足柄(01)
大和(21)
青葉(84)
千歳(19)
千代田(89)
大井(07)

以上の艦隊に決定しました!

引用元: ・【艦これ】提督「艦娘とケッコンカッコカリしないで…」 青葉「3ちゃいました!」 




59: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 01:26:01.77 ID:j4RyqYz8o

千代田(89)


ラスト直後

119: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 01:35:23.27 ID:j4RyqYz8o
足柄(01)
大和(21)
青葉(84)
千歳(19)
千代田(89)
大井(07)

秘書艦を決定してください
↓5

 
194: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 14:39:19.38 ID:8nLg8nlJo


【エピローグhttp://www.youtube.com/watch?v=mbp_dnsa1GQ




司令部に書類を提出する。

艦娘がレベル99に達した後にやるのは、それだけだ。

あくまで、軍からすれば、だろう。

しかし、彼女、比叡にとっては、重要だった。

彼女が望むなら、戸籍が与えられる。

それは、人としての人生を送れるという意味だ。

比叡にその話をしたのは12月の第三週。

彼女を呼び出した俺は、ケッコンカッコカリを除き、比叡に与えられる権利を話した。

好きに生きることも、除隊も出来ることも、全てだ。


比叡「自由、ですか……」

「まぁ……そうだな、うん」

比叡「何でも出来るんですか?」

「出来るよ。例えばお隣の提督さん、軽空母の鳳翔さんは除隊して今じゃ割烹やってる」


お隣の提督はある艦娘と結婚した。

彼を尊敬はすれど、恋愛感情まで行かなかった他のレベル99到達した艦娘たちは、それぞれの道を進んでいた。

その一例が、今言った、鳳翔の現在だった。

比叡は俺が渡した書類を見る。

そしてチラリと、俺を見た。


「……」

比叡「……」


沈黙。

比叡が書類を捲くる音だけがここには響く。

どう言葉を切り出そうか。

それに悩み、詰まり、頭を掻く。

ごそりと、俺は指輪をポケット越しに触った。


197: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 14:54:51.70 ID:8nLg8nlJo

「あのな」

比叡「は、はい」

「まぁ、今比叡が書類を見たように、お前には権利が与えられるわけなんだけど……その、な?お前にも苗字が必要になるな」

比叡「で、ですね!」

「あー……うん、それでなんだけど……その、な」


意を決し、俺はポケットから手を出す。

小さな、藍色の小箱。

比叡が固まる。

ごくりと、生唾を飲み込んで、俺はそれを開いた。

小さく輝く銀色。

指輪が、あった。


提督「比叡、俺と同じ苗字に、なってくれないか?」


やけにゆっくりに、自分の声が聞こえた。

心臓が血液を送る音が高くなったように聞こえる。

世界がゆっくりになっていくような感覚。

比叡が震えていた。

手を、俺の手に重ねた。

握る。

比叡が、俺の胸に飛び込んできた。

───ここで、この話は終わりだ。

その後、大よそ3名の艦娘が結婚を迫って来たとか、深雪を養子にしたとか、利根が提督になろうと士官学校に入ったとか。

そんなことが、色々とあった。

だから、この話はここで終わり。

その筋書きはありきたりだが、何しろ艦娘という役者が良い。

その結末は至高と信ずることが出来る。

故に、彼女らの今後の人生は、面白くなると思うよ。




【2代目:比叡とケッコンEnd】

244: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 21:04:38.74 ID:8nLg8nlJo


【4月第一週】



当初、あの大和型が俺に配備されると聞いた時、そりゃぁもう驚いた。

そして感謝したものだ。

まさしく、提督の本懐ともいえる大戦艦を指揮できる。

それは海軍に所属する全ての夢だからだ。

しかし、今はそんな当時の俺を殴りたかった。

浮かれるな、と。


「不幸だ……」


万感の感情を込め、呟いた。

俺の艦隊は、問題児だらけだからだ。


青葉「青葉、見ちゃいました!○○大将と秘書艦さんの逢瀬を!」

足柄「勝利が、戦場が!私を呼んでいるわ!!」

大和「今日も演習……そうですか、大和はお荷物ですか……」

大井「あぁ…北上さん……」

千歳「ちょ、千代田、髪型崩れちゃう」

千代田「あーんお姉ぇ、そんなぁ~」


右を向けば、パパラッチした情報をメモした手帳を覗き込む青葉。

その隣で膝を抱え、なんか黒いのを背負っている大和。

勝利、勝利、大勝利と咆える足柄。

なんか他の艦娘の名前を非常に怖いくらい感情を込めて呟く大井。

姉妹同士のじゃれ合いなのか、くすぐられてる千歳。

非常に怪しい顔をしてくすぐる千代田。

そんな、自由すぎる、問題児(約一名消費資材の問題児)たちの集まり。


「不幸だ……」


俺の胃は、大丈夫なんだろうか?





・レベリング
☆足柄(01)↓1
大和(21)↓2
青葉(84)↓3
千歳(19)↓4
千代田(89)↓5
大井(07)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

253: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 21:08:44.62 ID:8nLg8nlJo
75
15
01
12
27
60

・レベルアップ!
☆足柄(01) Lv4 MVP!
大和(21) Lv2
青葉(84) Lv2
千歳(19) Lv2
千代田(89) Lv2
大井(07) Lv4

262: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 21:19:23.04 ID:8nLg8nlJo

      ●

      ●

      ●



「あのー足柄さん?」

足柄「何かしら?」

「いや、あの今日の任務なんだけど」


任務。

そう言った途端、彼女の目が輝いた…ように見えた。

重巡洋艦・足柄。

その気質は、一言で言い表すならまさしくこれがぴったりとなる。

戦闘狂。

バーサーカーである。

野獣である。

狼である。

足柄“達”の中でも、その気質が最も極端なのが、彼女だ。

故に、問題児艦隊の一員として俺の部下になった。

誰が呼んだか、横須賀いらん子艦隊。

実際には余った艦娘を集めた結果、完成した艦隊を同じく余った俺に任せたわけで。

まぁ余るってことは勿論問題はあるわけで。


足柄「さぁ提督!出撃よ!勝利が、戦場が!私を───」

「ごめんなさい、資源の関係で演習しか出来ないんだ」

足柄「」ピシッ


……まぁ、そうなるわけで。


足柄「ちょ……なんでよー!?」ブンブンブンブン!

