前回 俺「雛見沢村に安価で住む事になった」3スレ目でございますわ

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/22(日) 21:22:25.95 ID:h9CpVWUAO
雛見沢分校

梨花「あー!あの時の僕のストーカーさんなのですよー!」

俺「うっ…」

俺(梨花ちゃん…。なんで…)

知恵「えっと…ストーカー?…」

俺「ち、違います!勘違いですから!」

梨花「あの男は悪い奴なのです。皆んな、力寄らない方が良いのですよ」

俺「……。」

知恵「こら古手さん。転校して来たばかりの子にそんな事を言ってはいけません」

梨花「みぃ。僕は悪く無いのです。全部その俺と言う男が悪いのですよ」

梨花「僕は被害者の方なのです」

知恵「はぁ…」

俺「…先生。もう良いですから…俺何も気にしてませんから」

知恵「そうですか…。初日からすみませんね。では俺君はそこの一番窓際の席に座って下さい」

俺「はい…」スタスタ

俺(いつもは魅音の前で圭一の隣なのに、席すらも違うんだな…)

俺(当てつけか何かなのか…まるで俺なんかが、居ても居なくても誰も気にもしないような席の場所だ…)スタスタ

下級生の男の子達「アノヒトリカチャマニテヲダシタノカ...ウワ...サイテイダ」ヒソヒソ
富田君「ユルセナイ...」
岡村君「アノヒトハムシシヨウゼ...」

梨花「…。」ニヤニヤ

俺「……。」スタスタ

俺(酷いよ梨花ちゃん…。幾らなんでも来るのが遅過ぎたからってこの仕打ちはやり過ぎだ…)

俺(罰ゲームやイタズラってレベルじゃない…。最早イジメの領域に片足だけじゃなく思いっ切り両足突っ込んでるよ…)

俺「はぁ…」ガタッ

俺(…圭一とレナの仲も良くないし、肝心の梨花ちゃんもあんなだしどうなってんだこの世界)

俺(幾らなんでも変化有り過ぎだろ…)

引用元: ・俺「雛見沢村に安価で住む事になった」魅音の双子の妹、4音でーす! 



「ひぐらしのなく頃に」テーマソングコレクション
(アニメCD)
フロンティアワークス (2015-02-04)
売り上げランキング: 9,492
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/22(日) 21:44:13.56 ID:h9CpVWUAO
前スレ1000巻き戻り権利入手
雛見沢分校
昼休み

廊下「」カランカランカラン

俺(昼休みか…)

俺(いつもなら、初日は圭一がオレ達と一緒にお昼食べようぜと誘ってくるんだが…)チラッ

圭一「俺…だっけか?良かったらその…オレと一緒に食うか?」

俺「あ、ああ。勿論、喜んで!」

俺(お、来た!流石俺らのKー)

圭一「じゃ、食うか。席くっつけてと…」ガタッ

俺「??」

圭一「ん?」

俺「え?あ、いや…二人きりで…?」

圭一「そりゃそうだろ?オレとお前しか近い学年の男子は居ないんだし…あれ?嫌だったか…?」

俺「いや、そんな事無い!嬉しい…けど…」チラッ



岡村君達「リカチャンキョウモカワイイネ-///」デレデレ
梨花「にぱ~☆ありがとうなのですよ~」ニコニコ


俺(梨花ちゃんは同年代の男子達にチヤホヤされながら…)


沙都子「チッ…本当相変わらず嫌な女だわ…」
下級生の女の子達「ソウヨネ-。アイツガオヤシロサマノタタリニアエバイイノニ…」ヒソヒソ
沙都子「あっ、そうだ。私、面白い事思い付いた…」ヒソヒソ


俺(沙都子は同年代の女の子達とヒソヒソ話して食べながら…)


魅音「でさぁ、昨日ばっちゃがさぁ~ーー」
レナ「へぇ~そうなんだぁーー」

俺(魅音とレナは2人で食べている…)

俺「……。」

俺(何だこれ…?何だこの…。皆んなバラバラな世界…)

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/22(日) 22:13:43.59 ID:56+vdaLR0
雛見沢分校
昼休み

圭一「あむっ…んぐっんぐっ…」パクパク

俺「…。」ジッ

日の丸弁当「」

俺(…今の俺は圭一が相変わらず日の丸弁当持参と言うのが変わらなくて、そう言うちょっとしたいつも通りな光景に安心させられる)

俺「良かったら俺の卵焼き分けてやろうか?…」

圭一「お?マジ?サンキュー!」スッ

俺「…。」

圭一「おおっこれお前が作ったのか?うめえ!」モグモグ

俺「口に合ったなら良かったよ」

圭一「はは、お前、良い奴だな」

俺「いや、それはどうだろうな…」

俺(食い物一つで…相変わらず単純な奴だな。まぁそれが圭一の良い所でもあり、悪い所でもあるんだが…)

圭一「実はこの学校じゃオレと同じくらいの同年代の男は居なくて、結構寂しかった所だったんだ」

圭一「これからも仲良くしてくれよ」

俺「ああ、それはこっちも一緒さ。圭一と呼ばせて貰うな」

圭一「じゃあオレも俺と呼ばせて貰うぜ」

俺(やっぱり根が熱血漢で同性の圭一とは全世界共通で仲良くなりやすい。これは救いだな…)

俺(圭一がこの村に来ていなかったらと思うとゾッとする…)

圭一「しかしなんつーか、今朝は災難だったな…」

俺「え?ああ……」

圭一「お前、本当にあの子のストーカーなんてしたのか?…」ヒソヒソ

俺「…んな訳無いだろ。俺はロリコンじゃない。ちょっとした手違いがあっただけだ」

圭一「だよなぁ…。オレはお前がそんな奴とは思えないもん」

俺「圭一…」ジ-ン...

圭一「まぁ見てろ。もう直あの子にも天罰が下るぞ」ニヤッ

俺「…え?」



圭一のかけら補正により圭一の好感度が4に上がった

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/22(日) 22:32:56.24 ID:56+vdaLR0
雛見沢分校
昼休み

俺「あの子に天罰っていったい…あ!!」

圭一「ほら、始まったぜ」



梨花「みぃ!僕の教科書返して欲しいのです!」

沙都子「ほらほら、こっちよ~!」ガシッ

梨花「返して欲しいのです!」

沙都子「取れるもんなら取ってみなさい」ポイッ

下級生の女の子A「おっと」ガシッポイッ

梨花「やめて欲しいのです!!」タッタッタッ

下級生の女の子B「それ!」ポイッ

沙都子&女の子達「「ははははは」」



俺(梨花ちゃんが…どの世界でも親友だった筈の沙都子を筆頭に虐められてる…!?)

圭一「よくある光景さ」

俺(これが良くあるっていったいどんな世界なんだ…)



梨花「みぃ…。皆んな!こいつらが僕を虐めるのです…なんとかして欲しいのですよ…」

下級生の男の子達「「リカチャンヲイジメルナサトコ-!!ヤ-イヤ-イ!コノブス!!オマエラアイカワラズセイカククサッテルヨ!!」」ゾロゾロ

沙都子&女の子達「「「うっ…」」」ビクッ



俺(梨花ちゃんも梨花ちゃんで、取り巻きの男の子を上手く使って反撃してる…)

俺(なんか…2人とも歪んでるな…)

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/22(日) 22:50:41.26 ID:56+vdaLR0
雛見沢分校
教室

男子達「「ハヤクカエセヨ-!!リカチャンニイジワルスルナ!!」」

沙都子&女の子達「ッ…!」

梨花「北条。僕にこんな事をして、後でどうなるか教えてやるのですよ」ニヤニヤ

沙都子「くっ……み、魅音さんパス!」ポイッ

魅音「おっとと」パシッ

梨花「魅音。返すのです~!」タッタッタッ

魅音「はは、おいたが過ぎる子にはお仕置きだよ」サッ

梨花ちゃんの取り巻きの男の子達「「…!」」ビクッ


俺(うわぁ…。魅音まで介入するのかよ…。流石に上級生が介入すると梨花ちゃんの取り巻きの男の子達も驚いてるな…)


魅音「ほら、圭ちゃん」ポイッ

圭一「ととっ、おいおい。俺を巻き混むなよ」パシッ

梨花「前原、返して欲しいのです…」

圭一「悪いな。魅音に聞いてくれ」ポイッ

魅音「チェッ。つまんないの圭ちゃん」ガシッ

俺「…。」



俺(梨花ちゃんが沙都子や圭一を苗字呼びにしてて、沙都子の変な口調が無い…)

梨花「俺、ストーカーの件は許してあげるので僕の教科書を取り返すのですよ」

俺「…。」

俺(そして俺は梨花ちゃんに虐められてて…)

梨花「やめるのです~!」タッタッタッ

魅音「ほら沙都子!」ポイッ

沙都子「ナイス魅音さん」ガシッ

俺(その梨花ちゃんは皆んなからお姫様扱いされてるのが気に食わない沙都子や魅音に虐められてる…)

圭一「ははは。面白いだろ?」

俺(圭一は魅音の金魚のフン…)

俺(ナンダ…コノセカイ…?仲間達の仲が悪過ぎる…。いったいどうなってるんだ…?サイコロの目が全部1が出るくらいに絶望的じゃないか…)

俺「…。」


1魅音や沙都子や圭一と一緒に、朝の仕返しに梨花ちゃんを虐める
2虐めを止めて梨花ちゃんを助けてみる
3この世界の状況を把握できるまでとりあえず様子を見守る


多数決下5まで

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/22(日) 23:12:32.43 ID:56+vdaLR0
雛見沢分校
教室

俺「…。」ガタッ 

圭一「あ、おい…辞めとけって…」

俺「…。」ツカツカ

梨花「あ…」

魅音「あ…何?何か用?転校生?」

俺「いい加減返してやれ。よってたかって小学生の一人の女の子を虐めるなんて見苦しいぞ」

魅音「…。」

沙都子「転校生も散々虐められといて、未だ其奴の味方をするの?」

俺「味方とかそんなんじゃない!こんな事転校初日に見せられて、お前らが見苦しいって言ってるんだよ!」ブンッ

教科書「」パシッ

沙都子「うっ…!」ビクッ

梨花「…。」ニヤニヤ

魅音「アンタ…その子助けた事後悔するよ?…」

俺「だからって虐めるのもおかしいよ」

魅音「フン…つまんね。私ゃ知らないよ…」スタスタ


教室「」シ-ン...

俺(はぁ…一先ず収まったか…)

俺「ほら、梨花ちゃん…。良かったな。ちゃんと教科書が戻って来たぞ」スッ

教科書「」パシッ

俺(……ん?)

梨花「やって当然なのですよ。この雛見沢村で平和に生きて行きたければ俺も、僕に優しくする事なのです」ガシッ

俺「……。」

梨花「後お友達でも無いので、馴れ馴れしく名前呼びは辞めて欲しいのです」

俺(おいおいとんだクソガキじゃないか……。こりゃ圭一も助けない訳だよ…)イライラ..


魅音の好感度が-1に下がった
沙都子の好感度が-1に下がった
圭一の好感度が3に下がった

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/22(日) 23:43:54.52 ID:56+vdaLR0
巻き戻り権利を使いますか?


1使う(ストック3)
2使わない


多数決下5まで

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 00:06:28.23 ID:AcJE68oX0
このまま進みます
雛見沢分校
教室

窓の外「ミ-ンミ-ンミンミンー…」

俺「…。」ボ-ッ

俺(そう言えば梨花ちゃん…。いや、正確にはこの世界の姫梨花ちゃんじゃなくて前の世界の黒梨花ちゃんだが言ってたな…)

俺(世界は都度、形を変えて俺達に違う世界を見せる…)

俺(誰が病気を発症するのかは分からないと…)

俺(確かに今の時点ではレナなのか、圭一なのか、魅音なのか、沙都子なのか…。それとも俺か梨花ちゃんなのか分からないな…)

俺(とにかく梨花ちゃんがあんな状態で悲協力的なのは分かった。だったら俺が皆んなに注意して動向を探らないとな…)

俺(梨花ちゃんが殺された理由、犯人、雛見沢大災害と言う名の政府の偽発表についても色々と調べないと…)

俺(…しかし、不味い事したよなぁ。この村の御三家で有り、村の色々を取り仕切ってる古手家だけじゃ無く、魅音に恥をかかせて園崎家まで敵に回してしまった)

俺(色々と調べたい所だが…こうなると随分と動き辛い…)

俺(先に梨花ちゃんに姫接待モードして、魅音に王様モードしてヘコヘコして奴隷になって機嫌直して貰った方が良いかな…)

俺「…。」


1暫くは梨花ちゃんと魅音に媚び諂うしか無い
2俺はそんな事をしにこの世界へ巻き戻って来た訳じゃない!!


多数決下5まで

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 00:30:39.21 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校

俺(いいや、俺はそんな事をしにこの世界へ巻き戻って来た訳じゃない!! )

俺(そんな悠長な事をしてる時間は俺には無い。綿流しの祭りまであと半月ちょっと…)

俺(あのイベントが終われば、直ぐに雛見沢村は政府によって消されてしまい何も調べられ無くなる…)

俺(早速今日から色々と調べて行かないと…)



放課後

魅音「規律!礼」

全員「「ありがとうございましたー。先生さようなら~」」

低学年の男子達「「リカチャンイッショニカエロ-!ランドセルボクガモッテアゲル///」」

梨花「みぃ~。ありがとうなのですよ皆んな。にぱ~☆」

魅音「でさぁ、今日バイトなんだよねー」スタスタ

圭一「へぇ、何処でバイトしてんだよ?オレにも教えろよ」スタスタ

俺(…梨花ちゃんや魅音や皆んなが帰ってく。やっぱりこの世界で部活がある訳無いよな)

俺(皆んなと楽しく部活…本当は一番の楽しみだったけど、仕方ないか…)

レナ「俺君。良かったら帰りも一緒に帰らない?」ニコッ

俺「あ…ごめんレナ。ちょっと今日は行きたい所あるんだ」

レナ「…はぅ…そっかぁ。残念だな。残念だなぁ」

俺「誘ってくれてありがとう。また今度一緒に帰ろう」

レナ「うん。じゃあまたね」スタスタ

俺「…。」フリフリ

俺「さてと…」スクッ

68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 00:56:12.41 ID:AcJE68oX0
鬼ヶ淵沼

俺「ここか…」

沼「」

俺(鬼ヶ淵沼…。あの時の自衛隊の話や、後日の政府発表からすると、この沼から火山性ガスが湧き出た…って事だったよな…)

俺(…確かにあの時、村中に硫黄のようなキツイ臭いが漂っていた)

俺(信憑性はある………かもしれないが、俺はあの時はっきりと見た…)

俺(火山性ガスが広がっているとされる場所から、ネズミがこっちへ向かってチョロチョロ走って行くのを)

俺(俺はあのガスは嘘だと思い、あのまま輸送車両へ乗り込めば口封じに消されるのかと判断して乗車を拒否して逃げ出した…)

俺(そして自衛隊員の俺達逃走者への容赦の無い無慈悲な殺害を目的とした発砲…)

俺(俺はなんとか執念で生き残って、偽のガス地帯を突破して興宮へと辿り着く事ができた…)

俺(この情報を必ず、黒梨花ちゃんに届ければ何か有力な手掛かりが…と思っていたが黒梨花ちゃんは何故か居なくて姫梨花ちゃんが居た)

俺(記憶も何も引き継いで無さそうだし、彼女では話しにならない…)

俺(俺があの事件の真相を解明しないと…)グッ


数日後…
雛見沢分校

俺(俺は興宮の図書館から借りた資料で、地質学の勉強をしていた…)ペラ...

俺(…やはり、火山性ガスをコンクリートで埋めた所で何の意味も為さない。あの政府発表はデマだったんだ)

俺「…。」


ボール「」ビュオンッ

梨花後頭部「」ドガッ

梨花「みぃっ!?」ガッ

沙都子「手が滑って当たっちゃったわ。ごめんねえ、あはははは」


俺(またやってる…。今日は助けないけど…)

俺(あの日から翌日…俺に話しかける危篤な奴はレナ以外に誰も居なくなっていた…)

俺(圭一を含み、クラス中から無視されている…)

俺(梨花ちゃんのような直接的イジメを受けるような奴も居れば、俺みたいな全員無視と言う陰湿的なイジメを受ける奴もいる)

俺(このクラスは歪み切っているが、俺は何とも思わない)

俺(むしろ、色々と調べ物をするには丁度良い状況になれたからこれは俺にとってメリットある事で俺は態度に現す事無く、逆に喜んでこの状況を受け入れていた)

魅音「チッ…」

70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 01:10:33.15 ID:AcJE68oX0
俺部屋

俺(雛見沢大災害は人為的に起こされた、予定された大虐殺…)

俺(ならばそれを起こして、喜ぶ人物…)

俺(国ともコネのある奴があの虐殺を起こした犯人だ。そんな人ができそうなのは……)

俺「……。」

扉「」コンコンッ

俺「ん?誰だ?」

祖父「ワシだ。話がある」ガチャッ

俺「爺ちゃん?なんだよ、急に…」

祖父「あー…えぇっと…」

俺「…うん?どうしたんだ?」

祖父「…コホン。よく聞け」

俺「あ、ああ…」

俺(爺ちゃんのこんな真面目な顔…初めて見たな…)

祖父「…実は村の定例会議でお前の名が出てな」

俺「うっ…」グサッ

祖父「…心当たりはあるか?」

俺「ま、まぁ…多少は…」

祖父「お前の普段の素行が悪過ぎると言う事でな…」

俺「厳重注意か…?」

祖父「いや、お前をこの家から追い出さないとこの家を第2の方条家としてみなすと決定が下された…」

俺「ええっ!?」ドクンッ

祖父「ワシもお前に心当たりが無い濡れ衣だったなら、最後まで抗議してやろうかと思っていたんだが…」

祖父「心当たりがあるようじゃな…」

俺「待ってくれ!そ、それって…俺をこの家から…?」

祖父「悪いが、もうお前をウチでは預かりきれん…」

俺「え……じょ、冗談だろ…?爺ちゃん…?」

祖父「…明日までに荷物を纏めて出て行ってくれ」

俺「ぁ……」

俺(嘘だろ…?)

俺(いや…舐めていた…。そうだ、梨花ちゃんと魅音を敵に回したまま…信仰心の強いこの村でやって行けるなんて俺が馬鹿だった…)

俺(もう、終わり…なのか…?)


ーー俺は祖父に勘当されてしまい、学校を辞めざるを得ない状況になってしまったのだった…


黒梨花完全死亡が確定しました

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 01:27:35.47 ID:AcJE68oX0
やり直し権利を使いますか?

1使う
2このまま行く


多数決下5まで

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 01:31:25.98 ID:AcJE68oX0
好きな場所に戻ります(質問タイムは挟んだばっかりだったので無し


指定したレス場所が3回被ったところからやり直します

87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 01:46:25.89 ID:AcJE68oX0
前スレ870からサイカイ
雛見沢分校
花壇前

梨花「先に俺に、この世界のルールを教えておくわ」

俺「この世界の…ルール?」

梨花「まぁ今更教えるまでも無く貴方は既に何度も…本来なら仲間想いな優しい仲間達に殺されて、その身を持って体験してるでしょうけど…」クスッ

俺「ッ…」ゾクッ

梨花「この世界は生まれ変わる度にその都度姿を変える」

俺(確かに、世界に差異があるのは何度も見て来た…。身近な物なら、魅音の部活内容とか…)

梨花「それと同じくして、誰の運命の歯車が狂うかも分からない」

梨花「特に狂いやすいのは、圭一と詩音とレナ辺りだけど…」クスッ

俺「…。」

梨花「そして、この世界はどうあっても袋小路な…惨劇からは逃れられない理不尽な世界…」

俺「…それは違う。そんな逃れられない運命なんて存在しない!だってちゃんとレナは改心して、惨劇を起こす前に自分の罪を償い滅ぼしてくれた!」

梨花「…それは、私の前に貴方が現れたからよ?」

俺「俺…?」

梨花「ええ、そうよ。私が繰り返して来た100年では貴方は一度も現れなかった」

梨花「貴方が来ない世界ではレナが自分の罪を認める事なんて一度も無かった…」

俺「…。」

梨花「でも貴方が私の現れてから、何度敗れても…それでも惨劇の運命に抗い続け、そして遂に惨劇を回避するまでに至った貴方の姿を初めて見たわ」

俺「…。」

梨花「まぁ、実は私と同じ世界の観測者の位置に達していたと言うのは意外だったけど…」

梨花「いえ、だからこそ死の運命に抗い続ける貴方の姿は私にとって神々しく美しく見えたのかもしれないわね」クスッ

俺「…。」

梨花「ねえ聞かせて俺、貴方はその力でいったい何を望むの?」

俺「俺は…」


1惨劇なんか起こらない世界で、皆んなと共に生き残りたい。幸せな未来を皆んなで勝ち取りたい!!
2俺は…梨花ちゃんの望みを叶えてあげたい
3とりあえず偶には生き延びたい


多数決下3まで

94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 06:13:06.18 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校
花壇前

俺「俺は…梨花ちゃんの望みを叶えてあげたい」

梨花「僕の望み…ですか?」

俺「……いいや、梨花ちゃん。君の望みでは無い」フルフル

梨花「みぃ…?」

俺「俺はループをした年月も、君と比べるとたかだか1年にも満たないと思う」

俺「だが未だ理由は知らないが、君は100年と言う長い時をその小さな身体で死のループを繰り返さないといけなかったんだ…」

俺「その繰り返しはきっと…俺なんかでは到底想像できないくらいに地獄だったと思う…」

梨花「…。」

俺「それは古手梨花と言う人格を、二つに割いてしまうくらいに…」

俺「きっと君の本来の性格はそのですます口調の丁寧な梨花ちゃんじゃなく、時折出る黒梨花の方だったんだと俺は思っている…」

梨花「…フッ…俺の癖に100年も生き続けた私の事をよく見えてるじゃない。…生意気だわ」

俺「俺は先ず、俺の事なんかよりも君を逃れられない運命の呪縛から解き放ってあげたい!」

梨花「…。」

俺「教えてくれ梨花ちゃん。君が何故100年もループを続けているのかを…俺を君の力にならせてくれ!」

梨花「…。」

梨花「…。」

梨花「その前に、一つだけ…聞きたい…」

俺「…え?」

梨花「…どうしてアンタは、現実の時間では出会って間もない私の為にそこまでしてくれるの?」

俺「…。」

俺「それは…」

梨花「…。」


1仲間を助ける事に、理由なんて必要かい?
2君の事が好きだから…じゃ、理由にならないかな…?
3君を助ける事で、俺は初めて過去から成長したと思えるんだ


多数決下5まで

100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 08:12:46.16 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校
花壇前

俺「君の事が好きだから…じゃ、理由にならないかな?」

梨花「……は?」

俺「…。」

梨花「…。」

俺「…。」

梨花「…///」ボンッ!

梨花「ば、馬鹿じゃないの!?私はね、恋なんてしてる時間が無いって事を分かってる!?そもそもアンタ!私を好きって、それじゃ只のロリコンじゃない!!!///」

俺「えー?でも精神的には俺より長い時を生きてるから、中身に恋するのはロリコンには当てはまらないと思うんだけど…?」

梨花「う、うぐっ…///」

俺「どうしてかな…。君を見てると、こう…胸の奥がチクチクするような、そんな気分になって…」

俺「毒舌でSっ気があって、女王様みたいな感じなのになんでかな…?」

俺「やっぱり俺、Mなのかな…?」

梨花「し、真性の変態だわ…///」カアァッ...



梨花(で…でもこいつ、こんなだけど肝心なところでは意外に格好良くて頼りになって、何度も自分の命も顧みずに私を守ってくれて…)

梨花(……わ…悪くは無いかも…///)

梨花(ってダメダメ!!何考えてるの私!?)

梨花「お…お生憎様だけど、100年生き続けた私が今更恋なんかすると思う?」ドキドキ...

