ID:pWu1XR1C0
※やってきます。

何か福パワーの集まってる所知らないか?

幸丸「なんか福パワー集まってるところ知らないか?」

霊夢「知らない」

幸丸「……知らなくてもちょっとは考えろよぉー!」

霊夢「まず福パワーっていうのをあんたからしか聞いたことがないんだけど」

幸丸「そりゃあ、福パワーはオレしか!福の神のオレにしか見えないからな!」

霊夢「……じゃあ知らないわよ」

幸丸「…………?」

霊夢「いやいや……まぁ、さぁ。幸せそうな人の所には、あるんじゃないの?」

幸丸「幸福な人の所に福パワーがあるのは当たり前だろー!もっと考えて考えろぉ――うああっ!?ぼ、暴力ぅー!?」

霊夢「言葉遣い」

好感度上昇

霊夢8「福パワーとか知らないわよ」

920: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:02:23.26 ID:pWu1XR1C0
昼2

幸丸「……殴られたぁ」

霊夢「ふん」

幸丸「オレ、福の神なのにぃ……博麗神社を、幸せにするのにぃ……っ!」

霊夢「神様だろうが、ムカついたらやるわ」

幸丸「ひえっ……」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

925: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:08:19.92 ID:pWu1XR1C0
――――

――



~守矢神社~

幸丸「…………うぅ」

気分転換に散歩に行ってる来ると言って、幸丸は適当にこの神社にやってきた。

幸丸「なんでだよぉ、オレ。なんもしてないじゃん……」

幸丸「……ぐすん」

誰に会った?

自由安価直下(守矢神社に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

930: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:13:32.37 ID:pWu1XR1C0
早苗「あ、幸丸さん。こんにちは」

縁側で洗濯物を干していた早苗と目が合い、挨拶をされる。

幸丸「……こんにちは」

早苗「あれ、元気がないですけど。どうかしましたか?」

幸丸「…………うぅ」

何話す?

自由安価下2までのもの

933: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:21:47.31 ID:pWu1XR1C0
福パワーで何かいいことが起きる

幸丸「オレ、オレ……福の神なのにさぁ。皆を、幸せにするのに、幸せにするのにぃー……」

早苗「ちょ、ちょっと。幸丸さん?」

幸丸「皆を、笑顔にして。幸福にして……だから、だからぁー…………っ!」

早苗「私は貴方が福の神様だって、信じてますから。ちゃんと、笑顔にできてますから……」

幸丸「…………じゃあ、もっかい笑顔にさせる」

早苗「……へ?」

幸丸「うぬ、うぬぬぬぬぬ――――っ!」

早苗の隣で、幸丸は。両手を前に突き出して――。

コンマ0で、なんか起こったり

究極の幸運+1

繰り返し+1

935: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:24:17.17 ID:pWu1XR1C0
コンマ0 成功

何が起こった?

自由安価直下(内容によっては再安価)

941: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:31:11.13 ID:pWu1XR1C0
※博麗神社でやってないから再安価かなぁ、とも思うし。ちょっとずれた幸運もそれっぽいからコンマかなぁ、と思う。

※…………コンマだな!失敗したら再安価!

コンマ7以上で成功!

コンマ直下

究極の幸運+1

944: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:34:48.27 ID:pWu1XR1C0
コンマ6 失敗

※んじゃ、再安価します。

何が起こった?

自由安価直下(内容によっては再安価)

948: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:44:14.22 ID:pWu1XR1C0
幸丸「…………」

早苗「…………?」

何かが起こったような気がするが、その場で特に変化は起きなかった。

早苗「……何も起こらないですね」

幸丸「そ、そそそっ!そんなわけない!い、いまめっちゃ福パワー集まってたもん!」

早苗「そうなんですか?」

幸丸「そうなのーっ!集まってて、消費されたから絶対になんか、出来たの!」

早苗のぐらぐら揺らしながら、幸丸は必死に説明する。

早苗「…………そうですね。確かに今、私幸せですね」

幸丸「……へっ!?」

早苗「めっちゃ嬉しいです」

幸丸「…………なんも起こってないのに?」

早苗「ええ。すっごい嬉しいです……私の為に、ありがとうございますね。幸丸さん」

そういって、早苗は幸丸の頭を撫でた。

幸丸「……んー?」

950: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:49:34.24 ID:pWu1XR1C0
どうすればみんなを幸せにできるか

幸丸「……どうすれば、皆を幸せにできるかななぁ」

早苗「どう、すれば?」

幸丸「オレは!皆を幸せにしたいの!不幸な人なんていない、皆ハッピーな世界にしたいのっ!だから、オレが皆を幸せにしないと……」

早苗「…………福の神様、だからですか?」

幸丸「うん!だって、オレが!福の神様だから!」

早苗「……私も手伝えるなら手伝いたいんですけど。皆を、幸せに……」

幸丸「やっぱり、福の神様としてもっともっと強くならないと、皆を幸せにできないのかなぁー……」

早苗「私は、幸せですけどね」

幸丸「…………お前限定じゃダメなのーっ!」

早苗「ですよねぇ」

好感度上昇

早苗11「私は幸せなんですけどねぇ」

951: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:51:52.80 ID:pWu1XR1C0
夜1

幸丸「……いつまで撫でてるの」

早苗「今すごく幸せなので、もう少し……」

幸丸「ほんとっ!?じゃあ、もっともっと撫でていいぞ!」

早苗「すっごい良い子。けど、なんか騙してるような……」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

954: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 21:57:53.14 ID:pWu1XR1C0
早苗「では、私はそろそろ。名残惜しいですけど……」