「ぐぇ!?首っ…絞ま…っ」





あっ





直後足柄さんコンマ÷10

269: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 21:22:14.72 ID:8nLg8nlJo
93→9


☆足柄(01)→(10) Lv4
大和(21) Lv2
青葉(84) Lv2
千歳(19) Lv2
千代田(89) Lv2
大井(07) Lv4


い、イきますよ…

274: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 21:31:47.93 ID:8nLg8nlJo


【4月第二週】



青葉「提督?何ですか何ですか?青葉に御用ですか?」

「そう聞きながら人の写真を撮るなって」


青葉は新聞記者のような性質を持っている。

というよりは、パパラッチに近しいものだが、まぁ結局は記者なので問題は無い。

にへら、とした笑顔を顔に貼り付けた、何処か胡散臭い感じをさせる子だ。

そして、マシンガンのように質問を投げかける。

まさしく、縦横無尽なまでに。

……しかし、餓えた狼こと足柄。

そして、ソロモンの狼こと青葉。

なんでこう、狼関連の艦娘が二人も重なってるんだろう。

思わず、ぐでん、と机に頭を落とすとカメラのシャッターを押す音が聞こえる。

……こいつ、改造してシャッター音が鳴らないようにしてやがる。


「お前は楽しそうだな、青葉」

青葉「そうですか?」

「ああ、ずっと笑ってるし」

青葉「────そうですか」









青葉「青葉、笑ってるんですね!」




・レベリング
☆足柄(10)↓1
大和(21)↓2
青葉(84)↓3
千歳(19)↓4
千代田(89)↓5
大井(07)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

293: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 21:38:08.29 ID:8nLg8nlJo
35
77(ぞろ目)
96
81
73
99(ぞろ目)

・レベルアップ!
☆足柄(10) Lv6
大和(21) Lv8
青葉(84) Lv7
千歳(19) Lv6
千代田(89) Lv5
大井(07) Lv11 MVP!

大井っちさん、貴方は天使だ

301: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 21:47:40.70 ID:8nLg8nlJo

      ●

      ●

      ●




大井「大和を抱えておいて、演習で負けるのね」

「いやあの、流石にレベル98が平均の元帥閣下の艦隊相手じゃ大和でも」

大井「…チッ、男の癖に言い訳するのかしら」ボソッ

「」


もうやめて、俺のライフは0よ。

演習の汚れを落として最初に戻ってきた大井に話しかけたが、この調子だった。

彼女は俺に対して非常に風当たりが強い。

というか、厳しすぎる。

なんでこんなにツンツンしてるの?

おこなの?

いや、こんなことしたら本気で怒られるだろうけど。


大井「大体提督は───」グチグチ

「はい、すいません…」


でも、愚痴は言う。

遠慮なく彼女は言う。

溜息をついて、また言う。

ああ、うん、分かった気がする。

これが、提督がハゲる、コミュニケーションの問題なんだな。

気付けば、俺の耳は己の毛根を守るため、彼女の愚痴を右から左へと受け流していた。


大井「───でしょうに……まぁ、私たちの練度の問題も、ありますから……別に提督ばかりが悪いわけじゃ───」

「ハイ、ソーデスネ」

大井「───────」ピキッ


今日も鎮守府で悲鳴が上がる。






直後コンマ÷10大井っち

303: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 21:48:59.24 ID:8nLg8nlJo
65→7

☆足柄(10) Lv6
大和(21) Lv8
青葉(84) Lv7
千歳(19) Lv6
千代田(89) Lv5
大井(07)→(14) Lv11

314: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:00:31.60 ID:8nLg8nlJo


【四月第三週】



千代田「提督、千歳お姉のことでちょっと注意があって来ました」

「千歳の?」


そう、千代田が唐突に現れて俺に言った。

はて、あの千歳が?

はっきり言って、この艦隊有数の常識人(一番は大和だ)なのが千歳。

千代田の言う、注意とは何だろうか。


千代田「千歳お姉は酔っ払うと……」

「酔っ払うと…?」


ごくり。

息を呑み、彼女の言葉を待つ。

千代田もごくりと、息を呑んだ。


千代田「……ちょっと、酒乱の気があるの」

「…うん」

千代田「それでね、酔って、提督を誘ってくるかも知れないの」

「マジで?」


ジョークにならないけど、それはそれで嬉しいぞ。

いや、これはジョークだからな、憲兵さん。

そんなことを思っていると、顔に出てたのか、そのにやけ顔を千代田は指摘した。

底冷えするような、そんな声で。

            ホカノオンナ
千代田「────千歳お姉に手ぇ出したら」

「出しません!!!」


ひ、ひぇぇ。

怖すぎる、千代田って姉が好きすぎるだろう。

ちらりと千代田の顔を見れば、能面のように顔を固め、俺を見下ろしていた。





・レベリング
☆足柄(10)↓1
大和(21)↓2
青葉(84)↓3
千歳(19)↓4
千代田(89)↓5
大井(14)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

328: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:06:06.08 ID:8nLg8nlJo
34(偶数)
10
38
79
58
91

・レベルアップ!
☆足柄(10) Lv10
大和(21) Lv9
青葉(84) Lv9
千歳(19) Lv10
千代田(89) Lv8
大井(14) Lv16 MVP!

ちょっと大井っち強すぎンよ~(指摘)

339: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:15:49.84 ID:8nLg8nlJo

      ●

      ●

      ●



大井「提督っ!大体貴方は!」

「分かってるっての!?」


あの演習以来大井がかなり絡んでくる。

というより、ズバズバと指摘してくるのだ。

常に不機嫌そうな、そんな表情だが俺と対峙するとそれは変わる。

怒ったり、笑ったりと、つまるところ彼女と俺は悪友のような、違うような。

まぁ、良く分からない関係ではあった。

しかし、大井と論点になるのは艦隊運用。

指揮のことが多い。

大井はかつては練習艦として多くの船員を育てた艦だ。

そういったものは昔取った杵柄、ということなのだろう。


大井「ですから、あの場面は制空権だってあったんですから…」

「でも相手は三式装備で対空警戒を厳密にしてたからな、まだ見るべきタイミングだったんじゃ…」


と、そんな会話ばかり。

そして、口論に発展する。

それが俺と大井の常だった。

青葉なんかは面白がって写真を取ってたが。

全く、見世物じゃないというのに。


大井「……まぁ、私は雷巡になりましたし、今度の指揮はそこら辺を念頭に指揮してください…」ハァハァ

「ああ…今回の話の帳尻は、それでいいだろ…」ハァハァ


お互い、言いたいことを言いきり、息荒く解散する。

くそ、次は何も言い返せないような指揮をしてやる。





大井さん直後コンマ÷10

346: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:17:27.65 ID:8nLg8nlJo
54→5