俺「いや、だからこそだよ」

梨花「??」

俺「君は同じ時のループを繰り返し過ぎて、普通の子なら恋や出産、やがて母になって子育てと言う事を経験してる暇さえ無かった」

梨花「そ、それはそうよ…。私は永遠の牢獄に閉じ込められたままこの昭和58年6月から精神以外は先の未来に進めない存在だったもの…」

俺「ああ、分かっているよ。だからやがていつか先の未来を迎え年相応の身体に成長したとしても、君は普通の異性との恋は精神年齢の違いや自分が感じてる周りとの時間とのズレで長続きもしない」

梨花「ぐっ…」

俺「だが俺は違う。俺は君程長い時間を繰り返している訳では無いが、同じ力を持つ者として君の事を理解してあげられる」

梨花「…///」カアァッ...

俺「演じている古手梨花では無く、本当の君を愛する事ができる!」

梨花「ほ、本当の…私を?…///」

俺「ああ、だから…その…///」

梨花「///」


梨花の好感度が9に上がった

101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 08:29:53.36 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校
花壇

梨花(そうよね…。でも確かにこいつの言う通り、私の精神は成長したと言っても身体だけは永遠に小学6年生のままで止まっていた…)

梨花(もう私には、そんな青春なんて今更縁の無い事…と思っていたけど…)

俺手「」

梨花(私、今頃だけど恋…しても良いのかな…?///)スッ

梨花「…///」ゴクリッ

梨花手「」スッ

梨花(うん。こんな機会…これから生きて居ても一生無いだろうし、こいつの手を取ってこれからの人生を謳歌しても良い…のよね?///)ドキッドキッドキッ

羽入(駄目なのですー!!絶対絶対駄目なのですー!!)

梨花「」ガクッ

俺「り、梨花ちゃん!?どうしたんだ?」

梨花「…。」フラッ

梨花(何よ羽入…良いところなのに邪魔しないで)

羽入(あうあうあう。駄目なのです。譲れないのです。これだけは絶対にしてはいけないのです~!)

梨花(またアンタが言ってる生まれ変わりの魂がどうとか?別に良いじゃない)

羽入(母の僕を差し置いて、陸と桜花で結ばれるなんて決してあってはなら無い事なのですよ!!)

梨花(そんな事知らないわよ。幾ら魂が生まれ変わりだったとしても私は私、俺は俺なんだから…恋にそんな古臭い事関係無いわ)

羽入(それは梨花が恋に盲目になっているだけなのですよ~!)

梨花(煩いわね。まぁアンタが幾ら叫ぼうが、霊体のアンタじゃ私を止める事すらできない)

羽入(あう~!!!)

梨花(アンタはいつものように、そこで諦めて黙って見てなさい)

羽入(僕は…僕は!!)

梨花「俺…///」手スッ

俺「梨花ちゃん…///」

羽入(梨花がメスの顔になっているところをただ黙って見ているしか…)


コンマ下二桁
81以上羽入、実体化して来た
21~80羽入俺に接触してくる
20以下羽入、ただ泣くしかできなかった

安価下

106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 09:09:55.15 ID:AcJE68oX0
コンマ41
雛見沢分校
花壇

ピキ-ン!!

俺「……ん?」

梨花「」

俺「梨花ちゃん…?なんだ…?コレ…?」

俺(煩く聞こえていた蝉の声も止まって、風も全く感じない…)

蝶々「」

俺「あ…」

俺(蝶々も動きが止まってる…。これ、もしかして時自体が…?鬼の血の力を解放した時の…)

俺「あれ?俺、いつの間に鬼の力を使ってたんだ…?」

羽入「それは貴方が力を使ったのではありません。私が力を使ったのです」

俺「うわっ!?き、君…だれ…?」

羽入「私の名はは羽入…」

俺「羽入…?君も、俺と同じ力を…?」

羽入「ええ…。私はこの村のオヤシロ様と呼ばれている神。その私なら使えてもおかしくは無いでしょう?」

俺「オヤシロ様!?アンタが!?」

羽入「はい。今は貴方の中に流れている、私の血を伝い言葉を送っています」コクッ

俺「はぁ……」ジッ

羽入「??」

俺(確かに角なんか生えて鬼っぽいけど……)ジロジロ

羽入「…なんですか?」

俺「オヤシロ様って…案外無茶苦茶可愛いかったんだなって」ニヤニヤ

羽入「あ、あうあうあう~!?そんな事、今更俺に言われても嬉しくも何とも無いのですよ~!!///」ボンッ

俺「…。」

俺(…なんだこの子。最初は神々しかったのに、一気に化けの皮剥がれたな)

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 09:24:20.48 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校
花壇

俺「それで、えっと…オヤシロ様が時間を止めて、俺の血を伝って伝えたい事とはいったい何なんでしょうか…?」

羽入「あう~…。ボクが伝えたい事は、梨花に手を出さないで欲しいと言う事なのです…」

俺「え…?」

羽入「確かにインブリードは力の持った強い子が生まれやすくなるので嫌いでは無いですが…」

俺「……それ何の話?」

羽入「梨花はこう見えても未だ子供。確かに梨花の中身はボクと共に100年の時をを生き続けていますが、未だそう言う事は早いのですよ~!」

俺「えっと、要するに…俺に、オヤシロ様の生まれ変わりである梨花ちゃんに手を出すのはやめてくれと…?」

羽入「あぅ…そうは言って無いのです。ただ…」

俺「ただ…?」

羽入「惨劇の運命を乗り越えた7月になるまでは答えを急がないで欲しいのです~」

俺「……。」

羽入「…ボク個人としては、梨花に手を出す事も辞めて欲しいですけれども」

俺「…。」


1わかりました。じゃあとりあえず…無事に7月を迎えられるまでは梨花ちゃんとは恋人関係とかになるのはやめときます
2むしろ梨花ちゃんよりもオヤシロ様…いや、羽入を好きになってしまいました。その巫女服何故か萌えます
3それでも俺は、梨花ちゃんの事が好きなんだ…。許して下さいオヤシロ様(ループ能力が更に弱体化)


多数決下5まで

113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 10:24:33.26 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校
花壇

俺「わかりました。じゃあとりあえず…無事に7月を迎えられるまでは梨花ちゃんとは恋人関係とかそう言うのになるのはやめときます…」

羽入「分かれば宜しいのですよ。あぅ!」

ピカ-ンッ

俺(あ、時間が動き出した…)

梨花「俺…。私…も…///」スッ

俺「…。」

俺手「」ヒキッ

梨花「……え?」

俺「ああいや、ごめん。やっぱり、俺達には未だ早いかなって…」

梨花「ぁ……」

俺「やっぱ色々解決してからの方が良いかと思ってさ…」

梨花「……。」

梨花「……そうね。そうよね」シュン...

梨花(ちょっとでも浮かれて期待した私が馬鹿だった…)

俺「…。」

俺(力説した後に自分から差し出した手引っ込めたから梨花ちゃんすげーショック受けてるけど…)

俺(これで良いんだよな…。オヤシロ様…)

羽入(それで良いのですよ。あぅ!)ニコニコ




梨花の好感度が7に下がった

117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 11:25:11.56 ID:AcJE68oX0
undefined

118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 11:25:39.77 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校
廊下

俺(さっきは色々と話が脱線してしまい時間が無くなったので、俺達は放課後もう一度話す事になった)

俺(現在、俺と梨花ちゃん以外の3人は教室で部活を楽しんでいて俺達だけちょっと休憩と言う事で廊下でさっきの話の続きを再開している)

俺「それで、さっきは話が脱線してしまい聞けなかったが…梨花ちゃんの願いってのは…?」

梨花「今更聞かなくても、私の願いはもう大体察しはついているでしょう…?」

俺「この6月を超えて、生き延びる事…だな?」

梨花「ええ。できれば…大切な仲間達とも一緒に…」

俺「まぁそりゃそうだよな…」

俺「梨花ちゃんが100年経っても、未だに圭一達皆んなを仲間として大事に思っている事に内心…少し安心したよ…」

梨花「他人事みたいに言ってるけど、アンタもよ…?」

俺「あ、ああ…。そりゃ勿論だよ。何言ってんだ?」

梨花「……何でも無いわ」フルフル

俺「…??」

俺「しかし、なんで惨劇の運命を俺が変えたのに梨花ちゃんが未だ死ぬ運命にあるんだ…?」

梨花「それは…」


ーー俺は聞いた。梨花ちゃんが仲間の手により殺されない場合は、必ず何者かの手により綿流しの祭りの2日後に殺されてしまうと…

119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 11:26:49.21 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校
廊下

俺「犯人の目星すら無いのか…。それは参ったな…」

梨花「でも、同じ記憶を継承する力を持った俺が私に力を貸してくれるなら犯人のヒントを得る方法は邪道なやり方だけどあるわ」

俺「…ん?」


ーー梨花ちゃんはこの世界で、自分が殺された後俺に調査を頼み動機や犯人の特定を行なって欲しいと頼んで来た


俺「しかし、この世界を放棄するってのか…折角レナが自分の狂気に気付いて仲間に手をかけてしまう前に罪を償ってくれたのに…」

梨花「それは分かってるわ。でも、ループできる力を持った超越者二人が居るからこそできるこの方法こそが、一番堅実な方法なのよ!」

俺「……。」

梨花「既に仲間の運命の変え方は貴方が実践してくれた。次の世界では今回よりももっとより良い運命へと向かう筈だから!」

俺「…。」



1ダメだ!そんな…この世界のレナとの約束を反故にするような方法では…。俺が梨花ちゃんの護衛をする!!
2諦めるな。仲間も力になってくれる筈だ。皆んなにも打ち明けて相談しよう
3梨花ちゃんの言う通り堅実な方法を取るか


多数決下5まで

127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 11:57:42.40 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校
廊下

俺「梨花ちゃん。生きるのを諦めるな」スッ

梨花肩「」トンッ

梨花「…なら、俺にはもっと良い策があるの?」

俺「ああ、一つだけある」

梨花「…!」

俺「俺達にはそこに仲間が居るじゃ無いか」グイッ

梨花「…。」チラッ

教室内「グワ-!!マケタァ!!オ-ホッホッホッ!ワタクシニカテルトデモオモッタノカシラ?」

俺「俺達がループしている事を打ち明けて、皆んなにも力を貸して貰う」

梨花「無理よ!こんな話、信じてくれる訳無いわ」

俺「…梨花ちゃん。奇跡のお越し方ってのはな、先ずは仲間を信じる事なんだ」

梨花「…その話なら、過去に私も運命に抗おうと一人で頑張っていた頃に話した事はある」

梨花「でも、その時は信じて貰えなかった…」

俺「大丈夫…。きっと信じてくれる筈。俺達も仲間を信じるんだ」

梨花「…俺がそう言うなら」

俺「うん」コクッ

扉「」ガラッ


圭一「おっ、ようやく戻って来たか」

沙都子「ゲームを再開するでございましてよ?」

魅音「二人とも、かなり長い間密談してたねぇ。何の話をしてたのかおじさん気になるなぁ」ニヤニヤ

梨花「…。」

俺「皆んな、聞いて欲しい事があるんだ」バンッ

圭一&沙都子&魅音「??」



数十分後…

圭一「そ、その話…本当かよ…?」

俺「ああ。本当だ」

魅音「…私達を二人でドッキリにかけよう…って訳じゃ無いんだよね?」

梨花「みぃ…」

圭一→俺がかけら所持(判定無し)
魅音→好感度3以上で判定無し(現在5)


沙都子「…。」

沙都子好感度5
コンマ下二桁
51以上信じてくれた(梨花を守る部活メンバーの駒が揃う)
50以下冗談と思われてしまった(梨花落胆。部活メンバーの駒は揃わない。ループ能力減少)


安価下

158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 17:37:25.94 ID:AcJE68oX0
巻き戻り権利を使いますか?


1使う(ストック2)
2使わない


多数決下5まで

170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 18:38:28.76 ID:AcJE68oX0
undefined

171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 18:39:04.89 ID:AcJE68oX0
コンマ43
雛見沢分校
教室

俺(俺は皆んなに真剣に話せば、梨花ちゃんやレナと違って仲間を信じる心さえ捨てなければ必ず道は開けると思っていた…)


ーーだが、現実はそう甘くは無かった…


沙都子「流石に現実とかけ離れていますわ」

圭一「だよなぁ…。やっぱり幾ら何でもそれはあり得ないっつーか」

俺「本当の事なんだよ!!信じてくれ!」机「」ドンッ

圭一&沙都子「…!」ビクッ 

俺「あっ…」

梨花「…。」

魅音「俺が実はかなりの演技派だったって事は分かったけど、流石に話を盛り過ぎだねぇ~」

俺(俺が熱くなり過ぎて、圭一と沙都子が驚いた所を空気が険悪にならないように魅音がいつものようにおちょけて誤魔化す)

俺(……それだけで、これ以上話しても更に場の雰囲気が悪くなるだけで何の効果も得られないと言う事を理解させられる)

圭一「それに何度も体験してたなら、レナが俺達の元から居なくなる結末も迎えなかっただろうしな…」

俺「それは…」

沙都子「圭一さんの言う通りでございますわねえ…」

俺「ッ…」

俺(繰り返してもレナを救えなかった事を指摘され、俺もこれ以上は何も言えなくなる…)

俺(そうだ…。最高の仲間だなんだと言っても、これが超越者側と普通の者の境界線…)

俺(信じて貰えない事が、こんなに苦しい気持ちになるなんて知らなかった…分かっていなかった…)ギリッ

俺(だから梨花ちゃんもレナもあいつも…救う事に何の意味なんて無いって、全てを諦めたんだ…)

172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 18:40:51.49 ID:AcJE68oX0
雛見沢分校

梨花「もう…。良いのですよ俺…」

俺「梨花ちゃん…」

梨花「皆んな、驚かせてしまって申し訳ないのです。謝りますですよ」スタスタ

梨花「たまには皆んなの驚く顔が見たかっただけなのです」

沙都子「やっぱりそうでございましたか」

圭一「まぁ2人掛かりで話されたら一瞬騙されかけたけどな」

魅音「作り話にしてはちょっと現実味が無さ過ぎたねえ。演技力は高かったし、70点と言う所かな」

梨花「次は100点目指して頑張りますですよ。にぱ~☆」

俺「…。」

魅音「さあさ、2人とも席に戻ってよ。続き再開するよ」

梨花「はいなのです」ガタッ

俺「…ああ」ガタッ

俺(俺はそんな滑稽な姿の梨花ちゃんを見ながら1人絶望し…それ以上、仲間に対してその話をするのを辞めた)



俺が鬼化できなくなった
梨花が仲間に対して落胆し、ループ能力が更に弱まった
俺&梨花の死亡が決まった
次周回以降、仲間に打ち明ける際には判定が必要になった

177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/23(月) 21:52:51.37 ID:jtYV77BqO
古手神社

梨花(その後、私達は何も変わらない"いつも通り"の毎日を過ごし…)

魅音「さあレナの分も皆んな、しっかり楽しむよ~!!」

部活メンバー全員「「オー!」」

梨花「ファイト。おー!なのです!」

梨花("いつも通り"、仲間達と綿流しの祭りを楽しみ……)


ーーそして…今回もまた"いつも通り"…



梨花の家前

特殊部隊員A「古手梨花の確保に成功」

梨花「…。」ガシッ

特殊部隊員A「これより本部までーー」

梨花「…。」

梨花(今度もまた…何も変わらなかった…。次の世界はもっと良い目が出てくれるのを期待するしかーー)

特殊部隊員B「何者だッ!?」スチャッ

「そこは"いつも通り"にはさせねえよ!!」ダッダッダッ

梨花「…!」

木刀「」ビュオンッビュオンッ

特殊部隊員A「うぐっ!」ドサッ

特殊部隊員B「がはっ!」ドサッ

梨花「俺!!///」

俺「やっぱり、君が殺されてしまうのをただ黙って待ってなんていられるか!」

俺手「」

梨花「あ…」

俺「行こう梨花ちゃん。神社の入口は既に制圧されてる。こうなったら、森の中から逃げるぞ!」

梨花「え、ええ!」

梨花手「」ギュッ

梨花(そうだ。未だ諦めちゃダメだ!私は1人じゃない!私には運命の変え方を教えてくれた彼がついてる!)タッタッタッ

181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 01:01:19.10 ID:Bx4A2VVa0
森の中

梨花「みぃ…」キョロキョロ

特殊部隊員C「ターゲットを発見。これより確保する」スタスタ

梨花「わーんなのです」タッタッタッ

特殊部隊員C &D「捕まえろ」バッ

背後「俺」ダッ

木刀「」ヒュンッヒュンッ

バキイッドゴッ!!

特殊部隊員C &D「がっ!?「うごっ!?」」ドサリッ

俺「ふぅ…梨花ちゃん。無事か?」スタスタ

梨花「ええ。なんとかね…」スタスタ 

俺「そうか…良かった。よし、走るぞ」タッタッタッ

梨花「うん!」タッタッタッ


182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 01:02:23.86 ID:Bx4A2VVa0
森の中

俺「しかし、敵の数が幾ら何でも多過ぎる…。なんなんだこいつらは?」タッタッタッ

梨花「私にも分からないわよ!」フルフル

俺「このまま闇雲に逃げ回ってても、いつか捕まる。何処か隠れられる場所を探さないと……」タッタッタッ

梨花「隠れられる場所…」タッタッタッ

梨花「はっ!そうだ!園崎の拷問部屋!」タッタッタッ

俺「拷問部屋?魅音の実家にそんな部屋が?」

梨花「あそこなら簡単には見つからないわ!」

俺「よし!なら先ずはそこへ向かってーーーー」ハッ!!

俺身体「」ゾクゾクゾクッ

俺(な、なんだ!?今の嫌な感じは…。何か強烈な力を持った奴が来る…?)

俺(多分…今の俺の状態では、勝てない敵が……)ゴクリッ

梨花「どうしたの俺!?」タッタッ

俺「……。」

梨花「俺…?」

俺「……梨花ちゃん。ここからは一人で先に行け。俺はここで敵を食い止める」クルッ

梨花「えっ!?ど、どうして!?」

俺「手強い奴が来る…。多分、これ以上は逃げられない…」

梨花「そんな…」

俺「…だから、ここで俺が食い止める。君はその間に魅音の家へ向かって走れ!」

梨花「駄目よ!アンタも一緒に…」

俺「…君が殺されたら俺達の負けだ。それは絶対に防がなきゃならない」

梨花「そんなの駄目よ!!私一人でなんて…あんたも助からないと…」

俺「大丈夫だ。心配要らない。俺の強さ教えただろ?必ず直ぐに追い付いて君を追う…」ザッ

梨花「俺…嘘でしょう…?アンタ、ここで…」ゴクリッ

俺「早く行くんだ!俺達は、どっちかが少しでも長く生き残らないといけないだろ!?」

梨花「…!」ハッ!

梨花「…。」ポロッ

梨花「ッ…!」タッタッタッ

俺(それで良いんだよ梨花ちゃん…)

俺(後は俺が…梨花ちゃんを運命の袋小路へと追いやった黒幕を倒して運命に打ち勝って、ハッピーエンドだ!)

183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 01:34:00.40 ID:Bx4A2VVa0
森の中

俺「…。」ピクッ

ガサッ

俺(……来たな)
鬼狩柳桜「」チャキッ

山狗達「」ゾロゾロ
ワゴン車「」バタンッ

???「ふふふ…」ザッ

俺「…!」

俺「あ、アンタ…は…。まさか…!?アンタが、この物語の黒幕だったのか…!?」

俺「鷹野三四!!!」

鷹野「へぇ…。梨花ちゃま一人確保するのになかなか手間取っていたから誰が協力しているのかと思っていたら…貴方は確か…この村に一番最後に引っ越して来た子ね…?」クスクス

鷹野「出会った事も話した事もこれが初めてなのに、私の名前を知っていてくれて光栄だわ」カチャッ

俺「そうか…。5年目のオヤシロ様の祟り自体を偽装に使っていたとは…。盲点だったな…」

鷹野「うふふ。私が山で焼死体となって発見された事も知っているのね。何処からその情報を得たのかしら?」クスクス

俺(…どうにかこの記憶を次の世界へ引き継ぎたいが…。あの銃を向けられたままではそれも厳しいか)

俺「…しかし、分からないな。どうして貴女が梨花ちゃんを狙うんです?」

鷹野「私がこの世界の神となる為よ!」

俺「…神?」

鷹野「ええ。オヤシロ様の生まれ変わりであるあの子を殺し、私が新たなオヤシロ様となる!」

俺「何……?」

鷹野「そして私がこの村に、オヤシロ様の祟りを降すのよ!」

俺「……。」

俺「…フッ…くくく…」

鷹野「…何がおかしいのかしら?」

俺「いやぁだって、何か勘違いしているみたいだから言っとくが…貴女は決して神にはなれない。オヤシロ様にはなれない!!」

184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 01:44:45.23 ID:Bx4A2VVa0
森の中

鷹野「…何?」

俺「だってオヤシロ様は本当に居たんですよ」

鷹野「……。」

俺「貴女みたいなメーテルみたいな格好した人間が、神になんかなれる訳ないじゃないですか」

鷹野「フッ……ふふ。うふふふふ…ほざくなガキが!」ダァンッ

俺「ッ…!」スッ

弾丸「」ビュオンッ

俺「…。」チャキッ

俺(弾を…斬る!!それくらい今まで何度もやって来た。この剣と俺の身体能力を使えば何て事は…!)ブウンッ

弾「」ビュオンッ
鬼狩柳桜「」パキイッ!!

俺「なっ…!?」ドクンッ!

俺(ま、負ける!?嘘だろ!?禁宝が…こんなごくごく、普通の銃なんかに!?)

弾「」ビュオンッ
鬼狩柳桜「」ポキインッ!

弾「」ビュオッ
俺胸「」

俺「!?」ドクンッ

俺(いや、違う!この特殊な力は…俺もかつて身をもって体験したじゃないか…!)

俺(梨花ちゃんが繰り返せば繰り返す程、奴の強固な意志に因果が溜まって行く…)

弾「」グッ
俺胸「」ズッ

俺(…こ、これが…あの黒幕が、梨花ちゃんを運命の袋小路へと100年間…永久の迷路へと閉じ込め込める為に…貫き通した強固な意志の力…!)


ドサリッ...


俺(50)+(梨花(5))-鷹野の強固な意志(100)
コンマ下二桁
96以上俺、致命傷を受けたがなんとか傷だらけの状態で祭具殿まで辿り着く(俺、物語の黒幕の記憶継承に成功。次の雛見沢へ)
95以下俺&梨花。運命に打ち勝てず死亡(俺、記憶継承に失敗。次の雛見沢へ)

安価下

191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 02:24:45.68 ID:Bx4A2VVa0
コンマ22(ボナ、次回惨劇率10%低下)
???

俺「…。」フワァ-ッ

俺(ああ…この感覚、まただ…)

俺(また死んだ…のか…。俺は…)

俺(まさか、梨花ちゃんを狙っていた黒幕が鷹野だったとは…気付かなかったな…)

俺(梨花ちゃんを守らなきゃいけない俺が先に死んでしまった…)

俺(梨花ちゃん…一人でも生き残っていてくれたら良いが、直ぐにこっちに来る事になるだろうな…)

俺(せめて、全ての黒幕の記憶くらい持ち越せたら良かったが…多分思い出せないだろうな…)

俺(それでも、俺は行かなくちゃ…)

俺(…彼女と約束したんだ。死の運命の呪縛から、必ず解放してやるって)

俺(よし、行こう。次の雛見沢へ)

光「」スゥッ...



