前回 前川被害者事件簿 その2

2: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:23:43 ID:b67




みく「もうキレたにゃ。」

老P「まぁまぁ待ちなさい。彼らもね、いつも、きっとわざとしているわけではないから……たぶんね?」

みく「そっちのがタチ悪いにゃ。何なんですかあれは。」

老P「前川くん、口調が……」

みく「いいえ、これに関しては正式に抗議させていただきます……何で私なんですか。私以外にも適役はいるはずです。」

老P「それはもちろんそうだ。だが君はその中でも最適でね……」

みく「他の可能性を試してもいないのに何でそんなことがわかるんでですか……にゃ。」

老P「お、自分の可能性を諦めていないな?いいぞその調子だ。」

みく「気の迷いです。いいから理由を聞かせてください。その理由が真っ当なものではなかったらみくはこのお話を辞退させていただきます。」

引用元: 【モバマスSS】前川被害者事件簿 その3 



3: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:24:18 ID:b67
老P「いやいや、それは困るんだ……ううん。そこは長年の勘というか……ティンときたというか……まあフィーリング半分だよ。」

みく「もう半分は?」

老P「……諦め、かな……」

みく「ダメじゃん!諦められちゃってんじゃん!みく以外の選択肢を見ようとすらしていないじゃん!」

老P「もういいや、正直に言うとね、君という波動関数を観測してしまったから状態が収縮してしまっているんだよ。君以外の重ね合わせの係数は0なんだ。」

みく「みくはボーアらの考えには染まらないにゃ。きっとみく以外の他の誰かが食い止めている世界もあるはずにゃ。みくはそう信じているにゃ。」

老P「多世界解釈はポパーの言うところによる科学の定義を満たさない気がするからねぇ……隠れた変数の理論にしてもベルの不等式の破れがあるわけだし、それを理由に断られると僕もちょっと困るんだよ、前川くん。」

みく「みくはこれからもっと困ることになるんだよぉ……? 」

老P「それに関しては本当にすまないと思っているよ……帰ってきたらご褒美を用意しておくよ。それならいいだろう?」

みく「……みくはそんな現金な女じゃないのにゃ……まあもういいにゃ。どうせ断っても最終的にはみくのところにお鉢が回ってくるんだから。」

4: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:24:55 ID:b67
老P「────君にそう言ってもらえると、本当に助かるよ。……まったく、君におんぶに抱っこになってばかりだね、僕は……いや、みんなか。」

みく「まあ、確かに初心者にあれを任せるわけにはいかないし……それで、なんなのにゃ。」

老P「え?」

みく「え、じゃないにゃ。ご褒美。……みくのために、用意してくれるんでしょ?」

老P「○ュール。」

みく「は?」

老P「は、じゃないにゃ。チ○ールにゃ、チュ○ル。ねこまんま。」

みく「まず還暦間近の男が猫語を使うなにゃ!!次に変なとこでリアル猫扱いはやめろ!!!最後にねこまんまはちょっと意味が違う!!!!」

老P「はっはっは。その調子ならきっと大丈夫だろう。 ……本当のご褒美はちゃんとしたやつだよ。期待して待ってくれたまえ。」

みく「……前もそんなこと言ってカツオの一本釣りロケがご褒美だった気がするんにゃけど?」

老P「はっはっは。そんなこともあったか、はっはっは。それは面白い、はっはっは。」

みく「そこはかとない怪しさにゃ……まあ幸子チャンよりマシだと思うべきか……」

老P「そうそう。だから頼むにゃ、前川くん。」

みく「だからやめろっつってんだろ」

5: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:25:10 ID:b67







みく「お疲れ様でーす!今日から新番組、よろしくお願いしまーす!」

番組スタッフA「前川さん!!!やっときてくれた!!!」

みく「え、なんですかこの雰囲気は……まさか!」

番組スタッフA「ええ、もう既に始まってしまっているんです……あれがっ!!と、とにかくこちらへ……」

みく「わ、わかりましたにゃ。とにかく現場へ案内して……うひゃぁ! なんにゃ、この甘ったるい空気は!? 本当に空気に味がついているかのようにゃ!?」

番組スタッフB「ああ、その声は前川さん! よかった! こちらです……あれを!」

6: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:25:28 ID:b67
P「────み、美優、さん。」