☆足柄(10) Lv6
大和(21) Lv8
青葉(84) Lv7
千歳(19) Lv6
千代田(89) Lv5
大井(14)→(19) Lv11

おぅ

353: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:26:10.11 ID:8nLg8nlJo


【四月第四週】


大和「そうですか…大和はお留守番ですか…」ズーン

『この沈黙が辛い…』キリキリ


大和を抜いた5人での出撃任務。

千歳、千代田、そして雷巡となった大井の制圧力はこの近海海域では敵を生み出さなかった。

しかし、本来はその5人に付随すべき一人。

一人、艤装を装備してない大和が部屋の隅で壁とにらめっこして座り込んでいた。


「あ、あのな、大和…」

大和「分かってるんです、大和は、燃費悪いですから……費用に対して戦果がありませんから…」

「(どうしろっていうんだ)」


この大和は、負の性質が他よりも強いらしい。

艦娘には同型艦であっても個性が出る。

この大和は個性的だよ畜生。

しかし、大和をこのままにはしておけない。

放置しておくと資材になりそうだ、勝手に。


「大和、お前は俺の艦隊の決戦要員なんだ……ほら、最初から最強キャラが出てくのは大人気ないだろ?」

大和「うぅ…提督…!」


俺の手を取る大和。

なんというか、犬みたいだな。

寂しがりやの。




・レベリング
☆足柄(10)↓1
大和(21)↓2
青葉(84)↓3
千歳(19)↓4
千代田(89)↓5
大井(19)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

372: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:34:10.64 ID:8nLg8nlJo
54(偶数)
45
77(ぞろ目)
38
90
12

・レベルアップ!
☆足柄(10) Lv13
大和(21) Lv11
青葉(84) Lv15
千歳(19) Lv12
千代田(89) Lv12 MVP!
大井(19) Lv17

開幕だ

381: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:42:40.23 ID:8nLg8nlJo

      ●

      ●

      ●



千代田はしっかり者である。

俺から見て、姉を気にしすぎるという点はあれど、しっかり者である。

何気にだが青葉の暴走を抑えれる一人でもあるのだ。

そんな千代田が、俺の前に居た。

はて、何事だろう。

そんな疑問符を俺は浮かべる。

千代田は笑ったままだ。


「千代田、どうしたんだ?」

千代田「ねぇ、提督」

「おう」

千代田「……何でもない!」


何かを振り払うように、千代田は言った。

……そういうことをされると、気になる。

むしろ気になる。

そんな意味合いを込めて視線を向けると、露骨に逸らされてしまっていた。

ただ、部屋を出て行こうとする千代田が、一言だけ俺に告げた。


千代田「提督」

「ん?」

千代田「───青葉の奴に、気をつけてね」


部屋を千代田が出て行く。

それに疑問を問えないまま、俺は千代田の言葉の意味に首を傾げていた。


「青葉に気をつけろ?……まさか、またアイツなんかしでかしたのか…?!」














青葉「あはっはっは─────邪魔しないで下さいよ」

千代田「あはっ─────こそこそ隠れてるだけで満足しなさいよ」




千代田さんコンマ÷10直後

392: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:44:19.15 ID:8nLg8nlJo
35→4

・レベルアップ!
☆足柄(10) Lv13
大和(21) Lv11
青葉(84) Lv15
千歳(19) Lv12
千代田(89)→(93) Lv12
大井(19) Lv17


青葉・千代田「「故に滅びろ、勝つのは私だ」」

397: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:53:22.40 ID:8nLg8nlJo


【5月第一週】



千歳「艦隊としては安定してると思うんですよね、ここは」


食堂で居合わせた千歳がそう言った。

戦艦に大和。

サポートの重巡に青葉と足柄。

雷撃担当の大井。

そして制空制圧担当千歳千代田の姉妹。

確かに、バランスは良い。

というか十分打撃力ある艦隊だろう。


千歳「まぁ、私も含め問題児が多いですけど…」

「千歳は酒さえ飲まなければいいんじゃ…」

千歳「提督、それは艦を水から離すようなものですよ」

「まさかの存在理由レベルの問題!?」


そこまで行くのか、と戦慄する。

そういえば、噂は酒が燃料代わりなんじゃと噂される艦娘が居るらしい。

未だ不明なことも多い彼女たちだ。

案外、この千歳の言葉も嘘では……。


千代田「駄目ですよ」

「はいすいませっしたぁー!?」




・レベリング
☆足柄(10)↓1
大和(21)↓2
青葉(84)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(19)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

410: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 22:58:10.49 ID:8nLg8nlJo
81
54
26
27
55(ぞろ目)
61

・レベルアップ!
☆足柄(10) Lv17 MVP!
大和(21) Lv13
青葉(84) Lv16
千歳(19) Lv13
千代田(93) Lv15
大井(19) Lv20

415: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 23:13:50.38 ID:8nLg8nlJo

      ●

      ●

      ●



重巡足柄は肉食系である。

いや、文字通りの意味でだ。


足柄「間宮さん!勝利定食、二人分ね!」


そう、ルンルンと注文する足柄。

今日の出撃で満足したのか、ご機嫌だ。

俺はそんな足柄に引っ張られて飯を食べに来たのだが……。


「おい、勝利定食ってなんだ。俺は鯖味噌定食を───」

足柄「良いから、私を信用しなさい!というか提督、男の子なのに魚好きでいいの?」

「うるせぇ漁師町出身舐めんな」


肉より魚が多い食卓に慣れてるんだから仕方ないだろう。

そう思っていると、足音。

間宮さんだ。

足柄が笑みを浮かべたことから、間宮さんが持つモノが定食なのだろう。

それは、定食というには余りにも多すぎた。

大きく、分厚く、重く、そして大雑把すぎた。

それは正にドカ盛りだった。


足柄「さ、戴きましょう!」

「ちょっと待て」


ご飯の高さが30cmもある。

一枚100gはありそうなカツが7枚もある。

キャベツがそれを覆い隠さんとしている。

トン汁だけは標準サイズだけど、違う、そうじゃない。


足柄「ああ、とんかつととん汁で豚と豚が被っちゃってることですか?」

「違うわ!!」





直後コンマ÷10足柄さん

422: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 23:16:26.24 ID:8nLg8nlJo
70→7


・レベルアップ!
☆足柄(10)→(17) Lv17 MVP!
大和(21) Lv13
青葉(84) Lv16
千歳(19) Lv13
千代田(93) Lv15
大井(19) Lv20

429: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 23:24:32.51 ID:8nLg8nlJo


【5月第二週】


青葉「良く見えますねぇ」

「お前、俺の個室でそんな鎮守府を偵察しないでくれないか」


休暇の日。

青葉は俺のベッドに寝転んでまるでスナイパーのような伏射体勢で観察をしていた。

このパパラッチ娘、行動力がありすぎる。

しかも、こういう日に限って普段のショート目のズボンじゃなくてスカートを穿いているのだ。

見えそうになって、割と気が気では無かった。


青葉「……青葉、見えちゃってますか?」

「心配するな、俺はお前の方を見ていない」


事実、俺は青葉に背中を向けてちゃぶ台に向かっている。

正確には、その上に置かれた雑誌に。

青葉の溜息が聞こえた。

無視無視、変なことされないのは関わらないのが一番だ。


青葉「……」ン…フ…ァ

「音しか聞こえないが、人のベッドで遊ぶなよ」






・レベリング
☆足柄(17)↓1
大和(21)↓2
青葉(84)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(19)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

447: ◆tMJaISdc8w 2014/05/10(土) 23:27:47.45 ID:8nLg8nlJo
61
18
69
57
50
14

・レベルアップ!
☆足柄(10) Lv20
大和(21) Lv14
青葉(84) Lv19 MVP!
千歳(19) Lv16
千代田(93) Lv17
大井(19) Lv21


見ちゃいました!