幸丸「ん。仕事があるなら仕方ないな!オレも皆を幸せにするのが仕事だし!」

早苗「ふふっ……では。言ってくれればお茶くらい出しますので、いつでも言ってくださいね」

そう言い残して、早苗は神社の中に入って行った……。

955: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:02:38.15 ID:pWu1XR1C0
――――

――



椛「どうも、こんばんは」

幸丸「うん?」

縁側で星を眺めていると、足音とともに椛がやってきた。

椛「仕事が早く終わったので来てみたんですけど……福の神様は何やってるんですか?」

幸丸「暇だから星見てたー!」

椛「…………平和ですねぇ」

何話す?

自由安価下2までのもの

958: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:09:17.97 ID:pWu1XR1C0
椛ってモテモテなの?

幸丸「椛ってモテモテなの?」

椛「……唐突ですね」

幸丸「だって、なんかさぁ。モテモテーって!感じじゃん?」

椛「はぁ。いや、別にモテモテじゃないですけど……」

幸丸「そうなの?」

椛「そうなんですよ」

幸丸「…………その。相手とかいないの?」

椛「んんっ……!それ以上は、止めましょう?ほら、別に気になってる人がいるわけじゃないですし」

幸丸「……そうなの?」

椛「な、なんかすごく聞いてきますね」

959: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:16:08.46 ID:pWu1XR1C0
今幸せ?

幸丸「椛って、今幸せ?」

椛「……そうですね。まぁ、それなりに」

幸丸「何だよぉー。それなりにってー」

椛「そりゃあ、上司はうざいしめんどくさいことも多いですけど。将棋は楽しいし、お酒は美味しい……不幸と幸福を比べて、最近だとちょっと幸福が多いから、それなりに?」

幸丸「……じゃあ、幸せなの?」

椛「ですかね」

幸丸「ならよし!幸せなら良し!」

椛「福の神様に言われるのなら、良かったです」

幸丸「それなりの幸せでも!大事にしてなー!」

椛「ええ」

好感度上昇

椛11「それなりに幸せですよ」

960: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:17:54.94 ID:pWu1XR1C0
夜2

幸丸「…………」

椛「……尻尾、触ります?」

幸丸「っ!?い、良いの!?」

椛「どうぞどうぞ」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

964: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:29:52.51 ID:pWu1XR1C0
――――

――



~博麗神社~

幸丸「ただいまぁー」

十分にモフモフした後、博麗神社に帰ってきた。

幸丸「いやぁ、満足満足……幸せだったぁー」

幸丸「…………ふぁあ」

1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

967: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:33:13.07 ID:pWu1XR1C0
※霊夢とは今日話したので下にずらします。

コンマ8以上でにゃんにゃん

コンマ直下

究極の幸運+1

971: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:36:25.44 ID:pWu1XR1C0
コンマ2 失敗

※再安価します。

何する?

1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

974: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:40:34.40 ID:pWu1XR1C0
?「よお、何してんだ?」

幸丸「……んー?」

後ろから声を掛けられ、ゆっくりと振り返る。

魔理沙初期好感度判定

好感度判定直下

究極の幸運 +1

976: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:45:24.44 ID:pWu1XR1C0
魔理沙5「元気だなぁ」

幸丸「……あ!魔理沙!」

魔理沙「おっす幸丸」

魔理沙は手をヒラヒラ動かして、挨拶をする。

幸丸「……おっすおっす!」

魔理沙「お、おう。元気だな、ほんと」

何話す?

自由安価直下

978: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:59:05.95 ID:pWu1XR1C0
福パワーを増やせる魔法知らない?

幸丸「……福パワーを増やせる魔法知らない?」

魔理沙「何だよ福パワーって……」

幸丸「む、むむむ。福パワーっていうのはー!福の神様のオレだけが見えるパワー!それを、集めて使って!皆を幸せにできる!」

魔理沙「へぇー……じゃあ。それを沢山持ってるやつが幸せになれるのか」

幸丸「大体そんな感じ!んで、その福パワーを増やせる魔法を――」

魔理沙「いや、知らねぇよ。大体今初めて知ったんだから知るわけないだろ?」

幸丸「…………はっ!?た、確かに……!」

魔理沙「分かってくれて何より」

好感度上昇

魔理沙6「福パワーを集める魔法とか知らねぇよ」

979: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 22:59:41.64 ID:pWu1XR1C0
※ちょっと修正。

魔理沙6「福パワーを増やす魔法とか知らねぇよ」


980: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 23:01:51.20 ID:pWu1XR1C0
魔理沙「んじゃ、私はもう帰るかな。お前は?」

幸丸「…………」

何も言わず、幸丸はうとうとと目を擦っている。

魔理沙「聞くまでもなかったな。んま、沢山寝て大きくなれ。それじゃ、お休みー」

幸丸「……お休みぃー……」

――――

――



夢の世界判定

コンマ8以上で夢の世界へ。

究極の幸運+1

983: ◆z07gL4YySg 2019/09/15(日) 23:04:10.42 ID:pWu1XR1C0
コンマ0 成功

※んじゃ、次スレ立ててきます。

※スレ最初のAA決めてないんだけど、なんか使いたいキャラいますか?できれば、幸丸と交流がある子。



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