END

192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 02:31:07.39 ID:Bx4A2VVa0
俺、運命に敗北して射殺END


1最初からやる
2次の世界へ進む
3この世界をやり直す
4違う作品やる(種、まどか)


場所決めは7時から(1が寝落ちしてたら申し訳ありません
それまで質問あれば

201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 07:00:09.73 ID:Bx4A2VVa0
1最初からやる
2次の世界へ進む
3この世界をやり直す
4違う作品やる(種、まどか)


多数決下5まで(単発無し)

209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 07:36:12.97 ID:Bx4A2VVa0
この編をやり直します(前回と変わらない場合は分岐までカット、前回と変わらない判定は20%減少)
雛見沢分校
校庭

圭一「へえ、今日の体育は水鉄砲対決かぁ」

俺「水鉄砲かぁ。懐かしいな」

俺(やっぱ授業内容にも差異が出るんだな~)

圭一「え?俺は体育の授業で水鉄砲対決なんてした事あるのか?」

俺「……え?あ、いや…なんでも…」

圭一「うん?」

俺(そうだ…。これって、俺がレナと一緒に初めて本気を出し合って、結局決着がつかなかった…)

俺(…もし同じなら、この後魅音が)

魅音「水鉄砲対決かぁ。面白いねぇ…。部活メンバー集合ー!今日のお題はこれ!」

俺(やっぱり…!)

魅音「水鉄砲対決にしよう!ルールは簡単。この水鉄砲の水が身体に触れたら負け!」

沙都子「なるほど…。面白そうでございますわね」

魅音「そして勝者は敗者全員に罰ゲームを与えてよし!」

圭一「全員だと!?うおおぉ!やるぜ!」

俺(一緒だ…)

梨花「みぃ」

俺「え?梨花ちゃん?」

梨花「俺、今回も宜しくなのです。にぱ~」ニコッ

俺「あ、ああ…?」

梨花「俺をビショビショにして、いっぱい虐めてあげるのですよ~」タッタッタッ

俺(……?)

俺(梨花ちゃん。相変わらずよく分からん子だな…)

レナ「はぅ…。直ぐに脱落しないように頑張ろうね俺君」ニコッ

俺「あ…」

レナ「え?」

俺(やっぱり一緒だ…。レナはまた手を抜こうとしてる…)

レナ「俺君?」キョトン...

俺(だったら、もしかして…)


1確認するつもりでレナを本気にさせてみる(ボナによりまたも引き分けに。レナ好感度6、梨花以外の部活メンバー好感度4スタート)
2圭一にレナを本気にさせたら楽しませてくれる筈と吹き込む(俺、今回はレナとは深く関わらない。レナキーキャラの因果を圭一に譲渡する。レナ好感度3スタート)
3全て忘れて、梨花ちゃんをビショビショにして楽しもう(レナ好感度2スタート)


多数決下3まで

213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 07:40:41.83 ID:Bx4A2VVa0
分岐までカット
帰り道

俺(あの後、前と同じでエンジェルモートで全員をコスプレさせて働かせ)

俺(またレナの新しい母親になるかもしれないリナと言う母親にしては若い女が現れ…)

俺(勝者の俺とレナは魅音や梨花ちゃんや沙都子効果か、満席になったのでこれ以上は邪魔になると言う事で先に店を出た)

俺(検証で何もしなかったら、流れは全く一緒である…)


レナ「私も同じだよ。ほら、私も1年前に雛見沢に引っ越して来たわけだけど、こんなに楽しい幸せな日々を送れるのが信じられないもの…」

俺「ああ、分かる気がするな…」

レナ「ふふっ」ニコニコ


俺(やはり今はレナはいつも通りだが、前とは何かアプローチを変えないとこのままじゃレナは…)

俺(というかレナとあのリナと言う女性は馬が合わないと聞いていたが、結局どうなったんだろうか…)

俺(レナが学校に来なくなったから、聞く時間すら無かったな…)

レナ「あ、そうだ。レナ今から宝探しに向かおうかな?かな?」

俺「…あー、今からか?でも天気あんまし良く無いぞ?にわか雨が来るかも」

曇り空「」

レナ「うん、そうだね。でもきっと楽しい気持ちの今なら新しいかぁいい物も見つかるかと思って」ニコニコ

俺「そうかな…」

俺(…確か前は本当は顔を合わせたく無かったからって言ってたな。やっぱりこの世界でもリナって人とは仲良くなれて無いのか)

レナ「あ、そうだ。俺君も一緒にどうかな?かな?」

俺「え?あぁ…」

俺(前回は風邪引いてちょっと躊躇ってたけど、付いて行ったんだよな…その結果、雨にも濡れて風邪引いたけど)

俺(でも今回はちゃんと服着て勝ち上がったからマシだな。さて、どうするか)


1今回も付き合う(レナ好感度7に上昇。雨でワゴン車に避難までセット。更に選択肢へ)
2断って別の事を調査する

多数決下3まで

レナの好感度が6に上がった
圭一、沙都子、魅音の好感度が4に上がった

216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 07:46:07.15 ID:Bx4A2VVa0
ゴミ山

レナ「俺君と宝探し嬉しいな。嬉しいな~」ニコニコ

俺「よくこんな足場が悪い所、その速さで歩けるな…」ストッストッ

俺(まぁ、関わらないと防ぎようも無いよな…)

俺「お…」

雨「」ポツッポツッ

レナ「あ…」

俺「雨、降って来ちゃったな。どうする?」

レナ「…。」

レナ「俺君、こっち来て」ギュッスタスタ

俺「あ、ああ…」ギュッスタスタ



廃ワゴン車内

明かり「」ポウッ

レナ「ここで雨宿りしてから帰ろ?」ニコッ

俺「こんな所があったとはなぁ…」

レナ「うん。ここはレナの秘密の隠れ家なんだよ?だよ?」

俺「うん。可愛らしい部屋で良いと思う」

レナ「えへへ。ありがとう///」

レナ「ここに招待したのは俺君が初めてなんだよ?だよ?」

俺「ああ…」

俺(…懐かしいな。こうやって狭い車内で話す必要すらない自分の暗い過去を語り合って、お互いをもっと知り合ったの)

雨「」ザアアアァ...

俺「…なあ、レナ」

レナ「え?」


1俺は自分の過去の事なんて何も気にしなくて良いと思う(今回は話さない)
2興味無いかもしれないが、俺がこの小さな村に越して来た理由を聞いてくれないか?(前回と同じく暴露大会に発展)


多数決下3まで

220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 07:54:55.03 ID:Bx4A2VVa0
分岐までカット
廃ワゴン車内

レナ「ふふっ…流石に引いたかな?」

俺「逆に俺がこれくらいで引くと思うか?むしろ…」

レナ「むしろ?」

俺「レナはよく頑張っているじゃないか。大人達に振り回されながらも、ただ直向きに優しい子に育って」

レナ「そう…かな…?///」

俺「ああ。俺はそう思ってるよ」

レナ「…。」

レナ「不思議な感じ」

俺「…え?」

レナ「俺君とはね。出会って未だ間もない筈なのに、前にもこうして話をした事があって、前にも本気で戦い合った気がするの」

俺「!?」ドキッ

俺「レナ…まさかお前も、記憶が…?」

レナ「え?記憶って…?」

俺「あ、いや…何でも無い」フルフル

俺(やっぱりレナは断片的に記憶している事があるのか…?)

俺「もし…」

レナ「うん?」

俺「もし、違う世界でこんな事が前にもあったとしたら…レナはどう思う…?」

レナ「違う世界で…?うーん…分からないけど、でもその世界はきっと、こうやって私が素直に話し合えてたって事は俺君とはとても仲良くなってた世界なのかなって思うかな?」ニコッ

俺「…。」

レナ「あれ…?違うかな?…」

俺「…いいや、違わない。俺達は仲良かったさ」

レナ「あはは。良かった…」

俺「…。」

俺(そうだ。俺が鈍感過ぎたのと、レナがそれでも誰にも何も相談しない。誰にも何も頼らない性格だったから…)

俺(仲間と言う言葉に失望していたレナだからこそ…過ちが起きてしまっただけの話だ…。そして、このままだときっと…)

俺「…。」

俺「…なぁ、レナ」

レナ「うん?」


1俺が、仲間ってのはレナを裏切らない事を改めて証明してやる。今度は絶対にレナを助けてやるから!
2だったら俺は…俺だけは、レナの仲間の枠から外してくれ。そして俺を何でも相談できる、レナのもっと特別な存在に置いてくれ!(レナの好感度が8に上昇)


多数決下3まで

223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 08:00:07.69 ID:Bx4A2VVa0
廃ワゴン車内

俺「だったら俺は…俺だけは、レナの仲間の枠から外してくれ」

レナ「俺君を皆んなとは違う枠に外す…?」

俺「ああ、そして俺を何でも相談できる、レナのもっと特別な存在に置いてくれ!」

レナ「特別な存在って………///」カアッ…

レナ「え、えっと…その…それじゃあ特別なって、例えば…?///」

俺「へ?ああ……ええっと…。そうだな…。うーん///」カアッ...

レナ「…///」

俺「ま、まぁとりあえず!俺にだけは困ったことがあったら何でも相談して欲しいって事だよ!」グッ

レナ「…。」

レナ「ありがとう…」

レナ「でも俺君は…どうして私の為に、そんなに真剣になってくれるの…?」

俺「それは…」


1キスして応える
2かつての同じ過ちを繰り返したく無いから
3…自分でもよく分からない


多数決下5まで

229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 08:06:23.84 ID:Bx4A2VVa0
雛見沢分校
6限前
校庭

梨花「とりゃあーなのですよ~」ポ-ンッ

沙都子「おーっほっほっ。そんな簡単にわたくしは当たりませんわ」サッ



教室

俺「ちびっ子達は校庭でドッチボールしてるのか」

俺(ここは毎回だな)

魅音「しっかし最近は平和ですなぁ」

圭一「いやぁ、平和過ぎて退屈だぜぇ…」

レナ「そうかなぁ?レナは平和で退屈なの、好きだよ~」

圭一「レナは毎日が幸せそうで良いよなぁ…」

レナ「…そうかな?」イラッ

圭一「はぁ…日々の退屈を、幸せに過ごす方法があるなら教えてくれよ」

俺「…。」

レナ「……そんなの簡単だよ。気付くだけだもん」

圭一「気付くって?」

レナ「幸せの日々が、有限である事に…」

圭一「おん??」

魅音「むーり無理。圭ちゃんにレナの哲学は通用しないって!ね~?あははは」タッタッタッタッ

圭一「なー!?人をデリカシーの無い野蛮人扱いするなぁ!」タッタッタッ

俺「レナ…?」

レナ「そうだよ…。幸せな日々は、有限なんだよね…」ボソッ

俺(そうだ…。この辺りだ…レナの様子が変になって行ったのは…)

レナ「…。」

俺(前は気付いてやれなかったが、やっぱりあのリナって人との家庭の事情で悩んでるっぽいよな…)

俺「レナ。改めて聞くが、悩みがあるなら聞くぞ?仲間として…友達として…」

レナ「…ううん。何でもない。大丈夫だよ?だよ?」

俺「…そうか」

俺(そりゃそうだよな…。家庭の事情を友達なんかに話す奴居ないよな…)

レナ「ほら。私達は座って待っとこ」



1幾らなんでもおかしい…。今日は部活休んでレナの秘密の隠れ家のゴミ山へと先回りしてみよう
2いや、未だ大丈夫だろ。今日も皆んなで部活して楽しもう(レナ惨劇ルート)


多数決下3まで

234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 08:18:43.48 ID:Bx4A2VVa0
ゴミ山

リナ「ふっ…ふふ。あははは。なぁんだ全部バレバレだったんだぁ…」

レナ「…。」キッ

リナ「…!」ギロッ

レナほほ「」パアンッ

レナ「ッ…」


廃ワゴン車内

俺(レナ…!あ、あの女…。レナに暴力を…)グッ



ゴミ山

リナ「クソガキ!なめやがってよぉ! もうちょいで、ウン千万という金が転がり込むんだよ!」ブンッゲシッ

ガッドゴッ!!

レナ「くっ…うっ…」ドサッ


廃ワゴン車内

俺(れ、レナ….。クソッ!あの野郎……レナが本気で反撃しないからって好き放題…)ワナワナ..

俺「あっ!!」



ゴミ山

レナ首「」グググッ

レナ「うっ…ぐっ…」グググッ

リナ「死にさらせや~!!殺しはしたかなかったんだけどね、二度とこんなうまいカモに会えないだろうしさあ!」

リナ「どうせ金巻き上げたら、蒸発するつもりだったしさあ!」ガシッ

レナ「…!」

ガラスの破片「」


廃ワゴン車内

俺(あのクソ女レナを殺す気だ!クソッ!もう我慢できん!)


同じ判定の為に20%カット
コンマ下二桁
61以上いや、クールになれ俺…。レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…
60以下頭が沸騰した俺。レナが殺されそうな所を、黙って見てる訳にはいかなかった


安価下

245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 08:42:54.50 ID:Bx4A2VVa0
廃ワゴン車内

俺(いや、クールになれ俺…!レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…)グッ


ゴミ山

レナ「ッ…!」グッ

ガラスの破片「」ビュオッ

リナ腹「」スパッ

リナ「があぁぁぁっ!?」ブシャ-!!

リナ「う…ぐ…あぁぁぁっ…」ドクドク...

レナ「ゲホッ…ゲホッ…はぁ…はぁ…はぁ…」

レナ「ッ…!」スッ

鉄パイプ「」ガシッ

リナ「あ…あぁ……え?」

レナ「…。」つ鉄パイプ

リナ「ちょっ…待って。それ、シャレになんない…」ガタガタ...

レナ「あぁぁぁぁっ!」ブウンッ

ヒュンッ

レナ「…!」ピタッ

俺「待てレナ!?落ち着け!!」

リナ「!?」

レナ「俺君……?」

俺「レナ、この女殺す気なんだろ!?そんな事したって、何の解決にもならない!」バッ

レナ「……。」

リナ「あ…ぁぁ…」ガタガタ

レナ「…。」

レナ「…早く退いてよ」グッ

俺「レナ…」

レナ「幾ら俺君でも、私の邪魔するなら私怒るよ!!??」

俺(レナの奴…完全に頭に血が登って…)

俺(いや、そもそもここにこの女を誘い出したのは、最初から殺す事すら視野に入れてたのか…?)

レナ「早く退けって言ってんのよ!!!」

俺「……。」

リナ「ちょっ…た、助けて…」ガタガタ...


1そんなに言うなら俺は止めない
2レナなら分かってくれると信じてどかない
3…悪いが、レナを倒してでも止める


多数決下5まで

254: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 09:12:40.24 ID:Bx4A2VVa0
ゴミ山

俺「口で言っても聞かないみたいだな…」

俺「…だったら悪いが、レナを倒してでも止める」スッ

レナ「…本気?武器も無いそんな丸腰で、レナに勝てると思ってるのかな?かなぁ!?」

俺「……。」ジッ

鉄パイプ「」

俺(……確かにレナの言う通り、あっちは強力な武器持ち)

俺(こっちは生身…。レナは殺す気、俺はレナを止めるだけ…)

俺(局面はかなり不利だが、カウンターでレナに体術を当てられれば…)スッ

レナ「…ふーん。本気でやるんだ」グッ

俺「…。」

レナ「あはははは!これは部活じゃないんだよ!?怪我しても知らないよ!?」

俺「…良いから来いよ」クイッ

レナ「私の邪魔を…するなぁ!!!」ブウンッ

俺(挑発にノッて来た。後はこの攻撃に合わせてーー)グルンッ


コンマ下二桁
21以上カウンターでレナの鳩尾に強烈な蹴りをお見舞いして気絶させた(レナ好感度3に減少)
6~20何故か見切られてカウンターに失敗した(リナ死亡、俺重傷)
5以下普通にカウンターに失敗した(リナ諸共殺されてしまった)


安価下

261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 10:08:35.93 ID:C8eIIkXFO
コンマ86
ゴミ山

鉄パイプ「」ブウンッ

俺「ッ…」蹴りッ

レナ鳩尾「」メキイッ!!

レナ「ぁっ………かはっ…」ビクッ

鉄パイプ「」カランッ

レナ「ゲボォッ…」ドサリッ

レナ「」ピクピク...

俺「……。」

俺(すまない…。レナ…)

リナ「は…ははは…。アタシにこんな事するからだ…。ざまあないねクソガキ」

俺「…。」グッ

リナ髪「」グイッ

リナ「あっ…!?い、痛い!痛いって!やめて!?」グイッ

俺「…あんたの顔、ずっとどっかで見た事あるなぁって思ってたんだが、ようやく思い出したよ」

リナ「あぁ!?アタシはお前の顔なんて見た事ねえよ!?」

俺「あんた、春に興宮でヤクザに追いかけられていた女だろ?」

リナ「はぁ!?な、なんでアタシが連中に…」

俺(ん?この世界じゃ、違うのか?いや、それなら…)

俺「園崎系列のヤクザと繋がりがあるだろ?」

リナ「な…何の話しだよ…」ビクッ

俺(やっぱりな…。それなら…)

俺「殺されたくなければ、もうこの子の家に手を出すのはやめろ」

リナ「あ…?そんなもん、今更やめる訳」

俺「今回は偶然俺が居合わせたが、次に訪れたら今度こそ殺されるぞ」

俺「それにその子、園崎家次期当主の親友なんだよ」

リナ「なっ…!?」ビクッ

俺「俺がその親友にこの子がアンタらにされてる事全て伝える」

リナ「えっ…ちょっ…」

俺「だからその子に報復したとしても、あんたらがやったって容易に想像ができる」

俺「そして園崎に捕まれば最後…どうなるかくらい分かるだろ?」

リナ「…。」ガタガタ...

俺「…それに俺だって次は助けない。…むしろレナに何かあったら、アンタを殺す」ギロッ

リナ「うっ…!」ビクッ

俺「二度と竜宮家には近づかないと誓え。だったらここは見逃してやる…」

俺「だが、二度と俺達の前に現れるな!!」手グッ

リナ「あ…あわ…。わ、分かった!分かったから、殺さないで…」ガタガタ...

俺「…。」

262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 10:15:14.42 ID:C8eIIkXFO
ゴミ山

レナ「」

俺「…。」

俺「レナ…。全部一人で抱え込んで…全部一人で解決しようとして…」

俺「ごめんな…。何度やり直しても、レナの性格の本質に気付いてあげられなかった俺が悪いよな…」

レナ「」

俺「…。」

俺「はぁ…」

俺(仲間の暴力に対して、更に強い暴力でねじ伏せて無理矢理解決…)

レナ「」

俺(多分、俺達…もう昔のようには戻れないよな…)

俺(なんとか止める事はできたが、本当にこれで良かったんだろうか…)


レナの好感度が3に下がった

276: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 10:42:43.52 ID:C8eIIkXFO
巻き戻り権利を使いますか?

1使う(ストック2)
2使わない


多数決下5まで

284: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 11:15:18.52 ID:Bx4A2VVa0
通学路

レナ「おはよう。俺君」

俺「ああ、おはよう」スタスタ 



ーーーあの後、気が付いたレナは俺と言葉を交わす事なくフラフラと家に帰って行った…

俺(そして翌日、レナは昨日の事はまるで何も無かったかのように一切触れて来ない…)

俺「なぁレナ、リナって人の事は…」

レナ「え?リナって誰かな?かな?」

俺「…え?」

レナ「レナの記憶には無い人の名前だけど…。そんな事より今日はちゃんとレナ部活参加するからね」

俺「…。」

俺(こちらから振ってもとぼけたフリをして話題を変えて来る…)

俺(レナ的に、二度と触れて欲しくない話題なんだろう…)

レナ「あ、圭一くーん。おはよう」

圭一「ようレナ。俺」スタスタ

俺「あ、ああ…」

俺「…。」

俺(…レナと同じくらい洞察力を持っている俺は気付いていた)

俺(レナはもう俺と二人きりの時でも、二度と本当の気持ちで話してくれる事はない…)

俺(レナにとって、俺の存在はもうどうでも良い仲間…)

俺(いや、それ以下にまで落ち込み、二度とそれ以上は仲良くなれないのだと…)

304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 18:31:08.17 ID:Bx4A2VVa0
巻き戻り権利を使いますか?

1使う
2使わない


多数決下5まで

310: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 18:38:57.88 ID:Bx4A2VVa0
好きな場所へ巻き戻します


指定場所が3レス被ったレス番から再開

329: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 19:29:16.85 ID:Bx4A2VVa0
101から再開
雛見沢分校
花壇

梨花(そうよね…。でも確かにこいつの言う通り、私の精神は成長したと言っても身体だけは永遠に小学6年生のままで止まっていた…)

梨花(もう私には、そんな青春なんて今更縁の無い事…と思っていたけど…)

俺手「」

梨花(私、今頃だけど恋…しても良いのかな…?///)スッ

梨花「…///」ゴクリッ

梨花手「」スッ

梨花(うん。こんな機会…これから生きて居ても一生無いだろうし、こいつの手を取ってこれからの人生を謳歌しても良い…のよね?///)ドキッドキッドキッ

羽入(駄目なのですー!!絶対絶対駄目なのですー!!)

梨花「」ガクッ

俺「り、梨花ちゃん!?どうしたんだ?」

梨花「…。」フラッ

梨花(何よ羽入…良いところなのに邪魔しないで)

羽入(あうあうあう。駄目なのです。譲れないのです。これだけは絶対にしてはいけないのです~!)

梨花(またアンタが言ってる生まれ変わりの魂がどうとか?別に良いじゃない)

羽入(母の僕を差し置いて、陸と桜花で結ばれるなんて決してあってはなら無い事なのですよ!!)

梨花(そんな事知らないわよ。幾ら魂が生まれ変わりだったとしても私は私、俺は俺なんだから…恋にそんな古臭い事関係無いわ)

羽入(それは梨花が恋に盲目になっているだけなのですよ~!)

梨花(煩いわね。まぁアンタが幾ら叫ぼうが、霊体のアンタじゃ私を止める事すらできない)

羽入(あう~!!!)

梨花(アンタはいつものように、そこで諦めて黙って見てなさい)

羽入(僕は…僕は!!)

梨花「俺…///」手スッ

俺「梨花ちゃん…///」

羽入(梨花がメスの顔になっているところをただ黙って見ているしか…)


コンマ下二桁
81以上羽入、実体化して来た
21~80羽入俺に接触してくる
20以下羽入、ただ泣くしかできなかった

安価下

332: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 19:31:03.02 ID:Bx4A2VVa0
同じなので分岐まで早送り
雛見沢分校
花壇

俺「それで、えっと…オヤシロ様が時間を止めて、俺の血を伝って伝えたい事とはいったい何なんでしょうか…?」

羽入「あう~…。ボクが伝えたい事は、梨花に手を出さないで欲しいと言う事なのです…」

俺「え…?」

羽入「確かにインブリードは力の持った強い子が生まれやすくなるので嫌いでは無いですが…」

俺「……それ何の話?」

羽入「梨花はこう見えても未だ子供。確かに梨花の中身はボクと共に100年の時をを生き続けていますが、未だそう言う事は早いのですよ~!」

俺「えっと、要するに…俺に、オヤシロ様の生まれ変わりである梨花ちゃんに手を出すのはやめてくれと…?」

羽入「あぅ…そうは言って無いのです。ただ…」

俺「ただ…?」

羽入「惨劇の運命を乗り越えた7月になるまでは答えを急がないで欲しいのです~」

俺「……。」

羽入「…ボク個人としては、梨花に手を出す事も辞めて欲しいですけれども」

俺「…。」


1わかりました。じゃあとりあえず…無事に7月を迎えられるまでは梨花ちゃんとは恋人関係とかになるのはやめときます
2むしろ梨花ちゃんよりもオヤシロ様…いや、羽入を好きになってしまいました。その巫女服何故か萌えます
3それでも俺は、梨花ちゃんの事が好きなんだ…。許して下さいオヤシロ様(ループ能力が更に弱体化)


多数決下3まで

347: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 20:03:31.10 ID:Bx4A2VVa0
雛見沢分校

俺「むしろ梨花ちゃんよりもオヤシロ様…いや、羽入を好きになってしまいました」

羽入「あう!?」

俺「その巫女服何故か萌えます」

羽入「あうあうあぅ…///と、当然なのですよ~!だってこの服は…あぅぅぅ///」ボンッ

俺「でも、この時間を再開させるともう俺は羽入とは会えなくなるんですよね…」

羽入「あぅ、えぇっと…その…///」

俺「俺の恋は儚くも一瞬の内に終わってしまうのか…」

羽入「あぅ…///」

羽入「ぼ、ボクと同じ血を持つ俺ならば祭具殿へ行けば話す事は可能だと思うのですよ?///」

俺「本当ですか!?」

羽入「あ、あうあうあう…ボクは梨花から●●るとか、そう言うつもりで話しかけたのでは無いのですよ~」アタフタ...