471: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 00:05:09.05 ID:DBFVkZNXo

      ●

      ●

      ●




「青葉、静かだけど平気か」

青葉「……っあ、はい…」ビクッ!


青葉に声をかけると身じろぎをしたのが分かった。

こいつ、半分寝てたな。

恐らくはそんな当りをつける。

そう思っていると、ドタン、と音が響いた。

驚き振り返る。

青葉がベッドから落ちていた。


「おい、平気か?」

青葉「あ、はい…」ポケー


呆けた顔の青葉。

寝ぼけているのだろうか。

思わず額に手をやり、溜息。

取り合えず起こそうと、青葉の肩に手を触れた。


青葉「んぁ……!」

「へ、変な声出すなよ!?」バッ!


びっくりして距離を置く。

青葉はちらりと、俺を見た。

それだけで、ほんの一分もしないで元に戻った。

はて、何だったんだろうか。









青葉「司令官……」



直後コンマワレ青葉÷10

477: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 00:15:49.53 ID:DBFVkZNXo
☆足柄(10) Lv17 MVP!
大和(21) Lv13
青葉(84)→(87) Lv16
千歳(19) Lv13
千代田(93) Lv15
大井(19) Lv20

司令官はまだ気付いてないよ!

484: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 00:28:25.36 ID:DBFVkZNXo


【5月第三週】



大和「そうですか、大和が一番ですか♪」


この子は何を言っているんだろうか。

そんな意味を込めた視線を俺は大和に送った。

先日の一件以来、大和は比較的前向きだった。

いや、後ろ向きな大和はそれはそれで問題だったが、解消できて良かった。

しかし、彼女のNGワードが一つある。


「ところで、演習に行こうと思うんだけど」

大和「はい!演習ですね!…………えん、しゅう」

「ああやっぱり…」


演習。

このワードを聞くと、大和に黒い影が戻る。

演習の女王(笑)とかと自分で自分を笑っていた。

この子は何処にいくんだろうか。



・レベリング
☆足柄(17)↓1
大和(21)↓2
青葉(87)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(19)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

494: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 00:34:47.72 ID:DBFVkZNXo
42(偶数)
71
01
91
74
44(ぞろ目)


☆足柄(10) Lv20
大和(21) Lv16
青葉(87) Lv17
千歳(19) Lv18 MVP!
千代田(93) Lv18
大井(19) Lv24

499: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 00:46:00.82 ID:DBFVkZNXo

      ●

      ●

      ●



千歳「ふぁ~あ……」

「眠そうだな、千歳」

千歳「って、やだ提督!す、すいません、変なとこ見せちゃって…」


朝の鎮守府。

何時もより遅く間宮食堂に入った俺は、眠たげな千歳と出会っていた。

はっきり言うと、珍しい。

千歳がこんなにも眠そうなのは。

彼女は睡眠時間などはしっかりと取る、そんなタイプだと思ってた。


「何かあったのか?」

千歳「実は、昨日飛龍さんと隼鷹さんに捕まりまして……」

「ああ、なるほど……」


飛龍という空母艦娘はともかく、隼鷹の酒飲み具合は有名だ。

まぁ、千歳も酒飲みだから結局ホイホイと付き合ったんだろうけども。

千歳がちらっと、視線を俺のお盆に向けた。

白粥がそこにはあった。


千歳「……あの、提督は何処かお体でも?」

「……昨日、また勝利定食をね……」

千歳「……大変ですね、提督も」


大丈夫、もう諦めつつあるから。





千歳さんコンマ÷10

503: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 00:47:26.14 ID:DBFVkZNXo
04→0


変化ありませんでした

510: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 00:54:15.34 ID:DBFVkZNXo


【5月第四週】


大井「……」ムッスー

「ん?ん?何か文句ある?文句ある?今回の演習指揮がぴったりハマって完全勝利だけど文句ある?」

大井「何ですか、撃っていいですか?」

「おいばかやめろ」


その日の演習。

俺の指揮が見事に嵌り、完全勝利を叩き出していた。

そのことに大井も何も文句は出ない。

というより、出せない、というべきだろう。

先ほどの脅しも、そんな彼女の悪あがきと思うと、むしろ大井を可愛く思えてくる。

しかし、平和だ。

今週末には憲兵の査察が入る。

入るが、何とも平和な我が艦隊。

あまり心配はしてはいない。

……むしろ、青葉なんか問題起こしてそうでそっちは心配だが。


大井「はぁ……提督も、あまり変なことはなさらないで下さい」

「おい、それは俺が変なことしてるみたいになるぞ」

大井「え?」


いや、おい。

……え?



・レベリング
☆足柄(17)↓1
大和(21)↓2
青葉(87)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(19)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

525: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 00:58:26.51 ID:DBFVkZNXo
18(偶数)
73
31
01
32
02


・レベルアップ
☆足柄(17) Lv22
大和(21) Lv19 MVP!
青葉(87) Lv19
千歳(19) Lv19
千代田(93) Lv20
大井(19) Lv25

そうですか、大和が一番ですか♪

532: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 01:07:58.15 ID:DBFVkZNXo


      ●

      ●

      ●



人類側最高戦力。

大和はまさしく、その称号に相応しい能力を誇る。

だが、それ故においそれと運用できるものではなかった。

だが、本来大和型を運用するのはまさしく鎮守府でも上位に位置する高官だ。

新米艦隊レベルでは大和一人分の運用費で他5人の艦娘を運用できる、とまで言われてる。

そんな大和が、新米の俺の艦隊に配属された理由。

それは説明した通り、彼女の気質の問題だ。

しかし、それ以上に厄介な問題もあった。

やっぱり、資源の消費量だった。


大和「大和はお荷物です……」

「大和、そんなどんどん影背負って見えなくなりそうなんだけど」

大和「いっそ深海棲艦にでも……」

「おいばかやめろ」


お前がもしそうなったとして、絶対に姫級になるだろうからやめてくれ。

というかだ。


「お前、ジョークでもそれは許さないからな」

大和「で、ですが提督、私はお荷物で……」

「そんなのお前が決めるな、お前は俺の(艦隊の)ものだ」


……あれ、言葉を間違えた気がする。

大和は大和で、何か嬉しそうだし。

あれ、あれ?

