まゆ「でも、真っ暗なのは少し不便ですねぇ」



まゆ「いくらまゆがPさんのお部屋の中を熟知していても……」



まゆ「実際に初めて来てこれはちょっと骨が折れちゃいます」



まゆ「えっと…お部屋の入り口から3歩進めばテーブルがあって……」



まゆ「んー壁に触れながらの方が良さそう」ｽｯ



まゆ「そおっと…そおっと……」ｿﾛｿﾛ



まゆ「……これはこれで…興奮しちゃう…かも？うふ、うふふ♪」ｶﾞﾀｯ

【ｽｶﾙｯ】

まゆ「ッ！？」ﾋﾞｸｯ



まゆ「な、なんですか今の声」ｵﾛｵﾛ



まゆ「き、気のせいですよね…気のせいですよねPさん」



し～ん



まゆ「はぅぅ……と、とにかくPさんのところに」ｺﾄｯ

【ﾀﾞﾐｨｨｲｯ】

まゆ「ひゃう！？」ﾋﾞｸﾝｯ



まゆ「P…Pしゃ…痛っ！」ｶﾞﾁｬｯ

【ｺﾞｫｳｽﾄ】

まゆ「」



まゆ（ご、ゴースト！？幽霊！？）ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

【ﾀﾌﾞｩｩ】

まゆ「ッ許し、許してください！も、もう盗撮も盗聴もしませんからぁ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

【ﾕｩｩ】

【ﾊﾞｯﾄ】

まゆ「はいぃ悪い子ですまゆは悪い子です…許してくださいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

【ﾅｲﾄメア】

まゆ「ち、近づいて…！た、助けてPさん…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

【ジョォオオカァアッ】

まゆ「ひぃぃ！」



まゆ「も、もうヤ…許し…助け…！」

【さあ、お前の罪を…数えろ】

まゆ「」ﾌﾗｯｶﾞﾀﾝｯ



ﾋｨｨﾄｯ

　　ｸﾚｲﾄﾞｫｵﾙ

　ｱｷﾞﾄｯ

　　　　ｴﾀｰﾅﾙ

　ｵｫｩｼｬﾝｯ

　　　　ﾌｧﾝｸﾞｯ

ﾊﾞｰﾄﾞ

　　ﾄﾘｶﾞｧｱｱｯ

ﾗｲﾀﾞｰﾏﾝ

　　　　　　ｱｰﾑｽﾞ

　ﾊﾟﾍﾟﾃｨｱｧｧ

ｻｲｸﾛﾝｯ

　　　　　ﾅｽｶ

　ｹﾂｧﾙｺｱﾄﾙｽ

　　　　　ｽﾊﾟｲﾀﾞｧ

ｴｸｽﾄﾘｰ…

　　　ｱﾉﾏﾛ…

　　　　　　ｲｴ…

　　　　　　　　ｸ…

モバP「朝起きたらまゆが俺の部屋で倒れていたでござる」



モバP「え？え？何これ何これ夢？夢なの？ナイトメアドーパント？」



モバP「ちょ、とりあえず起きろまゆ！てか大丈夫か？ケガしてないか？！」ﾕｻﾕｻ



まゆ「っ……P…さ……ッ！」ｶﾞﾊﾞｯ



モバP「おわ！危な！？」ｷﾞｭｯ



まゆ「うっ…ぁぅ……ごめんなさい……ごめんなさいPさぁん…」ｷﾞｭｩｩ



モバP（何が何なのかさっぱりわからん）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

モバP（が、かわいいので許す！）

モバP「落ち着いたか？」



まゆ「ぁい…ごめんなさい」ｺﾞｼｺﾞｼ



モバP「ったく、それで何でまゆがここにいるんだ？いや…まあだいたいわかってるんだけどな」



まゆ「ごめんなさい……」ｼｭﾝｯ



モバP「ん…反省してるみたいだしなんか怖い思いしたみたいだからやっぱり聞かないでおくよ」



まゆ「Pさん……まゆのこと嫌いに…なりましたよね……」ｼﾞﾜｧ



モバP「そりゃドン引きよ」



まゆ「ッ……ぅ…ぁ…」ｸﾞｽﾞｯ



モバP（かわいい）

モバP「なんだその顔？引かれるのがいやなら最初からやんなよな」ｸﾞﾆｨ



まゆ「はひぃぃしゅみまへん」



モバP「うりうり」ｸﾞﾆｸﾞﾆ



まゆ「やめへくらふぁいぃぃ…いふぁいれふぅ……」



モバP「はい、お仕置き終わり。もうすんなよ」



まゆ「はい……ぅぅ」ﾋﾘﾋﾘ



モバP「ん、よしよし」ﾅﾃﾞﾘﾅﾃﾞﾘ



まゆ「うふ…うふふ」ﾆｺﾆｺ



モバP（おのれディケイドォオオオオオオッ）ｷｭﾝｯ

モバP「何しに来たのかは聞かないけど、気絶してた理由は聞かせてもらうぞ」



まゆ「はい……かくかくしかじか」



モバP「千年経ってもレイナンジョウというわけか……ふむ」ｶﾞｻｶﾞｻ



まゆ「あ、あの…ややややっぱりここには何かいるんですかぁ…？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ


モバP「佐久間まゆこれを見たまえ」ｽｯ


まゆ「なんですか？USBメモリみたいですけど……」

まゆ「っ！こ、これ……！」



モバP「ま、こういう音声が鳴るおもちゃだ。これって全般的にここのスイッチが軽くてな、ちょっと当たっただけでも音が鳴るんだよ」



まゆ「じゃ、じゃあまゆがこの棚にぶつかったから」



モバP「中で崩れて色々鳴っちゃったみたいだな」



まゆ「はぅぅ……」ﾍﾟﾀﾝ



モバP「持ち主の俺でも夜中に暴発してビビることはある。まあ、イタズラしに来た天罰だな」

モバP（ぺたん座りかわいいよぉおお！！！俺のエンジンブレードがマキシマムドライブ！！これで決まりだ！！！）

【 Ribbon 】


まゆ「うう…この！この！」ｶﾁｯｶﾁｯ


【 Ribbon 】

【 Ribbon 】


モバP「八つ当たりすんなよ……ほら、もう俺事務所行くから出るぞ」



まゆ「はぁい、今行きま～す」



ガチャッ

まゆ「それにしても」ﾄﾀﾄﾀ



モバP「ん？」ｽﾀｽﾀ



まゆ「色々な種類があるんですねコレ」ｶﾁｯ


【 Ribbon 】


モバP「持って来ちゃったよこの子……返せよ、絶対」



まゆ「もしかして…セリフ入りのもあるんですかぁ？」



モバP「よくわかったな」



まゆ「うふ、だって聞きま――
」

モバP「俺持ってないのに」

まゆ「ッ！？」ｿﾞﾜｯ



モバP「欲しいんだけどな…なかなかタイミングが合わなくて手に入らな……って、まゆどうかしたか？」



まゆ「」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ


【 だめですよぉ… 】


まゆ「」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ


【 私のPさんにイタズラするなんて…… 】


まゆ「」ﾌﾗｯﾊﾞﾀﾝｯ



モバP「ま、まゆーーーーーッ！！！」



【 Tsuma 】



おしまゆ