俺「でも俺はその気です!」

羽入「あ…あうあう…///

羽入「こ、これ以上は梨花に聞かれるとマズイのですぅ~!///」ピュ-ン!!

俺「あ…逃げちゃった…」

ピカ-ンッ

俺(ん?時間が動き出した…)

梨花「俺…。私…も…///」スッ

俺「…。」

俺手「」ヒキッ

梨花「……え?」

俺「……すまない梨花ちゃん。さっきの俺の言葉は、全て忘れてくれ」

梨花「…は?」

俺「俺には好きな人ができた」

梨花「な……はぁ!?」

俺「俺には今すぐにかねばならない場所ができた。今日はもう部活早退して直ぐに帰るよ」

梨花「ちょ、ちょっと!?」

俺「それじゃ」タッタッタッ

梨花「……。」

梨花「…えっ?…意味分かんないんだけど…」



梨花の好感度が4に下がった

367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 22:40:31.47 ID:Bx4A2VVa0
巻き戻り権利を使いますか?

1使う
2使わない


多数決下5まで

382: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 23:26:14.57 ID:Bx4A2VVa0
雛見沢分校
廊下

俺「梨花ちゃん。生きるのを諦めるな」スッ

梨花肩「」トンッ

梨花「…なら、俺にはもっと良い策があるの?」

俺「ああ、一つだけある」

梨花「…!」

俺「俺達にはそこに仲間が居るじゃ無いか」グイッ

梨花「…。」チラッ

教室内「グワ-!!マケタァ!!オ-ホッホッホッ!ワタクシニカテルトデモオモッタノカシラ?」

俺「俺達がループしている事を打ち明けて、皆んなにも力を貸して貰う」

梨花「無理よ!こんな話、信じてくれる訳無いわ」

俺「…梨花ちゃん。奇跡のお越し方ってのはな、先ずは仲間を信じる事なんだ」

梨花「…その話なら、過去に私も運命に抗おうと一人で頑張っていた頃に話した事はある」

梨花「でも、その時は信じて貰えなかった…」

俺「大丈夫…。きっと信じてくれる筈。俺達も仲間を信じるんだ」

梨花「…俺がそう言うなら」

俺「うん」コクッ

扉「」ガラッ


圭一「おっ、ようやく戻って来たか」

沙都子「ゲームを再開するでございましてよ?」

魅音「二人とも、かなり長い間密談してたねぇ。何の話をしてたのかおじさん気になるなぁ」ニヤニヤ

梨花「…。」

俺「皆んな、聞いて欲しい事があるんだ」バンッ

圭一&沙都子&魅音「??」



数十分後…

圭一「そ、その話…本当かよ…?」

俺「ああ。本当だ」

魅音「…私達を二人でドッキリにかけよう…って訳じゃ無いんだよね?」

梨花「みぃ…」

圭一→俺がかけら所持(判定無し)
魅音→好感度3以上で判定無し(現在5)


沙都子「…。」

沙都子好感度5
コンマ下二桁
51以上信じてくれた(梨花を守る部活メンバーの駒が揃う)
50以下冗談と思われてしまった(梨花落胆。部活メンバーの駒は揃わない。ループ能力減少)


安価下

387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 23:30:26.32 ID:Bx4A2VVa0
コンマ28(結果表示)
雛見沢分校

梨花「もう…。良いのですよ俺…」

俺「梨花ちゃん…」

梨花「皆んな、驚かせてしまって申し訳ないのです。謝りますですよ」スタスタ

梨花「たまには皆んなの驚く顔が見たかっただけなのです」

沙都子「やっぱりそうでございましたか」

圭一「まぁ2人掛かりで話されたら一瞬騙されかけたけどな」

魅音「作り話にしてはちょっと現実味が無さ過ぎたねえ。演技力は高かったし、70点と言う所かな」

梨花「次は100点目指して頑張りますですよ。にぱ~☆」

俺「…。」

魅音「さあさ、2人とも席に戻ってよ。続き再開するよ」

梨花「はいなのです」ガタッ

俺「…ああ」ガタッ

俺(俺はそんな滑稽な姿の梨花ちゃんを見ながら1人絶望し…それ以上、仲間に対してその話をするのを辞めた)



俺が鬼化できなくなった
梨花が仲間に対して落胆し、ループ能力が更に弱まった
俺&梨花の死亡が決まった
次周回以降、仲間に打ち明ける際には判定が必要になった

391: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 23:31:20.12 ID:Bx4A2VVa0
分岐までカット
森の中

鷹野「…何?」

俺「だってオヤシロ様は本当に居たんですよ」

鷹野「……。」

俺「貴女みたいなメーテルみたいな格好した人間が、神になんかなれる訳ないじゃないですか」

鷹野「フッ……ふふ。うふふふふ…ほざくなガキが!」ダァンッ

俺「ッ…!」スッ

弾丸「」ビュオンッ

俺「…。」チャキッ

俺(弾を…斬る!!それくらい今まで何度もやって来た。この剣と俺の身体能力を使えば何て事は…!)ブウンッ

弾「」ビュオンッ
鬼狩柳桜「」パキイッ!!

俺「なっ…!?」ドクンッ!

俺(ま、負ける!?嘘だろ!?禁宝が…こんなごくごく、普通の銃なんかに!?)

弾「」ビュオンッ
鬼狩柳桜「」ポキインッ!

弾「」ビュオッ
俺胸「」

俺「!?」ドクンッ

俺(いや、違う!この特殊な力は…俺もかつて身をもって体験したじゃないか…!)

俺(梨花ちゃんが繰り返せば繰り返す程、奴の強固な意志に因果が溜まって行く…)

弾「」グッ
俺胸「」ズッ

俺(…こ、これが…あの黒幕が、梨花ちゃんを運命の袋小路へと100年間…永久の迷路へと閉じ込め込める為に…貫き通した強固な意志の力…!)


ドサリッ...


俺(50)+(梨花(5))-鷹野の強固な意志(100)
コンマ下二桁
96以上俺、致命傷を受けたがなんとか傷だらけの状態で祭具殿まで辿り着く(俺、物語の黒幕の記憶継承に成功。次の雛見沢へ)
95以下俺&梨花。運命に打ち勝てず死亡(俺、記憶継承に失敗。次の雛見沢へ)

安価下

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 23:33:07.03 ID:Bx4A2VVa0
コンマ11(ボナ、次回惨劇率10%低下)
???

俺「…。」フワァ-ッ

俺(ああ…この感覚、まただ…)

俺(また死んだ…のか…。俺は…)

俺(まさか、梨花ちゃんを狙っていた黒幕が鷹野だったとは…気付かなかったな…)

俺(梨花ちゃんを守らなきゃいけない俺が先に死んでしまった…)

俺(梨花ちゃん…一人でも生き残っていてくれたら良いが、直ぐにこっちに来る事になるだろうな…)

俺(せめて、全ての黒幕の記憶くらい持ち越せたら良かったが…多分思い出せないだろうな…)

俺(それでも、俺は行かなくちゃ…)

俺(…彼女と約束したんだ。死の運命の呪縛から、必ず解放してやるって)

俺(よし、行こう。次の雛見沢へ)

光「」スゥッ...



END

396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 23:34:14.68 ID:Bx4A2VVa0
俺、射殺END


1最初からやる
2次の世界へ進む
3この世界をやり直す
4違う作品やる(種、まどか)


多数決下5まで(単発無し)

404: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 23:41:11.62 ID:Bx4A2VVa0
この編をやり直します(5回目)


1この編と同じ経路を進みコンマ判定(>>234)まで選択肢をカット
2選択肢も一つずつ選ぶ


多数決下5まで

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 23:44:33.12 ID:Bx4A2VVa0
234から
ゴミ山

リナ「ふっ…ふふ。あははは。なぁんだ全部バレバレだったんだぁ…」

レナ「…。」キッ

リナ「…!」ギロッ

レナほほ「」パアンッ

レナ「ッ…」


廃ワゴン車内

俺(レナ…!あ、あの女…。レナに暴力を…)グッ



ゴミ山

リナ「クソガキ!なめやがってよぉ! もうちょいで、ウン千万という金が転がり込むんだよ!」ブンッゲシッ

ガッドゴッ!!

レナ「くっ…うっ…」ドサッ


廃ワゴン車内

俺(れ、レナ….。クソッ!あの野郎……レナが本気で反撃しないからって好き放題…)ワナワナ..

俺「あっ!!」



ゴミ山

レナ首「」グググッ

レナ「うっ…ぐっ…」グググッ

リナ「死にさらせや~!!殺しはしたかなかったんだけどね、二度とこんなうまいカモに会えないだろうしさあ!」

リナ「どうせ金巻き上げたら、蒸発するつもりだったしさあ!」ガシッ

レナ「…!」

ガラスの破片「」


廃ワゴン車内

俺(あのクソ女レナを殺す気だ!クソッ!もう我慢できん!)


同じ判定の為に20%カット
コンマ下二桁
61以上いや、クールになれ俺…。レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…
60以下頭が沸騰した俺。レナが殺されそうな所を、黙って見てる訳にはいかなかった

安価下2

418: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/24(火) 23:47:13.24 ID:Bx4A2VVa0
コンマ96
廃ワゴン車内

俺(いや、クールになれ俺…!レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…)グッ


ゴミ山

レナ「ッ…!」グッ

ガラスの破片「」ビュオッ

リナ腹「」スパッ

リナ「があぁぁぁっ!?」ブシャ-!!

リナ「う…ぐ…あぁぁぁっ…」ドクドク...

レナ「ゲホッ…ゲホッ…はぁ…はぁ…はぁ…」

レナ「ッ…!」スッ

鉄パイプ「」ガシッ

リナ「あ…あぁ……え?」

レナ「…。」つ鉄パイプ

リナ「ちょっ…待って。それ、シャレになんない…」ガタガタ...

レナ「あぁぁぁぁっ!」ブウンッ

ヒュンッ

レナ「…!」ピタッ

俺「待てレナ!?落ち着け!!」

リナ「!?」

レナ「俺君……?」

俺「レナ、この女殺す気なんだろ!?そんな事したって、何の解決にもならない!」バッ

レナ「……。」

リナ「あ…ぁぁ…」ガタガタ

レナ「…。」

レナ「…早く退いてよ」グッ

俺「レナ…」

レナ「幾ら俺君でも、私の邪魔するなら私怒るよ!!??」

俺(レナの奴…完全に頭に血が登って…)

俺(いや、そもそもここにこの女を誘い出したのは、最初から殺す事すら視野に入れてたのか…?)

レナ「早く退けって言ってんのよ!!!」

俺「……。」

リナ「ちょっ…た、助けて…」ガタガタ...


1そんなに言うなら俺は止めない
2レナなら分かってくれると信じてどかない
3…悪いが、レナを倒してでも止める


多数決下5まで

424: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 00:31:06.75 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

俺「……。」バッ

レナ「…。」

レナ「へぇ…俺君は痛い目に遭うのが好きだったんだね…」

俺「フンッ…そんな訳あるかよ。だが、ここでレナに間違えた方法を取らせたら俺はまた後悔すると思う」

レナ「後悔…?」

俺「ああそうだよ。レナが狂気に染まる姿なんて、もう二度と見たくない」

レナ「あはははは。俺君が何の話をしてるのか、私にはさっぱり分からないなぁ」

俺「…分からなくても良いんだ。…いや、そんな間違えた記憶なんて…思い出さなくて良い」

レナ「何を…」

俺「でも、この方法は絶対に間違えてるんだ!絶対にやってしまった事を後悔する日が必ず来るから…」スタッ

レナ「い、一体何の話しをしているの!?俺君頭大丈夫!?」

俺「レナが分からなくても、俺はお前が早まってしまった末路を知っている!お前が未来でする後悔を、全部知ってるんだ!だがら…!」スタッ

レナ「そ、それ以上近付いたら俺君でも本気で叩くよ!?」

俺「叩きたかったら叩けば良い!」

レナ「死ぬかもしれないよ!?」

俺「レナが俺の話しを信じてくれるなら、命だってくれてやっても良い!」

レナ「…!?」

俺「だから、俺を信じてくれレナ!」ザッ

レナ「あ…ああぁぁぁっ!!」ブウンッ

鉄パイプ「」ビュオンッ

俺「ッ…!」

俺(信じろ仲間との絆を…レナを!)

鉄パイプ「」ビュオオッ

俺(前の世界で圭一が暴走した時、レナも最後まで圭一を信じ続けていた…レナは本来優しい子なんだ)グッ

レナ「あぁぁぁっ!!」

俺(今なら未だ間に合う!信じるんだ…!レナならきっと他の皆んなが乗り越えられなかった壁を乗り越え、奇跡を起こしてくれると!!)



レナ好感度8(特別な感情1、元L4)
コンマ下二桁
91以上レナ「できないよ…」(レナ断片的に違う世界の記憶を取り戻す。好感度9に上昇。レナのかけら入手)
41~90俺「大丈夫…。俺を信じてくれ」(レナのかけら入手。俺骨折+額割れで重傷)
11~40レナが発症して、リナ諸共撲殺されてしまった…
10以下レナが発症して、俺重傷+リナ死亡


安価下

432: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 01:11:24.64 ID:ZWtlxjz40
コンマ73
ゴミ山

ドガッ!バキィッ!!

俺「」ドサッ

レナ「はぁ…はぁ…」

レナ「よし、これで俺君はもう……」ギロッ

リナ「ひ、ひぃっ…!?た、助けて…」ガタガタ

レナ「…!」

俺「ゲホッ…はぁ…はぁ…」額ドクドク...

レナ「……未だ起きて来るの?そんなクズ女、俺君がそこまでして庇う価値あるの?」

俺「フッ…愚問だな…。俺が…こんな痛い思いしてまで、守る価値なんて…ある訳無いだろ…」ペッ

リナ「ひいぃっ!?」ガタガタ...

レナ「…。」

俺「でもな…。レナが俺の事を本気で信じてくれるようになるってんなら…何度痛い目に遭ったって、立ち上がる価値はあるさ…」

レナ「ッ…!」

レナ「ああぁぁぁっ!煩い煩い煩い!!!」ブウンッ

俺右腕「」ボキイッ!!

俺「あ…ああぁぁっ!」ドサッ

俺右腕「」プラン...

レナ「はぁ…はぁ…。邪魔しないで…レナね…」ザッ

リナ「あ…あわ…わ…」ガタガタ

俺「くっ…未だ…だ…まだまだぁ…!」ユラ...

レナ「!!」

俺「もう…分かってるんだろ…?」ドクドク...

レナ「…!」ビクッ

俺「…俺は幾ら痛めつけられても…レナの為に立ち上がる」ヨロッ..

俺「俺を倒したいなら…いっそ、頭を狙えよ…」

レナ「…。」

レナ「……本気で、言ってるんだね?」

俺「ああ…。レナが信じてくれるようになるまで、俺は何回だって何十回、何百回だって…ゲホッ…死んでやるよ…」ドクドク...

レナ「…。」スッ

俺の頭上「」鉄パイプ

俺「…大丈夫だよレナ。お前は未だ何の罪を犯していない」

レナ「……。」

俺「俺は最後の最後まで、お前の事を信じ続ける…。だからレナも、俺の事を信じてくれ…」ドクドク

鉄パイプ「」ビュオンッ

俺(さよなら…。この世界のレナ…)フッ...

鉄パイプ「」カラン

俺「……えっ?」パチリッ

レナ「…どうして私、俺君にこんな事…してるんだろう…?」

俺「レ…ナ……?」

レナ「痛かったよね。辛かったよね…。ごめんね…。ごめんなさい…」ポロポロ

俺「ぁ…」

レナの涙「俺のほほ」ピチョンッ

434: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 01:50:54.86 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

俺「は…はは…。凄え…」

レナ「えっ?…」ポロポロ

俺「誰も気づけなかった世界で…。レナは遂に、誰も殺める事なく…自分の運命を打ち破ってみせたんだ…」

レナ「…。」ポロポロ

俺「やっぱし…レナは凄え…や…」クラッ

レナ「あ…お、俺君!しっかりして…」ギュウッ

俺「すまん…。ちょっと…血を流し過ぎたかな…はは…」

レナ「ううん…。私が悪いの…。私が、俺君の事をギリギリまで信じられなかったから…」ポロポロ

俺「でもレナは…最後の最後で…。俺を、信じてくれたじゃ無いか…」

レナ「スンッ…私、この方法以外思い付かなくて…どうすれば良かったのかな…」ポロポロ

俺「はぁ…はぁ…殺しは、良くない…早まり過ぎだ…」

レナ「…。」ポロポロ

俺「だから言っただろ…?仲間に相談するんだよ…」

レナ「仲間に…?」

俺「ああ…。仲間達なら…我らが部長、園崎魅音なら絶対に力になってくれる筈だ…」

リナ(そ、園崎魅音だって…!?)ビクッ

レナ「でも…」

俺「家庭の事情とかって一人で勝手に遠慮する事は無い…。俺達は仲間なんだ…。仲間が困っていたら、皆んな必ず手を貸してくれる筈だ…」

俺「大事なのはお互いを信じ合う心だよ…」

レナ「俺君…グスッ…うん…」

435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 01:54:25.81 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

俺「じゃあ俺はちょっと…寝かして貰うかな…」

レナ「俺君!?そんな…」ポロポロ

俺「大丈夫…。そう簡単に死ぬ程ヤワな身体じゃない…」

俺「でも…救急車…早目に宜しく…」スウッ...

レナ「うん…うん…。ごめんね…本当にごめんね…。ありがとう…大好きだよ…」ギュウッ

俺「ZZZ…」

レナ「…。」ギロッ

リナ「れ、玲奈ちゃん…」ビクッ

レナ「…。」

レナ「本当は貴女をここで殺したかったけど、それはしない…」

レナ「だけど、二度と私のお父さんに近付くな!!さもなくば…」鉄パイプグッ

リナ「あ…う、うん!うん!分かった…わかったわ…。だから、園崎魅音には…どうか…」

レナ「…。」

俺「ZZZ…」ドクドク...



ーーその後、俺は雛見沢の小さな診療所では扱いきれないくらいの怪我をしていたので、興宮の大きな病院で入院する事になった

レナはちゃんと仲間に自分のやった事を打ち明け、刑を受けようとした

しかし、俺が被害届けを出さなかったのでレナが傷害罪でしょっ引かれる事も無く…俺以外の部活メンバーは平和な日常を取り戻したのだった

仲間達は偶に見舞いに来る程度だったが、レナは用事があって忙しくても、ほぼ毎日俺の見舞いに来て俺が寂しい想いをする事も無く…
これで俺が退院すれば、遂に平和な日常が戻って来ると信じていた


だが…


レナのかけらを入手しました

437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 02:19:44.78 ID:ZWtlxjz40
数週間後
病院内

俺(ここ2、3日…珍しくレナが見舞いに顔を出す事が無く退屈だった俺はなんとなくテレビを見ていた…。そして…)

俺「な、なんだ…これ…?」

テレビ『ここでもう一度、災害発生からの行政の対応を振り返ります』

俺(どのチャンネルも同じニュースをやってる…)

テレビ『6月21日から22日にかけての深夜、鹿骨市雛見沢村にて大規模な災害が発生』

俺「雛見沢って…俺達の…」

テレビ『詳細は未だ究明されていないが、雛見沢村地区の某所から、猛毒の火山性ガスが噴出』

テレビ『比重の重いガスが流れ出し、ガス流となった。ガス流は沢沿いに下り雛見沢地区を直撃。数時間をかけてーー』

俺「………は!?」

テレビ『雛見沢地区の全地帯が全滅。犠牲者はおよそ1000人以上、自衛隊が現在被害状況をーー』

俺「なん…だよこれ…。なんなんだよこれぇ!?」ガタッ



ーー救えたと信じていたレナ、圭一、魅音、梨花ちゃん、沙都子…。
そして爺ちゃんも村も…皆んな、皆んな。最後の最後でまた訳の分からない災害により死んでしまった…


俺「そんな……。こんな、事って…」

俺「……。」


1唯一生き残った俺は、これ以上過去を変える事は俺の只のエゴだと感じ、亡くなった皆んなの分まで新たな人生を歩む事を決意するのだった
2俺はもう一度皆んなを救いに、過去へ戻る決意を固めたのだった……


多数決下5まで

445: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 07:22:47.92 ID:ZWtlxjz40
病院

俺(…これは、神から俺に与えられた罰なのかもしれない)

俺(好きに過去を変え自分の納得行く形で仲間を救おうとした、俺への罰……)

俺(俺には、記憶を引き継ぐ力がある)

俺(…もう一度大災害の起きる前の過去へ飛んで、今度こそ皆んなを死の運命から救う選択だってある)


ーーだが、俺はその選択肢を取らなかった



あれから2年後…
広大な海原

船「」ザザァン...



船の上

俺「あれが新しい大陸か。ワクワクするなぁ」


ーーー唯一、あの村から生き残った俺は…あれ以上俺にとって都合が良いように過去を変える事は俺の只のエゴだと感じた…


俺(確かに皆んな、良い奴だった。素晴らしい仲間達だった…)

俺(だからこそ俺は、あの災害で亡くなった皆んなの分まで新たな人生を歩む事を決意したのだった)




新大陸

俺「ここが噂の超巨大都市、帝都がある大陸か」

俺(最近の噂では支配している村や国に重税を課し今の帝都は腐敗してると聞くが…いったいどんな国なのか、この目で確かめ無いとな)スタスタ

ザッ

俺「……ん?」

黒髪の女の子「……。」

俺「えっと……あの、其処を通して貰いたいんだけど…。俺に何か用?」

黒髪の女の子「お前が大災害を呼び寄せ、二度も定住した町を破壊し尽くし生き残った禁忌の男、俺だな?」

俺「…いや、どんな尾鰭のついた噂が広まってるのか知らないが、俺が好きで大災害引き起こしてる訳じゃないんだが」

黒髪の女の子「お前にお願いがある」

俺「お願い…?」

アカメ「私の名前はアカメ。お前には革命軍へ入って貰い、その力で帝都に対しても大災害を引き起こし、我々と一緒に戦って欲しい」

俺「…。」

俺「……もし、断るって言ったら?」

アカメ「葬る」

俺「じょ、冗談だよ!?いきなり殺そうとしてくる奴があるか!?」

アカメ「こっちも嘘だ」

俺「はぁ……なんだそりゃ」ガクッ

俺「…まぁいいや、手を貸すかどうかは別。先ずは詳しい話を聞かせて貰おうか」

アカメ「良いだろう。ボスの所に案内してやる。付いて来い」クルッ


ーー今、俺の新たな戦いが始まろうとしていた…

END

448: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 07:29:43.25 ID:ZWtlxjz40
自発的か偶発的か…大災害を何度も引き起こしては、全てを破壊し尽くす禁忌の男、俺END


1最初からやる
2この編をやり直す
3違う作品やる(種、まどか、アカメ)


10時から多数決(単発無し)
それまで質問あれば

490: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 10:00:04.93 ID:ZWtlxjz40
1最初からやる
2この編をやり直す
3違う作品やる(種、まどか、アカメ)

多数決下5まで(単発無し)

501: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 10:11:20.18 ID:ZWtlxjz40
この編をやり直します(6回目)


1この編と同じ経路を進みコンマ判定(>>234)まで選択肢をカット
2選択肢も一つずつ選ぶ


多数決下3まで

505: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 10:25:43.46 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

リナ「ふっ…ふふ。あははは。なぁんだ全部バレバレだったんだぁ…」

レナ「…。」キッ

リナ「…!」ギロッ

レナほほ「」パアンッ

レナ「ッ…」


廃ワゴン車内

俺(レナ…!あ、あの女…。レナに暴力を…)グッ



ゴミ山

リナ「クソガキ!なめやがってよぉ! もうちょいで、ウン千万という金が転がり込むんだよ!」ブンッゲシッ

ガッドゴッ!!