ま、まぁいいか、大和も元に戻ったのなら。





直後大和さん好感度÷10

538: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 01:10:36.84 ID:DBFVkZNXo
65→7


☆足柄(17) Lv22
大和(21)→(28) Lv19 MVP!
青葉(87) Lv19
千歳(19) Lv19
千代田(93) Lv20
大井(19) Lv25

大和サン

543: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 01:26:36.08 ID:DBFVkZNXo


【6月第一週】



足柄「雨ねー」

「雨だなー」


梅雨ともなると、どうにも気分は憂鬱だ。

視界が悪く、濡れ、そしてじめる。

雨の何が良いんだろうか。


足柄「私は好きよ、雨」

「何でさ?」

足柄「だって雲が航空機から身を隠してくれるもの!」


そういう意味かよ。

この人はそういった観点でしか物事を見れないのだろうか。

いや、そういう人だった。

俺がバカだったな。


「ああ、うん、足柄はそういう人だったもんな」

足柄「……ねぇ、ちょっと馬鹿にしてない?」


してないしてない。

トラストミー。



・レベリング
☆足柄(17)↓1
大和(28)↓2
青葉(87)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(19)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

560: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 01:29:41.27 ID:DBFVkZNXo
85
03
87
38
78
34

・レベルアップ
☆足柄(17) Lv26
大和(28) Lv20
青葉(87) Lv23 MVP!
千歳(19) Lv21
千代田(93) Lv24
大井(19) Lv27

司令官はまだ

568: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 01:39:40.49 ID:DBFVkZNXo

      ●

      ●

      ●



「青葉、お前何してんの?」

青葉「……あ、あはは、は」


コンビニ帰りの途中。

俺はギリースーツに身を包んだ青葉を発見していた。

何で目を丸くしてる。


青葉「え、えっと……良く、気付きましたね?」

「目が良いからな」


海育ち山育ち舐めんな。

自然はもはや見飽きたレベルで見てるのだ。

そんな自然に、不自然が混ざれば分かるもんだろうに。


青葉「いえ、それは司令官だけだと思います」

「そうか?……で、お前は何をしていたんだ?」


俺は青葉のモリゾースタイルを指差す。

青葉は、ちょっと引きつった顔で口を開いた。


青葉「えっと、その昔に私、一ヶ月くらい“島”になってたことがありまして……」

「島?」

青葉「ええ、はい、まぁ偽装で島の一部にくっついてた、といいますか」


その名残を忘れないように、と青葉は言う。

なんというか、変な奴だな。

俺はそう思いながら、青葉に告げた。


「とりあえず、怪我はするなよ」

青葉「……はぁい」





青葉判定コンマ÷10

573: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 01:44:05.07 ID:DBFVkZNXo
45→5

☆足柄(17) Lv26
大和(28) Lv20
青葉(87)→(92) Lv23 MVP!
千歳(19) Lv21
千代田(93) Lv24
大井(19) Lv27

司令官、青葉に気付いてくれたんだ

582: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 01:56:20.60 ID:DBFVkZNXo


【6月第二週】



千代田「ということで艦載機関連はこっちの書類ですね!」

「お疲れ。千代田、メシでもどうだ?」

千代田「あ、はい!お供しますね!」


千代田は艦載機開発の関連で会話を良くする。

というのも、千代田が姉の千歳へと俺を近づけようとあまりしないのだ。

別に何もしない、というのにこれだ。

その徹底振り。

というか、シスコンっぷりは見てると不安になるレベルである。

それを指摘すると、千代田は違う、と否定するのだが。


千代田「もう……」

「……!」


ゆらりと、千代田の視線が揺れた。

一瞬、蛇に睨まれた。

そんな錯覚があった。


「……?」


キョロキョロと周囲を見回す。

今のは、なんだってんだ?





千代田「……」ペロッ





・レベリング
☆足柄(17)↓1
大和(28)↓2
青葉(92)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(19)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

602: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 02:06:52.75 ID:DBFVkZNXo
34(偶数)
99(ぞろ目)
11(ぞろ目)
63
20
54

・レベルアップ
☆足柄(17) Lv29
大和(28) Lv27 MVP!
青葉(92) Lv26
千歳(19) Lv24
千代田(93) Lv25
大井(19) Lv29


大和が一番ですか♪
そう、大和が、大和が、大和が、大和が

644: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 13:13:16.22 ID:SWK6Z+ejo


      ●

      ●

      ●




大和「第一、第二主砲!斉射、初め!!」


圧巻である。

艤装を纏った大和を表す言葉は、それだ。

彼女は海の女王だ。

この国を示す、文字通りの不沈艦だろう。

だからこそ、見せられない姿もある。

例えば……。


大和「ああ…今日も演習ばっかりですか……」ドンヨリ


……影背負って膝抱えてる、女王様とかな!


「お、お疲れ、大和」

大和「あ、提督……お疲れさまです……」

「う、うん……その、MVP凄かったな!」

大和「大和の46cm砲じゃなくても戦えますよ……長門さんと大和、交換します…?」


ふふふ、と笑う大和。

こんなダウナーな大和を見せられるわけないだろう。

言葉を考える。

というより、思ったことを素直に言うべきだろう。


「大和、俺はお前が(この艦隊の艦娘の能力で)一番だよ、もっと自信を持ってくれ」

大和「て、提督……大和が、一番なんですか?」

「ああ、お前が一番(の筆頭戦力)だ」

大和「……そ、そうですか!大和が、一番ですか♪」


おお、復活した。

彼女を強いと褒めて復活するなら、この手に限るな。






大和さん直後コンマ÷10

654: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 13:21:48.01 ID:SWK6Z+ejo
80→8


・レベルアップ
☆足柄(17) Lv29
大和(28)→(36) Lv27 MVP!
青葉(92) Lv26
千歳(19) Lv24
千代田(93) Lv25
大井(19) Lv29


提督提督提督提督提督提督提督

 

663: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 13:35:16.73 ID:SWK6Z+ejo


【6月第三週】



「大井っち、最近俺の私物無くなるんだけどなんか知らない?」

大井「次大井っちって言ったら撃ちますよ」

「ごめんなさい」


朝食で大井と席を共にする。

なんだかんだ、一緒に食べてくれるから良い子だろう。

噂じゃ人をクズとかクソとか罵る艦娘が居るらしいからな。

よほど仏のような提督じゃなきゃ胃が荒れるだろう、もしくはマゾだ。


大井「しかし、私物ですか?どうせ、無くしたんじゃありませんか?」

「ペンとかなら分からなくもないけどな、下着とかシャツとかも無いんだよ」


古めの奴が特に。

まぁ、買い替えだと思えばそう問題は無いのだけども、だ。


大井「提督は洗濯を自分でしてますよね。それで、外に干してるのですから……」

「………まさか、下着ドロ?」

大井「じゃないですか?艦娘はそんなことしないでしょうし、何方かが提督に熱い視線を送ってるのでは?」

「やめろ」


何で鎮守府で背中の心配しなきゃいけないんだよ。

というか何でケツの心配しなきゃいけないんだよ!