美優「は、はい……なんで、しょうか……」

P「────その、昨日のことなんですが……」

美優「え、あっ……はい。」

P「……そ、その……すごく、楽しかった、です。僕は。誘って、いただき、ありがとう、ござい、ました。」

美優「い、いえ、その…………ううん。はい。それは、とても良かった……!わたしも、とても楽しかったです……一生の思い出になりました。」

P「────美優さん、俺……!」

美優「……ええ、わかっています。私たちはアイドルとプロデューサー。……許されない関係があるということは、わかっています。────わかって、いるんですが……っ!」

P「! 美優さん……美優……っっ!」

7: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:26:45 ID:b67
みく「え、何昼ドラのクライマックスおっぱじめちゃってんのあの二人」

番組スタッフA「どうやら昨日二人でデートしたようで……」

番組スタッフB「撮影所勤務の僕の友達が、二人連れ添って撮影所から出ていくのを職場のみんなで見届けて拍手喝采だったって言ってましたから、うまくいったとは思ってるんですが……」

みく「え、まさかうまく行きすぎちゃった感じかにゃ? あははっ、美優チャンとPチャンに限ってそんなことあるわけ……」


美優「!…………っ」
P「っ…………!」


みく「あったにゃーーーーーーーーーー!?!?!?」

P「うわぁ!? 前川!?」

美優「みくちゃん!? どうしたの大きい声を出して!?」

みく「どうしたもこうしたもないにゃ!! お天道様が許してもこのみくが許さないにゃ!! なんにゃその『the・カップル』みたいな雰囲気は!」

8: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:27:13 ID:b67
P「な、別に僕らはカップルってわけじゃ……!!」

美優「……むぅ。プロデューサーさんの、ばか。……そこはもっとかっこよく……それこそ昨日みたいに……」

みく「美優ちゃんはちっさい声で何ボソボソ言ってるにゃ。ああ、知りたいわけじゃないからいいにゃ。 いいからそこに直りなさい、君たち。みくが直々に沙汰を言い渡すにゃ。」

P「エセ町奉行みたいになっているのは何故だ……? 」

美優「きっと部長さんの影響でしょう……前もこずえちゃんとか雪美ちゃんたちと一緒に暴れ放題将軍のビデオを見ていましたから……」

P「ああ、VHSのあれですか……」

みく「黙らっしゃい! みくはあんな人の影響を受けたりしないにゃ!ちょっとナイスミドルでお茶目でみくのことを一番近くで見てくれてるってだけで、それだけの人なのにゃ!! だから何も思っていないし感じていないのにゃ、何も!」

P「語るに落ちるたぁこのことだ」

美優「み、みくちゃん、部長さんと一緒にお休みを過ごせて良かったね……!」

9: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:27:36 ID:b67
みく「……ま、まぁ? 一緒に時代劇を見る相手もいないのは可哀想だし? みくもたまたま手が空いてただけっていうか……そう、公共の福祉ってやつにゃ。……ってはっっっ!!!いつのまにか美優チャン達のペースに乗せられていたにゃ……! いいから、正座ぁ!早く!!」

P「ふたご座です」

みく「んなこと聞いてんじゃねぇにゃ。会話もまともにできねぇのか? あん? 」

P「ヒェっ……いきなりキレすぎでしょ……にゃ。」

みく「それ流行ってんの?著しく不快だからみくのPチャン含め即刻やめてほしいにゃ。」

P「なんでだよ、可愛いじゃないか。」

みく「成人男性があざとく可愛さアピールしてんじゃねぇにゃって意味なんだが?」

美優「プロデューサーさん、そんな一面もあったなんて……かわいい。」

みく「まさかの少数派」

10: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:28:00 ID:b67



みく「……だからね? 美優チャン達が盛り上がることは別に構わないにゃ。お互いの部屋でもお洒落なバーでもホテルムーンサイドでもどこでもいいにゃ。勝手にやればよろしい。 でもね、みんなの前ではやめようにゃ……」

美優「うう、は、恥ずかしい……!」

P「自重します……。まさか皆さんに見られていたなんて……夢にも思わなかった……」

みく「この男は本気で言っているのか……?」

P「前川、いやにゃんみく。」

みく「一度も呼ばれたことねぇ、その呼ばれ方」

P「ありがとう、気をつけるよ……。こんなくだらない男のせいで、美優さんに迷惑がかかるなんてこと、あっちゃいけないから……!」

美優「プロデューサーさん、私そんな……!」

P「美優……!」

美優「プロデューサーさん……!」

みく「言ったそばから貴様らは」

11: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:28:29 ID:b67
P「でもさ、にゃんみく。俺にだって言い分はあるわけだよ」