レナ「くっ…うっ…」ドサッ


廃ワゴン車内

俺(れ、レナ….。クソッ!あの野郎……レナが本気で反撃しないからって好き放題…)ワナワナ..

俺「あっ!!」



ゴミ山

レナ首「」グググッ

レナ「うっ…ぐっ…」グググッ

リナ「死にさらせや~!!殺しはしたかなかったんだけどね、二度とこんなうまいカモに会えないだろうしさあ!」

リナ「どうせ金巻き上げたら、蒸発するつもりだったしさあ!」ガシッ

レナ「…!」

ガラスの破片「」


廃ワゴン車内

俺(あのクソ女レナを殺す気だ!クソッ!もう我慢できん!)


同じ判定の為に20%カット
コンマ下二桁
61以上いや、クールになれ俺…。レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…
60以下頭が沸騰した俺。レナが殺されそうな所を、黙って見てる訳にはいかなかった


安価下

508: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 10:31:22.44 ID:ZWtlxjz40
コンマ45(分岐までカット)
ゴミ山

カナカナカナカナ...

リナ目「」プニッ

俺「……。」

俺(駄目だ。完全に死んでる…)

レナ「…。」

レナ「…結局、これが正解だったんだよ」

俺「レナ…?」

レナ「大丈夫。私は罪悪感は感じて無いよ?殺さなきゃこっちが殺されてたんだし…」ニコッ

レナ「それに、こうしてしまえばリナさんがお父さんを騙す事はない。私がお父さんを守ったんだ」

俺「確かにそれは、そうだけど…だけど…」

レナ「…。」

レナ「俺君が来ても来なくても、本当に幸せが欲しいのなら結局私の手を汚すしか無かった…」

レナ「誰かに頼るとか相談するとかじゃなく…自分の手で、幸せを掴み取るしか無かったんだよ…」

俺「…。」

リナ「」ドクドク

俺「…それは、本気で言ってるのか?」

レナ「じゃあ、こうする以外にどうすれば…私とお父さんを救えたのかな…」

俺「…。」

リナ「」ドクドク...

レナ「これしか方法は無かったんだよ…」



1レナ…。自首しよう…
2仲間にどうすれば良いか相談しよう…
3この女は俺が殺したんだ…。大丈夫。レナは何も悪い事はしていないよ…(レナのかけら入手、レナの因果強化)
4この死体は俺達しか見ていない…。二人で協力して、何処かに隠そう…


多数決下3まで

512: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 10:40:04.17 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

俺「…。」

俺「…。」ギリッ

レナ「…俺君?」

俺「くっ…!」ブンッ

床「」ガアンッ

レナ「ど…どうしたのかな?かなぁ?…」

俺「…。」ギリギリ...

俺(1周目もきっと…リナって奴とこんな事になっていたんだ…)

俺(それがレナを狂気へと走らせた始まり…。もっと早くに気付いてやるべきだった…)

俺「クソッ!!今頃こんな大事な事に気付いて、レナを救えるなんて考えてた俺が大馬鹿だった!!」ポロポロ

レナ「大丈夫だよ俺君…。レナは救われてるよ?この結果に満足してるから」

俺「…。」

俺「駄目だレナ…」ポロポロ

レナ「…え?」

俺「こんな間違えた方法で解決しても…何の意味も無いんだ…」ポロポロ

レナ「…。」

リナ「」ドクドク...

レナ「でも、これしか方法はーー」

俺「違う!俺に相談してくれれば、もっと違う解決策を一緒に考えてやったのに、なんでこんな早まるんだ…いつもいつも…」ポロポロ

レナ「…。」

俺「そんなに俺…。信じられないのかよ…。レナにとって仲間って…そんなものなのかよ…」ポロポロ

レナ「…。」

俺「自首しようレナ…。俺もここで何があったのか証言してやる。レナが受ける刑だって軽くなる筈…」

俺「今なら未だ間に合う。だから、これ以上道を踏み外す前に…ちゃんと人一人を殺した罰を受けよう…レナ」ポロポロ

レナ「…。」

俺「俺もレナが直ぐに皆んなの元へ戻ってこれるように、全力でレナを手助けするからさ…」

レナ「…。」ゴクリッ


同じ判定なので20%カット
コンマ下二桁
31以上レナ、自首する(レナのかけら入手)
30以下俺、無抵抗のままレナに殺される(レナのかけら入手)

安価下

515: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 10:49:44.33 ID:ZWtlxjz40
コンマ65(一緒なのでカット)
ゴミ山

レナ「あははは。やっぱり俺君が私の前に残ると思ってたよ」ブウンッ

俺「ここではレナに比べると地の利は無いが、剣術では多分皆んなの中で一番ポテンシャルは高い」ブウンッ

パシインッ!

俺「…そう言えば前の勝負も付いていないままだったな。レナとは」グググッ

レナ「そうだね。ここらでどっちが真の実力を持っていたのか、決着をつけようよ!」グググッ

俺「ああっ…!」ブウンッ

レナ「そんなもの!」ダンッ

地面「」グラッ

俺「うおわっ!?」ユラッ

レナ「えいっ!」ブウンッ

俺「くっ…おっとっと…」サッグラッ

レナ「あっはははは。流石だよ俺君。やっぱり俺君はそうじゃないと」

俺「フッ…レナこそな」



梨花「レナー頑張るのですー!」

沙都子「俺さん!足元に気をつけるのですわ!」

圭一「ウッディ!」

魅音「いいねいいね~青春しとるのお~。おじさん羨ましいわ」


パシインッ!!

俺「こうして本気でぶつかるのは…懐かしいな!!」ググッ

レナ「そうだね!!」ググッ


コンマ下二桁
41以上レナ、断片的に俺と違う世界でも戦った事を思い出す(梨花が俺やレナの奇跡に気付く)
40以下思い出さない


安価下

518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 10:54:32.32 ID:ZWtlxjz40
コンマ85(分岐までカット)
雛見沢分校
花壇前

梨花「先に俺に、この世界のルールを教えておくわ」

俺「この世界の…ルール?」

梨花「まぁ今更教えるまでも無く貴方は既に何度も…本来なら仲間想いな優しい仲間達に殺されて、その身を持って体験してるでしょうけど…」クスッ

俺「ッ…」ゾクッ

梨花「この世界は生まれ変わる度にその都度姿を変える」

俺(確かに、世界に差異があるのは何度も見て来た…。身近な物なら、魅音の部活内容とか…)

梨花「それと同じくして、誰の運命の歯車が狂うかも分からない」

梨花「特に狂いやすいのは、圭一と詩音とレナ辺りだけど…」クスッ

俺「…。」

梨花「そして、この世界はどうあっても袋小路な…惨劇からは逃れられない理不尽な世界…」

俺「…それは違う。そんな逃れられない運命なんて存在しない!だってちゃんとレナは改心して、惨劇を起こす前に自分の罪を償い滅ぼしてくれた!」

梨花「…それは、私の前に貴方が現れたからよ?」

俺「俺…?」

梨花「ええ、そうよ。私が繰り返して来た100年では貴方は一度も現れなかった」

梨花「貴方が来ない世界ではレナが自分の罪を認める事なんて一度も無かった…」

俺「…。」

梨花「でも貴方が私の現れてから、何度敗れても…それでも惨劇の運命に抗い続け、そして遂に惨劇を回避するまでに至った貴方の姿を初めて見たわ」

俺「…。」

梨花「まぁ、実は私と同じ世界の観測者の位置に達していたと言うのは意外だったけど…」

梨花「いえ、だからこそ死の運命に抗い続ける貴方の姿は私にとって神々しく美しく見えたのかもしれないわね」クスッ

俺「…。」

梨花「ねえ聞かせて俺、貴方はその力でいったい何を望むの?」

俺「俺は…」


1惨劇なんか起こらない世界で、皆んなと共に生き残りたい。幸せな未来を皆んなで勝ち取りたい!!
2俺は…梨花ちゃんの望みを叶えてあげたい
3とりあえず偶には生き延びたい


多数決下3まで

523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 11:14:27.23 ID:ZWtlxjz40
雛見沢分校
花壇前

俺「俺は…梨花ちゃんの望みを叶えてあげたい」

梨花「僕の望み…ですか?」

俺「……いいや、梨花ちゃん。君の望みでは無い」フルフル

梨花「みぃ…?」

俺「俺はループをした年月も、君と比べるとたかだか1年にも満たないと思う」

俺「だが未だ理由は知らないが、君は100年と言う長い時をその小さな身体で死のループを繰り返さないといけなかったんだ…」

俺「その繰り返しはきっと…俺なんかでは到底想像できないくらいに地獄だったと思う…」

梨花「…。」

俺「それは古手梨花と言う人格を、二つに割いてしまうくらいに…」

俺「きっと君の本来の性格はそのですます口調の丁寧な梨花ちゃんじゃなく、時折出る黒梨花の方だったんだと俺は思っている…」

梨花「…フッ…俺の癖に100年も生き続けた私の事をよく見えてるじゃない。…生意気だわ」

俺「俺は先ず、俺の事なんかよりも君を逃れられない運命の呪縛から解き放ってあげたい!」

梨花「…。」

俺「教えてくれ梨花ちゃん。君が何故100年もループを続けているのかを…俺を君の力にならせてくれ!」

梨花「…。」

梨花「…。」

梨花「その前に、一つだけ…聞きたい…」

俺「…え?」

梨花「…どうしてアンタは、現実の時間では出会って間もない私の為にそこまでしてくれるの?」

俺「…。」

俺「それは…」

梨花「…。」


1仲間を助ける事に、理由なんて必要かい?
2君の事が好きだから…じゃ、理由にならないかな…?
3君を助ける事で、俺は初めて過去から成長したと思えるんだ


多数決下3まで

527: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 12:03:14.09 ID:ZWtlxjz40
雛見沢分校
花壇

梨花(そうよね…。でも確かにこいつの言う通り、私の精神は成長したと言っても身体だけは永遠に小学6年生のままで止まっていた…)

梨花(もう私には、そんな青春なんて今更縁の無い事…と思っていたけど…)

俺手「」

梨花(私、今頃だけど恋…しても良いのかな…?///)スッ

梨花「…///」ゴクリッ

梨花手「」スッ

梨花(うん。こんな機会…これから生きて居ても一生無いだろうし、こいつの手を取ってこれからの人生を謳歌しても良い…のよね?///)ドキッドキッドキッ

羽入(駄目なのですー!!絶対絶対駄目なのですー!!)

梨花「」ガクッ

俺「り、梨花ちゃん!?どうしたんだ?」

梨花「…。」フラッ

梨花(何よ羽入…良いところなのに邪魔しないで)

羽入(あうあうあう。駄目なのです。譲れないのです。これだけは絶対にしてはいけないのです~!)

梨花(またアンタが言ってる生まれ変わりの魂がどうとか?別に良いじゃない)

羽入(母の僕を差し置いて、陸と桜花で結ばれるなんて決してあってはなら無い事なのですよ!!)

梨花(そんな事知らないわよ。幾ら魂が生まれ変わりだったとしても私は私、俺は俺なんだから…恋にそんな古臭い事関係無いわ)

羽入(それは梨花が恋に盲目になっているだけなのですよ~!)

梨花(煩いわね。まぁアンタが幾ら叫ぼうが、霊体のアンタじゃ私を止める事すらできない)

羽入(あう~!!!)

梨花(アンタはいつものように、そこで諦めて黙って見てなさい)

羽入(僕は…僕は!!)

梨花「俺…///」手スッ

俺「梨花ちゃん…///」

羽入(梨花がメスの顔になっているところをただ黙って見ているしか…)


コンマ下二桁
81以上羽入、実体化して来た
21~80羽入俺に接触してくる
20以下羽入、ただ泣くしかできなかった

安価下

537: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 12:25:05.24 ID:ZWtlxjz40
コンマ95
廊下

梨花「俺…///」スッ

俺(俺が、梨花ちゃんの手を取ろうとした…その時だった)

羽入「ダメなのです~!!」ボワンッ

俺「ほわぁっ!?」ドサッ

梨花「あ、アンタ!?」

羽入「あ、あうあう~…」

俺(……突然、角の生えた女の子に突き飛ばされた)

俺「えっ?な、なんなの…?」キョトン...

羽入「あうあう~…」

梨花「ちょっ、あ、アンタ…実体化なんてできたの!?」

羽入「そ、それは…。できるのはできるのですが…あぅ…」

梨花「??」

俺(まさかこの子がオヤシロ様なのか…?予想してたのと全然違う…)

羽入「ボクの力だけだと、かなり力を消費してしまい次の世界へ行く力さえなくなっちゃうのですが…」

梨花「はぁ!?」

羽入「あぅ~梨花ぁ。怒らないで欲しいのです~」

梨花「いや、そんな事勝手にされたら怒る通り越してブチ切れるに決まってるじゃない!」

羽入「でも、大丈夫なのですよ」

梨花「大丈夫って、何が?」

羽入「ボクが今この世界に実体化しているのは、ボクの力を使っている訳では無いのです」

梨花「……。」

俺「え?それって…」

羽入「はい。俺の力を勝手に借りているのですよ。だから大丈夫なのです」

梨花「それ大丈夫じゃないわよ!俺がループできなくなったらどうするの!?」

羽入「あう~…」

俺(そう言えば、何かさっきから力が抜けて行くような…)

俺(まるでパンクしたタイヤの空気が抜けて行くみたいな感覚だ…)

俺「……。」


1俺の力を奪うのはやめてくれ…(羽入、帰る)
2…いいよ。俺の鬼の力を分けてやる(俺、記憶継承+鬼化の力が使えなくなる((永続))


多数決下5まで

563: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 13:03:20.95 ID:ZWtlxjz40
花壇前

俺「俺の力を奪うのはやめてくれ…」

羽入「あう!?」

梨花「当然よ」

羽入「久しぶりに妻と会えて嬉しく無いのですか!?」

俺「……いや、急に妻とか言われても…君が何の話ししてるのか分からない」

羽入「あうあうあう~。ボクは悲しいのです。酷いのです~」ポロポロ

俺(なんなんだこの子…)

梨花「ほら、力を奪うなって言われてるんだから早く霊体に戻りなさいよ」

俺(梨花ちゃんの言い方も容赦ねえな…)

羽入「あうあうあう~!梨花の鬼ー!久しぶりにこの地に降り立ったからボクも皆んなと遊びたいのですよ~」ジタバタ

俺「…いや、子供か」

羽入「分かったのです…。仕方ないのです…。邪魔者は黙って去るのみなのですよ…」

俺「…。」

羽入「ですが、貴方に一つだけ伝えておきます」

俺「…え?」

ピキ--ンッ

梨花「」ピタッ

俺(うわ、時が止まった。この子鬼の力解放しやがった)

羽入「貴方が梨花に手を出してはいけません」

俺「…え?」

俺(なんだこの子…?急に神々しく…これが本当のこの子の姿…なのか?)

羽入「私には未来を見通す力もある。貴方が今梨花に手を出せば後々酷く後悔する事になる」

俺「それって…」

羽入「私は梨花の為に忠告している訳ではありません。貴方の為に忠告しているのです」

俺「俺の…?」

俺「…。」


1…分かった。君を信じて、梨花ちゃんに手を出すのはやめる
2それでも俺は、梨花ちゃんの事が好きなんだ…。許して下さいオヤシロ様(ループ能力が更に弱体化)


多数決下5まで

568: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 13:08:34.81 ID:ZWtlxjz40
同じなので分岐までカット
雛見沢分校
廊下

俺「犯人の目星すら無いのか…。それは参ったな…」

梨花「でも、同じ記憶を継承する力を持った俺が私に力を貸してくれるなら犯人のヒントを得る方法は邪道なやり方だけどあるわ」

俺「…ん?」


ーー梨花ちゃんはこの世界で、自分が殺された後俺に調査を頼み動機や犯人の特定を行なって欲しいと頼んで来た


俺「しかし、この世界を放棄するってのか…折角レナが自分の狂気に気付いて仲間に手をかけてしまう前に罪を償ってくれたのに…」

梨花「それは分かってるわ。でも、ループできる力を持った超越者二人が居るからこそできるこの方法こそが、一番堅実な方法なのよ!」

俺「……。」

梨花「既に仲間の運命の変え方は貴方が実践してくれた。次の世界では今回よりももっとより良い運命へと向かう筈だから!」

俺「…。」



1ダメだ!そんな…この世界のレナとの約束を反故にするような方法では…。俺が梨花ちゃんの護衛をする!!
2諦めるな。仲間も力になってくれる筈だ。皆んなにも打ち明けて相談しよう
3梨花ちゃんの言う通り堅実な方法を取るか


多数決下3まで

梨花の好感度が7に下がった

572: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 13:12:03.02 ID:ZWtlxjz40
雛見沢分校
廊下

俺「梨花ちゃん。生きるのを諦めるな」スッ

梨花肩「」トンッ

梨花「…なら、俺にはもっと良い策があるの?」

俺「ああ、一つだけある」

梨花「…!」

俺「俺達にはそこに仲間が居るじゃ無いか」グイッ

梨花「…。」チラッ

教室内「グワ-!!マケタァ!!オ-ホッホッホッ!ワタクシニカテルトデモオモッタノカシラ?」

俺「俺達がループしている事を打ち明けて、皆んなにも力を貸して貰う」

梨花「無理よ!こんな話、信じてくれる訳無いわ」

俺「…梨花ちゃん。奇跡のお越し方ってのはな、先ずは仲間を信じる事なんだ」

梨花「…その話なら、過去に私も運命に抗おうと一人で頑張っていた頃に話した事はある」

梨花「でも、その時は信じて貰えなかった…」

俺「大丈夫…。きっと信じてくれる筈。俺達も仲間を信じるんだ」

梨花「…俺がそう言うなら」

俺「うん」コクッ

扉「」ガラッ


圭一「おっ、ようやく戻って来たか」

沙都子「ゲームを再開するでございましてよ?」

魅音「二人とも、かなり長い間密談してたねぇ。何の話をしてたのかおじさん気になるなぁ」ニヤニヤ

梨花「…。」

俺「皆んな、聞いて欲しい事があるんだ」バンッ

圭一&沙都子&魅音「??」



数十分後…

圭一「そ、その話…本当かよ…?」

俺「ああ。本当だ」

魅音「…私達を二人でドッキリにかけよう…って訳じゃ無いんだよね?」

梨花「みぃ…」

圭一→俺がかけら所持(判定無し)
魅音→好感度3以上で判定無し(現在5)


沙都子「…。」

沙都子好感度5
コンマ下二桁
51以上信じてくれた(梨花を守る部活メンバーの駒が揃う)
50以下冗談と思われてしまった(梨花落胆。部活メンバーの駒は揃わない。ループ能力減少。羽入介入)


安価下

576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 13:17:10.64 ID:ZWtlxjz40
雛見沢分校

梨花「もう…。良いのですよ俺…」

俺「梨花ちゃん…」

梨花「皆んな、驚かせてしまって申し訳ないのです。謝りますですよ」スタスタ

梨花「たまには皆んなの驚く顔が見たかっただけなのです」

沙都子「やっぱりそうでございましたか」

圭一「まぁ2人掛かりで話されたら一瞬騙されかけたけどな」

魅音「作り話にしてはちょっと現実味が無さ過ぎたねえ。演技力は高かったし、70点と言う所かな」

梨花「次は100点目指して頑張りますですよ。にぱ~☆」

俺「…。」

魅音「さあさ、2人とも席に戻ってよ。続き再開するよ」

梨花「はいなのです」ガタッ

俺「…ああ」ガタッ

俺(俺はそんな滑稽な姿の梨花ちゃんを見ながら1人絶望し…それ以上、仲間に対してその話をするのを辞めた)



俺が鬼化できなくなった
梨花が仲間に対して落胆し、ループ能力が更に弱まった
俺&梨花の死亡が決まった
次周回以降、仲間に打ち明ける際には判定が必要にな

582: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 13:32:11.42 ID:ZWtlxjz40
分岐コンマまでカット
森の中

鷹野「…何?」

俺「だってオヤシロ様は本当に居たんですよ」

鷹野「……。」

俺「貴女みたいなメーテルみたいな格好した人間が、神になんかなれる訳ないじゃないですか」

鷹野「フッ……ふふ。うふふふふ…ほざくなガキが!」ダァンッ

俺「ッ…!」スッ

弾丸「」ビュオンッ

俺「…。」チャキッ

俺(弾を…斬る!!それくらい今まで何度もやって来た。この剣と俺の身体能力を使えば何て事は…!)ブウンッ

弾「」ビュオンッ
鬼狩柳桜「」パキイッ!!

俺「なっ…!?」ドクンッ!

俺(ま、負ける!?嘘だろ!?禁宝が…こんなごくごく、普通の銃なんかに!?)

弾「」ビュオンッ
鬼狩柳桜「」ポキインッ!

弾「」ビュオッ
俺胸「」

俺「!?」ドクンッ

俺(いや、違う!この特殊な力は…俺もかつて身をもって体験したじゃないか…!)

俺(梨花ちゃんが繰り返せば繰り返す程、奴の強固な意志に因果が溜まって行く…)

弾「」グッ
俺胸「」ズッ

俺(…こ、これが…あの黒幕が、梨花ちゃんを運命の袋小路へと100年間…永久の迷路へと閉じ込め込める為に…貫き通した強固な意志の力…!)



俺(50)+(梨花(5))-鷹野の強固な意志(100)+羽入の介入
コンマ下二桁
96以上俺、致命傷を受けるもなんとか祭具殿まで辿り着く(俺、黒幕の記憶継承に成功。次の雛見沢へ)
95以下俺、弾が心臓に当たりそうだった所を突如羽入の助太刀により弾丸が逸れて回避する(俺撤退。俺、物語の黒幕の記憶継承に成功。羽入死亡確定。次の雛見沢へ)


安価下

603: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 14:20:00.61 ID:ZWtlxjz40
森の中

ーーーそれは、何の奇跡だったのか分からない…


俺(ただ、確実に俺の胸に当たる筈だった銃弾は……)

俺真横「」シュルルルルッ!!

俺「!?」

鷹野「!?」

真横の木「」ズドンッ


ーーー俺、当たる事はなかった


羽入「鷹野」スゥッ

鷹野「はっ…!?」

羽入「全ては、貴方の意思だったのですね」

俺「お前…!羽入!?」

羽入「何度繰り返しても、決して覆せなかった未来は貴女の強力な力故…」

羽入「かつてボクは…貴女に屈した。でも、彼に教えられたのです」

羽入「信じる力が、運命を切り開く奇跡を起こすと!」

鷹野「…。」

俺「羽入…」

俺「お前…。これは、俺の力を使ってる訳じゃない…。自分の力を使ってるじゃないか!?」

羽入「…構わないのです」

俺「そんな…そんな事をしたら、お前も梨花ちゃんも…」

羽入「俺、貴方のやり方は決して間違えては居ない…」

俺「…!」

羽入「だから今度はきっと上手く行く。自分を信じるのです!」

俺「でも、俺が上手く行っても…お前が…」ゴクリッ

羽入「ボクはここで死んでも構わないのです…」

俺「何言ってんだよ!?お前がいなければ、梨花ちゃんは…」

羽入「ええ。ボク達の未来は貴方にかかっている」

俺「…!?」

羽入「だから、ここはボクに任せて早く行くのです!!」

俺「あ…」

羽入「今度こそボクにも、貴方を守らせて下さい「4

俺「羽入…」

俺「ッ…!」ダッ

羽入「それで良い…。人の子よ…。梨花を頼みます…」

ダァンッ

606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 14:34:54.74 ID:ZWtlxjz40
森の中

俺「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」タッタッタッ

俺(羽入がいったい何の話しをしているのか、誰と話していたのか…俺には皆目見当も付かなかった…)

俺(もっと交流する時間があったら、もっと一緒に居る時間があればあの子の事も分かったのかもしれない…)

俺(ただ、彼女にら残された時間が短い事は分かっていたんだろう…)

俺(だから、自分の身を犠牲にしてまで全てを俺に託して…勝負に出たんだ…)

俺「ッ…」ポロポロ

俺(俺はまた…救えなかった…)

俺(この世界で、遂に…二度と蘇る事の無い敗者を出してしまった…)

俺「こんな事…あって良いのかよ…」

俺「あんな終わりで、満足なのかよ…くそっ…」ポロポロ


光「」スゥッ...