大井「ま、頑張ってくださいね、提督」

「くっそ、人事だと思って……!!」

大井「実際人事ですし」


ちくせう。




・レベリング
☆足柄(17)↓1
大和(36)↓2
青葉(92)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(19)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

682: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 13:41:23.13 ID:SWK6Z+ejo
49
63
63
70
67
24

・レベルアップ
☆足柄(17) Lv31
大和(36) Lv30
青葉(92) Lv29
千歳(19) Lv27 MVP!
千代田(93) Lv28
大井(19) Lv30

千歳お姉ぇ、貴方は天使だ

693: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 13:58:32.99 ID:SWK6Z+ejo
      ●

      ●

      ●



「はぁ……全く、千歳の奴…」


間宮さんからの連絡。

それは、彼女が食堂で酔って寝てしまっているらしい。

それを受けて、俺は足早に食堂へと向かっていた。


『アタマガイタイ…』

『ンダヨ~シラフカヨ~』


途中で、へべれけの艦娘に肩を貸した提督の一人とすれ違う。

千歳と呑んでた艦娘だろう、恐らくは隼鷹だ。

そんなことを思いつつ、食堂に。

そこにはちょうど赤橙色の少女を背負う提督と、まだ眠っている千歳が見えた。


「お疲れさまです……ほら、千歳、起きろ」

千歳「ん……は、ぁ……てーとくぅ?」


あ、これアカン奴や。

とろん、とした目で俺を見る千歳。

すりすりと擦り寄って、ぴたっと俺に引っ付いた。

色々言うことはあるけれども、一つだけ真実がある。

憲兵さんがこっちを見ています。


「千歳さん!?ちょっと、マズイですよ!?」グイッ

千歳「あん♪」


変な声出すなぁあああああああああ!!!

ああ憲兵さん!こっちこないで!誤解!誤解だから!!




直後千歳さんコンマ÷10

700: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 14:08:06.86 ID:SWK6Z+ejo
01→0

変化ありませんでした



以外としぶといな

705: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 14:16:48.92 ID:SWK6Z+ejo


【6月第四週】



足柄「間宮さーん!勝利定食、二人m」

「間宮さん魚フライ定食で!!」


なんだよ、そんな顔するなよ。

俺は足柄と昼食の席に居た。

流石に2回目は嫌である、勝利定食。

前回は大和に手伝って貰ってなんとか食べきったのだから。


「拗ねないでくれよ、足柄」

足柄「別に、拗ねてません」

「お詫びじゃないが、今度出撃任務でお前が旗艦だから、頼むよ」


あ、反応した。


足柄「本当ですか?嘘じゃないですよね!」

「ああ、勝利がお前を呼んでるぞ」

足柄「よっし!!」


……ふと思った。

この艦隊の皆、扱い方覚えればこれ以上なく扱い安いんじゃね?

そんなことを俺は思いながら、間宮さんが持っていた魚フライにソースをかけた。

ソースって、男の子だよな。




・レベリング
☆足柄(17)↓1
大和(36)↓2
青葉(92)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(19)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

720: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 14:20:41.24 ID:SWK6Z+ejo
20(偶数)
59
07
83
55(ぞろ目)
84

・レベルアップ
☆足柄(17) Lv33
大和(36) Lv33
青葉(92) Lv30
千歳(19) Lv31
千代田(93) Lv32
大井(19) Lv34 MVP!


大井っち!

727: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 14:22:58.48 ID:SWK6Z+ejo
ちょっと休憩
15時くらいに再開で

大井っちは好感度90代が揃うか北上様と組んだ時が危険だよ

762: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 14:57:41.55 ID:SWK6Z+ejo

      ●

      ●

      ●



あの大和を中破に持って行ける。

それだけで、大井という少女の持つ雷撃能力の高さは伺い知れるだろう。

そんな大井は、なんというか、非常につっけんどんである。


大井「何ですか、撃たれたいんですか?」

「毎回思うけど大井、お前は俺のことどんだけ撃ちたいのでしょうか?」

大井「視線がいやらしいからですよ」

「冗談でもそういうのは止めて!」


大井はそんな俺の姿を見て小さく笑った。

……畜生、ずるい奴だ。

まぁ、こういうのが許される、そんな距離感が俺と大井でもあるのだが。


「はぁ……」

大井「溜息つかないでください、提督」

「そんなこと言ってもさ、大井っち」

大井「だから大井っちは駄目です、撃ちますよ」

「はーい」





直後、大井っちコンマ÷10

768: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 15:02:59.99 ID:SWK6Z+ejo
86→9

☆足柄(17) Lv33
大和(36) Lv33
青葉(92) Lv30
千歳(19) Lv31
千代田(93) Lv32
大井(19)→(28) Lv34

大井っち!?

776: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 15:22:13.92 ID:SWK6Z+ejo


【7月第一週】



5月の終わりにあった憲兵監査。

それと同じものが7月の終わりにまたある。

いやぁ、意外とだが緊張するものだ。

まぁ、元々問題児艦隊なので気にしても仕方がないっちゃ仕方が無いのだけども。


千代田「提督、どうしました?」

青葉「どうしました?」

「いや、平和だなって思ってさ」


俺は青葉、千代田とお茶をしながらそんなことを言う。

そう、平和だ。

艦隊も充実してきて、大和も少しずつだが運用できる程度にはなってきた。

順風満帆、と言うほどじゃないが、平和だ。

これだよこれ、こういうのでいいんだよなぁ。


「ははは、こんなのが続けばいいなぁ」

青葉「───そうですねぇ」

千代田「────そうね」


……ん?