みく「その呼び方やめたら聞いてやるにゃ」

P「みにゃくん」

みく「入れ替えればええってもんちゃうぞ!?」

P「いやだってさぁ……美優さんみたいなさぁ……綺麗な人といたらさぁ……俺だってぇ……舞い上がっちゃうじゃん……」

みく「これ以上ないただの惚気じゃねぇかにゃ!? そんなんでみくの人生の貴重な5秒を消費させないでほしいにゃ!」

美優「プロデューサーさん、そんな、綺麗だなんて……」

みく「一旦美優チャンは別室に行こうかにゃ?話進まないからね、ほら、立って立って……スタッフさーん、お願いしますにゃ。」

P「ああ、美優さんと離れ離れになってしまった……くにゃみん、どうしてこんな酷いことを!?」

みく「お前の人格の方が悪影響にゃ、こんちくしょー。呼び方に関しては24通り全部試すまで終わんないのかにゃ……」

P「ゃんみくに。」

みく「まさかの120通りになっちゃった! てかそれどう発音してんの!?」

P「何言ってんだよ、ゃんみくに、じゃねぇか。ほら言ってみろ、ゃんみくに。」

みく「確かに少し言えてしまうが、そこはかとなくむず痒く、気味が悪い発音と文字列にゃ」

P「まさかみくにゃんがこんな可能性を内包していたなんて……」

みく「この哀れな文字列の母はお前だからにゃ?てか普通にみくにゃんって言えてるにゃ!!いや、みくにゃんって呼ばれるのもちょっと違和感あるんだけど……」

12: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:28:59 ID:b67
P「でもさ前川、俺も昨日は美優さんと一緒にお祭りを回れて楽しかったんだ……いろんな思い出も作れたし、その次の日に少し浮かれてしまうのも仕方のないことだと思う。」

みく「急に話を進め出したにゃ……まぁ気持ちはわからないではないにゃ。でもね、節度というものが人の道にはあって、それを逸脱するような極度のイチャイチャは努めて避けるべきにゃ。」

P「ううん……そうかなぁ。」

みく「え、これがお解りになられない? ホントに社会人? 成人男性?」

P「心はいつでも少ね……」

みく「あ、法的な意味の方でお願いします」

P「そうですね、はい。」

13: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:29:19 ID:b67
みく「じゃあ例えば例を挙げてみるにゃ。Pチャンの先輩がいるにゃ?」

P「この世に生きとし生けるものは、みんな何らかの意味で俺より先輩だよ」

みく「そういう育ちの良さを見せつける会話ではないので、静かにしておいてもらえますか?」

P「すいませんでした。」

みく「Pチャンの仕事が溜まりに溜まり、美優チャンと1週間喋っていない中、先輩Pチャンが事務所で眠っていたゆかりチャンをおぶって、あなたの横を通り過ぎて行きました。」

P「ふむふむ」

みく「ゆかりチャンは先輩Pチャンの背中で何やら幸せそうな寝言を呟いています。耳元でそれを聞いた先輩Pチャンは顔を真っ赤にして、社用車の後部座席にゆかりチャンを寝かしました。」

P「ほうほう」

みく「寝かしつけたゆかりチャンを3秒だけ見つめて、そのまま運転席に乗り込む先輩Pチャン。エンジンをかけてアクセルを踏んだその時、『意気地なし……』という、小さな、でもはっきりとした声が一言だけ聞こえましたとさ。」

P「なるほどなるほど」

みく「さてPチャン、この話を聞いてどう思ったかにゃ?」

P「何やってんだよあの人!!!! イチャイチャしやがって!!!!」

みく「よかった、まだ人間らしい感覚を持ち合わせていた!」

14: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:30:22 ID:b67
P「え、てか先輩と水本さん、そんな進んでたの……? 」

みく「というかゆかりチャンがグイグイにゃ。もうグイグイ。しかもあっこは有香チャンと法子チャンがブレインとしてついてるから進行具合も早いにゃ。」

P「ああ、俺たちでいうところの瑞樹さんや早苗さんたちみたいなものか……?」

みく「あれはまた別のベクトルだからにゃ……単に楽しんでるだけというか……実はブレインは別にいるんだけどにゃ。」

P「新事実。てか未成年に手を出しちゃダメでしょう」

みく「基本社会不適合者な割には節々にまともな社会常識の片鱗を見せつけるよね、Pチャン……」

P「まあ先輩もその辺はわきまえてるだろうし、しかも普通にシャイだからね。まったく、水本さんも含めて、見せつけられる周りも苦労するよ。」

みく「ほんとリピートアフターユー。」

P「てか、んにみくゃ、何でそんなこと知ってるの?」

みく「……助手席は、同じく女子寮に送ってもらう別のアイドルがすでに座っていたにゃ。」

P「あっ……御愁傷様です……」

みく「お前も人のこと言えないんだけどにゃ……まぁそういうわけで自重するときは自重する、しなくていいときはご勝手に、ということにゃ。みくは美優チャンからも聞き取り調査をしなきゃならんのでお前はこの辺で勘弁しておいてやる。」