俺は走り続けた…

そしてーー



俺部屋

俺「…。」パチリッ

俺(気が付けば俺は全ての記憶を引き継いで、次の雛見沢へと来ていた)

俺(ここにはもう、黒梨花ちゃんも羽入も…もういない…。だが…)

俺「俺一人でも、この世界で決着をつける」

俺「鷹野!」グッ


END

607: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 14:38:32.12 ID:ZWtlxjz40
羽入&黒梨花が身代わりとなってくれたEND


1最初からやる
2次の編へ進む
3この編をやり直す
4違う作品やる(種、まどか)


多数決下5まで(単発無し)

612: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 14:48:30.78 ID:ZWtlxjz40
この編をやり直します


1この編と同じ経路を進みコンマ判定(>>234)まで選択肢をカット
2選択肢も一つずつ選ぶ


多数決下3まで

615: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 14:50:20.27 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

リナ「ふっ…ふふ。あははは。なぁんだ全部バレバレだったんだぁ…」

レナ「…。」キッ

リナ「…!」ギロッ

レナほほ「」パアンッ

レナ「ッ…」


廃ワゴン車内

俺(レナ…!あ、あの女…。レナに暴力を…)グッ



ゴミ山

リナ「クソガキ!なめやがってよぉ! もうちょいで、ウン千万という金が転がり込むんだよ!」ブンッゲシッ

ガッドゴッ!!

レナ「くっ…うっ…」ドサッ


廃ワゴン車内

俺(れ、レナ….。クソッ!あの野郎……レナが本気で反撃しないからって好き放題…)ワナワナ..

俺「あっ!!」



ゴミ山

レナ首「」グググッ

レナ「うっ…ぐっ…」グググッ

リナ「死にさらせや~!!殺しはしたかなかったんだけどね、二度とこんなうまいカモに会えないだろうしさあ!」

リナ「どうせ金巻き上げたら、蒸発するつもりだったしさあ!」ガシッ

レナ「…!」

ガラスの破片「」


廃ワゴン車内

俺(あのクソ女レナを殺す気だ!クソッ!もう我慢できん!)


同じ判定の為に20%カット
コンマ下二桁
61以上いや、クールになれ俺…。レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…
60以下頭が沸騰した俺。レナが殺されそうな所を、黙って見てる訳にはいかなかった


安価下

620: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 14:52:24.68 ID:ZWtlxjz40
コンマ64

廃ワゴン車内

俺(いや、クールになれ俺…!レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…)グッ


ゴミ山

レナ「ッ…!」グッ

ガラスの破片「」ビュオッ

リナ腹「」スパッ

リナ「があぁぁぁっ!?」ブシャ-!!

リナ「う…ぐ…あぁぁぁっ…」ドクドク...

レナ「ゲホッ…ゲホッ…はぁ…はぁ…はぁ…」

レナ「ッ…!」スッ

鉄パイプ「」ガシッ

リナ「あ…あぁ……え?」

レナ「…。」つ鉄パイプ

リナ「ちょっ…待って。それ、シャレになんない…」ガタガタ...

レナ「あぁぁぁぁっ!」ブウンッ

ヒュンッ

レナ「…!」ピタッ

俺「待てレナ!?落ち着け!!」

リナ「!?」

レナ「俺君……?」

俺「レナ、この女殺す気なんだろ!?そんな事したって、何の解決にもならない!」バッ

レナ「……。」

リナ「あ…ぁぁ…」ガタガタ

レナ「…。」

レナ「…早く退いてよ」グッ

俺「レナ…」

レナ「幾ら俺君でも、私の邪魔するなら私怒るよ!!??」

俺(レナの奴…完全に頭に血が登って…)

俺(いや、そもそもここにこの女を誘い出したのは、最初から殺す事すら視野に入れてたのか…?)

レナ「早く退けって言ってんのよ!!!」

俺「……。」

リナ「ちょっ…た、助けて…」ガタガタ...


1そんなに言うなら俺は止めない
2レナなら分かってくれると信じてどかない
3…悪いが、レナを倒してでも止める


多数決下3まで

644: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 18:40:47.72 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

俺「……。」バッ

レナ「…。」

レナ「へぇ…俺君は痛い目に遭うのが好きだったんだね…」

俺「フンッ…そんな訳あるかよ。だが、ここでレナに間違えた方法を取らせたら俺はまた後悔すると思う」

レナ「後悔…?」

俺「ああそうだよ。レナが狂気に染まる姿なんて、もう二度と見たくない」

レナ「あはははは。俺君が何の話をしてるのか、私にはさっぱり分からないなぁ」

俺「…分からなくても良いんだ。…いや、そんな間違えた記憶なんて…思い出さなくて良い」

レナ「何を…」

俺「でも、この方法は絶対に間違えてるんだ!絶対にやってしまった事を後悔する日が必ず来るから…」スタッ

レナ「い、一体何の話しをしているの!?俺君頭大丈夫!?」

俺「レナが分からなくても、俺はお前が早まってしまった末路を知っている!お前が未来でする後悔を、全部知ってるんだ!だがら…!」スタッ

レナ「そ、それ以上近付いたら俺君でも本気で叩くよ!?」

俺「叩きたかったら叩けば良い!」

レナ「死ぬかもしれないよ!?」

俺「レナが俺の話しを信じてくれるなら、命だってくれてやっても良い!」

レナ「…!?」

俺「だから、俺を信じてくれレナ!」ザッ

レナ「あ…ああぁぁぁっ!!」ブウンッ

鉄パイプ「」ビュオンッ

俺「ッ…!」

俺(信じろ仲間との絆を…レナを!)

鉄パイプ「」ビュオオッ

俺(前の世界で圭一が暴走した時、レナも最後まで圭一を信じ続けていた…レナは本来優しい子なんだ)グッ

レナ「あぁぁぁっ!!」

俺(今なら未だ間に合う!信じるんだ…!レナならきっと他の皆んなが乗り越えられなかった壁を乗り越え、奇跡を起こしてくれると!!)



レナ好感度8(特別な感情1、元L4)同じ判定なので20%
コンマ下二桁
71以上レナ「できないよ…」(レナ断片的に違う世界の記憶を取り戻す。好感度9に上昇。レナのかけら入手)
21~70俺「大丈夫…。俺を信じてくれ」(レナのかけら入手。俺骨折+額割れで重傷)
20以下レナが発症して、リナ諸共撲殺されてしまった…


安価下

649: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 18:50:02.51 ID:ZWtlxjz40
コンマ03
ゴミ山

レナ「私の邪魔する奴は皆んな死ね!死んでしまえ!」ブウンッ

俺頭「」グシャッ

俺(あ、あれ…?躊躇いすら無く、こんな…簡単に…)

鉄パイプ「」ブウンッブウンッ

俺頭「」グシャッゴシャッ

俺「」ピクッピクッ

レナ「…。」ギロッ

リナ「ひ、ひいぃぃぃっ!?」

グチャッ


カナカナカナカナカナ...

650: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 18:51:22.43 ID:ZWtlxjz40
あっさり撲殺END


1最初からやる
2次の編へ進む
3この編をやり直す
4違う作品やる(種、まどか)


多数決下5まで(単発無し)

656: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 18:57:19.89 ID:ZWtlxjz40
この編をやり直します


1この編と同じ経路を進みコンマ判定(>>234)まで選択肢をカット
2選択肢も一つずつ選ぶ


多数決下3まで

660: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 19:00:21.01 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

リナ「ふっ…ふふ。あははは。なぁんだ全部バレバレだったんだぁ…」

レナ「…。」キッ

リナ「…!」ギロッ

レナほほ「」パアンッ

レナ「ッ…」


廃ワゴン車内

俺(レナ…!あ、あの女…。レナに暴力を…)グッ



ゴミ山

リナ「クソガキ!なめやがってよぉ! もうちょいで、ウン千万という金が転がり込むんだよ!」ブンッゲシッ

ガッドゴッ!!

レナ「くっ…うっ…」ドサッ


廃ワゴン車内

俺(れ、レナ….。クソッ!あの野郎……レナが本気で反撃しないからって好き放題…)ワナワナ..

俺「あっ!!」



ゴミ山

レナ首「」グググッ

レナ「うっ…ぐっ…」グググッ

リナ「死にさらせや~!!殺しはしたかなかったんだけどね、二度とこんなうまいカモに会えないだろうしさあ!」

リナ「どうせ金巻き上げたら、蒸発するつもりだったしさあ!」ガシッ

レナ「…!」

ガラスの破片「」


廃ワゴン車内

俺(あのクソ女レナを殺す気だ!クソッ!もう我慢できん!)


同じ判定の為に20%カット
コンマ下二桁
61以上いや、クールになれ俺…。レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…
60以下頭が沸騰した俺。レナが殺されそうな所を、黙って見てる訳にはいかなかった


安価下

662: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 19:02:29.52 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

俺「……。」バッ

レナ「…。」

レナ「へぇ…俺君は痛い目に遭うのが好きだったんだね…」

俺「フンッ…そんな訳あるかよ。だが、ここでレナに間違えた方法を取らせたら俺はまた後悔すると思う」

レナ「後悔…?」

俺「ああそうだよ。レナが狂気に染まる姿なんて、もう二度と見たくない」

レナ「あはははは。俺君が何の話をしてるのか、私にはさっぱり分からないなぁ」

俺「…分からなくても良いんだ。…いや、そんな間違えた記憶なんて…思い出さなくて良い」

レナ「何を…」

俺「でも、この方法は絶対に間違えてるんだ!絶対にやってしまった事を後悔する日が必ず来るから…」スタッ

レナ「い、一体何の話しをしているの!?俺君頭大丈夫!?」

俺「レナが分からなくても、俺はお前が早まってしまった末路を知っている!お前が未来でする後悔を、全部知ってるんだ!だがら…!」スタッ

レナ「そ、それ以上近付いたら俺君でも本気で叩くよ!?」

俺「叩きたかったら叩けば良い!」

レナ「死ぬかもしれないよ!?」

俺「レナが俺の話しを信じてくれるなら、命だってくれてやっても良い!」

レナ「…!?」

俺「だから、俺を信じてくれレナ!」ザッ

レナ「あ…ああぁぁぁっ!!」ブウンッ

鉄パイプ「」ビュオンッ

俺「ッ…!」

俺(信じろ仲間との絆を…レナを!)

鉄パイプ「」ビュオオッ

俺(前の世界で圭一が暴走した時、レナも最後まで圭一を信じ続けていた…レナは本来優しい子なんだ)グッ

レナ「あぁぁぁっ!!」

俺(今なら未だ間に合う!信じるんだ…!レナならきっと他の皆んなが乗り越えられなかった壁を乗り越え、奇跡を起こしてくれると!!)



レナ好感度8(特別な感情1、元L4)同じ判定なので20%
コンマ下二桁
71以上レナ「できないよ…」(レナ断片的に違う世界の記憶を取り戻す。好感度9に上昇。レナのかけら入手)
21~70俺「大丈夫…。俺を信じてくれ」(レナのかけら入手。俺骨折+額割れで重傷)
20以下レナが発症して、リナ諸共撲殺されてしまった…


安価下

664: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 19:04:18.76 ID:ZWtlxjz40
数週間後
病院内

俺(ここ2、3日…珍しくレナが見舞いに顔を出す事が無く退屈だった俺はなんとなくテレビを見ていた…。そして…)

俺「な、なんだ…これ…?」

テレビ『ここでもう一度、災害発生からの行政の対応を振り返ります』

俺(どのチャンネルも同じニュースをやってる…)

テレビ『6月21日から22日にかけての深夜、鹿骨市雛見沢村にて大規模な災害が発生』

俺「雛見沢って…俺達の…」

テレビ『詳細は未だ究明されていないが、雛見沢村地区の某所から、猛毒の火山性ガスが噴出』

テレビ『比重の重いガスが流れ出し、ガス流となった。ガス流は沢沿いに下り雛見沢地区を直撃。数時間をかけてーー』

俺「………は!?」

テレビ『雛見沢地区の全地帯が全滅。犠牲者はおよそ1000人以上、自衛隊が現在被害状況をーー』

俺「なん…だよこれ…。なんなんだよこれぇ!?」ガタッ



ーー救えたと信じていたレナ、圭一、魅音、梨花ちゃん、沙都子…。
そして爺ちゃんも村も…皆んな、皆んな。最後の最後でまた訳の分からない災害により死んでしまった…


俺「そんな……。こんな、事って…」

俺「……。」


1唯一生き残った俺は、これ以上過去を変える事は俺の只のエゴだと感じ、亡くなった皆んなの分まで新たな人生を歩む事を決意するのだった
2俺はもう一度皆んなを救いに、過去へ戻る決意を固めたのだった……


多数決下3まで

670: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 19:06:32.75 ID:ZWtlxjz40
アカメEND

1最初からやる
2この編をやり直す
3違う作品やる(種、まどか、アカメ)

多数決下3まで(単発無し)

674: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 19:08:00.03 ID:ZWtlxjz40
この編をやり直します


1この編と同じ経路を進みコンマ判定(>>234)まで選択肢をカット
2選択肢も一つずつ選ぶ


多数決下3まで

679: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 19:10:50.87 ID:ZWtlxjz40
この編をやり直します
ゴミ山

リナ「ふっ…ふふ。あははは。なぁんだ全部バレバレだったんだぁ…」

レナ「…。」キッ

リナ「…!」ギロッ

レナほほ「」パアンッ

レナ「ッ…」


廃ワゴン車内

俺(レナ…!あ、あの女…。レナに暴力を…)グッ



ゴミ山

リナ「クソガキ!なめやがってよぉ! もうちょいで、ウン千万という金が転がり込むんだよ!」ブンッゲシッ

ガッドゴッ!!

レナ「くっ…うっ…」ドサッ


廃ワゴン車内

俺(れ、レナ….。クソッ!あの野郎……レナが本気で反撃しないからって好き放題…)ワナワナ..

俺「あっ!!」



ゴミ山

レナ首「」グググッ

レナ「うっ…ぐっ…」グググッ

リナ「死にさらせや~!!殺しはしたかなかったんだけどね、二度とこんなうまいカモに会えないだろうしさあ!」

リナ「どうせ金巻き上げたら、蒸発するつもりだったしさあ!」ガシッ

レナ「…!」

ガラスの破片「」


廃ワゴン車内

俺(あのクソ女レナを殺す気だ!クソッ!もう我慢できん!)


同じ判定の為に20%カット
コンマ下二桁
61以上いや、クールになれ俺…。レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…
60以下頭が沸騰した俺。レナが殺されそうな所を、黙って見てる訳にはいかなかった


安価下

681: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 19:13:07.89 ID:ZWtlxjz40
コンマ06(分岐までカット)
ゴミ山

カナカナカナカナ...

リナ目「」プニッ

俺「……。」

俺(駄目だ。完全に死んでる…)

レナ「…。」

レナ「…結局、これが正解だったんだよ」

俺「レナ…?」

レナ「大丈夫。私は罪悪感は感じて無いよ?殺さなきゃこっちが殺されてたんだし…」ニコッ

レナ「それに、こうしてしまえばリナさんがお父さんを騙す事はない。私がお父さんを守ったんだ」

俺「確かにそれは、そうだけど…だけど…」

レナ「…。」

レナ「俺君が来ても来なくても、本当に幸せが欲しいのなら結局私の手を汚すしか無かった…」

レナ「誰かに頼るとか相談するとかじゃなく…自分の手で、幸せを掴み取るしか無かったんだよ…」

俺「…。」

リナ「」ドクドク

俺「…それは、本気で言ってるのか?」

レナ「じゃあ、こうする以外にどうすれば…私とお父さんを救えたのかな…」

俺「…。」

リナ「」ドクドク...

レナ「これしか方法は無かったんだよ…」



1レナ…。自首しよう…(8割でレナのかけら入手)
2仲間にどうすれば良いか相談しよう…
3この女は俺が殺したんだ…。大丈夫。レナは何も悪い事はしていないよ…(レナのかけら入手、レナの因果強化)
4この死体は俺達しか見ていない…。二人で協力して、何処かに隠そう…


多数決下3まで

685: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 19:14:32.77 ID:ZWtlxjz40
ゴミ山

俺「…。」

俺「…。」ギリッ

レナ「…俺君?」

俺「くっ…!」ブンッ

床「」ガアンッ

レナ「ど…どうしたのかな?かなぁ?…」

俺「…。」ギリギリ...

俺(1周目もきっと…リナって奴とこんな事になっていたんだ…)

俺(それがレナを狂気へと走らせた始まり…。もっと早くに気付いてやるべきだった…)

俺「クソッ!!今頃こんな大事な事に気付いて、レナを救えるなんて考えてた俺が大馬鹿だった!!」ポロポロ

レナ「大丈夫だよ俺君…。レナは救われてるよ?この結果に満足してるから」

俺「…。」

俺「駄目だレナ…」ポロポロ

レナ「…え?」

俺「こんな間違えた方法で解決しても…何の意味も無いんだ…」ポロポロ

レナ「…。」

リナ「」ドクドク...

レナ「でも、これしか方法はーー」

俺「違う!俺に相談してくれれば、もっと違う解決策を一緒に考えてやったのに、なんでこんな早まるんだ…いつもいつも…」ポロポロ

レナ「…。」

俺「そんなに俺…。信じられないのかよ…。レナにとって仲間って…そんなものなのかよ…」ポロポロ

レナ「…。」

俺「自首しようレナ…。俺もここで何があったのか証言してやる。レナが受ける刑だって軽くなる筈…」

俺「今なら未だ間に合う。だから、これ以上道を踏み外す前に…ちゃんと人一人を殺した罰を受けよう…レナ」ポロポロ

レナ「…。」

俺「俺もレナが直ぐに皆んなの元へ戻ってこれるように、全力でレナを手助けするからさ…」

レナ「…。」ゴクリッ


レナ好感度8(同じ判定なので
コンマ下二桁
31以上レナ、自首する(レナのかけら入手)
30以下俺、無抵抗のままレナに殺される(レナのかけら入手)


安価下

689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 19:15:44.67 ID:ZWtlxjz40
コンマ80(分岐まで
ゴミ山

レナ「あははは。やっぱり俺君が私の前に残ると思ってたよ」ブウンッ

俺「ここではレナに比べると地の利は無いが、剣術では多分皆んなの中で一番ポテンシャルは高い」ブウンッ

パシインッ!

俺「…そう言えば前の勝負も付いていないままだったな。レナとは」グググッ

レナ「そうだね。ここらでどっちが真の実力を持っていたのか、決着をつけようよ!」グググッ

俺「ああっ…!」ブウンッ

レナ「そんなもの!」ダンッ

地面「」グラッ

俺「うおわっ!?」ユラッ

レナ「えいっ!」ブウンッ

俺「くっ…おっとっと…」サッグラッ

レナ「あっはははは。流石だよ俺君。やっぱり俺君はそうじゃないと」

俺「フッ…レナこそな」



梨花「レナー頑張るのですー!」

沙都子「俺さん!足元に気をつけるのですわ!」

圭一「ウッディ!」

魅音「いいねいいね~青春しとるのお~。おじさん羨ましいわ」


パシインッ!!

俺「こうして本気でぶつかるのは…懐かしいな!!」ググッ

レナ「そうだね!!」ググッ


コンマ下二桁
41以上レナ、断片的に俺と違う世界でも戦った事を思い出す(梨花が俺やレナの奇跡に気付く)
40以下思い出さない


安価下

715: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 21:47:21.07 ID:ZANOoEhlO
コンマ30(気付かない。同じなのでカット)
ゴミ山

俺「はぁ…はぁ…。フッ…次回に持ち越しか…」

レナ「はぁ…あはは。残念だけど、そうみたいだね…」

俺「…。」

レナ「…。」

俺「その日を待ってるからな。俺も…勿論皆んなも!」

レナ「うん!待ってて!今度こそ決着つけよう…私、直ぐに帰ってくるね…」ポロボロ...


ーーこうして、レナは皆んなに見送られて警察に自首をして一連の事件は幕を閉じた…


パトカー「」バタンッ

レナ「それじゃ。またいつか…。皆んな…」ポロポロ

魅音「スンッ…う、うん!…絶対直ぐ戻ってくるんだよ!」ポロポロ

圭一「レナの美味しい弁当や惣菜。またいつな食える日を楽しみに待ってるからな…」ポロポロ

沙都子「レナさんは何処へ行ったって…わたくし達の家族ですから…」ポロポロ

梨花「レナ…。貴女ともう一度遊べる日を楽しみに待っているわ…」

俺(さようなら…。レナ…)ポロポロ...


ーー最後は笑顔で見送るって約束の筈だったが…そこだけは守ってやれなかった


皆んなが、レナが居なくなる事に泣いていた…


俺がレナのかけらを手に入れました

716: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/25(水) 21:52:30.74 ID:ZANOoEhlO
あれから数日後…
分岐地点までカット
深夜
俺の部屋

俺(…あれから俺達はレナが居なくなるも何とかいつもの日常を取り戻した)

俺(後はレナが少年院から帰って来るのを待つだけ…と思っていたのだが…)

警報「」ウウ-----!!

俺「な、なんだ…!?」バサッ

俺(今まで聞いた事も無い、就寝中の村人全員を起こすかのような非常用の警報が村中に鳴り響いた)

警報『鬼ヶ淵沼より猛毒な火山性ガスが発生致しました。雛見沢村に住む方々は自衛隊員の指示に従い、速やかに避難所へ避難して下さい。繰り返しますーー』

俺「沼から猛毒な火山性ガスが…!?そんな馬鹿な…」

俺「と、とにかく直ぐに用意して外へ出てみよう…」



雛見沢村

輸送車「」

自衛隊員A「皆さん!輸送の都合で荷物を持つ事はできません!手荷物は禁じます!繰り返します!手荷物は禁じますーー」

自衛隊員B「混乱防止の為、車輌での避難は禁止されています!」

俺(アレは服装的に自衛隊の人達か…?こんなにいち早く村の人間を助ける為に国が動いたのか…?だとしたら有能過ぎる…)

俺鼻「」ツンッ

俺「うっ…臭っ…」スタスタ

俺(この鼻につく臭いは…硫黄か何かか…?確かに、信憑性は有りそうだ…)

俺(とりあえずこの車に乗れば良いんだな)スタスタ

輸送車「」


ーーそうして俺は、何の疑いを持つ事もなく地獄行きの車へと乗り込んだ…

743: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 00:38:16.95 ID:MMiqL0wB0
雛見沢分校
教室

俺(俺達の地区の避難場所は学校なので、俺や魅音、圭一…他にも俺の爺ちゃんや魅音の鬼婆や村に住む人々…)

俺(沢山の人間が教室に缶詰状態で入れられていた)

魅音「やぁ~。まさかこんな時間に学校で二人と会う事になるとはね」

圭一「梨花ちゃんと沙都子は?」

魅音「あっちの二人は地区が違うから別の避難所に行ってる筈だよ」

圭一「そっか…。無事だと良いが…」

魅音「しっかしまさか、雛見沢がガス流で分断されてしまうとはねえ」

圭一「まぁ自衛隊も来てくれてるし、大丈夫なんだろオレ達は」

魅音「んー多分ね」

俺「……。」

俺(……一つ、疑問がある。どうしてガス流が発生して自衛隊がこんなに逸早く動けたんだ?)