今、なんか寒気がしたような。




・レベリング
☆足柄(17)↓1
大和(36)↓2
青葉(92)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(28)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

790: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 15:24:56.27 ID:SWK6Z+ejo
07
53
38
42
26
27

・レベルアップ
☆足柄(17) Lv34
大和(36) Lv35 MVP!
青葉(92) Lv32
千歳(19) Lv33
千代田(93) Lv33
大井(28) Lv35

大和が一番です

803: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 15:40:55.00 ID:SWK6Z+ejo

      ●

      ●

      ●



大和「はい、どうぞ!大和ホテル自慢のランチです!」

「おお……!」


大和はメシウマである。

大和はメシウマである。

大事なことだから2回言いました!


大和「ど、どうでしょう……?」

「………美味い」


感嘆の溜息と同時にその言葉しか出てこない。

大和が、ぱぁっと顔を輝かせた。


大和「あ、ありがとうございます!」

「いや、本当に美味いよ……ありがとうな、大和」

大和「いえ!何時でもお作りしますから!」


お礼を言うと、大和は嬉しそうに笑顔を浮かべる。

……やはり、大型犬だ。

ゴールデンレトリバーとか、そういう人懐こい大型犬のイメージが浮かぶ。

思わず苦笑してしまった。


大和「て、提督?」

「ん……いや、おかわり良いかな?」

大和「はい!」


いやー、うん。

ここまで来ると、平和すぎて反動が怖いなぁ。







大和さんコンマ÷10直後

809: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 15:43:50.19 ID:SWK6Z+ejo
09→1


☆足柄(17) Lv34
大和(36)→(37) Lv35 MVP!
青葉(92) Lv32
千歳(19) Lv33
千代田(93) Lv33
大井(28) Lv35

大和が一番です
一番なんです

815: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 16:00:39.07 ID:SWK6Z+ejo


【7月第二週】



千歳「……」

「……」


沈黙の艦隊。

いやごめん、今のはジョークにならないわ。

俺は静かなこの場を表す言葉を脳裏に浮かべたが即座に否定する。

元特殊部隊員のコックが暴れるシーンが思い浮かんでしまった。


千歳「……うーん」ススッ

「目の前で足を組み替えないでくれないか」


狙ってるんじゃないのか、この子。

いや、分かってやってるな。

今小さく笑いおった。


千歳「はい、ごめんなさいね……これでどうでしょう」

「む……じゃあ俺はこうだな」

千歳「はいチェック」

「げっ」


ナイトが置かれる。

ううむ、チェスってのは将棋と似てるようでなんか感覚が違う。

参ったな、詰まったぞこれ。


千歳「うふふ、これで今晩は提督の奢りですか?」

「ま、待て待て!まだだ、まだ終わらんよ…!!」




・レベリング
☆足柄(17)↓1
大和(37)↓2
青葉(92)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(28)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

824: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 16:04:16.91 ID:SWK6Z+ejo
84(偶数)
83
03
16
21
28

・レベルアップ
☆足柄(17) Lv40 MVP!
大和(37) Lv39
青葉(92) Lv33
千歳(19) Lv34
千代田(93) Lv34
大井(28) Lv36


足柄さーん!

827: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 16:24:27.33 ID:SWK6Z+ejo

      ●

      ●

      ●



足柄「次の作戦は!?ねえ、次の作戦海域はどこ!?勝利が、戦闘が!戦いが私を呼んでいるの!」

「ちょっと落ち着いて足柄さん!」


重巡足柄は戦闘狂である。

……この前置き、前もやったような気がする。

ま、まぁいいか。

そんな足柄だが、彼女は非常に勝利に拘る。

というか、勝利以外に価値を見出さない節がある。

頼りになる反面、厄介な性質でもあった。


「というか、何でそんなに勝利に拘るのさ」

足柄「そりゃぁ勿論────何でかしら?」

「おい、ちょっと待て」


首を傾げる足柄さん。

いや、あのですね、流石にそれはどうかと思いますよ?

そんな意味合いを込めた視線、まぁジト目を送る。

自分でもわかってないって、ちょっと問題だぞそれ。


足柄「う…なんでそんな目をするんですか…」

「自分の胸に聞いてごらん」





足柄さんコンマ÷10

837: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 16:41:30.52 ID:SWK6Z+ejo
87→9

☆足柄(17)→(26) Lv40 MVP!
大和(37) Lv39
青葉(92) Lv33
千歳(19) Lv34
千代田(93) Lv34
大井(28) Lv36

ちょっと買物いくのでまた夜に

857: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 22:25:51.64 ID:SWK6Z+ejo



足柄は戦争が好きなのではない。

お前は何を言ってるんだ、と言われるかも知れないが、それは彼女本人が証言した。

戦争は好きではない。

仲間が傷つくのだ、好きになれる訳が無い。

彼女は、勝利することが大好きなのだ。

だが、しかし、艦娘という枠に嵌められた足柄には、戦争で勝つことが勝利の主題となる。

故に、足柄は求める。

勝利を。

戦場を。

だから、彼女は戦闘狂と呼ばれていた。


足柄「わらしらってねぇ…せんほーなんら……」

「うん、そうだな」

足柄「わらし……わらしだっふぇ……」


足柄が酔っ払い、そんな胸の内を開けたのは先ほどが初めてだった。

一度堰が崩れると、もう耐えれなかったのだろう。

妹や姉を心配する言葉。

艦隊の仲間が被弾する度に震えること。

だから先陣を切って敵に飛び掛るのだ、とぼやく。

彼女は狼だった。

群れという名の艦隊を守る、誇り高い狼であった。


足柄「てー、とく……私が……守って……」Zzz


……俺も、しっかりしないとな。

勝利定食は、ちょっときついけど。





足柄さんコンマ÷10

869: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 22:35:46.16 ID:SWK6Z+ejo
95→10

・レベルアップ
☆足柄(26→36) Lv40 MVP!
大和(37) Lv39
青葉(92) Lv33
千歳(19) Lv34
千代田(93) Lv34
大井(28) Lv36

870: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 22:36:51.62 ID:SWK6Z+ejo
ごめんもう足柄さんの判定終わってたわ

酔うといけんね
今の無しで

874: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 22:43:16.52 ID:SWK6Z+ejo


【7月第三週】



青葉「司令官!青葉、見ちゃいました!」

「何をさ?」


部屋に突入と同時にカメラのシャッターを切る青葉。

もはや慣れた彼女の登場シーンだが、何を見たというんだろうか。


青葉「実はですね、憲兵さんとあきつ丸さんの情z」

「おいばかやめろ!!!」


おま、お前なんてことを言おうとしてるんだ!?

それが本当だったら最悪すぎる情報だぞ!?

そして、それを知った俺もだよ!

そして知りたくなかったよ!