P「ほんとすいませんでした、以後気をつけます」

みく「ん、わかればいいにゃ」

P「お詫びにチュー○をお送りします」

みく「そのネタはもういいにゃ!!」

15: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:30:58 ID:b67



みく「はいはい美優チャン、みくにゃ。要件はもうわかってるかにゃ?」

美優「みくちゃん、すいません……ちょっと周りが見えなくなってしまって、あんなお恥ずかしい……反省しています。」

みく「ん、美優ちゃんは素直で物分かりもよく素晴らしいにゃ。」

美優「でもね、みくちゃん。聞いて聞いて。本当に、昨日は嬉しかったの。」

みく「……ん?」

16: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:31:15 ID:b67
美優「あのね、手を繋いで、お祭りを回れたの……わたし緊張してしまって、すごく強くプロデューサーさんの手を握ってしまったのだけど、プロデューサーさんもわたしの手を握り返してくれて……」

みく「まずい、これは……」

美優「それでね、それでね!一緒に花火を見たんだけど、すごく綺麗だったんだぁ……でも、わたしはプロデューサーさんのほうばかり見ちゃってたから、一番大きい花火を見れなかったんだけど……でも、子どもみたいな表情のプロデューサーさんが、ちょっと可愛かったの。」

みく「美優チャン、ちょっと落ち着いて……」

17: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:31:30 ID:b67
美優「それでね、前みくちゃんから教えてもらった、プロデューサーさんの右袖の部分をきゅって掴むやつ、あれやってみたの。そしたらね、プロデューサーさんに抱きしめてもらっちゃって……ああ、幸せだったなぁ。」

みく「ええ、あれ本当にやったの!? みくの少女漫画知識が役に立つときがくるとは……ってええっっっっっ!?!?!?!? っだだだだだだだだっだだ抱きしめてもらっっっっったて、うえええええええっっ!?!?」

18: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:31:47 ID:b67
美優「それでねそれでね、……それでね。」

みく「う、うん……」

美優「や、やっぱり人に言うのは恥ずかしい、ですね……! みくちゃんは歳下ですし、あまり過激なことを言うのも……」

みく「構わんにゃ、続けて。」

美優「でも……」

みく「ここまで話して最後まで話さないのは美優チャンにとってもモヤモヤすると思うにゃ。そ、それにみくもいろいろ相談に乗ってたし? 結果を聞く権利はあるといいますか? 正直気になって仕方がないといいますか? と、とにかく何があったのにゃ……!? 」

美優「そ、それがね……」

みく「……うん。」

美優「その……ぁぅ……あのね。」

みく「……うん。うん!」

19: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:32:06 ID:b67


美優「頭、撫でてもらっちゃったぁ……!」

20: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:32:23 ID:b67


みく「……は?」

みく「…………は?」

みく「………………は?」


21: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:32:37 ID:b67
美優「よしよしって。ぽんぽんって。してもらったの……!」

22: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:32:54 ID:b67


みく「………………えっとさぁ…………」

23: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:33:09 ID:b67


みく「それはもう、『結婚』にゃ……!?!? 」

24: 名無しさん@おーぷん 19/09/16(月)15:33:22 ID:b67
美優「そ、そんな!それは言い過ぎよ、みくちゃん……!」

みく「いや、間違いないにゃ。だって、夏祭りで男女が手を握って花火を見た後、抱きしめて頭ポンポンだよ? こんなのもうプロポーズ……結婚一歩前、いや、もうその片足を踏み出してるにゃ!!」

美優「そ、そんな……そんなこと……ある、んでしょうか? 」

みく「ちくしょー、Pちゃんも結構やったなぁ……だから美優ちゃん、もう後一息にゃ。次の一手は……」

美優「つ、次の一手は……?」

みく「次の一手は……ちゅ……」

美優「?」

みく「ちゅ、ちゅ、ちゅ、チューにゃ!!!!」

美優「!?!?!?!?そ、そんなこと恥ずかしすぎてできません!!!!!!!!」

みく「大丈夫、みくも一緒に考えるから……そ、そしたらその、どこまで進展したか、またこっそり教えてね……?」

美優「みくちゃん……私のためにありがとう……! そうだ、今度お礼にチュー……」

みく「……ルはもういいにゃ!!!もう!あのオッチャン、今度会ったら覚えとけにゃーー!!」