俺(こんな山間部にある村へ派遣するとなったら、普通なら間に合わない筈だが…)

俺(まるで、この災害自体が最初から起きるとでも予測されてないとこんなに迅速には……)

俺「はっ!?まさか…!」

圭一「ん?どうした?」

魅音「何かあったの?」

俺「皆んな!!これは罠ーーー」

上窓「」ガラッ

俺「!?」

グレネードみたいな物「」ゴトッ

毒ガス「」プシュ----

圭一「あ…があぁぁぁぁっ…」ドサリッ

魅音「う…い、息があぁぁぁぁっ…」ドサリッ

雛見沢に住む村人達「「ぎゃあぁあぁぁぁぁっ…」」ドサリッドサリッドサリッ

俺(くっ…!)


ーー毒ガスで満たされた教室は、地獄だった


コンマ下二桁
86以上自衛隊の包囲網を突破して逃走したが、橋から落ちてしまった
31~85以上偶然、窓際に居た俺だけは事態を逸早く察知して窓から脱出するも外に待ち受けていた自衛隊による一斉射で死亡した
30以下皆んなと一緒に毒ガスにより死亡した


安価下

745: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 00:46:31.48 ID:MMiqL0wB0
コンマ19
雛見沢分校

毒ガス「」プシュ--

俺「がはっ…」ドサリッ

俺(き…気付くのが……。遅過ぎた……)

圭一「」
魅音「」
知恵「」
富田君達「「」」
鬼婆や爺さん「」
雛見沢の村人達「「」」

俺(レナと…約束したのに……こんな、終わり方…って………う……)

俺手「」ストッ

俺「」


DEAD END


746: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 00:49:55.71 ID:MMiqL0wB0
俺、毒殺END


1最初からやる
2次の編へ進む
3この編をやり直す
4違う作品やる(種、まどか)


多数決下5まで(単発無し、2時まで単発以外が埋まらなかった場合以降は単発も受け付け)

752: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 00:55:41.45 ID:MMiqL0wB0
この編をやり直します


1この編と同じ経路を進みコンマ判定(>>234)まで選択肢をカット
2選択肢も一つずつ選ぶ


多数決下3まで

757: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 01:02:09.42 ID:MMiqL0wB0
ゴミ山

リナ「ふっ…ふふ。あははは。なぁんだ全部バレバレだったんだぁ…」

レナ「…。」キッ

リナ「…!」ギロッ

レナほほ「」パアンッ

レナ「ッ…」


廃ワゴン車内

俺(レナ…!あ、あの女…。レナに暴力を…)グッ



ゴミ山

リナ「クソガキ!なめやがってよぉ! もうちょいで、ウン千万という金が転がり込むんだよ!」ブンッゲシッ

ガッドゴッ!!

レナ「くっ…うっ…」ドサッ


廃ワゴン車内

俺(れ、レナ….。クソッ!あの野郎……レナが本気で反撃しないからって好き放題…)ワナワナ..

俺「あっ!!」



ゴミ山

レナ首「」グググッ

レナ「うっ…ぐっ…」グググッ

リナ「死にさらせや~!!殺しはしたかなかったんだけどね、二度とこんなうまいカモに会えないだろうしさあ!」

リナ「どうせ金巻き上げたら、蒸発するつもりだったしさあ!」ガシッ

レナ「…!」

ガラスの破片「」


廃ワゴン車内

俺(あのクソ女レナを殺す気だ!クソッ!もう我慢できん!)


同じ判定の為に20%カット
コンマ下二桁
61以上いや、クールになれ俺…。レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…
60以下頭が沸騰した俺。レナが殺されそうな所を、黙って見てる訳にはいかなかった


安価下

760: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 01:05:13.63 ID:MMiqL0wB0
コンマ55(ボナ、次回コンマ判定10%難度減少)
(分岐までカット)
ゴミ山

カナカナカナカナ...

リナ目「」プニッ

俺「……。」

俺(駄目だ。完全に死んでる…)

レナ「…。」

レナ「…結局、これが正解だったんだよ」

俺「レナ…?」

レナ「大丈夫。私は罪悪感は感じて無いよ?殺さなきゃこっちが殺されてたんだし…」ニコッ

レナ「それに、こうしてしまえばリナさんがお父さんを騙す事はない。私がお父さんを守ったんだ」

俺「確かにそれは、そうだけど…だけど…」

レナ「…。」

レナ「俺君が来ても来なくても、本当に幸せが欲しいのなら結局私の手を汚すしか無かった…」

レナ「誰かに頼るとか相談するとかじゃなく…自分の手で、幸せを掴み取るしか無かったんだよ…」

俺「…。」

リナ「」ドクドク

俺「…それは、本気で言ってるのか?」

レナ「じゃあ、こうする以外にどうすれば…私とお父さんを救えたのかな…」

俺「…。」

リナ「」ドクドク...

レナ「これしか方法は無かったんだよ…」



1レナ…。自首しよう…
2仲間にどうすれば良いか相談しよう…
3この女は俺が殺したんだ…。大丈夫。レナは何も悪い事はしていないよ…(レナのかけら入手、レナの因果強化)
4この死体は俺達しか見ていない…。二人で協力して、何処かに隠そう…


多数決下3まで

765: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 01:08:28.78 ID:MMiqL0wB0
ゴミ山

俺「…。」

俺「…。」ギリッ

レナ「…俺君?」

俺「くっ…!」ブンッ

床「」ガアンッ

レナ「ど…どうしたのかな?かなぁ?…」

俺「…。」ギリギリ...

俺(1周目もきっと…リナって奴とこんな事になっていたんだ…)

俺(それがレナを狂気へと走らせた始まり…。もっと早くに気付いてやるべきだった…)

俺「クソッ!!今頃こんな大事な事に気付いて、レナを救えるなんて考えてた俺が大馬鹿だった!!」ポロポロ

レナ「大丈夫だよ俺君…。レナは救われてるよ?この結果に満足してるから」

俺「…。」

俺「駄目だレナ…」ポロポロ

レナ「…え?」

俺「こんな間違えた方法で解決しても…何の意味も無いんだ…」ポロポロ

レナ「…。」

リナ「」ドクドク...

レナ「でも、これしか方法はーー」

俺「違う!俺に相談してくれれば、もっと違う解決策を一緒に考えてやったのに、なんでこんな早まるんだ…いつもいつも…」ポロポロ

レナ「…。」

俺「そんなに俺…。信じられないのかよ…。レナにとって仲間って…そんなものなのかよ…」ポロポロ

レナ「…。」

俺「自首しようレナ…。俺もここで何があったのか証言してやる。レナが受ける刑だって軽くなる筈…」

俺「今なら未だ間に合う。だから、これ以上道を踏み外す前に…ちゃんと人一人を殺した罰を受けよう…レナ」ポロポロ

レナ「…。」

俺「俺もレナが直ぐに皆んなの元へ戻ってこれるように、全力でレナを手助けするからさ…」

レナ「…。」ゴクリッ


レナ好感度8(同じ判定なので、+ボナ分
コンマ下二桁
21以上レナ、自首する(レナのかけら入手)
20以下俺、無抵抗のままレナに殺される(レナのかけら入手)


安価下

767: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 01:11:07.05 ID:MMiqL0wB0
コンマ76(分岐まで
ゴミ山

レナ「あははは。やっぱり俺君が私の前に残ると思ってたよ」ブウンッ

俺「ここではレナに比べると地の利は無いが、剣術では多分皆んなの中で一番ポテンシャルは高い」ブウンッ

パシインッ!

俺「…そう言えば前の勝負も付いていないままだったな。レナとは」グググッ

レナ「そうだね。ここらでどっちが真の実力を持っていたのか、決着をつけようよ!」グググッ

俺「ああっ…!」ブウンッ

レナ「そんなもの!」ダンッ

地面「」グラッ

俺「うおわっ!?」ユラッ

レナ「えいっ!」ブウンッ

俺「くっ…おっとっと…」サッグラッ

レナ「あっはははは。流石だよ俺君。やっぱり俺君はそうじゃないと」

俺「フッ…レナこそな」



梨花「レナー頑張るのですー!」

沙都子「俺さん!足元に気をつけるのですわ!」

圭一「ウッディ!」

魅音「いいねいいね~青春しとるのお~。おじさん羨ましいわ」


パシインッ!!

俺「こうして本気でぶつかるのは…懐かしいな!!」ググッ

レナ「そうだね!!」ググッ


コンマ下二桁
41以上レナ、断片的に俺と違う世界でも戦った事を思い出す(梨花が俺やレナの奇跡に気付く)
40以下思い出さない


安価下

774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 01:15:34.25 ID:MMiqL0wB0
コンマ24(分岐まで
雛見沢分校
教室

俺(俺達の地区の避難場所は学校なので、俺や魅音、圭一…他にも俺の爺ちゃんや魅音の鬼婆や村に住む人々…)

俺(沢山の人間が教室に缶詰状態で入れられていた)

魅音「やぁ~。まさかこんな時間に学校で二人と会う事になるとはね」

圭一「梨花ちゃんと沙都子は?」

魅音「あっちの二人は地区が違うから別の避難所に行ってる筈だよ」

圭一「そっか…。無事だと良いが…」

魅音「しっかしまさか、雛見沢がガス流で分断されてしまうとはねえ」

圭一「まぁ自衛隊も来てくれてるし、大丈夫なんだろオレ達は」

魅音「んー多分ね」

俺「……。」

俺(……一つ、疑問がある。どうしてガス流が発生して自衛隊がこんなに逸早く動けたんだ?)

俺(こんな山間部にある村へ派遣するとなったら、普通なら間に合わない筈だが…)

俺(まるで、この災害自体が最初から起きるとでも予測されてないとこんなに迅速には……)

俺「はっ!?まさか…!」

圭一「ん?どうした?」

魅音「何かあったの?」

俺「皆んな!!これは罠ーーー」

上窓「」ガラッ

俺「!?」

グレネードみたいな物「」ゴトッ

毒ガス「」プシュ----

圭一「あ…があぁぁぁぁっ…」ドサリッ

魅音「う…い、息があぁぁぁぁっ…」ドサリッ

雛見沢に住む村人達「「ぎゃあぁあぁぁぁぁっ…」」ドサリッドサリッドサリッ

俺(くっ…!)


ーー毒ガスで満たされた教室は、地獄だった


同じ判定なので20%
コンマ下二桁
96以上祭具殿まで辿り着いた
66~95自衛隊の包囲網を突破して逃走したが、橋から落ちてしまった
11~65以上偶然、窓際に居た俺だけは事態を逸早く察知して窓から脱出するも外に待ち受けていた自衛隊による一斉射で死亡した
10以下皆んなと一緒に毒ガスにより死亡した


安価下

779: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 01:19:20.35 ID:MMiqL0wB0
コンマ77


1祭具殿到着に繰り上げ
2巻き戻り権利に変換して即使用
3巻き戻り権利に変換して温存


多数決下3まで

785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 01:23:28.30 ID:MMiqL0wB0
コンマ77(巻き戻し権利に変えて温存)


再判定(ゾロボナ無し)
コンマ下二桁
96以上祭具殿まで辿り着いた
66~95自衛隊の包囲網を突破して逃走したが、橋から落ちてしまった
11~65以上偶然、窓際に居た俺だけは事態を逸早く察知して窓から脱出するも外に待ち受けていた自衛隊による一斉射で死亡した
10以下皆んなと一緒に毒ガスにより死亡した


安価下

792: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 01:37:21.62 ID:MMiqL0wB0
コンマ94
道端

俺「はっ…はっ…はっ…」タッタッタッ

俺(くっ…死ね無い!この記憶は。絶対に引き継がないと…!)タッタッタッ

自衛隊員達「逃走者の一名を発見!これよりマニュアルに従い対処する!」カチャッ

アサルトライフル「」タタタタタタッ

俺「っ!?」バッ

草むら「」ガサッ

俺「はぁ…。はぁ…普通に自動小銃をぶっ放して来やがった…」

俺(な、何が村を守る為に来た自衛隊だ…!こいつら全員、ハナから俺達を殺す為に…)

俺左肩「」ドロッ

俺「くっ…」ドクドク...

タッタッタッ

自衛隊員達「探せ!林の中へ逃げ込んだぞ!」タッタッタッ



林の中

俺(圭一も魅音も…爺ちゃん達も皆んな皆んな殺された…。災害なんてハナから嘘だったんだ…)スタスタ

俺(なんで俺達がこんな目に遭わなきゃならないんだ…)ズルッ...

橋「」

俺(助かるには、ここを渡るしか…)ゴクリッ



橋の上

ギシッギシッ

俺「う…」

前方「武装した自衛隊「この辺りに逃げ込んだはずだ!」」タッタッタッ

俺「あっ…」

後方「武装した自衛隊「絶対に逃がすな!」」タッタッタッ

俺「…。」シュタッ



橋の下

片手エルード「」ガシッ 

俺(くっ…左肩がこんな状態では…)グッ

左肩「」ドクドク...

俺(やっぱりダメだ…支えきれない…)

俺(落ちる場所が悪けりゃ最悪死ぬかもしれないが、それならいっそ…)

ロープ「」パッ

俺「うぉわぁぁぁっ!?」ヒュ--ンッ

ドボ--ンッ!!

795: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 06:39:05.99 ID:MMiqL0wB0
俺の部屋

俺「はっ…!?」バサッ

俺「ここ…は…?」

俺「……。」キョロキョロ

俺(撃たれた筈の肩の傷が消えてる…)

俺「つまりこれは……そうか。俺、やっぱあそこの橋から落ちて死んだんだな…」

俺「はぁ…。また、最初からか…」

俺(でも最後のあの自衛隊はいったいなんだったんだ…?)

俺(どうして俺達、雛見沢に住む人達を殺してしまうんだ…?)

俺「……。」

俺「…分からない。何が何だかさっぱり分からない」

俺「とにかく、自衛隊を動かすと言う事は国が関わっていると言う事は分かった…」

俺「だったら其処を重点的に調べて行けば…」

俺「……!?」ハッ!!

俺「と言うかどうして俺…死ぬ間際の記憶を…」

襖「」シャッ

俺「えっ…!?」ビクッ

ピンク髪の女の子「あっ、大丈夫…?目が覚めた?寝てる間ずっと魘されてたけど…温かいお茶飲む?」

俺「……。」

俺「………誰?」

ピンク髪の女の子「えぇぇ!?酷いよ!?」

俺「ぁ……ご、ごめん。その、ちょっと頭ぼんやりしてて…」

ピンク髪の女の子「ああ、そう言う事だったんだ。じゃあ仕方ないね。許してあげる」スタスタ

俺(なんなんだこの子…本当に知らない子だぞ…)

俺「えっと…な、名前!名前教えて貰ったら全部思い出すから…」

ピンク髪の女の子「あははははは。仕方ないなぁ俺は」

俺「……。」

俺(…なんか笑い方レナに似てるな)

ピンク髪の女の子「ふふっ///」ほほスリスリ

俺「ち、ちょっ!?///」

由乃「私の名前はぁ、俺のお嫁さん。我妻由乃だよ?///」

俺「…。」

俺「」フラッ

由乃「あぁ!?大丈夫!?」

俺(俺はこんな子知らない…。いったい何が…)

俺(と言うかなんで…?ここ、何処なんだ…?俺、死に戻りしたんじゃないのか?)

由乃「俺がこの時間になったら目を覚ますって書いてからちょうど来たんだよ///」スリスリ

俺(…この時間軸の俺は、雛見沢へ行かずにこんな変な子と住んでたって言うことか?)

由乃「ねぇ俺、そろそろハッピーエンド迎えようよ私と///」指ススス

俺「!?」ゾクッ

俺(な、なんだこの子…目がイッてる…!怖っ!!)

俺(と言うか俺は…いったい何処へ…来てしまったんだ…)


END

796: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 06:42:17.05 ID:MMiqL0wB0
俺、人為的な大災害から逃れるも吊り橋から落下してヤンデレに捕まるEND


1最初からやる
2この世界をやり直す
3次の世界へ進む
4違う作品やる(種、まどか)


多数決下3まで(単発無し)

807: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 08:29:48.54 ID:MMiqL0wB0
この編をやり直します


1この編と同じ経路を進みコンマ判定(>>234)まで選択肢をカット
2選択肢も一つずつ選ぶ


多数決下3まで

810: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 08:36:07.71 ID:qZdE7KChO
234から再開
ゴミ山

リナ「ふっ…ふふ。あははは。なぁんだ全部バレバレだったんだぁ…」

レナ「…。」キッ

リナ「…!」ギロッ

レナほほ「」パアンッ

レナ「ッ…」


廃ワゴン車内

俺(レナ…!あ、あの女…。レナに暴力を…)グッ



ゴミ山

リナ「クソガキ!なめやがってよぉ! もうちょいで、ウン千万という金が転がり込むんだよ!」ブンッゲシッ

ガッドゴッ!!

レナ「くっ…うっ…」ドサッ


廃ワゴン車内

俺(れ、レナ….。クソッ!あの野郎……レナが本気で反撃しないからって好き放題…)ワナワナ..

俺「あっ!!」



ゴミ山

レナ首「」グググッ

レナ「うっ…ぐっ…」グググッ

リナ「死にさらせや~!!殺しはしたかなかったんだけどね、二度とこんなうまいカモに会えないだろうしさあ!」

リナ「どうせ金巻き上げたら、蒸発するつもりだったしさあ!」ガシッ

レナ「…!」

ガラスの破片「」


廃ワゴン車内

俺(あのクソ女レナを殺す気だ!クソッ!もう我慢できん!)


同じ判定の為に20%カット
コンマ下二桁
61以上いや、クールになれ俺…。レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…
60以下頭が沸騰した俺。レナが殺されそうな所を、黙って見てる訳にはいかなかった


安価下

812: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 08:46:11.96 ID:qZdE7KChO
コンマ84
廃ワゴン車内

俺(いや、クールになれ俺…!レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…)グッ


ゴミ山

レナ「ッ…!」グッ

ガラスの破片「」ビュオッ

リナ腹「」スパッ

リナ「があぁぁぁっ!?」ブシャ-!!

リナ「う…ぐ…あぁぁぁっ…」ドクドク...

レナ「ゲホッ…ゲホッ…はぁ…はぁ…はぁ…」

レナ「ッ…!」スッ

鉄パイプ「」ガシッ

リナ「あ…あぁ……え?」

レナ「…。」つ鉄パイプ

リナ「ちょっ…待って。それ、シャレになんない…」ガタガタ...

レナ「あぁぁぁぁっ!」ブウンッ

ヒュンッ

レナ「…!」ピタッ

俺「待てレナ!?落ち着け!!」

リナ「!?」

レナ「俺君……?」

俺「レナ、この女殺す気なんだろ!?そんな事したって、何の解決にもならない!」バッ

レナ「……。」

リナ「あ…ぁぁ…」ガタガタ

レナ「…。」

レナ「…早く退いてよ」グッ

俺「レナ…」

レナ「幾ら俺君でも、私の邪魔するなら私怒るよ!!??」

俺(レナの奴…完全に頭に血が登って…)

俺(いや、そもそもここにこの女を誘い出したのは、最初から殺す事すら視野に入れてたのか…?)

レナ「早く退けって言ってんのよ!!!」

俺「……。」

リナ「ちょっ…た、助けて…」ガタガタ...


1そんなに言うなら俺は止めない
2レナなら分かってくれると信じてどかない
3…悪いが、レナを倒してでも止める


多数決下3まで

818: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 09:16:44.54 ID:MMiqL0wB0
ゴミ山

俺「そんなに言うなら俺は止めない」スタスタ

レナ「…!」

リナ「ちょっ…!」

俺「今の頭に血が上ったレナを無理に止めても俺が痛い目を見るだけだしな」

レナ「そうだね。その通りだよ」

リナ「た、助けてよアンタ!た、頼む!何でもしてやるから…」

俺「…。」

俺「俺はレナの覚悟を見届けさせてもらう」

レナ「…。」

リナ「おい!?な、何言ってんだよ!?」ガタガタ

俺「その女を殺せば、レナが言っていた幸せな時間はその時点で終わる」

レナ「…。」

俺「そして、一生人殺しの目を向けられてこれからの人生過ごして行く事になるんだ」

レナ「…。」

俺「本当にそれが分かってるならやれよ」

レナ「…そんな事でレナがビビるとでも思ってるのかな?」

俺「ビビるビビらないの話じゃない。レナの中で何が一番正しいかだ」

俺「俺は止めもしないし、焚きつけたりもしない。ただ、俺だったならその方法以外を考えるってだけだ」

レナ「…。」

リナ「た、頼む…やめて…礼奈ちゃん…」ガタガタ

レナ「…。」

俺「…。」ジッ

リナ「礼奈ちゃん…お願い…こ、こんな事はやめましょ…?」ガタガタ...

レナ「あ…あああぁぁあぁっ!!」

リナ「ひぃっ…!」ビクッ

鉄パイプ「」ブウンッ


コンマ下二桁
41以上レナ、リナを殺せなかった
40以下レナ、リナを殺した


安価下

821: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 09:33:25.28 ID:MMiqL0wB0
コンマ21
ゴミ山

レナ「私をその名前で呼ぶなあぁぁっ!!!」

鉄パイプ「」ビュオンッ

リナ頭「」ゴシャッ!!

俺「…。」


カナカナカナカナカナ....



リナ「」

レナ「あは…あははは…」

俺「……そっか。やっぱレナもそっちを選んじゃうんだな」

レナ「はは…。私がそんな事で憶するとでも思ってたの…?」

俺「いや…」

レナ「…俺君は、私をどうする気?」

俺「…。」

レナ(俺君の答えによっては…)鉄パイプグッ 

俺「俺は…」



1勿論警察に突き出す
2この世界もダメだった…と諦めて立ち去る
3これを皆んなにバラされたくなければ…と脅迫する


多数決下3まで

825: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 10:06:48.17 ID:MMiqL0wB0
ゴミ山

俺「どうもしない…」

レナ「…え?」

俺「…俺はもう、この世界に興味は無い」

俺「次の雛見沢へ行く事にするよ」

レナ「な、何言って…」

俺「じゃあなレナ。次の雛見沢では仲良くしてくれよ」スタスタ

レナ「…。」



俺部屋

俺「…。」

俺(…また、惨劇は起きてしまった)

俺「はぁ…。もう、この世界もダメだな…」

俺「…。」


1さっさと自殺して次の雛見沢へ行こう
2未だやり残した事がある


多数決下3まで

830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 10:45:04.97 ID:MMiqL0wB0
俺部屋

俺「……さっさと自殺して、次の雛見沢へ行くとするか」


ーー俺は、自分の能力に自惚れた結果すっかり諦め癖がついていた

しかし何度世界を繰り返しても、仲間は暴走した…


ある世界では圭一がレナや魅音を殺して自殺し
ある世界では魅音が仲間達を次々と殺して行って自殺し
ある世界ではレナがリナと沙都子の叔父を殺し、全員を巻き込んで心中する
ある世界では沙都子の叔父が帰って来て圭一が暴走して、雛見沢村災害により無くなる
ある世界では梨花ちゃんが即自殺している世界もあった



ーー俺は、最初こそ皆んなを救う為に世界のリセット&再生を繰り返し、力をつけて遡れる時間を増やしたりもしたが…

どの世界でも仲間達は救えなかった…。


逆に全員をこの手で叩き殺したり…
圭一や富竹さんや入江監督とホ に走ってみたり…
魅音レナ沙都子梨花ちゃんとハーレムを築いてみたり…


ーーー色々試したが結局仲間を救う事はできなかった


そして何度も繰り返す内に同じ事に疲れて来て、俺は傍観者となり…



俺「雛見沢村はどう頑張っても、俺には救えねーわ」



最終的に、俺は仲間と雛見沢村を見捨てて他の学校へと転校を決めたのだった



GAME OVER

846: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 12:09:07.59 ID:MMiqL0wB0
俺、雛見沢を見捨てるEND


1最初からやる
2この世界をやり直す
3違う作品やる(種、まどか)


多数決下3まで(単発無し)

851: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 12:14:03.03 ID:MMiqL0wB0
この編をやり直します
システム面で若干調整が入ります


1この編と同じ経路を進みコンマ判定(>>234)まで選択肢をカット
2選択肢も一つずつ選ぶ


多数決下3まで

855: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 12:17:26.74 ID:MMiqL0wB0
ゴミ山

リナ「ふっ…ふふ。あははは。なぁんだ全部バレバレだったんだぁ…」

レナ「…。」キッ

リナ「…!」ギロッ

レナほほ「」パアンッ

レナ「ッ…」


廃ワゴン車内

俺(レナ…!あ、あの女…。レナに暴力を…)グッ



ゴミ山

リナ「クソガキ!なめやがってよぉ! もうちょいで、ウン千万という金が転がり込むんだよ!」ブンッゲシッ

ガッドゴッ!!