「青葉、その情報は封印しろ、出来れば破棄だ」

青葉「……はぁい」


ぶすーっとした顔で、不承不承という感じで青葉はカメラを操作する。

全く、こいつは冗談にならないことばっかりをする。

やれやれだ。





・レベリング
☆足柄(26)↓1
大和(37)↓2
青葉(92)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(28)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

889: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 22:47:28.91 ID:SWK6Z+ejo
64(偶数)
98
01
30
77(ぞろ目)
72

・レベルアップ
☆足柄(26) Lv44
大和(37) Lv44 MVP!
青葉(92) Lv34
千歳(19) Lv35
千代田(93) Lv40
大井(28) Lv39

大和つええええ

891: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 22:55:25.61 ID:SWK6Z+ejo

      ●

      ●

      ●



ワイワイガヤガヤ。

鎮守府は軍施設ながら、地方人(一般人)に開放される場合がある。

というのは、つまるところお祭りだ。

軍というのは一般人にとって正しく正反対の場所。

そして、圧倒的な武力という力を持つ組織だ。

警察とは違う、敵を倒す、殺すための組織でもある。

故に、市民に対してのサービス、もとい関係は重要視される。

これが人同士の戦争ならばうるさい団体も多いだろうが、敵は深海棲艦。

侵略者であり、海を押さえる敵。

海を押さえられれば、自らの生活も苦しくなる島国というこの国の特色。

それを理解しているからこそ、そこまで問題は大きくはなかった。


大和「はい、大和のラムネですね!どうぞ!」

「はーい安いよー海軍軍人男のソース焼きそばだよー」


しかし、仮にも提督を焼きそば屋台で働かせるのはどういうことだろうか。

まさか、俺の艦隊はある種の雑用艦隊だから押し付けたとでも言うのか。

まぁ…。


大和「提督、キャベツ持ってきました!」

「おう、じゃあ適当に切っておいてくれよ」

大和「はい!大和、頑張ります!」


ま、大和が楽しそうだし、いいか。

……おいそこのガキ、何でにやにやと俺たちを見ている。





大和さんコンマ÷10

902: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 22:59:25.98 ID:SWK6Z+ejo
58→6

☆足柄(26) Lv44
大和(37→43) Lv44 MVP!
青葉(92) Lv34
千歳(19) Lv35
千代田(93) Lv40
大井(28) Lv39

919: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 23:14:10.39 ID:SWK6Z+ejo


【7月第四週】



大井「作戦が悪いのよ、作戦が」

「ストレートに大本営批判とか大井っちカッコイイ」

大井「気持ち悪いです」

「凹むからやめて……」


沖ノ鳥島、そして北方海域。

そこを攻める我が海軍だが、その作戦は各自提督任意の敵艦隊の間引きだ。

まさしく、勝手にやっといて、という状況だろう。

それを任務扱いにして、何隻空母沈めたか、潜水艦沈めたか、輸送艦沈めたかで報酬が出る。

まさに褒美という名の報酬を求めて提督たちは海へ行くのだ。

大井がそうディスったのは、まさしくそんな大本営であった。


大井「もっと的確に指示出しなさいよね、何よ任意って…」

「まぁまぁ……敵の間引きの間に攻略作戦を立ててるかも知れないんだし」

大井「私が言いたいのは、艦隊によっては出来ないような任務もあるのにそれを任意でやらせかねないことです」

「つまり?」

大井「つまり、私たちみたいな問題児を提督に押し付けておいて勝手にやっとけってのは無責任……」


え?

……今、大井が、俺を気にした?

夢じゃないよな。

これ、夢じゃないよな。


「……大井っち」

大井「大井っちやめてください……な、なんです?」

「悪いものでも食べた?」


ビンタされた。

いや、だってさ……なぁ?



・レベリング
☆足柄(26)↓1
大和(43)↓2
青葉(92)↓3
千歳(19)↓4
千代田(93)↓5
大井(28)↓6
コンマ取得でレベリング
ぞろ目で2LVアップボーナス
・レベリングシステム
91~00:5lvアップ
76~90:4Lvアップ
56~75:3Lvアップ
31~55:2Lvアップ
01~30:1Lvアップ

932: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 23:17:44.91 ID:SWK6Z+ejo
86(偶数)
88(ぞろ目)
81
21
06
38

・レベルアップ
☆足柄(26) Lv49
大和(43) Lv50 MVP!
青葉(92) Lv38
千歳(19) Lv36
千代田(93) Lv41
大井(28) Lv41


あ、あの、大和…さん?

948: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 23:32:03.99 ID:SWK6Z+ejo

      ●

      ●

      ●



大和「憲兵の皆様の査察も無事終わりましたね」ドウゾ、オチャデス

「ありがとう、大和……何事も無くてよかったよ、本当に」


疲労を感じるも、大和が淹れてくれた茶を飲むと少し落ち着いた。

季節は夏、暑い時期だが空調の聞いた部屋ではこんな温かいお茶が少し嬉しい。

熱が喉を過ぎ、胃に落ちていく感覚はやはり人を落ち着かせることが出来る。

……しかし、憲兵隊は少し動きが硬かったな。

大和を見て動きを少し鈍らせていたように見えた。


「そういえば、大和。憲兵隊がなんかお前を見てたが、何かあったのか?」

大和「提督はご存知ないんですか?3年前に起こった艦隊の離反事件を」

「それは……ああ、知っている」


提督とその指揮下の艦娘たちが逃亡した事件。

それを追撃した部隊が大規模な被害を受けた、忌まわしき事件だ。

その提督は、確か佐世保所属だったはずだ。

そして、坊の岬沖で艦隊ごと消えた。

未だ生死は不明だ。


大和「そこに、私と同型艦娘が居たんです。ですので、それを気にしていたのでは」

「憲兵を恐れさせるってどれだけだよ……」


思わず冷や汗を流す。

3年前では、提督は今のように6隻だけを指揮する存在ではない。

まさしく大艦隊と言える数の艦娘を指揮できる、そんな権限を与えられていた。

だが、あの事件以来一人の提督に与えられる艦娘は6隻と決定されている。

よほど、その件の提督は恐ろしい存在だったようだ。


大和「大和型に長門型、球磨型阿賀野型陽炎型に翔鶴型、大鳳型といった艦隊ですからね……」

「怪獣でも倒すのかそれ」


ちょっと笑えないんだけど。





直後コンマ大和さん÷10

960: ◆tMJaISdc8w 2014/05/11(日) 23:37:16.49 ID:SWK6Z+ejo
80→8

☆足柄(26) Lv49
大和(43→51) Lv50
青葉(92) Lv38
千歳(19) Lv36
千代田(93) Lv41
大井(28) Lv41

次スレ立ててきまーす


次回 【艦これ】提督「艦娘とケッコンカッコカリしないで…」大和「4本目ですね、提督♪」