レナ「くっ…うっ…」ドサッ


廃ワゴン車内

俺(れ、レナ….。クソッ!あの野郎……レナが本気で反撃しないからって好き放題…)ワナワナ..

俺「あっ!!」



ゴミ山

レナ首「」グググッ

レナ「うっ…ぐっ…」グググッ

リナ「死にさらせや~!!殺しはしたかなかったんだけどね、二度とこんなうまいカモに会えないだろうしさあ!」

リナ「どうせ金巻き上げたら、蒸発するつもりだったしさあ!」ガシッ

レナ「…!」

ガラスの破片「」


廃ワゴン車内

俺(あのクソ女レナを殺す気だ!クソッ!もう我慢できん!)


同じ判定の為に20%カット
コンマ下二桁
61以上いや、クールになれ俺…。レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…(レナルート。この世界で他のルートへは入れなくなる)
60以下頭が沸騰した俺。レナが殺されそうな所を、黙って見てる訳にはいかなかった(梨花ルート。この世界で他のルートへは入れなくなる)


安価下

863: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 12:22:53.92 ID:MMiqL0wB0
廃ワゴン車内

俺(いや、クールになれ俺…!レナならばあんな逆境一人で対処できる筈…)グッ


ゴミ山

レナ「ッ…!」グッ

ガラスの破片「」ビュオッ

リナ腹「」スパッ

リナ「があぁぁぁっ!?」ブシャ-!!

リナ「う…ぐ…あぁぁぁっ…」ドクドク...

レナ「ゲホッ…ゲホッ…はぁ…はぁ…はぁ…」

レナ「ッ…!」スッ

鉄パイプ「」ガシッ

リナ「あ…あぁ……え?」

レナ「…。」つ鉄パイプ

リナ「ちょっ…待って。それ、シャレになんない…」ガタガタ...

レナ「あぁぁぁぁっ!」ブウンッ

ヒュンッ

レナ「…!」ピタッ

俺「待てレナ!?落ち着け!!」

リナ「!?」

レナ「俺君……?」

俺「レナ、この女殺す気なんだろ!?そんな事したって、何の解決にもならない!」バッ

レナ「……。」

リナ「あ…ぁぁ…」ガタガタ

レナ「…。」

レナ「…早く退いてよ」グッ

俺「レナ…」

レナ「幾ら俺君でも、私の邪魔するなら私怒るよ!!??」

俺(レナの奴…完全に頭に血が登って…)

俺(いや、そもそもここにこの女を誘い出したのは、最初から殺す事すら視野に入れてたのか…?)

レナ「早く退けって言ってんのよ!!!」

俺「……。」

リナ「ちょっ…た、助けて…」ガタガタ...


1そんなに言うなら俺は止めない(>>818の展開)
2レナなら分かってくれると信じてどかない(>>424の展開)
3…悪いが、レナを倒してでも止める(>>254の展開)


多数決下3まで

868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 12:29:33.84 ID:MMiqL0wB0
ゴミ山

俺「……。」バッ

レナ「…。」

レナ「へぇ…俺君は痛い目に遭うのが好きだったんだね…」

俺「フンッ…そんな訳あるかよ。だが、ここでレナに間違えた方法を取らせたら俺はまた後悔すると思う」

レナ「後悔…?」

俺「ああそうだよ。レナが狂気に染まる姿なんて、もう二度と見たくない」

レナ「あはははは。俺君が何の話をしてるのか、私にはさっぱり分からないなぁ」

俺「…分からなくても良いんだ。…いや、そんな間違えた記憶なんて…思い出さなくて良い」

レナ「何を…」

俺「でも、この方法は絶対に間違えてるんだ!絶対にやってしまった事を後悔する日が必ず来るから…」スタッ

レナ「い、一体何の話しをしているの!?俺君頭大丈夫!?」

俺「レナが分からなくても、俺はお前が早まってしまった末路を知っている!お前が未来でする後悔を、全部知ってるんだ!だがら…!」スタッ

レナ「そ、それ以上近付いたら俺君でも本気で叩くよ!?」

俺「叩きたかったら叩けば良い!」

レナ「死ぬかもしれないよ!?」

俺「レナが俺の話しを信じてくれるなら、命だってくれてやっても良い!」

レナ「…!?」

俺「だから、俺を信じてくれレナ!」ザッ

レナ「あ…ああぁぁぁっ!!」ブウンッ

鉄パイプ「」ビュオンッ

俺「ッ…!」

俺(信じろ仲間との絆を…レナを!)

鉄パイプ「」ビュオオッ

俺(前の世界で圭一が暴走した時、レナも最後まで圭一を信じ続けていた…レナは本来優しい子なんだ)グッ

レナ「あぁぁぁっ!!」

俺(今なら未だ間に合う!信じるんだ…!レナならきっと他の皆んなが乗り越えられなかった壁を乗り越え、奇跡を起こしてくれると!!)



レナ好感度8(特別な感情1、元L4+前ボナ5%減)
コンマ下二桁
66以上レナ「できないよ…」(レナ断片的に違う世界の記憶を取り戻す。好感度9に上昇。レナのかけら入手。レナルート固定に)
16~65俺「大丈夫…。俺を信じてくれ」(レナのかけら入手。俺骨折+額割れで重傷。>>432の展開)
15以下リナと共に撲殺されてしまった…


安価下

889: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 16:06:23.39 ID:MMiqL0wB0
コンマ73
ゴミ山

レナ「あぁぁぁぁっ!!」鉄パイプグッ

俺「ッ…!」


違う世界の教室

レナ『酷いよ!信じてたのに…!!私を騙して楽しんでたんだ!!』ブンッブンッ  

ドガッガッゴシュッ

俺『はぁ…はぁ…』頭ドクドク...


レナ「…!」ハッ!

鉄パイプ「」カランッ...

俺「…!」

レナ「…。」ポロッ

俺「レ、レナ…?」

レナ「できないよ…」ポロポロ...

俺「あ…」

レナ「だって、ここで俺君を叩いたら…またあの時みたいに、大好きだった筈の俺君すら信じられ無くなっちゃう…」ポロポロ

俺(ま、まさか…)

レナ「きっと魅ぃちゃんや圭一君の事、もう一度殺しちゃうから…」ポロポロ

俺「そんな…覚えているのかレナ?圭一と魅音を殺した事を…」

レナ「うん…レナが…。私が二人を殺しちゃったの…」ポロポロ

レナ「皆んなを信じたいのに、信じられ無くなって…私が皆んなに狙われてるって被害妄想だけが強くなって行って…」

レナ「皆んながレナを狙うなんて…そんな事、あり得ないのに…」ポロポロ

俺「自分の罪に気付いたのか…」

レナ「うん…。今頃になって…。もう、あの世界の魅ぃちゃんにも、圭一君にも謝れない…償えないのに…」ポロポロ

俺「レナ…」

レナ「私の罪は…もう、一生許されない事なんだ…」ポロポロ

俺「…。」

俺「…確かに、その世界の二人にはもう謝る機会は二度と来ないだろう」

レナ「グスッ…」ポロポロ...

俺「だからあの2人の代わりに、俺がレナの事を許してやる…」ギュウッ

レナ「あ…」ギュウッ

俺「俺には…俺だけは分かってあげられるから…。レナの凄さが」

レナ「俺君…」ポロポロ

俺「他の世界の罪を思い出すなんて、普通なら有り得ない事…」

俺「だから、誰にも今のレナの偉大さは分からないが…俺には分かるんだ。これが奇跡だって事が…」

レナ「う…うぅっ…わあぁぁぁあぁぁぁぁ…」ポロポロ…

俺(俺以外の人間が、土壇場で他の世界の記憶を取り戻すなんて事も起きるんだな…)ギュウッ

890: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/26(木) 16:20:24.90 ID:MMiqL0wB0
ゴミ山

レナ「俺君…私、どうすれば良かったんだろう…。こんな薄汚い女に、家をめちゃくちゃにされて…」

俺「この女の件は俺がなんとかしてやる。実はレナが思い出した世界で、俺はこいつと会った事があったんだ…」ザッ

レナ「……え?」

リナ「あぁ!?アタシはお前の顔なんて見た事ねえよ!?」

俺「そうかい?でもあんた、春に興宮でヤクザに追いかけられていた女だろ?」

リナ「はぁ!?な、なんでアタシが連中に…」

俺(ん…?この世界じゃ、違うのか…?いや、それならば…)

俺「アンタ。園崎系列のヤクザと繋がりがあるだろ?」

リナ「な…何の話しだよ…」ビクッ

俺(やっぱりな…。それなら…)

俺「殺されたくなければ、もうこの子の家に手を出すのはやめろ」

リナ「あ…?そんなもん、今更やめる訳がーー」

俺「今回は偶然俺が居合わせたが、次に訪れたら今度こそレナに殺されるぞ」

レナ「…。」ギロッ

リナ「ッ…」

俺「それにその子、園崎家次期当主の親友なんだよ」

リナ「なっ…!?」ビクッ

俺「俺がその親友にレナの家がアンタらにされてる事全て伝える」

リナ「えっ…ちょっ…」

俺「だから仮にレナに報復したとしても、あんたらがやったって容易に想像ができる」

俺「まぁレナなら心配しなくても報復すら跳ね除けるだろうが…もし園崎に捕まれば最後…どうなるかくらい分かるだろ?」

リナ「…。」ガタガタ...

俺「…それに俺だって次は助けない。…むしろレナに何かあったら、アンタを殺す」ギロッ

リナ「うっ…!」ビクッ

俺「二度と竜宮家には近づかないと誓え。だったらここは見逃してやる…」

俺「だが、二度と俺達の前に現れるな!!」手グッ

リナ「あ…あわ…。わ、分かった!分かったから、殺さないで…」ガタガタ...

俺「…。」

レナ「俺君…」

俺「あとはレナとお父さんの話し合い次第だ」

レナ「うん…ありがとう…。頑張るよ私…」ニコッ

俺「ああ、今のレナならきっとお父さんに真実を打ち明けて、また最初からやり直せるだろうよ」

919: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/27(金) 05:33:03.17 ID:/TTJqOZZ0
通学路

俺(あれから、俺達の日常は前と変わらない。遂にいつもの物へと戻って来た)

俺「よおレナ。おはよう」スタスタ

レナ「あ…お、おはよう…俺君…///」横チラッ

俺(…一つ変わった事は、こうしてレナが俺の顔を見たら直ぐに

俺「…そんなに目合わせるの、恥ずかしいのか?」

レナ「そ、そ、そ、そそうじゃなくて!?///」

俺「なんだったら手握ってやるぞ?」ギュッ

レナ「だ…だ…駄目駄目駄目ッー!!私、熱出て学校行けなくなっちゃうよ!?///」ギュッ

俺「はは、面白い奴だな」

俺(レナは違う世界の記憶を思い出し、きっと良い方に変わった)

俺(自分の後悔を口にしている時に、俺に大胆に大好きだと告白してしまった)

俺(そして、事が終わって冷静に戻ってから思い出したら自分はいったい何を告白してるんだと俺の事を素直に見れなくなってしまったらしい…)

レナ「はぅ…///」フラフラ..

俺(まぁ殺し合うよりも、こっちの方がレナらしくて可愛いから俺はこんは漢字で思わずちょこっとイタズラしてしまうんだが…)

俺「でも、レナがあの時立ち止まってくれて本当に良かったよ」

レナ「うん…。俺君のお陰かな…かな?///」

俺「いいや違うな。俺は仲間としてレナを信じ続けただけ。当然の事をしただけだ」

俺「自らの運命に打ち勝ったのはレナの方なんだよ」

レナ「ううん…。俺君だったから、私はきっと気付けたんだよ。だよ?」ニコッ

俺「じゃあ半分ずつで…?」

レナ「そうだね。一緒に協力して運命を打ち破ったんだ」

俺「協力して…そっか。そうだな」

レナ「うん!」


ーー俺達は遂に惨劇を未然に防ぐ事ができた。大事なのは仲間を信じる心…

そして俺達のように悩みを打ち解け合って、互いに助け合えば惨劇の主人公なんかになりはしないんだ

そうすればきっと皆んな幸せに生きていける…。どんな困難だって、皆んなで乗り越えて行ける


俺「俺、漸く大事な事が分かった気がする…」

レナ「…え?」


ーーそう。これが、奇跡の起こし方だったんだ…

920: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/27(金) 05:44:08.82 ID:/TTJqOZZ0
雛見沢分校

梨花「……。」

梨花(……ねえ羽入、この世界は珍しいと思わない?)

羽入(珍しい?)

梨花(ええ。誰1人発症する事なく、綿流しの祭りの日まで辿り着いたわ)


圭一「ちくしょー!1位にはなれなかったかぁ!」

俺「むむむ…。これは…またビリ争いかよ…」


梨花(そして、この世界では俺も居る)


俺「レナ。さぁカードを選べ!俺とビリを掛けた大勝負だ!!」ジッ

レナ(お、俺君がレナを見つめてる~!?///)カアッ...

レナ「は、はぅ~!?///」ボンッ

俺「ん?」

魅音「れ、レナ!?」

沙都子「大丈夫でございまして?」

圭一「急に茹でタコみたいになっちまいやがった」

梨花「……。」

梨花(俺とレナ、急速に距離が縮まった2人の間にいったい何があったのかは知りたいけど…)

梨花(今はそれよりも、もしかしたらこの世界こそが私の長い長い運命の旅路のゴールの世界かもしれない)

羽入(あうあう…。幾ら珍しい事が起きているとしても、あまり期待し過ぎるのは良くないのですよ~…)

梨花(はぁ…アンタはいっつもそれね…。アンタはこの先の未来を見たくないの!?)

羽入(も、勿論ボクだってそれは見てみたいのですよ…)

羽入(でもボクは…その期待が裏切られた時、却って梨花に降りかかる絶望が大きくなってしまうのかと心配しているのです…)

梨花(だからって、こんな奇跡に恵まれた世界はもう2度と来ない事くらい何となく私にも分かるわ)

羽入(あうあう…)

梨花(もう傍観者は辞めると決めたもの。私も、俺ばかりに頼っていられない…)

梨花(意思の力で、私の死の予定調和が覆せる事は…これまで俺が何度も私を助けて見せくれた…)

羽入(結局彼はレナに●●られてしまいましたけどね?)ニコニコ

梨花(あーもう!!羽入うるさい!!!)イラッ

羽入(あう~!?幾ら図星だからって怒りすぎなのですぅ~…)ヒュ-ン...

梨花(…私はこの奇跡の世界を決して無駄にはしない。私も、もう一度死の運命に抗う為に動くとするわ!)

950: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/27(金) 12:48:52.98 ID:/TTJqOZZ0
古手神社

魅音「今年もやるよ!六凶爆闘!」

部活メンバー達「「おー!」」

俺(今日は雛見沢村年一回の最大のお祭り、綿流しの日だ)

俺(と言っても、俺の感覚では年一回どころか結構な頻度で行われているんだが…)

梨花「俺も祭りを楽しんで行って欲しいのですよ」

俺「ん?ああ、勿論だよ。梨花ちゃんの演舞も楽しみにしてるからな」

梨花「はい。僕も頑張るのですよ。にぱ~☆」

俺(あまり新鮮味を感じて無いと思われちゃったかな?気を付けないとな)

レナ「俺君。最初はたこ焼き早食い勝負なんだよ?だよ?はいっ」

俺「おっ、サンキュー。早食い勝負か。これなら自信あるぞ」

レナ「そうなんだ。火傷しないようにね」

俺「レナこそ、俺に食べる姿見つめられて火傷しないようにな」

レナ「そ、そ、それは反則なんじゃないかな!?かなぁ!?というか女の子の食べてる姿見つめるなんて駄目ー!!///」ボンッ

俺「ははは。冗談だ」

レナ「はぅ~…///」

魅音「こらー!そこ隙あらばイチャつかない!準備ができてるなら開始するよ~!?」

俺「ああ、準備万端だ」

レナ「うん!」

梨花「みぃ!」

魅音「それじゃあスタート!」

部活メンバー「「熱っーー!」」

俺「フッ…」

俺(こんな風に、仲間の皆んなと安心して心から祭りを楽しめるのは久しぶりだな…)

952: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/27(金) 12:51:32.19 ID:/TTJqOZZ0
古手神社

レナ「俺君、レナの事見ちゃダメだからね!?駄目なんだよ!?///」

俺「分かってるって」

俺(俺とレナはある世界では運命の歯車が狂って殺し合ったりもしたけど、今はこうしてお互いを許し合い、分かり合う事できた)

俺(レナと共に惨劇の運命を打ち破り、この平穏を掴んだんだ)

圭一「あちゃぢゃぢゃ!?」ハフハフ

沙都子「焦り過ぎですわ圭一さん」ハフハフ

魅音「あはははは。も~何やってんの圭ちゃん~」

俺(他の皆んなが疑心暗鬼になってしまいそうな気配も無い)

俺(このどうしようも無い惨劇の世界をババ抜きで例えると、ジョーカーを引いたのは恐らくレナだった…)

俺(だが、俺がそのジョーカーを回収してやる事でレナは敗者になる事無く、皆んなと同じように上がる事ができた)

俺(これからはこの輝かしい日々が続いて行く…)

俺(俺の惨劇の運命との戦いは、遂に終わったんだな)パクッ

俺「あちっ!?」



俺「あちっ!?」

梨花「…。」ジッ

梨花(もし俺が仲間のジョーカーの回収役だったとしても、このゲームは未だ終わっていない…)

梨花(私も自らの死の運命に抗う為に、先ずはあの2人がいつも綿流しの晩に殺される絶対運命を変えてみせるわ!)

羽入(梨花…)

梨花(見てなさい羽入。私はもう二度と運命に屈しない!)

梨花(私も必ず、奇跡を起こしてみせるから)

羽入(……。)

957: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/27(金) 13:13:41.96 ID:/TTJqOZZ0
川の側

俺(俺達は梨花ちゃんの奉納演舞を楽しみ、綿流しの儀の為に沢の方へと降りて来ていた)

俺(確か前は圭一がこの辺りでトイレに行きたくなって狂ったんだっけ…)

俺「圭一、トイレ行きたく無いか?」

圭一「え?いや別に?てか人多くて単独行動したら逸れそうだから、さっき済まして来たよ」

俺「あ、ああ。そうなのか…」

圭一「なんだ?もしかしてお前したくなったのか?」

俺「いや、俺もさっき済まして来たから別に…」チラッ

俺(…ん?)


富竹&鷹野&梨花ちゃん「…。」ペチャクチャ


俺(アレは今年毎回オヤシロ様の祟りに合ってる富竹さんと、鷹野さん…だっけか)

俺(それと梨花ちゃん?変な組み合わせだな。何話してんだろ)

レナ「俺君。圭一君。魅ぃちゃんと一緒に綿流しのやり方教えてあげるからこっち来て欲しいな」

圭一「お、サンキュー。俺?」スタスタ

俺「ん?ああ、今行く」スタスタ

俺(まぁ俺達にはオヤシロ様の祟り…いや、連続怪死事件は何も関係無いか)

960: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/27(金) 13:31:54.64 ID:/TTJqOZZ0
川の側

富竹「でもどうして僕達が殺されなきゃならないんだい?」

梨花「…それは分かりません」

梨花「でも富竹は喉を掻き毟って、鷹野は何処か遠くの山奥で焼かれて死にますです」

富竹「喉を掻き毟るって…それはL5の末期症状の事だよね?」

梨花「…。」コクッ

富竹「大丈夫だよ。僕はちゃんと予防薬を受けてるし、体も鍛えてるからね」ムキッ

鷹野「そうよぉ。危なくなったらジロウさんが守ってくれるわよ」クスクス

梨花「ボクはオヤシロ様の巫女だから分かりますのです。今夜二人の時に襲われる筈…」

梨花「だから今夜二人きりになってはダメなのですよ!!!」

富竹「…!?」ビクッ

鷹野「…。」

梨花「…。」キッ

鷹野「梨花ちゃん…」

梨花「…。」ゴクリッ

鷹野「もしかして私達に妬いてるの?おませさんねぇ」クスクス

富竹「ははは…」

梨花「…。」ギリッ

梨花(駄目だ…。この2人には、これ以上言っても何も信じて貰えない…)

鷹野「まぁ精々気をつけるわ。じゃあね」

梨花(なら他の人にも警告しよう。少しでも運命を狂わすんだ!)

梨花(だけど誰に…?入江?いや、彼は只の研究者だ。富竹と鷹野の死を防ぐ事などできない)

梨花(じゃあ誰に…?誰に伝えれば祟りを止められる…?)

梨花「あ…」


コンマ下二桁
99やっぱり…一人では戦えない…。俺に全て打ち明けて、彼に頼るしか無い…(黒梨花&レナルートへ)
91以上大石と俺達。全てに相談した
71~90そうだ。仲間達に相談しよう
70以下大石だわ!


安価下

970: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/27(金) 13:52:46.88 ID:/TTJqOZZ0
コンマ14
古手神社

梨花(やっぱり今年も大石は連続怪死事件を追って、祭りに来てた…。でも…)

大石「それを何処で聞いたのですか!?どの辺りで!!」クワッ

梨花「それは…えっと…人混みで偶然耳にしただけなので分からないです…」

大石「……。」

大石「そうですか…しかし、富竹さんは余所者だし鷹野さんと合わせれば二人…確かに5年目の祟りにあってもおかしくない…」

梨花「大石。襲うなら雛見沢と興宮の間道だと言っていたと思うのです」

梨花「その辺りの警備を強化する事は出来ませんですか?」

大石「…。」



コンマ下二桁
61以上大石、個人的な理由で了解してくれた(梨花が大石のかけら入手)
60以下流石にそんな不確かな情報で警察は動かせなかった


安価下

973: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/27(金) 14:11:16.29 ID:/TTJqOZZ0
コンマ89
古手神社

大石「分かりました。駄目で元々」

梨花(大石…)ホッ

大石「お二人をマークして、そこへ車を1台張り付けましょう」

梨花「ありがとうなのです。誰も僕の話を信じてくれなくて困っていたのです」ペコリ

大石「それを信じるのが警察ですよ」ニコ

大石「折角の情報を見過ごして事件を防げなかったら、これほど悔しい物は無いですからね」

大石「それにオヤシロ様の祟りは、ちょうど私個人的にも追っている事でしたので…誰のどんな情報だったとしても全て参考にさせて貰いますよ」

大石「んっふっふっ」

梨花「頼もしいのですよ」

大石「では、私は早速手配致しますので」

梨花「本当にありがとうなのです」フリフリ

梨花(よし、やはり困った時の警察ね)

羽入「梨花…梨花は富竹達の死を防げると思っていますですか?」

梨花「…分からない。けど、私にはダメだった時の山狗の警備も付けて貰ったし、2人が殺されても私は無防備ではない筈。それに…」

梨花「今回は最後の最後まで諦めない。出来うる限り足掻くわ」

羽入「…ボクは止めはしません。梨花の好きなようにするといいのです」

梨花「ええ。だったらアンタはそこでずっと諦めて見ていたら良い」イラッ

羽入「……。」スゥッ...

梨花(…もしかしたら羽入は全て知っているのかもしれない。私達が居る場所はそもそも出口なんてない、永久の迷路だと言う事を)

梨花(だから期待しないのかもしれない…)

梨花(でも私は違う。信じる力が運命を打ち破る鍵となる事を信じている)グッ



梨花が大石のかけらを入手した


次回 俺「雛見沢村に安価で住む事になった」もう5スレ目じゃねえか!?